JP2002370605A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

Info

Publication number
JP2002370605A
JP2002370605A JP2001183069A JP2001183069A JP2002370605A JP 2002370605 A JP2002370605 A JP 2002370605A JP 2001183069 A JP2001183069 A JP 2001183069A JP 2001183069 A JP2001183069 A JP 2001183069A JP 2002370605 A JP2002370605 A JP 2002370605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
gas
sock
gas supply
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001183069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3671870B2 (ja
Inventor
Mitsuyoshi Ono
光由 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001183069A priority Critical patent/JP3671870B2/ja
Publication of JP2002370605A publication Critical patent/JP2002370605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3671870B2 publication Critical patent/JP3671870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフレータ14からエアバッグ11のガス
供給口11aにガスが供給される作動初期において、バ
ッグ内圧の上昇が抑制されるようにソック17を構成し
て、該当部位P1のバッグダメージを軽減すること。 【解決手段】 エアバッグ11の膨張展開時にエアバッ
グ11によって破断されるソック17にて、エアバッグ
11を被覆してエアバッグ11の折り畳まれた状態の形
状を保持し、エアバッグ11のガス供給口11aに対応
する展開可能部位P1を被覆する部位Y1の部分的なバ
ッグ収納可能容積V1を他の展開可能部位P2を被覆す
る部位Y2の部分的なバッグ収納可能容積V2より大き
く設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備される
頭部保護エアバッグ装置、特に、折り畳まれた状態でル
ーフサイドレールに沿って格納されたエアバッグが車室
側壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部を
保護するようにした頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の頭部保護エアバッグ装置には、
折り畳まれた状態でルーフサイドレールに沿って格納さ
れたエアバッグが、前席用膨張部と後席用膨張部を有す
るとともに、これら両膨張部の上方部位を連通させるガ
ス通路(ダクト)を有し、このガス通路に設けたガス供
給口にインフレータから供給されるガスにより、車室側
壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部を保
護するようにしたものがあり、例えば、米国特許第6,
099,029号明細書に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した形
式の頭部保護エアバッグ装置において、折り畳まれた状
態のエアバッグを例えばティアシーム(破断可能な縫合
糸)にて筒状に縫合されたソックにて被覆して、エアバ
ッグの折り畳まれた状態の形状を保持するようにした場
合には、エアバッグを車体に組付けるまでの作業性を良
好とし得る。しかし、当該頭部保護エアバッグ装置を車
両に装備した状態で、インフレータからエアバッグのガ
ス供給口にガスが供給される作動初期には、ソックによ
ってエアバッグの展開が阻害されるおそれがあり、特
に、エアバッグのガス供給口に対応する展開可能部位に
て、バッグ内圧が上昇して大きなバッグダメージを受け
るおそれがある。
【0004】上記したエアバッグのガスによるバッグダ
メージは、エアバッグの該当する箇所に筒状体等の保護
部材を設けることにより抑制することが可能であるが、
かかる場合には、上述した保護部材がエアバッグのコン
パクトな折り畳みを阻害して、エアバッグの車両への格
納性を害するおそれがあるばかりか、当該頭部保護エア
バッグ装置のコストアップの要因ともなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
に対処すべく、上記した形式の頭部保護エアバッグ装置
において、前記エアバッグの膨張展開時に前記エアバッ
グによって破断されるソックにて、前記エアバッグを被
覆して前記エアバッグの折り畳まれた状態の形状を保持
し、前記エアバッグの前記ガス供給口に対応する展開可
能部位を被覆する前記ソックの部分的なバッグ収納可能
容積を他の展開可能部位を被覆する前記ソックの部分的
なバッグ収納可能容積より大きく設定したこと(請求項
1に係る発明)に特徴がある。
【0006】また、本発明では、上記した形式の頭部保
護エアバッグ装置において、ティアシームにて筒状に縫
合されて前記エアバッグの膨張展開時には前記ティアシ
ームにて破断されるソックにより、前記エアバッグを被
覆して前記エアバッグの折り畳まれた状態の形状を保持
し、前記エアバッグの前記ガス供給口に対応する展開可
能部位を前記ソックの非縫合部位(ティアシームによる
縫合が施されていない部位)にて被覆したこと(請求項
2に係る発明)に特徴がある。
【0007】また、本発明では、上記した形式の頭部保
護エアバッグ装置において、前記エアバッグの膨張展開
時に前記エアバッグによって破断されるソックにて、前
記エアバッグを被覆して前記エアバッグの折り畳まれた
状態の形状を保持し、前記エアバッグの前記ガス供給口
に対応する展開可能部位を被覆する前記ソックの部分的
な破断強度を他の展開可能部位を被覆する前記ソックの
部分的な破断強度より低く設定したこと(請求項3に係
る発明)に特徴がある。この場合において、前記ソック
の部分的な破断強度をティアシームの構成にて設定する
こと(請求項4に係る発明)が可能である。
【0008】また、本発明では、上記した形式の頭部保
護エアバッグ装置において、前記エアバッグが折り畳ま
れた状態にあるときにはその形状を被覆保持し膨張展開
するときには前記エアバッグによって破断されるソック
を、前記エアバッグの前記ガス供給口を挟んで前後一対
配設したこと(請求項5に係る発明)に特徴がある。
【0009】
【発明の作用・効果】本発明による頭部保護エアバッグ
装置(請求項1に係る発明)においては、エアバッグの
ガス供給口に対応する展開可能部位を被覆するソックの
部分的なバッグ収納可能容積を、他の展開可能部位を被
覆するソックの部分的なバッグ収納可能容積より大きく
設定したため、折り畳まれた状態のエアバッグのガス供
給口に対応する展開可能部位とこれを被覆するソック間
に所望の隙間を確保することができる。
【0010】したがって、本発明では、インフレータか
らエアバッグのガス供給口にガスが供給される作動初期
に、ソックが瞬時に破断しない場合でも、エアバッグの
ガス供給口に対応する展開可能部位は瞬時に展開し、該
当部位のガス通路が瞬時に展開膨張して拡大する。この
ため、インフレータからエアバッグのガス供給口に供給
されたガスは該当部位のガス通路を通して前後方向にス
ムーズに流れ、バッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部
位のバッグダメージが軽減されるとともに、エアバッグ
の展開性能が向上する。
【0011】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項2に係る発明)においては、エアバッグのガ
ス供給口に対応する展開可能部位をティアシームにて筒
状に縫合されたソックの非縫合部位(ティアシームによ
る縫合が施されていない部位)にて被覆したため、エア
バッグのガス供給口に対応する展開可能部位は常に展開
し易い状態にある。
【0012】したがって、本発明では、インフレータか
らエアバッグのガス供給口にガスが供給される作動初期
に、エアバッグのガス供給口に対応する展開可能部位が
瞬時に展開し、該当部位のガス通路が瞬時に展開膨張し
て拡大する。このため、インフレータからエアバッグの
ガス供給口に供給されたガスは該当部位のガス通路を通
して前後方向にスムーズに流れ、バッグ内圧の上昇が抑
制されて、該当部位のバッグダメージが軽減されるとと
もに、エアバッグの展開性能が向上する。
【0013】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項3に係る発明)においては、エアバッグのガ
ス供給口に対応する展開可能部位を被覆するソックの部
分的な破断強度を他の展開可能部位を被覆するソックの
部分的な破断強度より低く設定したため、インフレータ
からエアバッグのガス供給口にガスが供給される作動初
期に、ソックの部分的な破断強度を低く設定した部位
(エアバッグのガス供給口に対応する展開可能部位を被
覆する部位)を瞬時に破断させることができる。
【0014】したがって、エアバッグのガス供給口に対
応する展開可能部位は瞬時に展開し、該当部位のガス通
路が瞬時に展開膨張して拡大する。このため、インフレ
ータからエアバッグのガス供給口に供給されたガスは該
当部位のガス通路を通して前後方向にスムーズに流れ、
バッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部位のバッグダメ
ージが軽減されるとともに、エアバッグの展開性能が向
上する。
【0015】この場合において、ソックの部分的な破断
強度をティアシームの構成にて設定した場合(請求項4
に係る発明の場合)には、ティアシームを部分的に一重
縫い、縫いピッチ大、弱い糸(細い糸)とすること、或
いは縫い目形状(縫合線)を応力集中し易い形状とする
ことにより、ソックにおいて破断強度の低い部分を容易
に作ることができるとともに、破断強度の低い部分の配
設位置を容易に変更可能である。
【0016】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項5に係る発明)においては、エアバッグが折
り畳まれた状態にあるときにはその形状を被覆保持し膨
張展開するときにはエアバッグによって破断されるソッ
クを、エアバッグのガス供給口を挟んで前後一対配設し
たため、前後一対のソック間ではエアバッグのガス供給
口に対応する展開可能部位が常に自由に展開し易い状態
にある。
【0017】したがって、本発明では、インフレータか
らエアバッグのガス供給口にガスが供給される作動初期
に、エアバッグのガス供給口に対応する展開可能部位が
瞬時に展開し、該当部位のガス通路が瞬時に展開膨張し
て拡大する。このため、インフレータからエアバッグの
ガス供給口に供給されたガスは該当部位のガス通路を通
して前後方向にスムーズに流れ、バッグ内圧の上昇が抑
制されて、該当部位のバッグダメージが軽減されるとと
もに、エアバッグの展開性能が向上する。また、本発明
では、エアバッグの折り畳み寸法に応じて前後一対のソ
ックで各断面を変更可能であり、ソックの大きさを最適
として低コスト化・小スペース化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明を乗用車系
車両用の頭部保護エアバッグ装置に実施した第1の実施
形態を示していて、この実施形態のエアバッグ装置は、
車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開するエアバッグ
11と、このエアバッグ11の前端部に組付けたテンシ
ョンクロス12と、エアバッグ11のガス供給口11a
にデフューザパイプ13を介して気密的に組付けられる
インフレータ14によって構成されるエアバッグモジュ
ール10を備えている。
【0019】エアバッグ11は、織目方向が前後上下と
なるように袋織によって形成されていて、表面に気密保
持用のコーティングを施されており、前後方向の中間部
位上端に設けたガス供給口11aと、これの下端に略直
交して前後方向に延びるガス通路11bと、このガス通
路11bを通して連通する前席用膨張部11cおよび後
席用膨張部11dを有するとともに、中間非膨張部11
e、前端非膨張部11fおよび4個の取付片部11gを
有している。なお、各取付片部11gには、ルーフサイ
ドレール21への取付孔11g1が設けられている。
【0020】ガス通路11bは、エアバッグ11の上部
に設けられていて、エアバッグ11が車体に組付けられ
た状態では側面視にて略水平となるように設定されてい
る。また、ガス通路11bは、前端部11b1が前席用
膨張部11cの前端部上方にまで延びるとともに、後端
部11b2が後席用膨張部11dの後端部上方にまで延
びていて、両膨張部11c,11dの上方部位を連通さ
せており、その中間部位(中間非膨張部11eの上方部
位)にガス供給口11aが設けられている。
【0021】前席用膨張部11cは、図1および図2に
示したように、前席51(Bピラー23に対応して配設
されている座席)に着座する乗員Mfの頭部Hfを保護
するもので、上下方向の中央に設けた3個のT字状区画
部(非膨張部)11c1,11c2,11c3によって
中央内部を4個の膨張室(セル)11c4,11c5,
11c6,11c7に区画されていて、これら各膨張室
11c4〜11c7は上下両端にて互いに連通してい
る。
【0022】後席用膨張部11dは、図1および図2に
示したように、後席52に着座する乗員Mrの頭部Hr
を保護するもので、上下方向の中央に設けた2個のT字
状区画部(非膨張部)11d1,11d2によって中央
内部を3個の膨張室(セル)11d3,11d4,11
d5に区画されていて、これら各膨張室11d3〜11
d5は上下両端にて互いに連通している。
【0023】テンションクロス12は、エアバッグ11
の構成布より薄くて安いノンコート織布によって三角形
状(形状は適宜変更可能)に形成されていて、後端部1
2aにてエアバッグ11の前端非膨張部11fに縫合さ
れており、前端部12bに設けた取付孔12b1にてA
ピラー22に組付けられる(図1参照)ようになってい
る。
【0024】デフューザパイプ13は、図1〜図5にて
示したように、薄肉で略J字状に形成されていて、イン
フレータ14のガス噴射口14aに設けた雄ねじ部14
bにフレアナット13bを用いて気密的かつ一体的に連
結固定された状態で、エアバッグ11のガス供給口11
aに締付バンド15を用いて気密的に組付けられてい
る。
【0025】また、デフューザパイプ13は、図1に示
したように、その先端がBピラー23より僅かに後方の
位置で、図5に示したように、ドアガラス(サイドガラ
ス)面41に沿って斜め下方に向くように配置(ドアガ
ラス面41に対して略平行となるように配置)されてい
て、エアバッグ11のガス通路11bにガス供給口11
aを通して上方からガスを供給するようになっている。
【0026】また、デフューザパイプ13は、図2およ
び図3に示したように、その先端部13aをエアバッグ
11のガス供給口11aを通してガス通路11bに所定
量突出させて臨ませている。また、デフューザパイプ1
3の先端部13aには、先端を閉塞する閉塞壁(底壁)
13a1と、前後一対で縦長矩形のガス分配孔13a
2,13a3が設けられている。
【0027】各ガス分配孔13a2,13a3は、図3
および図4に示したように、デフューザパイプ13にお
ける周壁の前後各部位に形成されていて、その形成方向
(ガスの噴射方向)は略水平方向とされている。また、
各ガス分配孔13a2,13a3は、その全体がエアバ
ッグ11のガス通路11b内に配置されていて、その開
口面積は共に略Soで同じである。また、各ガス分配孔
13a2,13a3の形成位置は、閉塞壁(底壁)13
a1より所定量Lo上方であり、閉塞壁(底壁)13a
1による壁面効果が所定量得られるように設定されてい
る。
【0028】閉塞壁(底壁)13a1による壁面効果
は、デフューザパイプ13内で閉塞壁面に近い部位の圧
力を高める効果であり、上記した所定量Loを小さくす
ること、すなわち各ガス分配孔13a2,13a3の形
成位置を閉塞壁(底壁)13a1に近づけることによ
り、各ガス分配孔13a2,13a3からのガス噴射圧
を高めることができて、各ガス分配孔13a2,13a
3からエアバッグ11のガス通路11bへのガス流れを
強くすることができる。
【0029】インフレータ14は、車両の側突時または
ロールオーバー時等にガスをエアバッグ11に向けて噴
出供給するものであり、図5にて示したように、ブラケ
ット14cにてルーフサイドレール21にボルト16等
を用いて組付けられている。また、インフレータ14
は、車両の前後方向中央部においてエアバッグ11の上
方にてルーフサイドレール21に沿って前後方向に配置
されていて、ルーフヘッドライニング31によって覆わ
れるようになっている。
【0030】図5に示したブラケット14cは、外力に
対して容易に塑性変形可能な素材(エネルギー吸収素
材)で形成されたブラケット(EAブラケット)であ
り、ルーフサイドレール21に当接するまでのストロー
クDでエネルギーを吸収可能である。このエネルギー量
が多い場合には、仮想線にて示したように、ルーフヘッ
ドライニング31の背面にエネルギー吸収パッド39を
装着することも可能である。
【0031】上記のように構成したこの実施形態のエア
バッグ装置においては、通常時、エアバッグ11とテン
ションクロス12が上下方向にて多重に(例えば、蛇腹
状に)折り畳まれて破断可能なソック(袋)17(図5
および図6参照)にコンパクトに収容された状態でAピ
ラー22とルーフサイドレール21に沿って格納されて
いて、Aピラーガーニッシュ(図示省略)とルーフヘッ
ドライニング31により覆われている。
【0032】ソック17は、エアバッグ11の膨張展開
時にエアバッグ11によって破断されるものであり、折
り畳まれたエアバッグ11とテンションクロス12を被
覆してエアバッグ11とテンションクロス12の折り畳
まれた状態の形状を保持している。また、ソック17
は、図5〜図7に示したように、破断可能な素材で形成
されてエアバッグのガス供給口11a形成部や取付片部
11gが通過可能な開口17a1を有するソック本体1
7aと、このソック本体17aを筒状に縫合するティア
シーム(破断可能な縫合糸)17bによって構成されて
いる。なお、ティアシーム17bの破断強度は、ソック
本体17aの破断強度より低くて、エアバッグ11の膨
張展開時には、通常、ティアシーム17bが先に破断す
る。
【0033】図6はBピラーガーニッシュ33部位での
断面を示していて、Bピラーガーニッシュ33の上部背
面には膨張展開するエアバッグ11がBピラーガーニッ
シュ33の背部に侵入するのを防止する突起33aが形
成されている。なお、突起33aは、図6の仮想線に示
した形状(上方に折れ曲がった部位に傾斜面を有する形
状)として実施することも可能であり、この場合にはエ
アバッグ11の膨張展開が傾斜面によってガイドされ
て、エアバッグ11がBピラーガーニッシュ33の上端
に引っ掛かることを防止する。
【0034】また、車両の側突時またはロールオーバー
時等において、インフレータ14からガスが噴出し、こ
のガスがデフューザパイプ13を通して各ガス分配孔1
3a2,13a3からエアバッグ11のガス通路11b
に供給されると、エアバッグ11がルーフヘッドライニ
ング31の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に
展開するとともに、テンションクロス12がAピラーガ
ーニッシュの該当部位を車室内に向けて変形させて下方
に展開し、エアバッグ11が図1にて示したように車室
内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開する。この際に
は、エアバッグ11の各膨張部11c,11dが各乗員
Mf,Mrの頭部Hf,Hr側方に位置する頭部保護エ
リアに向けて膨張展開する。
【0035】ところで、この実施形態においては、折り
畳まれたエアバッグ11とテンションクロス12を被覆
して収容するソック17において、図7および図8に示
したように、エアバッグ11のガス供給口11aに対応
する展開可能部位P1を被覆する部位Y1の部分的なバ
ッグ収納可能容積V1が、他の展開可能部位P2を被覆
する部位Y2の部分的なバッグ収納可能容積V2より大
きく設定されている。
【0036】このため、この実施形態では、折り畳まれ
た状態のエアバッグ11のガス供給口11aに対応する
展開可能部位P1とこれを被覆するソック17の部位Y
1間に所望の隙間を確保することができる。したがっ
て、インフレータ14からエアバッグ11のガス供給口
11aにガスが供給される作動初期に、ソック17が瞬
時に破断しない場合でも、エアバッグ11のガス供給口
11aに対応する展開可能部位P1は瞬時に展開し、該
当部位P1のガス通路11bが瞬時に展開膨張して拡大
する。このため、インフレータ14からエアバッグ11
のガス供給口11aに供給されたガスは該当部位P1の
ガス通路11bを通して前後方向にスムーズに流れ、バ
ッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部位P1のバッグダ
メージが軽減されるとともに、エアバッグ11の展開性
能が向上する。
【0037】また、この実施形態では、デフューザパイ
プ13の先端部13aが閉塞壁(底壁)13a1と前後
一対のガス分配孔13a2,13a3を有する構成とさ
れている。かかる構成では、デフューザパイプ13の閉
塞壁13a1にガスを衝突させることで、ガスの流れ方
向を変更することができ、デフューザパイプ13の各ガ
ス分配孔13a2,13a3を通してエアバッグ11に
おけるガス通路11bの各端部11b1,11b2に向
けて略水平方向にてガスを供給することができる。
【0038】このため、エアバッグ11の膨張展開初期
において、折り畳まれたエアバッグ11のガス通路11
bが速やかに拡大してガス圧を受ける面積が増大すると
ともに、ガス通路11bでの有効通路面積が十分に確保
される。したがって、ガス通路11bの一部が供給ガス
によって大きな荷重を受けることがなく、当該部位のバ
ッグダメージを抑制することができるとともに、エアバ
ッグ11の前席用膨張部11cと後席用膨張部11dに
向けてガスを速やかに供給することができて、エアバッ
グ11の展開性能を向上させることができる。
【0039】また、エアバッグ11のガス供給口11a
を通してガス通路11bに臨ませたデフューザパイプ1
3の先端部13aに、先端を閉塞する閉塞壁13a1
と、前席用膨張部11cと後席用膨張部11dへのガス
分配孔13a2,13a3を設けて、バッグダメージに
対して対策したものであるため、当該装置の簡素化を図
ることが可能であり、エアバッグ11を容易に小さく折
り畳むことができて、エアバッグ11の車両への格納性
を向上させることができるとともに、エアバッグ11の
コスト低減を図ることができる。
【0040】また、この実施形態においては、両ガス分
配孔13a2,13a3をデフューザパイプ13の周壁
に設けたため、デフューザパイプ13の閉塞壁13a1
から両ガス分配孔13a2,13a3までの距離(図3
の所定量Lo参照)を適宜に設定することにより、閉塞
壁13a1の壁面効果を適宜に設定可能で、例えば、図
3の所定量Loを小さくすることでガス流れを強くす
る、或いは図3の所定量Loを大きくすることでガス流
れを弱くすることができ、ガス通路11bへの初期ガス
流れを制御できて、バッグダメージと展開性能の調整を
容易に行うことができる。また、各ガス分配孔13a
2,13a3をデフューザパイプ13における周壁の前
後両部位に設けたため、ガス通路11bの前方部位と後
方部位にガスを良好に分配供給することができて、エア
バッグ11の展開性能を向上させることができる。
【0041】また、各ガス分配孔13a2,13a3の
形成方向を略水平方向としたため、ガス通路11bの前
方部位と後方部位へのガスの到達時間を短くし得て、エ
アバッグ11の展開完了時間を短くすることが可能であ
る。また、各ガス分配孔13a2,13a3をガス通路
11b内に配置したため、バッグダメージを抑えた状態
で、ガス通路11の前方部位と後方部位へのガスの到達
時間を短くし得て、エアバッグ11の展開完了時間を短
くすることが可能である。
【0042】上記実施形態においては、エアバッグ11
として袋織バッグを採用したが、縫製バッグや接着(熱
溶着)バッグを採用して実施することも可能である。ま
た、上記実施形態においては、図7および図8に示した
ように、ソック17においてエアバッグ11のガス供給
口11aに対応する展開可能部位P1を被覆する部位Y
1の部分的なバッグ収納可能容積V1を、他の展開可能
部位P2を被覆する部位Y2の部分的なバッグ収納可能
容積V2より大きく設定して、インフレータ14からエ
アバッグ11のガス供給口11aにガスが供給される作
動初期において、バッグ内圧の上昇が抑制されるように
したが、図9〜図15に示した各実施形態のようにソッ
ク17を構成して、インフレータ14からエアバッグ1
1のガス供給口11aにガスが供給される作動初期にお
いて、バッグ内圧の上昇が抑制されるように実施するこ
とも可能である。
【0043】図9に示した第2の実施形態のソック17
においては、ティアシーム17bにて筒状に縫合された
ソック17の非縫合部位(ティアシーム17bによる縫
合が施されていない部位)Y3にて、エアバッグ11の
ガス供給口11aに対応する展開可能部位P1を被覆し
たため、エアバッグ11のガス供給口11aに対応する
展開可能部位P1は常に展開し易い状態にある。
【0044】したがって、図9の実施形態では、インフ
レータ14からエアバッグ11のガス供給口11aにガ
スが供給される作動初期に、エアバッグ11のガス供給
口11aに対応する展開可能部位P1が瞬時に展開し、
該当部位P1のガス通路11bが瞬時に展開膨張して拡
大する。このため、インフレータ14からエアバッグ1
1のガス供給口11aに供給されたガスは該当部位P1
のガス通路11bを通して前後方向にスムーズに流れ、
バッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部位P1のバッグ
ダメージが軽減されるとともに、エアバッグ11の展開
性能が向上する。
【0045】図10〜図14に示した各実施形態の各ソ
ック17においては、エアバッグ11のガス供給口11
aに対応する展開可能部位P1を被覆する部位Y1の部
分的な破断強度を、他の展開可能部位P2を被覆する部
位Y2の部分的な破断強度より低く設定したため、イン
フレータ14からエアバッグ11のガス供給口11aに
ガスが供給される作動初期に、ソック17の部分的な破
断強度を低く設定した部位Y1を瞬時に破断させること
ができる。
【0046】したがって、エアバッグ11のガス供給口
11aに対応する展開可能部位P1は瞬時に展開し、該
当部位P1のガス通路11bが瞬時に展開膨張して拡大
する。このため、インフレータ14からエアバッグ11
のガス供給口11aに供給されたガスは該当部位P1の
ガス通路11bを通して前後方向にスムーズに流れ、バ
ッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部位P1のバッグダ
メージが軽減されるとともに、エアバッグ11の展開性
能が向上する。
【0047】また、図10に示した第3の実施形態のソ
ック17では、ティアシーム17bを部分的に一重縫い
とすることにより、図11に示した第4の実施形態のソ
ック17では、ティアシーム17bを部分的に縫いピッ
チ大とすることにより、図12に示した第5の実施形態
のソック17では、ティアシーム17bを部分的に弱い
糸(細い糸)とすることにより、図13と図14に示し
た第6と第7の各実施形態の各ソック17では、ティア
シーム17bの縫い目形状(縫合線)を部分的に応力集
中し易い形状(屈曲形状)とすることにより、エアバッ
グ11のガス供給口11aに対応する展開可能部位P1
を被覆する部位Y1の部分的な破断強度が、他の展開可
能部位P2を被覆する部位Y2の部分的な破断強度より
低く設定されている。
【0048】上記のように構成した図10〜図14の各
実施形態の各ソック17では、エアバッグ11のガス供
給口11aに対応する展開可能部位P1を被覆する部位
Y1の部分的な破断強度をティアシーム17bの構成に
て設定したため、ソック17において破断強度の低い部
分(部位Y1)を容易に作ることができるとともに、破
断強度の低い部分の配設位置を容易に変更することが可
能である。
【0049】図15に示した第8の実施形態では、前後
一対のソック17f,17rが採用されていて、各ソッ
ク17f,17rがエアバッグ11のガス供給口11a
を挟んで前後に配設されているため、前後一対のソック
17f,17r間ではエアバッグ11のガス供給口11
aに対応する展開可能部位P1が常に自由に展開し易い
状態(ソック17f,17rに拘束されない自由状態)
にある。
【0050】したがって、図15の実施形態では、イン
フレータ14からエアバッグ11のガス供給口11aに
ガスが供給される作動初期に、エアバッグ11のガス供
給口11aに対応する展開可能部位P1が瞬時に展開
し、該当部位P1のガス通路11bが瞬時に展開膨張し
て拡大する。このため、インフレータ14からエアバッ
グ11のガス供給口11aに供給されたガスは該当部位
P1のガス通路11bを通して前後方向にスムーズに流
れ、バッグ内圧の上昇が抑制されて、該当部位P1のバ
ッグダメージが軽減されるとともに、エアバッグ11の
展開性能が向上する。また、この実施形態では、エアバ
ッグ11とテンションクロス12の折り畳み寸法に応じ
て前後一対のソック17f,17rで各断面を変更可能
であり、ソック17f,17rの大きさを最適として低
コスト化・小スペース化を図ることができる。
【0051】上記した各実施形態においては、エアバッ
グ11の膨張展開時にソック17のティアシーム17b
がソック本体17aより先に破断するようにして実施し
たが、エアバッグ11の膨張展開時にソック17のソッ
ク本体17aがティアシーム17bより先に破断するよ
うにして実施することも可能である。また、上記した各
実施形態の構成は、適宜に組み合わせて実施する(例え
ば、第1の実施形態の構成を採用した上で、第2〜第7
の何れか一つの実施形態の構成を採用する、或いは第1
の実施形態の構成を採用した上で、第4と第7の実施形
態の構成を採用する)ことも可能である。
【0052】また、上記実施形態においては、図1に示
したように、デフューザパイプ13の先端がBピラー2
3より僅かに後方の位置に配置されるようにして実施し
たが、デフューザパイプ13の配置は適宜変更可能であ
り、デフューザパイプ13の先端がBピラー23に重な
るように配置して実施することも可能である。また、上
記実施形態においては、乗用車系車両用の頭部保護エア
バッグ装置に本発明を実施したが、乗用車系以外の車両
用頭部保護エアバッグ装置にも適宜変更して実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による頭部保護エアバッグ装置(車両
の右側に装着されるもの)の第1の実施形態を示す側面
図である。
【図2】 図1に示したエアバッグモジュールの拡大側
面図である。
【図3】 図2に示したデフューザパイプの先端部とエ
アバッグの関係を示す拡大縦断側面図である。
【図4】 図2に示したデフューザパイプとインフレー
タの側面図である。
【図5】 図1および図2に示したエアバッグを折り畳
んで格納した状態にてインフレータより後方で縦断した
拡大縦断背面図である。
【図6】 図1および図2に示したエアバッグを折り畳
んで格納した状態にてBピラー部で縦断した拡大縦断背
面図である。
【図7】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの関
係を示す第1の実施形態の部分斜視図である。
【図8】 図7に示した部分の側面図である。
【図9】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの関
係を示す第2の実施形態の側面図である。
【図10】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第3の実施形態の側面図である。
【図11】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第4の実施形態の側面図である。
【図12】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第5の実施形態の側面図である。
【図13】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第6の実施形態の側面図である。
【図14】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第7の実施形態の側面図である。
【図15】 折り畳まれた状態のエアバッグとソックの
関係を示す第8の実施形態の側面図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール、11…エアバッグ、11
a…ガス供給口、11b…ガス通路、11c…前席用膨
張部、11d…後席用膨張部、11e…中間非膨張部、
11f…前端非膨張部、11g…取付片部、12…テン
ションクロス、13…デフューザパイプ、13a…先端
部、13a1…閉塞壁、13a2,13a3…前後のガ
ス分配孔、14…インフレータ、17…ソック、17a
…ソック本体、17b…ティアシーム、21…ルーフサ
イドレール、22…Aピラー、23…Bピラー、31…
ルーフヘッドライニング、33…Bピラーガーニッシ
ュ、P1…エアバッグのガス供給口に対応する展開可能
部位、P2…エアバッグの他の展開可能部位、Y1…ソ
ックにおいてエアバッグのガス供給口に対応する展開可
能部位を被覆する部位、Y2…ソックにおいてエアバッ
グの他の展開可能部位を被覆する部位。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれた状態でルーフサイドレール
    に沿って格納されたエアバッグが、前席用膨張部と後席
    用膨張部を有するとともに、これら両膨張部の上方部位
    を連通させるガス通路を有し、このガス通路に設けたガ
    ス供給口にインフレータから供給されるガスにより、車
    室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部
    を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置におい
    て、前記エアバッグの膨張展開時に前記エアバッグによ
    って破断されるソックにて、前記エアバッグを被覆して
    前記エアバッグの折り畳まれた状態の形状を保持し、前
    記エアバッグの前記ガス供給口に対応する展開可能部位
    を被覆する前記ソックの部分的なバッグ収納可能容積を
    他の展開可能部位を被覆する前記ソックの部分的なバッ
    グ収納可能容積より大きく設定したことを特徴とする頭
    部保護エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 折り畳まれた状態でルーフサイドレール
    に沿って格納されたエアバッグが、前席用膨張部と後席
    用膨張部を有するとともに、これら両膨張部の上方部位
    を連通させるガス通路を有し、このガス通路に設けたガ
    ス供給口にインフレータから供給されるガスにより、車
    室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部
    を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置におい
    て、ティアシームにて筒状に縫合されて前記エアバッグ
    の膨張展開時には前記ティアシームにて破断されるソッ
    クにより、前記エアバッグを被覆して前記エアバッグの
    折り畳まれた状態の形状を保持し、前記エアバッグの前
    記ガス供給口に対応する展開可能部位を前記ソックの非
    縫合部位にて被覆したことを特徴とする頭部保護エアバ
    ッグ装置。
  3. 【請求項3】 折り畳まれた状態でルーフサイドレール
    に沿って格納されたエアバッグが、前席用膨張部と後席
    用膨張部を有するとともに、これら両膨張部の上方部位
    を連通させるガス通路を有し、このガス通路に設けたガ
    ス供給口にインフレータから供給されるガスにより、車
    室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部
    を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置におい
    て、前記エアバッグの膨張展開時に前記エアバッグによ
    って破断されるソックにて、前記エアバッグを被覆して
    前記エアバッグの折り畳まれた状態の形状を保持し、前
    記エアバッグの前記ガス供給口に対応する展開可能部位
    を被覆する前記ソックの部分的な破断強度を他の展開可
    能部位を被覆する前記ソックの部分的な破断強度より低
    く設定したことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記ソックの部分的な破断強度をティアシ
    ームの構成にて設定したことを特徴とする頭部保護エア
    バッグ装置。
  5. 【請求項5】 折り畳まれた状態でルーフサイドレール
    に沿って格納されたエアバッグが、前席用膨張部と後席
    用膨張部を有するとともに、これら両膨張部の上方部位
    を連通させるガス通路を有し、このガス通路に設けたガ
    ス供給口にインフレータから供給されるガスにより、車
    室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開して、乗員の頭部
    を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置におい
    て、前記エアバッグが折り畳まれた状態にあるときには
    その形状を被覆保持し膨張展開するときには前記エアバ
    ッグによって破断されるソックを、前記エアバッグの前
    記ガス供給口を挟んで前後一対配設したことを特徴とす
    る頭部保護エアバッグ装置。
JP2001183069A 2001-06-18 2001-06-18 頭部保護エアバッグ装置 Expired - Fee Related JP3671870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183069A JP3671870B2 (ja) 2001-06-18 2001-06-18 頭部保護エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183069A JP3671870B2 (ja) 2001-06-18 2001-06-18 頭部保護エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002370605A true JP2002370605A (ja) 2002-12-24
JP3671870B2 JP3671870B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=19023067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183069A Expired - Fee Related JP3671870B2 (ja) 2001-06-18 2001-06-18 頭部保護エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3671870B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007058211A1 (ja) * 2005-11-17 2007-05-24 Autoliv Development Ab 頭部保護用エアバッグ装置
JP2007253812A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nippon Plast Co Ltd エアバッグカバー
JPWO2005056348A1 (ja) * 2003-12-08 2007-12-06 オートリブ ディベロップメント エービー 車両のエアバッグ装置
KR20140014926A (ko) * 2012-07-27 2014-02-06 현대모비스 주식회사 커튼 에어백 장치
EP2910434A1 (en) * 2014-02-20 2015-08-26 Dalphi Metal España, S.A. Mounting envelope

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000296754A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束装置
JP2001122073A (ja) * 1999-10-25 2001-05-08 Toyota Motor Corp 頭部保護エアバッグ搭載車両におけるピラーガーニッシュの取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000296754A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束装置
JP2001122073A (ja) * 1999-10-25 2001-05-08 Toyota Motor Corp 頭部保護エアバッグ搭載車両におけるピラーガーニッシュの取付構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005056348A1 (ja) * 2003-12-08 2007-12-06 オートリブ ディベロップメント エービー 車両のエアバッグ装置
JP4597866B2 (ja) * 2003-12-08 2010-12-15 オートリブ ディベロップメント エービー 車両のエアバッグ装置
WO2007058211A1 (ja) * 2005-11-17 2007-05-24 Autoliv Development Ab 頭部保護用エアバッグ装置
JP4913749B2 (ja) * 2005-11-17 2012-04-11 オートリブ ディベロップメント エービー 頭部保護用エアバッグ装置
JP2007253812A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nippon Plast Co Ltd エアバッグカバー
KR20140014926A (ko) * 2012-07-27 2014-02-06 현대모비스 주식회사 커튼 에어백 장치
EP2910434A1 (en) * 2014-02-20 2015-08-26 Dalphi Metal España, S.A. Mounting envelope
WO2015124298A1 (en) * 2014-02-20 2015-08-27 Dalphi Metal Espana, S.A. Mounting envelope
CN106029451A (zh) * 2014-02-20 2016-10-12 德尔菲金属西班牙股份公司 安装封套

Also Published As

Publication number Publication date
JP3671870B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10486637B2 (en) Airbag assembly with tethered reaction surface and cushion configured to permit forward head rotation
US10688954B2 (en) Airbag assembly with tethered reaction surface and cushion configured to permit forward head rotation
JP6080344B2 (ja) エアバッグ装置
JP4606467B2 (ja) 車両乗員の膝領域を保護するためのガスサック
JP6454404B2 (ja) エアバッグ装置
JP2003146181A (ja) エアバッグ装置
JP5163476B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5653855B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP3487266B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP7361038B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2002370605A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP2003081048A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP3671874B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP5885329B2 (ja) エアバッグ
JP4590804B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP5015851B2 (ja) 車両の乗員保護装置
JP2002337646A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4465935B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP2001114059A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP3932961B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4696417B2 (ja) 頭部保護エアバッグの取付構造
JP7283431B2 (ja) エアバッグ装置
JP7388261B2 (ja) エアバッグ装置
JP5634186B2 (ja) エアバッグ装置
JP5169606B2 (ja) カーテンエアバッグを備えた車両の内装構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees