JP2002369017A - 網点閾値データ作成方法 - Google Patents

網点閾値データ作成方法

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JP2002369017A JP2001177420A JP2001177420A JP2002369017A JP 2002369017 A JP2002369017 A JP 2002369017A JP 2001177420 A JP2001177420 A JP 2001177420A JP 2001177420 A JP2001177420 A JP 2001177420A JP 2002369017 A JP2002369017 A JP 2002369017A
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    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening

Abstract

(57)【要約】 【課題】出力解像度が低く且つスクリーン線数の多い網
点画像出力装置において、トーンジャンプの発生を回避
できるとともに、モアレ縞を低視認化することのできる
網点閾値データ作成方法を提供する。 【解決手段】C、M、Y、Kの各色版の中、少なくと
も、C、M、Kの色版を非有理正接の条件に従って作成
された網点閾値データに基づいて作成することにより、
トーンジャンプの発生が回避され、しかも、所望のスク
リーン角度を高精度に設定することができるので、C、
M、Y、Kの各色版を重畳させた際、モアレ縞の発生を
可能な限り抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
イメージセッタ、CTP(Computer to Plate)装置、
CTC(Computer to Cylinder)装置、DDCP(Dire
ct Digital ColorProof)装置等の印刷分野におけるカ
ラー網点画像出力装置に適用され、連続階調画像データ
を2値画像データあるいは多値画像データに変換するた
めの網点閾値データを作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】網点画像出力装置では、原稿画像から得
た連続階調画像データを網点閾値データと比較して2値
あるいは多値の網点画像データを生成し、この網点閾値
データに従ってレーザビーム等を制御することにより、
印刷用紙やフイルム等の記録媒体に網点画像を記録して
いる。
【0003】ここで、図9は、複数の網点閾値データに
よって構成される1つのドットセル2と、レーザビーム
等により記録媒体の主走査方向(矢印X方向)および副
走査方向(矢印Y方向)に形成される各ピクセル4との
対応関係を示している。この場合、網点閾値データは、
ドットセル2内の各ピクセル4に対して設定される。
【0004】複数の網点画像を重畳させて画像を形成す
る場合、各ドットセル2を、主走査方向(矢印X方向)
または副走査方向(矢印Y方向)に対して所定の傾斜角
度θ(スクリーン角度θ)に設定することにより、網点
画像におけるモアレ縞の低減が図られる。なお、網点画
像の階調数は、通常、ドットセル2を構成するピクセル
4の数によって決定される。また、網点画像出力装置の
出力解像度(dpi)は、1インチ当たりのピクセル4
の数として定義され、スクリーン線数(網周期)(lp
i)は、1インチ当たりのドットセル2の数として定義
される。
【0005】図10は、図9に示すドットセル2を構成
する網点閾値データを用いて作成された網点画像の一例
を示す。網点画像出力装置では、ドットセル2の各ピク
セル4に対して設定された網点閾値データと連続階調画
像データとの大小を比較することで、2値化された画像
データ(2値画像データ)が生成される。ハッチングで
示す網点ドット6は、生成された2値画像データに基づ
き、例えば、レーザビームによって各ピクセル4が黒化
された画像部分を表す。
【0006】ところで、網点画像出力装置を用いてカラ
ー網点画像を作成するためには、例えば、C、M、Y、
Kの各色版の網点画像を作成し、それらを重畳させる必
要がある。この場合、各色版の網点画像を重畳させる
際、ドットセル2の網周期に起因するモアレ縞の発生を
回避しなければならない。ドットセル2の網周期は、図
10において、ドットセル2のコーナa1−a2方向お
よびそれと直交するa1−a4方向に生じる。そして、
モアレ縞のピッチは、重畳された各色版におけるドット
セル2の網周期の方向が異なるほど小さくなる。従っ
て、目立つ色であるC、M、Kの各色版のスクリーン角
度θ間の差が最大の30゜となるようにスクリーン角度
θが設定される。各色版のスクリーン角度θは、伝統的
には、C、M、Kの各色版を15゜、45゜、75゜に
設定するとともに、Yの色版を0゜に設定している。な
お、Yの色版については、視覚的に弱い色であるため
に、他の色版との間の角度差を15゜に設定している。
【0007】ここで、図11は、各色版の網周期とそれ
によって生じるモアレ縞の周期とをベクトル線図で表し
たものである。なお、ベクトルの大きさは、スクリーン
線数(網周期)に比例する。例えば、スクリーン角度θ
1、網周期d1の色版を表すベクトルD1と、スクリー
ン角度θ2、網周期d2の色版を表すベクトルD2とに
より、2つの網周期の直接的な干渉で生じる1次モアレ
の方向および周期を表すベクトルD12が生成される。
この場合、1次モアレのベクトルD12の成分は、(d
2・cosθ2−d1・cosθ1,d2・sinθ2
−d1・sinθ1)となる。
【0008】カラー網点画像は、前述したように、3つ
以上の色版を重ねて形成される。スクリーン角度をθ
1、θ2、θ3(θ1<θ3<θ2、図11参照)、網
周期をd1、d2、d3として各色版をベクトルD1、
D2、D3で表した場合、一般的な色版は、直交する2
方向に等ピッチの周期性を有しているため、各ベクトル
D1〜D3には、それと直交して網周期の等しいベクト
ルD1⊥、D2⊥、D3⊥が存在する。この場合、図1
1に示すような関係で3つの色版を重ねた場合、ベクト
ルD1、D2の1次モアレであるベクトルD12と、ベ
クトルD3⊥とは、大きさおよび角度が近く、これら2
つのベクトル成分に僅かなずれが生じると、人間の目に
視認され易い2次モアレが発生する。
【0009】2次モアレの発生をなくすためには、ベク
トルD12=ベクトルD3⊥とすればよい。すなわち、 d3・cosθ3=d1・cosθ1−d2・cosθ2 …(1) d3・sinθ3=d2・sinθ2−d1・sinθ1 …(2) の条件が成立すれば、2次モアレの周期が無限大とな
り、2次モアレが視認できなくなる。具体的には、Mの
色版のスクリーン角度θを45゜とすることにより、ス
クリーン角度θが15゜および75゜に設定されたCお
よびKの色版によって生じた1次モアレの周期と、スク
リーン角度θが45゜に設定されたMの色版の網周期と
が一致し、2次モアレの発生が回避される(特許第25
78947号公報参照)。
【0010】この場合、(1)式および(2)式の条件
を成立させるためには、各色版のスクリーン角度θ1〜
θ3および網周期d1〜d3を適切に設定する必要があ
る。
【0011】一方、図9に示すドットセル2を構成する
網点閾値データをデジタル的に生成する方法として、有
理正接の条件に従って設定する方法がある。有理正接の
条件とは、例えば、正方形状のドットセル2のコーナa
1をピクセル4のグリッド上に配置したとき、ドットセ
ル2の他のコーナa2〜a4もピクセル4のグリッド上
に配置される条件である。この場合、スクリーン角度θ
のドットセル2に対しては、 θ=tan-1(n/m) …(3) となる互いに素である整数m、nを設定する。
【0012】ドットセル2のピッチをP(コーナa1−
a2間の距離であって、ピクセル4を単位とするピッ
チ)とすると、各コーナa1〜a4の主走査方向(矢印
X方向)および副走査方向(矢印Y方向)の座標は、コ
ーナa1を原点として、図9に示すように設定される。
【0013】スクリーン角度θ、ピッチPのドットセル
2が有理正接の条件を満たすためには、各コーナa1〜
a4の座標が整数値で表現できればよい。そのために
は、A、Bを整数として、 P・cosθ=A …(4) P・sinθ=B …(5) の関係が成立することが必要十分条件である。(4)
式、(5)式から、 tanθ=B/A …(6) であり、k1を0でない整数として、(3)式、(6)
式から、 A=k1・m …(7) B=k1・n …(8) の関係が得られる。(7)式を(4)式に代入して、 となる。この(9)式は、一般的に、スクリーン角度
θ、ピッチPのドットセル2が有理正接となる条件を、
(3)式で示すドットセル2のスクリーン角度θを表す
パラメータm、nと、ドットセル2のピッチPとで表し
たものである。なお、スクリーン線数は、ピクセル4の
サイズをqとすると、P・qの逆数によって表される。
従って、スクリーン角度θが0゜および45゜の色版で
は、(3)式および(9)式の関係より、正確なスクリ
ーン角度θを設定できるドットセル2を多数のスクリー
ン線数に対して求めることができる。
【0014】これに対して、スクリーン角度θが15゜
および75゜の色版の場合、15゜および75゜に近い
スクリーン角度θのドットセル2を限られたスクリーン
線数に対してしか求めることができない。従って、選択
可能なドットセル2の自由度は低くなってしまう。
【0015】そこで、図12に示すように、複数のドッ
トセル8からなるスーパーセル9を構成し、このスーパ
ーセル9の各コーナB1〜B4がピクセル4のグリッド
上に配置される有理正接の条件を満たすように、スクリ
ーン角度θおよびスクリーン線数を設定する方法があ
る。なお、スーパーセル9に関連して網点画像を生成す
る技術の参考文献としては、例えば、「書名:ポストス
クリプト・スクリーニング、著者:ピーター・フィン
ク、発行元:株式会社エムディエヌコーポレーション、
発行日:1994年8月11日、初版第1刷」を挙げる
ことができる。
【0016】図12の場合の有理正接の条件を考える。
先ず、スーパーセル9のスクリーン角度θを(3)式の
ように表すことのできるパラメータm、nを設定する。
スーパーセル9を構成するドットセル8の個数をα2
k2を0でない整数として、コーナB2の座標を(k2
・m,k2・n)と設定する。図12を参考にして、c
osθを(m,n)を用いた場合と、ピッチPを用いた
場合とで表すと、 cosθ=m/√(m2+n2)=k2・m/(P・α) …(10) であるから、(3)式で表されるスクリーン角度θのス
ーパーセル9が有理正接の条件を満たす場合におけるド
ットセル8のピッチPとパラメータm、n、αとの関係
は、 P=k2/α・√(m2+n2) …(11) となる。
【0017】(11)式の条件を満たす多数のドットセ
ル8によってスーパーセル9を構成することにより、ス
クリーン角度θを15゜および75゜に可能な限り近づ
けることができ、また、スクリーン線数の選択の自由度
も向上する。
【0018】このようなスーパーセル9と、個々に有理
正接の条件を満足するドットセル2とを組み合わせ、1
5゜および75゜ではスーパーセル9を用いて色版を生
成し、0゜および45゜では有理正接のドットセル2を
用いて色版を生成することにより、各スクリーン角度θ
およびピッチPが高精度に設定され、モアレ縞の発生が
十分に低減化された網点画像を作成することができる。
【0019】ところで、最近、スーパーセル9を用い
て、出力解像度が低く且つスクリーン線数の高い出力条
件を設定し、高階調からなる高精細な網点画像を出力す
ることのできる技術が可能となってきている。この場
合、出力解像度が低いために1つ1つのドットセル8で
表現できる階調数は少なくなるが、複数のドットセル8
を集合させ、且つ、その網点閾値データの配置を最適化
することで多階調の画像を表現することができる。この
方式では、例えば、従来、出力解像度2400(dp
i:dot per inch)、スクリーン線数175(lpi:
line per inch)で出力していたものが、同等以上の画
像品質を維持した状態で出力解像度1200、スクリー
ン線数175での出力が可能となり、この結果、網点画
像を高速に出力することができる。
【0020】しかしながら、出力解像度が低く且つスク
リーン線数の多い出力条件からなる網点画像出力装置に
おいて、スクリーン角度θが0゜および45゜の色版で
有理正接の条件を満たすドットセル2を用いた場合、各
ドットセル2で表現できる階調数が少なく、また、同一
の網点面積率に対しては、図10に示す各網点ドット6
の形状が同一となるため、図13に示すように、網点面
積率を徐々に高くして行った画像のグラデーション部で
は、特に50%近傍で各網点ドット6が同時に接するこ
とになり、網点画像にトーンジャンプが発生し易くなっ
てしまう。この傾向は、出力解像度が低くなればなるほ
ど、顕著なものとなる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合に鑑みてなされたものであり、出力解像度が低く且つ
スクリーン線数の多い網点画像出力装置において、トー
ンジャンプの発生を回避できるとともに、モアレ縞を低
視認化することのできる網点閾値データ作成方法を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、カラー画像を再現するためのC、M、
Y、Kの各版の網点閾値データを作成する方法におい
て、前記網点閾値データによって構成されるドットセル
は、出力解像度が2000(dpi)以下であり、且
つ、出力解像度/スクリーン線数が8(dpi/lp
i)以下の出力条件で設定し、少なくともC、M、Kの
3版の前記網点閾値データを非有理正接となる条件で設
定し、前記C、M、Kの中の2版を重畳させて生じる1
次モアレの周期および角度が、前記C、M、Kの残りの
1版の網周期およびスクリーン角度に実質上一致するよ
う、前記3版の網周期およびスクリーン角度を設定する
ことを特徴とする。
【0023】この場合、網点閾値データの配置がドット
セル毎に異なるため、同一の網点面積率の網点画像を形
成した際、トーンジャンプが視認されることのない効果
が得られる。この効果は、出力解像度が2000(dp
i)以下であり、且つ、出力解像度/スクリーン線数が
8(dpi/lpi)以下の出力条件で設定されるドッ
トセルに対して顕著に得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態の網点閾値デ
ータ作成方法が適用される網点画像出力装置10の構成
ブロック図を示す。網点画像出力装置10は、原稿画像
12を読み込んで連続階調画像データを生成する画像入
力部14と、前記連続階調画像データに対して所望の画
像処理を施す画像処理部16と、画像処理された連続階
調画像データを網点閾値データを用いて2値画像データ
に変換する2値画像データ作成部18と、2値画像デー
タに基づきレーザビーム等を駆動し、フイルム等の記録
媒体に対して、C、M、Y、Kの各色版毎に網点画像2
2を記録する露光記録部20とを備える。なお、C、
M、Y、Kの各色版の網点画像22を重畳させることに
より、カラー網点画像が作成される。
【0025】また、網点画像出力装置10は、各網点画
像22を形成するためのスーパーセルのスクリーン角
度、スクリーン線数および網点画像出力装置10の出力
解像度からなる出力条件を設定する出力条件設定部24
と、設定された出力条件に従ってスーパーセルを構成す
る網点閾値データを作成する網点閾値データ作成部26
とを備える。この場合、2値画像データ作成部18は、
画像処理部16から供給される連続階調画像データと、
網点閾値データ作成部26から供給される網点閾値デー
タとの大小を比較することで2値画像データを作成す
る。
【0026】本実施形態の網点画像出力装置10は、基
本的には以上のように構成されるものであり、次にその
作用効果について説明する。
【0027】本実施形態では、網点画像出力装置10の
出力解像度を2000(dpi)以下に設定するととも
に、出力解像度/スクリーン線数を8(dpi/lp
i)以下に設定する。例えば、出力解像度を1200
(dpi)、スクリーン線数を175(lpi)に設定
することができる。出力条件をこのように設定すること
により、階調の粗さが人間に視認されない範囲において
網点画像を高速に出力することができる。
【0028】また、C、M、Kの各色版を形成するため
のドットセル8のスクリーン角度θ1〜θ3と、スクリ
ーン線数(網周期)d1〜d3とは、(1)式および
(2)式の条件を満足するように設定する。なお、Yの
色版を形成するためのドットセル8のスクリーン角度
は、任意の2版の略間の角度に設定することができる。
例えば、Cの色版を形成するためのドットセル8から1
5゜ずらせて設定する。
【0029】さらに、C、M、Y、Kの各色版は、スー
パーセル9に基づいて形成されるものとし、各スーパー
セル9を構成するドットセル8は、いずれも有理正接の
条件が成立しない条件(以下、非有理正接の条件とい
う。)で設定する。なお、Yの色版については、視覚的
に弱い色であるため、必ずしも非有理正接の条件で設定
する必要はない。
【0030】例えば、図12のようにスーパーセル9を
設定した場合の非有理正接の条件を考えてみる。この場
合、スーパーセル9を構成するドットセル8のピッチP
は、(11)式で表すことができる。α2はスーパーセ
ル9を構成するドットセル8の個数、k2は0でない整
数、m、nは(3)式で示すスクリーン角度θを表すパ
ラメータである。
【0031】一方、ドットセル8が有理正接となる条件
は、一般的に、(9)式で表される。従って、(9)
式、(11)式から、図12のスーパーセル9が有理正
接となる条件は、図12に示すパラメータを用いて、 k2=α・k1 …(12) と表される。これから、ドットセル8が非有理正接とな
る条件は、 k2≠α・k1 …(13) となる。
【0032】(13)式より、図12のスーパーセル9
においてドットセル8が有理正接とならない条件は、k
1が0でない整数であるから、スクリーン角度θを設定
したとき、k2をαの整数倍にならないようにして、
(11)式に基づきドットセル8のピッチPを決めるこ
とである。
【0033】図2は、スクリーン角度(θ+φ)のドッ
トセル11により構成される角度θに設定されたスーパ
ーセル13を示す。スーパーセル13は、図12に示す
スーパーセル9を一般化したものである。このスーパー
セル13を構成するドットセル11が非有理正接となる
条件を求める。
【0034】先ず、ドットセル11のパラメータとピッ
チPとの関係を求める。スーパーセル13は、互いに素
である整数m、nを用いて(3)式で表される角度θだ
け傾いたスーパーセル13の中に、互いに素である整数
r、sを用いて、 φ=tan-1(s/r) …(14) の関係で表される角度φだけ傾いたドットセル11を設
定する。
【0035】このとき、線分B1Q上には、βを整数と
して、r・β個のドットセル11が存在し、線分B2Q
上には、s・β個のドットセル11が存在する。また、
コーナB2は、ピクセル4のグリッド上に設定されなけ
ればならないから、コーナB1の座標を(0,0)、k
3を0でない整数として、コーナB2の座標は、(k3
・m,k3・n)と設定することができる。図2からc
osφの定義を考慮すると、 cosφ=r・β・P/(k3・√(m2+n2)) …(15) であり、(14)式、(15)式から、ドットセル11
のピッチPは、 P=k3/β・√(m2+n2)/√(r2+s2) …(16) として求まり、ドットセル11のパラメータm、n、
r、s、k3、βで表すことができる。
【0036】次に、スーパーセル13を構成するドット
セル11が有理正接の条件を満たすものと仮定する。す
なわち、ピッチPのドットセル11の各コーナb1〜b
4がピクセル4のグリッド上にある条件は、C、Dを整
数として、 P・cos(θ+φ)=C …(17) P・sin(θ+φ)=D …(18) の関係が成立することである。
【0037】また、(3)式、(14)式および三角関
数の加法定理より、 tan(θ+φ)=(m・s+n・r)/(m・r−n・s) …(19) の関係が得られる。従って、(17)式、(18)式、
(19)式から、k4を0でない整数として、 C=k4・(m・r−n・s) …(20) D=k4・(m・s+n・r) …(21) の関係が成立する。(17)式、(19)式、(20)
式から、 P=k4・√((r2+s2)・(m2+n2)) …(22) の関係が得られる。(22)式は、スーパーセル13が
有理正接となるときのドットセル11のピッチPをパラ
メータで表したものである。
【0038】スーパーセル13が有理正接となるときの
条件は、(16)式、(22)式よりピッチPを消去し
て、 k3=β・k4・(r2+s2) …(23) である。従って、図2のスーパーセル13を構成するド
ットセル11が非有理正接となる条件は、スーパーセル
13のパラメータを用いて、 k3≠β・k4・(r2+s2) …(24) となる。
【0039】上述した(24)式の非有理正接の条件が
成立するC、M、Y、Kの各色版を形成するドットセル
11のスクリーン角度(θ+φ)は、例えば、C、M、
Y、Kに対して20゜、50゜、5゜、80゜、あるい
は、22.5゜、52.5゜、7.5゜、82.5゜の
ように設定することができる。
【0040】そこで、オペレータは、出力条件設定部2
4において、出力条件として、例えば、網点画像出力装
置10の出力解像度を1200(dpi)に設定し、ス
クリーン線数を175(lpi)に設定する。また、ス
クリーン角度(θ+φ)は、例えば、C、M、Y、Kの
各色版に対して、22.5゜、52.5゜、7.5゜、
82、5゜に設定する。
【0041】出力条件が設定されると、網点閾値データ
作成部26は、前記出力条件に基づき、各色版毎のパラ
メータを決定する。パラメータは、各色版毎に非有理正
接となるように、(24)式の条件に従って候補を選
び、それらの候補の中から(1)式、(2)式を満たす
C、M、K版用のパラメータを決定する。そして、決定
したパラメータに基づいて、各版の網点閾値データを作
成する。
【0042】一方、画像入力部14は、原稿画像12を
読み込むことにより、連続階調画像データを生成し、画
像処理部16に供給する。画像処理部16は、供給され
た連続階調画像データに対して所望の画像処理を施した
後、網点閾値データ作成部26において設定された網点
閾値データと連続階調画像データとの大小を比較し、2
値画像データが作成される。露光記録部20は、この2
値画像データに基づいてレーザビーム等をオンオフ制御
し、フイルム等の記録媒体に対して、C、M、Y、Kの
各色版毎の網点画像22を露光記録する。作成された各
色版の網点画像22からは、例えば、各色版の刷版が形
成され、それらから得られる印刷物を重畳させることに
より、カラー網点画像が作成される。
【0043】ここで、C、M、Y、Kの各色版毎の網点
画像22は、非有理正接の条件で設定されたドットセル
11を基準として作成されている。この場合、各ドット
セル11の外枠に対するピクセル4の位置は、隣接する
ドットセル11において全く同一の位置となることはな
い。従って、各ピクセル4に対応して設定された網点閾
値データを用いて連続階調画像データを2値画像データ
に変換した際、同じ連続階調画像データであっても、2
値化して得られる網点形状が各ドットセル11毎に異な
ることになる。
【0044】図2では、同一の連続階調画像データを2
値画像データに変換して得られる網点画像をハッチング
で示している。この場合、網点画像の形状は、各ドット
セル11毎に異なるため、例えば、網点画像の網点面積
率を徐々に高くし、50%近傍となったときであって
も、図3に示すように、各網点ドット6が同時に接する
ことがない。従って、出力解像度が低く且つスクリーン
線数が高い場合であっても、網点画像22にトーンジャ
ンプが発生するおそれがない。
【0045】また、各ドットセル11が非有理正接の条
件で設定されるため、そのスクリーン角度(θ+φ)を
所望の角度に十分に近づけることができるとともに、所
望のスクリーン線数にも近づけることができる。従っ
て、重畳される色版の干渉によるモアレ縞の発生を十分
に低くすることができる。
【0046】なお、上述した実施形態では、非有理正接
の条件で設定されるドットセル11を構成要素とするス
ーパーセル13によって網点閾値データを決めている
が、図4〜図8に示すように、非有理正接の条件で設定
される複数のドットセル30によって1つのマルチドッ
トセル32を構成し、同様にしてトーンジャンプおよび
モアレ縞の発生を回避することができる。
【0047】すなわち、図4〜図8に示すマルチドット
セル32は、スクリーン角度θに設定された複数のドッ
トセル30を上述した非有理正接の条件に従って作成し
たものである。そして、マルチドットセル32全体を1
つのドットセルと見なして網点閾値データを設定するこ
とにより、多階調の網点画像を表現することができる。
【0048】通常、1つのドットセル30で表現可能な
階調数は、「ドットセル30の構成ピクセル数+1」で
ある。また、網点画像として出力可能な階調数は、
「(出力解像度/スクリーン線数)2+1」として近似
的に計算することもできる。例えば、出力解像度が12
00(dpi)、スクリーン線数が189.7(lp
i)の場合、約41階調の濃淡画像を表現することがで
きる。
【0049】一方、網点画像出力装置10においては、
通常、256階調程度の濃淡画像を表現できることが要
求される。この場合、約41階調の濃淡画像を表現でき
るドットセル30を用いて256階調を達成するために
は、階調の異なる網点閾値データで構成される複数のド
ットセル30を含むマルチドットセル32を単位として
階調を表現すればよい。なお、各ドットセル30の網点
閾値データの配置設定の際、特に網点画像のハイライト
およびシャドーに対して、網点画像の低周波成分が視認
されないような配置とする必要がある。
【0050】図4〜図8において、例えば、1つのドッ
トセル30が40個のピクセルによって構成されるもの
とすると、マルチドットセル32は、361階調を出力
することができ、256階調の網点画像を余裕を持って
表現することができる。この場合、1画素ずつ順番に網
点画像を黒化させると、網点面積率を約0.28%ずつ
変化させて行くことができる。
【0051】1つのドットセル30によって表現できる
階調数をgとすると、h個のドットセル30からなるマ
ルチドットセル32によって表現可能な階調数は、g・
hとなる。従って、必要な階調数をf、余裕度をiとし
て、 h>f/g・i …(25) となるように設定すれば、必要な階調数fを得ることの
できる最小のドットセル30の個数hを求めることがで
きる。
【0052】なお、理論的には、i=1としてドットセ
ル30を設定すればよいが、実際には、網点画像出力装
置10における階調の歪み等が想定されるため、f階調
を忠実に再現できない場合がある。従って、余裕度iを
2以上、最大でも4程度に設定することが望ましい。ま
た、ドットセル30の個数hは、大きすぎると、2値化
演算時の網点閾値データ数が多くなり、計算負荷が増大
してしまうため、負荷がかからない程度の個数hに設定
することが望ましい。
【0053】ここで、上述したスーパーセルとマルチド
ットセルとは、一般的には異なる概念であるが、スーパ
ーセルを構成する複数のドットセルの網点閾値データを
異なるように設定した場合には、マルチドットセルと同
じとなる。この場合、図2に示すスーパーセル13を構
成するピクセル数は、スーパーセル13のパラメータを
用いて、β2・(r2+s2)個となるから、このスーパ
ーセル13をマルチドットセルとして考えた場合、β2
・(r2+s2)+1の階調を表現することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、出力解
像度が2000(dpi)以下であり、且つ、出力解像
度/スクリーン線数が8(dpi/lpi)以下の出力
条件からなる網点画像出力装置において、少なくとも
C、M、Kの3つの色版に対応するドットセルを非有理
正接の条件に従って設定することにより、これらのドッ
トセルを用いて作成されたカラー網点画像におけるトー
ンジャンプの発生を回避することができる。また、ドッ
トセルが非有理正接の条件に基づいて設定されているた
め、各色版のスクリーン角度を所望の角度に高精度に設
定することができ、これによってモアレ縞の低視認化を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の網点画像出力装置の構成ブロック
図である。
【図2】本実施形態の網点閾値データ作成方法において
設定されるスーパーセルの説明図である。
【図3】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成された非有理正接の条件からなる網点閾値データに
よる網点画像の説明図である。
【図4】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成されたマルチドットセルの説明図である。
【図5】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成されたマルチドットセルの説明図である。
【図6】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成されたマルチドットセルの説明図である。
【図7】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成されたマルチドットセルの説明図である。
【図8】本実施形態の網点閾値データ作成方法によって
作成されたマルチドットセルの説明図である。
【図9】有理正接の条件に従って設定されたドットセル
の説明図である。
【図10】有理正接の条件に従って設定されたドットセ
ルを用いて形成された網点画像の説明図である。
【図11】各色版の網周期とそれによって生じるモアレ
縞の周期とを表すベクトル線図である。
【図12】スーパーセルの説明図である。
【図13】有理正接の条件からなる網点閾値データによ
って作成された網点画像の説明図である。
【符号の説明】
10…網点画像出力装置 12…原稿画像 18…2値画像データ作成部 20…露光記録部 22…網点画像 24…出力条件設
定部 26…網点閾値データ作成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/405 B41J 3/00 B Fターム(参考) 2C262 AA29 AB01 AB07 AB11 BB03 BB05 BC13 CA07 2H084 AA30 AE03 BB07 CC10 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC01 CE13 CH08 5C077 LL03 LL19 MP02 MP08 PP33 PQ12 SS02 TT02 TT08 5C079 HB02 LC14 MA11 NA02 NA05 PA02 PA03 PA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像を再現するためのC、M、Y、
    Kの各版の網点閾値データを作成する方法において、 前記網点閾値データによって構成されるドットセルは、
    出力解像度が2000(dpi)以下であり、且つ、出
    力解像度/スクリーン線数が8(dpi/lpi)以下
    の出力条件で設定し、 少なくともC、M、Kの3版の前記網点閾値データを非
    有理正接となる条件で設定し、 前記C、M、Kの中の2版を重畳させて生じる1次モア
    レの周期および角度が、前記C、M、Kの残りの1版の
    網周期およびスクリーン角度に実質上一致するよう、前
    記3版の網周期およびスクリーン角度を設定することを
    特徴とする網点閾値データ作成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記網点閾値データは、前記非有理正接となる条件で設
    定される複数のドットセルからなるマルチドットセルと
    して作成されることを特徴とする網点閾値データ作成方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 少なくともC、M、Kの各版が非有理正接となる条件
    は、各版の網周期およびスクリーン角度を決めるパラメ
    ータk3、k4、βを0でない整数とし、r、sを互い
    に素となる整数として、 k3≠β・k4・(r2+s2) であることを特徴とする網点閾値データ作成方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、 C、M、Kの3版の網周期をd1、d2、d3とし、前
    記3版のスクリーン角度をθ1、θ2、θ3(θ1<θ
    3<θ2)として、 d3・cosθ3=d1・cosθ1−d2・cosθ
    2 d3・sinθ3=d2・sinθ2−d1・sinθ
    1 となる関係に設定することを特徴とする網点閾値データ
    作成方法。
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