JP2002371774A - ロールスクリーン - Google Patents

ロールスクリーン

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JP2002371774A JP2001181518A JP2001181518A JP2002371774A JP 2002371774 A JP2002371774 A JP 2002371774A JP 2001181518 A JP2001181518 A JP 2001181518A JP 2001181518 A JP2001181518 A JP 2001181518A JP 2002371774 A JP2002371774 A JP 2002371774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの巻取パイプが配置されたロールスクリ
ーンにおいて、2つの巻取パイプの間で形成される隙間
からの光漏れを防止することができるようにする。 【解決手段】 一対のサイドプレート14,14の間に
2つの巻取パイプ16,17が配置され、各巻取パイプ
16,17にスクリーン18,19の一端が巻取り及び
巻解き可能に連結されている。上方の巻取パイプ16に
連結されたスクリーン18は、その巻取上限位置におい
て、上方の巻取パイプ16に巻き取られたスクリーン1
8の巻取部分と下方の巻取パイプ17に巻き取られたス
クリーン19の巻取部分との間で形成される上下方向の
隙間Sを、少なくとも正面から見て覆い隠すように、そ
の巻取り上限位置が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のサイドプレ
ートの間に2つの巻取パイプを配置したロールスクリー
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のロールスクリーンとして
は、例えば実開昭62−189490号公報に記載され
たものがある。
【0003】この公報に記載されたものは、ブラケット
に2つの巻取パイプを支持して、2つの巻取パイプに、
それぞれ異なる色柄のスクリーンの一端を巻取り巻解き
可能に連結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロールスク
リーンは、取付場所によってその製品高さが異なるた
め、巻取パイプに巻取られたスクリーンの巻径は、製品
ごとに異なる。また、同一高さのロールスクリーンであ
っても、スクリーンは材質その他によって生地厚がそれ
ぞれ異なるためスクリーンの巻径が異なることがある。
そのため、2つの巻取パイプ間の距離については、製品
高さが大きなものや生地厚が大きいものでも、各巻取パ
イプがスクリーンを完全に巻き取ることができるよう
に、余裕を持って設定されている。
【0005】したがって、上記公報に記載されたもの
は、逆に製品高さが小さいときや生地厚が薄いスクリー
ンを使用した場合には、2つの巻取パイプにそれぞれ巻
き取られたスクリーンの巻取部分同士の間で形成される
隙間から光漏れが生じるという問題がある。
【0006】また、2つの巻取パイプに上下方向の隙間
を全く設けないように、即ち、水平方向に並べて配置す
ることも可能であるが、このような構成にすると、製品
の奥行幅が大きくなり、大型化するという問題がある。
【0007】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、2つの巻取パイプの間で形成される隙間からの光漏
れを防止することができるロールスクリーンを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、一対のサイドプレート
の間に2つの巻取パイプが配置され、各巻取パイプにス
クリーンの一端が巻取り及び巻解き可能に連結されてお
り、一方の巻取パイプに連結されるスクリーンは、その
巻取り上限位置において、それぞれの巻取パイプに巻き
取られたスクリーンの巻取部分同士の間で形成される上
下方向の隙間を正面から見て覆い隠すように、その巻取
り上限位置が設定されていることを特徴とする。こうし
て、一方の巻取パイプに連結されたスクリーンの巻取り
上限位置において、そのスクリーンの巻取パイプに巻き
取られていないスクリーン部分が、前記隙間を覆い隠す
ために、該隙間からの光漏れを防止することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の一
方の巻取パイプに連結されたスクリーンが、その巻取り
上限位置において、他方の巻取パイプに巻き取られたス
クリーンの巻取部分を正面から見て覆い隠すように、そ
の巻取り上限位置が設定されていることを特徴とする。
こうして、一方の巻取パイプに連結されたスクリーンの
巻取り上限位置において、そのスクリーンの巻取パイプ
に巻き取られていないスクリーン部分が、他方の巻取パ
イプに巻き取られたスクリーンの巻取部分を覆い隠すた
めに、意匠性を向上させることができる。また、一方の
巻取パイプに連結されたスクリーンを、正面側から昇降
するように巻取パイプに巻取り及び巻解き可能に連結す
ると、スクリーンの巻取り上限位置において、そのスク
リーンの巻取パイプに巻き取られていないスクリーン部
分が、よりバランス的な役目を果たして、意匠性をより
良好にすることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の前
記一方の巻取パイプに連結されたスクリーンは、その巻
取り上限位置におけるスクリーンの下端が、他方の巻取
パイプに巻き取られたスクリーンの巻取部分の下端より
も下方になるように設定されていることを特徴とする。
こうして、一方の巻取パイプに連結されたスクリーンの
巻取り上限位置において、そのスクリーンの巻取パイプ
に巻き取られていないスクリーン部分が、他方の巻取パ
イプに巻き取られたスクリーンの巻取部分を完全に覆い
隠すために、意匠性を向上させることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載のものにおいて、前記2つの巻取
パイプは、前記一対のサイドプレート間に上下2段に配
置されたものであり、前記一方の巻取パイプは上方に、
前記他方の巻取パイプは下方にそれぞれ配置されている
ことを特徴とする。こうして、上下2段に配置すること
により、製品の奥行幅を大きくさせることなく、ロール
スクリーン全体の寸法を小型化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0013】図1から図5は本発明のロールスクリーン
の実施形態を表す図である。図において、ロールスクリ
ーン10は、窓枠に取り付けられるセットフレーム12
の両端に取り付けられた一対のサイドプレート14を有
しており、一対のサイドプレート14の間に2つの巻取
パイプ16、17が回転可能に支持されている。巻取パ
イプ16と巻取パイプ17は、上下2段に配置され、且
つ前後方向に少し位置づれされて、配置されている。巻
取パイプ16は、巻取パイプ17よりも上方に且つやや
正面側に位置付けられている。巻取パイプ16には、ス
クリーン18の一端が連結されており、スクリーン18
は、巻取パイプ16の正面側から昇降して巻取パイプ1
6に巻取り及び巻解き可能となっている。一方の巻取パ
イプ17は、巻取パイプ16よりも下方に且つ背面側に
位置づけられている。巻取パイプ17には、スクリーン
19の一端が連結されており、スクリーン19は、巻取
パイプ17の背面側から昇降して巻取パイプ17に巻取
り及び巻解き可能となっている。スクリーン18,19
のそれぞれの下端には、ウエイトバー20,21が設け
られており、さらに、そのスクリーン18,19の下端
には、操作部22,23が取り付けられている。スクリ
ーン18,19は、それぞれ全く同じ柄、同じ材質、同
じ遮蔽度を持つものとすることもできるが、異なる柄、
異なる材質、または異なる遮蔽度を持つものとすること
ができる。
【0014】巻取パイプ16,17には、それぞれその
内部に、巻取パイプ16,17に対して常時スクリーン
巻取方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、巻
取パイプ16,17の回転を停止させる状態と回転を許
容する状態に切り換えるストッパ装置26と、スクリー
ン18,19の巻取り上限を決める巻取り上限位置設定
装置28とが配設される。
【0015】上記ストッパ装置26及び上限位置設定装
置28は、公知となった任意の装置を使用することがで
きるが、その一例を図5に示す。図に示したように、ス
トッパ装置26としては、ストッパ固定軸30と、溝付
きドラム32と、ストッパケース34と、ストッパケー
スキャップ36と、クラッチスプリング38と、ボール
40とを有している。
【0016】ストッパ固定軸30は、その一端にフラン
ジ部30aを有しており、このフランジ部30aに設け
られた取付孔30bを貫通するネジによって、サイドプ
レート14に一体的に固定される。溝付きドラム32
は、ストッパ固定軸30に軸支されており、その外周面
には、前記ボール40が摺動可能に嵌め込まれる溝32
aが形成されている。溝32aには、ボール40の摺動
を止める複数の係止部が形成されている。
【0017】クラッチスプリング38は、その一端がス
トッパ固定軸30の周面に配置され、他端が溝付きドラ
ム32内へと挿入されており、ストッパ固定軸30と溝
付きドラム32の連結と連結解除とを切換える役割をし
ている。また、ボール40は、前記溝付きドラム32の
外周面の溝32aに摺動可能に嵌め込まれると共にスト
ッパケース34の内周面に形成された軸方向に伸びる溝
34a内に摺動可能に嵌め込まれており、よって、ボー
ル40はストッパケース34と共に回転するようになっ
ている。また、このストッパケース34は、巻取パイプ
16,17の内周面に嵌め込まれており、巻取パイプ1
6,17と一体的に回転する。
【0018】スクリーン18,19を下方へと引っ張
り、巻取パイプ16,17をスクリーン18,19の巻
解き方向へと回転しようとすると、ストッパケース34
が巻取パイプ16,17と共に回転し、ボール40も共
に回転して溝付きドラム32の溝32aに形成された1
つの係止部へと誘導される。そして、ボール40が溝付
きドラム32をスクリーン18,19の巻解き方向へと
押圧する。これによって、クラッチスプリング38の他
端がクラッチスプリング38を緩める方向へと押され
て、クラッチスプリング38が緩み、溝付きドラム32
とストッパ固定軸30との連結が解除されるので、溝付
きドラム32も共に回転する。こうして、巻取パイプ1
6,17はスクリーン18,19の巻解き方向へと回転
することができ、スクリーン18,19は下降する。ま
た、スクリーン18,19の下方方向へと引っ張る力を
解除すると、巻取パイプ16,17は、巻取スプリング
の力によってスクリーン18,19の巻取方向へと回転
しようとする。これに伴い、ストッパケース34が巻取
パイプ16,17と共に回転し、ボール40も共に先と
反対方向へと回転して、溝付きドラム32の溝32aの
先の係止部から脱して、溝32aを相対的に移動して、
別の係止部へと達して、溝付きドラム32をスクリーン
18,19の巻取方向へと押圧する。これによって、ク
ラッチスプリング38の他端がクラッチスプリング38
を締付ける方向へと押されて、クラッチスプリング38
が締付けられて、溝付きドラム32とストッパ固定軸3
0とを連結する。これにより、溝付きドラム32が回転
することができないために、ボール40、ストッパケー
ス34及び巻取パイプ16,17の回転が禁止される。
こうして、スクリーン18,19は停止する。この状態
から、スクリーン18,19を少し引いて放すと、ボー
ル40は、溝付きドラム32の溝32aの係止部を脱し
て、溝32a内を移動可能となる。こうして、ボール4
0が溝32a内を移動可能であるために、ストッパケー
ス34及び巻取パイプ16,17はスクリーン18,1
9の巻取り方向へ回転することができて、スクリーン1
8,19は上昇する。
【0019】そして、スクリーン18,19が、巻取り
上限位置設定装置28によって設定される巻取り上限位
置まで達すると、そこで巻取りが停止する。
【0020】この巻取り上限位置設定装置28は、主軸
42と、ナット部材44と、ケース46と、コントロー
ルバネ48と、コントローラ50と、規制部材52とを
有している。
【0021】主軸42は、その一端がストッパ固定軸3
0のフランジ部30aの内側に位置付けられて、前記ス
トッパ固定軸30を貫通して、他端側のストッパ固定軸
30よりもさらに延長して延びており、この延びた部分
が雄ネジの形成されたボルト軸42aとなっている。主
軸42の一端には、外径方向に突出した突出部42bが
形成されている。
【0022】ナット部材44は、その内周面にボルト軸
42aの雄ネジに螺合する雌ネジが形成されており、ボ
ルト軸42a上を移動可能となっている。また、ナット
部材44の外周面はケース46の内周面と嵌合してお
り、ナット部材44はケース46と一体回転するように
なっている。さらに、ケース46の外周面は巻取パイプ
16,17の内周面に嵌合しており、ケース46は巻取
パイプ16,17と一体回転するようになっている。ボ
ルト軸42aの一端側には、規制部材52が設けられて
いる。
【0023】コントロールバネ48は、ストッパ固定軸
30のフランジ部30aの内側で且つ主軸42の一端の
外側に配置されており、主軸42からの回転は阻止する
一方で、コントローラ50からの回転を主軸42へ伝達
する作用を果たしている。即ち、主軸42が回転しよう
として、突出部42bが回転してコントロールバネ48
の端部のいずれか一方に当接すると、コントロールバネ
48を拡径してコントロールバネ48がストッパ固定軸
30の内周面に締付けられて、主軸42の回転が阻止さ
れる。他方、コントローラ50を回転させると、コント
ロールバネ48は縮径されてストッパ固定軸30から解
放されるために、主軸42がコントロールバネ48と共
に回転可能となる。
【0024】コントローラ50の突出部50aが形成さ
れた側と反対側の一端側は、サイドプレート14を貫通
して、サイドプレート14の側方面側を臨んでおり、そ
の中心部には、非円形の作業孔50bが形成されてい
る。
【0025】以上のように構成される巻取り上限位置設
定装置28を用いて、上限位置を設定する場合には、ま
ず、スクリーン18,19を、巻取り上限位置としたい
位置まで巻取り、そこで前述のように、ストッパ装置2
6を作動させてスクリーン18,19を停止させる。
【0026】次に、六角レンチ等の工具を、前記コント
ローラ50の作業孔50bに差込み、コントローラ50
を回転させる。コントローラ50を回転させると、上述
したように、コントロールバネ48が緩み、主軸42が
回転する。このとき、ストッパ装置26によって巻取パ
イプ16,17は、ストッパ固定軸30と連結してお
り、巻取パイプ16,17は回転することができないた
めに、主軸42のボルト軸42aに螺合したナット部材
44も回転できず、ナット部材44は、ボルト軸42a
上を軸方向に移動する。こうして、ナット部材44を規
制部材52に当接させてナット部材44が動かなくなる
まで、軸方向に移動させる。そして、工具を取り外せ
ば、設定は完了する。
【0027】巻取パイプ16,17が回転すると、巻取
パイプ16,17と共にナット部材44が回転するが、
ボルト軸42aが回転することができないために、ナッ
ト部材44は回転しながらボルト軸42a上を軸方向に
移動する。そして、ナット部材44が規制部材52と当
接すると、それ以上ボルト軸42a上を軸方向に移動す
ることができなくなるため、ナット部材44は回転する
ことができず、巻取パイプ16,17も回転が阻止され
る。このときがスクリーン18,19の巻取り上限位置
となる。
【0028】上記巻取パイプ16内に配設された上限位
置設定装置28によって設定されるスクリーン18の巻
取り上限位置は、そのときのスクリーン18の下端(ウ
エイトバー20も含めて)の位置が、図2に示すよう
に、巻取パイプ17に完全に巻き取られたスクリーン1
9の巻取部分の下端とほぼ同じか下端よりも下方の位置
となるように設定されている。一方、上記巻取パイプ1
7内に配設された上限位置設定装置28によって設定さ
れるスクリーン19の巻取り上限位置は、巻取パイプ1
7にほぼ完全にスクリーン19が巻き取られた位置に設
定されている。
【0029】以上のように構成されるロールスクリーン
10において、スクリーン18を巻取パイプ16に巻取
っていくと、上限位置設定装置28により、図2に示す
ようにスクリーン18が完全に巻き取られずに、設定さ
れた上限位置で停止する。このとき、スクリーン18の
巻取パイプ16に巻き取られない部分が、巻取パイプ1
6に巻き取られたスクリーン18の巻取部分と巻取パイ
プ17に巻き取られたスクリーン19の巻取部分との間
に形成される上下方向の隙間Sを覆い隠しており、これ
により、該隙間Sからの光漏れを防止することができ
る。さらに、巻取り上限位置で停止したスクリーン18
が、正面から見て巻取パイプ17に巻き取られたスクリ
ーン19の巻取部分を覆い隠して、バランスと同じ役目
を果たすために全体の意匠性が良好となっている。この
ように巻取パイプ16,17を上下2段に配置すること
ができるために、製品の奥行幅を大きくさせることな
く、ロールスクリーン全体の寸法の小型化が図られてい
る。
【0030】図2の状態からスクリーン18のみを降ろ
すと、図3に示す状態となる。または、図2の状態から
スクリーン19のみを降ろすと、図4に示す状態とな
る。スクリーン18,19を切り替えて変化に富んだロ
ールスクリーンとすることができる。
【0031】尚、以上の実施形態においては、巻取パイ
プ16の上限位置設定装置28によって設定されるスク
リーン18の上限位置を、図2に示すような位置とした
が、これに限るものではない。最低限、正面からみて巻
取パイプ16に巻き取られたスクリーン18の巻取部分
と巻取パイプ17に巻き取られたスクリーン19の巻取
部分の間に形成される上下方向の隙間Sを覆い隠すよう
に、スクリーン18の下端(ウエイトバー20も含め
て)をその隙間Sの下端とほぼ同じか、隙間Sの下端よ
りも下方に設定すれば、隙間Sからの光漏れをかなり防
止することができる。
【0032】また、この巻取パイプ17のスクリーン1
9は、完全に巻き取ることができるために、巻取パイプ
17の内部には上限位置設定装置28を設けずに省略す
ることも可能である。しかしながら、巻取パイプ17内
にも上限位置設定装置28を設けて、スクリーン19が
ほぼ完全に巻き取られた位置を上限位置とすることによ
って、巻取パイプ17の空転を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一方の巻取パイプに連結されたスクリーンが最大限巻き
取られた巻取り上限位置にあるときに、一方の巻取パイ
プに巻き取られたスクリーンの巻取部分と他方の巻取パ
イプに巻き取られたスクリーンの巻取部分との間で形成
される上下方向の隙間を正面から見て覆い隠すために、
該隙間からの光漏れを防止することができる。さらに、
一方の巻取パイプに連結されたスクリーンが最大限巻き
取られた巻取り上限位置にあるときに、他方の巻取パイ
プに巻き取られたスクリーンの巻取部分を正面から見て
覆い隠す場合には、一方の巻取パイプのスクリーンの巻
き取られない部分がバランスの役目を果たすために、全
体の意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロールスクリーンの実施形態を表す全
体正面図である。
【図2】図1のロールスクリーンの横断面図であり、一
方の巻取パイプのスクリーンが巻取り上限位置にある状
態を表す。
【図3】図2の状態から、上方の巻取パイプからスクリ
ーンを巻解いた状態を表す横断面図である。
【図4】図2の状態から、下方の巻取パイプからスクリ
ーンを巻解いた状態を表す横断面図である。
【図5】ストッパ装置及び上限位置設定装置の一例を表
す断面図である。
【符号の説明】
10 ロールスクリーン 14 サイドプレート 16,17 巻取パイプ 18,19 スクリーン S 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のサイドプレート(14,14)の
    間に2つの巻取パイプ(16,17)が配置され、各巻
    取パイプ(16,17)にスクリーン(18,19)の
    一端が巻取り及び巻解き可能に連結されており、一方の
    巻取パイプ(16)に連結されるスクリーン(18)
    は、その巻取り上限位置において、それぞれの巻取パイ
    プ(16,17)に巻き取られたスクリーン(18,1
    9)の巻取部分同士の間で形成される上下方向の隙間
    (S)を正面から見て覆い隠すように、その巻取り上限
    位置が設定されていることを特徴とするロールスクリー
    ン。
  2. 【請求項2】 一方の巻取パイプ(16)に連結された
    スクリーン(18)は、その巻取り上限位置において、
    他方の巻取パイプ(17)に巻き取られたスクリーン
    (19)の巻取部分を正面から見て覆い隠すように、そ
    の巻取り上限位置が設定されていることを特徴とする請
    求項1記載のロールスクリーン。
  3. 【請求項3】 前記一方の巻取パイプ(16)に連結さ
    れたスクリーン(18)は、その巻取り上限位置におけ
    るスクリーン(18)の下端が、他方の巻取パイプ(1
    7)に巻き取られたスクリーン(19)の巻取部分の下
    端よりも下方になるように設定されていることを特徴と
    する請求項2記載のロールスクリーン。
  4. 【請求項4】 前記2つの巻取パイプ(16,17)
    は、前記一対のサイドプレート(14,14)間に上下
    2段に配置されたものであり、前記一方の巻取パイプ
    (16)は上方に、前記他方の巻取パイプ(17)は下
    方にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
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