JP2002508795A - 充填エラストマー組成物および該組成物より作られる装置 - Google Patents

充填エラストマー組成物および該組成物より作られる装置

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Abstract

(57)【要約】 下にある基材からポリマー組成物を除去するための柔軟なエラストマーディスク。ディスクは、装飾的デコール、ストライプ、図形、エンブレム、保護的成形物、塗装および接着剤を除去するのに有用であり、充填エラストマー組成物からできている。エラストマー組成物は、有機潤滑剤および非研磨性粒子を組み合わせたシステムで充填される。

Description

【発明の詳細な説明】 充填エラストマー組成物および該組成物より作られる装置 本発明は、基材からの接着した表面被覆物の除去に関する。特に発明は充填エ ラストマー組成物、組成物より作られる回転ディスク、該組成物を含有する装置 、および表面被覆物が接着した基材を損傷することなくこのような表面被覆物を 除去する方法に関する。 装飾的デコール、ストライプ、図形、エンブレム、および保護的成形物などの 表面被覆物は、様々な用途で広く使用されている。これらの表面被覆物は典型的 に、自動車、トラック、航空機、およびボートの塗装表面および未塗装表面に感 圧接着剤で接着される。圧感接着剤は典型的に、表面被覆物アイテムが指先のま たはローラーからの圧力によって表面に接着するように、粘着付与剤および安定 剤の添加によって改質されることもあるアクリルポリマーまたはエラストマーを ベースとする。 表面被覆物が接着した塗装表面部分を修理および再塗装する工程では、被覆物 の除去が必要かもしれない。デコールおよびピンストライプなどの比較的薄い表 面被覆物の除去は、現在、手または用具に保持されたかみそりの刃によって塗装 表面から被覆物を除去して行われる。この切断方法では典型的に、接着剤および 表面被覆物の小さな断片が表面に残り、後から残余物を適切な溶剤に浸した布ま たはスポンジで強くこすって除去しなくてはならない。またかみそりの刃を使用 することで、下にある表面塗装が損傷するかもしれない。 別の除去手順では、ヒートガンを用いて表面被覆物を非常に注意深く加熱する ことで、爪のような薄い物体を軟化した縁の下に差し込んで除去を開始できるよ うにし、その後、縁を引っ張って表面被覆物の残りを除去する。しかし比較的薄 いデコールおよびストライプは高い引っぱり強さを有さないことが多く、通常、 除去されない部分から引きちぎれるので、除去手順を再度開始しなくてはならな い。この手順には、それから表面被覆物を除去する塗装表面を過熱して損傷する 可能性という欠点もあり、非常に冗漫な作業である。 別の現存する問題は、自動車またはトラック上のエンブレムおよび保護的側面 成型物を表面から剥がす際に起きる。接着剤残余物は、エンブレムまたは成型物 、および自動車の塗装表面の双方に残ることが多い。その結果、接着剤残余物を 溶解するが、それが付いている塗装表面を損なわないように選択した適切な溶剤 に浸した布またはスポンジで強くこすって、それを双方の表面から除去しなくて はならない。より強力な溶剤は、より迅速な接着剤の除去を促進するかもしれな いが、このような溶剤はいくつかの塗装表面を損なうかもしれず、引火性および /または毒性の懸念が生じるかもしれない。エンブレムまたは側面成型物上の接 着剤残余物も、通常、擦過とそれに続く溶剤クリーンアップによって除去しなく てはならない。 これらの問題に対する答えとして、回転ポリーマーディスクを使用するシステ ムが開発されている。回転ディスクが表面被覆物に接触すると、結果的に生じる 摩擦によって温度が上昇する。この温度上昇によって接着剤が軟化し、次にエン ブレムまたは成型物が除去できる。このようなシステムの例は、Winterの米国特 許番号第5,269,874号にある。このようなシステムは、接着した表面被覆物の除 去に関わる上記問題の多くを多少とも解決した。しかし回転ディスクシステムに ついては、別の懸念が生じた。例えばディスクの硬度および研磨特性は、基材を 損傷することなく表面被覆物が確実に除去されるように制御されなくてはならな い。ディスクが柔らかすぎると不十分な熱が生成し、および/またはディスク材 料が表面に擦り付けられる。表面の温度が高すぎると、下にある塗装がひび割れ または損傷し、または「煙霧」として知られる空中浮遊残余物が生じる。 本発明は、エラストマー、固形有機潤滑剤と極性有機潤滑剤から成る群より選 択される約2〜43重量%の有機潤滑剤、および約2〜43重量%の非研磨性粒子を含 有する充填エラストマー組成物を提供し、有機潤滑剤および非研磨性粒子は、合 わせて充填エラストマー組成物の約4〜45重量%を構成する。発明は、装置、回 転可能体、および熱軟化性表面被覆物の効果的で迅速な除去に有用な方法も提供 する。 装置は、辺縁表面を有してその軸周囲で回転できる回転可能体を含み、回転可 能体はエラストマー、固形有機潤滑剤と極性有機潤滑剤から成る群より選択され る約2〜43重量%の有機潤滑剤、および約2〜43重量%の非研磨性無機粒子を含有 する充填エラストマー組成物の少なくとも1つのディスクを含み、有機潤滑剤お よび非研磨性粒子は、合わせて充填エラストマー組成物の約4〜45重量%を構成 する。 本発明は、接着した熱軟化性表面被覆物を熱安定性基材から除去する方法も提 供する。 回転可能体は、表面被覆物の完全性を低下させる速度で回転する。その後、辺 縁表面によって、基材表面から熱軟化性被覆物が強制的に除去される。その後、 熱軟化性表面被覆物に接触する辺縁表面の部分は、辺縁表面から摩耗される。 有機潤滑剤および非研磨性粒子は、特に熱軟化性表面被覆物の除去における使 用に良く適した組成物の調製を可能にする「充填剤システム」を共に定義する。 発明のユニークなエラストマー組成物は低速工具と共に使用でき、圧感接着剤で 結合されたテープやフィルムを、高い効率と最小の接線力で熱安定性基材から選 択的に除去できるようにし、表面残余物は非常にわずか、または皆無であり、過 度の熱発生や顕著な引掻きがなく、顕著な空中浮遊残余物を生じることもない。 特に断りのない限り、重量百分率は全て充填エラストマー組成物の総重量を基 準にしている。 ここでの用法では「固形有機潤滑剤」とは、室温で固形の有機潤滑剤を意味す る。「極性有機潤滑剤」とは、例えば少なくとも1つのカルボキシル、ヒドロキ シル、スルフヒドリル、アミド、カルボニル、アミノ、エーテル、またはシロキ シ基などの少なくとも1つの極性置換基を有する有機潤滑剤を意味する。 図1は、心軸上に取り付けられて本発明の製品の一実施例を提供する、複数の エラストマーディスクの斜視図である。 図2は、熱安定性基材から熱軟化性表面被覆物を除去する、使用中の本発明の 装置の斜視図である。 図3は、図1の実施例を直線3―3で切った断面図である。 図4は、図1に類似しているが、エラストマーディスクの間に間隙を含む本発 明に従った別の実施例の断面図である。 本発明は、電動工具と共に使用して、基材への目に見えるほどの損傷なしに、 熱軟化性表面被覆物を熱安定性基材から除去できるディスクを製造するのに有用 な充填エラストマー組成物を提供する。「ディスク(群)」という用語には、ホ イール、溝付きホイール構造物または実質的に連続した辺縁被削面が付いたその 他の構造物を含めることを意図する。これらのディスクは、単一のディスク構造 物、または心軸上に取り付けられた複数のより薄いディスク要素によって形成さ れるディスク構造物を有する柔軟なポリマーエラストマーマトリックスを含む。 「熱軟化性材料」という用語は、変形温度まで過熱されると材料の完全性が低下 して、摩擦力に曝されると材料が変形するかもしれない点にまで軟化する材料を 指すことを意図する。 基材に関連した「熱安定性」という用語は、変形温度以下の温度に曝した際に 熱軟化性材料が変形するのと同一の摩擦力の下で、このような材料が変形しない ことを指すことを意図する。 発明のエラストマー組成物からできたディスクは、電動工具と共に使用して、 装飾的デコール、ストライプ、接着剤残余物、またはその他の熱軟化性表面被覆 物を、ほとんどの塗装たは未塗装自動車、トラック、航空機、またはボート表面 から、表面に対する目に見えるほどの変化または損傷なしに効果的に除去できる 。より正確に言えば熱安定性塗装表面上で使用した際に、塗装は概して損傷しな い。 熱軟化性塗装は、家具などの木製品を被覆するのに使用されることが多い。発 明の充填エラストマー組成物からできたディスクは、下にある木材を損傷せずに 木材表面から熱軟化性塗装を除去するのに使用できる。この方法は、木材を擦過 または研摩するよりも迅速で労働集約性が低く、化学剥離剤の使用を必要としな い。この除去手順は、現在使用される手順に比べて、比較的容易かつ少ない技能 で実施できる。 充填エラストマー組成物からできたディスクは、使用中に良好な機械的強度お よび低い制御された摩耗率を有する。ディスクの辺縁表面の摩耗または摩滅は、 ディスクに自浄作用を提供する。ディスクは、除去するアイテムに機械エネルギ ーを与えるのに十分に堅くなくてはならないが、熱安定性基材に過剰なエネルギ ーを与えて基材に損傷を引き起こすほどに堅くてはならない。発明の回転ディス クが表面に与えるエネルギーは、部分的に熱エネルギーに転換されて表面を過熱 し、もし過剰であれば結果として生じる熱は、塗装表面にひび割れ、しわ、ブ リスターを引き起こし、または塗装を完全に失わせる。さらに熱エネルギーは、 過剰な温度になると基材を変形させるかもしれない。 図1および3には、本発明の複合材ディスク10が示される。複合材ディスク10 は、より薄い個々のディスク12を含む。複合材ディスク10は、心軸14に取り付け られる。心軸14は、複合材ディスク10を少なくとも分速30表面メートルで回転で きる電動工具に、終端16が連結できるように適合される。材料を除去するのに十 分な時間、縁18を物質に押しつけることで熱軟化性材料の除去が起きる。 図2では、熱軟化性材料を熱安定性基材から除去する本発明の装置20が示され る。装置20は、複数のディスク26が心軸24に固定され、心軸24に連結するドリル モーター22などの回転手段を含む。ドリルモーター22は、ディスク26の辺縁28が デコール30に接触すると、ディスク26を回転させる。辺縁28はデコール30に押し つけられて、摩擦的接触がデコール30、およびその下にあるデコール30を基材32 に固定する接着剤の温度を上昇させる。温度がデコール30の変形温度に達すると 、デコールの一部分が基材32から除去され、同時に辺縁の一部分がディスク26か ら摩滅される。摩滅作用の結果、辺縁にくっついたデコール部分のない自浄作用 ディスクが得られる。ドリルモーター22は、デコール30がその変形温度に達する 表面速度に、ディスクを回転させるのに十分なパワーを有さなくてはならない。 図4は、図1および3に示した複合材ディスク10に類似しているが、個々のデ ィスク12の間に間隙41を含む複合材ディスク40を示す。 ディスクは、エラストマーおよび充填剤システムを含有する充填エラストマー 組成物からできている。この組成物によって、熱軟化性表面被覆物を容易に除去 するが、基材にひび割れ、引掻きまたはその他の顕著な損傷を引き起こさないデ ィスクを形成することが可能になる。 発明の組成物中で用いられるエラストマーは、熱可塑性または熱硬化性のどち らでも良く、好ましくは約-20℃未満のガラス転移温度を有するべきである。有 用な熱可塑性材料の例としては、可塑化ポリ塩化ビニル(PVC)、アルキレンブ ロック共重合体、スチレンブロック共重合体、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性 ポリウレタン、エチレン-プロピレンエラストマー、スチレン/ブタジエンゴム 、エチ レン-プロピレンターポリマーゴム、熱可塑性ポリプロピレン/エチレン-プロピ レン共重合体配合物、熱可塑性ポリアミド、それらの共重合体、およびそれらの 混合物が挙げられる。 有用な熱硬化性ポリマーエラストマーとしては、架橋ポリウレタン、架橋アク リレート、架橋天然ゴム、架橋合成ゴム、架橋エピクロロヒドリン、架橋クロロ スルホン化ポリエチレン、架橋エチレン-アクリルなどが挙げられる。これらの 中では、架橋ポリウレタンが概して好ましい。 要すれば硬度などの機械的特性を制御し、成形工程を改善する目的で可塑剤が エラストマーに添加できる。エラストマーと適合性で、充填エラストマー組成物 から形成されるディスクの特性に実質的に悪影響を与えなければ、既知の可塑剤 のいずれでも使用できる。アルキルベンジルナフタレートが、好ましい種類の可 塑剤を代表する。存在する場合、可塑剤は典型的に充填エラストマー組成物に約 9〜22重量%の量で添加される。 発明のエラストマー組成物中で使用される充填剤システムは、有機潤滑剤およ び非研磨性粒子を含有する。このシステムによって、摩耗率、摩擦係数、および 硬度などのディスクの様々な特性を制御することが可能になる。 充填剤システムは、充填エラストマー組成物の約4〜45重量%を構成する。構 成成分の総計が充填エラストマー組成物の総重量を基準にして約4〜45重量%で さえあれば、有機潤滑剤の量は充填エラストマー組成物の約2〜23重量%の範囲 であり、非研磨性粒子の量は充填エラストマー組成物の約2〜23重量%の範囲で ある。 有機潤滑剤は、エラストマーの基材に対する接着、ディスクの摩擦係数、生成 する界面温度、および摩耗率を制御する作用をする。有機潤滑剤は、固形有機潤 滑剤および極性有機潤滑剤から成る群より選択される潤滑剤である。有機潤滑剤 は典型的に、結合した極性基を有することもある長い非極性主鎖を有する材料で ある。例としては、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アルコール、脂肪酸アミド 、ステアリン酸金属、パラフィン系およびミクロワックス、ポリエチレン、酸化 ポリエチレン、シリコーン、フッ素樹脂、オルト燐酸エステルなどが挙げられる 。10〜50個の炭素原子を有するカルボン酸、またはそれらの塩または誘導体が好 ましく、ステアリン酸の塩が特に好ましい。有用な有機潤滑剤材料の例としては 、ス テアリン酸、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ア ルミニウム、およびエチレン-ビス-ステアラミドが挙げられる。所望するならば 、様々な有機潤滑剤の混合物が使用できる。有機潤滑剤は約2〜43重量%、好ま しくは約5〜20重量%の量で存在する。 充填剤システムの非研磨性粒子構成成分は、摩耗率および硬度が制御できる充 填エラストマー組成物を提供する。この微粒子は、有機または無機のどちらかで ある。エラストマーと適合性であり、塗装または被覆表面に引掻きを起こさない あらゆる微粒子材料が使用できる。適切な微粒子は、概して1〜約3のモース硬 度価、および約0.1〜3μmの平均粒径を有する。有用な無機非研磨性粒子材料の 例としては、滑石、炭酸カルシウム、およびアルミニウム三水塩が挙げられる。 有用な有機非研磨性粒子材料としては、コーンスターチ、およびデキストリンが 挙げられる。所望するならば、2つ以上の非研磨性粒子材料の混合物が使用でき る。非研磨性粒子は約2〜43重量%、好ましくは約5〜20重量%の量で存在する。 有機潤滑剤および非研磨性粒子の量は、他に対する構成成分の重量比としても 表わせる。上に明示した範囲内で、有機潤滑剤および非研磨性粒子が約8:1〜1:8 の重量比で存在する充填剤システムが好ましく、約5:1〜1:5の重量比が特に好ま しい。 発明のディスクの製造に使用される充填エラストマー組成物は、密度が中実の 非気泡ポリマーをわずかに下回る気泡構造物を有しても良いが、このような気泡 は不必要である。 存在する場合、気泡の量は使用する充填剤の量と均衡させて、望ましい密度の 組成物を提供すべきである。非常に低密度の気泡ポリマーエラストマーは、デコ ールおよび接着剤残余物の除去に適したエネルギーを与えるためには、十分に堅 くないかもしれない。しかしポリマー材料が幾分堅さを増すにつれて、より低密 度を有する気泡エラストマー組成物を使用することで、研磨性が強くなりすぎる 可能性が部分的に相殺される。 好ましくはエラストマー組成物は、約10〜90のショアA硬度を有するべきであ る。ショアAが約10より柔らかい材料も使用できるが、デコールおよび接着剤残 余物の除去においては、使用中にディスクが非常に迅速に摩滅するため、概して 経済効果が悪い。ショアAが約90よりも堅いディスクは、デコールおよび接着剤 残余物の除去中に、いくつかの塗装表面を損傷しがちである。しかしこれらのデ ィスクは図形、デコール、または接着剤を未塗装表面から除去する場合、または 塗装アンダーレイの完全性がほとんど問題でない場合に使用できる。 充填エラストマー組成物は、約2mm〜25mmの厚さを有するディスクに形成され る。単一ディスクが使用される場合、それは典型的に約10mm〜20mmの厚さを有す る。複数のディスクが使用される場合、各ディスクは典型的に約2mmの厚さを有 する。ディスクまたはディスク群は心軸上に配置固定されて、ホイールを用途の 要求および駆動工具のパワーに適した厚さにする。ディスク(群)は概して、約 0.5〜3.0の動摩擦係数を有する。 発明のディスク(群)は、ポータブルハンドヘルド空気工具、電動工具、固定 回転軸、またはロボットアームによって支えられた回転軸でも良い回転電動工具 の心軸上に取り付けられる。ディスクは、少なくとも分速30表面メートルで回転 できる工具に取り付けらなくてはならない。発明のディスクは、普通は分速約32 0〜640表面メートルで回転する。より大きな直径を有するディスクは、最適性能 を達成するために、より小さなディスクよりも幾分高い表面速度で回転できる。 より大きなディスクの辺縁は、より少ない熱エネルギーを蓄積し、被削面との再 度のかみ合いによってエネルギーが追加される前に、熱エネルギーのいくらかを 消散するより多くの時間があることが想定される。 発明のディスクは、分速約1550表面メートル、好ましくは分速約1825表面メー トルを超える速度で回転する際に、破断に抵抗する適切な機械的強度を有するべ きである。不適切な機械的強度では、ディスクが回転できる速度が制限され、そ のためにデコールまたは接着剤残余物を除去する所要時間が増大する。破断に対 する不適切な抵抗性を有するディスクに関するさらに別の問題としては、破断デ ィスクの断片が迷走して使用者の身体に当たるなどの安全上の問題が挙げられる 。 熱軟化性表面被覆物の除去中に、発明のディスクは緩慢に摩滅して、除去する 表面被覆物残余物が実質的にないディスク表面を再生しなくてはならない。 辺縁表面の部分の摩耗または摩滅は、ディスクを自浄する働きをする。ディス クの磨耗抵抗性が高すぎると、被削面上に接着剤残余物が蓄積する結果、表面被 覆物の除去がより緩慢になる。ディスク辺縁上に蓄積した接着剤残余物は、それ を除去した表面に接着剤残余物をなすりつけることがあり、それを溶剤に浸した 布で拭うなどの方法で除去することは非常に困難である。辺縁表面の幅が16mmで あるディスクは、上述の速度で操作される場合、圧感接着剤付着テープを除去し て自浄作用を有するためにも、好ましくは1分当たり約0.2gよりも大きい摩耗率 を有するべきであることが分かった。他方、例えば1分当たり16mm長さ当たり約 5g以上などのように摩耗率が非常に高いディスクは、経済性が低い傾向がある。 上述の速度で操作される場合、好ましい摩耗率は1分当たり16mm長さ当たり約0. 8gである。以下の実施例は発明を実証するものであり、特に断りのない限り部お よび百分率は重量を基準にする。 実施例 材料用語集 Poly bd: ペンシルベニア州フィラデルフィアのAtochem Nort h America,Inc.,Polymers Divisionから市販される 1,3-ブタジエンのヒドロキシ末端ホモポリマー「Po ly bd Resin R-45HT」。 可塑剤: ミズーリ州セントルイスのMonsanto Companyから市 販されるC7-C9アルキルベンジルフタレート可塑剤 「Santicizer 261」。 Terathane 2000: デラウェア州ウィルミントンのduPont Specialty C hemicalsから市販されるポリエーテルグリコール[ ポリ(オキシ-1,4-ブタンジイイル)-I-ヒドロ-ω-ヒ ドロキシ]。 1,4-ブタンジオール: ニュージャージー州ウェインのGAF Chemicals Corp orationから市販される。 DABCO 33-LV: ペンシルベニア州アレンタウンのAir Products and Chemicals,Inc.から市販されるジプロピレングリコ ール中に33%トリエチレンジアミンを含む触媒。 ステアリン酸リチウム: イリノイ州シカゴのWitco Organics Division,Wit co Corporationから市販される潤滑剤ステアリン酸リ チウム「#306」。 滑石: コロラド州エンゲルウッドのLuzenac America,Inc. から市販される「Mistron Monomix Talc」。 MDI: ミシガン州ミッドランドのDow Plasticsから市販さ れるジフェニルメタンジイソシアネート「Isonate 143L」。 炭酸カルシウム: ジョージア州アトランタのECC Intemationalから市 販される粉砕天然炭酸カルシウム「SUPERMITE ULTR AFINE」。 ステアリン酸カルシウム: 技術等級、イリノイ州シカゴのWitco Organics Div ision,Witco Corporationから市販される。 デキストリン: STADEX 140-部分的加水分解デンプン。イリノイ州6 2525AディケーターのE.Staley Manufacturing Comp any。 実施例1: 表1に示した成分を1000mlポリエチレンビーカー中で、記載した順序でエアパ ワーミキサーによって混合した。ステアリン酸リチウムおよび滑石を実験室空気 炉中で少なくとも24時間、220°F(140℃)で乾燥し、1,4-ブタンジオールを分 子ふるいタイプ3H(1/16インチペレット)の上で保存した。混合した組成物を4. 09インチ(1039cm)の内径、および0.75インチ(1.90cm)の深さを有する鋼リン グ型に入れた。キャスティング前に、リング内に1/8インチ(0.32cm)厚さのポ リエチレンディスクを入れて、型の深さを5/8インチ(1.59cm)に減少させた。 型の部材は、全てシリコーン型剥離剤でコーティングした。リング型を9インチ x9インチx1/4インチ(22.9cmx22.9cmx0.64cm)鋼プレート上にのせて、混 合した組成物を型内に注入した。型アセンブリを室温に18時間放置した。硬化し たキャストディスクを型から除去し、3/8インチ(0.95cm)のセンター穴を自動ド リルプレスで開けた。 試験方法 以下のようにして試験パネルを調製した。ミネソタ州セントポールのMirmesot a Mining and Manufacturing Companyから市販される「ScotchcalTMHigh Perfor mance Auto Grade Film」の3インチx12インチ(7.62cmx30.48cm)切片、およ びミネソタ州セ4210 Acrylic Foam Tape」の1インチx12インチ(2.54cmx30.48cm)切片を、 ミシガン州ヒルズデールのACT Laboratories,Inc.によって調製された18インチ x30インチx1/32インチ厚さ(45.72cmx76.20cmx0.79mm厚さ)のClear/Color Automotive Blackで塗装されたパネルに貼り付けた。フィルムおよびテープ片を 貼り付けた後、パネルを強制対流炉中で30分間180°F(82.2℃)で過熱して、標 本を「老化」させた。 除去試験 実施例1のディスクを秤量し、直径1.5インチ(3.81cm)の鋼ワッシャ間の鋼マ ンドレル上に固定した。次にマンドレルを1/4インチ(0.64cm)内径のホースに よつて98psiの空気が供給される「SNAP-ON Blue Point II」(ウィスコンシン州 ケノーシャのSnap-On,Inc)エアドリルのチャック内に取り付けた。起動すると エアドリルは、試験ディスクを負荷の下で1900〜2000rpmで回転させる。除去試 験の ためには、フィルムおよびテープ片が塗装パネルから成功裏に除去されるまで、 回転ディスクをそれらに押しつけた。除去の所要時間を記録し、ディスクを再度 秤量して摩耗量を求めた。試験結果を表2に示す。 塗装損傷試験 回転ディスクを木片に取り付けられた5インチ(12.7cm)の「SURFORM」石目 やすり(コネチカット州ニューブリテンのThe Stanley Works)に軽くこすりつ けて、実施例1のディスクを目立てして、新しく汚れのない表面を提供した。次 にディスクを室温に冷却した。次に1900〜2000rpmで駆動させながら、ディスク をACTが調製したパネル(2インチx11インチx1/32インチ)(5.1cmx27.9cmx0.08 cm)上の直径1インチ(2.54cm)のスポットに20秒間押しつけた。パネルを1000 gに設定した三重ビームバランス上の固定具内に保持した。次にスポットをイソ プロパノールで清浄にし、引掻きおよび/またはひび割れの存在について外観検 査した。ディスク近くの大気を試験からの空中浮遊残余物(煙霧)の存在につい て外観検査した。結果を表2に示す。 実施例2から17の各実施例では、表4に示した構成成分を組み合わせて実施例 1で述べたやり方でディスクに形成した。 実施例18は、Winterの米国特許番号第5,269,874号で述べられたものの中で代 表的な組成物である。実施例18の組成物を表3に示す。 表4中の量は、重量部で表される。除去および塗装損傷試験は、実施例1で述 べたようにして実施した。結果を表5に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/098 C08K 5/098 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. エラストマー、固形有機潤滑剤と極性有機潤滑剤から成る群より選択さ れる約2〜43重量%の有機潤滑剤、および約2〜43重量%の非研磨性粒子を含み、 有機潤滑剤および非研磨性粒子が、合わせて充填エラストマー組成物の約4〜45 重量%を構成する充填エラストマー組成物。 2. 有機潤滑剤および非研磨性粒子が、約8:1〜1:8の重量比で存在する請求 項1に記載の組成物。 3. 非研磨性粒子が1〜約3のモース度を有する請求項1に記載の組成物。 4. 非研磨性粒子が炭酸カルシウム、デキストリン、滑石またはそれらの混 合物を含む請求項1に記載の組成物。 5. 非研磨性粒子が約0.1〜3μmの平均直径を有する粒子を含む請求項1に 記載の組成物。 6. 有機潤滑剤がポリエチレンワックスまたはパラフィンを含む請求項1に 記載の組成物。 7. 有機潤滑剤が10〜50個の炭素原子を有するカルボン酸、またはそれらの 誘導体を含む請求項1に記載の組成物。 8. 有機潤滑剤がステアリン酸の塩またはアミドを含む請求項1に記載の組 成物。 9. 有機潤滑剤がステアリン酸、エチレン-ビス-ステアラミド、ステアリン 酸リチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、またはそれ ら の混合物を含む請求項1に記載の組成物。 10. エラストマーが熱可塑性ポリマーを含む請求項1に記載の組成物。 11. エラストマーが、アルキレンまたはスチレンブロック共重合体、ポリエ ステル、ゴム、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、またはそれらの混合物を含む請求 項1に記載の組成物。 12. エラストマーが熱硬化性ポリマーを含む請求項1に記載の組成物。 13. エラストマーが架橋ポリウレタンを含む請求項1に記載の組成物。 14. 可塑剤をさらに含む請求項1に記載の組成物。 15. 可塑剤がアルキルベンジルフタレートを含む請求項16に記載の組成物。 16. 請求項1に記載の充填エラストマー組成物からできた少なくとも1つの ディスクを含み、接着した熱軟化性表面被覆物を熱安定性基材の表面から基材を 損傷することなく除去するための装置。 17. エラストマー組成物が約10〜90のショアA硬度を有する請求項16に記載 の装置。 18. 装置が単一ディスクを含む請求項16に記載の装置。 19. 少なくとも1つのディスクの辺縁表面の部分が摩滅して、表面被覆物に 接触するためのディスクの更新された辺縁表面が提供される請求項16に記載の装 置。 20. 少なくとも1つのディスクが、少なくとも約0.2g/分/16mm長さの表面摩 耗率を有する請求項19に記載の装置。 21. ディスクが約2〜25mmの厚さを有する請求項16に記載の装置。 22. 少なくとも1つのディスクが、約0.5〜3.0の動摩擦係数を有する請求項 16に記載の装置。 23. 装置を回転中心軸の周囲に回転させる手段をさらに含む請求項16に記載 の装置。 24. (a) 請求項1に記載の充填エラストマー組成物からできた少なく とも1つのディスクを含み、辺縁表面を有しその軸周囲に回転できる回転可能体 を提供するステップと、 (b) 回転可能体を回転させて、回転体を提供するステップと、 (c) 前記回転体の前記辺縁表面の部分を、除去する前記熱軟化性 表面被覆物に接触させて、前記表面被覆物の温度を上昇させ、次いで前記辺縁表 面の前記部分によって、前記表面被覆物を前記熱軟化性基材から強制的に除去す るステップと、 (d) 前記回転体の前記辺縁表面をその連続的回転により摩滅する ステップと を含む接着した熱軟化性表面被覆物を熱安定性基材表面から前記基材を実質的に 損傷することなく除去する方法。
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