JP2017521174A - 駆動軸駆動のアテレクトミーシステムの低回転駆動のための方法、装置およびシステム - Google Patents

駆動軸駆動のアテレクトミーシステムの低回転駆動のための方法、装置およびシステム Download PDF

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ヒギンス,ジョセフ・ピィ
カラスティ,クレイグ・エイ
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Abstract

本システムは、回転式アテレクトミー手術のための方法、装置およびシステムの様々な実施の形態に向けられる。より具体的には、実施の形態は、回転駆動軸を有する回転駆動装置と、回転駆動軸に取り付けられた研削要素とを含む。回転駆動装置は、非維持の低回転速度および/または回転速度で回転するように回転制御装置により制御される。

Description

発明者
米国市民であり、ミネソタ州ミネトンカ在住のジョセフ・ピィ・ヒギンス(Joseph P. Higgins)
米国市民であり、ミネソタ州ブルックリン・パーク在住のクレイグ・エイ・カラスティ(Kraig A. Karasti)
関連出願の相互参照
本願は、2014年7月18日に出願され、「駆動軸駆動システムのための低速回転(Slow Rotation for Driveshaft Driven System)」と題された出願番号第62/026,279号の出願に優先権を主張する。その内容は全文が引用によって本明細書に援用される。
発明の分野
本発明は、概して、回転式アテレクトミー手術の方法、装置およびシステムに関する。
関連技術の説明
アテレクトミー(アテローム切除術)は、カテーテルの端部に設けられた装置を用いてアテローム性動脈硬化プラーク(動脈の内膜に蓄積した脂質および他の物質の堆積物)を切除したり削り取ったりすることによって、閉塞した冠動脈または静脈グラフトを開通させるための非外科的手術である。本願では、「研削(abrading)」との用語は、このようなアテレクトミーヘッドが研磨したりこすり落としたりする動作を表現するために用いられる。
アテレクトミーは、心臓への血流を改善して動脈内の酸素が豊富な血液の流れを回復させたり、胸の痛みを緩和したり、心臓発作を防止したりするために実施される。アテレクトミーは、脚のような他の血管領域においても跛行や重篤な脚虚血を緩和するためにも実施される。アテレクトミーは、他の医学療法の効き目がなかった胸の痛みを患う患者と、バルーン血管形成術(動脈壁に対してプラークを平坦化するためにバルーンカテーテルが用いられる外科手術)または冠動脈バイパス移植手術の対象となる一定の患者とにも行なわれ得る。アテレクトミーは、ときには、冠動脈バイパス移植手術後に堆積したプラークを除去するために実施される。
アテレクトミーは、カテーテルの遠位端に設置された、回転シェーバーまたは他の装置を用いて、プラークを薄く切り取ったり粉砕したりする。この手術の開始時には、血圧を制御したり、冠動脈を拡張したり、血栓を防止したりするための薬剤が投与される。患者は、意識はあるが、鎮痛剤で落ち着いた状態である。カテーテルは、鼠径部、脚または腕の動脈から挿入され、血管内を縫うようにして閉塞した冠動脈まで進む。切削ヘッドがプラークに対向するように位置した状態で駆動され、プラークが挽き砕かれたり吸い出されたりする。
アテレクトミーの方式は、回転式、方向性および経皮吸引式である。回転式アテレクトミーは、プラークを挽き砕くための高速回転の研削要素を使用し、高速に維持された回転速度で実施される。方向式アテレクトミーは、最初に認可された方式であるが、もはや心臓内の血管には一般に用いられていない。方向性アテレクトミーは、カテーテルの一方に設けられた開口部内にプラークを削り取る。経皮吸引式冠動脈アテレクトミーは、血管壁からプラークを削り取り、そのプラークを瓶の内部へと吸い込む。経皮吸引式冠動脈アテレクトミーは、バイパスグラフトを取り除くために用いられる。
心臓カテーテル検査室で実施されると、アテレクトミーは、冠動脈からのプラーク除去とも呼ばれる。アテレクトミーは、バルーン血管形成術に代えて、あるいはバルーン血管形成術とともに用いることができる。
回転式アテレクトミーを実施する数台の装置が開示されてきた。たとえば、1994年11月1日にレオニード・シュターマン(Leonid Shturman)に対して発行された「方向性回転式アテレクトミーのための研削駆動軸装置(Abrasive drive shaft device for directional rotational atherectomy)」と題する米国特許第5,360,432号は、動脈から狭窄組織を除去するための研削駆動軸アテレクトミー装置を開示する。その全文が引用により本明細書に援用される。この装置は、可撓性の細長い駆動軸を有する回転式アテレクトミー機器を含む。この駆動軸は、中心内腔と、研削セグメントを規定するように研削材料によりコーティングされたセグメントとを遠位端付近に有する。十分に高速な回転速度では、研削セグメントは径方向に拡張し、その静止時の直径よりも大きな研削直径を削り出すことができる。このように、アテレクトミー装置は、カテーテル自体よりも大きな閉塞物を除去することができる。拡張可能なヘッドの使用は、非拡張のヘッドを使用するアテレクトミー装置に対する改良である。このような非拡張の装置は、一般に、特定の閉塞物を段階的に除去することを要し、各段階では異なるサイズのヘッドが使用される。
米国特許第5,314,438号(シュターマン)は、回転可能な駆動軸を有し、その駆動軸の一部が拡張された直径を有する他のアテレクトミー装置を示す。この拡張された直径部分の少なくとも一セグメントは、駆動軸の研削セグメントを規定するように研削材料により覆われている。高速で回転させた場合に、研削セグメントは、動脈から狭窄組織を除去することができる。
典型的なアテレクトミー装置は、非使い捨ての制御部(制御装置とも称される)との脱着が可能な、1回だけ使用される使い捨て部分を含む。この使い捨て部分は、生理食塩水および患者の体液に触れる、ハンドル、カテーテル、回転可能な駆動軸および研削ヘッドなどの要素を含む。ハンドルは、駆動軸を回転させるタービンと、カテーテルに沿って駆動軸を長手方向に進めたり引っ込めたりすることが可能なノブとを含む。この装置は、多くの場合、ハンドルを始動させるフットスイッチを有する。
一般的に公知のアテレクトミー装置は、空気圧を用いて駆動軸を駆動させ、ハンドル内のタービンへと届けられる圧縮空気量を管理する制御装置を有する。圧縮空気がタービンを回転させ、次いで、タービンが駆動軸を回転させ、そして駆動軸に取り付けられた研削クラウン(Abrasive Crown)を回転させる。クラウンの周回動作は、制限あるいは閉塞された血管の流路開口を拡大させ、その幅を広げる。
一般に、高速周回アテレクトミー装置(OAD:Orbital Atherectomy Devices)に用いられる、複数のフィラーが巻かれた駆動軸は、負荷がかかると、駆動中に駆動軸の回転角の回転方向に関する巻き方向に依存して開放されたり拡張されたりし得る。そのようなスピン開放軸(spin-to-open shaft)は、負荷印加下で拡張されるとともに、フィラー空隙が増加する。それに代えて、またはそれに加えて、負荷印加下で空隙が増加しない場合、軸長さが減少する。いずれの場合にも駆動軸の外径が増加する。
負荷が低減されたり軸が高速回転を停止したりした場合、軸は、静止状態に跳ね戻り得る。この跳ね戻りの動きは、生体材料を捕獲したり引き裂いたりする可能性がある。それにより、ワイヤフィラー間に材料を捕捉するだけでなく、意図しない血管の損傷および外傷が生じる可能性がある。さらに、跳ね戻りの動きは、遠方端において駆動軸に取り付けられた研削要素またはクラウンに実際に伝達かつ印加される力を減衰させ得る。
これに対し、スピン閉鎖駆動軸(spin-to-close drive shafts)は、上記で説明したのと類似するが反対の効果を奏し得る。スピン閉鎖軸は、負荷が印加されているとき、または回転中にはきつく巻かれ、ワイヤフィラーの間に不要な材料を捕獲し得る。さらに、駆動軸の長さは、その静止状態での長さから延長され、かつ、外径が低減され得る。そのような軸に十分に大きな負荷が印加された場合、軸の外径は、軸がガイドワイヤ上に固定される点まで低減される可能性がある。
公知の回転式アテレクトミーシステムは、制御装置によって制御される、持続的な回転速度または回転方向の能力を有していない。それに代えて、公知の装置のオペレータは、回転速度および回転方向をハンドルまたはフットペダルにより手動で制御する。
また、公知の駆動軸の開放および閉鎖または負荷印加または負荷解除は、高速回転中に、摺動要素間に不要な摩擦を生じさせる。
それゆえに、病変部位の除去には満たされていない要求が依然として存在する。
本発明の一実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態を示す図である。
この発明の概要
本システムは、回転式アテレクトミー手術のための方法、装置およびシステムの様々な実施の形態に向けられる。より特定的には、実施の形態は、回転駆動軸および研削要素が取り付けられた回転駆動装置を備える。この回転駆動装置は、回転制御装置により、非維持の低回転速度および/または回転方向で制御される。
詳細な説明
本発明が様々な変更および代替的な形態に適する一方で、その詳細は、図面および本明細書中に詳細に例示として示されている。しかしながら、説明された特定の実施の形態に本発明を限定することを意図したものではないことが理解されるべきである。むしろ、すべての変更、同等および代替される実施の形態は、本発明の範囲内であることが意図されている。
接続されたワイヤ駆動軸が低速でのみ回転することを確実なものとするために最高速度が設定された、モータまたはタービンを有するアテレクトミー装置が開示されている。ワイヤ駆動軸は、モータまたはタービンの回転方向に依存してスピン開放およびスピン閉鎖が可能である。この明細書では、低速回転とは、好ましくは50,000rpm未満を含み、より好ましくは25,000rpm未満を含み、一層好ましくは5,000rpm未満を含む。さらに好ましくは、本発明の低速回転は、負荷印加時および負荷開放時における摺動要素間の静止摩擦力を除去するとともに駆動軸の追跡を促進および改善するように調整可能な非持続的なモードを含む。
以下の段落は、単なる概要に過ぎず、いかなるようにも限定解釈されるべきではない。幾つかの実施の形態のより詳細な説明を以下に示す。
図1は、本発明の一実施形態である回転式アテレクトミー装置の概略図である。この装置は、ハンドル部分10と、偏心拡張研削ヘッド28を有する細長い可撓性の駆動軸20と、ハンドル部10から遠位に延在する細長いカテーテル13とを含む。駆動軸20は、当該技術分野において公知であるように螺旋状のコイルワイヤから構成され、それに対して研削ヘッド28が固定的に取り付けられる。カテーテル13は、内腔を有し、その中に、拡張研削ヘッド28と、拡張研削ヘッド28の短い遠位部分とを除いて、駆動軸20の長さの大半が配置される。駆動軸20も内側内腔を含み、駆動軸20をガイドワイヤ15にわたって前進させたり回転させたりすることができる。流体供給ライン17を設けて、冷却潤滑液(典型的には生理食塩水または別の生体適合性の流体)をカテーテル13内に導入してもよい。
ハンドル10は、望ましくは、高速で駆動軸20を回転させるためのタービン(または同様の回転駆動機構)を含む。ハンドル10は、典型的には、チューブ16を介して送られる圧縮空気のような動力源に接続されていてもよい。光ファイバケーブル対25を、代替的には単一の光ファイバケーブルを用いてもよいが、タービンおよび駆動軸20の回転速度を監視するために設けてもよい。そのようなハンドルおよび関連機器化の詳細は、当該業界では周知であって、たとえば、オース(Auth)に付与された米国特許公報5,314,407号に記載されており、その全文が引用によって本明細書に援用される。また、ハンドル10は、望ましくは、カテーテル13およびハンドル本体に関してタービンおよび駆動軸20を前進および後退させるための制御ノブ11を含む。
図1における研削要素28は、駆動軸20の遠位端付近にて駆動軸20に取り付けられた、偏心した固体クラウンの例示として図示されている。本明細書において、「偏心した」との用語は、クラウンの重心が駆動軸20の回転軸から離れるように横方向に変位していることを意味する。駆動軸が緩やかに回転するに従って、すなわち最大50,000rpm未満、好ましくは5,000rpm未満で回転するに従って、クラウンの変位した重心は、回転するにつれてクラウン近傍において径方向外側に向けて駆動軸を曲げる。これにより、クラウンは、それ自身の静止時の直径よりも大きな直径にわたって研削し得る。偏心した固体クラウンは、たとえば、「高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研削ヘッド(Eccentric abrading head for high-speed rotational atherectomy devices)」と題して2007年6月11日に出願され、2008年12月11日に米国公開公報第2008/0306498号として公開された、サッチャー(Thatcher)等に対する米国特許出願番号第11/761,128号に詳細に開示されており、その全文が引用によって本明細書に援用される。しかしながら、本発明は、偏心研削ヘッドまたはクラウンに限定されない。当業者は、駆動軸に取り付けられ、あるいは駆動軸から形成されたすべての研削、研磨、切削および/または切除要素について、偏心または同心にかかわらず、十分に本発明の範囲内であると認識するであろう。
本発明の目的のために、図1のタービンを電気モータにより置き換えてもよい。そのようなモータは、たとえば回転慣性が大きいなど、タービンとは異なる機械的特性を有する。モータに加えて、図1の公知のアテレクトミー装置の他の多くまたはすべての要素は、ここで開示されたヘッドデザインとともに用いることができる。このヘッドデザインは、カテーテル13、ガイドワイヤ15、ハンドル10上の制御ノブ11、螺旋状コイル駆動軸20および偏心固体クラウン28を含む。
たとえばモータまたはタービンである回転駆動装置は、本発明の下限回転速度内の最高速度を有し得る。たとえば、電気モータは、下限回転速度の最高値を超過しないことを保証する閉ループ速度制御を有し得る。
それに加えて、あるいはそれに代えて、本明細書で定義されたような低回転速度に設定され得る制御用電気機器を採用してもよい。
たとえばモータまたはタービンである回転駆動装置の速度および回転方向は、集積化マイクロプロセッサ等からの論理信号をトリガとするモータ制御集積回路を用いて制御することができる。あるいは、マイクロプロセッサにより駆動装置の速度および回転方向を制御するために、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号を用いてもよい。PWMを用いた実施の形態では、当業者に公知であるように、パルス幅(電圧)が速度を制御し、信号の印加順序が方向を制御する。
以下から理解されるように、ハンドル10の回転駆動機構が作動した場合、タービン、電気モータまたは他の回転駆動装置のいずれかと駆動軸とは、回転するか、それでなければ、一定に維持されていない低速度で、および/または、維持されていない回転方向に回転する。駆動軸20は、駆動軸20の遠位端において、および/または、その全長に亘って回転に抵抗を感じ得る。駆動軸20内のねじりの力は、駆動軸20に生じる抵抗の大きさと、駆動機構によって与えられる回転力の大きさとに依存して増減し得る。ある場合に、遠位端が妨害され、突然停止したり迅速に作用する抵抗が生じたりしたときには、軸20のねじれは、駆動軸20の回転慣性および/または駆動機構によっても影響され得る。
駆動軸20の屈曲方向は、その駆動方向と比べて、駆動に対する応答に影響を与え、特に、駆動開始時と、妨害に直面したときの応答とに影響を与える。つまり、駆動軸20は、回転軸上での屈曲により形成されたり他の方法で形成されたりした、コイルワイヤすなわちワイヤフィラーを含み得る。図3および図4に示されるように、駆動軸20は、コイルが方向Aの軸に沿って延在するに従って、長軸の2つの方向のうちの1つに巻かれ得る。より具体的には、図3に示されるように、ワイヤ24は、軸22について反時計周りに巻かれたりコイル形成されたりし得る。これに対し、図4に示されるように、ワイヤ24は、軸22について時計周りに巻かれたりコイル形成されたりし得る。結果物の駆動軸20が駆動される方向に依存して、コイル状ワイヤまたはフィラーは、スピン開放駆動軸20Aまたはスピン閉鎖駆動軸20Bを規定し得る。説明および単純化のため、本説明では、装置を装置の近位端、すなわち駆動またはハンドルから見たときに、駆動方向が時計周りの駆動方向となることを一般に前提とする。図3および図4では、駆動端は図面の左側であり、コイルに沿う方向および図面の右側では、抵抗が存在し得る。そのため、図3を再び参照して、この種類の駆動軸20は、スピン閉鎖駆動軸と称され得る。これは、駆動軸20Bが時計周りに回転し、そのような回転への抵抗は、コイルを締め付けたり閉鎖したりする傾向を有するためである。これに対し、図4に示されるように、この種類の駆動軸20は、スピン開放駆動軸20Aと称され得る。これは、駆動軸20Aが時計周りに回転するに従って、そのような回転への抵抗がコイルを緩めたり開放したりする傾向を有するためである。
図3および図4の各例の遠位端付近に示されるように、長軸22に垂直な直線に関して巻き部分またはフィラーがどの程度倒れているかを規定するピッチを、巻き部分またはフィラーが有するかが部分断面図により示されている。以下の説明では、後方に傾いている長軸または垂直に近い長軸と交差する図3に図示された直線は、スピン閉鎖駆動軸20Bを示すと理解されるであろう。図4に示すように前方に傾いた長軸と交差する直線は、スピン開放駆動軸20Aを示すと理解されるであろう。しかしながら、この定義は時計周りの駆動方向に関するものであることが認識されるべきであり、駆動方向を逆転させることは、スピン開放駆動軸20Aをスピン閉鎖駆動軸20Bに変化させたり、その逆に変化させたりし得ることが理解される。
図面に戻り、スピン開放駆動軸20Aとスピン閉鎖駆動軸20Bとに関連する公知の課題および問題を検討すると、回転駆動装置によっていずれの回転方向にも回転され得る、ある実施の形態では制御された非維持の回転モードでの低回転速度システムが開示されている。したがって、たとえばPWM制御の回転では、回転速度は、回転方向と同様にパルス幅変調信号によって制御される。パルス幅変調信号は、回転駆動装置と動作的に連動したマイクロプロセッサ制御装置によって制御される。たとえばタービンまたはモータである非維持の回転駆動装置と、回転の速度および方向とは、マイクロプロセッサからの論理信号によってトリガされる制御回路を含み、回転駆動装置と動作的に連動した制御装置によっても制御され得る。
本明細書に定義されているように、非維持の速度とは、手術の間に連続的でないか一定でないように(回転制御装置によって)制御された速度である。その代わりに、非維持の速度は、回転制御装置により制御されることで、ある速度から別の速度へと変化する。ある実施の形態では、本発明に係る装置および方法は、回転制御装置が手術中に回転方向を不連続に制御し、スピン開放回転方向とスピン閉鎖回転方向とを交互に変化させる非維持の回転方向を有してもよい。制御された不連続回転方向の実施の形態は、不連続回転速度の実施の形態と組み合わせることができる。
制御された低回転速度、非維持のモードすなわち回転速度および/または回転方向は、通常の高速維持回転式アテレクトミー中における、摺動要素間の摩擦と、それにより増大した静止摩擦力との除去に有効である。それに加えて、制御された非維持かつ低回転速度モードは、手術中に駆動軸20の周りを覆うか巻き付く組織を積極的に除去するように作用する。
前述のように、アテレクトミー装置は、駆動軸20を回転駆動するために、空気圧駆動のタービンを有するハンドル部10、電気モータ、または他の種類の駆動機構を含み得る。駆動軸20は、ハンドル10から、クラウン27が位置し得る遠位端に向けて遠位方向に延在してもよい。クラウン27は、血管の閉塞物等を除去するために用いられ得る。
ある局面において、駆動軸20は、非維持の低回転速度でスピン開放駆動軸として回転され得る。他の局面において、駆動軸20は、非維持の低回転速度でスピン閉鎖駆動軸として回転され得る。
いずれの場合においても、回転は、第1の方向での回転後に組織が駆動軸20の周りに巻き付いたり覆ったりする原因となる。第2の回転方向での駆動軸20の逆回転は、駆動軸20に巻き付いたり覆ったりした組織を剥がしたり取り外したりする。よって、第1の回転方向での非維持かつ低回転速度での回転が再開させることができる。この状況では、第1の回転方向は、スピン開放およびスピン閉鎖方向のどちらであってよく、第2の回転方向は、第1の回転方向とは逆の回転方向である。
さらに、非維持かつ第1の方向での低回転速度における駆動軸20の回転は、スピン開放およびスピン閉鎖のいずれであっても、駆動軸の遠位端が閉塞または病変部位にはまった膠着状況を生じさせ得る。第1の方向とは逆方向である第2の方向に駆動軸20を逆回転させることは、駆動軸20が閉塞または病変部位から抜け出るのに役立つであろう。
本発明の様々な実施の形態は、「偏心回転式アテレクトミー装置(ECCENTRIC ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE)」と題される米国特許第6,494,890号に一般に記載され、引用によって本明細書に援用される回転式アテレクトミーシステムと組み合わせることができる。さらに、以下の共有の特許または特許出願の開示は、その全体が引用によって本明細書に援用される:「回転式アテレクトミー装置(ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE)」と題される米国特許第6,295,712号、「アテレクトミー装置のための偏心駆動軸およびその製造方法(ECCENTRIC DRIVE SHAFT FOR ATHERECTOMY DEVICE AND METHOD FOR MANUFACTURE)」と題される米国特許第6,132,444「号、「アテレクトミー装置のための偏心駆動軸およびその製造方法(ECCENTRIC DRIVE SHAFT FOR ATHERECTOMY DEVICE AND METHOD FOR MANUFACTURE)」と題される米国特許第6,638,288号、「回転式アテレクトミーのための研削回転駆動軸装置(ABRASIVE DRIVE SHAFT DEVICE FOR ROTAIONAL ATHERECTOMY)」と題される米国特許第5,314,438号、「回転式アテレクトミー装置(ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE)」と題される米国特許第6,217,595号、「アテレクトミー装置(ATHERECTOMY DEVICE)」と題される米国特許第5,554,163号、「研削クラウンを有する回転血管形成装置(ROTATIONAL ANGIOPLASTY DEVICE WITH ABRASIVE CROWN)」と題される米国特許第7,507,245号、「放射状に拡張可能な原動機連結を伴う回転式アテレクトミー装置(ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE WITH RADIALLY EXPANDABLE PRIME MOVER COUPLING)」と題される米国特許第6,129,734号、「高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研削ヘッド(ECCENTRIC ABRADING HEAD FOR HIGH-SPEED ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICES)」と題される米国特許第8,597,313号、「閉塞病変部位を開放するためのシステム、装置および方法(SYSTEM, APPRATUS AND METHOD FOR OPENING AN OCCLUDED LESION)」と題される米国特許第8,439,937号、「高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研削要素(ECCENTRIC ABRADING ELEMENT FOR HIGH-SPEED ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICES)」と題される米国特許出願第2009/0299392号、「横方向に変位した重心を有するアテレクトミー装置のためのマルチマテリアル化研削ヘッド(MULTI-MATERIAL ABRADING HEAD FOR ATHERECTOMY DEVICES HAVING LATERALLY DISPLACED CENTER OF MASS)」と題される米国特許出願第2010/0198239号、「予め屈曲した駆動軸を有する回転式アテレクトミー装置(ROTAIONAL ATHERECTOMY DEVICE WITH PRE-CURVED DRIVE SHAFT)」と題される米国特許出願第2010/0036402号、「高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研削かつ切削ヘッド(ECCENTRIC ABRADING AND CUTTING HEAD FOR HIGH-SPEED ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICES)」と題される米国特許出願第2009/0299391号、「高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研削かつ切削ヘッド(ECCENTRIC ABRADING AND CUTTING HEAD FOR HIGH-SPEED ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICES)」と題される米国特許出願第2010/0100110号、「回転式アテレクトミー研削クラウン(ROTATIONAL ATHERECTOMY ABRASIVE CROWN)」と題される米国意匠特許第D610258号、「回転式アテレクトミー切除研削クラウン(ROTATIONAL ATHERECTOMY ABRASIVE CROWN)」と題される米国意匠特許第D6107102号、「回転式アテレクトミー装置のための双方向拡張可能ヘッド(BIDIRECTIONAL EXPANDABLE HEAD FOR ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE)」と題される米国特許出願第2009/0306689号、「回転式アテレクトミー切除セグメント化研削ヘッドおよび研削効率の向上方法(ROTATIONAL ATHERECTOMY SEGMENTED ABRADING HEAD AND METHOD TO IMPROVE ABRADING EFFICIENCY)」と題される米国特許第2010/0211088号、「電気モータを有する回転式アテレクトミー装置(ROTATIONAL ATHERECTOMY DEVICE WITH ELECTRIC MOTOR)」と題される米国特許出願第2013/0018398号、および、「周回アテレクトミー装置のガイドワイヤ構造(ORBITAL ATHERECTOMY DEVICE GUIDE WIRE DESIGN)」と題される米国特許第7,666,202号。この発明では、本発明の1以上の実施の形態の特徴を、上記各文献に記載されたアテレクトミー装置の実施の形態の1以上の特徴と組み合わせることが検討される。
本発明は、上述の特定の例に限定的に解釈されるべきではなく、むしろ、この発明のすべての局面に及ぶものに理解されるべきである。本発明の技術分野の当業者が本明細書を検討した場合には、本発明が適用され得る様々な変更、同等の処理が、多数の構造とともに容易に明らかになるであろう。

Claims (9)

  1. 第1および第2の回転方向に回転駆動可能に構成された回転駆動装置と、
    前記回転駆動装置と動作的に連動し、巻き線ワイヤフィラーを有し、第1の回転方向で回転する場合にはスピン開放し、前記第1の回転方向とは逆の前記第2の回転方向で回転する場合にはスピン閉鎖するように配置された駆動軸と、
    前記回転駆動装置と動作的に連動し、回転速度を5,000rpm未満に制限する回転速度制限装置と、
    前記回転駆動装置および前記回転速度制限装置と動作的に連動し、前記回転駆動装置の回転方向および/または速度を非維持モードで制御する回転制御装置とを備える、回転式アテレクトミーシステム。
  2. 前記駆動軸上に配置された研削要素をさらに備える、請求項1に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  3. 前記研削要素は、偏心状である、請求項2に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  4. 前記研削要素は、同心状である、請求項2に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  5. 前記回転駆動装置は、電気モータを含む、請求項1に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  6. 前記回転駆動装置は、タービンを含む、請求項1に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  7. 前記回転制御装置は、パルス幅変調制御装置を含む、請求項1に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  8. 前記回転駆動装置は、電気モータを含み、
    前記回転制御装置は、パルス幅変調制御装置を含む、請求項3に記載の回転式アテレクトミーシステム。
  9. 前記回転駆動装置は、タービンを含み、
    前記回転制御装置は、パルス幅変調制御装置を含む、請求項4に記載の回転式アテレクトミーシステム。
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