JP2002370828A - 物流制御システム、ライン管理装置及び方法、物流制御管理装置及び方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

物流制御システム、ライン管理装置及び方法、物流制御管理装置及び方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、並びにコンピュータプログラム

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JP2002370828A
JP2002370828A JP2001177523A JP2001177523A JP2002370828A JP 2002370828 A JP2002370828 A JP 2002370828A JP 2001177523 A JP2001177523 A JP 2001177523A JP 2001177523 A JP2001177523 A JP 2001177523A JP 2002370828 A JP2002370828 A JP 2002370828A
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JP
Japan
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line
transport
transfer
schedule
lines
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JP2001177523A
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Minoru Harada
稔 原田
Shinya Nishimura
伸哉 西村
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ライン側からの要求を十分に満足させると
ともに、管理や判断を集中的に行うといった負担をなく
し、ライン側の事情に対して柔軟性を持たせる。 【解決手段】 物流制御システムは、複数のラインA〜
Nに対してAGV400により材料や製品を搬送するた
めの搬送スケジュールを調整して、AGV400を制御
する物流統括制御管理装置300と、ラインA〜Nをそ
れぞれ管理するライン管理装置200A〜200Nとを
備えている。ライン管理装置200A〜200Nのそれ
ぞれは、物流統括制御管理装置300に自己のラインに
ついての搬送要求を行う搬送要求部203を有する。ま
た、物流統括制御管理装置300は、各ライン管理装置
200A〜200Nからの搬送要求に基づいて搬送スケ
ジュールを調整する搬送スケジュール調整部301と、
その搬送スケジュールに従ってAGV400を制御する
制御部302とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流制御システ
ム、ライン管理装置及び方法、物流制御管理装置及び方
法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、並びにコン
ピュータプログラムに係り、複数のラインに対してAG
V等の搬送装置により材料や製品を搬送するのに用いて
好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼を始めとする多くの産業における生
産プロセスでは、複数の材料や製品(半製品を含む)を
異なる複数のラインで処理している。そのため、各ライ
ンに対して材料や製品を搬送することが必要となる。
【0003】前記のような生産プロセスにおいて利用さ
れる物流システムとしては、複数の無人搬送台車(AG
V=Auto Guided Vehicle)を用いたものがある。かか
る物流システムでは、搬送スケジュールを調整して、A
GVにより材料や製品を搬送するようにしている。
【0004】例えば、特開平9−225783号公報に
は、すべてのAGVの運行計画を記憶する運行計画記憶
手段を有するスケジュール管理オブジェクトを中央に構
築する一方で、加工スケジュールに従って各加工機械へ
のロットの搬送要求を各加工機械から各AGVへ提示す
る搬送要求提示手段を各加工機械(ライン)側に構築
し、各加工機械からの搬送要求に対するAGVの運行計
画を立案する運行計画立案手段を各AGV側に構築した
AGV運行計画システムが開示されている。
【0005】一方、特開平11−246028号公報や
特開2000−1211号公報には、物流制御管理装置
において複数のAGVを管理して制御する物流制御シス
テムが開示されており、物流制御管理装置に、各ライン
での入側/出側の余裕時間を算出する余裕時間算出部を
備え、余裕時間を一つの指標としてAGVによる搬送の
割り当てを行うことが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平9−225
783号公報に開示されたAGV運行計画システムで
は、加工機械やAGVが自律分散的に意思決定するシス
テムであり、AGVの運行計画の矛盾、競合は基本的に
各AGV側で調整され、加工機械側ではどのAGVを採
用するかが判定されることとなっている。かかる構成で
は、全体調整を実施する機構がないため、加工機械側の
要求が十分に満足されないことがあり、全体要求の満足
度を向上させにくいといった問題があった。
【0007】また、前記特開平11−246028号公
報や特開2000−1211号公報に開示された物流制
御システムでは、物流制御管理装置において各ラインの
入側/出側管理を行い、搬送を行うか否かを判断してい
るため、ラインが増えたような場合には、それら管理や
判断を集中的に行うのが負担となることがあった。ま
た、物流制御管理装置と各ライン側との間で直接的なイ
ンタフェースが発生していないため、ラインの変更(ラ
インの休止や拡張等)、スケジュールの変更(ライン処
理速度の変更等)、ライントラブル等といったライン側
の事情に対して柔軟性を持たせにくいといった問題があ
った。
【0008】本発明は、前記のような点に鑑みてなされ
たものであり、各ライン側からの要求を十分に満足させ
るとともに、管理や判断を集中的に行うといった負担を
なくし、また、ライン側の事情に対して柔軟性を持たせ
るようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の物流制御システ
ムは、複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物
を搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送
装置を制御する物流制御管理装置と、前記複数のライン
をそれぞれ管理する複数のライン管理装置とを備えた物
流制御システムであって、前記複数のライン管理装置の
それぞれは、前記物流制御管理装置に自己のラインにつ
いての搬送要求を行う搬送要求手段を備え、前記物流制
御管理装置は、前記各ライン管理装置からの搬送要求に
基づいて搬送スケジュールを調整する搬送スケジュール
調整手段と、前記搬送スケジュールに従って搬送装置を
制御する制御手段とを備えた点に特徴を有する。
【0010】また、本発明の物流制御システムの他の特
徴とするところは、前記複数のライン管理装置のそれぞ
れは、自己のラインの入側及び出側の少なくともいずれ
か一方について次搬送までの時間について算出する算出
手段を更に備え、前記搬送要求には、前記算出された次
搬送までの時間についての情報を含ませる点にある。
【0011】また、本発明の物流制御システムの他の特
徴とするところは、前記搬送要求には、自己のラインに
ついての他のラインとの相対的な優先度についての情報
を含ませる点にある。
【0012】本発明のライン管理装置は、複数のライン
のうち所定ラインを管理するライン管理装置であって、
前記複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を
搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装
置を制御する物流制御管理装置に、自己のラインについ
ての搬送要求を行う搬送要求手段を備えた点に特徴を有
する。
【0013】本発明の物流制御管理装置は、複数のライ
ンに対して搬送装置により搬送対象物を搬送するための
搬送スケジュールを調整して前記搬送装置を制御する物
流制御管理装置であって、前記複数のラインをそれぞれ
管理する複数のライン管理装置からの一又は複数の搬送
要求に基づいて、搬送スケジュールを調整する搬送スケ
ジュール調整手段と、前記搬送スケジュールに従って搬
送装置を制御する制御手段とを備えた点に特徴を有す
る。
【0014】本発明のライン管理方法は、複数のライン
のうち所定ラインを管理するライン管理方法であって、
前記複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を
搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装
置を制御する物流制御管理装置に、自己のラインについ
ての搬送要求を行う搬送要求手順を行う点に特徴を有す
る。
【0015】本発明の物流制御管理方法は、複数のライ
ンに対して搬送装置により搬送対象物を搬送するための
搬送スケジュールを調整して前記搬送装置を制御する物
流制御方法であって、前記複数のラインをそれぞれ管理
する複数のライン管理装置からの一又は複数の搬送要求
に基づいて、搬送スケジュールを調整する搬送スケジュ
ール調整手順と、前記搬送スケジュールに従って搬送装
置を制御する制御手順とを行う点に特徴を有する。
【0016】本発明のコンピュータプログラムは、複数
のラインのうち所定ラインを管理する処理をコンピュー
タに実行させるコンピュータプログラムであって、前記
複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を搬送
するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装置を
制御する物流制御管理装置に、自己のラインについての
搬送要求を行う搬送要求処理をコンピュータに実行させ
る点に特徴を有する。
【0017】本発明の別のコンピュータプログラムは、
複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を搬送
するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装置を
制御する処理をコンピュータに実行させるコンピュータ
プログラムであって、前記複数のラインをそれぞれ管理
する複数のライン管理装置からの一又は複数の搬送要求
に基づいて、搬送スケジュールを調整する搬送スケジュ
ール調整処理と、前記搬送スケジュールに従って搬送装
置を制御する制御処理とをコンピュータに実行させる点
に特徴を有する。
【0018】本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体は、前記コンピュータプログラムを格納した点に特
徴を有する。
【0019】上記のようにした本発明においては、物流
制御管理装置では、各ライン制御管理装置からの搬送要
求を受け付けたならば、当該搬送要求に含まれている時
間についての情報や優先度についての情報等に基づい
て、どのラインの搬送を優先して実施し、どの搬送装置
(AGV等)を割り当てるかといった搬送スケジュール
を調整し、その搬送スケジュールに基づいて割り当てら
れた搬送装置に搬送指示を出す。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
物流制御システム、ライン管理装置及び方法、物流制御
管理装置及び方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒
体、並びにコンピュータプログラムの実施の形態につい
て説明する。
【0021】図1には、本実施の形態の物流制御システ
ムの構成を示す。同図に示すように、本実施の形態の物
流制御システムは、全体の生産管理を行う生産管理装置
100と、ラインA〜Nをそれぞれ管理する複数のライ
ン制御管理装置200A〜200Nと、各ラインA〜N
に対して材料や製品を搬送するための複数台のAGV
(Automated Guided Vehicle)400と、AGV400
により材料や製品を搬送するための搬送スケジュールを
調整して各AGV400を制御する物流統括制御管理装
置300とを備えている。
【0022】生産管理装置100は、全体の生産管理を
行うものであり、各ラインA〜Nの仕掛/製品管理を行
うとともに、各ライン制御管理装置200A〜200N
に対して生産指示を出す。各ライン制御管理装置200
A〜200Nに出す生産指示には、それぞれのラインA
〜Nでの加工・製造に使用される材料仕様、加工・製造
した製品No.、加工・製造すべき製品(半製品を含む)
仕様等が含まれる。
【0023】ライン制御管理装置200A〜200N
は、ラインA〜Nの可動状況等をそれぞれ管理するとと
もに、前記生産管理装置100からの生産指示に従って
ライン制御を行い、前記生産管理装置100に対して製
造実績を知らせる。生産管理装置100に知らせる製造
実績には、自己のラインで加工・製造した製品No.、加
工・製造すべき製品仕様等が含まれる。
【0024】このようにした各ライン制御管理装置20
0A〜200Nは、ライン入側管理部201とライン出
側管理部202とを備えている。
【0025】ライン入側管理部201は、自己のライン
の入側スキッド(材料を蓄えておくバッファのようなも
の、図2を参照)に配された材荷センサ等を介して、当
該入側スキッドの空き状況(或いは混み状況)を認識す
る。また、現在のラインの可動状況、具体的には現在の
ライン処理速度等を認識する。これらの情報に基づい
て、次の材料供給搬送がまったくない状態で、ラインの
入側スキッドに溜まっている材料がすべて処理されてな
くなるまでの余裕時間を算出する。
【0026】同様に、ライン出側管理部201は、自己
のラインの出側スキッドに配された材荷センサ等を介し
て、当該出側スキッドの空き状況(或いは混み状況)を
認識する。また、現在のラインの可動状況、具体的には
現在のライン処理速度等を認識する。これらの情報に基
づいて、次の製品払出搬送がまったくない状態で、ライ
ンの出側スキッドのすべてに製品が溜まってしまうまで
の余裕時間を算出する。
【0027】また、各ライン制御管理装置200A〜2
00Nは、物流統括制御管理装置300に搬送要求を行
う搬送要求部203を備えている。物流統括制御管理装
置300に行う搬送要求には、入側/出側区分、搬送対
象物名称、供給/払出希望時間、供給/払出限度時間、
ライン優先度係数、搬送元-搬送先等が含まれる。
【0028】具体的に説明すると、入側/出側区分と
は、搬送要求の対象(入側への搬送なのか、出側からの
搬送なのか)を表す情報である。また、搬送対象物名称
とは、搬送対象物の名称を表す情報である。
【0029】供給/払出希望時間とは、次の仕掛の材料
を必要とする時間/仕掛の製品を払い出してほしい時間
を表す情報であり、例えば前記ライン入側/出側管理部
201、202で算出した余裕時間よりも適宜余裕を持
たせた時間を採用する。また、供給/払出限度時間と
は、次の仕掛の材料が搬送されてこないとライン停止し
てしまう時間/仕掛の製品を払い出さないとライン停止
してしまう時間を表す情報であり、例えば前記ライン入
側/出側管理部201、202で算出した余裕時間その
ものを採用する。
【0030】ライン優先度係数とは、自己のラインにつ
いての他のラインとの相対的な重要度を表す情報であ
り、例えば連続ラインであるか、バッチラインであるか
等に応じて設定される。かかるライン優先度係数を搬送
要求に含ませることにより、AGVの効率化より、すべ
てのラインの要求を満足させる点に着目した搬送を実現
させることが可能となる。また、搬送元-搬送先とは、
必要としている材料や製品の置場及び搬送したい場所を
表す情報である。
【0031】なお、本実施の形態においては、ライン制
御管理装置200A〜200Nが本発明でいうライン管
理装置に相当する。
【0032】物流統括制御管理装置300は、図2に示
すように、AGV400の走行ルートに沿って設置され
たOCD(光空間伝送装置)を介して、各AGV400
と通信を行うことができる。これにより、物流統括制御
管理装置300において、どのAGV400がどういう
材料や製品をどこに搬送しているのかといったすべての
AGV400の現状況を把握できるようになっている。
なお、ここではOCDを用いるようにしたが、要するに
AGV400間及びラインとの位置関係が把握できれば
よく、例えば無線装置等を用いてもよい。
【0033】そして、物流統括制御管理装置300で
は、各ライン制御管理装置200A〜200Nからの搬
送要求を受け付けた場合、当該搬送要求に基づいて、搬
送スケジュール調整部301において搬送スケジュール
を調整し、AGV通信制御部302において所定のAG
V400を制御して搬送を実行させる。
【0034】なお、本実施の形態においては、物流統括
制御管理装置300が本発明でいう物流制御管理装置に
相当し、AGV400が本発明でいう搬送装置に相当す
る。
【0035】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施の形態の物流制御システムにおける処理動作を説明
する。各ラインA〜Nのライン制御管理装置200A〜
200Nでは、自己のラインの入側や出側を管理し、そ
の可動状況やスキッドの状況に基づいて搬送手配を行う
か否かを判定する。そして、入側や出側の余裕時間を算
出し、物流統括制御管理装置300に対して搬送要求を
行う(ステップS1)。
【0036】物流統括制御管理装置300では、各ライ
ン制御管理装置200A〜200Nからの搬送要求を受
け付けたならば、当該搬送要求に含まれている供給/払
出希望時間、供給/払出限度時間、ライン優先度係数等
に基づいて、更には時間的に古い搬送要求と新しい搬送
要求との兼ね合いに基づいて、どのラインの搬送を優先
して実施し、どのAGV400を割り当てるかといった
搬送スケジュールを調整する(ステップS2)。例え
ば、供給/払出限度時間が最も短い搬送要求を最優先の
搬送要求として決定したり、供給/払出限度時間が短い
いくつかの搬送要求があったときにライン優先度を考慮
して最優先の搬送要求として決定したりして、そのライ
ンに空車のAGVを割り当てる。
【0037】そして、物流統括制御管理装置300で
は、搬送スケジュールに基づいて、割り当てられたAG
V400に走行ルートを示すデータとともに搬送指示を
出し、AGV制御を実行する(ステップS3)。
【0038】搬送指示を受けたAGV400は、搬送を
実施し、その後、搬送完了を物流統括制御管理装置30
0に通知する(ステップS4)。物流統括制御管理装置
300では、必要に応じて、搬送完了を搬送要求元のラ
イン制御管理装置200A〜200Nに通知する(ステ
ップS5)。
【0039】以上述べたように、物流統括制御管理装置
300により全体の搬送スケジュールの調整を行うよう
にしたので、各ライン側からの要求を十分に満足させる
ことができる。
【0040】しかも、物流統括制御管理装置300と各
ライン制御管理装置200A〜200Nとにインタフェ
ースを発生させ、各ライン制御管理装置200A〜20
0N側から搬送要求を行うようにしたので、物流統括制
御管理装置300において各ラインの入側/出側管理や
搬送を行うか否かの判断を集中的に行うといった負担を
なくすことができる。
【0041】また、ラインの変更(ラインの休止や拡張
等)、スケジュールの変更(ライン処理速度の変更
等)、ライントラブル等といったライン側の事情があっ
た場合も、物流統括制御管理装置300においてはライ
ン制御管理装置200A〜200Nからの搬送要求があ
るか否かを判定すればよいので、ライン側の事情に対し
て柔軟性を持たせることができる。例えば、ラインを増
設するような場合でも、物流統括制御管理装置300に
特にメンテナンスを施す必要がなく、スケジュールの対
象とする物流範囲の拡張が容易となる。
【0042】なお、上記実施の形態では、搬送装置とし
てAGVを例として説明したが、他の搬送装置でも適用
することができ、搬送装置が自動の場合は直接制御シス
テムとして、手動の場合(例えば、トラック)はガイダ
ンスシステムとして使用することが可能である。
【0043】(他の実施の形態)前記実施の形態で説明
した物流統括制御管理装置300やライン制御管理装置
200A〜200Nは、コンピュータのCPU或いはM
PU、RAM、ROM等で構成されるものであり、その
機能はRAMやROM等に記憶されたコンピュータプロ
グラムが動作することによって実現される。
【0044】したがって、前記コンピュータプログラム
自体は本発明の範疇に含まれる。前記コンピュータプロ
グラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波と
して伝播させて供給するためのコンピュータネットワー
ク(LAN、インターネット等のWAN、無線通信ネッ
トワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等
の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0045】また、前記コンピュータプログラムをコン
ピュータに供給するための手段、例えばかかるコンピュ
ータプログラムを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含
まれる。記憶媒体としては、CD−ROM、フレキシブ
ルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディ
スク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物流制御管理装置により全体の搬送スケジュールの調整
を行うようにしたので、各ライン側からの要求を十分に
満足させることができる。しかも、物流制御管理装置と
各ライン側(ライン管理装置)とにインタフェースを発
生させ、各ライン側から搬送要求を行うようにしたの
で、各ラインの入側/出側管理や搬送を行うか否かの判
断を集中的に行うといった負担をなくし、また、ライン
側の事情に対して柔軟性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の物流制御システムの構成を示す
図である。
【図2】AGVの走行ルートの一例を示す図である。
【図3】本実施の形態の物流制御システムにおける処理
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 生産管理装置 200A〜200N ライン制御管理装置 201 ライン入側管理部 202 ライン出側管理部 203 搬送要求部 300 物流統括制御管理装置 301 搬送スケジュール調整部 302 AGV通信制御部 400 AGV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C100 AA48 BB02 BB05 BB11 BB24 BB25 BB33 CC11 DD07 DD12 DD33 3F022 LL07 MM05 MM07 MM08 MM44 NN42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラインに対して搬送装置により搬
    送対象物を搬送するための搬送スケジュールを調整して
    前記搬送装置を制御する物流制御管理装置と、前記複数
    のラインをそれぞれ管理する複数のライン管理装置とを
    備えた物流制御システムであって、 前記複数のライン管理装置のそれぞれは、前記物流制御
    管理装置に自己のラインについての搬送要求を行う搬送
    要求手段を備え、 前記物流制御管理装置は、前記各ライン管理装置からの
    搬送要求に基づいて搬送スケジュールを調整する搬送ス
    ケジュール調整手段と、前記搬送スケジュールに従って
    搬送装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る物流制御システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のライン管理装置のそれぞれ
    は、自己のラインの入側及び出側の少なくともいずれか
    一方について次搬送までの時間について算出する管理手
    段を更に備え、 前記搬送要求には、前記算出された次搬送までの時間に
    ついての情報を含ませることを特徴とする請求項1に記
    載の物流制御システム。
  3. 【請求項3】 前記搬送要求には、自己のラインについ
    ての他のラインとの相対的な優先度についての情報を含
    ませることを特徴とする請求項1又は2に記載の物流制
    御システム。
  4. 【請求項4】 複数のラインのうち所定ラインを管理す
    るライン管理装置であって、 前記複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を
    搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装
    置を制御する物流制御管理装置に、自己のラインについ
    ての搬送要求を行う搬送要求手段を備えたことを特徴と
    するライン管理装置。
  5. 【請求項5】 複数のラインに対して搬送装置により搬
    送対象物を搬送するための搬送スケジュールを調整して
    前記搬送装置を制御する物流制御管理装置であって、 前記複数のラインをそれぞれ管理する複数のライン管理
    装置からの一又は複数の搬送要求に基づいて、搬送スケ
    ジュールを調整する搬送スケジュール調整手段と、 前記搬送スケジュールに従って搬送装置を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする物流制御管理装置。
  6. 【請求項6】 複数のラインのうち所定ラインを管理す
    るライン管理方法であって、 前記複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を
    搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装
    置を制御する物流制御管理装置に、自己のラインについ
    ての搬送要求を行う搬送要求手順を行うことを特徴とす
    るライン管理方法。
  7. 【請求項7】 複数のラインに対して搬送装置により搬
    送対象物を搬送するための搬送スケジュールを調整して
    前記搬送装置を制御する物流制御方法であって、 前記複数のラインをそれぞれ管理する複数のライン管理
    装置からの一又は複数の搬送要求に基づいて、搬送スケ
    ジュールを調整する搬送スケジュール調整手順と、 前記搬送スケジュールに従って搬送装置を制御する制御
    手順とを行うことを特徴とする物流制御方法。
  8. 【請求項8】 複数のラインのうち所定ラインを管理す
    る処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログ
    ラムであって、 前記複数のラインに対して搬送装置により搬送対象物を
    搬送するための搬送スケジュールを調整して前記搬送装
    置を制御する物流制御管理装置に、自己のラインについ
    ての搬送要求を行う搬送要求処理をコンピュータに実行
    させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 複数のラインに対して搬送装置により搬
    送対象物を搬送するための搬送スケジュールを調整して
    前記搬送装置を制御する処理をコンピュータに実行させ
    るコンピュータプログラムであって、 前記複数のラインをそれぞれ管理する複数のライン管理
    装置からの一又は複数の搬送要求に基づいて、搬送スケ
    ジュールを調整する搬送スケジュール調整処理と、 前記搬送スケジュールに従って搬送装置を制御する制御
    処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコ
    ンピュータプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のコンピュータ
    プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体。
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