JP2002503167A - 複合ひき材製品に転換するための木材ストリップの製造方法 - Google Patents

複合ひき材製品に転換するための木材ストリップの製造方法

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カーンズ,ジョン・ダブリュー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、丸太(2)から製造されたフリッチ(12)を製造する方法、フリッチ(12)からスライス材又はスラット(20)を製造する方法、及びストリップを組み合わせて複合ひき材製品とする方法である。この方法は、一部分は、丸太の曲がり、すなわち自然の長手方向への湾曲を保持するフリッチ(12)を製造し、複合木製品に更に転換すべくスラット(20)を製造するため、曲がりの周りを薄切りするという着想に基づく。任意の曲がりの湾曲面に実質的に続き又は湾曲に対して平行に開き切断箇所(4)を丸太(2)に形成し、該丸太を略等しい2つの容積部片に分割する。反対面(14)を、フリッチを形成し得るように開き切断箇所により形成された面に対して平行に機械加工する。次に、フリッチ(12)を曲がりの曲率の周りで薄切りしてスラット(20)を形成する。丸太の自然の表面は、フリッチの側部に保持されることが好ましい。次に、スラットを縁処理し、色々な方法にて接着剤より組み合わせて、複合ひき材製品を製造する。この方法は、未加工の丸太から外観、特性及び使用の容易さの点にて中実な挽きひき材を模した製品とするときの収率を特に向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】 複合ひき材製品に転換するための木材ストリップの製造方法 本発明は、複合ひき材を製造するための木材ストリップ又はスラットの製造方 法、及びストリップを組み合わせて複合ひき材製品にする方法に関する。この方 法は、未加工の丸太から、外観及び使用の容易さの点にて中実な挽きひき材に模 した製品の収率を特に高めることを可能にする。パルプチップ又はおが屑のよう な低価値の二次的製品の容積は最小となる。 発明の背景 標準的寸法の挽きひき材は、住宅及び多くの商業的構造体を組み立てるときに 使用される主要な建築材料である。かってこのひき材の殆どを提供していた、利 用可能な古くから成長してきた森林は、現在では殆ど伐採されている。今日、製 造されている製品の殆どは、自然の二次的な成長森林から、及び植林地(樹木の プランテーション)から得ることが益々、増えている。遺伝子的に改良された樹 木が多い広範囲に亙って管理された造成森林(プランテーション森林)は、今日 、米国の南東及び南中央の松地帯にて約25乃至40年に亙って、また、太平洋北西 部のベイマツ(アメリカ・トガサワラ)地帯にて約40乃至60年に亙るという異な るサイクルにて伐採されている。また、管理された森林が経済にとって重要であ る世界の多くの他の地域でも同様に短いサイクルで伐採が行なわれている。また 、樹齢15乃至25年の植林地(プランテーション)からの副林木もまた、細いひき 材用原木の供給源である。 古くから成長した樹木は、典型的に、根元(0.6096乃至1.829m(2乃至6フィ ート))にて0.6m乃至1.8mの直径である一方、植林地の樹木は、遥かにより細 い。これらの樹木が、根元にて直径0.6m(2フィート)以上となることは稀であ り、通常、それよりも著しく細い。一例として、良好な成長箇所にて典型的な樹 齢35年のノースカロライナのテーダマツ植樹木を考えつくであろう。この地区は 、最初、1ヘクタール当り約900本(1エーカ当り400本)植樹し、15年毎に、そ の数の半分となるように間伐した。ある地区では、その成長サイクルの間、1回 以上の施肥を行なった。伐採時、典型的な樹齢35年の木は、根元にて約40cm( 16インチ)の直径となり、また、20m(66フィート)の高さに て15cm(6インチ)の直径となる。ベイマツ(アメリカ・トガサワラ)地帯か らの樹木は、通常、伐採前に多少、より大きく成長することが許容される。 いわゆる「寸法ひき材」であるアメリカの建築用ひき材は、公称厚さが50.8m m(2インチ)(実際に、38mm(1・1/2インチ))であり、約12%の水分含有量 にて測定したとき、公称51mm(2インチ)の増分幅にて、89mmから286mm (3・1/2インチから11・1/4インチ)へと変化する。典型的な長さは、2.43m (8フィート)であり、0.61m(2フィート)以内の間隔にて6.10m(20フィート) まで増す。残念ながら、プランテーション樹林の丸太を使用するとき、より太く 且つ/又はより長い寸法及び等級のものを従来と同一の数量にて製造することは 最早、不可能である。 今日の森林のより細い樹木は、ひき材用鋸に対して更なる課題を課している。 その直径が小さいため、それらの木を矩形のひき材に転換するとき、性質上、屑 材の発生比率がより大きくなる。この屑材はパルプチップに転換されることがし ばしばであるが、それらのパルプチップは、性質上、ひき材よりも遥かに価値が 低い。また、丸太の典型的な物理的な幾何学的形態も、更なる屑材を生ずる原因 となる。丸太は、著しいテーパーを有する傾向があり、また、同様に、曲がりも 有する。曲がりは、木に沿った長手方向への湾曲である。別に定義すれば、曲が りは、丸太が平坦面にてその中立位置をとることが許容されるとき、凹状の縁部 の直線からの偏倚程度である。極端な曲がりは、時々見られるが、長さ5mの丸 太にて、約100mm以上(4.877m(16フィート)当り約101.6mm(約4インチ) )を越えないことが最も多い。丸太がひき材の製造前に従来の方法にて角材にさ れるならば、曲がりの除去に伴なって著しい追加的な屑材が生ずる。曲がりの湾 曲に対して平行に丸太を鋸挽きするひき材用鋸機械が最近、開発されている。典 型的に、丸太は、最初に、最大の湾曲部が上方又は下方「角部分上(horn up)」 又は「角部分下(horn down)」となり且つ平行な面が鋸又はチッパヘッドによっ て側部に形成されるように方向決めする。これらの丸太は、次に、これらの平坦 な側部の1つにて回転させ、「湾曲部の周り」にて鋸挽きする。驚くべきことに 、形成される板材は、最初は、曲がりの湾曲部を有しているが、乾燥中に平坦と なる。湾曲部の周りの鋸挽き(around the curve sawing)を使用する 場合の平均的なひき材の収率は、従来の方法を使用する場合よりも約20%程度、 向上する。湾曲部の周りの鋸挽き装置の例は、ハーゼンウィンケル(Hasenwinkl e)及びその他の者への米国特許第4,633,924号及びウィスロッカー(Wislocker )及びその他の者への米国特許第4,653,560号に記載されている。湾曲部の周り の鋸挽き装置は、カリフォルニア州、イキアのマックギー・エキュップメント・ カンパニー(McGehee Equipment Company)及びその他の販売業者から市販されて いる。 ベニヤは、永年に亙って、割り材又はフリッチを「薄切り(slice)」して製造 されている。従来、薄切りは、厚さの薄い製品に限定されているため、1乃至3 mm以上の厚さのものは稀である。薄切り中に、おが屑は発生されないため、フ リッチから使用可能な製品への転換率は高い。典型的なスライサーは、ベニヤを フリッチから直交するように、すなわち、長さに沿ってではなくて、幅を横断す るように切断する。これらのベニヤは、硬木から得られ、外観が重要である家具 、指物細工、パネル板又はその他の用途にて使用されている。多くの場合、これ らの硬木は、極めて少なく且つ高価である。紫檀がその一例である。薄切りした ベニヤは、中実な樹木から製造したかのように見える製品にし、また、中実な樹 木の製品のコストの何分の一かのコストで済む。例えば、本に合ったパネル材の ような、中実なひき材用原木では実現し得ないような多くの装飾的処理が薄切り したベニヤにて可能である。 ひき材から連続的に帯状に剥ぎ取った、回転切断したベニヤは、主として、合 板の製造に使用されている。この方法は、薄切りしたベニヤにて製造したものよ りも、最終的価値が低い製品とするため薄い装飾用ベニヤの製造に使用されるこ とが少ない。丸太を剥ぎ取るときに生じる旋盤の急停止、及びその他の制約のた め、回転切断したベニヤは、約6mm(1/4インチ)以上の厚さにて利用すること はできない。 ひき材用原木からひき材への転換率を向上させるため、永年に亙って、鋸の挽 き目無しの切断方法、すなわち、鋸を使用せず、従って、無駄なおが屑を生じな い何らかの方法について研究が為されてきた。初期の一例は、コリンズ(Collin s)への米国特許第3,327,747号である。マッコネル(McConnel)への米国特 許第4,402,574号におけるように、鋸挽き目無しの切断用として高エネルギレー ザが提案されている。残念なことに、最近まで、回転切断し又は薄切りされたベ ニヤを製造する以外、何ら実用的な方法は、開発されず、利用可能なベニヤの厚 さのため、ひき材製品にしか適用できない。トロートナー(Troutner)への米国 特許第3,813,842号に記載されたような製品に例外を見ることができ、この場合 、実用的な約6mmの最大厚さに回転切断されたベニヤのプライは、ひき材状の 製品を製造し得るように、木目が方向決めされた状態にて配置される。 約20mm(3/4インチ)の厚さまでスラットを切断することのできるスライサ ーが商業的に利用可能となったため、近年、この状況は変化している。装飾用べ ニヤを製造するスライサーと異なり、これらは、全体として、直交状ではなくて 、長手方向に、固定のナイフに対してフリッチを供給する。その結果、形成され るスラットは、割れ目又は引裂きといった構造的損傷が最小であるものの、内部 応力によりカップ状にへんだり又は捩った状態で仕上り、このため、その後の平 坦化処理を必要とする。これは、機械的に変形させることにより、又は乾燥中に 付与された拘束力を使用することにより行なうことができる。乾燥及び平坦化後 、スライス材はパネル材となるように積層し、また、その後、公知の方法にてパ ネル材を長手方向に縦挽きして、ひき材状の製品が製造され得るようにする。こ の型式の機械の例は、ゴーナ(Gonner)又はゴーナ及びその他の者への米国特許 第4,825,917号、同第5,052,452号、同第5,318,083号、同第5,390,716号、同第5, 400,843号及び同第5,427,163号、モチズキ(Mochizuki)及びモチズキ並びにそ の他の者への米国特許第3,783,917号、同第5,010,934号、ビンダ(Binder)への 米国特許第5,088,533号に記載されている。ゴーナ及びその他の者への米国特許 第4,997,940号には、上記型式のスライサーにて製造された板材又はスラットを 矯正する装置が記載されている。ゴーナは、トラベン(Traben)及びゴーナの米 国特許第5,352,317号におけると同様に、米国特許第5,069,977号にて薄切りした スラットから製造された複合木材部材を記載している。 上記のスライサーを使用するとき、角材とした、すなわち、各面がその隣接す る面に対して90°にて面する矩形の平行四辺体に形成された割り材又はフリッチ を使用することが一般的である。このため、フリッチを特別に切断することに より最大断面積の矩形物を形成するとき、丸太の外側から木材が著しく失われる ことになる。この屑は、切断して除去しなければならない曲がり及びテーパーの ために生じ、燃料、又は、その他の低価値の製品として使用されるものを含む。 本発明は、ひき材用原木中に自然に存在する曲がり及びテーパーに起因する屑 材の多くを解消する方法を使用して複合ひき材製品を製造するための方法に関す るものである。 発明の概要 本発明は、丸材原木から製造されたフリッチからスライス材又はスラットを製 造するための改良された方法である。この方法は、有用な製品への転換率を著し く増加させ且つ屑材を少なくする。本発明は、これらのスラットを複合ひき材状 製品に転換する方法を更に含む。この方法は、一部分、最初に、フリッチを角材 にすることなく、丸太を曲がりすなわち自然の長手方向への湾曲部の周りで薄切 りするという、着想に基づくものである。丸太を略等しい容積の2つの部片に分 割するため、任意の曲がりの湾曲部に実質的に従い又は該湾曲部に対して平行に 丸太を開き切断する。この切断は、最も一般的には、木の最初の成長年輪の中心 の木髄により描かれた線に沿って行なわれることになろう。しかしながら、この 切断箇所は、曲がりの湾曲部に対して実質的に平行である限り、木髄から多少横 方向に変位させてもよい。この開き切断前、切断後又は同時に、丸太の表面を機 械加工し、開き切断により形成された面に対して平行で且つ何らかの所定の最小 幅を有する対向面を提供することができる。典型的に、この最小幅は約5cmで あるが、特別な状況の場合、多少より広くし又はより狭くすることが必要となる ことがあろう。この方法により、比較的狭小な2つの面からのみ長手方向へのテ ーパーが除去されるが、曲がりは保持される。このようにして製造されたフリッ チの縁部は、互いに対して平行な形態となるように、換言すれば矩形の断面を形 成し得るように機械加工することもできる。このようにして、全てのテーパーは 除去されるが、依然として曲がりは残る。好適な方法において、フリッチの縁部 に対し機械加工は殆ど又は全く為されず、当初の丸太の表面が保持される。この 場合、フリッチは、縁部に沿って曲がり及びテーパーの双方を保持する。これと 代替的に、縁部は、また、薄切りする前に四角とし、又は一部を四角としてもよ い。 これと代替的に、開き切断が為された後、丸太の中央部分からテーパーの一部 又は全てを除去してもよい。このことは、フリッチ内の繊維角度が面に対してよ り実質的に平行となる、すなわち、横断状木目が最小となるという利点がある。 しかしながら、より多くの木材が屑材となるという不利益な点があり、このため 、この方法は、通常、好ましくない。 フリッチの最初の製造後、そのフリッチは、加湿熱によりある時間に亙って処 理し、フリッチが最初の水分を顕著に失うことなく、全体に亙って軟化し又は可 塑化されるようにすることが好ましい。このことは、温水浸漬により又は従来か ら行なわれているように温水シャワーによって蒸気チャンバ内で行なうことがで きる。本発明にて常に必要とされるわけではないが、この方法は、薄切りしたベ ニヤの製造に一般に使用される。 調整したフリッチは、これで約10乃至25mmの厚さ範囲のスラットに薄切りす る用意が整う。薄切り工程の直前又はこの工程と同時に、フリッチを平坦にする 方向に圧力を付与することにより、軟化させたフリッチから曲がりの湾曲部を除 去する。このことは、薄切り機械と別個に行なうことができるが、薄切りと同時 に行なわれる方が好ましい。しかしながら、フリッチは、例えば、ゴーナ及びそ の他の者への米国特許第4,977,940号に教示された方法と同様の方法にて、少な くとも一時的に平坦とさせるのに十分な圧力を付与することにより、最初に、平 坦とすることができる。上記のゴーナ及びその他の者の幾つかの特許の説明に従 って形成されたスライサーは、ドイツ、オーベルキルツのフィルマ・ゲブリュデ ル・リンイ・マシネンファブリック・GmbH & Co.,KG(Firma Gebruder Linck Ma chinenfabrik)から商業的に入手可能である。これらの機械は、フリッチを薄切 りナイフと交差するように供給するため、矯正的な締め付けベルトを採用する。 驚くべきことに、これらのベルトの力は供給されるフリッチに存在する曲がりを 平坦にするのに十分であることが分かった。「湾曲部の周りで薄切りする(slici ng-around-the-curve)」という語を本明細書にて使用するとき、このことは、必 ずしもフリッチがスライサーを通って湾曲した経路に従うことを意味するとは限 らない。その代わり、この語は、スライス材が、反った開き面に対し て均一な厚さであることを意味する。 スラットがフリッチから薄切りされた後、これらスラットを乾燥させる。これ らスラットが、捩れ又はカップ状のへこみのような変形を有する可能性があるた め、平坦化ステップはこの時にも採用される。この平坦化は、上述のゴーナ及び その他の者の特許の方法等により機械的に行なうことができる。しかしながら、 通常、これらスライス材を平坦にするのに十分な拘束力の下、スライス材を乾燥 させれば十分であり且つ好ましい。このことは、連続的な乾燥機にて行なうこと ができ、この場合、スラットはベルト又はプラテンの間で保持されるか、又は従 来の乾燥加熱炉内にてひき材に対して行われているように、その間に設けられた スティッカと共にスラットを積み重ねることができる。 乾燥後、すなわち、フリッチの製造中に早期に行われない場合に、スラットの 縁処理が為される。当初の丸太面を除去して、面に対して直角な縁部を形成する 。縁処理は、スラットが端部から端部に均一な幅となるように行うことができる 。1つの好適な方法は、全てのテーパーが保持されるように縁処理することであ る。この方法において、木の根元部分に最も近いフリッチの端部は、通常、その 他端よりも多少幅が広い。 結果物である、縁処理したスラットは、任意の製品として使用することができ る。これらスラットは、例えば、板材として、それ自体有用であり、殆どの場合 、複合ひき材製品を形成し得るようにスラットを接着剤で更に組み合わせる。こ れを行う1つの方法は、ゴーナの米国特許第5,069,977号に記載されている。こ れらは、縁部はより幅の広いパネル材となるように接着し、個々のスラットは、 フィンガーージョイント又はそぎ継ぎにより接続してより長い部材を製造するこ とができる。一方、所望の寸法の複合ひき材製品を製造し得るように長さ方向に 縦挽きすることのできるより厚い構造を提供すべくパネル材を一方が他方の上と なるように積み重ねることができる。 好適な方法により製造されたテーパー付きスラットの場合、スラットの各々は 、基本的に平行な側部のパネル材を保持するのに必要なように、パネル材内にて 隣りに配置された関係となるように端部を合わせて選択的に回転させる。このよ うにして、当初の丸太中に存在するテーパーは、大部分、保持される。これら製 品の何れにても最初のフリッチの製造中、曲がりの除去に伴なう屑材が生じない 。 典型的なひき材用原木の外側部分における木材は、内側部分よりも曲げ弾性率 が著しく大きい。この弾性率の大きい木材は、より弱い木材から区別されて、そ のより大きい強度が使用上、最も好ましい製品として選択的に保存する。一例と して、この木材は曲げ応力が最高となる面に隣接する位置に配置することができ る。更に、この丸太の表面により近い木材は、通常、こぶ及び同様の欠陥が無く 、このため、この木材は、外観が重要な箇所に配置することもできる。本発明の 方法は、強化複合ひき材製品にて使用される表面部分、選択された高弾性率の丸 太、又はその他の種類の木材からこの木材を区別するのに十分に適している。 本発明の1つの目的は、既存の方法と比べて有用な製品とするときの丸太の収 率を著しく向上させることのできる方法を提供することである。 別の目的は、丸太中の任意の端部間の曲がりの湾曲部に対して平行に開き切断 することにより、丸太の鋸挽きを開始することで薄切りするためフリッチ又は割 り材を製造することである。 更なる目的は、木材中の任意の全ての自然の曲がりが保持されたフリッチを湾 曲部の周りで薄切りすることにより、比較的厚い木材スラットを製造することで ある。 更に1つの目的は、殆どの丸太中に見られる端部から端部へのテーパーを木材 にて保持することにより有用な製品の収率を増加させることである。 更に1つの目的は、スラットを縁部同士を合わせて接着剤で接着することによ りパネル材を製造することである。 更に別の目的は、テーパー付き部分から有用な製品が保持されるように選択さ れた隣接するスラットを端部を合わせて回転させることにより、テーパー付きの スラットからパネル材を製造することである。 上記及びその他の多くの目的は、添付図面と共に以下の詳細な説明を読むこと により容易に明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、ひき材用原木に一般に見られる曲がり及びテーパーを例示する図であ る。 図2乃至図5は、ひき材製品に一般に見られる歪みを示す図である。 図6は、自然の曲がりを有する丸太に最初に鋸で切断した位置を示す図である 。 図7は、丸太の半分を自然の曲がりを保持するフリッチに形成する方法を示す 図である。 図8は、フリッチに対する熱及び水分の調整チャンバを示す図である。 図9は、厚いベニヤスライス材を形成し得るようにフリッチを「湾曲の周りで 」薄切りする方法を示す図である。 図10は、単一の厚いベニヤスライス材、すなわち、「スラット」を示す図で ある。 図11A及び図11Bは、スラットを縁処理する代替的な方法を示す図である 。 図12A及び12Bは、スラットをパネル材に積層する方法を示す図である。 図13A及び13Bは、パネル材をひき材製品に形成する代替的な方法を示す 図である。 好適な実施の形態の詳細な説明 本発明の方法にて使用される典型的な丸太は、そのより小径端部にて約10乃至 30cm(4乃至12インチ)で、長さが約2.4乃至3.7m(8乃至12フィート)であ る。3m(10フィート)に亙るテーパーは、通常、約2乃至4cm(3/4乃至1 ・1/2インチ)であり、この長さに亙る曲がりは、通常、約2.5乃至5cm(1乃 至2インチ)である。 次に、図面を参照すると、本発明の方法が容易に理解できる。図1には、丸太 に一般に見られる曲がり及びテーパーが例示されており、図2乃至図5には、ひ き材製品と一般に関係する一般的な幾何学的歪みが示してある。これら歪みは、 それ自体、この明細書の全体に亙ってしばしば使用される語をそれ自体にて明ら かにするものである。本発明の目的上、「曲がり(sweep)」及び「反り(bow)」が 相違する程度を理解することが特に重要である。殆どの樹木は、多少の自然の曲 がりを有している。このことは、樹木を伐採するとき、最初の1つの丸太又は 2つの丸太を構成する樹木の下方部分にて特に顕著である。残念なことに、この ことは、また、高品質の樹木を含む部分でもある。曲がりは、急斜面で成長した 樹木に顕著となる可能性がある。比較的最近まで、丸太の曲がりはひき材用鋸及 びベニヤ装置にて顕著な屑材を生じていた。こうした装置は、基本的に、真円筒 体を取り扱う設計とされていた。薄切りしたベニヤを製造するひき材用鋸及び装 置において、可能な最大の矩形の平行四辺体は、割り材又はフリッチとして丸太 から切断される。丸太のテーパー及び曲がりは、燃料としてのみ有用なパルプチ ップ又は屑スラブ、縁材に使用される。最初に述べたように、丸太を「湾曲部の 周りで」鋸挽きするための方法が今や存在することになる。形成される板材は、 鋸挽き直後に多少、反るが、この反りは通常、乾燥中に平坦となる。板材を平ら に保持するための拘束力は、その後の加熱炉での乾燥中に必要とするか否かは自 由である。 本発明は、薄切りしたベニヤを製造するとき、曲がりを保存し且つ利用する点 にて新規である。テーパー及び曲がりの双方を保存することは、本発明の方法を 使用する場合の収率が、フリッチが薄切り前に角材にされる従来の方法の場合よ りも、15乃至25%より高率となることにつながる。曲がりのみを保存するならば 、15%以内の収率の増加が実現される。図6に図示するように、丸太2の曲がり に従って、開き切断4が行なわれる。丸太の最初の寸法に依存して、この切断は 、所望の厚さの薄切り数が最大となるように、幾何学的中心から多少変位させる ことができる。その結果、更に加工するための2つの反った割り板6、8が得ら れる。図7は、スラブ12を除去して、開き切断により形成された面に対して平 行な面14を有するフリッチ12が残るようにする次のステップの図である。通 常、この場合、除去したスラブの上に図示したフリッチの面に多少の最小幅の面 15が残るようにスラブを除去する。スラブは、鋸挽きにより除去し、又はチッ パーヘッドにより除去することができる。このように、テーパーが最初の切断箇 所に対して平行な面から除去されるが、フリッチの縁部からは除去されない。こ れと代替的に、丸太の表面に対して平行に切断し、開き切断により形成された面 から全てのテーパーが除去されるようにしてもよい。このことは、フリッチの任 意の交差木目を最小にするという利点があるが、収率が多少低下するという 犠牲を伴なう。 次に、全体に亙って軟化するまで(図8)、薄切りしたベニヤ業界で一般的であ るように、フリッチは、蒸気処理し又は符号16に示す装置にて加湿熱により又 は温水浸漬により処理する。この処理温度は、全体として約65℃乃至90℃(150 °F乃至190°F)の範囲にあり、薄切りする時点でフリッチは少なくとも約65 ℃であるように、より高温度であることが好ましい。 例えば、上述したゴーナの特許に記載された型式のような、スライサー対して 軟化したフリッチを向け、この場合、複数のスライス材が、図9の線18に沿っ て分離される。スライサーの重い拘束ベルトは、フリッチが薄切りされるとき、 軟化したフリッチを平坦にする働きをする。形成されるスラット20(図10) は、通常、幅が相違し、最初の丸太の表面の丸身をその縁部に保持する。これら スラットは、また、丸太の当初の曲がり、及び薄切り応力に起因するカップ状の へこみ及び捩れといった他の変形の反り特徴を保持する可能性がある。こうした 変形の全ては通常、乾燥中、多少の拘束力を付与することで除去することができ る。 乾燥後、丸身を除去し得るようにスラットの縁処理を行なう。このことは、図 11A及び図11Bに図示した2つの方法の一方を使用して行うことができる。 図11Aにおいて、縁処理の間、全てのテーパー22、24が除去されて、平行 な縁部を有するスラット26が残るようにする。図11Bにおいて、スラット2 8において、長手方向テーパーが最大限、保持される。縁部のトリム29、30 は最小となる。縁処理は、乾燥前又は乾燥後に行うことができる。 形成される幅の異なるスラットは、縁処理の後、多数の方法にて処理すること ができる。1つの好適な処理方法は、図12A、図12Bに図示するように、ス ラットを端部同士を合わせて接着し、パネル材31、32となるようにすること である。明確化のため、図12B及び図13Bには、テーパーは過度に誇張して 示してある。テーパー付きスラット28は、通常、1つ置きのスラットが端部を 合わせて回転させた状態にて積層される。このため、形成されるパネル材32は 、矩形の形態を保持するためには表面のトリム処理をすればよい。スラットが形 成されるとき、パネル材の縁部を略平行状態に保ち得るように、一部のスラット を異なる方向に方向決めすることができる。 接着したパネル材は、また、図13A及び図13Bに図示するように、最終的 な製品を製造し得るように多数の方法にて処理することもできる。図13Aにお いて、パネル材30、32は、均一な幅の板状片36を製造し得るように鋸34 で縦挽きされている。これらは、任意の所望な厚さの部材8を製造し得るように 面を合わせて積層させることができる。形成される部材は、任意の所望の長さの より長い部材を製造し得るように端部にて接続することができる。これと代替的 に、個々のスラットは、指状接続部40により端部にて接続し、任意の長さのひ き材状製品が製造されるようにすることができる。また、図13Bに図示するよ うに、パネル材は面にて接着し且つ鋸34にて所定の幅に縦挽きし、ひき材状製 品44とすることができる。 当該発明者が現在公知の本発明の最良の形態を説明したが、本発明の精神から 逸脱せずに、本明細書に記載しない多数の軽微な変更を為し得ることが当業者に とって明らかであろう。このように、本発明の範囲は、次の請求の範囲によって のみ限定されるものと解釈すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワグナー,リチャード・イー アメリカ合衆国ワシントン州98092,オー バーン,フォスター・アベニュー・サウス イースト 4925 (72)発明者 ディマキス,アルキヴァディス・ジー アメリカ合衆国ワシントン州98023,フェ デラル・ウェイ,スリーハンドレッドアン ドフォーティシックスス・プレイス サウ スウエスト 3110 (72)発明者 シェルビー,ジョン・エス アメリカ合衆国ワシントン州98371,エッ ジウッド,ナインティファースト・アベニ ュー・イースト 2910 【要約の続き】 を模した製品とするときの収率を特に向上させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.丸木ひき材から木材スラットを製造する方法において、 丸太にある任意の曲がりの湾曲に対して実質的に平行に丸太を開き切断するこ とと、 テーパーを除去しフリッチを形成し得るように、丸太の表面を開き切断箇所に 対して平行に機械加工することと、 厚いベニヤスラットを製造し得るように開き切断箇所に対して平行にフリッチ を薄切りすることと、 全ての残留湾曲部を除去し得るようにスラットを乾燥し且つ平坦にすることと を備える、丸木ひき材から木材スラットを製造する方法。 2.請求項1に記載の方法において、開き切断箇所が実質的に丸太の木髄線に 沿っている、方法。 3.請求項1に記載の方法において、開き切断箇所が丸太の木髄線から横方向 に変位している、方法。 4.請求項1に記載の方法において、丸太の表面が開き切断する前に機械加工 される、方法。 5.請求項1に記載の方法において、丸太の表面が開き切断した後に機械加工 される、方法。 6.請求項1に記載の方法において、丸太の表面が開き切断と同時に機械加工 される、方法。 7.請求項1に記載の方法において、スラットが乾燥後に縁処理される、方法 。 8.請求項1に記載の方法において、スラットが乾燥前に縁処理される、方法 。 9.請求項1に記載の方法において、スラットが端部から端部に存在する全て のテーパーを保存し得る方法にて縁処理される、方法。 10.請求項9に記載の方法において、複数の縁処理したスラットがパネル材を 形成し得るように縁部同士を合わせて接着される、方法。 11.請求項10に記載の方法において、選択された代替的なスラットが、接着 前に端部を合わせて折り返される、方法。 12.請求項1に記載の方法において、スラットが、縁部を平行な関係に保ち得 るように縁処理される、方法。 13.請求項12に記載の方法において、スラットが、より長い部片をし得るよ うに縁処理の前又は縁処理の後に端部にて接続される、方法。 14.請求項12に記載の方法において、複数の縁処理したスラットがパネル材 を形成し得るように縁部同士を合わせて接着される、方法。 15.請求項13に記載の方法において、複数の縁処理したスラットがパネル材 を形成し得るように縁部同士を合わせて接着される、方法。 16.請求項10、11、14又は15に記載の方法において、パネル材が一方 が他方の上となるように接着剤で積層される、方法。 17.請求項16に記載の方法において、積層したパネル材が複合ひき材製品を 製造し得るように長手方向に縦挽きされる、方法。 18.請求項17に記載の方法において、複合ひき材製品がより長い製品を形成 し得るように端部にて接続される、方法。 19.請求項10、11、14又は15に記載の方法において、パネル材が実質 的に均一の幅のストリップを形成し得るように長手方向に縦挽きされ、該ストリ ップが複合ひき材製品を製造し得るように積層される、方法。 20.請求項19に記載の方法において、複合ひき材製品がより長い製品を形成 し得るように端部にて接続される、方法。 21.請求項1に記載の方法において、フリッチが長手方向に薄切りされる、方 法。 22.請求項21に記載の方法において、フリッチが熱及び水分により軟化され 且つ機械的に平坦化される、方法。 23.請求項22に記載の方法において、フリッチが薄切り前に平坦化される、 方法。 24.請求項22に記載の方法において、フリッチが薄切り機械内で平坦化され る、方法。 25.請求項1に記載の方法において、全てのテーパーを除去し且つ平行な面を 有するフリッチを形成し得るように、丸太の表面が開き切断箇所に対して平行に 機械加工される、方法。 26.請求項1に記載の方法において、丸太の表面が最小幅の面を形成し得るよ うに機械加工され、全てのテーパーの少なくとも幾つかが開き切断により形成さ れた面から除去される、方法。 27.請求項1に記載の方法において、主として、丸太の外側部分からのスライ ス材が、主として丸太の内側部分からの木材を有するスライス材から区別される 、方法。 28.請求項27に記載の方法において、外側木材スライス材が、強度、剛性又 は外観を最大にし得るように後続の積層製品内にて選択的に配置される、方法。
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