JP2002514238A - シルセスキオキサン樹脂またはシロキサン樹脂とシリコーン溶媒との安定な溶液 - Google Patents

シルセスキオキサン樹脂またはシロキサン樹脂とシリコーン溶媒との安定な溶液

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Abstract

(57)【要約】 シルセスキオキサン重合体およびシロキサン重合体の貯蔵溶液が、珪素含有溶媒組成物を用いることにより得られる。この溶液は、次の: (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であり、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキルまたはC6〜C12アリールである。)なる式を有する少なくとも1種の重合体を含む。溶媒は、次の: (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたはC1〜C8アルキルである。)なる式を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 シルセスキオキサン樹脂またはシロキサン樹脂 とシリコーン溶媒との安定な溶液 発明の背景 発明の分野 本発明は、シルセスキオキサン樹脂およびシロキサン樹脂の溶液に関する。さ らに詳しくは、本発明は、そのような樹脂を含有する、安定性の改良されたコー ティング組成物を形成するための溶媒組成物に関する。従来技術の説明 シルセスキオキサン樹脂およびシロキサン樹脂が電子分野および半導体分野に おいてシリコンチップ、その他の同様な部品をコーティングするのに有用である ことは、この技術分野で公知である。このようなコーティングは基板の表面を保 護し、集積回路上の導体間に絶縁層(dielectric layers)を形成する。このよ うなコーティングは、保護コーテイング、層間絶縁層(interlevel dielectric l ayers)、トランジスターと同様のディバイスを造るドープされた絶縁層、コンデ ンサーおよびコンデンサーと同様のディバイスを造る顔料装填ケイ素含有バイン ダー系、多層ディバイス、3−Dディバイス、絶縁体上シリコンディバイス(sil icon on insulator device)、超伝導体用コーティング、超格子ディバイス等と して用いることができる。これらの樹脂に水素シルセスキオキサン(hydrogen s ilsesquioxane)樹脂、並びに有機要素を相当部分含んでいるシルセスキオキサ ン樹脂がある。シルセスキオキサン樹脂の製造はこの技術分野で周知である。米 国特許第3,615,272号明細書には、トリクロロシランを加水分解媒体の ベンゼンスルホン酸水和物中で加水分解し、次いで得られた樹脂を水または硫酸 水溶液で洗浄することから成る方法で、シラノールを100〜300ppmまでの 量で含有していることができる、ほとんど完全に縮合した樹脂の製造が教示され る。米国特許第5,010,159号明細書には、ヒドリドシランを加水分解媒 体のアリールスルホン酸水和物中で加水分解して樹脂を形成し、その樹脂を次 いで中和剤と接触させることから成る方法が教示される。米国特許第4,999 ,397号明細書に開示されるもののような他のヒドリドシロキサン樹脂は、ア ルコキシシランまたはアシロキシシランを酸性のアルコール性加水分解媒体中で 加水分解することにより製造される。電子ディバイス上にコーティングを形成す る際に水素シルセスキオキサン樹脂を使用することも、この技術分野では周知で ある。 上記の樹脂を基板上に効果的にコーティングするために、それら樹脂を溶媒に 溶解してコーティング組成物を形成する。この目的には有機溶媒が使用されるこ とが多い。しかし、有機溶媒に溶解されたシルセスキオキサン樹脂(例えば、水 素シルセスキオキサン樹脂)には、貯蔵寿命が比較的短くなる傾向がある。即ち 、これらの樹脂には、貯蔵中に比較的短期間で分子量が望ましくないほど増加す る傾向があるのである。現在までのところ、メチルイソブチルケトン(MIBK)が 貯蔵寿命が最も長い商業的に入手可能な溶媒を提供することが判明しており、従 ってこの工業分野ではMIBKが広く使用されている。残念ながら、MIBKには環境上 、また取り扱い上懸念される点があり、従ってこの工業分野ではMIBKの使用を減 らすことが求められている。本発明以前に、MIBKに代わる好結果を収めた代替溶 媒は見いだされていない。他の従来溶媒は不安定なシルセスキオキサン樹脂を含 むコーティング組成物を形成する。米国特許第4,756,977号明細書には 、水素シルセスキオキサン樹脂を溶媒中で希釈し、その溶液を電子ディバイスに 塗布し、そしてコーティングされたディバイスを加熱してその樹脂をセラミック に転化させることから成る、電子ディバイス上にコーティングを形成する方法が 教示される。この米国特許には、典型的な溶媒としてトルエンとn−ヘプタンが 挙げられている。同様に、米国特許第5,320,868号明細書にも、エチル アルコール若しくはイソプロピルアルコールのようなアルコール類、ベンゼン若 しくはトルエンのような芳香族炭化水素類、n−ヘプタン若しくはドデカンのよ うなアルカン類、ケトン類、環状ジメチルポリシロキサン類、エステル類または グリコールエーテル類を含めて、水素シルセスキオキサン樹脂をコーティングす るのに使用することができる溶媒が教示される。この米国特許には、本明細書に 開示される溶媒は挙げられていない。米国特許第5,370,9 04号明細書には、MIBKおよび特定のシリコーン類を含めて、水素シルセスキオ キサン樹脂をコーティングするのに使用することができる溶媒が教示されるが、 シリコーン系溶媒を用いるときは、非シリコーン系溶媒とは対照的に、評価でき るような安定性の改善はない。 貯蔵安定性のある、シルセスキオキサン樹脂を含む改良されたコーティング組 成物を製造することが望ましいだろう。卓越したコーティングの品質をなおも有 しているコーティングを付着させる安定な溶液を形成できることがここに見いだ された。本発明の、シルセスキオキサン樹脂およびシロキサン樹脂をコーティン グするための溶媒組成物は、MIBKと同等またはそれ以上の貯蔵寿命特性をもたら し、しかもMIBKよりも一層安全でかつ環境上も一層許容できるものである。シル セスキオキサン樹脂およびシロキサン樹脂をある種特定のシロキサン官能基を有 する溶媒に溶解させると、その組成物は良好なコーティング特性を示し、非常に 良好な貯蔵寿命を有し、そしてMIBKを溶媒中で使用するときよりも取り扱い上お よび環境上の懸念が少なくなる。 発明の概要 本発明は、次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を含んで成る安定なコー ティング組成物を提供するものである。 本発明は、また、次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成する工程を含んで 成る、少なくとも1種の上記重合体の分子量の増加を妨げる方法を提供するもの である。 本発明は、さらに、次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成し、その溶液を基 板上にコーティングし、そしてその溶液を乾燥する工程を含んで成る、基板上に 層を形成する方法を提供するものである。 好ましい態様の詳細な説明 本発明の実施においては、前記重合体の少なくとも1種と前記溶媒の少なくと も1種との溶液より広く構成される組成物が調製される。 本発明に有用な重合体に、式[(HSiO1.5)xOy]nを有する水素シロキサン類、式( HSiO1.5)nを有する水素シルセスキオキサン類、並びに式[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5 )z]n、[(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]nおよび[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]nを有するヒド ロオルガノシロキサン類がある。これら重合体の式の各々において、x=約6〜 約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であり、n=1〜約4, 000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキルまたはC6〜C12ア リールである。その重量平均分子量は約1,000〜約220,000の範囲で あるこ とができる。好ましい態様において、nは約100〜約800の範囲であって、 それは約5,000〜45,000の分子量を与える。nが約250〜約650 であって、約14,000〜約36,000の分子量を与えるのがさらに好まし い。 本発明の着想において有用な重合体に、他を排除するものではないが、水素シ ロキサン、水素シルセスキオキサン、水素メチルシロキサン、水素エチルシロキ サン、水素プロピルシロキサン、水素ブチルシロキサン、水素tert-ブチルシロ キサン、水素フェニルシロキサン、水素メチルシルセスキオキサン、水素エチル シルセスキオキサン、水素プロピルシルセスキオキサン、水素ブチルシルセスキ オキサン、水素tert−ブチルシルセスキオキサンおよび水素フェニルシルセスキ オキサンがある。ヒドロオルガノシロキサン類が好ましい。 重合体成分は、組成物に対して約10〜約30重量%の量で存在するのが好ま しい。さらに好ましい範囲は、組成物に対して約15〜約30重量%であり、そ して同基準で約17〜約25重量%の範囲が最も好ましい。 組成物は次に少なくとも1種の溶媒から成る溶媒成分を含む。有用な線状溶媒 は式(CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、(CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3- CH2)3およびR3Si-O-[SiR'2]a-SiR3を有するものである。有用な環状溶媒は式[O- Si(CH3)2]b、[O-Si(CH3CH2)2]bおよび[O-SiR'2]nである。ここで、式中、a= 0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたはC1〜C8アル キルである。 線状溶媒の例として、他を排除するものではないが、デカメチルテトラシロキ サン、1,3−ジオクチルテトラメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキ サン、ペンタメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、1,1,3,3 ,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、1,1,3,3−テトラメチルジシロ キサン、1,3−ビス−(トリメチルシロキシ)−1,3−ジメチルシロキサン 、ビス(トリメチルシロキシ)エチルシラン、ビス(トリメチルシロキシ)メチ ルシラン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、1, 1,1,3,3,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、ヘキサエチルジシロキ サン、ヘプタメチルトリシロキサンおよび1,1,3,3−テトライソプロピル ジシロキサンがある。 環状溶媒の例には、他を排除するものではないが、デカメチルシクロペンタシ ロキサン、ヘキサエチルシクロトリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキ サン、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン、ペンタメチルシ クロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、式(CH3HSiO)3.5 のメチルヒドロシクロシロキサン類、1,3,5,7−テトラエチルシクロテト ラシロキサンおよび1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサンがあ る。 好ましい線状溶媒はオクタメチルトリシロキサンとヘキサメチルジシロキサン であり、好ましい環状溶媒はデカメチルシクロペンタシロキサンとオクタメチル シクロテトラシロキサンである。これらは式: を有する。 溶媒成分は組成物全体にその組成物に対して約70〜約90重量%の量で存在 するのが好ましく、同基準で約70〜約85重量%の量で存在するのがさらに好 ましく、同基準で約75〜約83重量%の量で存在するのが最も好ましい。 本発明の溶媒のブレンドが特に好ましいことが見いだされた。そのようなブレ ンドを形成することによって、基板上の組成物の蒸発速度を精密に調整すること ができるからである。低沸点溶媒はより厚い膜を作る傾向があって、望まれるほ ど均一ではない。高沸点溶媒はより薄い膜を作る傾向があって、スピンコーティ ング(spin coating)操作中に目的の量より多いコーティングが除去される。当 業者は、理想的には、非常に滑らかな膜を、所望とされる目標の厚さ、例えば約 4,000オングストロームで作ろうとするものである。1つの特に有用な溶媒 ブレンドは、約5〜約15重量%のヘキサメチルジシロキサン(b.p.100℃) 、約10〜約20重量%のオクタメチルトリシロキサン(b.p.152℃)および 約70〜約80重量%のオクタメチルシクロテトラシロキサン(b.p.175℃) を含む。 全体の組成物は、これを半導体基板、特にシリコンウェーハのような基板上に コーティングし、続いて乾燥しおよび/または硬化させる方法で使用することが できる。コーティングは平準化層(planarizing layer)として、または基板上 の金属線間の絶縁体として使用することができる。乾燥は、約150〜約350 ℃の温度において、例えば少なくとも1分間加熱することにより行うことができ る。乾燥は、例えば150℃で1分、続いて250℃で1分、そして350℃で 1分と、順次高まる温度で行うことができる。適当な乾燥温度と加熱時間は、当 業者であれば容易に決めることができるものである。その後、コーティングは、 所望によって、例えば組成物がセラミックに転化されるように硬化されるまで、 約250〜約800℃の温度で加熱するなどの方法で硬化させることができる。 適した硬化温度と加熱時間は、当業者であれば容易に決めることができるもので ある。 次の非限定実施例は本発明を例証するのに役立てるものである。例1〜4は、 本発明のシロキサン溶媒を用いてスピンコーティングし、ベーキングし、そして 硬化させることを証明するものである。例5〜7は、本発明のシロキサン溶媒中 での分子量の増加を示すものである。例8〜10は他の比較用溶媒中での分子量 の増加を示すものである。例1 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)1368.8gを ヒドリドシロキサン重合体300.1gと配合した。この溶液約2mLをSVG スピンコーター(spin coater)を用いて4”の裸シリコンウェーハ2枚のそれ ぞれにコーティングした。スピンのサイクルは、遅延3秒、3000RPMのスピ ン20秒間で、50,000RPM/秒の加速、次いで50,000RPM/秒の減速 より成っていた。そのウェーハを、次いで、それぞれ150℃、180℃および 300℃の3個の連続するホットプレート上で各々1分間ベーキングした。ナノ スペック(Nanospec)AFTで測定された膜厚は、ルドルフ(Rudolph)楕円偏光測 定器で測定された屈折率1.403に対して校正して、3768Åであった。厚 さには、2枚のウェーハに対する10回の測定で0.5%の変動があった。厚さ に関して約3%以下の変動率は、実質的に均一であると見なされる。 例2 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)243.7gをヒ ドリドメチルシロキサン重合体53.56gと配合した。この溶液約2mLをSVGス ピンコーターを用いて4”の裸シリコンウェーハ2枚のそれぞれにコーティング した。スピンのサイクルは、遅延3秒、2000RPMのスピン20秒間で、50 ,000RPM/秒の加速、次いで50,000RPM/秒の減速より成っていた。そ のウェーハを、次いで、それぞれ150℃、200℃および350℃の3個の連 続するホットプレート上で各々1分間ベーキングした。ナノスペックAFTで測定 された膜厚は、ルドルフ楕円偏光測定器で測定された平均屈折率1.404に対 して校正して、平均3743Åであった。厚さには、2枚のウェーハに対する1 0回の測定で1.4%の変動があった。次に、両ウェーハを、水平炉中で、流量 14L/分の窒素雰囲気下において、300℃で開始し、4℃/分で370℃ま でランピングし、370℃で10分間保持し、1℃/分で380℃までランピン グし、380℃で60分間保持し、次いで周囲速度(約1℃/分)で250℃ま で冷却降温するランププログラムを用いて硬化させた。ナノスペックAFTで測定 された膜厚は、ルドルフ楕円偏光測定器で測定された屈折率1.365に対して 校正して、平均3990Åであった。厚さには、2枚のウェーハに対する10回 の測定で0.80%の変動があった。この厚さは非常に均一であると見なされる 。例3 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)266.4gをヒ ドリドメチルシロキサン重合体58.1gと配合した。この溶液約2mLをSVGス ピンコーターを用いて4”の裸シリコンウェーハ2枚のそれぞれにコーティング した。スピンのサイクルは、遅延3秒、3000RPMのスピン20秒間で、50 ,000RPM/秒の加速、次いで50,000RPM/秒の減速より成っていた。そ のウェーハを、次いで、それぞれ150℃、200℃および350℃の3個の連 続するホットプレート上で各々1分間ベーキングした。ナノスペックAFTで測定 された膜厚は、平均屈折率1.4に対して校正して、平均3005Åであった。 厚さには、2枚のウェーハに対する10回の測定で1.9%の変動があった。次 に、両ウェーハを、水平炉中で、流量14L/分の窒素雰囲気下において、30 0℃で開始し、4℃/分で380℃までランピングし、380℃で5分間保持し 、2℃/分で400℃までランピングし、400℃で60分間保持し、次いで周 囲速度(約1℃/分)で300℃まで冷却降温するランププログラムを用いて硬 化させた。ナノスペックAFTで測定された膜厚は、屈折率1.36に対して校正 して、平均3082Åであった。厚さには、2枚のウェーハに対する10回の測 定で1.07%の変動があった。この厚さは非常に均一であると見なされる。 例4 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)146.20gを tert−ブチルヒドリドシロキサン重合体32.10gと配合した。この溶液2mL をSVGスピンコーターを用いて裸のシリコンウェーハにコーティングした。スピ ンのサイクルは、遅延3秒、3000RPMのスピン20秒間で、50,000RPM /秒の加速、次いで50,000RPM/秒の減速より成っていた。ウェーハを、 次いで、それぞれ150℃、180℃および300℃の3個の連続するホットプ レート上で各々1分間ベーキングした。ナノスペックAFTで測定された膜厚は2 652Åであった。屈折率はルドルフ楕円偏光測定器では測定できな かった。厚さには5回の測定で0.23%の変動があった。次に、ウェーハを、 水平炉中で、流量4L/分の窒素雰囲気下において380℃で1時間硬化させた 。ナノスペックAFTで測定された膜厚は、ルドルフ楕円偏光測定器で測定された 屈折率1.375に対して校正して、2344Åであった。厚さには5回の測定 で0.54%の変動があった。この厚さは非常に均一であると見なされる。 例5 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)1368.8gを ヒドリドシロキサン重合体300.1gと配合した。この溶液を0.1ミクロン まで濾過した。この溶液の分子量を、流動媒体としてトルエンを使用して、ウォ タース(Waters)410GPCで試験し、そしてポリスチレン標準を用いて校正し た。元分子量は原子質量単位(AMU)として22709と測定され、そして室温 で15日後にその実測分子量は25060AMUとなり、その平均増加率は1日に つき157AMUであることが示された。 例6 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)266.4gをヒ ドリドメチルシロキサン重合体58.1gと配合した。この溶液の分子量を、流 動媒体としてトルエンを使用して、ウォタース410GPCで試験し、そしてポリ スチレン標準を用いて校正した。元分子量はAMUとして22340と測定され、 そして室温で18日後にその実測分子量は22351AMUとなり、1日につき0 .6AMUと言う非常に低い平均増加率であることが示された。 例7 溶媒ブレンド(ヘキサメチルジシロキサン10%、オクタメチルトリシロキサ ン15%およびオクタメチルシクロテトラシロキサン75%)251.6gをヒ ドリドメチルシロキサン重合体55.3gと配合した。この溶液の分子量を、流 動媒体としてトルエンを使用して、ウォタース410GPCで試験し、そしてポリ スチレン標準を用いて校正した。元分子量はAMUとして30492と測定され、 そして室温で105日後にその実測分子量は31466AMUとなり、1日 につき9.3AMUと言う低平均増加率であることが示された。 例8(比較例) MIBK25.7gを3Åの分子篩上で乾燥し、ヒドリドメチルシロキサン重合体 6.5gと配合した。溶液を0.2ミクロンまで濾過した。この溶液の分子量を 流動媒体としてTHFを使用してHP GPCで試験し、そしてポリスチレン標準を用い て校正した。元分子量はAMUとして8317と測定され、そして室温で7日後に その実測分子量は9523AMUとなり、その平均増加率は1日につき172AMUで あることが示された。 例9(比較例) ヘプタン6.61gとドデカン2.92gを3Åの分子篩上で乾燥し、ヒドリ ドメチルシロキサン重合体2.10gと配合した。この溶液を0.2ミクロンま で濾過した。この溶液の分子量を流動媒体としTHFを使用してHP GPCで試験し、 そしてポリスチレン標準を用いて校正した。元分子量はAMUとして18039と 測定され、そして室温で23日後にその実測分子量は26143AMUとなり、1 日につき352AMUと言う高平均増加率であることが示された。 例10(比較例) ヘプタン6.61gとドデカン2.92gを3Åの分子篩上で乾燥し、ヒドリ ドメチルシロキサン重合体2.10gと配合した。この溶液を0.2ミクロンま で濾過した。この固体の分子量を溶媒および流動媒体としてTHFを使用してHP GP Cで試験し、そしてポリスチレン標準を用いて校正した。元分子量はAMUとして1 5844と測定され、そして室温で23日後にその実測分子量は25566AMU となり、1日につき422AMUと言う高平均増加率であることが示された。 次の実施例11〜14は、本発明に従って製造された溶媒の改善された貯蔵寿 命をMIBK含有溶媒と比較して証明するものである。 例11 水素シルセスキオキサンの18重量%溶液を下記の溶媒中で調製し、テフロン (Teflon)製びんの中に貯蔵する。その重合体の分子量を1日後と5日後に測定 する。この重合体の分子量の増加は、デカメチルシクロペンタシロキサンおよび オクタメチルシクロテトラシロキサン中ではMIBKにおけるよりはるかに小さかっ た。 例12 水素シルセスキオキサンの18重量%溶液を下記の溶媒中で調製し、テフロン 製びんの中に貯蔵する。その重合体の分子量を1日後と19日後に測定する。こ の重合体の分子量の増加は、下記に示されるシロキサン溶媒中ではMIBKにおける よりはるかに小さかった。 例13 水素シルセスキオキサンの18重量%溶液を下記の溶媒中で調製し、高密度ポ リエチレン製びんの中に貯蔵する。その重合体の分子量を1日後と19日後に測 定する。この重合体の分子量の増加は、下記に示されるシロキサン溶媒中ではMI BKにおけるよりはるかに小さかった。 例14 水素シルセスキオキサンの18重量%溶液を下記の溶媒中で調製し、テフロン 製びんの中に貯蔵する。その重合体の分子量を1日後と16日後に測定する。こ の重合体の分子量の増加は、下記に示されるシロキサン溶媒中ではMIBKにおける よりはるかに小さかった。 例15 本実施例はシロキサン含有溶媒の関連コーティング特性の幾つかを例証するも のである。水素シルセスキオキサンの18重量%溶液を下記の溶媒中で調製し、 下記に示される条件下でコーティングし、ベーキングし、そして硬化させる。こ れら溶媒中の水素シルセスキオキサン溶液のコーティング特性は卓越したもので 、膜厚の変動率は0.2〜1.9%に過ぎない。 スピン条件−3000RPM、20秒、加速=50,000RPM/秒。 ベーキング条件−150、180、300℃のホットプレート、周囲 (空気)において各々1分ベーキング。 硬化条件−4.75L/分において400℃で1時間。 厚さはオングストロームである。 以上の実施例から、本発明の溶媒は重合体の安定な溶液と格別に優れて均一な コーティングを提供することが分かる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月7日(1998.10.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.次の [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=6〜20であり、y=1〜3であり、z=6〜20であり、n=1 〜4,000であり、そしてRは各々独立にC1〜C8アルキルまたはC6〜C12アリ ールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、およびR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を含んで成る安定なコー ティング組成物(原請求の範囲第1項に相当;補正あり)。 2.nが100〜800の範囲である請求の範囲第1項に記載の組成物(原請 求の範囲第2項に相当;補正あり)。 3.nが250〜650の範囲である請求の範囲第1項に記載の組成物(原請 求の範囲第3項に相当;補正あり)。 4.重合体が式[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]nを有する、請求の範囲第1項に記 載の組成物(原請求の範囲第6項に相当;補正なし)。 5.重合体が式[(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]nを有する、請求の範囲第1項に記載 の組成物(原請求の範囲第7項に相当;補正なし)。 6.重合体が式[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]nを有する、請求の範囲第1項に記 載の 組成物(原請求の範囲第8項に相当;補正なし)。 7.重合体が、水素メチルシロキサン、水素エチルシロキサン、水素プロピル シロキサン、水素ブチルシロキサン、水素tert−ブチルシロキサン、水素フェニ ルシロキサン、水素メチルシルセスキオキサン、水素エチルシルセスキオキサン 、水素プロピルシルセスキオキサン、水素ブチルシルセスキオキサン、水素tert −ブチルシルセスキオキサンおよび水素フェニルシルセスキオキサンより成る群 から選ばれる、請求の範囲第1項に記載の組成物(原請求の範囲第9項に相当; 補正あり)。 8.溶媒が式(CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3を有する、請求の範囲第1項 に記載の組成物(原請求の範囲第10項に相当;補正なし)。 9.溶媒が式(CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3を有する、請求の範 囲第1項に記載の組成物(原請求の範囲第11項に相当;補正なし)。 10.溶媒が式R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3を有する、請求の範囲第1項に記載の組 成物(原請求の範囲第12項に相当;補正なし)。 11.溶媒が式[O-Si(CH3)2]bを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物(原 請求の範囲第13項に相当;補正なし)。 12.溶媒が式[O-Si(CH3CH2)2]bを有する請求の範囲第1項に記載の組成物( 原請求の範囲第14項に相当;補正なし)。 13.溶媒力拭[O-SiR'2]nを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物(原請 求の範囲第15項に相当;補正なし)。 14.溶媒が、デカメチルテトラシロキサン、1,3−ジオクチルテトラメチ ルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ペンタメチルジシロキサン、ヘ キサメチルジシロキサン、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサ ン、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス−(トリメチル シロキシ)−1,3−ジメチルシロキサン、ビス(トリメチルシロキシ)エチル シラン、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、デカメチルテトラシロキサ ン、ドデカメチルペンタシロキサン、1,1,1,3,3,5,5−ヘプタメチ ルトリシロキサン、ヘキサエチルジシロキサン、ヘプタメチルトリシロキサン、 1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキサン、デカメチルシクロペンタシ ロキサン、ヘキサエチルシクロトリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキ サン、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン、ペンタメチルシ クロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、式(CH3HSiO)3-5 のメチルヒドロシクロシロキサン類、1,3,5,7−テトラエチルシクロテト ラシロキサンおよび1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサンより 成る群から選ばれる1種または2種以上の成分を含んで成る、請求の範囲第1項 に記載の組成物(原請求の範囲第16項に相当;補正なし)。 15.溶媒が、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテト ラシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよびヘキサメチルジシロキサンよ り成る群から選ばれる1種または2種以上の成分を含んで成る、請求の範囲第1 項に記載の組成物(原請求の範囲第17項に相当;補正なし)。 16.重合体が組成物に対して10〜30重量%の量で存在し、そして溶媒が 組成物に対して70〜90重量%の量で存在している、請求の範囲第1項に記載 の組成物(原請求の範囲第18項に相当;補正あり)。 17.次の [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=6〜20であり、y=1〜3であり、z=6〜20であり、n=1 〜4,000であり、そしてRは各々独立にC1〜C8アルキルまたはC6〜C12アリ ールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、およびR'は各々独立にHまた はC1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成する工程を含んで 成る、少なくとも1種の上記重合体の分子量の増加を妨げる方法(原請求の範囲 第19項に相当;補正あり)。 18.次の [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=6〜20であり、y=1〜3であり、z=6〜20であり、n=1 〜4,000であり、そしてRは各々独立にC1〜C8アルキルまたはC6〜C12アリ ールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成し、その溶液を基 板上にコーティングし、そしてその溶液を乾燥する工程を含んで成る、基板上に 層を形成する方法(原請求の範囲第20項に相当;補正あり)。 19.基板が半導体から成る、請求の範囲第18項に記載の方法(原請求の範 囲第21項に相当;補正あり)。 20.基板上の溶液を150〜800℃の範囲の温度で少なくとも1分間加熱 する工程を含む、請求の範囲第18項に記載の方法(原請求の範囲第22項に相 当;補正あり)。 【手続補正書】 【提出日】平成11年5月10日(1999.5.10) 【補正内容】 1.明細書の[請求の範囲]を次のとおり補正します。 『1.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSuO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)3Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si-(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、n=1〜約4000であり、そ してR'は各々独立にHまたはC1〜C8アルキルであり、但し該重合体が水素シル セスキオキサン(HSiO1.5)nであるとき、該溶媒は線状シロキサンでも、環状シロ キサンでも、シランでもない。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を含んで成る安定なコー ティング組成物。 2.nが約100〜約800の範囲である請求の範囲第1項に記載の組成物。 3.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)3Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si-(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、n=1〜約4000であり、そ してR'は各々独立にHまたはC1〜C8アルキルであり、但し該重合体が水素シル セスキオキサン(HSiO1.5)nであるとき、該溶媒は線状シロキサンでも、環状シロ キサンでも、シランでもない。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成する工程を含んで 成る、少なくとも1種の上記重合体の分子量の増加を妨げる方法。 4.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ りn=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキルま たはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)3Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si-(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、n=1〜約4000であり、そ してR'は各々独立にHまたはC1〜C8アルキルであり、但し該重合体が水素シル セスキオキサン(HSiO1.5)nであるとき、該溶媒は線状シロキサンでも、環状シロ キサンでも、シランでもない。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成し、その溶液を基 板上にコーティングし、そしてその溶液を乾燥する工程を含んで成る、基板上に 層を形成する方法。 5.基板が半導体から成る、請求の範囲第4項に記載の方法。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA ,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE, GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KP,K R,LK,LR,LS,LT,LV,MG,MK,MN ,MW,MX,NZ,PL,RO,RU,SD,SG, SI,SK,SL,TR,TT,UA,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 レファーツ,スコット アメリカ合衆国カリフォルニア州94086, サニーベイル,ノース・サニーベイル・ア ベニュー 188 (72)発明者 デーヴィス,ゲイリー アメリカ合衆国カリフォルニア州94539, フリーモント,モハブ・テラス 103

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、およびR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を含んで成る安定なコー ティング組成物。 2.nが約100〜約800の範囲である請求の範囲第1項に記載の組成物。 3.nが約250〜約650の範囲である請求の範囲第1項に記載の組成物。 4.重合体が式[(HSiO1.5)xOy]nを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物。 5.重合体が式(HSiO1.5)nを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物。 6.重合体が式[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]nを有する、請求の範囲第1項に記 載の組成物。 7.重合体が式[(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]nを有する、請求の範囲第1項に記載 の組成物。 8.重合体が式[(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]nを有する、請求の範囲第1項に記 載の組成物。 9.重合体が、水素シロキサン、水素シルセスキオキサン、水素メチルシロキ サン、水素エチルシロキサン、水素プロピルシロキサン、水素ブチルシロキサン 、水素tert−ブチルシロキサン、水素フェニルシロキサン、水素メチルシルセス キオキサン、水素エチルシルセスキオキサン、水素プロピルシルセスキオキサン 、水素ブチルシルセスキオキサン、水素tert−ブチルシルセスキオキサンおよび 水素フェニルシルセスキオキサンより成る群から選ばれる、請求の範囲第1項に 記載の組成物。 10.溶媒が式(CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3を有する、請求の範囲第1 項に記載の組成物。 11.溶媒が式(CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3を有する、請求の 範囲第1項に記載の組成物。 12.溶媒が式R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3を有する、請求の範囲第1項に記載の組 成物。 13.溶媒が式[O-Si(CH3)2]bを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物。 14.溶媒が式[O-Si(CH3CH2)2]bを有する請求の範囲第1項に記載の組成物。 15.溶媒が式[O-SiR'2]nを有する、請求の範囲第1項に記載の組成物。 16.溶媒が、デカメチルテトラシロキサン、1,3−ジオクチルテトラメチ ルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ペンタメチルジシロキサン、ヘ キサメチルジシロキサン、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサ ン、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス−(トリメチル シロキシ)−1,3−ジメチルシロキサン、ビス(トリメチルシロキシ)エチル シラン、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、デカメチルテトラシロキサ ン、ドデカメチルペンタシロキサン、1,1,1,3,3,5,5−ヘプタメチ ルトリシロキサン、ヘキサエチルジシロキサン、ヘプタメチルトリシロキサン、 1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキサン、デカメチルシクロペンタシ ロキサン、ヘキサエチルシクロトリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキ サン、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン、ペンタメチルシ クロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、式(CH3HSiO)3-5 のメチルヒドロシクロシロキサン類、1,3,5,7−テトラエチルシクロテト ラシロキサンおよび1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサンより 成る群から選ばれる1種または2種以上の成分を含んで成る、請求の範囲第1項 に記載の組成物。 17.溶媒が、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテト ラシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよびヘキサメチルジシロキサンよ り成る群から選ばれる1種または2種以上の成分を含んで成る、請求の範囲第1 項に記載の組成物。 18.重合体が組成物に対して約10〜約30重量%の量で存在し、そして溶 媒が組成物に対して約70〜約90重量%の量で存在している、請求の範囲第1 項に記載の組成物。 19.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)y]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、およびR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成する工程を含んで 成る、少なくとも1種の上記重合体の分子量の増加を妨げる方法。 20.次の [(HSiO1.5)xOy]n、 (HSiO1.5)n、 [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n、 [(HSiO1.5)x(RSiO1.5)x]n、および [(HSiO1.5)xOy(RSiO1.5)z]n (式中、x=約6〜約20であり、y=1〜約3であり、z=約6〜約20であ り、n=1〜約4,000であり、そしてRは各々独立にH、C1〜C8アルキル またはC6〜C12アリールである。) より成る群から選ばれる式を有する少なくとも1種の重合体と、次の: (CH3)3Si-O-[Si(CH3)2]a-Si(CH3)3、 (CH3CH2)Si-O-[Si(CH3CH2)2]a-Si(CH3CH2)3、 R3Si-O-[SiR'2]a-SiR3、 [O-Si(CH3)2]b、 [O-Si(CH3CH2)2]b、および [O-SiR'2]n (式中、a=0〜5であり、b=3〜5であり、そしてR'は各々独立にHまたは C1〜C8アルキルである。) より成る群から選ばれる少なくとも1種の溶媒との溶液を形成し、その溶液を基 板上にコーティングし、そしてその溶液を乾燥する工程を含んで成る、基板上に 層を形成する方法。 21.基板が半導体から成る、請求の範囲第20項に記載の方法。 22.基板上の溶液を約150〜約800℃の範囲の温度で少なくとも1分間 加熱する工程を含む、請求の範囲第20項に記載の方法。
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