JP2002503624A - エアバッグガス発生器の温度安全装置のための早期点火火薬 - Google Patents

エアバッグガス発生器の温度安全装置のための早期点火火薬

Info

Publication number
JP2002503624A
JP2002503624A JP2000531413A JP2000531413A JP2002503624A JP 2002503624 A JP2002503624 A JP 2002503624A JP 2000531413 A JP2000531413 A JP 2000531413A JP 2000531413 A JP2000531413 A JP 2000531413A JP 2002503624 A JP2002503624 A JP 2002503624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
kclo
early ignition
ignition powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000531413A
Other languages
English (en)
Inventor
エドゥアルト・ガスト
ペーター・ゼムラー
ベルンハルト・シュミット
クリスティアン・レッカー
Original Assignee
ニグ・ヒェミー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニグ・ヒェミー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical ニグ・ヒェミー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2002503624A publication Critical patent/JP2002503624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06CDETONATING OR PRIMING DEVICES; FUSES; CHEMICAL LIGHTERS; PYROPHORIC COMPOSITIONS
    • C06C9/00Chemical contact igniters; Chemical lighters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、温度安全装置のための早期点火火薬であって、一般にガス発生器において使用されるガス発生混合物を、温度制御された方法で臨界温度よりかなり低温で点火できる火薬に関する。さらに、本発明の火薬は、107℃の高温での400時間以上の保管の間、3%未満の重量喪失を示すと同時に、完全な機能を保持する。早期点火火薬は、チオ尿素およびその誘導体を含む群から選択される少なくとも1種の燃料、少なくとも1種の酸化剤および少なくとも1種の安定剤を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、自動車のエアバッグガス発生器のガスバッチの無電流点火のための
温度安全装置のための早期点火火薬(early priming powder)に関する。 一般に、自動車のエアバッグガス発生器において使用されるガスバッチは、非
常に熱安定性である。高い外界温度で、例えば、自動車火災の場合、ガスバッチ
の点火を制御するために、いわゆる温度安全装置(熱ヒューズ)が使用される。
温度安全装置により、例えば自動車に取付ける前後では、用意されたガス発生器
が制御されない高温で点火されるだけでなく、次いで、場合によっては、特にア
ルミニウムハウジングの場合、ガス発生器ハウジングの漏出または分裂さえもも
たらすことについて安全が保証される。したがって、温度安全装置は、熱によっ
て引き起こされるガス発生混合物の反応をその臨界温度よりはるかに低温で引き
起こす。このような場合、ガスバッチのその早期の反応および制御された点火に
よってガス発生器ハウジングの破壊を防ぎ、それに伴う危険を回避する。
【0002】 温度安全装置の可能な具体例は、好ましくは、150℃〜200℃で自己点火
し、事実上の点火薬および/またはガスバッチの点火を保証するのに十分な量の 熱を放出する、例えば粒状(0.1〜0.5g)の早期点火火薬(火工混合物)
を充填した容器を包含する。
【0003】 車の衝突の場合、火工エアバッグガス発生器は、典型的に、センサーの手段に
よって電流パルスを通じて点火される。点火は、点火薬によって促進され、それ
は、その際に生じた高温ガスおよび固体粒子と一緒に、多くは錠剤の形態で、ほ
とんど同時に事実上のガスバッチを点火する。燃焼したガスバッチは、保護パッ
ドのための充填ガスを提供する。現在使用されているガスバッチの自己点火温度
は、約400℃であり、その場合、アジ化物を含有しており、また、アジ化物を
含有していないガスバッチにおいては、300℃である。
【0004】 先行技術において、現在まで、安定化したニトロセルロース火薬を温度安全装
置のための早期点火火薬として使用してきた。それらは、150℃〜200℃の
自己点火温度(分解点)を示す。しかしながら、該ニトロセルロース火薬は、近
年、自動車工業によって要求されている安定性要件に従わない。そのため、温度
安全装置は、<3%の重量喪失および全機能の保持下で、107℃で400時間
以上(224°F、米国特許第5460671号、カラム3)の高温での保管に
耐えなければならない。しかしながら、ニトロセルロースは、低温でさえもゆっ
くりと分解する傾向にあり、それゆえ、自動車に要求される長期にわたる早期点
火火薬としての機能的能力を保証しない。
【0005】 DE19730873号から、典型的にガス発生器において使用されるガス発
生混合物を臨界温度よりもはるかに低温で温度制御して点火でき、ニトロセルロ
ースの欠点を示さない温度安全装置が知られている。該温度安全装置のための物
質または物質混合物として、蓚酸塩、ペルオキソ二硫酸塩(過硫酸塩)、ペルマ
ンガン酸塩、窒化物、過ホウ酸塩、ビスマス酸塩、ギ酸塩、硝酸塩、スルファミ
ン酸塩、臭素酸塩または過酸化物よりなる化合物クラスから選択される化合物を
使用してもよい。さらに、DE19730873号によると、酸化されうる成分
、例えば、低いデトネーションまたは分解点を有する爆発性物質、好ましくは、
カルシウムビステトラゾールアミン、3−ニトロ−1,2,4−トリアゾール−
5−オン(NTO)、硝酸5−アミノテトラゾール、ニトログアニジン(NIG
U)、硝酸グアニジンまたはビス−テトラゾールアミンを使用してもよい。使用
されるガス発生混合物より低いデトネーションまたは分解点を有するが、吸熱反
応で自己分解する物質を温度安全装置として使用するためには、少なくとも1種
の可燃物および所望により1種の還元剤が必要とされる。可燃物の例として、上
記の酸化可能な成分が挙げられる。還元剤として、例えば、金属粉末、好ましく
は、チタン粉末を使用してもよい。デトネーション点に影響を及ぼすために、硝
酸カリウムまたは過塩素酸カリウムまたは該酸化剤の混合物のような酸化剤の不
在下で添加してもよい。
【0006】 米国特許第5460671号は、可燃物および酸化剤の混合物からなる点火火
薬を記載している。酸化剤は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩素酸塩あ
るいはその混合物よりなる群、特に塩素酸カリウムまたはナトリウムから選択さ
れる。例えば、可燃物は、D−グルコース、D−ガラクトース、D−リボースな
どの炭水化物である。
【0007】 本発明は、上記のニトロセルロースの欠点を示さず、且つ、上記の安定性要件
(すなわち、107℃、400時間以上の高温での保管で、<3%重量喪失)に
従い、ガス発生器の過熱時に(240℃以上の温度)、少量(0.1〜0.5g
)の早期点火火薬(早期点火単位において)でエアバッグのガスバッチを点火で
きる早期点火火薬を提供するという目的に基づく。
【0008】 本発明の目的は、 (A)チオ尿素およびその誘導体、例えば、N,N’−ジフェニルチオ尿素、
およびグアニジンのチオシアン酸塩、例えば、チオシアン酸グアニジンよりなる
群から選択される少なくとも1種の可燃物、 (B)ナトリウム、カリウムおよびストロンチウムの塩素酸塩、過塩素酸塩な
らびに硝酸塩、すなわち、NaNO3、KNO3、Sr(NO32、NaClO3 、KClO3、Sr(ClO32、NaClO4、KClO4、Sr(ClO42 よりなる群から選択される少なくとも1種の酸化剤、 (C)セルロース誘導体、例えば、セルロースエーテルおよびセルロースエス
テル、ポリスチレンおよびポリスチレンコポリマー、ポリアミド、ポリアクリル
酸塩、ポリ炭酸塩、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリオキシメチレン、ポリ
酢酸塩およびポリビニル化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の安定
剤、および所望により、 (D)ステアリン酸カルシウムおよびマグネシウム、グラファイト、高沸点パ
ラフィン(例えば、Chemetall companyのNaftolene P603)およびクエン酸エス テルおよびアシルクエン酸エステル(例えば、クエン酸トリエチルおよびクエン
酸アセチルトリエチル)よりなる群から選択される加工添加剤(processing add
itive)、および所望により、 (E)アルミニウム、ジルコニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛および鉄元
素から選択される補助可燃物、および所望により、 (F)Al23、TiO2、ZrO2、Fe23、Si34および窒化ホウ素(
BN)の群から選択される充填剤 を含む温度安全装置のための早期点火火薬の手段によって達成される。
【0009】 可燃物(A)は、温度安全装置のための本発明の早期点火火薬中、20〜40
重量部、好ましくは25〜35重量部、特に28〜32重量部の量で存在する。
酸化剤(B)、好ましくは、塩素酸カリウムおよび硝酸カリウム、塩素酸カリウ
ムおよび過塩素酸カリウムならびにこれら3つの酸化剤の混合物は、40〜80
重量部、好ましくは50〜75重量部、特に60〜75重量部の量で存在する。
安定剤(C)のなかでも、ヒドロキシエチルセルロース(Aqualon CompanyのNat
rosole 250 HR)およびセルロースアセト酪酸塩が特に好ましい。本発明による と、安定剤(C)としてのポリアミドは、従来のポリアミドのほかに、ジシアノ
ジアミド(シアノグアニジン)のようなアミド誘導体を包含する。安定剤は、0
.5〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部、特に0.5〜5重量部の割
合で存在する。所望により、本発明の早期点火火薬は、加工添加剤(D)を0.
5〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部の量で含有していてもよい。さらに
、所望により、補助可燃物(E)が0.5〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部、特に0.5〜5重量部の量で存在していてもよい。さらに、充填剤(
F)が0.5〜12重量部、好ましくは0.5〜10重量部、特に0.5〜5重
量部の量で存在していてもよい。
【0010】 本発明による温度安全装置のための早期点火火薬は、エアバッグの分野にかぎ
らず、機械的運動を引き起こすため、ならびに圧力およびセキュリティーエレメ
ントにおいても使用できる。
【0011】 本発明による温度安全装置に使用される原料の毒性は全て、シュバイツアー毒
性等級(Schweizer Giftklasse)3、4および5に対応する。上記の原料バラン
スを用い、少量を適用することによって、該混合物の反応産物によるヒト/自動
車の乗客に対する危険性または毒性の危険性がなくなる。使用されなかった混合
物は、従来の手段によって、よく処理または再利用することができる。本発明の
温度安全装置は、他のガス発生混合物または火工バッチ、例えば、硝酸ホウ素/
カリウムとよく共存でき、粒状または錠剤として混合でき、好ましくはアルミニ
ウム(または鋼鉄)からなる容器中に入れることができる。原料の純度および粒
子サイズならびに使用される酸化剤および可燃物の異なる混合物は、分解温度お
よび型に影響を及ぼす。
【0012】 特に、安定剤の種類および混合物中におけるその割合は、長期の安定性および
点火温度に影響を及ぼす。 火工混合物において、例えば、チオ尿素と塩素酸カリウムを混合することが知
られている(DE19505568号)。しかしながら、該混合物は、107℃
で400時間の保管安定性という自動車工業に要求される安定性基準に従わない
(例えば、表1の実施例1(比較例)参照)。保護コロイドとして機能する温度
耐性安定剤中への本発明に記載の反応成分の導入のみが、自己点火温度を顕著に
上昇することなく、所望の安定性を達成することができる。
【0013】 上記の酸化剤(B)および適当な安定剤(C)(保護コロイド)との新規な組
み合わせにおけるチオ尿素は、150〜200℃の瞬時の高い発熱反応を示し、
一方、<3%の重量喪失および機能の完全な保持下、107℃で400時間の保
管に耐えることができる系を示す。
【0014】 酸化剤(B)として塩素酸塩を使用する場合、化学安全装置の点火温度は、硝
酸塩および/または過塩素酸塩の供与によってシフトするかもしれない(表1の
実施例3および5参照)。 アルミニウム、ジルコニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛、鉄などの金属粉
末のような補助可燃物(E)の添加により、高温粒子の発生に有利に影響を及ぼ
すことができる。高温粒子を発生するもう1つ別の可能性は、温度安全装置混合
物の全エネルギー消費においてであるが、Al23、TiO2、ZrO2、Fe23、Si34、窒化ホウ素などのような充填剤の混合によって成し遂げられる 。グラファイトおよびステアリン酸塩(特に、ステアリン酸カルシウムおよびマ
グネシウム)または高沸点パラフィンのような加工添加剤(D)を使用すると、
点火温度は(通常)増加する。
【0015】 以下の実施例は本発明を説明するが、本発明を制限しない。 実施例1〜5および7〜10 表IおよびIIに示される破砕された固体混合物成分を直立混合機中、上記の
混合比で予め混合し、10〜20重量%の量の水および/または溶媒(例えば、
C1−C4アルコール、例えば、メタノール、エタノール、プロパノールならび
にアセトン(実施例10))によって処理し、さらに、1時間以内に安定剤を添
加して均一な混合物を得た。したがって、安定剤の種類および量に依存して、ス
クリーンされなければならないだけのすぐに使用できる粒状物または錠剤成形粒
状物を調製してもよいが;また、押出した後に切断することによって成形するの
に適当な高粘性混合物を調製してもよい。混合物の調製は、90℃で1〜2時間
乾燥させることによって終了した。
【0016】 107℃で400時間の保管の前後で、異なる実施例の示差走査熱量測定法(
DSC法)による熱作用の測定を行った。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】 *)は加工添加剤としてクエン酸トリエチルエステル(セルロースアセト酪酸塩 :クエン酸トリエチルエステル3:1)を含有する。
【0019】 実施例1(比較例)と本発明の実施例2〜5および7〜10の比較から、安定
剤の添加によってのみ、必要な安定性が達成されることが明らかである。実施例
1(比較例)による組成物は、216時間後にすでに>3%の重量喪失を示した
。対照的に、本発明の組成物は安定性要件を満たし、400時間後に各々、1.
3〜2.3または2.4%だけの重量喪失を示した。また、本発明の早期点火火
薬の点火(または分解)温度は、温度ストレス前後の両方で、150〜200℃
の要求される範囲である。
【0020】 実施例2〜5および7〜10による本発明の点火火薬は、107℃で400時
間後に0〜12℃の分解温度の変化を示した。分解点は、示差走査熱量測定法(
DSC法)によって測定した。分解温度の測定におけるバンド幅は、使用した加
熱速度で10℃/分±5℃であった。
【0021】 実施例6 実施例6は、チオ尿素の代わりにN,N’−ジフェニルチオ尿素を使用し、実
施例1〜5にしたがって行う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ベルンハルト・シュミット ドイツ連邦共和国デー−84431ヘルデンシ ュタイン、ラウターバッハ15番 (72)発明者 クリスティアン・レッカー ドイツ連邦共和国デー−83527ハーク、ア ム・シャヒェンヴァルト35番

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)チオ尿素およびその誘導体よりなる群から選択される
    少なくとも1種の可燃物、 (B)NaNO3、KNO3、Sr(NO32、NaClO3、KClO3、Sr
    (ClO32、NaClO4、KClO4、Sr(ClO42から選択される少な
    くとも1種の酸化剤、 (C)セルロースエーテルおよびセルロースエステルのようなセルロース誘導
    体、ポリスチレンおよびポリスチレンコポリマー、ポリアミド、ポリアクリル酸
    塩、ポリ炭酸塩、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリオキシメチレン、ポリ酢
    酸塩およびポリビニル化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の安定剤
    を含む温度安全装置のための早期点火火薬。
  2. 【請求項2】 酸化剤(B)がKClO3およびKNO3、KClO3および KClO4、ならびにKClO3、KNO3およびKClO4の混合物から選択され
    る請求項1記載の早期点火火薬。
  3. 【請求項3】 安定剤(C)がヒドロキシエチルセルロース、セルロースア
    セト酪酸塩およびジシアノジアミドならびにそれらの混合物から選択される請求
    項1または2記載の早期点火火薬。
  4. 【請求項4】 可燃物(A)がチオ尿素であり、酸化剤(B)がKNO3お よび/またはKClO3であり、安定剤(C)がヒドロキシエチルセルロースで ある請求項1記載の早期点火火薬。
  5. 【請求項5】 可燃物(A)がチオ尿素であり、酸化剤(B)がKClO3 およびKNO3および/またはKClO4の混合物であり、安定剤(C)がヒドロ
    キシエチルセルロース、セルロースアセト酪酸塩およびジシアノジアミドならび
    にそれらの混合物から選択される請求項1記載の早期点火火薬。
  6. 【請求項6】 さらに、 (D)ステアリン酸カルシウムおよびマグネシウム、グラファイト、高沸点パ
    ラフィン、およびクエン酸エステルおよびアシルクエン酸エステルを0.5〜5
    重量部、好ましくは0.5〜3重量部の量で含む請求項1〜5のいずれか1項記
    載の早期点火火薬。
  7. 【請求項7】 さらに、 (E)アルミニウム、ジルコニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛および鉄元
    素から選択される補助可燃物を0.5〜20重量部、好ましくは0.5〜10重
    量部、特に0.5〜5重量部の量で含む請求項1〜6のいずれか1項記載の早期
    点火火薬。
  8. 【請求項8】 さらに、 (F)Al23、TiO2、ZrO2、Fe23、Si34および窒化ホウ素よ
    りなる群から選択される充填剤を0.5〜12重量部、好ましくは0.5〜10
    重量部、特に0.5〜5重量部の量で含む請求項1〜7のいずれか1項記載の早
    期点火火薬。
  9. 【請求項9】 可燃物(A)が20〜40重量部、好ましくは25〜35重
    量部、特に28〜32重量部の量で存在する請求項1〜8のいずれか1項記載の
    早期点火火薬。
  10. 【請求項10】 酸化剤(B)が40〜80重量部、好ましくは50〜75
    重量部、特に60〜75重量部の量で存在する請求項1〜9のいずれか1項記載
    の早期点火火薬。
  11. 【請求項11】 安定剤(C)が0.5〜20重量部、好ましくは0.5〜
    10重量部、特に0.5〜5重量部の量で存在する請求項1〜10のいずれか1
    項記載の早期点火火薬。
  12. 【請求項12】 エアバッグガス発生器のための温度安全装置のための請求
    項1〜11のいずれか1項記載の早期点火火薬の使用。
JP2000531413A 1998-02-13 1999-02-11 エアバッグガス発生器の温度安全装置のための早期点火火薬 Pending JP2002503624A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19805976A DE19805976C1 (de) 1998-02-13 1998-02-13 Frühzündpulver für thermische Sicherungen für Airbag-Gasgeneratoren
DE19805976.0 1998-02-13
PCT/DE1999/000414 WO1999041213A1 (de) 1998-02-13 1999-02-11 Frühzündpulver für thermische sicherungen für airbag-gasgeneratoren

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002503624A true JP2002503624A (ja) 2002-02-05

Family

ID=7857656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000531413A Pending JP2002503624A (ja) 1998-02-13 1999-02-11 エアバッグガス発生器の温度安全装置のための早期点火火薬

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1054849B1 (ja)
JP (1) JP2002503624A (ja)
KR (1) KR20010040741A (ja)
AT (1) ATE216985T1 (ja)
AU (1) AU3136699A (ja)
CZ (1) CZ292350B6 (ja)
DE (2) DE19805976C1 (ja)
WO (1) WO1999041213A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE263130T1 (de) * 2000-05-26 2004-04-15 Nigu Chemie Gmbh Frühzündpulver für thermische sicherungen für airbag-gasgeneratoren
DE20010154U1 (de) * 2000-06-07 2000-09-07 Trw Airbag Sys Gmbh & Co Kg Anzündmischung zur Verwendung in Gasgeneratoren
DE202004014775U1 (de) * 2004-09-22 2005-02-10 Trw Airbag Systems Gmbh Gasgenerator
CN100455553C (zh) * 2004-10-08 2009-01-28 彼得里-蒂恩充气系统两合公司 作为可热引发的引燃混合物的物质混合物
DE102004062168A1 (de) * 2004-10-08 2006-04-13 Petri-Dn Gmbh Inflator Systems Stoffgemisch als thermisch initiierbare Anzündmischung
DE102004057770B4 (de) * 2004-11-30 2008-07-31 Trw Airbag Systems Gmbh Pyrotechnische Zusammensetzung zur Verwendung als Frühzündmittel
FR2883868B1 (fr) * 2005-03-30 2007-08-03 Davey Bickford Snc Compositions auto-initiatrices, initiateurs electriques utilisant de telles compositions et generateurs de gaz comportant de tels initiateurs
GB0722384D0 (en) * 2007-11-15 2007-12-27 Green Benjamin J Pyrotechnic target
DE102008025218B3 (de) * 2008-05-27 2009-11-12 Bayern-Chemie Gesellschaft Für Flugchemische Antriebe Mbh Initiator
FR2945288B1 (fr) * 2009-05-05 2011-07-22 Snpe Materiaux Energetiques Compose solide pyrotechnique, obtention par voie seche et utilisation
EP3218330A1 (de) 2014-11-10 2017-09-20 RUAG Ammotec GmbH Thermisches frühzündmittel

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3929530A (en) * 1966-11-21 1975-12-30 Dow Chemical Co Pyrotechnic disseminating formulation
GB1290418A (ja) * 1969-12-26 1972-09-27
US3695948A (en) * 1970-05-22 1972-10-03 Dow Chemical Co Cast explosive composition containing thiourea
US5460667A (en) * 1992-07-10 1995-10-24 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Gas generating agent and gas generator for automobile air bags
CA2162391C (en) * 1994-04-04 2003-05-13 Automotive Systems Laboratory, Inc. Ignition compositions for inflator gas generators
DE19505568A1 (de) * 1995-02-18 1996-08-22 Dynamit Nobel Ag Gaserzeugende Mischungen
DE19616627A1 (de) * 1996-04-26 1997-11-06 Dynamit Nobel Ag Anzündmischungen
CZ299764B6 (cs) * 1996-07-20 2008-11-19 Delphi Technologies, Inc. Systém pro výrobu plynu v generátoru plynu a použití tohoto systému

Also Published As

Publication number Publication date
EP1054849A1 (de) 2000-11-29
EP1054849B1 (de) 2002-05-02
ATE216985T1 (de) 2002-05-15
DE59901347D1 (de) 2002-06-06
KR20010040741A (ko) 2001-05-15
DE19805976C1 (de) 1999-04-29
WO1999041213A1 (de) 1999-08-19
CZ20002897A3 (cs) 2001-02-14
AU3136699A (en) 1999-08-30
CZ292350B6 (cs) 2003-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3818659B2 (ja) 低残留性のアジド化合物を含有していないガス発生組成物
EP0482755B1 (en) Ignition composition for inflator gas generators
JP3566296B2 (ja) インフレータのガス発生器のための発火組成物
US6287400B1 (en) Gas generant composition
JPH08511233A (ja) インフレータガス発生装置用の点火組成物
US8097103B2 (en) Copper complexes with oxalyldihydrazide moieties
JP2002503624A (ja) エアバッグガス発生器の温度安全装置のための早期点火火薬
US5936195A (en) Gas generating composition with exploded aluminum powder
KR100450704B1 (ko) 자동발화성 인핸서제 조성물
JP3848257B2 (ja) ガス発生物のための推進薬
JPH06219882A (ja) エアーバッグ用ガス発生物質
US6453816B2 (en) Temperature fuse with lower detonation point
EP0914305B1 (de) Thermische sicherung
JP2003534228A (ja) エアバッグガス発生混合物のための温度ヒューズとして有用な自己点火組成物
US6113713A (en) Reduced smoke gas generant with improved mechanical stability
CZ20024237A3 (cs) Předčasně zapalující prášek pro tepelné pojistky pro generátory plynů pro airbagy
JP2001507325A (ja) インフレータのガス発生体用自動点火組成物
WO2003083373A2 (en) Low temperature autoignition material
WO2000060154A1 (en) Method of formulating a gas generant composition

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224