JP2002517906A - GaP半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

GaP半導体装置及びその製造方法

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JP2002517906A JP2000552723A JP2000552723A JP2002517906A JP 2002517906 A JP2002517906 A JP 2002517906A JP 2000552723 A JP2000552723 A JP 2000552723A JP 2000552723 A JP2000552723 A JP 2000552723A JP 2002517906 A JP2002517906 A JP 2002517906A
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オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー オッフェネ ハンデルスゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 GaP基板及び該基板上に配置されたエピタキシャル層からなる半導体装置、その際前記層はn形ドープされた部分層及びp形ドープされた部分層を有する。両者の部分層の間の境界領域にpn接合が形成されている。エピタキシャル層は異物、即ちNと同一でない第3及び/又は第5主族の元素を含有しかつそのGaPエピタキシャル層内の濃度は1020cm- 未満である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の半導体装置に関する。さらに、本発明
は請求項7の上位概念に記載の半導体装置の製造方法に関する。
【0002】 GaPからなる発光ダイオード(LED:Light Emitting Diods)は既に久し
い以前から公知でありかつ最も頻繁に使用されるLEDの1つに発展した。純粋
なGaP半導体材料をベースとするLEDは機能性を有しかつ実地の用途分野を
有しているが、GaP−LEDは間接的バンド構造に基づき大抵意図的に不純物
がドープされる。等電中心とも称されるこのような不純物の導入により、電荷担
体の著しく大きい部分が光を放出して再結合され、このことは著しく強い明るさ
のLEDを可能にする。GaP:Nで示されるダイオードは、等電中心としてN
からなる不純物を使用しかつ緑〜黄色のスペクトル領域を放出する。その際、p
n接合のp側に注入された電子は等電性Nによって局在化され、その際今や荷電
されたN-コンプレックス(N-Komplex)は正孔を引き寄せる。電子と正孔は結合
されたエキシトンを形成しこれは次いで放射崩壊する。
【0003】 さらに、GaP−LEDが公知であり、これは等電性不純物として中性のZn
−Oコンプレックスを含有しかつ赤色のスペクトル領域内で発光する。この場合
も、結果として、Zn−Oコンプレックスで形成されるエキシトンの崩壊からの
放出が生じる。
【0004】 さらに既に、光学活性エピタキシャル層がGaAs - 準三元III−
V混晶から構成されたLEDが公知である。隣含量x>0.45で、この半導体
材料も間接遷移形を有するので、放射再結合のためにN不純物が必要になる。x
=0.6では、オレンジ赤色が達成される。黄色発光LEDを製造するためには
、混晶内の隣含量を85%まで高めることができる。
【0005】 間接的バンド構造に基づき、GaP−LEDは、結晶構造の不純物化及び障害
に対して特に敏感である。従って、強い明るさのダイオードを製造するためには
、できる限り低い転位密度を有するGaP基板を選択すべきである。GaP−L
EDのもう1つの欠点は、作動時間が長くなるに伴いGaP−LEDの輝度の比
較的強度の低下が観察されることにある。
【0006】 輝度低下を液相エピタキシーの際に特殊な温度制御プロフィールにより、でき
るだけ純粋な出発物質の使用により及び電気的に活性のドーピングの実施により
好ましい影響を及ぼすことが既に提案された。米国特許明細書US4,303,4
64には、結晶にGaP内で電気的に活性のドーピング物質を施すことよりなる
、GaP結晶のためのチョクラルスキー製造方法が記載されている。この場合に
は、低い欠陥頻度及び良好な光学的特性を有する結晶が達成される。
【0007】 刊行物“Free-excition radiation from p-i-n diodes of Gap doped with in
dium and oxygen”, A. Tanaka et al., Applied Physics Letters, Band 28 No
. 3 (1976), p. 129-130から、強烈な緑及び薄い赤色光を放出するGaP−LE
Dが公知である。固有の範囲は酸素供与体により発生されかつ放出光の強度はI
nドーピングにより強化される。
【0008】 文献:Maximilian Bleicher著“Halbleiter-Optoelektronik”, Dr. Alfred H
uething Verlag GmbH, Heidelberg, 1986, p. 152-161、特にp. 155に、請求項
1の上位概念に記載のGaP:N−LED及び請求項7の上位概念に記載の製造
方法が記載されている。
【0009】 本発明の基礎とする課題は、十分な長時間安定性挙動及び特にLEDとして電
流負荷の下で低い輝度低下を示す、GaP基板をベースとする冒頭に記載した形
式の半導体装置を提供することである。さらに、本発明は、このような半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】 これらの課題を解決するために、請求項1及び7の特徴を提供する。
【0011】 本発明は、Nと同一でない第III及び/又はV主族の異物を添加することに
よりエピタキシャル成長した結晶格子を意図的に緊張させるという思想を基礎と
する。それにより、格子安定化が達成され、該格子安定化は、GaP基板に存在
する転位は従来程はっきりとせずにエピタキシャル層内の障害として継続し(即
ち、遮へい効果が達成される)かつ電流負荷により惹起された、照度低下(Degr
adation)の原因となる成長した結晶格子内の変換プロセスが少なくとも部分的
に中断されることを惹起すると見なされる。照度低下の減少の他に、こうしてL
EDの寿命延長も達成される。
【0012】 GaPエピタキシャル層に、GaPエピタキシャル層内で等電中心として作用
する不純物コンプレックス(Stoerstellenkomplex)、例えばN又はZn−Oを
ドープすることにより、高い輝度を有する本発明によるLEDを製造することが
できる。
【0013】 異物の濃度は、異物添加がそれ自体で転位又は別の結晶欠陥の発生を生じない
ように、一定の高さを上回るべきでない。最大の濃度値は、その都度使用される
異物に基づき変動することができかついずれにせよ1020cm- 未満である
【0014】 原則的に、異物としては等電中心として作用するNを除いた第3及び/又は5
主族の全ての異種元素(B,Al,In,Ti,As,Sb,Bi)を使用する
ことができる。しかしなら、本発明の有利な実施形によれば、異物はInである
【0015】 本発明による方法のエピタキシャル成長工程は、有利には液相エピタキシー(
LPE:Liquid Phase Epitaxie)により実施する。それというのも、LPEは
特に欠陥の少ない結晶構造の成長を可能にするからである。
【0016】 以下に、本発明を図面を参照して実施例により例示的に説明する。
【0017】 図1は、LPEの分野で本発明によるLPEを製造するために使用されるスラ
イディング装置1を示す。該スライディング装置1は、GaP基板4が嵌合され
る凹所3を有するベースプレート2を有する。GaPエピタキシャル層の表面は
、ベースプレート2の表面と同一平面上にある。ベースプレート2の表面の上に
、相対して並びにまたベースプレート2に対して相対的に移動可能である下方黒
鉛プレート5及び上方黒鉛プレート6が配置されている。このために、両者の黒
鉛プレート5,6は、スライディング管7と、該スライディング管7内に同軸に
案内されたスライディングロッド8とからなる軸方向マニピュレータと連結され
ている。スライディング管7は下方黒鉛プレート5と連結されており、一方スラ
イディングロッド8は上方黒鉛プレート6と作動結合されている。軸方向マニピ
ュレータ7,8は、ベースプレート2と固定結合された位置固定の中空円筒ケー
シング9に組み込まれている。
【0018】 GaP:N−LPEを製造するには、GaP基板を凹所3に嵌合させかつエピ
タキシー工程のために準備したGaPエピタキシー材料11を下方黒鉛プレート
5の切欠10に充填する。準備したGaPエピタキシー材料11は、Gaに対し
てIn例えば0.01質量%を添加した純粋なGaP材料からなる。このInで
富化したGaPエピタキシー材料11を下方黒鉛プレート5の切欠10に導入す
る際には、下方黒鉛プレート5をベースプレート2に対して、切欠10が凹所3
と重ならない、即ちGaPエピタキシー材料11がなおGaP基板4から切り離
されているように位置が調整されている。
【0019】 その後、全装置を約700〜1000℃の温度にする。引き続き、Inで富化
したGaPエピタキシー材料11に適当な方法で電気的活性ドーピング物質を加
える。この場合、該ドーピング物質はn形前ドープしたGaP基板4の場合には
S(硫化水素)であってよく、該HSを上方黒鉛プレート6内の第1の開
口12を介してエピタキシー材料11に供給する。引き続き、下方黒鉛プレート
5を上方黒鉛プレート6と一緒にベースプレート2上を、GaPエピタキシー材
料11がGaP基板上に達しかつこれと接触するようにスライドさせる。今や、
基板表面上でエピタキシャル層堆積が行われる。その際、S原子はまずGaP基
板4上で成長するエピタキシャル層のn形ドーピングが行われる。
【0020】 所望のドーピングプロフィールを生ぜしめるためには、HSの配合を示され
ていない方法で継続して監視しかつ制御することができる。
【0021】 さらに、上方黒鉛プレート6には第2の開口13が設けられており、これを経
てこの場合には等電中心のために使用される窒素をNH(アンモニア)の一時
的供給により供給する。成長したエピタキシャル層のp形ドーピングは、第1の
開口12を経て例えばZn蒸気を添加することにより行うことができる。
【0022】 図2aには、例として図1に示されたスライディング装置を用いてエピタキシ
ャル成長により製造された層構造が示されている。図2bは、エピタキシャル層
厚さにわたりプロットされたSもしくはZnドーピング物質、N不純物及びこの
実施例で使用されたIn異物の可能な所属の濃度曲線を示す。
【0023】 図2aによれば、n形ドープされたGaP基板4上で成長したエピタキシャル
層は2つの部分層14,15からなり、そのうちの基板側の下方部分層14には
Sでn形ドープされており、かつその上に配置された部分層15はZn/p形ド
ーピングを有する。両者の部分層14,15の間にpn接合16が形成されてい
る。
【0024】 図2bは、第1のエピタキシャル部分層14における例えば7・1017cm - の濃度の基板側に設けられたn形ドーピングがpn接合16に向かって段階
的に約3・1015〜5・1016cm- (この場合:1・1016cm-
に低下することを示す。この場合、第1の部分層14は、約45μmの層厚さを
有する。
【0025】 それに対して、第2の部分層15は、2・1018cm- の範囲の比較的高
い濃度でp形ドープされている。第2の部分層15におけるドーピング物質濃度
の相応する曲線は、参照符号17bで示されている。第2の部分層15の層厚さ
は、図示の実施例においては約20μmである。
【0026】 等電再結合中心を形成するためのN不純物の濃度曲線は、参照符号18で示さ
れている。該濃度曲線は、pn接合16を越えて延びる矩形輪郭を有する。該矩
形輪郭は約24μmの長さにわたってエピタキシャル層の第1の部分層14内に
突入しかつ約10μmの長さにわたってエピタキシャル層の第2の部分層に突入
する。この場合、N不純物の濃度は、3・1017cm- である。
【0027】 より高いN濃度を選択すれば、放出波長の最大はN不純物の間の相互作用の発
生に基づきより大きな波長に向かって黄色のスペクトル領域にシフトする。
【0028】 In異物の濃度曲線は、参照符号19で示されている。この場合には、約2・
1017cm- の値に調整した。これはエピタキシー工程中のGaに対してI
n0.01質量%の添加に相当する。In濃度は、図2bに例示されているよう
に、エピタキシャル層14,15の厚さにわたり一定であってもよい。この場合
には、成長したエピタキシャル層14,15の全範囲にわたり格子の既に述べた
安定化が達成される。しかしながら、層厚さにわたり変動するIn濃度曲線を調
整すること及び/又はエピタキシャル層14,15の部分領域のみにInをドー
プすることも可能である。このことは十分でありかつ場合により有利でもある。
それというのも、エピタキシャル層14,15内に電流負荷のもとで生じかつ最
終的に作動時にLEDの劣化をもたらす構造変換プロセスはエピタキシャル層1
4,15の特定の領域にのみ発生するか又は輝度の低下のために重要であるから
である。
【0029】 さらに、成長したエピタキシャル層14,15の良好な品質のためには、使用
するGaP基板は約2・10cm- のできる限り低い転位密度を上回るべき
でない。1・10cm- 未満の転移密度を有する高品質のGaP基板4を使
用するのが有利である。
【0030】 図3は、作動時間に対する3つのLED(測定点20,21,22)の測定さ
れた輝度がプロットされている線図を示す。良好な比較可能性のために、LED
の輝度はそれぞれの初期輝度(初回の作動開始時の輝度)に対する相対量(パー
セントで)として示されかつ従って全ての3つのLEDに関して時点t=0hで
は値100%を有する。塗りつぶされた菱形の測定点20及び塗りつぶされた正
方形の測定点21は、2つの本発明によるGaP:N−LEDの輝度を表し、こ
れらのエピタキシャル層14,15は図2a,bに基づきそれぞれGaに対して
In0.01質量%をドープした。白抜きの三角形22は、相応する方法で形成
された、但しIn配合を有しない従来の参照LEDで記録された測定点を示す。
測定は、作動電流40mA及び温度5℃で実施した。本発明によるLED(測定
点20,21)もまた参照LED(測定点22)も作動時間が延びるに伴い明白
に認識可能な輝度の低下を示すことは明瞭である。しかしながら、参照LEDは
既に約25時間後にその初期輝度の60%に低下したが、本発明によるLEDは
この時点でなおその初期値の90%の輝度を有する。この場合、両者の本発明に
よるLEDの輝度推移20,21は良好な一致を示す。
【0031】 ここに記載したSでのn形ドーピングの代わりに、例えばTeをドーピング物
質として使用することもできる。さらに、N不純物の代わりに既に述べたZnO
コンプレックスを等電中心として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 GaP基板へのドープされたGaPエピタキシャル層のLPEのためのスライ
ディング装置の略示図である。
【図2a】 本発明によるLEDの層構造の略示断面図である。
【図2b】 図2aに示されたLEDにおけるドーピング物質、不純物及び異物の濃度曲線
曲線を示す図である。
【図3】 作動時間に依存した3つのLEDの輝度低下を示す線図である。
【符号の説明】
1 スライディング装置、 2 ベースプレート、 4 GaP基板、 5
下方黒鉛プレート、 6 上方黒鉛プレート、 7 スライディング管、 8
スライディングロッド、 9 中空円筒ケーシング、 10 切欠、 11 G
aPエピタキシー材料、 12 第1の開口、 13 第2の開口、 14 第
1の部分層、 15 第2の部分層、16 pn接合、 17a,17b ドー
ピング物質濃度曲線、 18 N濃度曲線、 19 In濃度曲線、 20 本
発明によるLEDの輝度、 21 本発明によるLEDの輝度、 22 参照L
EDの輝度
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月14日(2000.8.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ハイトボルン ドイツ連邦共和国 ツァイトラーン エー デンターラー シュトラーセ 15 デー (72)発明者 ゲラルト シェンメル ドイツ連邦共和国 ツァイトラーン トロ ッパウアー シュトラーセ 26 Fターム(参考) 4G077 AA03 BE43 CG01 CG07 EB01 HA02 QA02 QA12 QA27 5F041 AA40 AA44 CA37 CA48 CA49 CA50 CA53 CA55 CA56 CA57 CA58 CA63 5F053 AA01 DD07 FF01 GG01 HH04 JJ01 JJ03 KK04 KK06 KK10 LL02 RR07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −GaPからなる基板(4)及び −基板上に配置された、n形ドープされた部分層及びp形ドープされた部分層を
    含むGaPエピタキシャル層(14,15) を有する半導体装置であって、その際 −−両者の部分層(14,15)の間の境界領域内にpn接合(16)が形成さ
    れており、かつ −−GaPエピタキシャル層(14,15)の、pn接合(16)を有する光学
    活性層領域に等電中心として作用する不純物コンプレックスがドープされている
    形式のものにおいて、 −GaPエピタキシャル層(14,15)が異物を含有し、該異物がNと同一で
    ない第3主族の元素及び/又は第5主族の元素であり、かつそのGaPエピタキ
    シャル層(14,15)内の最大濃度が1020cm- 未満である ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 GaPエピタキシャル層(14,15)内の異物の最大濃度
    が1019cm- 未満でありかつ特に約1018cm- であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 異物の濃度がGaPエピタキシャル層(14,15)の厚さ
    にわたり実質的に一定であることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置
  4. 【請求項4】 異物がInであることを特徴とする請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 GaPエピタキシャル層(14,15)の光学活性層領域内
    の不純物コンプレックスの濃度(18)が1017〜5・1018cm- 、特
    に5・1017〜1018cm- であることを特徴とする請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 不純物コンプレックスがNであることを特徴とする請求項1
    から5までのいずれか1項記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 以下の製造工程: −GaP基板(4)を準備する、 −異なるドーピングの2つの部分層を含むGaPエピタキシャル層(14,15
    )をエピタキシャル成長させる、その際 −−両者の部分層(14,15)の間の境界領域内にpn接合(16)を形成さ
    せる、及び −−GaPエピタキシャル層(14,15)の、pn接合(16)を有する光学
    活性層領域に等電中心として作用する不純物コンプレックスをドープする からなる半導体装置の製造方法において、 −GaPエピタキシャル層(14,15)に異物を導入し、その際該異物がNと
    同一でない第3主族の元素及び/又は第5主族の元素であり、かつそのGaPエ
    ピタキシャル層(14,15)内の最大濃度が1020cm- 未満である ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 エピタキシャル層(14,15)の成長工程を液相エピタキ
    シー(LPE)により行うことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 液相エピタキシーの際に使用するGa溶液にエピタキシャル
    成長工程の前にInをGaに対して最大1質量%、特に最大0.07質量%を添
    加することを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 使用するGaP基板(4)が2・10cm- 未満、特
    に1・10cm- 未満の転位密度を有することを特徴とする請求項7から9
    までのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
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