JP3147280B2 - 均圧配管装置 - Google Patents

均圧配管装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計装の簡略化と信頼性
が向上でき、零調整時の操作ミスが減少し得る均圧配管
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、「差圧伝送器の正しい
使い方」 (社)日本電気計測器工業会著 日本工業出
版株式会社発行 昭和61年9月30日発行 第19頁
図1・1・4に示されている。
【0003】図5において、1は測定流体2が流れる管
路である。3は管路1に設けられたオリフィスである。
4は、オリフィス3の上流、あるいは、下流の管路1に
取付られた導圧管であ
【0004】5は、導圧管4を開閉する元弁である。6
は、導圧管4に接続された三方弁である。7a,7b
は、三方弁6に設けられたストップ弁である。8は、導
圧管4の途中を結ぶ均圧配管である。
【0005】9は、均圧配管8に設けられた均圧弁であ
る。11は導圧管4の他端に接続された差圧測定装置で
ある。なお、ストップ弁7と均圧弁9とが一体になった
三岐弁12を使用することもある。
【0006】以上の構成において、零点調整の弁操作方
法を以下に示す。通常の差圧測定状態では、ストップ弁
7a,7bは開で、均圧弁9は閉になっている。
【0007】まず、均圧弁9をゆっくり開いて、高圧側
と低圧側を均圧状態に近付ける。次に、ストップ弁7b
をゆっくりと閉めて、高圧側と低圧側の圧力を完全に均
圧状態にする、この場合は、高圧側圧力値にする。この
状態で、零点調整を行い、零点調整後は、これと逆の手
順で再び、差圧測定状態に戻す。
【0008】この弁操作を誤ると、例えば、均圧弁9閉
の状態で、ストップ弁7a又はストップ弁7bを閉にし
た場合、ストップ弁7a又は7bの締め込みによる内圧
上昇が起こり、差圧測定装置本体に規定以上の差圧が加
わってしまい、差圧測定装置本体の破損、又は特性劣化
につながる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様な装置において
は、ストップ弁7、均圧弁9や3岐弁12は高価で、な
おかつ、高度な配管技術を必要とし、計装コストを増大
させている。また、弁5,6,7,9や三岐弁12の継
ぎ手部分からは、測定流体2の漏れが生じ易く、測定流
体2が腐食性、可燃性、有毒性流体の場合は、大事故に
も繋がりかねないという問題があった。
【0010】また、零点調整のためのストップ弁7、均
圧弁9や3岐弁12の操作手順が上記の如く複雑であ
り、誤操作すると、差圧測定装置本体の破損、又は特性
劣化を発生させる恐れがある。
【0011】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものである。本発明の目的は、今まで2個
以上の弁を用いて実現していた差圧測定装置の零点チェ
ックを、1個の均圧弁にて実現可能にし、差圧測定装置
の計装工事の簡略化を実現し、計装工事費と計装の信頼
性向上を実現するとともに、自動均圧弁機構を具備する
ことにより自動零点チェックを実現し、メンテナンスコ
ストを低減させるにある。
【0012】すなわち、計装の簡略化と信頼性が向上で
き、零調整時の操作ミスが減少し得る均圧配管装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、オリフィスが設けられた管路と差圧測定
装置との間に設けられ、通常時には前記差圧測定装置に
管路の流体圧を導入し、零調整時には差圧測定装置に均
圧を付与する均圧配管装置において、一端が差圧測定装
置の高圧側に接続され他端が前記オリフィスの上流側の
管路に接続された高圧側導圧管と、一端が差圧測定装置
の低圧側に接続され他端が前記オリフィスの下流側の管
路に接続された低圧側導圧管と、一端が前記高圧側導圧
管の途中に接続され他端が前記低圧側導圧管の途中に接
続された均圧配管と、該均圧配管の途中に設けられた均
圧弁と、前記高圧側導圧管の前記他端と前記均圧配管と
の接続部との間又は前記高圧側導圧管の前記他端と前記
均圧配管との接続部との間に設けられ前記均圧弁の開時
に前記差圧測定装置に均圧を付与する様に管路抵抗が調
整された管路抵抗器とを具備したことを特徴とする均圧
配管装置を構成したものである。
【0014】
【作用】以上の構成において、通常時は、差圧測定装置
本体で測定差圧を検出する。零点調整時には、均圧弁を
開く、高圧側導圧管と低圧側導圧管とが均圧になる。零
点調整を行う。以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1、は本発明の一実施例の構成説明図であ
る。図において、図5と同一記号の構成は同一機能を表
わす。以下、図5と相違部分のみ説明する。
【0016】21は、一端が差圧測定装置11の高圧側
に接続され、他端がオリフィス3の上流側の管路1に接
続された高圧側導圧管である。22は、一端が差圧測定
装置11の低圧側に接続され、他端がオリフィス3の下
流側の管路1に接続された低圧側導圧管である。
【0017】23は、一端が高圧側導圧管21の途中に
接続され、他端が低圧側導圧管22の途中に接続された
均圧配管である。24は、均圧配管23の途中に設けら
れた均圧弁である。25は、低圧側導圧管22の他端と
均圧配管23との接続部との間に設けられ、均圧弁24
の開時に、差圧測定装置11に均圧を付与する様に、管
路抵抗が調整された管路抵抗器である。
【0018】以上の構成において、差圧測定装置本体6
で測定差圧を検出する。以上の構成において、通常時
は、差圧測定装置本体で測定差圧を検出する。零点調整
時には、均圧弁24を開く、高圧側導圧管21と低圧側
導圧管22が均圧になる。零点調整を行う。
【0019】ここで、図2に示す如く、導圧管21の持
つ管路抵抗をZh、導圧管22の持つ管路抵抗をZl、均
圧配管23と均圧弁24の持つ管路抵抗をZs、管路抵
抗器25の管路抵抗の値をZa、差圧測定装置11の入
力は、高圧側、低圧側共に管路抵抗無限大として、測定
系を以下に電気回路的に示す。
【0020】オリフィス3で発生した電圧(差圧)をVo
(端子a-b間)とすると、Zsが無限大(均圧弁24閉の状
態)のときは、Zh,Zl,Zaの大きさに関係なく差
圧測定装置11の入力端間c-dにかかる電圧V(圧力)は
Voとなる。 Zs=無限大のとき V=Vo
【0021】Zsが有限の値を持つときに流れる電流i
(均圧弁24を開いたときに導圧管21、22を流れる
測定流体2の単位時間当たりの流量)は以下のようにな
る。 V=Vo×Zs/(Zh+Zl+Zs+Za) Zh,Zlは一定とし、Zsも均圧弁の開度に再現性が
あれば、一定としてよい。
【0022】そこで、Zb=Zh+Zlとすると V=Vo/((Za/Zs)+(Zb/Zs)+1) となる。これより、ZsがZaやZbに比べて非常に小
さい場合、Vはゼロに近づき、近似的にゼロになること
が判る。
【0023】ゼロの精度はZsとZs,Zbの比で決ま
る。Zbは導圧配管21、22に大きく依存するため、
管路抵抗値を変化させることが難しい。そこで、Zaを
調整して均圧弁開の状態で必要とするゼロの値にする。
【0024】図3は、均圧配管装置Aを差圧測定装置1
1に取付けた場合の具体図で、図4は図3の側面図であ
る。図において、31は、コネクティングブロック、3
2は、ドレインボルト、33は、均圧配管装置A取付ボ
ルトである。
【0025】この具体例は、差圧測定装置のラインマウ
ントを想定して考えたものである。均圧配管装置Aをド
レン側に付けることにより、簡便に零調整が実現でき
る。管路抵抗器25の管路抵抗Zaは元弁5により調整
する。
【0026】この結果、本発明によれば、三岐弁を使用
しないで、しかも、1個の均圧弁24でゼロチェックが
可能となり、計装の簡略化と接続部の減少により、計装
の信頼性の向上が望めるとともに、今まで、ストップ弁
7と均圧弁9の操作が必要であった零調整が、均圧弁9
のみの操作で可能となるため、零調整の操作作業時間と
操作手順の誤操作の減少にもつながる。
【0027】また、従来は、零調整を電動操作にするに
は、最低2個の弁を電動にしなければならず、弁相互の
操作プロクラムが必要であったが、均圧弁24のみを電
動にすれば良く、自動零点調整が容易安価に得られる均
圧配管装置が得られる。
【0028】なお、前述の実施例においては、管路低抗
器25は、低圧側導圧管22に設けられていると説明し
たが、これに限ることはなく、高圧側導圧管21に設け
られてもい。要するに、均圧弁24の開時に、差圧測定
装置11に均圧を付与する様に管路低抗が調整された管
路抵抗器であればよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オリフ
ィスが設けられた管路と差圧測定装置との間に設けら
れ、通常時には前記差圧測定装置に管路の流体圧を導入
し、零調整時には差圧測定装置に均圧を付与する均圧配
管装置において、一端が差圧測定装置の高圧側に接続さ
れ他端が前記オリフィスの上流側の管路に接続された高
圧側導圧管と、一端が差圧測定装置の低圧側に接続され
他端が前記オリフィスの下流側の管路に接続された低圧
側導圧管と、一端が前記高圧側導圧管の途中に接続され
他端が前記低圧側導圧管の途中に接続された均圧配管
と、該均圧配管の途中に設けられた均圧弁と、前記高圧
側導圧管の前記他端と前記均圧配管との接続部との間及
び又は前記高圧側導圧管の前記他端と前記均圧配管との
接続部との間に設けられ前記均圧弁の開時に前記差圧測
定装置に均圧を付与する様に管路抵抗が調整された管路
抵抗器とを具備したことを特徴とする均圧配管装置を構
成した。
【0030】この結果、本発明によれば、三岐弁を使用
しないで、しかも、1個の均圧弁でゼロチェックが可能
となり、計装の簡略化と接続部の減少により、計装の信
頼性の向上が望めるとともに、今まで、ストップ弁と均
圧弁の操作が必要であった零調整が、均圧弁のみの操作
で可能となるため、零調整の操作作業時間と操作手順の
誤操作の減少にもつながる。
【0031】また、従来は、零調整を電動操作にするに
は、最低2個の弁を電動にしなければならず、弁相互の
操作プログラムが必要であったが、均圧弁のみを電動に
すれば良く、自動零点調整が容易安価に得られる均圧配
管装置が得られる。
【0032】従って、本発明によれば、計装の簡略化と
信頼性が向上でき、零調整時の操作ミスが減少し得る均
圧配管装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の具体的な電気的回路の構成説明図であ
る。
【図3】均圧配管装置を差圧測定装置に取付けた場合の
具体図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【符号の説明】
1 管路 2 測定流体 3 オリフィス 5 元弁 11 差圧測定装置 21 高圧側導圧管 22 低圧側導圧管 23 均圧配管 24 均圧弁 25 管路抵抗器 31 コネクティングブロック 32 ドレインボルト 33 均圧配管装置取付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−184832(JP,A) 特開 平2−57934(JP,A) 特開 平2−287233(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 13/00 G01F 1/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オリフィスが設けられた管路と差圧測定装
    置との間に設けられ、通常時には前記差圧測定装置に管
    路の流体圧を導入し、零調整時には差圧測定装置に均圧
    を付与する均圧配管装置において、 一端が差圧測定装置の高圧側に接続され他端が前記オリ
    フィスの上流側の管路に接続された高圧側導圧管と、 一端が差圧測定装置の低圧側に接続され他端が前記オリ
    フィスの下流側の管路に接続された低圧側導圧管と、 一端が前記高圧側導圧管の途中に接続され他端が前記低
    圧側導圧管の途中に接続された均圧配管と、 該均圧配管の途中に設けられた均圧弁と、 前記高圧側導圧管の前記他端と前記均圧配管との接続部
    との間又は前記高圧側導圧管の前記他端と前記均圧配管
    との接続部との間に設けられ前記均圧弁の開時に前記差
    圧測定装置に均圧を付与する様に管路抵抗が調整された
    管路抵抗器とを具備したことを特徴とする均圧配管装
    置。
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FR2775782B1 (fr) * 1998-03-06 2000-05-05 Theobald Sa A Dispositif de mesure de pression differentielle et dispositif pour la regulation active du rapport air/gaz d'un bruleur utilisant un tel dispositif de mesure
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CN104931103A (zh) * 2015-06-26 2015-09-23 国家电网公司 一种差压变送器高低压侧转换装置

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