JP2002518030A - 加熱装置とともに使用する揮発性物質キャリヤ - Google Patents

加熱装置とともに使用する揮発性物質キャリヤ

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JP2002518030A
JP2002518030A JP2000555491A JP2000555491A JP2002518030A JP 2002518030 A JP2002518030 A JP 2002518030A JP 2000555491 A JP2000555491 A JP 2000555491A JP 2000555491 A JP2000555491 A JP 2000555491A JP 2002518030 A JP2002518030 A JP 2002518030A
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リン エム. オルーク、
ジョン ダブリュ. ミッコネン、
ブライアン ティー. デイヴィス、
ジョン ジェイ. ギャツマイヤー、
Original Assignee
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/02Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air by heating or combustion
    • A61L9/03Apparatus therefor

Abstract

(57)【要約】 揮発性成分をそれによって発散されるべき加熱装置(12)へ供給するための揮発性物質キャリヤ(10)であり、加熱装置(12)が熱転送場およびこの熱転送場に隣接して揮発性物質キャリヤを位置決めするために通過通路の一端で挿入された揮発性物質キャリヤを受容するための通過通路を有する。揮発性物質キャリヤは揮発性成分の供給源を収容している実質的に一体の容器ブロックを有する。容器ブロックは寸法が熱転送場より大きい。前進装置が供給されそれによりユーザーは熱に対して容器ブロックの異なる部分を曝すために熱転送場を越えるように容器ブロックを手動で前進させることができる。かかる揮発性物質キャリヤの使用によりかかる加熱装置へ揮発性成分を供給する方法もまた、記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は蒸気放出装置に関する。より詳しくは、この発明は蒸発可能な材料
を空気中に発散させるためにヒーターに蒸発可能な材料を供給するための装置お
よび方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 蒸気放出材を蒸発させるように加熱装置内に位置決め可能であるマットまたは
他のキャリヤ(保持体)から蒸気解放材を供給すること良く知られている。例え
ば、マーテンズ、III等のアメリカ合衆国特許第4,849,606号を参照
してほしい。(アメリカ合衆国特許第4,849,606号および他のすべての
特許および特許出願の開示内容は参考として組み込まれている)。これらの装置
は、昆虫制御活性成分のような材料およびルームリフレッシング用香水を含む、
異なる揮発性材料を発散するのに有効である。特徴的なこととして、キャリヤは
揮発性材料源を更新するためにときどき交換されねばならない。多くの用途にお
いて、交換が必要となるまでの時間を延長するようにキャリヤの有用期間を延長
するのが望ましい。
【0003】 加えて、蚊またはその他の昆虫制御物質が充填された通常のマットを受容する
ように設計されて市場に出されている多数の昆虫制御加熱装置がある。これらの
装置の多くは、熱い表面または他の熱源上に保持されるようにマットが摺動する
収容穴、トラフ、または室を有している。これらの収容構造の正確な寸法および
形状は装置ごとに若干異なるものである。したがって、延長された有用期間を有
する揮発性成分キャリヤだけでなく、また異なる寸法の室に確実に嵌合し得るキ
ャリヤを有することが望ましい。
【0004】 延長された有用期間に関する必要性を検討すると、ペトリロのフランス特許第
2,547,735号は一連の接続されたタブレットを利用する発散装置を開示
している。タブレットはヒーター上で連続して動かされ、直前のタブレットが使
い切られたとき次のタブレットがヒーター上に移動される。残念ながら、この発
散装置は製造するのにコストがかかりかつ特別に設計されたヒーター開口ととも
に使用するように制限される指標方式を有している。他の装置は、またコストが
かかりかつ特別に設計された加熱装置に限定されるオープンリールテープ方式に
依存している。かかるテープ方式の多くの例があるが、1例として、また、ユー
ザーが異なる揮発性材料を選択できる、日本国特許出願第1−210488号を
参照してほしい。ゾベーレおよびペドロッティの国際特許出願WO96/289
70号は殺虫剤と共に用いられ、かつ枠内に保持されるポリマーブロックを提供
している。そのブロックは、かなりの期間にわたって持続するのに十分な殺虫剤
を保持することができる。
【0005】 蒸発可能な活性成分の長い持続源を得るために、他の製品は容器からヒーター
へ蒸発可能な液体材料を供給する芯を設けている。例えば、ゾベーレほかのアメ
リカ合衆国特許第5,095,647号およびシマンスキ等のアメリカ合衆国特
許第5,222,186号を参照してほしい。ゾベーレ・ヒーターモデルSCJ
−009として、イタリアのゾベーレ・インダストリエ・キミシェ・エス・ピー
・エーによって製造された市場で入手可能なヒーター装置は加熱されるセラミッ
クブロックを通って延びる鉛直通路を有している。ウィスコンシン州ラシーンの
、エス・シー・ジョンソン・アンド・サンは、液体昆虫制御製剤を収容するボト
ルを有し、このボトルが、これがヒーター装置の下側に取着されるときヒーター
の垂直通路によって嵌合する上方に延びる芯を有しているこのヒーター装置用の
揮発性物質供給体を販売している。この装置は有効であるが、溢出等されるよう
になっている液体の使用を必要としている。これに対比して、マーテンズ、II
Iほかのアメリカ合衆国特許第4,849,606号に開示の蒸発装置は揮発性
物質伝達膜で閉止されるプラスチツクトレー内に収容される蒸発可能なゲルを加
熱している。
【0006】 蒸発可能な材料をヒーターへ供給するための改良された装置および方法に関す
る需要が存在している。
【0007】 (発明の開示) 1態様において、本発明は、それにより発散されるべき加熱装置へ揮発性成分
を供給するための揮発性物質キャリヤを提供する。揮発性物質キャリヤの使用が
意図される加熱装置は、熱転送場およびこの熱転送場に隣接して揮発性物質キャ
リヤを位置決めするために通過通路の一端で挿入された揮発性物質キャリヤを受
容するための通過通路を有している種類である。それら加熱装置内の熱は炎を出
すかまたは触媒で燃焼される燃料によって、またはかかる装置に設けられるため
に当業者に周知の方法の他のいずれかによって触媒的に発生されてもよい。かか
る加熱装置は香水のような空気の質を変更する材料、昆虫制御成分、および材料
がかかる装置の温度に抗することかできるならば、発散されるべき他の揮発性材
料を発散するのに使用される。「揮発性成分」はかかるすべての材料を包含する
ように定義される。「昆虫制御成分」は昆虫を殺す材料ならびに殺虫剤、虫除け
剤、および昆虫成長抑制剤を含むがそれに限定されない、昆虫の生物学的機能ま
たは行動に影響を及ぼすあらゆる材料を含む。
【0008】 本発明の揮発性物質キャリヤは発散されるべき揮発性成分の供給源を収容して
いる実質的に一体の容器ブロックを含んでいる。用語「ブロック」は特定の形状
を暗示するようには向けられない。代わりに、「ブロック」は、繊維マット、非
流動ゲル、プラスチツクまたは他の固体材料等を含んでいる、非流動の材料の実
質的に一体のあらゆる物質を含んでいる。容器ブロックは、このブロックが、密
接してグループ分けされかつ好ましくは少なくとも互いに当接する一方、材料の
破断されない一体物(モノリス)に接合されない部分から作られるとしても、揮
発性成分の解放に関連して機能的に遮断されない材料塊であるならば「実質的に
一体」であるように定義される。しかし、好ましくは、容器ブロックは単一の、
分割されない材料ブロックでありかつ最も好ましくは、揮発性成分を受容しかつ
それを加熱装置の熱に曝されるとき放散することができるポリマーから作られる
。しかしながら、ブロックに形成可能でかつ揮発性成分の加熱解放用基板として
適する他の好都合な材料が代わりに使用され得る。好ましくは、容器ブロックは
使用中取り扱われる結果によって変形しない。容器ブロックは、また、揮発性成
分が放出されるとき消費する材料から作られる。
【0009】 本発明の容器ブロックはこれがともに使用され得る加熱装置の熱転送場より寸
法が大きい。本発明は、それにより、ユーザーが熱に対して容器ブロックの異な
る部分を曝すために、前記熱転送場を越えるように前記容器ブロックを手動前進
させることができる前進装置を含んでいる。
【0010】 容器ブロックの異なる選択された領域は異なる揮発性成分、同一の揮発性成分
の異なる濃度、またはかかる変化の組み合わせを支持することができる。これは
ユーザーが単一の揮発性物質キャリヤを使用しかつ前進装置を使用することによ
り、異なる揮発性成分または供給量または割合の間で選択するために熱転送場に
より容器ブロックの選択された位置に位置決めすることができる。例えば、高濃
度昆虫制御成分は、蚊の活動が盛んである夜に有用であり、そして低濃度、異な
る昆虫制御成分、または匂いのみは日中に適用される場合もある。
【0011】 好ましくは、揮発性物質キャリヤの前進装置は、容器ブロックが熱転送場を越
えるように移動されるとき前記容器ブロックの運動に互いに関連する信号をユー
ザーに供給する。信号はクリック音または他の雑音、歯止めの抵抗が可動部分を
手動で操作することにより克服されるとき感じる触知し得る信号、または材料が
窓の後ろで動かされるような異なる着色の材料の出現または線の出現といった視
覚表示、または動かされたり違いがわかるように整列されるインジケータのよう
な視覚信号にすることも可能である。他の信号は当業者には明らかでありかつ本
発明の広さと範囲とに含まれる。好ましくは、容器ブロックの運動は個別の漸進
でけであり、最も好ましくは、各漸進された運動はかかる信号によって伴われる
【0012】 本発明の一つの態様において、前進装置は容器ブロックを保持するフレームを
含んでいる。好ましくは、前記フレームは、ユーザーがそれにより揮発性物質キ
ャリヤを操作し得るハンドルを有しかつ通過通路内の僅かな屈曲に追随するよう
に十分に柔軟である。
【0013】 揮発性成分を発散するための多くの加熱装置は通過通路の一端に前記揮発性物
質キャリヤを挿入させかつ前記通過通路の他端で前記加熱装置を出させるように
設計されている。また、前述の存在する特徴から独立して、取り囲まれた通路、
トンネル、または室、開放されたトラフまたは通過通路といった他の構成を使用
する加熱装置が存在し、かかる貫通装置の横方向寸法は通路側部によって代表的
に画定される。本発明の他の態様において、かかる加熱装置に特に適する本発明
の揮発性物質キャリヤは長手方向に延出されたフレームを含み、このフレームは
通路側部および熱転送場に関連してフレームを位置決めするために通路側部に係
合するようにフレームから末端へ延在する複数の弾性指体を有している。好まし
くは、弾性指体は対向する通路側部に係合するようにフレームから延在する。
【0014】 好ましくは、指体は、意図された方向にのみ揮発性物質キャリヤの運動を促進
するように通過通路を通る前記揮発性物質キャリヤの意図された走行方向から離
れるようにある角度で傾斜する。本発明のさらに他の態様において、前記フレー
ムはストップタブを含んでおり、このストップタブは、前記揮発性物質キャリヤ
が前記ストップタブの位置を超えて加熱装置の通過通路に入るのを制限し、かつ
好ましくは、同様に阻止するために前記フレームから十分に離れるように末端に
延在するる。この構成は、前述の傾斜された指体と組み合わされるとき、揮発性
物質キャリヤが停止されかつタブに保持されるまで通過通路を通って一方向の揮
発性物質キャリヤの運動を助け、その結果加熱装置からの揮発性物質キャリヤの
予期しないまたは意図しない解放は抑制される。しかしながら、タブは、通過通
路を越えるように揮発性物質キャリヤをユーザーが意図的に動かすことができる
ように軸方向に十分な距離を手動で屈曲可能である。タブは、所望ならば、弾性
的の場合と非弾性的の場合があり、そして軸方向に屈曲されると所定位置にロッ
ク可能である。弾力があるがロック可能なストップタブが好適である。
【0015】 本発明の他の態様において、前述の揮発性物質キャリヤは、その後より広い寸
法に開くかまたは開いた出口において終端する付与された幅の挟み箇所を通過通
路が有する加熱装置とともに使用するのに特に適している。揮発性物質キャリヤ
の前記指体は、この指体が前記挟み箇所において通路側部に係合し、前記通過通
路を越えるような前記揮発性物質キャリヤの運動方向に前記指体を近接するよう
に屈曲させたり離れるように屈曲させたりするように十分に末端に延在すること
が好適である。その場合、前記挟み箇所の通過後、指体は末端まで弾力的に動く
【0016】 好適であるように、指体が前記フレームに沿って長手方向に間隔が置かれ、そ
して連続する指体が、挟み箇所の通過後、弾力的に末端まで戻るときの可聴クリ
ック音をユーザーが聞くことができるように十分に弾力的かつ堅いならば、この
作用は熱転送場を通って容器ブロックの漸進運動に対応する信号をユーザーに供
給する。
【0017】 以前に述べられたように、幾つかの現存する加熱装置はセラミックまたは他の
材料からなる加熱されたブロックを通って上方に延びている通路である通過通路
を有している。かかる加熱装置により、しかもまた加熱装置が、通過通路の他端
で加熱装置を出るような容器ブロックを許容するように設計される他の装置によ
り特に有用な本発明の実施例は、少なくとも容器ブロックが通過通路を通過する
とき容器ブロックの変形および妨害を回避する範囲に、変形に抗することかでき
る材料から好ましくは作られる、長手方向に延在する容器ブロックを含む。ブロ
ック容器は容器ブロックの第一端に固定され、ブロック容器は加熱装置に取着可
能であり、容器ブロックの第二端は通過通路と一直線に整列されかつそれに挿入
可能である。前記容器ブロックは前記熱転送場を越えるように前記容器ブロック
を前進させるために前記ブロック容器に関連して可動であるように設計されてい
る。
【0018】 好ましくは、ブロック容器は加熱装置に取着する外枠およびユーザーが通過通
路に容器ブロックを前進させるように作動し得る、手動で操作可能なブロック前
進装置を含む。これを達成するために、前記ブロック前進装置は容器ブロックの
第一端上で作動しかつ外枠と摺動可能に係合されるブロックホルダを含むことが
でき、その結果ユーザーが前記外枠に対して前記ブロックホルダを摺動するとき
、前記容器ブロックは前記熱転送場を通って動く。他のおよび好適な装置におい
て、前記ブロック前進装置は、ユーザーが回転可能な部分を回転するとき、容器
ブロックが熱転送場に対して動かされるように外枠と回転可能に係合されるノブ
または他の回転可能な部分を回転することによりユーザーによって作動される。
【0019】 いずれにしても、好ましくは、ブロック前進装置は、容器ブロックが熱転送場
に対して前進させられるとき前記容器ブロックの運動に対応する信号をユーザー
に供給する。例えば、ブロック前進装置が容器ブロックを動かすように回転され
るノブまたは他の回転可能な部分を有するとき、歯止め機構を設けるのが好適で
あり、この歯止め機構はクリック音または容器ブロックの漸進運動の触知し得る
信号を供給するために連続する漸進量において回転されるとき回転部分の運動に
克服可能に抗する。
【0020】 回転部分装置が使用されるとき、ブロック前進装置は、好ましくは、外枠に対
して回転可能に係合されるが長手方向に固定されるネジ付き軸、および容器ブロ
ックに対して長手方向に固定されかつネジ付き軸と螺合可能に係合されるナット
を含む。前記ネジ付き軸がナットに対して回転されるとき、前記容器ブロックは
熱転送場を通って動くように外枠に対して長手方向に動かされる。代替的に、逆
転装置が使用され、その際、前記ブロック前進装置は、外枠に関連して回転可能
に係合されるが長手方向に固定されるナット、および容器ブロックに対して長手
方向に固定されかつナットと螺合可能に係合されるネジ付き軸を含む。前記ナッ
トがネジ付き軸に対して回転されるとき、容器ブロックは前記外枠に対して長手
方向に動く。
【0021】 上述の種類の加熱装置によって発散されるべき揮発性成分を供給する本発明の
方法は上述されたように揮発性物質キャリヤを供給しそして容器ブロックを加熱
装置の熱転送場を通って動かす工程を含む。異なる揮発性成分を保持する領域を
有する容器ブロックが設けられるとき、加熱装置の熱転送場を通って前記容器ブ
ロックを動かす工程は所望の揮発性成分を保持している容器ブロックの領域を選
択する工程と、その領域を前記熱転送場に動かす工程と、を含むことができる。
その方法は、さらに、前記加熱装置に異なる揮発性成分を連続して発散させるた
めに前記容器ブロックの異なる選択された領域を前記熱転送場に連続して動かす
ことを含む。
【0022】 同一の揮発性成分の異なる濃度を支持する領域を有して容器ブロックが設けら
れるとき、前記加熱装置の熱転送場を通って前記容器ブロックを動かす前記工程
は、揮発性成分の所望の濃度を保持する前記容器ブロックの領域を選択する工程
と、前記加熱装置に揮発性成分の選択された量を発散させるように前記領域を前
記熱転送場に動かす工程と、を含む。本方法は、さらに、前記加熱装置に前記揮
発性成分の異なる量を連続して発散させるように前記容器ブロックの異なる選択
された領域を前記熱転送場に対して連続して動かすことを含む。
【0023】 (発明を実施するための最良の形態) さて、同様な参照番号が幾つかの図を通して同様なかつ対応する部分に付され
た図面を参照すると、本発明の揮発性物質キャリヤの第1実施例が図1に符号1
0で総括的に示されている。揮発性物質キャリヤ10は、符号12で総括的に示
される、通常の加熱装置の近くに位置決めされて示されている。
【0024】 揮発性成分を蒸発させるための加熱装置は、とくに、繊維マットまたは液体保
持芯から昆虫制御成分を蒸発させる加熱装置であるように良く知られている。通
常の加熱装置12は、イタリアのゾベレ・インダストリエ・キミシェ・エス・ピ
ー・エーによって作られかつウィスコンシン州ラシーンの、エス・シー・ジョン
ソン・アンド・サン社によって販売され、市場で入手可能なヒーターモデルSC
J−009に大体において対応している。SCJ−009装置は以下で説明され
る本発明の特別な実施例によって使用するのに好適であるが、本発明はSCJ−
009装置とともに使用するようには決して限定されない。これに反して、揮発
性物質キャリヤ10は、通常のマットまたは液体保持芯装置の代替物として役立
っている、異なるマットまたは芯型加熱装置とともに柔軟に使用可能であるよう
に設計されている。
【0025】 加熱装置12は電気コンセントに差し込まれるように設計されている。熱はセ
ラミックブロック内に配置される抵抗または他の電気的ヒーター(図示せず)に
よって発生される(さらに議論されるように、揮発性物質キャリヤの第2実施例
に関連する図6の符号13において最良に見られる)。セラミックブロック13
は加熱装置が通電されると熱くなる。セラミックブロック13の頂部面14(図
3)は露出されていて、発散されるべき揮発性成分のマットまたは他のキャリヤ
を受容するようになされている。頂部面14は、熱がマットまたは他の揮発性物
質保持キャリヤへ転送される、熱転送場として役立つ。一般に、この種のすべて
の通常の加熱装置は或る熱源から加熱装置とともに使用されるマットまたは揮発
性物質保持キャリヤへの熱の転送に備えている。その熱転送の場所は、特徴的に
は、加熱された板または通路触媒ヒーターの上に置かれた選択された寸法のグリ
ッド等の使用によって寸法が制限される。ここで使用される用語「熱転送場」は
熱転送の場所に言及しかつ基本的に固定の区域を有するように言及される。
【0026】 加熱装置12は、また、それが通路側部20を有する通過通路18を備えてい
る本体16を有することにより多数の通常の加熱装置の特徴を示している。一般
に、マットまたは他の通常の揮発性物質保持装置は、キャリヤが熱転送場に達す
るまで加熱装置内で摺動するように、加熱装置内にまたはその上に挿入される。
共通の配置は、例えば、使用済みのマットを新しい新鮮なマットによって押して
、使用済みのマットを加熱装置からはずすように移動することにより、使用済み
のマットを交換することにある。通過通路はかかるマットまたは他の揮発性物質
保持キャリヤによって加熱装置12が追随するルートを画成しており、そして通
路側部20は、キャリヤが熱転送場に適切に置かれることを確実にする、ガイド
として役立つ。
【0027】 加熱装置12の通過通路18は保護グリッド22の下の加熱装置の側からのの
マットの挿入を許容し、使用済みのマットは、新しいマットが通過通路内に挿入
されるとき加熱装置の反対側から押し出される。加熱装置12は、また、図6に
符号42で示されるかつ以下で議論される鉛直通路のごとき代替の通過通路を備
えることもできる。
【0028】 揮発性物質キャリヤ10は、揮発性成分源を含んでいる実質的に一体の容器ブ
ロック24(上記で、「実質的に一体」および「ブロック」として定義される)
を有している。容器ブロック14は長手方向に延長されかつ大きさが加熱装置の
熱転送場より大きい。容器ブロック24は、好ましくは、ポリアミドセグメント
と交互にされたポリエーテルセグメントの線状の規則性共重合によつて得られた
ポリエーテル−ポリアミド共重合体から構成される。かかる共重合体はこの用途
のために優れた化学的および機械的特性を有しかつ異なる商品名により市場で入
手可能である。この材料はその機械的特性が、この材料が流し込み成形、押し出
し成形、射出成形、シート流し込み成形、または他の通常の成形方法によって異
なる有用な形状に形作られるのを許容するため部分的に好適である。
【0029】 ポリエーテル−ポリアミド共重合体材料はこれらを揮発性成分の適切な溶液中
に置くことにより昆虫制御または他の揮発性成分で含浸され得る。ヒーターとと
もに使用するにかかる揮発性解放物質を形成する技術に関するペドロッティのヨ
ーロッパ特許EP671.123を参照してほしい。共重合体のポリエーテルお
よびポリアミド部分の異なる相対的パーセンテージにより、異なる揮発性成分負
荷および保持特性を選択することができる。
【0030】 昆虫制御成分は好適な揮発性成分である。容器ブロック24の異なる領域が異
なる成分濃度により、または異なる成分により処理され得る。有用な昆虫制御成
分は有機燐系殺虫剤、リピダミド殺虫剤、シトロネラ油のような天然の駆除剤、
天然の除虫菊および除虫菊抽出物、および合成ピレスロイドを含むが、これらに
限定されない。合成ピレスロイドエスビオスリンがとくに好適であり、ピバック
ス4033およびピバックス3533(ゾベーレ・インダストリエ・キミシュ・
エトメピーエーから入手可能)として市場で知られているポリエーテル−ポリア
ミド共重合体から作られる重合体容器ブロックとともに使用される。
【0031】 揮発性物質キャリヤ10は前進装置として役立つハンドル26を含み、このハ
ンドルによってユーザーは加熱装置12の熱転送場を通って容器ブロック24を
手動で前進させることができる。ハンドル26を使用することにより、容器部分
の異なる部分を熱に曝すために、ユーザーは容器ブロック24の選択された部分
を、熱転送場へ動かすことが可能である。
【0032】 揮発性物質キャリヤ10は容器ブロック24を保持するフレーム28を有して
おり、ハンドル26は、好ましくは、フレームの1部分になっている。好ましく
は、符号10で示された実施例におけるように、フレーム28は長手方向に延長
されかつ複数の弾性指体30を有している。弾性指体30はフレームから末端に
延びており、好ましくは、フレーム少なくとも一つの側部からかつ好ましくは二
つの対向する側部から側方に延びている。
【0033】 フレーム28の一つの側部のみにまたは二つの対向する側部に置かれるかどう
かに関係なく、弾性指体30は加熱装置12の通過通路18の少なくとも1つか
つ好ましくは対向通路側20に係合するのに十分に長くなっている。したがって
、弾性指体30は通過通路18内にフレーム28を位置決めする。指体30は弾
力を有するため、それらは異なる加熱装置の通過通路内で作動することができ、
異なる通路幅に嵌合しかつかかる通過通路内に存在する場合の凹みおよび突起を
通って動くように屈曲する。
【0034】 好ましくは、符号10で示された揮発性物質キャリヤにおけるように、弾性指
体30は通過通路を通る揮発性物質キャリヤの意図された走行方向から離れるよ
うなある角度で傾斜している。この配置は、揮発性物質キャリヤの意図された方
向にのみへの運動を助ける。
【0035】 加熱装置12の通過通路18は、付与された制限された幅の挟み箇所32を有
して、その幅の挟み箇所32後、より広い寸法に開く。他の通常の加熱装置にお
いて、通過通路は、単純に出口で終端することにより、比較的幅広の通路に開く
通路「挟み箇所」の全長をなす一種類の幅全体であってもよい。弾性指体30は
十分に末端に延びて、これらの指体が挟み箇所において通路側部20に係合し、
指体が通過通路を越える揮発性物質キャリヤ10の運動の方向から指体30が離
れて傾斜する方向に、フレーム28に向かって、隣接して屈曲することを必要と
している。いったん挟み箇所32を通ると、指体30は末端まで弾力的に戻る。
【0036】 好適な実施例の指体30はフレーム28に沿って長手方向に間隔が置かれ、ユ
ーザーが可聴クリック音を聞くかまたは指体が挟み箇所を通るときに指体が末端
で跳ねるような触知し得る衝撃を感じることができる程度に十分弾力的かつ堅い
。結果として、ユーザーは、熱転送場を通る容器ブロック24の漸進運動に対応
する信号を受け取る。
【0037】 好ましくは、示された実施例におけるように、少なくとも1つかつ好ましくは
2つのストップタブ34が、好ましくはほぼハンドル26の位置で、フレーム2
8から末端に延び、かつ好ましくは揮発性物質キャリヤ10の意図された走行方
向に傾斜している。ストップタブ34は揮発性物質キャリヤ10がストップタブ
の位置を超えて通過通路18に入るのを阻止するためにフレーム28から十分に
離れて末端に延びている。ユーザーは、通過通路18を越えるように揮発性物質
キャリヤ10を意図的に動かし得るようにストップタブを近接するように十分に
屈曲させるようにして、ストップタブ34を内方に向けてつまむことができる。
好ましくは、ストップタブ34は、揮発性物質キャリヤ10を加熱装置12から
自由に通過させるために通過通路18の最も狭い挟み箇所より狭い幅により屈曲
された位置に、非弾性的に屈曲するかまたはロックする。図示の好適な実施例に
おいて、ストップタブ34の末端は係合面36に接触し、かつタブ34の屈曲さ
れた位置にロックする。
【0038】 本発明の揮発性物質キャリヤの第2の実施例が図5に符号38で総括的に示さ
れている。第2実施例38は、上述した、加熱装置12に概略匹敵し得る、加熱
装置40とともに使用して図4に示されている。加熱装置12および40に対応
する部分は同一の参照番号が付与され、分けて説明されない。加熱装置40は、
セラミックブロック13がそれを通って延びる概略鉛直の通路42を有し、本体
16が前記通路の直ぐ下に入口ポート44(図6において見ることができる)を
備えかつグリッド22が前記通路の直上に対応する出口ポート46(図4に示さ
れる)を備えていることによって加熱装置12から異なっている。通路42は通
過通路として使用されることができ、セラミックブロック13内の通路の壁は熱
転送場になっている。記載されたような通路42は一端で挿入された容器ブロッ
クを受容し得る通過通路であり、加熱装置40は容器ブロックを通過通路の他端
で出させるように設計されている。
【0039】 本発明の揮発性物質キャリヤの第2実施例38は長手方向に延長されている柱
状の容器ブロック48を有している。第2実施例38は容器ブロック48の第1
端52に固定されたブロック容器50を含み、このブロック容器は実質的に容器
ブロックを収容することができる。ブロック容器50加熱装置40に取着可能で
あり、柱状容器ブロック48の第2端54は通路42と一直線に整列されかつそ
れに挿入可能である。容器ブロック48は手動操作可能なブロック前進装置によ
ってブロック容器50に関連して長手方向に移動可能であり、その結果容器ブロ
ックは通路42へ手動で前進させ熱転送場を通過させることが可能である。
【0040】 好ましくは、ブロック容器50は入口ポート44において取着する外枠56を
含んでいる。好ましくは、図6に符号58で示されるブロックホルダに匹敵し得
るブロックホルダが容器ブロック48の第1端52に取着されるかまたは少なく
ともそれにに作動的に関連付けられる。当業者に周知のバヨネット、スナップ、
摩擦、または他の取着機構が代わりに使用されてもよいが、好ましくは、外枠5
6および入口ポート44はネジ山を有し、螺合関係において取着する。ブロック
前進装置は、好ましくは、ブロック容器50の1部分を形成している。ブロック
ホルダ58は外枠56と摺動可能に係合されるように設計されることができ(外
枠内で単に摺動することによるかまたは図示しないその他の従来の装置によって
)、ユーザーが外枠に対してブロックホルダを摺動して熱転送場を通って容器ブ
ロックを移動させるために設けられる。
【0041】 しかしながら、好ましくは、ブロック前進装置は、長手方向に固定されるが外
枠56に対して回転可能に係合されかつ外枠に対して回転されるとき、熱転送場
を越えるように容器ブロック48を動かすノブ60を含んでいる。ネジ付き軸6
2が容器ブロック48の長手方向軸線に対して平行に延びそして好ましくはノブ
60に固着され、それにより長手方向に固定した、回転関係において外枠56に
取着されている。ネジ付き軸62は、直接またはブロックホルダ58とのネジ係
合によって容器ブロック48とネジ係合されている。容器ブロック48間ブロッ
クホルダ58のネジ部分は長手方向にかつ回転固定の両方の関係において容器部
分に取着されるナットを構成している。
【0042】 容器ブロック48(直接またはブロックホルダ58を経由して)は、図6およ
び図7に示されるように、容器ブロックの長手方向に延びるスロット64によっ
ておよび/または外枠上の長手方向に延びるリブ66に係合するブロックホルダ
によって外枠56内で回転することから守られ得る。外枠56のごとき構造内で
回転することから容器ブロック48のごとき構造を守るようなそのおよび代替の
装置は当該技術に熟練した者には良く知られている。そこで、ノブ60および取
着されたネジ付き軸62が回転されるとき、容器ブロック48は長手方向に移動
する。同様に、容器ブロック48は、ネジ付き軸62が容器ブロックに固着され
(直接またはブロックホルダ58を経由して)かつノブにネジ係合されるならば
、ノブ60によって動かされ得る。この装置において、ノブは、ネジ付き軸上で
螺合関係において回転する、ナットとして作用する。
【0043】 ブロック前進装置は容器ブロックが熱転送場を越えるように前進させられると
き容器ブロックの運動に対応する信号をユーザーに供給するのが望ましい。好ま
しくは、ブロック前進装置は、ノブが連続する漸増量において回転されるとき外
枠56に対するノブ60の回転運動に克服可能に抵抗する歯止め機構を含んでい
る。例えば、ノブ60の内面は外枠56に向かって呈するスカラップ(扇形切り
欠き部)68を有することが可能で、かつ外枠は、図8に最良に示されるように
、スカラップに向かって偏倚されかつそれに摺動可能に係合されるばね70を有
することもできる。ノブ60が回転されるとき、ノブ60の漸進運動と、その結
果の容器ブロック48の漸進運動との、ユーザーが触知し得る信号をユーザーへ
供給するように、ばね70はスカラップ68から次のスカラップ68に素早く動
く。
【0044】 本発明の揮発性物質キャリヤの第3の実施例が図9に符号72で総括的に示さ
れている。第1および第2実施例10,38の部分および特徴に直接対応する第
3実施例72の部分および特徴は同様な参照番号が付与されかつ個別には議論さ
れない。第3実施例72は、ノブ74(第2実施例38のノブ60に機能的に対
応している)が外枠76(第2実施例の外枠56に機能的に対応する)内で内部
に取り付けられることを除いて、記載したばかりの、第2実施例と概略同一の方
法において使用される。タブ78が外枠76に形成されたノッチ82に解放可能
に係合しかつ容器ブロック82(第2実施例の容器ブロック48に対応する)の
漸増前進の触知可能なかつ視覚による信号を供給するためにノブ74から突出し
ている。ノッチ80が、まったく非限定例として、多分、毎晩一度、熱転送場へ
容器ブロックの新鮮な部分を導入して、昆虫制御成分の夜毎の量を解放するよう
に、容器ブロック82を前進させるためにユーザーに信号を送るために、図9に
示される番号のごとき、書かれた表示により印がつけられてもよい。ノブ74を
回転することにより容器ブロック82を前進させるための異なる機構は当業者に
は明らかであり、そして第2実施例38に関連して開示された構造に大体におい
て対応することができる。
【0045】 第2および第3の両実施例38,72は、揮発性の活性成分の早すぎる損失を
回避するために使用前にそれぞれの容器ブロックを被覆する取り外し可能なキャ
ップ71,84を備えている。
【0046】 先行の記載は単に本発明の好適な実施例についてである。当業者は、それにも
かかわらず本発明の範囲および広さに含まれる代替の実施例を容易に理解するだ
ろう。したがって、本発明の全体の範囲を理解するために特許請求の範囲を見る
べきである。
【0047】 (産業上の利用可能性) 本発明の揮発性物質キャリヤは適切な発散装置に揮発性成分を供給するのに有
用であり、その成分は昆虫を制御するのに、空気に匂いを付けるかまたは臭気を
取り除くのに、および他の目的に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 通常の加熱装置に並んで位置決めされて示される、本発明の揮発性物質キャリ
ヤの、上部から及び側部への正面斜視図である。
【図2】 図1に示された加熱装置に挿入されて示される、図1の揮発性物質キャリヤの
図である。
【図3】 図2の断面線3−3に沿った図であり、図2に示した加熱装置(示された加熱
装置の破断された部分のみを有する)に部分的に挿入された、図2の揮発性物質
キャリヤの断面図である。
【図4】 通常の加熱装置内に位置決めされて示される、本発明の揮発性物質キャリヤの
代替の実施例の、上方からかつ側部への斜視図である。
【図5】 保護キャップを備えて示される、図4の揮発性物質キャリヤの、上方からかつ
側部への斜視図である。
【図6】 図4の断面線6−6に沿った、図4に示された揮発性物質キャリヤおよび通常
の加熱装置の断面図である。
【図7】 図6の断面線7−7に沿った、図6に示した揮発性物質キャリヤの断面図であ
る。
【図8】 図6の断面線8−8に沿った、図6に示した揮発性キャリヤの第2の断面図で
ある。
【図9】 保護キャップとともに示される、本発明の揮発性物質キャリヤの第3実施例の
、上方からかつ側部への斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月24日(2000.7.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 延長された有用期間に関する必要性を検討すると、ペトリロのフランス特許第
2,547,735号は一連の接続されたタブレットを利用する発散装置を開示
している。タブレットはヒーター上で連続して動かされ、直前のタブレットが使
い切られたとき次のタブレットがヒーター上に移動される。残念ながら、この発
散装置は製造するのにコストがかかりかつ特別に設計されたヒーター開口ととも
に使用するように制限される指標方式を有している。他の装置は、またコストが
かかりかつ特別に設計された加熱装置に限定されるオープンリールテープ方式に
依存している。かかるテープ装置の多くの例がある。1例は、テープが揮発性材
料を収容する幾つかの部分がヒーターの上方の所定位置にあることを使用者に指
示するような表示を備えているイギリス特許第2,122,903号である。請
求項1の前文部分はこの明細書に基づいている。ゾベーレおよびペドロッティの
国際特許出願WO96/28970号は殺虫剤と共に用いられ、かつ枠内に保持
されるポリマーブロックを提供している。そのブロックは、かなりの期間にわた
って持続するのに十分な殺虫剤を保持することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AP(GH,GM ,KE,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW) ,AU,BR,CN,CZ,HU,ID,IL,IN, JP,KR,MX,NO,NZ,PL,RU,SG,S K,TR,UA,VN,ZA (72)発明者 デイヴィス、 ブライアン ティー. アメリカ合衆国 53105 ウィスコンシン 州 バーリントン マディソン ストリー ト 540 (72)発明者 ギャツマイヤー、 ジョン ジェイ. アメリカ合衆国 08853 ニュージャージ ー州 ネシャニック ステイション ロー ヒル ロード 85 Fターム(参考) 2B121 AA11 CA04 CA16 CA18 CA19 CA36 CA49 CA59 CA60 CA66 CC02 CC23 EA01 FA02 FA08 FA14 4C080 AA03 BB03 BB07 BB10 HH09 JJ05 JJ06 KK03 LL05 LL09 LL10 NN02 NN23 QQ01 QQ12 QQ13 QQ14 QQ16

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性成分をそれによって発散されるべき加熱装置へ供給し
    、前記加熱装置が熱転送場およびこの熱転送場に隣接して揮発性物質キャリヤを
    位置決めするために通過通路の一端で挿入された揮発性物質キャリヤを受容する
    ための通過通路を有している揮発性物質キャリヤにおいて、前記揮発性物質キャ
    リヤが、 a.前記揮発性成分の供給源を収容する実質的に一体の容器ブロックであって
    、この容器ブロックの大きさが前記熱転送場より大きな前記容器ブロックと、 b.熱に対して前記容器ブロックの異なる部分を曝すように、前記熱転送場を
    越えるよう前記容器ブロックをユーザーが手動で前進させることができる前進装
    置と、 を有することを特徴とする揮発性物質キャリヤ。
  2. 【請求項2】 前記揮発性成分が昆虫制御成分であることを特徴とする請求
    項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  3. 【請求項3】 前記容器ブロックの異なる領域が異なる揮発性成分を保持し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  4. 【請求項4】 前記容器ブロックの異なる領域が前記揮発性成分の異なる濃
    度を保持していることを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  5. 【請求項5】 前記前進装置が、前記容器ブロックが前記熱転送場を通って
    移動されるとき前記容器ブロックの運動に対応する信号をユーザーに供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  6. 【請求項6】 前記容器ブロックの運動が不連続の漸進によることを特徴と
    する請求項5に記載の揮発性物質キャリヤ。
  7. 【請求項7】 前記前進装置が前記容器ブロックを保持するフレームを含み
    、前記フレームが、ユーザーがそれにより前記揮発性物質キャリヤを操作し得る
    ハンドルを有していることを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  8. 【請求項8】 前記通過通路が通路側部を有している加熱装置とともに使用
    するために、前記揮発性物質キャリヤが長手方向に延長されたフレームを含み、
    このフレームが、前記通路側部および前記熱転送場に関連して前記フレームを位
    置決めするために前記通路側部に係合するように前記フレームから末端へ延在す
    る複数の弾性指体を有していることを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キ
    ャリヤ。
  9. 【請求項9】 前記通過通路の一端に前記揮発性物質キャリヤを挿入させか
    つ前記通過通路の他端で前記加熱装置を出させるように設計された加熱装置とと
    もに使用するように、前記指体が、前記通過通路に挿入されるとき、意図された
    方向にのみ前記揮発性物質キャリヤの運動を促進させるように、前記通過通路を
    通る前記揮発性物質キャリヤの意図された走行方向から離れるようなある角度で
    傾斜されることを特徴とする請求項8に記載の揮発性物質キャリヤ。
  10. 【請求項10】 前記指体が、前記通過通路を通る前記揮発性物質キャリヤ
    の意図された走行方向から離れるようなある角度で永続的に傾斜されたことを特
    徴とする請求項9に記載の揮発性物質キャリヤ。
  11. 【請求項11】 前記フレームがストップタブを含んでおり、このストップ
    タブが、前記揮発性物質キャリヤが前記ストップタブの位置を超えて前記通過通
    路に入るのを制限するために前記フレームから十分に離れて末端に延び、ユーザ
    ーが前記揮発性物質キャリヤを前記通過通路を越えるように意図的に動かせるよ
    うに、前記ストップタブは十分近接するように手動で屈曲可能であることを特徴
    とする請求項9に記載の揮発性物質キャリヤ。
  12. 【請求項12】 前記通過通路の一端において前記揮発性物質キャリヤを挿
    入させかつ前記通過通路の他端において前記加熱装置から前記揮発性物質キャリ
    ヤを出させるように設計された加熱装置とともに使用するように、前記通過通路
    が、その後より広い寸法に至るかまたは開く付与された幅の挟み箇所を有し、前
    記揮発性物質キャリヤの前記指体が、この指体が前記挟み箇所において通路側部
    に係合して前記指体を前記通過通路を越える前記揮発性物質キャリヤの運動方向
    の軸に近接するように屈曲させかつ離れるように屈曲させるように末端へ十分に
    延在し、前記指体が前記挟み箇所を通過した後、末端に弾力的に動くことを特徴
    とする請求項8に記載の揮発性物質キャリヤ。
  13. 【請求項13】 前記指体が前記フレームに沿って長手方向に間隔が置かれ
    、前記容器ブロックが前記熱転送場を通って前進させられるとき前記容器ブロッ
    クの漸進運動に対応する信号をユーザーに供給するように、前記挟み箇所を通過
    した後連続する指体が末端まで弾力的に戻るときの可聴クリック音をユーザーが
    聞き得る程度に十分弾性的かつ堅いことを特徴とする請求項12に記載の揮発性
    物質キャリヤ。
  14. 【請求項14】 前記指体が前記フレームの対向しあう側部から末端に延在
    することを特徴とする請求項8に記載の揮発性物質キャリヤ。
  15. 【請求項15】 前記揮発性物質キャリヤを前記熱転送場に隣接して位置決
    めする、前記通過通路の一端に挿入された容器ブロックを受容するための通過通
    路を有する加熱装置とともに使用するように、前記加熱装置が前記通過通路の他
    端で前記加熱装置を出るような前記容器ブロックを許容するように設計され、そ
    の際前記容器ブロックが長手方向に延出されかつ前記揮発性物質キャリヤが前記
    容器ブロックの第1端に固定されたブロック容器を含み、このブロック容器が前
    記通過通路と一直線に整列されかつそれに挿入可能である前記容器ブロックの第
    2端により前記加熱装置に取着可能であり、前記容器ブロックが前記熱転送場を
    通って前記容器ブロックを前進させるために前記ブロック容器に関連して可動で
    あることを特徴とする請求項1に記載の揮発性物質キャリヤ。
  16. 【請求項16】 前記ブロック容器が前記加熱装置に取着する外枠およびユ
    ーザーが前記通過通路に前記容器ブロックを前進させるように作動し得る手動操
    作可能なブロック前進装置を含んでいることを特徴とする請求項15に記載の揮
    発性物質キャリヤ。
  17. 【請求項17】 前記ブロック前進装置が前記外枠と摺動可能に係合されか
    つユーザーが前記外枠に対して前記ブロックホルダを摺動するとき、前記熱転送
    場に対して前記容器ブロックを動かすブロックホルダを含むことを特徴とする請
    求項16に記載の揮発性物質キャリヤ。
  18. 【請求項18】 前記ブロック前進装置が前記外枠と回転可能に係合されか
    つその部分が回転されるとき、前記熱転送場に対して前記容器ブロックを動かす
    ことを特徴とする請求項16に記載の揮発性物質キャリヤ。
  19. 【請求項19】 前記ブロック前進装置が、前記容器ブロックが前記熱転送
    場に対して前進させられるとき前記容器ブロックの運動に対応する信号をユーザ
    ーに供給することを特徴とする請求項18に記載の揮発性物質キャリヤ。
  20. 【請求項20】 前記ブロック前進装置が、前記回転可能な部分が前記容器
    ブロックの漸進運動についてユーザーに触知可能な信号を供給するために連続す
    る漸進量において回転されるとき前記外枠に対して前記回転可能な部分の回転運
    動に克服可能に抗する歯止め機構を含んでいることを特徴とする請求項18に記
    載の揮発性物質キャリヤ。
  21. 【請求項21】 前記ブロック前進装置が、 a.前記外枠に対して回転可能に係合されるが前記外枠に対して長手方向に固
    定されるネジ付き軸と、 b.前記容器ブロックが前進させられるとき前記容器ブロックに対して固定さ
    れかつかつ前記ネジ付き軸がナットに対して回転されるとき前記外枠に対して前
    記容器ブロックを長手方向に前進させるために前記ネジ付き軸と螺合可能に係合
    される、長手方向のナットと、 を含むことを特徴とする請求項18に記載の揮発性物質キャリヤ。
  22. 【請求項22】 前記ブロック前進装置が、 a.前記外枠に対して回転可能に係合されるが前記外枠に対して長手方向に固
    定されるナットと、 b.前記容器ブロックが前進させられかつ前記ナットがネジ付き軸に対して回
    転されるとき前記外枠に対して前記容器ブロックを長手方向に動かすように前記
    ネジ付き軸と螺合可能に係合されるとき前記容器ブロックに対して長手方向に固
    定されるネジ付き軸と、 を含むことを特徴とする請求項18に記載の揮発性物質キャリヤ。
  23. 【請求項23】 請求項1の加熱装置によって発散されるべき揮発性成分を
    供給するための揮発性成分供給方法において、この方法が、 a.請求項1の前記揮発性物質キャリヤを供給するステップと、 b.前記容器ブロックを前記加熱装置の熱転送場を越えるように動かすステッ
    プと、 を有することを特徴とする揮発性成分供給方法。
  24. 【請求項24】 供給された前記揮発性物質キャリヤが請求項3のキャリヤ
    であって、前記加熱装置の熱転送場を越えるように前記容器ブロックを動かすス
    テップが、所望の揮発性成分を保持している容器ブロックの領域を選択するステ
    ップと、その領域を前記熱転送場に動かすステップと、を含んでいることを特徴
    とする請求項23に記載の揮発性成分供給方法。
  25. 【請求項25】 前記加熱装置の熱転送場を通って前記容器ブロックを動か
    す前記ステップが、前記加熱装置に異なる揮発性成分を連続して発せさすように
    前記容器ブロックの異なる選択された領域を前記熱転送場へ連続して動かすこと
    をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の揮発性成分供給方法。
  26. 【請求項26】 供給された前記揮発性物質キャリヤが請求項4のキャリヤ
    であって、前記加熱装置の熱転送場を通って前記容器ブロックを動かす前記ステ
    ップが、前記揮発性成分の所望の濃度を保持する前記容器ブロックの領域を選択
    するステップと、前記加熱装置に揮発性成分の選択された量を発せさすように前
    記領域を前記熱転送場へ動かすステップと、を含んでいることを特徴とする請求
    項23に記載の揮発性成分供給方法。
  27. 【請求項27】 前記加熱装置の熱転送場を通って前記容器ブロックを動か
    す前記ステップが、前記加熱装置に前記揮発性成分の異なる量を発せさすように
    前記容器ブロックの異なる選択された領域を前記熱転送場へと連続して動かすこ
    とをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の揮発性成分供給方法。
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