JP2002506190A - 差圧測定システムを含むバーナの空気/ガス比を能動的に調整するためのシステム - Google Patents
差圧測定システムを含むバーナの空気/ガス比を能動的に調整するためのシステムInfo
- Publication number
- JP2002506190A JP2002506190A JP2000534818A JP2000534818A JP2002506190A JP 2002506190 A JP2002506190 A JP 2002506190A JP 2000534818 A JP2000534818 A JP 2000534818A JP 2000534818 A JP2000534818 A JP 2000534818A JP 2002506190 A JP2002506190 A JP 2002506190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- gas
- pressure
- sensor
- differential pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/24—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
- F23N5/242—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements using electronic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/18—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel
- F23N5/188—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel using mechanical means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/02—Regulating fuel supply conjointly with air supply
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2225/00—Measuring
- F23N2225/04—Measuring pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2233/00—Ventilators
- F23N2233/06—Ventilators at the air intake
- F23N2233/08—Ventilators at the air intake with variable speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/16—Fuel valves variable flow or proportional valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2900/00—Special features of, or arrangements for controlling combustion
- F23N2900/05181—Controlling air to fuel ratio by using a single differential pressure detector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
この発明は、バーナの空気/ガス比を能動的に調整するための装置で、一つ以上の差圧測定装置(42)を含み、その各々が二つの入口(2および3)のある差圧センサ1を備える装置に関する。上記入口は、それぞれ、圧力取入れ口(4および9)に接続され、その一つに較正したスロットリングオリフィス(27)が置かれている。この調整装置は、二方弁(28)を含み、それは、閉じると、入口(2および3)を互いから隔離し、開くと、それらを互いに通じさせる。これらのセンサの少なくとも二つの出力信号を記憶するための記憶手段を備える測定回路(26)を設け、制御ユニット(23)を設けてこの弁(28)を切換え、この弁(28)が閉じているとき、このセンサ(1)の第1出力信号値をこの記憶手段に記憶させ、この弁(28)が開いているとき、このセンサ(1)の第2出力信号値をこの記憶手段に記憶させ、および減算手段を設けてセンサ(1)の二つの記憶した出力信号値の差を計算し、それによって有り得る変動を除去する。好適実施例では、この調整装置が一つの単一差圧測定装置しか含まない。
Description
【0001】 本発明は、少なくとも一つの差圧測定システムを使用する、バーナへ送る空気
と燃料ガスの混合気の空気/ガス比を能動的に調整するためのシステムに関する
。
と燃料ガスの混合気の空気/ガス比を能動的に調整するためのシステムに関する
。
【0002】 (発明の背景) 一つ以上の液体またはガス状流体が循環する装置または設備に於いては、プロ
セスをモニタおよび/または調整および/または調節するために、作動流体の流
量および/または二つの異なる作動流体間の差圧を正確に測定できることが屡々
必要である。二つの入口をそれぞれの圧力ポートに接続した差圧センサを含む、
差圧システムを通常この目的に使用する。流体の流量を測定する場合、これら二
つの圧力ポートは、流体が流れる管の中に配置されたダイヤフラムのそれぞれの
対向する側にある。二つの異なる流体間の差圧を測定する場合、これら二つの圧
力ポートは、二つの流体が流れるそれぞれの管に接続されている。両場合とも、
測定した流量または差圧の精度はこの差圧センサの精度、特に低流量および低差
圧での精度に依る。例えば、流量測定の場合、差圧ΔPと流量Qは、次の式によ
って関連付けられる: ΔP=KQ2 (1) ここでKは、特に、流量を測定すべき流体の密度および上記流体が流れる管の中
に配置されたダイヤフラムのオリフィスの断面に依る値である。もし、流体の瞬
間流量を広範囲に亘って、例えば、1対10の比で変えるべきなら、この流体の
流量はその比で変動するが、圧力は1対100の比で変動する。
セスをモニタおよび/または調整および/または調節するために、作動流体の流
量および/または二つの異なる作動流体間の差圧を正確に測定できることが屡々
必要である。二つの入口をそれぞれの圧力ポートに接続した差圧センサを含む、
差圧システムを通常この目的に使用する。流体の流量を測定する場合、これら二
つの圧力ポートは、流体が流れる管の中に配置されたダイヤフラムのそれぞれの
対向する側にある。二つの異なる流体間の差圧を測定する場合、これら二つの圧
力ポートは、二つの流体が流れるそれぞれの管に接続されている。両場合とも、
測定した流量または差圧の精度はこの差圧センサの精度、特に低流量および低差
圧での精度に依る。例えば、流量測定の場合、差圧ΔPと流量Qは、次の式によ
って関連付けられる: ΔP=KQ2 (1) ここでKは、特に、流量を測定すべき流体の密度および上記流体が流れる管の中
に配置されたダイヤフラムのオリフィスの断面に依る値である。もし、流体の瞬
間流量を広範囲に亘って、例えば、1対10の比で変えるべきなら、この流体の
流量はその比で変動するが、圧力は1対100の比で変動する。
【0003】 言換えれば、流量の小さな変動が圧力の遙かに小さな変動に対応する。従って
、この流量を測定するために使う差圧センサは、低流量に対して信頼できる出力
値を提供できるように、非常に正確且つ非常に安定していなければならない。こ
の種の差圧センサは存在するが、それらは極端に高価であり、従って製造の全コ
ストを比較的低く抑えなければならない装置に、例えば、家庭用温水および/ま
たはセントラルヒーティング用温水を作るためのボイラのバーナの空気/ガス比
を調整するためのシステムには使えない。
、この流量を測定するために使う差圧センサは、低流量に対して信頼できる出力
値を提供できるように、非常に正確且つ非常に安定していなければならない。こ
の種の差圧センサは存在するが、それらは極端に高価であり、従って製造の全コ
ストを比較的低く抑えなければならない装置に、例えば、家庭用温水および/ま
たはセントラルヒーティング用温水を作るためのボイラのバーナの空気/ガス比
を調整するためのシステムには使えない。
【0004】 また、比較的安価であるが、屡々数パーセントを超える熱ドリフトおよび長期
ドリフトを免れない差圧センサがある。従って、そのようなセンサの出力信号を
広範囲に亘る、例えば、1対100の比の差圧の正確な測定に直接使うことはで
きない。もし安価なセンサを使うなら、従って、上に述べたドリフトを除去する
ためにこのセンサのゼロ点を定期的に設定することが屡々必要である。この問題
に対する従来の解決策は、添付の図面の図1に示す様な測定システムを使用する
(1985年4月13日発行の“日本特許抄録”、009084巻、および19
84年12月1日公開の松下電器産業の名の日本特許出願、特開昭59−212
622も参照)。
ドリフトを免れない差圧センサがある。従って、そのようなセンサの出力信号を
広範囲に亘る、例えば、1対100の比の差圧の正確な測定に直接使うことはで
きない。もし安価なセンサを使うなら、従って、上に述べたドリフトを除去する
ためにこのセンサのゼロ点を定期的に設定することが屡々必要である。この問題
に対する従来の解決策は、添付の図面の図1に示す様な測定システムを使用する
(1985年4月13日発行の“日本特許抄録”、009084巻、および19
84年12月1日公開の松下電器産業の名の日本特許出願、特開昭59−212
622も参照)。
【0005】 図1に示す差圧測定システムは、本質的に差圧センサ1を含み、その入口オリ
フィス2および3が、それぞれ、作動すると圧力P1が存在する圧力ポート4お
よび3チャンネル弁6の共通チャンネル5に接続されている。弁6の他の二つの
チャンネル7および8は、それぞれ、作動すると圧力P2(P2≦P1)が存在
する圧力ポート9および管11を介してセンサ1の入口オリフィス2に接続され
ている。作動時、センサ1は、その出力12に圧力差P1−P2を表す信号を与
える。その信号をスイッチング手段13の入力へ送り、その出力の一つ14を第
1メモリにおよびそのもう一つの出力16を第2メモリ17に接続する。ここに
は二つのメモリ15および17を示すが、これら二つのメモリは、単一メモリの
別の記憶場所でもよい。メモリ15および17の出力18および19は、それぞ
れ、代数減算器または加算器手段21の正および負の入力に接続し、その手段は
、その出力22に、それぞれメモリ15および17に記憶したセンサ1からの出
力信号値間の差に対応する測定信号を出す。
フィス2および3が、それぞれ、作動すると圧力P1が存在する圧力ポート4お
よび3チャンネル弁6の共通チャンネル5に接続されている。弁6の他の二つの
チャンネル7および8は、それぞれ、作動すると圧力P2(P2≦P1)が存在
する圧力ポート9および管11を介してセンサ1の入口オリフィス2に接続され
ている。作動時、センサ1は、その出力12に圧力差P1−P2を表す信号を与
える。その信号をスイッチング手段13の入力へ送り、その出力の一つ14を第
1メモリにおよびそのもう一つの出力16を第2メモリ17に接続する。ここに
は二つのメモリ15および17を示すが、これら二つのメモリは、単一メモリの
別の記憶場所でもよい。メモリ15および17の出力18および19は、それぞ
れ、代数減算器または加算器手段21の正および負の入力に接続し、その手段は
、その出力22に、それぞれメモリ15および17に記憶したセンサ1からの出
力信号値間の差に対応する測定信号を出す。
【0006】 弁6は、通常センサ1の入口オリフィス3を圧力ポート9に接続し、スイッチ
ング手段13は、通常センサ1の出力12をメモリ15の入力に接続する。これ
らの条件の下で、メモリ15は、圧力P1とP2の間の差に対応する、センサ1
の出力信号の値を記憶する。もし、圧力P1とP2が等しいならば、センサ1の
出力信号は、通常ゼロであるべきである。しかし、上に示したように、安価な差
圧センサは、屡々熱ドリフトおよび長期ドリフトを免れない。そのようなドリフ
トのために、センサ1の出力信号の値は、二つの入口オリフィス2および3に加
える圧力P1およびP2が等しいとき、必ずしもゼロとは限らない。従って、も
し二つの圧力が異なれば、センサ1の出力信号の値は、誤差を免れない。その誤
差は、以下の方法で補正できる。規則的間隔で、例えば1分毎に、制御ユニット
23が弁6へおよびスイッチング手段13へ、それぞれの線24および25を介
して一時的に制御信号を送り、それが弁6をセンサ1の入口オリフィス3と圧力
ポート9を切離し、およびセンサ1の入口オリフィス2と3を接続するような状
態へ瞬間的に切換え、並びにスイッチング手段13をセンサ1の出力12をメモ
リ17の入力へ接続する状態へ瞬間的に切換える。これらの条件の下で、同じ圧
力P1をセンサ1の二つの入口オリフィス2および3に加え、センサ1の測定誤
差があればそれをメモリ17に記憶する。減算器手段21がその誤差をメモリ1
5に記憶したセンサ1の出力信号の値から減算する。この様にしてセンサ1の測
定誤差をメモリ17に定期的に更新し、補正した測定信号を減算器手段21の出
力22に得て、その値が圧力P1とP2の間の差の正確な値の対応する。従って
、部品13、15、17および22が測定回路26を形成し、それが、3チャン
ネル弁6および制御ユニット23と組合さって、センサ1の自動的ゼロ設定を可
能にする。
ング手段13は、通常センサ1の出力12をメモリ15の入力に接続する。これ
らの条件の下で、メモリ15は、圧力P1とP2の間の差に対応する、センサ1
の出力信号の値を記憶する。もし、圧力P1とP2が等しいならば、センサ1の
出力信号は、通常ゼロであるべきである。しかし、上に示したように、安価な差
圧センサは、屡々熱ドリフトおよび長期ドリフトを免れない。そのようなドリフ
トのために、センサ1の出力信号の値は、二つの入口オリフィス2および3に加
える圧力P1およびP2が等しいとき、必ずしもゼロとは限らない。従って、も
し二つの圧力が異なれば、センサ1の出力信号の値は、誤差を免れない。その誤
差は、以下の方法で補正できる。規則的間隔で、例えば1分毎に、制御ユニット
23が弁6へおよびスイッチング手段13へ、それぞれの線24および25を介
して一時的に制御信号を送り、それが弁6をセンサ1の入口オリフィス3と圧力
ポート9を切離し、およびセンサ1の入口オリフィス2と3を接続するような状
態へ瞬間的に切換え、並びにスイッチング手段13をセンサ1の出力12をメモ
リ17の入力へ接続する状態へ瞬間的に切換える。これらの条件の下で、同じ圧
力P1をセンサ1の二つの入口オリフィス2および3に加え、センサ1の測定誤
差があればそれをメモリ17に記憶する。減算器手段21がその誤差をメモリ1
5に記憶したセンサ1の出力信号の値から減算する。この様にしてセンサ1の測
定誤差をメモリ17に定期的に更新し、補正した測定信号を減算器手段21の出
力22に得て、その値が圧力P1とP2の間の差の正確な値の対応する。従って
、部品13、15、17および22が測定回路26を形成し、それが、3チャン
ネル弁6および制御ユニット23と組合さって、センサ1の自動的ゼロ設定を可
能にする。
【0007】 図1を参照して説明した従来技術の差圧測定システムは、センサのゼロ設定の
観点からは完全に満足である。しかし、それは、比較的高価な部品である、3チ
ャンネル弁を使うという欠点を有する。
観点からは完全に満足である。しかし、それは、比較的高価な部品である、3チ
ャンネル弁を使うという欠点を有する。
【0008】 上に説明した種類の差圧測定システムは、ボイラバーナの空気/ガス比を調整
するためのシステムに使うことができる。この空気/ガス比を調整するためのシ
ステムは、例えば、既に引用した日本公報に、および仏国ガス工業技術協会が1
996年9月10〜13日にパリで催した第113回ガス会議の際に発行した報
告書の“講演要旨集”、第2巻、pp.245〜251のC.ピシュー外による
論文“バーナの空気/ガス比の能動的調整”に記載されている。前述の日本公報
に記載されている空気/ガス比調整用システムは、単一差圧センサを使い、それ
が圧縮空気供給管内のダイヤフラムの上流の空気圧Paとこのガス供給管内のガ
スダイヤフラムの下流のガス圧Pgの間の差を測定する。上述の図1を参照して
説明したものに類似する3チャンネル弁と測定回路が差圧センサの自動的ゼロ設
定をもたらす。前述の報告書に記載されている空気/ガス比調整用システムは、
二つの差圧センサを使い、一つは、前述の日本公報のように、空気圧Paとガス
圧Pgの間の差を測定するために、および他は圧縮空気供給管内の空気流量を測
定するために使う。この空気/ガス比調整用の後者のシステムに、二つの差圧セ
ンサの各々の自動的ゼロ設定の備えはないが、これは、二方弁と図1を参照して
上に説明したものに類似する測定回路を二つのセンサの各々に関連付けることに
よって容易に実行できよう。しかし、この種の解決策は、各センサに一つずつの
、二つの3チャンネル弁と二つの測定回路を使うことを要するので、比較的高価
であろう。
するためのシステムに使うことができる。この空気/ガス比を調整するためのシ
ステムは、例えば、既に引用した日本公報に、および仏国ガス工業技術協会が1
996年9月10〜13日にパリで催した第113回ガス会議の際に発行した報
告書の“講演要旨集”、第2巻、pp.245〜251のC.ピシュー外による
論文“バーナの空気/ガス比の能動的調整”に記載されている。前述の日本公報
に記載されている空気/ガス比調整用システムは、単一差圧センサを使い、それ
が圧縮空気供給管内のダイヤフラムの上流の空気圧Paとこのガス供給管内のガ
スダイヤフラムの下流のガス圧Pgの間の差を測定する。上述の図1を参照して
説明したものに類似する3チャンネル弁と測定回路が差圧センサの自動的ゼロ設
定をもたらす。前述の報告書に記載されている空気/ガス比調整用システムは、
二つの差圧センサを使い、一つは、前述の日本公報のように、空気圧Paとガス
圧Pgの間の差を測定するために、および他は圧縮空気供給管内の空気流量を測
定するために使う。この空気/ガス比調整用の後者のシステムに、二つの差圧セ
ンサの各々の自動的ゼロ設定の備えはないが、これは、二方弁と図1を参照して
上に説明したものに類似する測定回路を二つのセンサの各々に関連付けることに
よって容易に実行できよう。しかし、この種の解決策は、各センサに一つずつの
、二つの3チャンネル弁と二つの測定回路を使うことを要するので、比較的高価
であろう。
【0009】 1984年4月12日発行の日本特許抄録、008080巻、および1983
年12月26日公開の松下電器産業の名の日本特許出願、特開昭58−2242
26は、単一入口オリフィスを有する単一圧力センサを使用し、このセンサが空
気ダイヤフラムの上流の空気圧とガスダイヤフラムの上流のガス圧を交互に測定
するように3チャンネル弁と組合わせた、バーナの空気/ガス比調整用システム
を開示する。この圧力センサは、差圧センサとしては使わず、センサの自動的ゼ
ロ設定のためには何の手段も備えない。
年12月26日公開の松下電器産業の名の日本特許出願、特開昭58−2242
26は、単一入口オリフィスを有する単一圧力センサを使用し、このセンサが空
気ダイヤフラムの上流の空気圧とガスダイヤフラムの上流のガス圧を交互に測定
するように3チャンネル弁と組合わせた、バーナの空気/ガス比調整用システム
を開示する。この圧力センサは、差圧センサとしては使わず、センサの自動的ゼ
ロ設定のためには何の手段も備えない。
【0010】 (発明の目的および概要) 本発明の目的は、この発明による少なくとも一つの差圧測定システムを使用す
る、バーナの空気/ガス比の能動的調整用システムを提供することである。
る、バーナの空気/ガス比の能動的調整用システムを提供することである。
【0011】 この発明による調整システムで利用する差圧測定システムは、熱ドリフトおよ
び長期ドリフトの生じうる差圧センサを使用し、センサの自動的ゼロ設定用測定
回路を含み、上記差圧測定システムは、上に説明した従来技術の測定システムよ
り高価でない。
び長期ドリフトの生じうる差圧センサを使用し、センサの自動的ゼロ設定用測定
回路を含み、上記差圧測定システムは、上に説明した従来技術の測定システムよ
り高価でない。
【0012】 この差圧測定システムは、それぞれ、第1圧力ポートおよび第2圧力ポートに
接続された第1入口オリフィスおよび第2入口オリフィスを有し、並びに稼働中
、上記センサのこの第1および第2入口オリフィスの間の差圧を表す信号を出す
出力を有する差圧センサ、並びにこのセンサの第1および第2入口オリフィスに
接続され、第1状態でこれら二つの入口オリフィスを互いに隔離し、第2状態で
それらを互いに接続する弁、このセンサ出力信号の少なくとも二つの値を記憶す
るためにこのセンサの出力に接続されたメモリ手段を含む。さらにこの弁を切換
え、この弁がその第1状態にあるときこのセンサの出力信号の第1値をこのメモ
リ手段に記憶し、およびこの弁がその第2状態にあるときこのセンサの出力信号
の第2値をこのメモリ手段に記憶することを命令するために、この弁におよびこ
のメモリ手段に接続された制御ユニットも含む。また最後にこのセンサのゼロ点
を自動的に設定するための測定手段を含む。この測定回路は、その出力にこのセ
ンサのこの第1および第2入口オリフィスに加えたそれぞれの圧力の間の差の正
確な値を表す測定信号を出す。
接続された第1入口オリフィスおよび第2入口オリフィスを有し、並びに稼働中
、上記センサのこの第1および第2入口オリフィスの間の差圧を表す信号を出す
出力を有する差圧センサ、並びにこのセンサの第1および第2入口オリフィスに
接続され、第1状態でこれら二つの入口オリフィスを互いに隔離し、第2状態で
それらを互いに接続する弁、このセンサ出力信号の少なくとも二つの値を記憶す
るためにこのセンサの出力に接続されたメモリ手段を含む。さらにこの弁を切換
え、この弁がその第1状態にあるときこのセンサの出力信号の第1値をこのメモ
リ手段に記憶し、およびこの弁がその第2状態にあるときこのセンサの出力信号
の第2値をこのメモリ手段に記憶することを命令するために、この弁におよびこ
のメモリ手段に接続された制御ユニットも含む。また最後にこのセンサのゼロ点
を自動的に設定するための測定手段を含む。この測定回路は、その出力にこのセ
ンサのこの第1および第2入口オリフィスに加えたそれぞれの圧力の間の差の正
確な値を表す測定信号を出す。
【0013】 この発明の好適実施例では、この測定手段がメモリ手段を形成するメモリ回路
とこのセンサの出力信号の第1値と第2値の間の差を計算するための減算器手段
から成る。測定回路は、センサの第1と第2の入口オリフィスに作用する各圧力
間の差の精確な値を示す測定信号を出力に出す。
とこのセンサの出力信号の第1値と第2値の間の差を計算するための減算器手段
から成る。測定回路は、センサの第1と第2の入口オリフィスに作用する各圧力
間の差の精確な値を示す測定信号を出力に出す。
【0014】 この圧力測定システムは、更に、この第1および第2圧力ポートの一つに挿入
した、較正したスロットリングオリフィスを含む。弁は、2チャンネル弁で、そ
の第1のチャンネルがこの較正したスロットリングオリフィスを含むこの第1お
よび第2圧力ポートの一方に、その較正したオリフィスとこのセンサの対応する
入口の間で接続されている。第2チャンネルがこの第1および第2圧力ポートの
他方に接続されている。この較正したオリフィスは、流れ断面が上記2チャンネ
ル弁のそれよりかなり小さい。
した、較正したスロットリングオリフィスを含む。弁は、2チャンネル弁で、そ
の第1のチャンネルがこの較正したスロットリングオリフィスを含むこの第1お
よび第2圧力ポートの一方に、その較正したオリフィスとこのセンサの対応する
入口の間で接続されている。第2チャンネルがこの第1および第2圧力ポートの
他方に接続されている。この較正したオリフィスは、流れ断面が上記2チャンネ
ル弁のそれよりかなり小さい。
【0015】 差圧センサのゼロ点を設定するための上記の種類の構成では、較正したスロッ
トリングオリフィスと簡単な2チャンネル弁を使い、それらは、従来技術の差圧
測定システムで使用する3チャンネル弁より製造が容易で、より安価である。
トリングオリフィスと簡単な2チャンネル弁を使い、それらは、従来技術の差圧
測定システムで使用する3チャンネル弁より製造が容易で、より安価である。
【0016】 従って、この発明の主な目的は、バーナの空気/ガス比を能動的に調整するた
めのシステムで、このバーナの上流の空気/ガス混合器、較正した空気ダイヤフ
ラムを含み且つ上記空気/ガス混合器の第1入口に結合された空気管、および較
正したガスダイヤフラムを含み且つ上記空気/ガス混合器の第2入口に結合され
たガス管で、共に上記較正した空気ダイヤフラムおよび上記較正したガスダイヤ
フラムの上流に配置されている両管、上記空気/ガス混合器へ送る空気の流量を
変えるための手段およびガスの流量を変えるための手段、並びにこの空気/ガス
混合器へ送るガスの量をこの空気/ガス比が所定の値であるようにするために、
次の三つのパラメータ:即ち、この空気管内の空気流量、この空気管およびガス
管内の空気圧とガス圧の差、並びにこのガス管内のガス流量、の少なくとも一つ
を表す測定信号を出すために接続された少なくとも一つの差圧測定システムを含
むシステムに於いて、上記差圧測定システムの各々が: −差圧センサで、それぞれ、その一つが較正したスロットリングオリフィスを
含む、第1圧力ポートおよび第2圧力ポートに接続された第1入口オリフィスお
よび第2入口オリフィスを有し、並びに稼働中、上記センサのこの第1および第
2入口オリフィスの間の差圧を表す信号を出す出口を有するセンサ、 −2チャンネル弁で、その第1チャンネルが上記較正したスロットリングオリ
フィスを含むこの第1および第2圧力ポートの一方に、その較正したオリフィス
とこのセンサの対応する入口の間で接続され、その第2チャンネルがこの第1お
よび第2圧力ポートの他方に接続され、上記較正したオリフィスの流れ断面が上
記2チャンネル弁のそれよりかなり小さく、および上記2チャンネル弁は、それ
が第1状態にあるとき、これら二つの入口オリフィスの一つを他から隔離し、そ
れが第2状態にあるときは、それらを互いに接続する弁、 −各センサの出力信号の少なくとも二つの値を記憶するために各センサの出力
に接続されたメモリ手段、 −上記2チャンネル弁を切換え、この2チャンネル弁がその第1状態にあると
きこのセンサの出力信号の第1値を上記メモリ手段に記憶し、およびこの2チャ
ンネル弁がその第2状態にあるときこのセンサの出力信号の第2値を上記メモリ
手段に記憶することを制御するために、上記2チャンネル弁におよびこのメモリ
手段に接続された制御ユニット、並びに −このセンサの出力信号の上記第1値と第2値の間の差を較正するための手段
を含み、上記メモリ手段および上記差較正手段が測定回路を形成し、それがその
出力に各センサのこの第1および第2入口オリフィスでのそれぞれの圧力の間の
差の正確な値を表す測定信号を出すシステムである。
めのシステムで、このバーナの上流の空気/ガス混合器、較正した空気ダイヤフ
ラムを含み且つ上記空気/ガス混合器の第1入口に結合された空気管、および較
正したガスダイヤフラムを含み且つ上記空気/ガス混合器の第2入口に結合され
たガス管で、共に上記較正した空気ダイヤフラムおよび上記較正したガスダイヤ
フラムの上流に配置されている両管、上記空気/ガス混合器へ送る空気の流量を
変えるための手段およびガスの流量を変えるための手段、並びにこの空気/ガス
混合器へ送るガスの量をこの空気/ガス比が所定の値であるようにするために、
次の三つのパラメータ:即ち、この空気管内の空気流量、この空気管およびガス
管内の空気圧とガス圧の差、並びにこのガス管内のガス流量、の少なくとも一つ
を表す測定信号を出すために接続された少なくとも一つの差圧測定システムを含
むシステムに於いて、上記差圧測定システムの各々が: −差圧センサで、それぞれ、その一つが較正したスロットリングオリフィスを
含む、第1圧力ポートおよび第2圧力ポートに接続された第1入口オリフィスお
よび第2入口オリフィスを有し、並びに稼働中、上記センサのこの第1および第
2入口オリフィスの間の差圧を表す信号を出す出口を有するセンサ、 −2チャンネル弁で、その第1チャンネルが上記較正したスロットリングオリ
フィスを含むこの第1および第2圧力ポートの一方に、その較正したオリフィス
とこのセンサの対応する入口の間で接続され、その第2チャンネルがこの第1お
よび第2圧力ポートの他方に接続され、上記較正したオリフィスの流れ断面が上
記2チャンネル弁のそれよりかなり小さく、および上記2チャンネル弁は、それ
が第1状態にあるとき、これら二つの入口オリフィスの一つを他から隔離し、そ
れが第2状態にあるときは、それらを互いに接続する弁、 −各センサの出力信号の少なくとも二つの値を記憶するために各センサの出力
に接続されたメモリ手段、 −上記2チャンネル弁を切換え、この2チャンネル弁がその第1状態にあると
きこのセンサの出力信号の第1値を上記メモリ手段に記憶し、およびこの2チャ
ンネル弁がその第2状態にあるときこのセンサの出力信号の第2値を上記メモリ
手段に記憶することを制御するために、上記2チャンネル弁におよびこのメモリ
手段に接続された制御ユニット、並びに −このセンサの出力信号の上記第1値と第2値の間の差を較正するための手段
を含み、上記メモリ手段および上記差較正手段が測定回路を形成し、それがその
出力に各センサのこの第1および第2入口オリフィスでのそれぞれの圧力の間の
差の正確な値を表す測定信号を出すシステムである。
【0017】 空気/ガス比を調整するためのこのシステムの第1実施例では、空気管内の空
気の流量および空気管内とガス管内の空気圧およびガス圧の差を、それぞれ、測
定するために、この発明による二つの差圧測定システムを使うことができ、その
二つのシステムの各々が差圧センサ、較正したスロットリングオリフィス、2チ
ャンネル弁および測定回路を含む。この場合、従来技術の差圧測定システムに使
う必要がある二つの3チャンネル弁より簡単で、より高価でない、二つの2チャ
ンネル弁を使う。
気の流量および空気管内とガス管内の空気圧およびガス圧の差を、それぞれ、測
定するために、この発明による二つの差圧測定システムを使うことができ、その
二つのシステムの各々が差圧センサ、較正したスロットリングオリフィス、2チ
ャンネル弁および測定回路を含む。この場合、従来技術の差圧測定システムに使
う必要がある二つの3チャンネル弁より簡単で、より高価でない、二つの2チャ
ンネル弁を使う。
【0018】 空気/ガス比を調整するためのこの発明によるシステムのもう一つの実施例で
は、この空気流量および空気圧とガス圧の差を測定するために、この発明による
二つの差圧測定システムを使うことができ、その二つのシステムは、これら二つ
の差圧センサの各々のゼロ点を設定するために、単一の較正したスロットリング
オリフィスおよび単一の2チャンネル弁を共用する。
は、この空気流量および空気圧とガス圧の差を測定するために、この発明による
二つの差圧測定システムを使うことができ、その二つのシステムは、これら二つ
の差圧センサの各々のゼロ点を設定するために、単一の較正したスロットリング
オリフィスおよび単一の2チャンネル弁を共用する。
【0019】 空気/ガス比を調整するためのこの発明による好適実施例では、この空気流量
および空気圧とガス圧の差またはこのガス流量を測定するために、追加の2チャ
ンネル弁および、この差圧測定システムの測定回路からの出力信号をこの空気流
量を調整するためにユニットへおよびこのガス供給を調整するためのユニットへ
選択的に導くためのスイッチング手段を使うことを前提に、この発明による単一
の差圧測定システムを使うことができ、このガス供給調整ユニットは、もしこの
差圧測定システムの差圧センサが空気圧とガス圧の差を測定するように設計され
ているならば、空気/ガス圧力調整ユニットの形にか、またはもし上記差圧セン
サがガス流量を測定するように設計されているならば、ガス流量調整ユニットの
形に設計されている。
および空気圧とガス圧の差またはこのガス流量を測定するために、追加の2チャ
ンネル弁および、この差圧測定システムの測定回路からの出力信号をこの空気流
量を調整するためにユニットへおよびこのガス供給を調整するためのユニットへ
選択的に導くためのスイッチング手段を使うことを前提に、この発明による単一
の差圧測定システムを使うことができ、このガス供給調整ユニットは、もしこの
差圧測定システムの差圧センサが空気圧とガス圧の差を測定するように設計され
ているならば、空気/ガス圧力調整ユニットの形にか、またはもし上記差圧セン
サがガス流量を測定するように設計されているならば、ガス流量調整ユニットの
形に設計されている。
【0020】 本発明のその他の特徴および利点は、差圧測定システムおよび空気/ガス比調
整システムの種々の実施例の、例としてのみ挙げる、以下の説明を添付の概略図
を参照して読めば明白となろう。
整システムの種々の実施例の、例としてのみ挙げる、以下の説明を添付の概略図
を参照して読めば明白となろう。
【0021】 (詳細な説明) 図2に示す、この発明による差圧測定システムは、大部分は図1を参照して既
に説明した従来技術の測定システムに類似する。従って、この発明による差圧測
定システムの部品の、図1に示す従来技術のシステムのものと同じものは、同じ
参照番号で指し、詳細な説明は繰返さない。空気/ガス比調整用のこの発明によ
るシステムで使用する差圧測定システムは、較正したスロットリングオリフィス
27および3チャンネル弁6の代りに2チャンネル弁28を使う点で、従来技術
のシステムと本質的に違う。この較正したオリフィス27は、二つの圧力ポート
4および9の一つ、例えば、図2に示すように、圧力ポート9にあり、流れ断面
が弁28が開いているときのその弁のそれよりかなり小さい。弁28は、弁28
のチャンネルの一つがセンサ1の入口オリフィス2に接続された圧力ポート4に
接続され、弁28の他のチャンネルがセンサ1の入口オリフィス3に接続された
圧力ポート9に接続されるような方法で、管11に挿入されている。管11は、
入口オリフィス3と較正したオリフィス27の間に接続されている。
に説明した従来技術の測定システムに類似する。従って、この発明による差圧測
定システムの部品の、図1に示す従来技術のシステムのものと同じものは、同じ
参照番号で指し、詳細な説明は繰返さない。空気/ガス比調整用のこの発明によ
るシステムで使用する差圧測定システムは、較正したスロットリングオリフィス
27および3チャンネル弁6の代りに2チャンネル弁28を使う点で、従来技術
のシステムと本質的に違う。この較正したオリフィス27は、二つの圧力ポート
4および9の一つ、例えば、図2に示すように、圧力ポート9にあり、流れ断面
が弁28が開いているときのその弁のそれよりかなり小さい。弁28は、弁28
のチャンネルの一つがセンサ1の入口オリフィス2に接続された圧力ポート4に
接続され、弁28の他のチャンネルがセンサ1の入口オリフィス3に接続された
圧力ポート9に接続されるような方法で、管11に挿入されている。管11は、
入口オリフィス3と較正したオリフィス27の間に接続されている。
【0022】 稼働中、弁28は通常閉じて、スイッチング手段13がセンサ1の出力12を
メモリ15の入力に接続する。これらの条件の下で、もしP3がセンサ1の入口
オリフィス3での圧力を表すならば、このセンサは、この時較正したオリフィス
27を流れる流体がないので、差圧P1−P2を測定する。但し、P3=P2。
従って、メモリ15は、差圧P1−P2の値を記憶し、それは、もしセンサ1が
熱ドリフトおよび/または長期ドリフトを生ずるものであれば、測定誤差を免れ
ないかも知れない。
メモリ15の入力に接続する。これらの条件の下で、もしP3がセンサ1の入口
オリフィス3での圧力を表すならば、このセンサは、この時較正したオリフィス
27を流れる流体がないので、差圧P1−P2を測定する。但し、P3=P2。
従って、メモリ15は、差圧P1−P2の値を記憶し、それは、もしセンサ1が
熱ドリフトおよび/または長期ドリフトを生ずるものであれば、測定誤差を免れ
ないかも知れない。
【0023】 センサ1のゼロ点を規則的間隔で、例えば1分毎に、較正するために、制御ユ
ニット23が線25から制御信号を送り、それがセンサ1の出力をメモリ17の
入力へ一時的に接続するようにスイッチング手段13を切換える。弁28を開い
たとき、その流れ断面が較正したオリフィス27より遙かに大きいとすると、そ
れは、較正したオリフィス27よりかなり大きい流れを通すことが出来る。従っ
て、弁28の損失水頭P1−P3は、較正したオリフィス27の損失水頭P2−
P3に比べて無視できる。それで、弁28を開いたとき、圧力P3は、事実上圧
力P1に等しい。従って、弁28を開く短い時間の間、センサ1の二つの入口オ
リフィス2および3が空気圧的にまたは液圧的に短絡され、センサ1がゼロ差圧
を測定する。この時、ゼロ信号であるべきセンサ1の出力信号は、測定誤差を構
成する熱ドリフトまたは長期ドリフトが生じ、その測定誤差をメモリ17に記憶
し、後に減算器手段21がメモリ15に記憶したセンサの出力信号の値から減算
する。従って、減算器手段21の出力に差圧P1−P2の正確な値を表す補正し
た測定信号が得られる。
ニット23が線25から制御信号を送り、それがセンサ1の出力をメモリ17の
入力へ一時的に接続するようにスイッチング手段13を切換える。弁28を開い
たとき、その流れ断面が較正したオリフィス27より遙かに大きいとすると、そ
れは、較正したオリフィス27よりかなり大きい流れを通すことが出来る。従っ
て、弁28の損失水頭P1−P3は、較正したオリフィス27の損失水頭P2−
P3に比べて無視できる。それで、弁28を開いたとき、圧力P3は、事実上圧
力P1に等しい。従って、弁28を開く短い時間の間、センサ1の二つの入口オ
リフィス2および3が空気圧的にまたは液圧的に短絡され、センサ1がゼロ差圧
を測定する。この時、ゼロ信号であるべきセンサ1の出力信号は、測定誤差を構
成する熱ドリフトまたは長期ドリフトが生じ、その測定誤差をメモリ17に記憶
し、後に減算器手段21がメモリ15に記憶したセンサの出力信号の値から減算
する。従って、減算器手段21の出力に差圧P1−P2の正確な値を表す補正し
た測定信号が得られる。
【0024】 特定の実施例に関して説明するが、測定回路26が種々のハードウエアおよび
/またはソフトウエア構成を採ることができることは明らかである。特に、専用
のまたは既に調整器システムに含まれているマイクロプロセッサ(図示せず)を
使うことができる。マイクロプロセッサが一般的に内部および/または外部メモ
リ(レジスタ、ランダムアクセスメモリ等)に関連する。この減算は、マイクロ
プロセッサの演算および論理ユニットによって行うことが出来る。全ての操作を
専用プログラムの制御の下で行うことが出来る。同様に、制御ユニット23は、
同じマイクロプロセッサでもよい。センサからの出力信号を受け、制御信号を弁
28へ伝える、特定の入出力インタフェース電子回路を備えることだけが必要で
ある。これらの回路(図示せず)は、特にADおよびDA変換並びに適当なレベ
ル変換を扱う。
/またはソフトウエア構成を採ることができることは明らかである。特に、専用
のまたは既に調整器システムに含まれているマイクロプロセッサ(図示せず)を
使うことができる。マイクロプロセッサが一般的に内部および/または外部メモ
リ(レジスタ、ランダムアクセスメモリ等)に関連する。この減算は、マイクロ
プロセッサの演算および論理ユニットによって行うことが出来る。全ての操作を
専用プログラムの制御の下で行うことが出来る。同様に、制御ユニット23は、
同じマイクロプロセッサでもよい。センサからの出力信号を受け、制御信号を弁
28へ伝える、特定の入出力インタフェース電子回路を備えることだけが必要で
ある。これらの回路(図示せず)は、特にADおよびDA変換並びに適当なレベ
ル変換を扱う。
【0025】 図3は、バーナ29、例えば、ボイラ30のバーナの空気/ガス比を調整する
ためのこの発明の第1実施例を構成するシステムの一例を示す。
ためのこの発明の第1実施例を構成するシステムの一例を示す。
【0026】 図3を参照して、ファン31が変速式電気モータ32によって駆動され、較正
した空気ダイヤフラム34を含む管33によって、バーナ29の上流の空気/ガ
ス混合器36の第1入力35に接続されている。空気/ガス混合器36は、ここ
ではバーナ29と別の部品として示すが、その代りに、当該技術分野で良く知ら
れているように、バーナに組込んでもよい。混合器36の第2入力に接続したガ
ス供給管38は、較正したガスダイヤフラム39およびそのダイヤフラムの上流
の比例弁41を含み、その弁の入口側は、圧縮燃料ガス供給源(図示せず)、例
えば、圧縮燃料ガス供給幹線に接続されている。比例弁41は、較正したオリフ
ィス39の上流の管38内のガス圧Pg、従って混合器36へ送るガスの量を変
えるために使用する。
した空気ダイヤフラム34を含む管33によって、バーナ29の上流の空気/ガ
ス混合器36の第1入力35に接続されている。空気/ガス混合器36は、ここ
ではバーナ29と別の部品として示すが、その代りに、当該技術分野で良く知ら
れているように、バーナに組込んでもよい。混合器36の第2入力に接続したガ
ス供給管38は、較正したガスダイヤフラム39およびそのダイヤフラムの上流
の比例弁41を含み、その弁の入口側は、圧縮燃料ガス供給源(図示せず)、例
えば、圧縮燃料ガス供給幹線に接続されている。比例弁41は、較正したオリフ
ィス39の上流の管38内のガス圧Pg、従って混合器36へ送るガスの量を変
えるために使用する。
【0027】 図3で、Paは、空気ダイヤフラム34の上流の空気管33内の空気圧を指し
、Pmは、混合器36内の空気/ガス混合気の圧力を指す。空気ダイヤフラム3
4の下流の空気管33内の圧力およびガスダイヤフラム39の下流のガス管38
内の圧力は、管33内に空気流があり、管38内にガス流があるとき、圧力Pm
に等しい。
、Pmは、混合器36内の空気/ガス混合気の圧力を指す。空気ダイヤフラム3
4の下流の空気管33内の圧力およびガスダイヤフラム39の下流のガス管38
内の圧力は、管33内に空気流があり、管38内にガス流があるとき、圧力Pm
に等しい。
【0028】 二つの差圧測定システム42aおよび42bがそれぞれ差圧Pa−Pmおよび
差圧Pa−Pgを測定する。二つの差圧測定システム42aおよび42bの各々
は、図2を参照して説明した差圧測定システムと同じ方法で構成し且つ作用する
。従って、それらの部品は、図2に示した差圧測定システムに使ったのと同じ参
照番号によって、差圧測定システム42aの部品に対しては添字“a”を、およ
び差圧測定システム42bの部品に対しては添字“b”を付けて示す。従って、
二つの差圧測定システム42aおよび42bを再び詳しくは説明しない。センサ
1aおよび1bの入口オリフィス2aおよび2bを空気ダイヤフラム34の上流
の空気管33に接続した共通圧力ポート4に接続すると言えば十分である。従っ
て、もし、二つの入口オリフィス2aおよび2bを共通圧力ポート4に接続する
それぞれの管の内径および長さが同じであるなら、二つの入口オリフィス2aお
よび2bに同じ圧力値Paがあることは確かである。しかし、センサ1aおよび
1bの入口オリフィス2aおよび2bは、もし必要なら、空気ダイヤフラム34
の上流の空気管33に接続した別々の圧力ポートに接続することができる。セン
サ1aの他の入口オリフィス3aを、較正したスロットリングオリフィス27a
を含み、空気ダイヤフラム34の下流の空気管33に接続した圧力ポート9aに
接続する。センサ1bの他の入口オリフィス3bを、較正したスロットリングオ
リフィス27bを含み、ガスダイヤフラム39の上流のガス管38に接続した圧
力ポート9bに接続する。
差圧Pa−Pgを測定する。二つの差圧測定システム42aおよび42bの各々
は、図2を参照して説明した差圧測定システムと同じ方法で構成し且つ作用する
。従って、それらの部品は、図2に示した差圧測定システムに使ったのと同じ参
照番号によって、差圧測定システム42aの部品に対しては添字“a”を、およ
び差圧測定システム42bの部品に対しては添字“b”を付けて示す。従って、
二つの差圧測定システム42aおよび42bを再び詳しくは説明しない。センサ
1aおよび1bの入口オリフィス2aおよび2bを空気ダイヤフラム34の上流
の空気管33に接続した共通圧力ポート4に接続すると言えば十分である。従っ
て、もし、二つの入口オリフィス2aおよび2bを共通圧力ポート4に接続する
それぞれの管の内径および長さが同じであるなら、二つの入口オリフィス2aお
よび2bに同じ圧力値Paがあることは確かである。しかし、センサ1aおよび
1bの入口オリフィス2aおよび2bは、もし必要なら、空気ダイヤフラム34
の上流の空気管33に接続した別々の圧力ポートに接続することができる。セン
サ1aの他の入口オリフィス3aを、較正したスロットリングオリフィス27a
を含み、空気ダイヤフラム34の下流の空気管33に接続した圧力ポート9aに
接続する。センサ1bの他の入口オリフィス3bを、較正したスロットリングオ
リフィス27bを含み、ガスダイヤフラム39の上流のガス管38に接続した圧
力ポート9bに接続する。
【0029】 図3に示すように、単一制御ユニット23を使って、線24aおよび25aを
介して、差圧測定システム42aの弁28aおよび測定回路26aを、並びに線
24bおよび25bを介して、差圧測定システム42bの弁28bおよび測定回
路26bを制御することができる。制御ユニット23の制御の下で、差圧測定シ
ステム42aおよび42bのセンサ1aおよび1bのゼロ点を規則的間隔で、例
えば1分毎に、図2を参照して説明したのと正確に同じ方法で設定する。二つの
センサ1aおよび1bのゼロ点を同時に設定するのが好ましいが、もし必要なら
、異なる時間に設定してもよい。従って、差圧測定システム42aの測定回路2
6aがその出力22aに差圧Pa−Pmの正確な値を表す補正した測定信号を伝
える。同様に、差圧測定システム42bの測定回路26bがその出力22bに差
圧Pa−Pgの正確な値を表す補正した測定信号を伝える。
介して、差圧測定システム42aの弁28aおよび測定回路26aを、並びに線
24bおよび25bを介して、差圧測定システム42bの弁28bおよび測定回
路26bを制御することができる。制御ユニット23の制御の下で、差圧測定シ
ステム42aおよび42bのセンサ1aおよび1bのゼロ点を規則的間隔で、例
えば1分毎に、図2を参照して説明したのと正確に同じ方法で設定する。二つの
センサ1aおよび1bのゼロ点を同時に設定するのが好ましいが、もし必要なら
、異なる時間に設定してもよい。従って、差圧測定システム42aの測定回路2
6aがその出力22aに差圧Pa−Pmの正確な値を表す補正した測定信号を伝
える。同様に、差圧測定システム42bの測定回路26bがその出力22bに差
圧Pa−Pgの正確な値を表す補正した測定信号を伝える。
【0030】 この技術で良く知られているように、空気管33内の空気流量Qaは、空気ダ
イヤフラム34のそれぞれの対向する側の差圧、即ち差圧Pa−Pmに次の式に
よって関連する: Pa−Pm=Ka・Qa2 (2) ここでKaは、その値が空気ダイヤフラム34の較正したオリフィスの直径に依
存する係数である。従って、与えられた直径を有する空気ダイヤフラム34に対
して、測定回路26aの出力22aでの測定信号も管33内の空気流量Qaの値
を示す。
イヤフラム34のそれぞれの対向する側の差圧、即ち差圧Pa−Pmに次の式に
よって関連する: Pa−Pm=Ka・Qa2 (2) ここでKaは、その値が空気ダイヤフラム34の較正したオリフィスの直径に依
存する係数である。従って、与えられた直径を有する空気ダイヤフラム34に対
して、測定回路26aの出力22aでの測定信号も管33内の空気流量Qaの値
を示す。
【0031】 空気/ガス比を調整するための、図3に示すシステムは、更に、この技術で知
られているように、その入力44aに温度設定点信号を受ける温度調整器ユニッ
ト43を含む。ボイラ30を起動するとき、またはバーナ29が消えていて付け
ねばならないとき、温度調整器ユニット43がバーナへの点火要求を線45によ
って制御ユニット23へ送り、制御ユニット23は、それが線46によって点火
システム47にバーナ29を点火する命令を送る。温度調整器ユニット43は、
その出力48にその値が入力44に加える温度設定点信号に依る空気流量設定点
信号を出す。温度調整器ユニット43が出した空気流量設定点信号を従来の空気
流量調整器ユニット49へ送り、その調整器は、もう一つの入力に測定回路26
aの出力22aに存在し且つ管33内の空気流量Qaの値を示す補正した測定信
号を受ける。空気流量調整器ユニット49に加えたこの空気流量設定点信号およ
び測定信号に基づいて、前者がその出力51に制御信号を作り、それをファン3
1の回転速度を変えるためにそのモータ32へ送る。従って、モータ32の回転
速度は、ファン31が管33内に生じた空気流量Qaが、温度調整器ユニット4
3が空気流量調整器ユニット49へ送った空気流量設定点に等しいように変る。
られているように、その入力44aに温度設定点信号を受ける温度調整器ユニッ
ト43を含む。ボイラ30を起動するとき、またはバーナ29が消えていて付け
ねばならないとき、温度調整器ユニット43がバーナへの点火要求を線45によ
って制御ユニット23へ送り、制御ユニット23は、それが線46によって点火
システム47にバーナ29を点火する命令を送る。温度調整器ユニット43は、
その出力48にその値が入力44に加える温度設定点信号に依る空気流量設定点
信号を出す。温度調整器ユニット43が出した空気流量設定点信号を従来の空気
流量調整器ユニット49へ送り、その調整器は、もう一つの入力に測定回路26
aの出力22aに存在し且つ管33内の空気流量Qaの値を示す補正した測定信
号を受ける。空気流量調整器ユニット49に加えたこの空気流量設定点信号およ
び測定信号に基づいて、前者がその出力51に制御信号を作り、それをファン3
1の回転速度を変えるためにそのモータ32へ送る。従って、モータ32の回転
速度は、ファン31が管33内に生じた空気流量Qaが、温度調整器ユニット4
3が空気流量調整器ユニット49へ送った空気流量設定点に等しいように変る。
【0032】 他方、図3に示す空気/ガス比調整システムは、更に、一つの入力に、測定回
路26bの出力22bに存在し且つ差圧Pa−Pgを表す補正した測定信号を受
ける、従来の空気/ガス圧力調整器ユニット52を含む。この補正した測定信号
に基づき、空気/ガス圧力調整器ユニット52は、その出力53に、当該技術分
野で知られている方法で、制御信号を作り、それをガス管38内のガス圧Pgを
変えるために比例弁41へ送る。ガス圧Pgは、差圧Pa−Pgが所定の値、例
えば、ゼロ値を有するように、空気/ガス圧力調整器ユニット52によって変え
られる。この場合、空気/ガス圧力調整器ユニット52は、比例弁41にガス圧
Pgが空気圧Paに等しくなるまで、従って、測定回路26bの出力22bに存
在する補正した測定信号の値がゼロに等しくなるまで作用する。ガス圧Pgをそ
れが常に空気圧Paに等しいままであるように変え、その空気圧自体が温度調整
器ユニット43によりおよび空気流量調整器ユニット49により入力44に加え
られる温度設定点の値の関数として変えられる、この圧力調整方式で、次の式に
よって与えられる空気/ガス比が得られる: 空気/ガス比=Qa/Qg=(d)1/2・(Sa/Sg) (3) ここでQaおよびQbは、それぞれ、空気管33内の空気流量およびガス管38
内のガス流量、dはガスの密度,SaおよびSbは、それぞれ、空気ダイヤフラ
ム34の較正したオリフィスの断面積およびガスダイヤフラム39の較正したオ
リフィスの断面積である。式(3)から、空気/ガス比が空気圧Paおよびガス
圧Pgと独立であること、並びにその値が与えられたガスに対し、並びに較正し
たオリフィスが与えられた断面を有する空気およびガスダイヤフラムに対して一
定であることが分る。従って、空気ダイヤフラム34およびガスダイヤフラム3
9の較正したオリフィスのそれぞれの直径を適当に選択することによって、良好
な燃焼を得るために、使用するガスの性質および使用するバーナの型式の関数と
して選択した所定の値を有する空気/ガス比を得ることが可能であり、この空気
/ガス比を、互いに等しく維持する空気圧Paとガス圧Pgの瞬間値に関係なく
、従ってバーナに要求する瞬間出力に関係なく一定に維持する。
路26bの出力22bに存在し且つ差圧Pa−Pgを表す補正した測定信号を受
ける、従来の空気/ガス圧力調整器ユニット52を含む。この補正した測定信号
に基づき、空気/ガス圧力調整器ユニット52は、その出力53に、当該技術分
野で知られている方法で、制御信号を作り、それをガス管38内のガス圧Pgを
変えるために比例弁41へ送る。ガス圧Pgは、差圧Pa−Pgが所定の値、例
えば、ゼロ値を有するように、空気/ガス圧力調整器ユニット52によって変え
られる。この場合、空気/ガス圧力調整器ユニット52は、比例弁41にガス圧
Pgが空気圧Paに等しくなるまで、従って、測定回路26bの出力22bに存
在する補正した測定信号の値がゼロに等しくなるまで作用する。ガス圧Pgをそ
れが常に空気圧Paに等しいままであるように変え、その空気圧自体が温度調整
器ユニット43によりおよび空気流量調整器ユニット49により入力44に加え
られる温度設定点の値の関数として変えられる、この圧力調整方式で、次の式に
よって与えられる空気/ガス比が得られる: 空気/ガス比=Qa/Qg=(d)1/2・(Sa/Sg) (3) ここでQaおよびQbは、それぞれ、空気管33内の空気流量およびガス管38
内のガス流量、dはガスの密度,SaおよびSbは、それぞれ、空気ダイヤフラ
ム34の較正したオリフィスの断面積およびガスダイヤフラム39の較正したオ
リフィスの断面積である。式(3)から、空気/ガス比が空気圧Paおよびガス
圧Pgと独立であること、並びにその値が与えられたガスに対し、並びに較正し
たオリフィスが与えられた断面を有する空気およびガスダイヤフラムに対して一
定であることが分る。従って、空気ダイヤフラム34およびガスダイヤフラム3
9の較正したオリフィスのそれぞれの直径を適当に選択することによって、良好
な燃焼を得るために、使用するガスの性質および使用するバーナの型式の関数と
して選択した所定の値を有する空気/ガス比を得ることが可能であり、この空気
/ガス比を、互いに等しく維持する空気圧Paとガス圧Pgの瞬間値に関係なく
、従ってバーナに要求する瞬間出力に関係なく一定に維持する。
【0033】 やはりこの技術で知られているように、空気/ガス圧力調整器ユニット52は
、ガス圧Pgが空気圧Paに、二つの圧力が互いに常に等しいままであるような
方法ではなく、圧力Pgが圧力Paと、バーナに要求する瞬間出力の関数として
変り得る所定の関係で関係付けられるように隷属する。例えば、与えられたバー
ナがこのバーナに要求される瞬間出力に関係なく良好な燃焼を得るためにバーナ
の最小出力と最大出力の間で所定の様式で変る空気/ガス比を要求するかも知れ
ない。バーナを与えられた出力で起動するときに、その点火を容易にするために
、点火中特別の空気/ガス比を有することが必要なこともある。例えば、バーナ
を起動するために要する数秒間空気/ガス混合気の濃厚さを増すことが必要なこ
とがある。このため、この空気/ガス圧力調整器ユニットを、必要な空気/ガス
比を、例えば、バーナに要求される瞬間出力の関数としておよび/またはバーナ
を点火するとき数秒間得るために、ガス圧Pgを変えるように設計することがで
きる。
、ガス圧Pgが空気圧Paに、二つの圧力が互いに常に等しいままであるような
方法ではなく、圧力Pgが圧力Paと、バーナに要求する瞬間出力の関数として
変り得る所定の関係で関係付けられるように隷属する。例えば、与えられたバー
ナがこのバーナに要求される瞬間出力に関係なく良好な燃焼を得るためにバーナ
の最小出力と最大出力の間で所定の様式で変る空気/ガス比を要求するかも知れ
ない。バーナを与えられた出力で起動するときに、その点火を容易にするために
、点火中特別の空気/ガス比を有することが必要なこともある。例えば、バーナ
を起動するために要する数秒間空気/ガス混合気の濃厚さを増すことが必要なこ
とがある。このため、この空気/ガス圧力調整器ユニットを、必要な空気/ガス
比を、例えば、バーナに要求される瞬間出力の関数としておよび/またはバーナ
を点火するとき数秒間得るために、ガス圧Pgを変えるように設計することがで
きる。
【0034】 図4は、二つの差圧センサを構成するために単一の較正したスロットリングオ
リフィスと単一2チャンネル弁を含む、バーナの空気/ガス比を調整するための
システムの第2実施例を示す。図4で、この空気/ガス比調整器システムの部品
で図3に示す空気/ガス比調整器システムのものと同じかまたは同じ機能を有す
るものは同じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図4に示す空気/ガス比調
整器システムは、図3に示すものと、共通圧力ポート4にある一つの較正したス
ロットリングオリフィス27だけと一つの2チャンネル弁28だけしか含まない
点で本質的に異なる。弁28の二つのチャンネルの一つをセンサ1aおよび1b
の入口オリフィス2aおよび2bに直接接続し、較正したスロットリングオリフ
ィス27を介して圧力ポート4へ接続する。弁28の他のチャンネルは、空気ダ
イヤフラム34の下流の空気管33に結合した、圧力が圧力Pmに等しい圧力ポ
ート54に接続する。圧力ポート54に接続する代りに、弁28を圧力ポート9
aか若しくは混合器36に結合した圧力ポート54’に、またはダイヤフラム3
9の下流のガス管38に結合した圧力ポート54”にさえ接続しても、使用中、
これら全ての場所の圧力が圧力Pmに等しければ、同様によい。
リフィスと単一2チャンネル弁を含む、バーナの空気/ガス比を調整するための
システムの第2実施例を示す。図4で、この空気/ガス比調整器システムの部品
で図3に示す空気/ガス比調整器システムのものと同じかまたは同じ機能を有す
るものは同じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図4に示す空気/ガス比調
整器システムは、図3に示すものと、共通圧力ポート4にある一つの較正したス
ロットリングオリフィス27だけと一つの2チャンネル弁28だけしか含まない
点で本質的に異なる。弁28の二つのチャンネルの一つをセンサ1aおよび1b
の入口オリフィス2aおよび2bに直接接続し、較正したスロットリングオリフ
ィス27を介して圧力ポート4へ接続する。弁28の他のチャンネルは、空気ダ
イヤフラム34の下流の空気管33に結合した、圧力が圧力Pmに等しい圧力ポ
ート54に接続する。圧力ポート54に接続する代りに、弁28を圧力ポート9
aか若しくは混合器36に結合した圧力ポート54’に、またはダイヤフラム3
9の下流のガス管38に結合した圧力ポート54”にさえ接続しても、使用中、
これら全ての場所の圧力が圧力Pmに等しければ、同様によい。
【0035】 上に説明した構成で、弁28を開いたとき、圧力Pmが圧力ポート54および
弁28を介して圧力センサ1aおよび1bのオリフィス2aおよび2bに掛る。
この時、圧力Pmは、圧力ポート9aを介してセンサ1aの入口オリフィス3a
にも掛る。もし、比例弁41がこの時少なくとも部分的に開いていれば、圧力P
gが圧力ポート9bを介してセンサ1bの入口オリフィス3bに掛る。他方、も
し比例弁41がこの時閉じていれば、ガスダイヤフラム39を通るガス流がなく
、従って圧力Pbが圧力Pmに等しく、これは圧力ポート9bを介してセンサ1
bの入口オリフィス3bに掛る圧力である。従って、二つのセンサ1aおよび1
bのゼロ点を設定するためには、制御ユニット23が適当な命令を線24に出す
ことによって弁28を一時的に開かねばならず、同時に、それは線55によって
適当な命令を送ることによって比例弁41を閉じねばならないことが分る。勿論
、制御ユニット23は、この時、線25aおよび25bを介して、測定回路26
aおよび26bへ制御信号も送って、それらがセンサ1aおよび1bの測定誤差
をそれらぞれぞれのメモリ(図2に示すメモリ17に相当する)に記憶するよう
にしなければならない。他方、もしセンサ1aのゼロ点だけを設定すべきなら、
制御回路23が弁41を閉じずに、弁28を一時的に閉じるように命令し、同時
に測定回路26aにそのメモリにセンサ1aの測定誤差を記憶するように命令す
れば十分である。しかし、この後者の場合、制御ユニット23は、線25bによ
って測定回路26bへ何も信号を送ってはならない。さもなければ、後者がその
メモリ(17)に差圧Pm−Pgの相当する信号を測定誤差信号として間違って
記憶するからである。
弁28を介して圧力センサ1aおよび1bのオリフィス2aおよび2bに掛る。
この時、圧力Pmは、圧力ポート9aを介してセンサ1aの入口オリフィス3a
にも掛る。もし、比例弁41がこの時少なくとも部分的に開いていれば、圧力P
gが圧力ポート9bを介してセンサ1bの入口オリフィス3bに掛る。他方、も
し比例弁41がこの時閉じていれば、ガスダイヤフラム39を通るガス流がなく
、従って圧力Pbが圧力Pmに等しく、これは圧力ポート9bを介してセンサ1
bの入口オリフィス3bに掛る圧力である。従って、二つのセンサ1aおよび1
bのゼロ点を設定するためには、制御ユニット23が適当な命令を線24に出す
ことによって弁28を一時的に開かねばならず、同時に、それは線55によって
適当な命令を送ることによって比例弁41を閉じねばならないことが分る。勿論
、制御ユニット23は、この時、線25aおよび25bを介して、測定回路26
aおよび26bへ制御信号も送って、それらがセンサ1aおよび1bの測定誤差
をそれらぞれぞれのメモリ(図2に示すメモリ17に相当する)に記憶するよう
にしなければならない。他方、もしセンサ1aのゼロ点だけを設定すべきなら、
制御回路23が弁41を閉じずに、弁28を一時的に閉じるように命令し、同時
に測定回路26aにそのメモリにセンサ1aの測定誤差を記憶するように命令す
れば十分である。しかし、この後者の場合、制御ユニット23は、線25bによ
って測定回路26bへ何も信号を送ってはならない。さもなければ、後者がその
メモリ(17)に差圧Pm−Pgの相当する信号を測定誤差信号として間違って
記憶するからである。
【0036】 その上重要なことには、比例弁41が開き、弁28が閉じるとき、センサ1a
が差圧Pa−Pmを測定し、センサ1bが差圧Pa−Pgを測定する。これらの
条件の下で、図4に示すシステムは、図3に示すものと同じ方法で作用し、バー
ナ29の空気/ガス比を調整する。
が差圧Pa−Pmを測定し、センサ1bが差圧Pa−Pgを測定する。これらの
条件の下で、図4に示すシステムは、図3に示すものと同じ方法で作用し、バー
ナ29の空気/ガス比を調整する。
【0037】 図5は、図4に示す空気/ガス比調整器システムの実施例を示す。図5で、こ
の装置の部品で図4に示す装置のものと同じかまたは同じ機能を有するものは同
じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図5に示すシステムは、図4に示すも
のと、図4の実施例では圧力ポート54に接続した、弁28の二つのチャンネル
の一つを今度はセンサ1bの入口オリフィス3bおよび圧力ポート9bに接続す
る点で異なる。これらの条件の下で、ガス圧Pgを、圧力ポート9bを介してセ
ンサ1bの入口オリフィス3bに直接掛け、および弁28を開いたとき、この弁
および管11bを介して、センサ1bの入口オリフィス2bにおよびセンサ1a
の入口オリフィス2aに掛ける。もし、弁28が開いたとき、比例弁41が閉じ
ていれば、ガス管38にガス流はなく、ガス圧Pgが圧力Pmに等しい。これら
の条件の下で、圧力Pmをセンサ1aの二つの入口オリフィス2aおよび3aに
並びにセンサ1bの二つの入口オリフィス2bおよび3bに掛ける。従って、制
御ユニット23に線24によって制御信号を規則的間隔で送らせて弁28を瞬間
的に開き、および同時に線55によって制御信号を送らせて比例弁41を閉じ、
並びにそれが線25aおよび25bによって制御信号を送って、測定回路26a
および26bがセンサ1aおよび1bによって生じた測定誤差がもしあればそれ
をそれらぞれぞれのメモリ(図2に示すメモリ17に相当する)に記憶するよう
にすることによって、二つのセンサ1aおよび1bのゼロ点設定が可能である。
他方、もしセンサ1bのゼロ点だけを設定すべきなら、制御回路23が線24を
介して弁28を開放するよう命令し、線25bを介してセンサ1bの測定誤差を
記憶するよう命令すれば十分である。この場合、制御ユニット23は、線25a
によって測定回路26aへ何も信号を送ってはならない。何故なら、弁28を開
いたときこのセンサの入口オリフィス2aおよび3aにそれぞれ掛る圧力Pgお
よびPmの間の差が測定回路26aのメモリ(17)に測定誤差信号として記憶
されるからである。
の装置の部品で図4に示す装置のものと同じかまたは同じ機能を有するものは同
じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図5に示すシステムは、図4に示すも
のと、図4の実施例では圧力ポート54に接続した、弁28の二つのチャンネル
の一つを今度はセンサ1bの入口オリフィス3bおよび圧力ポート9bに接続す
る点で異なる。これらの条件の下で、ガス圧Pgを、圧力ポート9bを介してセ
ンサ1bの入口オリフィス3bに直接掛け、および弁28を開いたとき、この弁
および管11bを介して、センサ1bの入口オリフィス2bにおよびセンサ1a
の入口オリフィス2aに掛ける。もし、弁28が開いたとき、比例弁41が閉じ
ていれば、ガス管38にガス流はなく、ガス圧Pgが圧力Pmに等しい。これら
の条件の下で、圧力Pmをセンサ1aの二つの入口オリフィス2aおよび3aに
並びにセンサ1bの二つの入口オリフィス2bおよび3bに掛ける。従って、制
御ユニット23に線24によって制御信号を規則的間隔で送らせて弁28を瞬間
的に開き、および同時に線55によって制御信号を送らせて比例弁41を閉じ、
並びにそれが線25aおよび25bによって制御信号を送って、測定回路26a
および26bがセンサ1aおよび1bによって生じた測定誤差がもしあればそれ
をそれらぞれぞれのメモリ(図2に示すメモリ17に相当する)に記憶するよう
にすることによって、二つのセンサ1aおよび1bのゼロ点設定が可能である。
他方、もしセンサ1bのゼロ点だけを設定すべきなら、制御回路23が線24を
介して弁28を開放するよう命令し、線25bを介してセンサ1bの測定誤差を
記憶するよう命令すれば十分である。この場合、制御ユニット23は、線25a
によって測定回路26aへ何も信号を送ってはならない。何故なら、弁28を開
いたときこのセンサの入口オリフィス2aおよび3aにそれぞれ掛る圧力Pgお
よびPmの間の差が測定回路26aのメモリ(17)に測定誤差信号として記憶
されるからである。
【0038】 その上重要なことには、比例弁41が開き、弁28が閉じるとき、センサ1a
が差圧Pa−Pmを測定し、センサ1bが差圧Pa−Pgを測定する。これらの
条件の下で、図5に示すシステムは、図3および図4に示すものと同じ方法で作
用し、バーナ29の空気/ガス比を調整する。
が差圧Pa−Pmを測定し、センサ1bが差圧Pa−Pgを測定する。これらの
条件の下で、図5に示すシステムは、図3および図4に示すものと同じ方法で作
用し、バーナ29の空気/ガス比を調整する。
【0039】 図6は、ボイラのバーナの空気/ガス比を調整するためのシステムの好適実施
例を示す。この実施例には、差圧Pa−Pmおよび差圧Pa−Pgを測定するた
めの差圧測定システム42が一つしかない。図6で、先の実施例のものと同じか
または同じ機能を有する部品は同じ参照番号で示し、再び詳細には説明しない。
図6を参照して、センサ1の入口オリフィス2を空気ダイヤフラム34の上流の
空気管33に結合した圧力ポート4に接続する。センサ1の入口オリフィス3は
、ガスダイヤフラム39の上流のガス管38に結合した圧力ポート9に接続し、
較正したスロットリングオリフィス27が図3に示す実施例のように圧力ポート
9の中にある。2チャンネル弁28の一つのチャンネルを圧力ポート4へおよび
センサ1の入口オリフィス2へ接続する。弁28の他のチャンネルは、管11を
介してセンサ1の入口オリフィスへおよびもう一つの2チャンネル弁56の二つ
のチャンネルの一つへ接続し、後者の弁の他のチャンネルは、圧力ポート57へ
接続し、そこでの圧力は圧力Pmに等しい。図示の実施例では、圧力ポート57
を混合器36に接続するが、空気ダイヤフラム34の下流の空気管33にまたは
ガスダイヤフラム39の下流のガス管38に接続してもよい。制御ユニット23
は、線58を介して弁56を制御する。
例を示す。この実施例には、差圧Pa−Pmおよび差圧Pa−Pgを測定するた
めの差圧測定システム42が一つしかない。図6で、先の実施例のものと同じか
または同じ機能を有する部品は同じ参照番号で示し、再び詳細には説明しない。
図6を参照して、センサ1の入口オリフィス2を空気ダイヤフラム34の上流の
空気管33に結合した圧力ポート4に接続する。センサ1の入口オリフィス3は
、ガスダイヤフラム39の上流のガス管38に結合した圧力ポート9に接続し、
較正したスロットリングオリフィス27が図3に示す実施例のように圧力ポート
9の中にある。2チャンネル弁28の一つのチャンネルを圧力ポート4へおよび
センサ1の入口オリフィス2へ接続する。弁28の他のチャンネルは、管11を
介してセンサ1の入口オリフィスへおよびもう一つの2チャンネル弁56の二つ
のチャンネルの一つへ接続し、後者の弁の他のチャンネルは、圧力ポート57へ
接続し、そこでの圧力は圧力Pmに等しい。図示の実施例では、圧力ポート57
を混合器36に接続するが、空気ダイヤフラム34の下流の空気管33にまたは
ガスダイヤフラム39の下流のガス管38に接続してもよい。制御ユニット23
は、線58を介して弁56を制御する。
【0040】 測定回路26の出力22をスイッチ手段59の入力に接続し、その第1出力を
線61によって空気流量調整器ユニット49に接続し、その第2出力を線62に
よってガス圧調整器ユニット52に接続する。
線61によって空気流量調整器ユニット49に接続し、その第2出力を線62に
よってガス圧調整器ユニット52に接続する。
【0041】 制御ユニット23は、線63によってスイッチング手段59の制御入力に接続
する。この線63上の制御信号の状態に依って、測定回路26の出力22に存在
する測定信号をスイッチング手段59によって線61を介して空気流量調整器ユ
ニット59へか、または線62を介して空気/ガス圧調整器ユニット52へ導く
。
する。この線63上の制御信号の状態に依って、測定回路26の出力22に存在
する測定信号をスイッチング手段59によって線61を介して空気流量調整器ユ
ニット59へか、または線62を介して空気/ガス圧調整器ユニット52へ導く
。
【0042】 空気流量調整器ユニット49の出力51は、線65を介して制御ユニット23
によって制御されるサンプルおよびホールド回路64を介してモータ32に接続
するのが好ましい。同様に、空気/ガス圧調整器ユニット52の出力53は、線
67を介して制御ユニット23によって制御されるサンプルおよびホールド回路
66を介して比例弁41に接続する。
によって制御されるサンプルおよびホールド回路64を介してモータ32に接続
するのが好ましい。同様に、空気/ガス圧調整器ユニット52の出力53は、線
67を介して制御ユニット23によって制御されるサンプルおよびホールド回路
66を介して比例弁41に接続する。
【0043】 もし、空気流量調整器ユニット49および空気/ガス圧調整器ユニット52が
、それぞれ、モータ32および比例弁41を制御するためにそれらぞれぞれの出
力51および53に可変電圧を出すならば、二つのサンプルおよびホールド回路
66および66の各々は、図7に示す種類のものでよい。各サンプルおよびホー
ルド回路66または66は、電子スイッチ69によって、コンデンサCの一方の
側に接続された入力68を有し、コンデンサの他方の側はアースに接続され、お
よび高入力インピーダンスの増幅器71の入力に接続され、その増幅器の出力が
このサンプルおよびホールド回路の出力を形成し、モータ32にまたは比例弁4
1に接続されている。電子スイッチ69は、線65または67を介して制御ユニ
ット23によって制御される。スイッチ69が閉じると、空気流量調整器ユニッ
ト49が、または空気/ガス圧調整器ユニット52が入力68へ出した制御信号
、例えば、制御電圧をコンデンサCに記憶し、増幅器71によって出力72へ、
およびそこからモータ32にまたは比例弁41へ伝える。スイッチ69が開くと
、コンデンサCに記憶した制御信号を増幅器71の高入力インピーダンスのため
にこのコンデンサによって保持し、従ってその入力68の状態に関係なくこのサ
ンプルおよびホールド回路の出力72に存在し続ける。
、それぞれ、モータ32および比例弁41を制御するためにそれらぞれぞれの出
力51および53に可変電圧を出すならば、二つのサンプルおよびホールド回路
66および66の各々は、図7に示す種類のものでよい。各サンプルおよびホー
ルド回路66または66は、電子スイッチ69によって、コンデンサCの一方の
側に接続された入力68を有し、コンデンサの他方の側はアースに接続され、お
よび高入力インピーダンスの増幅器71の入力に接続され、その増幅器の出力が
このサンプルおよびホールド回路の出力を形成し、モータ32にまたは比例弁4
1に接続されている。電子スイッチ69は、線65または67を介して制御ユニ
ット23によって制御される。スイッチ69が閉じると、空気流量調整器ユニッ
ト49が、または空気/ガス圧調整器ユニット52が入力68へ出した制御信号
、例えば、制御電圧をコンデンサCに記憶し、増幅器71によって出力72へ、
およびそこからモータ32にまたは比例弁41へ伝える。スイッチ69が開くと
、コンデンサCに記憶した制御信号を増幅器71の高入力インピーダンスのため
にこのコンデンサによって保持し、従ってその入力68の状態に関係なくこのサ
ンプルおよびホールド回路の出力72に存在し続ける。
【0044】 再び図6を参照すると、弁56が閉じ、弁28が一時的に開くとき、圧力Pa
が圧力ポート4を介してセンサ1の入口オリフィス2に、および弁28および管
11を介して上記センサの入口オリフィス31に掛ることが分る。これらの条件
の下で、次にセンサ1の出力12に存在する測定誤差が、もしあれば、それを、
線25によって制御ユニット23が送る適当な命令を使って、測定回路26のメ
モリ(17)に記憶することによってセンサ1のゼロ点を設定することが可能で
ある。弁28が閉じ、弁56が一時的に開くとき、圧力Paが圧力ポート4を介
してセンサ1の入口オリフィス2に掛り、および圧力Pmが圧力ポート57、弁
56および管11を介してセンサ1の入口オリフィス3に掛る。これらの条件の
下で、センサ1が差圧Pa−Pmを測定し、測定回路26がその出力22に空気
管33内の空気流量の値を表す補正した測定信号を提供する。この時、制御ユニ
ット23が線63によって適当な命令を送ってスイッチング手段59に測定回路
26の出力22を空気流量調整器ユニット49に接続させる。これと同時に、制
御ユニット23は、線65によってサンプルおよびホールド回路64にそのスイ
ッチ69を閉じるような命令を送る。もし、測定した空気流量値がその時温度調
整器ユニット43が空気流量調整器ユニット49へ出した設定点値と一致しなけ
れば、後者は、その出力51から新しい制御信号、例えば、新しい値をもつ制御
電圧を送り、これをサンプルおよびホールド回路64のコンデンサCに記憶し、
モータ32に伝えてその速度をファン31が発生する空気流量が空気流量設定点
と等しくなるまで修正する。空気流量の測定値が空気流量設定点値に達したとき
、制御ユニットは、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開くよう
に命令できる。
が圧力ポート4を介してセンサ1の入口オリフィス2に、および弁28および管
11を介して上記センサの入口オリフィス31に掛ることが分る。これらの条件
の下で、次にセンサ1の出力12に存在する測定誤差が、もしあれば、それを、
線25によって制御ユニット23が送る適当な命令を使って、測定回路26のメ
モリ(17)に記憶することによってセンサ1のゼロ点を設定することが可能で
ある。弁28が閉じ、弁56が一時的に開くとき、圧力Paが圧力ポート4を介
してセンサ1の入口オリフィス2に掛り、および圧力Pmが圧力ポート57、弁
56および管11を介してセンサ1の入口オリフィス3に掛る。これらの条件の
下で、センサ1が差圧Pa−Pmを測定し、測定回路26がその出力22に空気
管33内の空気流量の値を表す補正した測定信号を提供する。この時、制御ユニ
ット23が線63によって適当な命令を送ってスイッチング手段59に測定回路
26の出力22を空気流量調整器ユニット49に接続させる。これと同時に、制
御ユニット23は、線65によってサンプルおよびホールド回路64にそのスイ
ッチ69を閉じるような命令を送る。もし、測定した空気流量値がその時温度調
整器ユニット43が空気流量調整器ユニット49へ出した設定点値と一致しなけ
れば、後者は、その出力51から新しい制御信号、例えば、新しい値をもつ制御
電圧を送り、これをサンプルおよびホールド回路64のコンデンサCに記憶し、
モータ32に伝えてその速度をファン31が発生する空気流量が空気流量設定点
と等しくなるまで修正する。空気流量の測定値が空気流量設定点値に達したとき
、制御ユニットは、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開くよう
に命令できる。
【0045】 二つの弁28および56が閉じたき、圧力Paは、圧力ポート4を介してセン
サ1の入口オリフィス2に掛り、圧力Pgは、圧力ポート9および較正したスロ
ットリングオリフィス27を介してセンサ1の入口オリフィス3に掛る。これら
の条件の下で、センサ1は、差圧Pa−Pgを測定し、測定回路26がその出力
22にこの差圧を表す補正した測定信号を提供する。この時、制御ユニット23
が線63によって適当な命令を送って測定回路26の出力22をスイッチング手
段59を介して空気/ガス圧力調整器ユニット52に接続させる。同時に、制御
ユニット23は、サンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じるよう
に命令する。もし、圧力Pgがこの時要求される値でなければ、例えば、それが
圧力Paと等しくなければ、空気/ガス圧力調整器ユニット52がその出力53
に新しい制御信号、例えば、新しい値をもつ制御電圧を生じ、それをサンプルお
よびホールド回路66のコンデンサCに記憶し、比例弁41に伝えて圧力Pgを
要求される値の方へ変える。圧力Pgを要求される値に達したとき、制御ユニッ
ト23は、サンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を開くように命令で
きる。
サ1の入口オリフィス2に掛り、圧力Pgは、圧力ポート9および較正したスロ
ットリングオリフィス27を介してセンサ1の入口オリフィス3に掛る。これら
の条件の下で、センサ1は、差圧Pa−Pgを測定し、測定回路26がその出力
22にこの差圧を表す補正した測定信号を提供する。この時、制御ユニット23
が線63によって適当な命令を送って測定回路26の出力22をスイッチング手
段59を介して空気/ガス圧力調整器ユニット52に接続させる。同時に、制御
ユニット23は、サンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じるよう
に命令する。もし、圧力Pgがこの時要求される値でなければ、例えば、それが
圧力Paと等しくなければ、空気/ガス圧力調整器ユニット52がその出力53
に新しい制御信号、例えば、新しい値をもつ制御電圧を生じ、それをサンプルお
よびホールド回路66のコンデンサCに記憶し、比例弁41に伝えて圧力Pgを
要求される値の方へ変える。圧力Pgを要求される値に達したとき、制御ユニッ
ト23は、サンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を開くように命令で
きる。
【0046】 図6に示すシステムの制御ユニット23が出す典型的命令順序を次に説明する
。温度調整器ユニット43が制御ユニット23へバーナ点火要求を送るとき、こ
の制御ユニットは、弁56を閉じ、弁28を開いて、制御信号を測定回路26へ
送り、それがセンサ1の出力12に測定誤差が、もしあれば、それをそのメモリ
(17)に記憶することによって圧力センサ1のゼロ点を設定する。
。温度調整器ユニット43が制御ユニット23へバーナ点火要求を送るとき、こ
の制御ユニットは、弁56を閉じ、弁28を開いて、制御信号を測定回路26へ
送り、それがセンサ1の出力12に測定誤差が、もしあれば、それをそのメモリ
(17)に記憶することによって圧力センサ1のゼロ点を設定する。
【0047】 制御ユニット23は、次に弁28を閉じ、弁56を開いてセンサ1が空気管3
3内の空気流量を測定できるようにする。同時に、制御ユニット23は、スイッ
チング手段59に測定回路26の出力に存在する測定信号を空気流量調整器ユニ
ット49へ送らせ、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を閉じて調
整器ユニット49が温度調整器ユニット43によって与えられた設定点に従って
管33内の空気流量を変えるようにする。この空気流量が設定点値に達したとき
、制御ユニット23は、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開く
ことによってモータ32へ送る制御信号を遮断し、弁56を閉じ(弁28はこの
時既に閉じている)、センサ1が差圧Pa−Pgを測定できるようにする。同時
に、制御ユニット23は、スイッチング手段59に測定回路26の出力22に存
在する測定信号を空気/ガス圧力調整器ユニット52へ送らせ、サンプルおよび
ホールド回路66のスイッチ69を閉じて空気/ガス圧力調整器ユニット52の
出力53の存在する制御信号が比例弁41にガス圧Pgを、例えば、それが空気
圧Paと等しくなるように、変えさせるようにする。
3内の空気流量を測定できるようにする。同時に、制御ユニット23は、スイッ
チング手段59に測定回路26の出力に存在する測定信号を空気流量調整器ユニ
ット49へ送らせ、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を閉じて調
整器ユニット49が温度調整器ユニット43によって与えられた設定点に従って
管33内の空気流量を変えるようにする。この空気流量が設定点値に達したとき
、制御ユニット23は、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開く
ことによってモータ32へ送る制御信号を遮断し、弁56を閉じ(弁28はこの
時既に閉じている)、センサ1が差圧Pa−Pgを測定できるようにする。同時
に、制御ユニット23は、スイッチング手段59に測定回路26の出力22に存
在する測定信号を空気/ガス圧力調整器ユニット52へ送らせ、サンプルおよび
ホールド回路66のスイッチ69を閉じて空気/ガス圧力調整器ユニット52の
出力53の存在する制御信号が比例弁41にガス圧Pgを、例えば、それが空気
圧Paと等しくなるように、変えさせるようにする。
【0048】 規則的間隔で、例えば、10秒毎に、制御ユニット23がサンプルおよびホー
ルド回路66のスイッチ69を開き、弁28を閉じ、弁56を開きスイッチング
手段59に測定回路26の出力信号を空気流量調整器ユニット49へ送らせ、並
びにサンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を、例えば、1秒間閉じる
。これらの条件の下で、調整器ユニット49がモータ32の速度を、もし必要な
ら、空気管33内の空気流量が温度調整器ユニット43によって発生した空気流
量設定点値と等しくなるまで変える。
ルド回路66のスイッチ69を開き、弁28を閉じ、弁56を開きスイッチング
手段59に測定回路26の出力信号を空気流量調整器ユニット49へ送らせ、並
びにサンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を、例えば、1秒間閉じる
。これらの条件の下で、調整器ユニット49がモータ32の速度を、もし必要な
ら、空気管33内の空気流量が温度調整器ユニット43によって発生した空気流
量設定点値と等しくなるまで変える。
【0049】 次に、制御ユニット23は、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69
を開き、二つの弁28および56を閉じ、スイッチング手段59に測定回路26
の出力信号を空気/ガス圧力調整器ユニット52へ送らせ、並びにサンプルおよ
びホールド回路66のスイッチ69を閉じることによってこの空気/ガス比調整
器システムを空気/ガス圧力調整に相当する状態に置く。これらの条件の下で、
調整器ユニット52は、比例弁41に作用してガス圧Pgを空気圧Paに対して
所定の関係、例えば、Pg=Paに維持する。規則的間隔で、例えば1分毎に、
制御ユニット23は、二つのサンプルおよびホールド回路64および66のスイ
ッチ69を開き、もし必要なら、弁56を閉じ、弁28を一時的に、例えば1秒
間開き、並びに測定回路26にセンサ1の出力12に測定誤差が、もしあれば、
それをそのメモリ(17)に記憶させることによって、圧力センサ1のゼロ点の
設定を命令する。
を開き、二つの弁28および56を閉じ、スイッチング手段59に測定回路26
の出力信号を空気/ガス圧力調整器ユニット52へ送らせ、並びにサンプルおよ
びホールド回路66のスイッチ69を閉じることによってこの空気/ガス比調整
器システムを空気/ガス圧力調整に相当する状態に置く。これらの条件の下で、
調整器ユニット52は、比例弁41に作用してガス圧Pgを空気圧Paに対して
所定の関係、例えば、Pg=Paに維持する。規則的間隔で、例えば1分毎に、
制御ユニット23は、二つのサンプルおよびホールド回路64および66のスイ
ッチ69を開き、もし必要なら、弁56を閉じ、弁28を一時的に、例えば1秒
間開き、並びに測定回路26にセンサ1の出力12に測定誤差が、もしあれば、
それをそのメモリ(17)に記憶させることによって、圧力センサ1のゼロ点の
設定を命令する。
【0050】 図8は、バーナの空気/ガス比を調整するためのシステムの好適実施例の変形
を構成する実施例を示す。この変形も差圧測定システムを一つしか含まない。
を構成する実施例を示す。この変形も差圧測定システムを一つしか含まない。
【0051】 図8で、このシステムの部品で図6に示すシステムのものと同じかまたは同じ
機能を有するものは同じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図8に示すシス
テムは、図6に示すものと、単一差圧センサ1の入口オリフィス2を較正したス
ロットリングオリフィス27を介して圧力ポート4におよび弁56を介してガス
管の圧力ポート57に接続し、上記センサ1の入口オリフィス3を混合器36の
圧力ポート9に直接接続し、そこでの圧力が圧力Pmに等しい点で異なる。また
、スイッチング手段59の出力を線61によって空気流量調整ユニット49に、
並びに線73によってもう一つのサンプルおよびホールド回路74に接続し、そ
のサンプルおよびホールド回路は、サンプルおよびホールド回路64および66
(図7参照)と同じものでもよく、線75を介して制御ユニット23によって制
御する。
機能を有するものは同じ参照番号で示し、詳細な説明はしない。図8に示すシス
テムは、図6に示すものと、単一差圧センサ1の入口オリフィス2を較正したス
ロットリングオリフィス27を介して圧力ポート4におよび弁56を介してガス
管の圧力ポート57に接続し、上記センサ1の入口オリフィス3を混合器36の
圧力ポート9に直接接続し、そこでの圧力が圧力Pmに等しい点で異なる。また
、スイッチング手段59の出力を線61によって空気流量調整ユニット49に、
並びに線73によってもう一つのサンプルおよびホールド回路74に接続し、そ
のサンプルおよびホールド回路は、サンプルおよびホールド回路64および66
(図7参照)と同じものでもよく、線75を介して制御ユニット23によって制
御する。
【0052】 図8に示す構成で、弁56を閉じ、制御ユニット23が弁28を一時的に開い
たとき、センサ1の二つの入口オリフィス2および3が同じ圧力Pmである。こ
れらの条件の下で、センサ1のゼロ点を先の実施例に対して上に説明したのと同
じ方法で設定できる。
たとき、センサ1の二つの入口オリフィス2および3が同じ圧力Pmである。こ
れらの条件の下で、センサ1のゼロ点を先の実施例に対して上に説明したのと同
じ方法で設定できる。
【0053】 二つの弁28および56を閉じたとき、センサ1の入口オリフィス2および3
は、それぞれ、圧力Paおよび圧力Pmにあり、従ってセンサ1は、差圧Pa−
Pmを測定し、それで空気管33内の空気流量を示す。これらの条件の下で、も
しスイッチング手段59がこの時測定回路26の出力22に存在する測定信号を
空気流量調整器ユニット49へ送るならば、後者は、モータ32の速度を、もし
必要なら、空気管33内の空気流量が温度調整器ユニット43によって空気流量
調整器ユニット49へ供給された空気流量設定点と等しくなるまで、図6に示す
実施例に対して上に説明したのと同じ方法で変えることができる。しかし、図8
に示す実施例では、測定回路26の出力22に存在し且つ空気流量を示す測定信
号がスイッチング手段59および線73を介してサンプルおよびホールド回路7
4へも送られ、そこに記憶され、線76によって調整器ユニット52の他の入力
へ送られる。
は、それぞれ、圧力Paおよび圧力Pmにあり、従ってセンサ1は、差圧Pa−
Pmを測定し、それで空気管33内の空気流量を示す。これらの条件の下で、も
しスイッチング手段59がこの時測定回路26の出力22に存在する測定信号を
空気流量調整器ユニット49へ送るならば、後者は、モータ32の速度を、もし
必要なら、空気管33内の空気流量が温度調整器ユニット43によって空気流量
調整器ユニット49へ供給された空気流量設定点と等しくなるまで、図6に示す
実施例に対して上に説明したのと同じ方法で変えることができる。しかし、図8
に示す実施例では、測定回路26の出力22に存在し且つ空気流量を示す測定信
号がスイッチング手段59および線73を介してサンプルおよびホールド回路7
4へも送られ、そこに記憶され、線76によって調整器ユニット52の他の入力
へ送られる。
【0054】 弁28を閉じ、弁56を一時的に開いたとき、センサ1の入口オリフィス2お
よび3は、それぞれ、圧力Pgおよび圧力Pmにある。従って、センサ1が差圧
Pg−Pmを測定し、それは、特定のガスダイヤフラム39に対し、次の式に従
ってガス管38内のガス流量Qgを示す: Pg−Pm=Kg・Qg2 (2) ここでKgは、特に使用するガスの密度および空気ダイヤフラム39の較正した
オリフィスの直径に依存する係数である。これらの条件の下で、測定回路26の
出力22に存在する測定信号がガス管38内のガスの流量を示す。もしこの時、
制御ユニット23がスイッチング手段59にその信号を線62を介して調整器ユ
ニット52へ送らせるならば、後者はその入力に、それぞれの線76および62
を介して、その値が管33内の空気流量を示す信号、およびその値が管38内の
流量を示す信号を受ける。この場合、調整器52をガス流量調整器ユニットと称
し、即ち、それは比例弁41に比Qa/Qg、即ち空気/ガス比が所定の値であ
るようにガス流量Qgを変えさせる。
よび3は、それぞれ、圧力Pgおよび圧力Pmにある。従って、センサ1が差圧
Pg−Pmを測定し、それは、特定のガスダイヤフラム39に対し、次の式に従
ってガス管38内のガス流量Qgを示す: Pg−Pm=Kg・Qg2 (2) ここでKgは、特に使用するガスの密度および空気ダイヤフラム39の較正した
オリフィスの直径に依存する係数である。これらの条件の下で、測定回路26の
出力22に存在する測定信号がガス管38内のガスの流量を示す。もしこの時、
制御ユニット23がスイッチング手段59にその信号を線62を介して調整器ユ
ニット52へ送らせるならば、後者はその入力に、それぞれの線76および62
を介して、その値が管33内の空気流量を示す信号、およびその値が管38内の
流量を示す信号を受ける。この場合、調整器52をガス流量調整器ユニットと称
し、即ち、それは比例弁41に比Qa/Qg、即ち空気/ガス比が所定の値であ
るようにガス流量Qgを変えさせる。
【0055】 温度調整器ユニット43が制御ユニット23へバーナ点火要求を送るとき、ユ
ニット23が命令する操作順序は次の通りでもよい:
ニット23が命令する操作順序は次の通りでもよい:
【0056】 まず第一に、制御ユニット23は、弁56が開いていれば閉じ、弁28を一時
的に開き、制御信号を線25を介して測定回路26へ送って、この時センサ1の
出力12に測定誤差が、もしあれば、それをそのメモリ(17)に記憶するよう
にすることによって圧力センサ1のゼロ点を設定する。
的に開き、制御信号を線25を介して測定回路26へ送って、この時センサ1の
出力12に測定誤差が、もしあれば、それをそのメモリ(17)に記憶するよう
にすることによって圧力センサ1のゼロ点を設定する。
【0057】 制御ユニット23は、次に弁28を閉じ、このスイッチング手段に作用してそ
れらが測定回路26の出力22を空気流量調整器ユニット49へ並びにサンプル
およびホールド回路74へ接続するようにし、サンプルおよびホールド回路74
のスイッチ69を閉じ、並びにサンプルおよびホールド回路64のスイッチ69
を閉じて、調整器ユニット49が空気管33内の空気流量をそれが温度調整器ユ
ニット43の出した空気流量設定点値に等しくなるまで変えるようにする。
れらが測定回路26の出力22を空気流量調整器ユニット49へ並びにサンプル
およびホールド回路74へ接続するようにし、サンプルおよびホールド回路74
のスイッチ69を閉じ、並びにサンプルおよびホールド回路64のスイッチ69
を閉じて、調整器ユニット49が空気管33内の空気流量をそれが温度調整器ユ
ニット43の出した空気流量設定点値に等しくなるまで変えるようにする。
【0058】 管33内の空気流量が設定点値に達したとき、制御ユニット23は、サンプル
およびホールド回路64のスイッチ69を開き、サンプルおよびホールド回路7
4のスイッチを開いてそこに空気流量を表す差圧値Pa−Pmを保持し、弁56
を開いて(この時弁28は既に閉じている)、スイッチング手段59に測定回路
26の出力22を線62を介してガス流量調整器ユニット52へ接続させ、並び
にサンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じて調整器ユニット52
が比例弁41を調整して、センサ1が測定した差圧Pg−Pmがサンプルおよび
ホールド回路74に記憶した差圧値に等しくなるようなガス圧Pgを得るように
する。このシステムは、空気ダイヤフラム34およびガスダイヤフラム39の較
正したオリフィスの断面SaおよびSgを上記式(3)に従って必要な空気/ガ
ス比を得るように選択してあるので有効に作動する。
およびホールド回路64のスイッチ69を開き、サンプルおよびホールド回路7
4のスイッチを開いてそこに空気流量を表す差圧値Pa−Pmを保持し、弁56
を開いて(この時弁28は既に閉じている)、スイッチング手段59に測定回路
26の出力22を線62を介してガス流量調整器ユニット52へ接続させ、並び
にサンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じて調整器ユニット52
が比例弁41を調整して、センサ1が測定した差圧Pg−Pmがサンプルおよび
ホールド回路74に記憶した差圧値に等しくなるようなガス圧Pgを得るように
する。このシステムは、空気ダイヤフラム34およびガスダイヤフラム39の較
正したオリフィスの断面SaおよびSgを上記式(3)に従って必要な空気/ガ
ス比を得るように選択してあるので有効に作動する。
【0059】 次に、規則的間隔で、例えば、10秒毎に、制御ユニット23が66のスイッ
チ69を開き、弁28および56が開いていれば閉じ、スイッチング手段59に
測定回路26からの出力信号を空気流量調整器ユニット49へ導かせ、もし必要
なら、空気管33内の空気流量を変えるためにサンプルおよびホールド回路64
のスイッチ69を閉じ、もし必要なら、サンプルおよびホールド回路74に記憶
した空気流量を表す差圧値を更新するためにサンプルおよびホールド回路74の
スイッチ69を閉じ、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開き、
弁56を開いて、スイッチング回路59に測定回路26の出力信号を線62を介
して調整器ユニット52へ導かせ、必要に応じてガス管38内のガス流量を変え
るためにサンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じ、並びに次にサ
ンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を開き、および弁56を閉じる。
チ69を開き、弁28および56が開いていれば閉じ、スイッチング手段59に
測定回路26からの出力信号を空気流量調整器ユニット49へ導かせ、もし必要
なら、空気管33内の空気流量を変えるためにサンプルおよびホールド回路64
のスイッチ69を閉じ、もし必要なら、サンプルおよびホールド回路74に記憶
した空気流量を表す差圧値を更新するためにサンプルおよびホールド回路74の
スイッチ69を閉じ、サンプルおよびホールド回路64のスイッチ69を開き、
弁56を開いて、スイッチング回路59に測定回路26の出力信号を線62を介
して調整器ユニット52へ導かせ、必要に応じてガス管38内のガス流量を変え
るためにサンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を閉じ、並びに次にサ
ンプルおよびホールド回路66のスイッチ69を開き、および弁56を閉じる。
【0060】 規則的間隔で、例えば1分毎に、この制御ユニットが既に説明した作業を行う
ことによってセンサ1のゼロ点を設定する。
ことによってセンサ1のゼロ点を設定する。
【0061】 上に説明したこの発明の実施例は、例示的非限定例として挙げたに過ぎないこ
と、および多くの修正がこの発明の範囲から逸脱することなく当業者に容易に可
能であることは言うまでもない。例えば、上に説明した種々の回路、例えば、測
定回路26、制御回路23、スイッチング手段59、調整器ユニット43、49
および52、並びにサンプルおよびホールド回路64、66および74によって
行う機能の幾つかは、上に説明したような別々の電子回路によるか、または適当
にプログラムしたマイクロプロセッサによって行うことが出来る。
と、および多くの修正がこの発明の範囲から逸脱することなく当業者に容易に可
能であることは言うまでもない。例えば、上に説明した種々の回路、例えば、測
定回路26、制御回路23、スイッチング手段59、調整器ユニット43、49
および52、並びにサンプルおよびホールド回路64、66および74によって
行う機能の幾つかは、上に説明したような別々の電子回路によるか、または適当
にプログラムしたマイクロプロセッサによって行うことが出来る。
【0062】 同様に、図3、図4、図5、図6および図8に、ファン31を空気流量測定オ
リフィス34の上流に示すが、混合器36とバーナ29の間に、または、例えば
、バーナを超えてボイラの熱交換器の下流に置いても非常に具合がよい。
リフィス34の上流に示すが、混合器36とバーナ29の間に、または、例えば
、バーナを超えてボイラの熱交換器の下流に置いても非常に具合がよい。
【0063】 図3ないし図8に示すように、ファンがオリフィス34の上流にある場合、空
気流量は、このファンによって“押出される”。しかし、もしファンが混合器3
6とバーナ29の間に、または、例えば、バーナの先にあれば、この換気装置が
混合気を吸引する。
気流量は、このファンによって“押出される”。しかし、もしファンが混合器3
6とバーナ29の間に、または、例えば、バーナの先にあれば、この換気装置が
混合気を吸引する。
【0064】 前記の説明から、この発明が所期の目的を達成できることは明らかである。 しかしてこの発明が明示的に説明した実施例、特に図2ないし図8を参照して
明示的に説明した実施例に限定すべきでないことは当然である。 特に、既に指摘したように、この測定回路は種々の構成を採ることができる。 家庭用温水および/またはセントラルヒーティング用温水を作るためのボイラ
バーナの調整用に特に適するが、この発明はこの種の用途に限定されないことも
はっきりさせねばならない。それは、少なくとも一つの差圧測定システムを使っ
て、バーナへ供給する空気および燃料ガスの空気/ガス比を能動的に調整するこ
とが必要な時はいつでもより一般的に当て嵌まる。
明示的に説明した実施例に限定すべきでないことは当然である。 特に、既に指摘したように、この測定回路は種々の構成を採ることができる。 家庭用温水および/またはセントラルヒーティング用温水を作るためのボイラ
バーナの調整用に特に適するが、この発明はこの種の用途に限定されないことも
はっきりさせねばならない。それは、少なくとも一つの差圧測定システムを使っ
て、バーナへ供給する空気および燃料ガスの空気/ガス比を能動的に調整するこ
とが必要な時はいつでもより一般的に当て嵌まる。
【図1】 従来技術の差圧測定システムを示す。
【図2】 この発明による空気/ガス比調整システムに使用する差圧測定システムを示す
。
。
【図3】 図2に示す二つの差圧測定システムを使う、バーナの空気/ガス比を調整する
ためのこの発明によるシステムの第1実施例を示す。
ためのこの発明によるシステムの第1実施例を示す。
【図4】 較正したスロットリングオリフィスおよび2チャンネル弁を共用する二つの差
圧測定システムを備えた、バーナの空気/ガス比を調整するためのシステムの第
2実施例を示す。
圧測定システムを備えた、バーナの空気/ガス比を調整するためのシステムの第
2実施例を示す。
【図5】 図4の調整器システムの変形を示す。
【図6】 空気流量および空気圧とガス圧の差を測定するためにこの発明による単一差圧
測定システムを使う、バーナの空気/ガス比を調整するためのこの発明によるシ
ステムの第3の好適実施例を示す。
測定システムを使う、バーナの空気/ガス比を調整するためのこの発明によるシ
ステムの第3の好適実施例を示す。
【図7】 図6に示す調整システムに使い得るサンプルおよびホールドユニットの一例を
示す。
示す。
【図8】 空気流量および空気流量を測定するために、やはりこの発明による単一差圧測
定システムを使う、バーナの空気/ガス比を調整するためのこの発明によるシス
テムの第4実施例を示す。
定システムを使う、バーナの空気/ガス比を調整するためのこの発明によるシス
テムの第4実施例を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 バーナの空気/ガス比を能動的に調整するためのシステムで
、このバーナの上流の空気/ガス混合器、較正した空気ダイヤフラムを含み且つ
上記空気/ガス混合器の第1入口に結合された空気管、および較正したガスダイ
ヤフラムを含み且つ上記空気/ガス混合器の第2入口に結合されたガス管で、共
に上記較正した空気ダイヤフラムおよび上記較正したガスダイヤフラムの上流に
配置されている管、空気の流量を変えるための手段および上記空気/ガス混合器
へ送るガスの流量を変えるための手段、並びにこの空気/ガス混合器へ送るガス
の量をこの空気/ガス比が所定の値であるようにするために、次の三つのパラメ
ータ:即ち、この空気管内の空気流量、この空気管およびガス管内の空気圧とガ
ス圧の差、並びにこのガス管内のガス流量、の少なくとも一つを表す測定信号を
出すために接続された少なくとも一つの差圧測定システムを含むシステムに於い
て、上記差圧測定システムの各々が: −差圧センサで、一つが較正したスロットリングオリフィスを含む、第1圧力
ポートおよび第2圧力ポートにそれぞれ接続された第1入口オリフィスおよび第
2入口オリフィスと、稼働中、上記センサのこの第1および第2入口オリフィス
の間の差圧を表す信号を出す出口を有するセンサ、 −2チャンネル弁で、その第1チャンネルが上記較正したスロットリングオリ
フィスを含むこの第1および第2圧力ポートの一方に、その較正したオリフィス
とこのセンサの対応する入口の間で接続され、その第2チャンネルがこの第1お
よび第2圧力ポートの他方に接続され、上記較正したオリフィスの流れ断面が上
記2チャンネル弁のそれよりかなり小さく、および上記2チャンネル弁は、それ
が第1状態にあるとき、これら二つの入口オリフィスの一方を他方から隔離し、
それが第2状態にあるときは、それらを互いに接続する弁、 −各センサの出力信号の少なくとも二つの値を記憶するために各センサの出力
に接続されたメモリ手段、 −上記2チャンネル弁を切換え、この2チャンネル弁がその第1状態にあると
きこのセンサの出力信号の第1値を上記メモリ手段に記憶し、およびこの2チャ
ンネル弁がその第2状態にあるときこのセンサの出力信号の第2値を上記メモリ
手段に記憶することを制御するために、上記2チャンネル弁におよびこのメモリ
手段に接続された制御ユニット、並びに −このセンサの出力信号の上記第1値と第2値の間の差を較正するための手段
を含み、上記メモリ手段および上記差較正手段が測定回路を形成し、それがその
出力に各センサのこの第1および第2入口オリフィスでのそれぞれの圧力の間の
差の正確な値を表す測定信号を出すシステム。 - 【請求項2】 請求項1による装置に於いて、上記空気/ガス混合器へ送る
空気およびガスの流量を変えるための手段が変速式電気モータによって駆動され
るファン、その出力に必要な温度値に依存する空気流量設定点信号を出す温度調
整器ユニット、第1入力にこの空気管内の空気流量を表す第1測定信号をおよび
第2入力に上記空気流量設定点信号を受け、その出力にこのファンの上記電気モ
ータ用に、このファンによって生じた空気流量が上記空気流量設定点に等しいよ
うに制御信号を発生する空気流量調整器ユニット、その入力に次の二つのパラメ
ータ:即ち、この空気管およびガス管内の空気圧とガス圧の差、およびこのガス
管内のガス流量の一方を表す第2測定信号を受け、およびその出力に上記空気/
ガス比を所定値に等しくするようにこの空気/ガス混合器へ送るガスの量を変え
る比例弁用に制御信号を発生するガス供給調整器ユニットを含む装置。 - 【請求項3】 請求項1によるシステムに於いて、上記測定回路が、その入
力に差圧センサの上記出力信号を受け、二つの出力チャンネルを備えるスイッチ
、各々上記スイッチの出力チャンネルの一つに接続された二つのメモリ回路、お
よび2入力減算器を含み、上記減算器の各入力が上記メモリ回路の一つからの出
力信号を受け且つ上記減算器がその出力に上記センサの第1入口オリフィスと第
2入口オリフィスでのそれぞれの圧力管の差の正確な値を表す上記測定信号を出
し、これらの出力チャンネルの一つから他への切替えを上記制御ユニットによっ
て制御するシステム。 - 【請求項4】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項1によるシス
テムであって、その二つの入口オリフィスがそれぞれこの空気管の第1および第
2圧力ポートに、それぞれこの空気ダイヤフラムの上流および下流に接続された
差圧センサとこの第1センサの出力に接続され且つその出力にこの空気管内の空
気流量を表す上記第1測定信号を出す第1測定回路とを含む第1差圧測定システ
ム、その二つの入口オリフィスがそれぞれこの空気ダイヤフラムの上流のこの空
気管の第3圧力ポートおよびこのガスダイヤフラムの上流のこのガス管の第4圧
力ポートに接続された差圧センサと、この第2センサの出力に接続され且つその
出力にこの空気圧とガス圧の差を表す上記第2測定信号を出す第2測定回路とを
含む第2差圧測定システムとを有するシステム。 - 【請求項5】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項4によるシス
テムに於いて、この第1および第3圧力ポートが全く同一の圧力ポートから成り
、それがこの第1および第2差圧測定システムに共通の圧力ポートを形成するシ
ステム。 - 【請求項6】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項5によるシス
テムに於いて、この第1および第2差圧測定システムの各々がそれ自体の2チャ
ンネル弁およびそれ自体の較正したスロットリングオリフィスを含み、この第1
差圧測定システムの較正したスロットリングオリフィスが上記第2圧力ポートに
あり、且つこの第2差圧測定システムの較正したスロットリングオリフィスがこ
の第4圧力ポートにあるシステム。 - 【請求項7】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項5によるシス
テムに於いて、この第1および第2差圧測定システムが上記共通の圧力ポートに
ある共通の較正したスロットリングオリフィスおよび共通の2チャンネル弁を有
し、その二つのチャンネルの一方がこの共通圧力ポートに、このスロットリング
オリフィスと、この共通圧力ポートに接続されたこの第1および第2センサの入
口オリフィスとの間で接続され、並びにその二つのチャンネルの他方がこの第2
圧力ポートにまたは圧力がこの第2圧力ポートと等しい圧力ポートに接続された
システム。 - 【請求項8】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項5によるシス
テムに於いて、この第1および第2差圧測定システムが上記共通の圧力ポートに
ある共通の較正したスロットリングオリフィスおよび共通の2チャンネル弁を有
し、その二つのチャンネルの一方がこの共通圧力ポートにこの共通のスロットリ
ングオリフィスと、この共通圧力ポートに接続されたこの第1および第2センサ
の入口オリフィスとの間で接続され、並びにその二つのチャンネルの他方がこの
第4圧力ポートに接続されたシステム。 - 【請求項9】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項3によるシス
テムであって、このシステムが単一差圧測定システムを含み、その第1圧力ポー
トがこの空気ダイヤフラムの上流の空気管にあり、その第2圧力ポートがこのガ
スダイヤフラムの上流のガス管にあり、このシステムが、更に、この差圧測定シ
ステムの制御ユニットによって制御されるもう一つの2チャンネル弁を含み、そ
の二つのチャンネルの一方が上記較正したスロットリングオリフィスを含むこの
第1および第2圧力ポートのどちらかに、その較正したオリフィスとこのセンサ
の対応する入口の間に接続され、およびその二つのチャンネルのもう一つが、中
の圧力がこの空気/ガス混合器内の圧力に等しい第3圧力ポートに接続され、並
びにこのシステムが、更に、この差圧測定システムの測定回路の出力に接続され
た入力およびそれぞれ上記空気流量調整器ユニットの第1入力におよび上記ガス
供給調整器ユニットの入力に接続された二つの出力を有するスイッチング手段を
含み、上記スイッチング手段が上記制御ユニットに制御されて上記測定回路の出
力を、上記制御ユニットがこの差圧測定システムのこの2チャンネル弁を閉じ、
上記他の2チャンネル弁を開くとき、上記空気流量調整器ユニットの第1入力へ
、および上記制御ユニットがこれら二つの2チャンネル弁を閉じるとき、上記ガ
ス供給調整器ユニットの入口へ選択的に接続するシステム。 - 【請求項10】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項3によるシ
ステムであって、このシステムが単一差圧測定システムを含み、その第1圧力ポ
ートがこの空気ダイヤフラムの上流の空気管にあって上記較正したスロットリン
グオリフィスを含み、その第2圧力ポートがその圧力がこの空気/ガス混合器内
の圧力に等しい点に接続され、このシステムが、更に、この差圧測定システムの
制御ユニットによって制御されるもう一つの2チャンネル弁を含み、その二つの
チャンネルの一方がこの差圧測定システムの差圧センサの第1入口オリフィスに
接続され、およびその二つのチャンネルの他方がこのガスダイヤフラムの上流の
ガス管の第3ポートに接続され、並びにこのシステムが、更に、この差圧測定シ
ステムの測定回路の出力に接続された入力および二つの出力を有するスイッチン
グ手段を含み、それらの出力の一方が上記空気流量調整器ユニットの第1入力に
およびサンプルおよびホールド回路を介して上記ガス供給調整器ユニットの第1
入力に接続され、それらの他方の出力が上記ガス供給調整器ユニットの第2入力
に接続され、上記スイッチング手段および上記サンプルおよびホールド回路は、
上記制御ユニットに制御され、上記制御ユニットがこの差圧測定システムのこの
2チャンネル弁を閉じ、上記他の2チャンネル弁を閉じるとき、上記測定回路の
出力を上記空気流量調整器ユニットの第1入力へおよび上記サンプルおよびホー
ルド回路へ接続し、並びに上記制御ユニットがこの差圧測定システムのこの2チ
ャンネル弁を閉じ、上記他の2チャンネル弁を開くとき、上記測定回路の出力を
上記ガス供給調整器ユニットの第2入力へ接続するシステム。 - 【請求項11】 空気/ガス比を能動的に調整するための請求項9によるシ
ステムに於いて、上記空気流量調整器ユニットの出力がサンプルおよびホールド
回路を介してファンのモータに接続され、上記サンプルおよびホールド回路は、
上記測定回路の出力がこのスイッチング手段によって上記空気流量調整器ユニッ
トの第1入力に接続される度毎にこの空気流量調整器ユニットが発生する制御信
号が更新され且つ上記サンプルおよびホールド回路に記憶されるように上記制御
回路によって制御され、並びに上記ガス供給調整器ユニットがもう一つのサンプ
ルおよびホールド回路を介して比例弁に接続され、上記もう一つのサンプルおよ
びホールド回路は、上記測定回路の出力がこのスイッチング手段によってこのガ
ス供給調整器ユニットの第2入力に接続される度毎にこのガス供給調整器ユニッ
トが発生する制御信号が更新され且つ上記他のサンプルおよびホールド回路に記
憶されるようにこの制御回路によって制御されシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR98/02794 | 1998-03-06 | ||
FR9802794A FR2775782B1 (fr) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | Dispositif de mesure de pression differentielle et dispositif pour la regulation active du rapport air/gaz d'un bruleur utilisant un tel dispositif de mesure |
PCT/FR1999/000505 WO1999045325A1 (fr) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | Dispositif pour la regulation active du rapport air/gaz d'un bruleur comprenant un dispositif de mesure de pression differentielle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002506190A true JP2002506190A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=9523768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000534818A Pending JP2002506190A (ja) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | 差圧測定システムを含むバーナの空気/ガス比を能動的に調整するためのシステム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6533574B1 (ja) |
EP (1) | EP1060348B1 (ja) |
JP (1) | JP2002506190A (ja) |
CA (1) | CA2322677A1 (ja) |
DE (1) | DE69914063D1 (ja) |
FR (1) | FR2775782B1 (ja) |
WO (1) | WO1999045325A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101322616B1 (ko) | 2011-09-29 | 2013-10-29 | 린나이코리아 주식회사 | 차압센서를 이용한 가스압 저하검출방법 |
CN106642711A (zh) * | 2015-09-22 | 2017-05-10 | 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 | 双传感燃烧系统 |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7531030B2 (en) | 1999-06-15 | 2009-05-12 | Heath Rodney T | Natural gas dehydrator and system |
US6866202B2 (en) * | 2001-09-10 | 2005-03-15 | Varidigm Corporation | Variable output heating and cooling control |
DE10145592C1 (de) * | 2001-09-14 | 2003-06-18 | Rational Ag | Verfahren zur Leistungseinstellung gasbetriebener Gargeräte sowie dieses Verfahren nutzendes Gargerät |
US7905722B1 (en) * | 2002-02-08 | 2011-03-15 | Heath Rodney T | Control of an adjustable secondary air controller for a burner |
US7048536B2 (en) * | 2003-04-25 | 2006-05-23 | Alzeta Corporation | Temperature-compensated combustion control |
DE10340045A1 (de) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Karl Dungs Gmbh & Co. Kg | Verhältnisregler mit dynamischer Verhältnisbildung |
CN1839282A (zh) * | 2003-09-08 | 2006-09-27 | 斯特拉普莱奇萨公开有限公司 | 一种用于控制将燃料气体传送到燃烧器装置的系统 |
US20070287111A1 (en) * | 2004-06-01 | 2007-12-13 | Roberts-Gordon Llc | Variable input radiant heater |
FR2875289B1 (fr) | 2004-09-14 | 2006-11-10 | Theobald Sa Sa A | Procede pour la regulation du rapport air/gaz d'un bruleur et bruleur mettant en oeuvre ce procede |
US9353315B2 (en) | 2004-09-22 | 2016-05-31 | Rodney T. Heath | Vapor process system |
KR100742351B1 (ko) | 2005-01-28 | 2007-07-24 | 주식회사 경동네트웍 | 풍량센서와 화염감지수단을 통해 이상 연소 상태를감지하는 보일러 및 그 제어방법 |
KR100599170B1 (ko) | 2005-04-29 | 2006-07-12 | 주식회사 경동네트웍 | 풍압센서를 이용한 공연비 제어 보일러 및 그것의 공연비제어방법 |
NL1031520C2 (nl) * | 2006-04-05 | 2007-10-08 | Eco Heating Systems B V | Verwarmingsinrichting. |
KR100805630B1 (ko) * | 2006-12-01 | 2008-02-20 | 주식회사 경동나비엔 | 가스보일러의 연소장치 |
DE102007032483A1 (de) * | 2007-07-12 | 2009-01-22 | Karl Dungs Gmbh & Co. Kg | Betriebseinrichtung für einen Oberflächenbrenner hoher Leistung und Betriebsverfahren für diesen |
FR2921461B1 (fr) * | 2007-09-24 | 2010-03-12 | Theobald Sa A | Dispositif de regulation des debits de gaz alimentant un bruleur equipe d'un tel dispositif |
US8529215B2 (en) | 2008-03-06 | 2013-09-10 | Rodney T. Heath | Liquid hydrocarbon slug containing vapor recovery system |
US8864887B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-10-21 | Rodney T. Heath | High efficiency slug containing vapor recovery |
US20120107752A1 (en) * | 2010-11-03 | 2012-05-03 | Yokogawa Corporation Of America | Systems, methods, and apparatus for determining airflow through a burner |
FR2982007B1 (fr) * | 2011-11-02 | 2013-12-20 | Bosch Gmbh Robert | Procede de regulation de la composition d'un melange air/gaz combustible alimentant le bruleur d'une chaudiere a gaz ainsi que dispositif permettant la mise en oeuvre de ce procede |
US9995486B2 (en) | 2011-12-15 | 2018-06-12 | Honeywell International Inc. | Gas valve with high/low gas pressure detection |
US9835265B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-12-05 | Honeywell International Inc. | Valve with actuator diagnostics |
US9851103B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-12-26 | Honeywell International Inc. | Gas valve with overpressure diagnostics |
US9846440B2 (en) * | 2011-12-15 | 2017-12-19 | Honeywell International Inc. | Valve controller configured to estimate fuel comsumption |
US9557059B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-01-31 | Honeywell International Inc | Gas valve with communication link |
CA2875296C (en) | 2012-05-10 | 2020-10-27 | Rodney T. Heath | Treater combination unit |
EP2682679B1 (de) * | 2012-07-04 | 2017-08-30 | Vaillant GmbH | Verfahren zur Überwachung eines brenngasbetriebenen Brenners |
US10317076B2 (en) | 2014-09-12 | 2019-06-11 | Honeywell International Inc. | System and approach for controlling a combustion chamber |
US10422531B2 (en) | 2012-09-15 | 2019-09-24 | Honeywell International Inc. | System and approach for controlling a combustion chamber |
US9234661B2 (en) * | 2012-09-15 | 2016-01-12 | Honeywell International Inc. | Burner control system |
US9528712B2 (en) * | 2012-11-05 | 2016-12-27 | Pat Caruso | Modulating burner system |
US9291409B1 (en) | 2013-03-15 | 2016-03-22 | Rodney T. Heath | Compressor inter-stage temperature control |
US9527786B1 (en) | 2013-03-15 | 2016-12-27 | Rodney T. Heath | Compressor equipped emissions free dehydrator |
ITPD20130186A1 (it) * | 2013-07-02 | 2015-01-03 | Sit La Precisa S P A Con Socio Uni Co | Metodo di controllo del funzionamento di un bruciatore |
US9932989B1 (en) | 2013-10-24 | 2018-04-03 | Rodney T. Heath | Produced liquids compressor cooler |
US9645584B2 (en) | 2014-09-17 | 2017-05-09 | Honeywell International Inc. | Gas valve with electronic health monitoring |
JP6383310B2 (ja) * | 2015-03-18 | 2018-08-29 | アズビル株式会社 | 燃焼制御装置および燃焼システム |
US10274195B2 (en) * | 2016-08-31 | 2019-04-30 | Honeywell International Inc. | Air/gas admittance device for a combustion appliance |
US10564062B2 (en) | 2016-10-19 | 2020-02-18 | Honeywell International Inc. | Human-machine interface for gas valve |
EP3404326B1 (en) * | 2017-05-19 | 2020-07-22 | Honeywell International Inc. | System and approach for controlling a combustion chamber |
US11073281B2 (en) | 2017-12-29 | 2021-07-27 | Honeywell International Inc. | Closed-loop programming and control of a combustion appliance |
US10697815B2 (en) | 2018-06-09 | 2020-06-30 | Honeywell International Inc. | System and methods for mitigating condensation in a sensor module |
CN110319463B (zh) * | 2019-08-09 | 2024-03-19 | 中山市铧禧电子科技有限公司 | 一种利用空气计算折算热负荷的系统和方法 |
CN111121872B (zh) * | 2019-12-27 | 2022-07-15 | 液化空气(中国)投资有限公司 | 一种能够实时监控、调节炉内燃烧状况的装置和方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2437574A1 (fr) * | 1978-09-26 | 1980-04-25 | Saunier Duval | Dispositif de controle du debit d'air necessaire a la combustion d'un bruleur a gaz |
JPS58224226A (ja) | 1982-06-21 | 1983-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼制御装置 |
JPS59212622A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス燃焼制御装置 |
JPS59212621A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス燃焼制御装置 |
US4645450A (en) * | 1984-08-29 | 1987-02-24 | Control Techtronics, Inc. | System and process for controlling the flow of air and fuel to a burner |
EP0644377B1 (de) * | 1993-09-16 | 1996-10-23 | Honeywell B.V. | Regeleinrichtung für Gasbrenner |
JP3147280B2 (ja) * | 1995-01-26 | 2001-03-19 | 横河電機株式会社 | 均圧配管装置 |
-
1998
- 1998-03-06 FR FR9802794A patent/FR2775782B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-03-03 US US09/623,636 patent/US6533574B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-05 DE DE69914063T patent/DE69914063D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-05 WO PCT/FR1999/000505 patent/WO1999045325A1/fr active IP Right Grant
- 1999-03-05 EP EP99937976A patent/EP1060348B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-05 CA CA002322677A patent/CA2322677A1/fr not_active Abandoned
- 1999-03-05 JP JP2000534818A patent/JP2002506190A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101322616B1 (ko) | 2011-09-29 | 2013-10-29 | 린나이코리아 주식회사 | 차압센서를 이용한 가스압 저하검출방법 |
CN106642711A (zh) * | 2015-09-22 | 2017-05-10 | 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 | 双传感燃烧系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1999045325A1 (fr) | 1999-09-10 |
EP1060348A1 (fr) | 2000-12-20 |
EP1060348B1 (fr) | 2004-01-07 |
CA2322677A1 (fr) | 1999-09-10 |
FR2775782B1 (fr) | 2000-05-05 |
US6533574B1 (en) | 2003-03-18 |
DE69914063D1 (de) | 2004-02-12 |
FR2775782A1 (fr) | 1999-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002506190A (ja) | 差圧測定システムを含むバーナの空気/ガス比を能動的に調整するためのシステム | |
CN107883399B (zh) | 调节紊流流动 | |
KR101843378B1 (ko) | 유량계 및 그것을 구비한 유량 제어 장치 | |
US6138708A (en) | Mass flow controller having automatic pressure compensator | |
US7241135B2 (en) | Feedback control for modulating gas burner | |
JP5174032B2 (ja) | 質量流量コントローラのコントローラ利得スケジューリング | |
US11421875B2 (en) | Burner control system | |
US11149946B2 (en) | System and approach for controlling a combustion chamber | |
US4798531A (en) | Process and apparatus for the control of the air and fuel supply to a plurality of burners | |
JP2004522129A (ja) | 空気比の設定方法および装置 | |
JP7168775B2 (ja) | ガス混合物の混合比を調節するための装置 | |
US5634786A (en) | Integrated fuel/air ratio control system | |
GB2484957A (en) | Burner control with stored values for valve settings and pressures | |
US20030013057A1 (en) | Regulating system for gas burners | |
CN108954373B (zh) | 用于控制燃烧室的系统和方法 | |
JP3357460B2 (ja) | 比例弁付き燃焼器具およびその比例弁調整装置 | |
JPS5885016A (ja) | 燃焼制御装置 | |
JPH0530168Y2 (ja) | ||
JPH0942766A (ja) | 給湯機能付燃焼機器およびその燃焼機器への補正データ入力装置 | |
JP3063514B2 (ja) | 圧力センサによる流量測定方法 | |
JP3611405B2 (ja) | 流量制御装置 | |
JPS58190618A (ja) | 燃焼装置 | |
JP3846015B2 (ja) | 給湯器のガス比例弁調整装置 | |
JPH11148662A (ja) | 給湯器の二次ガス圧調整装置 | |
JP2021139505A (ja) | ボイラの燃料ガス供給機構およびボイラ |