JP2002370389A - サーマルプリンタ及びその組立方法 - Google Patents

サーマルプリンタ及びその組立方法

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JP2002370389A JP2001180742A JP2001180742A JP2002370389A JP 2002370389 A JP2002370389 A JP 2002370389A JP 2001180742 A JP2001180742 A JP 2001180742A JP 2001180742 A JP2001180742 A JP 2001180742A JP 2002370389 A JP2002370389 A JP 2002370389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、サーマルヘッドとプラテンローラ
との圧接圧の調整を容易にして、組立時間を短縮可能な
サーマルプリンタ、及びその組立方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、サーマルヘッド5と、このサ
ーマルヘッド5が圧接可能なプラテンローラ4と、この
プラテンローラ4の回転軸4bの両端部を軸支する一対
の第1フレーム7とを備え、回転軸4bの一端部は、第
1フレーム7の一方の側板7aに軸支されると共に、一
方の側板7aに回動可能に取り付けた第2フレーム8に
軸支され、第2フレーム8を回動させることにより、プ
ラテンローラ4とサーマルヘッド5との圧接圧を調整可
能としたサーマルプリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係わり、サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接圧を
調整可能なサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録用紙への文字等の画像印
刷を行う印刷装置として、記録用紙の幅方向に沿って、
複数の発熱素子を整列配置した長尺状のラインサーマル
ヘッドを有するサーマルプリンタが、コンピュータ、ワ
ープロ等の出力装置として多く用いられている。
【0003】前記サーマルプリンタは、例えば感熱紙か
らなる記録用紙を、圧接状態のサーマルヘッドとプラテ
ンローラとの間に搬送して給紙する。そして、プラテン
ローラを回転駆動させて、記録用紙を搬送方向における
下流側に搬送しながら、サーマルヘッドの複数の発熱素
子を印刷情報に基づいて選択的に発熱させることによ
り、感熱紙からなる記録用紙が発色して所望の画像を印
刷可能になっている。
【0004】このような従来のサーマルプリンタは、バ
ネ部材を用いてサーマルヘッドをプラテンローラに所定
の圧接圧で圧接し、この所定の圧接圧のサーマルヘッド
とプラテンローラとの間に記録用紙を圧接狭持して、プ
ラテンローラを回転させることにより印刷中の記録用紙
を搬送可能になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のサーマルプリンタは、サーマルヘッドをプラテ
ンローラに圧接するバネ部材のバネ圧のバラツキ等によ
り、プラテンローラの長手方向において、プラテンロー
ラとサーマルヘッドとの間の圧接圧にバラツキが発生す
ると、バネ部材の位置変更や、バネ圧変更等を行って圧
接圧の調整を行っていたので、組立に時間が掛かる問題
があった。本発明は、前述したような問題点に鑑みてな
されたもので、サーマルヘッドとプラテンローラとの圧
接圧の調整を容易にして、組立時間を短縮可能なサーマ
ルプリンタ、及びその組立方法を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のサーマルプリンタは、
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドが圧接可能なプ
ラテンローラと、このプラテンローラの回転軸の両端部
を軸支する一対の第1フレームとを備え、前記回転軸の
一端部は、前記第1フレームの一方の側板に軸支される
と共に、前記一方の側板に回動可能に取り付けた第2フ
レームに軸支され、前記第2フレームを回動させること
により、前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとの
圧接圧を調整可能とした構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記第2フレームは、前記第1フレーム
の前記一方の側板に形成した支持部に回動支持可能な回
動支点を有し、前記第1フレームの前記一方の側板に
は、前記第2フレームを回動操作可能な回動操作部材を
配設し、この回動操作部材を操作することにより、前記
第2フレームが前記回動支点を支点として回動するよう
な構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記第1フレームの前記一方の側板は、
前記回転軸の一端部を貫通させて軸支する第1軸孔を有
すると共に、この第1軸孔と前記支持部との間に前記回
動操作部材を配設し、前記第2フレームは、前記第1軸
孔から貫通する前記回転軸の一端部を軸支する第2軸孔
を有すると共に、この第2軸孔と前記回動支点との間に
前記回動操作部材が係合可能な操作窓を形成し、前記回
動操作部材を前記操作窓に係合させて前記回動操作部材
を操作することにより、前記第2フレームが前記回動す
るような構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記第1軸孔は、前記プラテンローラが
前記サーマルヘッドから接離する方向のX方向に移動可
能な長孔状に形成し、前記第2軸孔は、前記プラテンロ
ーラが前記X方向と直交する方向のY方向に移動可能な
長孔状に形成し、前記第2フレームを回動させると前記
回転軸の前記一端部側が前記X方向に移動するような構
成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記回動操作部材は、前記第1フレーム
の前記一方の側板にに形成した丸孔に支持可能な回転部
と、この回転部の回転中心から所定寸法偏心させた偏心
軸とを有し、前記回転部を前記丸孔に回転自在に支持す
ると共に、前記偏心軸を前記第2フレームの前記操作窓
に係合させ、前記偏心軸を偏心回転することにより、前
記偏心軸が前記操作窓内を移動して第2フレームが前記
回動するような構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記第2フレームは、固定ネジで前記第
1フレームの前記一方の側板に固定するような構成とし
た。
【0012】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として本発明の組立方法は、プラテンローラの回
転軸の両端部を第1フレームに軸支する工程と、前記回
転軸の一端部を第2フレームに軸支する工程とを有し、
前記回転軸の一端部を軸支した前記第2フレームを回動
させて、前記プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接
圧を調整するような方法とした。
【0013】また、前記課題を解決するための第8の解
決手段として、前記第1フレームの一方の側板に形成し
た丸孔に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形
成した偏心軸を前記第2フレームの操作窓に係合させ、
前記回転操作部材を偏心回転させると、前記操作窓内を
前記偏心軸が移動して前記第2フレームを回動させるよ
うな方法とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルプリンタ
の一実施の形態を、図1〜図8に基づいて説明する。図
1は本発明に関するサーマルプリンタの要部断面図であ
り、図2は図1の要部側面断面図であり、図3は本発明
に係わる第1フレームの平面図であり、図4は本発明に
係わる第2フレームの斜視図であり、図5は本発明に係
わる回動操作部材の斜視図であり、図6から図8は本発
明に関するサーマルプリンタの組立方法を説明する図で
ある。
【0015】まず、本発明の一実施の形態のサーマルプ
リンタを、図1、図2に基づいて説明すると、外周部に
は樹脂材料からなる本体ケース1が配設され、この本体
ケース1は、内部が空洞に形成されている。また、図2
に示す本体ケース1の上部には、例えば感熱紙からなる
記録用紙(図示せず)を後述するプラテンローラ4とサ
ーマルヘッド5との間に給紙するための給紙口1aが形
成され、この給紙口1aには傾斜状の用紙ガイド部1b
が形成されている。
【0016】また、図2に示す本体ケース1の右側上部
を開閉可能なカバー2が配設されている。このカバー2
は、回動中心2aを支点として回動することにより、本
体ケース1を開閉可能になっている。また、本体ケース
1は、図2に示すように、用紙ガイド部1bの左側の空
洞内部には、後述するプラテンローラ4の駆動源である
モータ等を駆動するための電源である2点鎖線で示すよ
うな電池3が載置可能になっている。
【0017】また、カバー2が覆う部分の本体ケース1
の内部には、摩擦係数の高いゴム等から円柱状のローラ
部4aを有するプラテンローラ4が配設されている。こ
のプラテンローラ4は、ローラ部4aの回転中心に回転
軸4bが挿通され、この回転軸4bの両端部には軸受け
4cが嵌合されている。そして、プラテンローラ4に
は、図1に示すように、右側の回転軸4bの端部にプラ
テンギア4dが嵌合されており、このプラテンギア4d
に駆動源であるモータ(図示せず)の回転が伝達され
て、プラテンローラ4が回転可能になっている。
【0018】また、プラテンローラ4の下部には、プラ
テンローラ4に所定の圧接圧で圧接するサーマルヘッド
5が配設されている。このサーマルヘッド5は、プラテ
ンローラ4に圧接する部分に、プラテンローラ4の長手
方向に沿って複数の発熱素子が形成されており、この発
熱素子が印刷情報に従って選択的に発熱されて、感熱紙
からなる記録用紙を発色させて所望の画像を印刷可能に
なっている。また、サーマルヘッド5と本体ケース1の
下部壁1cとの間には、複数のコイルバネから成るバネ
部材6が配設され、このバネ部材6により、サーマルヘ
ッド5のプラテンローラ4に対する圧接圧が所定の値に
なるようになっている。
【0019】また、プラテンローラ4は、回転軸4bの
軸受け4cが本体ケース1の内部に取り付けた一対の第
1フレーム7に回転自在に軸支されている。前記第1フ
レーム7は、略L字状に折り曲げされた金属板からな
り、図1に示す左側の一方の側板7aには、プラテンロ
ーラ4がサーマルヘッド5から接離する方向のX方向に
移動可能な長孔状に形成した第1軸孔7bが設けられて
いる。この第1軸孔7bには、回転軸4bの一端部側の
軸受け4cが軸支されて、矢印X方向に移動可能になっ
ている。また第1軸孔7bの左側には、所定の孔径で貫
通形成された丸孔7cと、所定の径寸法のネジ孔7d、
所定の径寸法と高さ寸法で突出させた支持部7eとが順
番に形成されている。
【0020】また、図1に示す第1フレーム7の一方の
側板7aの外側面には、第2フレーム8が支持されてい
る。この第2フレーム8は、図4に示すように、右端部
寄りに、プラテンローラ4が矢印X方向と直交する方向
の矢印Y方向に移動可能な長孔状に形成した第2軸孔8
aが設けられている。この第2軸孔8aには、一方の側
板7aの第1軸孔7bから貫通して突出する回転軸4b
の一端部側の軸受け4cが軸支されて、矢印Y方向に移
動可能になっている。
【0021】また、第1軸孔8aの図示左側には、後述
する回動操作部材9が係合可能な矢印Y方向に長孔状の
操作窓8bが貫通形成され、この操作窓8bの左側には
矢印X方向に長孔状の固定孔8cが貫通形成されてい
る。また、図4に示す第2フレーム8は、左端部側に第
1フレーム7の一方の側板7aに形成した支持部7eに
挿入されて回動可能な回動支点8dが貫通形成されてい
る。
【0022】また、第1フレーム7の一方の側板7aに
形成した丸孔7cには、図5に示すような回動操作部材
9が配設されている。この回動操作部材9は、丸孔7c
に回転自在に支持可能な回転部9aと、この回転部9a
の回転中心9bから回転中心10aをA寸法からなる所
定寸法偏心させて形成した偏心軸10とからなり、偏心
軸10の先端部には十字状の調整溝10bが所定の深さ
で形成されている。また、第2フレーム8は、図6に示
すように、固定ネジ11で第1フレーム7の一方の側板
7aに固定されるようになっている。
【0023】このような構成の、本発明のサーマルプリ
ンタの組立は、回転軸4bの両端部に軸受け4cを嵌合
させ、この回転軸4bを第1フレーム7に軸支する。こ
の時、図1に示す回転軸4bの左側の一端部は、軸受け
4cを介して、第1フレーム7の一方の側板7aの第1
軸孔7bに貫通して軸支される。また、一対の第1フレ
ーム7に軸支したプラテンローラ4の下部外周部には、
バネ部材6に弾性付勢されたサーマルヘッド5が、所定
の圧接圧で圧接するようになっている。
【0024】次に、第1フレーム7の一方の側板7aに
形成した丸孔7cに、回動操作部材9の回転部9aを挿
入して支持する。そして、第1軸孔7bから貫通して突
出する回転軸4bの一端部に、第2フレーム8の第2軸
孔8aを挿通させると共に、回動操作部材9の偏心軸1
0を第2フレーム8の操作窓8bに位置させる。また、
この時同時に、第1フレーム7の一方の側板7aに突出
形成した支持部7eに、第2フレーム8の回動支点8d
を挿入する。この状態で、固定ネジ11を仮締めして第
2フレーム8を第1フレーム7の一方の側板7aに仮止
めする。
【0025】この時、プラテンローラ4とサーマルヘッ
ド5との間には、圧力センサ(図示せず)が圧接狭持し
て、プラテンローラ4の長手方向におけるサーマルヘッ
ド5の圧接圧が、例えばモニター画面で測定可能になっ
ている。そして、図1に示すプラテンローラ4の一端部
側である左側が、他端部側である右側よりも圧接圧が大
きい場合には、図7に示すように、回動操作部材9を矢
印B方向に回転させて、偏心軸10を、ゆっくりと図示
上方に偏心させる。
【0026】すると、第2フレーム8が回動支点8dを
支点として矢印C方向に回動すると共に、回転軸4bの
一端部が矢印C方向の上方に移動する。そして、プラテ
ンローラ4の一端部側における、サーマルヘッド5との
圧接圧が小さくなる方向に変化する。この圧接圧の変化
を、圧力センサでモニターしながら、プラテンローラ4
の一端部側と他端部側との圧接圧のバランスが取れたと
ころで、仮締めしていた固定ネジ11を完全に締め付け
て、第2フレーム8を第1フレーム7の一方の側板7a
に固定する。
【0027】また、図1に示すプラテンローラ4の一端
部側が、他端部側よりも圧接圧が小さい場合には、図8
に示すように、偏心軸10の回動操作部材9を矢印D方
向に回転させて、偏心軸10を図示下方に偏心させる。
すると、第2フレーム8が回動支点8dを支点として矢
印E方向に回動すると共に、回転軸4bの一端部が矢印
E方向の下方に移動する。そして、プラテンローラ4の
一端部側における、サーマルヘッド5との圧接圧が大き
くなる方向に変化する。この圧接圧の変化を、圧力セン
サでモニターしながら、プラテンローラ4の一端部側と
他端部側との圧接圧のバランスが取れたところで、固定
ネジ11を締め付けて、第2フレーム8を第1フレーム
7の一方の側板7aに固定する。
【0028】即ち、本発明のサーマルプリンタの組立方
法は、プラテンローラ4の両端部を一対の第1フレーム
7に軸支する工程と、回転軸4bの一端部を第2フレー
ム8に軸支する工程とを有し、回転軸4bの一端部を軸
支した第2フレーム8を回動操作部材9で回動させて、
プラテンローラ4とサーマルヘッド5との圧接圧を、短
時間にバランス良く高精度に調整できるようになってい
る。
【0029】また、前記プラテンローラ4とサーマルヘ
ッド5との圧接圧は、本体ケース1に各種の機構部品を
取り付けることにより、左右のバランスが崩れることが
ある。 そのために、前記圧接圧の調整は、全ての部品
が取り付けられた後の、最終工程で、カバー2を開いて
回動操作部材9を調整しながら行うことにより、圧接圧
のバランスが取れた高精度な組立を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のサーマルプ
リンタは、第2フレームを回動させることにより、プラ
テンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整可能とし
たので、従来のようなバネ位置や、バネ圧変更等の難し
くて時間の掛かる調整が不要となる。そのために、サー
マルヘッドとプラテンローラとの圧接圧の調整が簡単で
組立の容易なサーマルプリンタを提供できる。
【0031】また、回動操作部材を操作することによ
り、第2フレームが回動支点を支点として回動するよう
にしたので、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接
圧が、更に調整容易となる。
【0032】また、回動操作部材を操作窓に係合させ
て、回動操作部材を操作することにより、第2フレーム
が回動するようにしたので、第2フレームの回動操作が
容易となり、更に組立を容易にすることができる。
【0033】また、第1軸孔は、プラテンローラがサー
マルヘッドから接離する方向のX方向に長孔状に形成
し、第2軸孔は、X方向と直交する方向のY方向に長孔
状に形成し、第2フレームを回動させると回転軸の一端
部側がX方向に移動するようにしたので、プラテンロー
ラの一端部側をサーマルヘッドから確実に接離させて、
前記圧接圧を高精度に調整することができる。
【0034】また、回動操作部材は、回転部を第1フレ
ームの一方の側板に形成した丸孔に回転自在に支持する
と共に、偏心軸を第2フレームの操作窓に係合させ、偏
心軸を偏心回転することにより、偏心軸が操作窓内を移
動して第2フレームが回動するようにしたので、回動操
作部材の操作が容易である。
【0035】また、第2フレームは、固定ネジで前記第
1フレームの前記一方の側板に固定するようにしたの
で、第2フレームの第1フレームへの固定が容易であ
る。
【0036】また、プラテンローラの回転軸の両端部を
第1フレームに軸支する工程と、前記回転軸の一端部を
第2フレームに軸支する工程とを有し、回転軸の一端部
を軸支した第2フレームを回動させて、プラテンローラ
とサーマルヘッドとの圧接圧を調整するようにしたの
で、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧の調整
が容易なサーマルヘッドの組立方法を提供できる。
【0037】また、第1フレームの一方の側板に形成し
た丸孔に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形
成した偏心軸を第2フレームの操作窓に係合させ、回転
操作部材を偏心回転させると、操作窓内を偏心軸が移動
して第2フレームを回動させるようにしたので、第2フ
レームの回動操作が容易なサーマルプリンタの組立方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するサーマルプリンタの要部断面図
である。
【図2】図1の要部側面断面図である。
【図3】本発明に係わる第1フレームの平面図である。
【図4】本発明に係わる第2フレームの斜視図である。
【図5】本発明に係わる回動操作部材の斜視図である。
【図6】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を
説明する図である。
【図7】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を
説明する図である。
【図8】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を
説明する図である。
【符号の鋭明】
1 本体ケース 1a 給紙口 1b 用紙ガイド部 1c 下部壁 2 カバー 2a 回動中心 3 電池 4 プラテンローラ 4a ローラ部 4b 回転軸 4c 軸受け 4d プラテンギア 5 サーマルヘッド 6 バネ部材 7 第1フレーム 7a 一方の側板 7b 第1軸孔 7c 丸孔 7d ネジ孔 7e 支持部 8 第2フレーム 8a 第2軸孔 8b 操作窓 8c 固定孔 8d 回動支点 9 回動操作部材 10 偏心軸 11 固定ネジ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドと、このサーマルヘッド
    が圧接可能なプラテンローラと、このプラテンローラの
    回転軸の両端部を軸支する一対の第1フレームとを備
    え、前記回転軸の一端部は、前記第1フレームの一方の
    側板に軸支されると共に、前記一方の側板に回動可能に
    取り付けた第2フレームに軸支され、前記第2フレーム
    を回動させることにより、前記プラテンローラと前記サ
    ーマルヘッドとの圧接圧を調整可能としたことを特徴と
    するサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記第2フレームは、前記第1フレーム
    の前記一方の側板に形成した支持部に回動支持可能な回
    動支点を有し、前記第1フレームの前記一方の側板に
    は、前記第2フレームを回動操作可能な回動操作部材を
    配設し、この回動操作部材を操作することにより、前記
    第2フレームが前記回動支点を支点として回動するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のサーマルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1フレームの前記一方の側板は、
    前記回転軸の一端部を貫通させて軸支する第1軸孔を有
    すると共に、この第1軸孔と前記支持部との間に前記回
    動操作部材を配設し、前記第2フレームは、前記第1軸
    孔から貫通する前記回転軸の一端部を軸支する第2軸孔
    を有すると共に、この第2軸孔と前記回動支点との間に
    前記回動操作部材が係合可能な操作窓を形成し、前記回
    動操作部材を前記操作窓に係合させて前記回動操作部材
    を操作することにより、前記第2フレームが前記回動す
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載のサーマル
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記第1軸孔は、前記プラテンローラが
    前記サーマルヘッドから接離する方向のX方向に移動可
    能な長孔状に形成し、前記第2軸孔は、前記プラテンロ
    ーラが前記X方向と直交する方向のY方向に移動可能な
    長孔状に形成し、前記第2フレームを回動させると前記
    回転軸の前記一端部側が前記X方向に移動するようにし
    たことを特徴とする請求項3記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記回動操作部材は、前記第1フレーム
    の前記一方の側板にに形成した丸孔に支持可能な回転部
    と、この回転部の回転中心から所定寸法偏心させた偏心
    軸とを有し、前記回転部を前記丸孔に回転自在に支持す
    ると共に、前記偏心軸を前記第2フレームの前記操作窓
    に係合させ、前記偏心軸を偏心回転することにより、前
    記偏心軸が前記操作窓内を移動して第2フレームが前記
    回動するようにしたことを特徴とする請求項3、又は請
    求項4記載のサーマルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記第2フレームは、固定ネジで前記第
    1フレームの前記一方の側板に固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    サーマルプリンタ。
  7. 【請求項7】 プラテンローラの回転軸の両端部を第1
    フレームに軸支する工程と、前記回転軸の一端部を第2
    フレームに軸支する工程とを有し、前記回転軸の一端部
    を軸支した前記第2フレームを回動させて、前記プラテ
    ンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整するように
    したことを特徴とするサーマルプリンタの組立方法。
  8. 【請求項8】 前記第1フレームの一方の側板に形成し
    た丸孔に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形
    成した偏心軸を前記第2フレームの操作窓に係合させ、
    前記回転操作部材を偏心回転させると、前記操作窓内を
    前記偏心軸が移動して前記第2フレームを回動させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項7記載のサーマルプリ
    ンタの組立方法。
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