JP2002367256A - 磁気記録再生装置のテープ張力制御機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテープ張力制御機構

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JP2002367256A
JP2002367256A JP2001168004A JP2001168004A JP2002367256A JP 2002367256 A JP2002367256 A JP 2002367256A JP 2001168004 A JP2001168004 A JP 2001168004A JP 2001168004 A JP2001168004 A JP 2001168004A JP 2002367256 A JP2002367256 A JP 2002367256A
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tension
tape
screw
band
control mechanism
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Eiji Nagasaki
栄司 長崎
Akio Konishi
章雄 小西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記録再生装置に使用されるテンション制
御機構において、テンションポストの位置調整機構部分
の構成の複雑さ、調整作業性の悪さを解決し、小型化、
低コスト化を達成することを目的とする。 【解決手段】 テンションバンド19の一端125の係
合部125aに、軸部200bとネジ部200Cの中心
線が、偏芯したバンド固定ネジ200に貫通させ、バン
ド固定ネジ200の回転量を可変することにより、テン
ションポスト14の位置を理想のテープ走行系位置に容
易に調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばVTRのよ
うな磁気記録再生装置のテープ張力制御機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置であるVTR
や、カメラ一体型ビデオテープレコーダーは、小型化お
よび低価格化への要望が強い。以下、従来の磁気記録再
生装置のテープ張力制御機構について説明する。
【0003】従来の技術の一例として、特願平10−0
70169号公報の第15図を引用して説明する。本明
細書の図5は、前記公報の第15図を写したものであ
る。図5で、1はカセットで、2はカセット1に張架さ
れた磁気テープである。磁気テープ2はカセット1に収
納されているSリール(図示せず)と、Tリール(図示
せず)に巻かれている。図を見易くするためカセット1
は、その外形のみを一点鎖線で図示し、磁気テープ2
は、カセット1より外にある状態のもののみ一点鎖線で
図示する。Sリール台4及びTリール台5は、それぞ
れ、Sリール(図示せず)と、Tリール(図示せず)に
係合し、一体に回転する。テンションアーム12はテン
ションアーム軸13に回動自在に支持されており、14
のテンションポストがその一端に植立されている。19
はテンションバンドで、その一端はテンションアーム1
2に設けられた軸20に軸支されており、その他端はテ
ンションバンド規制アーム21に設けられた軸22に軸
支されている。また、テンションバンド19の中央部は
Sリール台4の外周に形成された円筒部26に巻回して
いる。27は 引張りバネで、その一端はサブシャーシ
3のバネ掛け部に掛けられ、他端はテンションアーム1
2に掛けられている。それゆえ、テンションアーム12
は反時計方向に付勢される。テンションバンド規制アー
ム21はサブシャーシ3上に設けられた軸23により軸
支されており、ねじりコイルバネ24により反時計方向
に付勢されている。テンションバンド規制アーム21は
テンションアーム係止板116と当接することによって
その位置が決定される。
【0004】Sリール(図示せず)から出た磁気テープ
2は、2a部に達した後、テンションポスト14に所定
角度だけ巻回し、この後テープガイドポスト49、4
4、45を経て、回転磁気ヘッド持ったシリンダー38
に至り、信号の記録再生を行う。
【0005】上記構成で、磁気テープ2の走行により、
記録再生を行うとき、テンションバンド19がとリール
台4の円筒部26との間で摩擦力が発生する。これと同
時に、磁気テープ2の張力によりテンションポスト14
に時計方向のモーメントが加わるため前記摩擦力にフィ
ードバックがかかりテープ張力が制御される。さて、テ
ンションポスト14は磁気テープ2の走行系の一部を成
すものであるから、その位置は精度よく決定されなけれ
ばならない。しかしながら何らかの調整機構がなけれ
ば、各種の寸法バラツキにより、テンションポスト14
を精度良く位置決めするのは困難である。各種の寸法バ
ラツキとは、テンションバンド19の長さのバラツキ、
円筒部26の直径のバラツキ、テンションアーム軸13
や軸23の位置のバラツキ、テンションアーム係止板1
16の位置のバラツキ、等である。よって、本従来例の
テンションアーム係止板116は、ネジ(図示せず)に
より、固定されているが、その位置は自由に調整できる
ようになっている。これにより、テンションバンド規制
アーム21の位置が調整でき、この結果として、あたか
もテンションバンドの長さを調整したかのような効果が
生まれ、テンションポスト14の位置を自由に調整でき
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、下記の様な課題が存在する。
【0007】テンションポスト14の位置調整を行うた
めには以下の作業が必要となる。まずテンションアーム
係止板116を仮止めしたねじ(図示せず)を緩める。
次に、テンションポスト14の位置をが所定の位置にな
るようにテンションアーム係止板116の位置を左右方
向に移動調整する。最後に、テンションポスト14の位
置が適切な位置になったところで、ねじ(図示せず)を
締めつけテンションアーム係止板116を固定する。
【0008】よって、テンションポスト14の位置調整
のためには、ネジの緩め作業と締め付け作業が必要であ
る。また、ネジや、このネジに螺合する相手ネジ部の形
成(一般的にはタップ加工)が必要である。すなわち、
部品点数が多い、組立時の調整作業が複雑で工数が多
い、調整機構がスペースを占有し、小型化設計がしにく
い、といった問題点を有していた。
【0009】本発明は、上記問題を解決するもので、テ
ンションポスト14の位置調整が極めて単純な構成で実
現でき、部品点数が少なく、組立時の調整作業が容易で
工数が少なく、調整機構の占有スペースも少なく、この
結果、コストダウンが図れ、かつ小型化設計がしやすい
磁気記録再生装置のテンション制御機構を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の磁気記録再生装置のテンシ
ョン制御機構は、磁気テープが走行し記録再生を行うと
きに、磁気テープの張力を制御すべく設けた磁気記録再
生装置のテープ張力制御機構であって、磁気テープが巻
回されたテープリールと係合し一体に回転するリール台
と、磁気テープの記録再生中はリール台と一体に回転す
るリール台ドラムと、磁気テープを所定角度だけ巻回し
たテンションポストと、テンションポストが植立され回
動自在に支持されたテンションアームと、テンションア
ームを回転付勢する付勢手段と、一端がテンションアー
ムに連結され、前記回転付勢の方向とは反対の方向への
回転モーメントをテンションアームに与え、リール台ド
ラムに所定角度だけ巻回し、他端に係合部を有するテン
ションバンドと、一端にはネジ部を有し、他端にはテン
ションバンドの抜けを防止する顎部を有し、顎部とネジ
部との間には係合部と係合する軸部を有するバンド固定
ネジとを備え、軸部とネジ部はその中心線が偏芯し、か
つ軸部の軸長をLとし、ネジ部のネジのピッチをPとし
たとき、L>P/2なる関係を満たす構成を有してい
る。
【0011】この構成によって、テンションポストの位
置調整が極めて単純な構成で実現でき、部品点数が少な
く、組立時の調整作業が容易で工数が少なく、調整機構
の占有スペースも少なく、この結果、コストダウンが図
れ、かつ小型化設計がしやすくなる。
【0012】さらに、請求項2に記載の磁気記録再生装
置のテンション制御機構は、ネジ部の山の外接円直径が
D1の雄ねじであり、ネジ部と螺合する部分は、直径D
2の内接円を有する樹脂の穴部であり、かつD1>D2
であるという構成を有している。
【0013】この構成によって、さらなるコストダウン
と、小型化設計が可能となる。
【0014】さらに、請求項3に記載の磁気記録再生装
置のテンション制御機構は、ネジ部の山の外接円直径が
D1の雄ねじであり、かつD3>D1であり、軸部と雄
ねじ部の径差部分をなめらかな面でつないだ構成を有す
る。
【0015】この構成によって、組立時のネジ締め作業
が容易になる故、工数がさらに少なくなり、さらなるコ
ストダウンができ、かつ品質も向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、磁気テープが走行し記録再生を行うときに、磁気テ
ープの張力を制御すべく設けた磁気記録再生装置のテー
プ張力制御機構であって、磁気テープが巻回されたテー
プリールと係合し一体に回転するリール台と、磁気テー
プの記録再生中はリール台と一体に回転するリール台ド
ラムと、磁気テープを所定角度だけ巻回したテンション
ポストと、テンションポストが植立され回動自在に支持
されたテンションアームと、テンションアームを回転付
勢する付勢手段と、一端がテンションアームに連結さ
れ、回転付勢の方向とは反対の方向への回転モーメント
をテンションアームに与え、リール台ドラムに所定角度
だけ巻回し、他端に係合部を有するテンションバンド
と、一端にはネジ部を有し、他端にはテンションバンド
の抜けを防止する顎部を有し、顎部と前記ネジ部との間
には係合部と係合する軸部を有するバンド固定ネジとを
備え、軸部とネジ部はその中心線が偏芯し、かつ軸部の
軸長をLとし、ネジ部のネジのピッチをPとしたとき、
L>P/2なる関係を満たすことを特徴としたものであ
り、テンションバンドの他端の位置を、バンド固定ネジ
の回転角だけで調整できるので、テンションポストの位
置調整が極めて単純な構成で実現でき、部品点数が少な
く、組立時の調整作業が容易で工数が少なく、調整機構
の占有スペースも少なく、この結果、コストダウンが図
れ、かつ小型化設計がしやすくなるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、ネジ部
の山の外接円直径がD1の雄ねじであり、ネジ部と螺合
する部分は、直径D2の内接円を有する樹脂の穴部であ
り、かつD1>D2にしたことを特徴としたものであ
り、ネジ部は樹脂の穴部を押し広げ変形させて螺合して
いるので、テンションポストの位置を調整した後のバン
ド固定ネジの緩みが発生しない。この為、別途にネジの
緩み防止手段を講じる必要がなく、さらなるコストダウ
ンと、小型化設計ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、ネジ部
の山の外接円直径がD1の雄ねじであり、軸部は直径D
3の円筒形状を有し、かつD3>D1であって、軸部と
雄ねじ部の径差部分をなめらかな面でつないだことを特
徴としたものであり、組み立て時にバンド固定ネジをテ
ンションバンドの係合部に挿入するときに、バンド固定
ネジの軸部が引っかかることがなく確実に挿入貫通させ
ることができる。この結果、組立時のネジ締め作業が容
易になる故、工数がさらに少なくなり、さらなるコスト
ダウンができ、かつ品質も向上するいう作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における磁気記録再生装置のテープ張力制御機構
を備えたVTRのメカニズムの平面図である。図1では
図を見易くするためにいくつかの部品が省略されてい
る。
【0021】1はカセットで、2はカセット1に張架さ
れた磁気テープで、磁気テープ2はカセット1に収納さ
れている二つのテープリール(図示せず)に巻かれてい
る。図を見易くするためカセット1は、その外形のみを
一点鎖線で図示する。8はメインシャーシで、カセット
1が装着される。4,5はメインシャーシ8に回転自在
に設けられたSリール台4及びTリール台5で、カセッ
ト1内のテープリール(図示せず)と係合し一体に回転
する。12はテンションアームで、メインシャーシ8に
設けたテンションアーム13軸に対して回動自在に支持
されており、磁気テープ2を所定角度だけ巻回したテン
ションポスト14がその一端に設けられている。
【0022】図2はテンションアーム付近の詳細図であ
る。以降、図1と図2を用いて説明する。
【0023】テンションアーム12は引張りバネ27に
より、反時計方向に回転付勢されている。引張りバネ2
7の一端はメインシャーシ8に設けられたバネ掛け部2
01に掛けられている。19はテンションバンドで、S
リール台4と一体に回転するリール台ドラム26に巻回
させてある。テンションバンド19の一端124は、テ
ンションアーム12上に軸20により軸支されており、
時計方向の回転モーメントをテンションアーム12に与
えている。テンションバンドの他端125はバンド固定
ネジ200により本体装置(図示せず)に取り付けられ
ている。
【0024】図3は、バンド固定ネジ200付近の詳細
図である。図3で示すように、テンションバンド19の
他端125の係合部125aを貫通して係合するバンド
固定ネジ200が本体装置(図示せず)に設けられた樹
脂の穴部203に螺合している。図4は、バンド固定ネ
ジ200付近の分解詳細図である。
【0025】図3、図4において、バンド固定ネジ20
0は、一端にはネジ部200Cを有し、他端にはテンシ
ョンバンド19の抜けを防止する顎部200aを有し、
顎部200aとネジ部200cとの間には係合部を貫通
して係合する軸部200bを有し、かつ軸部200bと
ねじ部200cの径差部分はなめらかなテーパー形状の
面200dでつないでいる。また、ネジ部200Cはピ
ッチPを有する雄ねじ部であり、軸部200bはその軸
長がLであり、L>P/2の関係になっている。ここ
で、軸部200bの中心線とネジ部200Cの中心線と
はTだけ偏芯している。したがって、バンド固定ネジ2
00の回転量を可変することにより、テンションバンド
19が図2の矢印A方向に移動し、テンションポスト1
4の位置を理想のテープパス位置に調整することが可能
となる。
【0026】この偏芯を利用した調整において、テンシ
ョンポストの位置が最も右側へ行く時と、最も左へ行く
時のバンド固定ネジ200の位相角の差は最小でも18
0゜であるから、調整時の回転可能角度をは少なくとも
180゜程度確保するのが望ましい。
【0027】バンド固定ネジ200が180゜回転する
とバンド固定ネジ200は上下方向にP/2だけ移動す
る。よって軸部200bの軸長Lは、P/2より大きく
しないと、係合部125aが軸部200bから外れる可
能性がある。よって、L>P/2の関係を満たすことに
より、係合部125aは軸部200bに確実に係合する
ことができる。
【0028】また、ネジ部200Cの山の外接円の直径
はD1であり、この樹脂の穴部203は直径D2の内接
円を有する。そして、D1>D2なる関係を満たしてい
る。ネジ部200Cを穴部203にねじ込むと、樹脂材
料でできた穴部203の内壁面は、ネジ部200Cの外
形に沿うように変形し、図4の状態へ移行する。このと
き、ネジ部200Cの表面と穴部203の表面の間の摩
擦力により、バンド固定ネジ200は所定以上のトルク
を加えないと回転させることができなくなる。したがっ
て、バンド固定ネジ200の緩みが防止できる。
【0029】また、前記直径がD1のねじ部200C
と、前記直径がD3の軸部200bの関係がD3>D1
であり、かつ直径D3と直径D1との径差部分がなめら
かなテーパー形状の面200dでつながっている。これ
により、組立時に、軸部200bが係合部125aに引
っかかることなく、バンド固定ネジ200を係合部12
5aに貫通させることができる。
【0030】さて、図1においてテープ走行系について
説明をする。カセット1の左側に位置するテープ供給側
リール(図示せず)より引き出された磁気テープ2は、
テンションポスト14に巻回したあと、メインシャーシ
8上に設けられたS2ポスト44に巻回し、この後、S
1ポスト45に巻回し、さらに、シリンダ38に巻回
し、この後、T2ポスト47に巻回し、さらにキャプス
タン50に巻回し、この後、T3ポスト51に巻回した
後再びカセット1内の右側に位置する巻き取り側テープ
リール(図示せず)に戻される。
【0031】磁気テープ2の走行により、記録再生を行
うとき、テンションバンド19がリール台ドラム26と
の間で摩擦力が発生する。これと同時に、磁気テープ2
の張力によりテンションポスト14に時計方向のモーメ
ントが加わるため前記摩擦力にフィードバックがかかり
テープ張力が制御され、磁気テープ2は、安定した張力
の状態で走行する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明は、テンションバ
ンドの他端の位置を、バンド固定ネジの回転角だけで調
整できるので、テンションポストの位置調整が極めて単
純な構成で実現でき、部品点数が少なく、組立時の調整
作業が容易で、工数が少なく、調整機構の占有スペース
も少ない。この結果、大幅なコストダウンが図れ、ると
ともに、小型化設計がしやすくなるという優れた効果が
えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気記録再生装
置のテープ張力制御機構を備えたVTRのメカニズムの
平面図
【図2】同実施の形態1におけるテンションアーム付近
の詳細を示す平面図
【図3】同実施の形態1におけるバンド固定ネジ200
付近の詳細を示す上面及び断面図
【図4】同実施の形態1におけるバンド固定ネジ200
付近の詳細を示す上面及び分解断面図
【図5】従来例を示す平面図
【符号の説明】
1 カセット 2 磁気テープ 3 サブシャーシ 4 Sリール台 5 Tリール台 8 基盤 12 テンションアーム 19 テンションバンド 200 バンド固定ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープが走行し記録再生を行うとき
    に、磁気テープの張力を制御すべく設けた磁気記録再生
    装置のテープ張力制御機構であって、磁気テープが巻回
    されたテープリールと係合し一体に回転するリール台
    と、磁気テープの記録再生中は前記リール台と一体に回
    転するリール台ドラムと、磁気テープを所定角度だけ巻
    回したテンションポストと、前記テンションポストが植
    立され回動自在に支持されたテンションアームと、前記
    テンションアームを回転付勢する付勢手段と、一端が前
    記テンションアームに連結され、前記回転付勢の方向と
    は反対の方向への回転モーメントを前記テンションアー
    ムに与え、前記リール台ドラムに所定角度だけ巻回し、
    他端に係合部を有するテンションバンドと、一端にはネ
    ジ部を有し、他端には前記テンションバンドの抜けを防
    止する顎部を有し、前記顎部と前記ネジ部との間には前
    記係合部と係合する軸部を有するバンド固定ネジとを備
    え、前記軸部と前記ネジ部はその中心線が偏芯し、かつ
    前記軸部の軸長をLとし、前記ネジ部のネジのピッチを
    Pとしたとき、L>P/2なる関係を満たすことを特徴
    とする磁気記録再生装置のテープ張力制御機構。
  2. 【請求項2】 ネジ部は、山の外接円の直径がD1の雄
    ねじであり、前記ネジ部と螺合する部分は、直径D2の
    内接円を有する樹脂の穴部であり、かつD1>D2であ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置の
    テープ張力制御機構。
  3. 【請求項3】 ネジ部は、山の外接円の直径がD1の雄
    ねじであり、軸部は直径D3の円筒形状を有し、かつD
    3>D1であって、前記軸部と前記雄ねじ部の径差部分
    をなめらかな面でつないだことを特徴とする請求項1記
    載の磁気記録再生装置のテープ張力制御機構。
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