JP2002516165A - 自動型薬剤管理及び供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
その他の小型の医療用供給品の供給及び在庫管理のための自動装置であって、主
として、病院、看護施設及びその他の大型の医療施設にて使用される特定患者用
又は特定薬剤用の入れ物容器及び関連する販売カート又はキャビネットを備える
、自動装置に関する。
の他の人間から成る中央の薬局職員を含んでおり、これらの職員は、その病院に
て治療を受ける患者に対して個々の医者が処方した特定患者の薬剤を手で充填す
る。薬局で供給された薬剤には、個々の使用単位(1回使用分)包装による処方
及び処方外(オーバ・ザ・カウンタ又はOTC)を含む、広範囲に亙る薬物が含
まれる。典型的な病院の薬局は、1500乃至2000の異なる薬又はその他の
物品を在庫しておかなければならないが、その内、典型的な所定の1日に、実際
に使用されるのは、合計300乃至350の異なる物品であろう。注射器、吸引
器、包帯、IV(静脈内)管のような特定の医療供給品が典型的に、かかる装置
に含まれる。
剤供給装置は、極めて労働集約的であり、充填した薬剤の処方は、個々に包装し
た丸薬、注射器、軟膏等の使用単位量の包装体から成っている。正確な物品は、
手で取り出し、各患者の入れ物(患者名が手でラベル貼りしたもの)に入れる。
その後、その入れ物は、搬送カート上の患者の治療エリア(病棟)へ且つその治
療エリアへカセットとして公知の多数入れ物の群毎に搬送し、看護婦によって個
々の患者にベッド毎に投与が行われる。薬剤及び供給用品を搬送する方法及びタ
イミングは大幅に相違し、何日かに1回(毎日から7日)大形のカセット搬送カ
ートに載せて患者の病棟に且つ病棟から手で運ぶか、又は人間が運ぶことなく、
薬剤を病棟に且つ病棟から供給する空気チューブのようなその他の供給システム
により時間外の投与すなわち手始めの投与(1日に何回も)を行うか、又は、毎
日1乃至3回、手で再充填される半自動の販売機によって行われる。
れらは、看護婦が後で使用するため、薬剤カートと称される可動のカート又は静
止型キャビネットに出し入れして交換が行われる。かかる装置において、各患者
は2つの入れ物を有し、その一方はナースステーション(病棟)にて実際に使用
され、もう一方は、薬局にて再充填される。その他の装置において、1つの患者
入れ物にラベルを付し、可動の薬局キャビネットを使用して病棟にて補給する。
略全ての病院において、毎日乃至7日毎に特定患者の薬剤投与量を手で取り出し
/補給する。
薬剤室に格納されている。典型的に、薬剤は、看護婦が1日4回、投与する。看
護婦は、薬剤及び投与の正確性を確実にするため患者のプロファイル記録簿を使
用する。この患者のプロファイル記録簿は、薬剤師が患者の入れ物に充填するた
めに使用する記録簿と同一のものである。
る極めて簡単なキャビネットから患者に応じて識別される個々の入れ物を有する
キャビネットまでその寸法が大幅に相違する。典型的に、薬剤キャビネットは施
錠し且つ権限のある職員しかアクセスできない。幾つかの場合、キャビネット内
の各個々の患者の入れ物は又は受容器は、同様に個々に施錠する。
に入れる熟達した薬剤師にとって極めて労働集約的であり、薬剤処方を充填する
間、薬剤投与量を病棟に供給する間、及び最終的に、その薬剤投与分を患者に投
与する間、誤りを生ずる可能性が大きい。従来の装置は、速度が極めて遅く、例
えば、病院の全体に1回の薬剤の供給が終了する迄、数時間、かかる場合もある
。更に、既に患者の入れ物内にある薬剤が任意の時点にて医者からの新しい処方
により変更される可能性があり、その結果、患者への的確な薬剤の供給の混乱及
び所望の薬剤の投与の遅れの双方又はその何れか一方が生じることもある。
わち、1日1回以上行うことが一般に望ましいが、既存の装置は極めて労力を要
し、このため、薬剤を正確な時間に供給することは実質的に不可能である。また
、典型的に、午前8時、昼12時、午後4時、及び午後8時(病院時間)に患者
に投与される前に、ジャスト・イン・タイム(JIT)で正確に最新の薬剤が供
給されるようにすることが最も望ましいことも良く理解されている。患者へのそ
の他の薬剤は必要に応じて提供することができる。更に、次の薬剤投与時間に間
に合うように、医者の処方による投与となるように直ちに患者の薬剤の変更が有
効となるようにすることも望ましい。この場合にも、既存のシステムのコスト及
び面倒さのため、かかる目標を実現することは、不可能ではないにしても、今日
迄、困難であった。
れらは、全体の供給時間を著しく改良することにはならず、また、更に、全体的
なシステムに一体化されておらず、従って、薬剤供給装置全体の誤り及び非効率
性が依然として残る。医者の処方箋に従って熟達した薬剤師が手で充填する中央
化した薬局は、圧倒的に(95%)依然として、病院及び大型の医療施設用のシ
ステムを使用している。
動化され且つ完全な薬剤の管理及び供給装置が極めて望まれる。かかる装置にお
いて、患者の薬剤は処方箋に従って自動的に且つ迅速に充填され、各投与時間の
直前に、患者の病棟に供給される。かかる装置は、処方箋に従って充填する場合
と異なり、薬剤師を薬物治療のアドバイザーとして主要な役割を果たし得るよう
より効率的に且つより有効に活用することを可能にすることも望ましい。
直ぐに使用される薬剤及び供給品を適正に在庫することを許容して、在庫の管理
の点にて従来の難点及び不便さを改善し又は著しく改良するものでもある。更に
、医療社会においては、薬剤の処方箋に従った充填及びこれらの薬剤を患者に供
給するための一体化した薬剤管理システムは、その薬剤の処方に従った充填及び
その薬剤の患者への供給が多数回の安全性チェックを含み、患者が患者の医者が
処方した薬剤を正確な投与量にて且つ正確な時点にて受け取り、また、その薬剤
が医者の直近の最新の処方箋通りのものであることを確実にする必要性が認識さ
れ且つ望まれている。
供給する装置であって、入れ物受容器が少なくとも1つの個々のセクター部分を
有し、各々が複数の外側包装した医療要素を保持する、医療要素に対する複数の
貯蔵部材を有する少なくとも1つの保管格納アセンブリと、信号命令に応答して
外側包装した医療要素をその関係した格納部材から突き出す手段と、入れ物受容
器を医療要素を受け入れる位置に動かす手段と、突き出された外側包装した医療
要素を集め且つ搬送する手段と、装置の作動を制御すべく信号命令を提供する制
御手段とを備える、装置である。
後、医療要素を使用するため該入れ物受容器を患者に供給する方法であって、病
院のコンピュータのような、患者に対する選択された医療要素の情報を受け取る
ステップと、該医療情報を医療要素の供給装置に伝送するステップと、選択した
数の医療要素を医療要素の供給装置内に保つステップと、少なくとも1つのセク
ター部分を有する入れ物を医療要素の供給装置内に動かし、入れ物の各々が患者
に対し特徴的に識別されるようにするステップと、装置内にてその格納部材から
選択された医療要素を自動的に得て且つ該医療要素を入れ物内に動かすステップ
と、医療要素を保持する入れ物を医療要素の供給装置から離れるように動かすス
テップと、医療要素を保持する入れ物を入れ物と関係した患者の付近まで動かす
ステップと、その内部の容器及び選択された医療要素を患者と相関させ、患者が
医療要素を受け取る前に適合性を確保するステップとを備える方法である。
る装置であって、医療施設における複数の患者に対する薬剤を含む、処方した医
療要素に関する情報を記憶する手段と、医療要素の複数の格納部材であって、各
々が包装した複数の医療要素を保持する複数の格納部材を備える少なくとも1つ
の保管格納アセンブリと、医療要素を保持する個々の入れ物受容器であって、1
人の特定の患者と関係した識別標識を有する入れ物受容器を医療供給装置内に駆
動する手段とを備え、上記薬剤供給装置が、情報記憶手段からの情報に従って処
方された医療要素を入れ物受容器内に供給する手段と、内部に処方された医療要
素を有する入れ物受容器を薬剤供給装置外に駆動する手段と、上記入れ物受容器
を患者の付近まで供給する手段と、入れ物の識別標識を患者における識別標識と
相関させ、患者が医療要素を受け取る前に適合性を確保する手段と、制御プログ
ラムに従って保管格納手段、受容器の駆動手段及び入れ物受容器の駆動手段の作
動を自動的に制御する手段と、情報記憶手段とを備える装置である。
ートであって、カートハウジングと、少なくとも1つの積重ねた医療要素の入れ
物であって、各々が複数のセクター部分に仕切られた入れ物に対する、ハウジン
グ内に設けられた回転可能な支持手段と、当初の位置に対する入れ物の回転可能
な位置が常に既知であるように入れ物の回転を割り出し且つ追跡する手段と、入
れ物のハウジングの内部への無権限のアクセスを防止する手段と、操作者がその
回転動作を開始した後、入れ物にアクセス可能であり且つハウジングが開放した
回転可能な位置にて回転可能な支持手段を停止させる手段と、命令信号に応答し
て、ハウジングを開き、所望の入れ物及びその内部の任意の医療要素にアクセス
することを許容する手段とを備える医療カートである。
ット包装体であって、医療要素を自動の医療供給装置から個々の入れ物受容器内
に便宜に供給することができ、使用単位の選択された医療要素を保持する内部を
有する閉じた包装部材と、該包装部材の実質的な部分の周りを伸びる包装部材の
少なくとも1本の目打線とを備え、包装部材が該目打線に沿って容易に破断可能
であり、内部に保持された使用単位の医療要素へのアクセスを可能にするように
したオーバジャケット包装体である。
支えるものは、所望の薬剤の全ての使用単位の投与量を色々な製薬メーカから直
接又は問屋を通じて受け取る1つ以上の中央の全国的な包装及び販売センターで
ある。薬剤に加えて、注射器、スポンジ、クランプ等のような特定の医療供給品
が入手され且つ本発明の装置内に含まれている。しかしながら、説明の便宜上、
本明細書は、処方及び処方外(オーバ・ザ・カウンタ)の双方の薬剤に関して特
に説明する。しかしながら、本発明の装置には医療供給品を含めることができ且
つ典型的に含めるるであろうことを留意すべきである。以下に使用する「医療要
素」という語は、薬剤及び医療供給品の双方を含むことを意図するものである。
入する便宜性のため、全国的な包装及び販売センターは1つ以上の全国的な配送
ハブに配置される。かかるセンターは、例えば、中央連邦急送施設付近のテネシ
ー州、メンフィス及び中央UPS施設近くのケンタッキー州、ルイスビルの双方
又はその何れか一方に配置されることになろう。
カから直接に又は問屋からコンピュータ制御による在庫管理システムに従って、
薬剤を注文する。その在庫管理システムは、色々な病院及びその他の施設に供給
される個々の薬剤の量を連続的に追跡し且つ予測する。この装置が特定患者のレ
ベルまで薬剤を追跡するから、報告により、的確な薬、投与量、投与形態、使用
頻度、治療期間、薬の組み合わせ等の点にて医者の処方能力の質を分析すること
が可能となる。
ル包装し又はブリスター包装した使用単位量の投与量にバーコードが付され、オ
ーバジャケットされ(包装体と共に)、次に、幾つかの異なる均一な寸法のオー
バジャケット包装体の1つに別個の丸薬、注射器、液体投与分等を入れることに
よりスリーブで封をする。幾つかの場合、オーバジャケット容器は、使用単位量
の包装体の形態である結果、不要である。使用単位量のオーバジャケットを包装
し、バーコードを付した包装体は、典型的に、薬剤の名称、投与形態、強さ、ロ
ット番号及び有効期限を識別する人間が読み取り可能な情報のラベルも付けられ
る。本発明は、バーコード標識を使用するものとして説明するが、本明細書の全
体に亙って、その他の識別標識を使用することも可能であることを理解すべきで
ある。
得る設計とされた、7つの異なる均一なボックスの寸法がある。例えば、25.
4mm(1インチ)×127mm(5インチ)×12.7mm(0.5インチ)
のオーバジャケットは、色々な経口固形薬剤、坐薬、単位投与量目薬、アンプル
等を含むことが可能である。異なる寸法の注射器に対しその他の寸法も使用可能
であるが、経口液体投与量及び粉末に対し別の寸法を使用することができる。典
型的に、大きいものについては1つの大きい寸法のボックスがある。以下により
詳細に説明するように、ボックスの内部に容易に「パチッと開けて」アクセスす
ることを許容するために引裂き目打線及び切欠きの配置が使用される。
少数(すなわち7つ)であることと共に、本発明の装置にとって重要であるが、
オーバジャケットの異なる寸法数は変更が可能である。しかしながら、特定の寸
法の場合、包装体は、以下により詳細に説明する供給装置の格納部材の部分から
容易に且つ自動的に突き出され得るようにされて、構造、寸法及び形態の点にて
全て同一である。
包装体は、供給装置の格納部材の部分内にてカートリッジ状部材内に装着し得る
ようにされたスリーブ部材内に配置される。現在、その他の点では対応し得るよ
うに高速ロボット式装置にとって対応することが極めて困難な、文字通り数百の
異なる形状及び寸法を含む、薬剤の単位投与量の寸法及び形態に関する現在の広
い相違による影響を著しく低下させるから、均一な包装であることが本発明の装
置の作動にとって極めて重要なことである。
るに、得られた情報を使用してシステムの作動を変化させる「閉ループ」システ
ムである。図1を参照すると、病院又はその他の大型の施設において、最初に患
者のI.D.番号がバーコード型式又はその他の識別標識にて割り当てられ、こ
の標識は手首に取り付ける(典型的に)バンドに付与され、また、患者には病院
のコンピュータ20によりベッドが割り当てられる。典型的に、これは、緊急治
療室又は受け入れ部門にて行われる。この情報は、薬局の中央コンピュータ22
に提供される。医者の処方箋は、典型的に、薬剤師又は薬局技師によって薬局の
中央コンピュータ22に直接に又は病棟設置のコンピュータ、ラップトップ又は
インターネットコンピュータ装置により間接的に入力される。
ュータと称することがある、供給装置の制御コンピュータ24に供給する。この
制御コンピュータ24は、全体としてロボットディスペンサ26と称する多数保
管容器の薬剤供給装置を制御する。図示した実施の形態において、5つの供給保
管容器アセンブリから成るロボット供給装置26は、以下により詳細に説明する
ように、各々、それ自体のマイクロプロセッサ制御装置を備えており、典型的に
、それ自体のスペース内に配置され且つ各保管容器アセンブリにおけるロボット
制御コンピュータ24及びマイクロプロセッサへの且つこれらからの命令信号に
より制御される。
薬剤の約90乃至98%から成る500以上の異なる薬剤(動きが速い(fas
ut mover))の単位投与量を含むオーバジャケットした包装体が積み重
ねられた状態で示してある。オーバジャケット包装体は、多数包装体のバーコー
ド付きスリーブ内に格納される。これらのスリーブは、ロボットディスペンサ内
にてその包装体を充填するために使用した後に廃棄して、バーコードを付したカ
ートリッジ部材内に包装体が残るようにする使い捨て型キャリアとして機能する
。一方、該キャリッジ部材は、それ自体のバーコード付きカートリッジホルダ突
出し器アセンブリに取り付けられる。残る1500+薬剤(動きが遅い(slo
w mover))は、そのスペースの外周の周りにて棚上に取り付ける。動き
が速い及び動きが遅い薬剤の双方は、病院のコンピュータ20によって画像化(
監視)されるバーコード識別を有している。
受容器は、カセットとして公知の入れ物28−28の連続的な積重ね体の形態に
て供給装置の入口側に供給される。カセット28の各々は、個々の入れ物の複数
(典型的に、8乃至20)の積重ね体を備えている。以下に詳細に説明するよう
に、その他の入れ物の配置も可能であるが、全体として3つの型式の仕切った入
れ物が使用される。現在使用されているこれら3つの入れ物は、3、5又は10
個の部分を有している。現在、カセットの各々は、入れ物の寸法を混じり合わせ
ることも可能であるが、1つの型式の入れ物のみを含む。積み重ねたカセットは
、システムのソフトウェアによって特定の患者又は特定の薬剤用の何れかとして
予め設計される。
ルを有している。3つ及び5つのセクター部分から成る入れ物のみが特定の患者
用として指定する一方、その3つの任意のものは、特定の薬剤用として指定する
ことができる。10個のセクター部分から成る入れ物の場合、そのセクター部分
の各々は、典型的に(但し、絶対的というわけでなく)単一の使用単位量の包装
体のみを保持するように制限される。3つ又は5つのセクター部分から成る入れ
物の場合、セクター部分の各々は、かかる包装体を複数含むことができる。入れ
物が、特定の患者用入れ物の形態とされるならば、入れ物における特定のバーコ
ードは、その患者が看護病棟に入るとき、入れ物における特定の患者のバーコー
ドが特定の患者のバーコードと関係付けられ、次に、その病棟から出るとき又は
搬送されるとき、その患者から分離する。この患者が施設内に滞在する間、患者
はソフトウェア制御を介して特定の入れ物と接続されている。
ずつ最初に読み取られ、次に、以下により詳細に説明するように、全体として参
照番号30(図1)で示した、そのカセットの残りの分から分離される。得られ
た情報(カセット及び入れ物双方の識別)は、薬局の中央コンピュータ22に供
給して戻される。この中央コンピュータ22は、入れ物の再充填の必要性を決定
するため、現下の最新の処方及び看護婦用の記録及び入れ物の使用記録又はその
何れか一方をチェックし且つ連絡する。次に、入れ物は、参照番号25で概略図
的に示したコンベアのシャトル装置によって、中央の供給装置(ロボットディス
ペンサ)26まで1つずつ動かす。この供給装置にて、入れ物は、供給装置26
によりその患者の入れ物又は薬剤の入れ物に対する所望の「動きが速い」薬剤が
充填される。ロボットディスペンサには、時間外にて格納箇所29から「動きが
速い」薬剤が充填される。次に、充填後の入れ物は、コンベアシャトル装置によ
って、供給装置26から移動させる。
た半自動(又は自動)のコンピュータ支援の補助的投与分カートから入れ物に供
給される。コンベアシャトル装置は、補助的な薬剤が必要とされるときにのみ入
れ物をカート27にて停止させる。動きが遅い薬剤に関する情報は、薬局の中央
コンピュータ22により技師27aに提供され、この技師は、手持ちのスキャナ
27bを使用してロボットディスペンサ26の完全な各走行のため格納箇所29
からカート27に予め充填する。次に、カートは、ロボットディスペンサ26に
続いて、コンベアシャトル装置に隣接するその作動位置まで駆動する。技師46
は、この時点にて、薬局の制御コンピュータ22に続されたモニタ47を使用し
て、カート27から追加の薬剤を追加する。
物は、充填した入れ物カセット内に再び組み立てられる。排出装置における完成
したカセットは、供給装置のカセットと同一組み又は群の患者の入れ物を有する
が、カセットの各々は、入れ物の充填工程中、短時間で分解し且つ再度、組み立
てる。次に、カセットは、ロボットアセンブリから参照番号31で示した搬送カ
ートまで手で動かし、次に、人間の運搬者が参照番号34で示した薬剤カートま
で手で動かす。この薬剤カートは、常に、特定のナースステーション/病棟に残
され且つそのナースステーションに恒久的に割り当てられる。
共に、搬送カート及び薬剤カートのキーパッドにセキュリティコードを入力する
。その結果、その双方のカートが解錠され、走査メニューにより命令され且つバ
ーコードスキャンにより確認されたように、看護婦又はカート運搬者がカセット
を交換することを許容し、その後、看護婦及び運搬者のPIN(個人確認番号)
を使用して、カートの錠を作動させる。カセットを交換するとき、薬剤カートに
おけるカセットは、手で搬送カートまで動かし、搬送カートにおける充填済みの
カセットは薬剤カートに動かす。戻ったカセットにより薬局に戻された全ての未
使用の薬剤は、処分するか又は供給装置に戻す。このように、看護婦又は運搬者
の何れもが単独にてカートにアクセスすることができず、その一方は、カセット
の交換に対する立会人としての役割をする。
12時、午後4時、午後8時)の各々にて、看護婦45は、手持ちのスキャナ3
8を介して、自分のIDバッジを走査し且つ自分のPINを入力して、壁に施錠
した薬剤カートを特定の看護婦に解放し、その看護婦は、そのカートを任意の順
序にて(例えば、部屋毎に、又はベッド毎に)各患者まで運ぶ。本発明の1つの
変形例において、薬剤カートは、壁に施錠しなくてもよい。一度び、患者の側に
達したならば、看護婦は、自分の手首バンドの患者のバーコードIDを走査し且
つ薬剤カートに戻る前に、処方に関する命令(もし存在するならば)についてス
キャナのスクリーンを読む。情報は、ナースステーションのコンピュータ37に
よりスキャナ38に且つ該スキャナ38から提供され、このコンピュータ37は
、また、薬局の中央コンピュータ22ともデータ通信状態にある。かかる追加的
な命令は、患者の脈拍、血圧、体温等を測定する指令を含むことができる。次に
、これらの結果をスキャナキーパッドに入力する一方、該スキャナキーパッドは
、看護婦がカートに戻り且つ関連する投与分を得るとき、看護婦に対し施薬の許
可又は警報を迅速に与える。
、スキャナ38を薬剤カート34におけるその架台に戻す。患者の入れ物の正確
なセクター部分にしかアクセスされない(以下に、より詳細に説明するように)
。看護婦は、そのセクター部分内の薬剤を除去し、その上のバーコードを走査し
て、薬剤の投与の許可を受け取る。ナースステーションのコンピュータ37は、
直ちに、各患者に対する関連する薬剤の情報の結果を病院のコンピュータ20に
接続され薬局の制御コンピュータ22からリアルタイムにて直ちに受け取る。
コンピュータ37及び病院のコンピュータ20の双方に又はその何れか一方にダ
ウンロードし、この病院のコンピュータからその情報を薬局の制御コンピュータ
22に送って戻す。また、コンピュータ37からのデータも薬局の制御コンピュ
ータに直接戻すこともできる。病院のコンピュータ20は、薬局、ロボットディ
スペンサ26又は個々の入れ物内にあるかどうかを問わずに、投与分の在庫の常
に更新された完全なデータベースを維持する。このように、この装置は、情報、
薬剤及びその患者への使用に関する「閉ループ」を維持する。患者の薬剤及び薬
剤の在庫品の全ては、常時、正確に追跡し且つ計算される。
充填のためロボットディスペンサに戻す。この方法の使用は、幾つかの施設にお
いて、1日4回の多数回から1日おきというように相違する。
特に、入れ物の特定のセクター部分から患者に供給され且つ施される。入れ物受
容器は、特定患者用とする、すなわち、各患者の薬剤又はその他の医療供給品を
保持する特定のバーコードを付した入れ物とするか、又は特定の薬剤/供給品用
、すなわち、看護婦が使用するため予め選んだ薬又はその他の供給品を保持する
が、ある特定の患者専用ではない入れ物の何れかとすることができる。特定の薬
/供給品用の入れ物は、例えば、選んだ麻酔薬、「応急」薬、新たに処方した時
間外の薬、緊急処置室の投与分、手術室の薬剤及びその他の用途に使用すること
ができる。
して、3つ又は5つの部分又はセクター部分に分割される一方、特定薬剤用入れ
物、典型的に(絶対的ではないが)、より多くのセクター部分、すなわち、10
個に分割される。説明の目的上、3つのセクター部分から成る特定の患者用入れ
物に関して詳細に説明する。これらの入れ物は、典型的に、1日4、3又は2回
カセットが供給される病院施設にて使用される。5つのセクター部分から成る特
定患者用入れ物は、入れ物の充填及び供給が1日1回行われる看護施設のような
施設にて典型的に使用される。処方及び患者の動きが遥かにより複雑な病院にお
いて、薬剤を投与する直前に(すなわち、ジャストインタイム(JIT))で薬
剤を供給するため、3つの部分から成る入れ物を使用することができる。
形の形態であるが、図示した実施の形態において、直径約36.195cm(約
14.25インチ)及び高さ6.668cm(2・5/8)インチである。図2
乃至図6には、3つのセクター部分から成る入れ物32が図示されている。この
実施の形態における入れ物32は、円形の形態であるが、四角、矩形、六角形等
を含むその他の形態も使用可能であることも理解すべきである。入れ物32は、
底部分39(図6)を備えている。基部分39は、その中央に、直径約3.81
0cm(約1・1/2インチ)の円筒形開口部41を有している。
、入れ物の基部分の底面を横断して互いに平行に伸びている。これらの溝は、中
央開口部41から等しい距離に配置されている。基部分の周端縁に隣接する溝の
各々の一端は外方に拡がって、この箇所にて溝への入口43a、44aは、実質
的に7.620cm(3インチ)の幅であり、入口部分は溝の残りの部分まで短
い距離に亙って内方に湾曲している。それぞれの溝の拡がった入口部分はそれぞ
れ入れ物を隔たった軌道に対し、最初に僅かに非整合状態となることを許容し、
この軌道の上にて溝は供給装置内を移動する。また、下面42には、切欠き11
9も設けられている。この切欠き部分の機能について以下により詳細に説明する
。
3つのパイ形セクター容器又は引出し部52−52がプレート48から立ち上が
っている。セクター引出し部52は、底部プレート54と、側壁56、58と、
プレート48の外周にて側壁を接続する湾曲した外壁60とを備えている。該引
出し部は頂部が開放している。側壁56、58の間にて壁部分として画定された
各引出し部の後方部分は、入れ物の基部の中央開口部41と合わさる形態とされ
ている。図示した実施の形態において、セクター引出し部の各々は、プレート4
8の外周にて各容器の1つの隅部に隣接して配置された垂直ロッド62−62の
周りで外方に旋回することができる。1つの代替的な実施の形態は、入れ物の基
部分の溝と合わさるその下側における直線状の背骨部分を有するプルアウト引出
し部である。
に対して便宜に且つ簡単に回転させて出し入れすることを許容する。上述したよ
うに、その他のセクター部分の仕切り及び入れ物の形態も採用可能であることを
理解すべきである。例えば、上記の説明は、2つのセクター部分が幅144°で
あり、他の残りの部分が72°の角度(図4)である3つのセクター部分から成
る入れ物に関する。上述したように、この形態は病院の患者にとって便宜である
。しかしながら、看護施設のようなその他の施設は、5つのセクター部分から成
る入れ物を必要とすることがあり、その場合、各セクター部分の幅は72°であ
る。
多数のセクター部分を含むことができる。同様にその他の配置及び形態も使用可
能である。しかしながら、上述したように、薬剤に対する多数の別個のセクター
部分を有する個々の入れ物受容器の基本的な思想は、特に、薬剤及び医療用供給
品を確実に且つ迅速に供給する点にて本発明の装置全体の1つの重要な部分であ
る。
する公知の施薬方法に従って充填される、上述した装置の部分を記載するもので
ある。説明の目的のため、通常の充填過程の間、単一の入れ物に関して説明する
。
物である、完全な装置は典型的な病院施設に配置される。このように、例えば、
午前8時、昼12時、午後4時、午後8時の各施薬時間の直前に入れ物をロボッ
トディスペンサにより充填し、その後、搬送カートによりナースステーションに
迅速に供給し得ることが理解されよう。セクター部分の1つは、例えば、午後8
時といった差し迫った規則的な施薬時間にて投与されるように薬剤が充填される
。第二のセクター部分は、痛み止めアスピリン等のような必要に応じた薬剤用で
ある一方、第三のセクター部分は、差し迫った規則的な施薬時間の後であるが、
次のカセットの交換前に行うべき、多岐に亙る所定の投与の任意のもの用である
。最大のセクター部分は、それらが所定の投与又は「必要に応じた」投与である
かを問わずに、格納すべき最大の投与量に対してロボット制御コンピュータ内の
ソフトウェアにより選ばれる。
全体として、入れ物充填装置70は、その主要な補助部分として、入れ物カセッ
ト73用の供給コンベア72と、供給されるカセットを分解する荷受昇降機74
と、入れ物を中央コレータアセンブリ78の下方の充填位置に供給する供給シャ
トルアセンブリ76とを備えている。図8のセンサ79、81は、入れ物カセッ
ト及び個々の入れ物の進行状態を制御する状態を保つ。その各々が車輪及び軌道
にてコレータアセンブリ78まで可動である必須の別個の薬剤保管容器アセンブ
リ80−80により薬剤がコレータアセンブリ78に供給される。これら保管容
器は、その付近に配置された任意の数のその他の可動の保管容器の間に格納する
ことができる。それら保管容器の1つ以上はコレータアセンブリにより所定の位
置に固定することができる。
を通じて薬剤を落下させることにより、コレータアセンブリを作動させて患者の
入れ物が充填される。該入れ物は、排出又は出口シャトルアセンブリ82により
補充的投与分(SD)用カート84(キーボード、マウス及びタッチスクリーン
85を備える)を経て、コレータアセンブリ78から離れる方向に自動的に駆動
される。自動的な送出昇降機アセンブリ86及び排出コンベアアセンブリ88に
達する。次に、再度組み立てたカセット87を手で搬送カート89に、次に、薬
剤カート(図示せず)まで移動させる。この薬剤カートは、常時、患者の病棟又
は患者エリアにあり、この位置から、薬剤が供給される。薬剤用カートはベッド
毎に移動する。上記のアセンブリの各々に対しては以下により詳細に説明する。
な患者の入れ物の積重ね体(カセットと称される)の形態にて入れ物充填アセン
ブリに且つ該入れ物充填アセンブリから搬送される点である。カセットの各々が
、複数の患者の入れ物、薬/供給品入れ物又はその他の型式の入れ物を備えてい
る。図示した実施の形態において、図9及び図10を参照すると、供給コンベア
72の上で全体として参照番号92−92で示したカセットは、合計10個の個
々の患者の入れ物を備えているが、その入れ物の数は変更可能である。図9、図
11及び図12を参照すると、カセットの各々は、中央ラッチポールアセンブリ
94を備えている。このポールアセンブリ94の上に個々の入れ物の中心があり
且つ入れ物が隣接する入れ物に対し入れ子式に配置されている。カセットアセン
ブリの各々は、図示した実施の形態において、4側部付きであり且つその内部に
入れ物の積重ね体を包み込む、透明なプラスチック製ハウジング104を備えて
いる。ハウジング104の底部は開放している。
。図11に図示するように、ラッチポールアセンブリ94は、内側ポール96を
備えている。該内側ポールは、その下端付近にばね偏倚した3つの耳状部分98
−98を備えている。該耳状部分は、ばねにより偏倚されて外方を向いた位置に
達している(図示するように)。この外方を向いた位置において、耳状部分の外
端縁は、患者の入れ物の開口部41の周端縁を超えて伸び、このため、耳状部分
は、多数の(例えば、10個)の患者用又は薬(供給品)用入れ物をその上方に
支持する(最初に)。しかしながら、ラッチポールの耳状部分がそのばね偏倚力
に抗して内方に駆動されるとき、入れ物は、耳状部分の上をポールアセンブリの
上で下方に動くことができる。
次のように設計されている、すなわち、最底部の入れ物を荷受昇降機の上に解放
した後、次の入れ物及び次の入れ物の上方の入れ物を捕捉し得るように適時に耳
状部分が反発動作して後方に戻るような設計とされている。掛止めポールアセン
ブリは、内側ポール96の外側に嵌る中空の外側ポール101を備えている。該
中空の外側ポールは、ばね接続具(図示せず)によりその底部にてその間を相対
的に可動である。外側ポール101は、その下端付近に3つの開口部を有し、内
側ポール96の耳状部分98−98はこれら開口部を貫通して伸びている。外側
ポール101が該外側ポールを内側ポール96に接続するばねに抗して上方に駆
動されると、外側ポール101の開口部の下端縁は、内側ポールの耳状部分98
−98に対して作用し、これら耳状部分を内側ポールの面に向けて内方に付勢し
、この位置において、上述したように、入れ物は、一度に1つずつ耳状部分の上
を自由に進み、また、ポールアセンブリから離れる。
トコンベア72は、入れ物カセットを1つずつ荷受昇降機74上方の適正な位置
に動かす。該昇降機は、上述した方法にてラッチポールアセンブリに作用するこ
とにより入れ物を1つずつ積重ね体の底部から供給入れ物シャトルアセンブリま
で除去し且つ下降させる。供給カセットアセンブリ72は、可動部分を有するフ
レーム105(図9)を備え、該可動部分は、連続的なカセットを受け取り且つ
該カセットを隔たった関係に保ち、供給コンベアにおける各カセットの位置を荷
受昇降機に対して正確に把握することのできるように配置された部分を有する。
ンの配置にて搬送カートから供給カセットコンベア72まで手で動かす(追加的
なカセットをより大型のコンベア上に受け取ることも可能であることが理解され
るが、図9には2つのカセットが図示してある)。また、供給カセットコンベア
へのこの搬送は、自動的に行うことができることも理解すべきである。カセット
がカセットコンベア72に一度び取り付けられたならば、これらカセットは、適
時な時間にて荷受昇降機の上方の正確な位置まで自動的に駆動される。コンベア
は、モータ106及びリードスクリューアセンブリ108により駆動する。モー
タ106は、ロボットコンピュータ24からの電気信号により制御する。
入れ物を制御する状態とを把握することは上記に簡単に説明したバーコード識別
方法を使用して実現される。バーコード番号は、個々の入れ物、個々の入れ物セ
レクタ部分、包装した薬剤、搬送カート及び色々な包装構成要素を含む装置の重
要な構成要素の全てに付与する。バーコード識別符号109は、例えば、図2、
図3及び図6で図示した入れ物に示してある。これら識別コードは典型的に、入
れ物の縦側部に付与されている。各入れ物の基部に埋め込んだRFチップは1つ
の代替的な手段となり得よう。
てられる。患者は、割り当てられたバーコード番号を有する手首バンドを装着す
る。その後、バーコードを付した薬剤入れ物はソフトウェア制御によりその特定
の患者と関係させる。固定型及び持ち運び型スキャナを装置内の色々な位置にて
使用し、バーコード識別を使用することにより、個々の入れ物、入れ物セクター
部分及びその入れ物に装填される薬剤の位置を正確に制御することが可能となる
。バーコードの使用に関しては以下の明細書の全体に亙って説明するが、その他
の識別標識を使用することもできることも理解すべきである。
まで移動すると、カセット内の最下方の入れ物のバーコードが取り付けたスキャ
ナ79(図10)により読み取られる。例えば、カセットの位置及び動きを確認
するために使用することのできるスキャナ81のようなその他のスキャナを供給
コンベアに沿ったその他の位置に配置してもよい。バーコード情報は、ロボット
コンピュータ24に提供され、該コンピュータは、どの入れ物が荷受昇降機に存
在するかを知り、従って、どの入れ物が入れ物充填過程を通じて動き始めようと
しているのかを知る。
いて、入れ物の底部の溝43、44は、荷受昇降機の上方昇降機プレート110
の上面における合わさる隔たった隆起整合要素すなわち軌道111と整合される
。昇降機プレート110は、空圧作動部材112により垂直方向に可動である。
1つの代替例としてステッパモータを使用してもよい。昇降機プレート110は
、その中間部に開口部113を有し、この開口部を通じて掛止めポールアセンブ
リの底部が伸びる。図11に図示するように、上方昇降機プレート110の開口
部113の下方から短い距離にはより小さい支持プレート114がある。該支持
プレート114は、ばね及びボルト装置115により上方昇降機プレート110
に取り付けられる。掛止めポールアセンブリの下端は、カセットが正確な位置に
あるとき、プレート114に対し丁度休止し、昇降機は、最下方のカセットを除
去し得るようその作用可能な位置まで上昇している。
ト110を駆動したとき)、外側ポール101は上方に動き、その結果、内側ポ
ール96における耳状部分98−98は、上述し且つ図12に図示するように、
十分に内方に駆動され、最下方の患者用入れ物から耳状部分の上を下方に動くこ
とを許容する。次に、上方昇降機プレート110を僅かに下降させ、外側ポール
101を下降させて耳状部分98−98が最下方の患者用入れ物が耳状部分から
分離するとき、次の最下方の入れ物の下側で再度自由に反発動作するようにする
。最下方の入れ物が耳状部分98−98から完全に分離し且つ撥ね出したならば
、次の入れ物が拘束され且つその上の全ての入れ物のようにポールアセンブリの
上に保持される。昇降機アセンブリの動きを制御する結果、一度に1つの入れ物
のみが掛止めポールから離れる方向に動く。
上方昇降機プレートの上のその割出し位置に達するとき、センサ(図示せず)が
最下方の入れ物の動き及び整合状態を感知し得るように配置されている。このよ
うに、センサは、1つの入れ物(スキャナ79により読み取った入れ物)が解放
されたことを確認し、また、掛止めポールアセンブリから1つ(1つのみ)の入
れ物が開放されたことを確認する。これは、自動的な補正動作及び操作者への報
告機能を備えるフィードバックループの構成により実現される。
され且つ該アセンブリにより駆動される位置にある。該シャトルアセンブリは、
供給コンベアからロボットディスペンサまで伸びている。解放された入れ物がそ
のカセット内の残りの入れ物から下降され、荷受昇降機が予め選択した位置まで
下方に動くと、図13を参照すれば、キャリアアセンブリ121のキャリアのラ
ッチ部分118は入れ物の底面の切欠き部分119内で入れ物に係止する。同様
に、キャリアアセンブリ121の一部である空気充填ピストン120は、作動し
て、入れ物をラッチ118の突き出し端縁に対して付勢する。この時点にて、入
れ物は、キャリア121により荷受昇降機74から離れる方向に動き、キャリア
は、入れ物の供給シャトルアセンブリフレーム上に取り付けられた関係した空気
シリンダ(図示せず)により空圧で駆動する。
付けられた水平方向ガイド122に取り付けられ且つ該水平方向ガイド122に
沿ってコレータアセンブリ78の空圧トラップドアの真下のその指定位置まで達
する。荷受昇降機74とコレータアセンブリ78との間には、約17.78cm
(約7インチ)離れた一対の隔たった水平方向軌道122が伸びている。入れ物
は、最初に、荷受昇降機の上でそのカセット内にて次のように方向決めされてい
る、すなわち、各患者用入れ物の下面における溝の広がった開口部43a、44
aが全体として、供給シャトルシステムの一部である上記2つの隔たった軌道と
整合されるようにしてある。ロボットコンピュータ24からの制御信号が発生さ
れると、キャリアアセンブリ121及び入れ物は空気シリンダにより隔たった軌
道に沿って駆動される。
ピン130−130(図14及び図15)がコレータアセンブリの遠方側部にて
パチッと突き出し、移動する入れ物に対する拘束要素として機能する。入れ物が
前方中心決めピン130−130に接近すると、入れ物に係止されたキャリアラ
ッチ118は、支持フレームに取り付けられたカム(図示せず)を経て動き、該
カムはラッチにおける伸びる水平方向ピン131と接触する。患者用入れ物を更
に動かすと、キャリアラッチ118は、下方に回転し、入れ物を解放する。ピス
トン120は、入れ物に対する圧力の付与を続け、入れ物を中心決めピン130
−130に対して付勢する。この時点にて、空気シリンダはその行程の終点に達
する。このことは、供給シャトルアセンブリ用に支持フレームに取り付けられた
センサ132により決定される。
物の後部からパチッと跳ね出し、これにより、コレータアセンブリ78の下方の
正確な位置にて2組みのピン130、133の間に入れ物を拘束する。次に、供
給シリンダは、キャリア121を伴って、荷受昇降機に近接するその当初の位置
まで迅速に戻り、荷受昇降機にてカセットから除去すべき次の入れ物に作用する
用意が整う。
がコレータアセンブリ78の周りに配置されている(図16)。図示した実施の
形態において、容器の各々は、104個の単位量投与分格納及び突き出し器アセ
ンブリを備えている。しかしながら、所定の施設において、色々な容器の各々は
特定の施設の必要性に最も良く対応することができるように、異なる数の格納及
び突き出し器アセンブリを備えるようにしてもよい。突き出し器アセンブリ(図
17)は、カートリッジホルダ137と、細長いカートリッジ138とを備えて
おり、該カートリッジ138の下端は、カートリッジホルダ内に配置され且つ該
カートリッジホルダにより支持され、また、オーバジャケットした薬剤の単位投
与分がこの下端内に積重ねられている。図示した実施の形態において、カートリ
ッジ138は、高さ約7.62cm(約3フィート)であるが、これは、1つの
特定のカートリッジにて望まれる天井部分の高さ及び投与量/供給品の量に依存
して、変更することが可能である。
保管容器フレーム140(図16)により支持され、このことは、保管容器の各
々をコレータアセンブリ78から動かすことを許容するが、同様に1つ以上の固
定した保管容器アセンブリを備えるように装置を形成してもよい。このことは、
保管容器の各々を1つのユニットとして便宜に動かし入れ物の充填過程中に単位
投与量が使用されるとき、個々のカートリッジを直ちに再度在庫することを可能
にする。また、「時間外」の10個のセクター部分から成る入れ物の睡眠剤の供
給、医療供給品の供給又は異なる施設にて使用する投与分を供給するといったそ
の他の供給目的のため、任意の数の可動の保管容器を近くに在庫しておくことが
できる。装置の容量が大きく且つ在庫をソフトウェアで監視するため、再在庫は
、典型的に、夜間のような時間外にて行われるが、在庫のチェックは、患者の必
要性に対して、1日中行われる。
する7列(後部列から開始して)134−134を有する合計10個の群又は列
の格納及び突き出し器アセンブリを備えている。次の列135は、10個の突き
出し器アセンブリ、次の列136は6つの突き出し器アセンブリ、最前方の列は
4つの突き出し器アセンブリを有している。保管容器アセンブリの長さは、特定
の場合、より長く又はより短くしてもよい。突き出し器アセンブリの全ては実質
的に同一であるが、大きい(長く且つ幅が広いか又はその何れか一方)の単位投
与分の包装体の場合、2つの突き出し部材が使用される。装置の条件が相違し又
は突き出しの不良が発見されたならば、アセンブリは持ち運び可能であるから、
選んだ突き出し器アセンブリの位置を容易に変更することができる。
器の幅に亙って伸びる取り付けバー139に取り付けられた透明なプラスチック
製要素である。図示した実施の形態において、カートリッジホルダ137は高さ
約24.13cm(約9−1/2インチ)、断面積16.129cm2(2−1
/2平方インチ)である。カートリッジ138はカートリッジホルダ137に垂
直に嵌まる。カートリッジ138は、図示した実施の形態において透明なプラス
チック製であり、内部の断面寸法は、このカートリッジが保持する自由浮動のオ
ーバジャケットした単位投与量の包装体よりも僅かに大きい。カートリッジは頂
部及び底部にて開放し、また、略頂部からカートリッジの略底部まで伸びる垂直
開口部(約指の太さ)141をその前面にも有している。
し部材は、前方水平部分143aを有し、次に、上方に且つ後方に曲がって、図
17に図示するように、その後部にて垂直部分143b内で下方に曲がる。突き
出し部材は、3つの目的を果たす、すなわち、使用しないときオーバジャケット
した包装体を保持すること、命令を受けたときに包装体を突き出すこと、また、
その真後ろの突き出し部材から突き出された投与分に対するストッパとして機能
することである。
気シリンダ145により後方位置と前方位置との間にて水平に動き得るように取
り付けられている。突き出し部材143は、空気シリンダ145により提供され
る空気圧力(典型的に40lb)により前方位置(図17に図示)に保持されて
いる。その前方位置にあるとき、突き出し部材143の水平部分148は、最下
方包装体146を含む、複数のオーバジャケットした使用単位用投与分の積重ね
体を支持する。コンピュータ24から信号を受けたとき、突き出し部材は後方に
十分に動いて、包装体146が「突き出し準備」位置まで下方に動くのを許容す
る。突き出し部材143の前縁は、包装体146の後縁に隣接している。突き出
し部材の後方への動きは、前方に加えられる連続的な40lbの圧力を上廻り且
つ突き出し部材を後方に動かす、約80lbの空気圧力を後方に加えることによ
り行われる。
80lbの圧力を除去し、突き出し部材143の前縁149が最下方の単位投与
量包装体の後縁に接触し且つ突き出し部材が前方に動くとき、該包装体をカート
リッジホルダ外に動かす。
ダ外に動くと、該包装体は、横方向支持バー139から分離し、その直前に配置
されたカートリッジアセンブリ内の突き出し部材の後縁に短時間だけ接触し、次
に、保管容器樋状体150内に落下する。保管容器樋状体150は、薬剤保管容
器の幅を横断して且つその後部から前部に伸びる、全体としてV字形のアセンブ
リであり、保管容器の幅が減少するに伴って前方に向けて狭小となる。樋状体1
50は、平坦な底部の2通路面153を有する対向した斜め側部151を有して
いる。単位投与量薬剤包装体146は、カートリッジユニットから突き出された
後、保管容器樋状体の底面まで落下する。
配置されている。単位投与分包装体がそのカートリッジ外に動くことにより発生
された光が遮断されるとき、1つの投与分が突き出されたことを表示する信号が
ロボットコンピュータ24に送られる。ソフトウェアのデータベースは、その特
定のカートリッジホルダの識別が走査され且つ再在庫のとき、スリーブのバーコ
ード走査と共に確認される、1つの特定のカートリッジホルダにかかる命令を接
続するから、その投与分は所望のものであると推定される。その列における突き
出し器アセンブリの適正な後方への動きを確認するため、突き出し器アセンブリ
の次の前列の残りを監視すべく、同一のLED/センサ対が使用される。第一の
列状のLED/センサ対は、その列の包装体の突き出しのみを監視する一方、そ
の包装体の後端におけるLED/センサ対は、突き出されたアセンブリの後方へ
の動作のみを監視する。
力を短時間だけ作用させ、上述したように、突き出し部材が後方に動くようにす
る。かかる作動中、突き出し部材がその最後方位置まで動き且つLED/センサ
ビームを遮断しないならば、そのことは、装置に欠陥があることを操作者のステ
ーションモニターに表示する。突き出し部材がその後方位置にあり、次の包装体
が所定位置に落下したとき、上述したように、より高圧の空気圧力を遮断し、よ
り低圧の一定の圧力が突き出し部材をその前方位置に動かして戻すことを許容す
る。この前方への作用は、投与分をカートリッジ外に動かし、このことは、LE
D/センサビームを遮断し、投与分が突き出されたことを表示する。
を認識すべきである。しかしながら、この過程は、実際上、時間的に極めて接近
している。センサは、第二の突き出し器アセンブリが同一の群内で発射される前
に通過する迄、僅か3乃至5ミリ秒だけ待つ。このことは、人間の眼にとって実
質的に同時であるように見える。1つの特定の入れ物用の2つ以上の所望の薬剤
を同一の保管容器内に格納することができ、このため、かかる略同時的な発射は
しばしば生じることを理解すべきである。
た薬剤保管容器に関係なく、100ミリ秒以下という極めて短時間内に突き出さ
れる。ロボットコンピュータは、その保管容器内に格納された各薬剤に対する特
別なカートリッジの正確な位置を把握し、正確なカートリッジと関係した突き出
し部材(特に、空気シリンダ弁)に必要な信号を提供し、所望の薬剤投与量の包
装体をその関係した保管容器樋状体内に突き出す。
は、それぞれのセクター部分内に次の差し迫った投与時間に対する全ての薬剤を
含み、全ての薬剤は「必要に応じた」及び時間外の特殊な薬剤として特定されて
いる。上述したように、ソフトウェアは、特定の投与分に対し入れ物内のセクタ
ー部分を割り当てることができる。例えば、医者が多数の「必要に応じた」投与
分及び僅かな時間外の投与分を処方するならば、ソフトウェアは、大きい144
°のセクター部分を「必要に応じた」セクター部分として指定し、混雑/オーバ
フローという問題点を防止する。
薬剤は、そのそれぞれのカートリッジから突き出した後、色々な保管容器樋状体
内に位置することになる。
れている。プラウアセンブリ164は、保管容器樋状体の形態に適合する形状と
されたプッシャプレート168を備えている。プラウアセンブリ164は、加圧
された空気シリンダをも備えている。該空気シリンダは、作動されたとき、プレ
ート168を保管容器樋状体に沿って該保管容器樋状体の内端(入口)169迄
、駆動する。これが生じると、保管容器樋状体内に突き出された全ての薬剤包装
体は、プラウの正面に沿って拭き払われる。樋状体の前端及び後端におけるプラ
ウの位置を感知するセンサが空気シリンダに配置されている。
に移動する。図14及び図15にて理解し得るように、中央コレータ78は円形
であり、また、薄く、隔たった固定の垂直プレート173−173(高さ約22
.86cm(約9インチ))により、5つの72°のセクター部分に仕切られて
いる。該垂直プレートは、コレータの垂直中央要素からその外周まで伸びている
。外周は、垂直プレート173の外端縁に接続された短い壁177(高さ約7.
62cm(約3インチ))を有している。コレータは、図14、図15に破線1
71で示した患者用入れ物と略同一の直径を有する。コレータ78は、上部にて
開放し、所望の時点にて開放することのできる空圧作動の底部摺動トラップドア
176を備えている。プレート173、壁177及びトラップドア176は、入
れ物がトラップドア176の下方に到達するとき、保管容器からの薬剤を入れ物
の適正なセクター部分の上方に一次的に保持し得るようにコレータの外周の周り
に連続的なセクター部分を画定する。
る患者用入れ物内に供給すべきとき、直ぐ隣接して配置された可動のプレート1
78を有している。該可動のプレート178は、次の隣接する固定したプレート
に対して略途中の位置まで横方向に回転させることができ、この位置において、
該プレートは、摺動ドアの外周における小さいスロット内に装着される。この動
作は、全体として上述した特定薬用の入れ物のような、10個のセクター部分か
ら成る入れ物に対して使用される10個のセクター部分から成るコレータに5個
のセクター部分から成るコレータを変換する。コレータ78は、垂直軸180に
取り付けられ、該垂直軸の頂部にはステッパモータ182が存在し、該ステッパ
モータが、作動時、その「当初」の位置から僅かな距離だけ回転して、トラップ
ドアを作動させるのに適した時点にてその当初の位置に戻る前に突き出され且つ
1つの特定の保管容器からコレータまで拭き払われた投与分を集める。このコレ
ータ78の作用は、ロボットコンピュータ24からの信号により制御される仕方
にて行われる。
特定の患者に必要な投与分が正確な通路内に落下し、コレータを回転させること
を必要とせずに、コレータに達する迄、その通路に沿って拭き払われるようにす
る。しかしながら、この3つのステップから成る充填過程(投与分の突き出し、
プラウの拭き払い、トラップドアの作動)は、特定の入れ物セクター部分用の必
要な投与分がその投与分を供給すべき特定の入れ物セクター部分と反対側の保管
容器内に格納されていないならば、上述したようには機能しない。この状況が生
ずると、トラップドアは、第一のプラウの作動後、閉じたままであり、次に、コ
レータは動き(スピンし)、入れ物の正確なセクター部分は、追加的な投与分を
受け入れ得るように正確な保管容器と整合される。次に、コレータは、その当初
の位置にスピンして戻り、トラップドアは解放される。
ター部分内に拭き払われ、そこからその下方にある入れ物内に供給される迄、全
ての保管容器に対して繰り返す。5つのセクター部分から成る入れ物及び10個
のセクター部分から成る入れ物を充填するためには、上述した方法と同一であり
、コレータは、各コレータセクター部分に順次、所望の薬剤を受け入れ得るよう
に回転させる。
つのセクター部分から成る入れ物の場合、数ミリ秒という極めて迅速に行われる
)、コレータは、その当初の位置に回転させて戻し、この当初の位置にて、それ
自体のセクター部分は、常に、その真下に配置された患者用入れ物の対応するセ
クター部分と整合している。次に、制御コンピュータ24により滑りトラップド
ア176を作動させ、空気シリンダ又は同様の機構により、コレータの下方にて
水平方向に動かす。次に、コレータ78内の薬剤は、関連する入れ物171内の
対応するセクター部分内に落下する。この時、患者の入れ物171が充填される
。次に、滑りトラップドア176をその最初の位置に動かして戻す(閉じる)。
ータから分離させる用意が整う。排出シャトルアセンブリ82は、全体として図
19乃至図21に図示されている。入れ物を充填する直前に、入れ物取り出しア
センブリ184が中央コレータ78及び充填した入れ物の下方を移動する。取り
出しアセンブリ184は、入れ物ラッチ機構186を備えている。該入れ物ラッ
チ機構は、互いに隣接する位置に配置された垂直に方向決めした2つのプレート
を備えており、その一方のプレート187は、その後端、すなわち中央コレータ
78に向けた端部付近にて枢着ピン189にて互いに回転可能に接続されている
。プレート187は切欠き部分192を備えている。入れ物ラッチ機構186が
中央コレータ78に達すると、プレート187から伸びるピン194はシャトル
アセンブリフレームにおけるカムを経て動き、このカムプレート187を上方に
付勢し且つ該プレートをプレート187の面におけるボール止め部191の上方
の斜めの所定の位置に係止する。
止する。取り出しアセンブリ184は空気シリンダ200により作動され、該空
気シリンダは、供給シャトル軌道と同様の隔たった2つの軌道に沿って入れ物を
駆動する。充填済みの入れ物は、取り出しアセンブリによって、隔たった軌道に
沿って、可動のSD(補充的投与分用)カート84であり、操作者が位置する、
その次の位置まで駆動される(図22)。特定の患者に対して処方することがで
きるが、薬剤保管容器内に配置されていない、「動きが遅い」薬剤は操作者が供
給するのもこのSDカート84においてである。
。これらの列は、各列内に選択された数の入れ物がある状態であり、容易にアク
セスし得るように層状態で一方が他方の上になるように隔てられている。典型的
なSDカートは、各列が6乃至10個の入れ物を有する、7乃至10個の列を備
えている。入れ物の各々は、該入れ物と関係したLED光(図22に一部のみ図
示)84aを備えている。病院又はその他の施設に対して充填サイクルを実際に
開始する前に、ロボットコンピュータは、その特別な完全なサイクルに対し色々
なSDカート入れ物内で提供しなければならない「動きが遅い」薬剤を把握して
いる。
ロボット式入れ物充填装置を収容するスペースの外周の周りに格納状態に配置さ
れている。各充填サイクルの前に、操作者は、可動のSDカートを外して、該カ
ートをその周囲の格納部分(通常、棚の上)まで動かし、また、メニュー被駆動
のRF手持型スキャナ(図示せず)を使用して、病院のコンピュータ20により
提供される次の作動の情報について、「動きが遅い」薬剤を配置し且つ走査する
。
動走査確認過程により、それら薬剤を特定のバーコードを付したSD入れ物内に
配置する。操作者は、動きが遅い薬剤の特定の格納位置におけるバーコードを走
査し且つオーバジャケット包装体自体及び動きが遅い薬剤を一次的に格納すべき
特定のSDカートの入れ物のバーコードを走査する。このように、コンピュータ
は、次のサイクルにて供給すべき動きが遅い薬剤に対してSDカートの入れ物の
正確な位置を把握する。動きが遅い薬剤の投与分が全て集まったならば、操作者
は、コレータ78から下流の操作者のステーションにてSDカートを所定の位置
に戻す。
ため、内部に「動きが遅い」薬剤を保持すべき患者用入れ物は、1つ以上の動き
が遅い薬剤の投与分を受け入れ得るようにSDカートステーションにて短時間だ
け停止する。信号がロボットコンピュータ24からSDカートにおける適当な入
れ物に予め伝送されており、関係するLED84aを点灯し、その後、その特別
な入れ物は、供給シャトルシステムにより掴まれ、これにより、その次の入れ物
の正面にある特別な患者用入れ物に対する動きが遅い投与分が配置される正確な
SD入れ物について操作者の注意を喚起する。
する前、操作者は、LED光が点滅するSD入れ物におけるバーコードを走査し
、入れ物内に達し、その内部の単位量投与分を掴み且つ走査する。次に、操作者
は、患者の入れ物がSDカートに到着するのを待ち、取り上げた投与分に対する
患者用入れ物内の適正なセクター部分を示すタッチスクリーンのモニター85を
観察する。患者の入れ物がSDカートに到達し且つ停止したならば、操作者はそ
の投与分をカートの開口部84bを通じて入れ物の正確なセクター部分内に投下
し、コンピュータモニターにおける指定セクター部分に触れることにより、正確
に配置されたことを確認する一方、該コンピュータモニターは、取り出しアセン
ブリを再作動させ、入れ物を送出昇降機86まで駆動する。
る。排出カセットコンベア88は、供給カセットコンベア72と同様である。こ
れらカセットは、供給カセットコンベアに対するものと同様のステッパモータ及
びリードスクリュー装置208によって駆動する。空のカセット(図示せず)は
、送出コンベア86の上方の所定の位置に移動し、ラッチポールアセンブリ20
7がカセットハウジングの中央を貫通して下方に伸びている。荷受昇降機74と
同様の送出昇降機86は垂直方向に可動であり、また、その中央に開口部を有し
、カセットラッチポールアセンブリがこの開口部を貫通して伸びている。
送出降機まで駆動される。入れ物が所定の位置まで移動すると、取り出しアセン
ブリにおける入れ物の下方の入れ物ラッチ機構は、排出シャトルアセンブリのフ
レームにおけるカム要素と接触する。該カム要素は、入れ物ラッチ機構186の
プレート187を解放し、該プレートは、ボール止め部を経て下方に移動する。
プレート187は、該プレートが保持する入れ物を解放し、また、ボール止め部
によって下方位置に保持され、該ボール止め部を入れ物と非接触状態に保つ。次
に、取り出しアセンブリ184を中央コレータに戻して次の入れ物を取り上げる
。
送出昇降機プレートの上に中心があるように配置され、該昇降機プレートは、次
に上方に動かし、これにより、入れ物をラッチポールアセンブリの伸長するばね
偏倚式耳状部分を経て動かす。入れ物がポールに沿って上昇するのに伴い、耳状
部分は内方に移動する。入れ物が耳状部分から分離すると、耳状部分は外方に反
発動作して、該入れ物をポール上に支持する。次に、昇降機プレートを下降させ
次の入れ物を受け取る。連続的な入れ物の各々は、10個の入れ物(又はその他
の予め設定した数)が装填される迄、同様の方法にてラッチポールに装填されて
、カセットを完成させる。次に、排出コンベアは、その完成したカセットを送出
昇降機から離れる方向に移動する一方、次のポール及びラッチ機構を送出昇降機
の頂部に配置し、次のカセットを構成する。次のカセット用の入れ物は、荷受昇
降機にてカセットから分解されて、システムを経て移動した入れ物から成ってい
る。
けるカセットから荷降ろしされ且つ逆の順序、すなわち供給コンベアにおける充
填したカセットの底部にある患者用入れ物が排出コンベアにおける対応するカセ
ットの頂部に配置されるような順序にて、排出コンベア上にてカセットの上に集
められることを認識すべきである。このことをロボットコンピュータは自動的に
考慮する。カセット内の各入れ物の正確な位置は正確に追跡され、このため、入
れ物の充填過程中、及びカセットが搬送カート、薬剤カート(病棟にて)及び販
売キャビネット内に(病棟にて)配置されるときの双方にて、その位置は、常時
、把握されている。
は連続的で且つ重なり合うこと、すなわち、患者の入れ物は、充填過程中に連続
的に移動する一方、任意の1つの時点にて装置内の色々な箇所に入れ物が存在し
、これにより、多重処理能力が提供されることを理解すべきである。例えば、1
つの患者用入れ物が排出コンベアの上のカセット内に荷降ろしされるとき、後続
の入れ物は、中央コレータにてSDカートステーションに存在し、供給シャトル
の上で、任意の又は全ての保管容器からの投与分がコレータがその適正な位置に
スピンする間、突き出され且つ次々に進められる。
中の患者用入れ物と特定のセクター部分内の所望の薬剤は、各保管容器が独立的
に作動させるが、その他の全ての保管容器と同時に、各保管容器内にて実質的に
同時に、迅速に且つ連続的に突き出される。患者用入れ物の全てのセクター部分
に対する全ての薬剤が色々な保管容器樋状態内に入る迄、その状態が続く。
トラップドアの下方の位置にて患者用入れ物と正確に整合されたトラップドアの
上方のそのそれぞれのセクター部分の位置になる。正確な入れ物セクター部分と
未だ整合されていない1つの特別な保管容器から、追加的な投与分を必要とされ
ない状況において、5つの保管容器から成るコレータをその当初の位置から迅速
に回転させ、正確な保管容器と正確に1列となるようにする。この保管容器は、
投与分をコレータ内に駆動するプラウに対して準備した状態で単位投与量をその
樋状体内に既に突き出しているようにすることができる。
なる型式の投与分(薬剤)を最も効率的な可能な位置にて色々な保管容器内に配
置することができことを理解すべきである。このように、コレータ78は、その
当初の位置に迅速に戻る前に、通常、1つ又は多分2つの投与分を集めるのに十
分な角度にてスピンすることになる。コレータは、1つの患者用入れ物を完全に
充填するために全く回転する(スピン)必要がないこともしばしばである。
がその当初の位置になり、患者用入れ物がコレータの下方の位置になった後、ト
ラップドアを開放し、投与分はその入れ物内の適正なセクター内に落下する。次
に、充填済みの患者用入れ物を拘束して且つ排出シャトルシステムにより駆動す
る。従って、入れ物充填過程は、多数回で且つ並列に処理する特徴を備え、過程
の全体の速度を増す。
、入れ物を供給コンベアの上のそのカセットから除去する時点から入れ物が排出
コンベアの上の対応するカセット内に装填される迄の時間は、数百ミリ秒程しか
必要とせず、理論的な最高時間は、1つの入れ物当たり1.7秒である。200
ベッド数の平均的な病院における患者用入れ物の全ては、理論上、対象とする特
定の患者数に依存して、15乃至20分以内に充填される。このことは、時間の
点にて現在の全ての装置に優る極めて顕著な改良であり、多分、既存の最高速の
手操作の装置、全自動又は半自動の装置よりも数百倍速い。
剤を受け入れる特定の患者用入れ物と比べて入れ物の充填過程の精度は極めて高
度であり、誤りは実質的に零に近くなり、このことは、比較すると、典型的に百
倍以上、誤りが多い既存の手動装置及び半自動の装置よりも著しく優れる点であ
る。
過程に対する連続的な機能ステップのフローチャートの概要である。個々のステ
ップの各々は上記に詳細に説明してあり、従って、更に繰り返して説明しない。
ャートの概要である。図23と同様に、図24のフローチャートは、そのステッ
プの各々を上記に詳細に説明した、一連のステップを図示する。これらフローチ
ャートは、個々の機能ステップを形成する実際のソフトウェアコードを作成する
ためにプログラマーが使用することができる。
填し且つ運搬者が色々な病棟又はその他の患者の看護エリアに運ぶ。病棟におい
て、カセットの搬送は、搬送カートから可動の薬剤カート又は静止型の販売カー
トの何れかに行われる。可動の薬剤カートが図25に図示されている。全体とし
て参照番号220で示した薬剤カートは、図示した実施の形態において、典型的
に、10個の入れ物の患者用カセット2つと、20−24個の入れ物の特定薬カ
セット1つとから成る3つのカセットを収容するフレーム221を備えている。
これらカセットの各々は、電子的にエンコード化したレイジースーザン(Laz
y Susan)プラットフォームに取り付けられる。カートの内部(及びカセ
ット)への搬送するためのアクセスは、通常、カートの後部に設けられたロック
止めドアを通じて行われる。
配置することができるようにカセットに対して物理的に割り出されててる。これ
はカセットの「当初」位置となる。センサ/エンコーダがレイジースーザンの回
転動作を監視し、このため、入れ物の回転方向は、常にカートに搭載したコンピ
ュータ及びRFリンクを介して、また同様にナースステーションのコンピュータ
37を介して把握される。
には薬剤カートの一側部223からアクセス可能となる。一連のフリップダウン
入れ物ドア224がカセットの各々と垂直に整合されている。ドアの各々は1つ
のカセット内の特定の入れ物へのアクセスを防止し/許容し得るように配置され
ている。
選択した入れ物と関係したカートにおける入れ物フリップダウンドアの操作によ
り提供される。この入れ物アクセスドアは、多岐に亙る形態とすることができる
が、図示した実施の形態において、該アクセスドアは、入れ物の各々と関係した
1つのフリップダウンドアを備えている。個々の入れ物は、カートの正面から見
ることができず、また、入れ物の何れのセクターも除去することができず、また
、アクセスドアが効果的に閉じるから任意のセクター部分にアクセスすることも
できない。これらドアは1つのユニットとして除去し且つ交換することのできる
ドアパネルを形成し得るように相互に接続することができる。
スーザン及びその上のカセットを回転させるとき、レイジースーザン及びカセッ
トは、望の薬剤を取り出すべき特定の入れ物のセクター部分にクセスすることを
正確にする位置に停止させることができる。
ードを走査し且つピン(個人確認番号)を入力し、その結果、壁からカートが解
放されるようにすることで壁に施錠した薬剤カートにアクセスすることができる
。次に、看護婦はカートをベッド毎に又は患者毎に移動する。薬剤カートに存在
する自己の個々の入れ物から患者に薬剤を供給するとき、看護婦は、カートに存
在するバーコードスキャナ236を使用して患者の手首バンドにおけるバーコー
ドを最初に走査する。その結果、RF無線制御装置(図示せず)に信号が送られ
、この制御装置は、病院の情報データベースと連絡としており、最新の薬剤の処
方を得る。
令信号を伝送する。該コンピュータは、患者の入れ物に隣接する点滅ライト22
5を点灯し、カートの頂部におけるLCDディスプレイ230に患者名を表示し
、レイジースーザンスピンモータを作動させ、患者の入れ物の正確なセクター部
分をフリップダウンドアに隣接する位置に配置する。看護婦がカートに戻り且つ
スキャナをカートの頂部におけるその架台238に載せると、正確なドアが旋回
して開放し、その患者の適正な投与量を保持する特定の患者用入れ物の所望のセ
クター部分を露出させる。
に、レイジースーザンに対しスピンモータを使用せずに、カートのコンピュータ
の制御の下、カセットを正確な方向にて自動的に停止させ、入れ物の所望のセク
ター部分のみを看護婦に提示する。レイジースーザン装置の適正な作動を冗長的
にチェックするため、入れ物と患者との間の正確な適合性を確保すべく入れ物の
バーコードを走査することができる。
せ、バーコードを付したオーバジャケットした包装体をカートの頂部に除去し、
包装体のバーコードを走査し、その包装体が正確で且つ最新のものであることを
確実にする。これらステップは、正確さを保証し且つ誤りを解消する。特定の可
聴音を発生するナースステーションのコンピュータにより確認されたように薬剤
が正確であるならば、看護婦はその薬剤を患者に与える。ナースステーションの
コンピュータによりその薬剤が正確でなく又は最新でないことが分かった場合、
異なる可聴音により看護婦の注意はディスプレイ230に向けられ、投与分の中
断といったような更なる命令し、また、薬剤をカート220のスロット227内
に落すといった更なる命令を与える。何れかの投与分が見つからない場合、看護
婦は、キーストロークにより交換を注文し、これにより、時間のかかる修復のた
めの電話を不要にする。
ることは、持ち運び可能な手持型のバーコードスキャナ236により行うことが
できる。このスキャナは、薬剤カートの上面のスキャナ受容器(架台)238内
に配置し、足踏みペダル239又はカートの頂部の走査作動装置(図示せず)に
より手を使わずに作動させることを許容する。可動の薬剤カートにて手が不要な
走査装置を使用することは、速度及び信頼性といった多くの作動上の利点が得ら
れる。作動時、バーコードスキャンが完了する迄、スキャナを短時間作動させ、
次に、電力を節約するため自動的に切れる。看護婦は、全てが処理される迄、走
査ライトの正面に薬剤又は供給品のバーコードの各々を通す。看護婦が薬剤を患
者に与えた後、特定のセクター部分は、入れ物内のその最初の位置に動か(摺動
)して戻し、入れ物扉を閉じ且つ施錠する。
り感知される。薬剤カートに搭載されたカセット内の入れ物を有する全ての患者
に対しこれが為されたならば、次に、看護婦は、カートを収容ステーションのキ
ャビネットに戻して、カートをナースステーション付近のその静止位置に再度施
錠する。このカートの動きは、典型的に、4回の通常の投与時間に対し1日4回
行われる。これら時間の間に、又は次のカセットの前に必要となるであろう投与
分は、典型的に、可動のカートの患者用入れ物の他のセクター部分内に存在する
。通常、看護婦は、上述したステップを使用して「収容した」カートから追加的
な投与分を直接、得る。これら時間外の投与分が得られたならば、看護婦は、そ
のスキャナ及び投与分を患者まで運び、その投与分を投与し且つその措置を記録
する。
間の時間に使用された空(又は略空)のカセットと交換するため、全ての患者に
対し新たに充填したカセットを有する搬送カートを病棟まで移動する。このよう
に、患者の各々は、ナースステーションの可動の医療カートにおける1つの入れ
物と、ナースステーションへ又はナースステーションから移動の途中にあり或い
はロボット供給施設内にある1つの入れ物という2つの入れ物を宋手に装置に持
つことができる。
定薬用カセットであり、特定の麻酔薬、動きが遅い投与分、時間外投与分等のよ
うな、標準的な患者用入れ物に含まれていない特定の薬剤を投与すべきときにそ
のカセットへのアクセスが為される。
用すること及び頻繁に走査することは、特定の患者への薬剤の充填及び供給に関
する制御を極めて正確にすることを許容する。この装置は、病院の情報システム
との「閉ループ」を形成し、施設内の全ての薬剤及び医療供給品の使用状態を実
質的に誤りなしに追跡する。このことは、典型的に、何らかの意味で病院の情報
システムから独立している既存の装置に優る極めて該成る大なる利点である。
ち、このため、患者のJIT投与分セクター部分内の薬剤のみが特定の主要な投
与時間すなわち、午前8時、昼12時、午後4時又は午後8時に投与すべき特定
の薬剤となる。薬剤カートは、典型的に、これら4つの主要な投与時間の直前に
病棟に到着し、1つのJITセクター部分内に「今、投与すべき」薬剤がその特
別な投与時間に投与するものとなる。PRN投与分は、PRNセクター部分内に
あり、任意の中間の投与分は第三のセクター部分内にある。
法を使用することである。図26を参照すると、製薬メーカ又はその他の医療供
給業者からの典型的な単位使用量投与分は、最初に個々にオーバジャケットとも
称される均一な外側包装体中に入っている。幾つかの場合、単位投与量又はその
他の供給品はそれ自体の包装品として納入される。これら包装品は、本明細書に
記載した外側包装体内にも配置される。外側包装体の特定の寸法は、5つ又は多
分、それ以上有り、その各々が、その内部に保持された単位使用量投与分又は医
療供給品を識別するバーコードを有している。図26には、典型的な外側包装体
250が図示されている。該外側包装体250は、典型的に紙で出来ており、ま
た、図26に図示した包装体の実質的な部分又は全ての部分の周りでその略中間
の長さに1本の目打線252を有しているが、何本かの目打線を幾つかのオーバ
ジャケットの上で偏心状態に設けてもよい。目打線の各端部により大きい開口部
254を形成することができ、このことは、外側包装体を開けて、その内部の単
位使用量投与分又は供給品を露出させることを容易にする。
のできる使い捨て型の紙スリーブ260内に配置されている。該スリーブ(内部
に外側包装体がある)は、ロボット供給式薬剤の保管容器の上のカートリッジに
容易に嵌まり得るように配置されており、また、該スリーブは、全国的な施設か
ら一昼夜で納入することにより、個々のロボット施設に提供される。夜間のよう
な時間外の間、薬剤容器内の個々のカートリッジは、充填したスリーブを挿入し
、次に、スリーブを除去し、カートリッジ内に外側包装体が残るようにして充填
される。このように、スリーブ包装体は、複数の単位使用分の外側包装体を輸送
し且つロボットカートリッジ内に装填するための便宜な手段である。
加えて、本発明は、色々な型式の入れ物「キット」をも考えており、この場合、
10個の部分から成る入れ物を例えば1つ、2つ又は3つを特定の病院の目的の
ため特殊の物品で予め充填することができる。これらは、例えば、緊急用キット
(典型的に、一対の入れ物)、外科用キット(この場合、入れ物の各々が色々な
外科用薬剤を保持することになる)と、器具及び供給品の双方又はその何れか一
方、又は麻酔薬、器具及び供給品の双方又はその何れか一方を保持する麻酔キッ
トを保持することになる。入れ物は、短い「キット」カセット内に保持し、かか
るカセットの少なくとも1つを手術室のような適用可能な位置にあるミニキャビ
ネット内に入れ、また、手術室の共用部分の中央に置き、また、集中治療ユニッ
ト、緊急室又はその他の医療的に特殊なエリアに置くことができる。
とであるが、本発明の原理は、病院、診療所、緊急治療施設、看護施設又はその
他の同様のヘルスケア施設の専門エリアに便宜に配置し、カセットが使用済みの
入れ物を補充するため1日に1回交換される、特殊な目的のキットを形成するた
めに使用することができる。
ある。例えば、手動のアクセス部を有する、10個の部分から成る、隔たった一
対の入れ物を保持する特別なナースステーションにおけるような極小型キャビネ
ットは、通常、生死の境にある状況で使用される緊急用薬剤を保持することがで
きる。また、これら極小型キャビネットは、ロボット供給装置を使用して規則的
に、すなわち、必要であるならば毎日又はその他の便宜な間隔にて補給すること
もできる。各々が10個の隔たった一対の特定の薬用入れ物を保持する1つ以上
のカセットを保持する薬供給キャビネットは、病院の緊急治療室、外来診察所、
外部の緊急治療施設又はその他の医療施設にて使用することができる。
ーション」として使用することもできる。収容キャビネットは、薬剤カートと周
期的に接続し且つ薬剤カートに対し再充填機能を提供する設計とされている。ま
た、かかる収容キャビネット自体が、電子的に制御されるレイジースーザンの上
に特定薬用の入れ物のカセットを保持することになる。収容キャビネットは、典
型的に、病院又は看護施設の患者の病棟のナースステーションに配置されよう。
て、施設に対する正確で且つ最新の完全な在庫管理能力をも提供し、物品は必要
なときにのみ発注され、過剰在庫又は在庫不足となることはない。物品の各々は
実質的に誤り無しにて計算が為される。ある時間に亙る実際の薬剤の使用量に基
づいて正確な在庫量を確認することができる。
他の供給品を直接に入手し、それらを外側包装体と称される、ダンボールのよう
な、硬い材料で出来た、特定寸法のバーコードを付した容器又はキャリアにて包
装し、次に、これらの外側包装体は、ロボット薬剤供給アセンブリを保持する施
設に搬送する。最新の使用量の情報の結果、薬剤及び供給品を正確に再発注する
ことが可能となる。ロボットアセンブリにより充填すべき個々の入れ物は、医者
の最新の分時点の処方に応答して特定の患者に関係付けることができる。患者の
医者は、「注文入力」と称される施設の情報システムモジュールを通じて病院又
はその他の施設内の中央薬局に注文することになる。これら注文は、何らかの薬
物療法の質問について熟達した薬剤師がチェックすることになる。その注文が処
理され且つ薬剤師により承認された後、その注文は、ロボットコンピュータに入
力し、このロボットコンピュータは特定の入れ物の充填を制御する。
乗って排出されるカセットと称される入れ物の積重ね体からロボット供給アセン
ブリにより個々に充填される。入れ物の充填は、病院の全体、看護施設又はその
他の施設に対し極めて迅速に且つ極めて正確に行われる。充填済みのカセットは
搬送カートとして既知の搬送車に手で装填し且つナースステーションにおける薬
剤カート/キャビネットに且つ薬剤カート/キャビネットからの空のカセットを
充填したカセットと交換するため、患者の治療エリアに移動する。
ち運び型スキャナから薬剤カートコンピュータまでRF信号により1つの所望の
入れ物へのアクセスが可能とされる。該薬剤カートのコンピュータは、作動され
たとき、所望の入れ物へのアクセスを可能にする搭載型装置を制御する。薬剤に
対する制御状態を維持し且つ正確な患者が正確な時点にて処方された薬剤の正確
な投与単位量を受け取ることを確実にするため、バーコードが使用される。薬剤
を保持する個々の入れ物は、典型的に、病院施設にて使用される、3つのセクタ
ー部分から成る入れ物とし、又はこれら入れ物は、典型的に看護施設のようなそ
の他の医療施設にて使用される5つのセクター部分から成る入れ物とし、又は、
入れ物は、特定患者又は特定薬の何れかの特別な状況及び目的に依存して、その
他の数のセクター部分から成るものとすることもできる。
ロボット供給アセンブリを保持する中央施設は、トラック又はその他の搬送モー
ドを介してカセット内の充填した入れ物を毎日、毎週又はその他の規則的な間隔
にてより小さい施設に搬送することができる。このように、多岐に亙る施設、小
規模病院、診療所、あらゆる大きさの看護施設、及びその他の医療施設が従来の
輸送モードを介して中央ロボットアセンブリの施設を利用することができる。ま
た、例えば、外来の医者の診察所にて、予め計数した外来患者の処方容器を保持
する薬剤カセットにより、規則的な間隔で使用される薬剤キャビネットを備える
ことも可能である。
き、薬剤キャビネットは、正確な投与情報を記載した必要なラベルを印刷する能
力を備え、その処方をキャビネットから充填することができる。新たな処方箋を
発給する前に、薬剤師の確認を必要とする場合、薬剤師はビデオ対話等による診
察室又は遠方から患者に対するカウンセリングを行うことができる。このように
患者は、薬局に行かずに、医者の診察室で処方された薬剤を受け取ることができ
る。
れ物は麻酔薬又は緊急治療室用薬のような特定薬用の単位投与量を保持する。外
科手術又は麻酔のような特殊な必要性に合う特殊な入れ物の「キット」を形成す
ることもできる。これは全て、操作者が扱う補充的投与量(動きが遅い剤)カー
トと組み合わせて、ロボット供給アセンブリにより行うことができる。
完全に自動化されており、これにより、高度の精度及び在庫の管理を可能にする
。この装置は、既存の装置よりも実質的に高速度であり且つ熟達した薬剤師の側
における相当な量の手作業を不要にし、これにより、薬剤師は、薬剤の注文の充
填に向けることなく、その技能及び知識を薬物の治療に活用することができる。
この装置は、薬剤の投与過程中の薬剤の取り扱い労力をも著しく軽減する。本発
明の装置は、薬剤の注文時の分単位の変更をも組み込み、また、現下の薬剤投与
量を丁度、利用可能とすることにより、誤り又は混乱を防止する、現下の投与状
況に対し「ジャストインタイム」で患者に薬剤を提供することができる。
隔にて正確な薬剤を正確な患者の入れ物に供給することを含む、装置の全ての特
徴に対する顕著な量の情報及び制御を可能にする。
求の範囲により規定される本発明の精神から逸脱せずに、かかる実施の形態に色
々な変更、改変例及び置換を組み込むことが可能であることを理解すべきである
。
。
リアを示す側面図である。
容器樋状体を示す斜視図である。
側面図である。
解図である。
Claims (49)
- 【請求項1】 医療要素を少なくとも1つの個々のセクター部分を有する個
々の入れ物受容器に自動的に供給する装置において、 医療要素用の複数の格納部材であって、各々が複数の外側包装した医療要素を
保持する複数の格納部材を備える少なくとも1つの保管容器格納アセンブリと、 信号命令に応答して外側包装した医療要素をその関係した格納部材から突き出
す手段と、 入れ物受容器を医療要素の受け取り位置まで駆動する手段と、 突き出された外側包装した医療要素を集め且つ入れ物受容器内に搬送する手段
と、 装置の作動を制御すべく信号命令を提供する制御手段とを備える、装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置において、突き出された外側包装した医療要
素を受け取るコレータアセンブリと、コレータアセンブリ内の外側包装した医療
要素を入れ物受容器内に解放する手段とを備える、装置。 - 【請求項3】 請求項2の装置において、前記制御手段が、保管容器格納ア
センブリ、突き出し手段、搬送手段、コレータアセンブリ及び入れ物を所定位置
に駆動する手段の連続的な作動を自動的に制御するコンピュータ制御装置を備え
る、装置。 - 【請求項4】 請求項1の装置において、医療要素が薬剤である、装置。
- 【請求項5】 請求項1の装置において、医療要素が薬剤以外の医療供給品
を含む、装置。 - 【請求項6】 請求項2の装置において、入れ物受容器が1つ以上のセクタ
ー部分を有し、コレータアセンブリが、前記医療要素が入れ物受容器の選んだセ
クター部分内に解放されるような仕方にて前記医療要素を保管容器アセンブリか
ら受け取る手段を備える、装置。 - 【請求項7】 請求項1の装置において、入れ物受容器が特定患者用の薬剤
を受け取る特定患者用である、装置。 - 【請求項8】 請求項7の装置において、特定患者用入れ物が、次の規則的
な投与時間用の薬剤を保持する第一のセクター部分と、その後の規則的以外の投
与時間用の薬剤を保持する第二のセクター部分と、必要に応じて患者に投与すべ
き薬剤を保持する第三のセクター部分という3つの別個のセクター部分を備える
、装置。 - 【請求項9】 請求項4の装置において、入れ物受容器が、少なくとも5つ
のセクター部分を有し且つ特定の薬用である、装置。 - 【請求項10】 請求項2の装置において、入れ物受容器をコレータアセン
ブリに対する選択された位置に駆動する手段が供給コンベアを備え、該供給コン
ベアが積み重ねた複数の空の入れ物受容器を受け取る手段と、1つの入れ物受容
器をその積み重ねた複数の入れ物受容器から除去する供給昇降機と、前記1つの
入れ物受容器をコレータアセンブリまで駆動する供給シャトル手段とを備え、 入れ物受容器をコレータアセンブリから駆動する手段が、充填した入れ物受容
器をコレータアセンブリから排出昇降機まで駆動する排出シャトル手段と、順次
に充填した複数の入れ物受容器を供給昇降機にて前記積み重ねた複数の入れ物受
容器中における同一の複数の入れ物受容器を備える積み重ねた複数の入れ物受容
器に形成する排出昇降機と、積み重ねた複数の入れ物受容器を排出昇降機から前
進させる排出コンベアとを備え、 供給シャトル手段が、入れ物受容器の底面に形成された合わさる溝と噛み合う
少なくとも1つの軌道を備え且つキャリア手段を更に備え、 該キャリア手段が、該キャリア手段を入れ物受容器に接続する入れ物接続要素
を備え、 供給シャトル手段が、コレータアセンブリの付近に入れ物の解放部材を更に備
え、該入れ物の解放部材が、入れ物受容器がコレータアセンブリ付近に到達する
とき、入れ物の接続要素を入れ物受容器から解放するように入れ物接触要素に作
用する、装置。 - 【請求項11】 請求項10の装置において、前記積み重ねた複数の入れ物
受容器を形成するカセット手段を備え、該カセット手段が、複数の入れ物受容器
が取り付けられる入れ物取付けポールと、該入れ物取付けポールを支持する手段
とを備え、供給コンベア手段が連続的なカセット手段を受け取り且つ該カセット
手段を供給昇降機に駆動する形態とされ、排出コンベアが順次、カセット手段を
受け取り且つ該カセット手段を排出コンベアから駆動する形態とされ、供給昇降
機が、同時に1つの入れ物受容器のみが積み重ねた複数の入れ物受容器から及び
供給昇降機から解放されることを確実にする供給センサ手段を備え、排出昇降機
が、排出昇降機に到達する入れ物の各々が積み重ねた複数の入れ物受容器内に蓄
積することを確実にする排出センサ手段を備える、装置。 - 【請求項12】 請求項2の装置において、複数の格納部材の各々が、連続
的な列の直列のカートリッジアセンブリを備え、カートリッジアセンブリの各々
が医療要素を保持する複数の包装体を格納し、カートリッジアセンブリの各々が
個々の包装体を突き出すことを許容するべくその底部の開口部を有し、格納部材
が第一の位置と第二の位置との間で動くプッシャ手段を備え、プッシャが第一の
位置から第二の位置に動く結果、単一の包装体がそのカートリッジアセンブリか
ら突き出され、プッシャ手段が空気圧力手段により制御され、プッシャ手段が、
連続的に付与される第一の空気圧の値により第一の前方位置に維持され、プッシ
ャ手段が、第一の空気圧力と独立的で、該第一の空気圧力よりも実質的に高圧で
あり且つ該第一の空気圧力値と反対方向に加えられる第二の空気圧力値によりそ
の第二の最後方位置に駆動され、第二の空気圧力値の付与を停止する結果、プッ
シャ手段がその第一の最後方位置に動いて戻る、装置。 - 【請求項13】 請求項12の装置において、各列のカートリッジアセンブ
リの前方にて伸びて、1つの包装体を一列中の任意のカートリッジアセンブリか
ら突き出すことが感知されるようにする第一の突出し器光センサ手段を備え、該
第一の突き出し器光センサ手段が、前記カートリッジの真正面にある作動された
プッシャ手段がその作動中、その最後方位置まで移動したか否かをも感知する、
装置。 - 【請求項14】 請求項12の装置において、突き出された包装体をカート
リッジアセンブリから受け取り得るように複数の格納部材の各々の下方に配置さ
れた包装体樋状体と、内部に配置されたプラウ要素とを備え、樋状体中の突き出
された包装体が、信号命令に応答してプラウ要素によりコレータアセンブリ内に
駆動される、装置。 - 【請求項15】 請求項1の装置において、その中央コレータの付近に配置
された複数の保管容器格納アセンブリを備え、保管容器格納アセンブリの各々が
複数の個々の格納部材を備え、該格納部材の各々が外側包装した同一の医療要素
を複数、保持する、装置。 - 【請求項16】 請求項3の装置において、コレータアセンブリから離れた
位置に配置された補充的医療要素のステーションを備え、保管容器格納アセンブ
リ内に存在しない医療要素を該ステーションから入れ物受容器内に装填すること
ができる、装置。 - 【請求項17】 請求項16の装置において、補充的医療要素のステーショ
ンからコレータアセンブリの下流に配置され、入れ物受容器を装置外に駆動する
手段が、入れ物をコレータアセンブリから補充的薬剤ステーションまで駆動する
手段を備え、補充的医療要素ステーションが、複数の別個の容器部材を有するカ
ートであり、保管容器部材の各々が、その内部に存在する医療要素の補充的薬剤
がカートリッジに接近する入れ物受容器内に供給すべきときに作動される視覚的
インジケータを備える、装置。 - 【請求項18】 請求項10の装置において、排出シャトル手段が、コレー
タアセンブリの付近にて充填した入れ物受容器と接続する排出接続要素を備え、
入れ物を排出コンベアまで駆動する手段を更に備え、排出シャトル手段が、排出
昇降機の付近に解放部材を備え、該解放部材が、入れ物が排出昇降機に接近する
と、排出接続要素に作用して接続要素を入れ物から解放する、装置。 - 【請求項19】 請求項3の装置において、突出し手段、コレータアセンブ
リ及び入れ物をコレータアセンブリの下方位置まで駆動する手段の適正な作動を
確保する複数のセンサ手段を備える、装置。 - 【請求項20】 請求項3の装置において、入れ物受容器の各々が1つの識
別要素を備え、自動的な制御手段を1つの特定の入れ物受容器内に供給すべき選
択した医療要素に関する情報源と相互に接続する手段を備え、医療施設の全体を
通じて医療要素の完全な監視状態を保ち得るようにする、装置。 - 【請求項21】 個々の入れ物受容器内に患者の医療要素を供給し且つ該医
療要素を使用する患者に対し前記入れ物受容器を供給する方法において、 患者に対する選択した医療要素の情報を受け取るステップと、 該医療要素の情報を医療要素の供給装置に伝送するステップと、 選択した数の異なる医療要素を医療要素の供給装置内に保つステップと、 少なくとも1つのセクター部分を内部に有する入れ物を医療要素の供給装置内
に駆動し、入れ物の各々が患者に関して特徴的に識別されるようにするステップ
と、 装置内にてその格納部材から選択された医療要素を自動的に入手し且つ該要素
を入れ物内に駆動するステップと、 複数の医療要素を保持する入れ物を該入れ物と関係した患者の付近まで駆動す
るステップと、 入れ物及び選択した医療要素を患者と相関させ、患者が医療要素を受け取る前
に適合性を確保するステップとを備える、方法。 - 【請求項22】 請求項21の方法において、患者に対し入れ物内の医療要
素を提供する前に医療要素の情報の正確さを確認するステップを含む、方法。 - 【請求項23】 請求項21の方法において、医療要素が薬剤である、方法
。 - 【請求項24】 請求項21の方法において、入れ物の独得の識別が入れ物
の各々に配置されたバーコードであり、該入れ物のバーコードが患者における別
のバーコードと相関される、方法。 - 【請求項25】 請求項24の方法において、入れ物を医療要素の供給装置
まで駆動する前に、各入れ物受容器におけるバーコートを読み取るステップを含
む、方法。 - 【請求項26】 請求項21の方法において、病院内で実施され、予め選択
した各投与時間の前に、病院内の全ての患者に対する個々の入れ物が充填され且
つ患者に供給される、方法。 - 【請求項27】 請求項21の方法において、その前の入れ物が医療要素の
供給装置から駆動されるときよりも前に、特定の入れ物を医療要素の供給装置内
に駆動するステップが開始される、方法。 - 【請求項28】 病院施設内にて医療要素の使用状態を自動的に制御する装
置において、 看護施設における複数の患者に対する薬剤を含む、処方した医療要素に関する
情報を記憶する手段と、 医療要素に対する複数の格納部材を備え、該格納部材の各々が複数の充填した
医療要素を保持する少なくとも1つの保管容器格納アセンブリと、 一人の特定の患者と関係した識別標識を有する、医療要素を保持する個々の入
れ物受容器を医療要素の供給装置内に駆動する手段とを備え、前記医療要素の供
給装置が、情報記憶手段からの情報に従って処方された医療要素を入れ物受容器
内に供給する手段を備え、 供給された医療要素を内部に有する入れ物受容器を医療要素の供給装置外に駆
動する手段と、 前記入れ物受容器を患者の付近まで供給する手段と、 患者が医療要素を受け取る前に適合性を確実にするため、入れ物における識別
標識を患者における識別標識と相関させる手段と、 制御プログラム及び情報を記憶手段内の情報に従って、保管容器格納手段、受
容器の駆動手段及び第二の入れ物受容器の入れ物の駆動手段の作動を自動的に制
御する手段とを備える、装置。 - 【請求項29】 請求項28の装置において、相関手段が、患者が医療要素
を受け取る前に医療要素における識別標識を相関させる手段を備える、装置。 - 【請求項30】 請求項28の装置において、入れ物受容器及び該受容器内
に装填された医療要素の識別及び制御が、入れ物受容器、薬剤及び該薬剤と関係
した患者におけるバーコードを使用することを含む、装置。 - 【請求項31】 請求項28の装置において、医療要素の各々が、その格納
及び分配を容易にし得るように別個のオーバジャケット包装体内に保持される、
装置。 - 【請求項32】 請求項28の装置において、医療要素の供給装置から隔た
った位置に配置された補充的医療要素を備え、前記ステーションから医療要素の
供給装置内に存在しない医療要素を入れ物受容器内に装填することができる、装
置。 - 【請求項33】 薬剤を含む、医療要素を固着し且つ供給する薬剤カートに
おいて、 カートハウジングと、 少なくとも1つの医療要素入れ物の積重ね体であって、入れ物の各々が多数の
セクター部分に仕切られる積重ね体用のハウジング内に設けられた回転可能な支
持手段と、 当初の位置に対する入れ物の回転可能な位置が常に既知であるように入れ物の
回転を割り出し且つ追跡する手段と、 ハウジング及び入れ物の内部への無権限のアクセスを防止する手段と、 操作者によりその回転動作が開始された後、ハウジングが開いたとき、1つの
所望の入れ物にアクセス可能であるように回転可能な支持手段を1つの回転可能
な位置にて停止させる手段と、 命令信号に応答して、所望の入れ物及びその内部の任意の医療要素へのアクセ
スを許容すべくハウジングを開放する手段とを備える、薬剤カート。 - 【請求項34】 請求項33の装置において、ハウジングが複数の可動のア
クセスドアを備え、該ドアの各々が入れ物の積重ね体中の個々の入れ物と特徴的
に関係付けられる、装置。 - 【請求項35】 請求項33の装置において、前記入れ物の積重ね体が少な
くとも8つの個々の入れ物を備え、カートが入れ物の少なくとも2つの積重ね体
を備える、装置。 - 【請求項36】 請求項33の装置において、選択された患者に対し投与す
べき選択された薬剤を含む、該患者に関する情報を表示する手段を備える、装置
。 - 【請求項37】 請求項33の装置において、入れ物の外部の識別標識及び
その内部の任意の包装した薬剤が操作者により便宜に走査し得るようにバーコー
ド走査装置を保持すべくカートに設けられた手段を備える、装置。 - 【請求項38】 医療施設内にて、薬剤を含む、医療要素を供給する薬剤カ
ートにおいて、 持ち運び可能な医療要素のカートと、 医療要素を格納し得るようにカート内に設けられた手段と、 一人の操作者がスキャナを保持することなく、1つの特定の用品を走査し得る
ように医療要素を識別すべく使用される走査装置を保持し得るようにカートに設
けられた手段とを備える、薬剤カート。 - 【請求項39】 医療要素を自動的な医療要素の供給装置から個々の入れ物
/受容器内に便宜に供給することができるように、薬剤を含む単位使用量の医療
要素用のオーバジャケット包装体において、 使用単位量の選択した医療要素を保持する内部を有する閉じた包装部材と、 その内部に保持された使用単位量の医療要素にアクセスし得るように包装体部
材を目打ち線に沿って容易に破断すべく包装部材の実質的に一部分の周りを伸び
る、包装体部材に形成された少なくとも1本の目打線とを備える、オーバジャケ
ット包装体。 - 【請求項40】 請求項39のオーバジャケット包装体において、目打線が
前記包装体部材の両端の間にて任意の位置に配置される、オーバジャケット包装
体。 - 【請求項41】 請求項39のオーバジャケット包装体において、目打線に
沿った選択された箇所に切欠き部分を含む、オーバジャケット包装体。 - 【請求項42】 請求項39のオーバジャケット包装体において、単位使用
量の医療要素を保持する複数の同一の包装体部材を一時的に収容し且つ搬送する
スリーブ部材を備え、該スリーブ部材が、自動的な医療要素の供給装置の上でカ
ートリッジ状納部材に容易に嵌まる形態とされ、その後、スリーブ部材がカート
リッジから容易に除去可能であり、個々の包装体がカートリッジ内の所定の位置
に残るようにする、オーバジャケット包装体。 - 【請求項43】 薬剤を含む、単位使用量の医療要素用のオーバジャケット
包装体において、 単位使用量の医療要素を挿入することのできる、実質的に固い材料で出来た閉
じた包装体部材を備え、該閉じた包装体部材が、自動的な医療要素の供給装置か
ら個々の入れ物の受容器内に便宜に格納し且つ供給することのできるような形態
、寸法及び配置とされる、オーバジャケット包装体。 - 【請求項44】 複数のオーバジャケット包装体のディスペンサと、オーバ
ジャケット包装体ディスペンサの各々と関係し、コンピュータ制御の下、作動し
、1つ以上のオーバジャケット包装体を供給する突出し器とを備える型式の医療
要素の供給装置から供給されるオーバジャケット包装体において、 1回使用単位量の医療要素を保持し且つオーバジャケット包装体のディスペン
サ内に嵌まる寸法とされ、隣接する包装体を供給し得るように突出し器が接触す
る閉じたボックス部材を備え、オーバジャケット包装体が、ボックス部材の少な
くとも一部の周りに目打継目を更に備え、目打継目を破ることにより、1回単位
使用量の医療要素をオーバジャケット包装体から除去することを許容する、オー
バジャケット包装体。 - 【請求項45】 入れ物受容器内の医療要素を患者に供給する装置において
、 その患者に対する処方データが入力される薬局コンピュータと、 医療要素の供給装置とを備え、該供給装置が、 各々が単一の医療要素を保持する複数のオーバジャケット包装体を保持する複
数のオーバジャケット包装体のディスペンサと、 オーバジャケット包装体のディスペンサの各々と関係し、コンピュータ制御の
下、作動し、1つ以上のオーバジャケット包装体を供給する突出し器と、 患者に対する処方データを受け取り且つ患者の処方を実行する1つ以上のオー
バジャケット包装体が供給されるように突出し器を制御すべく薬局コンピュータ
に接続されたコンピュータ装置と、 供給されたオーバジャケット包装体を集め且つそのオーバジャケット包装体を
患者と関係した入れ物受容器内に搬送する集め機構とを備える、装置。 - 【請求項46】 請求項45の装置において、該集め機構が、複数のオーバ
ジャケット包装体のディスペンサの下方に配置された樋状体と、該樋状体内で動
いて供給されたオーバジャケット包装体を入れ物受容器に押し出すプラウとを備
える、装置。 - 【請求項47】 請求項45の装置において、複数の入れ物受容器を保持す
るカセットと、入れ物受容器をカセットから除去し且つ供給されたオーバジャケ
ット包装体を受け入れ得るようにその除去した入れ物受容器を位置決めする搬送
機構とを更に備える、装置。 - 【請求項48】 請求項45の装置において、入れ物受容器の2つ以上のカ
セットを受け入れ得るようにされたカートを更に備え、該カートが、ドアの後方
に配置された入れ物受容器内のオーバジャケット包装体へのアクセスを許容し得
るように選択的に開放する複数のドアを備える、装置。 - 【請求項49】 請求項45の装置において、オーバジャケット包装体の各
々が、入れ物受容器及び患者がコードにて標識され、カートが、薬局コンピュー
タと接続可能なスキャナを備え、該スキャナが入れ物受容器、患者の入れ物受容
器内のオーバジャケット包装体のコード及び患者のコードを読み取るよう作動し
且つ該コードを薬局コンピュータに伝送し、患者の入れ物受容器内の医療要素を
患者に投与する前に、患者の処方を確認する、装置。
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