JP2002367510A - ガラスフリット焼成方法 - Google Patents

ガラスフリット焼成方法

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JP2002367510A
JP2002367510A JP2001177191A JP2001177191A JP2002367510A JP 2002367510 A JP2002367510 A JP 2002367510A JP 2001177191 A JP2001177191 A JP 2001177191A JP 2001177191 A JP2001177191 A JP 2001177191A JP 2002367510 A JP2002367510 A JP 2002367510A
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glass frit
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atmosphere
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JP2001177191A
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Kazuhiko Yamanaka
一彦 山中
Yasuko Douya
康子 堂谷
Tsuneo Manabe
恒夫 真鍋
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誘電率が低く、かつプラズマディスプレイパネ
ル(PDP)の輝度低下等の問題が起きにくいPDP隔
壁が得られるガラスフリット焼成方法の提供。 【解決手段】軟化点が620℃以下であるガラス粉末を
含有するガラスフリットを焼成する方法であって、該焼
成を行う雰囲気の圧力Pが104Pa以上であり、か
つ、該雰囲気の水の含有量が2.0g/m3以下である
ことを特徴とするガラスフリット焼成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)や蛍光表示管(VFD)の隔壁等
に用いられるガラスフリット焼成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平面カラーディスプレイ装置として期待
されているPDPは、典型的には、表示面として使用さ
れる前面基板、背面基板および隔壁によりセルが区画形
成されており、該セルに封入された、典型的にはHe−
XeまたはNe−Xeの混合ガスである封入ガスのプラ
ズマ放電で発生する紫外線によって蛍光体が発光し、画
像が形成される。前記前面基板の表面には通常、透明電
極および該透明電極を被覆する誘電体層が形成されてお
り、該誘電体層はMgO膜で被覆され、保護されてい
る。
【0003】前記隔壁は、軟化点(TS)が620℃以
下のガラス粉末を主成分として含有するガラスフリット
を焼成して製造され、該ガラス粉末としては従来、Pb
O−B23系またはPbO−SiO2系のガラス粉末が
使用されていた。また、焼成は通常大気中で、前記ガラ
スフリットを典型的には530〜620℃に5〜60分
保持して行われていた。焼成が行われる作業室の温度お
よび相対湿度はそれぞれ通常20〜25℃、40〜60
%であり、したがって焼成雰囲気の水の含有量は典型的
には2.2〜5.1mg/m3であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】PDPは消費電力が大
きいことが問題になっており、また、隔壁の比誘電率
(ε)が大きいことがその消費電力を上げる一因となっ
ている。隔壁のεを下げるためにはεの低いガラス粉末
を主成分として含有するガラスフリットを使用して隔壁
を製造することが有効である。PDP隔壁用ガラスフリ
ットの主成分として従来使用されていたガラス粉末のε
は典型的には12〜15であった。
【0005】εが12未満でTSが620℃以下のガラ
ス粉末としてはB23またはP25を多く含有するガラ
ス粉末が知られているが、該ガラス粉末を含有するガラ
スフリットを焼成して隔壁を形成したPDPは輝度が低
い、またはPDPの輝度が経時的に低下する、という問
題があった。本発明は、以上の課題を解決するガラスフ
リット焼成方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軟化点が62
0℃以下であるガラス粉末を含有するガラスフリットを
焼成する方法であって、該焼成を行う雰囲気の圧力Pが
104Pa以上であり、かつ、該雰囲気の水の含有量が
2.0g/m3以下であることを特徴とするガラスフリ
ット焼成方法、を提供する。
【0007】また、軟化点が620℃以下であるガラス
粉末を含有するガラスフリットをガラス基板上に塗布し
焼成してプラズマディスプレイパネルの隔壁を製造する
方法であって、前記ガラスフリット焼成方法によって前
記ガラスフリットを焼成することを特徴とするプラズマ
ディスプレイパネル隔壁の製造方法、を提供する。
【0008】PDPの輝度低下の原因として、封入ガス
の組成変化およびMgO膜の変質が知られている。前記
封入ガスの組成が変化するとプラズマ放電の効率が低下
し、蛍光体の発光効率が低下してPDPの輝度が低下す
ると考えられている。また、前記MgO膜は誘電体を保
護し、プラズマ放電を安定化するために使用されている
ものであるが、MgOは雰囲気中のH2OやCO2を吸収
して容易に水酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムとな
るため、その変質がPDPの輝度に影響すると考えられ
ている。
【0009】本発明者らは、種々のガラスフリットを5
60℃に30分間保持して得られた焼成体から発生する
2O量を測定し、PDP隔壁に使用したときにPDP
の輝度が低い、または経時的に輝度が低下するという問
題が起きたガラスフリット焼成体から発生するH2Oの
量が、PDP隔壁に使用したときに前記問題が起きなか
ったガラスフリット焼成体から発生するH2Oの量と比
較して多いことを見出した。前記焼成体から発生するH
2Oの量が多いと、該焼成体をPDP隔壁に使用したと
きに、該焼成体から発生するH2Oによって前記封入ガ
スの組成が変化し、または前記MgO膜が変質し、それ
によってPDPの輝度が低下するものと考えた。
【0010】すなわち、種々の組成のガラスフリット焼
成体を乳鉢で粉砕して平均粒径約50μmの粉末とし、
該粉末を5×10-8Pa程度の高真空中において60℃
/分の昇温速度で600℃まで加熱しながら、四重極子
型質量分析計(QMS)を用いて発生したガスの量を測
定し、300〜500℃で発生したH2Oの量(w)を
求めたところ、PDP隔壁に使用したときに前記問題が
起きなかったガラスフリット焼成体のwが0.8〜1.
0mg/cm3であったのに対し、PDP隔壁に使用し
たときに前記問題が起きたガラスフリット焼成体のwは
1.4〜5.0mg/cm3であった。
【0011】このことから本発明者は、ガラスフリット
焼成体のwが1.0mg/cm3超であると、該ガラス
フリットを焼成してPDP隔壁としたときにPDPの輝
度が低い、またはPDPの輝度が経時的に低下するとい
う問題が起きるおそれがあると考えた。
【0012】また本発明者は、B23を多く含有するε
が12未満のガラス粉末の原料を窒素中で溶融し、流し
出した後粉砕してガラス粉末とし、該ガラス粉末のwが
0.5mg/cm3であったのに対し、該ガラス粉末を
通常の方法で560℃に30分間保持して焼成した焼成
体のwが1.7mg/cm3であったことから、焼成に
よってwが増加する場合があることを見出し、本発明に
至った。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のガラスフリット焼成方法
は、軟化点TSが620℃以下のガラス粉末を含有する
ガラスフリットを典型的には530〜620℃に5〜6
0分保持して焼成するものである。
【0014】前記ガラスフリットはTSが620℃以下
のガラス粉末を必須成分として、質量百分率表示で典型
的には50〜100%含有し、その他の成分を0〜50
%含有する。該その他の成分としてはセラミックスフィ
ラーおよび耐熱顔料が例示される。
【0015】前記セラミックスフィラーは、前記ガラス
フリットを焼成して得られる焼成体の形状を維持するた
めに、また該焼成体の強度を高めるために加えることが
できるものであり、アルミナ、ムライト、ジルコン、コ
ーディエライト、ジルコニア、チタン酸アルミニウム、
β−スポデュメン、α−石英、溶融石英、β−石英固溶
体、β−ユークリプタイトが例示される。
【0016】前記耐熱顔料は色調調整成分であり、チタ
ニア等の白色顔料、Fe−Mn複酸化物系、Fe−Co
−Cr複酸化物系、Fe−Mn−Al複酸化物系、Cu
−Cr複酸化物系等の黒色顔料が例示される。
【0017】前記ガラス粉末の20℃、1MHzにおけ
る比誘電率εは12未満であることが好ましい。12以
上であると、例えばPDP隔壁に使用したときにPDP
の消費電力が高くなる。より好ましくは10.5以下、
さらに好ましくは10以下である。
【0018】前記ガラス粉末は下記酸化物基準のモル%
表示で、実質的に、B23 15〜80%、SiO2
0〜45%、ZnO 0〜50%、PbO+Bi23
0〜50%、MgO+CaO+SrO+BaO 0〜5
0%、Li2O+Na2O+K 2O 0〜30%、Al2
3+ZrO2 0〜13%、からなるガラス粉末(ホウ酸
系ガラス粉末)であることが好ましい。
【0019】また、下記酸化物基準のモル%表示で、実
質的に、P25 15〜50%、B 23 0〜30%、
ZnO 0〜50%、SnO 0〜35%、MgO+C
aO+SrO+BaO 0〜35%、Li2O+Na2
+K2O 0〜10%、Al23+SiO2 0〜15
%、からなるガラス粉末(リン酸系ガラス粉末)である
ことが好ましい。
【0020】前記ホウ酸系ガラス粉末の成分について、
以下にモル%表示で説明する。B23はガラスを安定化
し、TSを下げる成分であり、また、εを下げる成分で
あり、必須である。15%未満ではεが高くなりすぎ
る。好ましくは20%以上、より好ましくは25%以上
である。80%超では化学的耐久性が低下する。好まし
くは60%以下、より好ましくは50%以下、特に好ま
しくは40%以下である。
【0021】SiO2は必須ではないがガラスを安定化
し、またはεを下げる目的で45%まで含有してよい。
45%超ではTSが高くなりすぎる。好ましくは35%
以下、より好ましくは30%以下である。SiO2を含
有する場合、その含有量は1%以上であることが好まし
い。より好ましくは3%以上、特に好ましくは5%以
上、最も好ましくは10%以上である。
【0022】ZnOは必須ではないがTSを下げ、化学
耐久性を向上させる成分であり、50%まで含有してよ
い。50%超ではガラス化が困難となる。好ましくは4
5%以下、より好ましくは40%以下である。ZnOを
含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ま
しい。より好ましくは3%以上、特に好ましくは5%以
上である。
【0023】PbOおよびBi23はいずれも必須では
ないが、TSを下げるために合計で50%まで含有して
よい。これらの合計PbO+Bi23が50%超ではε
が高くなりすぎる。好ましくは40%以下、より好まし
くは30%以下である。
【0024】MgO、CaO、SrOおよびBaOはい
ずれも必須ではないが、ガラスを安定化するために合計
で50%まで含有してよい。これら4成分の合計MgO
+CaO+SrO+BaOが50%超ではガラス化が困
難になるおそれがある。好ましくは30%以下、より好
ましくは10%以下である。MgO、CaO、SrOま
たはBaOのいずれか1種以上を含有する場合、MgO
+CaO+SrO+BaOは2%以上であることが好ま
しく、4%以上であることがより好ましい。
【0025】Li2O、Na2OおよびK2Oはいずれも
必須ではないが、TSを下げ流動性を増加させるため
に、合計で30%まで含有してよい。これら3成分の合
計Li2O+Na2O+K2Oが30%超では、化学耐久
性が低下する。また、電気絶縁性が低下するおそれがあ
る。好ましくは25%以下、より好ましくは15%以下
である。
【0026】Al23およびZrO2はいずれも必須で
はないが、化学的耐久性を高くするために、合計で13
%まで含有してよい。これらの合計Al23+ZrO2
が13%超ではTSが高くなりすぎるおそれがある。好
ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である。
Al23またはZrO2のいずれか1種以上を含有する
場合、Al23+ZrO2は0.5%以上であることが
好ましく、1%以上であることがより好ましい。
【0027】前記ホウ酸系ガラス粉末は実質的に上記成
分からなるが、これ以外の成分を合計で5%まで含有し
てよい。このような成分として、La23やCeO2
の希土類酸化物、SnO2、CuO、P25、TiO2
MnO、Fe23、CoO、NiO、GeO2、Y
23、MoO3、Rh23、Ag2O、In23、TeO
2、WO3、ReO2、V25、PdO、が例示される。
【0028】次に、前記リン酸系ガラス粉末の成分につ
いて、モル%表示で説明するP25はネットワークフォ
ーマーであり必須である。15%未満ではガラス化が困
難になる。好ましくは25%以上、より好ましくは28
%以上である。50%超では化学的耐久性が低下する。
好ましくは40%以下、より好ましくは37%以下であ
る。
【0029】B23は必須ではないが、ガラスを安定化
し、εを下げる成分であり30%まで含有してよい。3
0%超では化学的耐久性が低下する。好ましくは10%
以下、より好ましくは5%以下である。
【0030】ZnOは必須ではないが、ガラスを安定化
し、化学的耐久性を高める成分であり、50%まで含有
してよい。50%超ではガラス化しないおそれがある。
好ましくは35%以下、より好ましくは32%以下であ
る。
【0031】SnOは必須ではないが、TSを下げる成
分であり、35%まで含有してよい。35%超ではガラ
スが得られ難くなる。またはεが高くなる。好ましくは
30%以下、より好ましくは25%以下である。
【0032】MgO、CaO、SrOおよびBaOはい
ずれも必須ではないが、ガラスを安定化する目的で、合
計で35%まで含有してよい。これら4成分の合計Mg
O+CaO+SrO+BaOが35%超ではTSが高く
なりすぎる。
【0033】Li2O、Na2OおよびK2Oはいずれも
必須ではないが、TSを下げる成分であり合計で10%
まで含有してよい。これら3成分の合計Li2O+Na2
O+K 2Oが10%超では化学的耐久性が低下する。ま
た、電気絶縁性が低下するおそれがある。好ましくは5
%以下、より好ましくは3%以下である。
【0034】Al23およびSiO2はいずれも必須で
はないが、化学的耐久性を高める成分であり、εを下げ
る成分であり合計で15%まで含有してよい。15%超
ではTSが高くなりすぎる。好ましくは10%以下、よ
り好ましくは5%以下である。
【0035】前記好ましいリン酸系低融点ガラスは実質
的に上記成分からなるが、これ以外の成分を合計で5モ
ル%まで含有してよい。このような成分として、La2
3、CeO2等の希土類酸化物、CuO、PbO、Bi
23、TiO2、ZrO2、MnO、Fe23、CoO、
NiO、GeO2、Y23、MoO3、Rh23、Ag 2
O、In23、TeO2、WO3、ReO2、V25、P
dO、が例示される。
【0036】前記ガラスフリットは、ガラスペーストま
たはグリーンシートにして使用することができる。前記
ガラスペーストは、前記ガラスフリットをエチルセルロ
ース等の樹脂およびα−テルピネオール、ジエチレング
リコールモノブチルエーテルアセテート等の溶剤からな
るビヒクルと混練したものであって、その質量百分率表
示の含有量は、典型的には、前記ガラスフリットが60
〜80%、ビヒクルが20〜40%である。
【0037】また、前記グリーンシートは、前記ガラス
フリットをアクリル等の樹脂、ジブチルフタレート、ジ
メチルフタレート等の可塑剤およびトルエン、瘁|テル
ピネオール、プロピレングリコールモノブチルエーテル
等の溶剤と混合してスラリーとし、該スラリーをポリエ
チレンテレフタレート(PET)等の支持フィルムにダ
イコート等の方法で塗布し、乾燥して溶剤を除去後、前
記支持フィルムから剥がして作製される。
【0038】前記グリーンシート中の質量百分率表示の
含有量は、典型的には、前記ガラスフリットが60〜8
0%、樹脂が19〜39%、可塑剤が1〜4%である。
なお、前記支持フィルムの厚さは典型的には20〜10
0μmであり、通常、離型剤等により表面処理されてい
る。
【0039】本発明のガラスフリット焼成方法は、前記
ガラスフリットの焼成を行う雰囲気の圧力Pが104
a以上、かつ、該雰囲気の水の含有量が2.0g/m3
以下であることを特徴とする。ここで、前記雰囲気の水
の含有量が2.0g/m3以下であるとは、前記雰囲気
が水を含有しない、または水を含有してもその含有量が
2.0g/m3以下であることをいう。
【0040】前記焼成を行う雰囲気がPが104Pa未
満の真空である場合には、前記ガラスフリットに含まれ
る水等の揮発成分が焼成中に急激にガス化することによ
って発泡するおそれがある。また前記ガラスフリットを
ガラスペーストやグリーンシートにして焼成する場合に
は該ガラスペーストやグリーンシートに含まれる樹脂等
が十分に分解せず、焼成体を汚染するおそれがある。P
は、好ましくは5×104Pa以上、より好ましくは大
気圧である。
【0041】前記焼成を行う雰囲気が水を含有する場
合、水の含有量は2.0g/m3以下である。2.0g
/m3超であると、該焼成によって得られた焼成体のw
が大きくなり、該焼成体を例えばPDP隔壁に使用した
ときにPDPの輝度が低い、またはPDPの輝度が経時
的に低下するという問題が起きるおそれがある。好まし
くは1.0mg/m3以下、より好ましくは0.5mg
/m3以下である。前記雰囲気が水を含有しないことが
最も好ましい。
【0042】前記焼成にはバッチ式電気炉、ベルトコン
ベア等を有する連続式電気炉等の通常の加熱装置が使用
できる。該加熱装置は、装置内に外部からガスを導入す
るための配管やバルブを有することが焼成を行う雰囲気
中の水の含有量を制御しやすい点で好ましい。
【0043】前記焼成を行う雰囲気の水の含有量を制御
する方法としては、前記加熱装置の設置されている作業
室の雰囲気の水の含有量を2.0g/m3以下にしても
よいが、通常は加熱装置内の雰囲気の水の含有量を2.
0g/m3以下にすればよい。そのための方法として例
えば、水を含有しない、または水を含有しても焼成温度
における水の含有量が2.0g/m3以下のガスをガス
ボンベ等から前記加熱装置内に導入する方法がある。前
記ガスは窒素、アルゴン等の不活性ガス、または体積%
表示で窒素を約80%、酸素を約20%含む混合ガス等
であることが安全性の面から好ましい。また、通常の空
気から水を除去して使用してもよい。
【0044】前記ガスが体積%表示で20%程度の酸素
を含むことがより好ましい。また、前記ガスが装置内か
ら装置外へ流動することがより好ましい。前記ガスが酸
素を含まない場合には、前記ガラスフリットをガラスペ
ーストまたはグリーンシートにして使用した場合に、該
ガラスペーストまたはグリーンシートに含まれる樹脂等
が十分に燃焼しないおそれがある。また、前記ガスが装
置内から装置外へ流動することにより、前記ガラスペー
ストやグリーンシートに含まれる樹脂等の有機物が燃焼
したことによって発生する水を装置外へ排出することが
できる。
【0045】次に本発明のPDP隔壁の製造方法につい
て説明する。本発明のPDP隔壁の製造方法は通常、ガ
ラス基板の上にアドレス電極および絶縁被覆層を形成し
た後に、TSが620℃以下であるガラス粉末を含有す
るガラスフリットをガラス基板上に塗布し、本発明のガ
ラスフリット焼成方法によって焼成することを特徴とす
る。
【0046】前記ガラス基板は通常、ソーダライムシリ
カガラスなどのSiO2−Al23−R2O−R’O(R
2Oはアルカリ金属酸化物、R’Oはアルカリ土類金属
酸化物)系ガラスである。該ガラスのガラス転移点
g、50〜350℃の平均線膨張係数αはそれぞれ、
典型的には550〜620℃、80×10-7〜90×1
-7/℃である。該ガラス基板の厚さは通常1〜3mm
である。
【0047】前記ガラス基板上に形成されるアドレス電
極は通常、銀等の金属粉末と感光性樹脂等からなる感光
性金属ペーストを印刷し、フォトマスクを介して露光
し、現像した後、焼成する方法等によって通常ストライ
プ状に形成される。該アドレス電極の厚さは典型的には
3〜10μmである。また、前記アドレス電極の幅は典
型的には20〜100μm、間隔は典型的には100〜
400μm程度である。ただし、本発明のPDP隔壁の
製造方法は上記に限定されない。
【0048】前記アドレス電極を形成したガラス基板上
に形成される絶縁被覆層は通常、T Sが620℃以下の
ガラス粉末を含有する絶縁被覆層用ガラスフリットをガ
ラスペーストまたはグリーンシートにして該ガラス基板
上に塗布し、典型的には530〜620℃で焼成して形
成される。該焼成は本発明のガラスフリット焼成方法に
よってもよい。前記絶縁被覆層の厚さは典型的には5〜
30μmである。ただし、本発明のPDP隔壁の製造方
法は上記に限定されない。
【0049】本発明の方法によってPDP隔壁を製造す
るには通常、前記絶縁被覆層の上にTSが620℃以下
であるガラス粉末を含有するガラスフリットを塗布す
る。前記ガラスフリットは質量百分率表示で典型的に
は、前記ガラス粉末を60〜80%、セラミックスフィ
ラーを0〜20%、耐熱顔料を0〜20%含む。
【0050】前記ガラスフリットは、通常ガラスペース
トまたはグリーンシートにして塗布する。前記ガラスフ
リットを塗布するときは、前記ガラスペーストをスクリ
ーン印刷法、転写法等によって隔壁の形状に塗布しても
よいが、ガラスペーストまたはグリーンシートを塗布し
た後、該塗布したガラスフリット層をサンドブラスト
法、エッチング法等によって隔壁形状に加工してもよ
い。以下、サンドブラストによる方法を例に本発明のP
DP隔壁の製造方法を説明するが、本発明はこれに限定
されない。
【0051】サンドブラストによって隔壁の形状を形成
する場合、ガラスフリットを通常、ガラスペーストまた
はグリーンシートにして前記絶縁被覆層の上全面に塗布
する。該塗布することによって典型的には膜厚100〜
200μmのガラスフリット層が得られる。該ガラスフ
リット層の上にドライフィルムレジストを貼り付けた
後、隔壁パターンの露光マスクをセットして露光し、炭
酸ナトリウム水溶液等の現像液で現像して、典型的には
ライン幅約50μm、ピッチ約300μmのストライプ
状の隔壁パターンを形成する。
【0052】次にサンドブラストによって不要部分を除
去し、ガラスフリット層上に残っているドライフィルム
を水酸化ナトリウム水溶液等を用いて除去して、ガラス
フリットからなる未焼成隔壁を得る。該未焼成隔壁を本
発明のガラスフリット焼成方法によって焼成し隔壁を得
る。
【0053】
【実施例】表1にモル%で示した組成となるように原料
を調合、混合して白金るつぼに入れ、1250℃に加熱
し30分間溶融した。次いで溶融ガラスを流し出した。
得られたガラスの一部をアルミナ製ボールミルで20時
間粉砕してガラス粉末とし、残りのガラスは粉砕するこ
となく塊の状態で徐冷した。
【0054】ガラスフリットを焼成するための加熱装置
としてはガス導入口、ガス排出口、加熱装置内部を減圧
するための排気口、および各々の開閉バルブを備えたバ
ッチ式電気炉を使用した。
【0055】例1〜3のガラスフリットを入れた前記バ
ッチ式電気炉のガス導入口に窒素ガスボンベを接続し、
排気口に接続したロータリーポンプで電気炉内部の空気
を排気した後、室温での大気圧における水分量が1.0
g/m3の窒素ガスを前記バッチ式電気炉に導入し、ガ
ス排出口を開いて2リットル/分の前記窒素ガスを流し
ながら加熱し、例1〜3のガラスフリットを大気圧下で
560℃に30分間保持して焼成した。次式により焼成
雰囲気の水の含有量Wを算出した。 W=WO×(TO/Ti) WO:室温での雰囲気の水の含有量(g/m3) Ti:炉内の温度(833K) TO:室温(K)。
【0056】また、前記バッチ式電気炉のガス導入口及
びガス排出口を開いて作業室雰囲気が該バッチ式電気炉
内部に流入するようにして例4〜6のガラスフリットを
大気圧下で560℃で30分焼成した。このとき前記電
気炉の設置されている作業室雰囲気の温度および相対湿
度を測定して室温での雰囲気の水の含有量を求め、前式
からWを算出した。
【0057】次に、前記焼成によって得られた各焼成体
を乳鉢で粉砕して、平均粒子径約50μmの焼成体粉末
を得た。該焼成体粉末を、5×10-8Pa程度の高真空
中において60℃/分の昇温速度で600℃まで加熱
し、QMSを用いて発生したガスの量を測定して300
〜500℃で発生したH2Oの量wを求めた。前記wが
1.0mg/cm3超である焼成体は例えばPDPの隔
壁に使用したときにPDPの輝度が低いまたは輝度が経
時的に低下するという問題が起きるおそれがある。
【0058】εは、ガラスの塊を50mm×50mm×
厚さ5mmに加工し、その表面にアルミニウムを蒸着し
て20℃、1MHzでのεをLCRメーターを用いて測
定した。
【0059】例1〜3は実施例であり、例4〜6は比較
例である。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明のガラスフリット焼成方法によれ
ば、例えば誘電率が低く、かつPDPの輝度低下等の問
題がおきにくいPDP隔壁が得られる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA09 BB04 BB05 BB09 CC04 CC08 DA01 DA02 DA03 DA04 DA05 DB01 DB02 DB03 DB04 DC01 DC02 DC04 DC05 DC06 DC07 DD01 DD02 DD03 DD04 DD05 DE01 DE02 DE03 DE04 DE05 DF01 DF02 DF03 DF04 DF05 EA01 EA02 EA03 EA04 EA10 EB01 EB02 EB03 EB04 EC01 EC02 EC03 EC04 ED01 ED02 ED03 ED04 ED05 EE01 EE02 EE03 EE04 EE05 EF01 EF02 EF03 EF04 EF05 EG01 EG02 EG03 EG04 EG05 FA01 FB01 FC01 FD01 FE01 FE02 FE03 FE04 FE05 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA02 GA03 GA04 GA05 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM13 MM27 NN26 NN32 NN34 5C027 AA09 5C040 GF18 GF19 JA22 KA09 KB02 KB03 KB28 KB29 MA10 MA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟化点が620℃以下であるガラス粉末を
    含有するガラスフリットを焼成する方法であって、該焼
    成を行う雰囲気の圧力Pが104Pa以上であり、か
    つ、該雰囲気の水の含有量が2.0g/m3以下である
    ことを特徴とするガラスフリット焼成方法。
  2. 【請求項2】Pが大気圧である請求項1に記載のガラス
    フリット焼成方法。
  3. 【請求項3】ガラス粉末の20℃、1MHzにおける比
    誘電率が12未満である請求項1または2に記載のガラ
    スフリット焼成方法。
  4. 【請求項4】ガラス粉末が、下記酸化物基準のモル%表
    示で実質的に、 B23 15〜80%、 SiO2 0〜45%、 ZnO 0〜50%、 PbO+Bi23 0〜50%、 MgO+CaO+SrO+BaO 0〜50%、 Li2O+Na2O+K2O 0〜30%、 Al23+ZrO2 0〜13%、 からなる請求項1、2または3に記載のガラスフリット
    焼成方法。
  5. 【請求項5】ガラス粉末が、下記酸化物基準のモル%表
    示で実質的に、 P25 15〜50%、 B23 0〜30%、 ZnO 0〜50%、 SnO 0〜35%、 MgO+CaO+SrO+BaO 0〜35%、 Li2O+Na2O+K2O 0〜10%、 Al23+SiO2 0〜15%、 からなる請求項1、2または3に記載のガラスフリット
    焼成方法。
  6. 【請求項6】軟化点が620℃以下であるガラス粉末を
    含有するガラスフリットをガラス基板上に塗布し焼成し
    てプラズマディスプレイパネルの隔壁を製造する方法で
    あって、請求項1〜5のいずれかに記載のガラスフリッ
    ト焼成方法によって前記ガラスフリットを焼成すること
    を特徴とするプラズマディスプレイパネル隔壁の製造方
    法。
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