JP3802375B2 - サーマルプリンタ及びその組立方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサーマルプリンタに係わり、サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接圧を調整可能なサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録用紙への文字等の画像印刷を行う印刷装置として、記録用紙の幅方向に沿って、複数の発熱素子を整列配置した長尺状のラインサーマルヘッドを有するサーマルプリンタが、コンピュータ、ワープロ等の出力装置として多く用いられている。
【0003】
前記サーマルプリンタは、例えば感熱紙からなる記録用紙を、圧接状態のサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬送して給紙する。そして、プラテンローラを回転駆動させて、記録用紙を搬送方向における下流側に搬送しながら、サーマルヘッドの複数の発熱素子を印刷情報に基づいて選択的に発熱させることにより、感熱紙からなる記録用紙が発色して所望の画像を印刷可能になっている。
【0004】
このような従来のサーマルプリンタは、バネ部材を用いてサーマルヘッドをプラテンローラに所定の圧接圧で圧接し、この所定の圧接圧のサーマルヘッドとプラテンローラとの間に記録用紙を圧接狭持して、プラテンローラを回転させることにより印刷中の記録用紙を搬送可能になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したような従来のサーマルプリンタは、サーマルヘッドをプラテンローラに圧接するバネ部材のバネ圧のバラツキ等により、プラテンローラの長手方向において、プラテンローラとサーマルヘッドとの間の圧接圧にバラツキが発生すると、バネ部材の位置変更や、バネ圧変更等を行って圧接圧の調整を行っていたので、組立に時間が掛かる問題があった。
本発明は、前述したような問題点に鑑みてなされたもので、サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接圧の調整を容易にして、組立時間を短縮可能なサーマルプリンタ、及びその組立方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明のサーマルプリンタは、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドが圧接可能なプラテンローラと、このプラテンローラの回転軸の両端部を軸支する一対の第1フレームとを備え、前記回転軸の一端部は、前記第1フレームの一方の側板に軸支されると共に、前記一方の側板に回動可能に取付けた第2フレームに軸支され、前記第2フレームは、前記第1フレームの前記一方の側板に形成した支持部に回動支持可能な回動支点を有し、前記第1フレームの前記一方の側板には、前記第2フレームを回動操作可能な回動操作部材を配設し、この回動操作部材を操作し、前記回動支点を支点として前記第2フレームを回動させることにより、前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとの圧接圧を調整可能とした構成とした。
【0007】
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記第1フレームの前記一方の側板は、前記回転軸の端部を貫通させて軸支する第1軸孔を有すると共に、この第1軸孔と前記支持部との間に前記回動操作部材を配設し、前記第2フレームは、前記第1軸孔から貫通する前記回転軸の一端部を軸支する第2軸孔を有すると共に、この第2軸孔と前記回動支点との間に前記回動操作部材が係合可能な操作窓を形成し、前記回動操作部材を前記操作窓に係合させて前記回動操作部材を操作することにより、前記第2フレームが前記回動するような構成とした。
【0008】
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記第1軸孔は、前記プラテンローラが前記サーマルヘッドから接離する方向のX方向に移動可能な長孔状に形成し、前記第2軸孔は、前記プラテンローラが前記X方向と直交する方向のY方向に移動可能な長孔状に形成し、前記第2フレームを回動させると前記回転軸の前記一端部側が前記X方向に移動するような構成とした。
【0009】
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記回動操作部材は、前記第1フレームの前記一方の側板に形成した丸孔に支持可能な回転部と、この回転部の回転中心から所定寸法偏心させた偏心軸とを有し、前記回転部を前記丸孔に回転自在に支持すると共に、前記偏心軸を前記第2フレームの前記操作窓に係合させ、前記偏心軸を偏心回転することにより、前記偏心軸が前記操作窓内を移動して前記第2フレームが前記回動するような構成とした。
【0010】
また、前記課題を解決するための第5の解決手段として、前記第2フレームは、固定ネジで前記第1フレームの前記一方の側板に固定するような構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第6の解決手段として本発明の組立て方法は、プラテンローラの回転軸の両端部を第1フレームに軸支する工程と、前記回転軸の一端部を第2フレームに軸支する工程とを有し、前記第1フレームの一方の側板に形成した丸穴に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形成した偏心軸を前記第2フレームの操作窓に係合させ、前記回動操作部材を偏心回転させると、前記操作窓内を前記偏心軸が移動して前記第2フレームを回動させて、前記プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整するような方法とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のサーマルプリンタの一実施の形態を、図1〜図8に基づいて説明する。図1は本発明に関するサーマルプリンタの要部断面図であり、図2は図1の要部側面断面図であり、図3は本発明に係わる第1フレームの平面図であり、図4は本発明に係わる第2フレームの斜視図であり、図5は本発明に係わる回動操作部材の斜視図であり、図6から図8は本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を説明する図である。
【0015】
まず、本発明の一実施の形態のサーマルプリンタを、図1、図2に基づいて説明すると、外周部には樹脂材料からなる本体ケース1が配設され、この本体ケース1は、内部が空洞に形成されている。
また、図2に示す本体ケース1の上部には、例えば感熱紙からなる記録用紙(図示せず)を後述するプラテンローラ4とサーマルヘッド5との間に給紙するための給紙口1aが形成され、この給紙口1aには傾斜状の用紙ガイド部1bが形成されている。
【0016】
また、図2に示す本体ケース1の右側上部を開閉可能なカバー2が配設されている。このカバー2は、回動中心2aを支点として回動することにより、本体ケース1を開閉可能になっている。
また、本体ケース1は、図2に示すように、用紙ガイド部1bの左側の空洞内部には、後述するプラテンローラ4の駆動源であるモータ等を駆動するための電源である2点鎖線で示すような電池3が載置可能になっている。
【0017】
また、カバー2が覆う部分の本体ケース1の内部には、摩擦係数の高いゴム等から円柱状のローラ部4aを有するプラテンローラ4が配設されている。
このプラテンローラ4は、ローラ部4aの回転中心に回転軸4bが挿通され、この回転軸4bの両端部には軸受け4cが嵌合されている。
そして、プラテンローラ4には、図1に示すように、右側の回転軸4bの端部にプラテンギア4dが嵌合されており、このプラテンギア4dに駆動源であるモータ(図示せず)の回転が伝達されて、プラテンローラ4が回転可能になっている。
【0018】
また、プラテンローラ4の下部には、プラテンローラ4に所定の圧接圧で圧接するサーマルヘッド5が配設されている。このサーマルヘッド5は、プラテンローラ4に圧接する部分に、プラテンローラ4の長手方向に沿って複数の発熱素子が形成されており、この発熱素子が印刷情報に従って選択的に発熱されて、感熱紙からなる記録用紙を発色させて所望の画像を印刷可能になっている。
また、サーマルヘッド5と本体ケース1の下部壁1cとの間には、複数のコイルバネから成るバネ部材6が配設され、このバネ部材6により、サーマルヘッド5のプラテンローラ4に対する圧接圧が所定の値になるようになっている。
【0019】
また、プラテンローラ4は、回転軸4bの軸受け4cが本体ケース1の内部に取り付けた一対の第1フレーム7に回転自在に軸支されている。前記第1フレーム7は、略L字状に折り曲げされた金属板からなり、図1に示す左側の一方の側板7aには、プラテンローラ4がサーマルヘッド5から接離する方向のX方向に移動可能な長孔状に形成した第1軸孔7bが設けられている。
この第1軸孔7bには、回転軸4bの一端部側の軸受け4cが軸支されて、矢印X方向に移動可能になっている。
また第1軸孔7bの左側には、所定の孔径で貫通形成された丸孔7cと、所定の径寸法のネジ孔7d、所定の径寸法と高さ寸法で突出させた支持部7eとが順番に形成されている。
【0020】
また、図1に示す第1フレーム7の一方の側板7aの外側面には、第2フレーム8が支持されている。この第2フレーム8は、図4に示すように、右端部寄りに、プラテンローラ4が矢印X方向と直交する方向の矢印Y方向に移動可能な長孔状に形成した第2軸孔8aが設けられている。
この第2軸孔8aには、一方の側板7aの第1軸孔7bから貫通して突出する回転軸4bの一端部側の軸受け4cが軸支されて、矢印Y方向に移動可能になっている。
【0021】
また、第1軸孔8aの図示左側には、後述する回動操作部材9が係合可能な矢印Y方向に長孔状の操作窓8bが貫通形成され、この操作窓8bの左側には矢印X方向に長孔状の固定孔8cが貫通形成されている。
また、図4に示す第2フレーム8は、左端部側に第1フレーム7の一方の側板7aに形成した支持部7eに挿入されて回動可能な回動支点8dが貫通形成されている。
【0022】
また、第1フレーム7の一方の側板7aに形成した丸孔7cには、図5に示すような回動操作部材9が配設されている。この回動操作部材9は、丸孔7cに回転自在に支持可能な回転部9aと、この回転部9aの回転中心9bから回転中心10aをA寸法からなる所定寸法偏心させて形成した偏心軸10とからなり、偏心軸10の先端部には十字状の調整溝10bが所定の深さで形成されている。
また、第2フレーム8は、図6に示すように、固定ネジ11で第1フレーム7の一方の側板7aに固定されるようになっている。
【0023】
このような構成の、本発明のサーマルプリンタの組立は、回転軸4bの両端部に軸受け4cを嵌合させ、この回転軸4bを第1フレーム7に軸支する。この時、図1に示す回転軸4bの左側の一端部は、軸受け4cを介して、第1フレーム7の一方の側板7aの第1軸孔7bに貫通して軸支される。
また、一対の第1フレーム7に軸支したプラテンローラ4の下部外周部には、バネ部材6に弾性付勢されたサーマルヘッド5が、所定の圧接圧で圧接するようになっている。
【0024】
次に、第1フレーム7の一方の側板7aに形成した丸孔7cに、回動操作部材9の回転部9aを挿入して支持する。そして、第1軸孔7bから貫通して突出する回転軸4bの一端部に、第2フレーム8の第2軸孔8aを挿通させると共に、回動操作部材9の偏心軸10を第2フレーム8の操作窓8bに位置させる。
また、この時同時に、第1フレーム7の一方の側板7aに突出形成した支持部7eに、第2フレーム8の回動支点8dを挿入する。
この状態で、固定ネジ11を仮締めして第2フレーム8を第1フレーム7の一方の側板7aに仮止めする。
【0025】
この時、プラテンローラ4とサーマルヘッド5との間には、圧力センサ(図示せず)が圧接狭持して、プラテンローラ4の長手方向におけるサーマルヘッド5の圧接圧が、例えばモニター画面で測定可能になっている。
そして、図1に示すプラテンローラ4の一端部側である左側が、他端部側である右側よりも圧接圧が大きい場合には、図7に示すように、回動操作部材9を矢印B方向に回転させて、偏心軸10を、ゆっくりと図示上方に偏心させる。
【0026】
すると、第2フレーム8が回動支点8dを支点として矢印C方向に回動すると共に、回転軸4bの一端部が矢印C方向の上方に移動する。
そして、プラテンローラ4の一端部側における、サーマルヘッド5との圧接圧が小さくなる方向に変化する。
この圧接圧の変化を、圧力センサでモニターしながら、プラテンローラ4の一端部側と他端部側との圧接圧のバランスが取れたところで、仮締めしていた固定ネジ11を完全に締め付けて、第2フレーム8を第1フレーム7の一方の側板7aに固定する。
【0027】
また、図1に示すプラテンローラ4の一端部側が、他端部側よりも圧接圧が小さい場合には、図8に示すように、偏心軸10の回動操作部材9を矢印D方向に回転させて、偏心軸10を図示下方に偏心させる。
すると、第2フレーム8が回動支点8dを支点として矢印E方向に回動すると共に、回転軸4bの一端部が矢印E方向の下方に移動する。そして、プラテンローラ4の一端部側における、サーマルヘッド5との圧接圧が大きくなる方向に変化する。
この圧接圧の変化を、圧力センサでモニターしながら、プラテンローラ4の一端部側と他端部側との圧接圧のバランスが取れたところで、固定ネジ11を締め付けて、第2フレーム8を第1フレーム7の一方の側板7aに固定する。
【0028】
即ち、本発明のサーマルプリンタの組立方法は、プラテンローラ4の両端部を一対の第1フレーム7に軸支する工程と、回転軸4bの一端部を第2フレーム8に軸支する工程とを有し、回転軸4bの一端部を軸支した第2フレーム8を回動操作部材9で回動させて、プラテンローラ4とサーマルヘッド5との圧接圧を、短時間にバランス良く高精度に調整できるようになっている。
【0029】
また、前記プラテンローラ4とサーマルヘッド5との圧接圧は、本体ケース1に各種の機構部品を取り付けることにより、左右のバランスが崩れることがある。 そのために、前記圧接圧の調整は、全ての部品が取り付けられた後の、最終工程で、カバー2を開いて回動操作部材9を調整しながら行うことにより、圧接圧のバランスが取れた高精度な組立を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のサーマルプリンタは、第2フレームを回動させることにより、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整可能としたので、
従来のようなバネ位置や、バネ圧変更等の難しくて時間の掛かる調整が不要となる。そのために、サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接圧の調整が簡単で組立の容易なサーマルプリンタを提供できる。
【0031】
また、回動操作部材を操作することにより、第2フレームが回動支点を支点として回動するようにしたので、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧が、更に調整容易となる。
【0032】
また、回動操作部材を操作窓に係合させて、回動操作部材を操作することにより、第2フレームが回動するようにしたので、第2フレームの回動操作が容易となり、更に組立を容易にすることができる。
【0033】
また、第1軸孔は、プラテンローラがサーマルヘッドから接離する方向のX方向に長孔状に形成し、第2軸孔は、X方向と直交する方向のY方向に長孔状に形成し、第2フレームを回動させると回転軸の一端部側がX方向に移動するようにしたので、プラテンローラの一端部側をサーマルヘッドから確実に接離させて、前記圧接圧を高精度に調整することができる。
【0034】
また、回動操作部材は、回転部を第1フレームの一方の側板に形成した丸孔に回転自在に支持すると共に、偏心軸を第2フレームの操作窓に係合させ、偏心軸を偏心回転することにより、偏心軸が操作窓内を移動して第2フレームが回動するようにしたので、回動操作部材の操作が容易である。
【0035】
また、第2フレームは、固定ネジで前記第1フレームの前記一方の側板に固定するようにしたので、第2フレームの第1フレームへの固定が容易である。
【0036】
また、プラテンローラの回転軸の両端部を第1フレームに軸支する工程と、前記回転軸の一端部を第2フレームに軸支する工程とを有し、回転軸の一端部を軸支した第2フレームを回動させて、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整するようにしたので、プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧の調整が容易なサーマルヘッドの組立方法を提供できる。
【0037】
また、第1フレームの一方の側板に形成した丸孔に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形成した偏心軸を第2フレームの操作窓に係合させ、回転操作部材を偏心回転させると、操作窓内を偏心軸が移動して第2フレームを回動させるようにしたので、第2フレームの回動操作が容易なサーマルプリンタの組立方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するサーマルプリンタの要部断面図である。
【図2】図1の要部側面断面図である。
【図3】本発明に係わる第1フレームの平面図である。
【図4】本発明に係わる第2フレームの斜視図である。
【図5】本発明に係わる回動操作部材の斜視図である。
【図6】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を説明する図である。
【図7】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を説明する図である。
【図8】本発明に関するサーマルプリンタの組立方法を説明する図である。
【符号の鋭明】
1 本体ケース
1a 給紙口
1b 用紙ガイド部
1c 下部壁
2 カバー
2a 回動中心
3 電池
4 プラテンローラ
4a ローラ部
4b 回転軸
4c 軸受け
4d プラテンギア
5 サーマルヘッド
6 バネ部材
7 第1フレーム
7a 一方の側板
7b 第1軸孔
7c 丸孔
7d ネジ孔
7e 支持部
8 第2フレーム
8a 第2軸孔
8b 操作窓
8c 固定孔
8d 回動支点
9 回動操作部材
10 偏心軸
11 固定ネジ

Claims (6)

  1. サーマルヘッドと、このサーマルヘッドが圧接可能なプラテンローラと、このプラテンローラの回転軸の両端部を軸支する一対の第1フレームとを備え、前記回転軸の一端部は、前記第1フレームの一方の側板に軸支されると共に、前記一方の側板に回動可能に取付けた第2フレームに軸支され、前記第2フレームは、前記第1フレームの前記一方の側板に形成した支持部に回動支持可能な回動支点を有し、前記第1フレームの前記一方の側板には、前記第2フレームを回動操作可能な回動操作部材を配設し、この回動操作部材を操作し、前記回動支点を支点として前記第2フレームを回動させることにより、前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとの圧接圧を調整可能としたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記第1フレームの前記一方の側板は、前記回転軸の端部を貫通させて軸支する第1軸孔を有すると共に、この第1軸孔と前記支持部との間に前記回動操作部材を配設し、前記第2フレームは、前記第1軸孔から貫通する前記回転軸の一端部を軸支する第2軸孔を有すると共に、この第2軸孔と前記回動支点との間に前記回動操作部材が係合可能な操作窓を形成し、前記回動操作部材を前記操作窓に係合させて前記回動操作部材を操作することにより、前記第2フレームが前記回動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記第1軸孔は、前記プラテンローラが前記サーマルヘッドから接離
    する方向のX方向に移動可能な長孔状に形成し、前記第2軸孔は、前記プラテンローラが前記X方向と直交する方向のY方向に移動可能な長孔状に形成し、前記第2フレームを回動させると前記回転軸の前記一端部側が前記X方向に移動するようにしたことを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記回動操作部材は、前記第1フレームの前記一方の側板に形成した丸孔に支持可能な回転部と、この回転部の回転中心から所定寸法偏心させた偏心軸とを有し、前記回転部を前記丸孔に回転自在に支持すると共に、前記偏心軸を前記第2フレームの前記操作窓に係合させ、前記偏心軸を偏心回転することにより、前記偏心軸が前記操作窓内を移動して前記第2フレームが前記回動するようにしたことを特徴とする請求項2、又は3記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記第2フレームは、固定ネジで前記第1フレームの前記一方の側板に固定するようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のサーマルプリンタ。
  6. プラテンローラの回転軸の両端部を第1フレームに軸支する工程と、前記回転軸の一端部を第2フレームに軸支する工程とを有し、前記第1フレームの一方の側板に形成した丸穴に回動操作部材を支持し、この回動操作部材に形成した偏心軸を前記第2フレームの操作窓に係合させ、前記回動操作部材を偏心回転させると、前記操作窓内を前記偏心軸が移動して前記第2フレームを回動させて、前記プラテンローラとサーマルヘッドとの圧接圧を調整するようにしたことを特徴とするサーマルプリンタの組立て方法
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