JP2002511931A - フィルタプレート - Google Patents

フィルタプレート

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JP2002511931A JP50278299A JP50278299A JP2002511931A JP 2002511931 A JP2002511931 A JP 2002511931A JP 50278299 A JP50278299 A JP 50278299A JP 50278299 A JP50278299 A JP 50278299A JP 2002511931 A JP2002511931 A JP 2002511931A
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エイ コート,リチャード
マーサス,グレゴリー
エル マイケルセン,アルフレッド
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    • Y10S264/48Processes of making filters

Abstract

(57)【要約】 生物学的または化学的用途に使用するためのフィルタプレート(12)及びその作成方法が開示される。フィルタプレート(12)は直径が均一なウェルの列を含む構造的に相互連結された複数のウェルを含み;それぞれのウェルは垂直に伸びる概ね円筒形のキャビティの境界を定める側壁及びキャビティを閉じる底壁を有し;底壁はそこに形成されたドレイン開口を有し;フィルタシート(28)が底壁の上部にかけて広がって載っており;フィルタシート(28)は側壁との嵌合の結果として所定の位置に取り外すことができないように固定され;外面(24)及び底壁のドレイン開口と連結する内部流路(25)を有する円錐ノズル(22)及び内部流路の壁から底壁に垂直な面に広がる内部流路(25)にかかる膜(28)支持面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルタプレート 発明の背景 本発明は、生物学的及び生化学的検定で使用するための、既存の機器に使用で きまた適合し得る使い捨てマルチウェルフィルタ用品に関する。 薬学及び生物学実験室では、検定及び分析用の従来の試験管が多数のウェルを もつフルートに置き換えられている。長年、実験用マルチウェルプレートはウェ ル数が1から384の範囲で、さらにはそれ以上の構成で製造されてきた。マル チウェルプレートのウェルは一般に様々な検定が行われる反応容器として用いら れる。分析及び診断用検定には数多くの種類がある。代表的な使用分野にはとり わけ、細胞培養、薬物発見探索、免疫学、及び分子生物学が含まれる。現在の工 業標準マルチウェルプレートでは、96個のウェルが8×12の列(直交する8 ウェルと12ウェルの列)をなして並べられている。さらに、96ウェルプレー トの縦、横及び厚さの寸法は標準化されている。この標準化の結果、96ウェル 型に合わせて開発された多数の補助機器が発展してきた。 検定ないし試験の多くにおいては、液媒中の粒状または細胞物質混合物が必要 である。この混合物は次いで一連の試薬、分離工程及び洗浄工程を受ける。この ような分析の最終生成物は、おそらくさらなる分析のために抽出される残留固体 物質であることが多い。 液媒からの固体の分離は濾過により行われることが多い。分離は、液体にフィ ルタ材を通過させることにより、フィルタ材内またはその上で行われる。液体は 差圧によるかまたは遠心力により膜を通して押し流すことができる。標準化96 ウェル型と同形のフィルタプレートが、米国特許第4,427,415号及び第 5,047,215号に開示されるように既知である。96ウェルプレートと併 せての使用に適合したフィルタプレートで遭遇してきた1つの重大な問題は、ウ ェル間で交差汚染がおこり得ることである。単体フィルタシートが96ウェル型 に成形された2枚のプラスチック板の間にはさまれている場合には、フィルタ材 を濡らしたときに、液体が1つのウェルからフィルタペーパーを通して隣接ウェ ルに吸上げられ、よってそのウェル内に容れられている試料を汚染することがお こり得る。この問題の一解決法が、米国特許第4,948,442号及び第5, 047,215号で提供されている。これらの特許においては、2枚のプラスチ ックプレートの間に置かれたフィルタシートを含む96ウェルフィルタプレート が開示されている。プラスチックフルートの1枚は、2枚のプラスチックプレー トが互いに超音波溶接されるときにフィルタシートを切断する連続した稜をもつ 。フィルタシートをそれぞれのウェルの周囲で切断することにより、隣接ウェル 間で吸上がおこる可能性が事実上排除される。この設計での問題は、前記工法で 切断され得る膜及び超音波溶接され得るプレート材でしか製品をつくれないこと である。実際上、フィルタ材が溶接工程で完全には切断されない場合には、従前 通り吸上及び交差汚染の可能性が存在する。 米国特許第4,427,415号は、底部にドレイン孔があり、ウェル内にデ ィスクフィルタを受け入れることのできるウェルを有する、一体構造のフィルタ プレートを開示している。単体シートのフィルタペーパーではなく個別のディス クフィルタが用いられるので、このプレートでは吸上が問題にならないことは明 白である。このプレートに用いられるディスクフィルタはそれぞれのウェルに個 別に押し込まれ、ウェルの底にしっかりとは固定されない。ディスクフィルタが ウェルの底にしっかり固定されていないので、液体のいくらかがフィルタの下を 通ることができ、よって濾過を免れて濾液を汚染する危険性かある。 本発明は、1)にかわあるいは汚染物となり得るその他の化学接着剤を用いる ことなくフィルタがプレートに固着され、2)きわめて多様なフィルタ材を使用 でき、3)多種類の熱可塑性部材を構造体に用いることができて、4)液体吸上 による交差汚染が隣接ウェル間で生じない、マルチウェルフィルタプレートを提 供することにより、従来技術のフィルタプレートデザインがもついくつかの問題 を解決する。本発明の望ましい実施の形態はまた、プレートの底に沿った横方向 の流れではなく液滴をつくるような流出流を生じさせるように設計された円錐ノ ズルも提供する。さらに、それぞれのフィルタウェルの下側はリングすなわちス カートで囲まれている方が望ましい。このスカートは受け側プレートの対応する ウェルに嵌合し、これがなければ濾液のしぶきにより生じ得る交差汚染を防止す るようにデザインされる。 発明の概要 従って、本発明の目的は非常に多くの試料が同時に試験されることがある化学 的及び生物学的試験のための使い捨て濾過器具を提供することにある。本発明の さらなる目的は:工業的に標準化されている既存の96ウェル集合プレート型と 適合するフィルタプレートを提供すること;自動ロボット型検定機器で取り扱え るフィルタプレートを提供すること;フィルタ要素を支持し、破損を防ぎ、フィ ルタ上に濾過された物質を均等に分布させる役に立つ支持グリッドを底部にもつ 個別のウェルを有するフィルタプレートを提供すること;あるウェルからの液体 が隣接ウェルからの液体と混ざることができないフィルタプレート(本設計のフ ィルタプレートは膜を介した他のウェルへの横方向の液流すなわち混信を防止す る)を提供すること;フィルタを通過して受け側プレートに入った後の濾液の交 差汚染を防止すること;2体構成であって、個々のウェルのフィルタのそれぞれ が、互いに対してインサート成形された対向するプレート間にしっかり固定され るフィルタプレートを提供すること;及び、フィルタプレートの独特の製造方法 を提供することにある。 簡潔に言えば、本発明は改良されたフィルタプレート及びその製造方法に関す る。このフィルタプレートは2体構成である。このプレートは、96個のウェル をもつことが望ましく、それぞれのウェルは両端が開いており、96個の深絞り 容器をもつことが望ましいインサート収穫子プレートに対して成形され、それぞ れがディスクフィルタを収める、ウェルプレートを含み、ここで深絞り容器のそ れぞれはウェルプレートの対応するそれぞれのウェルに位置合せされ、ウェルが 深絞り容器の外部リムに結合し、よって重なり継ぎができるように、深絞り容器 の直径はウェルの直径より大きい。この重なり継ぎはまた、にかわまたは化学接 着剤を必要とせずにディスクフィルタを前記インサートにしっかり固定する目的 にも役立つ。射出成形工程時に、きわめて高い圧力を金型に加えることにより、 ディスクフィルタの縁が確実にインサートに押しつけられる。 組み立てられたフィルタプレート製品は、均一な直径をもつ複数の相互に連結 されたウェルを有し、ウェルのそれぞれは断面が円形の側壁で境界が定められ、 側壁のそれぞれは少なくとも2つの隣接ウェルの側壁と相互に連結され、ウェル のそれぞれは一端が開いている。さらに、前記プルートはウェルのそれぞれの底 に側壁と連結された底壁を有し、底壁のそれぞれは開口を有する。外面及び前記 底壁の開口と連絡している内部流路を有する円錐形のドレインノズルが側壁から 半径方向に内側にある位置で底壁から下方に伸びる。最後に、ディスクフィルタ がウェル底壁の上に置かれ、それぞれのフィルタの周縁がそれぞれのウェルの側 壁底部とそれぞれのウェルの底壁上面との間にはさまれる。底壁は開口を有し、 この開口は漏斗状ノズルの形をとることが好ましい。支持グリッドがディスクフ ィルタを支えるために前記開口にかけて張られていることが望ましい。 本プレートの製造方法はいくつかの工程、すなわち:複数の深絞り容器を有す るインサートを形成し;深絞り容器の底面にディスクフィルタを打ち込み、ウェ ルプレートのウェルがインサートの対応する深絞り容器と位置合せされ、よって ディスクフィルタを所定の位置に効果的に固定する重なり継ぎを形成するように インサート及びフィルタに対してウェルフルートをインサート成形する;各工程 を含む。本方法は、フィルタはもたないが、ウェル底部に側壁と異なる材料を必 要とするマルチウェルプレートの製造での使用に拡張することができる。 図面の説明 図1は、本発明のインサートの平面図である。 図2は、本発明のインサートの側面図である。 図3は、図1の横断線3−3に沿ってとられた、図1のインサートの部分断面 図である。 図4は、本発明のインサートの斜視図である。 図5は、図4のインサートのコーナー部の拡大図である。 図6A〜6Cは、単一シートのフィルターペーパーからディスクフィルタを打 ち抜き、このディスクをインサートに挿入するための3工程プロセスを示す断面 図である。 図7A〜7Dは、ウェルプレートがインサートに対して成形される本発明の成 形プロセスを示す立体断面図である。 図8A〜8Dは、図7に示した成形プロセスの断面図である。 図9は、コーナー部が抜き取られた、本発明のマルチウェルフィルタプレート を示す。 図10は、2つの隣接ウェルの断面を示す、図9のマルチウェルフィルタプレ ートのコーナー部の拡大図である。 図11は、コーナー部が抜き取られた、本発明のマルチウェルプレートを示す 。 図12は、2つの隣接ウェルの断面を示す、図9のマルチウェルプレートのコ ーナー部の拡大図である。 好ましい実施の形態の説明 図1には本発明のインサート10が示されている。インサートという用語は、 フィルタ要素を保持することができる収穫子プレートとして定義される。インサ ート10は疎水性の熱可塑性材料で成形されることが望ましく、その中に個々に 区分された96個の深絞り容器12を有することが望ましい。理想的には、各深 絞り容器12の中心点どうしの間隔は、工業標準96ウェル集合プレートのウェ ルの中心間隔と同じとなる。それぞれの深絞り容器12はその外縁周りに輪形の リップすなわちリム14を有する。個々の深絞り容器12は隣接深絞り容器と外 周を合わせることにより一つに結合される。それぞれの深絞り容器はリム14の 周縁内に、ディスクフィルタを据えることかできる実質的に平坦な底壁16及び 円錐形のドレイン漏斗25を形成する窪んだ中心部を有する。さらにそれぞれの 深絞り容器は、深絞り容器の平坦な底壁16上に据えられたフィルタ材を、液流 に対する開口濾過面積を最大にする一方で濾過時の破損から防ぐために用意され た、ドレイン孔を部分的に覆う支持グリッド18を有することが望ましい。 図2は、本発明のインサートの側面図を示す。それぞれの深絞り容器は、深絞 り容器を貫通する漏斗状のドレイン孔を有する。深絞り容器の平坦面部分の下に は、輪形のスカート20が着けられていることが望ましい。この輪形スカートは 2つの機能を提供する。第1に、輪形スカート20はフィルタプレートを96ウ ェル受け側プレートと位置合せをする際に誘導システムとしてはたらく。スカー ト20は濾液が移されるべき96ウェルプレートの対応するウェルに嵌合する。 いったん受け側プレートと嵌合すれば、受け側プレートのそれぞれのウェル内に おさまった複数のスカートにより、フィルタプレートのどのような横方向の動き も抑えられる。第2に、スカート20は濾液が受け側プレートに移る際の濾液の エアロゾルあるいはしぶきに対して防護することにより、受け側プレートのウェ ル間のいかなる汚染も最少に抑えるようにはたらく。 図3は本発明のインサートの深絞り容器12の1つの断面を示す。深絞り容器 は、ディスクフィルタ、周縁の輪形リム14、支持グリッド18,輪形スカート 20及びドレイン孔22としてはたらきまた底壁16から下方に伸び好ましくは スカートの裾より上の点で終端する円錐ノズルを支持するための、実質的に平坦 な底壁16を有する。ノズルは外面24及び深絞り容器12の底壁16と連結す る内部流路25を有する。内部流路25は漏斗形状であることが好ましい。ノズ ルの内部流路25と外面24が合する、ノズルの開口すなわちドレイン孔22は 深絞り容器の底壁の直径に比して極めて小さいことが好ましい。直径及び材料の 表面エネルギーを小さくすることは、十分な駆動力が加えられるまではフィルタ ウェルの中身が流れ出さないようにしておくためである。ノズルの円錐形の外面 24はその表面が内部流路25と交わって鋭利な刃先を形成するように設計され る。鋭利な刃先をもつ目的は、流出する液体が隣接ウェルのどれかに横方向に流 れてフィルタプレートの挿入部分の下面に沿った濾液の交差汚染を生じさせるの ではなく、液滴を形成させることである。さらにこの刃先は、刃先がなければ生 じたはずの大きさの液滴よりも小さい液滴を開口部に形成させる。理想的には、 スカートの裾の縁は面取りされる(図示せず)。面取りの目的は、フィルタプレ ートを受け側プレート上の正しい位置に導くことである。この設計はロボット型 布置装置によるプレートの取り扱いを容易することである。 図4及び5は、インサート10を上方から見た立体図を示す。インサート10 は標準化されている96ウェル標準プレートに従う深絞り容器12の列を含む。 それぞれの深絞り容器12は周縁に輪形リム14を有する。グリッド構造18が それぞれのドレイン孔上の支持体となっている。グリッド構造は深絞り容器12 の底壁16の開口にかけて張られた一組の成形支持体15からなる。支持体15 は前記ノズルの内部流路25にかけて張られ、内部流路壁に取り付けられて、深 絞り容器12の底壁上面に垂直な面で突き上がっている。グリッド構造は深絞り 容器の底壁全面にわたって実質的に平坦な表面をつくりだす。従って底壁はディ スクフィルタの支持体となることができ、濾液を漏斗形状の内部通路に引き出す ことができるようにしておきながら、ディスクのいかなる破損も防ぐ。本グリッ ド構造ではさらに、従来技術の濾過器具より大きな表面積からディスクフィルタ を通して液体を引き出せる。このため、濾過された物質はディスク上により均等 に分布し、プレートを通して液体をより滑らかに流すことができる。 図6A〜6Cは、ディスクフィルタを打ち抜いて前記インサートの深絞り容器 に挿入するプロセスを示す。成形インサート10が、インサートの対応する96 個の深絞り容器12に適合する膜を切り出す寸法の打抜プラグ26を96本有す ることが好ましい、打抜機内に置かれる。所望の材質のフィルタシート28がイ ンサート10と打抜機構26の間に置かれる。打抜機の金型側から位置合せされ た一組の内腔30がフィルタシート28とインサートの深絞り容器12のそれぞ れとの間に置かれる。ディスクフィルタの挿入は、まず打ち抜き、次いで挿入す る、2工程プロセスで行われることが望ましい。 簡明さのため、図6Aには深絞り容器をただ1つだけ示してある。焼入鋼製で あることが望ましい内腔30は深絞り容器12とフィルタシート28の間に据え られる。フィルタシート28の上には円筒形プランジャー32がある。プランジ ャー32は底壁を有し、円筒形打抜プラグ26に囲まれている。プランジャー3 2は打抜プラグ26内に滑り嵌めされている。打抜プラグ26の底壁の下端には ラジアル切刃34がつけられている。打抜プラグ及びプランジャーは一緒になっ て打抜ユニットを構成し、スリーブ36に囲まれている。打抜プラグ26が内腔 30にうまく嵌まるように、打抜プラグの外径は内腔の内径にほぼ等しい。内腔 30の直径は深絞り容器12の直径にほぼ等しい。図6Bは、内腔30内で下に 向かって押し込まれているプランジャー32を示す。打抜プラグの切刃34がフ ィルタシート28を切断し、よってディスクフィルタ38が切り抜かれて内腔3 0に押し込まれている。図6Cでは、打抜プラグ26が内腔内への進入を停止し 、一方プランジャー32は深絞り容器12内にディスクフィルタ38を押し込み 続けてその底壁16に達している。次いでプランジャー32及び打抜プラグ26 は引き抜かれ、ディスクフィルタ38が深絞り容器12の底壁16に沿って置か れ ているインサート10を残す。上述のシーケンスが、説明したようにして、多数 のウェル、例えば96個のウェルで同時に行われることはもちろん当然であろう 。図6A〜6Cに示した深絞り容器12は、インサート10を構成している深絞 り容器列の内の1つでしかない。さらに内腔30も、インサートと位置合せされ ている内腔列を有する金型の内の1つの内腔でしかない。同様に、円筒形打抜プ ラグ26に囲まれたプランジャー32を含む打抜ユニットも内腔プレートの個々 の内腔及びインサートの個々の深絞り容器と位置合せされている打抜ユニット列 の内の1つでしかない。精密キャリアすなわち誘導プレートのスリーブの1つで あるスリーブ36は、保護手段としてそれぞれの打抜ユニットを包み込むことが 好ましい。 図7A〜7D及び図8A〜8Dは、本発明のフィルタプレートを得るために用 い得るインサート成形技法を示す。図7A〜7Dは、望ましくは96個の相互連 結されたフィルタウェルをもつプレートの一部である、1つのフィルタウェルの 成形技法を立体図で示す。図8A〜8Dは同じ工程を断面図で示す。このインサ ートを入れる金型は、インサートに対して標準の96ウェルプレートを、プレー トの底を形成するインサートをもって形成する形状寸法のキャビティを有するも のである。図7Aの金型は上金型40及び下金型42の2つの部品を有する。下 金型42は、成形済のインサート10のためのネスト44を形成すると同時に、 完成部品の外部成形面をつくるように設計されている。上金型40はウェルの内 表面を形成するとともに、成形材が金型に流入する間それぞれのディスクフィル タ38を保護し所定の位置に保持するようにはたらく、96本セットのコアーピ ン46を有する。コアーピン46の直径は、金型が閉じたときに、ディスクフィ ルタ38の周縁が金型のキャビティに露出し、よって金型に流入する成形材にも さらされるように、ディスクフィルタの直径よりも小さいことが好ましい。図7 B及び8Bは、上金型40及び下金型42が互いに押しつけられている、閉じら れた金型を示す。コアーピン46がディスクフィルタ38を所定の位置に押しつ けている。成形材がゲートを通って金型に流入してキャビティを流れ、よってウ ェルプレート48を形成する。ゲートは成形材が最適に流れるような位置につけ られる。形成されたウェルプレートは、プレートを貫通して伸びる96個のウェ ルを有することが好ましいプレートであり、それぞれのウェルはそれぞれの上端 が開き、また底面を有する。図7C及び8Cは、熱可塑性材料が金型を満たし、 ウェルプレート48を形成した後の金型を示す。図7D及び図8Dは、金型から 取り出された後の完成品を示す。当然、フランジ56が隣接するウェルの対応す るフランジと連結されていなければならない。ウェルプレート48はそれぞれの ウェルの壁50の全周にわたってディスクフィルタ38と接している。それぞれ の深絞り容器12の外部リム14及びそれぞれのウェルの下部壁50は成形プロ セス中に実際に結合され、全周に沿って重なり継ぎ52を形成する。新しく成形 材がインサートに直接接触するところはどこでも、その成形材がインサートに結 合されている。ウェルプレート48及びインサート10は、重なり継ぎ52に沿 ってそれぞれのウェルに効果的に結合される。ウェルプレート48はディスクフ ィルタ38の周縁に対して成形され、よってディスクフィルタをインサート10 の底壁16に確実に固定する。膜材によっては、ディスクフィルタ38がウェル 壁50を形成している材料に結合し、よって膜が所定の位置にさらに確実に固定 される場合もある。 上述のインサート成形技法には、圧入技法あるいは2枚のプレートの超音波溶 接が必要な技法よりもさらなる利点がある。熱可塑性材料は、冷却時に若干形状 が変わる傾向を有する。個々に成形された2つの部品の位置合せは、時に、部品 間に不適切なずれを生じさせる冷却過程により危うくなることがある。しかし本 発明においては、ウェルプレートがインサートに対して成形されるから、再現性 があり信頼できる合わせ込みが保証される。よって、上述したプレート間の合わ せ込みは、2つの個別の成形品を整合することにより得られる合わせ込みよりも 本質的に優れている。 図9及び10を参照すると、得られたフィルタプレート60は8×12列に配 置された複数のウェル63を有する。個々のウェルはそれぞれ互いに分離され、 それぞれが個別のディスクフィルタ38を含む。ディスクフィルタ38が成形プ ロセスの一部としてではなく、成形前にフィルタシートから切り出されているの で、フィルタプレート60のウェル62間の吸上すなわち交差汚染はおこり得な い。個々のウェルはそれぞれ隣接ウェルに対して封じられており、ウェルプレー ト48とインサート10の間に形成されている材料結合重なり継ぎ52を通して の液体移動はあり得ない。 本フィルタプレート製造プロセスはまた、1×Nウェルフィルタストリップあ るいは個別フィルタの製造にも用い得ることに注意すべきである。さらに、フィ ルタプレートはいかなる数のウェルももつことができ、例えば16×24列に配 置された384個のウェルをもつことができる。 本フィルタプレート製造プロセスは、円形の断面積をもつウェルに限定されな いことにも留意すべきである。インサートの深絞り容器及びウェルプレートのウ ェルは楕円形、正方形、長方形等であってよい。シート材から打ち抜かれるディ スクがウェル形状に対応することはもちろんであり、よって同様に、対応する形 状の打抜ユニットにより打ち抜かれた、楕円形、正方形、長方形等とすることが できる。 本フィルタプレート製造プロセスは他にも、ウェルの底が側壁とは異なる材料 でなければならないプレートの製造に用いることもできる。例えば、不透明な側 壁と透明な底を有するウェルをもつマルチウェルプレートの製造において、弗化 樹脂フィルムのような透明シートまたはフィルムで本明細書に前述した膜フィル タ材を置き換えることができる。この実施の形態においては、図11及び12を 参照すれば、インサート60は所望のマルチウェルプレート61に対応するリン ク62の列を有する成形された支持体からなる。リング62は、フィルタプレー ト製造プロセスで前述したインサートから下方に伸びる漏斗状のノズルをもつ代 わりに、中心部64が完全に開口している。それぞれのリング62はインサート 60の面に平行な平面に平坦な支持部66を有し、またこの平坦支持部66の外 周を取り囲む実質的に垂直な輪形リム68を有することが望ましい。次いでフィ ルムが前述した方法で打ち抜かれ、フィルム材の個々のディスクがインサートの リングの前記平坦支持部に置かれる。打抜機構は、打ち抜かれた透明フィルムデ ィスクが平坦部に支持され、前記輪形リムに合わせ込まれるような形状寸法をも つことが好ましい。次いで、ウェルフルートが前述したようにインサートに対し て成形される。それぞれの輪形リム材がウェルプレート材と結合し、それぞれの 透明フィルムディスクがそれぞれのリングの平坦支持部とそれぞれのウェルの壁 との間に固定される。得られるプレートは、透明フィルム材からなる底70及び 異なる材料、例えば不透明ポリスチレンの側壁72をもつウェル74を有する。 透明シートからの個別のディスクの打抜はまた、そうでなければ単一シートを通 しておこり得るウェル間の光学的漏れを防ぐ目的にも役立つ。インサートのリン グ62も不透明とし、ウェルの底70の面より下に伸ばして、ウェル74間の光 学的漏れをさらに防ぐようにすることもできる。 本発明の望ましい実施の形態を開示したが、添付した請求の範囲で定められる 、本発明の範囲を逸脱することのない他の実施の形態も当然あり得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケルセン,アルフレッド エル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14870 ペインテッド ポスト ブルック ロー ド 108

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.濾過装置において: 複数のウェルを有するウェルプレートであって、それぞれのウェルが前記プ レートを貫通して伸び、開放端を有しているウェルプレート; 複数の深絞り容器を有するインサートであって、それぞれの深絞り容器が側 壁及び底壁により境界が定められ、前記底壁には、開口が貫通しており、それ ぞれの深絞り容器は前記ウェルプレートの対応するそれぞれのウェルと位置合 せされ、それぞれの深絞り容器の前記側壁は対応するウェルの一端を囲んでそ こに結合されるインサート; それぞれの深絞り容器の前記底壁上で前記ウェルのそれぞれの下に置かれる ディスクフィルタであって、前記ウェルは前記ディスクフィルタの周縁を前記 深絞り容器の前記底壁に押しつけて、前記ディスクフィルタを所定の位置に確 実に固定するようになっているディスクフィルタ; 外面及び前記開口と連結する内部流路を有する円錐ノズルであって、前記深 絞り容器の表面で前記壁から半径方向に内側にある位置から下方に伸びる円錐 ノズル;及び 前記内部流路にかけて広がる支持面; を含むことを特徴とする濾過装置。 2.前記内部流路が漏斗形状を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の 濾過装置。 3.前記ノズルの前記外面が前記ノズルの前記内部流路と交差して刃先を形成し ていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の濾過装置。 4.前記深絞り容器の前記底壁の下面から伸び、前記ノズルを取り囲む輪形スカ ートをさらに含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の濾過装置。 5.前記相互連結されたウェルを96個有することを特徴とする請求の範囲第1 項記載の濾過装置。 6.直径が均一なウェルの列を含む構造的に相互連結された複数のウェルを含む 濾過装置において、前記ウェルのそれぞれが: a)垂直に伸びる、概ね円筒形のキャビティの境界を定める側壁; b)前記キャビティを閉じる底壁であって、前記底壁に形成されたドレイン 開口を有する底壁; c)前記底壁の上面にわたって広がって置かれているフィルタシートであっ て、前記側壁の嵌合との結果として所定の位置に取り外すことのできないよう に固定されるフィルタシート; d)外面及び前記底壁の前記ドレイン開口と連結する内部流路を有する円錐 ノズルであって、前記壁から半径方向に内側の点で前記底壁から下方に伸びる 円錐ノズル;及び e)前記内部流路の前記壁から前記底壁に垂直な面に広がる前記内部流路に かかる支持面; を含むことを特徴とする濾過装置。 7.前記内部流路が漏斗形状を有することを特徴とする請求の範囲第6項記載の 濾過装置。 8.前記外面が前記ノズルの前記内部流路と交差して刃先を形成していることを 特徴とする請求の範囲第6項記載の濾過装置。 9.前記底壁の下面から伸び、前記ノズルを取り囲む輪形スカートをさらに含む ことを特徴とする請求の範囲第6項記載の濾過装置。 10.前記相互連結されたウェルを96個有することを特徴とする請求の範囲第6 項記載の濾過装置。 11.前記相互連結されたウェルを384個有することを特徴とする請求の範囲第 6項記載の濾過装置。 12.フィルタプレートの作成方法において: a)深絞り容器列を有するインサートを成形し、ここで、それぞれの深絞り 容器は底壁、既定の直径をもつ外部リム、及び前記底面を貫通する開口を有し ており; b)フィルタシートから個別のディスクフィルタを打ち抜き、前記ディスク フィルタを対応する深絞り容器に押し込み、ここで、前記ディスクフィルタは 前記深絞り容器の前記底壁の全面を実質的に覆っており; c)前記インサートに対してウェルプレートを成形し、ここで、前記ウェル プレートは既定の直径をもち前記プレートを貫通して伸びるウェルの列を有す る上部及び底壁を有し、前記ウェルのそれぞれは前記上部及び底壁のそれぞれ に開放端を有し、前記深絞り容器列は前記ウェルのそれぞれが対応する深絞り 容器と位置が合うように前記ウェル列と対応し、前記ウェルは前記深絞り容器 の前記リムの内側に嵌合して前記深絞り容器のそれぞれと前記ウェルとの間に 重なり継ぎを形成し、前記ウェルは前記フィルタを前記深絞り容器の前記底壁 に押しつけて前記ディスクフィルタを所定の位置に確実に固定しており; 各工程を含むことを特徴とする方法。 13.フィルタプレートの作成方法において: a)深絞り容器列を有するインサートを作成し、ここで、それぞれの深絞り 容器は底壁を有し上部が開いており; b)ディスクフィルタが前記底壁の上面に載るようにして、前記ディスクフ ィルタを前記深絞り容器のそれぞれに置き; c)前記インサートにウェルプレートをインサート成形して前記深絞り容器 のそれぞれと位置合せされた垂直に伸びるウェルを形成し、ここで、前記ウェ ルのそれぞれの側壁は前記ディスクフィルタのそれぞれと嵌合するように形成 されており; 各工程を含むことを特徴とする方法。 14.フィルタプレートアッセンブリの作成方法において: a)深絞り容器をもつ成形インサートプレートを作成し、ここで、前記深絞 り容器は既定の直径を有しており; b)内腔列を有する金型を前記インサートプレートの上に置き、ここで、前 記内腔は前記深絞り容器の前記直径と実質的に等しい直径を有し、それぞれの 内腔は対応する深絞り容器と位置が合うように配置されており; c)前記金型をフィルタ材のシートで覆い; d)打抜ユニット列を前記フィルタ材の上方に設置し、ここで、それぞれの ユニットは前記金型の対応する内腔に位置合せされ、それぞれのユニットは円 筒形の打抜プラグ内に滑り嵌めされたプランジャーを含み、それぞれの打抜プ ラグは前記プランジャーの下に伸びるラジアル切刃を下端に有し、前記ユニッ トのそれぞれはそれぞれのユニットが前記対応する内腔に確実に嵌合できるよ うに前記対応する内腔の前記直径と実質的に等しい外径を有しており; e)前記フィルタ材を通して前記打抜ユニット列を押し下げて前記切刃のそ れぞれで前記フィルタ材からディスクフィルタを切り出し、前記プランジャー の底面は前記ディスクフィルタに接し、前記打抜ユニットのそれぞれが対応す る内腔内に少なくとも部分的に収まるように前記打抜ユニット列が前記内腔の それぞれに伸び込み; f)前記打抜プラグのそれぞれが前記内腔内に収められたままで前記プラン ジャーのそれぞれを伸ばして前記プランジャーの底面に付けられたディスクフ ィルタを前記インサートの前記深絞り容器の前記底壁のそれぞれに接触させ; g)前記ディスクフィルタのそれぞれを前記それぞれの深絞り容器の底壁に 着け; h)前記打抜ユニットのそれぞれを前記深絞り容器及び内腔のそれぞれから 取り外し;及び i)前記深絞り容器と寸法及び位置が対応する端が開いたウェルの列を有す るウェルプレートを、それぞれのウェルが対応する深絞り容器内に確実に嵌合 するように前記インサートに合わせる; 各工程を含むことを特徴とする方法。 15.マルチウェルプレートの作成方法において: a)リングをもつ成形インサートプレートを作成し、ここで、前記リングは それぞれ実質的に平坦な部分及び輪形リムを有しており; b)内腔列を有する金型を前記インサートプレートの上に置き、ここで、前 記内腔は前記リングの直径と実質的に等しい直径を有し、対応するリングと位 置が合うように配置されており; c)前記金型をシート材で覆い; d)打抜ユニット列を前記シート材の上方に設置し、ここで、それぞれのユ ニットは前記金型の対応する内腔に位置合せされ、それぞれのユニットは円筒 形の打抜プラグ内に滑り嵌めされたプランジャーを含み、打抜プラグのそれぞ れは前記プランジャーの下に伸びるラジアル切刃を下端に有し、前記ユニット のそれぞれはそれぞれのユニットが前記対応する内腔に確実に嵌合できるよう に前記対応する内腔の前記直径と実質的に等しい外径を有しており; e)前記シート材を通して前記打抜ユニット列を押し下げて前記切刃のそれ ぞれで前記シート材からディスクを切り出し、前記プランジャーの底面は前記 ディスクに接し、前記打抜ユニットのそれぞれが対応する内腔内に少なくとも 部分的に収まるように前記打抜ユニット列が前記内腔のそれぞれに伸び込み; f)前記打抜プラグのそれぞれが前記内腔内に収められたままで前記プラン ジャーのそれぞれを伸ばして前記プランジャーの底面に付けられたディスクを 前記インサートの前記リングの平坦部のそれぞれに接触させ; g)前記ディスクのそれぞれを対応するそれぞれのリングの前記平坦部に着 け; h)前記打抜ユニットのそれぞれを前記リング及び内腔のそれぞれから取り 外し:及び i)前記リングと寸法及び位置が対応する端が開いたウェルの列を有するウ ェルプレートを、それぞれのウェルが対応するそれぞれのリング内に確実に嵌 合するように前記インサートに対して成形する; 各工程を含むことを特徴とする方法。 16.マルチウェルプレートの作成方法において: a)リンク列を有するインサートを作成し、ここで、それぞれのリングは開 口周りに輪形支持面を有しており; b)ディスク形の材料が前記支持面上に載るように前記ディスク形材料を前 記リングのそれぞれに置き; c)前記インサートにウェルプレートをインサート成形して前記リングのそ れぞれと位置合せされた垂直に伸びるウェルを形成し、ここで、前記ウェルの それぞれの側壁は前記ディスクのそれぞれと嵌合するように形成されており; 各工程を含むことを特徴とする方法。 17.マルチウェルプレートの作成方法において: a)リング列を有するインサートを成形し、ここで、それぞれのリングは実 質的に平坦な支持面及び既定の直径をもつ外部リムを有しており; b)シートから個別のディスクを打ち抜き、前記ディスクが前記リングの前 記開口の全面を実質的に覆うように、前記ディスクを対応するリングに押し込 んで前記支持面に接触させ; c)前記インサートに対してウェルプレートを成形し、ここで、前記ウェル プレートは既定の直径をもち前記プレートを貫通して伸びるウェルの列を有す る上部及び底壁を有し、それぞれのウェルは前記上部及び底壁のそれぞれに開 放端を有し、前記リング列は前記ウェルのそれぞれが対応するリングと位置が 合うように前記ウェル列と対応し、前記ウェルは前記リングの前記リムの内側 に嵌合して前記リングのそれぞれと前記ウェルとの間に重なり継ぎを形成し、 前記ウェルは前記ディスクを前記リングの前記支持面に押しつけて前記ディス クを所定の位置に確実に固定しており; 各工程を含むことを特徴とする方法。 18.マルチウェルプレートにおいて: 複数のウェルを有するウェルプレートであって、それぞれのウェルは前記プ レートを貫通して伸び、開放端を有しているウェルプレート; 複数のリングを有するインサートであって、それぞれのリングは実質的に平 坦な支持面及び既定の直径をもつ外部リムを有し、それぞれのリングは前記ウ ェルプレートの対応するそれぞれのウェルと位置合せされ、それぞれのリング の前記外部リムは対応するウェルの一端を囲み、そこに結合されているインサ ート;及び それぞれのリングの前記支持面上で前記ウェルのそれぞれの下に置かれるデ ィスク形材料であって、前記ウェルは前記ディスクの周縁を前記リングの前記 支持面に押しつけて、前記ディスクを所定の位置に確実に固定するようになっ ているディスク形材料; を含むことを特徴とするマルチウェルプレート。
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