JP2002504875A - 液圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に、スリップ制御ブレーキシステム用のコンパクトな構造の液圧装置に関する。ポンプ（１７、１８、１９）と、電磁気的に作動されるバルブと、少なくとも１つの低圧貯蔵装置（２４）がバルブブロック（１）内に設けられている。バルブアクチュエータは、ポンプ（１７、１８、１９）を駆動する電気モータに向き合っていてバルブブロック（１）の基盤（２９）の前方に設置されている。低圧貯蔵装置のハウジングは、金属板からカップ形成法で深絞りされた付加部品（３０）のように形成されている。付加部品（６０）の端部は、バルブブロック（１）の盲孔（３２）内の開口部に固定されている。前記付加部品（３０）は、基盤（２９）上に延びており、バルブアクチュエータ（２３）とほぼ同じ高さである。アクチュエータと付加部品（３０）は、バルブブロック上でハウジングキャップ（７５）によって覆われていて、このキャップは、環境の影響からそれらを保護する。この配置は、非常にコンパクトで、比較的小さい構成でそれ故軽いバルブブロック（１）が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 液圧装置 本発明は、複数の側面と基盤面とを有し、そこを通って圧力流体チャンネルが 延びていて、中に少なくとも１つの電磁気的に操作可能なバルブが結合されてい る金属のバルブブロックを備えた液圧装置に関する。さらに、バルブブロックは 、ハウジングと、このハウジング内に案内されたアキュムレータピストンとを有 する低圧アキュムレータを調整する。 このタイプの液圧装置は、なかんずく、ブレーキスリップ制御システムに利用 される。これらのケースにおいて、バルブブロックは、同様にバルブブロックに フランジ止めされた電気モータによっで駆動されるにポンプピストンを有してい る。例えば、米国特許第５０２２７１７１号に記載されている液圧装置を参照す る。この特許に記載された説明において、低圧アキュムレータは、バルブブロッ クに完全に一体になっていて、これは、バルブブロックの対応する側面にネジ止 めされたプレートによって閉成されるバルブブロックの盲端孔（ｂｌｉｎｄ−ｅ ｎｄ ｂｏｒｅ）内に案内されていることを意味する。アキュムレータスプリン グは、アキュムレータピストンとプレートとの間に配置されている。盲端孔の深 さは、アキュムレータピストンの軸線的延伸部とアキュムレータスプリングの長 さによって決定され、これは各システム用に設けることが要求される低圧アキュ ムレータの最大吸収容量に対応する。なかんずく、低圧アキュムレータが最大ま で充填されたとしてもアキュムレータピストンが超過した値に達することがない という注意が払われなければならない。このことにより、例えばアキュムレータ スプリングは、コイルの限界長さまで圧縮してはならない。これらの条件を考慮 して、最大吸収容量よりもかなり大きい低圧アキュムレータ用に必要なスペース がある。このことは、重量とスペースの観点からバルブブロックを最小化する要 求とは対照的である。このように、本発明の目的は、従来技術の解決でもたらさ れるよりもさらに小型で軽い液圧装置を得ることである。 この目的を達成するために、本発明は、低圧アキュムレータ用のハウジングの 部分が、バルブブロックに接続可能でバルブブロックの基盤から突出した付加部 品（ａｄｄ−ｏｎ ｐｌｅｃｅ）であるものを開示している。 好ましくは、アキュムレータピストンは付加部品に案内されていて、バルブブ ロックそれ自身によって形成されている低圧アキュムレータのハウジングの部分 は、低圧アキュムレータの最大貯蔵容量にほぼ対応する容積を径方向に取り囲ん でいる。 これに従って形成された低圧アキュムレータは、幾つかのバルブがバルブブロ ックに一体になっていて圧力制御が小さい場合に特に適している。上記の技術に おいては、バルブアクチュエータをバルブブロックの基盤にサイドバイサイドに 位置させるように配置されている。バルブ数の少ないシステムにおいて、アクチ ュエータが配置されているバルブブロックの側部空間に、その中に付加部品が突 出できる領域が残る。 通常、アクチュエータは、なかんずく同様に電子的制御装置を調整するバルブ ブロック上でハウジングキャップによって覆われている。提示した配置において 、低圧アキュムレータはハウジングキャップによって取り囲まれた空間に収容さ れていて、それによって外部からの影響に対して保護される。なかんずく、この ことは、バルブブロックの平らな盲端孔内に挿入された付加部品を、金属板から ボウル状の深絞りで構成することを可能にする。付加部品は、外方向へ向けられ たフランジ状のビードを付けられたリムを有している。このリムは、盲端孔の段 状の延在部に設けられた封止リング用の当接面として補助的に使用される。 アキュムレータピストンは、また同様に金属からボウルタイプの形状に深絞り され、また、開口側が互いに向き合うように整列された付加部品とアキュムレー タピストンは互いに挿入される。アキュムレータピストンと付加部品によって取 り囲まれた空間は、一方がアキュムレータピストンの底部によって支持され、他 方が付加部品の底部によって支持されたアキュムレータスプリングを収容する。 バルブブロックの盲端孔にアキュムレータピストンによって取り囲まれている アキュムレータチャンバは、真っ直ぐな孔によってバルブブロックの交差孔と接 続されている。ポンプピストンが案内されている交差孔は、減衰チャンバ内に開 口している。アキュムレータチャンバ内の接続孔の開口部には、ポンプのポンプ 吸引バルブを呈する不可逆バルブが挿入されている。このポンプのポンプ加圧バ ルブは、同様に不可逆バルブとして構成されていて、減衰チャンバの交差孔内の 開口部に挿入されている。 交差孔と平行に、接続孔がバルブブロックの減衰チャンバと圧力流体チャンネ ルとの間に延びていて、チャンネルに開口している直前において直接オリフィス タイプの構成に狭められている。 電気モータは、バルブブロックの側面から突出しているので、モータハウジン グのベアリングプレートから始まった接続ケーブルは、バルブブロックのそばを 通過することができ、ハウジングキャップ内に配置された電子制御装置に案内さ れている。 ケーブル接続を外部の影響に対して保護するために、ハウジングキャップは、 バルブブロックによってベアリングプレートまで通過する延在部を有している。 本発明の考え方は、実施例に基づいて詳細に説明される。図において、 図１は、本発明のバルブブロックの上面図。 図２は、図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図。 図３は、図２の断面図に垂直なポンプピストンのレベルでのバルブブロックを 通った断面図。 最初に、図１の実施例を参照する。バルブブロックｌは、ほぼ正方形の横方向 延在部を有している。電気モータ２は、ベアリングプレート３とともにバルブブ ロックの正方形の基盤４に中心の軸線をずらして設けられているので、ベアリン グプレート３はその一側が基盤４よりも突出している。車輪結合部５が、基盤４ の他側の電気モータ２によって覆われていなし自由な表面部分に設けられている 。電気モータ２のハウジング１０は、ハウジング１０のフランジ状の端部６を越 えて把持するかしめ部によってバルブブロック１に保持されている。 図２の実施例は、角度をなしているＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図を示していて 、図面の２つの半分は互いに垂直である。バルブブロックｌは中心的に示されて いて、電気モータ２は上述したようにその頂部基盤４に取着されて設けられてい る。モータ２は、内部に永久磁石を有するボウル形状のハウジング１０と、ベア リングプレート３と、ハウジング１０の底部の第１のベアリング１３とベアリン グプ レート３の第２のベアリング１４とに設けられたシャフトを有するロータ１１と を備えている。ロータ１１のシャフト１２は、ベアリングプレート３を通ってバ ルブブロックの段状孔１５内に突出していて、その端部で偏心部１６を支持して いる。偏心部１６には２つのポンプピストン１７が支持されていて、これらは、 交差孔１８に案内されていて各ポンプチャンバ１９を規定している。交差孔１８ は、モータシャフト１２の偏心部１６を収容している段状孔１５の部分内に開口 している。角度をなした断面であるので、ポンプピストン１７を持った１つのみ の交差孔１８が図２に示されている。２つの孔１８は、図１に点線で示されてい る。 ベアリングプレート３は、ブラシホルダープレートとして補助的に使用される 。それ故、２つの、あるいは必要であれば４つのブラシケース２０が、ベアリン グプレート３の内部に設けられる。ケース２０に案内されたブラシ２２への電気 的接続は、プラスチックで形成されたベアリングプレート３に設けられた金属の 導電性トラック２１によって達成される。ベアリングプレート３は、その外側に 封止用唇状部（図示せず）が設けられていて、これは、バルブブロック１の上部 の基盤と当接していて段状孔１５内への蒸気の侵入を阻止する。 バルブブロック１の上部の基盤４と向き合った底部の基盤２９には、幾つかの バルブアクチュエータすなわち磁石コイル２３が設けられていて、これらは、バ ルブブロック１に設けられた閉成されたブッシング上に各嵌合されている。ブッ シング内には、対応する１つの磁石コイルと１つのアーマチュアが取着されてい て、バルブブロック１のバルブを作動するために案内されている。さらに、２つ の低圧アキュムレータ２４が装着されていて、その一方が図２に示されている。 ハウジングは、ボウル形状の深絞り部品として形成された付加部品３０を有して る。付加部品の端部３１は、外方にビードが付けられていて、バルブブロック１ の盲端孔３２の開口部に挿入されかしめられていて、盲端孔３２の壁部が付加部 品３０の壁部と整列するようになっている。盲端孔３２は段状に拡大していて、 また、段部３３の壁部とビードが付けられた端部３１は、封止リング３４が配置 される溝を形成している。 アキュムレータピストン３５もまたボウル形状の深絞り部品として形成されて いて、これはその開口側が付加部品３０の開口側に挿入されていて、付加部品３ ０の底部の孔を通って換気できる閉成されたチャンバーをなすようになっている 。このチャンバーは、一側がアキュムレータピストン３５の底部に、多側が付加 部品３０の底部に支持された低圧アキュムレータ２４のアキュムレータスプリン グ３６を収容している。アキュムレータピストン３５の外径は、盲端孔３２また は付加部品３０の内径よりもわずかに小さいので、アキュムレータピストン３５ は十分な封止気密性を持って適切に案内される。盲端孔３２の深さは、低圧アキ ュムレータ２４の最大吸収容量に対応する。アキュムレータピストン３５と付加 部品３０の長さ寸法は一致しているので、アキュムレータピストン３５の端部は 、最大の吸収容量が到達された場合、付加部品３０の底部と当接するように移動 する。この配置において、アキュムレータピストン３５の底部は、封止リング３ ４の下方で依然として盲端孔３２内にある。低圧アキュムレータ２４が空の場合 、アキュムレータピストン３５の底部は、盲端孔３２の底部に対して支持される 。明瞭にするために、両方の状態（空と充満のアキュムレータ）が、図２の実施 例において半断面で互いに向き合って示されている。 盲端孔３２は、図１に一点鎖線で示されたように、交差孔１８の下方に設けら れている。これは、盲端孔３２と交差孔１８との間に真っ直ぐな接続孔４０を描 くことを可能にする。 盲端孔３２内の接続孔４０の部分は、段状に拡大していて、ポンプ吸引バルブ ４１を収容するのに使用される。バルブ４１は、中央の通路４３を持ったディス クと、同様にディスク形状のバルブ閉成部材４４を有している。このバルブ閉成 部材４４は、通路４３を通って伸び、通路４３の周りで円周方向の当て金（ｓｔ ｒａｐ）４６の後部を把持するために端部がフック状に拡大した軸線的延在部４ ５を有している。バルブ閉成部材４４は、ディスクの通路４３にロックすること が出来るので、接続孔４０の部分内に挿入できる予備組立されたポンプ吸引バル ブ４１が得られる。 ポンプ加圧バルブ５０は同様に形成されていて、ポンプ加圧バルブ５０の開成 圧力を規定するバルブスプリング５３が、フック５１とバルブディスク５２との 間に設けられている。ポンプ加圧バルブは、減衰チャンバ６０内の交差孔１８の 部分内に挿入されていて、減衰チャンバ６０は同様に盲端孔のように形成され、 バルブブロック１の側面に導入されたプレート６１によって閉成されている。 角度をなした断面であるので、１つのポンプピストン１７と、１つの減衰チャ ンバ６０と、１つの低圧アキュムレータ２４とのみが図２に示されている。実際 は、図１からも解るように２つの向き合った装置が設けられていて、互いに向き 合ったポンプピストンが偏心部１７に支持されている。 付加部品３０は、図１からも解るように、交差孔１８に平行に偏倚して２列に 配列されたバルブのアクチュエータとほぼ同じ高さを有している。 図３は、他の断面の減衰チャンバ６０を有する交差孔１８を示していて、減衰 チャンバ６０を形成する盲端孔が交差孔１８に関して偏倚して設けられているこ とが識別できる。接続孔７０が、交差孔１８と平行に圧力流体チャンネル７１に 延びている。これは、ブレーキシステムのマスターシリンダ用の接続をするバル ブブロック１の側面に開口している。 接続孔７０は、その開口の前方で圧力流体チャンネル７１内に直接しっかりと 締め付けられていて、減衰チャンバ６０とともに騒音減少に効果があるオリフィ ス７２を形成する。 バルブブロック１の底部の基盤２９に設けられた磁石コイル２３と低圧アキュ ムレータ２４は、ハウジングキャップ７５によって覆われていて、その底部には 電気モータ２と磁石コイル２３用の電子的制御装置７３が設けられている。 ハウジングキャップ７５は、段状孔１５と同軸的に設けられた孔７７に係合し てロックされた中央の支持ロッド７６を有している。ハウジングキャップ７５は 、磁石コイル２３と低圧アキュムレータ２４が配置されたチャンバーを完全に取 り囲んでいるので、これらの部品は環境の影響、水の飛沫、衝撃などから保護さ れる。電気モータ２がバルブブロック１を越えて突出した側において、ハウジン グキャップ７５は同様にバルブブロックを越えて突出していて、その側壁は、電 気モータ２にまで延びた半円筒状の延在部７８を有している。バルブブロックの 側面と半円筒状の延在部７８との間には、チャンネル７９が設けられていて、こ のチャンネル７９を通って、接続ケーブル８０が電気モータ２から電子的制御装 置に延びている。延在部７８の自由端部は、モータのハウジング１０および／ま た はベアリングプレート３と封止的に当接している。 参照符号のリスト： １． バルブブロック ２． 電気モータ ３． ベアリングプレート ４． 基盤 ５． 車輪結合部 ６． 端部 １０． ハウジング １１． ロータ １２． シャフト １３． ベアリング １４． ベアリング １５． 段状孔 １６． 偏心部 １７． ポンプピストン １８． 交差孔 １９． ポンプチャンバ ２０． ブラシケース ２１． 導電性のトラック ２２． ブラシ ２３． 磁石コイル ２４． 低圧アキュムレータ ２９． 基盤 ３０． 付加部品 ３１． 端部 ３２． 盲端孔 ３３． 段部 ３４． 封止リング ３５． アキュムレータピストン １６． アキュムレータスプリング ４０． 接続孔 ４１． ポンプ吸引バルブ ４３． 通路 ４４． バルブ閉成部材 ４５． 延在部 ４６． 当て金 ５０． ポンプ加圧バルブ ５１． フック ５２． ディスク ５３． バルブスプリング ６０． 減衰チャンバ ６１． プレート ７０． 接続孔 ７１． 圧力流体チャンネル ７２． オリフィス ７３． 電子的制御装置 ７５． ハウジングキャップ ７６． 支持ロッド ７７． 孔 ７８． 延在部 ７９． チャンネル ８０． 接続ケーブル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディンケル、ディーター ドイツ連邦共和国、デー―65817 エップ シュタイン、アドルフ―グッケス―ベーク ２ (72)発明者 ゾンネンシャイン、ゲオルク ドイツ連邦共和国、デー―65760 エシュ ボーン、ハウプトシュトラーセ 31 (72)発明者 リッシュ、シュテファン ドイツ連邦共和国、デー―64331 バイタ ーシュタット、バッハグルント ３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 複数の側面と基盤面とを有し、そこを通って圧力流体チャンネル（１８、 ４０、７０、７１）が延びていて、中に少なくとも１つの電磁気的に操作可能な バルブが結合されている金属のバルブブロック（１）を備え、バルブブロック（ １）の外側に設けられた駆動部（２３）を有し、ハウジング（１、６０）を構成 する低圧アキュムレータ（２４）とその中に案内されたアキュムレータピストン （３５）を有していて、 ハウジングの部分がバルブブロック（１）に接続可能で基盤（２９）から突出 している付加部品（６０）であることを特徴とする液圧装置。 ２． アキュムレータピストン（３５）は、付加部品（６０）に案内されていて 、バルブブロック（１）によって形成されたそのハウジングの部分は、低圧アキ ュムレータ（２４）の最大貯蔵容量にほぼ対応する容積を径方向に取り巻いてい ることを特徴とする請求項１記載の液圧装置。 ３． バルブブロック（１）は、各電磁気的駆動部（２３）を有した複数のバル ブを備え、バルブは基盤（２９）にサイドバイサイドに付加部品（６０）に隣接 して設けられていることを特徴とする請求項２記載の液圧装置。 ４． 付加部品（６０）は、ボウル形状を有していて、その端部（３１）によっ て基盤（２９）内に開口した盲端孔（３２）に取着されていることを特徴とする 請求項１ないし３いずれか１項記載の液圧装置。 ５． 盲端孔（３２）は、段状に拡大していて、封止リング（３４）は、一方に おいて段部（３３）として形成されたバルブブロック（１）の肩部によって保持 され、他方において付加部品（３０）のビードが付けられた端部（３１）によっ て保持された拡大部に位置していることを特徴とする請求項４記載の液圧装置。 ６． アキュムレータピストン（３５）は、金属板からボウルタイプの形状に深 絞りされていて、その開口部が付加部品（６０）内に導入されていることを特徴 とする請求項４記載の液圧装置。 ７． 真っ直ぐな接続孔（４０）は、盲端孔（３２）とポンプヒストンを収容す る交差孔（１８）との間に延びていることを特徴とする請求項４記載の液圧装置 。 ８． ポンプ吸引バルブ（４１）を形成する不可逆バルブは、盲端孔（３２）内 の接続孔（４０）の開口部内に挿入されていることを特徴とする請求項７記載の 液圧装置。 ９． ポンプピストンを収容する交差孔（１８）は、バルブブロック（１）の側 面に開口していて開口領域は減衰チャンバ（６０）を形成するために延びている ことを特徴とする請求項１ないし８いずれか１項記載の液圧装置。 １０． 減衰チャンバ（６０）は、プレート（６１）によって閉成されているこ とを特徴とする請求項９記載の液圧装置。 １１． ポンプ加圧バルブ（５０）として形成された不可逆バルブは、減衰チャ ンバ（６０）への遷移点でポンプピストンを収容する交差孔（１８）に設けられ ていることを特徴とする請求項１０記載の液圧装置。 １２． 不可逆バルブ（４１、５１）は、通路（４３）を持ったバルブスプリン グｍ（５２）とバルブ閉成部材（４４）とを有し、バルブ閉成部材（４４）は、 通路（４３）を通って延びていて、自由端部に通路の断面から横方向に突出した フックを有する延在部（４５）を備えたことを特徴とする請求項８または１１記 載の液圧装置。 １３． 接続孔（７０）は、減衰チャンバ（６０）から圧力流体チャンネル（７ １）に延びていて、その開口部の少し前方に圧力流体チャンネル（７１）内への オリフィスを形成するように狭められていることを特徴とする請求項９記載の液 圧装置。 １４． 駆動要素（２３）と付加部品（６０）を覆うハウジングキャップ（７５ ）は、基盤（２９）に取着されていることを特徴とする請求項３ないし１３いず れか１項記載の液圧装置。 １５． ハウジングキャップ（７５）は、バルブブロック（１）よりも大きい横 方向の長さを有していて、ハウジングキャップ（７５）の突出した側壁の少なく とも一部分は、基盤（２９）に向き合った他の基盤まで延びていて導いているこ とを特徴とする請求項１４記載の液圧装置。 １６． バルブブロック（１）に収容されポンプ（１７、１８、１９）を駆動す るための電気モータ（２）は、第２の基盤（４）にフランジ止めされていて、電 子的制御装置（７３）はハウジングキャップ（７５）の底部内または底部上に設 けられていて、電気的接続部（８０）は、ハウジングキャップ（７５）の延在し た側壁部とバルブブロック（１）の対向した側面との間のチャンネル（７９）内 で、電気モータ（２）と電子的制御装置（７３）との間に延びていることを特徴 とする請求項１５記載の液圧装置。 １７． バルブブロック（１）を通過して延びたハウジングキャップ（７５）の 側壁の部分は、バルブブロック（１）の側壁に沿って、断面が半円状でそこを通 って接続ライン（８０）が通過するチャンネル（１９）を形成する半円筒状に形 成されていることを特徴とする請求項１６記載の液圧装置。