JP2002368081A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002368081A
JP2002368081A JP2001170474A JP2001170474A JP2002368081A JP 2002368081 A JP2002368081 A JP 2002368081A JP 2001170474 A JP2001170474 A JP 2001170474A JP 2001170474 A JP2001170474 A JP 2001170474A JP 2002368081 A JP2002368081 A JP 2002368081A
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layer
wiring
connection hole
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JP2001170474A
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Shunichi Shibuki
俊一 澁木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線溝と接続孔とに同時に導電性材料を埋め
込んで配線構造を形成する際に、導電性材料の微細な接
続孔への埋め込みを可能にして、配線の微細化に対応す
るプラグ形成を可能にして、配線の信頼性の向上を図
る。 【解決手段】 基板11を覆う層間絶縁膜12に、基板
11に接続される接続孔13とこの接続孔13上端が底
部に接続される配線溝14とを形成する工程と、少なく
とも接続孔13および配線溝14を埋め込むように第1
の導電性材料層15を形成する工程と、接続孔13内部
に第1の導電性材料層15を残すようにして、その他の
余剰な第1の導電性材料層15を除去する工程と、少な
くとも配線溝14を埋め込むように第2の導電性材料層
18を形成する工程と、配線溝14の内部に第2の導電
性材料層18を残すようにして、その他の余剰な第2の
導電性材料層18を除去する工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグとそれに接
続する配線を備えた半導体装置の製造方法に関し、詳し
くは、いわゆるデュアルダマシン構造を備えた半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下層と接続された溝配線の形成方法に
は、従来、いわゆるデュアルダマシンによる形成方法
と、いわゆるシングルダマシンの積層による形成方法が
ある。
【0003】例えば、「次世代ULSIプロセス技術」
(平12−2−29)リアライズ社p.42の図14に、L
SIの配線構造の断面図が開示されている。上層は銅
(Cu)デュアルダマシン構造となっており、下層はタ
ングステン(W)ダマシンと銅(Cu)のシングルダマ
シンの積層構造になっている。
【0004】Cuデュアルダマシン構造は、配線溝と配
線孔とを一度に形成した後、埋め込み配線を形成する方
法であり、「月刊Semiconductor World」(1998.12)プ
レスジャーナルp.138-139に記載されている。この方法
を用いた工程を図5によって説明する。
【0005】図5の(1)に示すように、基板111上
に層間絶縁膜112を形成する。次いで図5の(2)に
示すように、リソグラフィー技術とエッチング技術とを
用いて、上記層間絶縁膜112に接続孔113とそれに
接続する配線溝114とを形成する。この接続孔113
は上記基板111に達するように形成される。この接続
孔113および配線溝114の形成方法については「月
刊Semiconductor World」(1998.12)プレスジャーナル
p.138の図1およびその関連記載に詳細な説明がなされ
ている。
【0006】次いで、図5の(3)に示すように、上記
接続孔113および配線溝114の内面および上記層間
絶縁膜112上に、例えば銅配線を形成するならばバリ
アメタル層115を窒化タンタル膜で成膜する。さら
に、図5の(4)にバリアメタル層115表面に銅シー
ド膜116を形成する。次いで、めっき法によって、上
記接続孔113および上記配線溝114を埋め込むよう
に、上記銅シード膜116表面に銅を堆積して銅めっき
層117を形成する。
【0007】次いで上記層間絶縁膜112上の余剰な銅
めっき層117(銅シード層116も含む)、余剰なバ
リアメタル層115を除去し、図5の(5)に示すよう
に、上記接続孔113内にバリアメタル層115を介し
て上記基板111に接続するプラグ118を形成すると
ともに、上記配線溝114内にプラグ118に接続する
溝配線119を形成する。
【0008】次に、タングステンのダマシン構造と銅の
シングルダマシン構造の積層構造を形成する方法につい
て、図6によって以下に説明する。
【0009】図6の(1)に示すように、基板111上
に第1の層間絶縁膜121を形成する。次いで、リソグ
ラフィー技術とエッチング技術とを用いて、上記第1の
層間絶縁膜121に接続孔122を形成する。この接続
孔122は上記基板111に達するように形成される。
【0010】次いで、図6の(2)に示すように、上記
接続孔122の内面および上記第1の層間絶縁膜121
上に、バリアメタル層123を例えば窒化チタン膜で成
膜する。さらにCVD法によって、上記接続孔122を
埋め込むように、上記第1の層間絶縁膜121上に上記
バリアメタル層123を介してタングステン層124を
形成する。
【0011】その後、第1の層間絶縁膜121上の余剰
なタングステン層124およびバリアメタル層123を
CMPによって除去し、図6の(3)に示すように、上
記接続孔122内に、バリアメタル層123を介して、
上記基板111に接続するものでタングステン層124
からなるタングステンプラグ125を形成する。この加
工ではCMPを用いているので、第1の層間絶縁膜12
1表面は平坦化される。
【0012】次に、図6の(4)に示すように、第1の
層間絶縁膜121上にタングステンプラグ125を覆う
第2の層間絶縁膜126を形成する。次いで、図6の
(5)に示すように、上記第2の層間絶縁膜126に上
記タングステンプラグ125に達する配線溝127を形
成する。
【0013】次いで、図6の(6)に示すように、上記
配線溝127の内面および上記第2の層間絶縁膜126
上に、例えば銅配線を形成するならばバリアメタル層1
28として窒化タンタル膜を成膜する。さらに、図6の
(7)に示すように、上記バリアメタル層128表面に
銅シード膜129を形成する。さらにめっき法によっ
て、上記配線溝127を埋め込むように、上記銅シード
膜129表面に銅を堆積して銅めっき層130を形成す
る。
【0014】次いで上記第2の層間絶縁膜126上の余
剰な銅めっき層130(銅シード層129も含む)、バ
リアメタル層128をCMPによって除去し、図6の
(8)に示すように、上記配線溝127内に、上記バリ
アメタル層128を介して、上記タングステンプラグ1
25に接続するもので銅めっき層130からなる溝配線
131を形成する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ュアルダマシンによる配線形成方法では、配線の微細化
が進むと接続孔への導電性材料の埋め込みが難しくな
る。
【0016】上記ダマシンの積層による形成方法では、
配線の微細化が進むと、微小なリソグラフィーの位置合
わせずれにより、配線と接続孔との位置ずれが生じる
と、溝配線とプラグとの接続部分の面積が減少し、信頼
性が悪化する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体装置の製造方法である。
【0018】本発明の第1の半導体装置の製造方法は、
基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接続される接続孔
および該接続孔上端が底部に接続される配線溝を形成す
る工程と、少なくとも前記接続孔および前記配線溝を埋
め込むように第1の導電性材料層を形成する工程と、前
記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を残すように
して、その他の余剰な前記第1の導電性材料層を除去す
る工程と、少なくとも前記配線溝を埋め込むように第2
の導電性材料層を形成する工程と、前記配線溝の内部に
前記第2の導電性材料層を残すようにして、その他の余
剰な前記第2の導電性材料層を除去する工程とを備えて
いる。
【0019】上記第1の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜に接続孔および配線溝を形成した後、少なくと
も接続孔および配線溝を埋め込むように第1の導電性材
料層を形成し、次いで、接続孔の内部に第1の導電性材
料層を残すようにして、その他の余剰な第1の導電性材
料層を除去した後、少なくとも配線溝を埋め込むように
第2の導電性材料層を形成し、次いで、配線溝の内部に
第2の導電性材料層を残すようにして、その他の余剰な
第2の導電性材料層を除去することから、第1の導電性
材料層に埋め込み性の良いものを選択することができ
る。その結果、配線の微細化が進んだ場合であっても、
接続孔への導電性材料の埋め込みが容易に行えるように
なる。
【0020】また、不必要な第1の導電性材料層を除去
した後、配線溝の埋め込みを行えばよいことから、第2
の導電性材料層に接続孔への埋め込み性が良好でない材
料も選択することが可能になる。よって、第2の導電性
材料層を形成する際の材料選択の範囲が広くなることか
ら、配線溝を埋め込む第2の導電性材料層には、電気抵
抗のより低い材料を選択することが可能になり、接続孔
および配線溝のすべてを第1の導電性材料で埋め込んだ
場合よりも低抵抗な配線が提供される。
【0021】本発明の第2の半導体装置の製造方法は、
基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接続される接続孔
および該接続孔上端が底部に接続される配線溝を形成す
る工程と、少なくとも前記接続孔および前記配線溝の各
内面を被覆する第1の導電性材料層を形成する工程と、
前記接続孔および前記配線溝に前記第1の導電性材料層
を介して埋め込むように第2の導電性材料層を形成する
工程と、前記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を
介して前記第2の導電性材料層を残すようにして、その
他の余剰な前記第1の導電性材料層および前記第2の導
電性材料層を除去する工程と、少なくとも前記配線溝の
内面を被覆する第3の導電性材料層を形成する工程と、
前記配線溝の内部に前記第3の導電性材料層を介して埋
め込むように前記第4の導電性材料層を形成する工程
と、前記配線溝の内部に前記第3の導電性材料層を介し
て前記第4の導電性材料層を残すようにして、その他の
余剰な前記第3の導電性材料層および前記第4の導電性
材料層を除去する工程とを備えている。
【0022】上記第2の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜に接続孔および配線溝を形成し、接続孔および
配線溝を第1の導電性材料層と第2の導電性材料層とで
埋め込んだ後、接続孔の内部に第1の導電性材料層を介
して第2の導電性材料層を残すことから、第2の導電性
材料層が密着層やバリア層を必要とする場合には、第1
の導電性材料層が密着層やバリア層として形成される。
その後、配線溝を第3の導電性材料層と第4の導電性材
料層とで埋め込んだ後、配線溝の内部に第3の導電性材
料層を介して第4の導電性材料層を残すようにして、そ
の他の余剰な第3の導電性材料層および第4の導電性材
料層を除去することから、第4の導電性材料層が密着層
やバリア層を必要とする場合には、第3の導電性材料層
が密着層やバリア層として形成される。
【0023】また、接続孔の埋め込みを第2の導電性材
料層で行うことから、第2の導電性材料層には埋め込み
性の良いものを選択することができる。その結果、配線
の微細化が進んで微細な接続孔が形成された場合であっ
ても、接続孔への導電性材料の埋め込みが容易になる。
【0024】また、不必要な第2の導電性材料層および
第1の導電性材料層を除去した後、配線溝の埋め込みを
第4の導電性材料層で行うことから、第4の導電性材料
層には接続孔の埋め込み性が良好でない材料も選択する
ことが可能になる。よって、第4の導電性材料層を形成
する際の材料選択の範囲が広くなることから、配線溝を
埋め込む第4の導電性材料層に電気抵抗のより低い材料
を選択することで、接続孔および配線溝のすべてを第2
の導電性材料で埋め込んだ場合よりも低抵抗な配線が提
供される。
【0025】本発明の第3の半導体装置の製造方法は、
基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接続される接続孔
および該接続孔上端が底部に接続される配線溝を形成す
る工程と、少なくとも前記接続孔および前記配線溝の各
内面を被覆する第1の導電性材料層を形成する工程と、
前記接続孔および前記配線溝を前記第1の導電性材料層
を介して埋め込むように第2の導電性材料層を形成する
工程と、前記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を
介して前記第2の導電性材料層を残すようにして、その
他の余剰な前記第2の導電性材料層を除去する工程と、
前記配線溝の内部に前記第1の導電性材料層を介して埋
め込むように前記第3の導電性材料層を形成する工程
と、前記配線溝の内部に前記第1の導電性材料層を介し
て前記第3の導電性材料層を残すようにして、その他の
余剰な前記第3の導電性材料層を除去する工程とを備え
ている。
【0026】上記第3の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜に接続孔および配線溝を形成し、接続孔および
配線溝を第1の導電性材料層と第2の導電性材料層とで
埋め込んだ後、接続孔の内部に第1の導電性材料層を介
して第2の導電性材料層を残し、次いで配線溝を第3の
導電性材料層で埋め込んだ後、配線溝の内部に第1の導
電性材料層を介して第3の導電性材料層を残すようにし
て、その他の余剰な第3の導電性材料層を除去すること
から、第2、第3の導電性材料層が密着層やバリア層を
必要とし、第2、第3の導電性材料に対して同じ材料を
下地として使用できる場合には、第1の導電性材料層が
密着層やバリア層として形成される。また、第2の導電
性材料層には埋め込み性の良いものを選択することが可
能になる。その結果、配線の微細化が進んだ場合であっ
ても、接続孔への導電性材料の埋め込みが容易に行え
る。
【0027】また、第1の導電性材料層を残した状態で
不必要な第2の導電性材料層を除去した後、配線溝への
埋め込みを第3の導電性材料層で行うことから、第3の
導電性材料として接続孔への埋め込み性が良好でない導
電性材料も選択することが可能になる。よって、第3の
導電性材料層を形成する際の材料選択の範囲が広くなる
ことから、配線溝を埋め込む第3の導電性材料層には、
電気抵抗のより低い材料を選択することが可能になり、
接続孔および配線溝のすべてを第2の導電性材料で埋め
込んだ場合よりも低抵抗な配線が提供される。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第1の半導体装置の製造
方法に係る一実施の形態を、図1の製造工程断面図によ
って説明する。
【0029】図1の(1)に示すように、基板11上に
層間絶縁膜12を形成する。
【0030】次いで図1の(2)に示すように、層間絶
縁膜12に、基板11に達する接続孔13およびこの接
続孔13上部に接続する配線溝14を形成する。この接
続孔13および配線溝14の形成方法は、後に説明す
る。
【0031】次いで図1の(3)に示すように、化学的
気相成長(以下CVDという、CVDは Chemical Vapo
r Deposition の略)法によって、上記接続孔13およ
び配線溝14を埋め込むようにして上記層間絶縁膜12
上に、例えばタングステンからなる第1の導電性材料層
15を形成する。この第1の導電性材料層15は層間絶
縁膜12上の厚さが例えば300nmになるように形成
する。
【0032】次いで、例えば平行平板型エッチング装置
を用い、上記タングステンからなる第1の導電性材料層
15をエッチバックする。このときのエッチングガスに
はサルファーヘキサフルオライド(SF6 )を用いるこ
とができ、搬送ガスにはアルゴン(Ar)を用いること
ができる。このエッチバックでは、接続孔13内に第1
の導電性材料層15を残すようにして層間絶縁膜12上
および配線溝14内の第1の導電性材料層15を除去す
る。その結果、図1の(4)に示すように、接続孔13
の内部に第1の導電性材料層15からなるプラグ16が
形成される。
【0033】次いで図1の(5)に示すように、例えば
スパッタリングによって、上記配線溝14の内面(プラ
グ16表面も含む)および層間絶縁膜12上に、例えば
銅からなるシード層17を形成する。さらに銅めっき法
によって、上記配線溝14を埋め込むように上記層間絶
縁膜12上にシード層17を介して銅を堆積して第2の
導電性材料層18を形成する。
【0034】その後、図1の(6)に示すように、化学
的機械研磨(以下CMPという、CMPはChemical Mec
hanical Polishingの略)によって、配線溝14内に上
記第2の導電性材料層18(シード層17も含む)を残
すようにして、上記層間絶縁膜12上の第2の導電性材
料層18(シード層17も含む)を除去する。その結
果、図示したように、配線溝14内に第2の導電性材料
層18(シード層17も含む)よりなるもので、プラグ
16に接続する溝配線19が形成される。上記CMP
は、一般的なCMP条件を用いることができ、スラリー
には例えばアルミナを主材料にしたものを用いた。
【0035】上記第1の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜12に接続孔13および配線溝14とを形成し
た後、少なくとも接続孔13および配線溝14を埋め込
むように第1の導電性材料層15を形成し、次いで、接
続孔13の内部に第1の導電性材料層15を残すように
して、その他の余剰な第1の導電性材料層15を除去し
た後、少なくとも配線溝14を埋め込むように第2の導
電性材料層18(銅シード層17も含む)を形成し、次
いで、配線溝14の内部に第2の導電性材料層18を残
すようにして、その他の余剰な第2の導電性材料層18
を除去するので、第1の導電性材料層15には埋め込み
性の良い導電性材料として例えばタングステンを選択す
ることができる。その結果、配線19の微細化が進んだ
場合であっても、接続孔13への第1の導電性材料15
の埋め込みが容易に行える。
【0036】また、不必要な第1の導電性材料層15を
除去した後、配線溝14の埋め込みを行えばよいことか
ら、第2の導電性材料18に接続孔13への埋め込み性
が良好でない材料も選択することが可能になる。よっ
て、第2の導電性材料層18を形成する際の材料選択の
範囲が広くなることから、配線溝14を埋め込む第2の
導電性材料層18には、電気抵抗のより低い材料として
例えば銅を選択することが可能になり、接続孔13およ
び配線溝14のすべてを第1の導電性材料15で埋め込
んだ場合よりも低抵抗な配線19が提供される。
【0037】次に、本発明の第2の半導体装置の製造方
法に係る一実施の形態を、図2の製造工程断面図によっ
て説明する。なお、図2では、前記図1で説明した構成
部品と同様なものには同一符号を付与した。
【0038】図2の(1)に示すように、基板11上に
層間絶縁膜12を形成する。
【0039】次いで図2の(2)に示すように、層間絶
縁膜12に基板11に達する接続孔13およびこの接続
孔13上部に接続する配線溝14を形成する。この接続
孔13および配線溝14の形成方法は、後に説明する。
【0040】次いで図2の(3)に示すように、例えば
スパッタリングにより、上記接続孔13および配線溝1
4の各内面および上記層間絶縁膜12上に第1の導電性
材料層21として例えば窒化チタンからなる密着層を形
成する。この第1の導電性材料層21は例えば30nm
の厚さに窒化チタンを堆積して形成する。
【0041】次いで図2の(4)に示すように、化学的
気相成長(以下CVDという、CVDは Chemical Vapo
r Deposition の略)法によって、上記接続孔13およ
び配線溝14を埋め込むようにして上記層間絶縁膜12
上に第1の導電性材料層21を介して、第2の導電性材
料層22として例えばタングステン膜を形成する。この
第2の導電性材料層22は層間絶縁膜12上の厚さが例
えば300nmになるように形成する。
【0042】次いで、例えば平行平板型エッチング装置
を用い、上記タングステンからなる第2の導電性材料層
22をエッチバックする。このときのエッチングガスに
はサルファーヘキサフルオライド(SF6 )を用いるこ
とができ、搬送ガスにはアルゴン(Ar)を用いること
ができる。
【0043】さらに、例えば平行平板型エッチング装置
を用い、上記窒化チタンからなる第1の導電性材料層2
1をエッチングして除去する。このときのエッチングガ
スには塩素(Cl2 )を用いることができ、搬送ガスに
はアルゴン(Ar)を用いることができる。その結果、
図2の(5)に示すように、接続孔13の内部に第1の
導電性材料層21を介して第2の導電性材料層22から
なるプラグ23が形成される。
【0044】次いで図2の(6)に示すように、例えば
スパッタリングによって、上記配線溝14の内面および
層間絶縁膜12上に、第3の導電性材料層24として例
えば窒化タンタル膜を例えば30nmの厚さに堆積して
形成する。この第3の導電性材料層24はバリア層とな
る。
【0045】次いで図2の(7)に示すように、例えば
スパッタリングによって、上記第3の導電性材料層24
の表面に、例えば銅からなるシード層25を形成する。
さらに銅めっき法によって、上記配線溝14を埋め込む
ように上記層間絶縁膜12上に第3の導電性材料層2
4、シード層25を介して銅を堆積して第4の導電性材
料層26を形成する。
【0046】その後、図2の(8)に示すように、化学
的機械研磨(以下CMPという、CMPはChemical Mec
hanical Polishingの略)によって、配線溝14内に上
記第3の導電性材料層24を介して上記第4の導電性材
料層26(シード層25も含む)を残すようにして、上
記層間絶縁膜12上の第4の導電性材料層26(シード
層25も含む)および第3の導電性材料層24を除去す
る。その結果、図示したように、配線溝14内に第3の
導電性材料層24を介して第4の導電性材料層26(シ
ード層25も含む)よりなる溝配線27が形成される。
上記CMPは、一般的なCMP条件を用いることがで
き、スラリーには例えばアルミナを主材料にしたものを
用いた。
【0047】上記第2の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜12に接続孔13および配線溝14を形成し、
接続孔13および配線溝14を第1の導電性材料層21
と第2の導電性材料層22とで埋め込んだ後、接続孔1
3の内部に第1の導電性材料層21を介して第2の導電
性材料層22を残すことから、第2の導電性材料層22
が密着層やバリア層を必要とする場合には、第1の導電
性材料層21が密着層やバリア層として形成される。そ
の後、配線溝14を第3の導電性材料層24と第4の導
電性材料層26とで埋め込んだ後、配線溝14の内部に
第3の導電性材料層24を介して第4の導電性材料層2
6を残すようにして、その他の余剰な第3の導電性材料
層24および第4の導電性材料層26を除去することか
ら、第4の導電性材料層26が密着層やバリア層を必要
とする場合には、第3の導電性材料層24が密着層やバ
リア層として形成される。
【0048】また、接続孔13の埋め込みを第2の導電
性材料層22で行うことから、第2の導電性材料層22
には埋め込み性の良い例えばタングステンを選択するこ
とができる。その結果、配線の微細化が進んで微細な接
続孔13が形成された場合であっても、接続孔13への
導電性材料の埋め込みが容易に行える。
【0049】また、不必要な第2の導電性材料層22お
よび第1の導電性材料層21を除去した後、配線溝14
の埋め込みを第4の導電性材料層26で行うことから、
第4の導電性材料層26には接続孔13の埋め込み性が
良好でない材料も選択することが可能になる。よって、
第4の導電性材料層26を形成する際の材料選択の範囲
が広くなることから、配線溝14を埋め込む第4の導電
性材料層26には、電気抵抗のより低い材料として例え
ば銅を選択することが可能になり、接続孔13および配
線溝14のすべてを第2の導電性材料であるタングステ
ンを埋め込んだ場合よりも低抵抗な溝配線27を提供す
ることが可能になる。
【0050】また、上記製造方法では、タングステンか
らなるプラグ23と銅からなる溝配線27との間に窒化
タンタルからなる第3の導電性材料層24が形成される
ことから、この第3の導電性材料層24はタングステン
と銅とが反応するのを抑止する。
【0051】次に、本発明の第3の半導体装置の製造方
法に係る一実施の形態を、図3の製造工程断面図によっ
て説明する。なお、図2では、前記図1、図2で説明し
た構成部品と同様なものには同一符号を付与した。
【0052】図3の(1)に示すように、基板11上に
層間絶縁膜12を形成する。
【0053】次いで図3の(2)に示すように、層間絶
縁膜12に接続孔13およびこの接続孔13上部に接続
する配線溝14を形成する。この接続孔13および配線
溝14の形成方法は、後に説明する。
【0054】次いで図3の(3)に示すように、例えば
スパッタリングにより、上記接続孔13および配線溝1
4の各内面および上記層間絶縁膜12上に、密着層およ
びバリア層となる第1の導電性材料層31を例えば窒化
タンタルで形成する。この第1の導電性材料層31は例
えば30nmの厚さに窒化タンタルを堆積して形成す
る。
【0055】次いで図3の(4)に示すように、化学的
気相成長(以下CVDという、CVDは Chemical Vapo
r Deposition の略)法によって、上記接続孔13およ
び配線溝14を埋め込むようにして上記層間絶縁膜12
上に、上記第1の導電性材料層31を介して例えばタン
グステンからなる第2の導電性材料層32を形成する。
この第2の導電性材料層32は層間絶縁膜12上の厚さ
が例えば300nmになるように形成する。
【0056】次いで、例えば平行平板型エッチング装置
を用い、上記タングステンからなる第2の導電性材料層
32をエッチバックする。このときのエッチングガスに
はサルファーヘキサフルオライド(SF6 )を用いるこ
とができ、搬送ガスにはアルゴン(Ar)を用いること
ができる。その結果、図3の(5)に示すように、接続
孔13の内部に第1の導電性材料層31を介して第2の
導電性材料層32からなるプラグ33が形成される。
【0057】次いで図3の(6)に示すように、例えば
スパッタリングによって、上記第1の導電性材料層31
の表面およびプラグ33の上面に、例えば銅からなるシ
ード層34を形成する。さらに銅めっき法によって、上
記配線溝14を埋め込むように上記層間絶縁膜12上に
第1の導電性材料層31、シード層34を介して銅を堆
積して第3の導電性材料層35を形成する。
【0058】その後、図3の(7)に示すように、CM
Pによって、配線溝14内に上記第1の導電性材料層3
1を介して上記第3の導電性材料層35(シード層34
も含む)を残すようにして、上記層間絶縁膜12上の第
3の導電性材料層35(シード層34も含む)および第
1の導電性材料層31を除去する。その結果、図示した
ように、配線溝14内に第1の導電性材料層31を介し
て第3の導電性材料層35(シード層34も含む)より
なる溝配線36が形成される。またこの溝配線36はプ
ラグ33上で接続されている。上記CMPは、一般的な
CMP条件を用いることができ、スラリーには例えばア
ルミナを主材料にしたものを用いた。
【0059】上記第3の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜12に接続孔13および配線溝14を形成し、
接続孔13および配線溝14を第1の導電性材料層31
と第2の導電性材料層32とで埋め込んだ後、接続孔1
3の内部に第1の導電性材料層31を介して第2の導電
性材料層32を残し、次いで配線溝14を第3の導電性
材料層35で埋め込んだ後、配線溝14の内部に第1の
導電性材料層31を介して第3の導電性材料層35を残
すようにして、その他の余剰な第3の導電性材料層35
を除去することから、第2、第3の導電性材料層32、
35が密着層やバリア層を必要とし、第2、第3の導電
性材料層32、35に対して同じ材料を下地として使用
できる場合には、第1の導電性材料層31が密着層やバ
リア層として形成される。また、第2の導電性材料層3
2には埋め込み性の良いものを選択することが可能にな
る。その結果、配線の微細化が進んだ場合であっても、
接続孔13への導電性材料の埋め込みが容易に行える。
【0060】また、第1の導電性材料層31を残した状
態で不必要な第2の導電性材料層32を除去した後、配
線溝14への埋め込みを第3の導電性材料層35で行う
ことから、第3の導電性材料層35として接続孔13へ
の埋め込み性が良好でない導電性材料も選択することが
可能になる。よって、第3の導電性材料層35を形成す
る際の材料選択の範囲が広くなることから、配線溝14
を埋め込む第3の導電性材料層35には、電気抵抗のよ
り低い材料として例えば銅を選択することが可能にな
り、接続孔13および配線溝14のすべてを第2の導電
性材料層32で埋め込んだ場合よりも低抵抗な配線を提
供することが可能になる。
【0061】また、上記製造方法では、基板11に銅配
線が形成されており、接続孔が銅配線に接続される場合
には、銅とタングステンからなるプラグ33との間に窒
化タンタルからなる第1の導電性材料層31が形成され
ることから、この第1の導電性材料層31がバリア層と
なって銅とタングステンとの反応を抑止する。
【0062】次に、上記各実施の形態で説明した層間絶
縁膜に形成される接続孔および配線溝の製造方法に係る
一実施の形態を、図4の概略構成断面図によって説明す
る。
【0063】図4の(1)に示すように、基板11上に
絶縁性のバリア層41が形成されている。上記基板11
には、例えば、半導体基板、または半導体基板表面近傍
に不純物領域が形成されているもの、または半導体基板
表面近傍に溝配線や電極等が形成されているもの、また
は絶縁基板に半導体層が形成されているものが用いられ
る。上記バリア層41は、例えば窒化シリコンを50n
mの厚さに堆積して形成される。上記バリア層41上に
は接続絶縁層42が形成されている。この接続絶縁層4
2は、例えば酸化シリコンを500nmの厚さに体積し
て形成される。上記接続絶縁層42上には配線絶縁層4
3が形成されている。この配線絶縁層43は例えば誘電
率が酸化シリコンよりも低い有機絶縁膜からなり400
nmの厚さに形成されている。このように、層間絶縁膜
12は、バリア層41と接続絶縁層42と配線絶縁層4
3とにより構成されている。
【0064】上記層間絶縁膜12上に例えば酸化シリコ
ンを200nmの厚さに形成して、第1のハードマスク
層44を形成する。さらに、第1のハードマスク層44
上に第2のハードマスク層45を例えば窒化シリコンを
100nmの厚さに堆積して形成する。その後、通常の
レジスト塗布技術によって、第2のハードマスク層45
上にレジスト膜46を形成する。さらにリソグラフィー
技術により上記レジスト膜46を感光、現像して、配線
溝を形成する開口パターン47を形成する。次に、上記
レジスト膜46をマスクに用いたエッチングによって、
上記第2のハードマスク層45に配線溝を形成するため
の配線溝開口パターン48を形成する。その後、上記レ
ジスト膜46を除去する。
【0065】次いで、図4の(2)に示すように、通常
のレジスト塗布技術によって、上記配線溝開口パターン
48を覆うようにして第2のハードマスク層45上にレ
ジスト膜49を形成する。さらにリソグラフィー技術に
より上記レジスト膜49を感光、現像して、接続孔を形
成する開口パターン50を形成する。
【0066】次に、図4の(3)に示すように、上記レ
ジスト膜49をマスクに用いたエッチングによって、上
記第2のハードマスク層45および第1のハードマスク
層44に接続孔を形成するための接続孔開口パターン5
1を形成する。
【0067】次いで、図4の(4)に示すように、第
1、第2のハードマスク44、45をマスクに用いたエ
ッチングにより、配線絶縁層43をエッチングして接続
孔パターン52を形成する。同時に上記レジスト膜49
を除去する。
【0068】次いで、図4の(5)に示すように、第2
のハードマスク45および配線絶縁層43をマスクに用
いたエッチングにより、第1のハードマスク44および
接続絶縁層42をエッチングして、第1のハードマスク
44に配線溝パターン53を形成するとともに接続絶縁
層42に上記接続孔パターン52を延長して接続孔13
を形成する。
【0069】次いで、図4の(6)に示すように第1の
ハードマスク44をマスクに用いたエッチングにより、
配線絶縁層43をエッチングして、第1のハードマスク
44に形成された配線溝パターン53を転写して配線絶
縁層43に上記配線溝14を形成する。このエッチング
では、接続絶縁層42はエッチングストップ層となる。
【0070】次いで、窒化シリコン膜を選択的にエッチ
ングするエッチバックを行って、図4の(7)に示すよ
うに、接続孔13の底部におけるバリア層41をエッチ
ングして基板11に達する接続孔13を完成させる。こ
のエッチングでは、窒化シリコンからなる第2のハード
マスク層45〔図4の(6)参照〕はエッチング除去さ
れる。
【0071】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の第1の半
導体装置の製造方法によれば、第1の導電性材料層に、
微細な接続孔への埋め込みが可能な導電性材料を選択し
て用いることができるため、配線の微細化に対応するプ
ラグ形成が可能になり、合わせずれ余裕を確保した微細
配線を形成することができるようになる。また配線溝に
埋め込む第2の導電性材料は、接続孔への埋め込み性が
良好でない導電性材料も選択することができるので材料
選択の範囲が広がり、電気抵抗のより低い導電性材料を
選択することができる。したがって低抵抗な配線を形成
することができる。よって、配線の信頼性の向上を図る
ことができる。
【0072】本発明の第2の半導体装置の製造方法によ
れば、第2の導電性材料層に、微細な接続孔への埋め込
みが可能な導電性材料を選択して用いることができるた
め、配線の微細化に対応するプラグ形成が可能になり、
合わせずれ余裕を確保した微細配線を形成することがで
きるようになる。また配線溝に埋め込む第4の導電性材
料は、接続孔への埋め込み性が良好でない導電性材料も
選択することができるので材料選択の範囲が広がり、電
気抵抗のより低い導電性材料を選択することができる。
したがって低抵抗な配線を形成することができる。ま
た、第1導電性材料層は第2の導電性材料層の密着層と
しての機能を果たすことができ、第3導電性材料層は第
4の導電性材料層のバリア層としての機能を果たすこと
ができる。よって、配線の信頼性の向上を図ることがで
きる。
【0073】本発明の第3の半導体装置の製造方法によ
れば、第2の導電性材料層に、微細な接続孔への埋め込
みが可能な導電性材料を選択して用いることができるた
め、配線の微細化に対応するプラグ形成が可能になり、
合わせずれ余裕を確保した微細配線を形成することがで
きるようになる。また配線溝に埋め込む第3の導電性材
料は、接続孔への埋め込み性が良好でない導電性材料も
選択することができるので材料選択の範囲が広がり、電
気抵抗のより低い導電性材料を選択することができる。
したがって低抵抗な配線を形成することができる。ま
た、第1導電性材料層は第2の導電性材料層および第3
の導電性材料層の密着層およびバリア層としての機能を
果たすことができる。よって、配線の信頼性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の半導体装置の製造方法に係る一
実施の形態を示す製造工程断面図である。
【図2】本発明の第2の半導体装置の製造方法に係る一
実施の形態を示す製造工程断面図である。
【図3】本発明の第2の半導体装置の製造方法に係る一
実施の形態を示す製造工程断面図である。
【図4】各実施の形態で説明した層間絶縁膜に形成され
る接続孔および配線溝の製造工程断面図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示す製造工程断
面図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を示す製造工程断
面図である。
【符号の説明】
11…基板、12…層間絶縁膜、13…接続孔、14…
配線溝、15…第1の導電性材料層、18…第2の導電
性材料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/28 H01L 21/28 H 5F043 L C25D 7/12 21/306 H01L 21/90 C 21/3065 21/88 K 21/3205 21/306 M // C25D 7/12 21/302 L Fターム(参考) 4K024 AA09 AB01 AB02 AB15 AB19 BA11 BB12 DA10 DB07 GA16 4K044 AA11 AB05 BA02 BA06 BA18 BB03 BB04 BB05 BB10 BC14 CA13 CA14 CA18 4M104 BB04 BB18 BB30 BB32 CC01 DD16 DD17 DD20 DD37 DD43 DD52 DD65 DD71 DD72 DD75 EE08 EE14 EE17 EE18 FF18 FF22 HH05 HH09 HH12 HH14 HH16 5F004 AA11 BA04 DB08 DB10 EA27 EB02 5F033 HH11 HH32 JJ19 JJ32 JJ33 KK01 MM01 MM12 MM13 NN06 NN07 PP06 PP15 PP27 PP33 QQ08 QQ09 QQ10 QQ11 QQ21 QQ25 QQ28 QQ31 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR21 XX01 XX03 XX10 XX14 XX15 XX24 XX28 5F043 DD16 FF07 GG03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接
    続される接続孔および該接続孔上端が底部に接続される
    配線溝を形成する工程と、 少なくとも前記接続孔および前記配線溝を埋め込むよう
    に第1の導電性材料層を形成する工程と、 前記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を残すよう
    にして、その他の余剰な前記第1の導電性材料層を除去
    する工程と、 少なくとも前記配線溝を埋め込むように第2の導電性材
    料層を形成する工程と、 前記配線溝の内部に前記第2の導電性材料層を残すよう
    にして、その他の余剰な前記第2の導電性材料層を除去
    する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接
    続される接続孔および該接続孔上端が底部に接続される
    配線溝を形成する工程と、 少なくとも前記接続孔および前記配線溝の各内面を被覆
    する第1の導電性材料層を形成する工程と、 前記接続孔および前記配線溝に前記第1の導電性材料層
    を介して埋め込むように第2の導電性材料層を形成する
    工程と、 前記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を介して前
    記第2の導電性材料層を残すようにして、その他の余剰
    な前記第1の導電性材料層および前記第2の導電性材料
    層を除去する工程と、 少なくとも前記配線溝の内面を被覆する第3の導電性材
    料層を形成する工程と、 前記配線溝の内部に前記第3の導電性材料層を介して埋
    め込むように前記第4の導電性材料層を形成する工程
    と、 前記配線溝の内部に前記第3の導電性材料層を介して前
    記第4の導電性材料層を残すようにして、その他の余剰
    な前記第3の導電性材料層および前記第4の導電性材料
    層を除去する工程とを備えたことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板を覆う層間絶縁膜に、前記基板に接
    続される接続孔および該接続孔上端が底部に接続される
    配線溝を形成する工程と、 少なくとも前記接続孔および前記配線溝の各内面を被覆
    する第1の導電性材料層を形成する工程と、 前記接続孔および前記配線溝を前記第1の導電性材料層
    を介して埋め込むように第2の導電性材料層を形成する
    工程と、 前記接続孔の内部に前記第1の導電性材料層を介して前
    記第2の導電性材料層を残すようにして、その他の余剰
    な前記第2の導電性材料層を除去する工程と、 前記配線溝の内部に前記第1の導電性材料層を介して埋
    め込むように前記第3の導電性材料層を形成する工程
    と、 前記配線溝の内部に前記第1の導電性材料層を介して前
    記第3の導電性材料層を残すようにして、その他の余剰
    な前記第3の導電性材料層を除去する工程とを備えたこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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