JP2002367204A - 光ディスク装置の2軸装置 - Google Patents

光ディスク装置の2軸装置

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JP2002367204A JP2001170479A JP2001170479A JP2002367204A JP 2002367204 A JP2002367204 A JP 2002367204A JP 2001170479 A JP2001170479 A JP 2001170479A JP 2001170479 A JP2001170479 A JP 2001170479A JP 2002367204 A JP2002367204 A JP 2002367204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの光ディスクのトラッキング方向
やトラック接線方向に対する位置ずれが生じにくい光デ
ィスクの2軸装置を提供する。 【解決手段】 2軸装置Uは、光ピックアップの対物レ
ンズ10を保持するレンズ保持体12、フォーカスコイ
ル、トラッキングコイル16、ヨーク部材18、磁石2
0、ばね鋼材22、ダンパホルダ24、基板26などを
備えて構成されている。対物レンズ10は対物レンズ保
持壁1203に保持された状態で、接着剤により対物レ
ンズ保持壁1203に取り付けられている。接着剤は、
対物レンズ10の中心を通りトラッキング方向Xに対し
て45度斜めの方向に延在する2本の仮想線と交わる対
物レンズ保持壁1203の4箇所に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置の
2軸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに対して記録/再生を行なう
光ディスク装置には、光ピックアップの対物レンズを光
ディスクのトラッキング方向とフォーカス方向に位置調
整する2軸装置が設けられている。このような2軸装置
は、光ピックアップの対物レンズが保持されるととも
に、フォーカスコイルが巻回されたレンズ保持体、前記
フォーカスコイルに臨ませて配設されたフォーカス用ヨ
ーク、前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキン
グコイル、前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイ
ルの外方にそれぞれ臨ませて配設されたトラッキング用
ヨークなどを備えて構成されている。また、レンズ保持
体は、弾性変形可能なばね鋼材を介して、該ばね鋼材の
振動を吸収するダンパホルダに連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク装置
の2軸装置には次のような不具合があった。第1に、対
物レンズとレンジ保持部材を接着する接着剤が温度変化
などによって伸縮することによって対物レンズの位置が
光ディスクのトラッキング方向やトラック接線方向へず
れてしまい、光ピックアップの組立て精度に悪影響を与
えやすかった。第2に、トラッキングコイルとトラッキ
ング用ヨークとの間隔が限られているため、レンズ保持
体のトラッキング用ヨークに臨む部分、すなわちトラッ
キングコイルが巻回される部分の肉厚を薄くせざるを得
ず、レンズ保持体の強度の向上を図る上で支障となって
いた。第3に、フォーカス用ヨークがフォーカスコイル
の内側に配設される場合、レンズ保持体にフォーカス用
ヨークが挿通される開口を設ける必要があり、レンズ保
持体の強度の向上を図る上で支障となっていた。第4
に、ばね鋼材とレンズ保持体とを連結部分の構成が複雑
でコストがかかっていた。また、ばね鋼材の有効長を決
定するばね鋼材とレンズ保持体の連結部分の位置精度を
向上させることが難しかった。第5に、ばね鋼材とダン
パホルダの間に液状のダンパ材料を注入してこのダンパ
材料を硬化させることでばね部材とダンパホルダを連結
するが、ダンパ材料に空気が混入しないように注入する
ことは難しかった。第6に、フォーカス用ヨークおよび
トラッキング用ヨークが複数の部材から構成されている
ため、部品点数が多くコストダウンを図る上で支障があ
った。本発明は、このような実状に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、対物レンズの光ディ
スクのトラッキング方向やトラック接線方向に対する位
置ずれが生じにくい光ディスクの2軸装置を提供するこ
とにある。また、レンズ保持体の強度の向上することが
できる光ディスクの2軸装置を提供することにある。ま
た、ばね鋼材とレンズ保持体とを連結部分の構成が簡素
化でき、ばね鋼材とレンズ保持体の連結部分の位置精度
を向上させることができる光ディスクの2軸装置を提供
することにある。また、ばね鋼材とダンパホルダの間に
注入する液状のダンパ材料に空気が混入しにくい光ディ
スクの2軸装置を提供することにある。また、フォーカ
ス用ヨークおよびトラッキング用ヨークを構成する部材
を簡素化してコストダウンを図ることができる光ディス
クの2軸装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
の2軸装置は、光ピックアップの対物レンズが保持され
たレンズ保持体を備え、前記レンズ保持体を光ディスク
のトラッキング方向に位置調整する光ディスク装置の調
整装置であって、前記対物レンズは接着剤によりレンズ
保持体に取り付けられ、前記接着剤は、前記対物レンズ
の中心を通り前記トラッキング方向に対して45度斜め
の方向に延在する2本の仮想線と交わるレンズ保持体の
4箇所に位置していることを特徴とする。そのため、本
発明によれば、前記接着剤が温度変化などにより伸縮し
て対物レンズがその径方向にΔLだけ変位した場合、対
物レンズの変位する方向がトラッキング方向に対して4
5度斜めの方向となるため、対物レンズのトラッキング
方向およびトラック接線方向に対する変位量は、ΔL/
0.5となる。
【0005】本発明の光ディスク装置の2軸装置は、光
ピックアップの対物レンズが保持されたレンズ保持体
と、光ディスクのトラッキング方向と直交する方向にお
ける前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキング
コイルと、前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイ
ルの外方にそれぞれ配設された磁石を有するヨークとを
備え、前記磁石がトラッキングコイルに臨む面は、前記
トラッキング方向およびフォーカス方向を通る単一面に
対して平行して延在し、前記トラッキングコイルへの通
電により前記レンズ保持体を光ディスクのトラッキング
方向に位置調整する光ディスク装置の調整装置であっ
て、前記トラッキングコイルが前記磁石に臨む面は、前
記単一面に対して傾斜していることを特徴とする。その
ため、本発明によれば、前記トラッキングコイルと前記
磁石との間隔を広げることなく、トラッキングコイルが
配設されたレンズ保持体の箇所と磁石の間隔を確保する
ことが可能となる。
【0006】本発明の光ディスク装置の2軸装置は、光
ピックアップの対物レンズが保持されるとともに、フォ
ーカスコイルが巻回されたレンズ保持体と、前記フォー
カスコイル用のヨークとを備え、前記レンズ保持体は、
前記対物レンズを保持する筒部と、前記筒部の半径方向
外側でフォーカスコイルが巻回されるコイル巻回部とを
有し、前記フォーカスコイルへの通電により前記レンズ
保持体を光ディスクのフォーカス方向に位置調整する光
ディスク装置の調整装置であって、前記ヨークは、前記
コイル巻回部に巻回されたフォーカスコイルの内側で前
記筒部の外側に配置され、前記対物レンズは前記筒部の
先端部分で保持され、前記筒部の先端部分には前記ヨー
クを覆う対物レンズ保持壁が設けられていることを特徴
とする。そのため、本発明によれば、前記レンズ保持壁
によってレンズ保持体の強度を高めることが可能とな
る。
【0007】本発明の光ディスク装置の2軸装置は、光
ピックアップの対物レンズが保持されるとともに、フォ
ーカスコイルが巻回されたレンズ保持体と、前記フォー
カスコイルに臨ませて配設されたフォーカス用ヨーク
と、前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキング
コイルと、前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイ
ルの外方にそれぞれ臨ませて配設されたトラッキング用
ヨークと、前記両側のトラッキングコイルのうちの一方
のトラッキングコイルの外側に配設されたダンパホルダ
と、前記一方のトラッキングコイルの両側を通り前記レ
ンズ保持体と前記ダンパホルダとを連結する弾性変形可
能な複数のばね鋼材とを備え、前記トラッキングコイル
およびフォーカスコイルへの通電が前記ばね鋼材を介し
て行なわれる光ディスク装置の2軸装置であって、前記
ばね鋼材の前記レンズ保持体への連結は、前記ばね鋼材
の端部が前記レンズ保持体の貫通孔に挿通され、前記ト
ラッキングコイルの一部とばね鋼材の端部とが半田付け
されるとともに、前記フォーカスコイルの一部とばね鋼
材の端部とが半田付けされることで行なわれ、前記レン
ズ保持体の貫通孔は、その貫通孔の延在方向の中間部の
直径が両端部の直径よりも小さい寸法となる2つの円錐
面で構成されていることを特徴とする。そのため、本発
明によれば、簡素な構成によって、前記中間部の熱変形
や中間部へのフラックス付着を防止でき、これにより、
前記貫通孔に前記ばね鋼材を挿入したときにおけるばね
鋼材と前記中間部との当接位置がずれることを防止でき
る。
【0008】本発明の光ディスク装置の2軸装置は、光
ピックアップの対物レンズが保持されたレンズ保持体
と、前記レンズ保持体に臨ませて配設されたダンパホル
ダと、前記レンズ保持体と前記ダンパホルダとを連結す
る弾性変形可能なばね鋼材とを備え、前記ばね鋼材は、
前記レンズ保持体の両側でそれぞれ前記対物レンズの光
軸方向に間隔をおいた4箇所と前記ダンパホルダとを連
結するように4本設けられ、前記レンズ保持体の片側に
おける2本のばね鋼材のダンパホルダへの連結は、各ば
ね鋼材の端部をダンパホルダの各ダンパ材料収容室に挿
入した状態でダンパ材料をダンパ材料収容室に充填する
ことで行なわれる光ディスク装置の2軸装置であって、
前記ダンパホルダの各ダンパ材料収容室の間の箇所に、
各ダンパ材料収容室に連通するダンパ材料注入室が設け
られていることを特徴とする。そのため、本発明によれ
ば、ダンパ材料は、いったん前記ダンパ材料注入室に満
たされてからダンパ材料収容室に流入する。これによ
り、ダンパ材料のダンパ材料収容室への流入がゆっくり
と行なわれる。
【0009】本発明の光ディスク装置の2軸装置は、光
ピックアップの対物レンズが保持されるとともに、フォ
ーカスコイルが巻回されたレンズ保持体と、前記フォー
カスコイルに臨ませて配設されたフォーカス用ヨーク
と、前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキング
コイルと、前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイ
ルの外方にそれぞれ臨ませて配設されたトラッキング用
ヨークと、前記トラッキングコイルへの通電により前記
レンズ保持体を光ディスクのトラッキング方向に位置調
整し、前記フォーカスコイルへの通電により前記対物レ
ンズを光ディスクのフォーカス方向に位置調整する光デ
ィスク装置の調整装置であって、前記フォーカス用ヨー
クとトラッキング用ヨークは単一の部材により一体的に
形成されていることを特徴とする。そのため、本発明に
よれば、フォーカス用ヨークとトラッキング用ヨークが
単一部材により一体的に構成されているので、各部品点
数を削減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の光ディスク装置の2軸装置の構成を示す平面
図、図2は図1のAA線断面図である。図1に示すよう
に、2軸装置Uは、光ピックアップの対物レンズ10を
保持するレンズ保持体12、フォーカスコイル14(図
3参照)、トラッキングコイル16、ヨーク部材18、
磁石20、ばね鋼材22、ダンパホルダ24、基板26
などを備えて構成されている。なお、図1において符号
Xは光ディスクのトラッキング方向を示し、符号Zは光
ディスクのフォーカス方向を示し、符号Yは前記トラッ
キング方向およびフォーカス方向に直交するトラック接
線方向を示している。図1、図2に示すように、前記対
物レンズ10は偏平な円柱状を呈している。前記レンズ
保持体12は、筒部1202を有し、該筒部1202の
先端に、前記対物レンズ10の外周面と一方のレンズ面
の外側の箇所を保持する環状の対物レンズ保持壁120
3が設けられている。図3(A)、(B)、(C)に示
すように、前記対物レンズ10は前記対物レンズ保持壁
1203に保持された状態で、接着剤Sにより前記対物
レンズ保持壁1203に取り付けられている。前記接着
剤Sは、前記対物レンズ10の中心を通り前記トラッキ
ング方向Xに対して45度斜めの方向に延在する2本の
仮想線と交わる対物レンズ保持壁1203の4箇所に位
置している。
【0011】図3(A)、(B)に示すように、前記筒
部1202の半径方向外側には、第1コイル巻回部12
04が設けられ、前記筒部1202のトラック接線方向
Yの両側には、第2コイル巻回部1206がそれぞれ設
けられている。前記第1コイル巻回部1204には、フ
ォーカスコイル14が巻回され、図2に示すように、前
記筒部1202の外側でフォーカスコイル14の内側に
フォーカス用ヨーク1802が配置され、このフォーカ
ス用ヨーク1802の先端は前記レンズ保持壁1203
の部分で覆われている。前記フォーカス用ヨーク180
2の先端と、該先端に臨むレンズ保持壁1203の部分
とは当接可能に構成され、これらが当接することで前記
レンズ保持体12のフォーカス方向Zに対するストッパ
が構成されている。
【0012】前記各第2コイル巻回部1206は、前記
トラッキングコイル16が巻回される筒部と、筒部の先
端に形成された肉厚のフランジ部1207とから構成さ
れ、これら筒部とフランジ部1207は2つ設けられて
いる。前記両側のトラッキングコイル14の外方には、
矩形板状の前記磁石20を有するトラッキング用ヨーク
1804が配設されている。前記磁石20がトラッキン
グコイル14に臨む面は、前記トラッキング方向Xおよ
びフォーカス方向Zを通る単一面に対して平行して延在
している。前記トラッキングコイル16は、第2コイル
巻回部1206に巻回された状態で、前記磁石20に臨
む面が前記トラッキング方向Xに沿って前記単一面との
間隔が次第に変化するように傾斜している。より詳細に
は、2つのトラッキングコイル16が前記磁石20に臨
む面は、前記対物レンズ10の中心を通り前記トラック
接線方向Yと平行する中心線から離れるに従って次第に
離れるように傾斜ししている。
【0013】図1、図3に示すように、前記レンズ保持
体12のトラッキング方向Xの両側には、第1連結部1
208と第2連結部1210がフォーカス方向Zに間隔
をおいてそれぞれ設けられている。前記レンズ保持体1
2の両側に設けられた前記各第1連結部1208は、対
物レンズ10寄りに位置しており、前記フォーカスコイ
ル14の巻線の両端がそれぞれ巻回されるように構成さ
れている。前記レンズ保持体12の両側に設けられた前
記各第2連結部1210は、対物レンズ10と反対側寄
りに位置しており、前記トラッキングコイル16の巻線
の両端がそれぞれ巻回されるように構成されている。
【0014】図4(A)、(B)、(C)に示すよう
に、第1、第2連結部1208、1210は、前記レン
ズ保持体12から軸状に突設されており、レンズ保持体
12寄りの第1巻回部1211と、レンズ保持体12と
反対寄りの第2巻回部1212と、第1、第2巻回部1
211、1212の中間に位置する非巻回部1213と
から構成されている。前記フォーカスコイル14、トラ
ッキングコイル16の巻線の両端は、第1、第2巻回部
1211、1212の外周部分に巻回され、前記非巻回
部1212には巻回されないように構成されている。前
記第1巻回部1211の径方向の寸法は、前記第2巻回
部1212の径方向の寸法よりも大きくなるように、か
つ、前記第2巻回部1212の径方向の寸法は前記非巻
回部1212の径方向の寸法より大きくなるように構成
されている。図4に示すように、前記非巻回部1213
には、後述する前記ばね鋼材22が挿通されるトラック
接線方向Yに貫通する貫通孔1214が設けられ、この
貫通孔1214は、その貫通孔1214の延在方向の中
間部の直径が両端部の直径よりも小さい寸法となる2つ
の円錐面1215、1216で構成されている。前記貫
通孔1214の中間部の直径は、前記ばね鋼材22の直
径よりも僅かに大きな寸法となるように構成されてい
る。
【0015】図4(D)に示すように、前記ばね鋼材2
2は、弾性変形可能に構成され、その一端が前記第1、
第2連結部1208、1210の貫通孔1214に挿通
された状態で、前記第1、第2巻回部1211、121
2に巻回された前記フォーカスコイル14、トラッキン
グコイル16の巻線の両端に半田Hによって半田付けさ
れることによって前記レンズ保持体12に連結されてい
る。図1に示すように、前記ばね鋼材22の他端は、前
記ダンパホルダ24に連結される。
【0016】図1に示すように、前記ダンパホルダ24
は、前記レンズ保持体12のトラック接線方向Yの一方
の側に配設され、前記基板26は、前記ダンパホルダ2
4のレンズ保持体12と反対側において、トラッキング
方向Xおよびフォーカス方向Zと平行をなすように配設
されている。図5はダンパホルダの斜視図、図6(A)
はダンパホルダの正面図、図6(B)は図6(A)のA
A線断面図、図6(C)は図6(A)のBB線断面図で
ある。図5、図6に示すように、前記ダンパホルダ24
は、トラッキング方向Xに延在する本体2402と、こ
の本体2402の延在方向の両端からレンズ保持体12
側に延在する2つの連結部2404と、本体2402の
延在方向の中間部でトラッキング方向Xに間隔をおいて
レンズ保持体12と反対側に突設される2つの軸部24
06とを備えている。
【0017】図1に示すように、前記ダンパホルダ24
は、前記2つの軸部2406が前記基板26の2つの取
付孔2602に挿通された状態で熱かしめされることで
基板26に取着されるように構成されている。図6
(A)、(B)に示すように、前記各連結部2404
は、前記本体2402に接続する壁部2406と、この
壁部2406の本体2402に接続された箇所から前記
レンズ保持体12側に延在する壁部2408と、壁部2
406の本体2402と反対側の箇所から前記レンズ保
持体12側に延在する壁部2410と、これら壁部24
08、2410のフォーカス方向Zの一方の端部を接続
する壁部2412と、これら壁部2408、2410の
フォーカス方向Zの他方の端部の接続する壁部2414
とを備えている。前記各壁部2406には、フォーカス
方向に間隔をおいて前記ばね鋼材22が挿通される貫通
孔2407が設けられている。前記壁部2406、24
08、2410、2412、2414によって、前記各
貫通孔2407に臨んで前記レンズ保持体12側に向か
って延在しレンズ保持体12側に開口するダンパ材料収
容室2416がそれぞれ形成されている。
【0018】フォーカス方向Zに間隔をおいて隣り合う
2つのダンパ材料収容室2416の間には、前記壁部2
406、2408、2410、2412、2414によ
って、前記2つのダンパ材料収容室2416に連通し、
前記レンズ保持体12側に開口する1つのダンパ材料注
入室2418が前記2つのダンパ材料収容室2416よ
りも前記本体2402の延在方向の外側に変位した位置
に設けられている。すなわち、前記ダンパ材料注入室2
418はダンパ材料収容室2416に対して前記延在方
向に段差を持って設けられている。前記壁部2410の
前記ダンパ材料収容室2416に臨み、前記レンズ保持
体12に面した縁部にはそれぞれ前方に突出するガイド
片2420が設けられている。
【0019】図7に示すように、前記基板26は、トラ
ッキング方向Xに延在する板状に形成され、その延在方
向の中間部で幅方向に間隔をおいて前記2つの取付孔2
602が貫通して設けられている。前記基板26の各取
付孔2602の延在方向外側の上下箇所には、前記ばね
鋼材22を収容可能な切欠が上方または下方に開口して
設けられ、各切欠を囲むように基板26の一方の面に半
田付け部2604が設けられている。これら各半田付け
部2604は、前記ダンパホルダ24が基板26に熱か
しめで取り付けられたときに、ダンパホルダ24の各貫
通孔2407に臨む箇所に位置するように構成されてい
る。前記基板26の延在方向の両側の箇所の一方の面に
は、後述する前記ヨーク部材18の取付片1806に半
田付けされる半田付け部2606が設けられている。
【0020】図1に示すように、前記ヨーク部材18
は、単一の部材から構成され、前記レンズ保持体12の
対物レンズ10と反対側にフォーカス方向Zと直交をな
すように矩形板状に延在している。図8(A)、(B)
に示すように、前記ヨーク部材18は、トラック接線方
向Yに長さを、トラッキング方向Xに幅を有する矩形板
状に形成された本体1801を有して構成されている。
前記本体1801の幅方向の中央で長さ方向のやや一方
寄りの箇所には、前記レンズ支持体12を収容する開口
1806が形成されている。前記ヨーク部材18の前記
開口1802をトラック接線方向Yで挟む箇所には前記
2つのフォーカス用ヨーク1802が起立して設けられ
ている。前記ヨーク部材18の前記2つのフォーカス用
ヨーク1802をトラック接線方向Yで挟む箇所には前
記トラッキング用ヨーク1804が起立して設けられて
いる。
【0021】前記各トラッキング用ヨーク1804の前
記フォーカス用ヨーク1802に臨む箇所には、前記磁
石20がかしめなどによって取着されている。すなわ
ち、前記各フォーカス用ヨーク1802と、各トラッキ
ング用ヨーク1804とは、単一の材料からなるヨーク
部材18によって一体的に構成されている。前記ヨーク
部材18の長さ方向の他方の幅方向の両側には、前記取
付片1806がそれぞれ起立して設けられている。
【0022】次に、図1乃至図9を参照して前記2軸装
置の組立てについて説明する。まず、前記レンズ保持体
12の第1コイル巻回部1204にフォーカスコイル1
4が巻回され、該フォーカスコイル14の巻線の端部が
前記第1連結部1208の第1巻回部1211と第2巻
回部1212に巻回される。次いで、前記レンズ保持体
12の各第2コイル巻回部1206にトラッキングコイ
ル16が巻回され、該トラッキングコイル16の巻線の
端部が前記第2連結部1210の第1巻回部1211と
第2巻回部1212に巻回される。そして、前記各コイ
ル14、16の巻線の端部が巻回された第1巻回部12
11と第2巻回部1212が半田ディップされることに
よって、前記巻線の端部が巻回された部分が半田付け可
能なランド部Lとして構成される。前記ランド部は、前
記第1巻回部1211の部分の径方向の寸法が、第2巻
回部1212の径方向の寸法よりも大きくなる。
【0023】次に、前記ダンパホルダ24の2つの軸部
2406が前記基板26の2つの取付孔2602に挿通
された状態で各軸部2406を熱かしめすることで前記
ダンパホルダ24を基板26に取着する。これにより、
前記基板26の半田付け部2606はダンパホルダ24
の貫通孔2407に臨んだ位置に位置している。そし
て、図4(D)に示すように、前記ばね鋼材22の一端
を前記レンズ保持体12の第1連結部1208と第2連
結部1210の貫通孔1214に挿通させた状態でばね
鋼材22とランドLのダンパホルダ24と反対側の箇所
とを半田付けし、これにより前記ばね鋼材22と前記ラ
ンド部Lとを連結する。
【0024】次いで、前記ばね鋼材22の他端を前記ダ
ンパホルダ24のダンパ材料収容室2416の前方から
後方に挿入し、壁部2406の貫通孔2407に挿入す
る。これにより、前記ばね部材22の他端は、前記貫通
孔2407を介して基板26の半田付け部2604に臨
んだ状態となる。ここで、図9に示すように、前記ばね
鋼材22の他端と半田付け部2604を半田付けする。
これにより、ばね鋼材22の他端が基板26およびダン
パホルダ24に連結される。この状態で、前記レンズ保
持体12は、前記4つのばね鋼材22を介して基板26
およびダンパホルダ24に連結されている。
【0025】次に、前記ダンパホルダ24をダンパ材料
注入室2418の開口を鉛直上方に向けた状態で、紫外
線硬化型のゲル状のダンパ材料を注入装置から管状の針
を介して前記ダンパホルダ24のダンパ材料注入室24
18に注入する。この際、前記針を前記ガイド片242
0に当接させることによって針の位置を固定することが
可能である。ダンパ材料の注入完了後、紫外線を照射し
てダンパ材料収容室2416内のダンパ材料を硬化させ
る。これにより、前記ばね鋼材22の振動が前記ダンパ
材料によって吸収されることになる。
【0026】次に、図3(A)、(B)、(C)に示す
ように、前記対物レンズ10を前記レンズ保持体12の
対物レンズ保持壁1203に保持させた状態で、紫外線
硬化型の接着剤Sを前述した対物レンズ保持壁1203
の4箇所に塗布し、紫外線を照射して接着剤Sを硬化さ
せる。これにより、前記対物レンズ10がレンズ保持体
12に取り付けられる。
【0027】次に、前記レンズ保持体12のフォーカス
コイル14の内側にフォーカス用ヨーク18を臨ませ、
前記レンズ保持体12の各トラッキングコイル16の外
側にトラッキング用ヨーク1804に取着された磁石2
0を臨ませ、図9に示すように、前記基板26の各半田
取付部2606を前記ヨーク部材18の各取付片180
6に臨ませてこれら半田取付部2606と取付片180
6とを半田付けする。これにより、前記基板26がヨー
ク部材18に取着される。この結果、図1、図10に示
すように、前記対物レンズ10を保持したレンズ保持体
12が4つのばね鋼材22を介してダンパホルダ24お
よび基板26に連結され、前記2軸装置Uの組立てが完
了する。
【0028】次に、前記2軸装置Uの動作について説明
する。図1に示すように、不図示の制御回路から前記基
板26にフォーカスコイル駆動用の駆動電流が供給され
ると、前記駆動電流は、半田付け部2604、ばね鋼材
22を介してフォーカスコイル14に供給される。これ
により、前記フォーカスコイル14で発生する磁界と前
記磁石20とフォーカス用ヨーク1802によって構成
される磁気回路による磁界との相互作用によって、前記
レンズ保持体12にフォーカス方向Zの力が作用する。
この結果、前記レンズ保持体12は、前記各ばね鋼材2
2の弾性力に抗してフォーカス方向Zに駆動される。
【0029】また、前記不図示の制御回路から前記基板
26にトラッキング駆動用の駆動電流が供給されると、
前記駆動電流は、半田付け部2604、ばね鋼材22を
介して各トラッキングコイル16に供給される。これに
より、前記各トラッキングコイル16で発生する磁界と
前記磁石20とトラッキング用ヨーク1804によって
構成される磁気回路による磁界との相互作用によって、
前記レンズ保持体12にトラッキング方向Xの力が作用
する。この結果、前記レンズ保持体12は、前記各ばね
鋼材22の付勢力に抗してトラッキング方向Xに駆動さ
れる。
【0030】このように構成された2軸装置Uによれ
ば、前記対物レンズ10を前記対物レンズ保持壁120
3に接着する接着剤Sが前記対物レンズ10の中心を通
り前記トラッキング方向Xに対して45度斜めの方向に
延在する2本の仮想線と、この2本の仮想線と交わる対
物レンズ保持壁1203の4箇所に位置している。した
がって、前記4箇所の接着剤Sが温度変化により変形
し、前記対物レンズ10がその径方向にΔLだけ変位し
た場合、対物レンズ10の変位する方向がトラッキング
方向Xに対して45度斜めの方向となるため、対物レン
ズ10のトラッキング方向Xおよびトラック接線方向Y
に対する変位量は、ΔL/20.5となり、その影響を軽
減することができる。なお、温度変化による接着剤Sの
変形を抑制するためには、接着剤Sの塗布量をなるべく
少量とするとともに、接着剤Sとして温度変化による変
形が少ない例えば紫外線硬化型のエポキシ接着剤を採用
することが望ましい。
【0031】また、前記トラッキングコイル16が、第
2コイル巻回部1206に巻回された状態で、前記対物
レンズ10の中心を通り前記トラッキング方向Xと直交
する面から離れるに従って前記両側のトラッキングコイ
ル14が前記磁石20から離間した構成とした。そのた
め、前記トラッキングコイル14と前記磁石20との間
隔を広げることなく、前記第2コイル巻回部1206の
筒部の先端と前記磁石20の間隔を確保することが可能
となり、前記筒部の先端に肉厚の前記フランジ部120
7を設けることによって、前記第2コイル巻回部120
6の強度を向上させることができ、コイル巻回後の変形
を防止する上で有利である。
【0032】また、前記レンズ保持体12の筒部120
2の外側でフォーカスコイル14の内側に後述するフォ
ーカス用ヨーク1802が配置され、このフォーカス用
ヨーク1802の先端は前記レンズ保持壁1203の部
分で覆われている構成とした。そのため、前記レンズ保
持壁1203によってレンズ保持体12の強度を高める
ことが可能となり、コイルの巻回による変形を防止する
とともに、高域共振の特性を向上させる上で有利であ
る。また、このフォーカス用ヨーク1802の先端は前
記レンズ保持壁1203の部分で覆われているので、半
田付け作業の際にフォーカス用ヨーク1802にフラッ
クスが付着することを防止でき、フォーカス用ヨーク1
802とレンズ保持体12とがフラックスによって貼り
つく不具合を防止できる。また、前記フォーカス用ヨー
ク1802の先端と、該先端に臨むレンズ保持壁120
3の部分とによって前記レンズ保持体12のフォーカス
方向Zに対するストッパが構成されているため、落下な
どの衝撃が加わった時に前記ばね鋼材22に過大な力が
加わって変形することを防止することができる。また、
本実施の形態では、フォーカス用ヨーク1802の先端
を前記レンズ保持壁1203の部分で覆うために、前記
フォーカス用ヨーク1802の延在方向の寸法を従来に
比較して短くした。このため、対向する2つの前記フォ
ーカス用ヨーク1802を前記本体1801から切り起
こして成形する場合に、前記フォーカス用ヨーク180
2の延在方向の寸法を確保するために、鍛造加工を行な
う必要がなく、コストダウンを図る上で有利である。
【0033】本実施の形態では、前記レンズ保持体12
の第1、第2巻回部1211、1212の貫通孔121
4の中間部はこれら第1、第2巻回部1211、121
2の内部に位置しているため、第1、第2巻回部121
1、1212が半田ディップされる際、第1、第2巻回
部1211、1212の貫通孔1214の中間部には半
田やフラックスが進入しにくい。このため、簡素な構成
によって、前記中間部の熱変形や中間部へのフラックス
付着を防止でき、これにより、前記貫通孔1214前記
ばね鋼材22を挿入したときにおけるばね鋼材22と前
記中間部との当接位置がずれることを防止できる。した
がって、前記ばね鋼材22が前記ダンパホルダ24に連
結されている基板26の半田付け部2604の箇所から
前記中間部までの有効長の精度を向上させる上で有利で
ある。
【0034】また、前記第1、第2巻回部1211、1
212に構成される前記ランド部Lは、前記レンズ支持
体12に近い第1巻回部1211の部分の径方向の寸法
が第2巻回部1212の部分の径方法の寸法よりも大き
いため、前記ランド部Lの全長およびばね鋼材22にわ
たって過不足なく半田が行き渡り、半田付けを確実に行
なうことができる。
【0035】また、前記ダンパホルダ24には、2つの
ダンパ材料収容室2416に連通したダンパ材料注入室
2418を設けたので、ダンパ材料は、いったん前記ダ
ンパ材料注入室2418に満たされてからダンパ材料収
容室2416に流入する。これにより、ダンパ材料のダ
ンパ材料収容室2416への流入がゆっくりと行なわれ
る。このため、前記ばね鋼材22の外周とダンパホルダ
24の間に満たされるダンパ材料に空気の泡が生じてダ
ンパ材料の充填が不均一となり振動吸収作用にばらつき
が生じることを防止できる。また、前記ダンパホルダ2
4の側壁2410に前記ガイド片2420を設けたの
で、ダンパ材料の注入装置の針を前記ガイド片2420
に当接させることによって前記針が不用意にばね鋼材2
2に接触してこれを変形させてしまうことを防止するこ
とができる。また、1つのダンパ材料注入室2418か
ら2つのダンパ材料収容室2416に同時にゲルを流入
させることができるので、2つのダンパ材料収容室に別
々にゲルを注入する場合に比較して作業回数が少なくて
済む。性が向上する。
【0036】また、ヨーク部材18を半田付けによって
基板26に固定するため、他の部材が不要となりコスト
ダウンが可能となる。また、フォーカス用ヨーク180
2とトラッキング用ヨーク1804がヨーク部材18に
一体的に構成されているので、各ヨークを個別に設ける
場合に比較して部品点数を削減することができる。
【0037】次に、図11を参照して第2の実施の形態
について説明する。図11は第2の実施の形態の2軸装
置の構成を示す平面図であり、第1の実施の形態と同じ
部分には同一の符号を付してその説明を省略する。第2
の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、レンズ
保持体の第2コイル巻回部のフランジ部の形状とダンパ
ホルダの形状である。図11に示すように、前記レンズ
保持体12の第2コイル巻回部1206のフランジ部1
207Aは、前記磁石20に臨む箇所がトラッキング方
向Xとフォーカス方向Zの双方に対して平行をなす平面
を構成するように設けられている。すなわち、前記フラ
ンジ部1207Aの磁石20に臨む箇所と磁石20との
間隔がトラッキング方向Xとフォーカス方向Zにわたっ
て均一となるように構成されている。また、前記ダンパ
ホルダ24の前記レンズ保持体12の第2コイル巻回部
1206のフランジ部1207Aに臨むそれぞれの箇所
には、トラック接線方向Yにおいて前記磁石20の前記
フランジ部1207Aに臨む面とほぼ同じ位置まで突出
する規制部2422がそれぞれ設けられている。前記レ
ンズ保持体12がトラッキング方向Xに移動すると、各
フランジ部1207Aは前記磁石20または規制部24
22に近接してやがて当接するように構成されている。
上記構成によれば、第1の実施の形態の効果に加えて次
の効果を奏することができる。すなわち、前記フランジ
部1207Aと、前記磁石20および規制部2422に
よって前記レンズ保持体12のトラッキング方向Xに対
するストッパが構成されていることにより、落下などの
衝撃が加わった時に前記ばね鋼材22に過大な力が加わ
って変形することを防止することができる。
【0038】次に、図12乃至図15を参照して、第
1、第2連結部1208、1210とばね鋼材22を連
結する構成の変形例を示す第3乃至第6の実施の形態に
ついて説明する。第3の実施の形態は、図12(A)、
(B)に示すように、前記非巻回部1213の貫通孔1
214にばね鋼材22が挿通された状態で、貫通孔12
14の半田付けされている側の円錐面1215と反対側
の円錐面1216の箇所に、すなわちダンパホルダ24
に近い第1、第2連結部1208、1210の箇所に接
着剤Sを充填してばね鋼材22と第1、第2連結部12
08、1210を連結する構成としている。そのため、
前記ばね鋼材22をダンパホルダ24に近い第1、第2
連結部1208、1210の箇所で接着剤によって連結
することができるので、前記ばね鋼材22が前記ダンパ
ホルダ24に連結されている基板26の半田付け部26
04の箇所から前記第1、第2連結部1208、121
0の箇所までの有効長の精度を向上させる上で有利であ
る。
【0039】第4の実施の形態は、図13(A)、
(B)、(C)に示すように、貫通孔1214の中間部
を貫通孔1214の延在方向のうち、ダンパホルダ24
寄りの位置に設け、貫通孔1214のダンパホルダ24
と反対側の箇所を開口して接着剤充填用の開口部121
4Aとした構成としている。そのため、前記開口部12
14Aから接着剤Sを充填する際の作業性が向上するこ
とができるとともに、前記ばね鋼材22を第1、第2連
結部1208、1210の箇所で接着剤Sによって連結
することができるので、前記ばね鋼材22が前記ダンパ
ホルダ24に連結されている基板26の半田付け部26
04の箇所から前記中間部までの有効長の精度を向上さ
せる上で有利である。
【0040】第5の実施の形態は、図14(A)、
(B)に示すように、前記第1、第2連結部1208、
1210の第1、第2巻回部1211、1212の形状
をレンズ保持体12から離間するにつれて径方向の寸法
が次第に小さくなるように構成している。また、第1巻
回部1211の第2巻回部1212に臨む箇所の径方向
の寸法d1は、第2巻回部1212の第1巻回部121
2に臨む箇所の径方向の寸法d2よりも大となるように
構成され、非巻回部1213の径方向の寸法d3はd1
>d3>d2となるように構成されている。また、第1
巻回部1211と第2巻回部1212においてそれぞれ
径方向の寸法が最小となる箇所のそれぞれに滑り止めの
フランジ部1211A、1212Aが設けられている。
そのため、第1の実施の形態と同様に、前記第1、第2
巻回部1211、1212に構成される前記ランド部L
は、前記レンズ支持体12に近い第1巻回部1211の
部分の径方向の寸法が第2巻回部1212の部分の径方
法の寸法よりも大きいため、前記ランド部Lの全長およ
びばね鋼材22にわたって過不足なく半田が行き渡り、
半田付けを確実に行なうことができる。また、前記フラ
ンジ部1211A、1212Aを設けることによって、
フォーカスコイル14またはトラッキングコイル16の
巻線の両端が第1、第2巻回部1211、1212に巻
回された部分が外れることを防止することができる。
【0041】第6の実施の形態は、図15(A)に示す
ように、前記第1、第2連結部1208、1210をレ
ンズ保持体12から突設された突設片1230で構成し
ている。前記突設片1230はレンズ保持体12に接続
された帯状の基端部1231と、基端部1231の先端
に接続された菱形の先端部1232とから構成されてい
る。前記先端部1232は、その4つの縁部が前記基端
部1231の延在方向に対して斜めに傾斜するように構
成されている。前記先端部1232には、前記ばね鋼材
22が挿通可能な貫通孔1233が設けられ、前記4つ
の縁部は貫通孔1233を囲むように位置している。図
15(B)に示すように、前記フォーカスコイル14ま
たはトラッキングコイル16の巻線の両端は、前記基端
部1231の箇所で前記延在方向と直交する方向に巻回
されるとともに、前記4つの縁部の互いに対向する縁部
の間に巻回される。これにより、前記突設片1230に
巻回されたフォーカスコイル14またはトラッキングコ
イル16の巻線の両端は前記貫通孔1233を3方向か
ら囲むように位置したランドLを構成する。そのため、
前記貫通孔1233に挿通されたばね鋼材22と、該ば
ね鋼材22を3方向から囲むランドLとを半田付けする
ことにより、ばね鋼材22とランドLとの半田付けを確
実に行ない、これらを連結することができる。なお、貫
通孔1233の径方向の寸法がばね鋼材22の径方向の
寸法に比較して大きな場合には、ばね鋼材22と突設片
1230との位置決めを不図示の治具によって行なった
状態で、ばね鋼材22とランドLの半田付けを行なうこ
とが必要である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温度変化などによる対物レンズの光ディスクのトラッキ
ング方向やトラック接線方向に対する位置ずれを生じに
くくすることができる。また、本発明によれば、前記ト
ラッキングコイルと前記磁石との間隔を広げることな
く、トラッキングコイルが配設されたレンズ保持体の箇
所と磁石の間隔を確保することが可能となるため、前記
レンズ保持体の箇所を肉厚に構成するなどしてレンズ保
持体の強度を向上させることができる。また、本発明に
よれば、前記レンズ保持壁によってレンズ保持体の強度
を高めることが可能となる。また、本発明によれば、簡
素な構成によって、前記中間部の熱変形や中間部へのフ
ラックス付着を防止でき、これにより、前記貫通孔に前
記ばね鋼材を挿入したときにおけるばね鋼材と前記中間
部との当接位置がずれることを防止でき、これにより、
前記ばね鋼材の有効長の精度を向上させる上で有利であ
る。また、本発明によれば、前記ばね鋼材の外周とダン
パホルダの間に満たされるダンパ材料に空気の泡が生じ
てダンパ材料の充填が不均一となり振動吸収作用にばら
つきが生じることを防止できる。また、本発明によれ
ば、フォーカス用ヨークとトラッキング用ヨークが単一
部材により一体的に構成されているので、部品点数を削
減してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置の
2軸装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1のAA線断面図である。
【図3】(A)はレンズ保持体の平面図、(B)はレン
ズ保持体の側面図、(C)は(A)のAA線断面図であ
る。
【図4】(A)は第1、第2連結部の平面図、(B)は
第1、第2連結部の断面図、(C)は第1、第2連結部
の正面図、(D)は半田付け時の説明図である。
【図5】ダンパホルダの斜視図である。
【図6】(A)はダンパホルダの正面図、(B)は
(A)のAA線断面図、(C)は(A)のBB線断面図
である。
【図7】基板の平面図である。
【図8】(A)はヨーク部材の平面図、(B)はヨーク
部材の側面図である。
【図9】基板とダンパホルダが組み立てられた状態を示
す説明図である。
【図10】基板とダンパホルダとヨーク部材が組み立て
られた状態を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態の2軸装置の構成を示す平
面図である。
【図12】(A)は第3の実施の形態における第1、第
2連結部の断面図、(B)は第3の実施の形態における
第1、第2連結部の半田付けの説明図である。
【図13】(A)は第4の実施の形態における第1、第
2連結部の平面図、(B)は第4の実施の形態の第1、
第2連結部の断面図、(C)は第4の実施の形態におけ
る第1、第2連結部の半田付けの説明図である。
【図14】(A)は第5の実施の形態における第1、第
2連結部の平面図、(B)は第5の実施の形態の第1、
第2連結部の正面図である。
【図15】(A)は第6の実施の形態の第1、第2連結
部の正面図、(B)は第6の実施の形態における第1、
第2連結部の巻線の巻回を示す説明図である。
【符号の説明】
U……光ディスク装置の2軸装置、10……対物レン
ズ、12……レンズ保持体、14……フォーカスコイ
ル、16……トラッキングコイル、18……ヨーク部
材、20……磁石、22……ばね鋼材、24……ダンパ
ホルダ、26……基板、1203……レンズ保持壁、1
208……第1連結部、1210……第2連結部、12
11……第1巻回部、1212……第2巻回部、121
3……非巻回部1213、L……ランド、S……接着
剤、H……半田。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA12 BA01 DC02 EA02 EB13 ED07 EF02 EF05 EF07 EF08 FA29 FB02 FB12 FB15 FB20 5D119 AA35 BA01 JA43 JC03 JC06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップの対物レンズが保持され
    たレンズ保持体を備え、 前記レンズ保持体を光ディスクのトラッキング方向に位
    置調整する光ディスク装置の調整装置であって、 前記対物レンズは接着剤によりレンズ保持体に取り付け
    られ、 前記接着剤は、前記対物レンズの中心を通り前記トラッ
    キング方向に対して45度斜めの方向に延在する2本の
    仮想線と交わるレンズ保持体の4箇所に位置している、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズ保持体の両側にトラッキング
    コイルが配設され、前記レンズ保持体の両側のトラッキ
    ングコイルの外方にそれぞれ磁石を臨ませてヨークが配
    設され、前記トラッキングコイルへの通電により前記レ
    ンズ保持体は光ディスクのトラッキング方向に位置調整
    されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置
    の2軸装置。
  3. 【請求項3】 前記接着剤はエポキシ系接着剤であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置の2軸装
    置。
  4. 【請求項4】 前記接着剤は紫外線硬化型接着剤である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置の2軸
    装置。
  5. 【請求項5】 光ピックアップの対物レンズが保持され
    たレンズ保持体と、 光ディスクのトラッキング方向と直交する方向における
    前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキングコイ
    ルと、 前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイルの外方に
    それぞれ配設された磁石を有するヨークとを備え、 前記磁石がトラッキングコイルに臨む面は、前記トラッ
    キング方向およびフォーカス方向を通る単一面に対して
    平行して延在し、 前記トラッキングコイルへの通電により前記レンズ保持
    体を光ディスクのトラッキング方向に位置調整する光デ
    ィスク装置の調整装置であって、 前記トラッキングコイルが前記磁石に臨む面は、前記単
    一面に対して傾斜している、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
  6. 【請求項6】 前記トラッキングコイルが前記磁石に臨
    む面は、前記トラッキング方向に沿って前記単一面との
    間隔が次第に変化するように傾斜していることを特徴と
    する請求項5記載の光ディスク装置の2軸装置。
  7. 【請求項7】 前記トラッキングコイルが前記磁石に臨
    む面は、前記対物レンズの中心を通り光ディスクのトラ
    ック接線方向と平行する中心線から離れるに従って次第
    に離れるように傾斜していることを特徴とする請求項5
    記載の光ディスク装置の2軸装置。
  8. 【請求項8】 光ピックアップの対物レンズが保持され
    るとともに、フォーカスコイルが巻回されたレンズ保持
    体と、 前記フォーカスコイル用のヨークとを備え、 前記レンズ保持体は、前記対物レンズを保持する筒部
    と、前記筒部の半径方向外側でフォーカスコイルが巻回
    されるコイル巻回部とを有し、 前記フォーカスコイルへの通電により前記レンズ保持体
    を光ディスクのフォーカス方向に位置調整する光ディス
    ク装置の調整装置であって、 前記ヨークは、前記コイル巻回部に巻回されたフォーカ
    スコイルの内側で前記筒部の外側に配置され、 前記対物レンズは前記筒部の先端部分で保持され、 前記筒部の先端部分には前記ヨークを覆う対物レンズ保
    持壁が設けられている、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
  9. 【請求項9】 前記対物レンズ保持壁と、該対物レンズ
    保持壁に臨む前記ヨークの箇所とが当接可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項8記載の光ディスク装置
    の2軸装置。
  10. 【請求項10】 光ピックアップの対物レンズが保持さ
    れるとともに、フォーカスコイルが巻回されたレンズ保
    持体と、 前記フォーカスコイルに臨ませて配設されたフォーカス
    用ヨークと、 前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキングコイ
    ルと、 前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイルの外方に
    それぞれ臨ませて配設されたトラッキング用ヨークと、 前記両側のトラッキングコイルのうちの一方のトラッキ
    ングコイルの外側に配設されたダンパホルダと、 前記一方のトラッキングコイルの両側を通り前記レンズ
    保持体と前記ダンパホルダとを連結する弾性変形可能な
    複数のばね鋼材とを備え、 前記トラッキングコイルおよびフォーカスコイルへの通
    電が前記ばね鋼材を介して行なわれる光ディスク装置の
    2軸装置であって、 前記ばね鋼材の前記レンズ保持体への連結は、前記ばね
    鋼材の端部が前記レンズ保持体の貫通孔に挿通され、前
    記トラッキングコイルの一部とばね鋼材の端部とが半田
    付けされるとともに、前記フォーカスコイルの一部とば
    ね鋼材の端部とが半田付けされることで行なわれ、 前記レンズ保持体の貫通孔は、その貫通孔の延在方向の
    中間部の直径が両端部の直径よりも小さい寸法となる2
    つの円錐面で構成されている、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
  11. 【請求項11】 前記ばね鋼材の端部と前記レンズ保持
    体の貫通孔との間に接着剤を充填したことを特徴とする
    請求項10記載の光ディスク装置の2軸装置。
  12. 【請求項12】 光ピックアップの対物レンズが保持さ
    れたレンズ保持体と、 前記レンズ保持体に臨ませて配設されたダンパホルダ
    と、 前記レンズ保持体と前記ダンパホルダとを連結する弾性
    変形可能なばね鋼材とを備え、 前記ばね鋼材は、前記レンズ保持体の両側でそれぞれ前
    記対物レンズの光軸方向に間隔をおいた4箇所と前記ダ
    ンパホルダとを連結するように4本設けられ、 前記レンズ保持体の片側における2本のばね鋼材のダン
    パホルダへの連結は、各ばね鋼材の端部をダンパホルダ
    の各ダンパ材料収容室に挿入した状態でダンパ材料をダ
    ンパ材料収容室に充填することで行なわれる光ディスク
    装置の2軸装置であって、 前記ダンパホルダの各ダンパ材料収容室の間の箇所に、
    各ダンパ材料収容室に連通するダンパ材料注入室が設け
    られている、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
  13. 【請求項13】 前記ダンパ材料注入室は、前記ダンパ
    材料収容室に対して、前記レンズ保持体の片側における
    2本のばね鋼材の配列方向およびばね鋼材の延在方向に
    対して直交する方向に変位した箇所に設けられているこ
    とを特徴とする請求項12記載の光ディスク装置の2軸
    装置。
  14. 【請求項14】 前記レンズ保持体にはフォーカスコイ
    ルが巻回され、前記レンズ保持体の両側にはトラッキン
    グコイルが配設され、前記トラッキングコイルおよびフ
    ォーカスコイルへの通電が前記ばね鋼材を介して行なわ
    れることを特徴とする請求項12記載の光ディスク装置
    の2軸装置。
  15. 【請求項15】 光ピックアップの対物レンズが保持さ
    れるとともに、フォーカスコイルが巻回されたレンズ保
    持体と、 前記フォーカスコイルに臨ませて配設されたフォーカス
    用ヨークと、 前記レンズ保持体の両側に配設されたトラッキングコイ
    ルと、 前記レンズ保持体の両側のトラッキングコイルの外方に
    それぞれ臨ませて配設されたトラッキング用ヨークと、 前記トラッキングコイルへの通電により前記レンズ保持
    体を光ディスクのトラッキング方向に位置調整し、前記
    フォーカスコイルへの通電により前記対物レンズを光デ
    ィスクのフォーカス方向に位置調整する光ディスク装置
    の調整装置であって、 前記フォーカス用ヨークとトラッキング用ヨークは単一
    の部材により一体的に形成されている、 ことを特徴とする光ディスク装置の2軸装置。
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