JP2002515326A - 有機金属で予備安定化したまたは前処理したナノ金属コロイドの分散特性を改質する方法 - Google Patents

有機金属で予備安定化したまたは前処理したナノ金属コロイドの分散特性を改質する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、保護被覆中の反応性の金属−炭素結合を反応させることによって有機金属で予備安定化または前処理したナノ金属コロイドの分散特性を改質させ、水を含めた親水性および疎水性の溶媒中で非常に広い溶解性スペクトルを有するナノ金属コロイドを生成するための方法に関する。また、本発明は、かくして生成されたコロイドおよびその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、異なる溶媒中で高分散性を有するナノスケールの遷移金属または合
金のコロイドの調製、かくして得られたコロイドおよびその使用に関する。
【0002】 ナノスケールの遷移金属または合金のコロイドは、均質および不均質な化学触
媒の前駆体として、燃料電池の技術における触媒として、さらに(特に、平板印
刷およびタッチセンシングの技術における)表面被覆用の物質として、例えば、
真空気密回転ブッシング、アクティブ制振装置(自動車構造物)、磁気誘導した
温熱療法を用いる腫瘍コントロールの鉄流体として技術的に重要である。さらに
、それらはゾル/ゲル技術における出発物質として機能する。
【0003】 ナノ構築された単一金属および複数金属の粒子の技術上有利な普遍的な使用に
は、水を含めた広範囲の疎水性および親水性の溶媒中で高金属濃度の金属粒子の
分解がない再分散性を必要とする。
【0004】 ナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの分散特性を選択的に変化させ
る多くの試みがあった。かくして、G. SchmidらおよびC. LarpentらならびにN.
Toshimaらは、有機相と水相との界面にて抽出リガンド交換を介して、疎水性の
保護殻(Schutzhuellen)と親水性の保護殻とを交換する水溶性コロイド系への
疎水性金属コロイドの変換を記載している[例えば、G. Schmidら、Polyhedron 第7巻 (1988)p. 605−608; G. Schmid、Polyhedron 第7巻(1
988)p. 2321; C. Larpentら、J. Mol. Catal.、65(1991)L 3
5; N. Toshimaら、J. Chem. Soc.、Chem. Commun.(1992)、p. 1095
]。しかしながら、この種の保護殻の交換は、親水性リガンドによる疎水性リガ
ンドの置換およびその逆だけを可能とし、水を含めた広範囲の疎水性および親水
性の溶媒中での高金属濃度の金属粒子の分解がない再分散性を可能とはしない。
かくして、いかなる溶媒中でもナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの
再解膠の問題は、リガンド交換によっては解決できない。金属、金属酸化物およ
び金属硫化物のコロイドの安定化では、Antoniettiら(PCT/EP96/00
721、WO96/26004)は、有機溶媒(例えば、トルエン、シクロヘキ
サン、THF)または無機溶媒(例えば、水、液体アンモニア)中でミセルビル
ダーとしてブロック共重合体を用いている。該ミセルの各側鎖の性質は、有機ま
たは無機の媒体のいずれかに対するコロイドの溶解性を制限する。かくして、こ
の方法は、いずれも広範囲の溶解性を可能とはしない。
【0005】 Chagnon(US 5,147,573)は、水中の(水安定性の)有機金属、例え
ば、Sn(C254で吸着性の被覆を行い、続いて分散補助剤(例えば、界面
活性剤)と反応させ、トルエンのごとき有機担体の液体を添加することによって
、固体の磁性粒子からの電気伝導性の超常磁性コロイド分散剤の調製例を記載し
ている。この方法は金属コロイドを単離できず、貴金属には適用できない(比較
例4参照)。
【0006】 上記の困難さを克服し、また可能な限り高濃度でのさらなる技術的処理のため
に、水を含めたいずれの所望の疎水性または親水性の溶媒中でも、サイズ分布を
保持する、改質され、かつ単離された、コロイドの分解がない再解膠につき、ナ
ノスケールの遷移金属または合金のコロイドの分散特性を選択的に改質できる方
法を提供することが本発明の目的である。
【0007】 水を含めた広範囲の疎水性および親水性の溶媒中に分散するコロイドが、周期
表の第6ないし第11族の金属の、公知の合成法により調製された、有機金属で
予備安定化した遷移金属または合金のコロイド[例えば、K. Ziegler、Brennsto
ffchemie 35(1954)p. 322、K. Ziegler、W. R. Kroll、W. Larbig
、O. W. Steudel、Liebigs Annalen der Chemie、629、(1960)p. 7
4およびHouben-Weyl、Methoden der organischen Chemie、E. Mueller(編)、
13/4巻、Thieme Verlag Stuttgart(1970)p. 41; J. S. Bradley
、E. Hill、M. E. Leonowic、H. Witzke、J. Mol. Catal、41(1987)p.
59−74; J. Barrault、M. Blanchart、A. Derouault、M. Kisbi、M. I. Z
aki、J. Mol. Catal. 93(1994)p. 289−304参照]、または公知
の合成法によって予め合成された有機金属で予備安定化され、また有機金属で前
処理された遷移金属または合金のコロイド(周期表の第6ないし第11族)[例
えば、J. S. Bradley、Clusters and Colloids、G. Schmid、VCH Weinheim編(
1994)p. 459−536](以下に出発物質という)の保護殻において反
応性の金属−炭素結合と化学改質剤(Chemische Modifikatoren)とを反応させ
ることによって形成されることが今回判明した。適当な化学改質剤は、金属−炭
素結合のプロトリシス[F. A. Coffon、G. Wilkinson;Advanced Inorganic Che
mistry、John Wiley & Sons、New York、第4版(1980)p. 344; Ch. E
schenbroich、A. Salzer; Organometallchemie、B. G. Teubner、Stuttgart(
1986)p. 93参照]、または金属−炭素結合におけるC/C、C/Nまた
はC/Oの多重結合の挿入[G. Wilkinson、F. G. A. Stone; Comprehensive O
rganometallic Chemistry、1巻、Pergamon Press、Oxford(1982)p. 6
37、p. 645、p. 651]もしくは金属炭素結合とのルイス酸−塩基の相
互作用[Ch. Eschenbroich、A. Salzer; B. G. Teubner、Stuffgart(1986
)p. 95; G. Wilkinson、F. G. A. Stone; Comprehensive Organometallic
Chemisty、1巻、Pergamon Press、Oxford(1982)p. 595]ができる
物質を含む。
【0008】 出発物質は、周期表の第6ないし第11族の金属の金属塩、ハロゲン化物、擬
ハロゲン化物、アルコラート、カルボン酸塩またはアセチルアセトナートと、プ
ロトリシスできる有機金属化合物とを反応させることによって調製できる。別法
として、出発物質を調製するために、他の方法によって合成された周期表6ない
し11族の遷移金属のコロイド、例えば、Fe、Co、Niまたはそれらの合金
の貴金属で防錆保護したコロイドは、有機金属化合物と反応できる。かくして調
製したコロイド状の出発物質の保護殻は、その改質剤と反応できる反応性の金属
−炭素結合を含む(実施例1、プロトリシス実験参照)。非コロイド状の固体金
属の粒子または粉末(Chagnon、US 5,147,573参照)は、本発明による
方法によって反応できない(比較例1、2および3)。適当な有機金属化合物に
は、周期表の第1または第2ならびに第12および第13族の金属のプロトリシ
スできる有機元素化合物を含む。
【0009】 これらの有機金属で予備安定化した出発物質を反応させて、高分散性(少なく
ともリットル当り20ミリグラム原子の金属、好ましくは、リットル当り>10
0ミリグラム原子の金属)を達成する適当な化学改質剤には、例えば、アルコー
ル、カルボン酸、ポリマー、ポリエーテル、ポリアルコール、多糖、糖、界面活
性剤、シラノール、活性炭、無機の酸化物および水酸化物が含まれる。本発明に
よる改質方法の特定の特徴は、粒子サイズの保持にある。 また、本発明に従って、有機金属で予備安定化した出発物質とかかる改質剤と
の反応は、系内にて、すなわち、出発物質の中間的な単離なくして達成できる。
【0010】 元素分析によって決定されるごとく(例えば、実施例9参照)、本発明により
改質した遷移金属または合金の粒子の保護殻は、予備安定化のために用いた有機
金属化合物の元素を持つ改質剤の金属化合物よりなる(周期表の第1または第2
ならびに第12および第13族、例えば、AlまたはMg;表3、番号18、1
9、24、26、29および30参照)。
【0011】 本発明に従って行われた改質方法は、新規なナノ構築された遷移金属または合
金のコロイドの調製を可能とし、その分散特性は各々意図した技術的用途に適合
するように調整される。例えば、出発物質として、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノパルミテート(ツィーン40、表2、番号15)を用いた有機アルミニウ
ムで予備安定化したPtコロイド(表1、番号22)の本発明による改質は、非
常に広範囲の分散範囲を持つ新規なPtコロイドを与え、それは、金属の沈殿な
くしてリットル当り>100ミリグラム原子のPtの濃度にて、芳香族、エーテ
ルおよびケトンのごとき親油性溶媒ならびにアルコールまたは純水のごとき親水
性媒体中の双方に再分散できる(表3、番号20)。
【0012】 対照的に、出発物質として、デカノールまたはオレイン酸(表2、番号1およ
び3)を用いた同一の有機アルミニウムで予備安定化したPtコロイドの本発明
による改質は、特に、工学ポンプ油において優秀な再分散性を持つPtコロイド
を与える(表3、番号7および9)。ポリエチレングリコールPEG200、ポ
リビニルピロリドン、カチオン、アニオンもしくは非イオンタイプの界面活性剤
を用いた、またはポリアルコール、例えば、グルコースを用いた同一の出発物質
の本発明による改質(表2、番号5−7、9−11、13および14)は、水性
媒体中で優位に優れた分散特性を持つPtコロイドを与える(表3、番号10−
12、14−16、18−20)。
【0013】 また、有機アルミニウムで予備安定化したFeバイメタルコロイドの分散特性
は、本発明による改質によりその意図された技術的用途に選択的に適合できる:
かくして、出発物質として用いたFe2Coオルガノゾル(表1、番号34)と
デカノール(表2、番号1)との反応の結果、技術上の磁性流体シールに用いら
れるごとき特定のポンプ油(Shell Vitrea-Oil-100、Shell)中に有利な分散
性を持つコロイド状のFe2Coを得る(表3、番号27)。本発明により、出
発物質としての有機アルミニウムの処理し予め合成したFe/Auオルガノゾル
(実施例13、MK41)は、ポリエチレングリコールドデシルエーテルでの改
質によって、高濃度(リットル当り>100ミリグラム原子の金属)にて、エタ
ノール/水混合物(25/75v/v)のごとき生理学的に適切な媒体中で分解
することなく、再分散できるヒドロゾルに変換できる(表3、番号28)。
【0014】 出発物質として用いられ、またTEM(透過型電子顕微鏡)によって測定され
る1.3nmの平均粒子サイズを有する有機アルミニウムで予備安定化したPt
/Ruコロイド(表1、番号36)の本発明によるポリエチレングリコールドデ
シルエーテルでの改質は、TEMにより測定される1.3nmの同一の平均粒子
サイズを有し、芳香族、エーテル、アセトン、アルコールおよび水に同様によく
分散する新規なPt/Ruコロイドを与える(実施例11、表3、番号29)。
TEMによって測定されるごとく、保護殻の本発明による改質方法は、非常に小
さな粒子についてさえ、粒子サイズの十分な保持を達成する。
【0015】 本発明に従い改質した保護殻を有するナノスケールの遷移金属または合金のコ
ロイドは、均質および不均質の化学触媒の調製のための前駆体として、技術上の
利点のために用いることができる。TEMによって測定される<2nmの平均粒
子直径を有するナノスケールのPtまたはPt合金のコロイド(実施例11およ
び12、表3、番号29および30)は、燃料電池の触媒に適当な前駆体である
。ナノスケールのFe、Co、Niまたは合金のコロイド(実施例3および10
、表3、番号2ないし4および27)および金で保護したFe(実施例13、表
3、番号28)、Co、Niまたは合金のコロイドは、情報の磁気光学的保存お
よび磁性流体シールの磁性流体として用いられる。Feコロイド(実施例13、
表3、番号2)および金で保護したFeコロイド(実施例13、表3、番号28
)は、磁性細胞マーカーとして、および磁性細胞分離のために機能する。改質し
た保護殻を持つ(もし必要ならば、酸素で処理後の)Feコロイドおよび金で保
護したFeコロイドは、医学的腫瘍治療(磁性流体の温熱療法)に適用分野を有
する。ナノスケールの遷移金属または合金のコロイド、特に白金は、インクジェ
ット印刷機の金属性インクとして、また、例えば、ゾルで石英板を被覆し、また
CO2で乾燥させた層を焼結して、伝導性金属層を得ることによるレーザー焼結
のために用いられる。さらに、ナノスケールの遷移金属または合金のコロイドは
、表面被覆およびゾルゲル法における用途のために適当である。
【0016】 以下の非限定の実施例は、本発明を示す。
【0017】 比較例1 1.65g(23ミリモル)の磁性Coナノ粉末を保護気体としてのアルゴン
下にて300mlのトルエンに懸濁させ、0.4g(5.5ミリモル)のAlMe 3 を添加する。撹拌しつつ、0.4g(1.4ミリモル)のオレイン酸を20℃の
それにピペットで移し、混合物を70℃まで30分間加熱する。Co粉末が未溶
解である無色反応溶液を得る(コロイド形成はない)。
【0018】 比較例2 1.63g(23ミリモル)の磁性Niナノ粉末を用いる以外は、比較例1の
ごとき同一の手順を用いて、未溶解のNi粉末を含む軽く濁った無色溶液を得る
(コロイド形成はない)。
【0019】 比較例3 5.46g(23ミリモル)のPtナノ粉末を用いる以外は、比較例1のごと
き同一の手順を用いて、未溶解のPt粉末を含む軽く濁った無色溶液を得る(コ
ロイド形成はない)。
【0020】 比較例4(US 5,147,573、実施例2に対応) 5.46gのPtナノ粉末を30mlの水に懸濁させ、20℃にて0.4g(1
.7ミリモル)のSnEt4を添加する。5分間の撹拌後に、0.4g(1.4ミリ
モル)のオレイン酸を添加し、混合物を70℃まで30分間加熱して、未溶解の
Ptナノ粉末を含む白色の乳状不透明の反応混合物を形成する。トルエンの添加
の結果、コロイド状のPt金属はそれから抽出されない。無色のトルエン相を得
る。
【0021】 実施例1: Pt(acac)2およびAlMe3からのPtコロイドの調製(プロトリシス
実験) 保護気体としてのアルゴン下にて、3.83g(10ミリモル)のPt(ac
ac)2を250mlのフラスコ中の100mlのトルエンに溶解させ、50m
lのトルエン中の2.2g(30ミリモル)のAlMe3を40℃にて24時間以
内に滴下する。438標準mlの反応気体の質量分析は、84容量%のメタン、
7.4容量%のエテン、4.0容量%のエタン、2.3容量%のプロペンおよび2.
2容量%の水素の組成を与える。次いで、いずれの揮発物質も真空(0.1パス
カル)中にて留去して、黒色粉末の形態における6.1gのPtコロイドを得る
。金属含有量:Pt:30.9重量%、Al:13.4重量%(表1、番号40)
【0022】 かくして得られたPtコロイドを200mlの1N塩酸でプロトリシスして、
95.9容量%のメタンおよび4.1容量%のC2−C3気体の組成の1342標準
mlの気体を得た。 収支: 使用:メチル基 90ミリモル 測定:C1として計算された反応気体 22.3ミリモル C1として計算されたプロトリシス気体 62.9ミリモル 気体合計 85.2ミリモル 用いたCH3基に基づく理論の94.7%に相当する。
【0023】 実施例2: Cr(acac)3、AlMe3および改質剤番号13からのCrコロイドの調製 保護気体としてのアルゴン下にて、2.5g(7.2ミリモル)のCr(aca
c)3を250mlのフラスコ中の100mlのトルエンに溶解させ、50ml
のトルエン中の3.5g(50ミリモル)のAlMe3を20℃にて1時間以内に
滴下する。反応が完了する2時間後に、いずれの揮発物質も真空(0.1パスカ
ル)中にて留去して、黒色粉末の形態における2.9gのCrコロイドを得る。
それは、アセトン、THFおよびトルエンに可溶性である(表1、番号1)。0
.52g(1ミリモル)のこのCrコロイドMK1を200mlのTHFに溶解
させ、2.0gの改質剤番号13(表2)を添加し、混合物を60℃にて16時
間撹拌する。いずれの揮発物質も真空(0.1パスカル)中にて分離除去して、
黒茶色の粘性物質形態の3.2gの改質したCrコロイドを得る。それは、トル
エン、THF、メタノールおよびエタノールに可溶性である(表3、番号1)。
【0024】 実施例3: Ni(acac)2、AlMe3および改質剤番号13からのNiコロイドの調製 保護気体としてのアルゴン下にて、2.57g(10ミリモル)のNi(ac
ac)3を250mlのフラスコ中の100mlのトルエンに溶解させ、50m
lのトルエン中の2.1g(30ミリモル)のAlMe3を20℃にて3時間以内
に滴下する。反応が完了する2時間後に、いずれの揮発物質も真空(0.1パス
カル)中にて留去して、黒色粉末の形態における2.6gのNiコロイドを得る
。それは、アセトン、トルエンおよびTHFに可溶性である(表1、番号4)。
保護気体としてのアルゴン下にて、0.39g(1ミリモル)のこのNiコロイ
ドMK4を250mlのフラスコ中の100mlのTHFに溶解させ、2.0g
の改質剤番号13(表2)を添加し、混合物を60℃にて16時間撹拌する。い
ずれの揮発物質も真空(0.1パスカル)中にて分離除去して、黒茶色の粘性物
質の形態における1.1gの改質したNiコロイドを得る。それは、トルエン、
THF、メタノール、エタノールおよびアセトンに可溶性である(表3、番号4
)。
【0025】 実施例4: Pd(acac)2、AlMe3および改質剤番号13からのPdコロイドの調製 300mlのTHF中の0.3g(1ミリモル)のPd(acac)3を用いる
以外は、実施例2のごとき同一の手順を用い、還元剤としての50mlのTHF
中の0.14g(2ミリモル)のAlMe3を20℃にて5時間以内に滴下して、
黒色の固体粉末の形態における0.39gのPdコロイドを得る。金属含有量:
Pd:27重量%、Al:14重量%(表1、番号13)。0.39g(1ミリ
モル)のこのPdコロイドMK13を300mlのTHFに溶解させ、1gの改
質剤番号13(表2)を20℃にて添加し、混合物を16時間撹拌して、茶色固
体の形態の1.4gの改質したPdコロイドを得る。それは、トルエン、エーテ
ル、THFおよびアセトンに可溶性である(表3、番号6)。
【0026】 実施例5: Pt(acac)2、AlMe3および改質剤番号3からのPtコロイドの調製 200mlのトルエン中の7.88g(20ミリモル)のPt(acac)2
用いる以外は、実施例1のごとき同一の手順を用い、還元剤としての50mlの
トルエン中の4.32g(60ミリモル)のAlMe3を40℃にて24時間以内
に滴下して、黒色粉末の形態における8.3gのPtコロイドを得る。金属含有
量:Pd:42.3重量%、Al:17.5重量%(表1、番号22)。0.21
g(0.5ミリモル)のこのPtコロイドMK22を100mlのTHFに溶解
させ、1.5gの改質剤番号3(表2)を60℃にて16時間以内に添加して、
茶色−黒色の粘性物質の形態における1.4gの改質したPtコロイドを得る。
それは、ペンタン、ヘキサン、トルエン、エーテル、THFおよびポンプ油に可
溶性である(表3、番号9)。
【0027】 実施例6: Pt(acac)2、AlMe3および改質剤番号5からのPtコロイドの調製 100mlのTHF中の0.21g(0.5ミリモル)のPtコロイドMK22
を用いる以外は、実施例5のごとき同一の手順を用い、1.5gの改質剤番号5
(表2)を添加して、茶色固体の形態における1.0gの改質したPtコロイド
を得る(表3、番号10)。
【0028】 実施例7: Pt(acac)2、Et2AlHおよび改質剤番号13からのPtコロイドの調
製 100mlのトルエン中の0.38g(1ミリモル)のPt(acac)2を用
いる以外は、実施例2のごとき同一の手順を用い、還元剤としての0.26g(
3ミリモル)のEt2AlHを20℃にて23時間以内に滴下して、黒色粉末の
形態における0.3gのPtコロイドを得る。それは、アセトン、THFおよび
トルエンに可溶性である(表1、番号25)。0.1g(0.33ミリモル)のこ
のPtコロイドMK25を100mlのTHFに溶解させ、1gの改質剤番号1
3(表2)を20℃にて添加し、混合物を16時間撹拌して、茶色固体の形態に
おける1.7gの改質したPtコロイドを得る。それは、トルエン、エーテル、
THF、エタノール、アセトンおよび水に可溶性である(表3、番号22)。
【0029】 実施例8: Pt(acac)2、MgEt2および改質剤番号13からのPtコロイドの調製 0.38g(1ミリモル)のPt(acac)2を100mlのトルエンに溶解
させ、還元剤としての1.2g(14.6ミリモル)のMgEt2を20℃にて添
加し、反応を21時間で完了させる。いずれの揮発物質も真空(0.1パスカル
)中にて留去して、黒色粉末の形態における1.2gのPtコロイドを得る。そ
れは、アセトン、THFおよびトルエンに可溶性である。元素分析:Pt:14
.9重量%、Mg:20.8重量%、C:49.2重量%、H:7.9重量%(表1
、番号27)。0.56g(0.5ミリモル)のこのPtコロイドMK27を10
0mlのTHFに溶解させ、2.0gの改質剤番号13(表2)を添加して、茶
色−黒色の物質の形態における2.6gの改質したPtコロイドを得る。元素分
析:Pt:4.6重量%、Mg:5.6重量%、C:74.1重量%、H:11.1
重量%。それは、トルエン、エーテル、THF、エタノール、アセトンおよび水
に可溶性である(表3、番号24)。
【0030】 実施例9: PtCl2、AlMe3および改質剤番号4からのPtコロイドの調製 125mlのトルエン中の0.27g(1ミリモル)のPtCl2を用いる以外
は、実施例2のごとき同一の手順を用い、25mlのトルエン中の還元剤として
の0.34g(3ミリモル)のAlMe3を40℃にて16時間以内に滴下して、
黒色粉末の形態における0.47gのPtコロイドを得る。元素分析:Pt:4
1.1重量%、Al:15.2重量%、C:23.4重量%、H:4.9重量%、C
l:13.6重量%。TEMによって測定される平均粒子サイズ:2nm(表1
、番号30)。0.47g(1ミリモル)のこのPtコロイドMK30を100
mlのトルエンに溶解させ、1.0gの改質剤番号4(表2)を60℃にて添加
し、混合物を3時間撹拌して、茶色−黒色の粘性物質の形態における1.3gの
Ptコロイドを得る。元素分析:Pt:11.0重量%、Al 3.9重量%、S
i:7.4重量%、C:63.1重量%、H:4.9重量%、Cl:3.4重量%。
それは、トルエン、エーテルおよびアセトンに可溶性である(表3、番号26)
【0031】 実施例10: Fe(acac)2、Co(acac)2、AlMe3および改質剤番号1からの
Fe/Coコロイドの調製 保護気体としてのアルゴン下にて、2.54g(10ミリモル)のFe(ac
ac)2および1.29g(5ミリモル)のCo(acac)2を500mlのフ
ラスコ中の200mlのトルエンに溶解させ、50mlのトルエン中の5.4g
(75ミリモル)のAlMe3を20℃にて1時間以内に滴下する。反応が完了
する2時間後に、いずれの揮発物質も真空(0.1パスカル)中にて留去して、
黒色粉末の形態における4.9gのFe/Coコロイドを得る。それは、アセト
ン、THFおよびトルエンに可溶性である(表1、番号34)。0.136g(
0.5ミリモル)のこのFe2CoコロイドMK34を100mlのTHFに溶解
させ、1.5gの改質剤番号1(表2)を60℃に添加し、混合物を16時間撹
拌する。いずれの揮発物質も真空(0.1パスカル)中にて分離除去して、油状
の茶色−黒色物質の形態における1.6gの改質したFe2Coコロイドを得る。
それは、ヘキサン、トルエンおよびポンプ油に可溶性である(表3、番号27)
【0032】 実施例11: Pt(acac)2、Ru(acac)3、AlMe3および改質剤番号13から
のPt/Ruコロイドの調製 400mlのトルエン中の7.86g(20ミリモル)のPt(acac)2
よび7.96g(20ミリモル)のRu(acac)3を用いる以外は、実施例1
0のごとき同一の手順を用い、還元剤として8.64g(120ミリモル)のA
lMe3を60℃にて21時間以内に滴下して、黒色粉末の形態の17.1gのP
t/Ruコロイドを得る。元素分析:Pt:20.6重量%、Ru:10.5重量
%、Al:19.6重量%、C:39.1重量%、H:5.1重量%。TEMによ
って測定される平均粒子サイズ:1.3nm。それは、アセトン、THFおよび
トルエンに可溶性である(表1、番号36)。0.94g(1ミリモルのPt、
1ミリモルのRu)のこのPtRuコロイドMK36を100mlのTHFに溶
解させ、2.0gの改質剤番号13(表2)を添加して、黒色−茶色の物質の形
態における3.2gの改質したPtRuコロイドを得る。元素分析:Pt:6.3
重量%、Ru:3.0重量%、Al:5.1重量%、C:56.6重量%、H:8.
3重量%。TEMによって測定される平均粒子サイズ:1.3nm。それは、ト
ルエン(160ミリグラム原子/l)、エーテル、THF(110ミリグラム原
子/l)、メタノール、エタノール、アセトンおよび水(130ミリグラム原子
/l)に可溶性である(表3、番号29)。
【0033】 実施例12: Pt(acac)2、SnCl3、AlMe3および改質剤番号13からのPt/
Snコロイドの調製 100mlのトルエン中の1.15g(2.9ミリモル)のPt(acac)2
および0.19g(1ミリモル)のSnClを用いる以外は、実施例10のごと
き同一の手順を用い、還元剤として0.86g(12ミリモル)のAlMe3を6
0℃にて2時間以内に滴下して、黒色粉末の形態における1.1gのPt3Snコ
ロイドを得る。金属含有量:Pt:27.1重量%、Sn:5.2重量%、Al:
14.4重量%(表1、番号39)。0.36g(0.5ミリモルのPt、0.17
ミリモルのSn)のこのPt3SnコロイドMK39を200mlのTHFに溶
解させ、1gの改質剤番号13(表2)を添加して、黒色−茶色の物質の形態に
おける1.4gの改質したPt3Snコロイドを得る。金属含有量:Pt:6.8
重量%、Sn:1.2重量%、Al:3.3重量%。それは、トルエン、THF、
エタノール、アセトンおよび水に可溶性である(表3、番号30)。
【0034】 実施例13: Fe−サルコシンコロイド、AuCl3、AlEt3および改質剤番号13からの
Fe/Auコロイドの調製 保護気体としてのアルゴン下にて、0.52g(1.2ミリモル)のFe−サル
コシンコロイドを250mlのフラスコ中の40mlのTHFに溶解させ、0.
44g(3.8ミリモル)のAlEt3を添加し、148mlのTHF中に溶解し
た0.08g(0.4ミリモル)のAuCl3を20℃にて16時間以内に滴下す
る。いずれの不溶性物質もD4ガラスフリットを通して濾別し、溶液を真空(0
.1パスカル)中にていずれの揮発物質からも遊離させ、0.45gの暗赤茶色の
固体のFe/Auコロイド(識別番号MK41)を得る。0.26g(0.5ミリ
モルのFe、0.17ミリモルのAu)のこのFe/AuコロイドMK41を1
00mlのTHFに溶解させ、0.8gの改質剤番号13(表2)を添加して、
黒色−茶色の粘性物質の形態における2.17gの改質したFe/Auコロイド
を得る。それは、トルエン、メタノール、エタノール、アセトン、THFおよび
エタノール−水混合物(25容量%のエタノール)に可溶性である(表3、番号
28)。
【0035】 実施例14: PtCl2、AlMe3および改質剤番号17からのPtコロイドの調製 125mlのトルエン中の0.27g(1ミリモル)のPtCl2を用いる以外
は、実施例2のごとき同一の手順を用い、25mlのトルエン中の還元剤として
の0.34g(3ミリモル)のAlMe3を40℃にて16時間以内に滴下して、
(表1、番号30に類似の)黒色粉末の形態における0.42gのPtコロイド
を得る。(MK30に類似の)0.3g(0.7ミリモル)のこのPtコロイドを
100mlのトルエンに溶解させ、2.0gの改質剤番号17(表2)を20℃
にて添加し、混合物を3時間撹拌する。9.1標準mlのメタン(96.1容量%
)の発生があり、溶液は脱色される。固体を濾別し、真空(0.1パスカル)中
にて乾燥させて、2.3gの薄灰色の固体粉末を得る。1N塩酸での続いてのプ
ロトリシスは、30.7標準mlのメタン(95.7容量%)を与える。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【表7】
【0043】
【表8】
【0044】
【表9】
【0045】
【表10】
【0046】
【表11】
【0047】
【表12】
【0048】
【表13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 23/46 301 B01J 23/46 301M 23/62 23/62 M 23/745 23/89 M 23/75 35/12 23/755 B03C 1/00 A 23/89 H01F 1/34 S 35/12 H01M 4/90 M B03C 1/00 B01J 23/74 301M H01F 1/34 311M // H01M 4/90 321M (72)発明者 ヘルムート・ベンネマン ドイツ連邦共和国デー−45470ミュールハ イム・アン・デア・ルール、カイザー−ビ ルヘルム−プラッツ1番、マックス−プラ ンク−インスティトゥート・フュール・コ ーレンフォルシュング (72)発明者 ベルナー・ブリヨークス ドイツ連邦共和国デー−45470ミュールハ イム・アン・デア・ルール、カイザー−ビ ルヘルム−プラッツ1番、マックス−プラ ンク−インスティトゥート・フュール・コ ーレンフォルシュング (72)発明者 ライナー・ブリンクマン ドイツ連邦共和国デー−45470ミュールハ イム・アン・デア・ルール、カイザー−ビ ルヘルム−プラッツ1番、マックス−プラ ンク−インスティトゥート・フュール・コ ーレンフォルシュング

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疎水性有機溶媒および/もしくは親水性有機溶媒ならびに/
    または水中に分散でき、その出発物質が周期表の第6ないし第11族の遷移金属
    化合物と有機金属化合物とを反応させることにより、または予め合成されたナノ
    スケールの遷移金属もしくは合金のコロイドを有機金属化合物で処理することに
    より調製した改質されたナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの製法で
    あって、該出発物質が、プロトリシス的に金属−炭素結合で、またはC/C、C
    /NまたはC/Oの多重結合の挿入にてもしくはルイス酸−塩基の相互作用を介
    して反応する有機または無機の改質剤と、系内にてまたは単離後に反応させるこ
    とを特徴とする該製法。
  2. 【請求項2】 該溶媒中の該コロイドの分散性が、20ミリグラム原子/l
    、好ましくは>100ミリグラム原子/lである請求項1記載の製法。
  3. 【請求項3】 該改質されたナノスケールの遷移金属または合金のコロイド
    が芳香族中およびエーテル、アルコールおよびケトン中、ならびに水中に分散で
    きるように、該改質剤が選択された請求項1記載の製法。
  4. 【請求項4】 金属塩、ハロゲン化物、擬ハロゲン化物、アルコラート、カ
    ルボン酸塩またはアセチルアセトナートよりなる群から選択される1以上の化合
    物が、該周期表の第6ないし第11族の遷移金属化合物として用いられる請求項
    1ないし3記載の製法。
  5. 【請求項5】 周期表の第1、第2または第12および第13族の金属の有
    機元素化合物が、該有機金属化合物として用いられる請求項1ないし3記載の製
    法。
  6. 【請求項6】 周期表第6ないし第11族の遷移金属または合金のコロイド
    、またはFe、Co、Niもしくはそれらの合金の貴金属で防錆保護したコロイ
    ドが、該予め合成されたコロイドとして用いられる請求項1ないし3記載の製法
  7. 【請求項7】 該改質剤が、アルコール、カルボン酸、ポリマー、ポリエー
    テル、ポリアルコール、多糖、糖、界面活性剤、シラノール、活性炭、無機の酸
    化物および水酸化物よりなる群から選択される請求項1ないし3記載の製法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし3記載の製法により得られるナノスケールの
    遷移金属または合金。
  9. 【請求項9】 遷移金属がCr、Fe、Co、Ni、Rh、PdもしくはP
    tであるか、合金がFe/Co、Fe/Au、Pt/RuもしくはPt/Snで
    ある請求項8記載のナノスケールの遷移金属または合金のコロイド。
  10. 【請求項10】 周期表の第1、第2または第12および第13族の金属を
    含む請求項8または9記載のナノスケールの遷移金属または合金のコロイド。
  11. 【請求項11】 <2nmの平均粒子直径を有する請求項8または9記載の
    ナノスケールの遷移金属または合金のコロイド。
  12. 【請求項12】 炭水化物、芳香族、エーテル、アルコール、ケトン、ポン
    プ油、水または水溶液中に分散できる請求項8ないし11記載のナノスケールの
    遷移金属または合金のコロイド。
  13. 【請求項13】 表面被覆のための請求項8ないし12記載のナノスケール
    の遷移金属または合金のコロイドの使用。
  14. 【請求項14】 ゾルゲル法における適用のための請求項8ないし12記載
    のナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの使用。
  15. 【請求項15】 水素添加用触媒としての請求項8ないし12記載のナノス
    ケールの遷移金属または合金のコロイドの直接的または支持されての使用。
  16. 【請求項16】 酸素移動反応のための触媒としての、請求項8ないし12
    記載のナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの直接的または支持されて
    の使用。
  17. 【請求項17】 燃料電池における電極触媒としての、請求項8ないし12
    記載のナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの直接的または支持されて
    の使用。
  18. 【請求項18】 Pt/Ruコロイドが、該ナノスケールの遷移金属または
    合金のコロイドとして用いられる請求項17記載のナノスケールの遷移金属また
    は合金のコロイドの使用。
  19. 【請求項19】 Pt/Snコロイドが、該ナノスケールの遷移金属または
    合金のコロイドとして用いられる請求項17記載のナノスケールの遷移金属また
    は合金のコロイドの使用。
  20. 【請求項20】 情報の磁気光学的保存のための、請求項1ないし3または
    6により調製されたナノスケールのFe、Co、Niコロイドまたはそれらの合
    金コロイドの使用。
  21. 【請求項21】 磁性流体シールにおける磁性流体のための、請求項1ない
    し3または6により調製されたナノスケールのFe、Co、Niコロイドまたは
    それらの合金コロイドの使用。
  22. 【請求項22】 磁性細胞マーカーとしての、または磁性細胞分離のための
    、請求項1ないし3または6により調製されたナノスケールのFeコロイドまた
    はFe合金コロイドの使用。
  23. 【請求項23】 磁性流体温熱療法のための、必要ならば、酸素で処理した
    後の請求項1ないし3または6により調製されたナノスケールのFeコロイドま
    たはFe合金コロイドの使用。
  24. 【請求項24】 インクジェット印刷機およびレーザー焼結のための請求項
    8ないし12記載のナノスケールの遷移金属または合金のコロイドの使用。
  25. 【請求項25】 PtコロイドまたはPt合金コロイドが、該ナノスケール
    の遷移金属または合金のコロイドとして用いられる請求項24記載のナノスケー
    ルの遷移金属または合金のコロイドの使用。
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