JP2002501493A - Crfアンタゴニストのチオフェノピリジン類 - Google Patents

Crfアンタゴニストのチオフェノピリジン類

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JP2002501493A JP54499098A JP54499098A JP2002501493A JP 2002501493 A JP2002501493 A JP 2002501493A JP 54499098 A JP54499098 A JP 54499098A JP 54499098 A JP54499098 A JP 54499098A JP 2002501493 A JP2002501493 A JP 2002501493A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はCRF受容体アンタゴニストの特性を有する、立体異性体及び製薬学的に許容しうる酸付加塩形態を含む式(I)、式中、XはSまたはSO2であり;R1はC1-6アルキル、NR56、OR6またはSR6であり;R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルオキシまたはC1-6アルキルチオであり;R3はAr1またはHet1であり;R4は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6アルキルスルホキシまたはC1-6アルキルチオであり;R5は水素、C1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル)メチル、C3-6シクロアルキル、C3-6アルケニル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニルオキシC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6アルキルであり;R6はC1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル)メチル、Ar2CH2、C1-6アルキルオキシC1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C3-6アルケニル、チエニルメチル、フラニルメチル、C1-6アルキルチオC1-6アルキル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノC1-6アルキル、ジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキルカルボニルC1-6アルキルであるか;あるいはR5及びR6はそれらが結合する窒素原子と一緒になって場合によりC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6アルキルで置換されていてもよいピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニルまたはモルホリニル基を形成してもよく;そしてAr1及びAr2は各々場合により置換されていてもよいフェニルであり;そしてHet1は場合により置換されていてもよいピリジニルである、の化合物;有効成分としてそのような化合物を含有する製薬学的組成物;式(I)の化合物の有効量を投与することにより鬱病、不安、物質乱用のようなCRFの分泌過多に関係する疾患を処置する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 CRFアンタゴニストのチオフェノピリジン類発明の背景 本発明はCRF受容体アンタゴニスト特性を有するチオフェノピリジン類、こ れらの化合物を有効成分として含有する製薬学的組成物、並びに一般にストレス 関連疾患を初めとする内分泌性、精神医学的及び神経学的疾患または疾病の処置 におけるそられの使用に関する。 最初のコルチコトロピン放出因子(CRF)は羊の視床下部から単離され、4 1アミノ酸ペプチドとして同定された(Vale等、Science 213: 1394−1397、1981)。続いて、ヒト及びラットCRFの配列が単離 され、同一であるが、41アミノ酸残基のうち7個で羊のCRFと異なると決定 された(Rivier等、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 8 0:4851、1983;Shibahara等、EMBO J.2:775、 1983)。CRFは内分泌、神経及び免疫系機能に大きな変化を引き起こすこ とが見いだされている。CRFは下垂体前葉からの副腎皮質剌激ホルモン(「A CTH」)、β−エンドルフィン及び他のプロ−オピオメラノコルチン(「PO MC」)由来のペプチドの基礎及びストレス放出の主要な生理学的レギュレータ ーであると考えられる(Vale等、Science 213:1394−13 97、1981)。簡潔に言えば、CRFは脳(DeSouza等、Scien ce 221:1449−1451、1984)、下垂体(DeSouza等、Methods Enzymol124:560、1986;Wynn等、 iochem.Biophys.Res.Comm110:602−608、 1983)、 副腎(Udelsman等、Nature 319:147−150、1986 )及び脾臓(Webster、E.L.及びE.B.DeSouza、Endo crinology 122:609−617、1988)にわたって分布する ことが見いだされている細胞膜受容体に結合することによりその生物学的作用を 開始すると考えられる。CRF受容体はGTP結合タンパク質に連結しており( Perrin等、Endocrinology 118:1171−1179、 1986)、それはcAMPの細胞内生産のCRFにより刺激される増加をもた らす(Bilezikjian、L.M.及びW.W.Vale、Endocr inology 113:657−662、1983)。 ACTH及びPOMCの生産を刺激する役割に加えて、CRFはストレスに対 する多数の内分泌性、自律神経系及び行動的応答を調整するとも考えられており 、そして情動性疾患の病理生理学に関与する可能性がある。さらに、CRFは免 疫、中枢神経、内分泌及び心臓血管系間の伝達の重要な媒介物であると考えられ る(Crofford等、J.Clin.Invest.90:2555−25 64、1992;Sapolsky等、Science 238:522−52 4、1987;Tilders等、Regul.Peptides 5:77− 84、1982)。結局、CRFは重要な中枢神経系神経伝達物質の一つである と思われ、ストレスに対する体の全体的な応答を統合することにきわめて重要な 役割を果たす。 脳に直接CRFを投与することにより、ストレスの多い環境にさらされた動物 に見られるもとの同じ行動的、生理的及び内分泌性応答が引き出される。例えば 、CRFの脳室内注入は行動の活発化(Sutton 等、Nature 297:331、1982)、脳波の持続的活性化(Ehl ers等、Brain Res.2/8332、1983)、交感神経副腎髄質 経路の刺激(Brown等、Endocrinology 110:928、1 982)、心拍数及び血圧の上昇(Fisher等、Endocrinolog 110:2222、1982)、酸素消費の増加(Brown等、Life Sciences 30:207、1982)、胃腸活動の変化(Willi ams等、Am.J.Physiol.253:G582、1987)、食物消 費の抑制(Levine等、Neuropharmacology 22:33 7、1983)、性行動の改変(Sirinathsinghji等、Natu re 305:232、1983)及び免疫機能妥協(Irwin等、Am.J .Physiol .255:R744、1988)をもたらす。さらに、臨床デ ータから、CRFが鬱病、不安関連疾患及び神経性食欲不振症において脳で過剰 分泌される可能性があることが示唆される(DeSouza、Ann.Repo rts in Med .Che.25:215−223、1990)。 従って、臨床データから、CRF受容体アンタゴニストが、CRFの分泌過多 を示す神経精神医学的疾患の処置に有用である可能性がある新規な抗鬱薬及び/ または抗不安薬である可能性があることが示唆される。 CRFの生理学的重要性のために、著しいCRF受容体結合活性を有し且っC RF受容体と拮抗することができるさらに生物学的に活性のある小分子の開発は 依然として望ましい目標である。そのようなCRF受容体アンタゴニストは、一 般にストレス関連疾患を初めとする内分泌性、精神医学的及び神経学的疾患また は疾病の処置に有用である。 CRF受容体アンタゴニストは例えばWO−94/13676、WO−94/ 13677及びWO−95/33750中に報告されており、それらはCRF受 容体アンタゴニストとしてピロロピリミジン類、ピラゾロ[3,4−d]−ピリ ミジン類及び置換されたプリン類を開示してぃる。EP−0,452,002は 殺菌・殺カビ剤、殺虫剤及び殺ダニ剤の実用性を有するチエノピリミジン類を開 示している。さらに、EP−0,209,977は抗高血圧薬としてチエノピリ ドン類を開示している。 本発明の化合物は引用した当該技術分野で知られている化合物とチオフェノピ リジン部分上の置換基の性質により構造的に、そして予期せずこれらの化合物が CRFアンタゴニスト特性を有するということにより薬理学的に異なる。発明の説明 本発明は立体異性体及び製薬学的に許容しうる酸付加塩形態を含む、式(I) 式中、 XはSまたはSO2であり; R1はC1-6アルキル、NR56、OR6またはSR6であり; R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルオキシまたはC1-6アルキルチオであ り; R3はAr1またはHet1であり; R4は水素またはC1-6アルキルであり; R5は水素、C1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル) メチル、C3-6シクロアルキル、C3-6アルケニル、ヒドロキシC1-6アルキル、 C1-6アルキルカルボニルオキシC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6 アルキルであり; R6はC1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル)メチル 、Ar2CH2、C1-6アルキルオキシC1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル 、C3-6アルケニル、チエニルメチル、フラニルメチル、C1-6アルキルチオC1- 6 アルキル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノC1-6アルキル、ジ(C1 -6 アルキル)アミノ、C1-6アルキルカルボニルC1-6アルキルであるか; あるいはR5及びR6はそれらが結合する窒素原子と一緒になって場合によ りC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6アルキルで置換されていても よい、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニルまたはモルホリニル基を 形成してもよく;そして Ar1はフェニル;ハロ、C1-6アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキ シ、シアノ、C1-6アルキルオキシ、ベンジルオキシ、C1-6アルキルチオ、ニト ロ、アミノ及びモノ−またはジ(C1-6アルキル)アミノから各々独立して選択 される1、2または3置換基で置換されたフェニルであり; Het1はピリジニル;ハロ、C1-6アルキル、トリフルオロメチル、ヒド ロキシ、シアノ、C1-6アルキルオキシ、ベンジルオキシ、C1-6アルキルチオ、 ニトロ、アミノ及びモノ−またはジ(C1-6アルキル)アミノから各々独立して 選択される1、2または3置換基で置換されたピリジニルであり;そして Ar2はフェニル;ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、ジ(C1 -6 アルキル)アミノC1-6アルキルまたはトリフルオロメチルから各々独立して 選択される1、2または3置換基で置換されたフェニルである の化合物に関する。 前述の定義及び以下で用いる場合、ハロはフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨー ドの総称であり;C1-2アルキルはメチル及びエチルのような1個から2個まで の炭素原子を有する直鎖飽和炭化水素基を定義し;C2-4アルキルはエチル、プ ロピル、ブチル、1−メチルエチル等のような2個から4個までの炭素原子を有 する直鎖及び分枝鎖の飽和炭化水素基を定義し;C3-4アルキルはプロピル、ブ チル、1−メチルエチル等のような3個から4個までの炭素原子を有する直鎖及 び分枝鎖の飽和炭化水素基を定義し;C1-6アルキルは先に定義したようなC1-2 アルキル及びC3-4アルキル基並びにペンチル、ペンチル異性体、ヘキシル及び ヘキシル異性体のような5個から6個までの炭素原子を有するそれらの高級同族 体を含み;C1-8アルキルはC1-6アルキル及び例えばヘプチル、オクチル等のよ うな7個から8個までの炭素原子を有するそれらの高級同族体を含み;C3-6ア ルケニルは例えば2−プロペニル、3−ブテニ ル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニル等のような1 個の二重結合を含有し且つ3個から6個までの炭素原子を有する直鎖及び分枝鎖 の炭化水素基を定義し;そして該C3-6アルケニルが窒素または酸素に結合して いる場合、その結合を作る炭素原子は好ましくは飽和している。C3-6シクロア ルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルを 含んでなる。ヒドロキシC1-6アルキルはヒドロキシ基で置換されたC1-6アルキ ルをさす。 置換基のいくつかの性質により、式(I)の化合物は1個またはそれより多い 不斉中心を含む可能性があり、それらを一般に用いられるR及びS命名法で表す ことができる。 先に記述したような製薬学的に許容しうる酸付加塩は、式(I)の化合物が形 成できる治療的に活性のある無毒の酸付加塩形態を含んでなることを意味する。 塩基特性を有する式(I)の化合物は該塩基形態を適切な酸で処理することによ りそれらの製薬学的に許容しうる酸付加塩に転化することができる。適切な酸は 例えばハロゲン化水素酸、例えば塩酸もしくは臭化水素酸;硫酸;硝酸;リン酸 等のような無機酸;または例えば酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピ ルビン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸(すなわち、ブタンニ酸)、マレイン 酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホ ン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル 酸、p−アミノサリチル酸、パモン酸等のような有機酸を含んでなる。 また、酸付加塩という用語は式(I)の化合物が形成できる水和物及び溶媒付 加形態も含んでなる。そのような形態の例は例えば水和物、ア ルコラート等である。 先に用いるような式(I)の化合物の立体化学的異性体という用語は、式(I )の化合物がとることができる、同じ順序の結合により結合される同じ原子から なるが互いに交換できない異なる3次元構造を有する全ての可能な化合物を定義 する。他に記載するかまたは示さないかぎり、化合物の化学名称は該化合物がと ることができる全ての可能な立体化学的異性体の混合物を包含する。該混合物は 該化合物の基本分子構造の全てのジアステレオマー及び/または鏡像異性体を含 有することができる。純粋形態または相互に混合した両方の式(I)の化合物の 全ての立体化学的異性体は本発明の範囲内に含まれると考えられる。 また、式(I)の化合物のいくつかはそれらの互変異性体で存在してもよい。 そのような形態は上記の式に明白に示されないが本発明の範囲内に含まれると考 えられる。例えば、Het1がヒドロキシで置換されたピリジニルである場合の 式(I)の化合物は、それらの対応する互変異性体で存在することができる。 以下に用いる場合いつでも、「式(I)の化合物」という用語は製薬学的に許 容しうる酸付加塩及び全ての立体異性体も含むことを意味する。 本発明の範囲内の化合物の特定の群は、以下の限定: a)XがSまたはSO2であり;特にXがSである; b)R1がNR56であり、その場合、R5がC1-8アルキルまたはC1-6アル キルオキシC1-6アルキル;特にC2-4アルキルまたはC1-2アルキルオキシC2-4 アルキルであり;そしてR6がC1-8アルキル、C1-6アルキルオキシC1-6アルキ ル、Ar2CH2またはC3-6シクロアルキルメチル;特にC2-4アルキル、C1- 2 アルキルオキシC2-4アルキル、フェニルメチルまたはシクロプロピルメチルで ある; c)R2がC1-6アルキル;特にC1-2アルキルである; d)R3がC1-6アルキル、C1-6アルキルオキシまたはハロから各々独立し て選択される1、2または3置換基で置換されたフェニルであり;その場合、好 ましくはフェニル部分が3−、4−、6−、2,4−または2,4,6−位で置 換されているか;あるいはR3がハロ、アミノ、ニトロ、トリフルオロメチル、 モノーもしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、ピペリジニルまたはC1-6アルキル から各々独立して選択される1、2または3置換基で置換されたピリジニルであ り;その場合、好ましくはピリジニル部分が分子の残りに2−または3−位によ り連結されている; e)R4が水素またはC1-6アルキルであり;特にR4が水素またはC1-2アル キルである の1つまたはそれより多くが当てはまる場合の式(I)の化合物である。 好ましい化合物はR1がNR56であり、そしてR5がC3-4アルキル、好まし くはプロピルであり;R6がC3-4アルキル、フェニルメチルまたはシクロプロピ ルメチル、好ましくはプロピルまたはフェニルメチルであり;R2がメチルであ り;R3がハロ、メチルもしくはメトキシから各々独立して選択される1、2も しくは3置換基で置換されたフェニルであるか;またはR3がハロ、メチルもし くはジメチルアミノから各々独立して選択される1、2もしくは3置換基で置換 されたピリジニルであり;そしてR4が水素である場合の式(I)の化合物であ る。 最も好ましいものは 2−メチル−6−(ジプロピルアミノ)−(2',4',6'−トリメチルフェニ ル)−チオフェノピリジン;及び 2−メチル−6−(N−ベンジル−N−プロピルアミノ)−(2',4',6'− トリメチルフェニル)−チオフェノピリジンから選択される化合物;それらの立 体異性体並びに製薬学的に許容しうる酸付加塩である。 式(II)の中間体を式(III)の中間体と反応させることにより、R1’がC1- 6 アルキル以外のR1の意味を有する場合の式(I)の化合物として定義される式 (I−a)の化合物を製造することができる。中間体(II)において、Wはハロ 、例えばクロロ、ブロモ、またはスルホニルオキシ基、例えばメシルオキシもし くはトシルオキシ基のような適切な脱離基である。 例えばアセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、メチルイソブチルケ トン、テトラヒドロフランまたはジクロロメタンのような反応不活性溶媒中で; そして例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムまたはトリエチルアミンのよ うな適当な塩基の存在下で該反応を実施することができる。式(III)の中間体 が揮発性アミンである場合、密封した反応バイアル中で該反応を実施してもよい 。撹拌することにより反応の速度を高めることができる。室温ないし還流温度の 間の範囲の温度で、そして場合により適当な触媒の存在下で反応を都合よく実施 することが できる。 また、式(IX)の中間体をWが上に定義したとおりである式(X)の中間体で O−アルキル化することにより、式(I−b)で表される、R1がOR6である場 合の式(I)の化合物を製造することができる。例えばN,N−ジメチルホルム アミドのような反応不活性溶媒中で、そして例えば水素化ナトリウムのような適 当な塩基の存在下で、好ましくは室温ないし還流温度の間の範囲の温度で該反応 を実施することができる。 式(X)の中間体をWが先に定義したとおりである式R6−Wの中間体でN− アルキル化することにより、式(I−c)で表される、R1が−NHR6である場 合の式(I)の化合物を製造することができる。式(I−c)の化合物をWが先 に定義したとおりである式R5−Wの中間体でさらにN−アルキル化することが でき、式(I−d)の化合物を生ぜしめる。例えばエーテル、例えばテトラヒド ロフランのような反応不活性溶媒中で、そして好ましくは強塩基、例えばNaH の存在下でこれらのN−アルキル化を実施する。 以下に略述するように、当該技術分野で知られている官能基転化方法 に従って式(I)の化合物を相互に転化することができる。 酸化反応、例えば、反応不活性溶媒、例えばジクロロメタン中で3−クロロ過 安息香酸のような過酸化物での処理により、例えば、XがSである場合の式(I )の化合物をXがSO2である場合の式(I)の化合物に転化することができる 。 式(II−a)の化合物で表される、XがSである場合の式(II)の中間体を以 下に略述するように製造することができる。アルコール、例えばエタノールのよ うな反応不活性溶媒中で、好ましくは例えばナトリウムエトキシドまたは水素化 ナトリウムのような強塩基の存在下で式(IV)の中間体を式(V)のエステルで 処理することにより式(VI)の中間体を製造する。例えばカリウムビス(トリメ チルシリル)アミドのような適当な過剰の塩基の存在下で中間体(VI)をメタン スルホニルクロリド、続いてチオグリコール酸エチルと反応させ、式(VII)の アミノチオフェン誘導体を生ぜしめる。酸性条件下で、そして式R2−C(OE t)=CH−COOEtの中間体の存在下でこれらを中間体(VIII)に環化する 。当該技術分野で知られている加水分解方法を用いて、例えば、塩基の存在下で 撹拌し、続いて脱炭酸反応、例えばジフェニルエーテルのような反応不活性溶媒 中で加熱することにより、式(VII)の中間体を中間体(IX)に転化する。中間 体(IX)をメタンスルホニルオキシクロリドまたは例えばPOCl3のようなハ ロゲン化試薬で処理することにより、式(IX)の中間体を式(II−a)の中間体 に転化する。 式(II)の中間体をアンモニアで処理することにより式(X)の中間体を製造 する。 式(I)の化合物及び中間体のいくつかはRまたはS配置で存在する、1個ま たはそれより多いステレオジェン中心をそれらの構造中に有する可能性がある。 上記の方法で製造されるような式(I)の化合物を立体異性体の混合物として 、特に鏡像異性体のラセミ混合物の形態で合成することができ、それらを当該技 術分野で知られている分離方法に従って相互から分離することができる。適当な キラル酸との反応により式(I)のラセミ化合物を対応するジアステレオマー塩 形態に転化することができる。続いて、該ジアステレオマー塩形態を例えば選択 または分別結晶化により分離し、アルカリにより鏡像異性体をそれらから遊離さ せる。式(I)の化合物の鏡像異性体を分離する代わりの方法は、キラル固定相 を用いる液体クロマトグラフィーを含む。また、反応が立体特異的に起こる場合 、該純粋な立体化学的異性体を適切な出発原料の対応する純粋な立体化学的異性 体から得ることもできる。好ましくは、特定の立体異性体か所望され る場合、該化合物を立体特異的な製造方法により合成する。これらの方法は鏡像 異性体的に純粋な出発原料を都合よく用いる。 様々なアッセイ方法によりCRF受容体アンタゴニストとしての化合物の有効 性を測定することができる。本発明の適当なCRFアンタゴニストはCRFがそ の受容体に特異的に結合することを阻害することができ、そしてCRFに関係す る活性を相殺することができる。DeSouza等(J.Neuroscien ce 7:88、1987)及びBattaglia等(Synapse I: 572、1987)により開示されたアッセイを初めとする(がそれらに限定さ れない)、1つまたはそれより多い一般にこの目的のために認められたアッセィ により、構造(I)の化合物をCRFアンタゴニストとしての活性に関して評価 することができる。上に記述したように、適当なCRFアンタゴニストはCRF 受容体親和性を示す化合物を含む。受容体(例えば、ラット大脳皮質膜から調製 した受容体)への放射性標識したCRF(例えば、[125I]チロシンCRF) の結合を阻害する化合物の能力を測定する結合研究によりCRF受容体親和性を 測定することができる。DeSouza等(上記、1987)により記述された 放射性リガンド結合アッセイは、CRF受容体に対する化合物の親和性を測定す るためのアッセイを提供する。そのような活性は典型的には放射性標識したリガ ンドの50%を受容体から置換するために必要な化合物の濃度としてIC50から 計算され、そして以下の式、 式中、L=放射性リガンド、そしてKD=受容体に対する放射性 リガンドの親和性、 により計算される「Ki」値として報告される(Cheng及びPrusoff 、Biochem.Pharmacol.22:3099、1973)。 CRF受容体結合を阻害することに加えて、CRFに関係する活性を相殺する 化合物の能力により化合物のCRF受容体アンタゴニスト活性を確認することが できる。例えば、CRFはアデニル酸シクラーゼ活性を初めとする様々な生化学 的過程を刺激することが知られている。従って、例えば、cAMPレベルを測定 することで、CRFにより刺激されるアデニル酸シクラーゼ活性を相殺する能力 により化合物をCRFアンタゴニストとして評価することができる。Batta glia等(上記、1987)により記述されたCRFにより刺激されるアデニ ル酸シクラーゼ活性アッセイは、CRF活性を相殺する化合物の能力を測定する ためのアッセイを提供する。従って、通例、(DeSouza(上記、1987 )により開示されたような)最初の結合アッセイ及びそれに続く(Battag lia(上記、1987)により開示されたような)cAMPスクリーニングプ ロトコルを含むアッセイ技術によりCRF受容体アンタゴニスト活性を測定する ことができる。CRF受容体結合親和性に関して、本発明のCRF受容体アンタ ゴニストは10μM未満のKiを有する。本発明の好ましい態様として、CRF 受容体アンタゴニストは1μM未満、より好ましくは0.25μM(すなわち、 250nM)未満のKiを有する。 本発明のCRF受容体アンタゴニストはCRF受容体部位で活性を示し、そし て内分泌性、精神医学的及び神経学的疾患または疾病を初めと する広範囲の疾患または疾病の処置のために治療薬として用いることができる。 より具体的には、本発明のCRF受容体アンタゴニストはCRFの分泌過多から 生じる生理学的疾病または疾患を処置することに有用である可能性がある。CR Fはストレスに対する内分泌性、行動的及び自律神経系応答を活性化及び調整す る重要な神経伝達物質であると考えられるので、本発明のCRF受容体アンタゴ ニストを神経精神医学的疾患を処置するために用いることができる。本発明のC RF受容体アンタゴニストにより処置できる可能性がある神経精神医学的疾患は 、鬱病のような情動性疾患;一般的不安疾患、恐慌性障害、強迫障害(obse ssive−compulsive disorder)、異常攻撃性のような 不安関連疾患、不安定狭心症及び反応性高血圧症のような心臓血管異常;並びに 神経性食欲不振症、大食症及び過敏性腸症候群のような摂食異常を含む。また、 CRFアンタゴニストは様々な疾病状態と関係するストレスにより誘導される免 疫抑制、及び脳卒中を処置することにも有用である可能性がある。本発明のCR Fアンタゴニストの他の用途は(慢性関節リウマチ、ぶどう膜炎、喘息、炎症性 腸疾患及びG.I.運動のような)炎症性疾患、クッシング病、点頭てんかん、 てんかん並びに乳児及び成人の両方における他の発作、並びに(アルコール中毒 症を初めとする)様々な物質乱用及び禁断症状を含む。 本発明の別の態様として、1つまたはそれより多いCRF受容体アンタゴニス トを含有する製薬学的組成物が開示される。投与の目的のために、本発明の化合 物を製薬学的組成物として配合することができる。本発明の製薬学的組成物は本 発明のCRF受容体アンタゴニスト(すなわち、構造(I)の化合物)並びに製 薬学的に許容しうる担体及び/また は希釈剤を含んでなる。CRF受容体アンタゴニストは特定の疾患を処置するた めに有効な量で、すなわち、CRF受容体アンタゴニスト活性を得るために十分 な量で、そして好ましくは患者に対して許容しうる毒性で組成物中に存在する。 好ましくは、本発明の製薬学的組成物は投与の経路により服用量当たり0.1m gから250mgまで、より好ましくは1mgから60mgまでの量でCRF受 容体アンタゴニストを含むことができる。当業者は適切な濃度及び服用量を容易 に決定することができる。 製薬学的に許容しうる担体及び/または希釈剤は当業者によく知られている。 液状溶液として配合される組成物では、許容しうる担体及び/または希釈剤は食 塩水及び滅菌水を含み、そして場合により酸化防止剤、バッファー、静菌剤及び 他の一般的な添加剤を含んでもよい。また、CRF受容体アンタゴニストに加え て希釈剤、分散助剤及び界面活性剤、結合剤、並びに滑沢剤を含有する丸剤、カ プセル剤、顆粒剤または錠剤として組成物を配合することもできる。当業者は適 切な方法で、そして認められた操作によりCRF受容体アンタゴニストをさらに 配合することができる。 別の態様として、本発明は内分泌性、精神医学的及び神経学的疾患または疾病 を初めとする様々な疾患または疾病を処置するための方法を提供する。そのよう な方法は疾患または疾病を処置するために十分な量で本発明の化合物を温血動物 に投与することを含む。そのような方法は好ましくは製薬学的組成物の形態の、 本発明のCRF受容体アンタゴニストの全身的投与を含む。本明細書に用いられ る場合、全身的投与は経口及び非経口の投与方法を含む。経口投与のためには、 CRF受容体アン タゴニストの適当な製薬学的組成物は散剤、顆粒剤、丸剤、錠剤及びカプセル剤 並びに液剤、シロップ剤、懸濁剤及び乳剤を含む。また、これらの組成物は香料 、防腐剤、沈殿防止剤、増粘剤及び乳化剤並びに他の製薬学的に許容しうる添加 剤を含んでもよい。非経口投与のためには、本発明の化合物を注入水溶液中に調 製することができ、それらはCRF受容体アンタゴニストに加えてバッファー、 酸化防止剤、静菌剤及びそのような溶液に一般的に用いられる他の添加剤を含ん でもよい。 上記のように、多種多様な疾患または疾病を処置するために本発明の化合物の 投与を用いることができる。特に、鬱病、不安疾患、恐慌性障害、強迫障害、異 常攻撃性、不安定狭心症、反応性高血圧症、神経性食欲不振症、大食症、過敏性 腸症候群、ストレスにより誘導される免疫抑制、脳卒中、炎症、クッシング病、 点頭てんかん、てんかん及び物質乱用または禁断症状の処置のために本発明の化 合物を温血動物に投与することができる。 従って、本発明はコルチコトロピン放出因子(CRF)の分泌過多から生じる 生理学的疾病または疾患を処置するため、特に上記の疾患または疾病を処置する ための医薬品の製造のために式(I)の化合物を使用することを提供し;そして さらなる態様として医薬品としての式(I)の新規な化合物の使用を提供する。 以下の実施例を限定ではなく例示の目的のために与える。実験部分 以下、「THF」はテトラヒドロフランを意味し、そして「DCM」はジクロ ロメタンを意味する。A.中間体の製造 実施例A.1 a)225mlの無水エタノール中の2,4,6−トリメチルフェニルアセトニ トリル(75g)及びギ酸エチル(67g)の溶液をよく撹拌しながら10分に わたって固体ナトリウムエトキシド(36g)で少しずつ処理した。この混合物 を窒素下で60℃に16時間加熱し、室温まで冷却させ、次に1.21の水に注 ぎ入れた。この混合物をエーテルで抽出した。水相を6M HClでpH1に酸 性化し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出物を合わせ、水及びブラインで 洗浄し、乾燥し、濃縮して46gの3−ヒドロキシ−2−(2’,4’,6’− トリメチルフェニル)アクリロニトリル(中間体2)を得た。サンプルをエーテ ル/ヘキサンから結晶化させて無色の結晶を得た、融点=124−126℃。 b)10mlピリジン中の中間体(2)(1g、5.3mmol)の溶液を窒素 下で0℃に冷却し、次によく撹拌しながらメタンスルホニルクロリド(0.67 g)で処理した。溶液を1時間撹拌し、次に水に注ぎ入れた。この混合物を酢酸 エチルで抽出した。有機相を1M HCl、水及びブラインで洗浄し、乾燥し、 次に濃縮して1.42gの3−メタンスルホンオキシ−2−(2’,4’,6’ −トリメチルフェニル)アクリロニトリル(中間体3)を褐色固体として得た。 サンプルをエーテル/ヘキサンから結晶化させて無色の結晶を得た、融点=97 −98℃。 c)40mlのTHF中の中間体(3)(1g)の溶液をチオグリコール酸エチ ル(0.45g)で処理した。この溶液を注射器によりカリウムビス(トリメチ ルシリル)アミド(トルエン中0.5M、23ml)で処理した。反応を一晩撹 拌させ、次に希HCl水中に注ぎ入れた。混 合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を5%Na HCO3、次にブラインで洗浄し 、乾燥し、濃縮した。粗混合物をエーテル/ヘキサンから結晶化させて1.0g の2−カルボキシ−3−アミノ−4−(2,4,6−トリメチルフェニル)−チ オフェン、エチルエステル(中間体4)を得た。 d)50mlのキシレン及び3−エトキシ−エチルクロトネート(823mg、 5.2mmol)中の中間体(4)(1.5g)及び75mgのp−トルエンス ルホン酸1水和物の溶液を撹拌し、窒素下で加熱して還流させた。1時間にわた ってゆっくり蒸留することにより溶媒(25ml)を除いた。溶液を室温まで冷 却させ、12mlの無水エタノール中のカリウムtert−ブトキシド(570 mg)の溶液を添加した。この混合物を80℃に2時間加熱した。これを室温ま で冷却させ、0.6mlの酢酸で処理し、次に濃縮乾固した。残留物を酢酸エチ ルに懸濁し、撹拌し、濾過し、洗浄して酢酸カリウムから全ての生成物を除いた 。濾過液を少量まで濃縮し、ジエチルエーテルで処理して1.7gの1−カルボ キシ−2−メチル−6−ヒドロキシ−8−(2’,4’,6’−トリメチルフェ ニル)チオフェノ−ピリジン、エチルエステル(中間体5)を結晶化させた。 e)10mlのエタノール中の中間体(5)(1.7g)及び17.5mlの1 M LiOHの溶液を撹拌し、窒素下で16時間加熱して還流させた。溶液を室 温まで冷却させ、次に100mlの水中15mlの1M塩酸の混合物中に注ぎ入 れた。これを酢酸エチルで抽出し、有機相をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮し て1−カルボキシ−2−メチル−6−ヒドロキシ−8−(2',4',6'−トリ メチルフェニル)チオフェ ノ−ピリジン(中間体6)を得た。これを次の工程に直接用いた。 f)0.4mlのジフェニルエーテル中の中間体(6)(400mg)の溶液を 撹拌し、230℃に1.5時間加熱した。溶液を室温まで冷却させ、0.8ml のPOCl3を添加した。この混合物を100℃に2時間加熱し、次に室温まで 冷却させ、5% NaHCO3中に注ぎ入れた。これを酢酸エチルで抽出し、有機 相をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮した。生成物を0ないし10%エーテル/ ヘキサンを用いてフラッシュクロマトグラフィー(SiO2)により精製して2 10mgの2−メチル−6−クロロ−8−(2',4',6'−トリメチルフェニ ル)チオフェノピリジン(中間体1)を得た。1H NMR(CDCl3):δ2 .02(s、6H)、2.36(s、3H)、2.59(s、3H)、5.25 (bs、2H)、6.99(s、2H)、7.19(s、1H)、7.50(s 、1H)。融点=129−131℃。 表1に上の実施例のいずれかにより製造した中間体を挙げる。 B.最終化合物の製造 実施例B.1 中間体1(10mg)、p−トルエンスルホン酸(20mg)及びジ プロピルアミン(50μl)の混合物を撹拌し、195℃に1.5時間加熱した 。溶液を室温まで冷却させ、次に、水及び酢酸エチルの混合物に溶解した。これ を酢酸エチルで抽出し、有機相をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮した。生成物 を酢酸エチル/ヘキサンを用いて分取TLC(SiO2)により精製して2−メ チル−6−(ジプロピルアミノ)−(2’,4’,6’−トリメチルフェニル) −チオフェノピリジン(化合物1)を得た。実施例B.2 DMSO(0.2ml)中の中間体1(10mg)をジ−n−プロピルアミン (0.1ml)及びヨウ化テトラエチルアンンモニウム(9mg)で195℃で 3.5時間処理した。反応を酢酸エチル及び水で希釈し、有機層をシリカゲル分 取薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン 2:3)により精製した。 化合物6を単離し、そして少量の化合物8も単離した。 表F−1及びF−2に上の実施例のいずれかにより製造した化合物を挙げ、そ してこれらの化合物の分析データを表F−3に挙げる。 C.薬理学的実施例 実施例C.1:CR受容体結合活性 DeSouza等(J.Neurosci.7:88−100、1987)に より一般的に記述されたような標準的な放射性リガンド結合アッセイにより、化 合物をCRF受容体への結合活性に関して評価した。様 々な放射性標識されたCRFリガンドを利用することにより、あらゆるCRF受 容体サブタイプと本発明の化合物の結合活性を評価するためにそのアッセイを用 いることができる。簡潔に言えば、結合アッセイはCRF受容体からの放射性標 識されたCRFリガンドの置換を伴う。 より具体的には、ヒトCRF受容体で安定にトランスフェクトされたチューブ 当たり約1x106の細胞を用いて1.5mlのエッペンドルフチューブ中で結 合アッセイを実施した。各チューブに非特異的結合を測定するための標識されて いないソーバジン(sauvagine)、ウロテンシン(urotensin )IまたはCRF(最終濃度、1μM)を含むまたは含まない約0.1mlのア ッセイバッファー(例えば、ダルベッコのリン酸緩衝食塩水、10mM塩化マグ ネシウム、20μMバシトラシン)、0.1mlの[125I]チロシン−羊CR F(最終濃度〜200pMまたはスキャッチャード分析により決定されるような KDぐらい)及び0.1mlのCRF受容体を含有する細胞の膜懸濁液を入れた 。この混合物を22℃で2時間インキュベートし、続いて遠心分離により結合及 び遊離した放射性リガンドを分離した。ペレットを2回洗浄した後、ペレットの すぐ上でチューブを切断し、約80%の効率で放射能をガンマカウンターで調べ た。非線形最小二乗曲線当てはめプログラムを用いて全ての放射性リガンド結合 データを分析した。 結合活性は放射性標識されたリガンドの50%を受容体から置換するために必 要な化合物の濃度(nM)に相当する。化合物1ないし8はK い評価値を示すことが見いだされた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 マツカーシー,ジエイムズ・アール アメリカ合衆国カリフオルニア州92121― 1102サンデイエゴ・サイエンスパークロー ド3050・ニユーロクライン・バイオサイエ ンシズ・インコーポレーテツド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 立体異性体及び製薬学的に許容しうる酸付加塩形態を含む、式 式中、 XはSまたはSO2であり; R1はC1-6アルキル、NR56、OR6またはSR6であり; R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルオキシまたはC1-6アルキルチオであり ; R3はAr1またはHet1であり; R4は水素またはC1-6アルキルであり; R5は水素、C1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル)メ チル、C3-6シクロアルキル、C3-6アルケニル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1 -6 アルキルカルボニルオキシC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6ア ルキルであり; R6はC1-8アルキル、モノ−もしくはジ(C3-6シクロアルキル)メチル、 Ar2CH2、C1-6アルキルオキシC1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、 C3-6アルケニル、チエニルメチル、フラニルメチル、C1-6アルキルチオC1-6 アルキル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノC1-6アルキル、ジ(C1- 6 アルキル)アミノ、C1-6アルキルカルボニルC1 -6 アルキルであるか; あるいはR5及びR6はそれらが結合する窒素原子と一緒になって場合によ りC1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシC1-6アルキルで置換されていても よいピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニルまたはモルホリニル基を形 成してもよく;そして Ar1はフェニル;ハロ、C1-6アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキ シ、シアノ、C1-6アルキルオキシ、ベンジルオキシ、C1-6アルキルチオ、ニト ロ、アミノ及びモノ−またはジ(C1-6アルキル)アミノから各々独立して選択 される1、2または3置換基で置換されたフェニルであり; Het1はピリジニル;ハロ、C1-6アルキル、トリフルオロメチル、ヒド ロキシ、シアノ、C1-6アルキルオキシ、ベンジルオキシ、C1-6アルキルチオ、 ニトロ、アミノ及びモノ−またはジ(C1-6アルキル)アミノから各々独立して 選択される1、2または3置換基で置換されたピリジニルであり;そして Ar2はフェニル;ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、ジ(C1 -6 アルキル)アミノC1-6アルキルまたはトリフルオロメチルから各々独立して 選択される1、2または3置換基で置換されたフェニルである の化合物。 2. R1がNR56であり、その場合にR5がC1-8アルキルまたはC1-6アル キルオキシC1-6アルキルであり、そしてR6がC1-8アルキル、 C1-6アルキルオキシC1-6アルキル、Ar2CH2またはC3-6シクロアルキルメ チルであり;R2がC1-6アルキルであり;R3がC1-6アルキル、C1-6アルキル オキシもしくはハロから各々独立して選択される1、2もしくは3置換基で置換 されたフェニルであるか、またはR3がC1-6アルキルもしくはジ(C1-6アルキ ル)アミノから各々独立して選択される1、2もしくは3置換基で置換されたピ リジニルであり;そしてR4が水素またはC1-6アルキルである請求の範囲1の化 合物。 3. R1がNR56であり、その場合にR5がC2-4アルキルまたはC1-2アル キルオキシC2-4アルキルであり、そしてR6がC2-4アルキル、C1-2アルキルオ キシC2-4アルキル、シクロプロピルメチルまたはフェニルメチルであり;R2が C1-2アルキルであり;R3がC1-2アルキル、C1-2アルキルオキシまたはハロか ら各々独立して選択される1、2または3置換基で置換されたフェニルであり; R4が水素またはC1-2アルキルである請求の範囲1ないし2のいずれかの化合物 。 4. R1がNR56であり、その場合にR5がC2-4アルキルであり、そして R6がC3-4アルキル、フェニルメチル、メトキシエチルまたはシクロプロピルメ チルであり;R2がメチルであり;R3が2,4,6−トリメチルフェニルであり ;そしてR4が水素またはメチルである請求の範囲1ないし2のいずれかの化合 物。 5. 化合物が2−メチル−6−(ジプロピルアミノ)−(2',4',6'− トリメチルフェニル)−チオフェノピリジン;もしくは2−メチル−6−(N− ベンジル−N−プロピルアミノ)−(2',4',6'−トリメチルフェニル)−チ オフェノピリジン;それらの立体化学的異性体または製薬学的に許容しうる酸付 加塩である請求の範囲1の化合物。 6. 製薬学的に許容しうる担体及び有効成分として請求の範囲1ないし5の いずれかに記載された化合物の治療的に有効量を含んでなる組成物。 7. 請求の範囲1ないし5のいずれかに記載された化合物の治療的に有効量 を製薬学的に許容しうる担体とよく混合する請求の範囲6に記載された組成物の 製造方法。 8. 医薬品としての使用のための請求の範囲1ないし5のいずれかの化合物 。 9. 基R2、R3及びR4が請求の範囲1に定義したとおりであり、そしてW がハロ、メシルオキシまたはトシルオキシである式(II−a)の化合物;その立 体異性体または酸付加塩形態。 10. a)式(II)の中間体をR1’がC1-6アルキル以外のR1の意味を有 する場合の式(III)の中間体と反応させ、それにより式(I−a)の化合物を 生ぜしめ;b)反応不活性溶媒中て、そして適当な塩基の存在下で式(IX)の中間体を式( X)の中間体でO−アルキル化し、RlがOR6である場合の式 (I)の化合物として定義される式(I−b)の化合物を生ぜしめ、 上の反応スキーム中で基R1、R2、R3、R6及びXは請求の範囲1に定義 したとおりであり、そしてWは適切な脱離基である; または、必要な場合、当該技術分野で知られている転化反応により式(I)の 化合物を相互に転化し;そしてさらに、必要な場合、酸での処理により式(I) の化合物を酸付加塩に転化し、または逆に、アルカリでの処理により酸付加塩形 態を遊離塩基に転化し;そして必要な場合、それらの立体化学的異性体を調製す る 請求の範囲1に記載された式(I)の化合物の製造方法。 11. a)式(IX)の中間体をメタンスルホニルオキシクロリド、ベンゼン スルホニルオキシクロリドまたは例えばSOCl2もしくはPOCl3のようなハ ロゲン化試薬で処理し; 上の反応スキーム中で基R2、R3及びR4は請求の範囲1に定義したとお りであり、そしてWはハロ、メシルオキシまたはトシルオキシである; または、必要な場合、当該技術分野で知られている転化反応により式(II−a )の化合物を相互に転化し;そしてさらに、必要な場合、酸での処理により式( II−a)の化合物を酸付加塩に転化し、または逆に、アルカリでの処理により酸 付加塩形態を遊離塩基に転化し;そして必要な場合、それらの立体化学的異性体 を調製する 請求の範囲9に記載された式(II−a)の化合物の製造方法。 12. 請求の範囲1または5のいずれかの化合物の有効量を動物に投与する ことを含んでなる、温血動物においてCRF受容体と拮抗する方法。 13. 請求の範囲1または5のいずれかの化合物の有効量を動物に投与する ことを含んでなる、温血動物におけるCRFの分泌過多を示す疾患の処置方法。 14. 疾患が鬱病、不安関連疾患、摂食障害、ストレスにより誘導される免 疫抑制、脳卒中、クッシング病、点頭てんかん、てんかん、発作、炎症性疾患か ら選択される請求の範囲13の方法。 15. 摂食障害が神経性食欲不振症、大食症または過敏性腸症候群である請 求の範囲14の方法。
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