JP2002506668A - 改善されたアテレクトミー装置用偏心ドライブシャフトおよび製作方法 - Google Patents

改善されたアテレクトミー装置用偏心ドライブシャフトおよび製作方法

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JP2002506668A JP2000536297A JP2000536297A JP2002506668A JP 2002506668 A JP2002506668 A JP 2002506668A JP 2000536297 A JP2000536297 A JP 2000536297A JP 2000536297 A JP2000536297 A JP 2000536297A JP 2002506668 A JP2002506668 A JP 2002506668A
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シュターマン,レオニド
ネブゾロフ,アンドレイ
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シュターマン カーディオロジー システムズ,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は非対称な組織除去部分(28)を有するドライブシャフト(20)の製作方法を提供する。一本またはそれ以上の素線が、前もって決定された形状の拡大直径部分(28)を有する細長いマンドレルの周囲にヘリカル状に巻きつけられていて、それにより拡大直径組織除去部分(28)を有する細長くて、可撓性のドライブシャフト(20)を形成する。拡大直径除去部分を含めて、ドライブシャフト(21)の一部分は、第一クランプに把持され、拡大直径組織除去部分(28)の巻線(31)を初期の形にするために熱処理され(第一回熱処理)、それによりドライブシャフト(20)の拡大直径組織除去部分(28)の初期形状が維持される。それからドライブシャフト(20)は第一クランプから取りはずされ、マンドレル(50)が溶解される。ドライブシャフト(20)の拡大直径部分(28)は、拡大直径組織除去部分(28)を含めて、ドライブシャフトの一部分を第二クランプに把持することにより、非対称形状に形成される。それからドライブシャフト(20)の把持された部分は、拡大直径組織除去部分(28)の巻線(31)を新しい形にするために、第二回熱処理が行なわれ、それにより拡大直径部分(28)の非対称形状が維持される。非対称形状において、拡大直径組織除去部分(28)は長手方向に平らな“側”を有する−すなわち、すべての組織除去部分の巻線は、全体にわたる長さがドライブシャフトの回転軸と平行である、仮想直線に接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、回転式アテレクトミー装置を使用する動脈からのじゅく状斑の除去
のように、人体通路から組織を除去する装置及び方法に関する。
【0002】 本発明の背景技術 多様な技術及び器具が、動脈及び同様な人体通路における組織の除去又は修復
での使用のために発達してきた。このような技術及び器具の頻繁な目的は、患者
の動脈におけるじゅく状斑の除去である。じゅく状硬化症は、患者の血管の内膜
層(すなわち、内皮の下側)における脂質沈着(じゅく腫)の成長によって特徴
付けられる。沈着の初期段階を越えると、非常に頻繁に、比較的軟らかいコレス
テロール過多じゅく状物質が石灰化したじゅく状斑へ硬化する。このようなじゅ
く腫は、血液の流れを制限し、その結果、しばしば、狭窄性病変又は狭窄症と称
され、塞ぎ物質は狭窄物質と称される。もし、そのようなものが処置されなけれ
ば、このような狭窄症は、狭窄症、高血圧、心筋梗塞、及び発作等を引き起こす
可能性がある。
【0003】 回転式アテレクトミー処置は、狭窄物質のようなものを除去する一般的な方法
になっている。そのような処置は冠状動脈の石灰化障害の穴明けを始めるのに最
も頻繁に使用される。回転式アテレクトミー処置は単独で頻繁には使用されない
が、バルーン血管形成(balloon angioplasty )処置が後から続き、引き続いて
、非常にしばしば穴明けされた動脈の開通性を維持するのを助けるために、ステ
ント(stent )を取り付けることが続く。石灰化障害のないものに対し、バルー
ン血管形成は単独で動脈の穴明けに頻繁に使用され、ステントが穴明けされた動
脈の開通性を維持するために、しばしば取り付けられる。しかしながら、研究は
以下のことを示していて、バルーン血管形成を受け、かつ動脈にステントが取付
けられた患者の多くのパーセントが、ステント内再狭窄(in-stent restenosis
)を経験する。−すなわち、ステントの閉塞が、ステント内における瘢痕組織の
過剰成長の結果、長期間にわたり頻繁に成長する。
【0004】 幾つかの種類のアテレクトミー装置は、このような狭窄物質の幾つか又は全て
を除去する試みのために発達してきた。米国特許第4990134号〔オース(
Auth)〕に示されているような一つの種類の装置において、ダイヤモンド粒子の
ような研磨切断材料で覆われた穴ぐり部が、可撓性ドライブシャフトの末端に担
持されている。穴ぐり部は、狭窄部を横切って前進する時、高速度(一般には、
例えば、約140,000−180,000rpm の範囲)で回転する。穴ぐり部
は狭窄部組織を除去するけれど、血液流を止めてしまう。一たん穴ぐり部が狭窄
部を横切って前進すると、動脈は穴ぐり部の最大外径に等しいか、またはそれよ
りわずかだけ大きな直径に穴明けされる。しばしば、動脈を必要とされる直径に
穴明けするために、一つのサイズの穴ぐり部より多くの穴ぐり部が使用されねば
ならない。
【0005】 米国特許第5314438号(Shturman)が、ドライブシャフトを有するもう
一つのアテレクトミー装置を開示していて、そのドライブシャフトの部分は拡大
直径部を有しており、少なくともこの拡大直径部分のセグメントはドライブシャ
フトの研摩セグメントを形成するための、研摩材料で覆われている。高速度で回
転すると、研摩セグメントは動脈から狭窄部組織を除去することができる。この
アテレクトミー装置は、その可撓性によりAuthによる装置を上廻る確かな利点を
有するが、また動脈を、ドライブシャフトの拡大直径部分の直径にほぼ等しい直
径に、穴明けすることができるだけである。
【0006】 1997年8月14日に出願された、出願中の米国特許出願第08/9115
86号は、偏心拡大直径部分をもつ、可撓性があり、細長くて、回転可能なドラ
イブシャフトを有する、回転式アテレクトミー装置を開示している。偏心拡大直
径部分の少なくとも一部が、ドライブシャフトの組織除去セグメントを形成する
ために、組織除去表面−一般に研磨表面−を有している。動脈内で狭窄部組織に
対して置かれ、十分高速度(例えば、約20,000rpm から200,000rp
m の範囲)で回転されると、拡大直径部分の偏心特性により、拡大直径部分が、
狭窄性病変部を拡大直径部分の外径より十分大きな直径に穴明けするように回転
する。好ましくは、ドライブシャフトの拡大直径部分が、ドライブシャフトの回
転軸から半径方向に間隔を置いて配置される質量中心を有していて、狭窄性病変
部を拡大直径部分の外径より十分大きな直径に穴明けするために、装置の性能を
促進する。一般に、このことはドライブシャフトの拡大直径部分を偏心させて組
立てることにより実現される−すなわち、ドライブシャフトの偏心拡大直径部分
の幾何学的中心を、ドライブシャフトの回転軸から距離を置いて配置する。2mm
以下の直径の偏心拡大直径組織除去部分を有するドライブシャフトは、狭窄病変
部を、主冠状動脈の本来の直径(すなわち、3mm以上の直径)に等しい直径に穴
明けすることができて、事例の多くのパーセントは、処置を完了するためにバル
ーン血管形成は必要とされなくてもよい。装置は部分的に閉塞したステントを洗
滌するのに特に有用である。
【0007】 本発明の概要 本発明は非対称な組織除去部分を有するドライブシャフトの改善された製作方
法を提供する。一本またはそれ以上の素線が、前もって決定された形状の拡大直
径部分を有する、細長いマンドレルの周囲にヘリカル状に巻きつけられていて、
それにより、ドライブシャフトの巻線により形成される、拡大直径組織除去部分
を有する細長くて、可撓性のドライブシャフトを形成しており、マンドレルの拡
大直径部分の形状に一致する初期形状を有している。拡大直径組織除去部分を含
めて、ドライブシャフトの一部分は、第一クランプに把持され、拡大直径組織除
去部分の巻線を初めの形にするために熱処理され(第一回熱処理)、それにより
ドライブシャフトの拡大直径組織除去部分の初期形状が維持される。
【0008】 それからドライブシャフトは第一クランプから取りはずされ、ドライブシャフ
トのマンドレルの中から少なくとも拡大直径部分を溶解するために、ドライブシ
ャフトの少なくとも拡大直径組織除去部分が、硝酸溶液に浸漬される(好ましく
はドライブシャフト全体が浸漬され、それによりマンドレル全体は溶解される)
【0009】 それから、拡大直径組織除去部分を含めて、ドライブシャフトの一部分を第二
クランプに把持することにより、ドライブシャフトの拡大直径部分は非対称形状
に形成される。それからドライブシャフトの把持された部分は、拡大直径組織除
去部分の巻線を新しい形にするために、第二回目の熱処理が行なわれ(第二回熱
処理)、それにより拡大直径部分の非対称形状が維持される。
【0010】 好ましくは、拡大直径組織除去部分の非対称形状への成形は必要とされる形状
であって、拡大直径組織除去部分が長手方向に平らな“側”を有している−すな
わち、組織除去部分のすべての巻線が仮想直線に接していて、仮想直線全体にわ
たる長さがドライブシャフトの回転軸に平行である。ドライブシャフトの組織除
去部分のこの形状は、前述で引用された出願中の米国特許出願第08/9115
86号に開示されている装置の組織除去部分より大きく偏心していて、それによ
り狭窄性病変部を、より大きな直径に、より速く穴明けすることを容易にしてい
る。
【0011】 本発明の詳細な説明 図1に本発明における典型的な回転式アテレクトミー装置を示す。装置はハン
ドル部分10を含んでいて、細長くて可撓のドライブシャフト20が非対称拡大
直径部分28を有しており、細長いカテーテル13がハンドル部分10から遠位
部に伸びている。ドライブシャフト20および非対称拡大直径部分28は、ヘリ
カル状の巻線で構成されている。カテーテル13は、拡大直径部分28および拡
大直径部分28に遠位な短かい部分を除いて、ドライブシャフト20のほとんど
の長さが配置されている内腔(lumen )を有している。ドライブシャフト20は
また内部内腔を含んでいて、内部内腔はドライブシャフト20がガイドワイヤ1
5上で前進および回転することを可能にしている。流体供給管(17)はカテー
テル13の中へ冷却および潤滑溶液(一般的には塩水または他の生体適合性流体
)を流すために備えられてもよい。
【0012】 ハンドル10は、ドライブシャフト20を高速で回転するために、望ましくは
タービン(または回転機構)を含んでいる。ハンドルは一般的に、例えば管16
から供給される圧縮空気のような、動力源に接続されてもよい。一対の光ファイ
バーケーブル14がまた、タービンおよびドライブシャフト20の回転速度を監
視するために備えられてもよい(そのようなハンドルおよび附随する計測器の詳
細に関しては産業界で公知であって、例えばAuthにより開示された米国特許第5
314407号に記載されている)。ハンドル10は望ましくは、カテーテルお
よびハンドル本体に関して、タービンおよびドライブシャフト20を前進および
後退させるための、制御ノブを含んでいる。
【0013】 図2−4および4A−4Cは、本発明における一つの実施の形態の非対称拡大
直径部分28の詳細を示している。本発明における目的のために、用語“非対称
”および“偏心”は、ドライブシャフト20の拡大直径組織除去部分28を引用
するにあたり互換可能に使用される。ドライブシャフト20が、一つまたはそれ
以上のヘリカル状巻線18を含んでいて、そのヘリカル状巻線は、拡大直径部分
28の中で、ガイドワイヤ内腔19および中空くぼみ25を形成している。中空
くぼみ25を横断するガイドワイヤ15をのぞいて、中空くぼみ25はほぼ空で
ある。非対称拡大直径部分28は近位部分30と、中間部分35と遠位部分40
とを含んでいる。非対称拡大部分28の近位部分30の巻線31は、好ましくは
ほぼ一定の割合で遠位部分に向って段階的に増加する直径を有していて、それに
よりほぼ円錐の形状を形成している。遠位部分40の巻線41は、好ましくはほ
ぼ一定の割合で遠位部分に向かって段階的に減少する直径を有していて、それに
よりほぼ円錐の形状を形成している。中間部分35の巻線36は、一方の“側”
に非対称拡大直径部分28を提供するために、徐々に変化する直径を備えていて
、その偏心拡大直径部分はドライブシャフト20の拡大直径部分28における、
近位部分の円錐部分と遠位部分の円錐部分との間で滑らかに移行するほぼ凸状の
外表面を有している。
【0014】 非対称拡大直径部分28の少なくとも一部分(好ましくは中間部分35)は、
組織除去可能な外表面を含んでいる。好ましくは、組織除去表面は、ドライブシ
ャフト20の組織除去セグメントを形成するために、研磨材料24の接合面を具
備している。研磨材料は、ダイアモンド粒子、融解石英、窒化チタン、炭化タン
グステン、酸化アルミニウム、炭化ほう素、またはセラミク材料のような、どの
ような適切な材料でもよい。好ましくは研磨材料は、適切な接合材料26により
ドライブシャフト20の巻線に直接接合されるダイアモンドチップ(またはダイ
アモンドダスト粒子)を具備していて、−そのような接合は、従来の電気めっき
方法のような公知の方法を使用して行なわれてもよい。接合材料26はニッケル
のような従来の接合材料でもよい。代案としての接合材料は、ドライブシャフト
の拡大直径部分28の放射線不透過性を増加するために、金、白金、イリジウム
、これらの合金、または他の適切な放射線を通さない材料(少なくともこれらの
材料の層の一つ)でもよい。代案としての組織除去面の外表面は、適切な研磨表
面を提供するためにざらざらにされた、単純な巻線部分でもよい。さらなるもう
一つの変更において、小さいが鋭利なカット面を提供するために、外表面は腐蝕
またはカット(例えばレーザーにより)されてもよい。他の同様な方法がまた、
適切な組織除去表面を提供するために使用されてもよい。
【0015】 図3,4および4A−4Cは、本発明における非対称拡大半径部分28の一つ
の実施の形態の特定した形状を示している。細長いドライブシャフト20が回転
軸21(図4参照)を有していて、その回転軸はガイドワイヤ15と同軸であり
、ガイドワイヤ15はドライブシャフト20の内腔19の中に配置されている。
拡大直径組織除去部分が、長手方向に平らな“側”を有する非対称(または偏心
)形状を有していて−すなわち、内周方向において巻線は曲げられていて、長手
方向において巻線がお互いに対して一直線上に並んでおり、組織除去部分のすべ
ての巻線は円周上の1点において、仮想直線22に接していてもよい。仮想線2
2全体にわたる長さは、ドライブシャフト20の回転軸21と平行である。この
形態を説明するもう一つの方法は以下のとうりであって、拡大直径組織除去部分
28の各々の巻線は、拡大直径組織除去部分28のお互いの巻線外表面の一点で
同一直線上になる外表面上の点を含んでいて、そのような点はドライブシャフト
20の回転軸と平行な直線を形成している。この形態を特徴づけるさらなるもう
一つの方法は、以下のとうりであって、拡大直径組織除去部分28の各々の巻線
が、拡大直径組織除去部分28のお互いの巻線の外表面の一点として、ドライブ
シャフト20の回転軸15から等しい距離だけ隔れと配置されている外表面上の
点を含んでいる。
【0016】 図4A−4Cは、偏心拡大半径部分28の三つの断面切断面(横断面の面を示
す)の質量中心29の位置を示している。すべての偏心拡大直径部分28は多数
のうすい切断面に分割されてもよくて、各々の切断面は各々自身の質量中心を有
している。図4Bは、偏心拡大直径部28が、断面における最大直径(この場合
、偏心拡大直径部分28の中間部分35における最大直径)を有する点で切断し
たもので、図4Aおよび4Cは、偏心拡大直径部28の遠位部分40および近位
部分30の各々に対応して切断したものである。これらの断面切断面各々におい
て、質量中心29はドライブシャフトの回転軸から離れて配置されていて、ドラ
イブシャフト20の回転軸はガイドワイヤ15の中心と一致している。各々の断
面切断面の質量中心29はまた、断面切断面の幾何学的中心にほぼ一致している
。図4Bは断面における最大の直径を有する切断面を示している。この切断面に
おいて、質量中心29および幾何学的中心の両方が、ドライブシャフトの回転軸
から、最も離れて配置されている(すなわち、最大の間隔を置いて配置されてい
る)。当然のことであるが、すべての拡大直径部分における質量中心は、拡大直
径部分の多数の切断面における各々の質量中心で合成されていて、全体としての
質量中心は、それゆえ、図4Bに示される切断面における質量中心より、ドライ
ブシャフトの回転軸に近くなる。図4D−4Eは以下の事実を示していて、偏心
拡大直径部分28の、近位部分および遠位部分両方から切断された、ドライブシ
ャフト20のこれらの切断面における、質量中心および幾何学的中心の両方は、
ガイドワイヤ15およびドライブシャフト20の回転軸に一致する。それゆえ、
拡大直径部分28の、近位部分および遠位部分に位置するドライブシャフトのそ
のような場所は、ドライブシャフト20の回転軸21に対して偏心していない(
すなわち、対称であり平衡している)。
【0017】 図5−20Bは一連の段落を示していて、本発明における偏心回転式アテレク
トミー装置が、狭窄病変部をドライブシャフト20の偏心拡大直径部分28の公
称直径より十分に大きな直径に穴明けするために使用されている。
【0018】 図5−6において、回転している偏心拡大直径部分28が、ガイドワイヤ15
上を前進して、動脈“A”における狭窄部を遠位部分に向けて横切って進んでい
る。狭窄部(斑点“P”で定義される)の直径は、ドライブシャフト20の偏心
拡大直径部分28の公称最大直径よりわずかに小さくて、その結果、偏心拡大直
径部28が斑“P”のうすい第一層を取り除いている。図6において、偏心拡大
直径部分28が図5に示される位置からわずかに遠位部分に向けて前進し180
度回転した状態を示している。この二つの図を比較してわかるように、斑Pは狭
窄部内部において偏心拡大直径部分28の組織除去中間部分35のほぼ中央を占
めている。ドライブシャフト20および偏心拡大直径部分28が回転すると、ガ
イドワイヤ15は狭窄部のほぼ中央の周囲を強制的に回転される。この動きが図
7A−8Bにさらに詳細に示されていて、ドライブシャフト20の拡大直径部分
28が一回転するに従って、ガイドワイヤ15が時計の12時、3時、6時、9
時の位置を通って回転しているのを連続的に示している。
【0019】 図9−10において、回転している偏心拡大直径部分28が、部分的に穴明け
された狭窄部を近位部分に横切って引かれている。図11A−12Bは、ドライ
ブシャフト20の拡大直径部分が一回転するに従って、ガイドワイヤ15が時計
の6時、9時、12時、3時の位置を通って回転しているのを示している。注意
すべきは、ガイドワイヤ15が通って回転する円の直径は狭窄部が穴明けされた
量に比例して減少していることである。図13−14は回転している偏心拡大直
径部分28が、さらに穴明けされた狭窄部を横切って遠位部分に向って再び前進
しているのを示していて、図15A−16Bは、一回転におけるドライブシャフ
ト20の拡大直径部分28の動きを示している。この処置段階において、狭窄部
はほぼ穴明けされて、狭窄部の中における拡大直径部分28の回転は、もはやガ
イドワイヤ15の円運動を強制することはない。このように、ガイドワイヤ15
の位置は、図15A−16Bにおける一定位置のままである。図17−18は回
転している偏心拡大直径部分28が、ほぼ完全に穴明けされた狭窄部を横切って
近位部分に引かれている状態を示している。図19A−20Bにおけるこれらの
図からわかるように、狭窄部は十分な直径に穴明けされ、拡大直径部分の偏心特
性により、ガイドワイヤ15は狭窄部の中心の周りで回転する。
【0020】 図5−20Bは狭窄部の穴明け処置を数段階で示しているが、実際上好ましく
は、組織除去は狭窄部を横切る、遠位部分および近位部分への多回数の通過処置
により、比較的ゆっくりと行なわれる。手術者は、本発明における回転式アテレ
クトミー装置を使用して、偏心拡大直径部分28を狭窄部を遠位部分方向および
近位部分方向に通過させて繰返し移動する。手術者は、装置の回転速度を変化さ
せることにより、組織除去表面が狭窄部組織に対して押しつけられる力を調節す
ることができ、それにより、除去される組織微片のサイズと同様に、斑の除去速
度をより上手に調節することができる。狭窄部は拡大直径部分の公称直径より大
きく穴明けされるので、冷却溶液および血液が拡大直径部分の周囲を定常的に流
れることができる。そのような血液および冷却溶液の一定な流れは、除去された
組織微片を定常的に流し去り、このようにして前述で引用されたAuthの装置に比
較して、除去微片のより一定な放出を提供する。
【0021】 偏心拡大直径部分28の公称直径より大きな直径に穴明けされることのできる
、動脈内の狭窄部の限界は、数種類のパラメーターに依存していて、そのパラメ
ーターには、偏心拡大直径部分28の形状と、偏心拡大直径部分28の質量と、
質量分布と、質量分布によるドライブシャフトの回転軸に関するこの部分の質量
中心位置と、回転速度とを含んでいる。回転速度は、拡大直径部分の組織除去表
面が狭窄部組織に対して押しつけられる遠心力を決定する重要な因子であり、そ
れにより手術者が組織除去速度を調節することを可能にしている。回転速度の調
節はまた、装置が狭窄部を穴明けする最大直径を上廻って調節することを、ある
程度まで可能にする。出願人は以下のことを理解していて、組織除去表面が狭窄
部組織に対して押しつけられる力を確実に調節する能力は、手術者が組織除去速
度を上手に調節することを可能にするだけでなく、除去される微片サイズを上手
に調節することを提供する。
【0022】 偏心拡大直径部分を有するヘリカル状の多条巻線ドライブシャフトは本発明に
おける以下の方法により製作してもよい。
【0023】 本発明における一つの方法は図21−27Aに示されていて、周囲に適切な線
を巻きつけてもよいマンドレルの使用を含んでいる。図21は、マンドレル50
がほぼ対称な拡大直径部分を有していることを示している。マンドレル50は全
長にわたりほぼ一定の直径を有するマンドレルシャフト52を含んでいる。ほぼ
対称な拡大直径要素54が、はんだ56のような適切な接合材料によりマンドレ
ルシャフト52に接合されている。はんだ接ぎ手は、対称な拡大直径要素54と
マンドレル52との間を滑らかなつなぎ面とするために、機械加工またはサンド
ペーパーでみがいてもよい。
【0024】 マンドレル50がそのように組み立てられた後、適切な線がマンドレルシャフ
ト52および対称な拡大直径要素54の両方を含んだマンドレル50の周囲に巻
きつけられてもよい。線に作用している巻きつけ用引張力が解放される前に、ク
ランプ70(図22−25参照)は拡大直径部分をまたいでドライブシャフトを
把持する。クランプは、長穴73を有するクランプフレーム72と、クランプ用
ブロック74および75と、一対の調節ねじ78を含んでいる。ドライブシャフ
トへのクランプの把持は、最初にクランプフレーム72の長穴73を介してドラ
イブシャフトを通し、続いてドライブシャフト20を囲んでクランプ用ブロック
74および75を位置決めし、かつクランプフレーム72の中に移動し、最後に
対称な拡大直径部分を有するドライブシャフトを、クランプ用ブロック74およ
び75の間に固く把持するために調節ねじ78を締めつける。一たん、調節ねじ
78が締めつけられると、ドライブシャフトの線に作用している巻きつけ用引張
力は解放される。クランプに把持されていないこの部分のドライブシャフトの線
は、マンドレルよりわずかに大きな直径に巻きもどるけれど、クランプが二セッ
トのクランプ用ブロック74および75の間に位置するドライブシャフトの全体
部分の巻きもどりを防止する。好ましくは、クランプ用ブロック74および75
は、ニッケルのような比較的やわらかい材料から作られている。
【0025】 図23は、ドライブシャフト20がクランプ用ブロック74および75に、ど
のように把持されているかを示す長手方向断面図である。図23および24にお
いて、クランプに把持されていないドライブシャフトの部分は、クランプにより
把持された部分の直径より大きな直径に巻きもどされているのが示されている。
しかしながら、図23および24は巻きもどりの程度を非常に誇張していて、−
一般にドライブシャフトの外径は、巻き戻りの結果として、約2〜10%だけ増
加する。
【0026】 一たんクランプ70がドライブシャフトに把持されると、クランプ70により
把持されていないドライブシャフトの部分はわずかに大きな直径に巻きもどるこ
とが可能となり、それからドライブシャフトの遠位部分長さはクランプ70と共
に、ドライブシャフトの線をほぼ対称な形状の必要とされる“形”にするために
、熱処理される。拡大直径部分に遠位部分であるドライブシャフト部分を含むド
ライブシャフトの遠位部分長さと、拡大直径部分自身と、拡大直径部分に近い約
80mmのドライブシャフトの長さとだけが、熱処理炉内に置かれる必要がある。
【0027】 望ましくは熱処理は、約230℃から約600℃の温度範囲で少なくとも約1
0分間である。低温度での熱処理は高温度に比較してより長い時間を必要とする
。好ましくは熱処理は、約360℃と約600℃との間の温度で少なくとも約3
0分間、最も好ましくは約540℃と約580℃との間の温度で少なくとも約3
0分間行なわれる。出願人は、約560℃の温度で約1時間の熱処理で良い結果
を得ている。選択された特定の温度および時間は、拡大直径部分の最大直径と線
の断面直径と次第で、変更してもよい。出願人は、約2mmまでの直径の偏心拡大
直径部分を有するドライブシャフトに対し約0.152mm(約0.006in)の
直径を有するステンレス鋼線を使用し成功している。出願人はFort Wayne Metal
s Reseach Products Corp. (Fort Wayne, Indiana )から“Hyten ”の名称で入
手可能な304ステンレス鋼線を使用して成功している。好ましくは、線は引張
強度約3068.1±68.9MPa (約445±10ksi )を有している。
【0028】 好ましくは、熱処理は例えばアルゴン、またはSF6 、または他の適切な不活
性ガスを使用している不活性ガス雰囲気で行なわれる。大体15cm×15cm×2
cmの内部寸法を有する加熱されたチャンバー内に、約2595.7dm3 /s(0
.055scfm)のアルゴン流量を使用することによりよい結果が得られている。
チャンバーはたとえば炉の中に置くというような、どのような都合の良い方法で
加熱してもよい。
【0029】 この熱処理が終了した後に、ドライブシャフト20およびクランプ70の両方
が冷却され、ドライブシャフトはクランプから取りはずされる。次にマンドレル
50がドライブシャフトから取り除かれねばならない。出願人は以下のことを理
解していて、マンドレル50の構成要素をドライブシャフトの線と異なる材料で
組立て、マンドレル構成要素を、ドライブシャフト自身に材料的に反対に悪い影
響を与えない適切な溶液で溶解することにより、マンドレル50は取除かれても
よい。例えば、マンドレルシャフト52は高炭素鋼から作られていて、拡大直径
部分54が真鍮(例えば、Vincent Metals, of Minneapolis, Minnesotasから、
62.0%銅と、36.2%亜鉛と、1.8%鉛の成分を有する“low leaded”
真鍮棒として、または61.5%銅と、35.5%亜鉛と、3.0%鉛の成分を
有する“high speed-free cutting ”真鍮棒として、販売されている真鍮丸棒)
から作られており、拡大直径部分54をマンドレルシャフトに接合するはんだは
61%スズと39%鉛とから作られていて、ヘリカル状巻線が前述の“Hyten ”
ステンレス鋼線から作られていてもよい。〔好ましくは、拡大直径部分54をマ
ンドレルシャフト52にはんだづけするのに使用されるフラックスは、75%
ZnCl2 と25% NH4 Clの成分で、この化合物が蒸留水に最大濃度で溶
解されている(すなわち飽和溶液となっている)〕。
【0030】 好ましくは、マンドレルは二段階で取り除かれる。最初に、マンドレルシャフ
トは、ドライブシャフト全体をマンドレルと共に酸性溶液に浸たすことにより取
り除かれる。好ましくは酸性溶液は硝酸溶液(少なくとも約10%溶液、好まし
くは約15%溶液)である。望ましくは、硝酸は約80−100℃の温度である
。この最初の浸漬はマンドレルシャフト52が完全に溶解するまで、好ましくは
少なくとも約4時間、さらに好ましくは約8−10時間継続される。出願人は以
下のことを理解していて、ガス気泡が硝酸の表面に上昇するのを停止した時、通
常マンドレルシャフト52の溶解過程は終了する。前述した熱処理により、好ま
しくはドライブシャフトは高温の硝酸に浸漬される時、ほぼ真すぐに保たれてい
る。代案においては、ドライブシャフトは巻かれてもよいが、その場合、コイル
の直径は、好ましくは約17.78cm〜20.32cm(約7〜8in)以下であっ
てはならない。というのはこの処置過程における熱がドライブシャフトの形状に
影響するからである。
【0031】 マンドレル52が溶解した後に、ドライブシャフトの遠位部分は、マンドレル
の拡大直径部分54(まだ溶解していない)と共に、さらに好ましくは拡大直径
部分に近位なドライブシャフトの少なくとも短い部分を含めて共に、より濃度の
高い酸性溶液に浸漬される。再度好ましくは、酸性溶液は高温の硝酸溶液である
。一般に硝酸濃度は約30%から約40%の間で(好ましくは約35%)、温度
は少なくとも約50℃(好ましくは約80−100℃)である。好ましくは、こ
の浸漬は、マンドレルと、はんだ56との拡大直径部分54を溶解するために、
少なくとも約4時間さらに好ましくは8−10時間行なわれる。
【0032】 ドライブシャフトを硝酸に2回目の浸漬から取り出した直後に、ドライブシャ
フトが流水で数分間洗滌される。それからドライブシャフトが沸騰している蒸留
水の中に15分−20分間浸漬され、次に96%アルコールに浸漬され、そして
空気で乾燥されるかきれいな布で拭かれる。製作工程のこの段階で、ドライブシ
ャフト20が、図26に示されるようなほぼ対称の形状の拡大直径部分28を有
する。
【0033】 図27−27Aは、拡大直径部分28を非対称形状にする、製作工程の次の段
階を示している。第二クランプ80が拡大直径部分28をまたいで、ドライブシ
ャフトに把持される。クランプは第一クランプ70(図22−25参照)のフレ
ーム72と同様なクランプフレーム82と、一式のクランプ用ブロック85およ
び86と、一対の調節ねじ88を含んでいる。ドライブシャフトへの第二クラン
プ80の把持は、前述した第一クランプの把持と同様な方法で行なわれる。第二
クランプ80は、クランプ用ブロック85と86とが、拡大直径部分28を前述
した非対称形状にすることにおいて、第一クランプと異なっている。この目的の
ために、下部クランプ用ブロック86が長手方向に平らで、上部クランプ用ブロ
ック85は凹部87(図27A参照)を含んでいて、拡大直径部分28が必要と
される形状に形成されることを可能にしている。好ましくはサポートワイヤ(su
pport wire)57は、ドライブシャフト20の内腔に載置されていて、製作工程
の間ドライブシャフトに多少鋼性を与え、さらに拡大直径部分28が必要とされ
る形状に形成されることを保証するのに役立っている。ワイヤ57はまたクラン
プの外側のドライブシャフトの部分を支えていて、不注意に曲げられるのを防い
でいる。
【0034】 一たん第二クランプ80がドライブシャフトに把持されると、ドライブシャフ
トの遠位部分長さが、クランプ80と共に、ドライブシャフト20の線を必要と
される非対称形の“形”にするために、第二回目の熱処理が行なわれる。拡大直
径部分28に遠位部分であるドライブシャフト部分を含むドライブシャフト20
の遠位部分長さと、拡大直径部分28自身と、拡大直径部分28近くの約80mm
のドライブシャフトの長さとだけが、熱処理炉内に置かれる必要がある。
【0035】 望ましくは第二回熱処理は、約230℃から約600℃の温度範囲で少なくと
も約10分間である。低温度での熱処理は高温度に比較してより長い時間を必要
とする。好ましくは熱処理は、約360℃と約600℃との間の温度で少なくと
も約30分間、最も好ましくは約470℃と約530℃との間の温度で少なくと
も約30分間行なわれる。出願人は、約500℃の温度で約1時間の熱処理で良
い結果を得ている。最初の熱処理において、選択された特定の温度および時間は
、拡大直径部分の最大直径と線の断面直径により変更してもよい。好ましくは第
二回熱処理は、また不活性ガス雰囲気で行なわれる。好ましくは、不活性ガスの
選択とその流量は、第二回熱処理の間に使用される治具と同様に、第一回熱処理
に使われるものと同一である。
【0036】 第二回熱処理(または線がマンドレルに巻かれた後ならいつでも)に続いて、
望ましくはドライブシャフト全体が約200℃から約400℃の間(好ましくは
約250℃から約350℃の間)の温度で少なくとも約10分間(好ましくは少
なくとも約30分間)熱処理される。出願人は、この熱処理を温度約300℃で
約1時間行なうことで、良い結果を得ている。この熱処理はドライブシャフトの
巻線の応力を緩和する。次にドライブシャフトは、電解研摩と、ドライブシャフ
トの組織除去セグメントを作るために研摩材料24を接合することにより仕上げ
られる(前述したように)。
【0037】 図28−31は本発明における修正した製作工程を示していて、非対称拡大直
径部分28の巻線の間に間隙を有するドライブシャフトの製造を容易にしている
。この間隙は、研摩材粒子の接合材料26が巻線同士を係合することなく、巻線
に接合されることを可能にしている。この方法において、第二クランプ90は前
述のクランプのフレームと同一のクランプフレーム92と、一対の調節ねじ98
と、わずかに修正したクランプ用ブロック95,96および97とを含んでいる
。クランプ用ブロックは以下の点で前述のクランプと異なっていて、上部ブロッ
ク85が二つの上部クランプ用ブロック95と96とに置きかえられており、そ
の重要性を以下に説明する。
【0038】 図28−28Aにおいて、左側の調節ねじ98が、上部クランプ用ブロック9
5と細長い下部クランプ用ブロック97の間にドライブシャフト20の近位部分
を把持するために、締めつけられる。図29−29Aにおいて、近位部分のクラ
ンプ用ブロック95に遠位のドライブシャフトの部分が長手方向に弾性的に引き
伸ばされていて、拡大直径部分28のいくらかの巻線の間に間隙を作り出してい
る。そのような引き離しはドライブシャフトの最大直径巻線部において最も重要
なことである。巻線の引き離し量は式λ=(8FD3 )/Gd4 を用いて計算さ
れ、式においてλはコイルピッチ(巻線と次の巻線の中心間で計測した)で、F
はコイルの線に作用する引き伸ばし力で、Dは巻線の直径で、dは線の断面直径
で、Gは線が作られている材料の特殊な係数である。式からわかるように、コイ
ルピッチλの増加は、引き伸ばし力の函数であるのと同じように、巻線の直径の
3乗に比例している。
【0039】 図30−30Aにおいて、右側の調節ねじはドライブシャフトの他の部分を上
部クランプ用ブロック96に把持するために締め付けられ、拡大直径部分28を
弾性的に引き伸ばした状態に保持している。この段階で、拡大直径部分28は、
上述したように第2回熱処理の準備が出来ていて、それにより拡大直径組織除去
部分28が非対称な状態に引き伸ばされた形となる。
【0040】 図31は、残りの工程が終了した後の拡大直径部分の結果を示していて、研磨
材料24が中間部分35の巻線36に、適切な接合材料26により接合された状
態を含んでいる。接合材料26は隣接する巻線をお互いに係合しないので、拡大
直径部分が非常にフレキシブルであって、動脈内の比較的急な曲りを進行するこ
とができる。
【0041】 図31に示されているように、放射線を通さないマーカー27が、金とか、白
金とか、イリジウムとか、これらの合金とか、他の適切な放射線を通さない材料
とかで作られていて、拡大直径部分28の遠位部分と近位部分とに係合されても
よい。これらのマーカーは、またドライブシャフトの数個の巻線をお互いに、ド
ライブシャフトの拡大直径部の遠位部分と近位部分とに係合する役割を果してい
る。
【0042】 図32−33は、隣接する巻線間に間隙を作り出すために、拡大直径組織除去
部分28を引き伸ばす、もう一つの方法を示している。この方法において、拡大
直径部分28が、少なくとも拡大直径部分の中間部分35を非弾性的に変形する
ために、長手方向に十分に引き伸ばされて、それにより拡大直径組織除去部分の
中間部分における巻線の間に間隙を作り出している。図32は非弾性的に引き伸
ばされた状態における非対称拡大直径部分を示している。図33において、長手
方向の引き伸ばし力が除去されると、巻線は弾性的な再コイル化(recoil)が可
能となる。拡大直径部分28の中間(中央)部分において永久的な間隙が形成さ
れ、その一方で拡大直径部分の近位部分と遠位部分とは弾性的な元の形状に復元
される。
【0043】 非弾性的に引き伸ばされた後に、拡大直径部分28は、図34−34Aに示さ
れるように第二クランプ80に把持され、前述したように仕上げられる。図35
は、残りの工程が終了した後の拡大直径部分の結果を示していて、研磨材料24
およびマーカー27が接合された状態を含んでいる。
【0044】 図36は、1.14mmの公称直径(研磨粒子も含め)を有していて、約140
,000rpm の回転数で方解石(主にCaCO3 を具備する石)の通路に穴明け
するために使用されている、非対称直径部分の実験データを示している。実験は
1.2mm上廻る直径で10mmの長さの通路を有する試験用石で行なわれた。グラ
フは、1.14mmの公称直径を有する非対称拡大直径部分が通路を約1.8mmよ
り大きな直径に穴明け出来たことを示している。データは穴明け過程の時間依存
性を示していて−すなわち、手術者が狭窄部に穴明けする直径を調節することが
できて、その穴明けは、回転している非対称拡大直径部が狭窄部を横切って前後
に移動される時間の長さを調節することにより行なわれる。データはまた、装置
が狭窄部を偏心拡大直径部分の公称直径より十分に大きな直径に穴明けできるこ
とを示している。
【0045】 図37は、1.58mmの直径の非対称拡大直径部分を有していて、約95,0
00rpm の回転数で回転するドライブシャフトを使用した、同様の実験のグラフ
である。装置は10分で通路を約2.4mmに穴明けすることができた。
【0046】 図38に示されるグラフは最大遠心力の計算値Fcを示していて、約1.2mm
の最大直径を有する非対称拡大部分の組織除去表面が、約200,000rpm ま
での回転数で狭窄部の表面に対し押しつけることのできるFcである。この力F
cを調節することは、組織を除去する早さを調節することと、装置が狭窄部を穴
明けする最大直径を調節することと、組織を取り除く微片サイズの調節を改善す
ることとを提供する。
【0047】 図39−40は本発明における代案の実施の形態を示していて、ヘリカル状に
巻かれた単一の素線で作られている。(本実施の形態においてすべての符号は前
述の実施の形態の部品に一致しているが、プライム符号が印されている。)本実
施の形態におけるドライブシャフト20′は、前述の適切なマンドレルの周囲に
、線を巻きつけることにより作られてもよい。代案としてドライブシャフト20
′は、例えば、WMC WAFIOS Machinery Corp. of Branford, Conneticut (WAFIOS
Maschinen-fabrik GmbH & Co., of Reutlingen, Germanyと提携している)から
商業的に入手可能であるような、スプリングコイリングマシン(spring coiling
machine)を使って作ってもよい。スプリングコイリングマシンはマンドレルの
使用なしで線を巻くことができて、多種類の形状(特に対称形状)を、マンドレ
ルの組み立てまたは除去の必要性なしに、巻くことができる。そのようなスプリ
ングコイリング方法により形成されたドライブシャフトの対称拡大直径セグメン
トは、前述の把持方法を使用して図39に示す形状に成形され、巻線を必要とさ
れる非対称形状の形にするために熱処理されてもよい。
【0048】 図39−40における実施の形態は前述の本発明における前の実施の形態とは
以下の点で異なっていて、研摩セグメント38′(すなわち、研磨材料が接合さ
れている拡大直径組織除去部分28′)は、ドライブシャフト20′の拡大直径
組織除去部分28′における巻線の周囲の一部分だけに広がっている。
【0049】 本発明における好適な実施の形態が説明されたが、本発明の精神と前述の特許
請求の範囲を外れることなく、多くの変更と改良と修正とが行なわれてもよいこ
とは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明における回転式アテレクトミー装置の斜視図である。
【図2】 図2は本発明における回転式アテレクトミー装置のドライブシャフトの偏心拡
大直径部分の部分斜視図である。
【図3】 図3は本発明における回転式アテレクトミー装置のドライブシャフトの長手方
向の部分断面図である。
【図4】 図4は本発明における回転式アテレクトミー装置の偏心拡大直径部分の長手方
向の部分断面図である。
【図4A】 図4Aは図4における線4A−4Aに沿って切断した断面図である。
【図4B】 図4Bは図4における線4B−4Bに沿って切断した断面図である。
【図4C】 図4Cは図4における線4C−4Cに沿って切断した断面図である。
【図4D】 図4Dは図4における線4D−4Dに沿って切断した断面図である。
【図4E】 図4Eは図4における線4E−4Eに沿って切断した断面図である。
【図5】 図5は狭窄部を横切って遠位部分に移動する回転しているドライブシャフトの
拡大直径部分を示す長手方向断面図である。
【図6】 図6は狭窄部を横切って遠位部分に移動する回転しているドライブシャフトの
拡大直径部分を示す長手方向断面図である。
【図7A】 図7Aは図5における線7A−7Aに沿って切断した断面図である。
【図7B】 図7Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図7A
と同様の断面図である。
【図8A】 図8Aは図6における線8A−8Aに沿って切断した断面図である。
【図8B】 図8Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図8A
と同様の断面図である。
【図9】 図9は部分的に取り除かれた狭窄性病変を横切って近位部分に移動する回転し
ているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図5,6と同様な長手方向断面図
である。
【図10】 図10は部分的に取り除かれた狭窄性病変を横切って近位部分に移動する回転
しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図5,6と同様な長手方向断面
図である。
【図11A】 図11Aは図9における線11A−11Aに沿って切断した断面図である。
【図11B】 図11Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図1
1Aと同様の断面図である。
【図12A】 図12Aは図10における線12A−12Aに沿って切断した断面図である。
【図12B】 図12Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図1
2Aと同様の断面図である。
【図13】 図13はさらに取り除かれた狭窄部を横切って遠位部分に移動する回転してい
るドライブシャフトの拡大直径部分を示す長手方向断面図である。
【図14】 図14はさらに取り除かれた狭窄部を横切って遠位部分に移動する回転してい
るドライブシャフトの拡大直径部分を示す長手方向断面図である。
【図15A】 図15Aは図13における線15A−15Aに沿って切断した断面図である。
【図15B】 図15Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図1
5Aと同様の断面図である。
【図16A】 図16Aは図14における線16A−16Aに沿って切断した断面図である。
【図16B】 図16Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図1
6Aと同様の断面図である。
【図17】 図17はほぼ完全に取り除かれた狭窄性病変を横切って近位部分に移動する回
転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図5,6と同様な長手方向断
面図である。
【図18】 図18はほぼ完全に取り除かれた狭窄性病変を横切って近位部分に移動する回
転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図5,6と同様な長手方向断
面図である。
【図19A】 図19Aは図17における線19A−19Aに沿って切断した断面図である。
【図19B】 図19Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図1
9Aと同様の断面図である。
【図20A】 図20Aは図18における線20A−20Aに沿って切断した断面図である。
【図20B】 図20Bは移動中の回転しているドライブシャフトの拡大直径部分を示す図2
0Aと同様の断面図である。
【図21】 図21は本発明における偏心回転式アテレクトミー装置の製作に使用されるマ
ンドレルの拡大直径部分の長手方向断面図である。
【図22】 図22は本発明における偏心式アテレクトミー装置の製造工程の最初の段階で
使用されるクランプの斜視図である。
【図23】 図23は図22におけるクランプの長手方向断面図である。
【図24】 図24は図23における一部分の長手方向断面詳細を示す拡大図である。
【図25】 図23における線25−25に沿って切断した拡大部分断面図である。
【図26】 図26は図21〜25に示される、マンドレルおよびクランプを使用して製作
されたドライブシャフトの拡大直径部分の長手方向断面図である。
【図27】 図27は本発明における偏心式アテレクトミー装置の製作工程の次段階で使用
される第二クランプの長手方向断面図である。
【図27A】 図27Aは図27における一部分の長手方向断面詳細を示す拡大図である。
【図28】 図28は図27におけるクランプの修正版の長手方向断面図で、図28におけ
るクランプは、ドライブシャフトの拡大半径部分において、近位部分と遠位部分
とに個別のクランプ用ブロックを有しており、ドライブシャフトが一方のクラン
プ用ブロックによりクランプの中に把持された後に、拡大半径部分は引き伸ばさ
れることができる。
【図28A】 図28Aは図28における一部分の長手方向断面詳細を示す拡大図である。
【図29】 図29はドライブシャフトの拡大直径部分が引き伸ばされた状態にある図28
に示されるクランプの長手方向断面図である。
【図29A】 図29Aは図29における一部分の長手方向断面詳細を示す拡大図である。
【図30】 図30は図28−29に示されるクランプの長手方向断面図であって、ドライ
ブシャフトを、拡大直径部分が引き伸ばされた状態でクランプに把持するために
、近位部分および遠位部分の両方のクランプ用ブロックが締め付けられた後のク
ランプである。
【図30A】 図30Aは図30における一部分の長手方向断面詳細図である。
【図31】 図31は図28−30に示されるクランプを使用して製作されたドライブシャ
フトの拡大直径部分の長手方向断面図である。
【図32】 図32は、拡大半径部分を非弾性的に引き伸ばすことにより、拡大直径部分に
おける組織除去部分の隣接する巻線の間隙を、どのように形成するかを示してい
る。
【図33】 図33は、引き伸ばし力が解放された後の図32の拡大直径部分における長手
方向断面図であって、非弾性的に引き伸ばされた巻線がお互いに間隔を置いて並
べられたままの状態にある。
【図34】 図34は、図27に示される型式のクランプに把持された、図33におけるド
ライブシャフトを示している。
【図34A】 図34Aは図34における一部分の長手方向断面詳細を示す拡大図である。
【図35】 図35は、研磨材料が各々の巻線に接合された後の、図32−34に示される
工程を使用して製作されたドライブシャフトの拡大直径部分の長手方向断面図で
ある。
【図36】 図36は1.14mmの直径の偏心拡大直径部分を有するドライブシャフトを使
用した、実験データのグラフであって、回転しているドライブシャフトにより穴
明けされたチャンネルの径が、時間に対し増加していることを示している。
【図37】 図37は1.58mmの直径の偏心拡大直径部分を有するドライブシャフトを使
用した実験データのグラフであって、回転しているドライブシャフトにより穴明
けされたチャンネルの径が時間に対し増加していることを示している。
【図38】 図38は1.2mmの直径を有する偏心拡大直径部分を有するドライブシャフト
における、回転速度の函数としての遠心力を示すグラフである。
【図39】 図39はヘリカル状に巻かれた単一の線で作られているところの、本発明にお
ける別の実施の形態における長手方向断面図である。
【図40】 図40は、図39における線40−40に沿って切断した概略断面説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ネブゾロフ,アンドレイ ロシア国,107120,モスコー,ウリツァ セルジア−ラドネシュスコゴ 2,アパー トメント 52 (72)発明者 スパスキー,ミハイル ロシア国,111402,モスコー,ベシュニア コフスカヤ ストリート 6,アパートメ ント 97,ビルディング 3 Fターム(参考) 4C060 EE21 MM25 【要約の続き】 (31)を新しい形にするために、第二回熱処理が行な われ、それにより拡大直径部分(28)の非対称形状が 維持される。非対称形状において、拡大直径組織除去部 分(28)は長手方向に平らな“側”を有する−すなわ ち、すべての組織除去部分の巻線は、全体にわたる長さ がドライブシャフトの回転軸と平行である、仮想直線に 接している。

Claims (89)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非対称組織除去部分を有するドライブシャフト製作方法にお
    いて、ドライブシャフト製作方法が、 初期形状をもった、拡大組織除去部分を形成する巻線を有する、細長い可撓性
    ドライブシャフトを成形するために、一本またはそれ以上の素線をヘリカル状に
    巻きつける段階と、 少なくとも該拡大直径組織除去部分を、該ドライブシャフトの回転軸に対して
    偏心している、必要とされる形状に成形する段階と、 を具備するドライブシャフト製作方法。
  2. 【請求項2】 該拡大直径組織除去部分が、該ドライブシャフトの該回転軸
    に対し対称である初期形状に、ヘリカル状に巻き付けられるところの、請求項1
    に記載の製作方法。
  3. 【請求項3】 必要とされる形状において、該拡大直径組織除去部分の各々
    の巻線の外表面は、該拡大直径組織除去部分のお互いの巻線の該外表面の一点で
    同一直線上になる外表面上の点を含んでいて、そのような点は該ドライブシャフ
    トの回転軸と平行な直線を形成するように、該拡大直径組織除去部分が成形され
    ているところの、請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  4. 【請求項4】 必要とされる形状において、該組織除去部分のすべての巻線
    が仮想直線に接していて、その仮想直線全体にわたる長さが該ドライブシャフト
    の該回転軸に平行であるように、該拡大直径組織除去部分が成形されているとこ
    ろの、請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  5. 【請求項5】 必要とされる形状において、該拡大直径組織除去部分の各々
    の巻線が、該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分のお互いの巻線の外表
    面の一点として、該ドライブシャフトの該回転軸から等しい距離だけ隔れて配置
    されている、その外表面上の点を含んでいるように、該拡大直径組織除去部分が
    成形されているところの、請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  6. 【請求項6】 成形段階が、該拡大直径組織除去部分を該必要とされる非対
    称形状にするために、サイズ化され形状化されたクランプに、該拡大直径組織除
    去部分を把持する段階を含んでいるところの、請求項1に記載の製作方法。
  7. 【請求項7】 該拡大直径組織除去部分が該クランプに把持された後に、該
    拡大直径組織除去部分の該巻線を該必要とされる非対称形状の形にするために、
    該拡大直径組織除去部分を熱処理する段階をさらに具備している、請求項6に記
    載のドライブシャフト製作方法。
  8. 【請求項8】 成形段階が、 (a)該拡大直径組織除去部分を、該クランプに把持することにより、非対称
    形状に成形する段階と、 (b)該拡大直径組織除去部分を該クランプの中で弾性的に引き伸ばし、それ
    から該クランプを締めつけることにより、そのような引き伸ばした状態に把持す
    る段階と、 (c)該拡大直径組織除去部分の該巻線を、そのような引き伸ばした状態にお
    ける形にするために、該拡大直径組織除去部分を熱処理する段階と、 を含んでいるところの、請求項6に記載のドライブシャフト製作方法。
  9. 【請求項9】 成形段階が、 (a)該拡大直径組織除去部分を、少なくとも該拡大直径部分の中央部分で非
    弾性的に変形するために十分に引き伸ばし、それにより該拡大直径組織除去部分
    の該中央部分の該巻線の間に間隙(前もって決定された巾)を作り出す段階と、 (b)該拡大直径組織除去部分を、該クランプに把持することにより、非対称
    形状に成形する段階と、 (c)該拡大直径組織除去部分の該巻線をそのような引き伸ばされた状態にお
    ける非対称形状の形にするために、該拡大直径組織除去部分を熱処理する段階と
    、 を含んでいるところの、請求項6に記載のドライブシャフト製作方法。
  10. 【請求項10】 熱処理が約230℃から約600℃の間の温度で、少なく
    とも約10分間行われるところの、請求項7または8または9に記載のドライブ
    シャフト製作方法。
  11. 【請求項11】 熱処理が約360℃から約600℃の間の温度で、少なく
    とも約30分間行われるところの、請求項7または8または9に記載のドライブ
    シャフト製作方法。
  12. 【請求項12】 熱処理が約470℃から約530℃の間の温度で、少なく
    とも約30分間行われるところの、請求項7または8または9に記載のドライブ
    シャフト製作方法。
  13. 【請求項13】 熱処理が約470℃から約530℃の間の温度で、少なく
    とも約1時間行われるところの、請求項7または8または9に記載のドライブシ
    ャフト製作方法。
  14. 【請求項14】 熱処理が不活性ガス雰囲気で行なわれるところの、請求項
    7または8または9に記載のドライブシャフト製作方法。
  15. 【請求項15】 該不活性ガスがアルゴンであるところの、請求項14に記
    載のドライブシャフト製作方法。
  16. 【請求項16】 熱処理がSF6 のガス雰囲気で行なわれるところの、請求
    項7または8または9に記載のドライブシャフト製作方法。
  17. 【請求項17】 該ドライブシャフトの該巻線を初めの形状の形にするため
    に、該ドライブシャフトを、ヘリカル状に巻きつける段階の後で、かつ成形する
    段階の前に、熱処理する段階をさらに具備しているところの、請求項1に記載の
    ドライブシャフト製作方法。
  18. 【請求項18】 熱処理が約230℃から約600℃の間の温度で、少なく
    とも約10分間行われるところの、請求項17に記載のドライブシャフト製作方
    法。
  19. 【請求項19】 熱処理が約360℃から約600℃の間の温度で、少なく
    とも約30分間行われるところの、請求項17に記載のドライブシャフト製作方
    法。
  20. 【請求項20】 熱処理が約540℃から約580℃の間の温度で、少なく
    とも約30分間行われるところの、請求項17に記載のドライブシャフト製作方
    法。
  21. 【請求項21】 熱処理が約540℃から約580℃の間の温度で、少なく
    とも約1時間行われるところの、請求項17に記載のドライブシャフト製作方法
  22. 【請求項22】 熱処理が不活性ガス雰囲気で行なわれるところの、請求項
    17に記載のドライブシャフト製作方法。
  23. 【請求項23】 該不活性ガスがアルゴンであるところの、請求項22に記
    載のドライブシャフト製作方法。
  24. 【請求項24】 熱処理がSF6 のガス雰囲気で行なわれるところの、請求
    項17に記載のドライブシャフト製作方法。
  25. 【請求項25】 少なくとも該拡大直径組織除去部分に研磨表面を成形する
    段階をさらに具備するところの請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  26. 【請求項26】 該研磨表面が該拡大直径組織除去部分の一部だけに形成さ
    れていて、それにより該ドライブシャフトの該拡大直径部分の研磨セグメントを
    形成するところの、請求項25に記載のドライブシャフト製作方法。
  27. 【請求項27】 該研磨セグメントが該ドライブシャフトの該拡大直径組織
    除去部分の周囲の一部だけに広がっているところの、請求項26に記載のドライ
    ブシャフト製作方法。
  28. 【請求項28】 該研磨表面は、該拡大直径組織除去部分が必要とされる形
    状に成形された後で、形成されるところの、請求項25に記載のドライブシャフ
    ト製作方法。
  29. 【請求項29】 該研磨表面の成形段階が、該拡大直径組織除去部分の少な
    くともいくらかの巻線外表面に、接合材料で接合することを含んでいるところの
    、請求項25に記載のドライブシャフト製作方法。
  30. 【請求項30】 該接合材料が、金、または白金、またはイリジウム、また
    はそれらで作られる合金であるところの、請求項29に記載のドライブシャフト
    製作方法。
  31. 【請求項31】 該研磨粒子接合材料が、該巻線をお互いに固着することな
    く、該巻線に塗布されるように、該巻線に研磨粒子を接合する前に、少なくとも
    いくらかの該巻線の間に間隙を作り出すために、該拡大直径部分を長手方向に引
    き伸ばす段階を、さらに具備しているところの、請求項29に記載のドライブシ
    ャフト製作方法。
  32. 【請求項32】 該ドライブシャフトの数個の巻線をお互いに該ドライブシ
    ャフトの該拡大直径部分の遠位部分と近位部分とに、係合する段階をさらに含ん
    でいるところの、請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  33. 【請求項33】 該巻きつけ段階が、 一本またはそれ以上の素線を、前もって決定された形状の拡大直径部分を有す
    る細長いマンドレルの周囲にヘリカル状に巻きつけ、 それにより該ドライブシャフトの巻線により形成される、拡大直径組織除去部
    分を有する細長くて、可撓性のドライブシャフトを形成し、 該マンドレルの該拡大直径部分の形状に一致する初期形状を有している、 段階を含んでいるところの、請求項1に記載のドライブシャフト製作方法。
  34. 【請求項34】 該ドライブシャフトの中から該マンドレルの少なくとも該
    拡大直径組織除去部分を溶解するために、該ドライブシャフトの少なくとも該拡
    大直径組織除去部分を硝酸溶液に浸漬する段階をさらに具備している請求項33
    に記載のドライブシャフト製作方法。
  35. 【請求項35】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、約30
    %と約40%との間の硝酸を含む溶液に浸漬されているところの、請求項34に
    記載のドライブシャフト製作方法。
  36. 【請求項36】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、少なく
    とも約50℃の温度で、少なくとも約4時間硝酸に浸漬されているところの、請
    求項35に記載のドライブシャフト製作方法。
  37. 【請求項37】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、少なく
    とも約80℃の温度で、少なくとも約8時間硝酸に浸漬されているところの、請
    求項35に記載のドライブシャフト製作方法。
  38. 【請求項38】 該拡大直径組織除去部分を含めて、該ドライブシャフト全
    体を、少なくとも約10%の硝酸に、少なくとも約4時間の間浸漬する段階をさ
    らに具備している、請求項33に記載のドライブシャフト製作方法。
  39. 【請求項39】 該拡大直径組織除去部分を含めて、ドライブシャフト全体
    を、少なくとも約15%の硝酸に、少なくとも約8時間の間浸漬する段階をさら
    に具備している、請求項33に記載のドライブシャフト製作方法。
  40. 【請求項40】 該ドライブシャフトワイヤおよび該マンドレルの、少なく
    とも該拡大直径部分が異なる金属から作られていて、該マンドレルの該拡大直径
    部分の該金属は、該ドライブシャフトの該ワイヤに悪い影響を与えることなく、
    硝酸に溶解可能であるところの、請求項34に記載のドライブシャフト製作方法
  41. 【請求項41】 該マンドレルの該拡大直径部分が、真鍮から作られていて
    、該ドライブシャフトワイヤがステンレス鋼から作られているところの、請求項
    34に記載のドライブシャフト製作方法。
  42. 【請求項42】 該マンドレルは、該拡大直径部分が接合される丸いシャフ
    トを含んでいて、該マンドレルシャフトは高炭素鋼から作られているところの、
    請求項34に記載のドライブシャフト製作方法。
  43. 【請求項43】 非対称組織除去部分を有するドライブシャフト製作方法に
    おいて、ドライブシャフト製作方法が、 初期形状をもった、拡大組織除去部分を形成する巻線を有する、細長い可撓性
    ドライブシャフトを成形するために、一本またはそれ以上の素線をヘリカル状に
    巻きつける段階と、 該拡大直径組織除去部分を必要とされる非対称形状にするために、形状化され
    てサイズ化されたクランプに把持することにより、該拡大直径組織除去部分を成
    形する段階と、 該拡大組織除去部分の該巻線を必要とされる最終的な非対称形状における形に
    するために、該拡大組織除去部分を熱処理する段階と、 を具備するドライブシャフト製作方法。
  44. 【請求項44】 非対称組織除去部分を有するドライブシャフト製作方法に
    おいて、ドライブシャフト製作方法が、 初期形状をもった、拡大組織除去部分を形成する巻線を有する、細長い可撓性
    ドライブシャフトを成形するために、一本またはそれ以上の素線をヘリカル状に
    巻きつける段階と、 該拡大直径組織除去部分を、該ドライブシャフトの回転軸に対し非対称である
    、必要とされる形状に成形する段階と、 該組織除去部分が該必要とされる形状を維持するように、該成形された拡大直
    径組織除去部分を熱処理する段階と、 を具備するドライブシャフト製作方法。
  45. 【請求項45】 非対称組織除去部分を有するドライブシャフト製作方法に
    おいて、ドライブシャフト製作方法が、 初期形状をもった、拡大組織除去部分を形成する巻線を有する、細長い可撓性
    ドライブシャフトを成形するために、一本またはそれ以上の素線をヘリカル状に
    巻きつける段階と、 該拡大直径組織除去部分を、該拡大直径組織除去部分の質量中心が該ドライブ
    シャフトの回転軸から間隔を離して配置されている、必要とされる形状に成形す
    る段階と、 該組織除去部分が該必要とされる形状を維持するように、該成形された拡大直
    径組織除去部分を熱処理する段階と、 を具備するドライブシャフト製作方法。
  46. 【請求項46】 非対称組織除去部分を有するドライブシャフト製作方法に
    おいて、ドライブシャフト製作方法が、 一本またはそれ以上の素線を、前もって決定された形状の拡大直径部分を有す
    る細長いマンドレルの周囲にヘリカル状に巻きつけ、それにより該ドライブシャ
    フトの巻線により形成される、拡大直径組織除去部分を有する細長くて、可撓性
    のドライブシャフトを形成し、かつ該マンドレルの該拡大直径部分の形状に一致
    する初期形状を有している段階と、 該拡大直径組織除去部分を含めて、ドライブシャフトの一部分を、第一クラン
    プに把持し、該拡大直径組織除去部分の該巻線を初期の形状にするために、該ド
    ライブシャフトのその部分を熱処理し(第一回熱処理)、それにより該ドライブ
    シャフトの該拡大直径組織除去部分の該初期形状を維持する段階と、 該ドライブシャフトを該第一クランプから取りはずし、該ドライブシャフトの
    該マンドレルの中から、少なくとも該拡大直径部分を溶解するために、該ドライ
    ブシャフトの少なくとも該拡大直径組織除去部分を、硝酸溶液に浸漬する段階と
    、 該拡大直径組織除去部分を含めて、該ドライブシャフトの一部分を第二クラン
    プに把持することにより、該ドライブシャフトの該拡大直径部分を非対称形状に
    形成する段階と、 該拡大直径組織除去部分の巻線を形にするために、該ドライブシャフトの把持
    部分を熱処理し(第2回熱処理)、それにより該拡大直径部分の該非対称形状を
    維持する段階と、 を具備するドライブシャフト製作方法。
  47. 【請求項47】 該拡大直径組織除去部分が、該ドライブシャフトの該回転
    軸に対し対称である初期形状に、ヘリカル状に巻き付けられるところの、請求項
    46に記載の製作方法。
  48. 【請求項48】 該拡大直径組織除去部分が、必要とされる形状において、
    該拡大直径組織除去部分の各々の巻線の外表面は、該拡大直径組織除去部分のお
    互いの巻線の該外表面の一点で同一直線上になる外表面上の点を含んでいて、そ
    のような点は該ドライブシャフトの回転軸と平行な直線を形成するように、該拡
    大直径除去部分が成形されているところの、請求項46に記載のドライブシャフ
    ト製作方法。
  49. 【請求項49】 必要とされる形状において、組織除去部分のすべての巻線
    が仮想直線に接していて、仮想直線全体にわたる長さがドライブシャフトの回転
    軸に平行であるように、該拡大直径組織除去部分が成形されているところの、請
    求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  50. 【請求項50】 必要とされる形状において、拡大直径組織除去部分の各々
    の巻線が、該ドライブシャフトの拡大直径組織除去部分のお互いの巻線の外表面
    の一点として、該ドライブシャフトの該回転軸から等しい距離だけ隔れて配置さ
    れている外表面上の点を含んでいるように、該拡大直径組織除去部分が成形され
    ているところの、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  51. 【請求項51】 各々の熱処理が約230℃から約600℃の間の温度で、
    少なくとも約10分間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト
    製作方法。
  52. 【請求項52】 各々の熱処理が約360℃から約600℃の間の温度で、
    少なくとも約30分間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト
    製作方法。
  53. 【請求項53】 該第一熱処理が約540℃から約580℃の間の温度で、
    少なくとも約30分間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト
    製作方法。
  54. 【請求項54】 該第一熱処理が約540℃から約580℃の間の温度で、
    少なくとも約1時間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト製
    作方法。
  55. 【請求項55】 該第二熱処理が約470℃から約530℃の間の温度で、
    少なくとも約30分間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト
    製作方法。
  56. 【請求項56】 第二熱処理が約470℃から約530℃の間の温度で、少
    なくとも約1時間行われるところの、請求項46に記載のドライブシャフト製作
    方法。
  57. 【請求項57】 各々の熱処理が不活性ガス雰囲気で行なわれるところの、
    請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  58. 【請求項58】 該不活性ガスがアルゴンであるところの、請求項57に記
    載のドライブシャフト製作方法。
  59. 【請求項59】 各々の熱処理がSF6 のガス雰囲気で行なわれるところの
    、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  60. 【請求項60】 該ドライブシャフトワイヤおよび該マンドレルの、少なく
    とも該拡大直径部分が異なる材料から作られていて、該マンドレルの該拡大直径
    部分の該材料は、該ドライブシャフトの該ワイヤに悪い影響を与えることなく、
    硝酸に溶解可能であるところの、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法
  61. 【請求項61】 該マンドレルの該拡大直径部分の該材料が、硝酸で溶解可
    能であるところの、請求項60に記載のドライブシャフト製作方法。
  62. 【請求項62】 該マンドレルの該拡大直径部分が、真鍮から作られていて
    、該ドライブシャフトワイヤがステンレス鋼から作られているところの、請求項
    46に記載のドライブシャフト製作方法。
  63. 【請求項63】 該マンドレルは、該拡大直径部分が接合される丸いシャフ
    トを含んでいて、該マンドレルシャフトは高炭素鋼から作られているところの、
    請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  64. 【請求項64】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、約30
    %と約40%との間の硝酸を含む溶液に浸漬されているところの、請求項46に
    記載のドライブシャフト製作方法。
  65. 【請求項65】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、少なく
    とも約50℃の温度で、少なくとも約4時間硝酸に浸漬されているところの、請
    求項64に記載のドライブシャフト製作方法。
  66. 【請求項66】 該ドライブシャフトの該拡大直径組織除去部分が、少なく
    とも約80℃の温度で、少なくとも約8時間硝酸に浸漬されているところの、請
    求項64に記載のドライブシャフト製作方法。
  67. 【請求項67】 該拡大直径組織除去部分を含めて、該ドライブシャフト全
    体を、少なくとも約10%の硝酸に、少なくとも約4時間の間浸漬する段階をさ
    らに具備している、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  68. 【請求項68】 該拡大直径組織除去部分を含めて、ドライブシャフト全体
    を、少なくとも約15%の硝酸に、少なくとも約8時間の間浸漬する段階をさら
    に具備している、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  69. 【請求項69】 該ドライブシャフトの中から該マンドレルを取りはずすた
    めに、該ドライブシャフト全体が硝酸溶液に浸漬されているところの、請求項4
    6に記載のドライブシャフト製作方法。
  70. 【請求項70】 該ドライブシャフト全体を約200℃から約400℃の間
    の温度で熱処理する段階をさらに具備している、請求項46に記載のドライブシ
    ャフト製作方法。
  71. 【請求項71】 該第二回熱処理の後で、200℃〜400℃の熱処理が行
    なわれるところの、請求項70に記載のドライブシャフト製作方法。
  72. 【請求項72】 該ドライブシャフト全体を約250℃から約350℃の温
    度で熱処理する段階をさらに具備している、請求項46に記載のドライブシャフ
    ト製作方法。
  73. 【請求項73】 該ドライブシャフトの少なくとも該拡大直径組織除去部分
    の一部に、研磨表面を形成する段階をさらに具備している、請求項46に記載の
    ドライブシャフト製作方法。
  74. 【請求項74】 研磨表面が該拡大直径組織除去部分の一部分だけに形成さ
    れていて、それにより該ドライブシャフトの該拡大直径部分の研磨セグメントを
    形成するところの、請求項73に記載のドライブシャフト製作方法。
  75. 【請求項75】 該研磨セグメントが該ドライブシャフトの該拡大直径組織
    除去部分の周囲の一部だけに広がっているところの、請求項74に記載のドライ
    ブシャフト製作方法。
  76. 【請求項76】 該研磨表面の成形段階が、該拡大直径組織除去部分の少な
    くともいくらかの巻線外表面に、接合材料で接合することを含んでいるところの
    、請求項73に記載のドライブシャフト製作方法。
  77. 【請求項77】 接合材料が、金、または白金、またはイリジウム、または
    それらで作られる合金であるところの、請求項76に記載のドライブシャフト製
    作方法。
  78. 【請求項78】 該研磨粒子接合材料が、巻線がお互いに固着することなく
    該巻線に塗布されるように、該巻線に研磨粒子を接合する前に、少なくとも多少
    の該巻線の間に間隙を作り出すために、該拡大直径部分を長手方向に引き伸ばす
    段階を、さらに具備しているところの、請求項76に記載のドライブシャフト製
    作方法。
  79. 【請求項79】 成形段階が、 (a)該拡大直径組織除去部分を、該クランプに把持することにより、非対称
    形状に成形する段階と、 (b)該拡大直径組織除去部分を該クランプの中で弾性的に引き伸ばし、それ
    から該クランプを締めつけることによりそのような引き伸ばした状態に把持する
    段階と、 (c)該拡大直径組織除去部分の該巻線を、そのような引き伸ばした状態にお
    ける形にするために、該拡大直径組織除去部分を熱処理する段階と、 を含んでいるところの、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  80. 【請求項80】 成形段階が、 (a)該拡大直径組織除去部分を、少なくとも該拡大直径部分の中央部分で非
    弾性的に変形するために十分に引き伸ばし、それにより該拡大直径組織除去部分
    の該中央部分の該巻線の間で間隙(前もって決定された巾)を作り出す段階と、 (b)該拡大直径組織除去部分を、該クランプに把持することにより、非対称
    形状に成形する段階と、 (c)該拡大直径組織除去部分の該巻線を、そのような引き伸ばされた状態と
    非対称形状との形にするために、該拡大直径組織除去部分を熱処理する段階とを
    含んでいるところの、請求項46に記載のドライブシャフト製作方法。
  81. 【請求項81】 該酸性溶液が硝酸を含んでいる溶液であるところの、請求
    項34に記載のドライブシャフト製作方法。
  82. 【請求項82】 回転式アテレクトミー式装置が; 回転軸および非対称拡大直径部を有する、可撓性があって、かつ細長い回転ド
    ライブシャフトにおいて、 該非対称拡大直径部分の少なくとも一部が、該ドライブシャフトの組織除去セ
    グメントを形成する組織除去表面を有していて、 拡大直径組織除去部分の各々の巻線の外表面が、拡大直径組織除去部分のお互
    いの巻線外表面の一点で同一直線上になる点を含んでいて、そのような点はドラ
    イブシャフト20の回転軸と平行な直線を形成するように該拡大直径組織除去部
    分が形作られている、 ところの回転ドライブシャフトを具備している回転式アテレクトミー式装置。
  83. 【請求項83】 該拡大半径部分の近位部分と遠位部分に配置された、放射
    線を通さないマーカーを、さらに具備している、請求項82に記載の回転式アテ
    レクトミー装置。
  84. 【請求項84】 該マーカーが、金、または白金、またはイリジウム、また
    はそれらから作られた合金から作られているところの、請求項83に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  85. 【請求項85】 該拡大直径組織除去部分の少なくとも一部に研磨表面をさ
    らに具備している、請求項82に記載の回転式アテレクトミー装置。
  86. 【請求項86】 研磨表面が、該拡大直径組織除去部分の一部だけを覆って
    いて、それにより該ドライブシャフトの該拡大直径部分の研磨セグメントを形成
    するところの、請求項85に記載の回転式アテレクトミー装置。
  87. 【請求項87】 該研磨セグメントが、該ドライブシャフトの該拡大直径組
    織除去部分の周囲の一部だけに広がっているところの、請求項86に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  88. 【請求項88】 該研磨表面が、接合材料により該拡大直径組織除去部分に
    接合された研磨材料を具備しているところの、請求項85に記載の回転式アテレ
    クトミー装置。
  89. 【請求項89】 該接合材料が、金、または白金、またはイリジウム、また
    はそれらで作られる合金であるところの、請求項88に記載の回転式アテレクト
    ミー装置。
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