JPS61501862A - ベネチアンブラインドの製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベ　チアンブライン”の　１ 本発明はベネチアンブラインドの製造装置に関し、この装置は金属ストリップの 供給リールから複数のラダーテープの間を通してこのストリップを間欠的に供給 する供給搬構を備え、またこの金属ストリップを上記のラダーテープに挿入する 前にこの金属ストリップの端部にリフトコード孔を打扱く打抜きステーションを 備え、またこの金属ストリップの端部を切離して上記のラダーテープ内に挿入さ れたベネチアンブラインドのスラットを形成する切離しステーションを備えてい る。

この種の装置はスエーデン特許明１８！Ｎｏ、３２３，７８７に開示されており 、この装置はベネチアンブラインドを合理的に製造する効率的な装置である。し かし、より製造効率を高め、ベネチアンブラインドを合理的に製造するために、 上記の特許に開示されている装置およびその他の従来の装置では、その全体的な 構造上から現在以上にＩｉＪ造効率を高めるように改造するには限度があった。

このため、ベネチアンブラインドをより高い効率で製造する装置の開発が望まれ ていた。

本発明は、従来のベネチアンブラインド製造装置より製造効率が高い装置を提供 することを目的とする。また、本発明の別の目的は、長さの異なるベネチアンブ ラインドを同時製造することができるベネチアンブラインド製造装置を提供する ことにある。また、本発明の別の目的は以下の説明によつ１８表ＢＵ６１−５０ １８６２　（２）で明らかとなるであろう。

以上の目的は、金属ストリップの端部に形成されたベネチアンブラインドのスラ ットにリフトコード用の孔を形成する一部の打抜き工具を備えた打抜ぎステーシ ョンを設け、また上記の打抜きステーションは同時に製造するベネチアンブライ ンドの数に対応するだけ同時にネチアンブラインドのスラットを打抜くように構 成されていることによって達成される。

この特徴は後述する請求の範囲第１項に開示されている。

本発明のベネチアンブラインド製造装置は、この装置に供給される金属ストリッ プの端部に形成される少なくとも２個の連続したベネチアンブラインドのスラッ トにリフトコード孔を形成する少なくとも２群の打抜き工具を備えた打抜きステ ーションによって達成される。この打抜きステーションの後には取付けおよび分 離ステーションが設けられ、この分離ステーションには同時に製造されるベネチ アンブラインドの数に対応した数のスラットを同時に分離するように構成されて いる。本発明は、ベネチアンブラインドの製造時にこの装置のベッドに供給され る金属ストリップの下側および減速を最少にして最大の周期が得られるようにす るものである。

本発明はこのような新しい手段によるベネチアンブラインド製造装置であって、 同じ装置において同じスラット打抜きおよび分離工程で複数のベネチアンブライ ンドを製造し、複数のスラットを同時に、また金属ストリップの別の部分から分 離するもである。このような手段によって、この装置の製造効率を向上し、複数 のベネチアンブラインドが同時に製造できるばかりでなく、この装置に供給され る金属ストリップの加速および減速による時間の損失を減少することができる。

よって、長さ８００ｍｍ、スラットの数が８２のベネチアンブラインドを製造す る場合、従来の装置では約８０秒を必要としていたが、本発明の装置を使用した 場合には、同じ装置で複数のベネチアンブラインドを製造でき、別のベネチアン ブラインドをこの装置で製造するために追加される必要時間は１８秒である。た とえば、長さが８００ｍｍでスラットの数が８２枚のベネチアンブラインドを本 発明の製造装置によって５個製造する場合には、この５個のベネチアンブライン ドを製造する合計必要時間は約１７０秒である。したがって、同じ製造装置でベ ネチアンブラインド１個を製造するに必要な時間が８０秒であるのに対して本発 明の装置の場合にはベネチアンブラインド１個に対して必要とする時間は約３４ 秒である。

さらに、複数の供給経路を平行して設けることによって製造効率はさらに向上し 、この場合には複数の供給経路に共通しまたは連ａする複数の打抜き工具が設け られる。

以下、本発明のベネチアンブラインド製造装置の実施例の各部を示す図面を参照 して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明のベネチアンブラインド製造装置の一部を示す側面図である； 第２図は、２個のベネチアンブラインドの取付はステーションの間を接続する装 置のベッドを拡大して示す図である：第３図はベネチアンブラインド製造装置の マガジンの別の実施例を示す図である： 第４図は上記マガジンの側面図である：第５図はベネチアンブラインド製造装置 のリフティングセクションの側面図である： 第６図は隣接した２個のベネチアンブラインド製造ステーションの間の接続部に 挿入された打抜きユニットの側面図である； 第７図は第６図の■−■線に沿う断面図である：第８図は第２図の■−■線に沿 う概略的な断面図である：第９図は共通の打広き工具に２個のスラット進め経路 を設けた変形例の装置の第８図に対応した図である。

図示した実施例のベネチアンブラインド製造装置はフレーム１を備え、このフレ ームには細長状のマシンベッド２が設けられ、このマシンベッドに沿って複数の パンチ、マガジン、リフティングユニットが製造されるベネチアンブラインドに 対応して設けられている。これらユニットは主軸３によって連結されており、こ の主軸はモータ４によって駆動される。

また、この装置の供給側端部には供給リール５が設けられ、この供給リールから は金属ストリップ６が供給され、この金属ストリップは案内プーリ７によって案 内され、駆動ローラ８によって後述するようにこの装置の縦方向に供給される。

上記の駆動ローラ８はモータ（図示せず）によって駆動されるように構成されて いる。第８図は第１図の装置の右側の端部を示し、この第８図に示すようにバン チ１３を備えた打抜きステーションによって分離された別々の取付はステーショ ン１０．１１．１２で複数のベネチアンブラインドが連続して製造されるように 構成されている。第８図の左側のバンチ１３は上記の金属ストリップの端部から 各種のスラットを分離するように構成されている。この場合、この装置の長さは 同時に３個のベネチアンブラインドを製造できるように構成されている。

第１図にはベネチアンブラインドのスラットの左側のリフトコード孔１５を形成 する一部のパンチ１４を示す。また、この第１図に示すバンチ１６はリフトコー ド孔を打抜く打抜きセクション（この第１図の左側の部分）とベネチアンブライ ンドを取付けるマシンセクション（このパンチ１６の右側）との間の接続部に設 けられている。さらに、これら２個のベネチアンブラインド取付はステーション の間、たとえばステーション１０および１１の間には分離パンチ１７が配置でい る。第１図の左側端には、クランプ機構１８が設けられ、このクランプ機構は打 抜き工程の間金属ストリップ６を固定するように構成されている。よって、最初 に金属ストリップ６が全てのステーションを介して送られ、２個の受け台２１間 の軸２０のまわりに回動自在に設けられたエンドストップ１９（第８図参照）に 当接する。このエンドストップ１９の移動によってマイクロスイッチ２２が作動 され、上記の金属ストリップの端部が検出され、上記のクランプ機構１８が作動 してこの金属ストリップを固定する。この前に、上記の金属ストリップはループ ２３を形成するように確実に送られる。

上記のクランプ機構１８が作動している間に、すべてのパンチ１４．１６．１７ によってこのクランプは構１８の間の部分の金属ストリップ６が打抜き加工され 、上記のパンチ１６によってリフトコード孔が形成され、同時にこのベネチアン ブラインドのスラットがパンチ１６．１７によって分離される。

また、別の取付はステーションには以下に説明するようなリフティングおよびマ ガジンユニット２４が設けられている。

第２図には、このベネチアンブラインド製造装置の２個の取付はステーションた とえばステーション１０および１１の間の接続部を拡大して示す。この第２図は スラットの打抜きおよび持上げ後の状態を示す。よって、打抜きユニット１３は ダイ２５の下方に進入し、この打抜きユニット１３によってスラットが分離され ている。この分離されたスラット２６は、第５図に示すようなリフティングユニ ット２８によってベネチアンブラインドの上レール２７に向かって持上げられる 。ラダーテープ供給機構２９は従来公知のもので、ラダーテープの横桟に相当す る部分はベネチアンブランイドのスラット２６のリフトコード孔の一方の側部お よび他方の側部に交互に配置される。

第６図および第７図には分離バンチ１７を詳細に示す。このバンチユニット１７ はダイ２５と協働するバンチ１３を備えている。このダイ２５およびバンチ１３ の断面は第８図に示されており、ベネチアンブラインドのスラット２６のｍ終端 部を形成する。このパンチダイ２５は装置のベッド２に対して固定されており、 またホルダ３１に固定され、このホルダはプレート３２に接続されており、この プレートには４個の案内輪３３が設けられている。これらの案内輪はスライド３ ４を往復動自在に案内しており、このスライドにはアーム３５が接続され、この アーム上には上記のバンチ１３が取付けられている。このスライド３４は偏心部 材３６を介して上記の主軸３に接続されている。この主軸が回転すると、このス ライド３４とともにバンチ１３が上下に移動する。

第５図には上記のリフティングユニット２８の構成の例を示す。このリフティン グユニットにはリフティングアーム３４が設けられ、このリフティングアームは プレート３９上に取付けられ、上記のベッド２に取付けられた２個のフレームプ レート４１の間の偏心部材によって上下に移動されるように構成されている。こ のリフティングアーム３８の上方への移動は上記のパンチ１３の移動に同期して おり、所定の作動順序が確保される。

第３図および第４図にはこの装置の異なるマガジンの構造が示されている。この マガジン２９は上記ラダーテープ３０を所定の位置に保持するクランプ手段４２ が設けられ、このラダーテープを張設状態に保持する・。このマガジンの上部４ ３にはジャーナル４５に枢着されたフラップ４４が設けられている。ベネチアン ブラインドのスラット２６が持上げられた場合には、これらが上記の枢着された フラップ４４を越えて押圧され、最下段のフラップおよびその他の重ねられたフ ラップおよび上記のレール２７が保持され、この間に上記のリフティングアーム ３８がその移動経路の金属ストリップ６の下方の位置まで戻る。この第３および 第４図に示す実施例では、ベネチアンブラインドの仕上げられた部分を上記のフ ラップ４４に対して下方に押圧し、また案内プーリ４７の移動のために弾性テー プ４６が使用される。

第２図に示す実施例では、スプリングで付勢されたアーム４８の代りに、スプリ ング４９がベネチアンブラインドの取付はレール２７の上面に押圧される。

上述゛したように、本発明のベネチアンブラインド製造装置によれば製造能率の 向上すなわち各ベネチアンブラインドの製造に要する時間が短縮される。この効 果は各打抜き行程および持上げ行程において複数のベネチアンブラインドが製造 できること、および製造の際の加速および減速時間が短縮されることによって達 成される。上述した実施例では、静止状態から高速に加速されるまでの行程がた とえば５Ｑｍｍであり、また減速を開始してから上記のエンドストップ１９に当 接するまでの行程が２５０ｍｍである。切断つまりパンチング、持上げおよびラ ダーテープの折畳みまでの実際の１ｌｉｔ間は０．６秒でなされる。たとえば、 全長が４ｍのベネチアンブラインドを５個連続して製造する場合には、高速送り 時には送り速度が８０Ｑｍｍにつき０．２１秒であり、スラットの数が８２のベ ネチアンブラインド５個を製造する場合の時間は１７０秒である。

また、本発明は基本的なアイデアを逸脱することなく各種の変形が可能であり、 すなわち加速および減速を最少にしてこの装置を最大限に利用し、全てのリフト コード孔をベネチアンプラインドのスラットを分離すると同時にこの金属ストリ ップの端部に形成し、この分離の際にすでにリフトコード孔が形成されているよ うにする。

また、別の実施例を第９図に示す。このベネチアンブラインド製造装置では、２ 個のスラット送り機構が平行に連結して設けられ、２個の金属ストリップ６．６ ′が第１図ないし第８図の実施例の場合と同様に打抜かれ、かつ加工される。

なお、説明を簡略化するため、同じ部分には同じ符号を使用する。上記第１図な いし第８図に示した実施例と第９図に示した実施例との基本的な相違は、パンチ １３．１３′が一対となって接続部材１３′″′に接続されており、共通のパン チ駆動モータによって駆動されることにある。上記２個の金属ストリップ６．６ ′が打抜き前に正確な位置まで送られるようにするため、打抜き前に２個の金属 ストリップが両方とも送られるようにマイクロスイッチ２２．２２−が連動され ている。このような装置は二重構成となっているため、製造能力も２倍となる。

このような思想にもとづいて、スラット送り経路およびこれらに関連する打扱き およびその他の機構を平行して３個または４個設けてもよいことはもちろんであ る。

２個の隣接した送り経路で長さの異なるベネチアンブラインドを製造する場合に は、これら送り経路で共通するようにいずれか一方の送り経路にパンチを設けて もよい。

国際調査報告 １８１モロＵ６１−５０１８６２　（５）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１個の供給リール（５）から少なくとも１個の金属ストリップ（ ６）を引出してこの金属ストリップをラダーテープ（３０）の間を通して縦方向 に間欠的に供給する供給機構（８）と、上記の金属ストリップの端部をラダーテ ープに挿入する前にこの端部にリフトコード孔を打抜く手段（１４）を備えた打 抜きステーションと、上記金属ストリップの端部から上記ラダーテープに挿入さ れたベネチアンブラインドのスラット（２６）をそれぞれ分離する分離ステーシ ョン（１６，１７）とを備えたものにおいて、上記の打抜きステーションには上 記金属ストリップの端部に連続して形成される少なくとも２個のベネチアンブラ インドのスラット（２６）にリフトコード孔を形成する少なくとも２群の打抜き 工具を備え、また上記分離ステーションには、少なくとも同時に複数のベネチア ンブラインドを製造するために同時に分割されるベネチアンブラインドのスラッ ト（２６）の数に対応した複数の分離パンチ（１６，１７）が設けられているこ とを特徴とするベネチアンブラインドの製造装置。 ２．前記分離ステーションの分離パンチ（１７）はパンチ（１３）およびパンチ ダイ（２５）を備え、隣接する複数のベネチアンブラインドのスラット（２６） の端部を同時に最終形状に打抜くように構成されていることを特徴とする前記請 求の範囲第１項記載のベネチアンブラインドの製造装置。 ３．前記分離パンチ（１７）のパンチ（１３）およびダイ（２５）の凹部はＩ字 形をなしていることを特徴とする前記請求の範囲第１項記載のベネチアンブライ ンドの製造装置。 ４．少なくとも２個の平行な金属ストリッブ送り経路が設けられ、これら経路に は少なくとも複数の連動して作動されるパンチング工具（１３，１３′）が設け られ、上記各金属ストリッブ送り経路においてベネチアンブラインドのスラット （２６，２６′）を同時に分離することを特徴とする前記請求の範囲第１項、第 ２項または第３項記載のベネチアンブラインドの製造装置。