JP2011522597A - 回転アテローム切除術用デバイス用二方向拡張型ヘッド - Google Patents

回転アテローム切除術用デバイス用二方向拡張型ヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP2011522597A
JP2011522597A JP2011512517A JP2011512517A JP2011522597A JP 2011522597 A JP2011522597 A JP 2011522597A JP 2011512517 A JP2011512517 A JP 2011512517A JP 2011512517 A JP2011512517 A JP 2011512517A JP 2011522597 A JP2011522597 A JP 2011522597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
arm
cutting
grinding
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011512517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5285768B2 (ja
Inventor
ライアン ウェルティー,
チャック プローウェ,
カサンドラ ピッポ,
トッド ジェイムス バッケン,
ジェシー シー. ダーレイ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cardiovascular Systems Inc
Original Assignee
Cardiovascular Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cardiovascular Systems Inc filed Critical Cardiovascular Systems Inc
Publication of JP2011522597A publication Critical patent/JP2011522597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285768B2 publication Critical patent/JP5285768B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320725Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with radially expandable cutting or abrading elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B2017/320004Surgical cutting instruments abrasive

Abstract

それの静止直径よりも大きい血管から妨害物を取り除くことができる拡張型ヘッドを含む、回転式アテローム切除術用デバイスであって、駆動シャフトは、2つの反対方向に回転してもよく、各回転方向について異なる研磨特性を有し得る。一方の方向では、ヘッドは、特に軟質の妨害物質を除去するのに適し得、切断および/または薄切のために構成され得る。他方の方向では、ヘッドは、特に硬質の妨害物質を除去するのに適し得る、研削、擦過、および/またはサンディングのために構成され得る。ヘッドは、旋回可能に、またはヒンジ連結して、駆動シャフトに取り付けられる、1つ以上のアームを含む。1つ以上の研磨要素は、1つ以上のアームの上に配置されるか、または1つ以上のアームに取り付けられる。研磨要素は、駆動シャフトが「切断」方向に回転させられると、かみそりの刃のように切断する、研ぎすまされた刃等の切断特徴を有する。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、米国仮特許出願第61/058,962号(名称「BIDIRECTIONAL EXPANDABLE HEAD FOR ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE」、2008年6月5日出願)の優先権を主張し、この出願の内容は、本明細書に参考として援用される。
(発明の分野)
本発明は、回転アテローム切除術用デバイス用の拡張型研磨/切断ヘッドを対象とする。
アテローム切除術は、動脈硬化性プラーク(動脈壁の内層に蓄積する脂肪および他の物質の沈着)を切り取るか、または削り取るために、カテーテルの端部上のデバイスを使用することによって、閉鎖した冠状動脈または静脈を開口する非外科的手技である。本願の目的に対して、「研磨」という用語は、そのようなアテローム切除術用ヘッドの研削および/または擦過作用を説明するために使用される。
アテローム切除術は、心臓への酸素を豊富に含む血液流を修復するように、胸痛を緩和するように、および心臓発作を予防するように行われる。それは、他の内科的治療に応じなかった胸痛がある患者に、およびバルーン血管形成術(動脈壁に対するプラークを平たくするためにバルーンカテーテルが使用される手術手技)の候補者である特定の患者に行われてもよい。それは、冠状動脈バイパス移植手術後に蓄積したプラークを除去するように行われることもある。
アテローム切除術は、プラークを薄く切り取る、または破壊するために、カテーテルの端の上に配置された回転シェーバまたは他のデバイスを使用する。手技の開始時に、血圧を制御し、冠状動脈を拡張し、血栓を予防する薬剤が投与される。患者は、覚醒しているが鎮静状態である。カテーテルは、鼠径部、脚、または腕の動脈に挿入され、血管を通して閉鎖した冠状動脈に螺入される。切断ヘッドが、プラークに対して位置付けられて起動され、プラークが挽き砕かれるか、または吸い出される。
アテローム切除術の種類は、回転式、指向性、および経腔的摘出である。回転式アテローム切除術は、プラークを挽き砕くために高速回転シェーバを使用する。指向性アテローム切除術は、最初に承認された種類であったが、もはや一般的に使用されておらず、カテーテルの一側面の開口部の中へプラークを擦り取る。経腔的摘出冠状アテローム切除術は、血管壁からプラークを切り取り、それをボトルの中へ吸い込むデバイスを使用する。それは、バイパス移植片から不要物を除去するために使用される。
心臓カテーテル法実習で行われる、アテローム切除術は、冠状動脈からのプラークの除去とも呼ばれる。それは、バルーン血管形成術の代わりに、またはバルーン血管形成術ともに使用することができる。アテローム切除術は、約95%の確率で成功する。プラークは、患者の20〜30%において再び形成する。
回転式アテローム切除術を行う、いくつかのデバイスが開示されている。例えば、1994年11月1日にLeonid Shturmanに発行され、「Abrasive drive shaft device for directional rotational atherectomy」と題された特許文献1は、動脈から狭窄組織を除去するための研磨駆動シャフトアテローム切除術用デバイスを開示し、参照することによりその全体で本明細書に組み込まれる。該デバイスは、中心管腔と、研磨区分を画定するように研磨材で被覆された、その遠位端付近の区分とを有する、可撓性で細長い駆動シャフトを有する回転式アテローム切除術用装置を含む。純分に高い回転速度で、研磨区分は、半径方向に拡張し、その静止直径よりも大きい研磨直径を掃引することができる。このように、アテローム切除術用デバイスは、カテーテル自体よりも大きい妨害物を除去し得る。拡張型ヘッドの使用は、非拡張型ヘッドを使用するアテローム切除術用デバイスと比べた改良であり、そのような非拡張型デバイスは、典型的には、段階的に特定の妨害物の除去を必要とし、各段階が異なるサイズのヘッドを使用する。
’432特許以来の数年で、拡張型ヘッドを改良する有意な取り組みがあり、多くのデバイスは遠心力を使用し、または他のデバイスは高回転速度で半径方向外向きに研磨ヘッドの複数部分を駆動する。
これらのデバイスの全てについて、研磨ヘッドは、一式の性質を有する研磨剤を含む。例えば、研磨バリは、特定のサイズまたは特定のサイズ分布の研磨粒子を含み得る。または、特定のヘッドは、研削効果よりもむしろ切断効果を妨害物に及ぼし得る。
施術者が単一の妨害物に2つの異なる研磨ヘッドを必要とする、いくつかの事例があってもよい。例えば、特定の妨害物に、サンディングまたは擦過によって効果的に除去され得る硬質プラーク、ならびに、薄切または切断によって効果的に除去され得る軟質プラークがあってもよい。切断ヘッドは、擦過ヘッドとは異なる性質を有し得る。
施術者が第1の研磨剤を使用し、次いで、第1の研磨剤とは異なる性質を有する第2の研磨剤を使用したい場合、施術者は、第1の研磨剤を伴うデバイスを除去し、次いで、第2の研磨剤を伴うデバイスを挿入しなければならない。この1つのカテーテルの除去および別のカテーテルの挿入は、時間がかかり、不便で高価であり、アテローム切除術用デバイスとともに製造、出荷、在庫管理、および維持されなければならない追加部品を必要とする。
米国特許第5,360,432号明細書
したがって、異なる2組の性質を呈することができる、回転式アテローム切除術用研磨ヘッドの必要性が存在する。そのようなヘッドは、回転式アテローム切除術用デバイスに追加ヘッドを使用する費用、時間、および負担を削減する。
実施形態は、近位端および近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、駆動シャフトの遠位端に近接して配置される、拡張型研磨要素であって、駆動シャフトが高い回転速度で切断方向に回転させられると、組織に拡張可能に暴露される、切断要素と、駆動シャフトが高い回転速度で研削方向に回転させられると、組織に拡張可能に暴露される、研削要素と、その静止直径よりも拡張可能に大きい回転直径とをさらに備える、研磨要素とを備えている、組織を研磨するための回転式アテローム切除術用装置である。
別の実施形態は、近位端および近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、駆動シャフトの遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点において駆動シャフトに旋回可能に取り付けられる、第1のアームであって、第1の駆動シャフト固着点において駆動シャフトに正接する第1の平面内で旋回可能である、第1のアームとを備え、第1のアームは、駆動シャフトが切断方向に回転させられると、第1の駆動シャフト固着点を先導し、駆動シャフトが研削方向に回転させられると、第1の駆動シャフト固着点を追跡する、第1のアーム自由端を有し、第1のアーム自由端は、駆動シャフトが切断方向に回転させられる際に、第1のアーム自由端の前縁上に第1の切断特徴を有し、第1のアーム自由端は、第1の切断特徴に隣接し、駆動シャフトが研削方向に回転させられる際に第1の切断特徴を先導する、第1の研削特徴を有する、回転式アテローム切除術用装置である。
さらに別の実施形態は、近位端および近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および切断方向の反対の研削方向とに回転可能である、駆動シャフトと、駆動シャフトの遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点で駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられる、第1のアームであって、駆動シャフトの回転軸を含む第1の平面内で旋回可能である、第1のアームとを備え、第1のアームは、高い駆動シャフト回転速度において、駆動シャフトから半径方向に離れるように延在する、第1のアーム自由端を有し、第1のアーム自由端は、駆動シャフトが切断方向に回転させられる際に、第1のアーム自由端の前縁上に第1の切断特徴を有し、第1のアーム自由端は、第1の切断特徴に隣接し、駆動シャフトが研削方向に回転させられる際に第1の切断特徴を先導する、第1の研削特徴を有する、回転式アテローム切除術用装置である。
なおも別の実施形態は、近位端および近位端の反対側の遠位端とを有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、駆動シャフトの遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点において駆動シャフトに旋回可能に取り付けられる、第1のアームであって、第1の駆動シャフト固着点において駆動シャフトに正接する第1の平面内で旋回可能である、第1のアームであって、駆動シャフトが切断方向に回転させられると、第1の駆動シャフト固着点を先導し、駆動シャフトが研削方向に回転させられると、第1の駆動シャフト固着点を追跡する、第1のアーム自由端を有する、第1のアームと、第1のアームに旋回可能に取り付けられる、第1の研磨要素であって、第1の平面と平行な平面内で旋回可能である、第1の研磨要素とを備え、第1の研磨要素は、駆動シャフトが切断方向に回転させられる際に、第1の研磨要素の前縁上に第1の切断特徴を有し、第1の研磨要素は、第1の切断特徴に隣接し、駆動シャフトが研削方向に回転させられる際に第1の切断特徴を先導する、第1の研削特徴を有する、回転式アテローム切除術用装置である。
図1は、典型的な回転式アテローム切除術用デバイスの概略図である。 図2A、2Bおよび2Cは、それぞれ、静止時または低回転速度でのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図3A、3Bおよび3Cは、それぞれ、高回転速度での図2A、2Bおよび2Cのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図4A、4Bおよび4Cは、それぞれ、静止時または低回転速度でのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図5A、5Bおよび5Cは、それぞれ、高回転速度での図4A、4Bおよび4Cのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図5A、5Bおよび5Cは、それぞれ、高回転速度での図4A、4Bおよび4Cのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図5A、5Bおよび5Cは、それぞれ、高回転速度での図4A、4Bおよび4Cのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。 図6は、駆動シャフトの遠位端から見た、切断方向に回転する駆動シャフトを伴う、アテローム切除術用ヘッドの平面図である。 図7は、駆動シャフトの遠位端から見た、研削方向に回転する駆動シャフトを伴う、図6のアテローム切除術用ヘッドの平面図である。 図8A、8Bおよび8Cは、それぞれ、高回転速度でのアテローム切除術用ヘッドの上面図、正面図、右側面図である。
その静止直径よりも大きい血管から妨害物を取り除くことができる拡張型ヘッドを含む、回転式アテローム切除術用デバイスを開示し、駆動シャフトは、2つの反対方向に回転してもよく、各回転方向について異なる研磨特性を有し得る。一方の方向では、ヘッドは、特に軟質の妨害物質を除去するのに適し得る、切断および/または薄切のために構成され得る。他方の方向では、ヘッドは、特に硬質の妨害物質を除去するのに適し得る、研削、擦過、および/またはサンディングのために構成され得る。ヘッドは、旋回可能に、またはヒンジ連結して、駆動シャフトに取り付けられる、1つ以上のアームを含む。1つ以上の研磨要素は、1つ以上のアームの上に配置されるか、または1つ以上のアームに取り付けられる。研磨要素は、駆動シャフトが「切断」方向に回転させられると、かみそりの刃のように切断する、研ぎすまされた刃等の切断特徴を有する。研磨要素はまた、駆動シャフトが「研削」方向に回転させられると、妨害物を研削する、研ぎすまされた刃に隣接して研磨要素上に配置される研磨材等の研削特徴も有する。
上記の段落は、概要にすぎず、決して限定的と解釈されるべきではない。本発明は、種々の修正および代替形態に対応可能であるが、その仕様は、一例として図面に示され、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、本発明を説明される特定の実施形態に限定することを意図しないことを理解されたい。反対に、本発明の精神および範囲内に入る全ての修正、同等物、および代替案を対象とすることを意図する。
図1は、典型的な回転式アテローム切除術用デバイスの概略図である。デバイスは、ハンドル部分10と、偏心拡大直径部28Aを備える研磨部28を有する、細長い可撓性駆動シャフト20と、ハンドル部分10から遠位に延在する細長いカテーテル13とを含む。駆動シャフト20およびその偏心拡大直径部28は、螺旋コイル状ワイヤから構築される。カテーテル13は、拡大直径部28Aと、拡大直径部28より遠位の短い部分とを除いて、駆動シャフト20の長さの大部分が配置される管腔を有する。駆動シャフト20はまた、駆動シャフト20がガイドワイヤ15上で前進および回転させられることを可能にする、内側管腔も含有する。流体供給ライン17が、冷却および潤滑溶液(典型的には、生理食塩水または別の生体適合性流体)をカテーテル13に導入するために提供され得る。
ハンドル10は、望ましくは、高速で駆動シャフト20を回転させるためのタービン(または同様の回転駆動機構)を含有する。ハンドル10は、典型的には、管16を通して送達される圧縮空気等の電源に接続され得る。一対の光学ファイバケーブル23も、タービンおよび駆動シャフト20の回転速度を監視するために提供され得る。そのようなハンドルおよび関連器具類に関する詳細は、当業界で周知であり、例えば、Authに対する米国特許第5,314,407号で説明されている。ハンドル10はまた、望ましくは、カテーテル13およびハンドルの本体に対してタービンおよび駆動シャフト20を前進および後退させるための制御ノブ11も含む。
本願は主に、図1の偏心拡大直径部28を改良し得る、研磨ヘッド設計を対象とする。この点で、図1の公知のアテローム切除術用デバイスの他の要素の多くまたは全ては、その制御部および入出力部とともに、カテーテル13と、ガイドワイヤ15と、ハンドル10とを含む、本開示のヘッド設計とともに使用され得る。螺旋コイル状駆動シャフト20も、本開示に使用されてもよく、図1の偏心拡大直径部28は、以下で詳細に説明される1つまたは複数の研磨要素に置換され得ることに留意されたい。
図2A、2B、および2Cは、それぞれ、静止時または低回転速度でのアテローム切除術用ヘッド30の上面図、正面図、右側面図である。
駆動シャフト20は、遠位端21で終端する螺旋コイル状ワイヤで作られ得る。遠位端21は、丸みを帯びてもよく、先細りであってもよく、正方形にされてもよく、または、駆動シャフトを終端し、不要物が取り除かれている血管の損傷を防止する、オプションのキャップを含み得る。遠位端21はまた、アテローム切除術用デバイスのガイドワイヤを収容することができる穴も含む。随意で、遠位端21は、妨害物の近位部分から遠位部分まで、妨害物のパイロット穴を開始するために使用され得る、研磨材を含み得る。
代替として、駆動シャフトは、2本のワイヤ、3本のワイヤ、5本のワイヤ、10本のワイヤ、15本のワイヤ、または任意の他の好適な数のワイヤ等の、2本以上のワイヤで作られ得る。多重ワイヤ駆動シャフトについて、ワイヤは、全て螺旋コイルに織り込まれる。
アテローム切除術用ヘッド30は、それぞれ駆動シャフト固着点32および42で駆動シャフトに旋回可能に取り付けられ、それぞれ自由端33および43を有する、一対のアーム31および41を含む。固着点32および42は、駆動シャフト20の遠位端21の付近にある。アーム31および41は、駆動シャフト固着点32および42で駆動シャフトに正接する平面内で旋回し得るように載置される。言い換えれば、各アーム31および41が線の周囲で旋回した場合、各線は、駆動シャフトの回転軸と垂直となり、駆動シャフトの回転軸に交差する。
いくつかの用途では、駆動シャフト固着点32および42は、駆動シャフト20上で相互に正反対である。他の用途では、駆動シャフト固着点32および42は両方とも、駆動シャフトの片側に位置する。いくつかの用途では、1つだけのアームがあってもよい。他の用途では、随意で駆動シャフトの周囲で等距離に位置する、3つ以上のアームがあってもよい。これらの多重アーム用途のうちのいくつかでは、固着点は全て、駆動シャフト20の遠位端21から同じ距離で離れて位置する。これらの多重アーム用途のうちの他のものでは、固着点のうちの1つ以上は、駆動シャフト20の遠位端21から離れて、他の固着点のうちの1つ以上とは異なる距離で位置する。
いくつかの用途では、アーム31および41は、2つのアームの結合された質量中心が駆動シャフトの回転軸上に位置するように、等しい質量を有する。他の用途では、アーム31および41は、それらの結合された質量中心が駆動シャフトの回転軸から横方向に変位させられるように、異なる質量を有する。さらに他の用途では、駆動シャフト自体が、固着点の近くに1つ以上の拡大部分を有し得る。
図2のような静止時または低回転速度で、アーム31および41は、駆動シャフトと略平行に配向され得る。この略平行配向は、挿入、位置付け、および除去中に、比較的小型のカテーテル13内で嵌合し得るように、アテローム切除術用ヘッド30の断面サイズを縮小するのに役立ち得る。例えば、アーム31および41が静止位置にあると、アテローム切除術用ヘッド30は、サイズが6または7フレンチのカテーテル(すなわち、2または2.33mm直径のカテーテル)と嵌合し得るが、他の好適なサイズも使用され得る。
アームは、バネまたは他の好適な配向特徴等の、静止位置が駆動シャフトと略平行に位置することを確実にするオプションの特徴を含み得る。加えて、バネ荷重アームの使用は、ほぼ一定の力が血管の壁に対して及ぼされることを可能にし得、差動切断および/または研削さえも可能にし得る。
図3A、3Bおよび3Cは、それぞれ、高回転速度での図2A、2Bおよび2Cのアテローム切除術用ヘッド30の上面図、正面図、右側面図である。これらの高回転速度で、アーム31および41は、駆動シャフト20から離れて延長させられる。アーム延長は、遠心力により、または任意の好適な作動力により、発生し得る。
アーム31および41の自由端33および43は、血管中の妨害物を切断するための1つ以上の研磨特徴と、血管中の妨害物を研削するための1つ以上の研磨特徴とを含み得る。切断と研削との区別は、単に学問的であるだけでなくてもよく、切断が特定の硬度に適してもよく、研削が異なる硬度に適し得るように、研磨の種類は、妨害物質の特定の硬度に合致させられ得る。いくつかの用途では、切断および/または薄切が、特に軟質の妨害物質に適し得る一方で、研削、擦過、および/またはサンディングは、特に硬質の妨害物質に適し得る。
アーム31および41の自由端33および43は、それぞれ、切断刃34および44を含む。いくつかの用途では、切断特徴は、それぞれ、アーム31および41の自由端33および43の1つ以上の縁に沿った、1つのブレードまたは複数のブレードであってもよい。いくつかの実施形態では、駆動シャフトがいわゆる「切断方向」24に回転させられると、ブレードが妨害物上を通過させられ、妨害物のわずかな部分が削り取られるように、各ブレードは、直角および/または鋭角で形成されるアーム材料を含み得る。実践では、妨害物の除去は、比較的高い駆動シャフトの回転速度により、比較的短い時間量で達成され得る、妨害物上でのブレードの多くの通過を必要とし得る。アーム31および41の自由端33および43上の切断刃34および44の配向は、比較的高い回転速度で伸展または延長位置にあるアーム31および41を示す、以下の図のうちのいくつかで、もう少し明白に見られる。
アーム31および41の自由端33および43は、研削刃も含む。研削刃は、アーム31および41の自由端33および43の外面上に配置される、研磨グリットまたは他の研磨材35および45を含み得る。いくつかの用途では、研磨材は、駆動シャフトが、「切断方向」24とは反対方向である、いわゆる「研削方向」25に回転させられると、研削刃が妨害物上を通過する直前に血管妨害物を横断して引きずられ得る。
いわゆる「切断刃」は、いわゆる「研削刃」と同じ物理表面であってもよく、その場合、刃のブレード様特性は、駆動シャフトが切断方向に回転させられると切断し得るが、駆動シャフトが研削方向に回転させられると単に妨害物質上を通過し得ることに留意されたい。この刃は、1つの配向で皮膚上を通過させられると接近した切削を提供するが、反対の配向で皮膚上を通過させられるとほとんど切削を提供しない、シェーバのブレードと類似し得る。
いくつかの用途では、いわゆる「切断特徴」は、切断刃自体であってもよく、いわゆる「研削特徴」は、切断刃に隣接してアームの自由端上に位置する、研磨材であってもよい。これらの用途では、いわゆる「研削刃」は、切断刃と同じ物理表面であってもよく、その場合、かみそりの刃のように、刃は、1つの配向(切断方向)で妨害物上を通過させられると妨害物から物質を削り取るが、他方の配向(研削方向)で妨害物上を通過させられるとほとんど効果がない。これらの用途では、いわゆる「研削」は、切断/研削刃自体に隣接して位置し得る、アームの自由端上の研磨材から発生する。これらの用途では、たとえ研削特徴が、研削刃に隣接し、駆動シャフトが研削方向に回転させられると研削刃を追跡する、アームの自由端上に配置される研磨材であってもよい場合でも、研削特徴は、研削刃の「上」にあると見なされ得る。
アテローム切除術用ヘッド30は、アーム31および41の一方または両方の上にオプションの運動制限器を含み得る。例えば、オプションの運動制限器は、アーム31および41の一方または両方が、駆動シャフトに対して完全に垂直に延在することを防止してもよく、45度、60度、または90度未満の任意の他の好適な角度等の、特定の角度までの運動のみを可能にし得る。別の実施例として、オプションの運動制限器は、駆動シャフトの一側面のみへのアーム31および41の一方または両方の運動を可能にし、それにより、図3のように、アーム31が「上に」移動し、アーム41が「下に」移動することを確実にし得る。オプションの運動制限器は、固着点、駆動シャフト、またはアーム自体ともに含まれ得る。
いくつかの用途では、アーム31および41はそれぞれ、自由端までの柄杓状の形状を含み、その場合、柄杓は、その外面に研磨材を含み、駆動シャフトが切断方向に回転させられるとブレード状構造の役割を果たす、研ぎすまされた刃を有する。いくつかの用途では、柄杓は、一緒に入れ子となり、それらの遠位先端から距離を置いて軸の周囲で旋回する、一対の半球カップであってもよい。随意で、鋏状ブレード構造を可能にするように、軸の近位側にカップの延長部があってもよい。他の用途では、アーム31および41は、中心枢軸が平行に一緒に入れ子になっている、一対または多数のブレードを含んでもよく、その場合、連係部がそれらを中心枢軸に接続する。さらに他の用途では、アーム31および41は、鋏の刃と同様の一対の平坦なブレードを含み得るが、それらの遠位先端から距離を置いて軸の周囲で旋回する、研ぎすまされた外側縁を伴う。
アテローム切除術用ヘッドの代替設計は、図2および3のように旋回するアームよりもむしろ、駆動シャフトにヒンジ連結し、高駆動シャフト回転速度中に半径方向外向きに拡張することができる、アームを使用する。これらのヒンジ連結したアームは、図4および5に示されている。
図4A、4Bおよび4Cは、それぞれ、静止時または低回転速度でのアテローム切除術用ヘッド50の上面図、正面図、右側面図である。図5A、5Bおよび5Cは、それぞれ、高回転速度での図4A、4Bおよび4Cのアテローム切除術用ヘッド50の上面図、正面図、右側面図である。
アテローム切除術用ヘッド50は、それぞれ駆動シャフト固着点52および62で駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられ、それぞれ自由端53および63を有する、一対のアーム51および61を含む。ヒンジ52および62は、駆動シャフト20の遠位端21の付近にある。いくつかの用途では、アーム51および61は、駆動シャフトの回転軸を含む平面内で移動し得るように載置される。
いくつかの用途では、ヒンジ52および62は、駆動シャフト20上で相互に正反対である。他の用途では、駆動シャフト固着点52および62は両方とも、駆動シャフトの片側に位置する。いくつかの用途では、1つだけのアームがあってもよい。他の用途では、随意で駆動シャフトの周囲で等距離に位置する、3つ以上のアームがあってもよい。これらの多重アーム用途のうちのいくつかでは、固着点は全て、駆動シャフト20の遠位端21から同じ距離で離れて位置する。これらの多重アーム用途のうちの他のものでは、固着点のうちの1つ以上は、駆動シャフト20の遠位端21から離れて、他の固着点のうちの1つ以上とは異なる距離で位置する。
いくつかの用途では、アーム51および61は、2つのアームの結合された質量中心が駆動シャフトの回転軸上に位置するように、等しい質量を有する。他の用途では、アーム51および61は、それらの結合された質量中心が駆動シャフトの回転軸から横方向に変位させられるように、異なる質量を有する。さらに他の用途では、駆動シャフト自体が、固着点の近くに1つ以上の拡大部分を有し得る。
図4のような静止時または低回転速度で、アーム51および61は、駆動シャフトと略平行に配向され得る。アームは、バネまたは他の好適な配向特徴等の、静止位置が駆動シャフトと略平行に位置することを確実にするオプションの特徴を含み得る。この略平行配向は、挿入、位置付け、および除去中に、比較的小型のカテーテル13内で嵌合し得るように、アテローム切除術用ヘッド50の断面サイズを縮小するのに役立ってもよい。例えば、アーム51および61が静止位置にあると、アテローム切除術用ヘッド50は、サイズが6または7フレンチのカテーテル(すなわち、2または2.33mm直径のカテーテル)と嵌合し得るが、他の好適なサイズも使用され得る。
十分に高い回転速度で、アーム51および61は、駆動シャフト20から離れて延長させられる。アーム延長は、遠心力により、または任意の好適な作動力により、発生し得る。
アーム51および61の自由端53および63は、血管中の妨害物を切断するための1つ以上の研磨特徴と、血管中の妨害物を研削するための1つ以上の研磨特徴とを含み得る。
アーム51および61の自由端53および63は、それぞれ、切断刃54および64を含む。いくつかの用途では、切断特徴は、それぞれ、アーム51および61の自由端53および63の1つ以上の縁に沿った、1つのブレードまたは複数のブレードであってもよい。いくつかの実施形態では、駆動シャフトがいわゆる「切断方向」24に回転させられると、ブレードが妨害物上を通過させられ、妨害物のわずかな部分が削り取られるように、各ブレードは、直角および/または鋭角で形成されるアーム材料を含み得る。実践では、妨害物の除去は、比較的高い駆動シャフトの回転速度により、比較的短い時間量で達成され得る、妨害物上でのブレードの多くの通過を必要とし得る。アーム51および61の自由端53および63上の切断刃54および64の配向は、比較的高い回転速度で伸展または延長位置にあるアーム51および61を示す、以下の図のうちのいくつかで、もう少し明白に見られる。
アーム51および61の自由端53および63は、研削刃も含む。研削刃は、アーム51および61の自由端53および63の外面上に配置される、研磨グリットまたは他の研磨材55および65を含み得る。いくつかの用途では、研磨材は、駆動シャフトが、「切断方向」24とは反対方向である、いわゆる「研削方向」25に回転させられると、研削刃が妨害物上を通過する直前に血管妨害物を横断して引きずられ得る。
いわゆる「切断刃」は、いわゆる「研削刃」と同じ物理表面であってもよく、その場合、刃のブレード様特性は、駆動シャフトが切断方向に回転させられると切断し得るが、駆動シャフトが研削方向に回転させられると単に妨害物質上を通過し得ることに留意されたい。この刃は、1つの配向で皮膚上を通過させられると接近した切削を提供するが、反対の配向で皮膚上を通過させられるとほとんど切削を提供しない、シェーバのブレードと類似し得る。
いくつかの用途では、いわゆる「切断特徴」は、切断刃自体であってもよく、いわゆる「研削特徴」は、切断刃に隣接してアームの自由端上に位置する、研磨材であってもよい。これらの用途では、いわゆる「研削刃」は、切断刃と同じ物理表面であってもよく、その場合、かみそりの刃のように、刃は、1つの配向(切断方向)で妨害物上を通過させられると妨害物から物質を削り取るが、他方の配向(研削方向)で妨害物上を通過させられるとほとんど効果がない。これらの用途では、いわゆる「研削」は、切断/研削刃自体に隣接して位置し得る、アームの自由端上の研磨材から発生する。これらの用途では、たとえ研削特徴が、研削刃に隣接し、駆動シャフトが研削方向に回転させられると研削刃を追跡する、アームの自由端上に配置される研磨材であってもよい場合でも、研削特徴は、研削刃の「上」にあると見なされ得る。
アテローム切除術用ヘッド50は、アーム51および61の一方または両方の上にオプションの運動制限器を含み得る。例えば、オプションの運動制限器は、アーム51および61の一方または両方が、駆動シャフトに対して完全に垂直に延在することを防止してもよく、45度、60度、または90度未満の任意の他の好適な角度等の、特定の角度までの運動のみを可能にし得る。オプションの運動制限器は、ヒンジ、駆動シャフト、またはアーム自体ともに含まれ得る。
図2および図3を再び参照すると、駆動シャフトが切断方向24に回転させられると、アーム31および41が駆動シャフト固着点32および42を「先導」し、駆動シャフトが研削方向25に回転させられると、駆動シャフト固着点32および42を「追跡」するように、アテローム切除術用ヘッド30は、アーム31および41が駆動シャフトから離れて1つの方向にしか延在しないことを暗示的に仮定する。
実践では、駆動シャフトがいずれかの方向に回転させられると固着点72および82を「追跡」する、アーム71および81を有するアテローム切除術用ヘッド70があってもよい。例えば、図6は、駆動シャフトの遠位端21から見た、切断方向24に回転する駆動シャフトを伴う、アテローム切除術用ヘッド70の平面図であり、図7は、駆動シャフトの遠位端21から見た、研削方向25に回転する駆動シャフトを伴う、図6のアテローム切除術用ヘッド70の平面図である。ヘッド70は、切断特徴74および84と、研削特徴75および85とを有する、自由端73および83を伴うアーム71および81を有し、全ては図2および3の特徴と機能が類似している。
図8A、8Bおよび8Cは、それぞれ、高回転速度でのアテローム切除術用ヘッド100の上面図、正面図、右側面図である。
アテローム切除術用ヘッド100は、典型的には、ヘッドおよび駆動シャフト102が挿入または摘出中に血管の損傷を引き起こさないように、患者の血管系を通してカテーテル101内で移動させられる。この特定のヘッド設計について、カテーテル101が図に示されており、同様に機能するカテーテルはまた、図2−5のヘッド設計とともに使用され得ることが理解されるであろう。
駆動シャフト102は、患者の身体の外部で、操作者に、またはその付近に位置する、近位端と、カテーテル101の端またはその付近まで延在する、遠位端104とを有する。いくつかの用途では、駆動シャフト102は、1つ以上の螺旋コイル状ワイヤを含むが、任意の好適なトルク伝送構造が使用され得る。いくつかの用途では、駆動シャフトの遠位端104は、ガイドワイヤ(図示せず)を収容することができる穴を含む。いくつかの用途では、駆動シャフト102は、遠位端104の近くで螺旋コイルの直径を縮小する、オプションの先細部103を含み得る。このオプションの先細部103の機能を以下で説明する。
駆動シャフト102の遠位端104は、2つのアーム106Aおよび106Bを駆動シャフト102に旋回可能に接続する、一対のヒンジ105Aおよび105Bを含む。アーム106Aおよび106Bは、ヒンジ105Aおよび105Bにおいて駆動シャフトに正接する平面内で旋回し得るように、載置される。言い換えれば、各アーム106Aおよび106Bが線の周囲で旋回した場合、各線は、駆動シャフトの回転軸と垂直となり、駆動シャフトの回転軸に交差する。
いくつかの用途では、2つのヒンジ105Aおよび105Bは、駆動シャフト102の遠位端104で使用され、これらのヒンジ105Aおよび105Bは、駆動シャフト102の内部が中空のままであってもよく、ガイドワイヤを収容し得るように、駆動シャフト102の外部上に配置されることに留意されたい。他の用途では、駆動シャフトの中心を通って延在する、単一のヒンジが使用され得る。
ヒンジ105Aおよび105Bとは反対側の端にある、各アーム106Aおよび106Bの端では、各アーム106Aおよび106Bが、ヒンジ107Aおよび107Bにおいて、研磨要素108Aおよび108Bに付着する。
各研磨要素108Aおよび108Bは、駆動シャフト102が「切断」方向24に回転させられると、妨害物を切り取り、薄切りにし、および/または擦り取ってもよい、切断要素109Aおよび109Bを含む。いくつかの用途では、切断要素109Aおよび109Bは、断面で鋭角の範囲を定めてもよい、研磨要素108Aおよび108Bの刃であってもよい。他の用途では、切断要素は、研磨要素に取り付けられる、実際のブレードであってもよい。
各研磨要素108Aおよび108Bはまた、駆動シャフト102が「研削」方向25に回転させられると、妨害物を研削するか、またはやすりで磨いて取り除いてもよい、研削要素110Aおよび110Bも含む。いくつかの用途では、研削要素110Aおよび110Bは、切断要素109Aおよび109Bに隣接して研磨要素108Aおよび108B上に配置され、駆動シャフト102が「研削」方向25に回転させられると、切断要素109Aおよび109Bを先導する、研磨材であってもよい。ここで使用されるような、「先導する」という用語は、駆動シャフト102が「研削」方向25に回転させられると、研削要素110Aまたは110Bが切断要素109Aまたは109Bの直前の血管上の特定の点を通過することを意味する。同様に、駆動シャフト102が「切断」方向24に回転させられると、研削要素110Aまたは110Bが切断要素109Aまたは109Bの直後の血管上の特定の点を通過し、研削要素は、駆動シャフトが「切断」方向24に回転させられると、切断要素を追跡すると言われる。
一般に、妨害物上での研削または切断要素の一回の通過は、妨害物から物質をほとんど除去しない。全妨害物を除去するために、多くの通過が典型的には必要とされる。駆動シャフトが、非常に高速で、典型的には、100,000以上の毎分回転数で回転させられ得るため、合理的な時間量で多くの通過が行われてもよい。
アーム106Aおよび106Bと、研磨要素108Aおよび108Bとは、駆動シャフト102がいずれかの方向に高速で回転させられると、半径方向外向きに押し進められる。そのような力は、遠心力から発生してもよく、および/またはアーム106Aおよび106Bを通して送達される外力から発生し得る。
各研磨要素108Aおよび108Bは、妨害物または血管壁に接触する、大部分平面的な面を有することに留意されたい。この面は、全く平面的であってもよく、またはわずかな湾曲を有し得る。いくつかの用途では、面は、駆動シャフト102の回転軸と平行である円柱軸を伴って、円筒形であってもよい。いくつかの用途では、各切断要素109Aおよび109Bは、直線または線形であってもよい。いくつかの用途では、面は、1つの寸法に沿って、または両方の寸法に沿って、わずかに凸面であってもよい。
また、各研磨要素108Aおよび108Bをそれぞれのアーム106Aおよび106Bに接続するヒンジ機構は、研磨要素の大部分平面的な面が、少なくとも2つの場所で妨害物または血管壁に接触することを確実にすることにも留意されたい。いくつかの用途では、そのような幾何学形状が、血管壁の偶発的損傷を低減し得る。
使用前のアテローム切除術用デバイスの挿入および位置付け中に、アーム106Aおよび106Bと、研磨要素108Aおよび108Bとは、駆動シャフト102の回転軸の付近に位置するように一緒に折り畳まれる。この折り畳み位置で、これらの要素は、比較的コンパクトな断面を有してもよく、カテーテル101の内側に嵌合し得る。駆動シャフトのオプションの先細部103は、研磨要素108Aおよび108Bの全体または一部分を収容し、研磨要素108Aおよび108Bがカテーテル101内で実際に嵌合することを確実にするために、使用され得る。
カテーテルは、血管中の妨害物またはその付近に研磨要素を位置付けるために使用され得る。いったんデバイスが適正に位置付けられると、駆動シャフト102は、カテーテル101の遠位端を越えて前進させられ、および/またはカテーテル101は、研磨要素108Aおよび108Bの遠位端を越えて後退させられる。これは、研磨要素108Aおよび108Bを、妨害物および/または血管の内側に暴露させる。
いったん研磨要素108Aおよび108Bが暴露されると、オプションのバネが、アーム106Aおよび106Bを、相互から離して、かつ駆動シャフト102の回転軸から離して押し進めてもよい。そのようなバネは、アーム106Aおよび106Bの一方または両方に作用する圧縮バネであってもよく、および/または、アーム106Aおよび106Bを離間させるようにヒンジ105Aおよび105Bの一方または両方に作用する、ねじりバネであってもよい。
代替として、アーム106Aおよび106Bが、低駆動シャフト回転速度で、または静止時に、明示的に離間させられないように、1つまたは複数のバネが省略され得る。これらの用途では、研磨要素108Aおよび108Bは、血管壁および/または妨害物に対してそれらを押し進める、遠心力のみによって離間させられ得る。
さらなる代替案として、強制的に離すよりもむしろ、駆動シャフトの回転軸に向かってアーム106Aおよび106Bを一緒に押し進める、1つ以上の付勢バネがあってもよい。そのような付勢力は、研磨要素108Aおよび108Bがカテーテルの中へ後退させられてもよく、血管から容易に除去され得るように、駆動シャフトの回転が完了すると、アーム106Aおよび106Bが折り畳み位置に戻ることを確実にし得る。
代替用途では、2つよりも多いまたは少ないアーム106、ヒンジ105、および研磨要素108が使用され得る。
これまで、開示を要約することが有益である。本明細書で開示されるアテローム切除術用デバイスは、(1)アテローム切除術用ヘッドが、その静止サイズを越えて半径方向に拡張可能である、および(2)アテローム切除術用ヘッドが、異なる硬度性質を有する妨害物に使用され得る、といった2つの重要な特性を有する。拡張性は、ヘッド上の1つ以上のアームから生じ、そのそれぞれは、遠心力および/またはアームに印加される外力の影響を受けて、駆動シャフトの回転軸から離れて延在し得る。異なる硬度の妨害物に対する有効性は、軟質の妨害物質を除去することができる切断要素と、硬質の妨害物質を除去することができる研削要素との両方を有することから生じる。駆動シャフトは、「切断」方向に回転させられてもよく、それにより、切断要素に係合し、または、「研削」方向として知られる反対方向に回転させられてもよく、それにより、研削要素に係合する。切断要素は、断面で鋭角の範囲を定めてもよく、したがって、ブレードのように作用し得る、研磨要素上の刃であってもよい。研削要素は、駆動シャフトが「研削」方向に回転させられると切断要素を「追跡」し得る、切断要素に隣接して研磨要素上に配置される研磨材であってもよい。十分に高い回転速度で、遠心力が1つ以上のアームを半径方向外向きに駆動し得る。「十分に高い」回転速度の正確な値は、設計によって大きく異なるが、「十分に高い」に対する基準は、遠心力がアテローム切除術用ヘッドの静止サイズを超えて1つ以上のアームを半径方向外向きに押し進めるのに十分である、回転速度であってもよいことが理解されるであろう。
いくつかの用途では、アテローム切除術用デバイスは、両方向に動作することができる駆動シャフト20を回転させるために、モータを使用する。いくつかの用途では、モータは、切断および研削方向の両方において、同じ回転速度で駆動シャフトを回転させる。他の用途では、モータは、切断および研削方向において、異なる回転速度で駆動シャフトを回転させる。さらに他の用途では、駆動シャフトの回転は、モータよりもむしろユーザによって実行される。これらの用途では、ユーザは、駆動シャフトを回転させるためにハンドルを使用してもよく、または随意で、トルクを増加させ、および/またはユーザによって開始された駆動シャフト回転のRPMを増加させるために、クランクまたは他のアダプタを使用し得る。
いくつかの用途では、アテローム切除術用デバイスは、血管壁から生じる破片を除去する弁を含む。そのような弁は、破片粒子を捕らえるために、「トラップドア」または他の好適な機構を使用してもよく、デバイスは、カテーテルを通して血管の外へ捕らえられた破片粒子を方向付けるために、好適な配管を使用し得る。多くの場合において、破片粒子が、より狭い血管中の下流で血管閉塞を引き起こさないように、そのような弁および/または配管システムが望ましくてもよい。
本明細書で記載される、本発明およびその用途の説明は、例証的であり、本発明の範囲を限定することを目的としない。本明細書で開示される実施形態の変化例および修正が可能であり、実施形態の種々の要素の実用的な代替案および同等物が、本特許文献を検討すると、当業者に理解されるであろう。本明細書で開示される実施形態のこれらおよび他の変化例および修正は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、行われてもよい。

Claims (35)

  1. 組織を研磨するための回転式アテローム切除術用装置であって、
    近位端および該近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および該切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトの該遠位端に近接して配置される、拡張型研磨要素であって、該拡張型研磨要素は、
    該駆動シャフトが高い回転速度で該切断方向に回転させられると、組織に拡張可能に暴露される、切断要素と、
    該駆動シャフトが高い回転速度で該研削方向に回転させられると、組織に拡張可能に暴露される、研削要素と、
    該研磨要素の静止直径よりも拡張可能により大きい、回転直径と
    をさらに備えている、研磨要素と
    を備えている、装置。
  2. 前記切断要素は、前記研磨要素の刃を備えている、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  3. 前記研磨要素の前記刃は、断面に鋭角を有する、請求項2に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  4. 前記研削要素は、研磨材料を備えており、該研磨材料は、前記切断要素に隣接して前記研磨要素上に配置され、前記駆動シャフトが前記研削方向に回転させられると、該切断要素を先導する、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  5. 前記研磨要素は、前記駆動シャフトが高い回転速度で回転させられると、前記駆動シャフトから離れるように延在する、アームを含む、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  6. 前記アームは、自由端を含み、前記研磨要素は、該アームの該自由端上に配置される、請求項5に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  7. 前記アームは、自由端を含み、前記研磨要素は、該アームの該自由端に取り付けられる、請求項5に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  8. 前記アームは、前記駆動シャフトの取付点で該駆動シャフトに旋回可能に取り付けられ、該取付点で該駆動シャフトに正接する平面内で旋回可能である、請求項5に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  9. 前記アームは、前記駆動シャフト上の取付点で該駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられ、該駆動シャフトの回転軸を含む平面内で旋回可能である、請求項5に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  10. 前記駆動シャフトは、該駆動シャフトの遠位端上に配置される研磨材を含む、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  11. 研磨された破片を除去するための弁をさらに備える、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  12. 回転式アテローム切除術用装置であって、
    近位端および該近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、該駆動シャフトは、切断方向および該切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトの該遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに旋回可能に取り付けられる第1のアームであって、該第1の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに正接する第1の平面内において旋回可能である、第1のアームと
    を備えており、
    該第1のアームは、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられると、該第1の駆動シャフト固着点を先導し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられると、該第1の駆動シャフト固着点を追跡する、第1のアーム自由端を有し、
    該第1のアーム自由端は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第1のアーム自由端の前縁上に第1の切断特徴を有し、
    該第1のアーム自由端は、該第1の切断特徴に隣接する第1の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第1の切断特徴を先導する、装置。
  13. 前記第1の切断特徴は、断面に鋭角を有する刃であり、前記第1の研削特徴は、該第1の切断特徴に隣接して前記第1のアーム自由端上に配置される、研磨材である、請求項12に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  14. 前記駆動シャフトの前記遠位端の付近の第2の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに旋回可能に取り付けられる、第2のアームであって、該第2の駆動シャフト固着点で該駆動シャフトに正接する第2の平面内で旋回可能である、第2のアームをさらに備えており、
    該第2のアームは、該駆動シャフトが前記切断方向に回転させられると、該第2の駆動シャフト固着点を先導し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられると、該第2の駆動シャフト固着点を追跡する、第2のアーム自由端を有し、
    該第2のアーム自由端は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第2のアーム自由端の前縁上に第2の切断特徴を有し、
    該第2のアーム自由端は、該第2の切断特徴に隣接する第2の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第2の切断特徴を先導する、請求項12に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  15. 前記第1の駆動シャフト固着点と第2の駆動シャフト固着点とは、前記駆動シャフトの前記遠位端から等距離であり、
    前記第1の駆動シャフト固着点と第2の駆動シャフト固着点とは、該駆動シャフトの対向する側にあり、
    前記第1の平面と第2の平面とは、平行である、請求項14に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  16. 前記第1および第2の切断特徴は、刃であり、各刃は、断面に鋭角を有し、前記第1および第2の研削特徴は、それぞれ前記第1および第2の切断特徴に隣接して、それぞれ前記第1および第2のアーム自由端上に配置される、研磨材である、請求項14に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  17. 前記第1および第2のアームが、前記駆動シャフトの回転軸と略一致する、結合された質量中心を有する、請求項14に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  18. 前記第1および第2のアームが、前記駆動シャフトの回転軸から横方向に変位させられる、結合された質量中心を有する、請求項14に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  19. 前記第1のアームは、前記駆動シャフトが静止しているときに、該駆動シャフトと本質的に平行である、請求項12に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  20. 前記第1のアームは、前記駆動シャフトが静止しているときに、該駆動シャフトと本質的に平行となるようにバネで負荷がかけられる、請求項19に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  21. 前記第1のアームは、前記駆動シャフトが高速で回転させられると、該駆動シャフトに対して完全に垂直に延在することを制限される、請求項12に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  22. 前記第1のアーム自由端は、前記駆動シャフトが静止しているとき、該駆動シャフトに隣接し、遠心力は、該駆動シャフトが高い回転速度で回転させられると、該第1のアーム自由端を該駆動シャフトから離れるように延長位置に押し進める、請求項12に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  23. 前記延長位置は、前記切断方向への回転および前記研削方向への回転に対して、略同一である、請求項22に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  24. 近位端および該近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、切断方向および該切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトの該遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられる、第1のアームであって、該駆動シャフトの回転軸を含む第1の平面内で旋回可能である、第1のアームと
    を備えており、
    該第1のアームは、高い駆動シャフト回転速度において、該駆動シャフトから半径方向に離れるように延在する、第1のアーム自由端を有し、
    該第1のアーム自由端は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第1のアーム自由端の前縁上に第1の切断特徴を有し、
    該第1のアーム自由端は、該第1の切断特徴に隣接する第1の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第1の切断特徴を先導する、回転式アテローム切除術用装置。
  25. 前記第1の切断特徴は、断面に鋭角を有する刃であり、前記第1の研削特徴は、該第1の切断特徴に隣接して前記第1のアーム自由端上に配置される、研磨材である、請求項24に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  26. 前記駆動シャフトの前記遠位端の付近の第2の駆動シャフト固着点において、該駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられる、第2のアームであって、該駆動シャフトの回転軸を含む第2の平面内において旋回可能である、第2のアームをさらに備えており、
    該第2のアームは、高い駆動シャフト回転速度において、該駆動シャフトから半径方向に離れるように延在する、第2のアーム自由端を有し、
    該第2のアーム自由端は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第2のアーム自由端の前縁上に第2の切断特徴を有し、
    該第2のアーム自由端は、該第2の切断特徴に隣接する第2の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第2の切断特徴を先導する、請求項24に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  27. 前記第1の駆動シャフト固着点と第2の駆動シャフト固着点とは、前記駆動シャフトの前記遠位端から等距離にあり、該第1の駆動シャフト固着点と該第2の駆動シャフト固着点とは、該駆動シャフトの対向する側にあり、該第1の平面と第2の平面とは一致する、請求項26に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  28. 前記第1および第2の切断特徴は、刃であり、各刃は、断面に鋭角を有し、前記第1および第2の研削特徴は、それぞれ該第1および第2の切断特徴に隣接して、それぞれ前記第1および第2のアーム自由端上に配置される、研磨材である、請求項26に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  29. 前記第1および第2のアームは、前記駆動シャフトの回転軸と略一致する、結合された質量中心を有する、請求項26に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  30. 前記第1および第2のアームは、前記駆動シャフトの回転軸から横方向に変位させられる、結合された質量中心を有する、請求項26に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  31. 回転式アテローム切除術用装置であって、
    近位端および該近位端の反対側の遠位端を有する、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、該駆動シャフトは、切断方向および該切断方向の反対の研削方向に回転可能である、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトの該遠位端の付近の第1の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに旋回可能に取り付けられる、第1のアームであって、該第1のアームは、該第1の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに正接する第1の平面内において旋回可能であり、
    該第1のアームは、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられると、該第1の駆動シャフト固着点を先導し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられると、該第1の駆動シャフト固着点を追跡する、第1のアーム自由端を有する、第1のアームと、
    該第1のアームに旋回可能に取り付けられる、第1の研磨要素であって、該第1の研磨要素は、該第1の平面と平行な平面内において旋回可能であり、
    該第1の研磨要素は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第1の研磨要素の前縁上に第1の切断特徴を有し、
    該第1の研磨要素は、該第1の切断特徴に隣接する第1の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第1の切断特徴を先導する、第1の研磨要素と
    を備えている、装置。
  32. 前記第1の切断特徴は、断面に鋭角を有する刃であり、
    前記第1の研削特徴は、該第1の切断特徴に隣接して前記第1の研磨要素上に配置される、研磨材である、
    請求項31に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  33. 前記駆動シャフトの前記遠位端の付近の第2の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトにヒンジ連結して取り付けられる、第2のアームであって、該第2のアームは、該第2の駆動シャフト固着点において該駆動シャフトに正接する第2の平面内において旋回可能であり、
    該第2のアームは、該駆動シャフトが前記切断方向に回転させられると、該第2の駆動シャフト固着点を先導し、該駆動シャフトが前記研削方向に回転させられると、該第2の駆動シャフト固着点を追跡する、第2のアーム自由端を有する、第2のアームと、
    該第2のアームに旋回可能に取り付けられる、第2の研磨要素であって、該第2の平面と平行な平面内で旋回可能であり、
    該第2の研磨要素は、該駆動シャフトが該切断方向に回転させられる際に、該第2の研磨要素の前縁上に第2の切断特徴を有し、
    該第2の研磨要素は、該第2の切断特徴に隣接する第2の研削特徴を有し、該駆動シャフトが該研削方向に回転させられる際に該第2の切断特徴を先導する、第2の研磨要素と
    をさらに備えている、請求項31に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  34. 前記第1の駆動シャフト固着点と第2の駆動シャフト固着点とは、前記駆動シャフトの前記遠位端から等距離にあり、
    該第1の駆動シャフト固着点と第2の駆動シャフト固着点とは、該駆動シャフトの対向する側にあり、
    前記第1の平面と第2の平面とは平行である、請求項33に記載の回転式アテローム切除術用装置。
  35. 前記第1および第2の切断特徴は、刃であり、各刃は、断面に鋭角を有し、
    前記第1および第2の研削特徴は、それぞれ該第1および第2の切断特徴に隣接して、それぞれ前記第1および第2の研磨要素上に配置される、研磨材である、請求項33に記載の回転式アテローム切除術用装置。
JP2011512517A 2008-06-05 2009-05-18 回転アテローム切除術用デバイス用二方向拡張型ヘッド Expired - Fee Related JP5285768B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US5896208P 2008-06-05 2008-06-05
US61/058,962 2008-06-05
US12/466,130 2009-05-14
US12/466,130 US9186170B2 (en) 2008-06-05 2009-05-14 Bidirectional expandable head for rotational atherectomy device
PCT/US2009/044299 WO2009148805A1 (en) 2008-06-05 2009-05-18 Bidirectional expandable head for rotational atherectomy device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011522597A true JP2011522597A (ja) 2011-08-04
JP5285768B2 JP5285768B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=41398433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011512517A Expired - Fee Related JP5285768B2 (ja) 2008-06-05 2009-05-18 回転アテローム切除術用デバイス用二方向拡張型ヘッド

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9186170B2 (ja)
EP (1) EP2280657B1 (ja)
JP (1) JP5285768B2 (ja)
CN (1) CN102056558B (ja)
AU (1) AU2009255433B2 (ja)
CA (1) CA2722317C (ja)
ES (1) ES2594707T3 (ja)
WO (1) WO2009148805A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103954A (ja) * 2020-03-23 2020-07-09 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 回転式アテローム切除術用システムのための研磨要素
US11871958B2 (en) 2017-05-03 2024-01-16 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter with guidewire isolation liner

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8328829B2 (en) 1999-08-19 2012-12-11 Covidien Lp High capacity debulking catheter with razor edge cutting window
US6299622B1 (en) 1999-08-19 2001-10-09 Fox Hollow Technologies, Inc. Atherectomy catheter with aligned imager
US7708749B2 (en) 2000-12-20 2010-05-04 Fox Hollow Technologies, Inc. Debulking catheters and methods
US7713279B2 (en) 2000-12-20 2010-05-11 Fox Hollow Technologies, Inc. Method and devices for cutting tissue
ES2436668T3 (es) 2000-12-20 2014-01-03 Covidien Lp Catéter para retirar material oclusivo ateromatoso o trombótico
AU2002243612A1 (en) 2001-01-18 2002-07-30 The Regents Of The University Of California Minimally invasive glaucoma surgical instrument and method
US8246640B2 (en) 2003-04-22 2012-08-21 Tyco Healthcare Group Lp Methods and devices for cutting tissue at a vascular location
ES2420684T3 (es) 2003-06-10 2013-08-26 Neomedix Corporation Dispositivo para el tratamiento del glaucoma y otros procedimientos quirúrgicos y método para su fabricación
US20070276419A1 (en) 2006-05-26 2007-11-29 Fox Hollow Technologies, Inc. Methods and devices for rotating an active element and an energy emitter on a catheter
US8784440B2 (en) 2008-02-25 2014-07-22 Covidien Lp Methods and devices for cutting tissue
WO2010045226A2 (en) 2008-10-13 2010-04-22 Fox Hollow Technologies, Inc. Devices and methods for manipulating a catheter shaft
AU2010241801B2 (en) 2009-04-29 2013-04-11 Covidien Lp Methods and devices for cutting and abrading tissue
BRPI1010595A2 (pt) 2009-05-14 2017-05-16 Tyco Healthcare cateteres de aterectomia facilmente limpaveis e metodos para uso
EP2506783B1 (en) 2009-12-02 2016-06-29 Covidien LP Methods and devices for cutting tissue
KR101398384B1 (ko) 2009-12-11 2014-05-23 코비디엔 엘피 물질 포획 효율이 향상된 물질 제거 장치 및 사용 방법
US9119662B2 (en) 2010-06-14 2015-09-01 Covidien Lp Material removal device and method of use
BR112013009835A2 (pt) 2010-10-28 2016-07-26 Covidien Lp dispositivo para a remoção de material e método de uso
KR20150020240A (ko) 2010-11-11 2015-02-25 코비디엔 엘피 촬영용 가요성 디벌킹 카테터와, 사용 및 제조 방법
WO2013033426A2 (en) 2011-09-01 2013-03-07 Covidien Lp Catheter with helical drive shaft and methods of manufacture
US9872799B2 (en) 2012-04-24 2018-01-23 The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate Intraocular device for dual incisions
US10682254B2 (en) 2012-04-24 2020-06-16 The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate Intraocular device for dual incisions
JP6054514B2 (ja) 2012-04-24 2016-12-27 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド,ア ボディー コーポレイトTHE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF COLORADO,a body corporate 改変された二重ブレード切断システム
US9579157B2 (en) 2012-09-13 2017-02-28 Covidien Lp Cleaning device for medical instrument and method of use
US9943329B2 (en) 2012-11-08 2018-04-17 Covidien Lp Tissue-removing catheter with rotatable cutter
US9750525B2 (en) * 2013-03-14 2017-09-05 Cardiovascular Systems, Inc. Devices, systems and methods for an oscillating crown drive for rotational atherectomy
US20150080795A1 (en) 2013-07-26 2015-03-19 Cardiovascular Systems, Inc. Devices, systems and methods for performing atherectomy and subsequent balloon angioplasty without exchanging devices
US9155527B2 (en) 2013-08-22 2015-10-13 Transmed7, Llc Soft tissue coring biopsy devices and methods
US10555751B2 (en) 2013-09-12 2020-02-11 Transmed7, Llc Soft tissue coring biopsy devices and methods
WO2015138247A1 (en) 2014-03-12 2015-09-17 Boston Scientific Limited Infusion lubricated atherectomy catheter
WO2015200702A1 (en) 2014-06-27 2015-12-30 Covidien Lp Cleaning device for catheter and catheter including the same
US10702300B2 (en) * 2014-07-18 2020-07-07 Cardiovascular Systems, Inc. Methods, devices and systems for slow rotation of drive shaft driven atherectomy systems
US10405878B2 (en) 2014-07-25 2019-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Rotatable medical device
US10231750B2 (en) 2014-09-29 2019-03-19 Transmed7, Llc Excisional device distal working end actuation mechanism and method
EP3017775A1 (en) * 2014-11-07 2016-05-11 National University of Ireland, Galway A thrombectomy device
US10405879B2 (en) 2014-12-04 2019-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Rotatable medical device
CA2972851C (en) * 2014-12-30 2023-04-04 Bard Peripheral Vascular Abrasive elements for rotational atherectomy systems
WO2016115433A1 (en) * 2015-01-17 2016-07-21 Transmed7, Llc Excisional device distal working end actuation mechanism and method
US10314667B2 (en) 2015-03-25 2019-06-11 Covidien Lp Cleaning device for cleaning medical instrument
US10292721B2 (en) 2015-07-20 2019-05-21 Covidien Lp Tissue-removing catheter including movable distal tip
US10314664B2 (en) 2015-10-07 2019-06-11 Covidien Lp Tissue-removing catheter and tissue-removing element with depth stop
EP3393382A4 (en) * 2015-12-23 2019-09-04 The Regents of The University of Colorado, A Body Corporate OPHTHALMIC KNIFE AND METHODS OF USE
US10779991B2 (en) 2015-12-23 2020-09-22 The Regents of the University of Colorado, a body corporated Ophthalmic knife and methods of use
AU2018222732A1 (en) 2017-02-16 2019-10-03 Microsurgical Technology, Inc. Devices, systems and methods for minimally invasive glaucoma surgery
US11690645B2 (en) 2017-05-03 2023-07-04 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter
EP3745970B1 (en) * 2018-03-06 2023-08-23 Viant AS&O Holdings, LLC Expandable reamer cutting head
US10993737B2 (en) 2018-05-23 2021-05-04 Transmed7, Llc Excisional devices and methods
US11357534B2 (en) 2018-11-16 2022-06-14 Medtronic Vascular, Inc. Catheter
US11819236B2 (en) 2019-05-17 2023-11-21 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter
EP3787522B1 (en) * 2019-05-23 2024-01-10 Transmed7, LLC Excisional devices
CN111012448A (zh) * 2019-08-20 2020-04-17 上海微创医疗器械(集团)有限公司 旋磨装置
WO2023078539A1 (en) 2021-11-03 2023-05-11 Clearstream Technologies Limited A rotational atherectomy device
US20230293347A1 (en) 2022-03-16 2023-09-21 Sight Sciences, Inc. Devices and methods for intraocular tissue manipulation

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114641A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Disco Abrasive Syst Ltd 血栓除去工具
JPH05192341A (ja) * 1991-07-22 1993-08-03 Dow Corning Wright Corp 直径可変回転式疎通カテーテル及び外科手術法
JP2002506668A (ja) * 1998-03-19 2002-03-05 シュターマン カーディオロジー システムズ,インコーポレイティド 改善されたアテレクトミー装置用偏心ドライブシャフトおよび製作方法
JP2002524157A (ja) * 1998-09-08 2002-08-06 ルーメンド インコーポレイテッド 血管閉塞を治療するための方法および装置
US6503261B1 (en) * 2001-01-17 2003-01-07 Scimed Life Systems, Inc. Bi-directional atherectomy burr
JP2004514463A (ja) * 2000-04-05 2004-05-20 エスティーエックス メディカル インコーポレイテッド 経管的物質除去システムおよび方法
US6800083B2 (en) * 2001-04-09 2004-10-05 Scimed Life Systems, Inc. Compressible atherectomy burr
JP2007501685A (ja) * 2003-06-12 2007-02-01 ボストン サイエンティフィック リミテッド バルブ付きの血栓塞栓保護防止フィルタ

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176120A (ja) * 1974-12-27 1976-07-01 Showa Aluminium Co Ltd
US4895560A (en) * 1988-03-31 1990-01-23 Papantonakos Apostolos C Angioplasty apparatus
US5041124A (en) * 1989-07-14 1991-08-20 Kensey Nash Corporation Apparatus and method for sclerosing of body tissue
US5100425A (en) * 1989-09-14 1992-03-31 Medintec R&D Limited Partnership Expandable transluminal atherectomy catheter system and method for the treatment of arterial stenoses
US5030201A (en) * 1989-11-24 1991-07-09 Aubrey Palestrant Expandable atherectomy catheter device
US5158564A (en) * 1990-02-14 1992-10-27 Angiomed Ag Atherectomy apparatus
US5217474A (en) * 1991-07-15 1993-06-08 Zacca Nadim M Expandable tip atherectomy method and apparatus
FR2685190B1 (fr) * 1991-12-23 1998-08-07 Jean Marie Lefebvre Dispositif rotatif d'atherectomie ou de thrombectomie a developpement transversal centrifuge.
US5224945A (en) * 1992-01-13 1993-07-06 Interventional Technologies, Inc. Compressible/expandable atherectomy cutter
US5192291A (en) * 1992-01-13 1993-03-09 Interventional Technologies, Inc. Rotationally expandable atherectomy cutter assembly
US5360432A (en) 1992-10-16 1994-11-01 Shturman Cardiology Systems, Inc. Abrasive drive shaft device for directional rotational atherectomy
US5318576A (en) * 1992-12-16 1994-06-07 Plassche Jr Walter M Endovascular surgery systems
US5728123A (en) * 1995-04-26 1998-03-17 Lemelson; Jerome H. Balloon actuated catheter
US5833650A (en) * 1995-06-05 1998-11-10 Percusurge, Inc. Catheter apparatus and method for treating occluded vessels
US5766192A (en) * 1995-10-20 1998-06-16 Zacca; Nadim M. Atherectomy, angioplasty and stent method and apparatus
US5817095A (en) * 1996-02-22 1998-10-06 Smith & Nephew, Inc. Undercutting surgical instrument
US6270477B1 (en) * 1996-05-20 2001-08-07 Percusurge, Inc. Catheter for emboli containment
US20050245894A1 (en) * 1996-05-20 2005-11-03 Medtronic Vascular, Inc. Methods and apparatuses for drug delivery to an intravascular occlusion
US6508825B1 (en) * 1997-02-28 2003-01-21 Lumend, Inc. Apparatus for treating vascular occlusions
US20020026145A1 (en) * 1997-03-06 2002-02-28 Bagaoisan Celso J. Method and apparatus for emboli containment
US6096054A (en) * 1998-03-05 2000-08-01 Scimed Life Systems, Inc. Expandable atherectomy burr and method of ablating an occlusion from a patient's blood vessel
US6146395A (en) * 1998-03-05 2000-11-14 Scimed Life Systems, Inc. Ablation burr
US6022362A (en) * 1998-09-03 2000-02-08 Rubicor Medical, Inc. Excisional biopsy devices and methods
US6565588B1 (en) * 2000-04-05 2003-05-20 Pathway Medical Technologies, Inc. Intralumenal material removal using an expandable cutting device
US7344546B2 (en) * 2000-04-05 2008-03-18 Pathway Medical Technologies Intralumenal material removal using a cutting device for differential cutting
US6436111B1 (en) * 2000-12-19 2002-08-20 Scimed Life Systems, Inc. Expandable atherectomy burr
WO2002062226A1 (en) 2001-02-05 2002-08-15 Tyco Healthcare Group Lp Biopsy apparatus and method
US6502361B1 (en) * 2001-07-30 2003-01-07 Robert A. Hills, Sr. Rod chairs
US6726690B2 (en) * 2002-01-17 2004-04-27 Concept Matrix, Llc Diskectomy instrument and method
JP2003290239A (ja) 2002-03-29 2003-10-14 Masayuki Nakao 治療器具
US7429264B2 (en) * 2004-06-15 2008-09-30 Warsaw Orthopedic, Inc. Minimally invasive deployable cutting instrument

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114641A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Disco Abrasive Syst Ltd 血栓除去工具
JPH05192341A (ja) * 1991-07-22 1993-08-03 Dow Corning Wright Corp 直径可変回転式疎通カテーテル及び外科手術法
JP2002506668A (ja) * 1998-03-19 2002-03-05 シュターマン カーディオロジー システムズ,インコーポレイティド 改善されたアテレクトミー装置用偏心ドライブシャフトおよび製作方法
JP2002524157A (ja) * 1998-09-08 2002-08-06 ルーメンド インコーポレイテッド 血管閉塞を治療するための方法および装置
JP2004514463A (ja) * 2000-04-05 2004-05-20 エスティーエックス メディカル インコーポレイテッド 経管的物質除去システムおよび方法
US6503261B1 (en) * 2001-01-17 2003-01-07 Scimed Life Systems, Inc. Bi-directional atherectomy burr
US6800083B2 (en) * 2001-04-09 2004-10-05 Scimed Life Systems, Inc. Compressible atherectomy burr
JP2007501685A (ja) * 2003-06-12 2007-02-01 ボストン サイエンティフィック リミテッド バルブ付きの血栓塞栓保護防止フィルタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11871958B2 (en) 2017-05-03 2024-01-16 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter with guidewire isolation liner
US11896260B2 (en) 2017-05-03 2024-02-13 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter
JP2020103954A (ja) * 2020-03-23 2020-07-09 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 回転式アテローム切除術用システムのための研磨要素
JP7042861B2 (ja) 2020-03-23 2022-03-28 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 回転式アテローム切除術用システムのための研磨要素

Also Published As

Publication number Publication date
CA2722317A1 (en) 2009-12-10
WO2009148805A1 (en) 2009-12-10
JP5285768B2 (ja) 2013-09-11
CN102056558A (zh) 2011-05-11
ES2594707T3 (es) 2016-12-22
EP2280657B1 (en) 2016-07-06
US20090306689A1 (en) 2009-12-10
CN102056558B (zh) 2014-09-10
CA2722317C (en) 2016-07-05
EP2280657A4 (en) 2013-10-16
EP2280657A1 (en) 2011-02-09
AU2009255433A1 (en) 2009-12-10
US9186170B2 (en) 2015-11-17
AU2009255433B2 (en) 2014-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5285768B2 (ja) 回転アテローム切除術用デバイス用二方向拡張型ヘッド
JP5420645B2 (ja) 回転式アテローム切除術用装置のための拡張可能な切断・研磨領域を有する研磨ノーズコーン
US9656008B2 (en) Interventional catheters having cutter assemblies and differential cutting surfaces for use in such assemblies
JP6067374B2 (ja) 磁気的鉛直力を有する摩擦クラッチを伴う回転式アテローム切除術用デバイス
EP2967640B1 (en) Devices for a piloting tip bushing for rotational atherectomy
US10357275B2 (en) Dual-basket self-centering rotational device for treatment of arterial occlusive disease with infinitely adjustable cutting size
US20140316448A1 (en) Devices, systems and methods for a guide wire loader
JP2017521174A (ja) 駆動軸駆動のアテレクトミーシステムの低回転駆動のための方法、装置およびシステム
US20180256198A1 (en) Devices, systems and methods for a piloting tip bushing for rotational atherectomy
US9750525B2 (en) Devices, systems and methods for an oscillating crown drive for rotational atherectomy
CN113271877A (zh) 包括预先整形和弯曲的远侧部分的斑块旋切术设备和方法
US10765446B2 (en) Systems, methods and devices for removal of thrombus and/or soft plaque
AU2015343028A1 (en) Devices, systems and methods for a piloting tip bushing for rotational atherectomy

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130321

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees