JP2002504197A - 溶融紡糸フルオロポリマーの繊維及びそれらの製造法 - Google Patents

溶融紡糸フルオロポリマーの繊維及びそれらの製造法

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ウイ,ウイリアム・チエング
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Abstract

(57)【要約】 本発明はテトラフルオロエチレン及びペルフルオロビニルモノマーから形成されたコポリマーの溶融紡糸繊維並びにそれらの形成法に関する。本発明の方法において、少なくとも500×のSSFにおいて、溶融物から、高い強度及び低い収縮を示す繊維が延伸される。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融紡糸フルオロポリマーの繊維及びそれらの製造法 発明の分野 本発明はテトラフルオロエチレン及びペルフルオロビニルモノマーから形成さ れたコポリマーの溶融紡糸繊維に関する。本発明の方法において、少なくとも5 00×の紡糸伸張因子において、溶融物から、高い強度及び低い収縮を示す繊維 が延伸される。 発明の技術的背景 Harting等(米国特許第3,770,711号)はテトラフルオロエチレン( TFE)と、1〜7重量%のペルフルオロプロピルビニルエーテル(PPVE) のコポリマーから製造された繊維につき公表している。メチル、エチル、ブチル 、及びアミルビニルエーテルのコモノマーもまた公表されている。繊維はほとん ど又は全く延伸を伴わずに溶融紡糸され、次いで融点より下で実施される延伸段 階が続く。そのように製造された繊維は約500μmの直径を有し、250℃で 15%の熱収縮を示す。 Vita等(米国特許第5,460,882号)は、3ないし8個の炭素原子を有 するペルフルオロオレフィン2〜20モル%、又はペルフルオロビニルアルキル エーテル1〜5モル%との、TFEのコポリマー(ここで、当該コポリマーがA STM D3307に従う6〜18g/10分のメルトフローインデックスを有 する)から、2段階法で製造される繊維を含んでなる複数フィラメントの糸につ き公表している。第1の段階においては、繊維を50ないし250、好ましくは 50ないし150のの範囲内の紡糸伸張因子で溶融紡糸され、ここで、12〜1 8m/分 で紡糸される紡糸伸張因子75が代表的である。第2の段階においては、紡糸繊 維は200℃で後に延伸されて、最終製品を製造する。紡糸のままの繊維は50 ないし80MPaの強力を示す。第2の段階において、紡糸のままの繊維は融点 より下の温度で延伸されて、140〜220MPaの引っ張り強さをもつ繊維を 提供する。10ないし150マイクロメーターの直径(1.7ないし380×1 0-7kg/m)の繊維直径が公表されている。融点より下40〜60℃の温度に おける紡糸のままの繊維の収縮は5〜10%であった。第2段階の延伸法の製品 は200℃において10%未満の収縮を示すと述べられている。 Umezawa(特開昭63−245259号公報)の方法においては、第1の段階 は、フッ素化樹脂が混合物の容量の50%未満を占め、そしてその中で炭化水素 の連続相内に分散された不連続相を形成する溶融加工可能な炭化水素樹脂との、 溶融加工可能なフッ素化樹脂の混合物の形成を伴う。第2の段階においては、延 伸を伴わずに繊維を混合物から溶融紡糸され、そして第3の段階においては、そ のように形成された繊維をフッ素化樹脂の融点より下で延伸する。第4の段階に おいては、炭化水素の部分を溶解して、非常に微細な線密度のフルオロポリマー 繊維が残される。線密度2.2×10-9kg/m及び約400MPaの靭性をも つTFE/HEP繊維が代表される。190MPaの靭性をもつTFE/ペルフ ルオロアルコキシエチレンの約3.5×10-8kg/mの繊維が、例示なしで公 表されている。 Nishiyama等(特開昭63−219616号公報)は紡糸口金の孔の横断面の 形態を保持する、Teflon(R)PFA 340-J(Mitsui-DuPont社)から繊維を紡糸、延 伸する方法を公表している。190MPaの靭性及び 17%の最終伸び率を有する110×10-7kg/m(約80μm)の繊維が、 後の5×の延伸を伴う、10m/分における延伸なしの溶融紡糸により製造され る。 Bonigk(ドイツ特許P41−31−746A1)は、TFE部分が60モル% を越えない、エチレン/テトラフルオロエチレン/ペルフルオロプロピルビニル エーテル(E/TFE/PPVE)のコポリマーから製造された繊維につき公表 している。800m/分を越える紡糸速度が公表されているが、紡糸伸長因子は 約100:1に制限されている。この繊維は、少なくとも50g/10分のメル トインデックス(ドイツ工業規格標準53 735号)を有する熱可塑性コポリ マーを使用することを特徴としている。 Kronfel'd等(Khimicheskie Volokna,No,1,pp13〜14,1982)は、その後に2. 2×の比率での熱伸長を伴う、3500%(36の紡糸伸長因子、SSFに相当 する)ジェット伸長における、TFE/ペルフルオロアルキルビニルエーテルの コポリマーの溶融紡糸により製造された、30〜60マイクロメーターの直径を 有する繊維につき公表している。このように製造された繊維は14.6cN/t ex(約315MPaに相当する)の靭性、12〜15%の沸騰水中収縮及び0 .050の複屈折を示した。 Kronfel'd等(Khimicheskie Volokna,No,2,pp28〜30,1986)は、ビニルエーテ ル3〜5モル%を含むTFE/ペルフルオロアルキルビニルエーテルのコポリマ ーの、直径が18マイクロメーター以上の繊維につき公表している。180MP aの最大引っ張り強さの繊維を生成する、MFR7.8〜18のポリマーに対し て400℃の紡糸温度において85 0×の最大可能紡糸延伸率が公表されている。 850×以下、通常500×未満の紡糸伸長因子に制限される、当該技術分野 の説に従うと、低い線密度の繊維(特に11×10-7kg/m未満のもの)は、 大きな経済的負担を伴って、低い生産量で狭い押し出しダイを通して押し出すこ とによってのみ製造することができる。安価な商業的生産速度と、より両立する 、より高い押し出し速度は溶融破損及び繊維の破断をもたらす。更に、約190 MPaを越える引っ張り強さを達成するためには、追加的経費及び紡糸繊維上へ の第2の段階の延伸の繁雑さを必要とする。 従って、既知の当該技術分野の実施はその実行者に幾つかの問題を提供する。 第1の問題は商業的に実際的な速度において、約100×10-7kg/m未満、 特には約40×10-7kg/m未満の線密度の繊維の製造に対処しなければなら ない。第2の問題は、約190MPaを越える引っ張り強さをもつ繊維の製造に 対処しなければならない。第3の問題は、既知の当該技術の低速度紡糸及び複数 段階の方法よりも低価格の方法の提供に対処しなければならない。既知の当該技 術により製造された繊維はまた、250℃において少なくとも15%の望ましく ないほど高い収縮を示し、それがそれらの用途を制約している。当該技術分野の 多数の欠点は、本発明の紡糸伸張因子が少なくとも500である、本発明の方法 により克服される。本発明の方法を使用することにより、広範囲のメルトフロー 比率をもつTFEの、過フッ素化、熱可塑性コポリマーを含んでなる、高い強度 、低い収縮の、低い線密度をもつ繊維を、単一段階の操作における、非常に高い 紡糸速度で製造することができ、従って、生産性を高め、生産経費を節減させる ことができる。発明の要約 本発明は、約1ないし約30g/10分の溶融流量(MFR)を有するテトラ フルオロエチレン(TFE)の過フッ素化、熱可塑性コポリマーを含んでなるフ ルオロポリマー繊維を提供し、ここで、当該繊維が、少なくとも190MPaの 引っ張り強さ及び、コポリマーの融点より下40〜60℃の範囲内の温度で15 %未満の線収縮を示す。ここで、コポリマーはTFEと、少なくとも3個の炭素 原子をもつペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテ ル、及びそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種類のコモノマ ー、とのコポリマーである。 更に、フルオロポリマー繊維の製造法が提供されている。その方法は、開口を 通して、約1ないし約30g/10分のMFRを有する、TFEと、少なくとも 3個の炭素原子をもつペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニ ル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択されるコモノマー、との 過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融及び押し出しして、1本以上のストラン ドを形成すること、このように押し出されたストランドもしくは複数のストラン ドを、その押し出しの線速度の少なくとも1000倍まで、ストランドもしくは 複数のストランドの前進の線速度を加速しながら急冷区域を通過させること、押 し出し開口と前記の加速を課すための手段との間の通過時に、押し出し物を固化 させること、を含んでなる。 更に、フルオロポリマー繊維の製造法が提供され、その方法は、開口を通して 、約1ないし約6g/10分のMFRを有する、TFEと、少なくとも3個の炭 素原子をもつペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオ ロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択される コモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融及び押し出しして、1 本以上のストランドを形成すること、このように押し出されたストランドもしく は複数のストランドを、その押し出しの線速度の少なくとも500倍まで、スト ランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速しながら急冷区域を通過 させること、押し出し開口と、前記の加速を課すための手段との間の通過時に、 押し出し物を固化させること、を含んでなる。 本発明はまた、開口を通して、約1ないし約30g/10分の溶融流量を有す る、TFEと、少なくとも3個の炭素原子をもつペルフルオロ−オレフィン、ペ ルフルオロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選 択されるコモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融及び押し出し て、1本以上のストランドを形成すること、このように押し出されたストランド もしくは複数のストランドを急冷区域を通過させること、その押し出しの線速度 の少なくとも1000倍まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線 速度を加速すること並びに、押し出し開口と、前記の加速を課すための手段との 間の通過時に、押し出し物を固化させること、を含んでなる方法により製造され る、少なくとも190MPaの引っ張り強さ及び、コポリマーの融点より下40 〜60℃の範囲内の温度において15%未満の線収縮を示すフルオロポリマー繊 維を提供する。 本発明は更に、開口を通して、約1〜6g/10分の溶融流量を有する、テト ラフルオロエチレンと、少なくとも3個の炭素原子をもつペルフルオロ−オレフ ィン、ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテル、及 びそれらの混合物からなる群から選択されるコモノマー、との過フッ素化、熱可 塑性コポリマーを溶融及び押し出しして1本以上のストランドを形成すること、 このように押し出されたストランドもしくは複数のストランドを、その押し出し の線速度の少なくとも500倍まで、ストランドもしくは複数のストランドの前 進の線速度を加速しながら急冷区域を通過させること、押し出し開口と、前記の 加速を課すための手段との間の通過時に押し出し物を固化させること、を含んで なる方法により製造される、少なくとも190MPaの引っ張り強さ及び、コポ リマーの融点の下40〜60℃の範囲内の温度において15%未満の線収縮を示 すフルオロポリマー繊維を提供する。 図の簡単な説明 図1は、本発明の方法の好ましい態様における使用に適した機器を示している 。 図2は、以下に説明される本発明の具体的な態様を製造する時に使用される機 器を示している。 図3は、本発明の1本のフィラメント繊維及び、比較実験2及び3で製造され た1本のフィラメント繊維、の融点に対する靭性のグラフによる表示である。 発明の詳細な説明 本発明は高い引っ張り強さ及び低い収縮を有する新規なフルオロポリマー繊維 を提供する。本発明の製品はモノフィラメントでも複数フィラメントの糸の形態 にでもすることができる。 本発明における使用に適するフルオロポリマーは、それらの多数が当該技術分 野で知られており、それらの幾つかは広範に商業的に使用され ている、TFEの溶融加工可能な過フッ素化コポリマーである。TFEとのコモ ノマーはペルフルオロビニルアルキル化合物のような、少なくとも3個の炭素原 子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテ ル、並びにそれらの混合物からなる群から選択される。好ましいものは、約1な いし約20モル%のペルフルオロビニルアルキルのコモノマー、より好ましくは 約3ないし約10モル%のペルフルオロビニルアルキルのコモノマーとのTFE のコポリマーである。ヘキサフルオロプロピレンは好ましいペルフルオロビニル アルキルのコモノマーであり、約3ないし約10モル%のヘキサフルオロプロピ レンが最も好ましい。約0.5ないし約10モル%のペルフルオロ(アルキルビ ニル)エーテルとのTFEのコポリマーが好ましく、そして約0.5ないし約3 モル%のペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルがより好ましい。PPVE又 はペルフルオロエチルビニルエーテル(PEVE)は、本発明の実施のための好 ましいペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルであり、約0.5ないし3モル %のPPVE又はPEVEが最も好ましい。本発明の目的のための「コポリマー 」の語は、単一のポリマー中に2種類以上のコモノマーを含んでなるポリマーを 包含することを意図されている。従って、本発明の実施に適するものと前記に引 用されたコモノマーの混合物もまた本発明の実施に適している。ペルフルオロプ ロピルビニルエーテル及びペルフルオロエチルビニルエーテルの語はそれぞれ、 「PPVE」及び「PEVE」と表されるであろう。 本発明の実施に適するポリマーは、ASTM D2116,D3307に従っ て、372℃において決定された約1ないし約30g/10分の溶融流量(MF R)を示し、好ましくはそのMFRが約1ないし約6 g/10分である。 本発明の繊維は高い強度及び低い収縮の組み合わせにおいて希有である。本発 明の繊維は、ASTM D3822により決定された、少なくとも190MPa の室温での引っ張り強さ並びに、ASTM D5104に従うコポリマーの融点 より下40℃〜60℃の温度で決定された15%未満の収縮を特徴として有する 。 本発明の繊維は更に、示差走査熱量計(DSC)により決定された、310℃ より高い融点の存在を特徴とする可能性がある。これは本明細書て説明された方 法に従って紡糸され、比較実験2及び3の繊維と比較された一連の繊維の引っ張 り強さとともに図3に示されている。より高い温度の融点は引っ張り強さと相関 しているように見える。190MPaより上の、図3のデータの点はまた310 ℃の融点より高く、本発明の繊維であることに注目することができる。310℃ より高い融点に加えて、本発明の繊維は更に約0.037より高い複屈折を特徴 として有する可能性がある。 一つの態様において、本発明の繊維は少なくとも190MPaの室温での引っ 張り強さ、約1×10-7ないし約250×10-7kg/m、好ましくは約1×1 0-7ないし約12×10-7kg/mの線密度、及びASTM D5104に従っ てポリマーの融点より下40〜60℃の温度で決定された、10%未満の収縮を 特徴として有する。 本発明の方法において、発明の実施に適する溶融コポリマーは、開口を通って 押し出されて、急冷区域を通って紡糸繊維を蓄積するための手段の方向に誘導さ れる連続ストランドもしくは複数のストランドを形成し、ここで、押し出された ストランドが開口と蓄積手段との間で延伸さ れる。本発明の目的のための押し出しの線速度に対する繊維蓄積の線速度の比率 は紡糸伸張因子(SSF)と称される。本発明の方法において、SSFは少なく とも500であり、少なくとも1000が好ましい。本明細書に使用され、当該 技術分野の通常の技術者の1人により理解されるように、繊維蓄積の線速度、前 進の線速度、紡糸速度、巻取り速度、及び引き取り速度は同義である。 溶融物から繊維を製造するための当該技術分野で既知のあらゆる手段が本発明 の方法への適用に適している。本発明の方法の好ましい態様においては、スクリ ュー押し出し機を使用して、単一又は複数の開口のストランドのダイに、溶融形 態の、本発明の実施に適するポリマーを供給して、それぞれモノフィラメント又 は複数フィラメントの繊維の製品を形成する。図1においては、一軸スクリュー 押し出し機1が、単一開口ストランドダイ2に、本発明の実施に適した過フッ素 化樹脂を供給し、ここで、当該ダイが、ストランドが下方に垂直に押し出される ようになっている。押し出し物ストランド3は、急冷区域9を通って、ガイドホ イール4に向かい、そこから、それらの少なくとも一方が高速制御装置8により 制御される高速モーター駆動体により駆動される、一対の引き取りローラー5及 び6に、そして引き取りローラーから高速度引っ張り制御巻取り装置7に誘導さ れる。ホイール4及びローラー5及び6は低摩擦ベアリング上に取り付けられて いる。押し出し機バレル及びスクリュー、及びダイは好ましくは高ニッケル含量 の腐食抵抗性の鋼合金から製造されている。スクリュー型及びピストン型を含む 多数の適した押し出し機が当該技術分野で知られており、市販されている。 本発明の方法において、本発明の実施に適するコポリマーを溶解し、 そしてポリマーの分解を回避することに特に注意しながら、当該技術分野で知ら れたあらゆる手段により押し出し開口に運ぶ。本発明の実施において、ポリマー を最初に溶解し、次にスクリュー駆動のラムを使用して押し出しダイにラムで供 給する加熱シリンダーに、ポリマーを充填することが適当であることが判明して いる。 本発明の方法に適した押し出し速度は、溶融破損の開始に対する上限の臨界せ んだん速度及び、引き取り共振の開始に対する下限臨界せんだん速度により決定 される作業窓(operatingu window)のサイズに依存する。溶融破損の開始に対 する上限臨界せんだん速度は順次、温度、ポリマーの溶融流れ、及びダイのディ メンションにより決定される。「溶融破損」は繊維上に不整な表面をもたらす流 れの不安定性である。「引き取り共振」は延伸繊維の長さに沿った、横断面積の 変動である。引き取り共振は、前記のパラメーターに加えて急冷区域の温度によ り影響される。本発明の実施に好ましいポリマーを使用する時には、あらゆる与 えられたポリマーによる満足な結果は、比較的狭いせんだん速度の範囲にわたっ て得られ、そして工程中の具体的なポリマーに左右されることが判明した。溶融 破損の開始に対する臨界せんだん速度は溶融粘度と逆に変動し、作業窓はMFR が減少するに従って前進的に狭くなる。作業窓は温度を増加することにより拡大 することができるが、ポリマーの分解を回避するように注意しなければならない 。 押し出し開口は何か具体的なタイプである必要はない。開口の形態はどんな所 望の横断面でもよいが、円形の横断面が好ましい。本発明の実施において、生成 された繊維の横断面はポリマーがそこを通って押し出された開口の横断面の形態 に緊密に類似することが判明した。本発明の 方法における使用に適すると判明した円形の横断面の開口の直径は約0.5ない し約4.0mmの範囲内にあるが、本発明の実施はその範囲に制約はされない。 ダイの開口の、長さ対直径比は好ましくは約1:1ないし約8:1の範囲内にあ る。当該技術分野で周知の通常のデザインの、1本のフィラメント及び複数フィ ラメント両者のストランドダイ及び紡糸口金が本発明の実施に適している。 本発明の方法においては、1本以上のストランドの形態の押し出し物は、急冷 区域を通って、紡糸繊維を蓄積するための手段へ通過する。押し出し物は開口と 、紡糸繊維を蓄積するための手段又は前進の線速度の加速を課するための手段、 との間の通過中に固化される。このような手段は当業者には既知である。急冷区 域は、使用される具体的な方法の形態の要請に応じて、外界温度であっても、又 はそれに対して加熱されても冷却されてもよい。最低の収縮は急冷区域が外界大 気温度以下の時に達成される。 本発明の実施において、約20未満のMFRのポリマーから製造された約1× 10-7ないし約5×10-7kg/mの線密度の範囲内の繊維は好ましくは、押し 出し開口に隣接した直ぐ下流の加熱管を押し出し物を通過させることにより得ら れ、ここで、当該加熱管がポリマーの融点ないしその融点より100℃下の範囲 内の温度で維持されている、ことが発見された。概して、あるコポリマー及びあ る押し出し条件に対して、急冷区域の温度が高いほど、そして急冷区域における 滞在時間が長いほど、より高いSSFが達成可能であり、それにより前進的に、 より低い線密度をもつ繊維の達成を可能にする。複数ストランドの繊維の糸の紡 糸は、急冷区域が1本の繊維又はモノフィラメントを製造するために必 要なものより低い温度で維持されることを要請する可能性がある。 加熱は、加熱管、熱い空気の衝突、又は放射加熱の使用により達成することが できる。冷却は冷房管、冷房又は室温の空気の衝突、あるいは放射冷却の使用に より達成することができる。 本発明の実施においては、より高いSSF及び、従って、加熱された急冷区域 を使用することにより達成可能な、より低い線密度の繊維及び、そのようにして 製造された繊維の収縮との間にトレードオフが存在する。従って、例えば、本発 明の好ましい態様において、約1〜5×10-7kg/mの繊維は好都合には、押 し出し物を、加熱された急冷区域を通過させることにより、MFR<約20のポ リマーから紡糸される。250℃におけるこれらの繊維の収縮は具体的には5〜 15%の範囲内にある。外界空気中に紡糸された、線密度>5×10-7kg/m の繊維は6%以下の熱収縮を示す。 延伸繊維を蓄積する又は前進の線速度を加速するためのあらゆる手段が本発明 の実施に適する。このような手段は、それらのすべてが当業者に知られている、 回転ドラム、ピドラー(piddler)、又は、好ましくは綾振りを伴う巻き取り装 置、を含む。その他の手段は、ステープルファイバーのトウ又はフィブリドを製 造する目的のための連続紡糸−延伸繊維の細断又は切断方法を含む。更にその他 の手段は、布地構造物又は複合構造物への紡糸−延伸繊維の直接的オンラインの 取り込みを含む。以下に説明される態様に適すると判明した一つの手段は、Lees ona Co.社(Burlington,NC)から販売されている類いの高速度織物タイプの巻き 取り装置である。 実際的な理由から、目的の繊維の特性と一致した、可能な最大の引き 取り速度が望ましい。最大達成可能な引き取り速度は、ポリマーの溶融流量及び 、あらゆる与えられる紡糸形態に対する操作温度に依存する。本発明の実施のた めには、30m/分の引き取り速度が満足であることが判明した。しかし、20 0m/分を越え、そして625m/分の高さまでもの前進の線速度が達成された 。紡糸速度の上限は決定されていない。少なくとも200m/分のストランドの 前進の線速度が好ましい。 繊維を運搬する補助をするための繊維紡糸の、当該技術分野で知られているそ の他の手段は、是認された物として使用することができる。これらの手段は、ガ イド滑車、研磨された引き取りローラー、エアバー、分離器等を含む。 紡糸伸長(溶融繊維の延伸)はどんな好都合な手段によっても達成される。本 発明の一つの態様においては、紡糸繊維は、その押し出しの線速度の500倍、 好ましくは1000倍の前進の線速度で、繊維を運搬するように操作させる1組 の研磨された金属の引き取りローラーに運搬される。本発明のもう一つの態様に おいては、紡糸繊維は、一定の距離間隔に設置され、その押し出しの線速度の5 00倍、好ましくは1000倍の前進の線速度で回転される2個のローラーによ り形成されたニップの方向に誘導される。更にもう一つの態様においては、繊維 はその押し出しの線速度の500倍、好ましくは1000倍の線速度で操作され る高速度巻き取り装置に直接運搬される。 最大達成可能SSFは順次、温度及びポリマーMFRの関数である、ポリマー の溶融粘度の関数である。1000より大きいSSFを得ることは、紡糸期間中 の繊維の破断により、低温及び/又は低MFR物質を使用する時には問題である 可能性がある。しかし、このような条件下で は、1000未満のSSFが、高い強度及び低い収縮を得るのに十分であること が判明している。 本発明の方法の特に驚くべきアスペクトにおいては、繊維の融点が、式 FS=せんだん速度×(SSF)2 [ここで、せんだん速度は溶融ポリマーが押し出し開口に押し出される実際のせ んだん速度であり、SSFは使用された実際のSSFである]に従って定義され る紡糸因子FSに依存することが判明した。 約1ないし約6g/10分のMFRの繊維の紡糸は、熱分解の開始温度(大部 分の好ましいポリマーに対して約400℃)より下の温度で、1000より大き いSSFを達成することが困難な可能性があるので、特別の問題を提供する可能 性がある。しかし、驚くべきことには、本発明の実施においては、低い線密度、 高い強度、及び低い収縮の望ましい特徴が、約500ないし約1000の好まし い範囲内のSSFを使用することにより、約1ないし約6g/10分のMFRの ポリマーにより達成することができることが判明した。 本発明の実施に対して、MFR及び紡糸繊維の線密度の組み合わせに具体的な 下限は決定されなかったが、約1ないし約6のMFRのポリマーに対しては、本 発明の方法により可能な最低の線密度d、は大体、等式 d=[12−(2×MFR)]×10-7 により規定されると考えられる。 本発明の方法と関連する高いSSF及び高い紡糸速度は、それを、汚染、ポリ マーの溶融特性の変動、及び温度又は紡糸速度の変動の結果と しての混乱に特に感受性にさせる。製造される繊維の低い線密度と組み合わせた これらの因子は破断への高い感受性をもたらす。長い期間、安定な紡糸を達成す るためには、均質な樹脂を使用し、分解を回避するために腐食抵抗性の機器中で 、高温で、低い滞留時間を維持し、紡糸の前に樹脂を濾過させ、そしてスクリュ ー速度、温度及び紡糸速度に対する精度の高い制御装置を使用することが望まし い。本発明の実施において、加工の前にポリマーを乾燥することが紡糸性能を改 善する可能性があることも判明した。 高温でフッ素化物質を処理する時には、ポリマーに接触する金属部品に腐食抵 抗性のニッケル含量の高い合金を使用することを十分に忠告することに注意しな ければならない。 実施例 以下に説明される具体的な態様に使用される繊維紡糸機が図2に示されている 。加熱バレル2、ピストン3、及びダイ5を含んでなる毛細管流動計1が溶融ポ リマーを押し出すために使用された。加熱円筒形鋼バレルは約10cmの長さ及 び約7.5cmの直径を有した。ステライト(Cabot Corp.,Kokomo,IN)から製 造された約0.6cmの厚さの円筒形の腐食抵抗性バレル挿入体は0.976c mの内腔直径を与えた。バレルはセラミックの遮蔽体7の6.4cmの層に囲ま れていた。 (I.H.Co.NY,NY)により製造され、(ECS Engineering,Inc.,Evansville,IN )により製造されたECSモデル6414温度調節機により調節された、10c mの長さで約7.5cmの直径をもつ800−Wの円筒形加熱帯が、設定温度の 1℃以内にバレル温度を維持した。硬化鋼(Armco 17-4RH)から製造されたピス トンはその先端の直径が0.970 cmであり、Instru-met,Inc.,N.J.により製造されたモデルTT-C Instronテスト フレームのスクリュー駆動のクロスヘッド4上に取り付けられた。 円形の横断面の毛細管ダイはハステロイ(Cabot Corp.,Kokomo,IN)から製造 された。毛細管の直径は0.5から4.0mmにわたり、長さ/直径比率は1な いし8であった。 操作時に、繊維がその点により固化される、ダイより30cm下方に配置され た、直径3.0cmのナイロンのガイドホイール8の方向に垂直に下方に押し出 された。ガイドホイール8は、紡糸張力を測定するために使用される、力の伝達 機(Burco,Centerville,OHにより販売されているScaime model GM2)上に取り 付けられた。繊維をガイドホイール8の周囲に180°包囲し、第2のガイドホ イール9(直径4.8cm)の方向に、そしてそこから1対の引き取りローラー 10及び11に誘導した。繊維を、引き取りローラーの周囲を一度巻き、そして 巻き取りローラー12により巻き取った。ローラー10、11及び12は直径が 5cmであり、それらはアルミナムでできており、より良くグリップするように マスキングテープで覆われていた。ローラー11は自由紡糸(ボールベアリング 上で)であったが、ローラー10及び12は最大速度3600rpmを有するモ ーター13により協働駆動された。従って、最大引き取り速度は約600m/分 であった。モーターの速度は可変変速器14により調節された。実際には、繊維 は低速(約10m/分)で機器を引っ張られ、次いで、所望の引き取り速度まで 徐々に速度を増加させた。 実施例7の繊維はダイの下方に直接に、加熱された管15(アルミナ ム、直径5cm、長さ10cm)に付加することにより製造された。管の温度は 、ECS温度調節機17により調節された、管の外面に取り付けられた帯加熱装 置16の使用により305℃に維持された。 以下の具体的態様に使用された樹脂はすべて、「Teflon(R)」の商品名でDuPon t Company,Wilmington,DE社から市販のものであった。 実施例1〜6 表1に挙げられたTeflon(R)PFA樹脂(融点約307℃)の1本のフィラメント を、表中に記載された条件下で外界空気中に紡糸した。このように紡糸された生 成繊維の特性を表2に示す。 実施例7 Teflon(R)PFA 440(MFR13g/10分)を直径0.61mm×長さ0.6 6mmの測定値をもつ円形の開口を通して390℃で紡糸した。305℃に加熱 された管(直径5cm、長さ10cm)を、繊維がその中心を通過するようにダ イの直下に配置した。ピストン速度は0.51mm/分で、引き取り速度は41 0m/分で、2900のSSFをもたらした。線密度は1.7×10-7kg/m 、靭性は280MPa、初期モジュラスは2100MPa、最大伸長率は23% であった。収縮は250℃で7%であった。 実施例8及び9 表3に記載されたTeflon(R)FEP 100(融点約258℃)を、表中に記載の条件 下で紡糸した。このようにして製造された紡糸−延伸繊維の特性を表4に示す。 収縮を決定した温度がPFA繊維のテストに使用され た温度250℃ではなく、200℃であったことに注目されたい。 図3は本発明の1本のフィラメント繊維及び、以下の比較実験2及び3で製 造された1本のフィラメント繊維の、靭性に対する融点のグラフによる表示であ る。 比較実験 FPA繊維をVita等の米国特許第5,460,882号の方法に従って製造し たが、Vitaにおいては、3000本のフィラメントを単一のダイから紡糸して、 放射冷却により冷却されたが、これらの比較実験においては、1本のフィラメン トを外界空気中に紡糸させた。比較実験1 米国特許第5,460,8,82号の実施例1において、Vitaにより引用され た方法に従い、延伸繊維を製造する試みが実施された。MFR16.3g/分を 有する、DuPont社から市販のTeflon(R)PFA 340を、直径0.495mm×長さ0 .521mmの測定値をもつ円形開口を通して400℃で繊維に紡糸した。せん だん速度は64s-1であり、引き取り速度は18m/分であり、SSF75をも たらした。これらの条件下で、激しい引き取り共振又は延伸繊維の直径の不安定 が認められた。 比較実験2 この実験で教示されたVitaの条件の変更は、Vitaの方法で紡糸−延伸繊維を製 造するのに満足である事が判明した。比較実験1の樹脂をせんだん速度128s-1 (ピストン速度1.27mm/分)及び引き取り速度35m/分における直径 0.495mm×長さ0.521mmの測定値をもつ円形開口を通して400℃ で繊維に紡糸して、所望のSSF75を得た。紡糸のままの繊維の靭性はVitaに より報告された55MPaに比較して、76MPaと測定された(図3、比較実 験2−紡糸のままを参照されたい)。初期モジュラスは320MPaで、最大伸 長率は303%であった。250℃の収縮は1.6%であった。 紡糸のままの繊維は、オーブン(モデルVE3.5-600、United Clibrati on Corp.,Huntington Beach,CA)の付いたInstron 1125テストフレーム(Instro n Corp.,Canton,MA)上で200℃で更に2.2×に延伸された。10cmの最 初の長さを10cm/分の速度で22cmに伸張した。延伸サンプルを、オーブ ンが50℃に冷却された間中グリップに保持し、次に解放した。靭性は、Vitaに より報告された180MPaに比して、155MPaと測定された(図3の比較 実験2−延伸を参照されたい)。初期モジュラスは730MPaであり、最大伸 張率は79%であった。収縮は250℃で27%であった。 比較実験3 「Kronfel'd」と標識された製品に対して表5に示される、SSF(「ジェット 伸張」と称される)が約800である繊維を、Kronfel'd et a;.,Khim.Volokna,2, pp.28-30,1986の説に従って製造した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月7日(1999.6.7) 【補正内容】 請求の範囲 1. 約1ないし約30g/10分の溶融流量を有するテトラフルオロエチレン の過フッ素化、熱可塑性コポリマー、を含んでなるフルオロポリマー繊維であっ て、ここで、当該繊維が、ASTM D3822により決定された少なくとも1 90MPaの引っ張り強さ及び、コポリマーの融点より下40〜60℃の範囲内 の温度で、ASTM D5104により決定された15%未満の線収縮を示し、 当該コポリマーがテトラフルオロエチレンと、少なくとも3個の炭素原子を有す るペルフル−オロオレフィン,ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテル及びそ れらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種類のコモノマー、とのコ ポリマーである、フルオロポリマー繊維。 2. ペルフルオロ−オレフィンのコモノマーが、約3ないし約10モル%の範 囲内のコポリマー中の濃度をもつ、ペルフルオロビニルアルキル化合物である、 第1項記載のフルオロポリマー繊維。 3. コモノマーがヘキサフルオロプロピレンである第2項記載のフルオロポリ マー繊維。 4. コモノマーが約0.5ないし約3モル%の範囲内のコポリマー中の濃度を 有するペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルである、第1項記載のフルオロ ポリマー繊維。 5. コモノマーがペルフルオロプロピルビニルエーテル又はペルフルオロエチ ルビニルエーテルである第4項記載のフルオロポリマー繊維。 6. 繊維が約1×10-7ないし約250×10-7kg/mの範囲内の線密度を 示し、そして線収縮が<10%である、第5項記載のフルオロポリマー繊維。 7. 線密度が約1×10-7ないし約12×10-7kg/mの範囲内にある、第 6項記載のフルオロポリマー繊維。 8. 溶融流量が約1ないし約6g/10分である、第1項記載のフルオロポリ マー繊維。 9. 繊維が310℃より高い融点を示す、第1項記載のフルオロポリマー繊維 。 10. 繊維が約0.037より大きい複屈折を示す、第1項記載のフルオロポ リマー繊維。 11. 複数フィラメントの糸中の1本のフィラメントの形態の第1項記載のフ ルオロポリマー繊維。 12. フルオロポリマー繊維の製造法であって、開口を通って、約1ないし約 30g/10分の溶融流量を有する、テトラフルオロエチレンと、少なくとも3 個の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニ ル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択されるコモノマー、との 過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、押し出して、1本以上のストランド を形成すること、このようにして押し出されたストランドもしくは複数のストラ ンドを急冷区域を通すこと、それらの押し出しの線速度の少なくとも1000倍 まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速させること、 並びに開口と、前記の加速を課すための手段との間の通過時に押し出し物を固化 させること、を含んでなる方法。 13. フルオロポリマー繊維の製造法であって、開口を通って、約1ないし約 6g/10分の溶融流量を有する、テトラフルオロエチレンと、少なくとも3個 の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフ ルオロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択さ れるコモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、押し出して、 1本以上のストランドを形成すること、このようにして押し出されたストランド もしくは複数のストランドを、それらの押し出しの線速度の少なくとも500倍 まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速させながら急 冷区域を通過させること、並びに押し出し開口と、前記の加速を課すための手段 との間の通過時に、押し出し物を固化させること、を含んでなる方法。 14. ペルフルオロ−オレフィンのコモノマーが約3ないし約10モル%の範 囲内のコポリマー中の濃度を有するペルフルオロビニルアルキル化合物である、 第12項又は第13項記載の方法。 15. コモノマーがヘキサフルオロプロピレンである、第14項記載の方法。 16. コモノマーが約0.5ないし約3モル%の範囲内のコポリマー中の濃度 を有するペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルである、第12項又は第13 項記載の方法。 17. コモノマーがペルフルオロプロピルビニルエーテル又はペルフルオロエ チルビニルエーテルである、第16項記載の方法。 18. ストランドの前進の線速度が少なくとも200m/分である、第12項 又は第13項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 約1ないし約30g/10分の溶融流量を有するテトラフルオロエチレン の過フッ素化、熱可塑性コポリマー、を含んでなるフルオロポリマー繊維であっ て、当該繊維が、少なくとも190MPaの引っ張り強さ及び、コポリマーの融 点の下40〜60℃の範囲内の温度で15%未満の線収縮を示し、当該コポリマ ーが、テトラフルオロエチレンと、少なくとも3個の炭素原子を有するペルフル オロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混 合物からなる群から選択される少なくとも1種類のコモノマー、とのコポリマー である、フルオロポリマー繊維。 2. ペルフルオロ−オレフィンのコモノマーが、約3ないし約10モル%の範 囲内のコポリマー中の濃度をもつ、ペルフルオロビニルアルキル化合物である、 第1項記載のフルオロポリマー繊維。 3. コモノマーがヘキサフルオロプロピレンである第2項記載のフルオロポリ マー繊維。 4. コモノマーが約0.5ないし約3モル%の範囲内のコポリマー中の濃度を 有するペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルである、第1項記載のフルオロ ポリマー繊維。 5. コモノマーがペルフルオロプロピルビニルエーテル又はペルフルオロエチ ルビニルエーテルである第4項記載のフルオロポリマー繊維。 6. 繊維が約1×10-7ないし約250×10-7kg/mの範囲内の線密度を 示し、そして線収縮が<10%である、第5項記載のフルオロポリマー繊維。 7. 線密度が約1×10-7ないし約12×10-7kg/mの範囲内に ある、第6項記載のフルオロポリマー繊維。 8. 溶融流量が約1ないし約6g/10分である、第1項記載のフルオロポリ マー繊維。 9. 繊維が310℃より高い融点を示す、第1項記載のフルオロポリマー繊維 。 10. 繊維が約0.037より大きい複屈折を示す、第1項記載のフルオロポ リマー繊維。 11. 複数フィラメントの糸中の1本のフィラメントの形態の第1項記載のフ ルオロポリマー繊維。 12. フルオロポリマー繊維の製造法であって、開口を通って、約1ないし約 30g/10分の溶融流量を有する、テトラフルオロエチレンと、少なくとも3 個の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニ ル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択されるコモノマー、との 過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、押し出して、1本以上のストランド を形成すること、このようにして押し出されたストランドもしくは複数のストラ ンドを急冷区域を通すこと、それらの押し出しの線速度の少なくとも1000倍 まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速させること、 並びに開口と、前記の加速を課すための手段との間の通過時に押し出し物を固化 させること、を含んでなる方法。 13. フルオロポリマー繊維の製造法であって、開口を通って、約1ないし約 6g/10分の溶融流量を有する、テトラフルオロエチレンと、少なくとも3個 の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフルオロ(アルキルビニル )エーテル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択されるコモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、押し 出して、1本以上のストランドを形成すること、このようにして押し出されたス トランドもしくは複数のストランドを、それらの押し出しの線速度の少なくとも 500倍まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速しな がら急冷区域を通過させること、並びに押し出し開口と、前記の加速を課すため の手段との間の通過時に、押し出し物を固化させること、を含んでなる方法。 14. ペルフルオロ−オレフィンのコモノマーが約3ないし約10モル%の範 囲内のコポリマー中の濃度を有するペルフルオロビニルアルキル化合物である、 第12項又は第13項記載の方法。 15. コモノマーがヘキサフルオロプロピレンである、第14項記載の方法。 16. コモノマーが約0.5ないし約3モル%の範囲内のコポリマー中の濃度 を有するペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルである、第12項又は第13 項記載の方法。 17. コモノマーがペルフルオロプロピルビニルエーテル又はペルフルオロエ チルビニルエーテルである、第16項記載の方法。 18. ストランドの前進の線速度が少なくとも200m/分である、第12項 又は第13項記載の方法。 19. 開口を通って、約1ないし約30g/10分の溶融流量を有する、TF Eと、少なくとも3個の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフィン、ペルフル オロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混合物からなる群から選択され るコモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、押し出して、1 本以上のストランドを形成すること、 このようにして押し出されたストランドもしくは複数のストランドを急冷区域を 通過させること、それらの押し出しの線速度の少なくとも1000倍まで、スト ランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速させること、並びに押し 出し開口と、前記の加速を課すための手段との間の通過時に、押し出し物を固化 させること、を含んでなる方法、により製造された、少なくとも190MPaの 引っ張り強さ及び、コポリマーの融点より下40〜60℃の範囲内の温度で15 %未満の線収縮を示すフルオロポリマー繊維。 20. 開口を通って、約1ないし約6g/10分の溶融流量を有する、テトラ フルオロエチレンと、少なくとも3個の炭素原子を有するペルフルオロ−オレフ ィン、ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテル、及びそれらの混合物からなる 群から選択されるコモノマー、との過フッ素化、熱可塑性コポリマーを溶融し、 押し出して、1本以上のストランドを形成すること、このようにして押し出され たストランドもしくは複数のストランドを、それらの押し出しの線速度の少なく とも500倍まで、ストランドもしくは複数のストランドの前進の線速度を加速 させながら急冷区域を通過させること、押し出し開口と、前記の加速を課すため の手段との間の通過時に、押し出し物を固化させること、を含んでなる方法、に より製造された、少なくとも190MPaの引っ張り強さ及び、コポリマーの融 点より下40〜60℃の範囲内の温度で15%未満の線収縮を示すフルオロポリ マー繊維。 21. そのようにして製造された繊維が、<10%の収縮及び約1×10-7な いし約250×10-7kg/mの線密度を有する、第19項又は第20項記載の フルオロポリマー繊維。 22. それにより形成された繊維の線密度が約1×10-7ないし約12×10-7 kg/mの範囲内にある第19項記載のフルオロポリマー繊維。 23. コモノマーが約3ないし約10モル%の範囲内にあるコポリマー中の濃 度を有するペルフルオロ−オレフィンである、第19項又は第20項記載のフル オロポリマー繊維。 24. コモノマーがヘキサフルオロプロピレンである、第23項記載のフルオ ロポリマー繊維。 25. コモノマーが約0.5ないし約3モル%の範囲内のコポリマー中の濃度 を有するペルフルオロアルキルビニルエーテルである、第19項又は第20項記 載のフルオロポリマー繊維。 26. ペルフルオロアルキルビニルエーテルのコモノマーがペルフルオロプロ ピルビニルエーテル又はペルフルオロエチルビニルエーテルである、第25項記 載のフルオロポリマー繊維。 27. 溶融流量が約1ないし約6g/10分である第19項記載のフルオロポ リマー繊維。
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