JP2002368083A - 微細空間への金属充填方法および装置 - Google Patents

微細空間への金属充填方法および装置

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和久 糸井
Tatsuo Suemasu
龍夫 末益
Isao Takizawa
功 滝沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン基板等にあけた高アスペクト比の微
細孔への空隙等のない金属充填を可能にする。また、試
料に反りや割れが発生しないようにする。 【解決手段】 微細孔が形成されたシリコン基板14を
試料固定用治具12に固定し、これらを真空チャンバー
11内に配置した後、真空チャンバー11内を減圧し、
真空チャンバー11内が所定の真空度に達した後、溶融
金属を溶融金属供給管13bから供給してシリコン基板
14の上面に流す。次いで真空チャンバー11内を不活
性ガスで大気圧以上に加圧する。これにより、溶融金属
が微細孔内に真空吸入される。次いで真空チャンバーを
開放して、試料表面に残った溶融状態の金属を取り除
き、その後室温冷却する。高アスペクト比の微細孔に、
鬆(す)などを生じさせないで金属を充填できる。ま
た、溶融金属糟等に浸漬する方式と比べて、溶融金属の
熱容量が少ないから、試料に反りや割れが生じない。余
剰金属を最小限に抑制することができ、コスト低減を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、試料に形成され
た微細孔や微細隙間等の微細空間への金属充填方法およ
び装置に関し、特にシリコン基板等にあけた高アスペク
ト比の微細孔に金属を充填する場合に好適な微細空間へ
の金属充填方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被加工物(以下、試料という)に
形成された微細空間、例えば微細孔へ金属充填する場合
として、例えばシリコンICチップ等の製造工程でシリ
コン基板に貫通電極(ビアホール電極)を形成する場
合、シリコン基板に貫通電極用の貫通孔をあけ、このシ
リコン基板を、導体用の金属を溶融させた溶融金属(メ
ッキ液)に挿入して、貫通孔内に溶融金属を充填するメ
ッキ法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、貫通孔が高い
アスペクト比(孔深さ/開口部直径)の微細孔である場
合、溶融金属が微細孔の奥深くまで進入できないため
に、例えば、図5に示すようにシリコン基板1の微細孔
2の入口付近に溶融金属3が集中して成長して内部に空
隙が生じたり、図6に示すように微細孔2内の溶融金属
3に鬆(す)4が出来たりする等、空隙のない均一な金
属充填を行なうことが出来ないため、良好な貫通電極を
作成することは困難であった。
【0004】ところで、例えば、シリコンICチップを
積層する高密度3次元実装を行なおうとすると、一枚の
シリコン基板の表裏に形成された配線パターンを繋ぐた
めの貫通電極を形成する必要が生じる場合があるが、こ
の貫通電極を上記従来の方法で形成しようとすると、シ
リコン基板にあける貫通孔が深く高アスペクト比の微細
孔となるので、上述の通り、この微細孔にメッキ法で金
属を充填して貫通電極を形成することは困難である。
【0005】ところで、上記の問題を解決するために、
本出願人のもとで、真空中で溶融した金属槽内に試料を
挿入し、その後雰囲気を大気圧にもどすことで、雰囲気
と微細孔内(真空)とに圧力差を生じさせ、その圧力差
により溶融金属を微細孔に充填し、充填完了後、試料を
引き上げるという金属充填方法を開発し特許出願をした
(特願2000−355725号参照)。
【0006】しかしながら、上記の雰囲気と微細孔内の
圧力差を利用する金属充填方法の場合、溶融金属槽に試
料を浸漬するディッピング方式を採用しているので、金
属と試料間の熱膨張係数の違いのため試料に反りが生じ
るという問題があり、極端な場合には割れることもあっ
た。さらに、この圧力差とともにディッピング方式を採
用した金属充填方法では、試料を十分に浸漬できるだけ
の容量を持った溶融金属が必要であるため、また、前述
の試料引き上げ後に試料表面に固着している、微細孔内
充填金属以外の多量の余剰金属は、要求される純度維持
のために再生に回すしかないため、金等の高価な貴金属
元素を充填する場合にはコスト的に効率が悪いという問
題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、シリコン基板等の試料中に形成された微細空間に金
属を空隙なしに充填することを可能にし、また、試料に
反りや割れが生じたりせず、さらに、容量の大きな溶融
金属糟等を必要とせず、また、微細空間内充填金属以外
の余剰金属を最小限に抑制することが可能で、高価な貴
金属元素を用いる場合でも低コストで金属充填を行なう
ことが可能な金属充填方法および装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の微細空間への金属充填方法は、減圧した真空チャ
ンバー内で、金属を充填すべき微細空間が形成された試
料の上面に溶融金属を流し、次いで真空チャンバー内を
不活性ガスで大気圧以上に加圧して、溶融金属を微細空
間に真空吸入させることを特徴とする。
【0009】請求項2の微細空間への金属充填方法は、
金属を充填すべき微細空間が形成された試料を試料固定
用治具に固定し、これらを真空チャンバー内に配置した
後、真空チャンバー内を減圧し、真空チャンバー内が所
定の真空度に達した後、試料の上面に溶融金属を流し、
次いで真空チャンバー内を不活性ガスで大気圧以上に加
圧することにより、溶融金属を微細空間に真空吸入さ
せ、次いで真空チャンバーを開放して、試料表面に残っ
た溶融状態の金属を取り除き、その後室温冷却すること
を特徴とする。
【0010】請求項3は、請求項1または2記載の微細
空間への金属充填方法を実施する微細空間への金属充填
装置であって、内部を減圧する減圧手段と内部を不活性
ガスで大気圧以上に加圧する加圧手段とを備えた真空チ
ャンバーと、金属を充填すべき微細空間が形成された試
料を固定する試料固定用治具と、真空チャンバー内で前
記試料固定用治具に固定された試料の上面に溶融金属を
流すための溶融金属供給装置と、前記試料固定用治具の
試料載置面に設けた、試料を溶融金属の融点以上に加熱
するための試料加熱装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
の金属充填装置10の模式的な斜視図で、内部を減圧す
る減圧手段と内部を不活性ガスで大気圧以上に加圧する
加圧手段とを備えた真空チャンバー11と、金属を充填
すべき微細孔が形成された試料を固定する試料固定用治
具12と、真空チャンバー11内で前記試料固定用治具
12に固定された試料の上面に溶融金属を流すための溶
融金属供給装置13とを備えている。
【0012】前記溶融金属供給装置13は、充填すべき
金属を加熱溶融させる金属溶融部13aと、この金属溶
融部13aから溶融金属を導いて試料の上面に供給する
溶融金属供給管13bとからなっている。また、溶融金
属供給管13bの外部には、図示は省略したが、溶融金
属が冷えずに供給されるように、補助加熱装置を設けて
いる。また、試料固定用治具12の試料載置面12a
に、試料を溶融金属の融点以上にするための電熱ヒータ
等の試料加熱装置17を設けている。
【0013】この実施形態は、図2に示すように、複数
の微細孔14aが形成された概ね円板状のシリコン基板
14を試料とする場合である。
【0014】なお、真空チャンバー11には、図示は省
略したが、内部を真空圧に減圧するための真空ポンプを
吸引管を介して接続している。また、内部を例えば窒素
ガス(N)等の不活性ガスのパージにより大気圧以上
に加圧するためのボンベ等をガス導入管(図3(ハ)の
18)を介して接続している。
【0015】上記の金属充填装置10により、シリコン
基板14に形成した微細孔14aに金属を充填する手順
を、図3(イ)〜(ホ)および図4(イ)〜(ホ)を参
照して説明する。まず、微細孔14aが形成されたシリ
コン基板14を試料固定用治具12に固定し、真空チャ
ンバー11の内部にセットする(図3(イ)、図4
(イ))。次いで、真空チャンバー11内を例えば10
−2〜10−3Pa(パスカル)等の真空圧に減圧する。
【0016】真空チャンバー11内が所定の真空度に達
したら、溶融金属供給装置13の溶融金属供給管13b
から溶融金属を供給してシリコン基板14の上面に流す
(図3(ロ)、図4(ロ))。図4でシリコン基板14
の上面に流された溶融金属を15で示す。この場合、供
給する溶融金属は、金属溶融部13aで例えば噴流等の
方法により、酸化していない状態にしておく。また、シ
リコン基板14の温度を、試料固定用治具12の試料加
熱装置17による加熱で、溶融金属の融点以上にしてお
く。これにより、溶融金属が微細孔14aに真空吸入さ
れる前に溶融金属の温度が下がって流動性が低下するこ
とを防止でき、良好な真空吸入を行なうために効果的で
ある。微細孔14aに充填する金属としては、例えばイ
ンジウム、錫、あるいは金−錫の共晶半田など、比較的
蒸気圧の低い金属が好ましい。但し、特にこれらに限定
されない。
【0017】その後、真空チャンバー11内を不活性ガ
ス、例えば窒素ガス(N)のパージにより、大気圧以
上例えば約1〜5×10Pa(1〜5kgf/cm2)程度に加
圧する。こうして雰囲気(大気圧以上)と微細孔14a
内(真空圧)とに圧力差を発生させることにより、シリ
コン基板14の微細孔14aに溶融金属15が真空吸入
される(図3(ハ)、図4(ハ))。その後、真空チャ
ンバー11を開放し、溶融金属15が固まらないうち
に、試料固定用治具12上で、シリコン基板14の表面
に残った金属15を取り除く(図3(ニ)、図4
(ニ))。最後に、そのまま放置して室温冷却すると、
微細孔14aの溶融金属が固化する(図3(ホ)、図4
(ホ))。微細孔14aで固化した充填金属を15'で
示す。これにより、シリコン基板14の微細孔14aへ
の金属充填作業が終了する。
【0018】上記のように、本発明によって高アスペク
ト比の微細孔に対しても金属充填が可能であり、鬆
(す)などの空隙の生じない金属充填が可能である。し
たがって、シリコン基板等に貫通電極を形成する際に、
空隙のない貫通電極を製作することが出来る。なお、真
空圧の微細孔に圧力差で溶融金属を吸入するものである
から、貫通していない微細孔への金属充填も可能であ
る。
【0019】なお、シリコン基板の微細孔のサイズは、
特に限定されないが、例えば直径15μm、深さ360
μm(アスペクト比24)、あるいは、直径40μm、
深さ100μm(アスペクト比2.5)等である。ま
た、微細孔は、例えば光電解研磨法、あるいはICP−
RIE(Inductively Coupled Plasma-Ractive Ion Etc
hing)等により形成することができる。
【0020】また、その他の試料材料として、ガラス、
セラミック、テフロン(フッ素樹脂)、ポリイミド等の
比較的耐熱性に優れ金属溶融温度では溶けない樹脂等が
採用できる。因みに、錫の溶融温度は約230℃、イン
ジウムの溶融温度は約157℃、金―錫の溶融温度は金
属の比率に比率により異なるが、このように金属の溶融
温度で容易に溶けることのない材質であれば、本発明に
おける試料として使用可能となる。さらに、本発明で
は、真空圧で試料の上面に溶融金属を流した後大気圧以
上に加圧して金属を充填するので、圧力差の存在が必要
であるが、前後雰囲気圧の絶対値は実施例に限定されな
い。また、本発明における、試料に形成された微細孔と
は、断面で見て一方向へ真っ直ぐに延びるシリコン中の
微細孔には限定されない。例えば、孔が途中で屈曲して
いる場合にも適用できる。例えば、板状試料としてシリ
コン基板を2枚以上積層した多層基板において、孔が試
料の内部表面に沿って途中で屈曲(断面から見て)する
パターンもあるが、このような場合でも本発明によれば
屈曲孔への金属充填が可能となる。またさらに、孔の断
面輪郭が樹枝状に枝分かれしている場合にも、樹枝状先
端部への金属充填が可能である。またさらに、本発明に
よれば、隙間への金属充填も可能となる。例えば、複合
材あるいは単一部材の組み合わせよる構造体よりなる試
料において、これら試料中に形成された微細な隙間(ギ
ャップ)に金属充填をする場合に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、減圧した真空チャンバ
ー内で、金属を充填すべき微細空間が形成された試料の
上面に溶融金属を流し、次いで真空チャンバー内を不活
性ガスで大気圧以上に加圧して、溶融金属を微細空間に
真空吸入させるものであるから、各種試料内の様々な断
面の微細孔等の微細空間に金属を充填することができ
る。また、高アスペクト比の微細孔に対しても、かつ、
貫通している微細孔は勿論、貫通していない微細孔へも
金属充填が可能であり、鬆(す)などの空隙の生じない
金属充填を行なうことができる。貫通した微細孔に金属
を充填して貫通電極を形成する場合には、空隙のない良
好な貫通電極を作成することが出来る。
【0022】また、試料を溶融金属糟に浸漬する方式と
比べて、溶融金属供給装置から供給した少量の溶融金属
が試料に触れるだけで済むので、熱応力により試料に反
りや割れが発生する恐れは少ない。また、溶融金属糟方
式のように多量の金属を溶融させておく必要がないの
で、金等の貴金属元素を用いる場合でも、金属充填のコ
ストを低減できる。
【0023】また、請求項2のように、金属が固化する
前に、試料表面の溶融状態の余剰金属を取り除くことが
できるので、余剰金属が試料に固着することがない。こ
の点でも、熱応力あるいは固着することで生じる応力に
よるダメージを最小限に抑制することができる。また、
余剰金属が試料に付着しないから、余剰金属を最小限に
抑えることができ、この点でも、金属充填のコストを低
減できる。
【0024】請求項3において、試料固定用治具に、試
料を溶融金属の融点以上に加熱するための試料加熱装置
を設けているので、溶融金属が微細孔に真空吸入される
前に溶融金属の温度が下がって流動性が低下することを
防止でき、良好な真空吸入を行なうために効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の微細空間への金属充填方
法を実施する金属充填装置の模式的な斜視図である。
【図2】図1の装置で金属充填をしようとする微細孔が
形成されたシリコン基板の平面図である。
【図3】図1の金属充填装置でシリコン基板の微細孔へ
の金属充填を行なう工程を説明する図であり、(イ)
〜、(ホ)の順で行なわれる。
【図4】(イ)〜(ホ)は図3の工程における微細孔へ
の金属充填作用を模式的に説明する図であり、図3
(イ)〜(ホ)の各工程にそれぞれ対応する。
【図5】従来の金属充填方法で微細孔に金属を充填した
時の充填不良状態を説明する図であり、シリコン基板の
金属を充填した微細孔部分の模式的な断面図である。
【図6】従来の金属充填方法で微細孔に金属を充填した
時の、鬆が生じた充填不良状態を説明する図であり、シ
リコン基板の金属を充填した微細孔部分の模式的な断面
図である。
【符号の説明】
10 金属充填装置 11 真空チャンバー 12 試料固定用治具 13 溶融金属供給装置 13a 金属溶融部 13b 溶融金属供給管 14 シリコン基板(試料) 14a 微細孔(微細空間) 15 溶融金属 15' 微細孔に充填された金属 17 試料加熱装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3205 H01L 21/88 J (72)発明者 滝沢 功 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 4M104 AA01 AA10 BB09 BB36 DD31 FF01 FF21 HH14 5F033 GG03 GG04 JJ07 JJ13 MM30 PP00 QQ07 QQ13 QQ37 XX04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧した真空チャンバー内で、金属を充
    填すべき微細空間が形成された試料の上面に溶融金属を
    流し、次いで真空チャンバー内を不活性ガスで大気圧以
    上に加圧して、溶融金属を微細空間に真空吸入させるこ
    とを特徴とする微細空間への金属充填方法。
  2. 【請求項2】 金属を充填すべき微細空間が形成された
    試料を試料固定用治具に固定し、これらを真空チャンバ
    ー内に配置した後、真空チャンバー内を減圧し、真空チ
    ャンバー内が所定の真空度に達した後、試料の上面に溶
    融金属を流し、次いで真空チャンバー内を不活性ガスで
    大気圧以上に加圧することにより、溶融金属を微細空間
    に真空吸入させ、次いで真空チャンバーを開放して、試
    料表面に残った溶融状態の金属を取り除き、その後室温
    冷却することを特徴とする微細空間への金属充填方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の微細空間への金
    属充填方法を実施する微細空間への金属充填装置であっ
    て、内部を減圧する減圧手段と内部を不活性ガスで大気
    圧以上に加圧する加圧手段とを備えた真空チャンバー
    と、金属を充填すべき微細空間が形成された試料を固定
    する試料固定用治具と、真空チャンバー内で前記試料固
    定用治具に固定された試料の上面に溶融金属を流すため
    の溶融金属供給装置と、前記試料固定用治具の試料載置
    面に設けた、試料を溶融金属の融点以上に加熱するため
    の試料加熱装置とを備えたことを特徴とする微細空間へ
    の金属充填装置。
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