JP2002514769A - スキャンレジスタチェーンを有する集積回路 - Google Patents

スキャンレジスタチェーンを有する集積回路

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Abstract

(57)【要約】 本発明による集積回路によれば、その中に設けられている回路部分が、少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンを有するインタフェースを介し互いに接続されている。この場合、少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンは、そのスキャンレジスタチェーンへのデータの入力が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の出力端子を介して、または集積回路の入力端子および/または出力端子を介して行えるように構成されており、および/または、スキャンレジスタチェーンからのデータの送出が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の入力端子へ、または集積回路の入力端子および/または出力端子へ行われるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の装置すなわち2つまたはそれ以上の共
働回路部分を備えた集積回路に関する。
【0002】 この種の集積回路はたとえば、当業者の間で "core based systems" または "
systems on silicon" または "circuits with embedded macros" と呼ばれる集
積回路の代表である。この種の集積回路の場合、第1の回路部分(core または
embedded macro)は第2の回路部分に埋め込まれている。
【0003】 図3にはこのように構成された集積回路が描かれており、この場合、第1の回
路部分には参照符号101が、第2の回路部分には参照符号102が、さらに第
1の回路部分101と第2の回路部分102の間の接続ラインには参照符号10
3が付されている。
【0004】 ここで第1の回路部分は、すでに存在している機能ブロックであることが多く
、これは新たな周囲(第2の回路部分)だけに埋め込まれている。すでに存在し
ているテスト済のコンポーネントを使用することにより、該当する集積回路の設
計が容易になり、したがってそのようにして構築された集積回路は比較的迅速か
つ簡単に設計することができる。
【0005】 とはいうものの、この種の集積回路のテストにあたりときとして困難が生じる
ことがあり、これは殊に、第1の回路部分と第2の回路部分を互いに無関係に別
個にテストすべきときに生じる。
【0006】 第1の回路部分の別個のテストが困難であるのは、その入出力端子がかなり多
くの事例において少なくとも部分的に、周囲を取り巻く第2の回路部分を介して
しかアクセスできないからである。また、第2の回路部分の別個のテストが困難
であるのは、その機能がその中に埋め込まれた第1の回路部分(第1の回路部分
から第2の回路部分へ送出されるデータや信号)によって(いっしょに)影響を
受けるからである。
【0007】 したがって本発明の課題は、請求項1の上位概念に記載の集積回路において、
その回路部分を僅かなコストでどのような場合でも互いに無関係に別個にテスト
できるように構成することにある。
【0008】 本発明によればこの課題は、請求項1の特徴部分に記載の構成により解決され
る。
【0009】 これによれば、回路部分は、少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンを有
するインタフェースを介して互いに接続されており、前記の少なくとも1つのス
キャンレジスタチェーンは、該スキャンレジスタチェーンへのデータの入力が選
択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の出力端子を介して、または集積
回路の入力端子および/または出力端子を介して行われるように構成されており
、および/または、スキャンレジスタチェーンからのデータの送出が選択的に、
複数の回路部分のうち1つの回路部分の入力端子へ、または集積回路の入力端子
および/または出力端子へ行われるように構成されている。
【0010】 1つまたは複数のスキャンレジスタチェーンを各回路部分間のインタフェース
に設けることによって、個々の回路部分における入力端子および/または出力端
子へのダイレクトかつ完全なアクセスが可能となる。個々の回路部分の入力端子
に対し、集積回路外部からスキャンレジスタチェーンへロードされるデータを加
えることができ、個々の回路部分の出力端子から送出されるデータをスキャンレ
ジスタチェーンに書き込み、そこを介して集積回路から送出させることができる
【0011】 個々の回路部分の入力端子および/または出力端子へのこのようなアクセスに
よって、共働する回路部分を完全に分離(互いに隔離)することができる。回路
部分に入力すべきまたはそこから送出させるべき信号またはデータを、別の回路
部分を介して導く必要はもはやなくなる。
【0012】 少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンは、スキャンレジスタチェーンへ
のデータの入力が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の出力端子を
介して、または集積回路の入力端子および/または出力端子を介して行うことが
できるように設計されていることにより、および/またはスキャンレジスタチェ
ーンからのデータの送出が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の入
力端子へ、または集積回路の入力端子および/または出力端子へ行うことができ
るように設計されていることによって、個々の回路部分への入力端子および/ま
たは出力端子へのアクセスに必要とされるスキャンレジスタチェーンの個数を、
最小限に抑えることができる。つまり少なくとも1つのスキャンレジスタチェー
ンは、二重の機能をもっている。これには、 −1つの回路部分の出力端子から送出されるデータを書き込むことができ、それ
らのデータを集積回路から送出されることができるし、あるいは、 −集積回路外部からデータを書き込むことができ、それらのデータを1つの回路
部分の入力端子へ送出させることができる。
【0013】 したがって、僅かな手間ないしはコストでどのような場合でも互いに無関係に
別個にテストすることのできる回路部分を備えた集積回路が得られる。
【0014】 従属請求項、以下の説明ならびに図面には、本発明の有利な実施形態が示され
ている。
【0015】 次に、図面を参照しながら実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
【0016】 図1は、あとで詳しく説明する集積回路の構造を示す図である。
【0017】 図2は、図1による集積回路のインタフェースユニットの構造を示す図である
【0018】 図3は、複数の集積回路部分を備えた慣用の集積回路の構成を示す図である。
【0019】 あとで詳しく説明する集積回路は、 "core based systems" または "systems
on silicon" または "circuits with embedded macros" と呼ばれる集積回路で
ある。本発明はこのような集積回路において格別有用に使用できるけれども、そ
れに限定されるものではなく、集積回路は基本的に任意の形式のものとすること
ができる。
【0020】 集積回路は本実施例では2つの回路部分から成るが、このことにも限定される
わけではなく、任意にもっと多くの個数の集積回路を設けることもできる。
【0021】 この場合、2つの回路部分のうち第1の回路部分は、少なくとも機能的には第
2の回路部分に埋め込まれている。とはいえこのことにも限定されず、既存の回
路部分間の共働についてこれとは異なっている場合においても、本発明を有用に
適用することができる。
【0022】 本実施例の場合、回路部分のうちの1つは、「コア (core)」または「マクロ
ブロック (macro block)」と呼ばれる既存のテスト済の機能ブロックである。な
お、本発明はこのような事例において格別有用に使用することができるけれども
、やはりこのことに限定されるものではなく、回路部分は基本的に任意の形式の
ものであってよい。
【0023】 図1には、以下で詳しく説明する集積回路の基本構造が描かれている。
【0024】 図1に示されている集積回路は、第1の回路部分1と第2の回路部分2から成
り、その際、第1の回路部分は第2の回路部分に埋め込まれている。第1の回路
部分1はすでに説明したマクロブロックであり、第2の回路部分2は複数のロジ
ックコンポーネントから成る(ロジック)回路である。
【0025】 第1の回路部分1と第2の回路部分2は通常動作中、接続路3および4を介し
て相互に接続されており、この場合、接続路3は、信号および/またはデータを
第2の回路部分2から第1の回路部分1へ転送するために用いられ、接続路4は
、信号および/またはデータを第1の回路部分1から第2の回路部分2へ転送す
るために用いられる。
【0026】 接続路3はインタフェースユニット31を有しており、接続路4はインタフェ
ースユニット41を有している。あとで詳しく説明するこれらのインタフェース
ユニットはそれら全体として、第1の回路部分1および第2の回路部分2を分離
することのできるインタフェースを成している。あとになってもっとよくわかる
ようになるとおり、これらの分離によって第1の回路部分と第2の回路部分を別
個にテストできるようになる。
【0027】 インタフェースユニット31と41は、集積回路の入力端子群および/または
出力端子群SSIOI,SSIO2と接続されている。どのような信号および/
またはデータが、入力端子群および/または出力端子群を介して入力および/ま
たは出力されるかについては、インタフェースユニット31,41の構造、機能
ならびに作用に関する以下の説明によって明らかにする。
【0028】 図2には、インタフェースユニット31ないしは41の構造が描かれている。
【0029】 図2に示されているように、インタフェースユニット31,41の各々はマル
チプレクサMUXおよび(たとえばフリップフロップから成る)レジスタRを有
しており、これらは図面の通りに結線されている。
【0030】 (制御信号Cによって)制御されるマルチプレクサMUXは、インタフェース
ユニット31の場合であれば、第2の回路部分2から受け取った第2の回路部分
の出力信号またはレジスタR内に格納されている信号またはデータを選択的に通
すように切り替え、インタフェースユニット41の場合であれば、第1の回路部
分1から受け取った第1の回路部分の出力信号またはレジスタR内に格納されて
いる信号またはデータを選択的に通すように切り替える。切り替えられた信号ま
たはデータは、インタフェースユニット31の場合であれば第1の回路部分1の
ための入力信号として用いられ、インタフェースユニット41の場合であれば第
2の回路部分2に対する入力信号として用いられる。
【0031】 第1の回路部分または第2の回路部分からインタフェースユニット31または
41へ入力される信号またはデータはインタフェースユニット内部において、参
照符号SSIの付されたラインを介して導かれる。インタフェースユニット31
または41から第1または第2の回路部分へ送出される信号またはデータはイン
タフェースユニット内部において、参照符号SSOの付されたラインを介して導
かれる。
【0032】 集積回路の通常動作中、マルチプレクサMUXは、それぞれ一方の回路部分か
ら送出された信号またはデータがそれぞれ他方の回路部分に通されるように制御
され、そのようにして各回路部分は規定どおりに共働することができる。
【0033】 マルチプレクサは、第1の回路部分または第2の回路部分をテストすべきとき
にだけ、レジスタR内に格納されている信号またはデータを通すように制御され
る。
【0034】 回路部分のテストは本実施例の場合、 −テストすべき回路部分に対し所定の入力信号を入力する −その入力信号に応答してテストすべき回路部分から送出された出力信号を捕捉
し、その信号と既知の目標信号との一致について調べる というようにして行われる。
【0035】 所定の入力信号の入力ならびにその結果として生じた出力信号の捕捉は本実施
例の場合、1つまたは複数のスキャンレジスタチェーン(Scan-Register-Ketten
)を用いて行われる。このスキャンレジスタチェーンはここでは、インタフェー
スユニット31のレジスタRおよび/またはインタフェースユニット41のレジ
スタRの適切な結線によって形成される。この場合、レジスタRと1つまたは複
数のスキャンレジスタチェーンの結線は、参照符号RIO1およびRIO3の付
された図2中のラインを用いることで行われる。
【0036】 スキャンレジスタチェーンは、集積回路の特定の入力端子および/または出力
端子(入力端子群および/または出力端子群SSIO1,SSIO2)への接続
を有している。これらの入力端子および/または出力端子を介してたとえば、デ
ータをスキャンレジスタチェーンへシリアルに書き込むことができ、スキャンレ
ジスタチェーンに格納されているデータをシリアルに読み出すことができる。
【0037】 スキャンレジスタチェーンはかなり以前から知られているので、それについて
はこれ以上説明しなくてもよい。
【0038】 ただし、本実施例で用いられるスキャンレジスタチェーンは以下の点において
特別である。すなわちこのスキャンレジスタチェーンは、スキャンレジスタチェ
ーンへのデータの入力を複数の回路部分のうちの1つの出力端子を介して、また
は集積回路の入力端子および/または出力端子を介して、選択的に行うことがで
きるように構成されており、および/またはスキャンレジスタチェーンからのデ
ータの出力を、複数の回路部分のうちの1つの入力端子へ、または集積回路の入
力端子および/または出力端子へ、選択的に行うことができるように構成されて
いる。
【0039】 このような構成は、信号経路の可変の設定および/または個々のレジスタの結
線の変更によって、問題なく実現することができる。
【0040】 あとの説明から明らかにされるように、これによってスキャンレジスタチェー
ンを種々の目的に合わせてそのつど用いることができる。
【0041】 第1の回路部分1をテストするため、以下のステップを実行する: 1.1)インタフェースユニット31のレジスタRを有するスキャンレジスタチ
ェーンに対し集積回路外部からシリアルに、第1の回路部分へ入力すべきデータ
をロードする。
【0042】 1.2)ロード過程終了後、スキャンレジスタチェーンの各レジスタRに格納さ
れているデータを、マルチプレクサMUXを介してパラレルに第1の回路部分の
入力端子に接続する。
【0043】 1.3)それに応答して第1の回路部分から第2の回路部分に送出されたデータ
を、ラインRIO2を介してインタフェースユニット41の各レジスタRにパラ
レルに書き込む。
【0044】 1.4)インタフェースユニット41のレジスタRを有するスキャンレジスタチ
ェーンを、集積回路外部からシリアルに読み出す。
【0045】 1.5)読み出されたデータを目標出力データと比較する。一致がみられれば、
第1の回路部分は問題なく動作したことになる。一致していなければ、エラーが
発生したことになる。
【0046】 第2の回路部分2をテストするため、以下のステップを実行する: 2.1)インタフェースユニット41のレジスタRに含まれているスキャンレジ
スタチェーンに対し集積回路外部からシリアルに、第2の回路部分に入力すべき
データをロードする。
【0047】 2.2)ロード過程修了後、スキャンレジスタチェーンのレジスタRに格納され
ているデータを、マルチプレクサMUXを介してパラレルに第2の回路部分の入
力端子に接続する。
【0048】 2.3)それに応答して第2の回路部分から第1の回路部分に送出されたデータ
を、ラインRIO2を介してインタフェースユニット31の各レジスタRにパラ
レルに書き込む。
【0049】 2.4)インタフェースユニット31のレジスタRを有するスキャンレジスタチ
ェーンを、集積回路外部からシリアルに読み出す。
【0050】 2.5)読み出されたデータを目標値と比較する。一致がみられれば、第2の回
路部分は問題なく動作したことになる。一致していなければ、エラーが発生した
ことになる。
【0051】 上述のようにして行われる第1の回路部分および第2の回路部分のテストが有
利であると判明した理由は、以下の通りである: −テストすべき回路部分の入力端子および/または出力端子へダイレクトに、つ
まりテストすべきでない回路部分を介することなくアクセスすることができる。
【0052】 −テストすべきでない回路部分は、テストすべき回路部分への相応の接続がない
ためにテスト中、テストすべき回路部分への影響を及ぼすおそれはない。
【0053】 また、回路部分をこのようにテストするのに必要とする措置のために僅かなコ
ストしかかけなくてよく、その理由は以下の通りである: −インタフェースユニット31のレジスタを有するスキャンレジスタチェーンを
、まえもって定められたデータを第1の回路部分へ入力するためにも(上述のス
テップ1.1および1.2)、第2の回路部分から読み出されたデータを受け取
って転送するためにも(上述のステップ2.3および2.4)利用することがで
きる。
【0054】 −インタフェースユニット41のレジスタを有するスキャンレジスタチェーンを
、まえもって定められたデータを第2の回路部分へ入力するためにも(上述のス
テップ2.1および2.2)、第1の回路部分から読み出されたデータを受け取
って転送するためにも(上述のステップ1.3および1.4)利用することがで
きる。
【0055】 さらに、インタフェースユニット31,41の各レジスタをいわゆるMISR
(multiple input signature register)として構成したり、あるいはシグネチ
ャ解析のために設計されたスキャンレジスタチェーンを利用すれば、もっと簡単
にテストを実行することができ、その結果、個々の回路部分から送出されたデー
タに対しシグネチャ解析を受けさせることができるようになる。シグネチャ解析
によって、パラレルデータシーケンスを圧縮することができる。この場合、結果
として、対応づけられた回路部分から送出されたデータ列が目標データ列と一致
しているか否かを識別可能であるようなシグネチャが得られる。その際、たしか
に最終的には、通常のスキャンレジスタチェーンを適用した場合と同じ結果にな
るけれども、そのためにかかる手間ないしはコストが著しく抑えられる。つまり
、シグネチャ解析に適したスキャンレジスタチェーンは、対応づけられた回路部
分の個々のデータ送出のたびごとに読み出す必要はなく、程度の差こそあれ多数
のデータ送出サイクル後にはじめて読み出せばよい。
【0056】 基本的に個々の回路部分の別個のテストは、スキャンレジスタチェーンを用い
なくても可能である。そのためには、個々の回路部分の入出力端子を集積回路の
入力端子および/または出力端子とだけ接続すればよいが、集積回路の外部から
供給される入力信号は、個々の回路部分の入力端子にダイレクトに加わるのでは
なく、それらの入力端子に前置接続されたマルチプレクサに加えられる。ただし
回路部分のこのようなテストは、集積回路がテストすべき回路部分と少なくとも
同じ個数の入力端子および/または出力端子を有しているときにしか実行できな
い。
【0057】 なお、ここで説明したテストのやり方を自由に組み合わせて使用することもで
きる。最も有利であるのは、テストすべき回路部分へのデータの入力を、(スキ
ャンレジスタチェーンを介在接続することなく)集積回路の入力端子および/ま
たは出力端子を介してダイレクトに行い、かつ該当する回路部分から送出された
信号および/またはデータを、シグネチャ解析実行用に設計されたスキャンレジ
スタチェーンを介して外部へ導き出すことである。これにより、該当する回路部
分を最小の手間ないしはコストで最も広範囲にわたり(リアルタイムで)テスト
することができる。
【0058】 集積回路の入力端子および/または出力端子もそのために十分でないのならば
、テストすべき回路部分へのデータの入力もスキャンレジスタチェーンを介して
行うことができる。このような(すでに詳しく説明した)テストは、各集積回路
ごとに確実に実行することができ、任意の集積回路の任意の回路部分を僅かな手
間ないしはコストでどのような場合にも互いに無関係に別個にテストすることが
できる。
【0059】 各回路部分間の既述のインタフェースを1つの回路部分における固定的な構成
部分とすれば、そのような回路部分を与えられた状況にそのつど整合させること
なく任意の集積回路において使用することができる。そのような回路部分は完全
な「コア (core)」または「マクロブロック (macro block)」である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集積回路の構造を示す図である。
【図2】 図1による集積回路のインタフェースユニットの構造を示す図である。
【図3】 複数の集積回路部分を備えた慣用の集積回路の構成を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月20日(2000.4.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ムーメンターラー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン クラーゲ ンフルター シュトラーセ 37 Fターム(参考) 2G132 AA00 AA15 AC03 AC05 AC14 AC15 AK11 AK23 AL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共働する2つまたはそれ以上の回路部分(1,2)を備えた
    集積回路において、 回路部分は、少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンを有するインタフェ
    ースを介して互いに接続されており、 前記少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンは、該スキャンレジスタチェ
    ーンへのデータの入力が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の出力
    端子を介して、または集積回路の入力端子および/または出力端子を介して行わ
    れるように構成されており、および/または、スキャンレジスタチェーンからの
    データの送出が選択的に、複数の回路部分のうち1つの回路部分の入力端子へ、
    または集積回路の入力端子および/または出力端子へ行われるように構成されて
    いることを特徴とする、 共働する2つまたはそれ以上の回路部分を備えた集積回路。
  2. 【請求項2】 前記インタフェースは複数のインタフェースユニット(31
    ,41)から成り、第1の回路部分(1)と第2の回路部分(2)との間の各接
    続ごとに1つのインタフェースユニットが設けられている、請求項1記載の集積
    回路。
  3. 【請求項3】 インタフェースユニット(31,41)はそれぞれ1つのレ
    ジスタ(R)を有しており、すべてのインタフェースユニットにおけるレジスタ
    が結線されて、少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンが形成されている、
    請求項2記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 第1の回路部分および/または第2の回路部分の入力端子に
    前置接続されたインタフェースユニットはマルチプレクサを有しており、該マル
    チプレクサによって選択的に、通常動作中に集積回路へ供給される信号または別
    の信号が、対応づけられた入力端子へ通されるよう切り替えられる、請求項2ま
    たは3記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 前記別の信号は、該当するインタフェースユニット(31,
    41)のレジスタ(R)の出力信号である、請求項4記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 前記別の信号は、集積回路の入力端子および/または出力端
    子を介して入力される信号である、請求項4または5記載の集積回路。
  7. 【請求項7】 前記の少なくとも1つのスキャンレジスタチェーンは、パラ
    レルに入力されるデータのシーケンスがシグネチャ解析を受けるように設計され
    ている、請求項1から6のいずれか1項記載の集積回路。
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