JP2002368487A - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置

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JP2002368487A JP2001168711A JP2001168711A JP2002368487A JP 2002368487 A JP2002368487 A JP 2002368487A JP 2001168711 A JP2001168711 A JP 2001168711A JP 2001168711 A JP2001168711 A JP 2001168711A JP 2002368487 A JP2002368487 A JP 2002368487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載ヘッドがピックアップする電子部品と後
続の電子部品との干渉を防止することができる電子部品
供給装置を提供する。 【解決手段】 ストッパ18を搬送方向の一定の可動範
囲で移動自在として待機位置16の電子部品から搬送方
向前方に離間可能とし、先頭電子部品移送手段20が、
待機位置16の先頭の電子部品を隣接する後続の電子部
品から分離して待機位置16よりも搬送方向前方の基準
捕捉位置22に移送するようにして、該基準捕捉位置2
2の上方から接近・離間する搭載ヘッド24に電子部品
を順次供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搭載ヘッドに電子
部品を供給するための電子部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品搭載機には電子部品供給
装置が備えられ、この電子部品供給装置の電子部品を搭
載ヘッドが真空吸着又は挟持してピックアップし、基板
上に搭載するようにされている。
【0003】図6に電子部品供給装置の一例を示す。電
子部品供給装置100は、電子部品102を格納する格
納部104と、該格納部104の電子部品を一列に案内
しつつ玉突き状に送り出して搬送する搬送部106と、
該送り出された先頭の電子部品の前端に当接して該先頭
の電子部品をピックアップ部108に保持するストッパ
110とを含んで構成されている。
【0004】搭載ヘッド112はピックアップ部108
においてストッパ110に保持された先頭の電子部品に
上方から接近し、該先頭の電子部品を真空吸着又は挟持
等して離間することにより電子部品をピックアップする
ようにされている。
【0005】搬送部106はエンドレスのベルト114
の上に電子部品を連続して載置し、該ベルト14を駆動
することにより電子部品をストッパ110まで搬送する
ようにされている。
【0006】先頭の電子部品はピックアップ部108に
おいて、隣接する後続の電子部品とストッパ110との
間に挟まれる。このため先頭の電子部品には一定の当接
圧(以下素子圧という)が作用する。搭載ヘッド112
が先頭の電子部品をピックアップするためには、この素
子圧から先頭の電子部品を解放する必要がある。一般的
には、先頭の電子部品がストッパ110に当接してから
後ベルト114を停止させた後、ストッパ110を搬送
方向に若干離間させることにより素子圧から先頭の電子
部品を解放するようにされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子部品の端
面には、製造の際にバリが発生したり(図7)、又、端
面が若干傾斜して形成されることがある(図8)。
【0008】電子部品の端面にバリがあったり、端面が
傾斜していると、先頭の電子部品を素子圧から解放して
も、該先頭の電子部品が隣接する後続の電子部品と干渉
し、搭載ヘッド112が先頭の電子部品をピックアップ
することができなかったり、又図9に示されるように、
正確な姿勢で電子部品をピックアップすることができな
いという問題があった。
【0009】これに対して、電子部品の端面に仕上げ加
工を施すことにより上記問題は解決されうるが、このよ
うな仕上げ加工は電子部品の大幅なコストアップという
新たな問題を発生させることとなる。
【0010】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであって、搭載ヘッドがピックアップする電子部品
と後続の電子部品との干渉を防止することができる電子
部品供給装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品搭載
機に備えられていて、基板上に電子部品を搭載する搭載
ヘッドに電子部品を供給するための電子部品供給装置に
おいて、電子部品を格納する格納部と、該格納部の電子
部品を一列に案内しつつ玉突き状に送り出して搬送する
搬送部と、該送り出された先頭の電子部品の前端に当接
して該先頭の電子部品を待機位置に保持可能とされたス
トッパと、先頭電子部品移送手段と、を含んで電子部品
供給装置を構成し、前記ストッパを、前記搬送方向の一
定の可動範囲で移動自在として、前記待機位置の電子部
品から前記搬送方向前方に離間可能とし、前記先頭電子
部品移送手段が前記待機位置の先頭の電子部品を隣接す
る後続の電子部品から分離して、該待機位置よりも前記
搬送方向前方の基準捕捉位置に移送するようにして、該
基準捕捉位置の上方から接近・離間する前記搭載ヘッド
に電子部品を順次供給するようにしたことにより、上記
目的を達成するものである。
【0012】又、前記待機位置の先頭の電子部品に隣接
する後続の電子部品を定位置に保持・解放自在の後続電
子部品保持手段を備えてもよい。
【0013】更に、前記ストッパが、前記移動範囲の前
端位置で先頭の電子部品と当接することにより、該先頭
の電子部品を前記基準捕捉位置に位置決めするように前
記ストッパを設置してもよい。
【0014】又、前記搬送方向と垂直な幅方向の一方の
側から先頭の電子部品に当接して、該先頭の電子部品を
前記待機位置から前記基準捕捉位置まで前記搬送方向に
沿って案内するガイドを設けると共に、前記幅方向の他
方の側から前記待機位置の先頭の電子部品に当接しつつ
前記搬送方向に可動とされ、該先頭の電子部品を前記基
準捕捉位置の方向に付勢可能とした可動片を含んで前記
先頭電子部品移送手段を、構成してもよい。
【0015】又、負圧及び正圧のいずれかのエア圧によ
り、前記待機位置の先頭の電子部品を前記基準捕捉位置
の方向に付勢可能としたエア圧供給機構を含んで前記先
頭電子部品移送手段を構成してもよい。
【0016】又、前記待機位置の先頭の電子部品をリニ
アモータ可動子として前記基準捕捉位置の方向に付勢可
能としたリニアモータ固定子を含んで前記先頭電子部品
移送手段を構成してもよい。
【0017】本発明によれば、搭載ヘッドがピックアッ
プする先頭の電子部品と後続の電子部品との干渉を防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1に示されるように、本実施の形態の例
に係る電子部品供給装置10は、電子部品を格納する格
納部12と、該格納部12の電子部品を一列に案内しつ
つ玉突き状に送り出して搬送する搬送部14と、該送り
出された先頭の電子部品の前端に当接して該先頭の電子
部品を待機位置16に保持可能とされたストッパ18
と、先頭電子部品移送手段20とを含んで構成されてい
る。
【0020】前記ストッパ18と先頭電子部品移送手段
20とが本発明の特徴部分であり、他の部分については
従来と同様であるが、本発明の理解のため、他の部分に
ついても説明しつつ、本発明の特徴部分について説明す
ることとする。
【0021】前記格納部12は電子部品を堆積状態で格
納し、下端に設けられた排出口12Aから前記搬送部1
4に順次電子部品を排出するようにされている。
【0022】前記搬送部14はエンドレスのベルト14
Aを駆動することにより該ベルト14Aの上面に載置さ
れる電子部品を搬送するようにされている。
【0023】前記ストッパ18は、前記搬送方向の一定
の可動範囲で移動自在とされて、前記待機位置16の電
子部品から前記搬送方向前方に離間可能とされている。
【0024】又、該ストッパ18は、前記可動範囲の前
端位置で先頭の電子部品と当接することにより該先頭の
電子部品を前記基準捕捉位置22に位置決めし、前記可
動範囲の後端位置で先頭の電子部品と当接することによ
り該先頭の電子部品を前記待機位置16に位置決めする
ように設置されている。
【0025】前記先頭電子部品移送手段20は、前記待
機位置16の先頭の電子部品を隣接する後続の電子部品
から分離して、該待機位置16よりも前記搬送方向前方
の基準捕捉位置22に移送するようにされている。
【0026】図2及び図3に示されるように前記搬送部
14の前端近傍には、搬送方向と垂直な幅方向の一方の
側から先頭の電子部品に当接して、該先頭の電子部品を
前記待機位置16から前記基準捕捉位置22まで前記搬
送方向に沿って案内するガイド28が設けられている。
【0027】前記先頭電子部品移送手段20は、前記幅
方向の他方の側から前記待機位置16の先頭の電子部品
に当接しつつ前記搬送方向に可動とされ、該先頭の電子
部品を前記基準捕捉位置22の方向に付勢可能とされた
可動片20Aを含んで構成されている。
【0028】前記電子部品供給装置10は、該基準捕捉
位置22の上方から接近・離間する搭載ヘッド24に電
子部品を順次供給するようにされている。
【0029】前記搭載ヘッド24は、上下方向及び水平
方向移動自在、且つ、上下方向の軸線廻りに回転自在の
電子部品吸着ノズル24Aを備え、該電子部品吸着ノズ
ル24Aの下端に負圧を供給することにより電子部品を
真空吸着可能とされている。
【0030】又、前記電子部品供給装置10は、前記待
機位置16の先頭の電子部品に隣接する後続の電子部品
を移動不能に保持・解放自在の後続電子部品保持手段2
6を備えている。
【0031】この後続電子部品保持手段26は、前記搬
送部14の上方に搬送方向に沿って配置された棒状材
で、搬送方向前方の先端部26Aが下方に曲折されてい
る。該先端部26Aは図示しない基端部に対して、略上
下方向に揺動自在とされ、該先端部26Aにおいて電子
部品の上端に当接・離間することにより、該後続電子部
品保持手段26は電子部品を定位置に保持・解放自在と
されている。
【0032】尚、前記後続電子部品保持手段26は、電
子部品の上端に当接・離間する構成としているが、電子
部品の下方にエアーによる吸引手段を設け、これにより
電子部品を所定の位置に保持解放自在の後続電子部品保
持手段としてもよい。
【0033】次に前記電子部品供給装置10の作用につ
いて説明する。
【0034】前記搭載ヘッド24への電子部品の供給
は、前記格納部12に格納した電子部品を前記基準捕捉
位置22まで順次搬送することにより行う。
【0035】まず、前記ストッパ18を前記可動範囲の
後端位置に保持した状態で前記格納部12の電子部品を
前記搬送部14の上に連続して載置し、これら電子部品
を前記搬送方向に搬送すると先頭の電子部品は前記スト
ッパ18に当接して、前記待機位置16に位置決めされ
て保持される。
【0036】次に、前記搬送部14のベルト14Aを停
止させてから、前記後続電子部品保持手段26を下降さ
せると、前記待機位置16に保持された先頭の電子部品
に隣接する後続の電子部品は前記ベルト14Aと前記後
続電子部品保持手段26との間に挟まれて定位置に保持
される。
【0037】この状態で、図4(A)のように前記先頭
電子部品移送手段20の可動片20Aを前記幅方向内側
に移動させると、該可動片20Aは前記待機位置16の
先頭の電子部品の側面に当接する。更に、同図(B)の
ように先ずストッパ18を前記搬送方向前方に移動さ
せ、前記可動範囲の前端位置に保持し、次に該可動片2
0Aを前記搬送方向前方に移動させると、先頭の電子部
品は隣接する後続の電子部品から分離されて前記ベルト
14Aの上を滑りながら同図(C)に示されるように前
記ストッパ18に当接し、前記基準捕捉位置22に位置
決めされて保持される。
【0038】電子部品の端面には、図7のようにバリが
発生していることがあるが、先頭の電子部品と隣接する
後続の電子部品とを分離する際に、該後続の電子部品を
前記後続電子部品保持手段26が定位置に保持している
ので、先頭の電子部品に引きずられて該後続の電子部品
が搬送方向前方に移動することがない。
【0039】又、前記可動片20Aは、自身と前記ガイ
ド28との間に先頭の電子部品を挟み込んで、該先頭の
電子部品を前記搬送方向前方に付勢するので、該先頭の
電子部品を強い付勢力で移送することができ、たとえ電
子部品の端面にバリ等が発生していたとしても、先頭の
電子部品と隣接する後続の電子部品とを確実に分離する
ことができる。
【0040】又、前記ガイド28が設けられているの
で、該ガイド28と前記幅方向反対側にのみ設けられた
簡単な構造の可動片20Aにより先頭の電子部品を移送
することができ、前記電子部品供給装置10はコンパク
トである。
【0041】次に、図4(D)のように、前記可動片2
0Aを前記幅方向外側に移動させ、前記基準捕捉位置2
2の先頭の電子部品を該可動片20Aから解放する。こ
の状態で、該基準捕捉位置22の上方から前記搭載ヘッ
ド24を下降させて該搭載ヘッド24の下端を先頭の電
子部品の上端に当接させ、該搭載ヘッド24の下端に上
方から負圧を供給しつつ図5に示されるように該搭載ヘ
ッド24を上昇させると、先頭の電子部品は該搭載ヘッ
ド24にピックアップされる。
【0042】先頭の電子部品は前記基準捕捉位置22に
おいて、後続する電子部品から分離されているので、た
とえ図7、図8のように電子部品の端面にバリがあった
り、端面が傾斜して形成されていても前記搭載ヘッド2
4が先頭の電子部品をピックアップする際に、該先頭の
電子部品と後続の電子部品とが図9のように干渉するこ
とがない。即ち、前記搭載ヘッド24が先頭の電子部品
を、正確、且つ、確実にピックアップすることができ
る。
【0043】更に、前記ストッパ18が前記可動範囲の
後端位置において先頭の電子部品に当接することによ
り、該先頭の電子部品を前記待機位置16に位置決め
し、又、前記可動範囲の前端において先端の電子部品に
当接することにより該先端の電子部品を前記基準捕捉位
置22に位置決めするようにされているので、該先頭の
電子部品を容易、且つ、確実に待機位置及び基準捕捉位
置に保持することができる。
【0044】このように、先頭の電子部品が基準捕捉位
置に正確に位置決めされることにより搭載ヘッドによる
先頭の電子部品のピックアップの精度が更に高められて
いる。
【0045】次に、図4(E)のように前記ストッパ1
8を前記搬送方向後方に移動させて該ストッパ18を前
記可動範囲の後端位置に保持するとともに、前記可動片
20Aも前記搬送方向後方に移動させる。更に、前記後
続電子部品保持手段26を上昇させて電子部品を解放し
た後、前記搬送部14のベルト14Aを駆動して該ベル
ト14上の電子部品を前記搬送方向前方に移送させる
と、前記後続電子部品保持手段26に保持されていた後
続の電子部品が先頭の電子部品として前記ストッパ18
に当接し前記待機位置16に位置決めされて保持され
る。
【0046】以後上記と同様に前記基準捕捉位置22か
ら前記搭載ヘッド24に電子部品を供給する作業を繰り
返す。
【0047】なお、本実施の形態の例において、前記先
頭電子部品移送手段20は、可動片20Aを先頭の電子
部品に当接させて該先頭の電子部品を前記待機位置から
前記基準捕捉位置に移送するようにされているが、本発
明は、これに限定されるものではなく、例えば、周知の
四運動機構により可動片を駆動させたり、あるいは、上
下方向の軸線を有する駆動ローラを、先頭の電子部品に
当接・離間させて、該駆動ローラの回転力により先頭の
電子部品を待機位置から基準捕捉位置に移送する先頭電
子部品移送手段としてもよい。
【0048】又、本実施の形態の例において先頭の電子
部品を前記待機位置から前記基準捕捉位置まで搬送方向
に沿って案内するガイドが設けられ、このガイドと可動
片との間に先頭の電子部品を挟み込んで、該先頭の電子
部品を前記待機位置から前記基準捕捉位置まで移送する
ようにされているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、ガイドに代えて、可動片を幅方向の両
側に設け、一対の可動片で先頭の電子部品を挟み込んで
該先頭の電子部品を前記待機位置から前記基準捕捉位置
まで移送するようにしてもよい。
【0049】同様に、一対の駆動ローラを幅方向の両側
に設け、これら駆動ローラの回転力により先頭の電子部
品を移送するようにしてもよい。
【0050】更に、前記可動片又は駆動ローラに代え
て、負圧及び正圧のいずれかのエア圧により、前記前記
待機位置の先頭の電子部品を前記基準捕捉位置の方向に
付勢可能とされたエア圧供給機構を含んでいる先頭電子
部品移送手段としてもよい。
【0051】又、前記待機位置の先頭の電子部品をリニ
アモータ可動子として前記基準捕捉位置の方向に付勢可
能とされたリニアモータ固定子を含んでなる先頭電子部
品移送手段としてもよい。
【0052】又、本実施の形態の例において、前記スト
ッパ18が前記可動範囲の前端位置において先頭の電子
部品に当接することにより、該先頭の電子部品を前記基
準捕捉位置に位置決めするようにされているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば前記先頭電子
部品移送手段20における可動片20Aの移動量を制御
することにより、先頭の電子部品を前記基準捕捉位置に
位置決めするようにしてもよい。
【0053】又、本実施の形態の例において、前記電子
部品供給装置10は前記後続電子部品保持手段26を備
え、該後続電子部品保持手段26で後続の電子部品の移
動を規制しつつ、先頭の電子部品と隣接する後続の電子
部品とを分離するようにされているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、電子部品の端部のバリ等の状
態により、電子部品同士が相互に付着することがない場
合には、後続電子部品保持手段を設けることなく、先頭
電子部品移送手段のみで先頭の電子部品と後続の電子部
品とを分離する電子部品供給装置としてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、搭載ヘッドが正確、且つ、確実にピックアップする
ことができるように、該搭載ヘッドに電子部品を供給す
ることが可能となるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品供給装
置の全体構造を示す側面図
【図2】図1における基準捕捉位置の周辺部の構造を拡
大して示す斜視図
【図3】同側面図
【図4】本発明の実施の形態の例に係る電子部品供給装
置における電子部品の分離作用を示す平面図
【図5】同電子部品供給装置における電子部品のピック
アップの状態を示す側面図
【図6】従来の電子部品供給装置の全体構造を示す側面
【図7】従来の電子部品供給装置のピックアップ部にお
ける電子部品の状態を拡大して示す側面図
【図8】従来の電子部品供給装置のピックアップ部にお
ける電子部品の状態を拡大して示す側面図
【図9】従来の電子部品供給装置における搭載ヘッドに
よる電子部品のピックアップを示す側面図
【符号の説明】
10、100…電子部品供給装置 12、104…格納部 14、106…搬送部 16…待機位置 18、110…ストッパ 20…先頭電子部品移送手段 20A・・・可動片 22…基準捕捉位置 24、112…搭載ヘッド 26…後続電子部品保持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA03 AA21 CC01 CC02 DD01 DD02 DD10 DD12 DD14 DD20 DD23 DD42 EE24 FF05 FF07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品搭載機に備えられていて、基板上
    に電子部品を搭載する搭載ヘッドに電子部品を供給する
    ための電子部品供給装置において、 電子部品を格納する格納部と、該格納部の電子部品を一
    列に案内しつつ玉突き状に送り出して搬送する搬送部
    と、該送り出された先頭の電子部品の前端に当接して該
    先頭の電子部品を待機位置に保持可能とされたストッパ
    と、先頭電子部品移送手段と、を含んでなり、 前記ストッパは、前記搬送方向の一定の可動範囲で移動
    自在とされて、前記待機位置の電子部品から前記搬送方
    向前方に離間可能とされ、 前記先頭電子部品移送手段は、前記待機位置の先頭の電
    子部品を隣接する後続の電子部品から分離して、該待機
    位置よりも前記搬送方向前方の基準捕捉位置に移送する
    ようにされ、該基準捕捉位置の上方から接近・離間する
    前記搭載ヘッドに電子部品を順次供給するようにされた
    ことを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記待機位置の先頭の電子部品に隣接する後続の電子部
    品を定位置に保持・解放自在の後続電子部品保持手段が
    備えられたことを特徴とする電子部品供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記ストッパは、前記可動範囲の前端位置で先頭の電子
    部品と当接することにより、該先頭の電子部品を前記基
    準捕捉位置に位置決めするように設置されたことを特徴
    とする電子部品供給装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記搬送方向と垂直な幅方向の一方の側から先頭の電子
    部品に当接して、該先頭の電子部品を前記待機位置から
    前記基準捕捉位置まで前記搬送方向に沿って案内するガ
    イドが設けられると共に、 前記先頭電子部品移送手段は、前記幅方向の他方の側か
    ら前記待機位置の先頭の電子部品に当接しつつ前記搬送
    方向前方に可動とされ、該先頭の電子部品を前記基準捕
    捉位置の方向に付勢可能とされた可動片を含んでなるこ
    とを特徴とする電子部品供給装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2又は3において、 前記先頭電子部品移送手段は、負圧及び正圧のいずれか
    のエア圧により、前記待機位置の先頭の電子部品を前記
    基準捕捉位置の方向に付勢可能とされたエア圧供給機構
    を含んでなることを特徴とする電子部品供給装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2又は3において、 前記先頭電子部品移送手段は、前記待機位置の先頭の電
    子部品をリニアモータ可動子として前記基準捕捉位置の
    方向に付勢可能とされたリニアモータ固定子を含んでな
    ることを特徴とする電子部品供給装置。
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