JP2002366807A - 電子商取引支援システム及び電子商取引システム、電子商取引支援システム用プログラム、電子商取引システム用プログラム、これらのプログラムを記録した記録媒体並びに電気機器 - Google Patents

電子商取引支援システム及び電子商取引システム、電子商取引支援システム用プログラム、電子商取引システム用プログラム、これらのプログラムを記録した記録媒体並びに電気機器

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JP2002366807A
JP2002366807A JP2001176736A JP2001176736A JP2002366807A JP 2002366807 A JP2002366807 A JP 2002366807A JP 2001176736 A JP2001176736 A JP 2001176736A JP 2001176736 A JP2001176736 A JP 2001176736A JP 2002366807 A JP2002366807 A JP 2002366807A
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JP2001176736A
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Nariyuki Yamauchi
得志 山内
Rei Horiguchi
玲 堀口
Takashi Yamazaki
隆史 山崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者と販売業者との距離やデリバリ時間な
どを考慮しつつ、必要な商品について即時的に購入をサ
ポートする商取引システムを提供することにある。さら
には、商品の発注やデリバリの希望、交換品の交換も併
せて依頼可能な商取引システムを提供することにある。 【解決手段】 サービス要望者の所在に関する情報と入
力者の所望する商品情報を入力する入力手段と、商品情
報と商品の販売又はレンタルを取り扱うサービス提供者
の位置情報とサービスエリアに関する情報と各業者の在
庫情報とを格納する格納手段と、前記入力手段から入力
され、通信手段を介して送信された所在情報及び商品情
報と、前記格納手段に格納された情報とに基づいて、前
記サービス要望者にとって好ましい1又は2以上のサー
ビス提供者を選定する演算手段と、前記演算手段の演算
結果を、前記通信手段を介して視覚的若しくは聴覚的に
表示する表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子商取引支援シス
テム及び電子商取引システム、電子商取引支援システム
用プログラム、電子商取引システム用プログラム、これ
らのプログラムを記録した記録媒体並びに電気機器に関
する。具体的には、消耗部材の交換品等の購入に際し、
タイムリーな購入をサポートするための電子商取引支援
システム及び当該支援システムを利用し、購入の発注を
行なえる電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを介して商品を購入する
ビジネスモデルの特許として、例えばUSP57942
07号特許、USP5897620号特許、USP57
97127号特許に代表されるプライスライン特許が知
られており、具体的には「priceline.com」(http://ti
ckets.priceline.com)に適用されている。
【0003】このシステムにおいては、 消費者が希望購入条件と共にクレジットカードアカウ
ントを明らかにした支払い確認を仲介者に提示し、 その希望条件が仲介者から複数の業者へ伝達され、 その条件に対して複数の業者が見積もりを仲介者に提
示し、 提示された複数の見積もりから消費者の希望に合致し
たものを抽出し、 その内容を消費者に連絡すると共にその見積もりを提
示した業者に上記支払い確認を用いて支払いする というものである。このように本例では消費者の居住所
に関する情報をもとに業者を一時的に選別する機能がな
いために、業者と消費者の距離つまりは配送(デリバ
リ)時間に関する選別が行われず、すぐに必要な物品に
ついての取扱いはできない。
【0004】また、ホテルの予約などに関しては、滞在
したい場所の情報を消費者が追加提示するものもある。
この場合、消費者がホームページ画面上で提示されたエ
リアを選択し、仲介者がそのエリア内のホテルを検索し
て画面上に提示する。しかしながら、選択するエリアは
滞在時に居る場所がどこであろうと関係なく一義的に決
められたエリアであり、滞在時に居る場所に応じて任意
にホテルを選別する機能はなく、決められたエリア内で
ホテルの見積もりが希望購入条件に合致したものだけが
選別されるものである。
【0005】一方、インターネットを介して商品の最新
の価格情報など定期的に更新(アップデート)された情
報を提示するものの一例として「kakaku.com」(http:/
/www.kakaku.com)が挙げられる。ここでは、単に業者
がアップデートした価格情報提供を消費者との間で仲介
するだけで、実際の購入は店舗に出向くか、その店舗の
運営するホームページで購入手続を行い、配送してもら
うことになる。
【0006】しかしながら、商品の在庫状況などの情報
が取り扱われていないため、価格情報をアップデートし
た後に商品が品切れしたりした場合には、例え店舗に出
向いたとしても購入までには相当な時間を要することに
なる。また、上記システムと同様、消費者の居住所に関
する情報をもとに業者を一次的に選別する機能がないた
めに、業者と消費者の距離つまりは配送(デリバリ)時
間に関する選別が行われず、すぐに必要な物品について
の取扱いはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、照明器具用の
ランプやシェーバの刃などの消耗部材の交換品の購入に
ついて考えると、通常は、製造メーカーの系列の電気製
品取扱い店や電気製品量販店に赴き、在庫を確認すると
共に、在庫があればその場で購入するというのが一般的
な方法である。
【0008】しかしながら、取扱い店で在庫がなけれ
ば、製造メーカーへ取り寄せを依頼して入手しなければ
ならず、入手までに長時間待つことになり、交換品を入
手するまでは製品そのものが使えなかったり、在庫を持
っている販売店が見つかるまで他の販売店を回って確認
するという多大な労力を要するなど非常に不便なもので
あった。さらに消耗部材の交換作業などは、製品を販売
店に持ち込まない限り消費者が自ら行なう必要があるた
めに、消費者の居住場所での交換作業の代行サービスな
どを別途依頼する必要があった。
【0009】また、係る交換品は上記で述べたようなイ
ンターネットを介して購入することも考えられるが、上
記従来技術の方法であれば、消費者の居住所に関する情
報をもとに業者を一次的に選別する機能がないために、
販売業者と消費者の距離つまりは配送(デリバリ)時間
に関する選別が行われず、すぐに必要な物品についての
タイムリーな購入をサポートすることはできなかった。
【0010】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであって、消費者と販売業者との距離やデリバ
リ時間などを考慮しつつ、必要な商品について即時的に
購入をサポートする商取引システムを提供することにあ
る。さらには、商品の発注やデリバリの希望、交換品の
交換も併せて依頼可能な商取引システムを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の商取引支援シス
テムは、通信手段を利用して商品の電子商取引の支援を
行なうシステムであって、サービス要望者の所在に関す
る情報と入力者の所望する商品情報を入力する入力手段
と、商品情報と商品の販売又はレンタルを取り扱うサー
ビス提供者の位置情報とサービスエリアに関する情報と
各業者の在庫情報とを格納する格納手段と、前記入力手
段から入力され、通信手段を介して送信された所在情報
及び商品情報と、前記格納手段に格納された情報とに基
づいて、前記サービス要望者にとって好ましい1又は2
以上のサービス提供者を選定する演算手段と、前記演算
手段の演算結果を、前記通信手段を介して視覚的若しく
は聴覚的に表示する表示手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0012】このシステムにおいては、前記サービスエ
リアの設定はサービス要望者の所在情報によって任意に
設定することができ、当該エリア内に所在するサービス
提供者を抽出する。このとき、例えばサービス要望者の
位置を中心として、一定の直線距離を半径とする円状の
エリアとして、また、サービス要望者の位置を中心とし
て、当該位置へつながる道路を使用した時のある一定の
距離で制限したエリアとして、さらにはサービス要望者
の位置から移動に要する交通費が任意の金額以内になる
エリアとして、また、サービス提供者からサービス要望
者の所在位置へ商品を配送する運送費が任意の金額以内
になるエリアとして設定できる。
【0013】また、商品として、交換を必要とするメン
テナンス部材であって、当該メンテナンス部材を具備す
る電気機器である場合には、当該メンテナンス部材の寿
命末期を検知する寿命末期検出手段と、当該寿命末期検
出手段が検知したメンテナンス部材の寿命検知信号が入
力されると前記入力手段に伝送する情報出力手段を備え
るのが好ましい。
【0014】さらに、前記情報出力手段にサービス要望
者の所在地などの位置情報を記憶しておく記憶手段を備
え、メンテナンス部材の寿命検出信号を前記入力手段に
出力する際に前記記憶手段に記憶された位置情報を同時
に前記入力手段に出力させる。あるいは、前記入力手段
にサービス要望者の所在地などの位置情報を記憶してお
く記憶手段を備え、メンテナンス部材の寿命検出信号を
前記入力手段に出力する際に前記記憶手段に記憶された
位置情報を呼び出し、前記情報出力手段に当該位置情報
を出力させる。
【0015】さらには、前記情報出力手段に、位置を特
定できる地図情報をコード化したコード情報を記憶して
おく地図情報記憶手段を備え、前記メンテナンス部材の
寿命検出信号を前記入力手段に出力する時に前記地図情
報記憶手段に記憶された前記コード情報を同時に出力す
ると共に、前記入力手段に、前記コード化された地図情
報のデータベースサーバを備え、前記情報出力手段から
出力された前記コード情報に基づいて、前記データベー
スサーバから前記サービス要望者の位置情報を検索し、
前記入力出段に前記メンテナンス部材の寿命検出信号が
出力された際に前記位置情報を前記情報出力手段に出力
させることにするのがよい。
【0016】また、前記入力手段に、前記商品を入手し
たいとサービス要望者が望む制限時間など配達に関する
情報や前記商品が交換作業を要するメンテナンス部材の
場合に、その交換作業を代行するサービスの希望の有無
などのサービス要望者が望むサービス内容に関する情報
や商品の購買の支払いに採用を希望する決済手段情報な
どを入力可能にしてもよい。
【0017】また、サービス要望者の希望する商品を配
達するのに要する移動時間を演算すると共に、前記表示
手段は、当該移動時間の情報をさらに追加して出力す
る。あるいは、サービス要望者の希望する商品を購入す
るためにサービス提供者の位置までに使用する移動手段
及び移動に要する移動時間を演算すると共に、前記表示
手段は、当該移動手段及び移動時間の情報をさらに追加
して出力する。さらには、前記格納手段に、サービス要
望者が希望する商品が交換作業を要するメンテナンス部
材である場合に、その交換作業を代行するサービスを提
供できるか否かの情報を格納すると共に、当該サービス
を提供できるか否かの情報をさらに追加して出力する。
また、サービス要望者の希望する商品の購買の支払いに
使用できる決済手段情報をさらに出力させるようにする
こともできる。
【0018】さらに、サービス要望者が購入を希望する
商品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置
まで移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者
からサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や
配送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情
報を数値化して掛け合わせて得られる得点からサービス
提供者を選定しかつ重み付けを行い、優先順位を付けて
1又は2以上のサービス提供者を選定させることもでき
る。
【0019】また、サービス要望者が購入を希望する商
品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置ま
で移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者か
らサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や配
送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情報
を数値化し、当該数値化された数値にサービス要望者が
任意に係数を設定し、当該係数と前記在庫情報の数値を
掛け合わせて得られる得点からサービス提供者を選定し
かつ重み付けを行い、優先順位を付けて1又は2以上の
サービス提供者を選定させることもできる。
【0020】さらにはサービス要望者が購入を希望する
商品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置
まで移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者
からサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や
配送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情
報を数値化して掛け合わせるとともに、サービス要望者
が追加で希望するサービスの有無を数値化してさらに掛
け合わせることにより得られる得点からサービス提供者
を選定しかつ重み付けを行い、優先順位を付けて1又は
2以上のサービス提供者を選定させることもできる。こ
のようにして、サービス提供者の優先順位を付けること
にするのが好ましい方法である。
【0021】本発明の商取引システムは、通信手段を利
用して商品の電子商取引を行なうシステムであって、上
記本発明に係る電子商取引支援システムと、当該電子商
取引支援システムの演算手段によって選定されたサービ
ス提供者に商品発注情報を出力する商品発注手段を備え
たことを特徴としている。
【0022】また、この商取引システムにおいては、サ
ービス要望者及び選定されたサービス提供者のうち上位
に重み付けられた者に商品発注情報を出力することがで
き、単に商品発注のみならず、商品のデリバリやメンテ
ナンス部材の交換作業まで発注することができる。
【0023】上記本発明の商取引支援システムや商取引
システムにおいては、入力手段、出力手段として、コン
ピュータや電話機、ファクシミリ装置などが利用でき
る。
【0024】本発明のプログラムや記録媒体は、それぞ
れ上記商取引支援システムや商取引システムの実行に必
要なプログラムや当該プログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0025】本発明の電気機器は、交換を必要とするメ
ンテナンス部材を備えた電気機器であって、当該メンテ
ナンス部材の寿命末期を検知する寿命末期検出手段と、
当該寿命末期検出手段が検知したメンテナンス部材の寿
命検知信号が入力されると、上記本発明に係る電子商取
引支援システム若しくは電子商取引システムにおける入
力手段に伝送する情報出力手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0026】この電気機器においては、前記情報出力手
段にサービス要望者の所在地などの位置情報を記憶して
おく記憶手段を備え、メンテナンス部材の寿命検出信号
を入力手段に出力する際に前記記憶手段に記憶された位
置情報を同時に前記入力手段に出力可能となり、あるい
は、前記情報出力手段に、位置を特定できる地図情報を
コード化したコード情報を記憶しておく地図情報記憶手
段を備え、前記メンテナンス部材の寿命検出信号を前記
入力手段に出力する時に前記地図情報記憶手段に記憶さ
れた前記コード情報を同時に出力可能に構成するのがよ
い。
【0027】当該電気機器としては、メンテナンス部材
がランプである照明器具やメンテナンス部材がひげそり
刃であるシェーバ、メンテナンス部材として空気清浄フ
ィルタである空調設備であって、寿命末期検出手段とし
て、点灯装置などの電気特性の変化を検知したり、使用
時間をタイマでカウントする方法が用いられる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、各図に従って本発明につい
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態である商
取引支援システムの概略構成図、図2は当該商取引支援
システムを利用した商取引システムにおける処理フロー
図である。当該システムにおいては、消費者であるサー
ビス要望者側に置かれるサービス要望者装置10と、本
サービスを提供するサービス仲介者側に置かれるサービ
ス仲介者装置20と、サービス要望者装置10とサービ
ス仲介者装置20とを結ぶ通信手段とを備える。
【0029】サービス要望者装置10は、例えばコンピ
ュータ装置などから構成され、キーボードやタッチパネ
ルディスプレイなどの入力手段11と、プリンタやCR
Tなどの演算結果出力部12が備えられる。このサービ
ス要望者装置10では、入力手段11によって、サービ
ス要望者(以下「消費者」と称する場合もある。)の所
在地など所在地情報と、要望する商品情報、例えば消費
者の欲しい商品のメーカ名や商品名、品番など、商品の
特定に必要な情報や関連する情報が入力される。
【0030】サービス仲介者装置20は、例えばコンピ
ュータ装置などから構成され、地図情報とサービス提供
者位置情報を備えたデータベース23と、サービス提供
者抽出演算部21と、サービス提供者在庫情報データベ
ース24と、サービス提供者優先順位演算部22とを備
える。地図情報は、サービス要望者の居住地やサービス
提供者の所在地を特定・表示するために必要なものであ
って、予めコード化されている。
【0031】サービス提供者抽出演算部21は、前記入
力手段11から入力されたサービス要望者の所在地情報
と商品情報により、最適なサービス提供者を選定する機
能を有している。より具体的に言えば、サービス要望者
の所在地情報から、前記地図情報とサービス提供者位置
情報を備えたデータベース23から前記所在地情報を中
心とした任意のエリア内のサービス提供者リストを抽出
する。このエリアは、後述するように種々のエリアの設
定方法が考えられ、予めもしくは事後的にサービス仲介
者装置20の例えばデータベース23などに登録され
る。
【0032】サービス提供者優先順位演算部22は、サ
ービス提供者在庫情報データベース24から抽出された
サービス提供者(以下、単に「業者」と称する場合もあ
る。)の在庫を確認し、在庫を持たない業者を抽出され
たサービス提供者リストから除外する。なお、ここで
は、在庫を持たない場合のみならず、デリバリを伴う情
報が入力された場合には、デリバリを行う人手を持たな
い(足りない)場合も同リストから除外される。また、
在庫情報は、サービス提供者から通信手段を介して、定
期的に更新される。
【0033】さらに、サービス提供者優先順位演算部2
2は、商品の値段に加え、サービス要望者の居住所とサ
ービス提供者の住所から交通費又は運送費などの商品そ
のものの追加される追加必要と、移動時間又は輸送時間
などの商品を手に入れるまでの所要時間を算出する。さ
らに、導出された追加費用と所要時間から、商品の値段
に追加費用と足し合わせた合計費用が少なくかつ所要時
間の小さい順にサービス提供者リストを並べ替え、通信
手段を通じてサービス要望者装置10に出力する。
【0034】従って消費者は、サービス要望者装置10
から必要な居住所情報及び商品情報を入力すれば、通信
回線を通じて、最適と考えられるサービスサービス提供
者リストがサービス要望者装置10の表示手段に表示さ
れる。これにより、サービス要望者は、所望の商品の在
庫を保有しつつできるだけ短時間で入手可能な業者につ
いて、その所在地などの情報を得ることができる。
【0035】このように本発明では、入力された消費者
の居住所情報と商品情報から、商品の入手に必要なサー
ビス提供者の所在地情報を提供することを目的としてい
るため、地図情報及びサービス提供者位置情報データベ
ース23を必須のものとする。次に、当該地図情報及び
サービス提供者位置情報データベース23から、消費者
の居住所とサービス提供者の位置とからその距離を割り
出し、サービスの提供が可能なサービス提供者を抽出す
る方法について具体的に示す。
【0036】通信手段を介して送られて来たサービス要
望者の居住所情報(商品情報も含む)をサービス仲介者
装置20が受け取ると、先ず地図情報データベース23
上でサービス要望者の居住位置を確認する。その後、そ
の位置を中心として予め設定された任意の範囲の業者
(サービス提供者)選定を決める。次に業者(サービス
提供者)位置情報データベース23より前記業者選定エ
リア内に位置する業者を抽出する。業者在庫情報データ
ベース24より、抽出された業者がサービス要望者の希
望する商品の在庫があるかどうかを判定し、在庫を持た
ない業者は抽出業者から除外される。
【0037】また、同時に、抽出された業者の位置とサ
ービス要望者の居住位置とから距離を割り出し、デリバ
リにかかる所要時間あるいはサービス要望者が業者の場
所に移動するのに要する移動時間、商品を発送する場合
はその運送費あるいはサービス要望者が業者の場所まで
移動するのに要する交通費を算出する。これらの情報を
もとに、在庫を持つ業者の中から以下の条件のうち少な
くとも一つから優先順位をつけ、リストを作成する。 1.デリバリの所要時間が短い。 2.サービス要望者が業者の場所に移動するのに要する
時間が短い。 3.(商品の値段に加え)商品を発送する場合の運送費
が安い。 4.(商品の値段に加え)サービス要望者が業者の場所
まで移動するのに要する交通費が安い。
【0038】その後、作成されたリスト情報をサービス
仲介者装置20から送信し、通信手段を介してサービス
要望者装置10に送られる。サービス要望者装置10は
前記リスト情報を受け取ると演算結果出力部12に前記
リストを出力し、サービス要望者が確認できるようにす
る。これによりサービス要望者へのすぐに必要な商品に
ついてのタイムリーな購入をサポートできる。
【0039】次に、業者選定エリアの設定について詳し
く述べる。図3にその具体例を示す。本例ではサービス
要望者の居住所を中心とし、例えば前記居住所を中心と
したデリバリ可能な概略の移動距離を半径とする円状の
範囲を業者選定範囲とするもので、これによれば業者
A、B、C、D、E、Fが選定され、業者Gは除外され
る。また、別のサービス要望者が異なる所在地を指定し
た場合、その居住所を中心とした別の円状の範囲を業者
選定と設定する。これにより、サービス要望者に居住所
に従いきめ細やかな業者選定範囲の設定が可能となるの
で、サービス要望者へのすぐに必要な商品についてのタ
イムリな購入のサポートが可能となる。
【0040】また別の具体例を図4を示す。例えばデリ
バリに可能な移動距離に基づき、ここでは、サービス要
望者の居住所位置に対してそこから移動に使用できる道
路の長さを地図情報から割り出し、業者選定範囲を設定
するものである。これによれば、A、C、D、E、Fが
選定され、業者B、Gは除外される。図3の例に比べ、
デリバリの可能性についてより精度の高い業者選定が可
能になる。また、本例ではデリバリ可能な移動距離をベ
ースに業者選定範囲を設定したが、さらにこれに加えて
道路の渋滞状況や道路ごとによる法定規制速度などでそ
れぞれの道路に重み付けを行ない、実際の距離に前記重
み付けを掛け合わせた値をもとに業者選定範囲を設定す
れば、デリバリの可能性についてさらに精度の高い業者
選定が可能になると共に、渋滞状況など時々刻々と変化
する要因を加味し、その時の状況に応じた業者選定が可
能となる。
【0041】さらに図5に別な具体例を示す。例えばサ
ービス要望者自らが商品を購入するために業者の位置ま
で公共交通期間を利用して移動する場合、購入を希望す
る商品の値段だけでなく移動するための交通費や移動時
間が重要になってくる。そこで例えば移動時間が任意の
時間以内の交通機関が重要になってくる。そこで例えば
移動時間が任意の時間以内の交通機関沿線までとし業者
選定範囲を設定し業者を抽出する。これにより、図5の
ように直線距離では比較的距離の短い業者Gであっても
移動に多大な時間を要することから除外され、サービス
要望者が商品を購入するために移動に要する労力を軽減
できる。また、これに加え、選定された業者A、B、
C、D、E、Fの中で、例え業者Cの提示する商品の販
売価格が最も安価であったとしても、移動に要する交通
費や移動時間を考慮して業者選定エリアを設定してやる
ことにより、サービス要望者は無駄な労力をかけずに最
も安価に商品を手に入れることが可能となる。
【0042】上記の具体例ではいずれもサービス提供者
の位置情報を基に抽出を行うと述べたが、これは商品の
出庫場所などをも包含するものであり、例えばサービス
提供者の倉庫や配送センターなどの位置情報も含まれ
る。また、サービス要望者の居住所はサービスを要望す
る人の場所であり、入力手段11への入力者や入力手段
11の所在場所と異なってもよい。例えば、外出先から
携帯電話などを入力手段11として使って自宅へ商品の
デリバリを依頼したい場合は、サービス要望者が現在居
る場所の位置情報でなく、自宅住所をサービス要望者の
居住所として入力する。また、離れた場所にいる両親に
代わって入力手段11への入力を子供が代行するなどの
場合、入力する子供の住所ではなく実際にサービスを受
ける両親の居住所を入力することになる。
【0043】次にサービス要望者装置10に備えられる
入力手段11について具体的に説明する。サービス要望
者装置10が、コンピュータである場合、入力手段11
としてはコンピュータ画面上でのインターネットブラウ
ザや電子メールのウィンドウが考えられる。その一例を
図6に示す。本入力画面では、例えば住所、郵便番号、
電話番号などサービス要望者の位置を特定できる情報
と、購入を希望する商品情報、例えば具体的な商品名、
メーカ名、商品番号などの商品を特定できる情報、さら
にデリバリなどの付加サービスの要望確認とそれに関連
する質問項目、例えば希望納期などを入力する。このよ
うにコンピュータを入力手段11として利用すれば、通
信手段としてインターネットを利用することができ、比
較的安価で操作性のよい装置を利用したサービスの提供
が可能となる。また、追加情報として、デリバリ時に商
品の設置をするか否か、商品についての各種設定作業の
要否なども追加できる。
【0044】また、サービス要望者が自らサービス提供
者(業者)の所まで出向く場合などは、業者の住所、郵
便番号、電話番号などの位置を特定できる情報と、購入
を希望する商品の情報に加えて移動に要する手段の確認
(公共交通機関を利用するのか、自家用車を利用するの
かなど)、許容できる移動時間、商品の予約や決済に関
する情報などが入力項目として考えられる。このよう
に、業者選択・優先順位付けのためのサービス要望者位
置情報に加え、様々な付加サービスに関する入力項目を
用意すれば、サービス要望者の希望にさらに沿った業者
選択・優先順位付けが可能となる。
【0045】本発明においては、その他の入力手段11
として電話機が挙げられる。例えばサービス仲介者装置
20に繋がれる電話番号にサービス要望者が電話をする
と音声ガイダンスが流れ、サービス要望者はそのガイダ
ンスに従いプッシュ音で必要項目、例えば郵便番号や電
話番号、商品番号などを入力する。このように電話機を
入力手段11として利用すれば、すでに各家庭に普及し
ている装置を入力手段11として利用できることにな
り、広くサービスを提供することができる。また、携帯
電話のインターネットサービス(例えば、iモードサー
ビスなど)を入力してい利用すれば、コンピュータを利
用した前述の例と同じような入力が可能になる。
【0046】さらには例えばマークシート式の紙を用い
て必要項目を選び、FAXを入力手段11として利用
し、データを受け取るサービス仲介者装置20にマーク
シートの認識手段を設ければ、送られてきた紙面情報を
電子データに変換した上で、仲介者装置20でのデータ
の加工が可能になり、サービス要望者が特定の機器の扱
いを覚えなくとも簡単にサービスを享受できる。
【0047】さらに本発明においては、サービス要望者
の意思においてサービス提供を求める場合だけでなく、
自動的にサービス提供を求めることもできる。例えば、
照明器具のように交換メンテナンスが必要な商品におい
ては、交換部品としてランプを購入、取り替える必要が
ある。この場合には、ランプの交換時期を検出して、自
動的に入力手段11に必要な情報を入力させることもで
きる。
【0048】図7にその一例を示す。この例では、サー
ビス要望者側には照明装置40が設置されており、照明
装置40にはランプの寿命を検知するランプ寿命末期検
出手段48及び検知された信号を入力手段11に出力す
る情報出力手段49が備えられている。当該ランプ寿命
末期検出手段48は、図7の例では、蛍光灯などの放電
灯(ランプ)を点灯する点灯装置に備えられている。当
該ランプ寿命末期検出手段48は、ランプのエミッタが
無くなった時の点灯装置の電気特性変化から電気的に信
号を検知し、前記検知手段から器具に取り付けられた情
報出力手段49に不良ランプ情報を伝える。
【0049】図8は、寿命末期検出手段48が取り付け
られた照明装置40の一例を示す回路構成図である。当
該照明装置40の回路は、フィルタ回路41、整流回路
42、PFC回路43、インバータ回路44、共振回路
45、PFC回路43及びインバータ回路44を制御す
る制御回路46から構成されており、共振回路45に負
荷としてのランプ47が接続されている。寿命末期検出
手段48は、前記共振回路45及び制御回路46とに接
続され、これらの二つの回路45,46における電気特
性の変化により不良ランプ情報を検知する。
【0050】その後、寿命末期検出手段48によって検
知された不良ランプ情報は、情報出力手段49からサー
ビス要望者装置10の入力手段11に備えられた情報入
力手段11に不良ランプ情報を伝えるものである。この
伝達手段としては、有線無線を問わず用いられる。
【0051】また、サービス要望者の位置を特性できる
情報については、前記不良情報と一緒に出力するように
予め前記の位置を特定できる情報を記憶させる記憶手段
(図示せず)を前記情報出力手段49内に設けたり、サ
ービス要望者装置10内に前記記憶手段を設け、前記不
良情報が入力された時に自動的に前記記憶手段から呼び
出して入力手段11に入力することが考えられる。
【0052】さらには、サービス要望者装置10内に検
索コード付の位置情報を備えたソフトウェアをインスト
ールしておき、前記情報出力手段49には検索コードだ
けを記憶する記憶手段を備え、前記不良情報と一緒に前
記検索コードだけを送信し、それを受け取ったサービス
要望者装置10が前記検索コードを基に位置情報を検索
し、その位置情報を自動的に入力する方法もある。ま
た、不良情報にはメンテナンス部材の型番などの商品を
特定できる情報を含み、サービス要望者が希望する商品
の特定ができるようにしておくことにしてもよい。これ
らの処理によりサービス要望者は、自ら入力作業を行う
ことなく入力手段11への入力を自動的に行え、ランプ
47の寿命が来れば自動的にランプ47の交換、さらに
はランプ47の配送手配、交換作業の手配がなされ、消
費者は簡便な取扱いを享受することができる。
【0053】この方法は、照明装置40だけでなく、エ
アコンディショナーやシェーバなどメンテナンス部材、
すなわち前者では空気清浄フィルタ、後者ではシェーバ
の刃を要する電気機器に、前述と同様のメンテナンス部
材の寿命末期検出手段48や情報出力手段49及び居住
所情報などを記録した記憶手段を設けることにより、同
様の効果を得ることが可能となる。
【0054】また、寿命末期検出手段48としては、使
用時間をカウントするタイマを利用して、予め設定され
た時間を越えると寿命末期と判断して情報出力手段49
にメンテナンス部材の不良情報を伝える方法であっても
よい。この場合には、検出手段にタイマを用いるだけで
メンテナンス部材の状況をモニタリングする必要がなく
なるので、非常に簡単な構成を採ることができ、本機能
の実現のためのコストアップを抑制できる。
【0055】また、図6に示す例では入力情報として、
サービス要望者の居住地情報や商品情報そして付加情報
としてデリバリの希望の有無、デリバリの希望納期など
を入力するようにしている。しかし、上記のごとく商品
情報がメンテナンス部材である場合には、これらの情報
以外に、例えばその交換作業の要否などの付加的サービ
スを予め提示し、サービス要望者がそれを希望するかど
うかを確認する項目を入力項目として追加することなど
も考えられる。
【0056】次に、サービス要望者装置10に備えられ
た演算結果出力部12について述べる。まず、サービス
要望者装置10がコンピュータである場合、出力部12
としてCRTなどのディスプレイ画面上のインターネッ
トブラウザや電子メールのウィンドウが考えられる。図
9にその一例を示す。本出力画面では、演算結果として
例えばサービス仲介業者で抽出され、優先順位付けられ
たサービス提供者(業者)のリストを表示するととも
に、追加で提供できる付加サービスメニューについて示
している。優先順位はサービス要望者の居住所情報から
業者への距離をベースに業者の選定を行ない、選ばれた
業者の中からデリバリ時間の短いものから並べたもので
ある。このようにコンピュータのCRTなどを出力部1
2として利用すれば、入力手段11と一貫として通信手
段にインターネットを利用することができ、比較的安価
で操作性のよい装置を利用したサービスの提供が可能と
なる。
【0057】その他の出力部12としては電話機が挙げ
られる。例えば、入力手段11に必要項目を入力し、サ
ービス仲介者装置20へ送信した後、サービス仲介者装
置20につながる電話番号にサービス要望者が電話する
と優先順位順に業者名や連絡先、デリバリに要する時
間、付加サービスの内容などを音声を出力する。このよ
うに電話機を出力部12として用いれば、電話機を入出
力手段として既に各家庭に普及している装置を利用する
ことができ、広くサービスを提供することができる上
に、音声で演算結果をお知らせすることが可能となるの
で、複雑な操作を行う必要なく情報を得ることができ
る。
【0058】また、携帯電話のインターネットサービス
を出力部12として用いれば、コンピュータを利用した
のと同様な出力が可能となる。さらには、例えばファク
シミリ装置を出力部12として利用した場合、業者リス
トの情報を紙で出力でき、サービス要望者が特定の機器
の扱いを覚えなくとも簡単にサービスを享受できると共
に、出力された紙面をどこにでも持ち運びができるた
め、情報の有効活用が可能になる。
【0059】また、出力項目としては、図9の例では、
演算結果として例えばサービス仲介業者で抽出され優先
順位付けられたサービス提供者(業者)のリストを表示
すると共に、追加で提供できる付加サービスメニュー、
図の例では、デリバリ時の商品の設置や設定作業、交換
作業の代行、保証期間の延長、商品の使用方法に関する
サポートについて示した。これ以外には、例えばサービ
ス要望者が自らサービス提供者の所まで出向く場合に
は、購入を希望する商品の予約の可否、営業時間や定休
日などの情報が出力項目として追加される。このよう
に、業者選択・優先順位付けによる業者リストに加え、
種々な付加サービスに関する出力項目を表示することに
より、サービス要望者の希望にさらに沿った業者選択・
優先順位付けが可能となる。
【0060】次に、業者選定エリアの中から業者位置情
報データベース23より抽出された前記業者選定エリア
内に位置する業者のうち、選別して優先順位を振り分け
る方法について説明する。
【0061】例えば、業者を抽出し、優先順位付けをす
る方法として次のような演算が考えられる。 業者の得点=〔(商品価格)+(交通費又は運送費)〕
×(移動時間)×(在庫の有無)
【0062】ここで、サービス要望者の位置情報より
(交通費又は運送費)や(移動時間)の値が導出され、
(在庫の有無)では在庫がある場合をファクター1、在
庫がない場合をファクター0とする。ここで算出される
業者の得点が、0以外の最も小さな数字であるものがサ
ービス要望者に最も都合が良い業者として選んで行くこ
とにより、優先順位の高い順に選定できる。このように
商品の価格だけでなく、サービス要望者と業者との位置
に関する価値(すなわちここでは、(交通費又は運送
費)や(移動時間))と納期に関する価値(すなわちこ
こでは、(移動時間)や(在庫の有無))を業者選択の
ファクターとして追加することにより、よりサービス要
望者にとって都合のよい業者の選定・優先順位付けが可
能となる。従って、これまでになかったすぐに必要は商
品についてのタイムリな購入のサポートを実現すること
が容易に可能となる。
【0063】また、演算式のそれぞれのファクターにサ
ービス要望者が重み付けを行ない、以下の式に示すよう
にその重み付けに従って任意の係数(下記演算式では
a、b、c、d)を各々のファクターに掛け合わせるこ
とにより、さらにサービス要望者の意向に沿った業者の
選定・優先順位付けが可能となる。 業者の得点=〔a×(商品価格)+b×(交通費又は運
送費)〕×〔c×(移動時間)〕×〔d×(在庫の有
無)〕
【0064】さらには、前述の演算式に(サービス要望
者が追加する主観的ファクター)の項を新たに設け、以
下の式のように前述の演算式に掛け合わせることによ
り、さらなるサービス要望者の意向に沿った業者の選定
・優先順位付けが可能となる。 業者の得点=〔(商品価格)+(交通費又は運送費)〕
×(移動時間)×(在庫の有無)×(サービス要望者が
追加する主観的ファクター)
【0065】新たに設ける項である(サービス要望者が
追加する主観的ファクター)としては、例えばサービス
要望者がメンテナンス部材(照明器具のランプやエアコ
ンディショナーのフィルタ、シェーバの替え刃など)の
購入を希望する場合、前記メンテナンス部材の交換作業
代行サービスの有無などが考えられる。この場合、例え
ばメンテナンス部材の交換作業代行サービスの提供が可
能な業者はファクター1を、前記サービスの提供が不可
能な業者はファクター0を代入することにより、サービ
ス要望者が望むサービスを提供できない業者は選別から
外されることになる。これにより、よりきめ細かなサー
ビス要望者の意向に沿った選定・優先順位付けが可能と
なる。
【0066】このように、業者選定に関する主観的価値
を数値に置き換え、その数値を基に業者の得点を算出す
るような方法を取り入れることにより、コンピュータを
使って容易に業者の選定・優先順位付けが可能となる。
【0067】次に、デリバリサービスを行なう業者への
発注処理をサービス仲介者が仲介する場合の処理につい
て述べる。図10にその処理フロー図を示す。サービス
要望者が居住所情報並びに購買を希望する商品の情報
(商品名やメーカ名、商品番号など)とデリバリサービ
スの要望を入力した後、通信手段を介してその入力情報
をサービス仲介者装置20が受け取ると、先ず地図情報
データベース23上でサービス要望者の居住位置を確認
する。その後、その位置を中心として予め設定された任
意の範囲のサービス提供者(業者)選定エリアを決め
る。次にサービス提供者(業者)位置情報データべース
より前記業者選定エリア内に位置する業者を抽出する。
業者在庫情報データベース24より、抽出された業者が
サービス要望者の希望する商品の在庫があるかどうか判
定し、在庫を持たない業者は抽出業者から除外される。
また同時に、抽出された業者の位置とサービス要望者の
居住位置とから距離を割り出し、デリバリに要する所要
時間あるいはサービス要望者が業者の場所に移動するの
に要する移動時間を算出する。
【0068】これらの情報をもとに、在庫を持つ業者の
中からデリバリの所要時間が短いものから優先順位をつ
け、リストを作成する。サービス仲介者装置20には、
商品発注手段(図示せず)が備えられており、商品発注
手段は、優先順位が第一位の業者(ここでは仮に業者A
とする)に対してサービス仲介者装置20から通信手段
を介して商品の発注を行なう。業者の保有するサービス
提供者装置30は前記発注情報を受け取ると、前記装置
30内にある出力部により前記発注情報を業者に告知す
る。発注を受けた業者が対応可能であれば前記装置30
内にある入力手段に発注受諾及びデリバリ予想時間を入
力する。入力後前記装置30より通信手段を介して業者
の発注受諾情報がサービス仲介者装置20に送信され
る。それと同時に商品のデリバリに向かう。サービス仲
介者装置20は業者の受諾情報を受信すると、それが抽
出した時の条件(金額や時間)以内に納まっているかど
うかを確認するとともに、それで避ければ業者名と受注
受諾とデリバリ時間などの情報をサービス要望者装置1
0へ送信する。サービス要望者装置10では前記サービ
ス仲介者装置20からの情報を受信すると、出力部12
によりその情報を出力する。これによりサービス要望者
は業者が受注した時の最終条件を確認できるとともに業
者に出向くなどの労力を払うことなく希望の商品を早期
に入手できる。
【0069】また、その他の例として図11及び図12
にそのフロ−図を示す。ここでは、サービス仲介者装置
20が在庫を持つ業者の中からデリバリの所要時間が短
いものから優先順位をつけ、リストを作成するところま
では上記例と同様である。当該例では、リスト作成後、
通信手段を介してサービス仲介者装置20からサービス
提供者装置30に向けて、優先順位が上位の業者のうち
任意の数者に発注の可能性の打診情報を送信するととも
に、通信手段を介してサービス仲介者装置20からサー
ビス要望者装置10に向けて、抽出され優先順位を付け
られた業者のリストと業者への発注の可能性を打診中の
プロセスにあるという処理状態の確認情報を送信する。
サービス提供者装置30は前記打診情報を受信した後、
サービス提供者装置30に具備された出力部により前記
打診情報を出力する。サービス提供者は前記打診情報を
確認し、発注受諾が可能であればデリバリに要する時間
を入力して通信手段を介してサービス仲介者装置20に
発信する。前記打診を送信した複数の業者から前記デリ
バリに要する時間の情報を受け取ると、もっともデリバ
リ時間の短い業者(図の例では業者A)を選定し、前記
選定業者に対して通信手段を介して発注情報を送信す
る。同時に通信手段を介してサービス仲介者装置20は
サービス要望者装置10へ業者を絞りこんで発注を行な
ったという処理状態の確認情報を送信する。
【0070】サービス提供者(業者)装置30は前記発
注情報を受け取ると、前記装置30内にある入力手段に
発注受諾を入力する。入力後前記装置30より通信手段
を介して業者の発注受諾情報がサービス仲介者装置20
に送信される。それと同時に商品のデリバリに向かう。
サービス仲介者装置20は業者の受諾情報を受信する
と、業者名と受注受諾とデリバリ時間などの情報をサー
ビス要望者装置10へ送信する。サービス要望者装置1
0では前記サービス仲介者装置20からの情報を受信す
ると、出力部12によりその情報を出力する。これによ
りサービス要望者は業者が受注した時の最終条件を確認
できると共に業者に出向くなどの労力を払うことなく希
望の商品を早期に入手できる。
【0071】このように本発明においてはメンテナンス
部材などの商品を即座に入手可能にする電子商取引サポ
ートシステム及び商品の発注、発送まで依頼できる電子
商取引システムを提供できる。
【0072】なお、上記例では商品として電気機器を例
に採って説明したが、取扱い可能な商品には電気機器以
外にも、例えば文具、野菜その他種々の日用品雑貨など
種々の商品に適用することができる。また、メンテナン
ス部材ではなく、例えばファクシミリ装置の印字用紙、
プリンターなどの消耗品などについても応用できるもの
である。
【0073】
【発明の効果】本発明の商取引支援システムによれば、
サービス要望者の所在に関する情報と入力者の所望する
商品情報とによって、サービス要望者にとって好ましい
1又は2以上のサービス提供者が表示される。従って、
サービス要望者は当該出力結果に基づいて、すぐに必要
な商品についてのタイムリーな購入がサポートされる。
【0074】このシステムにおいて、前記サービスエリ
アの設定にはサービス要望者の所在地によって任意に設
定することができるので、例えばサービス要望者の位置
を中心として、一定の直線距離を半径とする円状のエリ
アとして、また、サービス要望者の位置を中心として、
当該位置へつながる道路を使用した時のある一定の距離
で制限したエリアとして、さらにはサービス要望者の位
置から移動に要する交通費が任意の金額以内になるエリ
アとして、また、サービス提供者からサービス要望者の
所在位置へ商品を配送する運送費が任意の金額以内にな
るエリアとして設定することにより、これらの状況に応
じて、最も効率のよい業者を探し出すことができる。
【0075】また、商品として、交換を必要とするメン
テナンス部材であって、当該メンテナンス部材を具備す
る電気機器である場合に、当該メンテナンス部材の寿命
末期を検知する寿命末期検出手段と、当該寿命末期検出
手段が検知したメンテナンス部材の寿命検知信号が入力
されると前記入力手段に伝送する情報出力手段を備える
ことにより、単に消費者が必要な場合だけに限らず、メ
ンテナンス部材の寿命に応じてタイムリーに購入時期を
知ることができる。
【0076】また、前記情報出力手段にサービス要望者
の所在地などの位置情報を記憶しておく記憶手段を備
え、メンテナンス部材の寿命検出信号を前記入力手段に
出力する際に前記記憶手段に記憶された位置情報を同時
に前記入力手段に出力させる。あるいは、前記入力手段
にサービス要望者の所在地などの位置情報を記憶してお
く記憶手段を備え、メンテナンス部材の寿命検出信号を
前記入力手段に出力する際に前記記憶手段に記憶された
位置情報を呼び出し、前記情報出力手段に当該位置情報
を出力させる。さらには、前記情報出力手段に、位置を
特定できる地図情報をコード化したコード情報を記憶し
ておく地図情報記憶手段を備え、前記メンテナンス部材
の寿命検出信号を前記入力手段に出力する時に前記地図
情報記憶手段に記憶された前記コード情報を同時に出力
すると共に、前記入力手段に、前記コード化された地図
情報のデータベースサーバを備え、前記情報出力手段か
ら出力された前記コード情報に基づいて、前記データベ
ースサーバから前記サービス要望者の位置情報を検索
し、前記入力出段に前記メンテナンス部材の寿命検出信
号が出力された際に前記位置情報を前記情報出力手段に
出力させることにより、消費者は所在地を入力すること
なく、必要な情報を取り出すことができる。
【0077】また、前記入力手段に、前記商品を入手し
たいとサービス要望者が望む制限時間など配達に関する
情報や前記商品が交換作業を要するメンテナンス部材の
場合に、その交換作業を代行するサービスの希望の有無
などのサービス要望者が望むサービス内容に関する情
報、商品の購買の支払いに採用を希望する決済手段情報
などを入力可能にすることもできる。
【0078】また、サービス要望者の希望する商品を配
達するのに要する移動時間を演算すると共に、前記表示
手段は、当該移動時間の情報をさらに追加して出力す
る。あるいは、サービス要望者の希望する商品を購入す
るためにサービス提供者の位置までに使用する移動手段
及び移動に要する移動時間を演算すると共に、前記表示
手段は、当該移動手段及び移動時間の情報をさらに追加
して出力する。さらには、前記格納手段に、サービス要
望者が希望する商品が交換作業を要するメンテナンス部
材である場合に、その交換作業を代行するサービスを提
供できるか否かの情報を格納すると共に、当該サービス
を提供できるか否かの情報をさらに追加して出力する。
また、サービス要望者の希望する商品の購買の支払いに
使用できる決済手段情報をさらに出力させるようにする
こともできる。
【0079】さらに、サービス要望者が購入を希望する
商品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置
まで移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者
からサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や
配送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情
報を数値化して掛け合わせて得られる得点からサービス
提供者を選定しかつ重み付けを行い、優先順位を付けて
1又は2以上のサービス提供者を選定させることもでき
る。
【0080】また、サービス要望者が購入を希望する商
品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置ま
で移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者か
らサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や配
送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情報
を数値化し、当該数値化された数値にサービス要望者が
任意に係数を設定し、当該係数と前記在庫情報の数値を
掛け合わせて得られる得点からサービス提供者を選定し
かつ重み付けを行い、優先順位を付けて1又は2以上の
サービス提供者を選定させることもできる。
【0081】さらにはサービス要望者が購入を希望する
商品の価格と、サービス要望者がサービス提供者の位置
まで移動する交通費若しくは前記商品をサービス提供者
からサービス要望者まで配送する運送費と、前記移動や
配送に要する移動時間と、前記サービス提供者の在庫情
報を数値化して掛け合わせるとともに、サービス要望者
が追加で希望するサービスの有無を数値化してさらに掛
け合わせることにより得られる得点からサービス提供者
を選定しかつ重み付けを行い、優先順位を付けて1又は
2以上のサービス提供者を選定させることもできる。
【0082】このような様々のより高度なサービス内容
についての情報を併せて提供することにより、より望ま
しい形態で商品の購入、配達等を希望できる電子商取引
支援システムを提供できる。
【0083】本発明の商取引システムによれば、上記本
発明に係る電子商取引支援システムと、当該電子商取引
支援システムの演算手段によって選定されたサービス提
供者に商品発注情報を出力する商品発注手段を備えてい
るので、サービス要望者によって好ましいサービス提供
者情報を得るだけでなく、当該サービス提供者情報に商
品の発注までを行なうことができる。
【0084】また、この商取引システムにおいては、サ
ービス要望者及び選定されたサービス提供者のうち上位
に重み付けられた者に商品発注情報を出力することがで
き、さらに、単に商品発注のみならず、商品のデリバリ
やメンテナンス部材の交換作業まで発注することができ
る。
【0085】このように、本発明によれば、消費者と販
売業者との距離やデリバリ時間などを考慮しつつ、必要
な商品について多大な労力を払うことなく消費者が商品
を購入することができ、しかも商品の発注やデリバリの
希望、交換品の交換も併せて依頼することにより、購入
に出向くことなく最小時間、最小経費によってメンテナ
ンス部材を含む商品を入手できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子商取引支援システムの一例を示す
概略的構成図である。
【図2】同上の電子商取引支援システムにおける処理フ
ロー図である。
【図3】同上の電子商取引支援システムにおけるサービ
ス提供者選定エリアの設定の一例を示す図である。
【図4】同上の電子商取引支援システムにおけるサービ
ス提供者選定エリアの設定の他例を示す図である。
【図5】同上の電子商取引支援システムにおけるサービ
ス提供者選定エリアの設定のさらに他例を示す図であ
る。
【図6】同上の電子商取引支援システムにおける入力画
面の一例を示す図である。
【図7】同上の電子商取引支援システムの利用した電子
商取引システムの一例を示す概略的構成図である。
【図8】寿命末期検出手段が取り付けられた照明装置の
一例を示す回路構成図である。
【図9】同上の電子商取引支援システムにおける出力画
面の一例を示す図である。
【図10】同上の電子商取引システムにおける処理フロ
ー図である。
【図11】同上の電子商取引システムの他例における処
理フロー図である。
【図12】図11の処理フロー図の続図である。
【符号の説明】
10 サービス要望者装置 11 入力手段 12 演算結果出力部(出力手段) 20 サービス仲介者装置 21 サービス提供者抽出演算部 22 サービス提供者優先順位演算部 23 地図情報/サービス提供者位置情報データベース 24 サービス提供者在庫情報データベース 30 サービス提供者装置 40 照明器具 48 寿命末期検出手段 49 情報出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 隆史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段を利用して商品の電子商取引の
    支援を行なうシステムであって、 サービス要望者の所在に関する情報と入力者の所望する
    商品情報を入力する入力手段と、 商品情報と商品の販売又はレンタルを取り扱うサービス
    提供者の位置情報とサービスエリアに関する情報と各業
    者の在庫情報とを格納する格納手段と、 前記入力手段から入力され、通信手段を介して送信され
    た所在情報及び商品情報と、前記格納手段に格納された
    情報とに基づいて、前記サービス要望者にとって好まし
    い1又は2以上のサービス提供者を選定する演算手段
    と、 前記演算手段の演算結果を前記通信手段を介して視覚的
    若しくは聴覚的に表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とする電子商取引支援システム。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、サービス要望者の所在
    情報をもとに任意のエリアを設定し、当該エリア内に所
    在するサービス提供者のみを抽出することを特徴とする
    請求項1に記載の電子商取引支援システム。
  3. 【請求項3】 前記演算手段が設定するエリアは、サー
    ビス要望者の位置を中心として、一定の直線距離を半径
    とする円状のエリアであることを特徴とする請求項2に
    記載の電子商取引支援システム。
  4. 【請求項4】 前記演算手段が設定するエリアは、サー
    ビス要望者の位置を中心として、当該位置へつながる道
    路を使用した時のある一定の距離で制限したエリアであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の電子商取引支援シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記演算手段が設定するエリアは、サー
    ビス要望者の位置から移動に要する交通費が任意の金額
    以内になるエリアであることを特徴とする請求項2に記
    載の電子商取引支援システム。
  6. 【請求項6】 前記演算手段が設定するエリアは、サー
    ビス提供者からサービス要望者の所在位置へ商品を配送
    する運送費が任意の金額以内になるエリアであることを
    特徴とする請求項2に記載の電子商取引支援システム。
  7. 【請求項7】 前記入力手段がコンピュータであり、前
    記通信手段がインターネットであることを特徴とする請
    求項1に記載の電子商取引支援システム。
  8. 【請求項8】 前記入力手段が電話機であり、前記通信
    手段が電話回線であることを特徴とする請求項1に記載
    の電子商取引支援システム。
  9. 【請求項9】 前記入力手段がファクシミリ装置であ
    り、前記通信手段が電話回線であることを特徴とする請
    求項1に記載の電子商取引支援システム。
  10. 【請求項10】 前記商品は、交換を必要とするメンテ
    ナンス部材であって、当該メンテナンス部材を具備する
    電気機器が、当該メンテナンス部材の寿命末期を検知す
    る寿命末期検出手段と、当該寿命末期検出手段が検知し
    たメンテナンス部材の寿命検知信号が入力されると前記
    入力手段に伝送する情報出力手段を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の電子商取引支援システム。
  11. 【請求項11】 前記メンテナンス部材がランプである
    と共に、前記電気機器が当該ランプを点灯させるための
    点灯装置を備えた照明器具であって、前記寿命末期検出
    手段は、前記ランプの点灯装置の電気特性の変化を検知
    して寿命末期を検出することを特徴とする請求項10に
    記載の電子商取引支援システム。
  12. 【請求項12】 前記メンテナンス部材がランプである
    と共に、前記電気機器が当該ランプを点灯させるための
    点灯装置を備えた照明器具であって、前記寿命末期検出
    手段は、前記ランプの点灯時間をカウントするタイマを
    備え、前記使用時間の総和が定格使用時間を越えた時に
    寿命末期であると判断して寿命末期を検出することを特
    徴とする請求項10に記載の電子商取引支援システム。
  13. 【請求項13】 前記メンテナンス部材がひげそり刃で
    あると共に、前記電気機器が当該ひげそり刃を駆動する
    駆動装置を備えたシェーバであって、前記寿命末期検出
    手段は、前記駆動装置の電気特性の変化を検知して寿命
    末期を検出することを特徴とする請求項10に記載の電
    子商取引支援システム。
  14. 【請求項14】 前記メンテナンス部材がひげそり刃で
    あると共に、前記電気機器が当該ひげそり刃を駆動する
    駆動装置を備えたシェーバであって、前記寿命末期検出
    手段は、前記駆動装置の駆動時間をカウントするタイマ
    を備え、前記使用時間の総和が定格使用時間を越えた時
    に寿命末期であると判断して寿命末期を検出することを
    特徴とする請求項10に記載の電子商取引支援システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記メンテナンス部材が空気清浄フィ
    ルタであると共に、前記電気機器が当該空気清浄フィル
    タを介して空気を吸引する駆動装置を備えた空調設備で
    あって、前記寿命末期検出手段は、前記駆動装置の電気
    特性の変化を検知して寿命末期を検出することを特徴と
    する請求項10に記載の電子商取引支援システム。
  16. 【請求項16】 前記メンテナンス部材が空気清浄フィ
    ルタであると共に、前記電気機器が当該空気清浄フィル
    タを介して空気を吸引する駆動装置を備えた空調設備で
    あって、前記寿命末期検出手段は、前記駆動装置の駆動
    時間をカウントするタイマを備え、前記使用時間の総和
    が定格使用時間を越えた時に寿命末期であると判断して
    寿命末期を検出することを特徴とする請求項10に記載
    の電子商取引支援システム。
  17. 【請求項17】 前記情報出力手段にサービス要望者の
    所在地などの位置情報を記憶しておく記憶手段を備え、
    メンテナンス部材の寿命検出信号を前記入力手段に出力
    する際に前記記憶手段に記憶された位置情報を同時に前
    記入力手段に出力することを特徴とする請求項10に記
    載の電子商取引支援システム。
  18. 【請求項18】 前記入力手段にサービス要望者の所在
    地などの位置情報を記憶しておく記憶手段を備え、メン
    テナンス部材の寿命検出信号を前記入力手段に出力する
    際に前記記憶手段に記憶された位置情報を呼び出し、前
    記情報出力手段に当該位置情報を出力することを特徴と
    する請求項10に記載の電子商取引支援システム。
  19. 【請求項19】 前記情報出力手段に、位置を特定でき
    る地図情報をコード化したコード情報を記憶しておく地
    図情報記憶手段を備え、前記メンテナンス部材の寿命検
    出信号を前記入力手段に出力する時に前記地図情報記憶
    手段に記憶された前記コード情報を同時に出力すると共
    に、 前記入力手段に、前記コード化された地図情報のデータ
    ベースサーバを備え、前記情報出力手段から出力された
    前記コード情報に基づいて、前記データベースサーバか
    ら前記サービス要望者の位置情報を検索し、前記入力出
    段に前記メンテナンス部材の寿命検出信号が出力された
    際に前記位置情報を前記情報出力手段に出力することを
    特徴とする請求項10に記載の電子商取引支援システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記入力手段が、前記商品を入手した
    いとサービス要望者が望む制限時間など配達に関する情
    報をさらに入力できることを特徴とする請求項1記載の
    電子商取引支援システム。
  21. 【請求項21】 前記入力手段が、前記商品が交換作業
    を要するメンテナンス部材の場合に、その交換作業を代
    行するサービスの希望の有無などのサービス要望者が望
    むサービス内容に関する情報をさらに入力できることを
    特徴とする請求項1記載の電子商取引支援システム。
  22. 【請求項22】 前記入力手段が、前記商品を購入する
    ためにサービス提供者の位置まで出向くのに使用する移
    動手段及び最大に許容できる移動時間の情報をさらに入
    力できることを特徴とする請求項1記載の電子商取引支
    援システム。
  23. 【請求項23】 前記入力手段において、前記商品の購
    買の支払いに採用を希望する決済手段情報をさらに入力
    できることを特徴とする請求項1記載の電子商取引支援
    システム。
  24. 【請求項24】 前記表示手段が、コンピュータの画面
    表示装置であることを特徴とする請求項7記載の電子商
    取引支援システム。
  25. 【請求項25】 前記表示手段が、音声装置であること
    を特徴とする請求項8の電子商取引支援システム。
  26. 【請求項26】 前記表示手段が、ファクシミリ装置で
    あることを特徴とする請求項9記載の電子商取引支援シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 前記演算手段は、サービス要望者の希
    望する商品を配達するのに要する移動時間を演算すると
    共に、前記表示手段は、当該移動時間の情報をさらに追
    加して出力することを特徴とする請求項1記載の電子商
    取引支援システム。
  28. 【請求項28】 前記演算手段は、サービス要望者の希
    望する商品を購入するためにサービス提供者の位置まで
    に使用する移動手段及び移動に要する移動時間を演算す
    ると共に、前記表示手段は、当該移動手段及び移動時間
    の情報をさらに追加して出力することを特徴とする請求
    項1記載の電子商取引支援システム。
  29. 【請求項29】 前記格納手段は、サービス要望者が希
    望する商品が交換作業を要するメンテナンス部材である
    場合に、その交換作業を代行するサービスを提供できる
    か否かの情報を格納すると共に、前記表示手段は、当該
    サービスを提供できるか否かの情報をさらに追加して出
    力することを特徴とする請求項1記載の電子商取引支援
    システム。
  30. 【請求項30】 前記情報出力手段は、サービス要望者
    の希望する商品の購買の支払いに使用できる決済手段情
    報をさらに出力することを特徴とする請求項1記載の電
    子商取引支援システム。
  31. 【請求項31】 前記演算手段は、サービス要望者が購
    入を希望する商品の価格と、サービス要望者がサービス
    提供者の位置まで移動する交通費若しくは前記商品をサ
    ービス提供者からサービス要望者まで配送する運送費
    と、前記移動や配送に要する移動時間と、前記サービス
    提供者の在庫情報を数値化して掛け合わせて得られる得
    点からサービス提供者を選定しかつ重み付けを行い、優
    先順位を付けて1又は2以上のサービス提供者を選定す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子商取引支援シス
    テム。
  32. 【請求項32】 前記演算手段は、サービス要望者が購
    入を希望する商品の価格と、サービス要望者がサービス
    提供者の位置まで移動する交通費若しくは前記商品をサ
    ービス提供者からサービス要望者まで配送する運送費
    と、前記移動や配送に要する移動時間と、前記サービス
    提供者の在庫情報を数値化し、当該数値化された数値に
    サービス要望者が任意に係数を設定し、当該係数と前記
    在庫情報の数値を掛け合わせて得られる得点からサービ
    ス提供者を選定しかつ重み付けを行い、優先順位を付け
    て1又は2以上のサービス提供者を選定することを特徴
    とする請求項1記載の電子商取引支援システム。
  33. 【請求項33】 前記演算手段は、サービス要望者が購
    入を希望する商品の価格と、サービス要望者がサービス
    提供者の位置まで移動する交通費若しくは前記商品をサ
    ービス提供者からサービス要望者まで配送する運送費
    と、前記移動や配送に要する移動時間と、前記サービス
    提供者の在庫情報を数値化して掛け合わせるとともに、
    サービス要望者が追加で希望するサービスの有無を数値
    化してさらに掛け合わせることにより得られる得点から
    サービス提供者を選定しかつ重み付けを行い、優先順位
    を付けて1又は2以上のサービス提供者を選定すること
    を特徴とする請求項1記載の電子商取引支援システム。
  34. 【請求項34】 前記格納手段は、サービス提供者のデ
    リバリ時間情報をさらに格納することを特徴とする請求
    項1記載の電子商取引支援システム。
  35. 【請求項35】 通信手段を利用して商品の電子商取引
    を行なうシステムであって、 請求項1乃至34の何れかに記載された電子商取引支援
    システムと、当該電子商取引支援システムの演算手段に
    よって選定されたサービス提供者に商品発注情報を出力
    する商品発注手段を備えたことを特徴とする電子商取引
    システム。
  36. 【請求項36】 前記演算手段は、商品の発注状況や配
    送情報などの商品状況情報を演算することを特徴とする
    請求項35記載の電子商取引システム。
  37. 【請求項37】 前記商品発注手段は、サービス要望者
    及び選定されたサービス提供者のうち上位に重み付けら
    れた者に商品発注情報を出力することを特徴とする請求
    項35記載の電子商取引システム。
  38. 【請求項38】 前記商品発注手段は、サービス要望者
    が商品のデリバリの希望の有無を出力することを特徴と
    する請求項35記載の電子商取引システム。
  39. 【請求項39】 前記商品発注手段は、サービス要望者
    が希望する商品が交換作業を要するメンテナンス部材で
    ある場合に、その交換作業を代行するサービスの希望の
    有無を出力することを特徴とする請求項38記載の電子
    商取引システム。
  40. 【請求項40】 請求項1乃至34の何れかに記載され
    た電子商取引支援システムの実行に必要なプログラム。
  41. 【請求項41】 請求項1乃至34の何れかに記載され
    た電子商取引支援システムの実行に必要なプログラム又
    はデータの全部又は一部をコンピュータにより直接又は
    通信回線を介して読み取り可能に記録した記録媒体。
  42. 【請求項42】 請求項35乃至39の何れかに記載さ
    れた電子商取引システムの実行に必要なプログラム。
  43. 【請求項43】 請求項35乃至39の何れかに記載さ
    れた電子商取引システムの実行に必要なプログラム又は
    データの全部又は一部をコンピュータにより直接又は通
    信回線を介して読み取り可能に記録した記録媒体。
  44. 【請求項44】 交換を必要とするメンテナンス部材を
    備えた電気機器であって、当該メンテナンス部材の寿命
    末期を検知する寿命末期検出手段と、当該寿命末期検出
    手段が検知したメンテナンス部材の寿命検知信号が入力
    されると、請求項1乃至34の何れかに記載された電子
    商取引支援システム若しくは請求項35乃至39の何れ
    かに記載された電子商取引システムにおける入力手段に
    伝送する情報出力手段を備えたことを特徴とする電気機
    器。
  45. 【請求項45】 前記情報出力手段にサービス要望者の
    所在地などの位置情報を記憶しておく記憶手段を備え、
    メンテナンス部材の寿命検出信号を入力手段に出力する
    際に前記記憶手段に記憶された位置情報を同時に前記入
    力手段に出力可能になったことを特徴とする請求項44
    に記載の電気機器。
  46. 【請求項46】 前記情報出力手段に、位置を特定でき
    る地図情報をコード化したコード情報を記憶しておく地
    図情報記憶手段を備え、前記メンテナンス部材の寿命検
    出信号を前記入力手段に出力する時に前記地図情報記憶
    手段に記憶された前記コード情報を同時に出力可能にな
    ったことを特徴と請求項44に記載の電気機器。
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