JPS6056511B2 - 布団等のミシン装置 - Google Patents
布団等のミシン装置Info
- Publication number
- JPS6056511B2 JPS6056511B2 JP12653083A JP12653083A JPS6056511B2 JP S6056511 B2 JPS6056511 B2 JP S6056511B2 JP 12653083 A JP12653083 A JP 12653083A JP 12653083 A JP12653083 A JP 12653083A JP S6056511 B2 JPS6056511 B2 JP S6056511B2
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- JP
- Japan
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- sewing
- sewing machine
- base
- machine
- head
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は布団等にキルテイング縫製の如き綴じ縫いを
所望の縫いパターンで施すのに使用する工業用のミシン
装置に関するものである。
所望の縫いパターンで施すのに使用する工業用のミシン
装置に関するものである。
一般に、この種のミシン装置は、針を具えたミシンヘ
ッド部と、これに対応するかまを具えたミ シンベース
部とを同期させて縫い作動させるようにしてなるミシン
本体を機枠に装設する一方、これとの相対的な前後方向
と左右方向との移動の自在性をもつてヘッド部とベース
部との間に布団等の被縫製物を支持する支持台を設けて
構成されるところである。
ッド部と、これに対応するかまを具えたミ シンベース
部とを同期させて縫い作動させるようにしてなるミシン
本体を機枠に装設する一方、これとの相対的な前後方向
と左右方向との移動の自在性をもつてヘッド部とベース
部との間に布団等の被縫製物を支持する支持台を設けて
構成されるところである。
この種のミシン装置にあつては、布団等の被縫製物の面
に対する運針において、縫い線の位置や間隔や方向性を
自由自在に変化させて、直線はもとよりジグザグや曲線
や円形その他J種々多様な縫い方で、多数の縫い線が種
々の形態に組合わさつた任意所望の種々多様な複雑な縫
いパターンの縫製を自由自在にでき、しかもその縫製を
短時間で迅速に能率的にできることが望ましく、このこ
とが特に近時のキルテイング布団等の製品の縫いパター
ンのデザイン的複雑多様化のニーズに即して、これを安
価に供給可能にするために切実に要請されてきている。
この種のミシン装置で、主に複雑多様な縫いパターン
の縫製自由自在に可能ならしめるものとして従来汎用さ
れていたものは、ヘッド部とベース部とのミシン本体が
一個だけ機枠に装備された一頭型のものであつた。
に対する運針において、縫い線の位置や間隔や方向性を
自由自在に変化させて、直線はもとよりジグザグや曲線
や円形その他J種々多様な縫い方で、多数の縫い線が種
々の形態に組合わさつた任意所望の種々多様な複雑な縫
いパターンの縫製を自由自在にでき、しかもその縫製を
短時間で迅速に能率的にできることが望ましく、このこ
とが特に近時のキルテイング布団等の製品の縫いパター
ンのデザイン的複雑多様化のニーズに即して、これを安
価に供給可能にするために切実に要請されてきている。
この種のミシン装置で、主に複雑多様な縫いパターン
の縫製自由自在に可能ならしめるものとして従来汎用さ
れていたものは、ヘッド部とベース部とのミシン本体が
一個だけ機枠に装備された一頭型のものであつた。
この一頭型の場合には、一個のミシン本体を固定機枠の
定位置に固定的に装設して縫い作動させ、これに対して
被縫製物支持台の方を前後左右方向に移動させる方式の
ものが最も一般的である。しカルその方式では支持台の
前後左右移動のために設置に大きな面積を必要とするこ
とから、その面積を縮小する目的において、機枠の方を
前後方向に移動可能に設置すると共に、この機枠に設け
た互いに平行な上下一対のガイド部材に対し、これに沿
つて一個のミシン本体のヘッド部とベース部とを互いに
同期させて縫い作動させながら互に同期させて左右方向
に移動自在に夫々案内支持させて装設した方式のものが
特公昭56−8638号において既に公知となつている
。しかしながらいずれの方式にせよこの一頭型のもので
は、ヘッド部とベース部とのミシン本体が一個だけしか
装備されないことにおいて、これと被縫製物支持台との
相対的な前後方向と左右方向との移動の自在性により、
被縫製物の面に対する縫いパターンのあらゆる縫い線を
順番に一つの針で逐一追うようにして自由自在に運針さ
せるものであり、これによつて任意所望の種々多様な複
雑な縫いパターンの縫製を自由自在にできるものではあ
るが、その縫製には多大の時間を要し、縫製作業能率が
きわめて悪いという重大な欠点を有していた。また他方
、この種のミシン装置で、主に縫製能率化のためのもの
として、ヘッド部とベース部とのミシン本体を複数機枠
に装設した多頭型のものが従来からあつた。
定位置に固定的に装設して縫い作動させ、これに対して
被縫製物支持台の方を前後左右方向に移動させる方式の
ものが最も一般的である。しカルその方式では支持台の
前後左右移動のために設置に大きな面積を必要とするこ
とから、その面積を縮小する目的において、機枠の方を
前後方向に移動可能に設置すると共に、この機枠に設け
た互いに平行な上下一対のガイド部材に対し、これに沿
つて一個のミシン本体のヘッド部とベース部とを互いに
同期させて縫い作動させながら互に同期させて左右方向
に移動自在に夫々案内支持させて装設した方式のものが
特公昭56−8638号において既に公知となつている
。しかしながらいずれの方式にせよこの一頭型のもので
は、ヘッド部とベース部とのミシン本体が一個だけしか
装備されないことにおいて、これと被縫製物支持台との
相対的な前後方向と左右方向との移動の自在性により、
被縫製物の面に対する縫いパターンのあらゆる縫い線を
順番に一つの針で逐一追うようにして自由自在に運針さ
せるものであり、これによつて任意所望の種々多様な複
雑な縫いパターンの縫製を自由自在にできるものではあ
るが、その縫製には多大の時間を要し、縫製作業能率が
きわめて悪いという重大な欠点を有していた。また他方
、この種のミシン装置で、主に縫製能率化のためのもの
として、ヘッド部とベース部とのミシン本体を複数機枠
に装設した多頭型のものが従来からあつた。
しかしこの従来の多頭型の場合は、複数のミシン本体を
、それらのヘッド部とベース部とを各々対応させた状態
で、夫々相互に所定間隔をおいて左右方向に並列状に機
枠の定位置に固定的に装設し、従つて移動不能に機枠に
装設するに限られ、たとえ移動させ得たとしても運転開
始に際してほんの少しだけ相互の間隔の設定調整をでき
る程度にされていたにすぎず、運転中は一切移動され得
ないようになつていたものであり、これら複数のミシン
本体を連動的に同時一斉に縫い作動させながら、これに
対して被縫製物を支持台上において前後の一方向に向つ
て直線的に又は多少左右移動させながら連続的に送り移
動させるか、或は支持台を前後方向と左右方向に自在に
移動させるようにし、このようにして同時一斉に所定間
隔の複数のミシン本体の各針で被縫製物の面に対する各
部の縫い線の縫製を分担させて所望の縫いパターンの縫
製を行うようにされていたものであつた。従つてこれで
は、複数のミシン本体が機枠の定位置に所定間隔で固定
的に移動不能に装設されるに限られることにおいて、同
時一斉に複数の針で縫いパターンの各部の縫い線の縫製
を分担させて縫製できる点では縫製の能率化上有利では
あるにしても、複数の針が常に一定の間隔で同じ方向性
をもつて一様な運針をされるにすぎないものであり、こ
のために複数の縫い線が同じパターンを描くように所定
の間隔で並んで構成されるような比較的単純な特定の縫
いパターンに限つて縫製を能率的に行うのには有効であ
つても、これ以外の複雑多様な縫いパターンに対応する
にはかえつて能率が悪く不都合又は不可であり、縫製可
能とする縫いパターンに大きな制約があつて、種々多様
な複雑な縫いパターンの縫製を自由自在にできるもので
はないという欠点があつた。本発明は上述のような事情
に鑑みて、多頭型のもので、複数のミシン本体の各ヘッ
ド部とベース部とを対応するものどうし同期させて個別
的に縫い作動及び左右方向移動自在に機枠の上下一対の
案内部材に案内支持させて装設し、しかも機枠との相対
的な前後方向移動を自在に設けた支持台上にヘッド部と
ベース部との間に布団等の被縫製物を支持する支持枠を
、その被縫製物支持面内て回転自在に装設することによ
り、任意所望の種々多様な複雑な縫いパターンの縫製を
、自由自在に、しかも短時間で迅速に能率的にできるよ
うにしたミシン装置を提供するものである。以下に本発
明の実施例を図面を参照して説明する。
、それらのヘッド部とベース部とを各々対応させた状態
で、夫々相互に所定間隔をおいて左右方向に並列状に機
枠の定位置に固定的に装設し、従つて移動不能に機枠に
装設するに限られ、たとえ移動させ得たとしても運転開
始に際してほんの少しだけ相互の間隔の設定調整をでき
る程度にされていたにすぎず、運転中は一切移動され得
ないようになつていたものであり、これら複数のミシン
本体を連動的に同時一斉に縫い作動させながら、これに
対して被縫製物を支持台上において前後の一方向に向つ
て直線的に又は多少左右移動させながら連続的に送り移
動させるか、或は支持台を前後方向と左右方向に自在に
移動させるようにし、このようにして同時一斉に所定間
隔の複数のミシン本体の各針で被縫製物の面に対する各
部の縫い線の縫製を分担させて所望の縫いパターンの縫
製を行うようにされていたものであつた。従つてこれで
は、複数のミシン本体が機枠の定位置に所定間隔で固定
的に移動不能に装設されるに限られることにおいて、同
時一斉に複数の針で縫いパターンの各部の縫い線の縫製
を分担させて縫製できる点では縫製の能率化上有利では
あるにしても、複数の針が常に一定の間隔で同じ方向性
をもつて一様な運針をされるにすぎないものであり、こ
のために複数の縫い線が同じパターンを描くように所定
の間隔で並んで構成されるような比較的単純な特定の縫
いパターンに限つて縫製を能率的に行うのには有効であ
つても、これ以外の複雑多様な縫いパターンに対応する
にはかえつて能率が悪く不都合又は不可であり、縫製可
能とする縫いパターンに大きな制約があつて、種々多様
な複雑な縫いパターンの縫製を自由自在にできるもので
はないという欠点があつた。本発明は上述のような事情
に鑑みて、多頭型のもので、複数のミシン本体の各ヘッ
ド部とベース部とを対応するものどうし同期させて個別
的に縫い作動及び左右方向移動自在に機枠の上下一対の
案内部材に案内支持させて装設し、しかも機枠との相対
的な前後方向移動を自在に設けた支持台上にヘッド部と
ベース部との間に布団等の被縫製物を支持する支持枠を
、その被縫製物支持面内て回転自在に装設することによ
り、任意所望の種々多様な複雑な縫いパターンの縫製を
、自由自在に、しかも短時間で迅速に能率的にできるよ
うにしたミシン装置を提供するものである。以下に本発
明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第5図に示す装置において、床面F上に左右一
対の機枠1,1″を所要の間隔をおいて固定的に設置し
てある。
対の機枠1,1″を所要の間隔をおいて固定的に設置し
てある。
両機枠1,1″の間には・互いに所要の間隔をおいて平
行に実質上水平に左右方向にのびる上下一対のガイド部
材2,4を架設してある。なお、場合によつて両機枠1
,1″は、一方で両ガイド部材2,4を片持支持させる
ようにして片方を省略するように構成することも・でき
る。両ガイド部材のうちの一方の上側のガイド部材2は
、所要の間隔をおいて対向状に平行に配設した前後一対
の横断面1形等の梁材2a,2bの上にガイドレール3
,3を平行に設けて構成してあノる。
行に実質上水平に左右方向にのびる上下一対のガイド部
材2,4を架設してある。なお、場合によつて両機枠1
,1″は、一方で両ガイド部材2,4を片持支持させる
ようにして片方を省略するように構成することも・でき
る。両ガイド部材のうちの一方の上側のガイド部材2は
、所要の間隔をおいて対向状に平行に配設した前後一対
の横断面1形等の梁材2a,2bの上にガイドレール3
,3を平行に設けて構成してあノる。
また他方の下側のガイド部材4も同様に前後一対の梁材
4a,4bの上にガイドレール5,5を平行に設けて構
成してある。上側のガイド部材2には、各々が針6を備
えた複数(図示例では8個)のミシンヘッド部7を、い
ずれも両梁材2a,2bの間に位置させてガイドレール
3,3に滑動自在に係合させるようにして、当該ガイド
部材2にそつて個々に左右方向の移動を自在なように案
内支持させて装設してある。
4a,4bの上にガイドレール5,5を平行に設けて構
成してある。上側のガイド部材2には、各々が針6を備
えた複数(図示例では8個)のミシンヘッド部7を、い
ずれも両梁材2a,2bの間に位置させてガイドレール
3,3に滑動自在に係合させるようにして、当該ガイド
部材2にそつて個々に左右方向の移動を自在なように案
内支持させて装設してある。
また下側のガイド部材4には、上記複数のミシンヘッド
部7に対応するところの各々がかま8を備えた複数のミ
シンベース部9を、いずれも両梁材4a,4bの間に位
置させてガイドレール5,5に滑動自在に係合させるよ
うにして、当該ガイド部材4にそつて個々に左右方向の
移動を自在なように案内支持させて装設してある。しか
して上記複数のミシンヘッド部7と、これに対応する複
数のミシンベース部9とが縫製のための複数(図示例で
は8個)のミシン本体を構成し、これらが各相互の間隔
を自由に変化する状態に両ガイド部材2,4にそつて個
々に左右方向に自由に移動され得るものとしてある。
部7に対応するところの各々がかま8を備えた複数のミ
シンベース部9を、いずれも両梁材4a,4bの間に位
置させてガイドレール5,5に滑動自在に係合させるよ
うにして、当該ガイド部材4にそつて個々に左右方向の
移動を自在なように案内支持させて装設してある。しか
して上記複数のミシンヘッド部7と、これに対応する複
数のミシンベース部9とが縫製のための複数(図示例で
は8個)のミシン本体を構成し、これらが各相互の間隔
を自由に変化する状態に両ガイド部材2,4にそつて個
々に左右方向に自由に移動され得るものとしてある。
上記複数のミシンヘッド部7とベース部9に対しては、
これらの対応するものどうしを針6とかま8の作動にお
いて同期して個別的に縫い作動させる縫い作動機構10
を装備してある。
これらの対応するものどうしを針6とかま8の作動にお
いて同期して個別的に縫い作動させる縫い作動機構10
を装備してある。
この縫い作動機構10は、複数のヘッド部7とベース部
9とのミシン本体の数に対応した複数のモータからなる
縫い駆動装置11を個々に複数の移動台12に搭載して
、これらを装置後方に配設し、このようにして装置後方
に配設の夫々の縫い駆動装置11を夫々の対応するヘッ
ド部7の針6とベース部9のかま8に対して、所要数の
タイミングプーリ13a〜13gと、これらにかけわた
した所要数のタイミングベルト14a〜14fからなる
同期.伝動機構で連動連結して構成してある。上記各縫
い駆動装置11を搭載する各移動台12は、これらに付
設の車輪15によつて、装置後方の床面F上に固定設置
の基盤16の上に設けた所要数の左右方向にのびるガイ
ドレール17に対.し、これにそつて個々に左右方向の
移動を自在なように案内支持させて設置してある。
9とのミシン本体の数に対応した複数のモータからなる
縫い駆動装置11を個々に複数の移動台12に搭載して
、これらを装置後方に配設し、このようにして装置後方
に配設の夫々の縫い駆動装置11を夫々の対応するヘッ
ド部7の針6とベース部9のかま8に対して、所要数の
タイミングプーリ13a〜13gと、これらにかけわた
した所要数のタイミングベルト14a〜14fからなる
同期.伝動機構で連動連結して構成してある。上記各縫
い駆動装置11を搭載する各移動台12は、これらに付
設の車輪15によつて、装置後方の床面F上に固定設置
の基盤16の上に設けた所要数の左右方向にのびるガイ
ドレール17に対.し、これにそつて個々に左右方向の
移動を自在なように案内支持させて設置してある。
しかして各移動台12は、対応する各ミシンヘッド部7
とベース部9と同じように左右方向に個々に自由に移動
され得るものとしてある。なお図示例では、所・要の移
動スペースを確保するための関係から、ガイドレール1
7を前後2列状態に配設し、これに移動台12の半数ず
つを左右方向移動自在に案内支持させたものとしてある
。また複数のミシンヘッド部7とベース部9に対しては
、これらの対応するものどうしを同期して個別的にガイ
ド部材2,4にそつて左右方向に移動させるミシン移動
作動機構20を装備してある。
とベース部9と同じように左右方向に個々に自由に移動
され得るものとしてある。なお図示例では、所・要の移
動スペースを確保するための関係から、ガイドレール1
7を前後2列状態に配設し、これに移動台12の半数ず
つを左右方向移動自在に案内支持させたものとしてある
。また複数のミシンヘッド部7とベース部9に対しては
、これらの対応するものどうしを同期して個別的にガイ
ド部材2,4にそつて左右方向に移動させるミシン移動
作動機構20を装備してある。
このミシン移動作動機構20は、複数のヘッド部7とベ
ース部9とのミシン本体の数に対応した複数の可逆回転
モータからなる移動駆動装置21を機枠1,1″に装設
すると共に、複数のベッド部7に対応して上側のガイド
部材2にそつて回l転自在に装設した複数のねじ棒22
に各ヘッド部7をめねじ部材23を介して個別的に螺合
させ、同様に複数のベース部9に対応して下側のガイド
部材4にそつて回転自在に装設した複数のねじ棒24に
各ベース部9をめねじ部材25を介して個別的に螺合さ
せ、このようにして夫々の移動駆動装置21を夫々の対
応するヘッド部7に螺合のねじ棒22とベース部9に螺
合のねじ棒24に対して、所要数のタイミングプー1J
26a〜26cと、これらにかけわたした所要数のタイ
ミングベルト27a,27bとからなる同期伝動機構で
連動連結して構成してある。またそのミシン移動作動機
構20は、各対応するヘッド部7とベース部9と共に、
これらの縫い作動機構10における各縫い駆動装置11
を搭載する各移動台12をも同期して左右方向に移動さ
せる機構を付帯装備するものとしてある。
ース部9とのミシン本体の数に対応した複数の可逆回転
モータからなる移動駆動装置21を機枠1,1″に装設
すると共に、複数のベッド部7に対応して上側のガイド
部材2にそつて回l転自在に装設した複数のねじ棒22
に各ヘッド部7をめねじ部材23を介して個別的に螺合
させ、同様に複数のベース部9に対応して下側のガイド
部材4にそつて回転自在に装設した複数のねじ棒24に
各ベース部9をめねじ部材25を介して個別的に螺合さ
せ、このようにして夫々の移動駆動装置21を夫々の対
応するヘッド部7に螺合のねじ棒22とベース部9に螺
合のねじ棒24に対して、所要数のタイミングプー1J
26a〜26cと、これらにかけわたした所要数のタイ
ミングベルト27a,27bとからなる同期伝動機構で
連動連結して構成してある。またそのミシン移動作動機
構20は、各対応するヘッド部7とベース部9と共に、
これらの縫い作動機構10における各縫い駆動装置11
を搭載する各移動台12をも同期して左右方向に移動さ
せる機構を付帯装備するものとしてある。
この付帯機構は、前述のように装置後方に配設の各縫い
駆動装置11を搭載の複数の移動台12に対応して、そ
のガイドレール17にそつて複数のねじ棒28を回転自
在に装設し、それらねじ棒28をめねじ部材29を介し
て各移動台12に個別的に螺合させ、このようにして各
移動台12に螺合の夫々のねじ棒28に対して機枠1,
1″に装設の夫々の移動駆動装置21の対応するものを
、所要数のタイミングプーリ26a,26d,26eと
、これらにかけわたした所要数のタイミングベルト27
c,27dとからなる同期伝動機構で連動連結して構成
してある。なお図示のミシン移動作動機構20において
は、機構を簡素化するために、複数のヘッド部7とベー
ス部9と、これらに螺合のねじ棒22,24との夫々を
ガイド部材2,4の中央より左右に半数ずつに分けて装
設すると共に、複数の移動台12と、これらに螺合のね
じ棒28も中央より左右に分けて装設し、それらの複数
の移動駆動装置21を左右の機枠1,1″に半数ずつに
分けて装設した構成にしてある。
駆動装置11を搭載の複数の移動台12に対応して、そ
のガイドレール17にそつて複数のねじ棒28を回転自
在に装設し、それらねじ棒28をめねじ部材29を介し
て各移動台12に個別的に螺合させ、このようにして各
移動台12に螺合の夫々のねじ棒28に対して機枠1,
1″に装設の夫々の移動駆動装置21の対応するものを
、所要数のタイミングプーリ26a,26d,26eと
、これらにかけわたした所要数のタイミングベルト27
c,27dとからなる同期伝動機構で連動連結して構成
してある。なお図示のミシン移動作動機構20において
は、機構を簡素化するために、複数のヘッド部7とベー
ス部9と、これらに螺合のねじ棒22,24との夫々を
ガイド部材2,4の中央より左右に半数ずつに分けて装
設すると共に、複数の移動台12と、これらに螺合のね
じ棒28も中央より左右に分けて装設し、それらの複数
の移動駆動装置21を左右の機枠1,1″に半数ずつに
分けて装設した構成にしてある。
また左右の機枠1,1″の間には基台30を設けてある
。
。
この基台30は、これに付設の車輪31によつて、床面
Fに設けた所要数の左右方向にのびるガイドレール32
に対し、これにそつて機枠1,1゛の間を左右方向に移
動自在に案内支持させて設置してある。この基台30に
はその左右方向の移動作動機構33を装備してあり、そ
の機構33は、機枠1等の適当な所要箇所に装設した可
逆回転モータからなる移動駆動装置34に連動連結させ
たねじ棒35をガイドレール32にそつて回転自在に装
設し、このねじ棒35をめねじ部材36を介して基台3
0に螺合させて構成してある。その基台30の上には、
枠状の支持台40を設けてある。
Fに設けた所要数の左右方向にのびるガイドレール32
に対し、これにそつて機枠1,1゛の間を左右方向に移
動自在に案内支持させて設置してある。この基台30に
はその左右方向の移動作動機構33を装備してあり、そ
の機構33は、機枠1等の適当な所要箇所に装設した可
逆回転モータからなる移動駆動装置34に連動連結させ
たねじ棒35をガイドレール32にそつて回転自在に装
設し、このねじ棒35をめねじ部材36を介して基台3
0に螺合させて構成してある。その基台30の上には、
枠状の支持台40を設けてある。
この支持台40は、これに付設の車輪41によつて、基
台30上に設けた所要数の前後方向にのびるガイドレー
ル42に対し、これにそつて前後方向に移動自在に案内
支持させて設置してある。しかしこの支持台40は、機
枠1,1″との相対的な前後方向の移動を自在なものと
してあり、この移動のための移動作動機構43を装備し
てある。その移動作動機構43は、基台30に装設した
可逆回転モータからなる移動駆動装置44に連動連結さ
せたねじ棒45をガイドレール42にそつて回転自在に
装設し、そのねじ棒45をめねじ部材46を介して支持
台40に螺合させて構成してある。その支持台40の上
には、複数のヘッド部7とベース部9との間に布団等の
被縫製物Sを支持する支持枠50を設けてある。
台30上に設けた所要数の前後方向にのびるガイドレー
ル42に対し、これにそつて前後方向に移動自在に案内
支持させて設置してある。しかしこの支持台40は、機
枠1,1″との相対的な前後方向の移動を自在なものと
してあり、この移動のための移動作動機構43を装備し
てある。その移動作動機構43は、基台30に装設した
可逆回転モータからなる移動駆動装置44に連動連結さ
せたねじ棒45をガイドレール42にそつて回転自在に
装設し、そのねじ棒45をめねじ部材46を介して支持
台40に螺合させて構成してある。その支持台40の上
には、複数のヘッド部7とベース部9との間に布団等の
被縫製物Sを支持する支持枠50を設けてある。
この支持枠50は内側に広く開口51を形成した円形の
台板状のもので、その開口51の部分に機材52とクリ
ップ53等の支持手段により被縫製物Sを支持するよう
にしたものである。この支持枠50は、その周囲を支持
台40に設けた所要数のガイドリール54に滑動自在に
係合させるようにして、それらガイドリール54で実質
上水平状に回転自在に担支させて支持させてあり、この
ようにして実質上水平な被縫製物Sの支持面内で支持台
40に対する回転が自在な状態に装設してある。そして
この支持枠50に対しては、その回転のための回転作動
機構55を装備してある。その回転作動機構55は、支
持枠50の周囲に適当な間隔をおいて回転不能に固定的
に付設した適当数のスプロケットホィール56にエンド
レスのチェーン57を張設し、そのチェーン57に支持
台40の所定部位に装設した可逆回転モータからなる回
転駆動装置58に連結のスプロケットホィール59を係
合させて構成してある。なお、その回転作動機構55は
スプロケットホィールとチェーンを用いて構成されるに
限らず、例えば支持枠50の周囲にリングギヤーを付設
し、これに回転駆動装置58に連結したピニオンを噛合
させる等のように構成することもできる。次に以上の装
置の作用を述べると、複数のミシンヘッド部7とベース
部9とは、それらの対応するものどうしが、縫い作動機
構10における各縫い駆動装置11によつてタイミング
プーリとタイミングベルトとの同期伝動機構を以つて針
6とかま8との作動を同期して個別的に縫い作動され得
る。しかも、それら複数のヘッド部7とベース部9とは
、それらの対応するものどうしが、ミシン移動作動機構
20における各移動駆動装置21によるタイミングプー
リとタイミングベルトとの同期伝動機構を以つての各対
応するねじ棒22とねじ棒24との同期回転によつて、
ガイド部材2,4にそつて個別的に左右方向に自在に移
動され得る。この各ヘッド部7とベース部9の左右方向
移動においては、同時に、縫い作動機構10における各
縫い駆動装置11を搭載の各移動台12が、・各移動駆
動装置21からのタイミングプーリとタイミングベルト
との同期伝動機構を以つての各ねじ棒28の回転によつ
て、ガイドレール17にそつてヘッド部7とベース部9
に同期して個別的に左右方向に移動され、これによつて
上記の各ヘッド部7とベース部9との対応するものどう
しの同期した個別的な縫い作動か支障なく維持され得る
。そして支持台40は、その移動作動機構43における
移動駆動装置44によるねじ棒45の回転により、ガイ
ドレール42にそつて機枠1,1″との相対的な前後方
向の移動が自在になされ得る。さらにその支持台40上
でヘッド部7とベース部9との間に被縫製物Sを支持す
る支持枠50が、その被縫製物支持面内において回転作
動機構55の回転駆動装置58によつて正逆いずれの方
向にも回転され得る。また支持台40の基台30は、そ
の移動作動機構33における移動駆動装置34によるね
じ棒35の回転により、機枠1,「の間をガイドレール
32にそつて左右方向に自在に移動され得る。従つてこ
の装置では、支持枠50に被縫製物Sを支持させ、この
被縫製物Sに所望の縫いパターンでキルテイング縫製等
の綴じ縫いの縫製を施すについては、縫いパターンを構
成する各縫い線を複数ののヘッド部7とベース部9との
複数のミシン本体に分担させて同時一斉に運針させるよ
うにして縫製することができる。
台板状のもので、その開口51の部分に機材52とクリ
ップ53等の支持手段により被縫製物Sを支持するよう
にしたものである。この支持枠50は、その周囲を支持
台40に設けた所要数のガイドリール54に滑動自在に
係合させるようにして、それらガイドリール54で実質
上水平状に回転自在に担支させて支持させてあり、この
ようにして実質上水平な被縫製物Sの支持面内で支持台
40に対する回転が自在な状態に装設してある。そして
この支持枠50に対しては、その回転のための回転作動
機構55を装備してある。その回転作動機構55は、支
持枠50の周囲に適当な間隔をおいて回転不能に固定的
に付設した適当数のスプロケットホィール56にエンド
レスのチェーン57を張設し、そのチェーン57に支持
台40の所定部位に装設した可逆回転モータからなる回
転駆動装置58に連結のスプロケットホィール59を係
合させて構成してある。なお、その回転作動機構55は
スプロケットホィールとチェーンを用いて構成されるに
限らず、例えば支持枠50の周囲にリングギヤーを付設
し、これに回転駆動装置58に連結したピニオンを噛合
させる等のように構成することもできる。次に以上の装
置の作用を述べると、複数のミシンヘッド部7とベース
部9とは、それらの対応するものどうしが、縫い作動機
構10における各縫い駆動装置11によつてタイミング
プーリとタイミングベルトとの同期伝動機構を以つて針
6とかま8との作動を同期して個別的に縫い作動され得
る。しかも、それら複数のヘッド部7とベース部9とは
、それらの対応するものどうしが、ミシン移動作動機構
20における各移動駆動装置21によるタイミングプー
リとタイミングベルトとの同期伝動機構を以つての各対
応するねじ棒22とねじ棒24との同期回転によつて、
ガイド部材2,4にそつて個別的に左右方向に自在に移
動され得る。この各ヘッド部7とベース部9の左右方向
移動においては、同時に、縫い作動機構10における各
縫い駆動装置11を搭載の各移動台12が、・各移動駆
動装置21からのタイミングプーリとタイミングベルト
との同期伝動機構を以つての各ねじ棒28の回転によつ
て、ガイドレール17にそつてヘッド部7とベース部9
に同期して個別的に左右方向に移動され、これによつて
上記の各ヘッド部7とベース部9との対応するものどう
しの同期した個別的な縫い作動か支障なく維持され得る
。そして支持台40は、その移動作動機構43における
移動駆動装置44によるねじ棒45の回転により、ガイ
ドレール42にそつて機枠1,1″との相対的な前後方
向の移動が自在になされ得る。さらにその支持台40上
でヘッド部7とベース部9との間に被縫製物Sを支持す
る支持枠50が、その被縫製物支持面内において回転作
動機構55の回転駆動装置58によつて正逆いずれの方
向にも回転され得る。また支持台40の基台30は、そ
の移動作動機構33における移動駆動装置34によるね
じ棒35の回転により、機枠1,「の間をガイドレール
32にそつて左右方向に自在に移動され得る。従つてこ
の装置では、支持枠50に被縫製物Sを支持させ、この
被縫製物Sに所望の縫いパターンでキルテイング縫製等
の綴じ縫いの縫製を施すについては、縫いパターンを構
成する各縫い線を複数ののヘッド部7とベース部9との
複数のミシン本体に分担させて同時一斉に運針させるよ
うにして縫製することができる。
そしてこの縫製においては、支持台40の機枠1,1″
との相対的な前後方向の移動に加えての、各ヘッド部7
とベース部9との対応するものどうしの同期した個別的
な左右方向の移動と、支持枠50の被縫製物支持面内で
の支持台40に対する回転とにより、さらに場合によつ
ては支持台40(7).基台30による左右方向の移動
を加味することにより、被縫製物Sの面に対する各ヘッ
ド部7とベース部9との運針動作の位置や間隔や方向性
を個々に自由自在に種々多様に変化させて行うことがで
きる。また各ヘッド部7とベース部9が対応するものど
うし同期した縫い作動と左右方向移動を個別的に可能で
あることにおいて、縫いパターンの種類によつては、そ
れらの任意の一部のものを退避させて運転休止させ、任
意の一部のもので運針縫製させるようなことも随意に自
由自在にできる。また、上記の各ヘッド部7とベース部
9との縫製の運針動作については、所望の縫いパターン
に応じて、各作.動機構20,43,55及び33にお
ける各駆動装置をコンピュータを利用してプログラム制
御するように装置して自動的に正確に行わしめるように
することが可能である。しかしてこの装置によれば、任
意所望の種々多.様な複雑な縫いパターンの縫製が、複
数のヘッド部7とベース部9により、その運針の開始位
置のセッティングから終了まで最も効率的なコースをた
どつて容易に自由自在に、しかも短時間で迅速に能率的
にできるものである。
との相対的な前後方向の移動に加えての、各ヘッド部7
とベース部9との対応するものどうしの同期した個別的
な左右方向の移動と、支持枠50の被縫製物支持面内で
の支持台40に対する回転とにより、さらに場合によつ
ては支持台40(7).基台30による左右方向の移動
を加味することにより、被縫製物Sの面に対する各ヘッ
ド部7とベース部9との運針動作の位置や間隔や方向性
を個々に自由自在に種々多様に変化させて行うことがで
きる。また各ヘッド部7とベース部9が対応するものど
うし同期した縫い作動と左右方向移動を個別的に可能で
あることにおいて、縫いパターンの種類によつては、そ
れらの任意の一部のものを退避させて運転休止させ、任
意の一部のもので運針縫製させるようなことも随意に自
由自在にできる。また、上記の各ヘッド部7とベース部
9との縫製の運針動作については、所望の縫いパターン
に応じて、各作.動機構20,43,55及び33にお
ける各駆動装置をコンピュータを利用してプログラム制
御するように装置して自動的に正確に行わしめるように
することが可能である。しかしてこの装置によれば、任
意所望の種々多.様な複雑な縫いパターンの縫製が、複
数のヘッド部7とベース部9により、その運針の開始位
置のセッティングから終了まで最も効率的なコースをた
どつて容易に自由自在に、しかも短時間で迅速に能率的
にできるものである。
なお、以上の装置において、支持台40を基台30によ
つて左右方向にも移動できるようにしてあることは、使
用上便利ではあるが必ずしも必要としないものであり、
基台30を省略して支持台40を機枠1,1″との相対
的な前後方向の移動のみがなされ得るように設置しても
よいものである。
つて左右方向にも移動できるようにしてあることは、使
用上便利ではあるが必ずしも必要としないものであり、
基台30を省略して支持台40を機枠1,1″との相対
的な前後方向の移動のみがなされ得るように設置しても
よいものである。
また支持台40の機枠1,1″との相対的な前後方向の
移動のための構成については、固定設置の機枠1,1″
に対して支持台40の方を前後方向に移動させる構成に
限らず、逆に支持台40の方を固定設置とし、これに対
して機枠1,1″の方をガイドレールにそつて前後方向
の移動を自在に設置して適宜の移動作動機構で前後方向
に移〔動させる等のように構成してもよいものである。
しかし前記の実施例装置では、機枠1,1″の方を前後
方向に移動させるようにすることは、これと同期して縫
い作動機構10における装置後方に配設の各縫い駆動装
置11を搭載する各移動台12をも全体的に前後方向に
移動させるようにすることが必要となつて構造が複雑に
なるのであまり有利ではない。次に以上の装置における
各ヘッド部7とベース部9との対応するものどうしの同
期した個別的な縫い作動機構については、装置後方の移
動枠体12に搭載の縫い駆動装置11による構成にかえ
て、第6図に例示するように、各ヘッド部7に針6の作
動用のモータからなる駆動装置11aを直接的に搭載す
ると共に、各ベース部9にかま8の作動用のモータから
なる駆動装置11bを直接的に搭載し、その対応するヘ
ッド部7とベース部9との駆動装置11a,11bを電
気的な連絡等において同期させるように制御して作動さ
せ、これにより針6とかま8とを同期させて縫い作動さ
せるように構成することも可能である。
移動のための構成については、固定設置の機枠1,1″
に対して支持台40の方を前後方向に移動させる構成に
限らず、逆に支持台40の方を固定設置とし、これに対
して機枠1,1″の方をガイドレールにそつて前後方向
の移動を自在に設置して適宜の移動作動機構で前後方向
に移〔動させる等のように構成してもよいものである。
しかし前記の実施例装置では、機枠1,1″の方を前後
方向に移動させるようにすることは、これと同期して縫
い作動機構10における装置後方に配設の各縫い駆動装
置11を搭載する各移動台12をも全体的に前後方向に
移動させるようにすることが必要となつて構造が複雑に
なるのであまり有利ではない。次に以上の装置における
各ヘッド部7とベース部9との対応するものどうしの同
期した個別的な縫い作動機構については、装置後方の移
動枠体12に搭載の縫い駆動装置11による構成にかえ
て、第6図に例示するように、各ヘッド部7に針6の作
動用のモータからなる駆動装置11aを直接的に搭載す
ると共に、各ベース部9にかま8の作動用のモータから
なる駆動装置11bを直接的に搭載し、その対応するヘ
ッド部7とベース部9との駆動装置11a,11bを電
気的な連絡等において同期させるように制御して作動さ
せ、これにより針6とかま8とを同期させて縫い作動さ
せるように構成することも可能である。
このようにした場合には、移動台12のようなものが必
要でなくなることから構造が簡潔になり、支持台40に
対して機枠1,1″の方を前後方向移動させるように構
成することの実施を容易にできることとなる。また各ヘ
ッド部7とベース部9との対応するものどうしの同期し
た個別的な左右方向への移動のミシン移動作動機構につ
いても、機枠1,1″に装設の移動駆動装置21による
ねじ棒22,24の回転による構成にかえて、第6図に
例示するように、各ヘッド部7に可逆回転モータからな
る移動駆動装置21aを直接的に搭載すると共に、各ベ
ース部9に同様の移動駆動装置21bを直接的に搭載し
て、その対応するヘッド部1とベース部9との移動駆動
装置21a,21bを電気的な連絡等において同期させ
るように制御して作動させるようにし、それらの移動駆
動装置21a,21bに連結したピニオン60a,60
bの両案内部材2,4に設けたラック61a,61bへ
の係合等により対応したヘッド部7とベース部9との左
右方向への同期移動をなさしめるように構成する等のよ
うにして構造を簡潔にすることも可能である。以上説明
のように本発明のミシン装置では、複数のミシンヘッド
部とベース部との対応するものどうしを同期して個別的
に縫い作動と左右方向移動とを自在に機枠のガイド部材
に装設し、しかも機枠との相対的な前後方向移動の自在
な支持台上にヘッド部とベース部との間に被縫製物を支
持する支持枠を、その被縫製物支持面内て回転自在に装
設したことにより、任意所望の種々多様な複数な縫いパ
ターンの縫製を自由自在にでき、しかもその縫製を短時
間で迅速に能率的にでき、従来のこの種ミシン装置の問
題を一掃したきわめて便益なものである。
要でなくなることから構造が簡潔になり、支持台40に
対して機枠1,1″の方を前後方向移動させるように構
成することの実施を容易にできることとなる。また各ヘ
ッド部7とベース部9との対応するものどうしの同期し
た個別的な左右方向への移動のミシン移動作動機構につ
いても、機枠1,1″に装設の移動駆動装置21による
ねじ棒22,24の回転による構成にかえて、第6図に
例示するように、各ヘッド部7に可逆回転モータからな
る移動駆動装置21aを直接的に搭載すると共に、各ベ
ース部9に同様の移動駆動装置21bを直接的に搭載し
て、その対応するヘッド部1とベース部9との移動駆動
装置21a,21bを電気的な連絡等において同期させ
るように制御して作動させるようにし、それらの移動駆
動装置21a,21bに連結したピニオン60a,60
bの両案内部材2,4に設けたラック61a,61bへ
の係合等により対応したヘッド部7とベース部9との左
右方向への同期移動をなさしめるように構成する等のよ
うにして構造を簡潔にすることも可能である。以上説明
のように本発明のミシン装置では、複数のミシンヘッド
部とベース部との対応するものどうしを同期して個別的
に縫い作動と左右方向移動とを自在に機枠のガイド部材
に装設し、しかも機枠との相対的な前後方向移動の自在
な支持台上にヘッド部とベース部との間に被縫製物を支
持する支持枠を、その被縫製物支持面内て回転自在に装
設したことにより、任意所望の種々多様な複数な縫いパ
ターンの縫製を自由自在にでき、しかもその縫製を短時
間で迅速に能率的にでき、従来のこの種ミシン装置の問
題を一掃したきわめて便益なものである。
第1図は本発明に係るミシン装置の実施例を示す正面図
、第2図はその側面図、第3図はその平面図、第4図は
そのミシンヘッド部とベース部の部分の拡大側断面図、
第5図はその縫い作動機構の一部分お拡大側断面図、第
6図は縫い作動機構とミシン移動作動機構の別の実施例
を示す第4図と同様の図である。 1,1″・・・・・・機枠、2,4・・・・・・ガイド
部材、6・・・針、7・・・・・・ミシンヘッド部、8
・・・・・・かま、9・・ミシンベース部、10・・・
・・・縫い作動機構、20・・・・・・ミシン移動作動
機構、30・・・・・・基台、33・・・移動作動機構
、40・・・・・・支持台、43・・・・・・移動作動
機構、50・・・・・・支持枠、55・・・・・・回転
作動機構。
、第2図はその側面図、第3図はその平面図、第4図は
そのミシンヘッド部とベース部の部分の拡大側断面図、
第5図はその縫い作動機構の一部分お拡大側断面図、第
6図は縫い作動機構とミシン移動作動機構の別の実施例
を示す第4図と同様の図である。 1,1″・・・・・・機枠、2,4・・・・・・ガイド
部材、6・・・針、7・・・・・・ミシンヘッド部、8
・・・・・・かま、9・・ミシンベース部、10・・・
・・・縫い作動機構、20・・・・・・ミシン移動作動
機構、30・・・・・・基台、33・・・移動作動機構
、40・・・・・・支持台、43・・・・・・移動作動
機構、50・・・・・・支持枠、55・・・・・・回転
作動機構。
Claims (1)
- 1 互いに平行に左右方向にのびる上下一対のガイド部
材を機枠に設け、前記ガイド部材の一方には各々が針を
備えた複数のミシンヘッド部を個々に左右方向に移動自
在に案内支持させて装置し、前記ガイド部材の他方には
前記ミシンヘッド部に対応して各々がかまを備えた複数
のミシンベース部を個々に左右方向に移動自在に案内支
持させて装設し、前記機枠との相対的な前後方向の移動
を自在に設けた支持台上に、前記ヘッド部とベース部と
の間に布団等の被縫製物を支持する支持枠を、その被縫
製物支持面内で回転自在に装設し、前記複数のミシンヘ
ッド部とミシンベース部とを対応するものどうし同期し
て個別的に縫い作動させる縫い作動機構と、前記複数の
ミシンヘッド部とミシンベース部とを対応するものどう
し同期して個別的に前記ガイド部材にそつて左右方向に
移動させるミシン移動作動機構と、前記支持台の前記機
枠との相対的な前後方向の移動作動機構と、前記支持枠
の回転作動機構とを具備したことを特徴とする布団等の
ミシン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653083A JPS6056511B2 (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 布団等のミシン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653083A JPS6056511B2 (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 布団等のミシン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018193A JPS6018193A (ja) | 1985-01-30 |
JPS6056511B2 true JPS6056511B2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=14937481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12653083A Expired JPS6056511B2 (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 布団等のミシン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056511B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61209687A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-17 | 山一ミシン工業株式会社 | 縫製装置 |
JPS61209686A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-17 | 山一ミシン工業株式会社 | 縫製装置 |
JPS61228893A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 山一ミシン工業株式会社 | 縫製装置 |
JPS63194695A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-11 | 株式会社廣瀬製作所 | ミシン |
JPH0226590A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | Yamaichi Sewing Mach Kogyo Kk | 縫製装置 |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12653083A patent/JPS6056511B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6018193A (ja) | 1985-01-30 |
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