JP2002504795A - 長く伸びた対象物のクランプ挿入装置 - Google Patents

長く伸びた対象物のクランプ挿入装置

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JP2002504795A
JP2002504795A JP2000532898A JP2000532898A JP2002504795A JP 2002504795 A JP2002504795 A JP 2002504795A JP 2000532898 A JP2000532898 A JP 2000532898A JP 2000532898 A JP2000532898 A JP 2000532898A JP 2002504795 A JP2002504795 A JP 2002504795A
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JP2000532898A
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ラインハルト ヘヒト,
カール マンストルファー,
ハンスペーター ウルリッヒ,
ハンス ワイダー,
ハンス ブンシュイ,
マルコ バインガルテン,
Original Assignee
カ−テ システム アクチェンゲゼルシャフト
ラインハルト ヘヒト,
マンストルファー,カール
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ケーブルまたはパイプなどの長い対象物(20)を、人が接近できない管(14)内に配置されるクランプ(18)に挿入するために用いられる装置(10)に関する。この装置は、車両に取り付けられた作業ユニット(24)を有するチャネル用ロボット車両(22)からなる。作業ユニットは、駆動機構(46、48)により半径方向に移動できるセッティングヘッド(44)を備えている。セッティングヘッド(44)は、それぞれ3つの縦方向に伸びて、各々1つの対象物(20)を収容する受入れ溝(58、58’)を有する2つのライン(56、56’)を含んでいる。中央の受入れ溝(58’)は、隣接する受入れ溝(58)よりも突出し、かつ圧力スプリング(64)の力に抗して付勢されうるセッティングエレメント(62)に配置されている。作業ユニット(24)は、さらに、ほぼ平行な方向に前記対象物をガイドするためのガイド装置(74)を備えている。この装置(10)により、単一の作業中、同時に3つの対象物(20)をクランプ(18)に受入れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、請求項1の上位概念に基づくような、ケーブルやパイプのように長
く伸びた対象物を、人が通過することができない管の内部に取り付けられたクラ
ンプに挿入するための装置に関する。
【0002】 (背景技術) この種の装置はヨーロッパ特許第0109739号で開示されている。この装
置は、管の内壁に滑走部を介して支持可能なフレームを備え、このフレームはワ
イヤーによって管の縦方向に移動可能になっている。このフレームには、縦方向
に前後して2つのセッティング・ヘッドが配置され、このヘッドは、縦方向に独
立して移動可能に駆動され、また縦軸回りに回転可能でありかつ半径方向にも動
作可能で、それぞれ縦方向に伸びた溝を備えて、この溝にそれぞれ1つの同一の
ケーブルを受け止めている。所望の方向にケーブルを曲げるには、二つのセッテ
ィング・ヘッドを互いに対して縦軸回りに回転させる。方向付けられたケーブル
を管の壁に固定したクランプに差し込むには、ワイヤーを引っ張る方向から見て
、両方のセッティング・ヘッドをクランプの下流に位置するポジションに動かし
、次に、半径方向外側に向って動かし、ケーブルをクランプに差し込む。同様に
、管の内壁上の滑走部を介して同様に支持され得る支持装置がフレーム上に懸架
されており、この支持装置には、シリンダー・ピストンユニットによって半径方
向に動くサポート・エレメントとケーブルを受入れる溝が取り付けられている。
サポート・エレメントによって、すでにケーブルが挿入されているクランプとセ
ッティング・ヘッドの間で該ケーブルが支えられており、その場合、ケーブルは
管の内壁に押し付けられる。サポート・エレメントがクランプ側を通過するため
には、シリンダ/ピストンユニットで、サポート・エレメントを一時的に下げる
ようになっている。
【0003】 (発明の開示) 本発明の目的は、構造は簡素ながらきわめて優れた性能を発揮する同種の装置
を提供することである。
【0004】 この目的は、請求項1の特徴を備えた装置によって解決される。長く伸びた多
数の対象物を一回の作業で、人が通過できない管の内部に次々に設置されている
クランプに差し込むことができる。
【0005】 この装置の特に好ましい実施形態は請求項2に示されている。この装置におい
て、同一かつ1つのセッティング・ヘッドで、長く伸びた対象物を、直径の異な
る管内に取り付けたクランプに差し込むことができる。さらにこの実施形態の構
造の場合において、隣接するクランプ間の間隔を詰めて設置できる。これは、隣
接する対象物が関係するクランプに順次差し込まれるため、一つのクランプのみ
の移動範囲としてのスペースしか必要ないからである。
【0006】 請求項8で示した好ましい実施形態において、人が通過できない管の直径が異
なる場合でも経済的かつスムーズに接続できる。この場合、セッティング・ヘッ
ドを動かす駆動源や必要な電子コンポーネント、空気圧バルブ、油圧バルブを組
み込めるメイン・モジュールは、人が通過できない管の直径がどのような直径で
もすべて同一のものとすることができる。直径が異なる管を個々に接続するため
には、相応するセッティング・ヘッドまたはガイド装置を半径方向に移動できる
様々なアダプタを使用する。
【0007】 本発明の他の好ましい実施形態は付属する他の請求項に提示されている。 本発明は、概略的な図によって示された実施形態を用いてさらに詳しく説明す
る。
【0008】 (好適な実施形態の説明) 図1〜図4で示した装置10は、例えば、排水管など人が通過できない管14
の内部に取り付けられた可動のフレーム12を備えている。このフレームには、
管の縦方向Rにインナー・ホースクランプ16が前後に間隔をあけて取り付けら
れている。このインナー・ホースクランプは、管14のカバーエリア内の周辺方
向に、クリップ状のクランプ18が横並びに取り付けられている。装置10は、
管14の内部に引き込んだケーブルまたは、ケーブル用の保護管のように長く伸
びた対象物20を、クランプに差し込むための装置である。ケーブルとは特にデ
ータ通信用に使われる光ケーブルのことである。この種のケーブルは、先ず保護
管を管14の中に敷設し、その後、保護管の中にケーブルを引き込むか、敷設時
に、既に保護管に取り付ける。
【0009】 フレーム12は、一般的に知られている遠隔操作による自走式の管内走行ロボ
ット22と、この管内走行ロボットの前面に取り付けられた作業ユニット24と
を装備している。作業ユニット24は、管内走行ロボットで管の内壁14’に接
触するホイール26を駆動することにより、管の縦方向Rをインナー・ホースク
ランプ16の方へ移動できる。管内走行ロボット22には、同様に管の内壁14
’に接触する測定用ホイール28が装備されている。この測定用ホイールは回転
角測定装置と接続し、この回転角測定装置は測定用ホイール28が回転すること
によって作り出される信号を、伝送および信号ケーブルを通じて、管系統の外部
に設けたコントロールおよびモニター装置に伝える。測定用ホイール28により
装置10の管14内における正確な位置を知ることができる。
【0010】 作業を実施する方向Aから見て前方の、管内走行ロボット22の前面には回転
するロータリーテーブル32が取り付けられている。このロータリーテーブルは
管内走行ロボット22内に設置されている回転駆動力によって、管内走行ロボッ
トの縦軸22’回りに所望の回転位置に回転できる。特に、図3からわかるよう
に、ロータリーテーブル32には、直径上のほぼ点対称の位置にある二本の減速
シャフト34が取り付けられている。この減速シャフトは既存の方法により、管
内走行ロボット22の内部にある駆動装置とそれぞれ接続している。またロータ
リーテーブル32には、作業ユニット24用の圧縮空気、電気制御、信号用の各
コネクション36が備えられている。作業ユニットはバイヨネット連結部38に
よってロータリーテーブル32に脱着できるように固定されている。前記コネク
ション36は伝送ないし信号ケーブルを介して、管系統の外部に設けた電源ユニ
ット、または、コントロールおよびモニター装置に接続されている。
【0011】 作業ユニット24には、バイヨネット連結部38との接合部分に、ブーム(boo
m)状のハウジング40が取り付けられている。このハウジング内の中心面縦方向
には、半径方向にスライドするシャフト42が取り付けられており、このシャフ
トの、ハウジング40より上に突出した末端部でセッティング・ヘッド44を支
えている。ハウジング40の内部にはシャフト42の一部がラック46として形
成されており、このラックはハウジング40にベアリングで固定された平歯車4
8と連動する。平歯車48は歯付ベルト50を経て駆動軸52とつながり、その
駆動軸はロータリーテーブル32の二本の減速シャフト34の一方とつながって
いる。管内走行ロボット内に設置した関連する駆動ユニットで減速シャフト34
を駆動することにより、セッティング・ヘッド44を半径方向に出し入れできる
ようになっている。ラック36を平歯車48に噛み合わせておくため、平歯車と
向き合う位置に支持ローラ54が取り付けられている。
【0012】 セッティング・ヘッド44には、縦軸方向22’に伸びた溝58の、間に間隔
をあけた二本のライン56、56’が取付けられている。その場合、両方のライ
ン56、56’の受入れ溝58は真直ぐに伸び、ともに同じ一つの対象物20を
受けるための溝になっている。
【0013】 この装置の場合、各ライン56、56’とも半径方向外側に開口する3つの受
入れ溝58が設けられており、そのうちの外側の2つの受入れ溝58はシャフト
42に固定したセッティング・ヘッド44のサポート60に確実に取り付けられ
、また、中央の受入れ溝58’は指状に形成されているセッティング・エレメン
ト62に形成されている。この場合、セッティング・エレメント62は、図2お
よび図3で示したように、サポート60に取り付けられ、半径方向にスライド可
能、および、圧縮スプリング64の力に抗して圧縮可能に配置されている。特に
図3から明らかなように、セッティング・エレメント62が静止状態にある場合
、関連する受入れ溝58’は、残りの2つの受入れ溝58よりも半径方向外側に
配置される。
【0014】 管内走行ロボット22とは反対側の面では、ハウジング40から二枚の平行な
プレート66が延びている。この二枚のプレートは、空いている末端領域でスペ
ーサ68を介してつながっており、また必要に応じて出し入れできるサポートホ
イール70を介して管の内壁14’で支持することもできる。
【0015】 二枚のプレート66の間には、一般に知られているテレビカメラ72が回転す
るように取り付けられている。このテレビカメラは信号ケーブルを介してコント
ロールおよびモニター装置とつながっている。このテレビカメラは、特にセッテ
ィング・ヘッドを視覚的に制御および監視するためのものである。
【0016】 二枚のプレート66の自由端部領域には対象物20用の、シーソー状のガイド
装置74が設けられている。一つの支持ブランケットが、縦軸22’と直交する
もう一つの軸76’を回転軸として回転するようにプレート66に取り付けられ
ている。この支持ブランケット76はスチール製で、エッジ部分が横方向上向き
に湾曲しているが、その支持ブランケットの、軸76’の近くにはフレーム78
が取り付けられており、このフレームの中には、ガイドプレート80とブレーキ
プレート80’の二枚のプレートが取り付けられている。これら二枚のプレート
はガイドスリット82に接し、互いに向かい合う面には対象物20用のガイド溝
82’が設けられている。このため、三本の対象物20を異なる間隔で平行に保
持したまま導くことができるようになっている。さらにフレーム78には、一組
のガイド溝82’毎にポジション調整ボルト84が一個取り付けられており、こ
のポジション調整ボルトによって関連するガイド溝82’の側にあるガイドスリ
ット82の幅を調整可能にし、装置10が作業進行方向Aの方へ移動する際、各
対象物20に対しそれぞれ個別に摩擦力をかけ、対象物20を引いたりまたは引
いたままの状態に維持できるようになっている。ガイドプレート80およびブレ
ーキプレート80は、好ましくはナイロンやテフロンなどの柔軟性のあるプラス
チック製が望ましい。
【0017】 レバーのような形状をした、支持ブランケット76のセッティング・ヘッド側
の端部には、ガイド88が取り付けられている。このガイドには対象物20をガ
イドするための導管が三本設けられている。ガイド溝82’とガイド88内の導
管は、受入れ溝58、58’と同調する。
【0018】 支持ブランケット76の下には、さらに二つのガイド・エレメント90がこの
支持ブランケットに固定され、各ガイド・エレメントは貫通する一本のロッド9
2と噛み合っている。このロッド92は、プレート66から突出した端部が、上
方向に開いた扇形型のガイドブランケット94を介して互いに接続している。ロ
ッド92がセッティング・ヘッド44から離れる方向に引き出されるとき、対象
物20はガイドブランケット74を貫通する。固定ボルト96を緩めると、ロッ
ド92は、図2で破線で示した移動位置から、ガイドブランケット94がガイド
・エレメント90の側に来るまで管内走行ロボット20’の方に向けて内方に移
動することができる。その結果、作業ユニット24は縦坑から管14への挿入や
取り出しができるため、作業ユニットの長さを大幅に短くできる。
【0019】 図1および図2では、ガイド装置74の左右に揺れる位置が実線で示されてい
る。ガイド装置が停止位置にある場合、セッティング・ヘッド44は下に降り、
まだ対象物がクランプ18に差し込まれていない。セッティング・ヘッド44が
外側へ移動し、それに対応してガイド装置74が回転して移動した位置は一点破
線で示されている。
【0020】 図3および図4からもわかるように、クランプ18は、独立して形成されてい
る二つの舌状のクランプ・タブ98を備え、このクランプ・タブの間に対象物2
0を差し込めるようになっている。先ず最初に三本の対象物20のうち中央のも
のを、取り付けられているクランプ18に差し込み、その後、外側に位置してい
る残りの二本の対象物20を隣接するクランプ18に同時に差し込む。隣接する
二つのクランプ18に対象物20は同時には差し込まれないため、その都度クラ
ンプ18のうちの一つのクランプ・タブ98を外側にリードできるスペースがあ
ればよく、結果的にクランプ18間の間隔を大幅に詰めて設置できることになる
【0021】 クランプ18で保持するインナー・ホースクランプ16を取付け−この場合に
はヨーロッパ特許出願第98 102 681.8号で開示されているような装
置を使用−対象物20を挿入した後、充分なスペースがある場合は、装置10全
体をクレーンなどを用いて管14が切れている縦坑の中に降ろす。充分なスペー
スが得られない場合は、管内走行ロボット22と作業ユニット24を切り離して
縦坑の中に降ろし、縦坑内でバイヨネット連結部38を用いて組立てコネクショ
ン36に接続する。引き続き、対象物20をガイド装置74およびセグメント6
2の受入れ溝58、58’に差し込む。対象物20の末端をガイド装置およびセ
グメントの受入れ溝に差し込めない場合−この場合は対象物20をガイド溝82
およびガイド88に通すことができる−は、ガイド88だけではなくガイド溝8
2も開口部を設け、対象物20を差し込めるような構造にしておくことも可能で
ある。
【0022】 これらの準備作業が終了後、管内走行ロボット22によって駆動される装置1
0は、前側に作業ユニット24を備え、遠隔操作で、セッティング・ヘッド44
がクランプ18を備えた最初のインナー・ホースクランプ16に達するまで、作
業進行方向Aの方向へ管14内を移動する。位置の確認は測定用ホイール28で
もテレビカメラ72でも行なう。ロータリーテーブル32を回転させることで作
業ユニット24を所望の回転ポジションに移動できる。このポジションの移動も
テレビカメラ72を利用し遠隔操作で行なう。
【0023】 次に、セッティング・ヘッド44を停止状態から半径方向外側に移動させる。
すると三本の対象物20のうち中央の対象物が最初に関連するクランプ18に差
し込まれる。その場合、図1および図2からわかるように、クランプ18は受入
れ溝58、58’の二つのライン56、56’の間に取り付けられる。そのため
、対象物20を曲げてセルフ接合型のクランプ18に挿入する場合に障害となる
。中央の対象物20を関連するクランプ18に差し込んだ後は、残りの外側二本
の対象物20を関連するクランプ18に差し込むため、セッティング・ヘッド4
4をさらに半径方向外側に移動させる。
【0024】 その結果、セッティング・エレメント62は圧縮スプリング64の力に抗して
サポート60の中に押し込まれる。この場合、関連する対象物20が損傷を受け
ないように、セッティング・エレメント62のフランジが関連する対象物20’
より上に突出しているため、フランジは管の内壁14’の側で装置に達すること
ができ、対象物20を介した間接的な方法ではなく管14から直接押し戻される
。当然のことながら圧縮スプリング64も、セッティング・エレメント62に及
ぼす力の方が、関連する対象物20をクランプ18に挿入するのに必要な力より
大きい構造になっている。
【0025】 三本の対象物20をクランプ18に差し込んだ後、セッティング・ヘッド44
は再び半径方向に入り込んでくる。その際、対象物20は受入れ溝58、58’
から離れ、図1および図2で点線で示した位置に留まる。テレビカメラ72で点
検した後、装置10を作業進行方向Aの、次のインナー・ホースクランプ16ま
で進める。その場合、ガイドプレート80およびブレーキプレート80’の作用
によって対象物20には張力がかかるため、自己安定性の小さい対象物20の場
合には対象物は伸びたままの状態になっている。このようにして前進して行くと
、対象物20の重さによってガイド装置74は次第に反時計方向へ旋回する。そ
の結果、平行に並んでいた対象物20は再び関連する受入れ溝58、58’と噛
み合うようになる。受入れ溝は、先ず中央の対象物20からかみ合い始める。引
き続き同様な方法で対象物20がクランプ18に差し込まれて行く。管の端末や
次の縦坑に至までこのような作業工程が繰り返される。
【0026】 提示した例の場合、インナー・ホースクランプ16はいずれも新しいクランプ
18を備えている。その場合、先ず最初に中央の3個のクランプ18から対象物
20を敷設する方がよく、その後で残りの対象物30を一方の側ないし反対側の
クランプに差し込み、三本の対象物にする。
【0027】 当然のことながら提示した装置10は、対象物が一本ないし二本の場合でもク
ランプ18に差し込むことができる。 支持ホイール70を装備する場合は、支持ホイールを作業ユニット24に取り
付けてもよい。作業ユニット24が縦軸22’回りに回転できるように支持ホイ
ールが管の内壁14’から距離をあけている点も利点となっている。そのため管
の内壁14’で保持するため支持ホイールが装置に接触するのはクランプ18に
対象物20を差し込む場合だけになる。
【0028】 クランプ18を具備した好ましいインナー・ホースクランプ16がヨーロッパ
特許出願第98 102 682.6号に開示されている。当然のことながら本
装置は、管に直接固定したクランプ18に長く伸びた対象物を差し込む場合にも
利用できる。
【0029】 図5〜図13は、本装置10の別の実施形態を示したものである。これらの図
でも互いに対応する部分には同じ参照番号が施されている。この実施形態におけ
る装置10では、これまで説明してきた装置に比べ本質的に傾斜モーメントが小
さくなっている。
【0030】 また走行可能なフレームには自走式管内走行ロボット22のロータリーテーブ
ル32に設置できるメイン・モジュール100が組み込まれている。このメイン
・モジュールの内部には必要な電子コンポーネント、空気圧バルブ、または、油
圧バルブ、セッティング・ヘッド44を動かすための駆動機構46、48および
支持ホイール70を回転させるための駆動体102が取り付けられている。
【0031】 このメイン・モジュール100は、人が通過できない管14の直径が異なって
も常に同じで変わらない。 直径の異なる人が通過できない管14に本装置10を接合するには、アダプタ
104(図11〜図13と比較)またはアダプタ106(図5と比較)を介して
セッティング・ヘッド44とガイド装置74をメイン・モジュール100に接続
可能である。セッティング・ヘッド44およびシャフト42の間にはアダプタ1
04を、またガイド装置74とメイン・モジュール100の、ボックス状のハウ
ジング40の間にはアダプタ106を差し込むことにより、セッティング・ヘッ
ド44およびガイド装置74は、人が通過できない管14の直径にそのつど対応
して半径方向に移動できる。さらに自走式管内走行ロボット22のゲージは、人
が通過できない管14の直径に合せて調整可能になっている。その場合、便宜上
対応する調整を行なうと、自走式管内走行ロボット22の縦軸が人が通過できな
い管14の縦軸と少なくともほぼ一致するようになっている。最後に、支持ホイ
ール70は、人が通過できない管14の直径にそのつど合せて外側および内側に
回転できるようになっている。
【0032】 特に図10では、駆動軸52がロータリーテーブル32の二本の減速シャフト
34とつながっていることがよくわかる。セッティング・ヘッド44の入出はロ
ータリーテーブル32の二本の減速シャフト34のうちの片方のシャフトを介し
て行ない、もう一方の減速シャフト34は支持ホイール70の内側および外側へ
回転させるために用いる(特に図5〜7を参照)。
【0033】 支持ホイール70の内側および外側への回転は、ウォームギア102を介して
行なう(特に図5、図7、図10と比較)。この場合、関連する減速シャフト3
4で駆動するウォームギア108は、メイン・モジュール100のハウジングに
取り付けられているシャフト112にねじり固定されているウォームギア・セグ
メント110と噛み合っている。もっともわかり易いのは図7であるが、支持ホ
イール70は、この場合、三角形の二辺の形状をしたサポート114の一方の端
部にベアリングで固定され回転するようになっている。このサポートの二つの辺
114’および114”は、メイン・モジュール100のハウジングから突出し
たもう一方の端部でシャフト112に固定されている。サポート114の二つの
辺114’および114”は、少なくとも一つのクロスストラット118を介し
て互いにつながっている。
【0034】 セッティング・ヘッド44を動かす駆動装置10には、ラック46として形成
されたシャフト42の一部分、およびメイン・モジュール100のハウジングに
ベアリングで固定され前記のラック46と噛み合っているギア48が組み込まれ
ている(特に図5、図7、図10と比較)。ラック36とギア48が噛み合った
状態を維持するため、ギア48の向かい側にも保護用ローラ54を取り付ける。
ただし本実施形態の場合、ギア48はもはや歯付ベルトではなくギア伝動機構1
20を介して関連する駆動軸52とつながっている。ウォームギア108を保持
しているシャフト124と、もう一方の駆動軸52の間にも、対応するギア伝動
機構122が設置されている。
【0035】 ところで、セッティング・ヘッド44の入出は、前記の実施形態の場合と同じ
方法で行なう。 特に図6および図10からわかるように、このセッティング・ヘッド44にも
、間隔をあけた二本のライン56、56’が受入れ溝58の縦軸方向22’に伸
びている。この場合、両方のライン56、56’の受入れ溝58は真直に伸び、
ともに同じ一つの対象物20を受ける溝になっている。図10からわかるように
本実施形態の場合も、各溝のラインの中央の受入れ溝58はセッティング・ヘッ
ド44に確実に取り付けられている。その結果、ケーブルやケーブルの保護管な
どのような対象物20が三本すべて同時に、隣接するクランプ18に差し込まれ
る(特に図5および図6と比較)。この実施形態の場合、以上のことを可能にす
るため、これらのクランプは互いに間隔があいている。
【0036】 本実施形態の場合にはさらに、前記の実施形態において設けられていたガイド
ブランケット94が欠落している。 ガイド装置74に含まれているのは二個のガイド88だけであり、これらの各
ガイドにはそれぞれ、保護管や光ファイバーなどから成る対象物20用の、互い
に隣接する溝82’が設けられている(特に図5および図8と比較)。
【0037】 特に図5、図8、図9からもわかるように、ガイド装置74にはガイドレバー
126が取り付けられている。このガイドレバーはセッティング・ヘッド44の
近くに置かれているガイド88のエリアに設置されており、シリンダ/ピストン
−ユニット128により、対象物20が、少なくとも大部分がガイド88の溝8
2’の中で保持されている、もしくはガイドレバー126によって上からロック
された状態である保持ポジションと、対象物20が解放され自由になっている解
放ポジションの間を移動できる。図8と図9がもっともわかりやすいが、このガ
イドレバー126は縦軸22’と直交する軸130を中心にほぼ90°回転する
。ガイドレバー126が保持ポジションないしガイドポジションにある場合、対
象物20はガイド88の溝82’から抜け出せない。
【0038】 例として洪水などで増水した際に、人が通過できない管14から管内走行ロボ
ットを取り出した場合、ガイドレバー126を軸130を軸に回転し解放ポジシ
ョンにする。解放ポジションでは保護管や光ファイバーなどから成る対象物20
が解放されるため、管内走行ロボットも両方向に自由に動作可能である。さらに
、ガイドレバー126があることにより、管内走行ロボットを組み立てる準備の
段階で、特にパイプ状やケーブル状の対象物をガイド88の溝82’に入れ易く
なる。
【0039】 特に図5および図8からわかるように、ガイド装置74には一種のシーソー7
6のような構造をした支持ブランケットが具備されている。この支持ブランケッ
トは、メイン・モジュール100と接合可能な基礎構造体132(特に図5と比
較)とベアリングで固定され回転できるようになっている。この基礎構造体13
2は、メイン・モジュール100と同様、人が通過できない管14の個々の直径
とは関係なく同じものである。
【0040】 シーソー76に取り付けられているガイドレバー126が回転し解放ポジショ
ンに来た場合、ガイド88を具備し軸134の回りに回転するシーソー76は、
自重によって回転し自動的に対象物から下方へ移動する。
【0041】 図からは、保護管を引っ張るブレーキ装置が不要なこともわかる。この場合は
前記の実施形態で説明したブレーキ装置を削除することができる。もっとも、こ
のようなブレーキ装置の使用は、例えば、ケーブルを敷設する場合に役立つこと
がある。
【0042】 特に図5、図6、図9からわかるように、本実施形態の場合も縦軸22’(図
6と比較)と直交する軸を中心に回転するカラーテレビカメラ72を設置できる
。この場合、カラーテレビカメラは基礎構造体132にベアリングで固定され回
転する。さらに、本実施形態の場合、確実に固定され、半径方向を向いた白黒テ
レビカメラ136(特に図5と比較)も備えている。この白黒テレビカメラ13
6は、特に人が通過できない管14の入口や管の詰まり具合、人が通過できない
管14の内部に設けられたインナー・ホースクランプを見つけるためのものであ
る。例として、そうしたインナー・ホースクランプを見つけた場合、管内走行ロ
ボットは、白黒テレビカメラ136とインナー・ホースクランプを設置するため
に使用したセッティング・ヘッド44間の距離と同じ距離だけさらに前進する。
その結果、セッティング・ヘッド44は関連するインナー・ホースクランプと左
右対称の位置に来る。
【0043】 図10がもっとも解り易いが、セッティング・ヘッド44の両側の、メイン・
モジュール100のハウジングにはレーザーポインター138が取り付けられて
いる。このレーザーポインターは、特に各インナー・ホースクランプまたはクラ
ンプ18のポジションを正確に定める目標設定装置として機能する。図10では
、発生した互いに平行なレーザ光が点線で示されている。
【0044】 ガイド88に取り付けられ、軸134の回りに回転するように基礎構造体13
2にベアリングで固定されているシーソー76は、この場合、一個以上のシリン
ダ/ピストンのユニット140によって、基礎構造体132に対して回転するよ
うになっている。そのためシーソー36は、管内走行ロボットを取り出すことが
予定されているような場合は強制的に回転させ内側に移動しておくこともできる
【0045】 本実施形態の場合、人が通過できない管14の直径とは関係なく常に同じ自走
式管内走行ロボット22、同じメイン・モジュール100、および本実施形態の
場合にはシーソー76とカメラ72および136を装備した基礎構造体132を
含む同じガイド装置を使用できるようになっている。管内走行ロボットを人が通
過できない管14の異なる個々の直径にあわせるには、セッティング・ヘッド4
4とガイド装置74に、対応するアダプタ104、106および/または対応す
る数のアダプタを用いてメイン・モジュール100と接合させる。また、人が通
過できない管14の個々の直径に応じて、支持ホイール70を回転させて内側ま
たは外側へ移動させる。さらに、自走式管内走行ロボット22のゲージも個々の
管の直径に応じて調整できるようになっている。
【0046】 図5は、例として内径300mmの人が通過できない管14用の基本装備を施
した管内走行ロボットを示したものである。この場合、セッティング・ヘッド4
4とシャフト42間にアダプタは必要ない。ガイド装置74は比較的小型のアダ
プタ・プレート106を介してメイン・モジュール100のハウジングに固定さ
れている。このアダプタ・プレート106は、人が通過できない管14の内径に
応じて、様々な形状に形成できる。そのため、350mm、400mm、450
mm、500mmおよび/または600mmなどの各種内径の管用のアダプタも
取り付けることができる。上記以外の内径の管用のアダプタも基本的には考えら
れる。図11および図13は、図5の装置に、人が通過できない管14の他の各
種内径に適合するアダプタ104、106を取り付けた状態の一部を側面図で示
した図である。
【0047】 図11は、例えば、内径が約350mmの人が通過できない管14用に装備し
た管内走行ロボットを示したものである。すでに述べたように、基本的には他の
直径の場合も考えられる。図11では、セッティング・ヘッド44とメイン・モ
ジュール100に配置されているシャフト42の間に管状のアダプタ104が一
個差し込まれている。ガイド装置74の基礎構造体134はアダプタ・プレート
106を介してメイン・モジュール100のハウジングに固定されている。この
アダプタ・プレート106は、図5の装置のアダプタ・プレートより多少大きく
、また本実施形態の場合メイン・モジュール100のハウジングよりやや上方に
突出している。
【0048】 図5で示した基本装備と比較すると、本実施形態の場合はセッティング・ヘッ
ド44およびガイド装置74がメイン・モジュール100から半径方向外側にさ
らに移動している。
【0049】 図12は、さらに大きな内径の、例として内径450mmの人が通過できない
管用に装備した管内走行ロボットを示したものである。セッティング・ヘッド4
4とメイン・モジュール100の内部に取り付けられたシャフト42の間には、
対応する比較的長い管上のアダプタ104が一個挿入されている。ガイド装置7
4に関連する基礎構造体134は、やはり対応して多少大きいアダプタ・プレー
ト106を介してメイン・モジュール100に固定されている。図12と図11
を比較するとよくわかるが、本実施形態の場合、セッティング・ヘッド44およ
びガイド装置74はメイン・モジュール100から半径方向外側に対応する分だ
け移動している。
【0050】 図13は、さらに大きな内径の、例として本実施形態の場合、内径600mm
の人が通過できない管用に装備した管内走行ロボットを示したものである。この
場合、セッティング・ヘッド44とメイン・モジュール100の内側に取り付け
られたシャフト42の間には、管上のアダプタ104が二個挿入されている。ガ
イド装置74に関連する基礎構造体135は、対応してさらに大型のアダプタ・
プレート106を介してメイン・モジュール100に固定されている。それに合
せて本実施形態の場合、セッティング・ヘッド44およびガイド装置74はメイ
ン・モジュール100から半径方向外側にさらに所定距離だけ移動している。
【0051】 図13の場合はさらに、回転して下がった支持ホイール70が破線によって示
されている。この場合、アダプタ104、106および調整装置は充分慎重に選
択し、管内走行ロボットの中心軸22’と人が通過できない管14の中心軸が少
なくともほぼ一致するようにする。
【0052】 セッティング・ヘッド44とシャフト42の間にある管状のアダプタ104は
、一般の管14の定格長さの段階付けに応じて約25.5〜75mmの範囲のも
のにしてもよい。定格長が特別に長い場合は、複数のアダプタを互いに組み合わ
せることも可能である。またその場合、互いに組み合わせるアダプタは同じ長さ
のものでも、また少なくとも一部長さが異なるものでも構わない。
【0053】 ところで、図5−図13を用いて説明した実施形態は少なくとも本質的な部分
では前記の実施形態と同じ構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、長く伸びた対象物をクランプに差し込む装置を取り付けた管を、縦方
向に切って示した縦断面図である。
【図2】 図2も同様の図で図1をさらに拡大した図で、図1で示した装置の一部の断面
図で示されている。
【図3】 図3は、図1および図2で示した装置をIII-III線に沿って切断した横断面図 である。
【図4】 図4は、装置の側面図と図2のIV-IV線に沿って切断した一部横断面図である 。
【図5】 図5は、長く伸びた対象物をクランプに差し込む装置の別な実施形態を、図1
と同じ縦断面図で示したものである。
【図6】 図6は、図5の装置の側面図である。この場合、わかりやすくするためガイド
装置は撤去されている。
【図7】 図7は、ガイド装置を撤去した図5の装置を水平に切断した水平断面図である
【図8】 図8は、図5の装置の平面図である。
【図9】 図9は、図5および図8で示した装置を図8のV-V線に沿って切断した横断面 図である。
【図10】 図10は、図1で示した装置を、図1のVI-VI線に沿って切断した横断面図で ある。
【図11】 図11は、図5の装置の一部の側面図で、人が通過できない管の異なる直径に
適合させるアダプタを備えた場合の図である。
【図12】 図12は、図5の装置の一部の側面図で、人が通過できない管の異なる直径に
適合させるアダプタを備えた場合の図である。
【図13】 図13は、図5の装置の一部の側面図で、人が通過できない管の異なる直径に
適合させるアダプタを備えた場合の図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月11日(2001.4.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヘヒト, ラインハルト ドイツ国 デー−93047 レーゲンスバー グ マクシミリアンストラーセ 14 (72)発明者 マンストルファー, カール ドイツ国 デー−93047 レーゲンスバー グ マクシミリアンストラーセ 14 (72)発明者 ウルリッヒ, ハンスペーター スイス国 ツエーハー−8617 メンシャル トルフ イーゼンリートストラーセ 20 ノビタ エンジニアリング内 (72)発明者 ワイダー, ハンス スイス国 ツエーハー−8617 メンシャル トルフ イ−ゼンリートストラーセ 20 ノビタ エンジニアリング内 (72)発明者 ブンシュイ, ハンス スイス国 ツエーハー−8041 チューリッ ヒ ライムバッハストラーセ 38 カ−テ システム アクチェンゲゼルシャフト内 (72)発明者 バインガルテン, マルコ スイス国 ツエーハー−8041 チューリッ ヒ ライムバッハストラーセ 38 カ−テ システム アクチェンゲゼルシャフト内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルやパイプなどの長く伸びた対象物(20)を、人が通過
    できない管(14)の内部に取り付けられたクランプ(18)に挿入する装置であって、 管の縦方向(R)に移動可能に管の内壁(14’)で支持されているフレーム(12)
    と、 このフレームの縦軸(22’)に対して半径方向に移動できるように前記フレーム
    (12)上に配置され、かつ前記対象物(20)を収容するために、前記縦軸(22’)の
    方向に少なくとも伸びるとともに半径方向外側に開いた少なくとも1つの受入れ
    溝(58、58’)を有するセッティング・ヘッド(44)と、 このセッティング・ヘッド(44)を半径方向に移動するための駆動機構(46、48) とを備え、 前記セッティング・ヘッド(44)は、各々1つの対象物(20)を受入れる少なくと
    も2つの平行な前記受入れ溝(58、58’)を互いに隣接して配置したことを特徴と する装置。
  2. 【請求項2】 受入れ溝のうちの一方(58’)は、他方の受入れ溝(58)より半
    径方向外側に配置され、かつ半径方向のスプリング力(64)に抗して押し戻せるセ
    ッティング・エレメント(62)内に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの受入れ溝(58)は、周回り方向に見てセッテ
    ィング・エレメント(62)の各側面に配置されていることを特徴とする請求項2記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 セッティング・ヘッド(44)は、縦軸(22’)の方向に、互いに
    間隔を空けた、受入れ溝(58、58’)の2つのライン(56,56')を有していることを 特徴とする請求項2または3記載の装置。
  5. 【請求項5】 フレーム(12)は、セッティング・ヘッド(44)を縦軸(22’)の
    回りに回転させる回転装置(32)を備える自走式管内走行ロボット(22)を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 フレーム(12)には、対象物(20)を挿入する作業進行方向(A
    )からみて、セッティング・ヘッド(44)から前方に、受入れ溝(58、58’) と方向
    をあわせかつ少なくとも対象物(20)をほぼ平行にガイドするためのガイド装置(7
    4)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の装置
  7. 【請求項7】 ガイド装置(74)は、各々の対象物(20)に対して、独立に調整
    できる摩擦ブレーキ(80、80’)を有することを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 セッティング・ヘッド(44)を動かす駆動機構(46、48)は、自 走式管内走行ロボット(22)の回転装置(32)上に配置可能なメイン・モジュール(1
    00)内に設けられ、また、セッティング・ヘッド(44)とガイド装置(74)は、それ ぞれ少なくとも1つのアダプタ(104、106)を介してメイン・モジュール(100)に接
    続できることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 メイン・モジュール(100)には、さらに支持ホイール(70)を 回転させる駆動部材(102)が取り付けられていることを特徴とする請求項8記載 の装置。
  10. 【請求項10】 メイン・モジュール(100)には、必要な電子コンポーネン ト、空気圧バルブおよび/または油圧バルブの少なくとも一部が組み込まれてい
    ることを特徴とする請求項8または9記載の装置。
  11. 【請求項11】 支持ホイール(70)は、人が通過できない管(14)の個々の直
    径に対応して内側および外側へ回転できることを特徴とする請求項9または10
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 ガイド装置(74)は、少なくとも一つのガイドレバー(126) が取り付けられており、このガイドレバーは、対象物(20)がガイド装置(74)に保
    持されている保持ポジションと、対象物(20)が解放されている解放ポジションの
    間で調整可能であることを特徴とする請求項6ないし11のいずれかに記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 ガイド装置(74)は、ガイド・エレメント(88)を備えるシー
    ソー(76)を含み、このシーソー(76)はメイン・モジュール(100)と結合できる基 礎構造体(132)上で旋回可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6な いし12のいずれかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 ガイド・エレメント(88)を備えるシーソー(76)は、少なく
    とも一つのシリンダ/ピストンのユニット(140)によって、基礎構造体(132)に 対して旋回できるようになっていることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 自走式管内走行ロボット(22)のゲージは、人が通過できな
    い管(14)の直径にあわせて設定できることを特徴とする請求項1ないし14のい
    ずれかに記載の装置。
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