JP2002372077A - ローラ寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法に用いるローラ寄せ板バネ素材集合シート - Google Patents

ローラ寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法に用いるローラ寄せ板バネ素材集合シート

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てスピードを速めて組立て時間を短縮
し、生産性を向上させて安価な製造コストで且つ歩留ま
りで、ローラ寄せ板バネ素材集合シートからローラ寄せ
板バネを取得してクラッチ本体に装着する方法及びこの
方法に用いるローラ寄せ板バネ素材集合シート提供する
こと。 【解決手段】 多数ローラ寄せ板バネ素材11を両櫛歯
状になるように一定部位で連続させ、これをローラ寄せ
板バネ素材集合シートとして供給し、このローラ寄せ板
バネ素材集合シート10から個々のローラ寄せ板バネ素
材11を順次切断成形してローラ寄せ板バネとし、ロー
ラ寄せ板バネのネスト部を備えるクラッチ本体の供給を
ローラ寄せ板バネ素材集合シートの供給工程と該集合シ
ートからローラ寄せ板バネ素材を切断成形する工程とを
ローラ寄せ板バネ挿入位置で同期させ、ローラ寄せ板バ
ネをクラッチ本体1のネスト部6に挿入することから構
成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローラ寄せ板バネを
クラッチ本体に装着する方法及びこの方法に用いるロー
ラ寄せ板バネ素材集合シートに関し、更に詳しくは多数
のローラ寄せ板バネ素材が連続した集合シートから個々
のローラ寄板バネを流れ作業的に例えばワンウェイクラ
ッチのクラッチ本体におけるネスト部に装着する、ロー
ラ寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方
法に用いるローラ寄せ板バネ素材集合シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型のワンウェイクラッチは、図
9及び図10に示されるようにクラッチ本体1に外輪2
が嵌合されて構成されていた。クラッチ本体1には、周
方向に所定の間隔で(ニードル)ローラを収容する凹所
3が形成され、これらの凹所3にはそれぞれローラ4が
配置されている。各凹所3は、ローラ4が周方向に僅か
に移動可能で、且つ一方の周方向側が狭く、また他方の
周方向側が広い大きさの楕円状に近い断面形状又はくさ
び状の断面形状で形成されている。
【0003】各凹所3内のローラ4が一方の周方向側に
移動した位置にある時、ローラ4の一部の周面部がクラ
ッチ本体1の内周面から径方向内側に僅かに突出するよ
うに、クラッチ本体1の内周面には所定位置に開口が形
成されている。そして、各凹所3内のローラ4には、当
該ローラ4が前述した一方の周方向移動位置に常に存在
するように偏位力が付与されており、この偏位力を付与
しているのがローラ寄せ板バネ5である。
【0004】このローラ寄せ板バネ5は、クラッチ本体
1において凹所3に隣接した位置に形成されている「ネ
スト部」と称する空間部6に配置され、このローラ寄せ
板バネ5は短冊状の金属片をU字形、S字形又はZ字形
に曲げて形成されたものであった。次に、このような小
型のワンウェイクラッチの動作を簡単に説明する。クラ
ッチ本体1の内周面に形成された開口から僅かに突出し
ているローラ4の外周部は、クラッチ本体1の中心穴に
挿入された回転軸7の外周面と接触している。
【0005】回転軸7が矢印A方向に回転すると、回転
軸7の外周面に接触しているローラ4が凹所3内におい
てローラ寄せ板バネ5とは反対側の狭隘側に移動して当
該凹所3の壁部と回転軸7とに挟まれて係止し、その結
果回転軸7の回転がローラ4を介してクラッチ本体1に
伝達される。
【0006】他方、回転軸7が矢印Aとは反対方向の矢
印B方向に回転すると、回転軸7の外周面に接触してい
るローラ4は凹所3内においてローラ寄せ板バネ5の方
向へ転がり当該ローラ寄せ板バネ5を圧縮して広域側に
移動する。その結果、ローラ4は凹所3の壁部と回転軸
7との係止から回避され、これにより回転軸7の回転は
クラッチ本体1に伝達されなくなる。
【0007】このような小型のワンウェイクラッチを製
造する際、クラッチ本体1のネスト部6にローラ寄せ板
バネ5を装着する従来の工程は、図11に示されるよう
なローラ寄せ板バネ素材集合シート8を予め製造してお
き、このローラ寄せ板バネ素材集合シート8から順次に
ローラ寄せ板バネ素材8aを切り離して個々のローラ寄
せ板バネ5を取得しながらこれをクラッチ本体1のネス
ト部6に挿入する方法が取られていた(特公平2−56
527号公報)。
【0008】このローラ寄せ板バネ素材集合シート8
は、図11からも明らかなようにそれぞれがS字形に曲
げられた多数のローラ寄せ板バネ素材8aが並列に並べ
られてそれらの一端部が連結部片8bに一体的に接続し
た状態の櫛形板状体である。前述の特公平2−5652
7号公報に開示されたローラ寄せ板バネの装着方法で
は、このローラ寄せ板バネ素材集合シート8からローラ
寄せ板バネ素材8aを順次切り離して個々のローラ寄せ
板バネ5を取得し、これをクラッチ本体1のネスト部6
に組み立て機械で挿入するようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前述したワンウェイクラッチ組み立て工程におけるロー
ラ寄せ板バネ装着方法では、ローラ寄せ板バネ素材集合
シート8が図11に示されるように各ローラ寄せ板バネ
素材8aの一端部を連結片8bに接続して櫛形板状体と
したものであるため、このローラ寄せ板バネ素材集合シ
ート8から各ローラ寄せ板バネ素材8aを切り離すには
短冊状のローラ寄せ板バネ素材8aを、その長手方向に
直交する切断線9に沿ってその端部を連結部片8bから
切断する必要がある。
【0010】ローラ寄せ板バネ素材集合シート8からロ
ーラ寄せ板バネ素材8aを切断線9に沿って切り離し、
切り離されたローラ寄せ板バネ5をその下方に位置する
クラッチ本体1のネスト部6に挿入する時、ローラ寄せ
板バネ5の形状からすれば、ローラ寄せ板バネ素材集合
シート8から切り離されたローラ寄せ板バネ5を図11
に矢印Cで示すようにそのまま真下に落とすようにする
のが最も好ましく、従って特公平2−56527号公報
に開示されたワンウェイクラッチのローラ寄せ板バネ装
着方法ではそのようにしている。
【0011】しかし、そのためにはローラ寄せ板バネ素
材集合シート8は、当該シートの主表面が垂直になるよ
うに立てて供給され、各ローラ寄せ板バネ素材8aを切
断するカッターの刃はこのローラ寄せ板バネ素材集合シ
ート8の面に直角な方向から水平に動いて、各ローラ寄
せ板バネ素材8aの端部を切断線9に沿ってカットして
いる。そして、切断された各ローラ寄せ板バネ5は上下
動するプッシャーという押し込み棒で下方に位置するク
ラッチ本体1のネスト部6に押し込んでいる。
【0012】このようなことから、カッターの刃の動き
が横方向で、他方プッシャーの動きが縦方向であるた
め、両者の動きを別々な機構で行わなければならず、組
み立て装置が複雑となるばかりではなく、組み立てスピ
ードを速めることが難しく、その結果組み立て時間も掛
かり、生産性があまり良くないという問題があった。
【0013】近年、工業製品では、より安価に提供する
ことが求められており、そのため生産性を向上させて、
製造コストを可能な限り下げることが重要な課題となっ
ており、このような課題は小型のワンウェイクラッチに
ついても同じである。更に、従来のワンウェイクラッチ
のローラ寄せ板バネ装着方法では、ローラ寄せ板バネ素
材集合シート8からローラ寄せ板バネ5を取得(切断)
してクラッチ本体1のネスト部6に装着するまでの工程
で不良品が発生しやすく、歩留まりが低いという問題が
あった。
【0014】その理由は、前述したように各ローラ寄せ
板バネ素材8aを切断するカッターの刃がローラ寄せ板
バネ素材集合シート8の主表面に直角な方向から水平に
動いて、各ローラ寄せ板バネ素材8aの端部を切断線9
に沿ってカットしていること、またカッター刃の動きと
は90度方向を異にする方向即ち上下方向に移動するプ
ッシャーで切断されたローラ寄せ板バネ5をクラッチ本
体のネスト部6に押し込んでいることから生じている。
【0015】具体的には、ローラ寄せ板バネ素材8aの
端部を切断する時に固定刃、可動刃及びローラ寄せ板バ
ネ素材8aとの位置関係により、ローラ寄せ板バネ素材
8aに無理な力が加わり、これによりローラ寄せ板バネ
素材8aに不適切な変形を与えてしまい、更に切断後の
ローラ寄せ板バネ素材8aを切断刃の方向とは異なる方
向にプッシャーで動かすため、それらのタイミングが僅
かでも狂うと、やはりローラ寄せ板バネ素材8aに無理
な力が加わり、これが原因でローラ寄せ板バネ素材8a
に不適切な変形を与えてしまう、と考えられている。
【0016】この発明の目的は、前述したような従来の
問題点を解決するためになされたもので、組み立てスピ
ードを速めて組立て時間を短縮し、生産性を向上させ
て、安価な製造コストで且つ切断から装着まで作用力の
掛け方を適正になるように工夫することにより高い歩留
まりでワンウェイクラッチを得ることの可能な、ローラ
寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法
に用いるローラ寄せ板バネ素材集合シートを提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明のローラ寄せ板
バネをクラッチ本体に装着する方法は、多数ローラ寄せ
板バネ素材を両櫛歯状になるように一定部位で連続さ
せ、これをローラ寄せ板バネ素材集合シートとして供給
すること、このローラ寄せ板バネ素材集合シートから個
々のローラ寄せ板バネ素材を順次切断成形してローラ寄
せ板バネとすること、ローラ寄せ板バネのネスト部を備
えるクラッチ本体の供給をローラ寄せ板バネ素材集合シ
ートの供給工程と該集合シートからローラ寄せ板バネ素
材を切断成形する工程とをローラ寄せ板バネ挿入位置で
同期させること、ローラ寄せ板バネをクラッチ本体のネ
スト部に挿入することから構成されていることを特徴と
する。
【0018】また、この発明のローラ寄せ板バネをクラ
ッチ本体に装着する方法では、ローラ寄せ板バネ素材集
合シートが、短冊状をした非屈曲状態の多数のローラ寄
せ板バネ素材を並列に配置し、ローラ寄せ板バネ素材の
両端間を通り且つその長手方向に直交する仮想の軸線上
に位置する接続片で相互に連結して形成されていること
を特徴とする。
【0019】更に、この発明のローラ寄せ板バネをクラ
ッチ本体に装着する方法では、ローラ寄せ板バネ素材集
合シートの供給側端部のローラ寄せ板バネ素材を切断成
形する工程において、最初に接続片を境にローラ寄せ板
バネ素材の両端側の部分を所定の形状に成形することを
特徴とする。
【0020】更にまた、この発明のローラ寄せ板バネを
クラッチ本体に装着する方法では、ローラ寄せ板バネ素
材集合シートの供給側端部のローラ寄せ板バネ素材を切
断成形する工程において、最初に、接続片を境にローラ
寄せ板バネ素材の両端側の部分を所定の形状に成形する
時、両端側の部分を接続片を境に一方を上方へ且つ他方
を下方側へ曲げてローラ寄せ板バネ形状に形成すること
を特徴とする。
【0021】なお、ローラ寄せ板バネ素材集合シートの
供給側端部のローラ寄せ板バネ素材を切断成形した後
に、ローラ寄せ板バネをクラッチ本体のネスト部に挿入
する時、ローラ寄せ板バネをほぼ90度回転させながら
下方向へ移動して、クラッチ本体のネスト部に押し込み
棒で挿入して組み付けるようにすることもできる。
【0022】また、この発明は前述したローラ寄せ板バ
ネをクラッチ本体に装着する方法に使用するローラ寄せ
板バネ素材集合シートでもあり、その構成として、短冊
状をした多数のローラ寄せ板バネ素材が非屈曲状態で且
つ所定の間隔を開けて並列に配列され、ローラ寄せ板バ
ネ素材の両端間を通り且つその長手方向に直交する仮想
の軸線上に位置する接続片で相互に連結して形成された
両櫛歯状をしていることを特徴としている。
【0023】そして、短冊状をしたローラ寄せ板バネ素
材は、接続片上の仮想軸線を境に両端側の部分とも接続
片より下方側へ曲げてほぼ逆U字形の板バネ形状に形成
されていることを特徴とする。
【0024】更に、短冊状をしたローラ寄せ板バネ素材
は、接続片上の仮想軸線を境に両端側の部分における一
方を接続片を境に上方へ且つ他方を下方側へ曲げてほぼ
S字形又はZ字形の板バネ形状に形成することも好まし
い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明のローラ寄せ板バ
ネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法に用いる
ローラ寄せ板バネ素材集合シートを図に示される実施形
態について更に詳細に説明する。図1は、この発明の第
1の実施形態に係るローラ寄せ板バネをクラッチ本体に
装着する方法及びこの方法に用いるローラ寄せ板バネ素
材集合シートを斜視図で示している。
【0026】この第1の実施形態に係るローラ寄せ板バ
ネをクラッチ本体に装着する方法では、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート10を使用する。このローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート10は、図1及び図2に示されるよう
に短冊状をした多数のローラ寄せ板バネ素材(以下、板
バネ素材と称す)11が非屈曲状態(平坦な状態)で且
つ所定の間隔を開けて並列に配列され、板バネ素材11
の両端間を通り且つその長手方向に直交する仮想の軸線
12上に位置する接続片13で相互に連結して形成され
た両櫛歯状をしている。
【0027】このような両櫛歯状をしたローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート10は、金属製の細長い薄板を巻いた
コイル体14から以下のようにして形成される。すなわ
ち、コイル体14から一対の送り出しローラ15によっ
て間欠的に一定の送りピッチで引き出された薄板鋼板
は、スリットパンチング機械(図示せず)によって両側
縁部から所定の深さのスリットが所定の間隔で入れられ
て形成されている。
【0028】ローラ寄せ板バネ素材集合シート10がこ
のようにして形成される結果、その構成(形状)を表現
すると、所定幅の短冊状をした非屈曲状態の多数の板バ
ネ素材11は、所定の間隔をあけて並列に並び、且つそ
の両端部分11a、11bの間を通り長手方向に直交す
る仮想の軸線12上に位置する接続片13で相互に連結
され、これにより両櫛歯状のローラ寄せ板バネ素材集合
シート10が構成されている。
【0029】要するに、並列状に並べられた多数の板バ
ネ素材11は、その長手方向に沿う側縁同士が接続片1
3で相互に連結された状態となっている。このローラ寄
せ板バネ素材集合シート10は、ローラ寄せ板バネ5を
組み付けるワンウェイクラッチのクラッチ本体1の上方
部で、ローラ寄せ板バネ素材集合シート10の表面をク
ラッチ本体1に対向させる位置関係で供給される。
【0030】このようにしてローラ寄せ板バネ素材集合
シート10が供給されている間に、供給方向先頭部から
各板バネ素材11が順次S字形に折り曲げられる。すな
わち、ローラ寄せ板バネ素材集合シート10における供
給方向側に位置する先頭部の板バネ素材11が図3に示
されるように固定下型16上に位置決めされた時、可動
上型17が降りて来て、S字形に屈曲成型される。
【0031】具体的には、接続片13上の仮想軸線12
が通る部分を最上部として、板バネ素材11の一方の端
部分11aが下方に折り曲げられ、また他方の端部分1
1bも下方に折り曲げられると同時にU字形に曲げ成型
される。その結果、図3から明らかなように屈曲成型さ
れた後の板バネ素材11をその側方から見てみるとS字
形又はZ字形になっている。
【0032】このことから明らかなように、ローラ寄せ
板バネ素材集合シート10が両櫛歯状に形成される時、
接続片13の位置即ち仮想の軸線12の通る位置は、板
バネ素材11の両端11a、11b間二等分位置ではな
く、図2から明らかなようにほぼ三等分位置であること
が分かる。
【0033】短冊状の板バネ素材11が、前述したよう
にS字形又はZ字形に屈曲成型された後、引き続きロー
ラ寄せ板バネ素材集合シート10が一定の送りピッチで
送られると、ローラ寄せ板バネ素材集合シート10の供
給方向先頭部に位置し且つ前工程で屈曲成型された板バ
ネ素材11は図4及び図5に示されるようにガイドブロ
ック18上に位置決めされる。
【0034】このガイドブロック18は、その上面部に
所定長さの凸状支持台19が嶺のように形成されてお
り、この支持台19の凸部は屈曲成型された板バネ素材
11の下向きに向いた逆U字状の溝部に緊密に嵌合する
形状及び大きさとされている。従って、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート10が前述した工程を経て送られてく
ると、供給方向先頭側に位置する屈曲成型された板バネ
素材11が順次にガイドブロック18の凸状支持台19
に被さるように乗って支持される。
【0035】ローラ寄せ板バネ素材集合シート10の供
給方向先頭に位置する屈曲成型された1つの板バネ素材
11が凸状支持台19から飛び出した位置で、ローラ寄
せ板バネ素材集合シート10の供給は一時停止され、ガ
イドブロック18の上部に位置する押さえ具20が降り
て来て、凸状支持台19に乗って支持されている屈曲成
型された板バネ素材11を押さえて固定する。
【0036】ところで、このガイドブロック18は、切
断機能、押し込み機能、及びガイド機能を併せ持ったも
ので、このガイドブロック18は当該ブロックに対して
上下動するカッター刃兼プッシャー(押し込み棒)21
と組み合わされて用いられる。つまり、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート10の供給方向先頭部に位置する板バ
ネ素材11がガイドブロック18の前述した箇所に位置
決めされと、上方からカッター刃兼プッシャー21が降
りて来る。
【0037】この時、カッター刃兼プッシャー21は、
S字形に曲げられた板バネ素材11の最上部における側
縁に連接している連接片13を当該側縁に沿って切断
し、これにより1つのローラ寄せ板バネ5が取得され
る。このようにカッター刃兼プッシャー21が上方から
降りて来て板バネ素材11の側縁に沿って連接片13を
切断する(板バネ素材の長手方向に沿って切断力が掛か
る)点はこの発明にとって極めて重要であり、これが大
きな特徴とも言える。
【0038】その後、カッター刃兼プッシャー21が、
切り取られたローラ寄せ板バネ5をそのままガイドブロ
ック18の案内溝18aに沿って押し下げ、ガイドブロ
ック18の下面側に回転可能に配置された、組み立てら
れるべきワンウェイクラッチのクラッチ本体1のネスト
部6に挿入する。その際、クラッチ本体1を回転してネ
スト部6を所定の位置に進める工程は、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シートが供給され、この集合シートからロー
ラ寄せ板バネ素材を切断して成形し、これを押し下げて
ローラ寄せ板バネ挿入位置まで来る時間と正確に同期さ
せられている。すなわち、最終的に、ローラ寄せ板バネ
5の押し下げが始まるとクラッチ本体1が回転されてそ
のネスト部6がローラ寄せ板バネ挿入位置まで進むよう
にそれまでの全ての工程が同期されている。
【0039】このように、この第1の実施形態によれ
ば、ローラ寄せ板バネ素材集合シート10をいわゆる両
側が櫛歯状になるように、言い換えれば隣接する短冊状
の板バネ素材11の側縁同士が接続片13で相互に連結
するように形成し、接続片13を通る仮想の軸線12を
境にその両端部分を下方に曲げて板バネ形状にすること
により、縦方向(バネへの作用力とは90度異なる方
向)に位置している板バネ素材11を上下動するカッタ
ー刃でその側縁を切断してローラ寄せ板バネ素材集合シ
ート10から切り離すことできる。
【0040】そのため、ローラ寄せ板バネ素材集合シー
ト10から取得されたローラ寄せ板バネ5をそのままプ
ッシャーで下方へ移動させてクラッチ本体1のネスト部
6に装着することができる。従って、ワンウェイクラッ
チ組立機の機構を単純にでき、その結果組立機の速度を
上げて生産性を向上させることができる。
【0041】しかも、板バネ素材を上方からカッター刃
兼プッシャー21を降ろして板バネ素材の長手方向に沿
う側縁をローラ寄せ板バネ素材集合シートから切断し、
そのまま下方向へ移動させてクラッチ本体のネスト部に
挿入するようにしているため、板バネに不適正な変形力
を与えることもなく、従って高い歩留まりでワンウェイ
クラッチ組み立てを行うことができる。
【0042】次に、この発明の第2の実施形態に係る、
ローラ寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法につい
て図6を参照して説明する。この実施形態の場合、金属
製の細長い薄板鋼板がコイル体から一対の送り出しロー
ラによって間欠的に一定の送りピッチで引き出され、ス
リットパンチング機械(図示せず)によって両側縁側か
ら所定の深さのスリットが所定の間隔で入れられ、これ
により第1の実施形態におけるローラ寄せ板バネ素材集
合シートと同様なローラ寄せ板バネ素材集合シート30
が形成されるまでの工程は、前述した第1の実施形態と
同じである。
【0043】この第2の実施形態では、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シート30における短冊状をした板バネ素材
31が、接続片33上の仮想軸線32を境にして一方の
端部分を上方へ且つ他方の端部分を下方側へ曲げてほぼ
S字形又はZ字形の板バネ形状に形成される。
【0044】このように板バネ素材31を、接続片33
上の仮想軸線32を境にして一方の部分を上方へ且つ他
方の部分を下方側へ曲げてほぼS字形又はZ字形に形成
して板バネ形状にするため、この実施形態のローラ寄せ
板バネ素材集合シート30では、図6から明らかなよう
にローラ寄せ板バネ素材集合シート30が両櫛歯状に形
成される時、接続片33の位置即ち仮想の軸線32の通
る位置は、板バネ素材31の両端31a、31b間のほ
ぼ二等分位置であることが分かる。
【0045】ローラ寄せ板バネ素材集合シート30の各
板バネ素材31が供給方向先頭部から順次に前述した形
に曲げられた後は、ローラ寄せ板バネ素材集合シート3
0の一定の送り出しによって、供給方向先頭の板バネ素
材31は、図6に示されるように固定カッター台34に
乗せられる。この固定カッター台34は、図7に示され
るようにローラ寄せ板バネ素材集合シート30の仮想の
軸線32に直交する側の前端部から板バネ素材と同じ幅
の溝状切欠き部34aが形成されている。
【0046】更に、この固定カッター台34において、
溝状切欠き部34aを境にしてローラ寄せ板バネ素材集
合シート側に位置する端部は、側面から見て三角形状を
した支持台部34bとなっている。つまり、ローラ寄せ
板バネ素材集合シート30の供給方向先頭の板バネ素材
31が固定カッター台34に接近してくると、三角形状
をした支持台部34bが板バネ素材31の下側の横V字
状溝部31cに相対的に入ることができるような形状と
なっている
【0047】これにより、支持台部34bは接続片33
をその支持台部34b上に乗せた状態で板バネ素材31
の通過を許し、その結果供給方向先頭の板バネ素材31
は固定カッター台34の溝状切欠き部34aにまで移動
することができる。供給方向先頭の板バネ素材31が溝
状切欠き部34aに位置すると、この板バネ素材31の
進行方向側の側縁から張り出している接続片31が溝状
切欠き部34aを境にして支持台部34bとは反対側の
ストッパー台34c上に乗ると同時に下側の板バネ素材
屈曲部がストッパー台34cの側面に当接して停止す
る。
【0048】他方、この固定カッター台34の前端部に
対向する位置には、回転軸35の端部に固定された旋回
カッター台36が配置されている。この旋回カッター台
36は、固定カッター台34の前端部に対向する端部に
は側面から見て三角形状をした可動カッター刃36aが
一体的に形成されており、この可動カッター刃36a
は、通常の待機位置として、溝状切欠き部34aと同一
位置にあって、固定カッター台34の上面より板バネ素
材31の厚み分だけ高い位置にある。
【0049】その結果、板バネ素材31が前述したよう
にして固定カッター台34の溝状切欠き部34aに移動
して来た時には、旋回カッター台36の三角形状をした
可動カッター刃36aが板バネ素材31の上側の横V字
状溝部31dに相対的に入ることになる。その結果、こ
の旋回カッター台36が回転軸35により回転すると、
可動カッター刃36aが溝状切欠き部34a内を通過し
ながら下方向へ動き、板バネ素材31を、その両側縁に
接続している接続片31から切り離す。
【0050】そして、旋回カッター台36は、可動カッ
ター刃36aが下向きになるまでガイドプレート39に
沿って回転させられる。旋回カッター台36の回転によ
り接続片33から切り取られた板バネ素材31は、可動
カッター刃36aの向き変更と共に図7に示す如く縦向
きにその向きを変える。旋回カッター台36には貫通路
37が形成され、貫通路37にはプッシャー38が摺動
可能に配置されている。
【0051】プッシャー38の先端部は、旋回カッター
台36の三角形状をした可動カッター刃36aの下面に
沿って突出可能な状態にされており、切り取られた板バ
ネ素材31の屈曲部に対向している。これにより旋回カ
ッター台36が前述したように板バネ素材31をローラ
寄せ板バネ素材集合シートから切り離しながら90度回
転して旋回カッター台36が下向きになった時、旋回カ
ッター台36内の貫通路37を摺動するようにプッシャ
ー38が適当な動力によって突き出される。
【0052】そのため。プッシャー38の先端部38a
が、ローラ寄せ板板バネの屈曲部を突き出して、旋回カ
ッター台36の三角形状をした可動カッター刃36aに
嵌合して縦向きに保持されていたローラ寄せ板バネが下
方向へ押し出され、そのままガイド溝に沿って下方向へ
移動して、その直下に位置決めされているワンウェイク
ラッチのクラッチ本体1のネスト部6に挿入されて組み
付けられる。
【0053】この第2の実施形態のローラ寄せ板バネを
クラッチ本体に装着する方法では、板バネ素材を上方か
ら旋回カッター台の可動カッター刃を落として板バネ素
材をローラ寄せ板バネ素材集合シートから切断し、その
まま下方向へ回転しながら移動させてクラッチ本体のネ
スト部に挿入するようにしているため、板バネに不適正
な変形力を与えることもなく、且つ切断から挿入までの
一回の工程で行うことができるため、切断から挿入まで
の工程のスピードアップが可能で、その結果歩留まりを
高めながら生産性を向上させることができる。
【0054】なお、前述した実施形態に係るローラ寄せ
板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法に用
いるローラ寄せ板バネ素材集合シートでは、ローラ寄せ
板バネ素材をS字状又はZ字状に成形してローラ寄せ板
バネとしたが、この発明ではこの形状に限定されるもの
ではなく、U字状、V字状、C字状、或いはコイル状に
成形してクラッチ本体のネスト部に挿入することができ
る。
【0055】更に、この発明では、金属製の細長い薄板
を巻いたコイル体14からローラ寄せ板バネ素材集合シ
ートを形成し、これを切り取って個々のローラ寄せ板バ
ネにしてクラッチ本体のネスト部に装着したが、この発
明は金属製に限定されるものではなく、非鉄金属、樹
脂、紙、布、セルロイド、木、竹等、ローラ寄せ板バネ
として使用することができるすべての素材に適用するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のローラ寄
せ板バネをクラッチ本体に装着する方法及びこの方法に
用いるローラ寄せ板バネ素材集合シートによれば、ロー
ラ寄せ板バネの組み立てスピードを速めることができる
ことから組立て時間を短縮でき、これにより生産性を向
上させて、安価な製造コストでワンウェイクラッチの組
み立てを行うことができる。
【0057】また、本発明によれば、ローラ寄せ板バネ
素材集合シートからローラ寄せ板バネ素材を切り取る際
に、ローラ寄せ板バネ素材をその長手方向に沿う側縁に
そって接続片から切り取り、且つ主としてその切断力が
付与される方向への移動力によりローラ寄せ板バネをク
ラッチ本体へ移動させるようにしているため不適正な変
形力が加わり難く、その結果高い歩留まりでローラ寄せ
板バネをクラッチ本体に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るローラ寄せ板
バネをクラッチ本体に装着する方法の実施状態を概略的
に示す斜視図である。
【図2】図1に示されるローラ寄せ板バネをクラッチ本
体に装着する方法において使用するローラ寄せ板バネ素
材集合シートの供給方向先頭側を部分的に示す平面図で
ある。
【図3】図2に示されるローラ寄せ板バネ素材集合シー
トを供給中に供給方向先頭部のローラ寄せ板バネ素材を
屈曲成型する状態を概略的に示す断面図である。
【図4】図2に示されるローラ寄せ板バネ素材集合シー
トを供給中に供給方向先頭部の屈曲成型されたローラ寄
せ板バネ素材をローラ寄せ板バネ素材集合シートから切
断してクラッチ本体のネスト部に装着する状態を概略的
に示す断面図である。
【図5】図4のA−Aに沿って切断し、ローラ寄せ板バ
ネ素材集合シートから屈曲成型されたローラ寄せ板バネ
素材を切断してクラッチ本体のネスト部に装着する状態
を概略的に示す断面図である。
【図6】この発明の第2の実施形態に係るローラ寄せ板
バネをクラッチ本体に装着する方法の実施状態を概略的
に示す斜視図である。
【図7】図6に示される第2の実施形態に係るローラ寄
せ板バネをクラッチ本体に装着する方法で用いる切断装
置の固定カッター台の前端部形状を示す部分的な斜視図
である。
【図8】図6に示される第2の実施形態に係るローラ寄
せ板バネをクラッチ本体に装着する方法においてローラ
寄せ板バネ素材集合シートからローラ寄せ板バネ素材を
切断してローラ寄せ板バネとし、これをラッチ本体のネ
スト部に装着する状態を概略的に示す断面図である。
【図9】ローラ寄せ板バネが装着されたクラッチ本体を
備えるワンウェイクラッチを示す平面図である。
【図10】クラッチ本体のネスト部へローラ寄せ板バネ
を装着した際の状態を示すため、クラッチ本体を部分的
に破断して示すワンウェイクラッチの側面図である。
【図11】従来のローラ寄せ板バネをクラッチ本体に装
着する方法において使用されるローラ寄せ板バネ素材集
合シートを部分的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 クラッチ本体 5 ローラ寄せ板バネ 6 ネスト部 10 ローラ寄せ板素材集合シート 11 ローラ寄せ板素材 11a ローラ寄せ板素材の一端 11b ローラ寄せ板素材の他端 12 接続片上の仮想の中心軸線 13 接続片 14 コイル体 15 送り出しローラ 16 固定下型 17 可動上型 18 ガイドブロック 18a 案内溝 19 凸状支持台 20 押さえ具 21 カッター刃兼プッシャー 30 ローラ寄せ板素材集合シート 31 ローラ寄せ板素材 31a 横V字状溝部 31b ローラ寄せ板素材の他端 31c 下側の横V字状溝部 31d 上側の横V字状溝部 32 接続片上の仮想の中心軸線 33 接続片 34 固定カッター台 34a 溝状切欠き部 34b 支持台部 34c ストッパー台 35 回転軸 36 旋回カッター台 36a 可動カッター刃 37 貫通路 38 プッシャー(押し込み棒)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数ローラ寄せ板バネ素材を両櫛歯状に
    なるように一定部位で連続させ、これをローラ寄せ板バ
    ネ素材集合シートとして供給すること、このローラ寄せ
    板バネ素材集合シートから個々のローラ寄せ板バネ素材
    を順次切断成形してローラ寄せ板バネとすること、前記
    ローラ寄せ板バネのネスト部を備えるクラッチ本体の供
    給を前記ローラ寄せ板バネ素材集合シートの供給工程と
    該集合シートからローラ寄せ板バネ素材を切断成形する
    工程とをローラ寄せ板バネ挿入位置で同期させること、
    前記ローラ寄せ板バネを前記クラッチ本体の前記ネスト
    部に挿入することから構成されていることを特徴とする
    ローラ寄せ板バネをクラッチ本体に装着する方法。
  2. 【請求項2】 前記ローラ寄せ板バネ素材集合シート
    が、短冊状をした非屈曲状態の多数のローラ寄せ板バネ
    素材を並列に配置し、前記ローラ寄せ板バネ素材の両端
    間を通り且つその長手方向に直交する仮想の軸線上に位
    置する接続片で相互に連結して形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のローラ寄せ板バネをクラッチ
    本体に装着する方法。
  3. 【請求項3】 前記ローラ寄せ板バネ素材集合シートの
    供給側端部の前記ローラ寄せ板バネ素材を切断成形する
    工程において、最初に前記接続片を境に前記ローラ寄せ
    板バネ素材の両端側の部分を所定の形状に成形すること
    からなる請求項2に記載のローラ寄せ板バネをクラッチ
    本体に装着する方法。
  4. 【請求項4】 前記ローラ寄せ板バネ素材集合シートの
    供給側端部の前記ローラ寄せ板バネ素材を切断成形する
    工程において、最初に、前記接続片を境に前記ローラ寄
    せ板バネ素材の両端側の部分を所定の形状に成形する
    時、前記両端側の部分を前記接続片を境に一方を上方へ
    且つ他方を下方側へ曲げてローラ寄せ板バネ形状に形成
    することからなる請求項3に記載のローラ寄せ板バネを
    クラッチ本体に装着する方法。
  5. 【請求項5】 前記ローラ寄せ板バネ素材集合シートの
    供給側端部の前記ローラ寄せ板バネ素材を切断成形した
    後に、前記ローラ寄せ板バネを前記クラッチ本体の前記
    ネスト部に挿入する時、前記ローラ寄せ板バネをほぼ9
    0度回転させながら下方向へ移動して、前記クラッチ本
    体のネスト部に押し込み棒で挿入して組み付けることか
    らなる請求項4に記載のローラ寄せ板バネ素材集合シー
    トからローラ寄せ板バネを取得してクラッチ本体に装着
    する方法。
  6. 【請求項6】 短冊状をした多数のローラ寄せ板バネ素
    材が非屈曲状態で且つ所定の間隔を開けて並列に配列さ
    れ、前記ローラ寄せ板バネ素材の両端間を通り且つその
    長手方向に直交する仮想の軸線上に位置する接続片で相
    互に連結して形成された両櫛歯状のローラ寄せ板バネ素
    材集合シート。
  7. 【請求項7】 短冊状をした前記ローラ寄せ板バネ素材
    が、前記接続片上の前記仮想軸線を境に両端側の部分と
    も前記接続片より下方側へ曲げてほぼ逆U字形の板バネ
    形状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載
    のローラ寄せ板バネ素材集合シート。
  8. 【請求項8】 短冊状をした前記ローラ寄せ板バネ素材
    が、前記接続片上の前記仮想軸線を境に両端側の部分に
    おける一方を前記接続片を境に上方へ且つ他方を下方側
    へ曲げてほぼS字形又はZ字形の板バネ形状に形成され
    ていることを特徴とする請求項6に記載のローラ寄せ板
    バネ素材集合シート。
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