JP2002513015A - セロトニン作動薬としてのインドリル誘導体 - Google Patents

セロトニン作動薬としてのインドリル誘導体

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JP2002513015A
JP2002513015A JP2000545854A JP2000545854A JP2002513015A JP 2002513015 A JP2002513015 A JP 2002513015A JP 2000545854 A JP2000545854 A JP 2000545854A JP 2000545854 A JP2000545854 A JP 2000545854A JP 2002513015 A JP2002513015 A JP 2002513015A
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ヤン・ヒー・カン
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アメリカン・ホーム・プロダクツ・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(1): 【化1】 [式中、R1およびR2、各々独立して、水素、ヒドロキシ、F、Cl、Br、I、CN、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、ニトロ、CF3、フェニルオキシまたはベンジルオキシ(ここで、芳香族環は、所望により、C1-C6アルコキシ、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択される1〜3個の基で置換されていてもよい)を表す;R3およびR4は、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキルまたはCH2Ph(ここで、フェニル環は、所望により、C1-C6アルコキシ(好ましくは、OMe)、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択される1〜3個の基で置換されてもよい);Yは、CH2またはCHから選択される;ならびに、Xは、N、CR3、CHR3またはCHCHで示される基から選択される]で示される化合物またはその医薬上許容される塩、ならびに、これらの化合物を用いて中枢神経系障害(例えば、うつ病、不安、薬物離脱、摂食および性的障害、ならびにセロトニン再摂取阻害薬が用いられる他の状態)を治療する医薬組成物および方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本願は、米国特許法施行規則1.53(c)(2)(i)に基いて提出された請願書
に従って、1998年4月29日付で出願された米国特許出願第09/069,045号から変更
された米国仮出願第60/122,057号の利益を主張する。
【0002】 本発明は、セロトニン再摂取に関連するか、あるいは影響を受ける状態の治療
に有効な医薬品である一連の新規なヘテロアリール-β-ヒドロキシプロピルアミ
ンに関する。かかる化合物は、特に、うつ病、不安、薬物離脱、摂食および性的
障害、ならびにセロトニン再摂取阻害薬が用いられる他の状態の治療に有用であ
る。
【0003】 (背景技術) 彼らの論文「4-(Indolyl-3)-1-(benzimidazolonlylalkyl)-piperidines, a No
vel Group of Potential Antiallergy Compounds(4-(インドリル-3)-1-(ベン
ゾイミダゾロニルアルキル)-ピペリジン、可能性のある抗アレルギー化合物の新
規なグループ)」[アルツナイム-フォルシュ(Arzneim.-Forsch),35(1),272-276(
1985)]中において、フレーター(Freter)らは、式:
【0004】
【化2】
【0005】 で示される化合物を、肥満細胞を安定化する弱い性質に加えて、それらのヒスタ
ミンH1-遮断作用により、抗アレルギー薬として開示している。
【0006】 (発明の開示) うつ病は、減少したセロトニン放出に関連すると考えられる精神医学的な状態
である。たいていの抗うつ薬(例えば、フルオキセチン(fluoxetine))は、セロト
ニンの効果を、その活性の終結を神経末端への再摂取を通じて阻害することによ
り強化する。本発明は、セロトニン再摂取を阻害する一連の新規なインドリル誘
導体、それらの製造方法、それらを含有する医薬組成物およびそれらの中枢神経
系障害(特に、うつ病)の治療での使用を提供する。
【0007】 本発明の化合物は、一般式(1):
【0008】
【化3】
【0009】 [式中、 R1およびR2、各々独立して、水素、ヒドロキシ、F、Cl、Br、I、CN
、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、ニトロ、CF3、フェ
ニルオキシまたはベンジルオキシを表し、該芳香族環は、所望により、C1-C6
アルコキシ(好ましくは、OMe)、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択さ
れる1〜3個の基で置換されていてもよい; R3およびR4は、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキルまたはCH2
Phであり、該フェニル環は、所望により、C1-C6アルコキシ(好ましくは、O
Me)、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択される1〜3個の基で置換され
てもよい; Yは、CH2またはCHから選択される;ならびに、 Xは、N、CR3、CHR3またはCHCHで示される基から選択される] で示されるか、あるいはその医薬上許容される塩である。
【0010】 本発明の化合物の好ましいグループは、XがNであり、R1、R2、R3、R4
よびYが上記のように定義されるものである。ここで、別の好ましいグループは
、XがCR3、CHR3またはCHCHであり、R1、R2、R3、R4およびYが上
記のように定義される化合物を包含する。
【0011】 医薬上許容される塩は、上記の一般式で示される化合物および医薬上許容され
る無機酸(例えば、リン酸、硫酸、塩酸、臭化水素酸、クエン酸、マレイン酸、
フマル酸、酢酸、乳酸またはメタンスルホン酸)から形成することができる酸付
加塩である。
【0012】 本発明の化合物は、従来法を用いて製造すればよい。例えば、インドールまた
はベンゾイミダゾール誘導体(2)をグリシジルトシレートで処理して、エポキシ
ド(3)を得る。このエポキシドをピペリジンまたはテトラヒドロピリジン誘導体
(4)および(5)と反応させて、各々の生成物(1)を得る。
【0013】
【化4】
【0014】 適当に置換された3-(4-ピペリジニル)インドールおよび3-(4-テトラヒド
ロピリジニル)インドールの製造は、公知の従来法により達成することができる
。例えば、所望により置換されていてもよいインドールを4-ピペリドンと反応
させて、3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(5)を得る。標準的な接触
還元法を用いて、これを還元して、3-(4-ピペリジニル)インドール(4)を得る
ことができる。かかる方法は、シー・グエレミィ(C. Gueremy)ら、ジャーナル・
オブ・メディシナル・ケミストリー(J. Med. Chem.),1980,23,1306-1310;ジェ
イ-エル・マレロン(J-L. Malleron)ら、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミ
ストリー(J. Med. Chem.),1993,36,1194-1202;およびジェイ・バーグマン(J. B
ergman)、ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J. Heterocyc
lic. Chem.),1970,1071-1076に記載されている。
【0015】
【化5】
【0016】 本発明は、哺乳動物、好ましくはヒトにおけるセロトニン再摂取を阻害する方
法を提供する。本発明の化合物は、非常に高い親和性で、セトロニントランスポ
ーターに対するパロキセチン(paroxetine)の結合を阻害し、その結果として、そ
れらは、うつ病、不安(汎発性不安障害を含む)、睡眠障害、性的機能不全、強迫
障害、肥満、神経性食欲昂進症、偏頭痛、慢性疲労症候群、疼痛(特に、神経障
害による疼痛)、恐慌障害、心的外傷後ストレス障害、黄体後期の不快障害(月経
前症候群とも呼ばれる)、トゥーレット症候群、アルコールやコカインに対する
嗜癖、パーキンソン病、精神分裂病などの中枢神経系障害の治療、ならびに、ア
ルツハイマー病などにおける認識強化に有用である。
【0017】 特定の精神病の治療に用いるべき治療上有効な用量は、担当の医師が主観的に
決定しなければならないと理解される。関係する変数としては、特定の精神病ま
たは不安の状態、ならびに患者の体格、年齢および応答パターンが挙げられる。
セロトニン再摂取に関連するか、あるいは影響を受ける状態を治療する本発明の
新規な方法は、ヒトを含む温血動物に、有効量の本発明の少なくとも1種の化合
物またはその非毒性の医薬上許容される付加塩を投与することからなる。これら
の化合物は、経口的、直腸内、非経口的、あるいは、皮膚および粘膜に対して局
所的に投与すればよい。通常の一日量は、特定の化合物、治療の方法、および治
療される状態に依存する。経口投与に用いうる有効な用量は、0.01〜100
0mg/kg、好ましくは0.5〜500mg/kgであり、非経口投与に用いう
る有効量は、0.1〜100mg/kg、好ましくは0.5〜50mg/kgである
。特定の精神病の治療に用いるべき治療上有効な用量は、担当の医師が主観的に
決定しなければならない。関係する変数としては、特定の疾患または障害の状態
、ならびに患者の体格、年齢および応答パターンが挙げられる。
【0018】 本発明は、また、本発明の化合物またはその医薬上許容される塩と1種または
それ以上の医薬上許容される担体または賦形剤とを含有する医薬組成物を包含す
る。適用可能な固形担体としては、香味剤、滑沢剤、可溶化剤、懸濁化剤、充填
剤、流動化剤、圧縮助剤、結合剤または錠剤崩壊剤としても作用しうる1種また
はそれ以上の物質あるいはカプセル化材料を挙げることができる。散剤の場合、
担体は細かく粉砕された固形物であり、やはり細かく粉砕された有効成分と混合
されている。錠剤の場合、有効成分は必要な圧縮特性を有する担体と適当な割合
で混合され、所望の形状および寸法に圧縮成形される。粉剤および錠剤は、好ま
しくは99%までの有効成分を含有する。適当な固形担体としては、例えば、リ
ン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、乳糖、デキストリ
ン、デンプン、ゼラチン、セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、ポリビニルピロリジン、低融点ワックスおよびイオン交換
樹脂が挙げられる。液状担体は、溶液剤、懸濁液剤、乳濁液剤、シロップ剤およ
びエリキシル剤を製造するのに用いればよい。本発明の有効成分は、水、有機溶
媒、両者の混合物または医薬上許容される油脂などの医薬上許容される液状担体
に溶解または懸濁することができる。液状担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝剤、
保存剤、甘味剤、香味剤、懸濁化剤、増粘剤、着色剤、粘度調節剤、安定剤また
は浸透度調節剤などの他の適当な医薬用添加剤を含有することができる。経口お
よび非経口投与用の液状担体の適当な例としては、水(特に上記のような添加剤
、例えば、セルロース誘導体、好ましくはカルボキシメチルセルロースナトリウ
ム溶液を含有する)、アルコール(一価アルコールおよび多価アルコール(例えば
、グリコール)を含む)およびそれらの誘導体、ならびに油(例えば、分別ヤシ油
および落花生油)が挙げられる。非経口投与の場合、担体は、オレイン酸エチル
およびミリスチン酸イソプロピルなどの油状エステルとすることもできる。無菌
の液状担体は、非経口投与用の無菌液状形態の組成物に用いられる。無菌の溶液
剤または懸濁液剤である液状の医薬組成物は、例えば、筋肉内、腹腔内または皮
下注射により利用することができる。無菌の溶液剤は、静脈内に投与することも
できる。経口投与は、液状または固形の組成物形態のいずれであってもよい。
【0019】 好ましくは、上記医薬組成物は、単位剤形、例えば、錠剤またはカプセル剤で
ある。かかる形態では、当該組成物は適当量の有効成分を含有する単位用量に細
分されており、単位剤形は包装された組成物、例えば、分包散剤、バイアル剤、
アンプル剤、充填済シリンジまたは液体含有小袋とすることができる。単位剤形
は、例えば、カプセル剤または錠剤それ自体とすることもできるし、かかる組成
物を適当数だけ包装形態とすることもできる。
【0020】 セロトニントランスポーターに対する薬物の親和性は、ラット皮質膜から特異
的に結合した3H-パロキセチン結合を置換する薬剤の能力を評価することにより
測定した。この方法は、チーサム(Cheetham)らにより用いられたもの[ニューロ
ファーマコロジー(Neurophamacol.),32:737-743(1993)]の変法である。非特異
的な結合は、フルオキセチンを用いて測定した。このアッセイを用いて、一連の
標準的なセロトニン摂取阻害薬について、下記のKiを求めた。
【0021】 セロトニントランスポーターに対する薬物の親和性を評価するための3H-パロ キセチン結合 チーサム(Cheetham)らにより用いられたもの[ニューロファーマコロジー(Neu
rophamacol.),32:737(1993)]に類似したプロトコルを用いて、セロトニントラ
ンスポーターに対する化合物の親和性を測定した。簡単に説明すると、雄S.D.
ラットから調製された前頭皮質膜を3H-パロキセチン(0.1nM)と共に25℃
で60分間インキュベートした。すべてのチューブには、また、賦形剤、試験化
合物(1〜8種類の濃度)、または特異的な結合を規定する飽和濃度のフルオキセ
チン(10μM)のいずれかが含まれていた。氷冷トリス緩衝液を加えることによ
り、すべての反応を停止させた後、トム・テック(Tom Tech)の濾過装置を用いて
急いで濾過して、遊離3H-パロキセチンから結合物を分離する。結合物の放射活
性は、ウォラック(Wallac)1205ベータプレート(Beta PlateR)カウンターを
用いて定量した。非線形回帰分析を用いて、IC50値を求めた。これは、チェン
(Cheng)およびプルソフ(Prusoff)の方法[バイオケミカル・ファーマコロジー(B
iochem. Pharmacol.),22:3099(1973)]を用いて、Ki値に変換した;Ki=I
50/((放射リガンド濃度)/(1+KD))。
【0022】 化合物 [3H]-パロキセチン結合の阻害 Ki(nM) クロミプラミン(Clomipramine) 0.18 フルオキセチン(Fluoxetine) 4.42 イミプラミン(Imipramine) 17.6 ジメリジン(Zimelidine) 76.7
【0023】 この標準的な実験的試験法における式(1)で示される化合物の数多くの実施例
についての結果を以下に示す。
【0024】 化合物 [3H]-パロキセチン結合の阻害 Ki(nM) 実施例8 1.4 実施例10 0.01 実施例11 0.04 実施例12 1.7 実施例13 0.4 実施例14 0.03 実施例15 0.3
【0025】 以下の非限定的な特定の実施例は、式(1)で示される化合物を製造するのに用
いうる合成法を例示するために包含される。これらの実施例において、すべての
化学薬品および中間体は、市販品を利用可能であるか、あるいは文献に見出され
る標準的な方法により製造することができるか、あるいは有機合成分野の当業者
に公知である。
【0026】 実施例1 1-N-グリシジル-5-フルオロ-インドール エピブロモヒドリン(1.4mL、16.5ミリモル)を無水DMF(20mL)中
における5-フルオロインドール(2.0g、15ミリモル)および水素化ナトリウ
ム(0.66g、16.5ミリモル)の攪拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60
℃で15時間加熱した。水(100mL)を加え、生成物をCH2Cl2(3×35
mL)に抽出した。合わせた有機物を水(25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、真空中で濃縮して、粗生成物を粘
稠な黄色の油状物(2.7g)として得た。これをフラッシュシリカゲルクロマト
グラフィー(ヘキサン中の30%酢酸エチル)で精製して、表題生成物を粘稠な油
状物(2.5g、収率89%)として得た。 元素分析の結果(C1110FNOとして): 計算値:C,69.10;H,5.27;N,7.33 実測値:C,69.24;H,5.67;N,7.36。
【0027】 実施例2 1-N-グリシジル-4-メトキシ-インドール エピブロモヒドリン(0.64mL、7.5ミリモル)を無水DMF(20mL)中
における4-メトキシインドール(1.0g、6.8ミリモル)および水素化ナトリ
ウム(0.3g、7.8ミリモル)の攪拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60℃
で2時間加熱した。水(100mL)を加え、生成物をCH2Cl2(3×25mL)
に抽出した。合わせた有機物を水(25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、真空中で濃縮して、粗生成物を黄色の油
状物(1.5g)として得た。これをフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(ヘ
キサン中の30%酢酸エチル)で精製して、表題生成物を軽質な油状物(1.27
g、収率92%)として得た。 元素分析の結果(C1213NO2として): 計算値:C,70.92;H,6.45;N,6.89 実測値:C,71.05;H,6.57;N,6.96。
【0028】 実施例3 1-N-グリシジル-4-フルオロ-インドール エピブロモヒドリン(0.64mL、7.5ミリモル)を無水DMF(20mL)中
における4-フルオロインドール(1.0g、7.4ミリモル)および水素化ナトリ
ウム(0.32g、8.1ミリモル)の攪拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60
℃で15時間加熱した。水(100mL)を加え、生成物をCH2Cl2(3×25
mL)に抽出した。合わせた有機物を水(25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、真空中で濃縮して、粗生成物を黄
色の油状物(1.34g)として得た。これをフラッシュシリカゲルクロマトグラ
フィー(ヘキサン中の30%酢酸エチル)で精製して、表題生成物を軽質な油状物
(1.27g、収率90%)として得た。 元素分析の結果(C1110FNOとして): 計算値:C,69.10;H,5.27;N,7.33 実測値:C,69.24;H,5.37;N,7.46。
【0029】 実施例4 1-N-グリシジル-インドール エピブロモヒドリン(0.73mL、8.5ミリモル)を無水DMF(20mL)中
におけるインドール(1.0g、8.5ミリモル)および水素化ナトリウム(0.34
g、8.5ミリモル)の攪拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60℃で2時間加
熱した。水(100mL)を加え、生成物をCH2Cl2(3×25mL)に抽出した
。合わせた有機物を水(25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥させた。濾過し、真空中で濃縮して、粗生成物を明るい黄色の油状物
(1.45g)として得た。これをフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキ
サン中の30%酢酸エチル)で精製して、表題生成物を軽質な油状物(1.37g
、収率93%)として得た。 元素分析の結果(C1111NOとして): 計算値:C,76.27;H,6.40;N,8.09 実測値:C,76.24;H,6.37;N,8.06。
【0030】 実施例5 1-N-(S)-グリシジル-4-メトキシインドール (2S)-(+)-グリシジルトシレート(1.55g、6.8ミリモル)を無水DMF
(20mL)中における4-メトキシインドール(1.0g、6.8ミリモル)、水素
化ナトリウム(0.3g、7.5ミリモル)および18-クラウン-6(10mg)の攪
拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60℃で5時間加熱した。水(100mL)
を加え、生成物をCH2Cl2(3×25mL)に抽出した。合わせた有機物を水(
25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾
過し、真空中で濃縮して、粗生成物を明るい黄色の油状物(1.15g)として得
た。これをフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中の30%酢酸
エチル)で精製して、表題生成物を軽質な油状物(0.65g、収率47%)として
得た。 元素分析の結果(C1213NO2として): 計算値:C,70.92;H,6.45;N,6.89 実測値:C,71.11;H,6.59;N,6.99。
【0031】 実施例6 1-N-(S)-グリシジル-4-フルオロインドール (2S)-(+)-グリシジルトシレート(1.7g、7.4ミリモル)を無水DMF(
20mL)中における4-フルオロインドール(1.0g、7.4ミリモル)、水素化
ナトリウム(0.33g、8.1ミリモル)および18-クラウン-6(10mg)の攪
拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60℃で5時間加熱した。水(100mL)
を加え、生成物をCH2Cl2(3×25mL)に抽出した。合わせた有機物を水(
25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾
過し、真空中で濃縮して、粗生成物を明るい黄色の油状物(1.15g)として得
た。これをフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中の30%酢酸
エチル)で精製して、表題生成物を軽質な油状物(0.4g、収率28%)として得
た。 元素分析の結果(C1110FNOとして): 計算値:C,69.10;H,5.27;N,7.33 実測値:C,69.27;H,5.40;N,7.43。
【0032】 実施例7 1-N-グリシジル-2-メチルベンゾイミダゾール エピブロモヒドリン(1.0g、7.6ミリモル)を無水DMF(20mL)中にお
ける2-メチルベンゾイミダゾール(1.0g、7.6ミリモル)および水素化ナト
リウム(0.3g、7.6ミリモル)の攪拌溶液に加え、この混合物を窒素下、60
℃で0.5時間加熱した。水(100mL)を加え、生成物をCH2Cl2(3×25
mL)に抽出した。合わせた有機物を水(25mL)、食塩水(25mL)で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、真空中で濃縮して、粗生成物を明
るい黄色の油状物(1.4g)として得た。これをフラッシュシリカゲルクロマト
グラフィー(CH2Cl2中の10%メタノール)で精製して、表題生成物を軽質な
油状物(0.64g、収率45%)として得た。 元素分析の結果(C11122Oとして): 計算値:C,70.19;H,6.43;N,14.88 実測値:C,70.24;H,6.47;N,14.98。
【0033】 実施例8 1-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-インドール-3-イル)-
3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール 実施例1の1-N-グリシジル-5-フルオロインドール(0.52g、3.0ミリ
モル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.59g、3.0ミリ
モル)のメタノール溶液を窒素下で15時間還流した。反応混合物を真空中で濃
縮し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し
て、表題化合物を明るい黄色の固形物(0.91g、収率78%)として得た。フ
マル酸の0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理して、必要な塩を黄色の固
形物として得た。生成物をエタノールから再結晶した。 融点206〜207℃。 元素分析の結果(C2424FN3O・0.5C444として): 計算値:C,69.78;H,5.86;N,9.39 実測値:C,69.46;H,5.71;N,9.21。
【0034】 実施例9 1-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-インドール-3-イル)-
ピペリジン-1-イル]-プロパン-2-オール 実施例1の1-N-グリシジル-5-フルオロインドール(0.52g、3.0ミリ
モル)および3-(4-ピペリジニル)インドール(0.6g、3.0ミリモル)のメタ
ノール溶液を窒素下で15時間還流した。反応混合物を真空中で濃縮し、生成物
をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して、表題化合
物を油状物(0.599g、収率50%)として得た。フマル酸の0.25Mエタノ
ール溶液(0.5当量)で処理して、必要な塩を白色の固形物として得た。生成物
をエタノールから2回再結晶した。 融点215〜216℃。 元素分析の結果(C2426FN3O・0.5C444・0.8CH2Cl2として)
計算値:C,68.65;H,6.22;N,9.21 実測値:C,68.44;H,6.36;N,9.14。
【0035】 実施例10 1-(4-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-インドール-3-イル)-
3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール 実施例3の1-N-グリシジル-4-フルオロインドール(0.52g、3.0ミリ
モル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.59g、3.0ミリ
モル)のメタノール溶液を窒素下で15時間還流した。反応混合物を真空中で濃
縮し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し
て、表題化合物を淡黄色の固形物(0.61g、収率53%)として得た。フマル
酸の0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理して、必要な生成物を黄色の固
形物として得た。生成物をエタノールから再結晶した。 融点136〜137℃。 元素分析の結果(C2424FN3O・0.5C444・0.12H2O・0.3E
tOHとして): 計算値:C,68.93;H,6.10;N,9.07 実測値:C,68.58;H,6.17;N,8.82。
【0036】 実施例11 1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル] -3-(4-メトキシ-インドール-1-イル)-プロパン-2-オール 実施例2の1-N-グリシジル-4-メトキシインドール(0.6g、3.0ミリモ
ル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.59g、3.0ミリモ
ル)のメタノール溶液を窒素下で15時間還流した。反応混合物を真空中で濃縮
し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して
、表題化合物を黄色の固形物(0.73g、収率60%)として得た。フマル酸の
0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理して、必要な生成物を黄色の固形物
として得た。生成物をエタノールから再結晶した。 融点140〜143℃。 元素分析の結果(C252732・0.5C444・0.17H2Oとして): 計算値:C,70.10;H,6.39;N,9.08 実測値:C,69.70;H,6.27;N,8.93。
【0037】 実施例12 1-インドール-1-イル-3-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ- 2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール 実施例4の1-N-グリシジルインドール(0.52g、3.0ミリモル)および3
-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.59g、3.0ミリモル)のメタノ
ール溶液を窒素下で24時間還流した。反応混合物を真空中で濃縮し、生成物を
フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して、表題化合物
を黄色の固形物(0.53g、収率47%)として得た。フマル酸の0.25Mエタ
ノール溶液(0.5当量)で処理して、所望生成物を黄色の固形物として得た。生
成物をエタノールから再結晶した。 融点209〜210℃。 元素分析の結果(C242532・0.5C444として): 計算値:C,72.71;H,6.34;N,9.78 実測値:C,72.72;H,6.49;N,9.62。
【0038】 実施例13 1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル] -3-(2-メチル-ベンゾイミダゾール-1-イル)-プロパン-2-オール 実施例7の1-N-グリシジル-2-メチルベンゾイミダゾール(0.64g、3.
4ミリモル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.67g、3.
4ミリモル)のメタノール溶液を窒素下で24時間還流した。反応混合物を真空
中で濃縮し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中
の10%メタノール)で精製して、表題化合物を淡黄色の固形物(0.11g、収
率9%)として得た。フマル酸の0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理し
て、所望生成物を黄色の固形物として得た。生成物をエタノールから再結晶した
。 融点206〜208℃。 元素分析の結果(C24264O・0.5C444・1.5H2Oとして): 計算値:C,66.22;H,6.63;N,11.88 実測値:C,66.29;H,6.20;N,11.73。
【0039】 実施例14 (2S)-1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-
1-イル]-3-(4-メトキシ-インドール-1-イル)-プロパン-2-オール 実施例5の1-N-(S)-グリシジル-4-メトキシインドール(0.65g、3.2
ミリモル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.63g、3.2
ミリモル)のメタノール溶液を窒素下で24時間還流した。反応混合物を真空中
で濃縮し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中の
10%ヘキサン)で精製して、表題化合物を淡黄色の固形物(0.6g、収率47
%)として得た。フマル酸の0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理して、
所望生成物を黄色の固形物として得た。生成物をエタノールから再結晶した。 融点155〜158℃。 元素分析の結果(C252732・0.5C444・1H2Oとして): 計算値:C,67.91;H,6.54;N,8.80 実測値:C,67.81;H,6.31;N,8.50。
【0040】 実施例15 (2S)-1-(4-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-インドール-3- イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール 実施例6の1-N-(S)-グリシジル-4-フルオロインドール(0.396g、2.
3ミリモル)および3-(4-テトラヒドロピリジニル)インドール(0.46g、2.
3ミリモル)のメタノール溶液を窒素下で24時間還流した。反応混合物を真空
中で濃縮し、生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中
の10%ヘキサン)で精製して、表題化合物を淡黄色の固形物(0.44g、収率
48%)として得た。フマル酸の0.25Mエタノール溶液(0.5当量)で処理し
て、所望生成物を黄色の固形物として得た。生成物をエタノールから再結晶した
。 融点135〜136℃。 元素分析の結果(C2424FN3O・0.5C444・0.5H2O・0.32E
tOHとして): 計算値:C,67.90;H,6.19;N,8.92 実測値:C,68.08;H,6.10;N,8.76。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/24 A61P 25/24 25/30 25/30 43/00 114 43/00 114 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ヤン・ヒー・カン アメリカ合衆国08691ニュージャージー州 ロビンズビル、アンドーバー・プレイス 324番 Fターム(参考) 4C063 AA03 BB04 CC11 DD06 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC17 BC21 GA07 GA08 MA01 MA02 MA04 MA05 NA14 ZA02 ZA12 ZC14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 [式中、 R1およびR2、各々独立して、水素、ヒドロキシ、F、Cl、Br、I、CN
    、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、ニトロ、CF3、フェ
    ニルオキシまたはベンジルオキシを表し、該芳香族環は、所望により、C1-C6
    アルコキシ、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択される1〜3個の基で置
    換されていてもよい; R3およびR4は、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキルまたはCH2
    Phであり、該フェニル環は、所望により、C1-C6アルコキシ(好ましくは、O
    Me)、F、Cl、Br、IおよびCF3から選択される1〜3個の基で置換され
    てもよい; Yは、CH2またはCHから選択される;ならびに、 Xは、N、CR3、CHR3またはCHCHで示される基から選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】 1-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-イン
    ドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール
    である請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  3. 【請求項3】 1-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-イン
    ドール-3-イル)-ピペリジン-1-イル]-プロパン-2-オールである請求項1記載
    の化合物またはその医薬上許容される塩。
  4. 【請求項4】 1-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-イン
    ドール-3-イル)-ピペラジン-1-イル]-プロパン-2-オールである請求項1記載
    の化合物またはその医薬上許容される塩。
  5. 【請求項5】 1-{1-[3-(5-フルオロ-インドール-1-イル)-2-ヒドロ
    キシ-プロピル]-ピペリジン-4-イル}-1,3-ジヒドロ-ベンゾイミダゾール-2-
    オンである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  6. 【請求項6】 1-(4-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(1H-イン
    ドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オール
    である請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  7. 【請求項7】 1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-
    ピリジン-1-イル]-3-(4-メトキシ-インドール-1-イル)-プロパン-2-オール
    である請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  8. 【請求項8】 1-インドール-1-イル-3-[4-(1H-インドール-3-イル)
    -3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-2-オールである請求項1
    記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  9. 【請求項9】 1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-
    ピリジン-1-イル]-3-(2-メチル-ベンゾイミダゾール-1-イル)-プロパン-2-
    オールである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  10. 【請求項10】 (2S)-1-[4-(1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒド
    ロ-2H-ピリジン-1-イル]-3-(4-メトキシ-インドール-1-イル)-プロパン-
    2-オールである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  11. 【請求項11】 (2S)-1-(4-フルオロ-インドール-1-イル)-3-[4-(
    1H-インドール-3-イル)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル]-プロパン-
    2-オールである請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  12. 【請求項12】 医薬上許容される担体または賦形剤と請求項1記載の化合
    物またはその医薬上許容される塩とからなる医薬組成物。
  13. 【請求項13】 哺乳動物におけるセロトニン再摂取を阻害する方法であっ
    て、それを必要とする哺乳動物に、有効量の請求項1記載の化合物またはその医
    薬上許容される塩を投与することからなる方法。
  14. 【請求項14】 哺乳動物のうつ病を治療する方法であって、それを必要と
    する哺乳動物に、有効量の請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩
    を投与することからなる方法。
  15. 【請求項15】 哺乳動物の不安を治療する方法であって、それを必要とす
    る哺乳動物に、有効量の請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩を
    投与することからなる方法。
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