JP2002509957A - 着色ポリウレタン類 - Google Patents

着色ポリウレタン類

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポリイソシアネート、水-分散性基を提供する化合物及び少なくとも二つの官能基を有する着色剤の反応から得ることができる着色化水-分散可能なポリウレタン類、ポリウレタン類を含むインキ並びにインキジェット印刷におけるその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ポリウレタン類、ポリウレタン類を含むインキ、及びインキジェッ
ト印刷でのかかるインキの使用に関する。
【0002】 インキジェット印刷は、細いノズルを支持体と接触させずにインキ液滴を細い
ノズルから支持体上に噴射することによって支持体上に画像を印刷することを含
む。
【0003】 インキジェット印刷で使用される着色剤及びインキに対しては多くの厳しい性
能要件がある。例えば、これらは、優れた耐水堅牢度、耐光堅牢度及び光学密度
を有するはっきりした、にじみのない画像を提供するのが望ましい。支持体に適
用したときにぼやけないようにするためにインキが早く乾燥することが求められ
ることが多いが、細かいノズルのチップを閉塞するクラスト(外皮)ができないよ
うにしなければならない。インキは細いノズルを塞いでしまう沈殿物を形成した
り分解したりすることなく、長期間の貯蔵でも安定でなければならない。サーマ
ルインキジェットプリンタ及び圧電性インキジェットプリンタは広く使用されて
いるので、典型的な支持体、特に普通紙上に印刷する際に、色の濃さが強く且つ
耐光堅牢度を有する画像を提供する、いずれのタイプのプリンタでも使用するの
に好適なインキに対する需要がある。
【0004】 欧州特許第0769 509号は、圧電ヘッドを備えたインキジェットプリンタで使 用するための、着色化イソシアネート-末端化ポリウレタンプレポリマーから形 成される高分子量の連鎖延長化ポリウレタン(chain-extended polyurethane)に
ついて記載する。しかしながら、熱を使用するとノズルが破壊し、他にも操作可
能性問題が発生するため、この組成物はサーマルヘッドを備えたインキジェット
プリンタで使用するには最上ではない。
【0005】 本発明の第一の態様では、 i)少なくとも一種の有機ポリイソシアネート; ii)水-分散性基(water-dispersing group)を提供する少なくとも一種のイソシ アネート-反応性化合物;及び iii)イソシアネート基及びイソシアネート-反応性基から選択される少なくとも 二つの官能基を有する少なくとも一種の着色剤、 の各成分を含む混合物の反応から得ることができる30,000未満の重量平均分子量
をもつ非-イソシアネート末端化、着色化、水-分散可能な(water-dissipatable)
ポリウレタンを提供する。
【0006】 着色化水-分散可能なポリウレタンは、30,000未満の重量平均分子量(Mw)を有 するのが好ましい。というのも、この分子量により、特に、サーマルインキジェ
ットプリンタで使用するための、ポリウレタンを含有するインキに優れた性能が
もたらされるからである。ポリウレタンのMwは好ましくは25,000未満、より好ま
しくは1000〜25,000であり、より好ましくは1000〜20,000であり、最も好ましく
は1000〜15000であり、特に1000〜10,000である。Mwはゲル透過クロマトグラフ ィーにより測定することができる。
【0007】 Mwを測定するのに使用するゲル透過クロマトグラフィー法は、架橋させたポリ
スチレン/ジビニルベンゼンを充填したクロマトグラフィーカラムにポリウレタ ンを適用し、40℃の温度でこのカラムをテトラヒドロフランで溶出し、次いでポ
リスチレン標準の既知のMw値と比較してポリウレタンMwを評価することを含む。
架橋ポリスチレン/ジビニルベンゼンを充填した好適なクロマトグラフィーカラ ムは、ポリマーラボラトリーズ(Polymer Laboratories)より市販されている。
【0008】 Mwを測定するgpc法に対する代替法として、例えば、多角光散乱(multi-angle light scattering)などの他の方法を使用することができる。 成分i)は、好ましくは二つのイソシアネート基を有する公知の任意の有機ポリ
イソシアネートであることができ、脂肪族、脂環式、芳香族または芳香族脂肪族
イソシアネートがある。好適な有機ポリイソシアネート類の例としては、エチレ
ンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート、1,4-フェニレンジイソシ
アネート、2,4-トルエンジイソシアネート、2,6-トルエンジイソシアネート、4,
4'-ジフェニル-メタンジイソシアネート及びそのハロゲン化誘導体、2,4'-ジフ ェニルメタンジイソシアネート及びそのハロゲン化誘導体、並びに1,5-ナフチレ
ンジイソシアネートが挙げられる。ポリイソシアネート類の混合物、特に、トル
エンジイソシアネート類の異性体混合物またはジフェニルメタンジイソシアネー
ト類(若しくはそのハロゲン化誘導体)の異性体混合物及び、ウレタン、アロファ
ネート、ウレア、ビウレット、カルボジイミド、ウレトニミン若しくはイソシア
ネート残基を導入することにより変性させた有機ポリイソシアネート類も使用す
ることができる。
【0009】 好ましい有機ポリイソシアネート類としては、脂環式ポリイソシアネート類、
特に、イソホロンジイソシアネート、及び脂肪族イソシアネート類、特に1,6-ヘ
キサメチレンジイソシアネートまたはハロゲン化4,4-ジフェニルメチルジイソシ
アネートが挙げられる。少量のトリイソシアネート類も成分i)の一部として含め
ることができるが、この量は成分i)の全重量に対して5重量%を超えないのが好ま
しい。好ましい態様では、成分i)はジイソシアネートとジイソシアネートに対し
て0〜5重量%のトリイソシアネートとの混合物からなる。
【0010】 水-分散性基を提供する成分ii)は、少なくともひとつ、好ましくは二つのイソ
シアネート-反応性基を有する。好ましいイソシアネート-反応性基は-OH、-NH2 、-NH-及び-SHから選択される。三つのイソシアネート-反応性基をもつイソシア
ネート-反応性化合物は、好ましくは成分ii)の全重量に対して5重量%を超えない
低レベルで存在させることができる。これらのイソシアネート-反応性基は成分i
)または成分iii)中のイソシアネート(−NCO)基と反応することができる。
【0011】 水-分散性基は、鎖中基(in-chain group)、ペンダント基または末端基として
ポリウレタン中に存在するのが好ましい。さらに、ひとつのイソシアネート基ま
たはイソシアネート-反応性基と水-分散性基とを有するキャッピング剤によって
水-分散性基をポリウレタン中に導入することができる。
【0012】 ポリウレタン中の水-分散性基の性質及びレベルは、ポリウレタンを分散させ た時に溶液、分散液、エマルションまたは懸濁液が形成するかに影響する。 ポリウレタンの水-分散性基の含量は広範囲を変動し得るが、通常、水及び水 性媒体中でポリウレタンが確実に安定なインキジェット印刷用インキを形成する
のに十分であるように選択する。ポリウレタンは水溶性が好ましいが、少量のポ
リウレタンは水に不溶性で、水性媒体または水と混合した時に分散粒子として存
在してもよい。
【0013】 好ましくは不溶性ポリウレタンの割合はポリウレタンの全重量に対して50重量
%未満であり、好ましくは40重量%未満であり、最も好ましくは30重量%未満であ る。これによってより希薄なインキを製造し、貯蔵時に水性媒体が蒸発してもポ
リウレタンが沈澱する可能性を低下させるのに使用し得る濃縮物を製造すること
ができる。インキ中に分散させた際の不溶性ポリウレタン粒子のサイズは好まし
くは100nm未満であり、より好ましくは60nm未満である。
【0014】 水-分散性基は、イオン性、非-イオン性、またはイオン性と非-イオン性水-分
散性基の混合であってもよい。好ましいイオン性水-分散性基としては、カチオ ン性四級アンモニウム基及びアニオン性ホスホン酸基、スルホン酸基及びカルボ
ン酸基が挙げられる。より好ましいイオン性水-分散性基はスルホン酸基及びカ ルボン酸基である。
【0015】 イオン性水-分散性基は、好適なイオン性水-分散性基を保持する低分子量モノ
マー類、ポリオールまたはポリアミン(但し、ポリオールはスルホン酸基を保持 するポリエステル類を除外する)ポリウレタン中に含ませることができる。水-分
散性基を提供する好ましいイソシアネート-反応性化合物としては、ひとつ以上 のカルボン酸基またはスルホン酸基を持つジオール類があり、例えば、ビス(2- ヒドロキシエチル)-5-ソジオスルホイソフタレート及びジヒドロキシアルカン酸
、特に2,2-ジメチロールプロピオン酸及び/またはその混合物が挙げられる。
【0016】 カルボン酸基及びスルホン酸基を続いてカチオン電荷を含有する塩基で完全ま
たは一部中和化して塩を与えることができる。カルボン酸基またはスルホン酸基
を非-イオン性水-分散性基と組み合わせて使用する場合には、中和は必要ではな
い。ポリウレタンの製造時及び/またはポリウレタンからインキを製造する際に
どんな遊離酸基でも対応する塩に転化させることができる。
【0017】 任意の酸性水-分散性基を中和するのに使用する塩基は、アンモニア、アミン または無機塩基が好ましく、より好ましくはアンモニアを使用する。好適なアミ
ン類は三級アミン類、例えば、トリエチルアミンまたはトリエタノールアミンで
ある。好適な無機塩基としてはアルカリ性水酸化物及びカーボネート類、例えば
、水酸化リチウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムがある。四級水酸化
アンモニウム、例えば、N+(CH3)4OH-も使用することができる。通常、ポリウレ タンから製造するインキに望ましい所望の対イオンを与える塩基を使用する。例
えば、好適な対イオンとしては、Li+、Na+、K+、NH4 +、Cs+及び置換アンモニウ ム塩、例えば、トリブチルアンモニウム、イミダゾリウム、テトラメチルアンモ
ニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、テトラブチル
ホスホニウム及びトリメチルスルホニウム塩が挙げられる。NH4 +が特に好ましい
【0018】 好ましい非-イオン性水-分散性基は、鎖中、末端及びペンダントのポリオキシ
アルキレン基、より好ましくはポリオキシプロピレン及びポリオキシエチレン基
である。例えば、式:RO(CH2CH2O)nH、RO(CH2CH2O)n(CH2CH(CH3)O)yCH2CH(CH3)N
H2、またはH2NCH(CH3)CH2(CH(CH3)CH2O)y(CH2CH2O)n(CH2CH(CH3)O)yCH2CH(CH3)N
R1R1[但し、n=1〜100であり、RはHまたはCH3であり、R1はそれぞれ独立してHま たは置換若しくは非置換のC110アルキル基(特に、-CH2CH2-OH)であり、y=2〜1
5である]の基が挙げられる。
【0019】 成分iii)の機能はポリウレタンを着色させることである。成分iii)は好ましく
は、発色団基と、イソシアネート及びイソシアネート-反応性基から選択される 少なくとも二つの官能基とを含む。好ましくは、着色剤は前記官能基の中から二
つの基を有する。前記官能基の中から三つの基を有する着色剤は、低濃度で存在
することができ、好ましくは、前記官能基の中から二つの基を有する着色剤の重
量に対して5重量%を超えない量で存在させることができる。
【0020】 官能基は発色団基に直接結合させることができるか、リンカー基を介して結合
させることができる。好適なリンカー基の例としては、トリアジン環を介して発
色団基に結合したアルキレンジアミン基がある。
【0021】 発色団基は好ましくは、アゾ、アントラキノン、ピロリン、フタロシアニン、
ポリメチン、アリール-カルボニウム、トリフェノジオキサジン、ジアリールメ タン、トリアリールメタン、アントラキノン、フタロシアニン、メチン、ポリメ
チン、ヨードアニリン、インドフェノール、スチルベン、スクアリリウム(squar
ilium)、アミノケトン、キサンテン、フルオレン、アクリデン(acridene)、キノ
レン、チアゾール、アジン、インジュリン(induline)、ニグロシン(nigrosine) 、オキサジン、チアジン、インジゴイド、キノニオイド(quinonioid)、キナクリ
ドン、ラクトン、ピロリン、ベンゾジフラノン若しくはインドレン基またはかか
る基の二つ以上の組合せを含む。より好ましい発色団基はアゾ基、特にモノアゾ
、ジスアゾ(disazo)、トリスアゾ(trisazo)及びフタロシアニン基である。特に 好ましいモノアゾ基は、場合により一方または両方がアリール基及びヘテロアリ
ール基である、アゾ基により結合された二つのアリール基を含む。
【0022】 好ましくは、着色剤は発色団基と、イソシアネート及びイソシアネート-反応 性基から選択される少なくとも二つの官能基とを含む染料、特に有機溶媒に可溶
性の染料である。
【0023】 成分iii)は好ましくは前記染料の中から1〜10種類、より好ましくは1〜5種
類、特に1、2または3種類含む。反応混合物中で使用する成分iii)の量は、ポ
リウレタン中に必要な色の濃度に依存する。量は、成分i)、ii)及びiii)の全重 量に対して1〜35重量%であり、より好ましくは10〜30重量%であり、特に15〜25
重量%である。
【0024】 場合により成分i)、ii)及びiii)を含む混合物はさらに、水-分散性基を含まな
い無色のイソシアネート-反応性化合物を含む。好ましくは、かかる化合物は、3
000以下、より好ましくは2000以下、特に400〜2000の分子量をもつ有機ポリオー
ル類またはポリアミン類である。好ましい有機ポリオール類としては、水-分散 性基を含まないジオール類及びその混合物が挙げられる。かかるジオール類は、
ポリウレタン配合物中に使用すべく提案され使用される化学的種類のポリメリッ
クジオール類のいずれのものであっても良い。特に、ジオール類は、ポリエステ
ル類、ポリエステルアミド類、ポリエーテル類(ポリエチレンオキシド及び/ま たはポロプロピレンオキシド基を提供するもの以外のもの)、ポリチオエーテル 類、ポリカーボネート類、ポリアセタール類、ポリオレフィン類またはポリシロ
キサン類であってもよい。
【0025】 水-分散性基を含まない任意のジオール類の別の例としては、400未満の分子量
を持つ有機ジオール類及びポリオール類が挙げられる。かかる低分子量ジオール
類及びポリオール類の例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール
、テトラエチレングリコール、ビス(ヒドロキシエチル)テレフタレート、シクロ
ヘキサンジメタノール、フランジメタノール、ポリエチレングリコール及びポリ
プロピレングリコールが挙げられる。
【0026】 イソシアネート-反応性基を持つ化合物を添加することにより、成分i)、ii)及
びiii)の反応から得られた着色化水-分散可能なポリウレタン中のどの過剰なイ ソシアネート末端基をも、末端形成用化合物を使用してキャッピングすることが
できる。ひとつのイソシアネート-反応性基を有する化合物としては、例えば、 モノアルコール類、モノヒドラジド類、モノアミン類及びモノチオール類が挙げ
られる。イソシアネート-反応性基の一つが他のイソシアネート-反応性基よりも
ずっと反応性であっても、二つのイソシアネート-反応性基を持つ化合物を使用 して一官能性末端形成用化合物として本質的に反応させることができる。例えば
、エタノールアミンでは、アミン基はヒドロキシル基よりもずっと反応性が高い
。場合により末端形成用化合物は着色化されていてもよい。着色化末端形成用化
合物の例としては、ひとつのイソシアネート基またはイソシアネート-反応性基 だけをもつことを特徴とする、上記の着色剤が挙げられる。
【0027】 末端形成用化合物は水-分散性基も保持していてもよい。成分i)、ii)及びiii)
の反応から得られた着色化水-分散可能なポリウレタン中に任意の過剰のイソシ アネート-反応性末端基がある場合、これらは、ひとつのイソシアネート基を持 つ化合物、例えば、アルキルモノイソシアネート類を添加することによってキャ
ッピングすることができる。
【0028】 ポリウレタンは、ウレタン結合に加えて追加の結合、例えば、ウレア、アミド
、チオウレアまたはチオウレタン結合を含んでいてもよい。好ましくは本発明の
着色化水-分散可能なポリウレタン(及び得られたインキ)は黄、マゼンタ、シア ンまたは黒色である。
【0029】 ポリウレタンは、イソシアネート基をもつ成分と、イソシアネート-反応性基 を持つ成分とを反応させることによって慣用法により製造することができる。30
℃〜130℃の温度が好ましく、イソシアネート基とイソシアネート-反応性基との
間の反応が実質的に完了するまで反応を継続させる。
【0030】 成分i)、ii)及びiii)の相対量は、好ましくは、イソシアネート基対イソシア ネート-反応性基のモル比が約1.1〜約2:1、好ましくは1.2:1〜2:1、より好まし くは1.3:1〜2:1であるように選択する。イソシアネート基対イソシアネート-反 応性基のモル比が1.3:1〜2:1、好ましくは1.9:1〜2:1でプレポリマーを溶媒中ま
たは溶融物として製造し、続いて溶媒または溶融物として任意の過剰なイソシア
ネート末端基と末端形成用化合物とを反応させる二段階法を使用してもよい。
【0031】 或いは、1:1.1〜1:2、好ましくは1:1.2〜1:1.9のイソシアネート基対イソシア
ネート-反応性基の比でプレポリマーを製造しても良い。過剰のイソシアネート-
反応性末端基は、場合により末端形成用化合物で終端させてもよい。
【0032】 ポリウレタンは連鎖-延長化ポリウレタンではないのが好ましい。水中にポリ ウレタンを分散させると、本質的に連鎖-延長とはならない。言い換えれば、反 応は、二つ以上のポリウレタン分子が、二つまたは三つのイソシアネート-反応 性基を持つ化合物を含む連鎖-延長剤により水中で互いにゆっくりと結合する段 階を含まないのが好ましい。
【0033】 所望により、ポリウレタン形成を助けるために触媒を使用することができる。
好適な触媒としては、ブチル錫ジラウレート、スタナスオクトエート及び当業界
で公知の三級アミン類が挙げられる。
【0034】 場合により有機溶媒を反応混合物中に含ませてその粘度を低下させることがで
きる。好ましくは、水-混和性溶媒、例えば、N-メチルピロリドン、ジメチルス ルホキシド、ジメチルホルムアミド、グリコールアセテートメチルエチルケトン
のジアルキルエーテルまたはその混合物が挙げられる。
【0035】 本発明の第一の態様によるポリウレタンは上記プロセスにより得られたもので
あるのが好ましい。 ポリウレタン(及び任意の得られたインキ)は黄、マゼンタ、シアンまたは黒色
であるのが好ましい。
【0036】 本発明のポリウレタンは、所望により、インキジェット印刷用インキで使用す
る着色剤に関する通常法で精製することができる。例えば、ポリウレタンと水と
の混合物をイオン-交換、濾過、逆浸透、透析、限外濾過またはその組合せによ り精製することができる。このようにして、重合に使用した補助溶媒、低分子量
の塩、不純物及び遊離モノマー類を除去することができる。
【0037】 本発明の第二の態様では、本発明の第一の態様による着色化水-分散可能なポ リウレタンと液体媒体とを含むインキを提供する。好ましいインキは、 (a)本発明の第一の態様によるポリウレタン0.25〜30部;及び (b)液体媒体99.75部以下 を含み、全ての部は重量であり、(a)+(b)の部数=100である。
【0038】 成分(a)の部数は好ましくは0.5〜28であり、2〜25がより好ましく、5〜20部
が特に好ましい。 本発明の第二の態様のインキは、ポリウレタンと液体媒体とを混合することに
より製造することができる。好適な方法は当業界で公知であり、例えば、混合物
の撹拌、超音波処理または撹拌が挙げられる。ポリウレタンと液体媒体との混合
物は分散液、エマルション、懸濁液、溶液またはその混合物の形態であってもよ
い。
【0039】 ポリウレタンを第一の液体媒体と混合し、次いで得られた混合物と第二の液体
媒体とを混合するのが好ましい。 好ましい液体媒体としては、水、水と有機溶媒との混合物、及び水を含まない
有機溶媒がある。例えば、ポリウレタンを水に添加し、そして一種以上の有機溶
媒を添加することができる。好ましくは第一の液体媒体は有機溶媒であり、第二
の有機溶媒は水及び水と一種以上の有機溶媒との混合物である。
【0040】 液体媒体が水と有機溶媒との混合物を含む時、水対有機溶媒の重量比は99:1 〜1:99が好ましく、99:1〜50:50がより好ましく、95:5〜60:40が特に好まし
い。
【0041】 水と有機溶媒との混合物中の有機溶媒は、水-混和性有機溶媒またはかかる溶 媒の混合物であるのが好ましい。好ましい水-混和性有機溶媒としては、C1-6ア ルカノール類、好ましくはメタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロ
パノール、n-ブタノール、sec-ブタノール、tert-ブタノール、n-ペンタノール 、シクロペンタノール及びシクロヘキサノール;線状アミド類、好ましくはジメ
チルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド;ケトン類及びケトン-アルコー ル類、好ましくはアセトン、メチルエーテルケトン、シクロヘキサノン及びジア
セトンアルコール;水-混和性エーテル類、好ましくはテトラヒドロフラン及び ジオキサン;ジオール類、好ましくは2〜12個の炭素原子を有するジオール類(例
えば、ペンタン-1,5-ジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、 ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール及びチオジ
グリコール)並びにオリゴ-及びポリ-アルキレングリコール類、好ましくは、ジ エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール及びポ
リプロピレングリコール;トリオール類、好ましくはグリセロール及び1,2,6-ヘ
キサントリオール;ジオール類のC1-4アルキルエーテル類、好ましくは2〜12個 の炭素原子を有するジオール類のモノC1-4アルキルエーテル類、特に、2-メトキ
シエタノール、2-(2-メトキシエトキシ)エタノール、2-(2-エトキシエトキシ)- エタノール、2-[2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ]-エタノール、2-[2-(2-エト キシエトキシ)-エトキシ]-エタノール及びエチレングリコールモノアリルエーテ
ル;環式アミド類、好ましくは2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリドン、N-エチ ル-2-ピロリドン、カプロラクタム及び1,3-ジメチルイミダゾリドン;環式エス テル類、好ましくはカプロラクトン;スルホキシド類、好ましくはジメチルスル
ホキシド及びスルホランが挙げられる。液体媒体は水と二種以上、特に2〜8種類
の水溶性有機溶媒を含むのが好ましい。
【0042】 特に好ましい水溶性有機溶媒は、環式アミド類、特に、2-ピロリドン、N-メチ
ル-ピロリドン及びN-エチル-ピロリドン;ジオール類、特に、1,5-ペンタンジオ
ール、エチレングリコール、チオジグリコール、ジエチレングリコール及びトリ
エチレングリコール;ジオール類のモノ-C1-4アルキル及びC1-4アルキルエーテ ル類、より好ましくは2〜12個の炭素原子を有するジオールのモノC1-4アルキル エーテル類、特に、2-メトキシ-2-エトキシ-2-エトキシエタノールである。
【0043】 液体媒体が水を含まない(即ち水1重量%未満)有機溶媒である場合、溶媒は30℃
〜200℃、より好ましくは40℃〜150℃、特に50℃〜125℃の沸点を持つのが好ま しい。有機溶媒は水-非混和性、水-混和性またはかかる溶媒の混合物であっても
よい。好ましい水-混和性有機溶媒は、上述の水混和性有機溶媒の任意のもの及 びその混合物を含む。好ましい水-非混和性溶媒は、脂肪族炭化水素類;エステ ル類、好ましくは、酢酸エチル;塩素化炭化水素類、好ましくはCH2Cl2;及びエ
ーテル類、好ましくは、ジエチルエーテル並びにその混合物を含む。
【0044】 液体媒体が水-非混和性有機溶媒を含む時、液体媒体中でポリウレタンの溶解 度を高めるために極性溶媒を含ませるのが好ましい。極性溶媒の例としてはC1-4 アルコール類が挙げられる。液体媒体が水を含まない有機溶媒である場合、ケト
ン(特に、メチルエチルケトン)及び/またはアルコール(特にC1-4アルカノール 、特にエタノールまたはプロパノール)を含むのが特に好ましい。
【0045】 水を含まない有機溶媒は、1種類の有機溶媒または2種以上の有機溶媒の混合
物であってもよい。媒体が水を含まない有機溶媒であるとき、2〜5種類の異なる
有機溶媒の混合物であるのが好ましい。これによって、インキの乾燥特性及び貯
蔵安定性をよく制御することができる媒体を選択することができる。
【0046】 水を含まない有機溶媒を含むインキ媒体は、迅速な乾燥時間が必要とされる場
合、特に疎水性で非-吸湿性の支持体、例えば、プラスチック、金属及びガラス 上に印刷するときに特に有用である。
【0047】 好ましい液体媒体は、 (a)水75〜95部;及び (b)ジエチレングリコール、2-ピロリドン、チオジグリコール、N-メチルピロリ ドン、シクロヘキサノール、カプロラクトン、カプロラクタム及びペンタン-1,5
-ジオールから選択される一種以上の溶媒を全体で25〜5部 を含み、但し、部は重量であり、部(a)+(b)の合計=100である。
【0048】 インキは界面活性剤も含んでもよい。これによって、ポリウレタンの成分ii) によってもたらされた分散性基によって生じた分散性に加えてポリウレタンを分
散させることができる。場合によりインキは、インキジェット印刷用インキで使
用される他の成分、例えば、伝導率改良剤(conductivity agent)、消泡剤、酸 化防止剤、腐蝕防止剤、殺生物剤、粘度改質剤を含むことができる。
【0049】 インキは3〜11のpHが好ましく、4〜10のpHがより好ましい。かかるpHは、塩
基、酸またはpH緩衝剤を添加することにより得ることができる。塩基を使用する
場合には、着色化水-分散可能なポリウレタンの製造時にアニオン性分散性基を 中和するのに使用したのと同一塩基であるのが好ましい。
【0050】 インキの粘度は20℃で20cp未満が好ましく、10cp未満がより好ましい。 インキは10μM未満、好ましくは5μM未満、より好ましくは2μM未満、特に0
.45μM未満の平均孔径のフィルターで濾過するのが好ましい。このようにして、
インキジェットプリンタの細かいノズルを閉塞させてしまう粒状物質を除去する
ことができる。
【0051】 本発明の第二の態様のインキは、圧電性インキジェットプリンタの使用だけで
なく、サーマルジェットプリンタ及び連続インキジェットプリンタの使用に関し
ても好適であるという特徴をもつ。
【0052】 本発明の第二の態様のインキは、殆ど拡散する傾向なく支持体上にはっきりし
た液滴を形成する。その結果、優れた印刷品質を備え、平行して印刷した色の間
に例えあったとしても滲みが殆どないはっきりした画像を得ることができる。さ
らに、インキは良好な貯蔵安定性、湿潤及び光堅牢度並びに、酸性及びアルカリ
性蛍光ペンの両方に対する耐性を示す。
【0053】 本発明の別の態様では、インキジェットプリンタによって本発明の着色化水- 分散可能なポリウレタンを含有するインキを支持体に適用することを含む、支持
体上に画像を印刷するプロセスを提供する。
【0054】 本発明のプロセスで使用するインキは、本発明の第二の態様で定義したもので
あるのが好ましい。 インキジェットプリンタは、小さなノズルを経て支持体上に噴射される液滴の
形態で支持体にインキを適用するものが好ましい。好ましいインキジェットプリ
ンタは、圧電性インキジェットプリンタ及びサーマルインキジェットプリンタで
ある。サーマルインキジェットプリンタでは、プログラムされたパルスの熱がノ
ズルに隣接したレジスタによってリザーバ内のインキに適用され、これによって
支持体とノズルとの間を相対的に移動する間に支持体に向かって小さな液滴の形
態でインキが噴射される。圧電性インキジェットプリンタでは、小さな結晶の振
動によってノズルからインキが噴射される。
【0055】 支持体は好ましくは、紙、プラスチック、テキスタイル(布)、金属またはガラ
スであり、紙、オーバーヘッドプロジェクタースライドまたはテキスタイル材料
がより好ましく、紙が特に好ましい。
【0056】 好ましい紙は、酸性、アルカリ性または中性であってもよい、普通紙、コート
紙または加工紙である。最も好ましい支持体は、普通紙またはコート紙である。 本発明の別の態様では、本明細書中に定義したインキを含有するインキジェッ
トプリンタカートリッジを提供する。
【0057】 本発明を単なる例示として以下に説明する。全ての部及び百分率は他に記載し
ない限り重量である。実施例において、CI値として参照する化合物は、カラーイ
ンデックスインターナショナル、第三版、第三回改訂中のこれらの数値によって
識別される染料である。実施例 式1〜13の染料:着色化水-分散可能なポリウレタン類の製造で使用する分散染 染料1,CI ディスパーズブラウン4 CI ディスパーズブラウン4のサンプルを酢酸エチル中に抽出することにより
精製し、水洗し、次いで酢酸エチルを蒸発させることによって単離した。
【0058】
【化1】
【0059】染料2−式2の黄分散染料:
【0060】
【化2】
【0061】段階1) 温度を30℃未満に保持しながら、エチルシアノアセテート(56.5部)を水(18部)
中のエタノールアミン(76.25部)の撹拌溶液に0.25時間で滴下添加した。次いで 、30℃未満の温度に保持しながらエチルアセトアセテート(65部)を添加した。混
合物を90℃で20時間撹拌し、冷却し、水(500部)に注ぎ、生成物を濾過により単 離し、水洗して乾燥すると、3-シアノ-6-ヒドロキシ-4-メチル-1-(2-ヒドロキシ
エチル)ピリド-2-オン(45部)が得られた。段階2) 2-(4-アミノフェニル)エタノール(13.7部)を0〜5℃で水(200部)と濃塩酸(30
部)との混合物中に溶解させた。この混合物に、2N 亜硝酸ナトリウム溶液(60部
)を0.25時間で添加するとジアゾ混合物が形成し、これを0〜5℃で1時間撹拌 し、次いで10%スルファミン酸を添加して過剰の亜硝酸を破壊した。段階3) 0〜5℃の温度を保持しながら、段階1)の生成物(21.3部)の水(150部)とメタ ノール(150部)との混合物中の溶液を段階2)の生成物に0.25時間で添加した。固 体酢酸ナトリウムを添加してpHを約pH4に上昇させ、混合物を室温で一晩撹拌し
てから、式2の染料(34.4部)を濾過により単離し、水洗し、50℃で乾燥した。染料3−式3の黄分散染料
【0062】
【化3】
【0063】段階1) 約5℃に温度を保持しながら、N-アセチルスルファニリルクロリド(93.5部)、
水(400部)及びアセトン(200部)の撹拌混合物に、ジエタノールアミン(105部)を1
0分で滴下添加した。混合物を放置して室温に温め、一晩撹拌した。得られた4- アセチルアミノ-N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)ベンゼンスルホンアミド(103部
)を濾過により単離し、水洗して乾燥した。段階2) 段階1)の生成物(60部)と2N硫酸(200部)との混合物を、還流下、4時間加熱し た。混合物を室温に冷却し、水酸化ナトリウム溶液を添加してpHを7に上げた。
生成物を濾過により単離し、水洗し、40℃で塩化カルシウムで真空乾燥すると、
4-アミノ-N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)ベンゼンスルホンアミド(44部)が得ら
れた。段階3) 段階2)の生成物(13部)を水(150部)と濃塩酸(15部)との混合物に0〜5℃で溶 解させた。この混合物に、2N亜硝酸ナトリウム溶液(25部)を0.25時間で添加する
と、ジアゾ混合物が得られ、これを0〜5℃で2時間撹拌し、次いで10%スルフ ァミン酸を添加して過剰の亜硝酸を破壊した。段階4) 1-ブチル-3-シアノ-4-メチル-6-ヒドロキシピリド-2-オン(11.3部)の水(100部
)とアセトン(100部)との混合物中の溶液を、0〜5℃の温度を保持しながら段階
3)の生成物に0.5時間で添加した。さらに1時間後、固体酢酸ナトリウムを添加 してpHを約pH4に上げ、混合物を室温で一晩撹拌した。式3の染料(19.5部)を濾
過により単離し、水洗し、50℃で乾燥した。染料4−CIディスパーズレッド
【0064】
【化4】
【0065】染料5−式5の赤色分散染料
【0066】
【化5】
【0067】段階1) 5-アミノ-4-シアノ-3-メチルイソチアゾール(本明細書中、参照として含まれ るドイツ特許第DE3001945号に記載の如く製造、14部)を、ニトロシル硫酸(硫酸 中、40%溶液25部)、酢酸(126部)及びプロピオン酸(24部)中の段階1)の撹拌生成 物に、0〜5℃の温度に1時間保持しながら、0.5時間で少しずつ添加した。段階2) N,N-ジヒドロキシエチル-m-トルイジン(19.9部)の水(50部)、メタノール(150 部)及びスルファミン酸(1部)の混合物中の溶液を段階1)の撹拌生成物に、0〜5
℃に温度を保持しながら0.25時間で添加した。1時間後、固体酢酸ナトリウムを
添加してpHを約pH4に上げ、混合物を室温で一晩撹拌した。得られた染料を濾過
により単離し、水洗し、50℃で乾燥した。染料をアセトン中に溶解し、濾過し、
アセトンを蒸発させると、式5の染料(25.2部)が得られた。染料6、7、8及び9−式6、7、8及び9の青分散染料 染料6
【0068】
【化6】
【0069】段階1) 2-アミノ-3-エトキシカルボニル-5-ニトロチオフェン(本明細書中、参照とし て含まれるドイツ特許第DE2304201号に記載の如く製造、21.6部)を、0〜5℃に
1時間温度を保持しながら、ニトロシル硫酸(硫酸中40%溶液25部)、酢酸(126部)
及びプロピオン酸(24部)の撹拌混合物中に0.5時間で少しずつ添加した。段階2) N,N-ジヒドロキシエチル-m-トルイジン(19.9部)の水(50部)、メタノール(150 部)及びスルファミン酸(1部)の混合物中の溶液を段階1)の生成物に、0〜5℃に
温度を保持しながら0.25時間で添加した。1時間後、固体酢酸ナトリウムを添加
してpHを約pH4に上げ、混合物を室温で一晩撹拌した。得られた染料を濾過によ
り単離し、水洗し、50℃で乾燥した。染料をアセトンとTHF中に溶解し、濾過し 、アセトンとTHFを蒸発させて小容量とした。式6の染料(23.6部)を濾過により 単離し、水洗し、乾燥した。染料7
【0070】
【化7】
【0071】段階1) 2-アミノ-3-エトキシカルボニル-5-ニトロチオフェン(21.6部)を、0〜5℃に
1時間温度を保持しながら、ニトロシル硫酸(硫酸中40%溶液25部)、酢酸(126部)
及びプロピオン酸(24部)の撹拌混合物中に0.5時間で少しずつ添加した。段階2) N,N-ジ-β-ヒドロキシエチル-m-アミノアセトアニリド(26.2部)の水(50部)、 メタノール(150部)及びスルファミン酸(1部)の混合物中の溶液を段階1)の撹拌混
合物に、0〜5℃に温度を保持しながら0.25時間で添加した。1時間後、固体酢
酸ナトリウムを添加してpHを約pH4に上げ、混合物を室温で一晩撹拌した。得ら
れた染料を濾過により単離し、水洗し、50℃で乾燥すると、式7の染料(33.7部)
が得られた。染料8
【0072】
【化8】
【0073】段階1) 2-ブロモ-4,6-ジニトロアニリン(26.2部)を、0〜5℃に温度を保持しながら 、ニトロシル硫酸(硫酸中40%溶液25部)、酢酸(126部)及びプロピオン酸(24部)の
撹拌混合物中に0.25時間で少しずつ添加した。段階2) 3-(N,N-ジ-β-ヒドロキシエチル)-アミノ-4-メトキシアセトアニリド(26.8部)
の水(50部)、メタノール(150部)及びスルファミン酸(1部)の混合物中の溶液を段
階1)の撹拌混合物に、0〜5℃に温度を保持しながら0.5時間で添加した。1時 間後、固体酢酸ナトリウムを添加してpHを約pH4に上げ、混合物を室温で一晩撹
拌した。得られた染料を濾過により単離し、水洗し、50℃で乾燥すると、式8の
染料(39部)が得られた。染料9
【0074】
【化9】
【0075】段階1) アニリン(9.3部)を2N塩酸(150部)に0〜5℃で溶解させた。この撹拌混合物に
2N亜硝酸ナトリウム溶液(55部)を0.25時間で添加し、0〜5℃で2時間撹拌し、
10%スルファミン酸を添加して過剰の亜硝酸を全て破壊した。段階2) 段階1)の生成物を、0〜5℃の温度に保持しながら、2-アミノ-3-シアノチオ フェン(9.2部)、水(100部)及びメタノール(150部)の撹拌混合物に0.25時間で添 加した。2時間後、混合物を放置して室温まで温め、室温で一晩撹拌した。得ら
れたモノ-アゾ染料を濾過により単離し、中性になるまで水洗し、70℃で乾燥し た(15.2部)。段階3) ニトロシル硫酸(硫酸中40%溶液12.5部)を段階2)の生成物(5.7部)、酢酸(100部
)及び濃硫酸(40部)に0℃に温度を保持しながら滴下添加し、次いで0〜5℃で 1時間撹拌した。段階4) 段階3)の生成物を、N,N-ジヒドロキシエチル-m-トルイジン(5.28部)、メタノ ール(100部)及びスルファミン酸(1部)の撹拌混合物に、0〜5℃に温度を保持し
ながら0.25時間で滴下添加した。0.5時間後、水(100部)と固体酢酸ナトリウムを
添加してpHを約pH4に上げ、混合物を1時間撹拌した。得られた染料を濾過によ
り単離し、1:1メタノール-水及び7:3メタノール-水で洗浄し、50℃で乾燥し、シ
リカゲルのクロマトグラフィーにより精製すると、式9の染料(2.0部)が得られ た。染料10−式10の黄/茶分散染料
【0076】
【化10】
【0077】段階1)1,4-ジ-(2-アセトキシエトキシ)ヒドロキノンの製造 ヒドロキノンビス-(2-ヒドロキシエチル)エーテル(179部)、酢酸(1000部)及び
無水酢酸(300部)を撹拌し、一晩加熱して還流した。室温にまで冷却した後、水(
2000部)に注ぎ、生成物を濾過により単離し、水洗し、乾燥して、エタノールか ら再結晶させると生成物212部が得られた。段階2) 段階1)の生成物(211.5部)を酢酸(1800部)に溶解させた。次いで、20℃未満の 温度に保持しながら、硝酸(51.9部)と酢酸(200部)との混合物を20分で添加した 。室温で一晩撹拌した後、溶液を水(9000部)に注ぎ、生成物を濾過により単離し
、水洗し、エタノールから再結晶させると、生成物209部が得られた。段階3) 段階2)の生成物(115部)を50℃でエタノールに溶解させ、パラジウム触媒(2部 、5%Pd/C)の存在下で水素で還元させた。水素の取り込みが停止したら、溶液を ふるいにかけて触媒を取り除き、濾液を放置して室温に冷却した。結晶質固体を
濾過により単離し、真空下乾燥させると生成物90部が得られた。段階4) 2,5-ジアセトキシエトキシアニリン(17.8部)(段階3))を、アセトン(300部)、 水(300部)及び濃塩酸(18部)に、0〜5℃で溶解させた。この撹拌混合物に、2N 亜硝酸ナトリウム溶液(30部)を0.25時間で添加し、0〜5℃で2時間撹拌し、次
いで10%スルファミン酸を添加して過剰の亜硝酸を全て破壊した。段階5) 段階4)の生成物を、N,N-ジエチル-m-トルイジン(9.87部)、アセトン(3000部) 及び水(150部)の撹拌混合物に、0〜5℃の温度に保持しながら、0.25時間で滴 下添加した。1時間後、固体酢酸ナトリウムを添加してpHを約pH4に上げ、混合
物を1時間撹拌した。得られた染料を水性相を分離することにより単離し、染料
を塩化メチレンに溶解させ、塩化メチレン相を硫酸マグネシウムで乾燥して、溶
媒を蒸発させると染料(20.1部)が遊離し、これを静置すると結晶化した。段階6) 段階5)の生成物(20.1部)、アセトン(300部)及び1N水酸化ナトリウム(30部)を 還流下0.5時間加熱し、冷却後に小容量まで蒸発させて、塩化メチレンを添加し た。水性相を流出させ、塩化メチレン相を水で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、シリカゲル処理し、濾過し、次いで蒸発乾涸させた。粗な生成物をシリ
カゲルのクロマトグラフィーにより精製すると式10の染料(18.2部)が得られた
染料11−式11の黒分散染料
【0078】
【化11】
【0079】段階1) 2-アミノ-4-クロロ-5-ホルミルチアゾール(本明細書中、参照として含まれる 米国特許第4,395,544号に記載の如く製造、14.64部)を氷酢酸(390部)と濃硫酸(8
1部)との混合物中に0〜5℃で溶解させた。この混合物に、2N亜硝酸ナトリウム
溶液(81部)を0.25時間で添加し、混合物を0〜5℃で1時間撹拌した。段階2) 段階1)の生成物をN,N-ジヒドロキシエチル-m-アセトアニリド(21.4部)、メタ ノール(300部)及びスルファミン酸(3部)の撹拌混合物に、0〜5℃の温度に保持
しながら0.25時間で滴下添加した。1時間後、水(300部)及び固体酢酸ナトリウ ムを添加してpHを約pH4に上げ、混合物を1時間撹拌した。生成物を濾過により
単離し、水洗し、乾燥して、THFに溶解させ、濾過し、小容量まで蒸発させた。 水を添加して生成物を沈澱させ、これを濾過により単離し、70℃で乾燥させると
生成物(21.25部)が得られた。段階3) 段階2)で製造した生成物(20部)のピリジン(250部)中の撹拌溶液に、インダン-
1,3-ジオン(14.6部)続いて酢酸/ピペリジンの2:1混合物(約0.25部)を添加した。
混合物を室温で一晩撹拌し、続いてヘキサン(2500部)中に注いだ。生成物が沈澱
し、これを濾過により単離し、ヘキサンで2回続いてアセトンで洗浄し、70℃で
乾燥した。段階4) ピペリジン(5.98部)を、段階3)で製造した生成物(19部)及びDMF(200部)の撹拌
混合物に70℃で、0.25時間で滴下添加し、室温に冷却し、水を添加した。沈澱し
た生成物を濾過により単離し、熱塩化メチレン中ですりつぶして精製すると、式
11の染料(3.2部)が得られた。染料12−式12の茶溶媒溶解性染料
【0080】
【化12】
【0081】段階1) 水(400部)中の濃塩酸(60部)を、0〜5℃の温度に保持しながら、アントラニ ロニトリル(23.6部)、アセトン(300部)及び2N亜硝酸ナトリウム(100部)の混合物
に滴下添加した。0〜5℃の温度で1時間後、10%スルファミン酸を添加して過 剰の亜硝酸を全て破壊した。段階2) 段階1)の生成物を、N,N-ジヒドロキシエチル-m-クロロアニリン(45部)、アセ トン(200部)、水(50部)及びスルファミン酸(1部)の撹拌混合物に、0〜5℃に温
度を保持しながら0.5時間で滴下添加した。1時間後、固体酢酸ナトリウムを添 加してpHを約pH4に上げ、混合物を1時間撹拌した。沈澱した生成物を濾過によ
り単離し、水洗し、70℃で乾燥すると、式12の染料(61.6部)が得られた。染料13−式13の黒水溶性染料
【0082】
【化13】
【0083】段階1) 5-アミノイソフタル酸(109部)及び亜硝酸ナトリウム(46部)を水(1000部)に溶 解させ、2N水酸化ナトリウムを添加してpH7.7にし、得られた混合物をゆっくり と0〜10℃で濃塩酸(180部)に添加した。混合物を0〜10℃で2時間撹拌した。 デンプン紙が直ちに変化を示さなくなるまで、スルファミン酸を添加して過剰の
亜硝酸を分解した。段階2) 2,4-ジメトキシアニリン(92部)のメチル化アルコール(methylated spirit:2
000部)の溶液を段階1)の生成物にゆっくりと添加し、0〜10℃で2時間撹拌した
。水(4000部)を添加し、反応物を室温で一晩撹拌した。生成物を濾過により単離
し、2N塩酸(1500部)中で撹拌し、再び濾過し、40℃でオーブン乾燥すると、モノ
-アゾ中間体(364部)が得られた。段階3) モノ-アゾ中間体(段階2)(105部)及び亜硝酸ナトリウム(28部)を水(1000部)に 溶解し、2N水酸化ナトリウムを添加してpH9.0に調節し、濃塩酸(100部)及び水(4
00部)に添加し、周囲温度で、高剪断混合機で1.25時間撹拌すると、ジアゾニウ ム混合物が得られた。デンプン紙が直ちに変化を示さなくなるまで、スルファミ
ン酸を添加して過剰の亜硝酸を破壊した。段階4) 2,8-ジヒドロキシナフタレン-6-スルホン酸(263部)、亜硫酸水素ナトリウム(2
59部)、水(900部)及び1,8-ジアミノオクタン(400部)を80℃で20時間、次いで95 ℃でさらに20時間撹拌した。反応物を一晩放冷して濾過した。得られたフィルタ
ーケーキを水(500部)及び2N水酸化ナトリウム(750部)中で15分間撹拌した。2N塩
酸(300部)を添加し、沈殿物を濾過した。フィルターケーキを50℃に加熱するこ とにより水(500部)及び2N水酸化ナトリウム(1000部)中に溶解させた。2N塩酸を 添加し、沈殿物を40℃で濾過した。フィルターケーキを70℃でオーブン乾燥する
と、ナフタレン中間体(111部)が生成した。段階5) 段階3)の生成物を、炭酸ナトリウム(50部)と2N水酸化ナトリウムでpH11に予め
調節しておいた段階4)の生成物(96部)の水(1000部)中の溶液に0〜10℃でゆっく
り添加し、次いで2N水酸化ナトリウムを添加してpHを10〜11に調節した。混合物
を0〜10℃で2時間、次いで室温で一晩撹拌し、濃塩酸を添加してpHを6.5に調 節した。生成物を濾過により単離し、濃アンモニア(750部)と一緒に水(500部)中
に溶解し、濃塩酸(500部)中で再沈澱させた。沈澱を水(700部)及び濃アンモニア
(200部)中で懸濁させ、懸濁液を<100μs/cmで透析し、ガラス微小繊維GF/D濾紙
を使用して60℃でふるいにかけ、80℃で蒸発乾涸させると、アンモニウム塩とし
て式13の染料(127部)が得られた。段階6) 強酸性樹脂(H+形)を充填したイオン交換樹脂を、試験した溶離液が試験紙pH8
〜10で塩基性を示すまで、トリエチルアミン(5%v/v)水溶液でフラッシュした。 段階5)の生成物(66部)を水(1300部)に溶解し、トリエチルアミンを添加してpH9.
0とし、カラムを通した。溶離液が殆ど着色しなくなるまで水をカラム内にフラ ッシュした。溶離液を蒸発乾涸させると、トリエチルアミン塩として式13の染
料(72部)が得られた。着色化水-分散可能なポリウレタン類の製造 実施例1〜25 実施例1〜25の着色化ポリウレタン類の製造は、以下の段階1)及び2)に記載
の如く実施した。
【0084】 実施例1〜25の成分及び得られたポリマーの特性を以下の表1に示す。表1
において二つの選択肢a)またはb)が与えられる場合、実施例の欄のアスタリスク
で別のものを示す場合を除いて全ての場合で選択肢a)を使用した。段階1: 成分1、2、3、4及び6を窒素雰囲気下、撹拌反応容器に充填し、90℃に加
熱し、次いで成分7を添加した。反応物は約30℃発熱し、次いでこれを90〜95℃
で3時間保持した。イソシアネート(-NCO)含量を測定した。成分5続いて成分8
を混合物に添加し、次いで温度を90℃にさらに2時間保持した。段階2: 90℃の段階1からの生成物を、表1に示されている場合には、成分9(イソシ アネート-反応性連鎖停止剤)を含有する、成分10と成分11との30℃の混合物
に添加した。添加時に、混合物の温度は約35℃〜45℃に上昇した。混合物をさら
に1時間撹拌し、室温に冷却し、50μmクロスフィルターで濾過した。段階2の 生成物のpHと固体含量を測定し、表1に示した。
【0085】 得られたポリウレタンの分子量分布をゲル透過クロマトグラフィー(GPC)によ り測定して、表1に記載の重量平均分子量Mw、及び数平均分子量Mnを得た。段階3: 段階2からの生成物をフィルターのカスケード(ガラス微小繊維GF/A、GF/F及 び膜)を通して0.45ミクロンまで濾過し、次いで溶離液が<100μS/CMの伝導率を
もつまで3000MW遮断膜を使用して逆相浸透により精製し、約70℃で蒸発乾涸させ
た。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
【表3】
【0089】
【表4】
【0090】インキの製造 実施例1〜25に記載した着色化水-分散可能なポリウレタン類を含有するイ ンキを水(90部)及びN-メチルピロリドン(10部)の貯蔵溶液中に製造し、濃アンモ
ニアを添加してpH9〜10とし、0.45ミクロン膜フィルターを通して得られた溶液
を濾過した。得られたインキを、ヒューレットパッカード(HP)560サーマルイン キジェットプリンタを使用してギルバートボンド(Gilbert Bond)、ゼロックス アシッド(Xerox acid)、コンカラーペーパー(Conqueror paper)または光沢フ ィルム上に印刷して試験印刷物を得た。得られた試験印刷物の特性を以下の表2
に示す。蛍光ペン試験: 上記の如く製造した印刷物を、蛍光ペンに対する耐塗抹性(smear resistance
)に関して試験した。黄色の蛍光ペン(酸性及びアルカリ性)を使用して、印刷し た一連の垂直方向の棒に対して横切って水平方向に線を引いた。垂直方向の棒の
間で白色紙上に塗抹したインキの量を視覚的に評価し、表2に示す。チェック印
は塗抹がなかったことを示す。湿潤堅牢度 湿潤堅牢度を以下のようにして評価する;水0.5cm3を、製造した試験印刷物上
に印刷後5分、1時間または24時間をおいて流れ落とした。等級は、1は全く固
定されていない、10は完全に固定されている、即ち白色紙上には全く染みが生成
しない、とする1〜10を使用した。色座標、明度及び光学密度 印刷物の色座標L、a、b及び光学密度をX-ライト(X-rite)938分光光度計を使用
して測定した。
【0091】 光学密度は、対数スケール上での色の強度の尺度である。 色座標はカラースケール上での明度及び色を定義し、ここで「a」は赤み(+a)
または緑(−a)の尺度であり、「b」は黄色み(+b)または青み(−b)の尺度である
。座標「a」及び「b」は中間色(白、灰及び黒)に対しては0に近づく。「a」及 び「b」の値が高ければ高いほど、色が濃いことを示す。
【0092】 明度「L」は、0(白)から100(黒)のスケールで測定した。
【0093】
【表5】
【0094】
【表6】
【0095】 以下の略号を使用する、以下の表3及び4に記載の配合のインキをさらに製造
した。それぞれの配合物に水を配合して全部で100部とした。インキジェットプ リンタを使用してこれらのインキを普通紙に適用した。
【0096】 以下の略号を表中で使用する。FRU:フルクトース;PU*:実施例1〜25で製 造したどの着色化水-分散可能なポリウレタンを使用し得るかを明示する。PUの 重量部数をカッコ内に示す;BZ:ベンジルアルコール;DEG:ジエチレングリコ ール;DMB:ジエチレングリコールモノブチルエーテル;ACE:アセトン;IPA: イソプロピルアルコール;MEOH:メタノール;2P:2-ピロリドン;MIBK:メチル
イソブチルケトン;SUR:Surfinol 465(界面活性剤);PHO:K2PO4;TEN:トリ エタノールアミン;NMP:N-メチルピロリドン;TDG:チオジグリコール;CAP: カプロラクタム;BUT:ブチルセロソルブ;GLY:グリセロール。
【0097】
【表7】
【0098】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ピヤーズ,デビッド・アラン イギリス国マンチェスター エム9・8ズ ィーエス,ブラックリー,ピー・オー・ボ ックス 42,ヘクサゴン・ハウス (72)発明者 パジェット,ジョン・クリストファー イギリス国チェシャー ダブリューエイ 6・6アールオー,フロッドシャム,フィ ールドウェイ 21 Fターム(参考) 2C056 EA13 FC01 2H086 BA59 BA60 BA61 4J034 BA10 CA17 CC03 CC12 CC52 DG02 HA07 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC71 HC73 QB19 QC05 RA07 4J039 AE04 AF04 BC07 BC10 BC11 BC12 BC20 BC29 BC33 BC40 BC46 BC59 BC60 BC79 BE01 BE02 BE12 BE22 BE23 CA06 EA17 EA19 EA35 EA38 EA41 EA44 EA46 EA47 GA24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)少なくとも一種の有機ポリイソシアネート; ii)水-分散性基を提供する少なくとも一種のイソシアネート-反応性化合物;及 び iii)イソシアネート基及びイソシアネート-反応性基から選択される少なくとも 二つの官能基を有する少なくとも一種の着色剤、 の各成分を含む混合物の反応から得ることができる30,000未満の平均分子量をも
    つ非-イソシアネート末端化、着色化、水-分散可能なポリウレタン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の反応により得たポリウレタン。
  3. 【請求項3】 25,000未満の重量平均分子量を有する請求項1または2のいずれ
    か1項に記載のポリウレタン。
  4. 【請求項4】 連鎖-延長ポリウレタンではない、請求項1〜3のいずれか1項 に記載のポリウレタン。
  5. 【請求項5】 黄、マゼンタ、シアンまたは黒色である、請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載のポリウレタン。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリウレタンと液体媒体と
    を含むインキ。
  7. 【請求項7】 20℃で20cp未満の粘度を有する請求項6に記載のインキ。
  8. 【請求項8】 10μM未満の平均孔径を持つフィルターで濾過した請求項6また は7に記載のインキ。
  9. 【請求項9】 サーマルインキジェットプリンタで使用するのに好適な請求項6
    、7または8のいずれか1項に記載のインキ。
  10. 【請求項10】 インキジェットプリンタにより、請求項1〜5のいずれか1項
    に記載のポリウレタンを含有するインキを支持体に適用することを含む、支持体
    に画像を印刷する方法。
  11. 【請求項11】請求項6〜9のいずれか1項に記載のインキを含有するインキジ
    ェットプリンタカートリッジ。
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