JP2002368768A - ファイバチャネル調停ループ対応の電子装置及びファイバチャネル調停ループの障害検出方法 - Google Patents

ファイバチャネル調停ループ対応の電子装置及びファイバチャネル調停ループの障害検出方法

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JP2002368768A
JP2002368768A JP2001168944A JP2001168944A JP2002368768A JP 2002368768 A JP2002368768 A JP 2002368768A JP 2001168944 A JP2001168944 A JP 2001168944A JP 2001168944 A JP2001168944 A JP 2001168944A JP 2002368768 A JP2002368768 A JP 2002368768A
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frame
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fiber channel
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Hisatoshi Iwata
尚敏 岩田
Atsushi Takayasu
厚志 高安
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】FC−ALシステムにおける、エラー発生確率
が低く、同期はずれに至らないようなループ障害の効率
的な検出と障害箇所の特定を可能とする。 【解決手段】FC−ALシステムのループに接続される
FC−AL対応装置が、自身のポートで出力処理が行わ
れているか否かを判断し、出力処理が行われていない場
合は診断用フレームを送出し、出力処理が行われている
場合は出力処理の信号を優先して送出する機能を有する
送信部と、受信したフレームのCRCチェックを常に行
うことによってループ障害を検出し、受信したフレーム
が診断用フレームの場合はCRCチェックを行った後に
破棄する機能を有する受信部を具備する。これにより、
ループに接続されている各対応装置が、受信するフレー
ムのCRCチェックを常に行ってループ障害の発生を監
視することになり、障害を検出した対応装置自身が障害
発生を報告することによって、エラーの発生確率が低い
ループ障害でも、迅速な検出と障害箇所の特定が可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバチャネル
調停ループ(FC-AL)の障害検出技術に関し、特
に、ループに介在する電子装置における発生確率が低い
障害を効率良く検出し、障害箇所を特定する障害検出技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイバチャネル調停ループを使用した
システムでは、ループを構成するケーブルや電子装置の
故障によってループ障害が発生すると、ループに接続さ
れている全ての電子装置が影響を受けるため、速やかに
ループ障害を検出し、障害箇所を特定して復旧を行うこ
とが運用上、重要である。
【0003】かかるシステムにおいて、ループがある場
所で断線しているような障害では、ループに接続されて
いる電子装置自身が、受信する信号の同期が逸脱するこ
と(同期はずれ)等を検出可能であり、これに基づいて
システムはループ障害を検出することができる。また、
同期はずれを検出した装置とその直前に接続されている
装置との間でループ障害が発生したと判断できるため、
障害の検出及び障害箇所の特定は比較的容易である。
尚、ファイバーチャネルスイッチ間のチャネル障害を検
出する技術として、特開2000-49804号公報記
載のものがある。
【0004】しかし、ループの断線にまで至らず、ルー
プに介在する電子装置を用いては、同期はずれが検出さ
れないような障害が発生した場合には、電子装置自身に
よる直接的な障害の検出は期待することができない。こ
のため、システムの入出力処理において発生するエラー
の内容や発生頻度から、FC−ALのループ障害の発生
を推定し、更に障害箇所を特定するための作業を行う必
要がある。
【0005】障害箇所を特定するために、FC−ALの
システムで一般的に採られる方法は、ループに介在する
各電子装置にバイパス回路を併設することである。予め
バイパス回路を設けて電子装置をループに接続しておけ
ば、システムは、ループ障害の発生の有無を監視しなが
ら、順次バイパス回路を選択することにより各電子装置
をループから切り離すことで、障害箇所を絞り込んでい
くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】FC−ALシステムに
おいて、エラーの発生確率が低く、同期はずれに至らな
いようなループ障害が発生した場合では、障害の検出、
障害箇所の特定が煩雑かつ困難である。通常の入出力処
理で発生するエラーは、発生確率が低い上に、障害箇所
を特定することができない。また、前述のようにバイパ
ス回路を用いて障害箇所を絞り込んでいく方法は、エラ
ーの発生確率が低い場合は検出の効率が悪く、発見まで
に時間がかかる。特に、大規模な磁気ディスクアレイ装
置のように、100台を超えるような多数の磁気ディス
ク装置がFC−ALのループに接続されているような場
合では、障害回復までに多大な時間を要してしまうこと
になり、障害回復の処理を行う上位装置(ホスト)や保
守員に対する負荷・負担も大きい。更に、バイパス回路
は、ループに介在する電子装置の内部に故障がある場合
に、その電子装置を切り離すことによってループ障害を
除去することはできるが、ケーブル自体の断線、不具
合、その他の電子装置以外で発生する故障には効果がな
く、障害箇所を特定できない。
【0007】本発明の目的は、FC−ALシステムにお
いて、エラーの発生確率が低く、同期はずれに至らない
ようなループ障害が発生した場合でも、障害の検出と障
害箇所の特定を容易に行えるようにし、障害解析や障害
回復の作業の効率を向上させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】FC−ALシステムのル
ープに接続されるFC−AL対応の磁気ディスク装置そ
の他の電子装置が、自己のポートで出力処理が行われて
いるか否かを判断し、出力処理が行われていないときは
診断用フレームを連続的に送信し、出力処理が行われて
いるときは出力処理の信号を優先して送信する機能を有
する送信部を具備する。
【0009】また、FC−AL対応の電子装置は、受信
したフレームが通常のフレームであっても診断用のフレ
ームであっても、区別することなくCRCチェックを常
に行うことによってループ障害を検出する機能と、受信
したフレームが診断用フレームの場合はCRCチェック
を行った後に破棄する機能を有する受信部を具備する。
これにより、ループに接続されているFC−AL対応の
各電子装置が、連続的に受信するフレームのCRCチェ
ックを常に行ってループ障害の発生を監視することにな
り、障害を検出した電子装置自身が障害発生を報告する
ことによって、エラーの発生確率が低いループ障害で
も、迅速な検出と障害箇所の特定が可能になる。
【0010】尚、ここでCRCチェックとは、巡回符号
による誤り検出(cyclic redundancy check)のことを
いい、実施の態様の一例として示されているものであり
る。CRCチェックには、CRCチェックその他の誤り
検出符号又は誤り訂正符号を用いた誤り検出・訂正方法
によるチェックを含む。フレームとは、データリンク層
で送信される信号の単位をいい、パケットとほぼ同義で
ある。例えば、Ethernetでは、そのフレームが
IPのパケットを包含する関係になっている。また、ル
ープ上の各電子装置が通信データの診断を行うという点
で、特開平8−8948号公報記載の技術が本発明と類
似する。しかし、特開平8−8948号では、中継局で
の診断結果を通知するために、通信データに診断用のデ
ータを付加しているのに対し、本発明では、通信データ
を何ら加工することなく、通信データとは別途の診断フ
レームを送出して診断を行なう点において相違する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明のFC−AL対応
の電子装置が具備するポートの一実施例を示すブロック
図である。図1に示すポートは、受信部1と送信部2
と、ループ制御部17を具備している。
【0012】送信部2は、診断用フレーム生成部6、送
信制御部8、シリアル信号送信部4を有している。診断
用フレーム生成部6は、診断用フレームを生成し、診断
用フレーム信号14を出力する機能を有する。ここで、
診断用フレームとは、受信部1で、それと認識できるフ
レームであれば良く、通常のフレームと区別できれば良
い。
【0013】また、本発明を適用していない従来の電子
装置と、適用している電子装置が混在したFC−ALの
システムにおいて、診断フレーム信号14が従来の電子
装置の動作に悪影響を及ぼさぬよう、例えば、従来の電
子装置においてNOP(No Operation)となるようなフ
レームを診断フレームとしても良い。このように、取り
扱うフレームのセット・種類に応じて、予め複数の診断
用フレームを診断用フレーム生成部6に定義しておき、
適宜、選択して診断用フレームとして用いることができ
る。
【0014】送信制御部8は、ループ制御部17からの
制御信号により、内部送信信号16、転送信号18、又
は診断用フレーム信号14の何れかを選択し、送信信号
12として出力する機能を有する。また、診断用フレー
ム信号14を選択しない設定にすることも可能であり、
この場合には診断用フレーム信号14が出力されない。
診断用フレーム信号14の出力を行なわない設定は他の
仕方でも送信制御部8において可能である。
【0015】この診断用フレーム信号14を出力する
(有効)又は出力しない(無効)設定は、このポートを
有するFC−AL対応の電子装置において、保守員によ
りマニュアルで設定することが可能であり、又、ファイ
バーチャネルを経由して所定の設定・制御信号を電子装
置に送り込むことで電子的にも設定可能である。マニュ
アルで設定するには電子装置に設けられたスイッチをO
Nにすることで診断用フレーム信号14を出力すること
となる。このように設定された電子装置を例えば10個
毎にファイバーチャネルでつながった電子装置の間に配
置することで、不規則に発生するループ障害を効率良く
検知できる。
【0016】また、マニュアル設定の手間を省くには、
ファイバーチャネルを介して、それぞれの電子装置へ指
令を発し、診断用フレーム信号14を送出する機能を有
効にすることができるが、この場合には、電子装置のI
D番号等を保守員や操作者が把握している必要がある。
本発明の機能を有する電子装置と、有さない電子装置と
が混在・並存するFC−ALのシステムでは、前者のマ
ニュアル設定が現実的である。シリアル信号送信部4
は、送信信号12を送信シリアル信号10に変換してル
ープへ出力する機能を有する。
【0017】受信部1は、シリアル信号受信部3、フレ
ームCRCチェック部5及び受信制御部7を有する構成
となっている。シリアル信号受信部3は、ループから入
力される受信シリアル信号9をポート内で処理するため
の受信信号11に変換する機能を有する。フレームCR
Cチェック部5は、受信信号11を入力して、その受信
フレームのCRCチェックを実施することにより、ルー
プ障害の発生を検出する機能を有する。フレームCRC
チェック部5は、CRCチェックのみならず他の誤り検
出方法、又は誤り訂正方法を用いて受信したフレームの
チェックを行うことができ、このようなチェック機能
は、設定により有効又は無効とすることができる。
【0018】フレームCRCチェック部5は、入力した
受信信号11のフレームCRCチェック等を実施し、そ
の結果が誤りであるときには、電子装置の外部に誤りで
あることを示す表示(エラーである旨の表示)又は誤り
であることを示す信号(エラー信号)を送出する機能を
有する。エラーである旨の表示は、電子装置の見やすい
位置に設けられたLED等の発光素子が発光することに
より為され、保守員は、発生頻度の低いエラーを直感的
・感覚的に把握することができる。100台前後の電子
装置のCRCチェック部5が、連続的に受信するフレー
ムのCRCチェックを行い、これらのうちいくつかのL
EDが極く低い頻度で発光する現象を捉えることができ
るからである。これにより障害個所の早期の特定が可能
となる。LEDの発光に代え又はこれと共に警告音を発
生させても良い。警告音を発生する発音素子は電子装置
の外部に設けられる。
【0019】エラー信号は、転送信号18に載せて又は
これとは別に、ファイバチャネル上に送出されるように
しても良い。また、内部受信信号15と共に又はこれと
は別に、エラー信号を電子装置の内部に送って、予め設
定可能な条件を満たすときに、第2のエラー信号をファ
イバチャネル上に送出するようにしても良い。このエラ
ー信号が受信可能であるように、ファイバチャネル上に
設けられた保守用端末装置の表示画面に、エラーである
旨の表示が為されるようにしても良い。
【0020】フレームCRCチェック部5は、受信信号
11が診断用フレームの場合に破棄して後の信号処理の
負担を軽減するときは、受信信号11が診断用フレーム
であることを認識する機能を有していることを要する。
そうでない場合には、診断用フレームであってもフレー
ムCRCチェック部出力信号13として処理する通常の
機能を有すれば足りる。診断用フレームであることを認
識して破棄する機能は、適宜、設定することにより有効
又は無効とできることが好ましい。
【0021】受信制御部7は、入力されたフレームCR
Cチェック部出力信号13を、ループ制御部17からの
制御信号により、内部受信信号15又は転送信号18に
出力として振り分ける機能を有する。
【0022】ループ制御部17は、ポートの状態を管理
する機能を有し、ポートの状態に応じて受信部1および
送信部2を制御することによってフレームの流れを制御
する機能を有している。ループ制御部17が有するポー
トの状態を管理する機能には、ポートにおいて出力処理
が行われているか否かを判断する機能も含まれる。ここ
でポートにおける出力処理とは次の2つがある。1つ
は、当該ポートが帰属する電子装置の要求により、デー
タやステータス情報等のフレームまたはプロトコル信号
を送信する処理であり、これは当該ポートが帰属する電
子装置がシステムの入出力処理の対象となっている場合
に発生する。もう1つは、当該ポートより上流のポート
からフレームまたはプロトコル信号を受信し、それを下
流のポートへ転送する必要があるときに、そのままルー
プ上へ送信する処理であり、これは当該ポートがモニタ
リング状態の時に発生する。
【0023】当該ポートが帰属する電子装置自身の要求
によりデータ等のフレームを送信する場合は、ループ制
御部17が制御信号を送信制御部8に対して発し、内部
送信信号16を選択するよう指示する。当該ポートより
上流のポートから受信したフレームやプロトコル信号を
下流のポートへ転送する場合は、ループ制御部17は、
制御信号を受信制御部7に対して発し、フレームCRC
チェック部出力信号13を転送信号18へ振り分けるよ
う指示するとともに、制御信号を送信制御部8に対して
発し、転送信号18を選択するよう指示する。ループ制
御部17がポートにおいて出力処理が行われていないと
判断した場合は、制御信号を送信制御部8に対して発
し、診断用フレーム信号14を選択するよう指示する。
ただしこのとき、診断用フレーム信号14を出力しない
設定になっている場合は、送信制御部8は診断用フレー
ム信号14を選択しない。また、当該ポートを宛先とす
るフレームを受信した場合は、ループ制御部17は制御
信号を受信制御部7に対して発し、フレームCRCチェ
ック部出力信号13を内部受信信号15へ振り分けるよ
う指示する。
【0024】図2は送信制御部8の動作の一例を示すタ
イミングチャートである。送信部2が入力する信号21
は、ループ制御部17の指示により送信制御部8が選択
する内部送信信号16又は転送信号18の何れかのフレ
ーム信号に対応しており、送信フレーム信号22は図1
の送信信号12のフレーム信号に対応している。送信部
2が入力する信号21において、出力処理がない期間2
5を、ループ制御部17が検出し、送信制御部8に通知
することによって、送信フレーム信号22において、入
出力処理用フレーム23の間に診断用フレーム24が挿
入される様子が示されている。この送信制御部8の機能
により、ポートで出力処理が行われていないときでも、
ループに常時フレームを送信することを可能としてい
る。
【0025】図3は、フレームCRCチェック部5の動
作の一例を示すタイミングチャートである。受信フレー
ム信号31は、図1の受信信号11のフレーム信号に対
応している。フレームCRCチェック部5が出力する信
号32は、図1のフレームCRCチェック部出力信号1
3のフレーム信号に対応している。フレームCRCチェ
ック部5は、入出力処理用フレーム33又は診断用フレ
ーム34の連続である受信フレーム信号31に対して、
受信フレームのCRCチェックを行った後、診断用フレ
ーム34を破棄する。この結果、入出力処理用フレーム
33のみを、フレームCRCチェック部5が出力する信
号32として出力する。このフレームCRCチェック部
5の機能により、受信フレームのCRCチェックを常時
実施し、CRCエラーの発生状況を監視することで、ル
ープ障害の発生を検出することができる。また、受信フ
レームが連続的であることにより、ループ障害を検出で
きる確率が高くなる。
【0026】図1のポートが従来のFC−ALポートと
異なる点は、ループ障害の診断のために、診断用フレー
ム生成部6とフレームCRCチェック部5を具備してい
ることと、この2つを制御する機能をループ制御部17
が有していることである。これらのループ障害診断用の
機能は、ポートでの信号遅延を従来よりも増加させるこ
ととなる。これを好まない場合には、ループ障害の診断
が不要なときに診断機能を無効とすることができる。
【0027】次に、図4を用いて、図1のポートを具備
するFC−AL対応装置で構成されたFC−ALシステ
ムにおいて、ループ障害の発生を検出し、障害箇所を特
定する方法を説明する。同図は、2以上のFC−AL対
応装置41−j(1≦j≦n:jは自然数)を、一つの
FC−ALループ43に接続することによって構成され
たFC−ALシステムの一例である。
【0028】各FC−AL対応装置41−jは、FC−
ALループ43に接続するために、図1に対応するポー
ト42−jを具備している。各ポート42−jが具備す
る図1の送信制御部8の機能により、FC−ALループ
43には入出力処理用フレーム又は診断用フレームが連
続的に流れている。また、各ポート42−jが具備する
図1のフレームCRCチェック部5の機能により、各F
C−AL対応装置41−jは、連続的に受信するフレー
ムに対してCRCチェックを行い、CRCエラーの発生
状況を監視することで、ループ障害の発生を常時監視す
る。ループ障害を検出したFC−AL対応装置41−j
は、自ら外部へ通知し、障害の回復を要求する。
【0029】このようにFC−ALループ43に常時フ
レームを流し、各々のFC−AL対応装置41−j(1
≦j≦n:jは自然数)にて受信フレームのCRCチェ
ックを実施することによって、高い確率でループ障害の
発生を検出することを可能にする。
【0030】更に、あるFC−AL対応装置41−jが
ループ障害の発生を検出し、これに隣接する上流のFC
−AL対応装置41−(j−1)がループ障害を検出し
ていない場合、これら2つのFC−AL対応装置41−
jと41−(j−1)の間で障害が発生したことを特定
できる。
【0031】例えば、図4において、FC−AL対応装
置41−2がループ障害の発生を検出し、FC−AL対
応装置41−1がループ障害を検出していない場合、F
C−AL対応装置41−1とFC−AL対応装置41−
2の間で障害が発生したことが分かる。
【0032】また別の方法として、各FC−AL対応装
置41−jが、検出したエラーの統計情報を内部に蓄積
することにより、ループの障害箇所を、最も高いエラー
の発生頻度を示すFC−AL対応装置に絞り込むことが
できる。
【0033】
【発明の効果】複数、特に、多数の電子装置が接続され
たFC−ALシステムにおいて、エラーの発生確率が低
く、同期はずれに至らない重傷でないループ障害が発生
した場合でも、障害の検出又は障害箇所の特定を迅速に
行うことができる効果がある。診断の契機が、全ての通
信データの受信時及び各電子装置が空き時間に送信する
診断用フレームの受信時であるため、障害の検出能力が
高くなる。ループを伝送している情報を加工する必要が
なく、また各電子装置が外部へ障害の有無を通知する構
成であるため、汎用性が高い検出方法を提供できる。こ
のため、障害回復作業を行うホスト装置に負荷をかけ
ず、また保守員の労力を軽減することができ、障害解析
や復旧作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFC−AL対応装置のポートの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】送信制御部8の動作の一例を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】フレームCRCチェック部5の動作の一例を示
すタイミングチャートである。
【図4】FC−ALシステムの構成例である。
【符号の説明】
1……受信部、 2……送信部、3…
…シリアル信号受信部、 4……シリアル信号送信
部、5……フレームCRCチェック部、6……診断用フ
レーム生成部、7……受信制御部、 8…
…送信制御部、9……受信シリアル信号、 10…
…送信シリアル信号、11……受信信号、
12……送信信号、13……フレームCRCチェック
部出力信号、14……診断用フレーム信号、 15…
…内部受信信号、16……内部送信信号、 1
7……ループ制御部、18……転送信号、
21……送信部2が入力する信号、22……送信フレ
ーム信号、 23……入出力処理用フレーム、24
……診断用フレーム、 25……出力処理がない
期間、31……受信フレーム信号、32……フレームC
RCチェック部5が出力する信号、33……入出力処理
用フレーム、 34……診断用フレーム、41−1、4
1−2、41−3、41−n……FC−AL対応装置、
42−1、42−2、42−3、42−n……ポート、
43……FC−ALループ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B083 BB08 CC03 CE06 DD11 EE05 EE11 GG05 5K031 AA09 AA14 BA01 CC04 DA19 EA01 EA12 5K035 AA05 BB02 CC08 CC10 EE01 GG01 HH02 HH03 JJ01 JJ03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイバチャネル調停ループにポートを介
    して接続可能な電子装置であって、前記ポートは、 当該ポートにおいて出力処理が行われているか否かを判
    断する機能を有するループ制御部と、 出力処理が行われていないときに診断用フレームを送信
    し、出力処理が行われているときに診断用フレームより
    も優先して出力処理の信号を送信する機能を有する送信
    部と、 受信したフレームの誤り検出を常に行う機能をする受信
    部と、を有するファイバチャネル調停ループ対応の電子
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファイバチャネル調停ルー
    プ対応の電子装置において、 前記受信部は、更に、受信した前記診断用フレームを当
    該誤り検出の後に破棄する機能を有するファイバチャネ
    ル調停ループ対応の電子装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファイバチャネル調停ルー
    プ対応の電子装置において、 前記診断用フレームとして、複数のフレームを設定でき
    る機能を有するファイバチャネル調停ループ対応の電子
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のファイバチャネル調停ルー
    プ対応の電子装置において、 前記診断用フレームを送信する機能は、当該電子装置の
    外部から設定可能であるファイバチャネル調停ループ対
    応の電子装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のファイバチャネル調停ルー
    プ対応の電子装置において、 前記受信したフレームの誤り検出を常に行う機能を、当
    該電子装置の外部から有効又は無効に設定できるファイ
    バチャネル調停ループ対応の電子装置。
  6. 【請求項6】ポートを介して複数の電子装置が接続され
    たファイバチャネル調停ループの障害検出方法におい
    て、 ある一つの電子装置から、ファイバチャネル調停ループ
    上の通常のフレーム信号に、診断用フレーム信号を挿入
    する第1のステップと、 ファイバチャネル調停ループ上のフレーム信号の誤りを
    検出する第2のステップと、 フレーム信号の誤りを検出したとき、電子装置の外部
    に、誤りであることを示す表示又は誤りであること示す
    信号を送出する第3のステップと、を有することを特徴
    とするファイバチャネル調停ループの障害検出方法。
  7. 【請求項7】ポートを介して複数の電子装置が接続され
    たファイバチャネル調停ループの障害検出方法におい
    て、 ある一つの電子装置から、ファイバチャネル調停ループ
    上の通常のフレーム信号に、診断用フレーム信号を挿入
    する第1のステップと、 ファイバチャネル調停ループ上のフレーム信号の誤りを
    検出する第2のステップと、 検出したフレーム信号の誤りを電子装置に記録する第3
    のステップと、を有することを特徴とするファイバチャ
    ネル調停ループの障害検出方法。
  8. 【請求項8】ポートを介して複数の電子装置が接続され
    たファイバチャネル調停ループの障害検出方法におい
    て、 ある一つの電子装置から、ファイバチャネル調停ループ
    上の通常のフレーム信号に、診断用フレーム信号を挿入
    する第1のステップと、 ファイバチャネル調停ループ上のフレーム信号の誤りを
    検出する第2のステップと、 検出したフレーム信号の誤りが予め設定された条件を満
    たすときに、電子装置の外部に、誤りであることを示す
    表示又は誤りであること示す信号を送出する第3のステ
    ップと、を有することを特徴とするファイバチャネル調
    停ループの障害検出方法。
  9. 【請求項9】請求項6記載又は請求項8記載のファイバ
    チャネル調停ループの障害検出方法において、 第3のステップにおける誤りであることを示す表示は、
    電子装置に設けられた発光素子による発光又は発音素子
    による警告音であるファイバチャネル調停ループの障害
    検出方法。
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