JP2002516782A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2002516782A
JP2002516782A JP2000551974A JP2000551974A JP2002516782A JP 2002516782 A JP2002516782 A JP 2002516782A JP 2000551974 A JP2000551974 A JP 2000551974A JP 2000551974 A JP2000551974 A JP 2000551974A JP 2002516782 A JP2002516782 A JP 2002516782A
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JP2000551974A
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ウンクリッヒ,ヘルマン
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カイパー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は車両シート用のロック装置に関する。本ロック装置はお互いに調節可能な二つの部品を備えていて、一つの部品として割り当てられているレール(10)が調節方向に伸びており、少なくとも一つの連続する回り止め用穴(12)を有していて、その回り止め用穴はレールの長手方向に伸びており、かつお互いにウエブ状のセグメント材料(14)により隔てられている。またもう一つの部品として割り当てられているロックバー(16)を有している。ロックバー(16)は作動部品(18)によりレール(10)の伸びる方向を横切って作動される。円板状のカム(22)が各々のロックバー(16)に使われていて、共通の駆動シャフト(24)を形成している作動装置(18)により作動されており、ロックバー(16)の運行を制御している。円板状のカムによるブロック操作は、該当するロックバー(16)がロック位置有効範囲から脱係合するのを防止し、高周波振動成分を伴なう衝突の場合でさえも、確実なロックを保証する。各々のロックバーは、対応する円板状のカムにより確実に制御されていて、確実な操作を保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は車両シート用のロック装置に関する。ロック装置は、お互いに対して
調節可能な二つの部品を有していて、二つのうちの一つがレールでレールは部品
の一つとして割り当てられており、調節方向に伸びていて、レールの長手方向に
伸びる少なくとも一つの連続する回り止め用穴を有しており、その回り止め用穴
はウエブ状のセグメント材料によりお互いに隔てられている。ロックバーはもう
一つの部品として割り当てられており、駆動装置により脱係合調節位置(ディス
エンゲージメントセッティング)とロック調節位置(ロッキングセッティング)
の間をレールに対してレールの伸びている方向を横切って移動しかつ駆動装置に
より運行を維持されている。さらに二つの部品はロック調節位置において向きあ
った方向でお互いに対して調節可能であり、該当する回り止め用穴に係合する少
なくとも二つのロックバーを含んでいる。
【0002】 そのような車両シート用のロック装置は国際公開第95/17317号(PC
T−WO95/17317A1)にて公知である。この公知のロック装置におい
て、車両シート用の二つの調節可能な部品をお互いに連続的に調節することが可
能で、そのため荷重および応力の増大した場合でもその二つの部品により確実な
ロックが実現されている。公知の解決方法において、斜めに配置された接触面を
有するロックバーがくさび状の形状をしていて、そのため調節方向を横切って下
方向を指す傾斜面を持つことになり、その結果、調節方向においてお互いに対し
て移動可能な二つの部品の少なくとも一つに荷重または応力が作用すると、とど
のつまりロックバーに小さな応力成分が作用してもある意味でのロックバーの脱
係合を生じ、意図しない無制御状態のロック解除を招く。
【0003】 しかしながら以下のことがわかっている。例えば高周波振動成分を伴なう衝突
の場合発生する予期せぬ荷重の誘発で、該当するロックバーがロック調節位置か
ら浮き上り、次のロックバーが荷重を受けるまで部分的に長手方向のすき間が発
生する。最終的には、ロックバーの作動の運行を危うくする停止または制止動作
が発生する可能性のために、圧縮ばねにより形成されるアキュムレーターにより
該当するロックバーは脱係合調節位置からロック調節位置への運行を維持される
。リフティングロッドが該当するロックバーをロック調節位置から持上げるため
の作動装置として使用されていて、そのリフティングロッドは外部から操作可能
であり、各々のロック歯状または回り止めの長穴を通して外部からロックバーに
係合する。一般的に言って、リフティングロッドによりロックバーが脱係合調節
位置に引きもどされ、それによりアキュムレーターは再び蓄圧状態に置かれる。
そのようなリフティング装置はリフティングロッド用の長い係合通路を必要とし
構造的に大きく複雑なものとなる。
【0004】 比較に適した車両用シートのロック装置は国際公開第96/11123号(P
CT/WO96/11123A1)にて公知であり、それによるとロックバーは
バネ付勢の円筒状ロックボルトに形造られていて、障害要因によるロック調節位
置からはずれるどのような動きも防ぐ締め付け用フィッティングであり、各々の
ロックバーがその調節通路を横切って移動するブロック要素と結合されていて、
通路の中のブロック調節位置におけるレールの回り止め用穴から遠く離れてロッ
クバーの端部が係合している。そのようなブロック装置はすべてのロックバーに
同一係合レベルを有していて、完全にロックされた位置だけでロックバーの有効
なブロックが可能となる。
【0005】 本発明は前述のロック装置を従来の技術から以下のように改善することである
。特に高周波振動成分を伴なう衝突の場合にも、どのような予期せぬ該当するロ
ックバーの脱係合とかロック調節位置の有効範囲をはずれることを防いで、ロッ
クバーの規定された確実な調節操作を保証して、低価格でスペース節約の構造を
実現することである。そのような目的は請求項1に記載の特徴を有するロック装
置で明確になっている。
【0006】 カムプレートが各々のロックバーに割り当てられており、カムプレートは駆動
装置である共通の駆動シャフトにより作動されていて、該当するロックバーの移
動通路内での運行を維持している。それで該当するカムプレートによるブロック
の結果として、予期または意図しないロックバーの脱係合とかロック調節位置の
有効範囲をはずれることは起こらず、さらに高周波振動成分を伴なう衝突の場合
でさえ部品のロックまたはブロック調節位置からはずれるわずかな浮き上りにお
いても、ロックバーはロック調節位置の有効範囲にしっかりと保持しつづけるか
、または浮き上りの可能性のある通路はブロックされているので、どのような場
合でも確実なロックが実現され、ロックが証明されることになる。
【0007】 ロックバーは係合するカムプレートにより運行を確実に保持され、それゆえ操
作上の確実な遂行能力が保証されている。駆動シャフトはすべてのカムプレート
の作動装置として使われるので、スペース節約で低価格の構造が実現される。
【0008】 本ロック装置の他の有利な実施の形態は従属請求項の対象となっている。以下
に本装置の実施の形態における詳細を図面を引用して記述する。なお図面は原則
として正確な寸法で示されているものではない。
【0009】 図1〜4について詳しく説明する。車両シート特に航空機も含めた自動車シー
ト用のロック装置はレール10上でお互いに調節可能な二つの部品を有している
。レールは一つの部品に割り当てられていて、調節方向に伸びており、レールの
長手方向に伸びる連続する回り止め用穴12(図5参照)を有しており、その回
り止め用穴はウエブ状のセグメント材料14によりお互いに隔てられている。こ
のため、レール10の底部は内側に向けて突き出した形状をしている。ロックバ
ー16はもう一つの部品に割り当てられていて、レールと同様の形状をしており
ロックバーは脱係合調節位置とロック調節位置の間をレールに対してレール10
の伸びている方向を横切って移動し、そしてまた、駆動装置18により運行を維
持されている。お互いに調節可能な二つの部品はロック調節位置において少なく
とも二つの関連する回り止め用穴に係合していて、そのことによりどちらの方向
への移動においてもお互いに調節可能な二つの部品をブロックすることを保証し
ている。割り当てられた該当する回り止め用穴12に係合するようにロックバー
16が係合面部分20を有していて、係合面は該当するロックバー16にくさび
状の斜面形状に形成されており、レール10に係合するようレールの長手方向を
横切って一直線上に配列されている。
【0010】 さらに図1〜4を説明する。カムプレート22が各々のロックバー16に割り
当てられていて、そのカムプレートは該当するロックバー16を、駆動装置18
として作動する共通の駆動シャフト24により、脱係合調節位置とロック調節位
置の間において反対方向も同様に含めた移動通路の中での運行を維持する。図6
,7に詳細に示されるように、ロックバー16はロックバー収納部26に長手方
向に移動可能にガイドされ、それにより圧縮ばね28により形成されるアキュム
レーターの効果により、ロックバー16にロック調節位置の方向に向けた力が加
えられる。ロックバー16が係合面部分20から遠く離れたロックバーの一部に
長穴30を有していて、駆動シャフト24がその長穴を貫通しており、そのため
長穴30はロックバー16の移動距離に一致する接触面の長さを有している。該
当するカム22はすべて同一の形状で、各々はその外周にそってカム面32を備
えていて、カム面の曲面はロックバー16に結合したシーケンススイッチカム3
4に係合しており、そのシーケンススイッチカムはロックバー16の長穴30の
向き合う端面に配置されている。さらに、カムプレート22が駆動シャフト24
の貫通用凹部36を有していて、そのシャフトは外縁にそって調節用面38を備
えており、その調節用面38はカムプレート22の凹部36の中の運行を維持す
るための面40と協同している。
【0011】 各々のロックバー16がロックバー収納部26のガイド42の中でお互いに軸
方向に間隔を置いてガイドされていて、そのガイドはレールの長手方向を横切っ
て通っており、それによりロックバー16が圧縮ばね28(図1〜4参照)によ
り、ブロックするロック調節位置に一直線上に保持される。圧縮ばね28はその
一方の端部をロックバー収納部26の一部分であるカバーシート44に支えられ
ていて、他の端部をロックバー16に支えられている。カバーシート44は平板
を切断するかまたは打ち抜きで製作することが出来て、それによりカバーシート
44の外縁形状が曲げおよびロール加工で形成されており、そのカバーシートは
ロックバー16と反対側に遠く離れて直径方向にお互いに向き合う一対の突出支
持部材46を有しており、支持部材のフック状の突出部は圧縮ばね36の一つの
自由端部の係合面を形成している。詳細は図示されていないが、カバーシート4
4が突出支持部材46の近くに向き合って凹部を有していて、凹部は移動しない
収納部フランジ48の貫通を可能にしており、フランジを結合するロックバー収
納部26の頂部にカバーシート44をきちっと係合することを容易にしている。
【0012】 図6,7を詳細に説明する。ロックバー収納部26は両側面から見て下向きに
、言いかえるとロックバー16の自由端部に向けて、その長手方向にわたる円錐
状テーパー面部分50を有していて、その部分は、詳細は図示されていないが、
ねじが貫通するのに使用する穴52を備えており、ねじは詳細は図示されていな
いが、例えば摺動バーのような形状の他の調節部品にロックバー収納部26を締
めつけるのに使用される。ロックバー収納部26はカムプレート22が貫通する
のに使用されるガイド用溝54を有していて、付け加えるとカムプレートはロッ
クバー収納部26のガイド42の中でガイドされており、そのために図6,7に
示されるように、該当するガイド用溝54はカムプレート22に接触する接触部
材56を有している。
【0013】 各々のカムプレート22のカム面32は本質的に凸状に突起した曲線を有して
いて、そのために駆動シャフト24の貫通部分において、カム面32は前もって
決められたオフセットを有しており、本質的に該当する凹部36の曲線部分の円
形通路に従ってガイドされる。図7に示されるように、駆動シャフト24を貫通
させるためにロックバー収納部26が、収納壁60内部を通り抜けるガイド42
を境界とする貫通孔58を有している。調節面38およびシャフト24の運行を
維持する面40及び/又はカムプレート22の凹部36は、一種のソケットレン
チ組立品に形造られていて、それにより調節用面38と面40はお互いに係合す
るよう作られており、お互いに半径方向に間隔を置いて配置されていて、ロック
バー16の有効な調節位置維持が行える。 駆動シャフト26の回転軸は、該当するロックバー16の長手方向の移動通路
の中心と一致する中央面62に位置している。衝突時においても、カムプレート
22の偏心性によりロック調節位置で脱係合することは不可能で、安定性を高め
るためにも役立っている。
【0014】 ロック装置の理解を深めるために、図1〜4を参照し操作手順に対応させて詳
細を以下に説明する。図1はロックされていない状態を示していて、言いかえる
と例示の実施の形態においては5本が配列されているすべてのロックバー16は
、図1における持上げられた位置に一つづつ順番に配列されてゆく。圧縮ばね2
8により形成されるアキュムレーターが初期蓄圧または付勢状態で、該当するロ
ックバー16は、図に示されているようにカムプレート22および上部シーケン
ススイッチカム34により位置を保持されている。各々のロックバー16の下部
シーケンススイッチカム34と、各々のカム22の近傍の向きあったカム面32
の間でわずかな遊びが生ずる。ノーズキャッチ突起形状(nose catch
projection)である限りカムプレート22はロックバー収納部26
のガイド溝54に完全に保持されている。
【0015】 ロックバー16の自由端部が回り止め用穴12から軸方向にある距離のところ
にあり、お互いに(レール10と摺動レール)調節可能な二つの部品は前もって
決められた通路上をお互いに相対的に自由に移動出来る。調節面38および運行
を維持するための面40は、駆動シャフトまたはカムプレート22上に駆動シャ
フトの回動軸に対し直径方向に向き合って位置する突起物を並んで形成していて
、図1に示されているように各々がお互いに対面しているかぎり、水平方向に一
直線上に配列されている。調節用面38と運行を維持するための面40が、お互
いに接触しない限り直径方向に向きあって曲線通路を形成し、自由区画上で駆動
シャフト24は反時計方向に回転する。駆動シャフト24は図示されていないが
、手動とか他の機械的または電気的な適切な手段で、長手方向の軸のまわりを回
動または回転し、シート位置の調節が容易に行なわれる。
【0016】 図2〜4に示されるように、該当するロックバー16のロック調節位置からの
脱係合過程において、駆動シャフト24が反時計方向に90°回動し、それによ
りこれ以降調節用面38と運行を維持するための面40は、図に示されるように
お互いに係合して垂直面内で一直線上に配列される。調節面38と運行を維持す
るための面40は、これ以降お互いに係合するまでの間、曲線通路に沿った自由
な動きとなる。駆動シャフト24の駆動力によって、カムプレート22はまた図
2に示す位置までもう一度反時計方向に回動する。
【0017】 図2に示されるロック調節位置の場合ロックバー16の係合面20は、回り止
め用穴との接触はないが、むしろロックバーの底面がレール10のウエブ状のセ
グメント材料14に係合している。図2におけるカムプレート22のカム面32
は、上部シーケンススイッチカム34に係合していなくて、圧縮ばね28は解放
されロックバーの底面がレールに戴置するまで、ロックバー16は下向きに付勢
される。長穴30の長手方向の自由に係合する長さもまた、この通路と同じ距離
だけ下向きに移動する。係合しているカムプレート22は、レール10の近くに
配置されたこのロックバー16のシーケンススイッチカムにより、ロック調節位
置方向へのさらなるどのような回動もブロックされていて、それによりカム32
の係合面の下向きの突出部が、下部シーケンススイッチカム34の制限され規定
された垂直境界面に、垂直に接触するようになる。
【0018】 図3に示すように、いわゆるロック調節位置においてロックバー16の係合面
20は、回り止め用穴12(図5参照)に形成されている、円錐状または台形状
のテーパー側面68に係合している。またそのような接触は、該当するロックバ
ー16のロックに到り、それにより該当する回り止め用穴12の側面部68によ
り、回り止め用穴に他のロックバー16が係合するのを防止する。下部カム34
はこのようにロックバー収納部の凹部66に係合し、カムプレート22のカム面
32がシーケンススイッチカム34の上面を邪魔して、圧縮ばね28のばね力に
抗してロックバーの予期せぬ浮き上りを完全に防止している。調節面38は、垂
直方向に一直線に配列され調節面40から半径方向に間隔を置いて配置され、カ
ムプレート22の凹部36は一直線に配列を保持している。
【0019】 図4に示されるロック調節位置の場合、ロックバー16が回り止め用穴12に
完全に係合していて、係合面20は回り止め用穴12に形成されている側面68
の間の中間壁に接触している。下部カム34が収納部26の凹部66から下方向
に押し出され、それにより凹部66はその頂部をカムプレート22によりおおわ
れ、高周波振動要素成分を伴なう衝突の場合においてもロックバー16が上昇し
ないで、上方向への自由な動きはカムプレート22により凹部の頂部で防止され
る。図4においてカムプレート22の反時計回りの超過した回動を防止するため
に、このカムプレートは接触面を介してロックバー収納部26の接触部材56と
面接触する。さらに、本質的に圧縮ばね28の解放の影響により、カム面32の
頂部部分上での上部カム34の動きはブロックされる。ロック装置の脱係合のた
めに、駆動シャフト24は作動装置により時計回りに回動され、それにより該当
するカムプレート22が、シャフトの回りを回転しロックバー16を図1に示す
ように脱係合調節位置にもどし、このもどりの動きは圧縮ばね28の蓄圧にもと
ずく上部のシーケンススイッチカム34を介して行なわれる。この接触範囲にお
いてカムプレートは斜めの面を形成している。
【0020】 好ましくは五つのロックバー16が一つづつうしろに配列されており、移動す
る二方向のお互いにレール部分のロックのための対向する境界領域内において、
二つまたは三つのロックバー16が図3または4に示される位置にあって、それ
故、図3に示される位置の場合第二、第三のロックバーは、回り止め用穴に完全
に係合している。衝突の場合でも確実なロックがいつもこのように行なわれてい
て、該当するカムプレート22による確実なロックにより、該当するロックバー
16の規定された運行の維持が保証されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はロック過程におけるロック装置の位置を示す、一部を切断して示す図で
ある。
【図2】 図2はロック過程におけるロック装置の位置を示す、一部を切断して示す図で
ある。
【図3】 図3はロック過程におけるロック装置の位置を示す、一部を切断して示す図で
ある。
【図4】 図4はロック過程におけるロック装置の位置を示す、一部を切断して示す図で
ある。
【図5】 図5はレール部分の平面図である。
【図6】 図6はロックバー収納部分の実物大斜視図である。
【図7】 図7は図6におけるロックバー収納部分全体の拡大縦断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シート用でお互いに調節可能な二つの部品を有するロッ
    ク装置において、このロック装置が、 該二つの部品の一つの部品に割り当てられているレール(1)であって、該レ
    ールは調節方向に伸びており、該レールの長手方向に伸びている少なくとも一つ
    の連続する回り止め用穴(12)を含んでいて、該回り止め用穴がウエブ状のセ
    グメント材料(14)によりお互いに隔てられているレールと; 該二つの部品のもう一つの部品に割り当てられているロックバー(16)であ
    って、該ロックバーが脱係合調節位置とロック調節位置の間を該レールに対し該
    レール(10)の伸びる方向を横切って移動しかつ、駆動装置(18)により運
    行を保持されているロックバーと; を有していて、 該二つの部品はロックのための該ロック調節位置において向きあった方向でお
    互いに対して調節可能で、該当する該回り止め用穴に係合する少なくとも二つの
    該ロックバー(16)を有しており、 カムプレート(22)が各々の該ロックバー(16)に割り当てられていて、
    該カムプレートは該駆動装置(18)としての共通な駆動シャフト(24)によ
    り作動されており、該当する該ロックバー(16)の運行を維持することを特徴
    とする; ところのロック装置。
  2. 【請求項2】 該当する該ロックバー(16)がロックバー収納部(26)
    内を長手方向に移動可能にガイドされており、アキュムレーターの効果により該
    ロック調節位置に向けた付勢部品の作用を受けていることを特徴とする、請求項
    1に記載のロック装置。
  3. 【請求項3】 該当する該ロックバー(16)は、該駆動シャフト(24)
    に貫通されており該ロックバー(16)の移動通路と一致する係合長さを有する
    長穴(30)を備えていることを特徴とするところの、請求項1または2に記載
    のロック装置。
  4. 【請求項4】 該当する該カムプレート(22)は同一に形造られていて、
    該カムプレート各々の外周にそってカム面32を備えており、該カム面は該当す
    る該ロックバー(16)のシーケンススイッチカム(34)に係合していて、該
    シーケンススイッチカムが該当する該ロックバー(16)の該長穴(30)の向
    き合う両端部に配置されていることを特徴とするところの、請求項3に記載のロ
    ック装置。
  5. 【請求項5】 該カムプレート(22)は該駆動シャフト(24)が貫通す
    る凹部(36)を有していて、該駆動シャフトが調節面(38)を備えており、
    該調節面が該カムプレート(22)の該凹部(36)の中で運行を維持するため
    に面(40)と係合することを特徴とするところの、請求項1〜4のいずれか一
    項に記載のロック装置。
  6. 【請求項6】 該ロックバー(16)の脱係合調節位置において係合する該
    カムプレート(22)が付勢用アキュムレーターに隣接する該ロックバー(16
    )の該シーケンススイッチカム(34)に面してブロック位置で接触することを
    特徴とするところの、請求項4または5に記載のロック装置。
  7. 【請求項7】 該レール(10)の該ウエブ状のセグメント材料(14)に
    係合している該ロックバー(16)に係合する該カムプレート(22)が該レー
    ル(10)の近傍に配置されている該ロックバー(16)の該シーケンススイッ
    チカム(34)により該ロック調節位置の方向へのさらなる回動運動をブロック
    することを特徴とするところの、請求項4〜6のいずれか一項に記載のロック装
    置。
  8. 【請求項8】 該ロックバー(16)のロック調節位置において係合する該
    カムプレート(22)が該レール(10)の近傍の該ロックバー(16)の該シ
    ーケンススイッチカム(34)を該ロック調節位置に向けてブロックすることを
    特徴とするところの、請求項4〜7のいずれか一項の記載のロック装置。
  9. 【請求項9】 該ロックバー(16)の該ロック調節位置において、係合す
    る該カムプレート(22)が一部解放されたアキュムレーターに面して近傍に配
    置されている該ロックバー(16)の該シーケンススイッチカム(34)にブロ
    ック位置で接触しており、該ロックバー(16)の他の該シーケンススイッチカ
    ム(34)の移動通路が該カム(22)により該脱係合位置においてブロックさ
    れることを特徴とするところの、請求項4〜8のいずれか一項に記載のロック装
    置。
  10. 【請求項10】 該レール(10)の近傍に向き合って配置されている該シ
    ーケンススイッチカム(34)が該脱係合位置と該ロック位置の間を凹部(66
    )を通って該ロックバー収納部(26)内をガイドされることを特徴とする請求
    項4〜9のいずれか一項に記載のロック装置。
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