JP2002370134A - 工具ホルダー - Google Patents

工具ホルダー

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JP2002370134A
JP2002370134A JP2001184337A JP2001184337A JP2002370134A JP 2002370134 A JP2002370134 A JP 2002370134A JP 2001184337 A JP2001184337 A JP 2001184337A JP 2001184337 A JP2001184337 A JP 2001184337A JP 2002370134 A JP2002370134 A JP 2002370134A
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tapered
tapered sleeve
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tool holder
fitted
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JP2001184337A
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English (en)
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Yasuhiko Kitamura
泰彦 北村
Hidemori Kawashita
英盛 川下
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Daishowa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Daishowa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プルスタッドのテーパシャック部に対する
螺合によるテーパシャンク部の脹らみを防止して工具ホ
ルダーを正確に主軸のテーパ孔に嵌合することが可能な
工具ホルダーを提供する。 【解決手段】 ホルダー本体1の一端側に主軸2のテー
パ孔3に嵌合するテーパシャンク部4を有し、このテー
パシャンク部4に連接して主軸2の端面5に対向する鍔
部6を有し、テーパシャンク部4の遊端部4aにプルス
タッド19が螺合されてなる工具ホルダーであって、テ
ーパシャンク部4は、ホルダー本体1の一端側に突設し
た取付用嵌合部9と、この取付用嵌合部9の外周側を覆
って嵌装されたテーパスリーブ11とからなり、該取付
用嵌合部9の遊端部にプルスタツド19が螺合されて、
該取付用嵌合部9とテーパスリーブ4との間に空隙部2
1が形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具等の加工
作業用工具を装着した工具ホルダーを工作機械に取り付
けるための工具ホルダーの取付部分の構造に関する。
【0002】工具ホルダーのテーパシャンク部を工作機
械の主軸のテーパ孔に嵌合する際に、当然のことながら
上記テーパシャンク部の外周面はテーパ孔の内周面に密
着しなければならない。このために上記テーパシャンク
部は上記テーパ孔に適嵌合するように精密加工される。
【0003】しかしこのように精密加工をしても、図6
に示すように、プルスタッド19の雄ねじ部23をテー
パシャンク部4の遊端部の雌ねじ部20に螺合した際
に、該雄ねじ部23を雌ねじ部20に強固に螺合するた
め、雌雄ねじ部20,23の螺合部分に相当するテーパ
シャンク部4の外周面に図示のように例えば0.01m
m程度の膨出部Qが生起し、これがために、工具ホルダ
ーHのテーパシャンク部4をプルスタッド19に係合さ
れる引き具25によってテーパ孔3の奥行方向に引張し
て主軸2のテーパ孔3に嵌合した際、該膨出部Qがテー
パ孔3の内壁に当接して、両者間に隙間Saが発生し、
これが工具ホルダーの剛性の低下や芯振れの増大の原因
となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、プルスタッドのテーパシャンク部に対する螺
合によるテーパシャンク部の脹らみを防止して工具ホル
ダーを正確に主軸のテーパ孔に嵌合することが可能な工
具ホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ホルダー本体1の一端側に主軸2のテーパ孔3に嵌合す
るテーパシャンク部4を有し、このテーパシャンク部4
の遊端部4aにプルスタッド19が螺合されてなる工具
ホルダーであって、テーパシャンク部4の少なくともプ
ルスタット19が螺合される螺合範囲Lに相当する径方
向の部分に空隙部21が形成されてなることを特徴とす
るものである。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
工具ホルダーにおいて、前記テーパシャンク部4に連接
して主軸2の端面5に対向する鍔部6を有してなること
を特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の工具ホルダーにおいて、前記テーパシャンク部4
は、ホルダー本体1の一端側に突設した取付用嵌合部9
と、この取付用嵌合部9の外周側を覆って嵌装されたテ
ーパスリーブ11とからなり、該取付用嵌合部9の遊端
部にプルスタッド19が螺合されて、該取付用嵌合部9
とテーパスリーブ11との間に前記空隙部21が形成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の工具ホルダーにおいて、前記テーパスリー
ブ11は取付用嵌合部9に軸方向に移動不能に嵌装され
てなることを特徴とするものである。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の工具ホルダーにおいて、前記空隙部21
は、前記取付用嵌合部9とこの外周側を覆うテーパスリ
ーブ11との軸方向全長にわたって形成されてなること
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
工具ホルダーAを工作機械の主軸2に取り付けた状態を
示す。この図において、1は工具ホルダーAのホルダー
本体で、その一端側に主軸2のテーパ孔3に嵌合するテ
ーパシャンク部4を有し、このテーパシャンク部4に連
接して主軸2の端面5に対向する鍔部6が有する。ホル
ダー本体1の鍔部6にはその外周面に、周知のマニピュ
レータ把持用溝7が形成され、且つ周方向180度の位
置に主軸2の図示しない係合突起と係合して工具ホルダ
ーAが主軸2と一体に回転するための周知の係合凹部8
が形成されている。
【0011】テーパシャンク部4は、ホルダー本体1の
一端側に突設した取付用嵌合部9と、この取付用嵌合部
9の外周側を覆うように嵌装されたテーパスリーブ11
とからなる。
【0012】取付用嵌合部9の鍔部6側の端部の外周面
に、テーパスリーブ11の内周面11bに接する面17
bを有する肉厚部17が形成され、テーパスリーブ11
を取付用嵌合部9に嵌合した時にテーパスリーブ11の
内周面11bは肉厚部17の面17bに接して適嵌合
し、該肉厚部17はテーパスリーブ11を取付用嵌合部
9に嵌合する際のガイドの役割と該テーパスリーブ11
を同心状に維持するための心出し作用の役割を担ってお
り、テーパスリーブ11と取付用嵌合部9との間に空隙
部21が形成される。
【0013】また、テーパスリーブ11の径小側端部に
はその内周側が肉厚となった厚肉円筒部18を形成して
いて、この厚肉円筒部18の一端面18aが取付用嵌合
部9の突出遊端部端面9aに係合するようになってい
る。
【0014】上記のような構成よりなるテーパシャンク
部4を組み立てるには、先ず、テーパスリーブ11を取
付用嵌合部9に嵌合し、その径大側端部内周面11b取
付用嵌合部9の肉厚テーパ部17の外周面17a適嵌合
するか又は圧入状態に嵌合し、且つスリーブ本体12の
径小側厚肉円筒部18の一端面18aを取付用嵌合部9
の突出遊端部端面9aに係合させる。
【0015】これによってテーパスリーブ11を取付用
嵌合部9に対して軸方向移動不能に固定する。それか
ら、図1に示すように、プルスタッド19をテーパスリ
ーブ11の径小側厚肉円筒部18内より挿通し、その雄
ねじ部20を取付用嵌合部9の遊端部9bの内周に設け
た雌ねじ部23に螺合することにより、プルスタッド1
9を取付用嵌合部9の遊端部9bに取り付けて、テーパ
スリーブ11の径小部側端面、即ち厚肉円筒部18の他
端面18bをプルスタッド19の外周段面24に当接さ
せ、しかしてこのプルスタッド19を締め込むことによ
って、テーパスリーブ11の径小端側厚肉円筒部18
を、取付用嵌合部9の遊端部端面9aとプルスタッド1
9の外周段面24との間で挟着固定し、且つプルスタッ
ド19の外周平坦面19aが厚肉円筒部18の内周面1
8cに接触してテーパスリーブ11の径小部側の心出し
作用を行し、しかしてテーパスリーブ11と取付用嵌合
部9との間にあって、プルスタッド19が取付用嵌合部
9に螺合される螺合範囲Lにわたって空隙部21が形成
される。
【0016】図2は、本発明の他の実施形態を示すもの
で、前記実施形態と相違する点は、テーパスリーブ11
の径大側端部に鍔部6の端面10に密着されるフランジ
部13が一体形成され、該フランジ部13が工作機械の
主軸2の端面5に当接するようになっていることであ
る。
【0017】即ち、テーパスリーブ11は、取付用嵌合
部9の外周側全体を覆うように嵌装され、またフランジ
部13の先端面13aは鍔部6の端面10に密接状態に
固着され、フランジ部13の後端面13bは主軸2の端
面5に密接するようになっている。またフランジ部13
には、ビス14を挿通させると共にそのビス14の皿形
頭を没入嵌合させる複数のビス孔15が、周方向一定間
隔おきに設けられている。
【0018】また、この実施形態も前記実施形態と同じ
ように、取付用嵌合部9の鍔部6側の端部の外周面に、
テーパスリーブ11のテーパ内周面11bに接する同じ
テーパ角度のテーパ面17aを有する肉厚テーパ部17
が形成されると共に、該肉厚テーパ部17に対応する主
軸2のテーパ孔3の径大側端部は径大空隙部22に形成
されている。そして、テーパスリーブ11を取付用嵌合
部9に嵌合した時にテーパスリーブ11のテーパ内周面
11bは肉厚テーパ部17のテーパ面17aに接して適
嵌合し、該肉厚テーパ部17はテーパスリーブ11を取
付用嵌合部9に嵌合する際のガイドの役割と該テーパス
リーブ11を同心状に維持するための心出し作用の役割
を担っており、テーパスリーブ11と取付用嵌合部9と
の間に空隙部21が形成される。なお、この実施形態に
あっては、テーパスリーブ11の内周面11bがテーパ
に形成され、従って、これに対応する前記肉厚部17も
テーパ面17aに形成しているが、前記実施形態と同じ
ように、これに限定されることはなく、例えばテーパス
リーブ11の内周面11bがストレートな円筒状の内周
面に形成され、これに対応する肉厚部17もストレート
な円筒状の外周面に形成されたものであってもよい。
【0019】また、テーパスリーブ11の径小側端部に
はその内周側が肉厚となった厚肉円筒部18を形成して
いて、この厚肉円筒部18の一端面18aが取付用嵌合
部9の突出遊端部端面9aに係合するようになってい
る。
【0020】上記のような構成よりなるテーパシャンク
部4を組み立てるには、先ず、テーパスリーブ11を取
付用嵌合部9に嵌合し、その径大側端部内周面11bを
取付用嵌合部9の肉厚テーパ部17の外周面17aに適
嵌合し、且つテーパスリーブ11の径小側厚肉円筒部1
8の一端面18aを取付用嵌合部9の突出遊端部端面9
aに係合させると共に、図2に示す実施形態にあって
は、フランジ部13の先端面13aを鍔部6の端面10
に当接させて、このフランジ部13をビス14で鍔部6
に固定する。これによってテーパスリーブ11を取付用
嵌合部9に対して軸方向移動不能に固定する。それか
ら、図1又は図2に示すように、プルスタッド19をテ
ーパスリーブ11の径小側厚肉円筒部18内より挿通
し、その雄ねじ部20を取付用嵌合部9の遊端部9bの
内周に設けた雌ねじ部23に螺合することにより、プル
スタッド19を取付用嵌合部9の遊端部9bに取り付け
て、テーパスリーブ11の径小部側端面、即ち厚肉円筒
部18の他端面18bをプルスタッド19の外周段面2
4に当接させ、しかしてこのプルスタッド19を締め込
むことによって、テーパスリーブ11の径小端側厚肉円
筒部18を、取付用嵌合部9の遊端部端面9aとプルス
タッド19の外周段面24との間で挟着固定し、且つプ
ルスタッド19の外周平坦面19aが厚肉円筒部18の
内周面18cに接触してテーパスリーブ11の径小部側
の心出し作用を行し、しかしてテーパスリーブ11と取
付用嵌合部9との間に、前記プルスタッド19の取付用
嵌合部9に対する螺合範囲を含んでテーパシャンク部4
の略全長にわたって空隙部21が形成される。
【0021】尚、図示は省略するが、空隙部21に合成
樹脂等の弾性体を充填するようにしてもよい。また、プ
ルスタッド19は、図1の仮想線で示すように工作機械
側の引張具25に係合されるようになっている。
【0022】本発明の一実施形態は以上のような構成よ
りなり、これを使用するには、図示しないマニピュレー
タによって、ホルダー本体1の鍔部6の溝7で把持され
る工具ホルダーA又はBが、そのテーパシャンク部4を
工作機械側の主軸2のテーパ孔3に嵌合し、テーパシャ
ンク部4の後端部のプルスタッド19に工作機械側の引
張具25が係合して、テーパシャンク部4は主軸2の奥
側に引き寄せられるようにして装着される。これによっ
て、図1に示す実施形態にあっては、鍔部端面10と主
軸2の端面5との間に若干の対向空間を有して嵌合さ
れ、工具ホルダーAにあっては、テーパスリーブ11の
外周面が主軸2のテーパ孔3の内周面3aに当接して一
面拘束によって主軸2に強固に固定され、図2に示す工
具ホルダーBにあっては、鍔部端面10に密着固定され
たテーパスリーブ11のフランジ部13の後端面13b
が主軸2の端面5に当接し、同時にテーパスリーブ11
の外周面26が主軸2のテーパ孔3の内周面3aに当接
して、所謂2面拘束によって主軸2に一層強固に取り付
けられる。
【0023】本発明においては、工具ホルダーA又はB
のテーパシャンク部4の遊端部4aにプルスタッド19
が螺合されることによって、テーパシャンク部4に外周
方向への膨出力が作用しても、テーパシャンク部4の少
ないともプルスタット19が螺合される螺合範囲Lに相
当する径方向の部分に空隙部21が形成されいるため、
その膨出力に膨出変形量は該空隙部21で吸収され、該
膨出力がテーパシャンク部4の外周面に及ぼすことはな
く、該テーパシャンク部4を主軸2のテーパ孔3に適嵌
合させることができる。
【0024】図1及び図2に示す実施形態のように、前
記空隙部21を設ける構造して、テーパシャンク部4
を、ホルダー本体1の一端側に突設した取付用嵌合部9
と、この取付用嵌合部9の外周側を覆って軸方向移動不
能に嵌装されたテーパスリーブ11とによって形成する
ことによって、該取付用嵌合部9とテーパスリーブ11
との間に空隙部21を容易に形成することができると共
に、プルスタッド19をホルダー本体1に一体に突設し
た取付用嵌合部9の遊端部に螺合するようにしたため、
該プルスタッド19をホルダー本体1に強固に連結する
ことができる。しかも、プルスタッド19の取付用嵌合
部9に対する螺合による取付用嵌合部9の外周面の脹ら
みを空隙部21で吸収し、テーパスリーブ11には何ら
影響しないようにすることができる。
【0025】更に、図2に示す実施形態のように、前記
空隙部21を、前記取付用嵌合部9とこの外周側を覆う
テーパスリーブ11との軸方向全長にわたって形成する
ことによって、工具ホルダーBのテーパシャンク部4を
主軸2のテーパ孔3に嵌合した際、若干の製作誤差によ
り、テーパスリーブ11のフランジ部13の後端面13
bが主軸2の端面5に当接する前に、テーパスリーブ1
1の外周面26が主軸2のテーパ孔3に当接して、フラ
ンジ部13の後端面13bと主軸2の端面5との間に隙
間sが生じた場合にあっても、取付用嵌合部9がプルス
タッド19によって主軸2の奥行側に強制的に引張され
ることによって、主軸2のテーパ孔3内周面に押され
て、テーパスリーブ11に図中の矢印Pで示すように径
方向の負荷が作用し、これによってテーパスリーブ11
は空隙部21の方向に縮径するように弾性変形して、テ
ーパシャンク部4のテーパ孔3奥行側への移行を許し、
これによってテーパスリーブ11のフランジ部13の後
端面13bは主軸端面5に当接し、同時にテーパシャン
ク部4、正確にはそのテーパスリーブ11の外周面26
がテーパ孔3の内周面3aに当接することになり、工具
ホルダーBの製作誤差を吸収して、工具ホルダーBを良
好な2面拘束状態で主軸2に装着することができる。な
お、テーパスリーブ11の径大側端部のテーパ内周面1
1bは取付用嵌合部9の肉厚テーパ部17に適嵌合し
て、テーパスリーブ11の収縮余裕はないが、主軸2の
テーパ孔3の径大側端部は更に径大空隙部22に形成さ
れているため、テーパシャンク部4を主軸2のテーパ孔
3に嵌合した際に、テーパスリーブ11の径大側端部に
径方向の負荷が作用することがないため、テーパスリー
ブ11のテーパ孔3奥行側への移行に支障をきたすこと
がない。なお、この径大空隙部22は、主軸2側に設け
られているが、テーパスリーブ11の外周面に凹部を形
成するなどしてテーパスリーブ11側に設けるようにし
てもよい。
【0026】図2に示す実施形態にあっては、テーパス
リーブ11は、その径大側端部に一体に形成されて鍔部
6の端面10に密着固定されるフランジ部13とによっ
て構成されるから、このテーパスリーブ11を取付用嵌
合部9に取り付ける際に、フランジ部13を把持した状
態で、テーパスリーブ11を取付用嵌合部9に嵌合させ
ながら、フランジ部13を鍔部6の端面10に当接させ
るようにすることによって、テーパスリーブ11を取付
用嵌合部9に迅速容易に且つ確実に取り付けることがで
きる。また、テーパスリーブ11が損傷するなどして、
新しいものと交換する場合も、その交換作業を迅速容易
に行うことができる。
【0027】さらに、図1及び図2に示す実施形態にあ
っては、テーパスリーブ11を取付用嵌合部9に嵌合し
た際に、その径大側端部テーパ内周面11aは取付用嵌
合部9の肉厚テーパ部17のテーパ外周面17aに接触
し、該肉厚テーパ部17に適嵌合してテーパスリーブ1
1の径大部側の心出し作用を行い、且つテーパスリーブ
11の径小側厚肉円筒部18の内周面18cがプルスタ
ッド19の外周平坦面19a接触してテーパスリーブ1
1の径小部側の心出し作用を行うため、テーパスリーブ
11を精度よく取付用嵌合部9に取り付けることができ
る。
【0028】更に、長期間の使用によって、主軸2のテ
ーパ孔3の内周面3aに当接するテーパスリーブ11の
外周面26や、主軸2の端面5に当接するフランジ部1
3の後端面13bが磨耗等により損傷した場合には、こ
のテーパスリーブ11を取り替えることによってテーパ
シャンク部4の補修を容易に行うことができる。特に、
図2に示す実施形態にあっては、テーパスリーブ11が
その径大側端部にフランジ部13を備えているから、テ
ーパスリーブ11の取り替え作業を容易に行うことがで
きる。
【0029】更にまた、テーパスリーブ11の内周面1
1aと取付用嵌合部9の外周面16との間の空隙部21
に合成樹脂等の弾性体を充填することによって、加工作
業時に振動等の減衰効果を高めることができると共に、
取付用嵌合部9とテーパスリーブ11とが一体構造のソ
リッドタイプのテーパシャンク部に近い剛性を得ること
ができる。
【0030】図3は、本発明の他の実施形態による工具
ホルダーCを工作機械の主軸2に取り付けた状態を示す
もので、図1に示した実施形態の工具ホルダーAと同じ
構成要素については同一符号を付して説明を省略し、相
違点のみを説明する。即ち、この工具ホルダーCにおい
て、テーパシャンク部4の取付用嵌合部9は、径大側嵌
合部9Aと、径小側嵌合部9Bとに分割構成されてなる
もので、径大側嵌合部9Aは、ホルダー本体1の本体部
1aと一体に形成され、径小側嵌合部9Bは、ホルダー
本体1の本体部1aに同心状に螺合され、この径小側嵌
合部9Bにプルスタッド19が同心状に螺合されてい
る。
【0031】図示のように、径大側嵌合部9の外周面1
6はテーパに形成され、その鍔部10側端部に前記実施
形態と同じ作用を果たす肉厚のテーパ肉厚部17が形成
されている。径小側嵌合部9Bは、取付軸体28の後端
側にこれと同軸一体に形成されたもので、その外周面2
7は径大側嵌合部9の外周面16と同じテーパに形成さ
れている。この径小側嵌合部9Bの取付軸体28は径大
側嵌合部9Aの軸穴29に挿入されると共に、この取付
軸体28の先端側雄ねじ部30が、軸穴29の奥部の雌
穴部31に対して、径小側嵌合部9Bの外周突起部28
aが軸穴29の端面29aに当接するまで螺合され、そ
れによって径小側嵌合部9Bが径大側嵌合部9Aに同心
状に一体に取り付けられている。なお、軸孔29は可能
な限り径大に形成し、径大側嵌合部9Aを肉薄にして軽
量化を計っている。そして、径大側嵌合部9A及び径小
側嵌合部9Bの外周面16,27を覆うように嵌装され
たテーパスリーブ11のテーパスリーブ11の内周面1
1aと、これら径大側及び径小側嵌合部9A,9Bの外
周面16,27との間に前記プルスタッド19の取付用
嵌合部9に対する螺合範囲を含んだ空隙部21,21が
形成される。
【0032】この実施形態の工具ホルダーCにおいて
も、該ホルダーCのテーパシャンク部4の遊端部4aに
プルスタッド19が螺合されることによって、テーパシ
ャンク部4に外周方向への膨出力が作用しても、テーパ
シャンク部4の少ないともプルスタット19が螺合され
る螺合範囲Lに相当する径方向の部分に空隙部21が形
成されいるため、その膨出力に膨出変形量は該空隙部2
1で吸収され、該膨出力がテーパシャンク部4の外周面
に及ぼすことはないと共に、テーパスリーブ11に、図
中の矢印Pで示すように径方向の負荷が作用することに
よって、テーパスリーブ11は空隙部21の方向に縮径
するように弾性変形して、テーパシャンク部4のテーパ
孔3奥行側への移行を許し、これによってテーパスリー
ブ11のフランジ部13の後端面13bが主軸端面5に
当接し、同時にテーパスリーブ11の外周面26がテー
パ孔3の内周面に当接することになり、工具ホルダーの
製作誤差を吸収して、工具ホルダーCを良好な2面拘束
状態で主軸2に装着することができる。
【0033】このホルダーCでは、径大側嵌合部9の外
周面16及び径小側嵌合部9Bの外周面27が共にテー
パに形成されているが、特にテーパでなく、丸軸状に形
成してもよい。この実施形態の工具ホルダーCによれ
ば、取付用嵌合部9を、径大側嵌合部9Aと径小側嵌合
部9Bとに分割構成しているから、ねじ部23が摩耗す
るなどして破損した場合には、径小側嵌合部9B側のみ
を取り替えることによって、テーパシャンク部4の補修
を容易に行うことができる。
【0034】図4は、更に本発明の他の実施形態の工具
ホルダーDを示すもので、前記実施形態にあっては、ホ
ルダー本体1の本体部1aから一体に突設される取付用
嵌合部9の突出量は、テーパスリーブ11の全長より短
く形成されているが、この実施形態にあっては、取付用
嵌合部9の突出量とテーパスリーブ11の全長とが略同
一に形成され、取付用嵌合部9の鍔部側端部外周面9c
とこれに嵌合されるテーパスリーブ11の径大側端部内
周面11bが圧入状態に接触して嵌合され、且つ取付用
嵌合部9の遊端部側端部外周面9dとこれに嵌合される
テーパスリーブ11の径小側端部内周面11cとが圧入
状態に接触して嵌合され、この軸方向両端部の圧入嵌合
によってテーパスリーブ11が取付用嵌合部9に取り付
けられ、しかして取付用嵌合部9の上記鍔部側端部外周
面9cと遊端部側端部外周面9dとの間の軸方向面を凹
状に形成して、取付用嵌合部9とテーパスリーブ11と
の間にテーパスリーブ11が径方向に収縮可能なように
空隙部21が設けられてなる構成からなるものである。
なお、テーパスリーブ11と取付用嵌合部9とを前記圧
入に代えてエポキシ系等の接着剤32Aによって固着す
るようにしてもよい。
【0035】そして、プルスタッド19は、その雄ねじ
部20を取付用嵌合部9の遊端部内周に設けた雌ねじ部
23に螺合することにより、プルスタッド19を取付用
嵌合部9の遊端部9bに取り付け、且つプルスタッド1
9の外周平坦面19aが取付用嵌合部9の遊端部内周面
9eに接触してプルスタッド19を取付用嵌合部9に取
り付ける際の心出し作用を行うようになっている。
【0036】この実施形態にあっては、テーパスリーブ
11を取付用嵌合部9に嵌合して、該嵌合部9の軸方向
両端部の外周面にテーパスリーブ11の軸方向両端部の
内周面を精密に接触させて、テーパスリーブ11の心出
しを行うと共に、該テーパスリーブ11の軸方向両端部
内周面を取付用嵌合部9の軸方向両端部の外周面に圧入
状態ないし接着状態に取り付けるようにしたから、テー
パスリーブ11の構造が簡単であると共に、その取付用
嵌合部9への取付を正確に且つ迅速容易に行うことがで
きるメリットがある。
【0037】図5は、更に本発明の他の実施形態の工具
ホルダーEを示すもので、この実施形態は、図4に示す
実施形態と殆ど同じ構成からなるが、相違点は、前記実
施形態にあっては、テーパスリーブ11を取付用嵌合部
9に圧入することによって取り付けるようにしたが、こ
の実施形態にあっては、前記実施形態と同じようにテー
パスリーブ11を取付用嵌合部9に圧入ないし適嵌合
し、テーパスリーブ11の径大側端部端面12dとこれ
に対向する本体又は鍔部端面1bとがビーム溶接等の溶
接34で溶接されることによって該テーパスリーブ11
が取付用嵌合部9に取り付けられ、これによってより一
層堅固にテーパスリーブ11を取付用嵌合部9に取り付
けるようにしたものである。
【0038】なお、図4及び図5に示す実施形態にあっ
ても、プルスタッド19の雄ねじ部20と、これが螺合
される取付用嵌合部9の遊端部内周に設けた雌ねじ部2
3とは、前記空隙部21の軸方向長さの範囲内に形成さ
れるため、前記雄ねじ部20が前記雌ねじ部23に螺合
される際の取付用嵌合部9の外周側への脹らみは空隙部
21で吸収され、テーパスリーブ11の主軸2のテーパ
孔3に対するテーパ当りを損なうことがない。また同時
にテーパスリーブ11の外周面26がテーパ孔3の内周
面に当接することになり、工具ホルダーの製作誤差を吸
収して、工具ホルダーCを良好な2面拘束状態で主軸2
に装着することができることは前記実施形態と同じであ
る。
【0039】また、両実施形態にあって、前記空隙部2
0は図示の状態ではかなり径大に形成されているが、実
際は径方向に0.01〜0.05mm程度の空隙部20
でよく、このように径小な空隙部であるから、これに接
着材32を封入してテーパスリーブ11をより強固に取
付用嵌合部9に取り付けるようにしてもよい。勿論、接
着材32の封入はテーパスリーブ11の径方向への収縮
作用に何ら影響を与えるものではない。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、工具ホル
ダーのテーパシャンク部の遊端部にプルスタッドが螺合
されることによって、テーパシャンク部に外周方向への
膨出力が作用しても、テーパシャンク部の少なくともプ
ルスタットが螺合される螺合範囲に相当する径方向の部
分に空隙部が形成されているため、その膨出力に膨出変
形量は該空隙部で吸収され、該膨出力がテーパシャンク
部の外周面に及ぼすことがないため、テーパシャンク部
を主軸のテーパ孔に正確に適嵌合させることができる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、前記テーパ
シャンク部に連接して主軸の端面に対向する鍔部を有し
てなるため、例えばテーパシャンク部を主軸に嵌合した
際よ主軸の端面に鍔部が当接するようにすれば、それだ
け主軸に取り付けられる工具ホルダーの剛性を高めるこ
とができる。
【0042】請求項3に係る発明によれば、前記空隙部
を設ける構造として、テーパシャンク部を、ホルダー本
体の一端側に突設した取付用嵌合部と、この取付用嵌合
部の外周側を覆って嵌装されたテーパスリーブとによっ
て形成することによって、該取付用嵌合部とテーパスリ
ーブとの間に空隙部を容易に形成することができると共
に、プルスタッドをホルダー本体に一体に突設した取付
用嵌合部9の遊端部に螺合するようにしたため、該プル
スタッドを工具ホルダーに強固に連結することができ
る。しかも、プルスタッドの取付用嵌合部に対する螺合
による取付用嵌合部の外周面の脹らみを空隙部で吸収
し、テーパスリーブには何ら影響しないようにすること
ができる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、前記テーパ
スリーブは取付用嵌合部に軸方向に移動不能に嵌装され
てなるため、それだけテーパスリーブ部を正確に取付用
嵌合部に装着することができる。
【0044】請求項5に係る発明によれば、前記作用を
当然に発揮すると共に、前記空隙部を、前記取付用嵌合
部とこの外周側を覆うテーパスリーブとの軸方向全長に
わたって形成するようにしたため、工具ホルダーのテー
パシャンク部を主軸のテーパ孔に嵌合した際、若干の製
作誤差により、主軸の端面に鍔部端面が当接する前に、
テーパスリーブの外周面が主軸のテーパ孔に当接して、
前記端面間に隙間が生じた場合にあっても、テーパスリ
ーブがプルスタッドによって主軸の奥行側に強制的に引
張されることによって、主軸のテーパ孔内周面に押され
て、テーパスリーブに縮径方向への負荷が作用し、これ
によってテーパスリーブは空隙部の方向に縮径するよう
に弾性変形して、テーパシャンク部のテーパ孔奥行側へ
の移行を許し、これによって前記両端面は互いに当接
し、同時にテーパシャンク部、正確にはそのテーパスリ
ーブの外周面がテーパ孔の内周面に当接することにな
り、工具ホルダーの製作誤差を吸収して、工具ホルダー
を良好な2面拘束状態で主軸に装着することができ、高
い振れ精度を達成することができる。従って、加工精度
の許容範囲が拡大することになり、それだけ工具ホルダ
ーの製作が容易となる。
【0045】また、この発明によれば、取付用嵌合部に
嵌装したテーパスリーブは、何ら軸方向に移動すること
がなく、その位置で径方向に均一に弾性変形するように
嵌装されているだけであるから、このテーパスリーブと
取付用嵌合部との間に摩擦の発生が全くなく、且つ芯振
れ精度を良好に維持することができ、長期に亘って加工
精度を良好に維持して安定して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による工具ホルダーを工
作機械の主軸に取り付けた状態を示す半断面図である。
【図2】 本発明の他の実施形態による工具ホルダーを
示す図1と同様な半断面図である。
【図3】 本発明の更に他の実施形態による工具ホルダ
ーを示す図1と同様な半断面図である。
【図4】 本発明の更に他の実施形態による工具ホルダ
ーを示す図1と同様な半断面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施形態による工具ホルダ
ーを示す図1と同様な半断面図である。
【図6】 従来技術の工具ホルダーを工作機械の主軸に
取り付けた状態を示す半断面図である。
【符号の説明】
A〜E 本発明に係る工具ホルダー 1 ホルダー本体 1a ホルダー本体の本体部 2 主軸 3 テーパ孔 4 テーパシャンク部 5 主軸の端面 6 鍔部 9 取付用嵌合部 9b 取付用嵌合部の遊端部 10 鍔部の端面 11 テーパスリーブ 19 プルスタッド 20 プルスタッドに設けた雄ねじ部 21 空隙部 23 取付用嵌合部に設けた雌ねじ部 L 雌雄ねじ部の螺合範囲

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダー本体の一端側に主軸のテーパ孔
    に嵌合するテーパシャンク部を有し、このテーパシャン
    ク部の遊端部にプルスタッドが螺合されてなる工具ホル
    ダーであって、テーパシャンク部の少なくともプルスタ
    ットが螺合される螺合範囲に相当する径方向の部分に空
    隙部が形成されてなる工具ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記テーパシャンク部に連接して主軸の
    端面に対向する鍔部を有してなる請求項1に記載の工具
    ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記テーパシャンク部は、ホルダー本体
    の一端側に突設した取付用嵌合部と、この取付用嵌合部
    の外周側を覆って嵌装されたテーパスリーブとからな
    り、該取付用嵌合部の遊端部にプルスタッドが螺合され
    て、該取付用嵌合部とテーパスリーブとの間に前記空隙
    部が形成されてなる請求項1又は2に記載の工具ホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記テーパスリーブは取付用嵌合部に軸
    方向に移動不能に嵌装されてなる請求項1〜3の何れか
    に記載の工具ホルダー。
  5. 【請求項5】 前記空隙部は、前記取付用嵌合部とこの
    外周側を覆うテーパスリーブとの軸方向全長にわたって
    形成されてなる請求項1〜4の何れかに記載の工具ホル
    ダー。
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