JP2002514487A - 垂直ステッチマシン及び方法 - Google Patents

垂直ステッチマシン及び方法

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JP2002514487A
JP2002514487A JP2000548537A JP2000548537A JP2002514487A JP 2002514487 A JP2002514487 A JP 2002514487A JP 2000548537 A JP2000548537 A JP 2000548537A JP 2000548537 A JP2000548537 A JP 2000548537A JP 2002514487 A JP2002514487 A JP 2002514487A
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JP2000548537A
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Inventor
シュワルツバーガー,マイケル,ヴィ.
シュワルツバーガー,ニール,エイ.
ポドルスキー,ジョウゼフ,シー.
Original Assignee
シュワルツバーガー,マイケル,ヴィ.
シュワルツバーガー,ニール,エイ.
ポドルスキー,ジョウゼフ,シー.
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Abstract

(57)【要約】 ステッチマシン(10)及び方法は、協働する針(54)及びフック(56)の要素を離間した水平な整列に配列し、ステッチすべき可撓性シート(57)を要素間に呂悪垂直方向につり下げ及び伸ばして可撓性シートに内部縫い目をステッチする。水平及び垂直スライド(22)は、シートに平行な水平及び垂直軸に沿って協働する縫い機要素を支持する。制御された駆動装置は、シートに縫いつけパターンを形成するためにこれら軸に沿って一致して要素をシフトさせる。コンベア(68)は、シートの高さを超える実質的に垂直なランを有し、ステッチすべきシートを初機の要素間に通過させてシートを垂直方向に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】
一般的なベッド用上掛けは、軽量の発泡性又は多孔性材料のマット又はそれと
同等の充填材と、それを挟むより耐性の高い及び/又は魅力的な布地又は織物の
シートを有する。そのような上掛けは商業的に、まず重ねた要素の周囲を縫い、
次にその周囲から内側に離間したパターン付けされた縫い目に沿って縫いつけ又
はステッチして一体とすることにより製造される。充填材を挟まずに重ねた布地
又は織物のシートを有する製品、又は単一のシートさえも、シートを一体に維持
するため及び/又は単に装飾的目的で内側に関連するパターン付けした縫い目又
はステッチを有する。
【0002】 織物のシートを縫いつけ又はステッチするための最も商業的なマシンは周囲フ
レームを使用し、伸ばした時に平らになる可撓性シートをその周囲フレームにク
ランプする。次に、水平に並べている間に、シートフレームを操作してそのクラ
ンプされたシートを、縫い機の相互に対応する上部又は針ヘッド要素と下部フッ
ク又はベース要素との間に配置し、縫い機によりシートをステッチしてパターン
付けした内側の縫い目を完成する。これに対応するために、直交して配置された
“X”軸及び“Y”軸のガイドトラックをシートフレーム及び/又は縫い機に設
け、そのガイドトラックにより望ましいパターンの縫い目を作るためにシートフ
レームと縫い機の間の相対的な“X”軸及び“Y”軸移動の具体的な組み合わせ
に適合する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのようなタイプの1つのステッチマシンは、水平方向に静止した縫い機の垂
直方向に分離し対向する針ヘッドとベース要素とを有し、シートフレームとクラ
ンプされたシートのみが対向して動作する縫い機の要素に対して及びその間で“
X”及び“Y”軸に沿って水平に移動してクランプされたシート上にパターン縫
い目をトレースする。しかし、シート内側の大部分にわたって完成したパターン
縫い目を付けるためには、実際のシートフレームの移動のためのガイドトラック
及び/又はフレーム構造及び/又はクリアランススペースは、シートフレームサ
イズの約4倍にわたり水平に延びる必要がある。さらに、改良型ステッチマシン
は、縫い機の対向するヘッド要素とベース要素とが一致して“X”軸に沿って又
はシートフレームの側部から側部へのみ移動することを提供し、まだシートフレ
ームのサイズの約2倍ではあるものの、ステッチマシンのサイズ要求をほぼ1/
2に減らす。さらに別の改良型ステッチマシンは、縫い機を“Y”軸又はシート
フレームの長さ方向にのみ移動させ、同様にまだシートフレーム自体より大きい
もののステッチマシンのサイズ要求をほぼ1/2に減少させる。
【0004】 このように、大部分又は全ての既存の内側縫い目ステッチマシンにおいてクラ
ンプしたシートを原寸まで伸ばし水平方向に配置した時に、そのようなステッチ
マシンは可撓性シート物又は上掛け自体より大きく、しばしばこの最小サイズの
数倍をフロアスペースを必要とする。さらに、可撓性シートがシートフレームに
クランプされ又はそれから除去される時のように、シートフレームがステッチマ
シンの外部にある場合には、シートフレームを支持するために典型的に少なくと
もシートフレームと同じ大きさの追加フロアスペースが必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、具体的には上掛けを含む可撓性織物シート物に内部パターンの縫い
目をステッチするマシン及び方法に関する。
【0006】 本発明の基本的目的は、従来技術のステッチマシンと比較して、必要なフロア
スペース要求を大幅に減少させる改善されたステッチマシン及びステッチ方法を
提供することにある。
【0007】 本発明の具体的な形態は、可撓性シートを、その周囲から離隔した内部パター
ン又は縫い目に沿ってステッチする改善された方法であり、それはステッチ中に
シートを実質的に垂直方向に配置することを含む。作業ツール又はステッチマシ
ンは“X”又は水平軸と“Y”又は垂直軸とに沿って、従来の駆動装置及び制御
装置により命令される制御方法でガイドされる。作業ピース又はシートの垂直方
向配置により、ステッチマシンはステッチされるシートの幅と同等であるがステ
ッチされるシートの長さより小さくそれと実質的に独立なフレーム幅要求を有す
る方法を実行し、そのようなステッチマシンの水平方向のフロアスペース要求を
減少させる。
【0008】 本発明の別の具体的形態は、水平方向に小型なステッチマシン及びそのための
コンベアを提供し、それらはステッチすべきシートをマシンに通過させ、縫い機
要素を通過させ、従来の制御により自動的に動作して、フルタイムのオペレータ
でない者により実行できるステッチマシン及び方法をもたらし、つまりオペレー
タの周りの複数の同時操作されるステッチマシンのごとき幾つかの作業要求を1
人のオペレータが処理できるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のこれら及び他の目的、形態又は長所は、一部に添付図面を含む以下の
本発明の説明を考慮することにより完全に理解及び認識されるであろう。
【0010】 ここに記載される具体的なステッチマシン10は、本発明の方法に従って動作
するように容易に機能する好適な実施形態を代表する。説明の明確及び簡略のた
め、全ての図において全ての要素や1つの要素の具体的な詳細を述べることはせ
ず、それらは別の図に適切に示され、従来からある要素を細部まで示すことはし
ない。
【0011】 ステッチマシン10は、ベース13、ベースから直立する前方垂直側柱14及
び後方垂直側柱16を有する。端部材28間に延び、水平方向に分離した前方及
び後方ビーム24、26からなるクロスブリッジ22は後部垂直柱16の近傍で
終わり、ガイド手段30がブリッジ端部材28と後部垂直柱16の間で協働し、
ブリッジビーム24、26が略水平に配置された状態でブリッジ22が後部側柱
16に沿って垂直方法に移動することを抑制する。駆動装置32が側柱16に沿
って垂直方向に正確に一致してブリッジ端部材28を移動させ、ブリッジを水平
位置に保持する。
【0012】 従来型の手段(図示せず)によりつり合いおもりが後方垂直柱16に沿って垂
直方向に案内され、側柱16の頂部近傍でプーリーに巻き付けられたケーブル3
8がつり合いおもりとクロスブリッジを一体に接続し、ブリッジ22の重力バイ
アスをその垂直方向移動中にオフセットする。
【0013】 載置プラットフォーム44、46がそれぞれ前方及び後方ブリッジビーム24
、26により保持され、ガイド手段40がプラットフォームとブリッジビームの
間で作用してプラットフォームがほぼブリッジ端部材28間でビーム長さにわた
って移動することを可能とする。駆動装置42が設けられ、ビームに沿って正確
に一致してプラットフォーム44、46を同時に移動させ、それらを相互に直接
対向させると共に水平方向に整列させた状態に維持する。
【0014】 別個の駆動装置42を各ビームプラットフォームに設け、図示の実施形態では
ビームに固定されたラック43aにピニオン43bが係合し、ピニオン43bは
プラットフォーム44又は46上に保持されたギアモータ43cにより駆動され
る。ブリッジ22のための駆動装置32は類似したものとすることができ、異な
る垂直後方側柱16に固定された別個のラックとピニオンとギアモータが対向す
るブリッジ端部材28外に保持される。
【0015】 載置プラットフォーム48は前方ビームプラットフォーム44上に保持され、
ガイド手段50がプラットフォーム44、48間で動作してプラットフォーム4
8をビーム長さ及び/又はビーム24に沿ったプラットフォーム44の移動に直
交する方向にのみ移動させる。プラットフォーム44、48間に接続されたエア
ーシリンダなどの線形駆動装置52が必要な時に後方プラットフォーム46に近
づき及び離れるようにプラットフォーム48に力を加える。
【0016】 従来型の縫い機58の協働する要素54、56がそれぞれ前方及び後方ビーム
載置プラットフォーム44(プラットフォーム48を介して)及び46上に保持
される。要素54は一般的に針又はヘッド要素であり、要素56は縫い機のフッ
ク又はベース要素である。こうして縫い機の針及びフック要素54、56は図3
に示すように水平方向に離間してその間にステッチの対象となる可撓性シート(
波線57のみで示す)が通過することを可能とし、駆動装置52は針要素54が
フック要素56に近づき離れるように水平方向に移動することを可能とし、シー
トをステッチするための対向及び近接する動作状態で一体になった時に意図され
る内部パターン縫い目を形成するのに適する。
【0017】 エンドレスループコンベアシステム60がフレーム12上に設けられ、前方及
び後方の垂直ラン(run)62、64並びに水平下部及び上部水平ランとして延
びる別個の駆動ベルト61を有し、後方垂直ラン64により規定される面は縫い
機の対向する針及びフック要素54、56の間を特に通過する。水平クロスバー
68a、68b、68cが駆動ベルト61の間に接続され、その各々は、ステッ
チの前、最中及び終了後においても、ステッチされるべき可撓性織物シートの伸
びた先端をグリップし、縫い機10内に保持するのに適したクランプ70を有す
る。また、水平ロール74が方向性コンベアラン62、63、64、65の間の
前方及び後方並びに上部及び下部コーナー付近に配置され、保持されたシートを
ループコーナーの周りにガイド及び/又は支持する。ロール74に力を加えてコ
ンベアシステムの移動速度に対応する周囲速度で回転することができる。また、
水平に延びた支持部(図示せず)を上部及び下部水平ループラン63、65の両
者の下に配置して、その位置を通る可撓性シートを支持することができる。
【0018】 後方コンベアラン64の効果的な垂直高さはステッチされるべき織物シートの
長さを超え、それにより織物シートの後端部は、縫い機の対向する針及びフック
要素54、56の間の通過部を含む後部垂直コンベアラン64の頂部付近でクラ
ンプクロスバー68cから垂直方向につり下がり、ぶら下がる。クランプバー6
8a、68b、68cの長さを含むコンベアシステムの幅は、ステッチされるべ
き可撓性シートの幅を超える。
【0019】 側部クランプ76(図6及び7)がフレーム12上に設けられて後方垂直コン
ベアラン64の対向する側部に沿って延び、各クランプは細長いバー77a及び
77bを有し、それらは水平方向に離れて整列すると共にクロスバー68cから
つり下がった時にシートの対向する前方側及び後方側とオーバーラップし(点線
57)、またシートの頂部先端部及び底部後端部の間に延びる。線形駆動装置及
びエアーシリンダ78を作動してクランプバー77aをクランプバー77bの方
向へずらし、シートの垂直側部をグリップする。次に線形駆動装置又はエアーシ
リンダ79を作動し、つり下げられたシートの面内で対向する側部クランプを水
平方向にを僅かに離してシートを側部と側部の間で強く伸ばす。さらに水平方向
に対向するバー81a、81bからなる底部クランプ80をつり下がったシート
の底部後端部に沿って設け、エアーシリンダ82がつり下がったシートに垂直な
バー81aに力を加えてその底部をグリップする。グリップすると、コンベアシ
ステム60は上方へ垂直に動いてシートを頂部から底部へ、又は先端から後端へ
と強く伸ばす。
【0020】 好適なエンドレスコンベアシステムの全体のループ長さは、ステッチすべき可
撓性シートの長さの3倍を僅かに超え、よって3つのクロスバー68a、68b
、68cをコンベアループ上に等間隔で設け、それら各々はコンベアシステムの
インデックスサイクル中にループ周りを1/3の行程だけ進む。さらに、ループ
サイズを調整して、各コンベアのインデックス後の3つのクロスバー位置が、前
方垂直ループラン62の前方負荷位置68aと、下部水平ループラン63と後部
垂直ラン64の間の湾曲又は接合付近の準備、プリステッチ68bと、後部垂直
ラン64の上端部付近の動作ステッチ位置68cにそれぞれくるようにする。
【0021】 ステッチすべき可撓性シートの伸びた先端は、手作業ほかにより、フロアから
好適な高さだけ浮いて停止した68a位置でコンベアのクロスバーに固定される
。コンベアシステムの1インデックスは、一緒に可撓性シートの先端を保持した
状態で、最初にバーを初期クランプ位置から前方垂直ラン62の底部へ下方へ移
動させ、次に底部水平ラン63に沿って後方垂直ラン64へ向けて後方に移動さ
せることによりクロスバーを位置68bへ前進させる。コンベアの次のインデッ
クスはクロスバーを後部垂直ラン64の頂部に近い位置68cへと上方に移動さ
せる。ステッチされたシートはコンベアの次のインデックスにより位置68aへ
運ばれる。
【0022】 記載されたステッチマシン10により、1人のオペレータが容易にステッチさ
れたシート製品を位置68aのクランプバーから取り除き、次に別のプリステッ
チされたシートを同一のクロースバーに掛けることができる;その間、直前のク
ロスバー68bはループラン54の下端付近の準備位置にあり、その次に先行す
るクロスバー68cは後方垂直ランの頂部にありそのクランプされたシートがス
テッチされる。パターン縫い目をシート上に作る典型的なステッチサイクルは約
1〜10分までかかるので、1人のオペレータが1つのマシンから別のマシンへ
と移動していくつかのステッチマシンを同時に扱うことができ、そのような縫い
目ステッチを実行するための労働コストを大きく減少させることができる。これ
は、シートフレームを使用し、典型的に各マシンに1人のオペレータを必要とし
ていた従来のほとんどのステッチマシンと対照的である。
【0023】 記載されたステッチマシン10と導入された方法の1つの重要な観点は、プリ
ステッチされた可撓性シートがコンベアシステム60上に直接ロードされ、次に
システム60により運ばれて実質的に垂直な面に沿って自由につり下がり又はぶ
ら下がるようにし、そうしてシートを“X”及び“Y”軸の両方に沿って掛けて
引き伸ばし、プリステッチ状態でその周囲端部に沿って固定してシートのステッ
チを行うことである。ステッチ中にシートを垂直方向に向けることにより、前方
から後方への水平スペース要求又はステッチマシンの奥行きを、シートフレーム
により水平面内に支持されたシートをステッチする商業的に入手可能なステッチ
マシンと比較して大きく減少させることができる。具体的には、前方から後方へ
の全体的な水平スペース要求又はステッチマシンの奥行き自体を、商業的に使用
される既存の最小のステッチマシンの対応するサイズの1/6又は1/3まで減
らすことができる。
【0024】 さらに、特徴的なステッチマシン及び方法は、ステッチ中及びその後にシート
を保持するための追加的シートフレーム、及び、プリステッチされたシートを掛
け、ステッチされたシート物を除去するための従来のステッチマシン外部に必要
なフロアスペースを必要とすることなく動作する。
【0025】 ここに述べられた駆動装置32、42のさらなる詳細について以下に議論する
。駆動装置32は、ブリッジ22の対向端部を垂直方向に正確に一致して移動さ
せてブリッジ22を水平方向に整列した状態に維持しなければならない。駆動装
置42は、ブリッジビーム24、26の長さに沿って正確に一致してビームプラ
ットフォーム44、46を移動させ、縫い機の要素52、54が正しい協働を維
持し、水平方向に正確に整列され、相互に対向するようにしなければならない。
こうするために、駆動装置32、42は、図示の精密ピニオンとラックの駆動装
置又は高許容度のボールスクリュー機構など、最小の自由なあそびを有する実用
的で正確な位置リンク機構を含むことができる。さらに、駆動装置はサーボ機構
の一部として制御されるべきであり、そのサーボ機構は処理変数として位置、移
動方向又は要素の方向を使用して設定点又は目標値からのあらゆる変動を検出し
、検出された差のフィードバックにより駆動装置への入力を再調整する。このタ
イプのサーボ機構及び制御は具体的には、イリノイ州60062、ノースブルック、
マッカーサー2492にオフィスを有するYaskawa Electric America社により提供さ
れ、特に記載したステッチマシンにおける使用に適している。
【0026】 さらに、縫い機の協働し対向する針ヘッド及びベース要素は、特に別の個々の
要素に力を加える別個のモータのマスタースレーブインターロックの使用を含む
そのようなサーボ機構及びフィードバック制御の使用により、速度及び要素の位
置に関して正確に一致するように維持及び動作する。これは、ステッチ中にシー
トの対向側部に分離される間に、及びモータ間の機械的駆動リンク機構なしに、
別個の要素のモータの制御された動作を可能とする。
【0027】 従来の光電池要素(図示せず)をコンベアシステムの垂直後方ラン64に近接
してその上端部付近に配置し、クランプバーからつり下げられるグリップされた
先端部を検出するとともに正しいステッチ位置に近づいた時にコンベアの前進又
はインデックスを停止する。停止すると、底部グリップ機構80を作動させてつ
り下げられたシートの後端部を保持することができる。コンベアの少しずつ動く
前進移動は、つり下げられたシートを垂直方向又は“Y”軸に沿って伸ばす。ク
ランプ76を作動することはつり下げられたシートの側端部をグリップし、駆動
装置79は水平方向又は“X”軸に沿ってシートを伸ばすことができる。これら
全ての掛ける(racking)ステップは、現在ステッチマシンの技術において使用
されているセンサ及び/又はコンピュータ制御により自動的に行うことができる
。また、シートがコンベアラン64に沿って垂直方向に適切に掛けられたならば
、ここでもステッチマシンの技術において現在使用されている従来のコンピュー
タ制御を使用して、縫い機を必要に応じて個々の駆動装置42及び32により“
X”及び“Y”軸に沿って作動することにより自動的にシフトして意図される縫
い目パターンをトレースすることができる。
【0028】 具体的な実施形態を示してきたが、本発明の精神から外れることなく小さな変
更が可能であることは明らかである。従って、本発明は請求の範囲の視野により
決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法に従う動作に適したステッチマシンの斜視図であり、根本的な動
作要素の明確な図示のために外部パネルは図示されていない。
【図2】 急勾配のアングルからの図1のステッチマシンのブリッジ構造の斜視図である
【図3】 図2のライン3−3から見た拡大断面図である。
【図4】 図3のブリッジ構造上で使用されるプラットフォーム駆動装置の平面図である
【図5】 コンベアのクロスバー及びその上に保持される典型的なシートグリップの側面
図である。
【図6】 ブリッジ側柱の載置及び制御並びに図1のステッチマシンで使用される側部ク
ランプ構造の平面図である。
【図7】 図6の側部クランプ構造の一部及び図1のステッチマシンで使用される底部ク
ランプ構造の側部立面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュワルツバーガー,マイケル,ヴィ. アメリカ合衆国,60645 イリノイ州,シ カゴ,エヌ. アルバニー 7401 (72)発明者 シュワルツバーガー,ニール,エイ. アメリカ合衆国,60061 イリノイ州,ヴ ァーノン ヒルズ,アルパイン ドライヴ 205 (72)発明者 ポドルスキー,ジョウゼフ,シー. アメリカ合衆国,60061 イリノイ州,ヴ ァーノン ヒルズ,アルパイン ドライヴ 205 Fターム(参考) 3B150 AA01 BA01 CB04 CE01 CE23 CE24 EB03 EH01 GA13 GA30 JA03 JA08 JA13 JA31

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性シートに内部縫い目を作るステッチマシンにおいて、 協働する針要素とフック要素を有する縫い機と、 協働する縫い機の要素間を通過する実質的に垂直なランを有し、ステッチすべ
    きシートの高さを超える高さを有するコンベアであって、前記コンベアはシート
    の先端部を解放可能に保持し、前記先端部を前記垂直なランの上端部付近に移動
    させてシートの残りの部分をコンベアのランに沿ってかつ縫い機の要素間に垂直
    方向につり下げるコンベアと、 コンベアの垂直なランに沿ってシートの後端部を解放可能に保持し、シートを
    垂直又は“Y”軸方向及び水平又は“X”軸方向に伸ばして略平坦なステッチ可
    能状態とする手段と、 必要に応じて、協働する縫い機の要素を一致して“X”及び“Y”軸に沿って
    移動させて可撓性シートに対して意図された縫い目パターンをトレースする手段
    と、 ステッチされたシートを除去するために前記保持された先端部を前記垂直なコ
    ンベアランから移動させる手段と、を備えるステッチマシン。
  2. 【請求項2】 前記コンベアは、ステッチされる可撓性シートの幅より大き
    い実質的に均一な幅と垂直なランの高さの少なくとも2倍の長さを有し、垂直な
    ランに加えて協働する縫い機の要素間を通過しない第2のランを規定するエンド
    レスループであり、前記コンベアは垂直な第2のランで異なるセットのシートの
    先端部を解放可能に保持する分離手段を有し、可撓性シートの1つのセットをス
    テッチされるために垂直なランの位置に配置し、同時に可撓性シートの別のセッ
    トをコンベア上での保持及びコンベアからの除去のために第2のランの位置に配
    置する請求項1に記載のステッチマシン。
  3. 【請求項3】 前記コンベアは、ステッチすべき可撓性シートの幅より大き
    な実質的に均一な幅と垂直なランの高さの3倍をわずかに超える長さを有するエ
    ンドレスループであり、前記コンベアはループの周りに実質的に等間隔で設けら
    れ、ループの周りに実質的に等間隔で同時に3セットのシートの個々の先端部を
    解放可能に保持する分離手段を有し、可撓性シートの異なるセットはそれぞれス
    テッチされ、コンベア上に保持又はコンベアから除去され、もしくはステッチま
    たは除去されるのを待つ請求項1に記載のステッチマシン。
  4. 【請求項4】 コンベアのループの各インデックス後に、シートの先端部を
    解放可能に保持するためのコンベア上の分離手段の位置がそれぞれ、垂直なラン
    の上端部付近のステッチ位置、垂直なランの下端部付近のプリステッチ位置、及
    びコンベアに対して可撓性シートを保持/除去するためにフロア上方に離間した
    アクセス可能な適切な高さ位置に配置されるようにコンベアのエンドレスループ
    を調整する請求項3に記載のステッチマシン。
  5. 【請求項5】 可撓性シートに内部縫い目をステッチする方法において、 別個の協働する針要素及びフック要素を有する縫い機を使用し、前記要素を略
    水平に配置するステップと、 シートをその個々の上端部に沿って保持し、上端部を垂直方向に上昇させてシ
    ートの残りの部分を協働する縫い機の要素間を通過するように略垂直方向につり
    下げるステップと、 シートの対向する側端部及び底端部をそれぞれ保持し、それらを付勢してシー
    トに張力を与えて垂直面内で略平坦なステッチ可能な状態とするステップと、 必要に応じて、垂直面に平行な水平軸及び垂直軸に沿って協働する縫い機の要
    素を一致して移動させて可撓性シートをトレースし、可撓性シートに縫い目をス
    テッチするステップと、を有する方法。
  6. 【請求項6】 水平方向及び縫い機の協働する針要素及びフック要素の間に
    つり下げられた可撓性シートにより規定される垂直面の横方向に保持された上端
    部により、縫い目のステッチ前はその面に向かい縫い目のステッチ後はその面か
    ら離れるように可撓性シートをインデックスするステップを有する請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 設定された長さ及び幅の可撓性シートに内部縫い目を作るス
    テッチマシンにおいて、 離間した垂直側柱と、側柱の間に延びるクロスブリッジと、側柱に沿った垂直
    移動のためのクロスブリッジを接続する手段と、であって、前記クロスブリッジ
    は、水平方向に分離した前方及び後方ビームと、載置プラットフォームと、前方
    及び後方ブリッジビームに沿った水平方向移動のために載置プラットフォームを
    接続する手段と、要素プラットフォームと、ブリッジビームに実質的に直交する
    とともに他の載置プラットフォームに対して接近及び離隔する方向における1つ
    の載置プラットフォーム上の水平方向移動のために要素プラットフォームを接続
    する手段と、を有するクロスブリッジと、 協働する針要素及びフック要素を有する縫い機であって、協働する針要素及び
    フック要素は他の載置プラットフォーム及び他の要素プラットフォームに接続さ
    れると共に水平方向に分離及び整列され、プラットフォーム及び協働する縫い機
    の要素がが必要に応じて水平方向に分離され、動作ステッチ近傍にある縫い機と
    、 ステッチすべき可撓性シートの周辺端部を保持し、シートを伸ばして、垂直に
    整列し協働する縫い機の要素間を通過する略平坦なステッチ可能な状態とする手
    段であって、クロスブリッジの側柱に沿った最大可能垂直移動、並びに載置プラ
    ットフォーム及びその上に保持された縫い機の要素の最大可能水平移動は、保持
    され垂直方向に整列した伸びた可撓性シートの長さ及び幅を超える手段と、 クロスブリッジを正確に水平配列に維持しつつ側柱に沿ってクロスブリッジを
    垂直に駆動する手段と、正確な動作水平整列に動作要素を維持するために一致し
    た状態でブリッジビームに沿って載置プラットフォーム及び協働する縫い機の要
    素を駆動する手段と、必要に応じて、協働する縫い機の要素を水平及び垂直軸に
    一致して沿ってシフトするために駆動手段を動作させ、垂直に整列した可撓性シ
    ートに対して意図される縫い目パターンをトレースする手段と、を備えるステッ
    チマシン。
  8. 【請求項8】 垂直側柱に沿った垂直クロスブリッジの移動中に、クロスブ
    リッジ及びプラットフォームの重力バイアス、縫い機の要素、及びその上に保持
    される駆動手段をオフセットするためにクロスブリッジに接続されたつり合いお
    もりを備える請求項7に記載のステッチマシン。
  9. 【請求項9】 離間した垂直側柱間に整列し、クロスブリッジの前方及び後
    方ビーム間に延びる垂直ランを有するコンベアを備え、 コンベアは、縫い目を付けるべき可撓性シートの先端部を解放可能に保持し、
    前記先端部を前記垂直ランの上端部付近へ移動して、シートの残りの部分がコン
    ベアランに沿ってかつ縫い機の要素間で垂直方向につり下がるようにする手段を
    有し、前記先端部を保持する手段は可撓性シートの周囲端部を保持する前記手段
    の一部である請求項7に記載のステッチマシン。
  10. 【請求項10】 前記コンベアは、ステッチされる可撓性シートの幅より大
    きい実質的に均一な幅と垂直なランの高さの少なくとも2倍の長さを有し、垂直
    なランに加えて協働する縫い機の要素間を通過しない第2のランを規定するエン
    ドレスループであり、前記コンベアは垂直な第2のランで異なるセットのシート
    の先端部を解放可能に保持する分離手段を有し、可撓性シートの1つのセットを
    ステッチされるために垂直なランの位置に配置し、同時に可撓性シートの別のセ
    ットをコンベア上での保持及びコンベアからの除去のために第2のランの位置に
    配置する請求項9に記載のステッチマシン。
  11. 【請求項11】 前記コンベアは、ステッチすべき可撓性シートの幅より大
    きな実質的に均一な幅と垂直なランの高さの3倍をわずかに超える長さを有する
    エンドレスループであり、前記コンベアはループの周りに実質的に等間隔で設け
    られ、ループの周りに実質的に等間隔で同時に3セットのシートの個々の先端部
    を解放可能に保持する分離手段を有し、可撓性シートの異なるセットはそれぞれ
    ステッチされ、コンベア上に保持又はコンベアから除去され、もしくはステッチ
    または除去されるのを待つ請求項9に記載のステッチマシン。
  12. 【請求項12】 コンベアのループの各インデックス後に、シートの先端部
    を解放可能に保持するためのコンベア上の分離手段の位置がそれぞれ、垂直なラ
    ンの上端部付近のステッチ位置、垂直なランの下端部付近のプリステッチ位置、
    及びコンベアに対して可撓性シートを保持/除去するためにフロア上方に離間し
    たアクセス可能な適切な高さ位置に配置されるようにコンベアのエンドレスルー
    プを調整する請求項11に記載のステッチマシン。
  13. 【請求項13】 垂直側柱に沿った垂直クロスブリッジの移動中に、クロス
    ブリッジ及びプラットフォームの重力バイアス、縫い機の要素、及びその上に保
    持される駆動手段をオフセットするためにクロスブリッジに接続されたつり合い
    おもりを備える請求項12に記載のステッチマシン。
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