JP2002505495A - 光ディスクマスタ作成プロセスにおけるピットおよびランド遷移ロケーションの個別調整の方法、装置およびシステム - Google Patents

光ディスクマスタ作成プロセスにおけるピットおよびランド遷移ロケーションの個別調整の方法、装置およびシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを光ディスクに書きこむことに関連するエラーを最小限に抑えること。 【解決手段】 符号化されるデータを示す名目記号長を有する一連のデータ記号を提供するステップと、光ディスクの読み戻し特徴を最適化するために一連のデータ記号の名目記号長を個別に変えることによって最適化された書込みビーム変調信号を発生させるステップと、を備え、光ディスクでデータを符号化するために使用される最適化された書込みビーム変調信号を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクデータ記憶装置の分野に関し、さらに特定すると、制限
はないが、ディスクの読み戻し特徴を改善するための光ディスクのピットおよび
ランド遷移ロケーションの個別調整に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクは、デジタルで記憶されるデータのための効率的かつ経済性に優れ
た記憶媒体としてますます人気を博している。典型的な光ディスクは、屈折基板
に埋め込まれている光反射材の記録層を有する円形ディスクを備える。該記録層
は、ディスクがその回りを回転する軸に実質的に垂直な平面に沿って配置され、
連続して伸張する螺旋トラックに沿って局所化されたピットおよびランド(「マ
ーク」および「スペース」と呼ばれることもある)の形でデータを記憶する。各
ピットおよびランドの長さは、選択された数のデータ記号の一つに相当する(た
とえば、3Tから11Tまでで、Tは決められた長さである)。
【0003】 データ記号は、回転するディスク、およびピットとランドの反射率の相対的な
差異に関係してデータを示す読み戻し信号を発生させるトランスデューサに、選
択された波長の光を適用する(レーザなどの)光源を使用することによりディス
クから回復される。さらに特定すると、ランドによって反射される光の量に比較
して、ピットによって反射される光の量での実質的な変化を助長するために、ピ
ットおよびランドの相対的な仰角を、適用される光の4分の1の波長に等しい距
離で分離することが一般的である。
【0004】 世間に広まっている一つの光ディスクフォーマットが,一般的にコンパクトデ
ィスク、すなわちCDと呼ばれ、(CD−ROMなどの)コンピュータの用途に
おいて、および音楽録音業界(オーディオCD)において近年、普及してきてい
る。CDは、120ミリメートル(4.724インチ)という外径、および約6
00メガバイト(MB)というデータ記憶容量を備える。したがって、数十の、
あるいは数百もの3−1/2インチ、1.44MBフロッピーディスケットの使
用を必要とする大型コンピュータソフトウェアアプリケーションは、単一のCD
−ROMを使用し有利にインストールすることができる。さらに、典型的なオー
ディオCDは約74分33秒の録音された音楽を収容し、デジタル録音技術によ
り改善された音質を提供する。それゆえに、オーディオCDは、本質的にアナロ
グ録音されたビニール製のLPレコードを徐々に排除し、えり抜きの音声録音媒
体となった。
【0005】 世間に広まっている別の光ディスクフォーマットは、一般的にはデジタルバー
サタイルディスク、すなわちDVDと呼ばれる。DVDは、通常、典型的なDV
DはCDと同じ寸法であるが、ピット/ランド幾何学形状の削減およびデータ符
号化と回復の技法の改善によってデータ記憶密度が高まったために、1記録層あ
たり約4.7ギガバイト(GB)を記憶できるという点で、「高密度」CDと考
えることができる。したがって、DVDは、長編映画(ビデオDVD)、コンピ
ュータ記憶装置(DVD−ROM)、および音楽(オーディオDVD)用の記憶
媒体として有利に活用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述されたように、データは、ピットおよびランドの選択された記録長さに関
して光ディスクによって記憶される。したがって、データの信頼できる読み戻し
には、(CDプレーヤーなどの)プレイバック装置によるピットおよびランドの
個々の長さの正確な復号化が必要になる。残念なことに、不具合は、典型的には
光ディスクを作成するために使用されるマスタ作成/復製プロセスで生じ、その
結果複製された光ディスク(「レプリカ」)は読み戻しプロセスに影響を及ぼす
ことのある小さなエラーを含むことがある。このようなエラーは、マスタ作成/
復製プロセスの多様なステップの間に生じることがある。
【0007】 1997年3月4日にBrowneらに発行された米国特許番号第5,608
,711号、および1996年1月23日にShimizumeらに発行された
米国特許番号第5、486,827号に説明されているように、このようなエラ
ーを最小限に抑えるために従来の技術において多様な努力がなされてきた。しか
し、これらのおよびそれ以外の従来の技術による参考文献は、典型的には、プロ
セスに大局的な調整を提供し、さらに短いピットとランドおよびさらに長いピッ
トとランドの両方を許容可能な公差にするために試みがなされる一般的な試行錯
誤のアプローチを必要とする。
【0008】 したがって、それによって、光ディスクの品質および製造性を高めるために光
ディスクマスタ作成/復製プロセスにまつわる多様なエラーを最小限に抑えるこ
とができる技術における改善策に対するとどまることのないニーズがある。
【0009】 本発明は、データを光ディスクに書きこむことに関連するエラーを最小限に抑
えるための装置および方法を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
現在好まれている実施の態様に従い、レーザビームレコーダの書込みビームを
変調するために使用される最適化された変調信号を発生させるために、最適化回
路が提供されている。
【0011】 該最適化された変調信号は、その結果として光ディスクで生じるピットおよび
ランドに相当する一連のデータ記号を備える。最適化回路は、最適化された変調
信号でのデータ記号の振幅だけではなくデータ記号のリーディングエッジおよび
トレーリングエッジを個別に調整することによって、光ディスク上のピットとラ
ンド遷移のロケーション、ひいてはピットおよびランドの長さを最適化する。さ
らに特定すると、最適化回路は、記号の名目長さに関して選択される期間の遅延
を提供する遅延テーブルを活用する。このようにして、ディスク上の各ピットお
よびランドの特定の長さは、ディスク上のピットおよびランドの半径方向のロケ
ーションおよび角ロケーションを含む、それ以外のファクタだけではなく名目記
号長にも基づき、個々に選択することができる。
【0012】 さらに、ピットおよびランド遷移を選択的に配置することは、さらに、選択さ
れた量変化する遅延値を有するテーブルの組を使用することによって光ディスク
上にデータの第2セットを埋め込むために使用することができる。さらに特定す
ると、特定の領域内でのピットまたはランドの相対的な長さは、ディスクに書き
込まれる一時データを記憶しつつも、目に見えるように微分可能となるほど十分
に調整することができる(量水標)。同様に、1ナノ秒以下などのディスクの部
分でのピットおよびランドの相対的な長さのわずかな差異は、著作権侵害対抗目
的等のために「非表示」データを提供するために有利に使用することができる。
両方のケースとも、データの第2セットは、一時データに無関係に記録され、し
たがって主要なデータの読み戻しを妨害しない。
【0013】 最後に、データ相互関連ジッタを含む電気的なジッタエラーは、最適化回路に
よる最適化された変調信号の発生の前に、初期変調信号を計時するために使用で
きるマスタドライバ回路を通してさらに最小限に抑えることができる。
【0014】 本発明を特徴付けるこれらのおよび多様な特徴と優位点は、以下の詳細な説明
を読み、関連図面を検討することにより明白となるだろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好まれている実施態様の多様な態様を述べるために、典型的な光ディ
スクマスタ作成/復性プロセスで実行されるステップが、まず簡略に説明される
。図1を参照すると、そこには、光ディスクマスタリング/複製プロセス100
の汎用化されたフローチャートが示されている。図1によって述べられるプロセ
スが、単一のマスタ作成および複製施設で、あるいは代わりに別個のマスタ作成
施設と複製施設を備える異なる商業的な組織によって実行できることが理解され
るだろう。
【0016】 図1のプロセスは、ガラスブランクが初期にフォトレジストの薄い層で被覆さ
れるブロック102で始まると示されている。認識されるように、ガラスブラン
クは、正確な寸法を有し、スピンコートまたは類似するプロセスを使用してその
上にフォトレジストが付着されるガラスディスクを備える。フォトレジストの層
の厚さが主として、結果として生じる複製されたディスク上のピットとランドの
間の仰角の距離を決定するために、フォトレジストのガラスブランクへの塗布は
大いに制御されている。いくつかのケースでは、ニトロセルロースまたは類似材
料を備える非フォトレジスト(NPR)をフォトレジストの代わりに使用するこ
とができる。
【0017】 いったん付着されると、フォトレジストは、ブロック104によって示される
ように硬化する。(フォトレジストが硬化した)ガラスディスクは隣に配置され
、レーザビームレコーダ(LBR)のターンテーブルの上で回転され、フォトレ
ジストはブロック106によって示されるように、LBRの半径方向に設置可能
なレーザの変調されたビームに選択的に露呈されている。ブロック106の動作
中、通常、結果として生じる複製されたディスクの所望のピットおよびランドの
形状構成に(肯定的にまたは否定的にのどちらかで)相当する所望のマスタ作成
パターンを示す変調信号が発生する。参考のため、多段変調信号を含む他の種類
の変調信号も所望されるように使用できるが、変調信号は、CDマスタ作成のた
めの8から14の符号化された拡張周波数変調(EFM)信号、およびDVDマ
スタ作成のための8から16の符号化された拡張周波数変調プラス(EFM+)
信号である。本発明の好まれている実施態様に従った変調信号の発生は、以下に
詳細に説明される。
【0018】 図1のフローで続けると、選択的に露呈されるフォトレジストが、ガラスマス
タを作成するためにブロック108で現像される。化学エッチングプロセスは、
通常、露呈されたフォトレジスト(あるいは、代わりに露呈されていないフォト
レジスト)を取り除くために実行される。しかしながら、NPRがフォトレジス
トの代わりに活用されるとき、NPRはLBRの変調された光ビームに関連する
エネルギーにさらされると特徴的に蒸発する傾向があるため、ブロック108の
動作は、典型的には不必要である。
【0019】 ガラスディスクおよび硬化したフォトレジスト材を備えるガラスマスタは、薄
い導電層をフォトレジスト材を備える側に付着することによってブロック110
でつぎに金属化される。典型的に利用される金属化技法は、真空蒸着、スパッタ
リング、および無電解ニッケル蒸着を含む。ガラスマスタの金属化は、ブロック
112に示されているように、それ以降のそこからのスタンパーの製作を容易に
する。
【0020】 さらに特定すると、ブロック112の動作は、通常、金属化されたガラスマス
タの幾何学形状の逆のピットとランドの幾何学形状を有する対応する成形陰極を
成長させるために、金属化されたガラスマスタを直流電気浴にさらすことを備え
る。該成形陰極がスタンパーとして使用されなければならないとき、それは、内
径と外径(IDとOD)寸法を形成するために後に打ち抜かれ、指定される表面
粗さに裏砂処理される。対応して、該成形陰極はマザーを成長させるために使用
することができ、その場合、該成形陰極は化学的に処理されてから、その中から
それ以降のスタンパーを形成することができる逆マザーを成長させるために直流
電気浴に再びさらされる。これは、ファミリープロセスと呼ばれることがあり、
初期の金属化されたガラスマスタは典型的には単一の成形陰極を形成するためだ
けに使用できるので、有利に、相対的に長い生産ラン用の複数のスタンパーの作
成を容易にする。
【0021】 いったん所望のスタンパーがブロック112から得られると、プロセスはブロ
ック114へ続行し、そこでは該スタンパーが部分的なレプリカを形成するため
に射出成形プロセスで活用される。さらに特定すると、スタンパーは、ポリカー
ボネートなどの溶融屈折材が高温および高圧でその中に射出されるモールドの一
つの壁を形成するように設置される。材料は、典型的には中心から(すなわち、
スタンパーのIDから)射出され、外向きに流れる。モールドの加熱流路および
冷却流路は、一方の側で滑らかであり、他方の側で所望のピットとランドの形状
構成を持つ名目上透明なプラスチックディスクを備えるそれぞれの部分的なレプ
リカを効率的に形成しようとして、材料をすばやく加熱してから、冷却するため
に活用される。各レプリカの形成のための典型的なサイクル時間は、大量製造環
境において1個あたり約4秒から6秒である。
【0022】 ブロック114の成形プロセスが相対的に複雑であり、多様な温度、圧力およ
びタイミング事象に対処する140もの多くの異なるパラメータが結果として生
じる、そこから形成される部分的レプリカの品質に影響を及ぼすという点で、典
型的には厳重に管理されなければならないことが認識されるだろう。スタンパー
およびモールドの形状構成などの追加ファクタが、さらに部分的なレプリカの品
質に対して重大な影響を及ぼすことがある。
【0023】 いったん形成されると、それぞれの部分的なレプリカは、ブロック116によ
って示されるように金属化され、それによって(アルミニウムなどの)屈折材の
薄い層が部分的なレプリカのピットとランドの側に適用される。いったん金属化
されると、紫外線(UV)硬化可能ラッカーなどの材料が、スピンコートまたは
類似したプロセスを使用して、ブロック118、屈折層に塗布され、その後で塗
布された材料は硬化し、ブロック20、完成した密封されたレプリカを形成する
。最後に、レプリカは、シルクスクリーンなどの適当な印刷プロセスを使用して
印刷され、ブロック122、プロセスはブロック124で終了する。
【0024】 図1のプロセスから形成された完成したレプリカは、それにより記憶されるデ
ータを示す記号長を正確に反映するピットとランドの幾何学形状を有することが
意図されるが、これらの幾何学形状に悪影響を及ぼす図1のプロセス全体でエラ
ーが生じることがある。これらのエラーの多様な種類およびソースが、ここで説
明されるだろう。
【0025】 図2を参照すると、130に示されているのは、理想的な記号長を有する複製
されたディスク(図示されていない)の形態の一部の表記である。さらに特定す
ると、理想的な形態130は、(Tが決定された長さである)それぞれ3T、4
T、5T、6Tおよび7TというnT記号長を有する一連のランド131,13
2,133,134、および135を含む。図2に示されているものを超える追
加記号長は、典型的には光ディスク(たとえば、CD符号化は、典型的には3T
から11Tの記号長を利用する)によって使用され、図2によって述べられる横
縦比が明快にするために誇張されていることは容易に理解されるだろう。さらに
、図2に数値的に示されていないが、対応する記号長を有するピットは、ランド
131、132、133、134および135の隣接する組の間に置かれる。5
0%という名目デューティーサイクルが、通常、130で述べられるような理想
的な形態で達成される、すなわちランド長の和合計は名目上、ランド長とピット
長の和合計の50%に等しいことが認識されるだろう。
【0026】 それにより記憶されているデータが、読み戻し動作中に正確にかつ信頼できる
ように復号化できるように、130によって表されているような形態を有するレ
プリカを提供することが望ましい。しかしながら、エラーは、図1のマスタ作成
/複製プロセスの多様な段階で生じることがあり、その結果ピットおよびランド
遷移は、図2のランド131、132、133、134および135のそれぞれ
の境界となる点線によって示される理想的な遷移ロケーションとは異なるロケー
ションに該当する。より小さいピットおよびランドに関連するエラーは、通常、
より大きいピットおよびランドに関連するエラーより読み戻し性能に大きな悪影
響を及ぼし、後述されるように、このようなエラーを大局的に補償する試みは、
多くの場合、最短記号長と最長記号長のピットおよびランドの両方を許容公差内
に保つことの兼ね合いを生じさせる。
【0027】 図1のプロセスによって一般的に生じるエラーの一つのタイプは、図2の14
0で表される非対称形態によって示されるような非対称として知られている。非
対称は、通常、(ランドなどの)一つのタイプの記号キャリヤが、すべて対応す
る名目記号長よりわずかに長く、(ピットなどの)残りのタイプの記号キャリヤ
が、すべて対応する名目記号長よりわずかに短い状態として理解されるだろう。
言い替えると、非対称は、50%以外の名目デューティーサイクルを持つレプリ
カを生じさせる。一連のランド141,142,143,144および145の
それぞれが理想的な形態130の対応する理想的なランド131,132,13
3,134および135よりわずかに長いので、非対称は図2の形態140に示
される。
【0028】 非対称は、ガラスマスタの金属化(ブロック110)の間およびスタンパー作
成(ブロック112)の間だけではなく、ガラスマスタの露呈の間(ブロック1
06図1)の間の誤差の結果として生じることがある。非対称の影響は周知であ
り、従来の技術においては、結果として生じる複製されたディスクでの非対称の
存在を削減し、さらに短い記号の検出を強化しようとして、マスタ作成中の変調
信号遷移閾値の削減などの大局的な補償技法を適用することが一般的である。す
なわち、従来の技術の変調信号は瞬間ではないピットおよびランドの遷移を有す
るが、むしろnT記号長の範囲が人間の目に似て、多くの場合目のパターンと呼
ばれるようにいくぶんシヌソイドであるため、従来の技術のマスタ作成技法は、
(3Tなどの)最小記号を少し長くして、下流プロセスにより生じる非対称を補
償するために、検出閾値を約40%などのさらに低い値まで減少させた。しかし
ながら、このような大局的な閾値変化は、各記号長に少し異なって影響を及ぼす
傾向があり、許容できる妥協点に到達するために試行錯誤のアプローチを必要と
する。
【0029】 偏差と呼ばれる第2の種類のエラーも、図2の形態150によって表されるよ
うに、図1のマスタ作成/復性プロセスで生じることがある。広義には、偏差は
いくぶん無作為にピットとランド遷移を誤って配置することであり、おもに図1
のブロック114の射出成形プロセス中に発生する。さらに特定すると、スタン
パーの表面上の同サイズのピットおよびランドは、レプリカの角位置と半径方向
位置の両方に関して、部分的なレプリカで異なる大きさに作られた対応するラン
ドおよびピットを作成することがある。偏差は、通常、ランド151,152,
153,154および155の長さの変動により図2の形態150に示される。
【0030】 ブロック114(図1)の射出成形プロセスは高度に管理されているが、射出
された溶融ポリカーボネートは、それにも関わらず、半径方向ロケーションおよ
び角変位されたモールド冷却流路に対する相対的な近接さなどの多様なファクタ
に応じて、不均一な速度で冷却する。このような冷却速度の変動は、記録面での
ピットおよびランドの幾何学形状での変動を生じさせることがある。
【0031】 大量複製環境の制約が、各レプリカのサイクル時間の最小限化を支配するので
、部分的なレプリカがモールドから半塑性状態で外される間に変形するとき、さ
らに偏差エラーが生じる場合がある。ときおり、このような偏差エラーは、ゴー
スト硬化として目に見えて認められることがあり、レプリカのデータ読み戻し面
での無作為な不透明な量水標に似ている。
【0032】 第3の種類のエラーは、ここでは、電気的な雑音の、マスタ作成プロセス中に
活用される多様な電気信号への導入によって引き起こされる電気ジッタと呼ばれ
る。偏差のように、ジッタエラーは、多くの場合、図2の関連するランド161
,162、163,164、および165のあるジッタ形態160によって示さ
れるように、いくぶん無作為に分布される。
【0033】 ジッタエラーは、無作為ジッタ、特種高周波ジッタ、およびデータ相互関連ジ
ッタという三つのメインカテゴリに分類することができる。無作為ジッタは、通
常、ブロック106の変調信号を発生させるために必要な信号処理を提供するた
めに典型的には使用されるパーソナルコンピュータ(PC)環境では固有の無作
為電気雑音によって引き起こされる。
【0034】 特種高周波ジッタは、典型的には信号処理動作に関連する装置によって生じる
指定された周波数での雑音である。たとえば、37.4キロヘルツ(kHz)の
高周波が、信号処理PCに関連し、この一波案的に活用されている周波数で動作
するする陰極線管(CRT)モニタによる変調信号で生じることがある。
【0035】 データ相互関連ジッタは、入力されたデータストリーム自体によって生じ、し
たがって入力されたデータストリーム自体に相互関連する変調信号の雑音である
。特に、入力されたデータストリームの伝送がPC電源から引き出される電流の
多大な変動を生じさせることがあることが確認された。たとえば、後ろに000
0データワードが続くFFFFデータワードの伝送は、出力電源電圧で変動を投
入するのに十分な負荷電流の変動を引き起こすことがある。同じ電源が、変調信
号を発生させるために使用されるクロック発振器に電力を提供するため、入力さ
れたデータストリームによって生じるこのような変動は、実際にそのデータに相
互関連する電気ジッタを引き起こすことがある。データ相互関連ジッタは、この
ようなジッタが、音声レプリカがそれ以外の場合十分に指定公差内にある特性を
示したとしても、音声レプリカの読み戻し中に音質をじわじわと劣化させること
があるため、特にハイファイ愛好家にとっては不快となることがある。
【0036】 本発明は、これらのおよび多様なそれ以外の種類の、図1のマスタ作成/複製
プロセスにまつわるエラーを、プロセスによって生じるレプリカ上の各ピットと
ランドのロケーションを個別に調整する能力を与えることによって最小限に抑え
る。ここで図3を参照すると、そこに示されているのは、本発明の第1の好まれ
ている実施態様の機能ブロック図である。
【0037】 さらに特定すると、図3は、従来の信号処理システム208によって信号経路
206上で提供される変調信号に応えて、信号経路202で修正された変調信号
を発生させ、従来のレーザビームレコーダ(LBR)204に出力する最適化回
路200を示す。後述されるように、最適化回路200は、前述された多様なエ
ラーを補償するために、経路206から入力変調信号を最適化するために動作す
る。LBR204は、前述されたように、レーザビーム変調を通してガラスマス
タを選択的に露呈する能力を有する複数の市販されているシステムの任意の一つ
である場合がある。さらに、信号処理システム208は、入力されたデータスト
リームに応えて変調信号を発生させるために活用される多数の市販されているシ
ステムの任意のものである場合がある。特に適当な信号処理システムは、米国合
衆国、オクラホマ州、クッシング(Cushing,Oklahoma,USA
)のダグカーソンアンドアソシエーツ社(Doug Carson&Assoc
iates,Inc.)のPCベースのMIS−6システムである。
【0038】 今度は図4を参照すると、そこに示されているのは、制御プロセッサ210、
関連メモリ212、およびクロック発振器214を含む信号処理システム208
の多様な構成部品と関連する、図3の最適化回路200の好まれている構造の機
能ブロック図である。図4の実施態様においては、最適化回路200は、好まし
くは、信号処理システム208のPC環境内に置かれ、図4に示される信号処理
システムの多様な構成部品への即座のアクセスを提供する。
【0039】 当初、それぞれ立ち上がり縁検出器216、立ち下がり縁検出器218、およ
びランレングス検出器220に提供される図3の変調信号が図4に示されている
。立ち上がり縁検出器216は、変調信号の各立ち上がり縁を検出し、その動作
がさらに詳細に後述される立ち上がり縁遅延発生器224へ経路222上で出力
検出信号を提供するために動作する。認識されるように、経路206からの入力
変調信号の各立ち上がり縁は、通常、図2の形態130,140,150および
160によって述べられるようなピット/ランド境界に対応する。同様に、立ち
下がり縁検出器218は、(図2に示されているように各ランド/ピット境界に
相当する)変調信号の各立ち下がり縁を検出し、それに応えて立ち下がり縁遅延
発生器228に経路226で検出信号を出力する。多岐に渡る構造が、立ち上が
り縁遅延発生器と立ち下がり縁遅延発生器224,228に使用でき、その結果
遅延は、信号処理システム発振器214によって、あるいは計時されないアナロ
グ遅延技法によって提供されるクロック信号を使用して生じる。
【0040】 最適化回路200は、経路206からの入力変調信号の連続して提示されてい
るランド(高)信号部分(すなわち、図2に示されているランドに対応する信号
変調信号の部分)のそれぞれの長さおよび振幅を個別に最適化する。ただし、最
適化回路200は、たとえば、最初に変調信号を逆にすることによる変調信号の
連続ピット(低)信号部分の検出および補償を通して、ピット/ランド遷移を代
わりに調整するように容易に構成し直すことができる。
【0041】 図4で続けると、ランレングス検出器220は、変調信号のそれぞれ連続して
受け取られたランド部分(入力信号)のランレングスを特定し、経路230でそ
れぞれ立ち上がり縁遅延テーブル232、立ち下がり縁遅延テーブル234、お
よび振幅値テーブル236に記号長検出信号を出力する。参考のために、テーブ
ル232,234,236は、好ましくは、プロセッサ210によって更新され
るデジタル的に表記される値を記憶する。それゆえに、テーブル232,234
,236は、所望されるようにハードウェアにおいても、あるいはソフトウェア
においても実現することができる。
【0042】 立ち上がり縁遅延テーブル232および立ち下がり縁遅延テーブル234は、
それぞれ、ランレングス検出器220からの記号長検出信号に基づき、個々に選
択され出力される多岐に渡る遅延値を記憶している。一般的には、遅延値を使用
すると、入力変調信号の指定されるランド部分の立ち上がり縁および立ち下がり
縁を所定の範囲で個別に調整できる。
【0043】 説明によって、それぞれ名目立ち上がり縁242および立ち下がり縁244を
有する入力変調信号の選択されたランド部分240を示す図5が提供される。立
ち上がり縁242、および立ち下がり縁244は、それぞれ、図4のテーブル2
32,234の遅延値に応えて、図5の矢印246,248および対応する点線
入りの境界によって示されている範囲で変化することができる。好ましくは、遅
延値は、それぞれが0.5ナノ秒(ns)の合計255のステップで増分され、
その結果立ち上がり縁および立ち下がり縁242,244は、それぞれ±64n
s調整することができる。参考のために、各信号長は、典型的には数百ナノ秒で
測定されるので、図5に示されている範囲は必ずしも一定の比例に拡大縮小して
表記されていない。
【0044】 それゆえに、適切な立ち上がり縁遅延値および立ち下がり遅延値は、それぞれ
経路250と252で立ち上がり縁遅延発生器224および立ち下がり縁遅延発
生器228に出力される。立ち上がり縁遅延発生器224は、経路222の立ち
上がり縁検出信号を受け取ると、経路222から受け取られる値によって示され
る時間遅延を開始し、それ以降、セットリセットフリップフロップ(F/F)2
56に経路254上で設定信号を出力する。応えて、F/F256は、F/F2
56が立ち下がり縁228から経路260でリセット信号を受け取るようなとき
まで経路258で高出力をアサートする。リセット信号は、経路226で立ち下
がり縁検出信号を受け取ると、経路252から受け取られる遅延値を示す時間遅
延を開始することによって立ち下がり縁発生器228によってアサートされる。
【0045】 それゆえに、経路206で入力変調信号のそれぞれの検出されたランド部分に
応えて、F/F256は前記説明に従って選択的に遅延された立ち上がり縁およ
び立ち下がり縁を有するパルスを出力する。経路258での出力は、さらに振幅
値テーブル236から経路264で振幅値を入力として受け取るドライバ回路2
62に提供される。振幅値は、経路202で最適化された変調信号の出力を容易
にするために、ドライバ回路262の振幅応答を制御する。
【0046】 テーブル232,234での場合のように、振幅値テーブル236は、ランレ
ングス検出器220によって検出された記号長に関係して個々に選択される振幅
地の範囲を記憶する。さらに特定すると、振幅値テーブル236が、入力変調信
号の連続して受け取られたランド部分の振幅を調整するために動作する方法を説
明する図6が提供されている。本説明の目的のため、図6のランド部分は、図5
に関して前述された同じランド部分に相当するために240として示されている
【0047】 図6で示されるように、ランド部分240は、矢印266および対応する破線
によって示されている振幅の範囲で選択的に変えることができる名目振幅を有す
る。好ましくは、振幅値テーブル236に記憶されている振幅値は0ボルトから
+4.3ボルトの範囲で高ランド部分240の振幅の調整を容易にする(代わり
に、振幅値テーブル236は、−1.0ボルトから0ボルトの範囲で低ピット部
分を調整することができる)。このような調整は、たとえば、所望されるように
より大きい記号長に送達されるエネルギー量を最適化するためだけではなく、相
対的により小さい記号長のためにLBR204(図3)のレーザビームによって
送達されるエネルギーの量を増加するために望ましい。さらに、振幅は、より詳
しく後述されるように人間が読み取ることができる量水標を、複製されたディス
クの記録面に選択的に適用するためだけではなく、トラック間干渉(クロストー
ク)の影響を最小限に抑えるためなどのためにも、ガラスマスタ上に形成されて
いる、結果として生じるピットおよびランドの幅を制御する目的で有利に変調す
ることができる。
【0048】 図4に戻ると、ここでそこに示されている回路の追加能力が説明される。前記
説明に従って、テーブル232,234にランレングス検出器により検出された
nT記号長の範囲のそれぞれに選択的に適用される遅延値が提供できることが当
初述べられた。しかしながら、テーブル232,234には、さらに、検出され
た記号長に基づいてだけではなくガラスマスタ上の半径方向の位置および角位置
(それゆえ、結果として生じるそこから形成されるレプリカ上の角位置)などの
、付加的な根拠にも基づき選択される遅延値が指定できる。
【0049】 例として、ブロック114(図1)の射出成形プロセスに使用されるモールド
の特徴が、加熱流路および冷却流路の配列のため不均一な冷却特徴(それゆえに
、放射状におよび弧状に広がる欠陥領域)を提供する場合、個々のピット/ラン
ド遷移に対する遅延が複製プロセスを最適化し、改善するために最適に選択でき
るように、このような情報は容易にコンパイルされ、テーブル232,234に
提供することができる。このような能力は、さらに、各レプリカを圧搾するため
に必要なサイクル時間の(たとえば、4秒から6秒から3秒以下への)削減を容
易にし、複製機構の製造スループット能力を大幅に改善することができることが
熟慮される。
【0050】 今度は図7を参照すると、そこに示されているのは、前述されたように図4の
最適化回路200の動作を表す変調信号最適化ルーチン270のフローチャート
である。図4の回路はおもにアナログ信号処理技法を利用しているが、一定の用
途においては、信号をデジタル的に発生させる、または処理することが望ましい
場合があることが熟慮されることが認識されるだろう。それゆえに、図7のルー
チンが、代わりに、図4の回路に関して前述された変調信号修正動作を実行する
ために(図4のプロセッサ210などの)デジタルプロセッサによって活用され
るプログラミングを表す汎用化されたルーチンと見なすことができることが理解
されるだろう。
【0051】 ブロック272の動作によって示されているように、入力記号の立ち上がり縁
および立ち下がり縁が最初に特定され、その後入力記号のラン(記号)レングス
がブロック274によって特定される。適切な振幅値、ブロック278だけでは
なく、適切な立ち上がり縁および立ち下がり縁の遅延がつぎに選択される、ブロ
ック276である。最適化された記号はブロック276と278からの値に従っ
てタイミングおよび振幅特徴とともにブロック280で作成され、その後ルーチ
ンはブロック282で終了する。
【0052】 図3から図7によって述べられる第1の好まれている実施態様の説明を完了し
て、今度は、第2の好まれている実施態様の機能ブロック図を提供する図8が参
照される。説明を明快にする目的で、第1の好まれている実施態様に関して前記
に特定された同じまたは類似した要素が、ここに以下に提示される代わりに好ま
れている実施態様で同様に特定されるだろう。
【0053】 図8を続けると、そこに示されているのは、信号処理システム208によって
経路306上で提供される入力変調信号に応えてLBR204に対し経路302
で最適化された変調信号を発生させるように動作するマスタドライバ回路300
である。好ましくは信号処理システム208の環境内に置かれる図3と図4の最
適化回路200とは異なり、マスタドライバ回路300は好ましくはLBR20
4の隣に、あるいはLBR204の範囲内にも置かれることが注記されるだろう
。マスタドライバ回路300のこの好まれている相対的なロケーションに関連す
る優位点は、以下に明白になるだろうが、当初、マスタドライバ回路300のL
BR204への相対的な近接さは、通常、信号経路302と306の相対的な長
さによって図8に示されることが注記されるだろう。
【0054】 図9を参照すると、そこに示されているのは、第1の好まれている構造に従っ
たマスタドライバ回路300の機能ブロック図である。マスタドライバ回路30
0は、マスタ発振器310を使用して(経路306から)変調信号を再計時する
Dフリップフロップ(F/F)308を備えるとして示されている。図8には図
示されていないが、マスタ発振器310が図8のシステムのマスタクロック周波
数を確立し、それゆえ(図4に示されている信号処理システム発振器214など
の)適切な上流回路構成要素を同期させることが理解されるだろう。
【0055】 マスタ発振器310は、代わりに、信号処理システム208によって活用され
る電源から別個であるアナログ電源312によって電力を供給される。認識され
るように、電源312は、好ましくは、多くの場合望ましくない高周波切替え構
成部品を導入することがあるデジタル電源に比較して特徴的にさらに清潔な出力
を提供するためにアナログ構造となる。最後に、図9のマスタドライバ回路30
0は、最適化回路200が、図4に示されているように、信号処理システム発振
器214によって計時される代わりに、マスタ発振器310からマスタクロック
周波数を受け取る点を除き、さらに図4の最適化回路200を備えるように示さ
れる。
【0056】 それゆえに、マスタドライバ回路300は、最適化された変調信号の発生のた
めに最適化回路200に同を提供する前に、変調信号の時間を再計時するために
動作する。このようにして、無作為な、周波数に特殊な、データ相互関連ジッタ
によって生じるエラーは、実際的には、最適化された変調信号から排除すること
ができ、(優れた音声ディスクを含む)優れた光ディスクレプリカの作成を容易
にする。電気的な雑音の影響は、さらに、マスタドライバ回路300をLBR2
04の実際のレーザビームに実際的に近く、好ましくは用途に応じてLBR自体
の中に置くことによって最小限に抑えられる。
【0057】 マスタドライバ回路300は好ましくは最適化回路200を備えると示されて
いるが、マスタドライバ回路300がこのような変調信号修正能力を削除するよ
うに代わりに構成することができることが明確に理解されるだろう。このような
構成は実質的に最適化回路200によって提示される多様な優位点を排除するが
、マスタドライバ回路300のこの代替実施態様は、それにも関わらず、電気的
に誘導されるジッタエラーの影響を、前述のように排除することによってマスタ
作成/複製プロセスの多大な改善を提供する。
【0058】 図3のシステムをマスタドライバ回路300のこの代替実施態様に組み合わせ
ると、上流最適化回路200によって提供される信号品質のあらゆる改善を除去
する故意ではない結果が与えられることが注記されるべきである。すなわち、マ
スタ計時が変調信号最適化とともに利用されなければならないとき、最適化回路
200は(図9に示されているように)マスタドライバ回路300のマスタ計時
動作から下流に位置し、それによってマスタ発振器310が変調信号の過去に調
整された立ち上がり縁および立ち下がり縁を定義し直すのを防ぐ必要がある。
【0059】 今度は図10を参照すると、そこに示されているのは本発明の別の好まれてい
る実施態様である。さらに特定すると、図10は、図3−4の最適化回路200
のようにLBR204による使用のために最適化された変調信号を発生させる(
通常320で示される)統合された最適化回路を説明する。ただし、従来のよう
に発生した変調信号を活用し、最適化された変調信号を発生させる最適化回路2
00とは異なり、図10の統合された最適化回路320は、最適化された変調信
号を直接的に発生させる。
【0060】 図10に示されているように、統合された最適化回路320は、(用途に応じ
て、ある程度の量の事前調整を含むことがある)経路324で入力データを符号
化するために動作するランレングスエンコーダ322を備える。入力されたデー
タに応えて、エンコーダ322は、立ち上がり縁、立ち下がり縁および記号ラン
レングス出力を経路222,226、および230で提供し、その後で図10の
回路は、通常、経路202で最適化された変調信号を出力するために図3−4の
回路200の最適化の方法および図7のフローに類似した方法で動作する。
【0061】 今度は図11を参照すると、そこに示されているのは、本発明の別の好まれて
いる実施態様である。さらに特定すると、図11は、以下の説明で注記されるの
を除き、前述された最適化回路200および統合された最適化回路320に、構
造および動作において類似する、埋め込まれたデータ最適化回路340の機能ブ
ロック図を提供する。しかしながら、通常、回路340は、前のように最適化さ
れた変調信号を発生させるために動作し、その結果個々のピット/ランド遷移の
タイミングおよび個々の記号の振幅は選択的に、および独立して制御される。そ
れゆえに、前述された実施態様の構成部品および信号経路の複数は、同様に図1
1に特定される。明快さのために図11には図示されていないが、(図4のプロ
セッサ210、メモリ212、および発振器214などの)信号処理システム2
08の構成部品は、好ましくは、図11の回路340によって同様に活用される
ことが理解されるだろう。
【0062】 しかしながら、図11の回路340は、LBR204によって記録されるデー
タの第1の一次セットから独立しているガラスマスタ(したがって、その結果生
じる複製されたディスク)内に第2の別個のデータのセットを埋め込む追加能力
を提供する。後述されるように、このデータは、複製されたディスクの記録面に
人間が読み取ることのできる量水標を作成するために「粗い」様式で埋め込むこ
とができるか、あるいは著作権侵害対抗作業および類似作業を強化することがで
きる非表示コードを作成するために「非表示」様式で埋めこむことができる。そ
れぞれのケースで埋め込まれたデータは、それ以外の場合、複製されたディスク
の読み戻し特徴に影響を及ぼさない。
【0063】 回路340が有利にデータの第2セットを埋め込む方法がここで説明される。
当初、図11に示されているように、回路340によって出力される修正された
記号の立ち上がり縁および立ち下がり縁に適用される遅延を選択的に作成するた
めに、それぞれ2組のテーブル342,344および346,348が別個に提
供される。さらに特定すると、テーブル342と344は、それぞれ「データゼ
ロ」と「データ1」立ち上がり縁遅延テーブルとして特定され、テーブル346
と348はそれぞれ「データゼロ」と「データ1」立ち下がり縁遅延テーブルと
して特定される。
【0064】 好ましくは、立ち上がり縁テーブル342と344および立ち下がり縁テーブ
ル346と348に記憶されている遅延値は、マスタディスク(および結果とし
て生じるレプリカ)上の半径方向の位置および角位置だけではなく、多岐に渡る
異なる記号長を補正するためにも、最初に前述された考慮事項を鑑みて選択され
(たとえば、図4のプロセッサ210によって提供され)る。
【0065】 しかしながら、立ち上がり縁テーブル342と344の立ち上がり縁遅延値で
始めて、いったん名目遅延値が選択されるとき、これらの名目値は、好ましくは
「データゼロ」遅延値を作成するために一様に、後でデータゼロ立ち上がり縁遅
延テーブル342に記憶される選択された量「減分される」。同様に、名目遅延
値は、さらに、データ1立ち上がり縁遅延テーブル344に記憶される「データ
1」遅延値を作成するために同じ量、「増分される」。同様に、「データゼロ」
と「データ1」立ち下がり縁遅延値が作成され、データゼロ立ち下がり縁遅延テ
ーブル346とデータ1立ち下がり縁遅延テーブル348に記憶される。代替実
施態様においては、データゼロ遅延テーブル342と346は名目遅延値を記憶
し、データ1遅延テーブル344と348は、選択された量、所望されるように
増分されるか、減分される遅延値を受け取る。遅延テーブル342,344,3
46および348に記憶される遅延値が微分される量は、埋め込まれたデータが
使用されなければならない方法に関して選択される。たとえば、人間が読み取る
ことのできる量水標が所望されるとき、選択量は数ナノ秒(すなわち、数、また
は数十のステップでさえ)ある場合がある。逆に、非表示コードは、単一ナノ秒
ほど低い選択された微分遅延を使用することにより無事に埋め込まれ、回復する
ことができる。すなわち、回路340は、数千ナノ秒伸びる長さを有する記号の
ピットおよびランド遷移を1ナノ秒によって微分的に調整することによって有利
に非表示データを符号化することができる。
【0066】 しかしながら、この時点で、図11から、立ち上がり縁遅延テーブル342,
344がテーブル選択回路350に接続され、立ち下がり縁遅延テーブル346
,348が同様にテーブル選択回路352に接続されることが分かる。テーブル
選択回路350,352は、代わりに埋め込まれたデータ経路356に沿って埋
め込まれるデータの第2セットを受け取る埋め込まれたデータエンコーダ354
によって提供される入力に代わりに作動的に結合され、それによって制御される
【0067】 動作中、回路340の残りの部分は、前述されたように、経路206から変調
信号の連続して提示されるランド部分(記号)の、ランレングスだけではなく立
ち上がり縁と立ち下がり縁を検出するために動作する。このような動作は、それ
ぞれの遅延テーブル342,344,346および348による立ち上がり遅延
値および立ち下がり遅延値の個別選択、ならびに同のそれぞれのテーブル選択回
路350,352への出力を含む。経路356に沿って埋め込まれたデータが提
供されない場合、埋め込まれたデータエンコーダ354は、(たとえば、立ち上
がり縁の名目遅延タイミングを促進するためのデータゼロ立ち上がり縁遅延テー
ブル342と、立ち下がり縁の名目遅延タイミングを促進するためのデータゼロ
立ち下がり縁遅延テーブル346などの)選択された立ち上がりテーブルと選択
された立ち下がりテーブルの接続をデフォルトとして取る。
【0068】 しかしながら、データが経路356によって埋め込まれたデータエンコーダ3
54に提示されるようなとき、埋め込まれたデータエンコーダは、多様な遅延テ
ーブル342,344、および346,348を、提示されたデータに答えて選
択的に接続し、それによって埋め込まれたデータを示す最適化された変調信号の
名目変動をもたらす。人間によって検出可能な量水標が記録表面に適用されなけ
ればならないとき、データは、適用される微分符号化および埋め込まれたデータ
エンコーダ354が動作し、遅延テーブル342、344、346、および34
8からの適切な値を適用する記号の半径方向のロケーションおよび角ロケーショ
ンを示す。したがって、量水標のエリアにおけるこれらの記号は、すべて記録面
の残り部分よりもわずかに異なる(たとえばより長い)記号長を有し、人間の目
で区別可能であろう。
【0069】 代わりに、非表示データが符号化されなければならないとき、埋め込まれたデ
ータエンコーダは、非表示データに関して微分符号化を選択的に適用する。好ま
しくは、非表示データの各ビットの期間は、データゼロテーブルとデータ1テー
ブル(342,344および346,348)の間の値を微分するために使用さ
れる選択的な量に依存するだろう。通常、選択的な量が小さいほど、非表示デー
タの各ビットを書き込むために必要となる時間の期間は長くなる(たとえば、1
ナノ秒という微分量を使用すると、非表示データの各ビットが数ミリ秒書き込ま
れることが必要となる可能性がある)。前記に示されたように、図11の回路3
40を使用して量水標または非表示データのどちらかを埋め込んでも、最適化さ
れた変調信号を使用して符号化される主要なデータの読み戻し品質に大幅な劣化
は生じない。埋め込まれたデータエンコーダ354が、さらに、データの第2セ
ットの埋め込みを強化するために、振幅値テーブル236からの振幅値の選択を
変えることができることが理解されるだろう。
【0070】 過去に符号化された非表示データが実質的には読み戻し動作中にレプリカから
復号される方法が、図12に関してここに説明される。図12に示されているよ
うに、低域フィルタ360は、経路362で提供される従来の読み戻し信号、レ
プリカの通常の読み戻し中に得られる読み戻し信号を濾波するために提供される
。認識されるように、低域フィルタ360の動作は、読み戻し信号からさらに高
い周波数の成分を実質的に除去し、信号の直流(DC)成分を示す出力信号を経
路364上で生じさせることを目的としている。それゆえに、その中に非表示デ
ータが埋め込まれているレプリカからの一連のデータ記号から得られるDC成分
の監視は、「データゼロ」ビットが「データ1」ビットと異なる相対的なDC世
分を含むという点で、埋め込まれているデータの徴候を提供する。多様な埋め込
まれている非表示データビットのロケーションおよびタイミングに関する過去の
知識があると、同は、低域フィルタを使用して容易に回復することができる。逆
に、このような知識がない場合は、埋め込まれたデータの検出(および未許可の
複製)は、通常、達成するのが困難だろう。
【0071】 それゆえに、本発明は、マスタ、ひいては複製された光ディスクの個々のピッ
トおよびランド遷移を最適化する能力を与えることによって従来の技術に優るい
くつかの重要な優位点を提供する。非対称、偏差、およびジッタを含む現代の光
ディスクマスタ作成/復製プロセスに固有な多様なエラーは、容易に管理するか
、最小限に抑えることができる。さらに、データの別個のセットは、マスタディ
スクに容易に埋め込むことができ、微分記号長による人間が読み取ることのでき
る量水標または非表示データの使用を容易にする。
【0072】 前記説明を鑑みて、ここでは、本発明が、読み戻し特徴を改善し、エラーの影
響を最小限に抑えるためにデータの光ディスクへの書込みを最適化するための方
法および装置を目的としていることは明らかだろう。
【0073】 (200,320,340などの)最適化回路は、(204などの)レーザビ
ームレコーダの書込みビームを変調するために使用される(経路202,302
に沿うなどの)最適化された変調信号を発生させる。該最適化された変調信号は
、(130,140,150,160で示されているような)光ディスク上の結
果として生じるピットおよびランドに相当する(240などの)一連のデータ記
号を備える。最適化回路は、(278,280によってなどの)データ記号の振
幅だけではなく、(276,280によってなどの)データ記号のリーディング
エッジおよびトレーリングエッジも個別に調整することによって光ディスク上の
ピットおよびランド遷移のロケーションを最適化する。
【0074】 このようにして、ディスク上の各ピットおよびランドの特定の長さは、ディス
ク上のピットおよびランドの半径方向ロケーションと角ロケーションを含むそれ
以外の要素だけではなく、名目記号長にも基づいて個別に選択することができる
。さらに、ピットおよびランド遷移の選択的な配置は、量水標または著作権侵害
対抗非表示コードを提供するために光ディスク上で(経路356上などで)デー
タの第2セットを埋め込むために使用することができる。最後に、データ相互関
連ジッタを含む電気ジッタエラーは、最適化回路による最適化された変調信号の
発生の前に初期変調信号を再計時するために使用できる(300などの)マスタ
ドライバ回路によってさらに最適化することができる。
【0075】 添付クレームのために、「光ディスク」という語句は、磁気光学ディスク等な
どのその他の種類のディスクだけではなく、ガラスマスタおよび前述された複製
された光ディスクによってデータが光学的に記憶されるディスクを説明するため
に、前記説明に従って理解されるだろう。さらに、「回路」という用語の使用は
ハードウェアとソフトウェア両方をベースにしたインプリメンテーションをカバ
ーすると理解されるだろう。
【0076】 本発明がそこに固有なものだけではなく言及された目的および優位点も達成す
るために十分に適応されることが明らかだろう。現在好まれている実施態様はこ
の開示のために説明されてきたが、技術にたけた者に容易にそれら自体を示唆し
、添付クレームに開示され、定義される本発明の精神に含まれる多数の変更が加
えられてよい。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、この発明によれば、データを光ディスクに書きこむこ
とに関連するエラーを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複製された光ディスクを作成するために使用される光ディスクマスタ作成/複
製プロセスを示すフローチャートである。
【図2】 図1のプロセスに関連する多様な種類のエラーを説明する、多様なレプリカ形
態の表記を示す図である。
【図3】 光ディスクマスタ作成プロセスの間にレーザビームレコーダによって使用する
ための最適化された変調信号を発生させるために使用される最適化回路を含む、
本発明の第1の好まれている実施態様の機能ブロック図であり、該最適化回路は
信号処理システムによって発生する変調信号に応えて最適化された変調信号を発
生させることを示す図である。
【図4】 さらに詳細に図3の最適化回路を示す機能ブロック図である。
【図5】 変調信号の個々の記号(ランド部分)の表記を提供し、最適化回路が記号の立
ち上がり縁と立ち下がり縁を有利に調整できる方法を示す図である。
【図6】 図5の記号の表記を提供し、最適化回路が記号の振幅を有利に調整できる方法
を示す図である。
【図7】 図4の最適化回路に従って、変調信号最適化ルーチンの間に実行されるステッ
プを示すフローチャートである。
【図8】 レーザビームレコーダによって使用されるための最適化された変調信号を発生
させるマスタドライバ回路を含む、本発明の第2の好まれている実施態様の機能
を示すブロック図である。
【図9】 好ましくは図4の最適化回路を含む、マスタドライバ回路の機能ブロック図を
さらに詳細に示す図である。
【図10】 本発明の第3の好まれている実施態様の機能ブロック図であって、直接的に最
適化された変調信号を発生させる統合された最適化回路を示す図である。
【図11】 本発明の第4の好まれている実施態様の機能ブロック図であって、量水標の作
成または非表示データをレプリカに書き込むことを容易にするために、最適化さ
れた変調信号の中にデータの第2セットを埋め込むことができる埋め込み型デー
タ最適化回路を示す図である。
【図12】 図11の回路によって符号化される非表示データを回復するために使用される
読み戻し動作での低域フィルタの使用を説明する図である。
【符号の説明】
200 最適化回路 204 レーザビームレコーダ 208 信号処理システム 210 プロセッサ 212 メモリ 214 発振器 216 立ち上がり縁検出器 218 立ち下がり縁検出器 220 ランレングス検出器 224 立ち上がり縁遅延発生器 228 立ち下がり縁遅延発生器 232 立ち上がり縁遅延テーブル 234 立ち下がり縁遅延テーブル 236 振幅値テーブル 256 セットリセットフリップフロップ(F/F) 300 マスタドライバ回路 310 マスタ発振器 312 アナログ電源 342 データゼロ立ち上がり縁遅延テーブル 344 データ1立ち上がり縁遅延テーブル 346 データゼロ立ち下がり縁遅延テーブル 348 データ1立ち下がり縁遅延テーブル 350 テーブル選択回路 352 テーブル選択回路 354 埋め込まれたデータエンコーダ 360 低域フィルタ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月14日(2000.4.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)符号化されるデータを示す名目記号長を有する一連の
    データ記号を提供するステップと、 (b)光ディスクの読み戻し特徴を最適化するために一連のデータ記号の名目
    記号長を個別に変えることによって最適化された書込みビーム変調信号を発生さ
    せるステップと、 を備え、 光ディスクでデータを符号化するために使用される最適化された書込みビーム
    変調信号を発生させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)が、一連のデータ記号に相当する部分を有す
    る名目書き込みビーム変調信号を発生させることを備え、 ステップ(b)が、最適化された書込みビーム変調信号を発生させるために名
    目書き込みビーム変調信号を修正することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(b)が、 (b1)遅延値のテーブルを提供するステップと、 (b2)一連のデータ記号の各データ記号の名目記号長を検出するステップと
    、 (b3)各データ記号の検出された名目記号長に相当するテーブルからの遅延
    値に関して遅延を適用することによって各データ記号の記号長を確立するステッ
    プと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 各データ記号がリーディングエッジ遷移とトレーリングエッ
    ジ遷移を有し、遅延がリーディングエッジ遷移とトレーリングエッジ遷移の選択
    された一つを調整することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 光ディスクが、その中から複製された光ディスクがそれ以降
    形成できるマスタディスクを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 データがデータの第1セットを備え、一連の記号の名目記号
    長が、さらに、データの第1セットに無関係に光ディスク上でデータの第2セッ
    トを埋め込むために個別に変更されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 光ディスクへのデータの書込みを変調するための最適化され
    た変調信号を発生させる最適化回路であって、最適化された変調信号が一連のデ
    ータ記号を備え、各データ記号が関連する名目記号長のセットの一つに相当する
    長さを定義するリーディングエッジおよびトレーリングエッジを有し、光ディス
    クの読み戻し性能を最適化するために各データ記号のリーディングエッジおよび
    トレーリングエッジのそれぞれの相対的なタイミングを個別に調整することによ
    って各データ記号の長さを最適化する最適化回路とを備えることを特徴とする光
    ディスクにデータを書き込むための装置。
  8. 【請求項8】 最適化回路が、 各データ記号のリーディングエッジの検出に応えて、各データ記号のリーディ
    ングエッジの相対的なタイミングを調整するために選択された期間のリーディン
    グエッジ遅延を開始し、リーディングエッジ遅延が各データ記号の関連する名目
    記号長に応えて選択されるリーディングエッジ遅延発生器と、 各データ記号のトレーリングエッジの検出に応えて、各データ記号のトレーリ
    ングエッジの相対的なタイミングを調整するために選択された期間のトレーリン
    グエッジ遅延を開始し、トレーリングエッジ遅延が各データ記号の関連する名目
    記号長に応えて選択されるトレーリングエッジ遅延発生器と、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置であって、 さらに、複数のリーディングエッジ値値を記憶し、各データ記号の関連する名
    目長に応えてリーディングエッジ遅延発生器に、リーディングエッジ遅延を示す
    選択されたリーディングエッジ遅延値を出力するリーディングエッジ遅延発生器
    に作動的に結合されるリーディングエッジ遅延テーブルと、 複数のトレーリングエッジ遅延値を記憶し、各データ記号の関連する名目長に
    応えてリーディングエッジ遅延発生器にトレーリングエッジ遅延を示す選択され
    たトレーリングエッジ遅延値を出力するトレーリングエッジ遅延発生器に作動的
    に結合されるトレーリングエッジ遅延テーブルと、 を備えることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 リーディングエッジ遅延テーブルは、第1リーディングエ
    ッジ遅延テーブルとして特徴付けられ、トレーリングエッジ遅延テーブルは第1
    トレーリングエッジ遅延テーブルとして特徴付けられ、光ディスクに書き込まれ
    るデータがデータの第1セットとして特徴付けられ、 最適化回路が、さらに、 第1リーディングエッジ遅延テーブルのリーディングエッジ遅延のそれぞれか
    ら選択された量変化する複数のリーディングエッジ遅延値を記憶する第2リーデ
    ィングエッジ遅延テーブルと、 第1トレーリングエッジ遅延テーブルのトレーリングエッジ遅延値のそれぞれ
    から選択された量変化する複数のトレーリングエッジ遅延値を記憶する第2トレ
    ーリングエッジ遅延テーブルと、 第1リーディングエッジ遅延テーブルと第2リーディングエッジ遅延テーブル
    、および第1トレーリングエッジ遅延テーブルと第2トレーリングエッジ遅延テ
    ーブルに作動的に結合され、第1リーディングエッジ遅延テーブルと第2リーデ
    ィングエッジ遅延テーブルからリーディングエッジ遅延値を、第1トレーリング
    エッジ遅延テーブルと第2トレーリングエッジ遅延テーブルからトレーリングエ
    ッジ遅延値を、それぞれリーディングエッジ遅延発生器およびトレーリングエッ
    ジ遅延発生器に適用し、データの第2セットを、データの第1セットに関係なく
    光ディスクの上に埋め込む埋め込まれたデータエンコーダ回路と、 を備えることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 データの第2セットの埋め込みが、光ディスク上での人間
    が読み取ることができる量水標を生じさせることを特徴とする請求項10に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 データの第2セットの埋め込みが、光ディスクでの非表示
    コードを生じさせることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の装置であって、 さらに、各データ記号の関連する名目記号長に関して各データ記号の振幅を制
    御するための振幅制御手段を備えることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 最適化回路は、初期変調信号を発生させる信号処理システ
    ムに作動的に結合され、最適化回路は初期変調信号に応えて最適化された変調信
    号を発生させることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、 さらに、補償回路に作動的に結合され、最適化された変調信号での電気ジッタ
    エラーの存在を最小限に抑えるために、初期変調信号を再計時するためにマスタ
    クロック信号を発生させるマスタ発振器を備えるマスタドライバ回路を備えるこ
    とを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 信号処理システムが、初期変調信号を発生させるために信
    号処理システム電源を活用し、マスタドライバ回路が、 さらに、マスタ発振器に作動的に結合され、電力をマスタ発振器に供給し、マ
    スタクロック信号の発生を容易にする信号処理システム電源から隔離されたマス
    タ発振器電源を備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 変調信号が、マスタディスクによって記憶される主要なデ
    ータを示すピットおよびランドを有するマスタディスクを作成する目的で、レー
    ザビームレコーダの書込みビームを変調するために作成される光ディスクマスタ
    作成システムにおいて、 マスタディスクからその後に形成される複製された光ディスクの読み戻し特徴
    を強化するためにマスタディスク上のピットおよびランドの遷移のロケーション
    を最適化する最適化回路であって、最適化回路がピットおよびランドに相当する
    一連のデータ記号として最適化された変調信号を発生させ、データ記号のリーデ
    ィングエッジおよびトレーリングエッジを個別に調整する最適化回路を備えるこ
    とを特徴とするシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のシステムであって、 さらに、最適化回路に再計時された変調信号を提供するために変調信号を再計
    時することによってピットおよびランドの遷移のロケーションのエラーを最小限
    に抑える最適化回路に作動的に結合され、最適化回路が再計時された変調信号か
    ら最適化された変調信号を発生させるマスタドライバ回路を備えることを特徴と
    するシステム。
  19. 【請求項19】 最適化回路が、さらに、主要なデータに関係なくデータの
    第2セットを埋め込むために、最適化された変調信号のデータ記号のリーディン
    グエッジおよびトレーリングエッジを個別に調整することを特徴とする請求項1
    7に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 マスタディスクが作成される光ディスクマスタ作成プロセ
    スにおいて、 変調信号の連続部分を受け取り、一時的に記憶するためのラッチと、 該ラッチに作動的に結合され、マスタクロックの選択された周波数で変調信号
    を再計時するためにラッチに対し選択された周波数でのマスタクロックを作成、
    供給するマスタ発振器と、 を備え、 書込みビームを変調するために変調信号を発生させる信号処理システムに作動
    的に接続可能なマスタドライバ回路と、 を備えることを特徴とするマスタディスクの作成中に電気的なジッタの影響を
    最小限に抑えるための装置。
  21. 【請求項21】 マスタドライバ回路が、 さらに、電力をマスタ発振器に供給する信号処理システムから機械的かつ電気
    的に隔離されているマスタ電源を備えることを特徴とする請求項20に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の装置であって、 さらに、マスタドライバ回路に作動的に結合され、再計時された変調信号から
    マスタディスクへのデータの書き込みを偏重するための最適化された変調信号を
    発生させる最適化回路であって、最適化された変調信号が一連のデータ記号を備
    え、各データ記号が、関連名目記号長のセットの一つに相当する長さを定義する
    リーディングエッジおよびトレーリングエッジを有し、マスタディスクの読み戻
    し性能を最適化するために各データ記号のリーディングエッジおよびトレーリン
    グエッジのそれぞれの相対的なタイミングを個別に調整することによって、各デ
    ータ記号の長さを最適化する最適化回路を備えることを特徴とする装置。
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