JP2002367717A - 電気的接続装置および電気的接続装置を有する電子機器 - Google Patents

電気的接続装置および電気的接続装置を有する電子機器

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JP2002367717A
JP2002367717A JP2001176102A JP2001176102A JP2002367717A JP 2002367717 A JP2002367717 A JP 2002367717A JP 2001176102 A JP2001176102 A JP 2001176102A JP 2001176102 A JP2001176102 A JP 2001176102A JP 2002367717 A JP2002367717 A JP 2002367717A
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opening
shutter
electrical connection
connection device
connection target
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JP2001176102A
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English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Yasuhiro Kataoka
安弘 片岡
Toshikazu Sekiguchi
敏和 関口
Megumi Takamori
恵 高盛
Tsuyoshi Uchida
強士 内田
Yukinobu Henmi
幸伸 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Sony Corp
Original Assignee
Omron Corp
Sony Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の外部の接続対象部に対して電気的に接
続する場合には単に押して開いて接続するだけで簡単に
電気的な接続を行うことができるとともに、接続対象部
に対して電気的に接続しない場合には、開口部を自動的
に閉じてほこりやゴミ等の異物が侵入するのを防いで電
気的な接続が悪くなるのを防ぎ、電磁波のシールド性が
得られる電気的接続装置を提供すること。 【解決手段】 機器の開口部200の位置に対応して機
器の筐体12内に固定され、外部の接続対象部を電気的
に接続するための電磁波に対するシールド性を有する本
体110と、開口部200を開閉可能に閉じシールド性
を有する本体に回転中心部が保持されて、外部の接続対
象部が開口部200に挿入されると開口部200を開く
シャッター101と、外部の接続対象部が開口部200
から除去されている状態ではシャッター101を付勢し
て開口部200をシャッター101により閉じる付勢部
材330を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に設けら
れて機器の外部の接続対象部に対して電気的に接続する
ための電気的接続装置および電気的接続装置を有する電
子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器、たとえば携帯型の電子機器を
例にあげると、一例として携帯型の電子機器である携帯
電話は、図21に示すように、筐体1000を有してい
る。この筐体1000の中には各種の制御を行うための
基板1001が内蔵されており、この基板1001はた
とえば電気的な接続を行う電気的接続装置1002をハ
ンダ付けなどにより電気的に接続している。この電気的
接続装置1002の接続口1004は、筐体1000の
開口部1003に位置しており、この開口部1003お
よび電気的接続装置1002の接続口1004は、開閉
蓋1005により開閉できるようになっている。この開
閉蓋1005はエラストマーやプラスチックあるいはラ
バーにより作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の開
閉蓋1005を用いた携帯電話では、電気的接続装置1
002を使用する場合に開閉蓋1005を使用者が指に
より開閉方向Gに沿って開いて指により開閉蓋1005
を保持する必要があり、使用者の手間を増やし、操作性
が悪い。この開閉の際に、使用者がこの開閉蓋1005
を強く引っ張ってしまうことがあるために、開閉蓋10
05が筐体1000から外れてしまったり、あるいはな
くなってしまうことがある。この開閉蓋1005が外れ
てしまったりなくなったり、あるいは閉め忘れてしまう
と、電気的接続装置1002にほこりやゴミ等の異物が
付着して、電気的な接続が不確実になり、機器の破損の
おそれがあり、機器の信頼性が悪い。また、開閉蓋10
05の突起1009を筐体1000の開口部1003と
電気的接続装置1002の接続口1004に対してはめ
込む場合には、使用者は指で強く押し込んでやらないと
入らず使用者の手間を増している。
【0004】開閉蓋1005は、筐体1000の内部に
対して取付部分1006を用いて取り付けているので、
この取付部分1006が筐体1000の内部空間の一部
を占有してしまい、基板1001の取り付けに支障が出
てしまうこともある。また、この種の電気的接続装置で
は、電磁波のシールド性を確保したい。この理由として
は、この機器の外部からの電磁波の機器への影響を防ぐ
ためである。携帯電話に関して言えば、受信機としてア
ンテナから入ってきた受信したい電波のみを受信するた
め、また、送信時に自分で出した電波送信を受信するこ
とを防ぐために機器自体をシールドしておく必要が発生
するからである。またシャッターは、シールド性を上げ
る意味で金属としてもよいが、もちろん樹脂でもよい。
そこで本発明は上記課題を解消し、機器の外部の接続対
象部に対して電気的に接続する場合には単に押して開い
て接続するだけで簡単に電気的な接続を行うことができ
るとともに、接続対象部に対して電気的に接続しない場
合には、開口部を自動的に閉じてほこりやゴミ等の異物
が侵入するのを防いで電気的な接続が悪くなるのを防
ぎ、電磁波のシールド性が得られる電気的接続装置およ
び電気的接続装置を有する電子機器を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、機器
に設けられて前記機器の外部の接続対象部に対して電気
的に接続するための電気的接続装置であり、前記機器の
開口部の位置に対応して前記機器の筐体内に固定され、
前記外部の接続対象部を電気的に接続するための電磁波
に対するシールド性を有する本体と、前記開口部を開閉
可能に閉じるシャッターであり、前記シールド性を有す
る前記本体に回転中心部が保持されて、前記外部の接続
対象部が前記開口部に挿入されると前記開口部を開く前
記シャッターと、前記外部の接続対象部が前記開口部か
ら除去されている状態では前記シャッターを付勢して前
記開口部を前記シャッターにより閉じる付勢部材と、を
備えることを特徴とする電気的接続装置である。
【0006】請求項1では、本体は機器の開口部の位置
に対応して機器の筐体内に固定され、外部の接続対象部
を電気的に接続する。シャッターは、開口部を開閉可能
に閉じるものであり、外部の接続対象部が開口部に挿入
されると開口部を開く。付勢部材は、外部の接続対象部
が開口部から除去されている状態ではシャッターを付勢
して開口部をシャッターにより閉じる。これにより、機
器の外部の接続対象部に対して電気的に接続する場合に
は単に押して開いて開口部を形成して接続するだけで簡
単に電気的な接続を行うことができる。また接続対象部
に対して電気的に接続しない場合には、シャッターが開
口部を自動的に閉じてほこりやゴミ等の異物が侵入する
のを防いで電気的な接続が悪くなるのを防ぐことができ
る。これによって、機器の電気的な信頼性を高めること
ができる。本体が電磁波に対してシールド性を有してい
ることから、本体内にある電気接続用の端子の電磁波の
シールド性が常に得られ、この機器の外部からの電磁波
の機器への影響を防ぐためである。携帯電話に関して言
えば、受信機としてアンテナから入ってきた受信したい
電波のみを受信するため、また、送信時に自分で出した
電波送信を受信することを防ぐために機器自体をシール
ドしておく必要が発生するからである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の電気
的接続装置において、前記シャッターは、第1部材と、
前記第1部材とは反対方向に開く第2部材を有してい
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の電気
的接続装置において、前記シャッターは、一枚の部材で
ある。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の電気
的接続装置において、前記付勢部材は、バネ部材であ
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載の電気
的接続装置において、前記シャッターでは、前記外部の
接続対象部の突き当てられる外面が、前記シャッターを
開く方向に押す動作を助けるための傾斜面になってい
る。
【0011】請求項6の発明は、電子機器に設けられて
前記電子機器の外部の接続対象部に対して電気的に接続
するための電気的接続装置を有する電子機器であり、前
記電気的接続装置は、前記機器の開口部の位置に対応し
て前記機器の筐体内に固定され、前記外部の接続対象部
を電気的に接続するための電磁波に対するシールド性を
有する本体と、前記開口部を開閉可能に閉じるシャッタ
ーであり、前記シールド性を有する前記本体に回転中心
部が保持され、前記外部の接続対象部が前記開口部に挿
入されると前記開口部を開く前記シャッターと、前記外
部の接続対象部が前記開口部から除去されている状態で
は前記シャッターを付勢して前記開口部を前記シャッタ
ーにより閉じる付勢部材と、を備えることを特徴とする
電気的接続装置を有する電子機器である。
【0012】請求項6では、本体は機器の開口部の位置
に対応して機器の筐体内に固定され、外部の接続対象部
を電気的に接続する。シャッターは、開口部を開閉可能
に閉じるものであり、外部の接続対象部が開口部に挿入
されると開口部を開く。付勢部材は、外部の接続対象部
が開口部から除去されている状態ではシャッターを付勢
して開口部をシャッターにより閉じる。これにより、機
器の外部の接続対象部に対して電気的に接続する場合に
は単に押して開いて開口部を形成して接続するだけで簡
単に電気的な接続を行うことができる。また接続対象部
に対して電気的に接続しない場合には、シャッターが開
口部を自動的に閉じてほこりやゴミ等の異物が侵入する
のを防いで電気的な接続が悪くなるのを防ぐことができ
る。これによって、機器の電気的な信頼性を高めること
ができる。本体が電磁波に対してシールド性を有してい
ることから、本体内にある電気接続用の端子の電磁波の
シールド性が常に得られ、この機器の外部からの電磁波
の機器への影響を防ぐためである。携帯電話に関して言
えば、受信機としてアンテナから入ってきた受信したい
電波のみを受信するため、また、送信時に自分で出した
電波送信を受信することを防ぐために機器自体をシール
ドしておく必要が発生するからである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6に記載の電気
的接続装置を有する電子機器において、前記シャッター
は、第1部材と、前記第1部材とは反対方向に開く第2
部材を有している。
【0014】請求項8の発明は、請求項6に記載の電気
的接続装置を有する電子機器において、前記シャッター
は、一枚の部材である。
【0015】請求項9の発明は、請求項6に記載の電気
的接続装置を有する電子機器において、前記付勢部材
は、バネ部材である。
【0016】請求項10の発明は、請求項6に記載の電
気的接続装置を有する電子機器において、前記シャッタ
ーでは、前記外部の接続対象部の突き当てられる外面
が、前記シャッターを開く方向に押す動作を助けるため
の傾斜面になっている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】図1は、本発明の電子機器の一例として携
帯電話を示しており、図1は携帯電話の正面図であり、
図2は携帯電話の背面図である。この携帯電話10は、
たとえば周波数域が0.8〜1.5(GHz)のデジタ
ル方式の携帯電話であり、図1と図2に示すように筐体
12、アンテナ14、表示部16、操作部18、マイク
20、スピーカ22等を有している。図1に示すように
操作部18は、各種の操作キーを有しており、通話ボタ
ン18A、通話の切断ボタン18Bは、テンキー18C
等を有している。表示部16は、たとえば液晶表示装置
を用いることができる。
【0019】筐体12は、図1に示すフロント部24と
図2に示すリヤ部26を有しており、リヤ部26側に
は、バッテリ28が着脱可能に固定することができる。
アンテナ14は筐体12に対して出し入れ可能に取り付
けられている。図1と図2に示すように、筐体12の下
部12Aには、電気的接続装置100が設けられてい
る。
【0020】図3は、筐体12の下部12A付近をより
詳しく示しており、筐体12のフロント部24とリヤ部
26の合わせ部分30には、電気的接続装置100と2
つの接続端子400,400が設けられている。この接
続端子400,400は、電気的接続装置100の両側
に位置しており、これらの接続端子400は、携帯電話
10に対して充電をする場合の充電用の接続端子の役割
を果たす。
【0021】図4は、図3のA−Aにおける断面構造例
を示している。図3と図4に示すように、筐体12は、
フロント部24とリヤ部26を合わせて構成したもので
あり、図4のフロント部24とリヤ部26の空間Sの中
には、回路基板40が収容されている。この回路基板4
0は、図1に示す操作部18による各種操作や、表示部
16による各種の表示、スピーカ22による音声の出
力、マイク20による音声の取り込みあるいはその他の
制御機能を実現するものである。
【0022】図3と図4に示す回路基板40は、電気的
接続装置100を固定している。この電気的接続装置1
00の電気的なコンタクト144,146は、回路基板
40の導電パターン40Aに対してたとえばハンダ40
Bにより電気的に接続されている。電気的接続装置10
0は、このコンタクト144,146を複数本有してい
る。電気的接続装置100は、回路基板40と外部の接
続対象部であるプラグ910(もちろんこちら側がソケ
ットでも良い)を電気的に接続して、両者の間で通信を
行う。電気的接続装置100は、基板40を介してたと
えば2本のボルト102により筐体26のセルフタップ
用ボス26Aに固定されている。
【0023】図4の電気的接続装置100は、概略的に
は本体110、シャッター101および複数の付勢部材
330を有している。まず本体110について説明す
る。本体110はシェルともいい、本体110は、電気
的かつ磁気的なシールド性を有する材質である、たとえ
ば真ちゅう、銅合金、ステンレス鋼等により作られてい
る。シャッター101は、やはり電気絶縁性を有する樹
脂として、たとえばPBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、LCP(液晶ポリマー)、PA(ポリアミド)
や、エラストマーやシリコンゴム等により作られてい
る。また、シャッターにも電磁波のしゃへい性を確保す
るために、シャッター101は絶縁コーティングされた
アルミニウムや鉄などの金属でも良い。付勢部材330
は、たとえば圧縮コイルばねであり、たとえばSWP
(ピアノ線)やSUS(ステンレス鋼)等の金属により
作られている。
【0024】図3と図4に示すように本体110は、携
帯電話の筐体12の中に収容されており、上述したよう
に回路基板40に固定されている。シャッター101
は、図3と図4の例では第1部材120と第2部材12
4を有している。第1部材120は、図4に示すように
支点120Aを中心として付勢部材330の付勢力に抗
してR方向に回転できるようになっている。第2部材1
24は、支点124Aを中心として付勢部材330の付
勢力に抗してR1方向に回転できるようになっている。
R方向とR1方向は逆方向である。第1部材120と第
2部材124は、筐体12の開口部200を開閉可能に
閉じるシャッター部材である。この開口部200をシャ
ッター101により閉じることにより、ほこりやゴミ等
の異物が本体110の中に侵入するのを防ぐことができ
る。本体110は、その内部に凹部136を有してい
る。この凹部136の内底部分には、電気的な接続端子
138,138が形成されている。
【0025】プラグ910は、携帯電話の外部の接続対
象部の一種である。プラグ910は、携帯電話10と外
部の電子機器との間で通信のやり取りを行うための通信
端子である。プラグ910が筐体12の開口部200に
挿入され、プラグ910がX方向に押されることによ
り、第1部材120と第2部材124は付勢部材330
の付勢力に抗してそれぞれR方向とR1方向に開くこと
ができる。そしてプラグ910の電気的な接続端子91
4,914が、それぞれ本体110の電気的な接続端子
138,138にはまり込んで電気的な接続を行うこと
ができる。
【0026】図5は、図3のV方向から見た筐体12の
開口部200とシャッター101等を示している。開口
部200の両側には、充電等に用いる接続端子400が
配置されている。開口部200はたとえば長方形状を有
している。シャッター101の第1部材120と第2部
材124は、この開口部200よりもサイズの大きいも
のを採用することにより、開口部200を確実に隙間な
く閉じることができる。
【0027】図6は、図5のB−Bにおける断面構造例
を示している。図6と図4に示すように、本体110の
凹部136は、断面で見て長方形もしくは正方形状を有
しており、この凹部136は図5に示すように挿入され
たプラグ910の挿入空間部分の役割を果たしている。
図6と図4の状態では、プラグ910が開口部200と
本体110の凹部136には挿入されていない状態であ
るが、図7は、プラグ910が開口部200と凹部13
6に完全に挿入された状態を示している。この状態で
は、シャッターの第1部材120と第2部材124が完
全に開いてX方向に水平に保持されており、プラグ91
0の接続端子914は本体110の接続端子138に挿
入されることにより、確実に電気的に接続されている。
この状態ではプラグ910の周囲は開口部200と凹部
136の内の第1部材120と第2部材124により保
持されており、プラグ910が挿入された状態でその位
置がずれたり移動するようなガタツキ現象は生じない。
【0028】図8は、図5の部分Cを拡大して示した図
である。図8においてはシャッターの第2部材124の
右側端部を示している。第2部材124は図5に示すよ
うに2つの支点124Aを有している。もう1つの第1
部材120は両側に支点120Aを有している。図8で
は第1部材120と第2部材124の代表例として、こ
の第2部材124の一方の支点124Aの付近を拡大し
て示している。支点124Aには、図19に示すような
ねじりコイルばね330が設けられている。このねじり
コイルばね330はシャッターの第2部材124を付勢
して開口部200を閉じる方向に、すなわち図4におけ
るR1方向とは反対方向に付勢するための付勢部材であ
る。第1部材120の一方の支点120Aにおけるねじ
りコイルばね330の形状や機能は、支点124Aにお
けるねじりコイルばね330と同様である。図9と図1
0に示すように、このねじりコイルばね330の一端部
331は第2部材124の内側に当たっており、他端部
332はたとえば図4に示す本体110の凹部136の
内面に対して突き当たっている。
【0029】図9は、図8のD−Dにおける構造例を示
しており、ねじりコイルばね330の一端部331が第
2部材124の内面に突き当たっている状態を示してい
るとともに、他端部332が凹部136の内面に突き当
たっていて、第2部材124は開口部200を閉じてい
る。
【0030】図9では、プラグは挿入されておらず、第
2部材124は開口部200を閉じている。これに対し
て図10は、プラグ910が開口部200および凹部1
36に挿入された状態を示している。この状態では、プ
ラグ910が第2部材124をX方向に押していること
から第2部材124はねじりコイルばね330の付勢力
に抗してR1方向に回転している。逆にこのプラグ91
0がX1方向に抜かれた場合には、再び図9の状態にな
る。すなわちねじりコイルばね330の付勢力により、
第2部材124がR2の方向に戻り開口部200を閉じ
ることができる。
【0031】このようなねじりコイルばね330による
第2部材124を付勢する構造は、図5に示すシャッタ
ー101の第1部材120の一方の支点120Aにおけ
る構造と上下対称構造であるが、実質的に同じである。
従って支点120Aにも同じねじりコイルばね330が
設けられている。これによって、2つのねじりコイルば
ね330,330は、それぞれ第1部材120と第2部
材124を、図4と図6に示すように、開口部200を
閉じた状態に常時保持することができる。そして、図7
と図10に示すようにプラグ910が開口部200と凹
部136に挿入されると、プラグ910は第1部材12
0と第2部材124を押し広げた状態で開口部200を
開くことができる。ねじりコイルばね330は第1部材
120の2つの支点120A,120Aと、第2部材1
24の2つの支点124A,124Aのすべてに配置す
るのが好ましい。
【0032】図11〜図13は、上述した電気的接続装
置100のより具体的な構造例を示している。図11で
はシャッター101の第1部材120と第2部材124
が閉じた状態を示しており、図12ではシャッター10
1の第1部材120と第2部材124が開いている。図
13は電気的接続装置100の構造を分解して示してい
る。図13では、上述したように本体110、シャッタ
ー101、4つの付勢部材330を有している。図11
と図12に示すように、本体110は第1部材120の
突部120Pと第2部材124の突部124Pの回転を
止めるための回転規制部110Kを有している。これに
より、第1部材110と第2部材124は、図11に示
す閉じた状態を維持する。
【0033】シェルとも呼んでいる本体110の中に
は、ハウジング110Hが収容されている。このハウジ
ング110Hには、2種類の接続端子138,138が
開口部側に向けて突出して設けられている。ハウジング
110Hは、絶縁性を有する樹脂、たとえばLCP、P
PS(ポリフェニレンサルファイト)により作られてお
り、ハウジング110Hの接続端子138,138のコ
ンタクトは、たとえばリン青銅などにより作られてい
る。
【0034】図13に示す本体110は、図16と図1
7にも示すように、上面部110U、下面部110L、
側面部110S、側面部110Tで囲まれた直方体形状
の部材である。上述したように本体110は電磁波に対
するシールド性を有する材料により作られており、これ
により、本体110はハウジング110Hの接続端子1
38内のコンタクトや、本体110内に挿入された図1
5に示すプラグ910の接続端子914に対する外部か
らの電磁波の影響を極力防ぐことができる。また、こじ
り強度に対しても強くできるようにしている。図13の
本体110の側面部110Sには2つの穴990と99
1が設けられている。同様にして側面部110にも穴9
93と994が設けられている。穴990と993に
は、それぞれ第1部材120の支点120A,120A
がはめ込まれるようになっている。同様にして穴99
1,994にも、第2部材124の支点124A,12
4Aがはめ込まれるようになっている。これらの支点1
20Aと124Aには、それぞれ付勢部材330が同軸
上に取り付けられている。第1部材120は傾斜面12
0Jを有し、第2部材124も傾斜面124Jを有して
いる。傾斜面120J,124Jは、図15のようにプ
ラグ910が押し当てられた時に、シャッター101が
開く方向にその動作を助けるために設けられている。
【0035】図13の上面部110Uは、図13に示す
ように、1段外側に広がった拡大部分111Pが形成さ
れている。同様にして下面部110Lも、外側に広がっ
た拡大部分113Pが形成されている。図17(C)に
示すように拡大部分111Pと113Pは、Z方向に関
して広げて形成されている。この拡大部分111Pは、
第1部材120がR方向に回転して開く場合に、第1部
材120を収容するための逃げ部分に相当する。同様に
して拡大部分113Pは、第2部材124がR1方向に
回転して開く場合に、第2部材124を収容するための
逃げ部分に相当している。これにより第1部材120と
第2部材124がそれぞれRとR1方向に開くと図11
の閉じた状態から図12の開いた状態となって、第1部
材120は拡大部分111Pに収まり、第2部材124
は拡大部分113P内に収まり、本体110の開口部を
大きく確保できる。図18は図13のハウジング110
Hを示している。図19は図13に示す付勢部材330
の一例を示している。
【0036】図14は、筐体12の開口部200におい
てシャッター101の第1部材120と第2部材124
がそれぞれ開口部200を完全に閉じた状態を示してい
る。図15に示すように、プラグ910の接続端子91
4が開口部200にX方向に挿入されると、X方向に関
するプラグ910の挿入力により、シャッターの第1部
材120と第2部材124が支点120A,124Aに
関して反対方向に押されて開口部200が開いていく。
図15のようにプラグ910が開口部に挿入され始める
と、図12(A)に示すように第1部材120と第2部
材124は、それぞれ支点120Aと124Aを中心と
してR方向とR1方向にそれぞれ内側に回転する。そし
てプラグが完全に挿入されると第1部材120と第2部
材124は完全に開口部200を開ける。
【0037】図14に示すように、プラグ910が挿入
されていない通常の状態では、筐体12の開口部200
はシャッター101により完全に閉じているので、ほこ
りやゴミ等の異物が筐体12の中に侵入するのを完全に
防ぐことができる。このことから、内部の回路基板の接
続端子等にゴミ等の異物が付着する恐れが全くなく、電
気的な接続が確実に行えるとともに、機器の破損を防
ぎ、機器の信頼性を高めることができる。
【0038】また、図15に示すようにプラグ910が
開口部200に挿入され始めると、プラグ910の挿入
に応じて自動的に付勢部材の付勢力に抗してシャッター
の第1部材120と第2部材124が開いていくことか
ら、使用者は別途扉を指で押すような操作を行う必要が
なく、プラグ910を挿入する際の操作性を高めること
ができる。またプラグ910を抜いて通常の状態に戻す
と、図14に示すように、第1部材120と第2部材1
24はそれぞれの付勢部材により自動的に元に戻って開
口部200を完全に閉じてしまうことから、その際にも
使用者が指で操作する等の手間を省くことができる。
【0039】図20は本発明の別の実施の形態を示して
おり、図13の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付
けてその説明を用いる。図20の実施の形態が異なるの
は、シャッター101が1つの部材121により構成さ
れていることである。部材121の両端には支点121
Aが突出しており、これらの支点121Aにはねじりコ
イルばね330がはめこまれている。本発明の実施の形
態では、電子機器のインターフェース部分(I/O部
分)において、1枚もしくは2枚の部材からなるシャッ
ターが、ねじりコイルばねのような付勢部材により付勢
されることにより開口部を完全に閉じることができる構
造である。そしてプラグがこの開口部に挿入されると、
このプラグの挿入力を利用してシャッターの部材が開口
部を開ける方向に開くことにより、プラグを開口部およ
び本体の凹部に対して挿入してプラグを本体に対して確
実に位置ずれのないように保持することができる。
【0040】本発明の実施の形態では、シャッターの第
1部材と第2部材は各々支点を有している。つまり支点
であるシャフトが第1部材と第2部材に各々内蔵されて
いる。しかしこのシャフトは、シャッターの長手方向に
ついて1本を貫通させてもよいし、シャッターの左右に
分けて別々に設けてもよい。
【0041】付勢部材であるばねの種類としては、ねじ
りコイルばね、板ばね、引っ張りコイルばね、圧縮コイ
ルばねのいずれを用いても勿論構わない。
【0042】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、電子機器
の一例として携帯電話を例にあげているが、これに限ら
ず携帯型の種類の機器、たとえば携帯情報端末、ゲーム
機器、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ノート型
のパーソナルコンピュータ等の他に、据え置き型の機器
たとえばデスクトップのコンピュータや電話等であって
も本発明の接続部分の開閉装置は適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機器の外部の接続対象部に対して電気的に接続する場合
には単に押して開いて接続するだけで簡単に電気的な接
続を行うことができるとともに、接続対象部に対して電
気的に接続しない場合には、開口部を自動的に閉じてほ
こりやゴミ等の異物が侵入するのを防いで電気的な接続
が悪くなるのを防ぎ、電磁波のシールド性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一例である携帯電話を示す
正面図。
【図2】図1の携帯電話の背面図。
【図3】携帯電話の下部に設けられた電気的接続装置を
示す斜視図。
【図4】図3のA−Aにおける断面構造例を示す図。
【図5】図3のV方向から見た開口部およびシャッター
等を示す正面図。
【図6】図5のB−Bにおける断面構造例を示す図。
【図7】図6の状態においてプラグが開口部と本体側に
挿入された状態を示す図。
【図8】図5の部分Cを拡大して示す図。
【図9】図8のD−Dにおける構造例を示す図。
【図10】図9の状態においてプラグが開口部と本体側
に挿入された状態を示し、開口部が開いている様子を示
す図。
【図11】本発明の電気的接続装置においてシャッター
が閉じた状態を示す図。
【図12】図11のシャッターが開いた状態を示す図。
【図13】電気的接続装置の分解斜視図。
【図14】電気的接続装置のシャッターが閉じた状態に
おいてプラグを差し込もうとしている状態を示す図。
【図15】プラグが差し込まれてシャッターが開いた状
態を示す図。
【図16】電気的接続装置の構造を示す図。
【図17】電気的接続装置の本体を示す図。
【図18】電気的接続装置のハウジングを示す図。
【図19】電気的接続装置の付勢部材を示す図。
【図20】本発明の別の実施の形態を示す図。
【図21】従来の電気的接続装置を示す図。
【符号の説明】
10・・・携帯電話(電子機器の一例)、12・・・筐
体、40・・・回路基板、100・・・電気的接続装
置、101・・・シャッター、110・・・本体(シェ
ル)、120・・・シャッターの第1部材、124・・
・シャッターの第2部材、200・・・開口部、330
・・・付勢部材、910・・・プラグ
フロントページの続き (72)発明者 片岡 安弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 関口 敏和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高盛 恵 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 内田 強士 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 逸見 幸伸 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB42 BA08 BB02 BB17 BB22 BC06 BD05 EC14 ED27 GA22 GA34 GA46 GB01 GB06 GB23 GB26 GB45 GB46 GC03 GC04 GC08 GC13 GC14 5E021 FA05 FB01 FB15 FC19 FC21 LA09 LA15 5E087 EE11 LL02 LL04 LL17 LL29 LL33 MM02 QQ02 RR08 RR13 5K023 AA07 BB25 BB28 DD06 LL06 NN06 PP12 QQ03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に設けられて前記機器の外部の接続
    対象部に対して電気的に接続するための電気的接続装置
    であり、 前記機器の開口部の位置に対応して前記機器の筐体内に
    固定され、前記外部の接続対象部を電気的に接続するた
    めの電磁波に対するシールド性を有する本体と、 前記開口部を開閉可能に閉じるシャッターであり、前記
    シールド性を有する前記本体に回転中心部が保持され
    て、前記外部の接続対象部が前記開口部に挿入されると
    前記開口部を開く前記シャッターと、 前記外部の接続対象部が前記開口部から除去されている
    状態では前記シャッターを付勢して前記開口部を前記シ
    ャッターにより閉じる付勢部材と、を備えることを特徴
    とする電気的接続装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッターは、第1部材と、前記第
    1部材とは反対方向に開く第2部材を有し、前記第1部
    材と前記第2部材は電気絶縁性を有する樹脂により作ら
    れている請求項1に記載の電気的接続装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッターは、一枚の部材である請
    求項1に記載の電気的接続装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢部材は、バネ部材である請求項
    1に記載の電気的接続装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッターでは、前記外部の接続対
    象部の突き当てられる外面が、前記シャッターを開く方
    向に押す動作を助けるための傾斜面になっている請求項
    1に記載の電気的接続装置。
  6. 【請求項6】 電子機器に設けられて前記電子機器の外
    部の接続対象部に対して電気的に接続するための電気的
    接続装置を有する電子機器であり、 前記電気的接続装置は、 前記機器の開口部の位置に対応して前記機器の筐体内に
    固定され、前記外部の接続対象部を電気的に接続するた
    めの電磁波に対するシールド性を有する本体と、 前記開口部を開閉可能に閉じるシャッターであり、前記
    シールド性を有する前記本体に回転中心部が保持され、
    前記外部の接続対象部が前記開口部に挿入されると前記
    開口部を開く前記シャッターと、 前記外部の接続対象部が前記開口部から除去されている
    状態では前記シャッターを付勢して前記開口部を前記シ
    ャッターにより閉じる付勢部材と、を備えることを特徴
    とする電気的接続装置を有する電子機器。
  7. 【請求項7】 前記シャッターは、第1部材と、前記第
    1部材とは反対方向に開く第2部材を有している請求項
    6に記載の電気的接続装置を有する電子機器。
  8. 【請求項8】 前記シャッターは、一枚の部材である請
    求項6に記載の電気的接続装置を有する電子機器。
  9. 【請求項9】 前記付勢部材は、バネ部材である請求項
    6に記載の電気的接続装置を有する電子機器。
  10. 【請求項10】 前記シャッターでは、前記外部の接続
    対象部の突き当てられる外面が、前記シャッターを開く
    方向に押す動作を助けるための傾斜面になっている請求
    項6に記載の電気的接続装置を有する電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189693A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Lg Electronics Inc 携帯端末機
JP2011504013A (ja) * 2007-11-06 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 携帯通信装置によって支援される個人健康モジュール
JP2014007346A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Hitachi Ltd 冷却風逆流防止装置及びこれを備えた電子機器装置
CN111656032A (zh) * 2018-01-26 2020-09-11 日本精工株式会社 角接触球轴承

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Effective date: 20031118