JP2002507052A - 特に自動車用の発光もしくは照明装置 - Google Patents

特に自動車用の発光もしくは照明装置

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JP2002507052A JP2000537005A JP2000537005A JP2002507052A JP 2002507052 A JP2002507052 A JP 2002507052A JP 2000537005 A JP2000537005 A JP 2000537005A JP 2000537005 A JP2000537005 A JP 2000537005A JP 2002507052 A JP2002507052 A JP 2002507052A
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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/28Cover glass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses
    • F21S41/255Lenses with a front view of circular or truncated circular outline
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/36Combinations of two or more separate reflectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2102/00Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 この発明は請求項1の前段により一つの光源と発光表面または発光面を備えた特に自動車用の発光もしくは照明装置に関する。この種の発光もしくは照明装置で走行路を最適に照明することを維持して装置の合図機能を眩しくないように設計するため、この発明により発光面が光源の利用可能な発生光の一部をほぼ弱めることなく通す中央領域(10)と、前記領域をリング状に取り囲み、発生光の利用可能な残留成分をただ弱めて通す外側領域(20)とから成ることを提案している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、請求項1の前段により一つの光源と発光表面または発光面を備え
た、特に自動車用の発光もしくは照明装置に関する。
【0002】 特に自動車用の照明装置では、基本的に投影タイプと反射タイプの間を区別し
ている。反射タイプの照明装置での基本構造は発光源または光源のベースのとこ
ろでこの光源が放射線状の反射体で取り囲まれている。反射体の前、つまり光を
放射する半空間の中に通常レンズを備えた保持装置が配置されている。その場合
、光を反射領域から一様に取り出してレンズシステムに送るようにしている。他
の周知の態様は反射体とレンズの間に散乱光を捕捉する一つの円筒状のカバーを
設けている。この場合に大切なことは、周知の投光器や照明装置で投光レンズが
利用できる全ての光を集めて前方の放出することにある。光を放出する表面もし
くは発光表面または発光面は投光レンズの外側表面で与えられる。
【0003】 乗物の投光器には、先ず第一に暗い時に走行路を特に走行方向に確実に照らし
、同時に対向車両に接近する車両の合図を表すという役目がある。この二重の役
目を考慮して従来の技術では光をできる限り良好に集束することに努めた多様な
投光装置が知られている。これは多くの難点を示す。先ず第一に、ドライバー自
身にとって暗い時に乗物の前の前方に向いた空間をくまなく照らすが、照明に使
用する光量または光エネルギは合図を表す光量でもある。これは、くまなく照ら
す投光器が、大抵の場合、対面交通車を眩しくすることになる。
【0004】 このため、従来の技術では眩しさ作用を防止する投光装置が知られている。
【0005】 ドイツ特許第 19 625 923 号明細書により、投影タイプに従って動作する乗物
用の投光器が知られている。この投光器は、反射体、光源、絞りおよび後置され
ているレンズで構成されている。その場合、光流は投光器の長手方向の軸に関し
て垂直と水平の基本調整でレンズの垂直および水平移動により調整される。この
場合、前記レンズは投光器の長手軸に対して偏心して配置され、大体投光器の長
手軸の周りに配置されている。前記光流の分布は前景の分布となる。結局、この
投光器は光量の全部を前方に放出する。この場合、他の周知のシステムでも試み
られているように、光量をできる限り多く走行路へ下向きの角度で放射する。こ
れにより光円錐を適当に使用して対面交通車の眩しさを達成することに努めてい
る。
【0006】 ドイツ特許第 19 715 693 号明細書により、光分布に濃淡を与えたり光分布を
変えるシールドを反射体とレンズの間の光路の中に配置する乗物用の発光装置が
知られている。その場合、光ビームは縁部分でシャープさを少なめるようにすべ
きである。換言すれば、光ビームは内部の中心領域から外に向けて拡散散乱すべ
きである。
【0007】 しかし、シールド部材を真っ直ぐな光路に配置しているので、利用できる主要
部光、つまり散乱光でないもの少なからぬ部分が暗くされ、純粋な照明作用に利
用できない。
【0008】 ドイツ特許第 41 02 586号明細書により、車体部分の走行路に対する傾きによ
る光分布の特性を修正する修正装置を備えた投光器が知られている。これには、
乗物あるいは車体部分の傾きと共に変わる遮蔽手段が使用されている。そのよう
な構造様式はオートバイに採用されている。しかし、ここでも対面交通車の眩し
さを防止していない。
【0009】 欧州特許第 06 23 780号明細書により、レンズの凸状の放射面が異なった結像
部分を有するように減光パターンを発生させるために設計された乗物の投光器が
知られている。その場合、光軸を通る水平面の上にある上部部分とこの水平面の
下にある下部部分があり、少なくとも二つの下部部分を設け、一方が水平面の上
でレンズの横方向エッジに向けて突出する上限部を有するか、連続的に変わる結
像面を設けている。この場合でも、光ビームはセグメント全体に分布する。これ
は本来の光円錐を扇状に広げるだけである。眩しさ作用を防止することはここで
も保証されていない。
【0010】 従って、この問題を前提として、この発明の課題は走行路を最適に照明するこ
とを維持して装置の合図機能が眩しくない、冒頭に述べた種類の特に自動車用の
発光もしくは照明装置を開発することにある。
【0011】 設定された課題は、請求項1の前段による特に自動車用の発光もしくは照明装
置にあって、この発明により、発光面が光源の利用可能な光効率の一部をほぼ減
衰することなく通す中央領域と、前記中央領域をリング状の取り囲み、光効率の
利用可能な他の部分を僅かに低減して通す外側領域とから成ることにより解決さ
れている。
【0012】 この発明の他の有利な構成は残りの従属請求項に提示されている。
【0013】 この発明の核心は、中央領域が、主にあるいはレンズも備えている実施例で走
行路を照明するために利用できる光の主要部をこの走行路に向け、外側領域が対
面交通車に合図として送る残りの残留光および/または散乱光を使用することに
ある。前記光を対面交通車に向ける外側領域により主光円錐に反射して戻らない
散乱光成分を使用することにより、この光を眩しさなしに弱める。換言すれば、
発光面の外側領域から放出される光が合図になるだけである。
【0014】 前記リング状の外側領域で前記光成分を眩しくなく大幅に弱めることは、内面
が弱まるようにあるいは一定の透過度を有するように金属蒸着されていることに
より達成されている。
【0015】 結局、照明装置をこの発明により構成することにより、光源から発生した利用
可能な光が全て利用される。中心領域、つまり前記中央領域では、走行路を照ら
すため、例えばレンズにより光の主要部を対面交通車から背け、照明のため走行
路に向ける。外側領域のみは対面交通車に使用されていなく、強度の減衰が、既
に説明したように、一部金属蒸着しても達成できる残留光成分のみを使用する。
【0016】 従って、一方で走行路を最適にしかも対面交通車を眩しくなく照らし、他方で
対面交通車に向いた照明装置の合図を眩しくなく弱めるように光源の光の分布が
非常に簡単に行われる。
【0017】 有利な構成では、反射タイプの照明装置であるから、光源の背後に一つの反射
体を配置する。
【0018】 主要な光反射が発光表面の中央領域に投影され、残りの散乱光が外側領域を照
明するように反射体を光源に対して位置決めする。
【0019】 説明したように、中央領域はレンズで形成されるか、あるいはそのような物を
含む。
【0020】 特に有利な構成では、外側領域が前記散乱光部分が光源から出る成分を通して
漏れるように金属蒸着されていて、光が前から来る時に金属蒸着したように見え
る。
【0021】 この発明を図面に示し、以下により詳しく説明する。
【0022】 図1はこの発明により設計された投光器の断面を示す。同じものはランプハウ
ジング30の中に配置されている。主要な部材は反射体2の中に中心合わせして
配置されているランプ1である。その場合、ランプ1から放出される光は反射体
2を経由してその前に配置されているレンズ11に大体向かっている。前記レン
ズ11は発光表面全体の所謂この発明による中央領域に配置されている。しかし
、発光表面全体はカバー21全体により形成され、これは以下に説明するこの発
明による方法で行われる。しかし、ランプハウジング30の内には反射体2から
レンズ11に向かう光のみが利用できる光全体でなく、ランプハウジング30内
には反射体2からレンズ11に指向するのでなく、ランプハウジング30内で拡
散散乱する所謂残留光も存在する。このため、周知の照明装置では反射体とレン
ズの間に円筒のカバー状の部材が配置されている。これ等の部材は取り出した光
を再びレンズのビーム通路に戻す。しかし、この発明の投光器ではあるいはこの
発明による照明装置ではこれはそれ以外に実現されている。ランプハウジング3
0内で散乱され、レンズ11により少なくとも直接ではなく、つまり所定の焦点
に導入されるほぼ放浪している残留光は、全くたまたまカバー21の一部金属蒸
着されたリング面22に達する。
【0023】 即ち、反射体2の中心光はレンズ11に投影され、その間、散乱光は部分的に
金属蒸着されたリング面22に入射する。部分的な金属蒸着はランプハウジング
30内にある残留光が部分的に金属蒸着されたリング面22を通過できるように
行われている。その場合、リング面22の部分的な金属蒸着はランプハウジング
30内にある残留光が前記金属蒸着されたリング面を通過でき、一部のみ僅かに
減衰するように設計されるか、そのようであると理解すべきである。しかし、こ
の意味での前記金属蒸着は、正面図で、つまりランプハウジングの外側からこの
ランプハウジングへもしくはカバーへ見て、鏡面反射作用が再現されているので
、ランプハウジングの外からその中を見ることはできない。
【0024】 カバー21の外形23は単なるリングを形成し、この中にレンズ11が嵌め込
まれているか、あるいはこのリングがカバーの残りの領域からレンズ領域への移
行部を含む。しかし、レンズ11はカバー内にも一緒に加工できるので、レンズ
11とカバー21は一体である。つまり、カバー21の内側領域10と外側領域
20は材料に合わせて互いに入り込んで移行する。
【0025】 図2は組込シャフト40内の照明装置の配置を単に模式的に示す。この組込シ
ャフト40は例えば自動車の前領域のラジエータの隙間の近くの両側にある。本
来のランプカバー21をレンズを含む中央リング領域10とこの発明による外側
リング領域20とに区分していることが明確に認識できる。外側リング領域20
,つまり両側に示す丸い太線の間の面は、この発明による方法で金属蒸着されて
いる。これは、反射体2からレンズに投影されるランプの中心光が中央領域10
,つまりその後または前にあるレンズを通してランプハウジングから出て往くよ
うにする。この光円錐は走行路を照らすために使用され、この走行路に向いてい
る。即ち、対面交通車の視界の光強度を減らす。適当に金属蒸着されたリング面
20により残留光はランプハウジング内で減衰して外へ放出される。即ち、対面
交通車には明るく照らされ減光された中央円面が生じ、第二の有効照明強度で放
出される円リング面が外側に生じる。中央領域から出る光円錐10は対面交通車
にはロービームにされているが、明らかに明るい丸い面として認識できる。外側
リング面は蒸着されているので、全体で対面交通車に対する合図が生じる。即ち
、全ての光は適当に分割され、中央領域は単に走行路に集束する、つまりロービ
ームにして、円リング面は合図として対面交通車に光を弱めて向けている。
【0026】 これにより、中心反射光が走行路の照明に使用し、残りの光を眩しくない合図
形成に使用する前記機能が得られる。
【0027】 その外、ウェブ11がカバーの外形中に配置され、これ等のウェブがレンズ1
1を納める図1に示す円リング23を固定するためだけに使用されていることが
分かる。ウェブ11の図は単に模式的なものであり、ここではそれ以上説明する
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による照明装置の断面図を示す。
【図2】 正面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月13日(1999.11.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 特に自動車用の発光もしくは照明装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、ハウジングと、光円板と、光源とを備えた、特に自動車用の発光
もしくは照明装置に関する。
【0002】 特に自動車用の照明装置では、基本的に投影タイプと反射タイプの間を区別し
ている。反射タイプの照明装置での基本構造は発光源または光源のベースのとこ
ろでこの光源が放射線状の反射体で取り囲まれている。反射体の前、つまり光を
放射する半空間の中に通常レンズを備えた保持装置が配置されている。その場合
、光を反射領域から一様に取り出してレンズシステムに送るようにしている。他
の周知の態様は反射体とレンズの間に散乱光を捕捉する一つの円筒状のカバーを
設けている。この場合に大切なことは、周知の投光器や照明装置で投光レンズが
利用できる全ての光を集めて前方の放出することにある。光を放出する表面もし
くは発光表面または発光面は投光レンズの外側表面で与えられる。
【0003】 乗物の投光器には、先ず第一に暗い時に走行路を特に走行方向に確実に照らし
、同時に対向車両に接近する車両の合図を表すという役目がある。この二重の役
目を考慮して従来の技術では光をできる限り良好に集束することに努めた多様な
投光装置が知られている。これは多くの難点を示す。先ず第一に、ドライバー自
身にとって暗い時に乗物の前の前方に向いた空間をくまなく照らすが、照明に使
用する光量または光エネルギは合図を表す光量でもある。これは、くまなく照ら
す投光器が、大抵の場合、対面交通者を眩しくすることになる。
【0004】 このため、従来の技術では眩しさ作用を防止する投光装置が知られている。
【0005】 ドイツ特許第 19 625 923 号明細書により、投影タイプに従って動作する乗物
用の投光器が知られている。この投光器は、反射体、光源、絞りおよび後置され
ているレンズで構成されている。その場合、光流は投光器の長手方向の軸に関し
て垂直と水平の基本調整でレンズの垂直および水平移動により調整される。この
場合、前記レンズは投光器の長手軸に対して偏心して配置され、大体投光器の長
手軸の周りに配置されている。前記光流の分布は前景の分布となる。結局、この
投光器は光量の全部を前方に放出する。この場合、他の周知のシステムでも試み
られているように、光量をできる限り多く走行路へ下向きの角度で放射する。こ
れにより光円錐を適当に使用して対面交通車の眩しさを達成することに努めてい
る。
【0006】 ドイツ特許第 19 715 693 号明細書により、光分布に濃淡を与えたり光分布を
変えるシールドを反射体とレンズの間の光路の中に配置する乗物用の発光装置が
知られている。その場合、光ビームは縁部分でシャープさを少なめるようにすべ
きである。換言すれば、光ビームは内部の中心領域から外に向けて拡散散乱すべ
きである。
【0007】 しかし、シールド部材を真っ直ぐな光路に配置しているので、利用できる主要
部光、つまり散乱光でないもの少なからぬ部分が暗くされ、純粋な照明作用に利
用できない。
【0008】 ドイツ特許第 41 02 586号明細書により、車体部分の走行路に対する傾きによ
る光分布の特性を修正する修正装置を備えた投光器が知られている。これには、
乗物あるいは車体部分の傾きと共に変わる遮蔽手段が使用されている。そのよう
な構造様式はオートバイに採用されている。しかし、ここでも対面交通車の眩し
さを防止していない。
【0009】 欧州特許第 06 23 780号明細書により、レンズの凸状の放射面が異なった結像
部分を有するように減光パターンを発生させるために設計された乗物の投光器が
知られている。その場合、光軸を通る水平面の上にある上部部分とこの水平面の
下にある下部部分があり、少なくとも二つの下部部分を設け、一方が水平面の上
でレンズの横方向エッジに向けて突出する上限部を有するか、連続的に変わる結
像面を設けている。この場合でも、光ビームはセグメント全体に分布する。これ
は本来の光円錐を扇状に広げるだけである。眩しさ作用を防止することはここで
も保証されていない。
【0010】 従って、この問題を前提として、この発明の課題は走行路を最適に照明するこ
とを維持して装置の合図機能が眩しくない、冒頭に述べた種類の特に自動車用の
発光もしくは照明装置を開発することにある。
【0011】 設定された課題は、請求項1の前段による特に自動車用の発光もしくは照明装
置にあって、この発明により、ハウジング内に光源を有する反射体を設け、光円
板の第一部分面が光学的な偏向特性を有し、反射体の開口が第一部分面とほぼ等
しい外部幾何学形状を有し、反射体と光円板の間に隙間を設け、光円板の少なく
とも一つの第一部分面が半透明に形成されていることにより解決されている。
【0012】 この発明の他の有利な構成は残りの従属請求項に提示されている。
【0013】 この発明の核心は、光円板の第一部分面が光学偏向特性を有し、特にレンズと
して形成され、走行路を照明するために利用できる光の主要部をこの走行路に向
け、第二部分面が対面交通車に合図として対向する残っている残留光および/ま
たは散乱光を使用することにある。残っている残留光および/または散乱光は反
射体と光円板の間に設けてある隙間を通してハウジングに入り、そこで拡散反射
して、最後に第二部分面を経由して出てゆく。前記光を対面交通車に向ける外側
領域により主光円錐に反射して戻らない散乱光成分を使用することにより、この
光を眩しさなしに弱める。換言すれば、発光面の外側領域から放出される光が合
図になるだけである。
【0014】 前記リング状の外側領域で前記光成分を眩しくなく大幅に弱めることは、内面
が弱まるようにあるいは一定の透過度を有するように金属蒸着されていることに
より達成されている。
【0015】 結局、照明装置をこの発明により構成することにより、光源から発生した利用
可能な光が全て利用される。中心領域、つまり前記中央領域では、走行路を照ら
すため、例えばレンズにより光の主要部を対面交通車から背け、照明のため走行
路に向ける。外側領域のみは対面交通車に使用されていなく、強度の減衰が、既
に説明したように、一部金属蒸着しても達成できる残留光成分のみを使用する。
【0016】 従って、一方で走行路を最適にしかも対面交通車を眩しくなく照らし、他方で
対面交通車に向いた照明装置の合図を眩しくなく弱めるように光源の光の分布が
非常に簡単に行われる。
【0017】 有利な構成では、反射タイプの照明装置であるから、光源の背後に一つの反射
体を配置する。
【0018】 主要な光反射が発光表面の中央領域に投影され、残りの散乱光が外側領域を照
明するように反射体を光源に対して位置決めする。
【0019】 説明したように、中央領域はレンズで形成されるか、あるいはそのような物を
含む。
【0020】 特に有利な構成では、外側領域が前記散乱光部分が光源から出る成分を通して
漏れるように金属蒸着されていて、光が前から来る時に金属蒸着したように見え
る。
【0021】 この発明を図面に示し、以下により詳しく説明する。
【0022】 図1はこの発明により設計された投光器の断面を示す。同じものはハウジング
30の中に配置されている。主要な部材は反射体2の中に中心合わせして配置さ
れている光源1である。その場合、この光源1から放出される光は反射体2を経
由してその前に配置されレンズとして形成された第一部分面11に大体向かって
いる。前記レンズ11は光円板21の中央領域に配置されている。しかし、ハウ
ジング30の内には反射体2からレンズ11に向かう光のみが利用できる光全体
でなく、ハウジング30内に所謂残留光も存在する。この残留光は反射体2から
レンズ11に向かうのでなく、光円板21と反射体2の間にある隙間を通してハ
ウジング30内に拡散散乱する。ハウジング30内で散乱され、レンズ11によ
り少なくとも直接ではなく、つまり所定の焦点に導入されるほぼ放浪している残
留光は、全くたまたま光円板21の第二部分面22に達する。
【0023】 即ち、反射体2の中心光はレンズ11に投影されが、散乱光は第二部分面22
に入射する。この第二部分面22はハウジング30内にある残留光が部分的に金
属蒸着されたリング面22を全て通過できるように金属蒸着されている。その場
合、第二部分面22の部分的な金属蒸着はハウジング30内にある残留光が前記
金属蒸着されたリング状の第二部分面を通過でき、一部のみ僅かに減衰するよう
に設計されるか、そのようであると理解すべきである。しかし、この意味での前
記金属蒸着は、正面図で、つまりハウジングの外側からこのハウジングへもしく
はカバーへ見て、鏡面反射作用が再現されているので、ハウジングの外からその
中を見ることはできない。
【0024】 光円板21の外形23は単なるリングを形成し、この中にレンズ11が嵌め込
まれているか、あるいはこのリングがカバーの残りの領域からレンズ領域への移
行部を含む。しかし、レンズ11はカバー内にも一緒に加工できるので、レンズ
11と光円板21は一体である。つまり、光円板21の内側領域10と外側領域
20は材料に合わせて互いに入り込んで移行する。
【0025】 図2は組込シャフト40内の照明装置の配置を単に模式的に示す。この組込シ
ャフト40は例えば自動車の前領域のラジエータの隙間の近くの両側にある。本
来のランプカバー21をレンズを含む中央リング領域10とこの発明による外側
の第二部分面20とに区分していることが明確に認識できる。外側の部分面20
,つまり両側に示す丸い太線の間の面は、この発明による方法で金属蒸着されて
いる。これは、反射体2からレンズに投影されるランプの中心光が中央領域10
,つまりその後または前にあるレンズを通してハウジングから出て往くようにす
る。この光円錐は走行路を照らすために使用され、この走行路に向いている。即
ち、対面交通車の視界の光強度を減らす。適当に金属蒸着されたリング面20に
より残留光はハウジング内で減衰して外へ放出される。即ち、対面交通車には明
るく照らされ減光された中央円面が生じ、第二の有効照明強度で放出される円リ
ング面が外側に生じる。中央領域から出る光円錐10は対面交通車に対してロー
ビームになるようにされているが、明らかに明るい丸い面として認識できる。外
側リング面は蒸着されているので、全体で対面交通車に対する合図が生じる。即
ち、全ての光は適当に分割され、中央領域は単に走行路に集束する、つまりロー
ビームにし、円リング面は合図として対面交通車に光を弱めて向けている。
【0026】 これにより、中心反射光が走行路の照明に使用し、残りの光を眩しくない合図
形成に使用する前記機能が得られる。
【0027】 その外、ウェブ11がカバーの外形中に配置され、これ等のウェブがレンズ1
1を納める図1に示す円リング23を固定するためだけに使用されていることが
分かる。ウェブ11の図は単に模式的なものであり、ここではそれ以上説明する
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による照明装置の断面図を示す。
【図2】 正面図を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、発光表面または発光面を備えた、特に自動車用の発光
    もしくは照明装置において、発光面が光源の利用可能な発生光の一部をほぼ弱め
    ることなく通す中央領域(10)と、前記領域をリング状に取り囲み、発生光の
    利用可能な残留成分をただ弱めて通す外側領域(20)とから成ることを特徴と
    する発光もしくは照明装置。
  2. 【請求項2】 発光もしくは照明装置は反射タイプであり、光源の後に反射体
    (2)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光もしくは照明装
    置。
  3. 【請求項3】 反射体(2)は光源に対して、中心反射光が発光面の中央領域
    (10)に投影され、残りの「散乱発生光」は外側領域(21)を照らすことを
    特徴とする請求項2に記載の発光もしくは照明装置。
  4. 【請求項4】 中央領域(10)にはレンズ(11)が備えてあるか、形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の発光もしくは照明
    装置。
  5. 【請求項5】 外側領域は前記散乱光成分が光源から出て前記外側領域を貫通
    照明し、前から金属蒸着されて見えるように金属蒸着されていることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れか1項に記載の発光もしくは照明装置。
  6. 【請求項6】 発光面または発光表面を中央領域(10)とその周りにリング
    状に配置されている外側領域(20)へ分離または配分することは、中央領域が
    ロービームにして走行路を照らし、外側領域が対面交通車に対向する散乱して減
    衰した合図を与えるようにされていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1
    項に記載の発光もしくは照明装置。
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