JP2002370596A - 自動車用内装部品 - Google Patents
自動車用内装部品Info
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Abstract
ルに内装される自動車用内装部品であって、サイドエア
バッグ展開動作時における樹脂基材の割れ・飛散を確実
に防止できるとともに、廉価に成形できる自動車用内装
部品を提供する。 【解決手段】 サイドエアバッグ対応箇所の樹脂基材3
1裏面に樹脂基材31の破損防止並びに飛散防止構造と
して、ホットメルト系接着剤50を介して布製シート4
0を一体化するか、あるいは、飛散防止用フィルム60
を貼付する。また、サイドインパクトエリアにおける樹
脂基材31裏面に布製シート(不織布)41をホットメ
ルト系接着剤50を介して一体化した後、両面接着テー
プ80を介して不織布41裏面にスペーサパッド70を
一体化することにより、割れ・飛散防止効果に加えてス
ペーサ機能を付加する。また、スペーサパッド70の脱
落防止を図るために不織布41に複数の開口42を開設
して、アンカー機能を付加する。
Description
ルに内装されるセンターピラートリム、リヤサイドトリ
ム、ドアトリム等の自動車用内装部品に係り、特に、サ
イドエアバッグ展開時における負荷が加わった際、内装
部品における樹脂基材の割れ、もしくは飛散を防止で
き、安全性に優れた自動車用内装部品に関する。
れるリヤサイドトリム1を示すもので、外観性能を高
め、かつ成形金型のコンパクト化を図るために、リヤサ
イドトリム1は、トリムアッパー2とトリムロア3との
上下2分割体から構成されている。
レス成形によりPP(ポリプロピレン)樹脂等の溶融樹
脂を所要形状に成形する際、表皮を一体成形した積層構
造体から構成されている。一方、トリムロア3は、PP
樹脂等の合成樹脂の射出成形体、モールドプレス成形体
等の単体構成のものを使用している。
ム1のフロント側縁部の構成を示すもので、最近、事故
等が起きた際、乗員を保護するために、エアバッグが各
種部分に装備されており、車両用シートのシートバック
側方に設けられるサイドエアバッグに対応して、エアバ
ッグの展開時、トリムロア3が割れたり、また、破片が
飛散することがないように、トリムロア3の樹脂材料と
してゴム系材料を使用するとともに、図10,図11に
示すように、サイドエアバッグ対応箇所の裏面に格子状
のリブ4を一体成形して剛性を強化しているのが実情で
ある。
アバッグ対応箇所には、サイドエアバッグからの負荷に
対して内装部品の樹脂基材が割れたり、破片が飛散する
ことがないように、ゴム系材料を使用し、かつ格子状の
リブ4を裏面に一体形成しているが、例えば、ゴム系材
料を使用した際、樹脂の流動性がそれほど期待できない
ため、造形上の制約を大きく受けるとともに、厳しい成
形条件を必要とするため、管理が面倒であるという問題
点が指摘されている。
るため、製品表面にヒケ等が発生し易く、金型加工の困
難さに加えて製品の外観性能を低下させるという問題点
が指摘されている。
れたもので、サイドエアバッグ展開時における樹脂基材
の割れ・飛散を抑えることができ、しかも簡単かつ廉価
に製作できる自動車用内装部品を提供することを目的と
している。
に、この出願の請求項1に記載の発明は、合成樹脂を所
望の曲面形状に成形してなる樹脂基材を備え、車体の側
壁パネルに内装される自動車用内装部品であって、上記
自動車用内装部品におけるサイドエアバッグと対向する
サイドインパクトエリアには、樹脂基材の裏面に布製シ
ートがホットメルト系接着剤を介して貼付され、樹脂基
材の割れ・飛散を抑えたことを特徴とする。
ッグの対応箇所に設けられるものであれば特に用途は限
定せず、センターピラートリム、リヤサイドトリム、ド
アトリム等に適用が可能である。
裏面にホットメルト系接着剤を介して接着される布製シ
ートとしては、不織布、織布、編布等が適用できる。ま
た、ホットメルト系接着剤としては、例えば、ポリエチ
レンがある。
サイドインパクトエリアにおける樹脂基材の裏面に布製
シートがホットメルト系接着剤を介して一体化され、樹
脂基材の割れ・飛散が抑えられるため、樹脂基材の樹脂
材料としてゴム系以外の汎用の合成樹脂材料を使用する
ことができる。
材に展開圧が加わっても、瞬間的な撓みを吸収でき、割
れを極力を抑えることができ、例え、割れたとしても、
布製シートでバッキングされているため、破片が飛散す
ることがない。
樹脂を所望の曲面形状に成形してなる樹脂基材を備え、
車体の側壁パネルに内装される自動車用内装部品であっ
て、上記自動車用内装部品におけるサイドエアバッグと
対向するサイドインパクトエリアには、樹脂基材の裏面
に樹脂基材の割れ・飛散を抑えるフィルムが貼付されて
いることを特徴とする。
脂テープ、アクリル樹脂系テープ等が使用できる。
サイドインパクトエリアにおける樹脂基材裏面にフィル
ムが貼付されているため、サイドエアバッグ展開時の押
圧力に対して、樹脂基材の瞬間的な撓みを吸収でき、か
つ破片の飛散を防止できる。
樹脂を所望の曲面形状に成形してなる樹脂基材を備え、
車体の側壁パネルに内装される自動車用内装部品であっ
て、上記自動車用内装部品におけるサイドエアバッグと
対向するサイドインパクトエリアには、樹脂基材の裏面
にホットメルト系接着剤を介して布製シートが貼付さ
れ、更に布製シートの裏面にスペーサパッドが一体化さ
れていることを特徴とする。
ーズ成形体(PPビーズ、PEビーズ、PSビーズ等)
やポリウレタンフォーム等の合成樹脂発泡成形体を使用
できる。
布製シートによりサイドエアバッグ展開時における樹脂
基材の飛散防止が図れるとともに、スペーサパッドがス
ペーサとして機能するため、エアバッグ展開時における
樹脂基材の撓みを抑えることができる。
シートとスペーサパッドは、接着テープを介して一体化
されており、スペーサパッドの下方には、パッド脱落防
止用リブが樹脂基材裏面に一体化されていることを特徴
とする。
樹脂基材の裏面には、スペーサパッド下部にパッド脱落
防止用リブが突出しているため、布製シートとスペーサ
パッド間の接着テープが劣化しても、このリブによりス
ペーサパッドが脱落することがない。
シートに複数の開口が設けられ、この複数の開口を通し
てホットメルト系接着剤がスペーサパッドに接合してい
ることを特徴とする。
る場合、目付量は50〜200g/m2 、好ましくは1
00g/m2 程度のものが良い。更に、開口のピッチ間
隔は縦横方向15〜30mm間隔、好ましくは20mm
間隔、開口の大きさは径8〜10mmのものが良い。
布製シートとスペーサパッドを接着する接着テープが劣
化した場合においても、布製シートに設けた複数の開口
を通してホットメルト系接着剤がスペーサパッドと接着
しているため、スペーサパッドの保持強度が強化され
る。
シートに設けられる開口に対応してスペーサパッドに
は、上記開口に嵌まり込む突起が設けられていることを
特徴とする。
布製シートに設けた複数の開口に対応してスペーサパッ
ド対向面にはこの開口とほぼ同一形状の突起が設けられ
ているため、布製シートの開口を通してスペーサパッド
とホットメルトが確実に接触しているため、スペーサパ
ッドをより強固に保持することができる。
シートに形成されている複数の開口に対応してスペーサ
パッドには、対応する凹部が設けられ、ホットメルト系
接着剤が布製シートの開口並びにスペーサパッドの凹部
内に入り込んだ状態で固化することにより、スペーサパ
ッドが保持されていることを特徴とする。
布製シートの複数の開口に対応して、スペーサパッドに
は、凹部が形成されているため、布製シートの開口とス
ペーサパッドの凹部内にホットメルト系接着剤が侵入す
ることにより、ホットメルト系接着剤が固化した後のア
ンカー効果により、スペーサパッドの保持強度を強化す
ることができる。
部品の好適な実施の形態について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
の外観図、図2は本発明の第1実施形態の構成を示す断
面図、図3は本発明の第2実施形態の構成を示す断面
図、図4は本発明の第3実施形態の構成を示す断面図、
図5は本発明の第3実施形態の改良例を示す断面図、図
6は本発明の第3実施形態の改良例を示す断面図、図7
は本発明の第3実施形態の改良例を示す断面図、図8は
リヤサイドトリムの別形態を示す外観図である。
体構成について説明する。まず、リヤサイドトリム10
は、ワンボックスカーのリヤサイドパネル(図示せず)
の室内側に装着され、外観性能を高め、かつ成形時の金
型構造をコンパクト化するために、このリヤサイドトリ
ム10は、トリムアッパー20とトリムロア30の上下
2分割体から構成されている。
縁に沿って前方から後方にかけてセンターピラートリム
11、リヤピラートリム12、バックピラートリム13
の3種類のピラートリムと隣接している。
うに、タルクを混入したPP樹脂をモールドプレス成形
することにより、図示する所要形状に成形されており、
このモールドプレス成形時にTPO(サーモプラスチッ
クオレフィン)シート等の表皮22と一体成形されてい
る。
たPP樹脂を所要形状にモールドプレス成形してなる樹
脂基材31から構成されており、機能性を高めるために
収容ボックス32が中央よりやや前方側に取り付けられ
ているとともに、リヤ側縁部には工具等を収容できる開
閉リッド33が開閉可能に取り付けられている。
を適用したリヤサイドトリム10は、サイドエアバッグ
の展開時における安全性を高めるとともに、トリムロア
30における樹脂基材31の選択材料の自由度を高め、
成形条件を著しく緩和できるという利点を備えている。
中Aで示す)部位には、樹脂基材31の裏面に布製シー
ト40がホットメルト系接着剤50を介して一体化され
ている。この布製シート40は、不織布、織布、編布等
が適用でき、ホットメルト系接着剤50は、ポリエチレ
ン樹脂が本実施形態では使用されている。
31裏面にホットメルト系接着剤50を介して布製シー
ト40が一体化されているため、側突時、サイドエアバ
ッグが展開した際、樹脂基材31が撓んでも、撓み応力
をホットメルト系接着剤50、布製シート40により吸
収することができ、樹脂基材31の破損を抑えるととも
に、万一樹脂基材31が破損したとしても、布製シート
40がバッキング処理されているため、破片が飛散する
ことがなく、不慮の事故を未然に防止することができ
る。
布製シート40を一体化するという簡易な構成により、
樹脂基材31の樹脂材料として、従来のゴム系材料に替
えて、汎用の合成樹脂材料、例えばPP樹脂、ABS樹
脂、タルクを混入したPP樹脂等を使用でき、これら汎
用の合成樹脂は、MI値が高く流動性に富み、成形性に
優れるため、部品の造形状を自由に設定でき、かつ成形
条件も緩和できる等の種々の利点がある。
ため、製品表面にヒケ等の外観不良が発生することがな
く、外観機能にも優れる。
で、適用部位はリヤサイドトリム10におけるトリムロ
ア30のサイドインパクトエリアAであり、図3に示す
ように、樹脂基材31の裏面におけるサイドインパクト
エリアAにフィルム60が貼付されている。
クリルテープ等が使用できる。このフィルム60は、接
着剤を介して樹脂基材31裏面に接着固定しても良く、
また、樹脂基材31の成形時にインサート成形によりフ
ィルム60を一体化することもできる。
キング作用により、サイドエアバッグ展開時、トリムロ
ア30における樹脂基材31の飛散防止に効果があると
ともに、樹脂基材31の材料自由度を向上させるととも
に、ヒケ等の外観不良がないなど、第1実施形態と同様
の作用効果を備えている。
すもので、適用箇所はリヤサイドトリム10におけるト
リムロア30のサイドエアバッグ対応部分である。すな
わち、図4に示すように、サイドインパクトエリアAに
おける樹脂基材31の裏面には、ホットメルト系接着剤
50を介して不織布41が一体化され、かつ不織布41
の裏面には、スペーサパッド70が両面接着テープ80
を介して一体化されている。
はポリエチレン樹脂を使用している。また、不織布41
は、ポリエステル、ポリプロピレン混紡不織布であり、
その目付量は50〜200g/m2 、好ましくは100
g/m2 程度のものが良いが、上述実施形態の布製シー
ト40のように、織布や編布を使用しても良い。
状にモールド成形されているPPビーズ発泡成形体を本
実施形態では使用している。尚、PEビーズ発泡成形
体、PS(ポリスチレン)ビーズ発泡成形体を使用する
こともでき、その他合成樹脂発泡成形体(ポリウレタン
フォーム等)の使用も可能である。更に、両面接着テー
プ80は、ブチルテープが使用されている。
織布41とホットメルト系接着剤50により、ドアトリ
ムロア30における樹脂基材31の割れ防止及び飛散防
止機能は上述実施形態と同様であるが、更に、不織布4
1の裏面に両面接着テープ80を介してスペーサパッド
70が一体化されているため、サイドエアバッグの展開
動作時、このスペーサパッド70のスペーサ機能により
樹脂基材31の撓み変形が抑えられ、樹脂基材31の割
れを未然に防止できる。
ーサパッド70が両面接着テープ80の劣化により脱落
するのを防止するために、樹脂基材31の裏面には、パ
ッド脱落防止用リブ34が設けられている。
改良例をそれぞれ示すもので、図5に示す実施形態は、
スペーサパッド70の保持強度を強化して脱落防止用リ
ブ34を廃止したものである。すなわち、不織布41に
は、複数の丸形状の開口42が縦横方向所定ピッチ間
隔、例えば15〜30mm間隔、好ましくは20mm間
隔、開口の径8〜10mmに設定されている。
してホットメルト系接着剤50がスペーサパッド70と
接着することにより、スペーサパッド70は両面接着テ
ープ80により不織布41に接着される接着強度に加え
て、ホットメルト系接着剤50との接着力並びに開口4
2内にホットメルト系接着剤50が侵入するアンカー効
果により、スペーサパッド70をより強固に保持するこ
とができる。
きるため、製品表面にヒケが生じる等の不具合がなく、
金型加工も簡素化できる。
70の保持強度を強化した別の改良例であり、図6
(a)に示すように、スペーサパッド70の不織布41
対向面に不織布41の丸形状の開口42に対応して同一
形状の円盤状の突起71が形成されている。
41の開口42内にスペーサパッド70の円盤状の突起
71が嵌まり込み、不織布41とスペーサパッド70間
の接着力が両面接着テープ80の接着力が劣化したとし
ても、不織布41の開口42内にスペーサパッド70の
円盤状の突起71が嵌まり込む機械結合と、この円盤状
の突起71の頂面がホットメルト系接着剤50と接着す
ることにより、スペーサパッド70の保持強度をより強
化することができる。
41の開口42に対応して、スペーサパッド70に円形
の凹部72を形成しておき、図7(b)に示すように、
不織布41の開口42とスペーサパッド70の円形の凹
部72内にホットメルト系接着剤50を侵入させ、ホッ
トメルト系接着剤50が固化することでアンカー結合に
よりスペーサパッド70を強固に保持することができ、
スペーサパッド70の保持強度を強化することができ
る。
ッパー20とトリムロア30の上下2分割構成のリヤサ
イドトリム10におけるサイドエアバッグ対応箇所(サ
イドインパクトエリアA)に本発明を適用したが、図8
に示すように、リヤサイドトリム10を一体型のものを
使用した場合に適用することもでき、この場合は、セン
ターピラートリム11の下方のサイドインパクトエリア
Aに上述した実施形態を適用すれば良い。
用内装部品は、車体の側壁パネルに内装され、サイドエ
アバッグに対応するサイドインパクトエリアにおける樹
脂基材裏面に割れ防止及び飛散防止用の布製シート、あ
るいはフィルムを貼付するか、あるいはサイドインパク
トエリアにおける樹脂基材裏面にホットメルト系接着剤
を介して布製シートを貼付し、更に、布製シート裏面に
スペーサパッドを一体化するという構成であるため、側
突時、サイドエアバッグが展開動作しても、樹脂基材の
撓みを充分に吸収することができ、樹脂基材の割れ、破
片の飛散を確実に防止でき、部品の耐久性を高め、乗員
の安全性を保護することができるという効果を有する。
れば、サイドインパクトエリアにおける樹脂基材裏面に
ホットメルト系接着剤を介して布製シートを一体化する
か、フィルムを貼付するか、あるいはホットメルト系接
着剤を介して布製シートを一体化し、更にその裏面にス
ペーサパッドを一体化するという構成であるため、樹脂
基材の材料としてゴム系材料に限定されることがなく、
汎用の廉価な樹脂材料の使用が可能となり、かつ成形性
に優れた樹脂材料を使用できることから、コスト的にも
造形的にも優れた自動車用内装部品を提供することがで
きるという効果を有する。
れば、従来の格子状リブを廃止できるため、製品外観に
ヒケ等の外観不良が発生することがなく、良好な外観性
能が得られるという作用効果を有する。
図である。
トエリア部分の構成を示す断面図である。
トエリア部分の構成を示す断面図である。
トエリア部分の構成を示す断面図である。
(a)不織布の斜視図、(b)サイドインパクトエリア
部分の構成を示す断面図である。
スペーサパッドの外観図、(b)サイドインパクトエリ
ア部分の構成を示す断面図である。
スペーサパッドの外観図、(b)サイドインパクトエリ
ア部分の構成を示す断面図である。
示す正面図である。
パクトエリア部分を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 合成樹脂を所望の曲面形状に成形してな
る樹脂基材(31)を備え、車体の側壁パネルに内装さ
れる自動車用内装部品であって、上記自動車用内装部品
におけるサイドエアバッグと対向するサイドインパクト
エリア(A)には、樹脂基材(31)の裏面に布製シー
ト(40)がホットメルト系接着剤(50)を介して貼
付され、樹脂基材(31)の割れ・飛散を抑えたことを
特徴とする自動車用内装部品。 - 【請求項2】 合成樹脂を所望の曲面形状に成形してな
る樹脂基材(31)を備え、車体の側壁パネルに内装さ
れる自動車用内装部品であって、上記自動車用内装部品
におけるサイドエアバッグと対向するサイドインパクト
エリア(A)には、樹脂基材(31)の裏面に樹脂基材
の割れ・飛散を抑えるフィルム(60)が貼付されてい
ることを特徴とする自動車用内装部品。 - 【請求項3】 合成樹脂を所望の曲面形状に成形してな
る樹脂基材(31)を備え、車体の側壁パネルに内装さ
れる自動車用内装部品であって、上記自動車用内装部品
におけるサイドエアバッグと対向するサイドインパクト
エリア(A)には、樹脂基材(31)の裏面にホットメ
ルト系接着剤(50)を介して布製シート(41)が貼
付され、更に布製シート(41)の裏面にスペーサパッ
ド(70)が一体化されていることを特徴とする自動車
用内装部品。 - 【請求項4】 布製シート(41)とスペーサパッド
(70)は、接着テープ(80)を介して一体化されて
おり、スペーサパッド(70)の下方には、パッド脱落
防止用リブ(34)が樹脂基材(31)裏面に一体化さ
れていることを特徴とする請求項3に記載の自動車用内
装部品。 - 【請求項5】 布製シート(41)に複数の開口(4
2)が設けられ、この複数の開口(42)を通してホッ
トメルト系接着剤(50)がスペーサパッド(70)に
接合していることを特徴とする請求項3に記載の自動車
用内装部品。 - 【請求項6】 布製シート(41)に設けられる開口
(42)に対応してスペーサパッド(70)には、上記
開口(42)に嵌まり込む突起(71)が設けられてい
ることを特徴とする請求項5に記載の自動車用内装部
品。 - 【請求項7】 布製シート(41)に形成されている複
数の開口(42)に対応してスペーサパッド(70)に
は、対応する凹部(72)が設けられ、ホットメルト系
接着剤(50)が布製シート(41)の開口(42)並
びにスペーサパッド(70)の凹部(72)内に入り込
んだ状態で固化することにより、スペーサパッド(7
0)が保持されていることを特徴とする請求項5に記載
の自動車用内装部品。
Priority Applications (1)
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JP2001181411A JP3963249B2 (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 自動車用内装部品 |
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JP2002370596A true JP2002370596A (ja) | 2002-12-24 |
JP3963249B2 JP3963249B2 (ja) | 2007-08-22 |
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ID=19021686
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3963249B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009158219A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Toyota Motor Corp | 車載用蓄電装置 |
WO2021084575A1 (ja) * | 2019-10-28 | 2021-05-06 | スミノエ テイジン テクノ株式会社 | 車両内装用装飾材およびその製造方法 |
CN115214481A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-21 | 宁波均胜群英汽车系统股份有限公司 | 一种汽车智能内饰件 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181411A patent/JP3963249B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6895203B1 (ja) * | 2019-10-28 | 2021-06-30 | スミノエ テイジン テクノ株式会社 | 車両内装用装飾材の製造方法 |
CN115214481A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-21 | 宁波均胜群英汽车系统股份有限公司 | 一种汽车智能内饰件 |
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