JP2002508782A - Smdフィルムコンデンサー用2軸延伸petフィルム及びその製造方法ならびに当該フィルムのsmdフィルムコンデンサーへの使用 - Google Patents

Smdフィルムコンデンサー用2軸延伸petフィルム及びその製造方法ならびに当該フィルムのsmdフィルムコンデンサーへの使用

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クルツ,ライナー
ブルシュ,アンネグレテ
ホラ,フランツ
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シャーレル,ウルリッヒ
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ミツビシ ポリエステル フィルム ジーエムビーエイチ
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(57)【要約】 本発明は、単層または多層2軸延伸ポリエステルフィルムであって、総厚みが12μm以下で、Ts(TD)が160℃未満で、S 200(TD)が5%以下で、S 200(MD)が2〜5%で、収縮率比Ns 220/Ns 160が4.5以上で、フィルムの熱固定温度が210℃以上で、フィルムの密度が1.39−1.41 g/cm3であることを特徴とするポリエステルフィルムに関する。ただしTs(TD)はTMAにより測定された横方向の収縮開始温度(℃)を、S 200(TD)は200℃における横方向の収縮率(%)を、S200(MD)は200℃における長手方向の収縮率(%)を、Ns 220は220℃における横方向の収縮力(N)、Ns 160は160℃における横方向の収縮力(N)をそれぞれ示す。本発明は更に上記フィルムの製造方法および使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 SMDフィルムコンデンサー用2軸延伸PETフィルム及びその製造方法ならび に当該フィルムのSMDフィルムコンデンサーへの使用 技術分野 本発明は、収縮特性が改良され、厚さが薄く且つ耐熱性が要求されるSMD( surface mounting dipping、面実装)分野に於けるコンデンサー用に特に好適で あるポリエステルフィルム、特にPETフィルムに関する。本発明は、コンデン サーの占めるスペースやはんだ処理工程に関し特に有効である。 背景技術 PENフィルム及びPPSフィルムはSMDの技術分野におけるフィルムコン デンサーに使用されている。PENフィルム及びPPSフィルムの融点はそれぞ れ約265℃及び約285℃であり、PETフィルムの融点(約255℃)と比 較して実質的に高く、そのためPETフィルムと異なる収縮特性を有する。しか しながら、PEN及びPPSはコストが高いという欠点を有する。従って、市販 のPETフィルムをSMDにおけるコンデンサーの製造に使用することは不適で あるか、又は、カプセルとして使用したり、耐熱温度を約200℃に制限するよ うな特別な条件下での使用のみ適することが知られている。PETフィルムから 成るコンデンサーは、その製造中に要求される加熱処理の後に機械的に不安定と なってしまう。 PETフィルムが必要な熱安定性を有するためには、コンデンサーの製造を可 能にし、はんだ浴処理を行っても安定なように、収縮率、特に高温での横方向の 収縮率を減少させる必要がある。 日本特許63−004499号公報(東レ)には、更なる加熱処理を施すこと により、低い収縮率を有する2軸延伸ポリエステルフィルムを製造できることが 開示されている。 欧州特許EP−A−0402861号公開公報(DHC)及び日本特許63− 011326号公開公報(東レ)には、長手方向の収縮率が低いフィルムを記載 している。EP−A−0402861号公報には、225℃〜260℃で1〜1 5%の条件で第1の熱弛緩処理を行い、180℃で0.01〜10%の条件で第 2の熱弛緩処理を行うプロセスが記載されている。これらのフィルムは長手方向 の収縮率が非常に小さいため、この方法で製造されたコンデンサーは機械的に充 分な強度を有しない。そのため、絶縁抵抗が劣る。 本発明のSMDに適応可能なPETフィルムを提供することである。本発明の フィルムは、高温に於ける横方向の収縮率が低く、そのフィルムから製造された コンデンサーは加熱後も安定で、且つはんだ浴処理を行っても安定である必要が ある。さらに本発明のフィルムは、コンデンサーの強度として要求される長手方 向の収縮率を有する必要がある。 発明の開示 上記の課題は、以下の性質を有し、厚さが12μm以下である2軸延伸フィル ムによって達成される。 Ts(TD) >160℃ S 200(TD) ≦5% S 200(MD) 2%−5% 収縮率比 Ns 220/Ns 160 ≧4.5 フィルムの熱固定温度 ≧210℃ フィルムの密度 1.39−1.41 g/cm3 発明の実施形態 本発明のフィルムは単層または多層2軸延伸ポリエステルフィルムであって、 片面または両面に被覆することができ、総厚みが12μm以下で、且つ上記の性 質を有する二軸延伸ポリエステルフィルムである。上記の式中、Ts(TD)は TMAにより測定された横方向の収縮開始温度を、S 200(TD)は200 ℃における横方向の収縮率を、S 200(MD)は200℃における長手方向 の収縮率を、Ns 220は220℃における横方向の収縮力、Ns 160は 160℃における横方向の収縮力をそれぞれ示す。フィルムの熱固定温度は、D SCにより測定されたフィルムにおける最大値を示す。 本発明のフィルムの厚さは12μm以下、好ましくは8μm以下、特に好まし くは6μm以下である。 はんだ浴処理に於てコンデンサーが変形しないために、横方向における収縮が 開始する温度Ts(TD)(℃)は160℃以上、好ましくは175℃以上であ る。 本発明のフィルムの200℃に於ける横方向の収縮率は5%未満、好ましくは 3%未満、特に好ましくは1%以下である。この範囲を満たさないと、本発明の フィルムから製造されたコンデンサーが、はんだ浴処理において過度の緊縮力を 被る。 本発明のフィルムから製造されたコンデンサーが、はんだ浴処理において過 度の機械的変形を被らないように、本発明のフィルムの220℃に於ける横方向 の収縮率は5%未満、好ましくは3%未満、特に好ましくは2%以下であること が好ましい。 本発明のフィルムの200℃と160℃に於ける横方向の収縮力の比Ns 2 20/Ns 160は、4.5%以上、好ましくは5%以上である。 200℃における長手方向の収縮率が2〜5%の範囲外の場合、得られたコン デンサーの機械的安定性が悪い。200℃における長手方向の収縮率の好ましい 範囲は3〜4%である。 フィルムの熱固定温度は210℃以上、好ましくは215℃以上、より好まし くは220℃以上である。この熱固定温度において、通常220〜250℃の温 度における後加工工程に於て熱安定性を示す。 フィルム製造に使用されるポリエステルの密度は1.39−1.41 g/c m3である。密度が上記の上限値を超えた場合、結晶性が高すぎるためにフィル ムが脆くなり。コンデンサーの製造に適さない。密度が上記の下限値未満の場合 、フィルムの熱安定性(加水分解に対する)が低くなる。 本発明のフィルムはポリエステル原料から製造される。前記のポリエステル原 料としては、主として80重量%以上、好ましくは90重量%以上のポリエチレ ンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリ1, 4−ジシクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリエチレンナフ タレートビベンゾエート(PENBB)及びこれらの混合物から選択されるポリ マー又はその混合物から成るのが好ましい。ポリエステル原料は、エチレンテレ フタレート単位および/または好ましくは30モル%以下のコモノマー単位から 成ることが好ましい。コモノマーとして、グリコール及び/又はカルボン酸を変 更してもよい。ポリエステルは、Zn、Ca、LiまたはMn塩を触媒としてエ ステル交換反応を行ったり、或いは直接エステル化することにより製造できる。 ポリエステル原料には、必要に応じ、コンデンサーフィルムの製造中の滑り性 を改善するために、添加物(粒子)を添加してもよい。添加物としては、カオリ ン、タルク、SiO2、MgCO3、BaCO3、CaSO4、BaSO4、LiP O4、Ca3(PO42、Mg3(PO42、TiO2、Al23、MGO、SiC 、LiF、又はテレフタル酸のCa、Ba又はMn塩等の向き粒子が例示される 。又、ポリスチレン、ポリアクリレート又はポリメタクリレート等の不融性架橋 有機ポリマーから成る粒子を添加してもよい。粒子の添加量は、フィルムの重量 を基準として、好ましくは0.005〜5.0重量%、より好ましくは0.01 〜2.0重量%である。平均粒子径は、好ましくは0.001〜10μm、より 好ましくは0.005〜5μmである。 本発明のポリエステルフィルムは、上述のポリエステル原料またはその混合物 に、必要に応じ0.1〜10重量%の公知の添加物を加え、公知の方法を使用し て製造できる。フィルムは単層であっても多層であってもよく、共押出し多層フ ィルムの場合、各層が同一であっても異なっていてもよい。又、一方の層は粒子 を含み、他の層は粒子を含まない様な構成であってもよい。更に、一方または両 方の表面が公知の方法でコーティング処理されていてもよい。 好ましいポリエステルフィルムの製造の押出し工程に於て、溶融ポリエステル 材料はスロットダイを介して押し出され、急冷され、冷却ロール上で実質的に非 晶のプレフィルムを得る。このフィルムを再度加熱し、長手方向および横方向、 又は、横方向および長手方向、或いは、長手方向および横方向および再度長手方 向および/又は横方向に延伸する。延伸温度は通常Tg+10℃からTg+60 ℃で、延伸比は長手方向が通常2〜6、好ましくは3〜4.5、横方向が通常2 〜5、好ましくは3〜4.5、更に再度延伸する場合の延伸比は通常1.1〜3 である。最初の長手方向の延伸は横方向の延伸と同時に行うことも出来る。 延伸後、200〜260℃、好ましくは220〜250℃で熱固定を行う。本 発明のフィルムの製造に於て、熱固定の温度は実際にフィルムに有効な温度であ り、工程におけるフィルムの周囲の温度ではない。例えば、製造スピードが速い 場合、オーブンの温度、即ち、フィルムの周囲の温度は、フィルムがオーブンを 通過中に於て、実際にフィルムに作用している温度よりも多少高くしてもよい。 製造中のフィルムに実際に作用させる温度の上限は、出来上がったフィルムDS C測定を行うことにより決定できる。本発明の製造後のフィルムに於て、DSC によって測定された上記の温度は210℃以上、好ましくは215℃以上、特に 好ましくは220℃以上であり、SMDに於けるはんだ浴処理温度に対応する。 熱固定ゾーンに於て、フィルムは横方向に総計で5〜15%弛緩される。この総 計5〜15%の弛緩処理に加えて、20%/s未満の弛緩速度であることが好ま しい。横方向の収縮率を調製することは、本発明に於て重要なことである。なお 、収縮速度は収縮率(%)を時間s(秒)で除して表したものである。 弛緩処理は、複数の工程で行っても一つの工程で行ってもよい。複数の工程で 弛緩処理を行う場合、比較的長い長さで行うのが好ましい。弛緩速度が5%/s 未満であることが特に好ましく弛緩処理温度が233度未満、好ましくは210 ℃未満で大部分が行われることが好ましい。特に、210℃未満の温度で0.7 %以上の弛緩が起こることが好ましい。高い弛緩速度と高い弛緩温度は横方向の 収縮率を減少するのに伴い、長手方向の収縮率も減少させてしまい、上記の理由 による不都合が生じる。 この後、フィルムは冷却され、巻き取られる。以上に示したポリエステルフィ ルムの横方向の収縮率を減少させる方法はポリエステルだけでなく、他の熱可塑 性ポリマーにも適用できる。 実施例 本発明を実施例および比較例を用いて更に詳細に説明する。フィルムの特性付 けは以下の方法を使用して測定した。 収縮率 熱収縮率は、10cm四方のフィルムについて測定した。サンプルの長さを正 確に測定した後(L0)、循環オーブン内で所定の温度で15分間加熱した。サ ンプルを取出し、室温で正確に長さを測った(L)収縮率は以下の式で算出した 。 収縮開始温度 収縮開始温度(Ts)はメトラーの装置を使用し、TMAを行うことにより決 定した。10X6mmのサンプルを使用し、加熱速度10K/分および応力5m Nで測定した。 収縮力 温度関数である収縮力は、熱機械的手段によりThermofil−Mを使用 して測定した。100X8mmのサンプルを使用し、加熱速度10K/分および 初期応力5cNで測定した。 フィルム熱固定温度ピーク フィルム熱固定温度ピークはDu Pont社製DSC装置を使用して決定し た。加熱速度は20K/分で、吸熱ピークが生じた。 密度 フィルムの密度は、密度勾配管中にサンプルを浸し、ASTM D1505− 68に基づいて測定した。溶媒は四塩化炭素/ヘプタン混合溶媒を使用した。 実施例1 PETチップを160℃で乾燥した後、280〜310℃で押出しを行った。 引取ロールによってダイから溶融ポリマーを取出した。フィルムは長手方向に温 度115℃で3.8倍に延伸した。次いで、横方向に温度120℃で4.0倍に 延伸した。フィルムの熱固定ピークは226℃であり、この温度にて熱固定を行 った。更に、フィルムは横方向に弛緩速度2.2%/sで6%の弛緩を行った。 比較例1 フィルムの熱固定温度を210℃で行った以外は実施例1と同様に2軸延伸フ ィルムを製造した。 比較例2 横方向の弛緩処理を行わなかった以外は実施例1と同様に2軸延伸フィルムを 製造した。 比較例3 横方向の弛緩率を2.5%とした以外は実施例1と同様に2軸延伸フィルムを 製造した。 実施例2 フィルムの熱固定温度を242℃で行い、弛緩率を11%とした以外は実施例 1と同様に2軸延伸フィルムを製造した。 比較例4 横方向の弛緩処理を行わなかった以外は実施例2と同様に2軸延伸フィルムを 製造した。 比較例5 横方向の弛緩率を2.5%とした以外は実施例2と同様に2軸延伸フィルムを 製造した。 各実施例および比較例のフィルムの特性を表1に纏めて表す。1) 加熱時間30分1) 加熱時間30分
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成10年9月14日(1998.9.14) 【補正内容】 請求の範囲 1. 厚さが12μm以下である単層または多層2軸延伸PETフィルムであっ て、下記特性を満足することを特徴とするPETフィルム。 Ts(TD) >160℃ S 200(TD) ≦5% S 200(MD) 2−5% 収縮力比:Ns 220/Ns 160 ≧4.5 フィルムの熱固定温度 ≧210℃ フィルムの密度 1.39−1.41 g/cm3 (上記式中、Ts(TD)はTMAにより測定された横方向の収縮開始温度(℃ )を、S 200(TD)は200℃における横方向の収縮率(%)を、S 2 00(MD)は200℃における長手方向の収縮率(%)を、Ns 220は2 20℃における横方向の収縮力(N)、Ns 160は160℃における横方向 の収縮力(N)をそれぞれ示す。) 2. S 200(TD)≦3%である請求の範囲1に記載のPETフィルム。 3. S 200(TD)≦2%である請求の範囲1に記載のPETフィルム。 4. フィルムの熱固定温度が215℃以上である請求の範囲1〜3の何れかに 記載のPETフィルム。 5. フィルムの熱固定温度が220℃以上である請求の範囲1〜3の何れかに 記載のPETフィルム。 6. 片面または両面が機能層により被覆されている請求の範囲1〜5の何れか に記載のPETフィルム。 7. PETフィルムの製造方法であって、溶融PETを冷却ロール上に押し出 す工程と、プレフィルムを長手方向および横方向、又は、横方向および長手方向 、或いは、長手方向および横方向および再度長手方向および/または横方向に延 伸する工程と、200〜260℃の熱固定の工程とから成り、前記熱固定の工程 に於て弛緩速度20%/s未満かつ弛緩率5〜15%で弛緩し、本発明の製造後 のフィルムをDSCによって測定することにより決定される実際にフィルムに作 用する熱固定温度が210℃以上であることを特徴とする製造方法。 8. 弛緩速度が10%/s未満である請求の範囲7に記載の製造方法。 9. 弛緩速度が5%/s未満である請求の範囲7又は8に記載の製造方法。 10. 熱可塑性ポリマーがポリエステルである請求の範囲7〜9の何れかに記 載の製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホラ,フランツ ドイツ連邦共和国,クリフテル,D― 65830,ケーニッスベルゲル ストラッセ 19―21 (72)発明者 クフマン,ボド ドイツ連邦共和国,ルンケル,D―65594, リンデンストラッセ 5 (72)発明者 シャーレル,ウルリッヒ ドイツ連邦共和国,フレースハイム―ヴィ ケル,D―65439,フレースハイメル ス トラッセ 37

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 厚さが12μm以下である単層または多層2軸延伸ポリエステルフィルム であって、下記特性を満足することを特徴とするポリエステルフィルム。 Ts(TD) >160℃ S 200(TD) ≦5% S 200(MD) 2−5% 収縮力比:Ns 220/Ns 160 ≧4.5 フィルムの熱固定温度 ≧210℃ フィルムの密度 1.39−1.41 g/cm3 (上記式中、Ts(TD)はTMAにより測定された横方向の収縮開始温度(℃ )を、S 200(TD)は200℃における横方向の収縮率(%)を、S 2 00(MD)は200℃における長手方向の収縮率(%)を、Ns 220は2 20℃における横方向の収縮力(N)、Ns 160は160℃における横方向 の収縮力(N)をそれぞれ示す。) 2. S 200(TD)≦3%である請求の範囲1に記載のポリエステルフィ ルム。 3. S 200(TD)≦2%である請求の範囲1に記載のポリエステルフィ ルム。 4. フィルムの熱固定温度が215℃以上である請求の範囲1〜3の何れかに 記載のポリエステルフィルム。 5. フィルムの熱固定温度が220℃以上である請求の範囲1〜3の何れかに 記載のポリエステルフィルム。 6. 片面または両面が機能層により被覆されている請求の範囲1〜5の何れか に記載のポリエステルフィルム。 7. 熱可塑性ポリマーフィルムの製造方法であって、溶融ポリマー材料を冷却 ロール上に押し出す工程と、プレフィルムを長手方向および横方向、又は、横方 向および長手方向、或いは、長手方向および横方向および再度長手方向および/ または横方向に延伸する工程と、熱固定の工程とから成り、前記熱固定の工程に 於て弛緩速度20%/s未満で弛緩し、本発明の製造後のフィルムをDSCによ って測定することにより決定される実際にフィルムに作用する熱固定温度が21 0℃以上であることを特徴とする製造方法。 8. 熱固定の工程における弛緩率が5〜15%である請求の範囲7に記載の製 造方法。 9. 弛緩速度が10%/s未満である請求の範囲7又は8に記載の製造方法。 10. 弛緩速度が5%/s未満である請求の範囲7又は8に記載の製造方法。 11. 熱可塑性ポリマーがポリエステルである請求の範囲7〜10の何れかに 記載の製造方法。 12. 上記ポリエステルが主としてポリエチレンテレフタレートから成る請求 の範囲11に記載の製造方法。
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