JP2002515034A - 6―o―置換エリスロマイシン化合物及びそれを製造するための方法 - Google Patents
6―o―置換エリスロマイシン化合物及びそれを製造するための方法Info
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- 【特許請求の範囲】 1. 下記式 を有する化合物、並びにそれらの薬学的に許容し得る塩、エステル及びブロドラ ッグ。上記式(II)−(IX)において、 Xは以下のものからなる群より選択され: (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1、ここでR1は以下のものからなる群より選択される、 (a)非置換C1−C12−アルキル、 (b)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (d)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (e)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (f)C3−C12−シクロアルキル、 (g)R2、R3及びR4が各々独立してC1−C12−アルキルから選択され る−Si−(R2)(R3)(R4)、及び (h)−Si−(アリール)3 並びに (4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここでR1は上に定義される通 りであり、かつR5及びR6は各々独立して、 (a)水素、 (b)非置換C1−C12−アルキル、 (c)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (e)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 及び (f)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 からなる群より選択されるか、 又は、 R5及びR6はそれらが結合する原子と共にC3−C12−シクロアルキル環 を形成する; Raは水素又はヒドロキシであり; Rbは水素又はヒドロキシであり; Rc及びRdの一方は水素であり、かつRc及びRdの他方は以下のものからなる群 より選択され: (1)ヒドロキシ、 (2)保護されたヒドロキシ、 (3)ハロゲン、 (4)NR7R8、ここでR7及びR8は独立して、 (a)水素 (b)C1−C12−アルキル、 (c)置換C1−C12−アルキル、 (d)C1−C8−シクロアルキル、 (e)置換C1−C8−シクロアルキル、 (f)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (g)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (h)ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C12−アルキル、 (i)置換ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C12−アルキル 、 (j)C1−C8−シクロアルキルで置換されているC1 −C12−アルキル、 (k)置換C1−C8−シクロアルキルで置換されているC1−C12−アル キル、 (l)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 及び (m)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 からなる群より選択されるか、 又は、 R7及びR8はそれらが結合する原子と共に3−10員ヘテロシクロアルキ ル環を形成する、 (5)O−CO−NH−アリール、 (6)O−CO−NH−ヘテロアリール、 (7)R7及びR8が上に定義される通りであるO−CO−NR7R8、 (8)O−SO2−C1−C6−アルキル、 (9)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、 及び (10)R7及びR8が上に定義される通りであるO−SO2−CH2−CH2− NR7R8、 又は Rc及びRdは一緒に、 (1)=O、 (2)=N−OH、 及び (3)R1が上に定義される通りである=N−OR1、からなる群より選択され る基を形成し; Reはメトキシ、フッ素又はヒドロキシであり; Rfは水素又はヒドロキシ保護基であり; Wは存在しないか、又は−O−、−NH−CO−、−N=CH−及び−NH−か らなる群より選択され; Rgは以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で任意に置換され ているC1−C6−アルキル: (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヒドロキシ、 (f)C1−C6−アルコキシ、 (g)NR9R10、ここでR9及びR10は独立して水素及びC1−C6−アル キルから選択されるか、又はR9及びR10はそれらが接続する窒素原子と共に3 ないし7員環を形成し、該3ないし7員環は、該環が5ないし7員環である場合 、−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、 −N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換アリール−C1−C6− アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6 −アルキル−)−、−N(置換ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、及 び−S−もしくは−S(O)n−(ここで、nは1もしくは2)からなる群より 選択されるヘテロ官能基を任意に含んでいてもよい、 及び (h)−CH2−M−R11、ここで、 Mは以下のものからなる群より選択され: (i)−C(O)−NH−、 (ii)−NH−C(O)−、 (iii)−NH−、 (iv)−N=、 (v)−N(CH3)−、 (vi)−NH−C(O)−O−、 (vii)−NH−C(O)−NH−、 (viii)−O−C(O)−NH−、 (ix)−O−C(O)−O−、 (x)−O−、 (xi)−S(O)n−(ここでnは0、1もしくは2)、 (xii)−C(O)−O−、 (xiii)−O−C(O)−、 及び (xiv)−C(O)−、 かつ、 R11は以下のものからなる群より選択される: (i)(aa)アリール、 (bb)置換アリール、 (cc)ヘテロアリール、及び (dd)置換ヘテロアリール、 からなる群より選択される置換基で任意に置換されているC1 −C6アルキル、 (ii)アリール、 (iii)置換アリール、 (iv)ヘテロアリール、 (v)置換ヘテロアリール、 及び (vi)ヘテロシクロアルキル、 (3)C3−C7−シクロアルキル、 (4)アリール、 (5)置換アリール、 (6)ヘテロアリール、 及び (7)置換ヘテロアリール; Rhは以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)−O−C(O)−イミダゾリル、 (4)−O−C(O)−O−C1−C6−アルキル、 (5)−O−C(O)−O−アリール、 (6)−O−C(O)−O−(置換アリール)、 (7)−O−C(O)−Cl、及び (8)−O−C(O)−NH2; Rは以下のものからなる群より選択され: (1)以下のものからなる群より選択される基で置換されているメチル (a)CN、 (b)F、 (c)−CO2R12、ここでR12はC1−C3−アルキル又はアリール置換 C1−C3−アルキル、又はヘテロアリール置換C1−C3−アルキルである、 (d)S(O)nR12、ここでnは0、1又は2であり、かつR12は上に 定義される通りである、 (e)NHC(O)R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (f)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は独立して水素及び C1−C3−アルキルから選択される、 (g)アリール、 (h)置換アリール、 (i)ヘテロアリール、 及び (j)置換ヘテロアリール、 (2)C2−C10−アルキル、 (3)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で置換されている C2−C10−アルキル、 (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1−C3−アルコキシ、 (d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、 (e)オキソ、 (f)−N3、 (g)−CHO、 (h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、 (i)−NR15R16、ここでR15及びR16は以下の ものからなる群より選択され: (i)水素、 (ii)C1−C12−アルキル、 (iii)置換C1−C12−アルキル、 (iv)C1−C12−アルケニル、 (v)置換C1−C12−アルケニル、 (vi)C1−C12−アルキニル、 (vii)置換C1−C12−アルキニル、 (viii)アリール、 (ix)C3−C8−シクロアルキル、 (x)置換C3−C8−シクロアルキル、 (xi)置換アリール、 (xii)ヘテロシクロアルキル、 (xiii)置換ヘテロシクロアルキル、 (xiv)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (xv)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されてい るC1−C12−アルキル、 (xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C1 2 −アルキル、 (xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されているC1− C12−アルキル、 (xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されているC1− C12−アルキル、 (xx)ヘテロアリール、 (xxi)置換ヘテロアリール、 (xxii)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキ ル、 及び (xxiii)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12− アルキル、 又は、 R15及びR16はそれらが結合する原子と共に3−10員ヘテロシク ロアルキル環を形成し、該環は以下のものからなる群より独立して選択される1 以上の置換基で置換されていてもよい: (i)ハロゲン、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)C1−C3−アルコキシ、 (iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、 (v)オキソ、 (vi)C1−C3−アルキル、 (vii)ハロ−C1−C3−アルキル、 及び (vii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、 (j)−CO2R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (k)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は上に定義される通り である、 (l)=N−O−R12、ここでR13は前に定義される通りである、 (m)−C≡N、 (n)O−S(O)nR12、ここでnは0、1又は2で あり、かつR12は上に定義される通りである、 (o)アリール、 (p)置換アリール、 (q)ヘテロアリール、 (r)置換ヘテロアリール、 (s)C3−C8−シクロアルキル、 (t)置換C3−C8−シクロアルキル、 (u)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (v)ヘテロシクロアルキル、 (w)置換ヘテロシクロアルキル、 (x)NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである、 (y)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通 りである、 (z)=N−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りであ る、 (aa)=N−R11、ここでR11は前に定義される通りである、 (bb)=N−NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りであ る、 及び (cc)=N−NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義 される通りである; (4)以下のものからなる群より選択される基で置換されているC3−アルケ ニル: (a)ハロゲン、 (b)−CHO、 (c)−CO2R12、ここでR12は上に定義されるものである、 (d)−C(O)−R11、ここでR11は上に定義されるものである、 (e)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義されるもの である、 (f)−C≡N、 (g)アリール、 (h)置換アリール、 (i)ヘテロアリール、 (j)置換ヘテロアリール、 (k)C3−C7−シクロアルキル、 及び (l)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル; (5)C4−C10−アルケニル; (6)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で置換されている C4−C10−アルケニル: (a)ハロゲン、 (b)C1−C3−アルコキシ、 (c)オキソ、 (d)−CHO、 (e)−CO2R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (f)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通り である、 (g)−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りである、 (h)=N−O−R12、ここでR12は前に定義される 通りである、 (i)−C≡N、 (j)O−S(O)nR12、ここでnは0、1又は2であり、かつR12は 前に定義される通りである、 (k)アリール、 (l)置換アリール、 (m)ヘテロアリール、 (n)置換ヘテロアリール、 (o)C3−C7−シクロアルキル、 (p)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (q)NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである、 (r)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通 りである、 (s)=N−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りであ る、 (t)=N−R11、ここでR11は前に定義される通りである、 (u)=N−NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである 、 及び (v)=N−NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義さ れる通りである; (7)C3−C10−アルキニル; 及び (8)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で置換されている C3−C10−アルキニル: (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、 及び (e)置換ヘテロアリール; Y及びZの一方は水素であり、かつ他方は以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)保護されているヒドロキシ、 及び (4)NR7R8、ここでR7及びR8は上に定義される通りである; 並びに、 A、B、D及びEは、A、B、D及びEのうちの少なくとも2つが水素であると いう条件の下で、以下のものからなる群より独立して選択され: (a)水素; (b)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で任意に置換され ているC1−C6−アルキル: (i)アリール; (ii)置換アリール; (iii)ヘテロアリール; (iv)置換ヘテロアリール; (v)ヘテロシクロアルキル; (vi)ヒドロキシ; (vii)C1−C6−アルコキシ; (viii)Br、Cl、FもしくはIからなるハロ ゲン;及び (ix)NR9R10、ここでR9及びR10は上に定義される通りである; (c)C3−C7−シクロアルキル; (d)アリール; (e)置換アリール; (f)ヘテロアリール; (g)置換ヘテロアリール; (h)ヘテロシクロアルキル;及び (i)M及びR11が上に定義される通りである−M−R11でさらに置換されて いる上記選択肢(b)から選択される基; 又は、 AB、AD、AE、BD、BEもしくはDEからなる置換基の対のいずれか1 つがそれらが結合する原子(1つもしくは複数)と共に3ないし7員環を形成し 、該3ないし7員環は−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、− N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換アリール−C1−C6−ア ルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換 ヘテロアリール−C1−C6− アルキル−)−、−S−もしくは−S(O)n−(ここでnは1もしくは2)、 −C(O)−NH−、−C(O)−NR12−(ここでR12は上に定義される通り である)、−NH−C(O)−、−NR12−C(O)−(ここでR12は上に定義 される通りである)、及び−C(=NH)−NH−からなる群より選択されるヘ テロ官能基を任意に含む。 2. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、X、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義される通 りである) 3. Raがヒドロキシであり、Rbが水素であり、Rcが水素であり、Rdが水素 であり、Reがメトキシであり、かつRfが水素である請求項2による化合物。 4. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、Y、Z、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義され る通りである) 5. Raがヒドロキシであり、Rbが水素であり、Rcが水素であり、Rdがヒド ロキシであり、Reがメトキシであり、かつRfが水素である請求項3による化合 物。 6. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義される通りである ) 7. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義される通りである ) 8. 下記式を有する請求項1による化合物。(ここで、R、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRhは請求項1に定義される通りで ある) 9. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、W、R、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRgは請求項1に定義される通 りである) 10. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、A、B、D、E、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義 される通りである) 11. 下記式を有する請求項1による化合物。 (ここで、A、B、D、E、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは請求項1に定義 される通りである) 12. 以下のものからなる群より選択される請求項1による化合物並びにそれ らの薬学的に許容し得る塩、エステル及びプロドラッグ: (A)A、B、D、E、W、X、Y、Z、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf 、Rg及びRhが前に定義されるものであり、かつRが以下のものからなる群より 選択される化合物: (B)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHであって、Rが以下のものからなる群より選択され る化合物: (C)Xが=Oであり、RbがHであり;RcがHであり;Rdがアセチルであ り;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;Rが−CH2−CH=CH2で ある式(II)の化合物; (D)以下の群から選択される式(V)の化合物: (1)RbがHであり:RcがHであり;Rdがフェニルメチルオキシカル ボニルであり;Reがメトキシであり;RfがHであり;Rが−CH2−CH=C H2である;及び (2)RbがHであり;RcがHであり;Rdがヒドロキ シであり;Reがメトキシであり;RfがHであり;Rが−CH2−CH=CH2で ある; (E)以下の群から選択される式(V1)の化合物: (1)RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェニルメチルオキシカル ボニルであり;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;Rが−CH2−C H=CH2である;及び (2)Raがヒドロキシであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがH であり;Reがメトキシであり;RfがHであり;Rが−CH2−CH=CH2であ る; (F)以下の群から選択される式(VII)の化合物: (1)Wが−NH−であり;RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェ ニルメチルオキシカルボニルであり;Reがメトキシであり;RfがHであり;Rg がHであり;Rがプロピルである; (2)Wが−NH−であり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHで あり;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rがプロピルで ある; (3)Wが−NH−であり;RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェ ニルメチルオキシカルボニルであり;Re がメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH=CH2 である; (4)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェニルメ チルオキシカルボニルであり;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;Rg が4−フェニルブチルであり;Rが−CH2−CH=CH2である; (5)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェニルメ チルオキシカルボニルであり;Reがメトキシであり;RfがHであり;Rgが4 −フェニルブチルであり;Rが−CH2−CH=CH2である; (6)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり; Reがメトキシであり;RfがHであり;Rgが4−フェニルブチルであり;Rが プロピルである; (7)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがフェニルメ チルオキシカルボニルであり;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;Rg が4−フェニルブチルであり;Rが−CH2−CH=CH2−(3−キノリニル )である; (8)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり; Rdがフェニルメチルオキシカルボニルであり;Reがメトキシであり;RfがH であり;Rgが4−フェニルブチルであり;Rが−CH2−CH=CH2−(3− キノリニル)である; (9)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり; Reがメトキシであり;RfがHであり;Rgが4−フェニルブチルであり;Rが −CH2−CH2−CH2−(3−キノリニル)である; (10)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH= CH2である; (11)Wが存在せす;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rがプロピルである ; (12)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C(O )−Hである; (13)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−CH2−フェニル である; (14)Wが存在せす;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH2 −NH−CH2−フェニルである; (15)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−H(アンチ異性体)である; (16)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−H(シン異性体)である; (17)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−フェニルである; (18)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−CH2−(4−ニ トロフェニル)である; (19)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−CH2−(4−キノリニル)である; (20)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−C=N −O−C(フェニル)3である; (21)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH2 −NH2である; (22)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH2 −NH−CH2−フェニルである; (23)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH2 −NH−CH2−CH2 −フェニルである; (24)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2−CH2 −NH−CH2−CH2−CH2−フェニルである; (25)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがアセチル であり;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;RgがHであり;Rが− CH2−CH=CH2である; (26)Wが存在せす;RbがHであり;RcがHであり;Rdがアセチル であり;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;RgがHであり;Rが− CH2−CH=CH2−(3−キノリニル)である; (27)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがアセチル であり;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2C H=CH2−(3−キノリニル)である; (28)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;RfがHであり; RgがHであり;Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル)である; (29)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり ;Reがメトキシであり;Rfがアセチルであり;RgがHであり;Rが−CH2C H=CH2−(3−キノリニル)である; (30)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがメトキシ であり;Reがメトキシであり;RfがHであり;RgがHであり;Rが−CH2C H=CH2−(3−キノリニル)である; (31)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Reがメトキシ であり;Rdがエテンスルホニルオキシであり;Rfがアセチルであり;RgがH であり;Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル)である; (32)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Reがメトキシ であり;Rdが2−(ジメチルアミノ)エチルスルホニルオキシであり;Rfがア セチルであり;RgがHであり:Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル) である; (33)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがメトキシ であり;Reが2−(フェニルチオ)エトキシであり;Rfがアセチルであり;Rg がHであり;Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル)である; (34)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがメトキシ であり;Reが(2−ニトロフェニル)アミノカルボニルオキシであり;RfがH であり;RgがHであり;Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル)である ; 及び (35)Wが存在せず;RbがHであり;RcがHであり;Rdがメトキシ であり;Reが(2−ニトロフェニル)アミノカルボニルオキシであり;RfがH であり;RgがHであり;Rが−CH2CH=CH2−(3−キノリニル)である ; (G)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHである化合物であって、以下の化合物からなる群よ り選択される化合物: (1)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=CH2−(3−キノリニル) である; (2)Xが=Oであり、Rがアリルである; (3)Xが=N−OHであり、Rがアリルである; (4)Xが=Oであり、Rがプロピルである; (5)Xが=Oであり、Rが2,3−ジヒドロキシプロピルである; (6)Xが=Oであり、Rが2,3−エポキシプロピルである; (7)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(イミダゾル−1−イ ル)プロピルである; (8)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(モルホリン−4−イ ル)プロピルである; (9)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(ベンジルアミノ)プ ロピルである; (10)Xが=Oであり、Rが2−オキソエチルである; (11)Xが=Oであり、Rが2−オキソプロピルである; (12)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、 Rが−CH2−C∫CHである; (13)Rが−CH2−C∫CHであり、Xが=N−O−Hである; (14)Xが=Oであり、Rが−CH2−C∫CHである; (15)Xが=Oであり、Rが−CH2−CHOH−CH2−N3である; (16)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−OHである; (17)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2OHである; (18)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2NH2である; (19)Xが=Oであり、Rが−CH2−CNである; (20)Xが=Oであり、Rが−CH2−フェニルである; (21)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=CH−フェニルである; (22)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−O−CH3である; (23)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−O−CH2−フェニル である; (24)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−N(CH3)2である ; (25)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−NH(CH3)である ; (26)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−(4−モルホリニル )である; (27)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−NH(フェニル)で ある;及び (28)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−N(フェニル)2であ る; (29)X=O、R=フェニルプロピル; (30)X=O、Rが−CH2CH=CH−(4−メチルフェニル)であ る; (31)X=O、Rが−CH2−CH(OH)−フェニルである; (32)X=O、Rが−CH2−CH(Br)−CH2Brである; (33)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−フェニルであ る; (34)X=O、Rが−CH2CH2NHCH(CH2フェニル)CO2Me である; (35)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH3である; (36)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CO2CH2CH2である; (37)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−フェニルである; (38)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−ヒドロキシフ ェニル)である; (39)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−ヒドロキシフ ェニル)である; (40)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−メトキシフェ ニル)である; (41)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(2−メトキシフェ ニル)である; (42)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−メトキシフェ ニル)である; (43)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2−フェニ ルである; (44)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、 Rがフルオロメチルである; (45)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−クロロフェニ ル)である; (46)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニ ル)である; (47)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−クロロフェニ ル)である; (48)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−O−フェニル)であ る; (49)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−(4−キノリ ニル)である; (50)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−(3−キノリ ニル)である; (51)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2CH2−フェニル である; (52)X=O、Rが−CH2−CH=N−NH−C(O)−NH2である ; (53)X=O、Rが−CH2−CH=N−NH−(2−ピリジニル)で ある; (54)X=O、Rが−CH2−CH=N−(4−メチルピペラジニル) である; (55)X=O、Rが−CH2−CH=N−O−フェニルである; (56)X=O、Rが−CH2CH(OH)CH2NHCH2CH2−フェニ ルである; (57)X=O、Rが−CH2CH(OH)CH2NHCH2−(4−ピリ ジニルである; (58)Xが=Oであり、Rが(3−ヨードフェニル)メチルである;及 び (59)Xが=Oであり、Rが(4−フルオロフェニル)メチルである; (H)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHであり;XがOであり;RがCH2−CH(OH) −CH2−RVであり;かつRVが以下のものからなる群より選択される化合物: (I)XがOであり、RがCH2−CH2−RWであり、かつRWが以下のものか らなる群より選択される化合物: (J)XがOであり、RがCH2−CH=N−RXであり、かつRXが以下のも のからなる群より選択される化合物: 並びに (K)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり; RdがRpであり;Reがメトキシであり;RfがRpであって、以下の化合物から なる群より選択される化合物: (1)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、R がアリルであり、Rpがトリメチリシリルである; (2)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、R が−CH2−フェニルであり、Rpがトリメチリシリルである; (3)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、R が−CH2−フェニルであり、RpがHである; 及び (4)Xが=N−OHであり、Rが−CH2−フェニルであり、RpがHで ある。 13. 以下のものからなる群より選択される請求項3による化合物並びにそれ らの薬学的に許容し得る塩、エステル及びプロドラッグ: (A)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHである化合物であって、以下の化合物からなる群よ り選択される化合物: (1)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=CH2−(3−キノリニル) である; (2)Xが=Oであり、Rがアリルである; (3)Xが=N−OHであり、Rがアリルである; (4)Xが=Oであり、Rがプロピルである; (5)Xが=Oであり、Rが2,3−ジヒドロキシプロピルである; (6)Xが=Oであり、Rが2,3−エポキシプロピルである; (7)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(イミダゾル−1−イ ル)プロピルである; (8)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(モルホリン−4−イ ル)プロピルである; (9)Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(ベンジルアミノ)プ ロピルである; (10)Xが=Oであり、Rが2−オキソエチルである; (11)Xが=Oであり、Rが2−オキソプロピルである; (12)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、 Rが−CH2−C∫CHである; (13)Rが−CH2−C∫CHてあり、Xが=N−O−Hである; (14)Xが=Oであり、Rが−CH2−C∫CHである; (15)Xが=Oであり、Rが−CH2−CHOH−CH2−N3である; (16)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−OHである; (17)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2OHである: (18)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2NH2である; (19)Xが=Oであり、Rが−CH2−CNである; (20)Xが=Oであり、Rが−CH2−フェニルである; (21)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=CH−フェニルである; (22)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−O−CH3である; (23)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−O −CH2−フェニルである; (24)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−N(CH3)2である ; (25)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−NH(CH3)である ; (26)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−(4−モルホリニル )である; (27)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−NH(フェニル)で ある; (28)Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−N(フェニル)2であ る; (29)X=O、R=フェニルプロピル; (30)X=O、Rが−CH2CH=CH−(4−メチルフェニル)であ る; (31)X=O、Rが−CH2−CH(OH)−フェニルである; (32)X=O、Rが−CH2−CH(Br)−CH2Brである; (33)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−フェニルであ る; (34)X=O、Rが−CH2CH2NHCH(CH2フェニル)CO2Me である; (35)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH3である; (36)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CO2CH2CH2である; (37)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−フェニルである; (38)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−ヒドロキシフ ェニル)である; (39)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−ヒドロキシフ ェニル)である; (40)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−メトキシフェ ニル)である; (41)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(2−メトキシフェ ニル)である; (42)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−メトキシフェ ニル)である; (43)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2−フェニルである; (44)Xが=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)であり、 Rがフルオロメチルである; (45)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(3−クロロフェニ ル)である; (46)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニ ル)である; (47)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−(4−クロロフェニ ル)である; (48)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2−O−フェニル)であ る; (49)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−(4−キノリ ニル)である; (50)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2−(3−キノリ ニル)である; (51)X=O、Rが−CH2CH2NHCH2CH2CH2CH2−フェニル である; (52)X=O、Rが−CH2−CH=N−NH−C(O)−NH2である ; (53)X=O、Rが−CH2−CH=N−NH−(2−ピリジニル)で ある; (54)X=O、Rが−CH2−CH=N−(4−メチルピペラジニル) である; (55)X=O、Rが−CH2−CH=N−O−フェニルである; (56)X=O、Rが−CH2CH(OH)CH2NHCH2CH2−フェニ ルである; (57)X=O、Rが−CH2CH(OH)CH2NHCH2−(4−ピリ ジニル)である; (58)Xが=Oであり、Rが(3−ヨードフェニル)メチルである;及 び (59)Xが=Oであり、Rが(4−フルオロフェニル)メチルである; (B)RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHであり;XがOであり;RがCH2−CH(OH) −CH2−RVであり;かつRVが以下のものからなる群より選択される化合物: (C)XがOであり、RがCH2−CH2−RWであり、かつRWが以下のものか らなる群より選択される化合物: 並びに (D)XがOであり、RがCH2−CH=N−RXであり、かつRXが以下のも のからなる群より選択される化合物。 14. RaがOHであり;RbがHであり;RcがHであり;RdがHであり;Re がメトキシであり;RfがHであって、以 下の化合物からなる群より選択される請求項13による化合物: Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=CH2−(3−キノリニル)である; Xが=Oであり、Rがアリルである; Xが=Oであり、Rが2−ヒドロキシ−3−(ベンジルアミノ)プロピルであ る; Xが=Oであり、Rが2−オキソプロピルである; Xが=Oであり、Rが−CH2−C≡CHである; Xが=Oであり、Rが−CH2−CH=N−OHである; Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2OHである; Xが=Oであり、Rが−CH2−CH2NH2である;及び Xが=Oであり、Rが−CH2−CNである。 15. 治療上有効な量の請求項1の化合物を薬学的に許容し得る担体と組み合 わせて含む医薬組成物。 16. 哺乳類動物における細菌の感染を制御するための方法であって、請求項 1による化合物を含む治療上有効な医薬組成物を動物に投与することを包含する 方法。 17. 治療上有効な量の請求項12の化合物を薬学的に許容し得る担体と組み 合わせて含む医薬組成物。 18. 哺乳類動物における細菌の感染を制御するための方法であって、請求項 12による化合物を含む治療上有効な医薬組成物を動物に投与することを包含す る方法。 19. 治療上有効な量の請求項13の化合物を薬学的に許容し得る担体と組み 合わせて含む医薬組成物。 20. 哺乳類動物における細菌の感染を制御するための方法であって、請求項 13による化合物を含む治療上有効な医薬組成物を動物に投与することを包含す る方法。 21. 治療上有効な量の請求項14の化合物を薬学的に許容し得る担体と組み 合わせて含む医薬組成物。 22. 哺乳類動物における細菌の感染を制御するための方法であって、請求項 14による化合物を含む治療上有効な医薬組成物を動物に投与することを包含す る方法。 23. 下記式: (ここで、 Xは以下のものからなる群より選択され: (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1、ここでR1は以下のものからなる群より選択される、 (a)非置換C1−C12−アルキル、 (b)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (d)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (e)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (f)C3−C12−シクロアルキル、 (g)R2、R3及びR4が各々独立してC1−C12−アルキルから選択され る−Si−(R2)(R3)(R4)、 及び (h)−Si−(アリール)3 並びに (4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここでR1は上に定義される通 りであり、かつR5及びR6は各々独立して、 (a)水素、 (b)非置換C1−C12−アルキル、 (c)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されているC1−C12−アル キル、 (e)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 及び (f)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 からなる群より選択されるか、 又は、 R5及びR6はそれらが結合する原子と共にC3−C12−シクロアルキル環 を形成する; Raは水素又はヒドロキシであり; Rbは水素又はヒドロキシであり; Rc及びRdの一方は水素であり、かつRc及びRdの他方は以下のものからなる群 より選択され: (1)ヒドロキシ、 (2)保護されたヒドロキシ、 (3)ハロゲン、 (4)NR7R8、ここでR7及びR8は独立して、 (a)水素 (b)C1−C12−アルキル、 (c)置換C1−C12−アルキル、 (d)C1−C8−シクロアルキル、 (e)置換C1−C8−シクロアルキル、 (f)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (g)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (h)ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C12−アルキル、 (i)置換ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C12−アルキル 、 (j)C1−C8−シクロアルキルで置換されているC1−C12−アルキル 、 (k)置換C1−C8−シクロアルキルで置換されているC1−C12−アル キル、 (l)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 及び (m)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12 −アルキル、 からなる群より選択されるか、 又は、 R7及びR8はそれらが結合する原子と共に3−10員ヘテロシクロアルキ ル環を形成する、 (5)O−CO−NH−アリール、 (6)O−CO−NH−ヘテロアリール、 (7)R7及びR8が上に定義される通りであるO−CO−NR7R8、 (8)O−SO2−C1−C6−アルキル、 (9)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、 及び (10)R7及びR8が上に定義される通りであるO−SO2−CH2−CH2− NR7R8、 又は Rc及びRdは一緒に、 (1)=O、 (2)=N−OH、 及び (3)R1が上に定義される通りである=N−OR1、 からなる群より選択される基を形成し; Reはメトキシ、フッ素又はヒドロキシであり; Rfは水素又はヒドロキシ保護基であり; Wは存在しないか、又は−O−、−NH−CO−、−N=CH−及び−NH−か らなる群より選択され; Rgは以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で任意に置換され ているC1−C6−アルキル: (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヒドロキシ、 (f)C1−C6−アルコキシ、 (g)NR9R10、ここでR9及びR10は独立して水素及びC1−C6−アル キルから選択されるか、又はR9及びR10はそれらが接続する窒素原子と共に3 ないし7員環を形成し、 該3ないし7員環は、該環が5ないし7員環である場合、−O−、−NH−、− N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1− C6−アルキル−)−、−N(置換アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N (ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、− N(置換ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、及び−S−もしくは−S (O)n−(ここで、nは1もしくは2)からなる群より選択されるヘテロ官能 基を任意に含んでいてもよい、 及び (h)−CH2−M−R11、ここで、 Mは以下のものからなる群より選択され: (i)−C(O)−NH−、 (ii)−NH−C(O)−、 (iii)−NH−、 (iv)−N=、 (v)−N(CH3)−、 (vi)−NH−C(O)−O−、 (vii)−NH−C(O)−NH−、 (viii)−O−C(O)−NH−、 (ix)−O−C(O)−O−、 (x)−O−、 (xi)−S(O)n−(ここでnは0、1もしくは2)、 (xii)−C(O)−O−、 (xiii)−O−C(O)−、 及び (xiv)−C(O)−、 かつ、 R11は以下のものからなる群より選択される: (i)(aa)アリール、 (bb)置換アリール、 (cc)ヘテロアリール、及び (dd)置換ヘテロアリール、 からなる群より選択される置換基で任意に 置換されているC1−C6アルキル、 (ii)アリール、 (iii)置換アリール、 (iv)ヘテロアリール、 (v)置換ヘテロアリール、 及び (vi)ヘテロシクロアルキル、 (3)C3−C7−シクロアルキル、 (4)アリール、 (5)置換アリール、 (6)ヘテロアリール、 及び (7)置換ヘテロアリール; Rhは以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)−O−C(O)−イミダゾリル、 (4)−O−C(O)−O−C1−C6−アルキル、 (5)−O−C(O)−O−アリール、 (6)−O−C(O)−O−(置換アリール)、 (7)−O−C(O)−Cl、及び (8)−O−C(O)−NH2; Rは以下のものからなる群より選択され: (1)以下のものからなる群より選択される基で置換されているメチル (a)CN、 (b)F、 (c)−CO2R12、ここでR12はC1−C3−アルキル又はアリール置換 C1−C3−アルキル、又はヘテロアリール置換C1−C3−アルキルである、 (d)S(O)nR12、ここでnは0、1又は2であり、かつR12は上に 定義される通りである、 (e)NHC(O)R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (f)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は独立して水素及び C1−C3−アルキルから選択される、 (g)アリール、 (h)置換アリール、 (i)ヘテロアリール、 及び (j)置換ヘテロアリール、 (2)C2−C10−アルキル、 (3)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で置換されている C2−C10−アルキル、 (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1−C3−アルコキシ、 (d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、 (e)オキソ、 (f)−N3、 (g)−CHO、 (h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、 (i)−NR15R16、ここでR15及びR16は以下のものからなる群より選 択され: (i)ハロゲン、 (ii)C1−C12−アルキル、 (iii)置換C1−C12−アルキル、 (iv)C1−C12−アルケニル、 (v)置換C1−C12−アルケニル、 (vi)C1−C12−アルキニル、 (vii)置換C1−C12−アルキニル、 (viii)アリール、 (ix)C3−C8−シクロアルキル、 (x)置換C3−C8−シクロアルキル、 (xi)置換アリール、 (xii)ヘテロシクロアルキル、 (xiii)置換ヘテロシクロアルキル、 (xiv)アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (xv)置換アリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C12−ア ルキル、 (xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されているC1−C1 2 −アルキル、 (xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されているC1− C12−アルキル、 (xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されているC1− C12−アルキル、 (xx)ヘテロアリール、 (xxi)置換ヘテロアリール、 (xxii)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキ ル、 及び (xxiii)置換ヘテロアリールで置換されているC1−C12− アルキル、 又は、 R15及びR16はそれらが結合する原子と共に3−10員ヘテロシク ロアルキル環を形成し、該環は以下のものからなる群より独立して選択される1 以上の置換基で置換されていてもよい: (i)ハロゲン、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)C1−C3−アルコキシ、 (iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、 (v)オキソ、 (vi)C1−C3−アルキル、 (vii)ハロ−C1−C3−アルキル、 及び (vii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、 (j)−CO2R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (k)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は上に定義される通り である、 (l)=N−O−R12、ここでR13は前に定義される通りである、 (m)−C≡N、 (n)O−S(O)nR12、ここでnは0、1又は2であり、かつR12は 上に定義される通りである、 (o)アリール、 (p)置換アリール、 (q)ヘテロアリール、 (r)置換ヘテロアリール、 (s)C3−C8−シクロアルキル、 (t)置換C3−C8−シクロアルキル、 (u)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (v)ヘテロシクロアルキル、 (w)置換ヘテロシクロアルキル、 (x)NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである、 (y)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通 りである、 (z)=N−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りであ る、 (aa)=N−R11、ここでR11は前に定義される通りである、 (bb)=N−NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りであ る、 及び (cc)=N−NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義 される通りである; (4)以下のものからなる群より選択される基で置換されているC3−アルケ ニル: (a)ハロゲン、 (b)−CHO、 (c)−CO2R12、ここでR12は上に定義されるものである、 (d)−C(O)−R11、ここでR11は上に定義されるものである、 (e)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義されるもの である、 (f)−C≡N、 (g)アリール、 (h)置換アリール、 (i)ヘテロアリール、 (j)置換ヘテロアリール、 (k)C3−C7−シクロアルキル、 及び (1)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル; (5)C4−C10−アルケニル; (6)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基 で置換されているC4−C10−アルケニル: (a)ハロゲン、 (b)C1−C3−アルコキシ、 (c)オキソ、 (d)−CHO、 (e)−CO2R12、ここでR12は上に定義される通りである、 (f)−C(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通り である、 (g)−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りである、 (h)=N−O−R12、ここでR12は前に定義される通りである、 (i)−C≡N、 (j)O−S(O)nR12、ここでnは0、1又は2であり、かつR12は 前に定義される通りである、 (k)アリール、 (l)置換アリール、 (m)ヘテロアリール、 (n)置換ヘテロアリール、 (o)C3−C7−シクロアルキル、 (p)ヘテロアリールで置換されているC1−C12−アルキル、 (q)NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである、 (r)NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義される通 りである、 (s)=N−NR15R16、ここでR15及びR16は前に定義される通りであ る、 (t)=N−R11、ここでR11は前に定義される通りである、 (u)=N−NHC(O)R12、ここでR12は前に定義される通りである 、 及び (v)=N−NHC(O)NR13R14、ここでR13及びR14は前に定義さ れる通りである; (7)C3−C10−アルキニル; 及び (8)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で置換されている C3−C10−アルキニル: (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、 及び (e)置換ヘテロアリール; Y及びZの一方は水素であり、かつ他方は以下のものからなる群より選択され: (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)保護されているヒドロキシ、 及び (4)NR7R8、ここでR7及びR8は上に定義される通りである; 並びに、 A、B、D及びEは、A、B、D及びEのうちの少なくとも2 つが水素であるという条件の下で、以下のものからなる群より独立して選択され : (a)水素; (b)以下のものからなる群より選択される1以上の置換基で任意に置換され ているC1−C6−アルキル: (i)アリール; (ii)置換アリール; (iii)ヘテロアリール; (iv)置換ヘテロアリール; (v)ヘテロシクロアルキル; (vi)ヒドロキシ; (vii)C1−C6−アルコキシ; (viii)Br、Cl、FもしくはIからなるハロゲン;及び (ix)NR9R10、ここでR9及びR10は上に定義される通りである; (c)C3−C7−シクロアルキル; (d)アリール; (e)置換アリール; (f)ヘテロアリール; (g)置換ヘテロアリール; (h)ヘテロシクロアルキル;及び (i)M及びR11が上に定義される通りである−M−R11でさらに置換されて いる上記選択肢(b)から選択される基; 又は、 AB、AD、AE、BD、BEもしくはDEからなる置換基の対のいずれか1 つがそれらが結合する原子(1つもしくは複数)と共に3ないし7員環を形成し 、該3ないし7員環は−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、− N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換アリール−C1−C6−ア ルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換 ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−もしくは−S(O)n−( ここでnは1もしくは2)、−C(O)−NH−、−C(O)−NR12−(ここ でR12は上に定義される通りである)、−NH−C(O)−、−NR12−C(O )−(ここでR12は上に定義さ れる通りである)、及び−C(=NH)−NH−からなる群より選択されるヘテ ロ官能基を任意に含む。) を有する6−O−置換マクロライド誘導体の調製方法であって、 (a)下記式、 (ここで、Rpはヒドロキシ保護基であり、Vは=N−O−R1又は=N−O−C (R9)(R10)−O−R1であって、R1、R9及びR10は上に定義される通りで ある。) を有する化合物を、非プロトン性溶媒中の塩基で、次いでアルキル化剤で処理し て、下記式、 (ここで、A、B、D、E、W、X、Y、Z、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、 Rg及びRhは上に定義される通りであり、Vは=N−O−R1又は=N−O−C (R5)(R6)−O−R1であって、R1、R5及びR6は上に定義される通りであ り、か つRは対応するアルキル化剤から誘導される“アルキル基”である。) を有する化合物を得; (b)2’−及び4’−ヒドロキシル基を脱保護して下記式、 (ここで、A、B、D、E、W、X、Y、Z、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、 Rg及びRhは上に定義される通りであり、かつRは対応するアルキル化剤から誘 導される“アルキル基”である。) の化合物を得;及び (c)無機硫黄酸化物塩又は無機亜硝酸塩を用いて酸の存在下において適切な溶 媒中で脱オキシム化して所望の生成物を得ること、 を包含する方法。 24. 工程(a)において、塩基が水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化 テトラアルキルアンモニムウ、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイ ソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシド及びカリウムイソブトキシドか らなる群より選択され、アルキル化剤が臭化アリル、臭化プロパルギル、ベンジ ルブロマイド、2−フルオロエチルブロマイド、4−ニトロベンジルブロマイド 、4−クロロベンジルブロマイド、4−メトキシベンジルブロマイド、α−ブロ モ−p−トルニトリル、シンナミルブロマイド、メチル4−ブロモクロトネート 、クロチルブロマイド、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニ ルフェニルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3− ブロモ−2−オタチン、1−ブロモ−2−ブチン、2−ピコリルクロライド、3 −ピコリルクロライド、4−ピコリルクロライド、4−ブロモメチルキノリン、 ブロモアセトニトリル、エピクロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモニ トロメタン、メチルブロモアセテート、メトキシメチルクロライド、ブロモアセ トアミド、2−ブロモアセトフェノン、1−ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロ ロメタン、ブロモメチルフェニルスルホン、1,3−ジブロモ−1 −プロペン、アリルO−トシレート、3−フェニルプロピル−O−トリフルオロ メタンスルホネート、及びn−ブチル−O−メタンスルホネートからなる群より 選択され、かつ反応を約−15℃ないし約50℃の温度で0.5時間ないし10 日間行ない;工程(b)において、脱保護を水及びアセトニトリル中の酢酸を用 いることにより達成し;及び工程(c)において、脱オキシム化剤が、亜硫酸水 素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜 硫酸ナトリウム、ナトリウムハイドロサルファイト、メタ重亜硫酸ナトリウム、 ジチオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、及びメタ重亜硫酸カリウムからなる 群より選択される無機硫黄酸化物化合物であるか、又は酸の存在下における亜硝 酸ナトリウム及び亜硝酸カリウムからなる群より選択される無機亜硝酸塩であり 、かつ溶媒が水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、 トリメチルシラノール又はそれらの1以上の混合液からなる群より選択される請 求項37による方法。 25. 式(II)を有する6−O−置換マクロライド化合物を調製するための 請求項38による方法であって、工程(a)において出発物質が下記式(ここで、Rpはトリメチルシリルであり、かつVはケトン保護基である) を有し、かつそれをTHF及びDMSOの混合液中の水酸化カリウムで処理し、 工程(b)において2’−及び4’−ヒドロキシル基の脱保護を水及びアセトニ トリル中の酢酸を用いて達成して下記式 を有する化合物を得、かつ工程(c)においてエタノール−水中のNaHSO3 及び蟻酸を用いて9−オキシムを脱オキシムする方法。 26. 工程(a)において、Rpがトリメチルシリルであり、かつケトン保護 基がO−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)オキシムである請求項39によ る方法。
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