JP2002366615A - 電力資源取引システム及び電力資源取引サーバ - Google Patents

電力資源取引システム及び電力資源取引サーバ

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JP2002366615A
JP2002366615A JP2001175225A JP2001175225A JP2002366615A JP 2002366615 A JP2002366615 A JP 2002366615A JP 2001175225 A JP2001175225 A JP 2001175225A JP 2001175225 A JP2001175225 A JP 2001175225A JP 2002366615 A JP2002366615 A JP 2002366615A
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JP2001175225A
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Toshikazu Kudo
敏和 工藤
Kazuhiko Kusakari
和彦 草苅
Shinya Ichioka
信也 市岡
Masao Sasaki
誠夫 佐々木
Masao Tomizawa
昌雄 冨澤
Nobuyuki Suzuki
宜之 鈴木
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Mizuho Information and Research Institute Inc
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Fuji Research Institute Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電力会社間で、CO排出原単位の低
い電力を可能な限り融通し合うことにより、各電力会社
の電力需要を満たしつつ、電力会社全体または各電力会
社のCO排出原単位の削減等を図る。 【解決手段】 電力資源取引管理サーバ11と、電力会
社A〜Iの端末装置12A〜12Iとがネットワーク1
00を介して接続され、電力資源取引管理サーバ11
は、電力販売を希望する電力会社からの販売条件,電力
購入を希望する電力会社からの購入条件を、電力会社の
端末装置から登録する。販売条件,購入条件には、販売
希望電力量と販売希望価格と販売希望電力量に付随する
販売希望CO 排出原単位とが含まれる。電力会社の端
末装置のユーザインタフェースには、販売希望電力表示
部と、購入希望電力表示部と、電力取引実行部とからな
る電力取引画面が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電力生産主
体間で、CO排出原単位の低い電力を、経済性に則り
可能な限り融通し合うことにより、各電力生産主体の電
力需要を満たしつつ、結果的に電力生産主体全体並びに
各電力生産主体のCO排出原単位の削減等を図ること
ができる電力資源取引システム及び電力資源取引サーバ
に関する。
【0002】
【発明の背景】電気事業では、CO排出原単位(CO
−kg/kWh)削減目標(2010年で1990年
比20%削減)を掲げ、その達成に向け、原子力利用の
着実な推進、火力電源の熱効率の向上など、自主的取り
組みを進めている。
【0003】また、原子力設備利用のより一層の推進、
火力電源の運用方法の検討、及び京都メカニズムの活用
(CO排出削減量のクレジット取引の活用)も考慮に
入れたCO排出削減対策も採られつつある。
【0004】一方、現在、電力生産主体(以下、「電力
会社」と言う)間で、実施されている電力融通制度は、
電力需給バランスの経済的達成を主目的に運用されてい
る。なお、電力を融通する際には、販売主体は、その電
力を生成する際に要したコストを考慮し、販売価格を決
定していた。
【0005】ところで、最近では、CO排出削減対策
から、融通の対象となる電力を生産(発電)する際に発
生するCOの「排出量」を、販売主体から購入主体に
電力の移転とともに移転させ、当該COは、購入主体
側のCO排出量に算入することも考えられている。
【0006】しかし、上述したCO排出原単位削減に
伴い、電力の安定供給に制約が生じることも懸念され
る。さらに、原子力設備の利用率を向上させて電力供給
の安定化を図るには、立地の長期化の面や経済性の面等
の問題が多い。
【0007】また、京都メカニズムに基づく、CO
出削減量のクレジット取引の活用は、電力取引とは切り
離して取引されているため、CO排出原単位の削減
を、ある電力会社は達成できるが、ある電力会社は達成
できないといった事態も生じるし、また、電力生産業界
全体でみて、必ずしもCO排出原単位が効果的に削減
されているとは言い難い。
【0008】さらに、電力の融通は、各電力会社間で個
別に行われることが多く、融通した電力が、どの発電施
設により生成されたか、また、その電力を生産する際に
生じたCOの排出量を特定するのも不明瞭であること
から、コスト(販売価格)のみでなくCO排出量も考
慮した上で、最適な販売主体を見つけ、電力の融通を受
けることは困難であった。その結果、電力生産業界全体
でみて、必ずしもCO 排出原単位が効果的に削減され
ているとは言い難い。
【0009】本発明は、複数の電力会社間で、CO
出原単位の低い電力を、経済性に則り可能な限り融通し
合うことにより、各電力会社の電力需要を満たしつつ、
結果的に電力会社全体あるいは各電力会社のCO排出
原単位の削減、発電コストの低減等を図ることができる
電力資源取引システム及び電力資源取引管理サーバを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電力資源取引シ
ステムは、電力資源取引管理サーバと、複数の電力会社
の端末装置とがネットワークを介して接続され、前記電
力会社間で相互に電力資源のオンライン取引を行うため
のものである。そして、前記電力資源取引管理サーバ
は、電力の販売を希望する電力会社からの、販売希望電
力量と、販売希望価格と、前記販売希望電力量に付随す
る販売希望CO排出原単位とを含む販売条件を、当該
電力会社の端末装置から前記ネットワークを介して登録
するとともに、電力の購入を希望する電力会社からの、
購入希望電力量と、購入希望価格と、前記購入希望電力
量に付随する購入希望CO排出原単位とを含む購入条
件を、当該電力会社の端末装置から前記ネットワークを
介して登録する機能を持たせる。また、前記各電力会社
の端末装置のユーザインタフェースには、電力の販売を
希望する前記電力会社からの販売条件が販売希望電力と
して少なくとも1つ表示される販売希望電力表示部と、
電力の購入を希望する前記電力会社からの購入条件が購
入希望電力として少なくとも1つ表示される購入希望電
力表示部と、前記販売電力表示部に表示された販売希望
電力のうち何れかを選択して、当該販売希望電力の購入
注文ができたり、前記購入電力表示部に表示された購入
希望電力のうち何れかを選択して、当該販売希望電力の
販売注文ができる電力取引実行部とからなる電力取引画
面が表示される機能を持たせた。
【0011】ここで、前記販売希望電力表示部に表示さ
れる前記販売希望電力には、前記販売希望電力量と、前
記販売希望価格と、前記販売希望CO排出原単位とが
含まれ、前記購入希望電力表示部に表示される前記購入
希望電力には、前記購入希望電力量と、前記購入希望価
格と、前記購入希望CO排出原単位とが含まれること
ができる。つまり、請求項1で規定しているように、販
売条件や購入条件には、電力量と希望価格とCO排出
原単位が含まれるが、それ以外の条件を含むことも許容
される。例えば、電力生産主体を特定するための情報
や、登録日や、販売条件,購入条件の有効期限などがあ
る。一方、販売条件に基づく販売希望電力や購入条件に
基づく購入希望電力は、販売条件や購入条件と同じでも
良いが、例えば電力生産主体のように公開したくない情
報を含むことがあるので、販売条件や購入条件のうちの
一部の情報としてもよい。
【0012】また、好ましくは、前記電力資源取引管理
サーバは、CO排出削減量の販売を希望する電力会社
からの、販売希望CO排出削減量と、当該販売希望C
排出削減量の希望価格を含む販売条件を、当該電力
会社の端末装置から前記ネットワークを介して登録する
とともに、CO排出削減量の購入を希望する電力会社
からの、購入希望CO排出削減量を含む購入条件を、
当該電力会社の端末装置から前記ネットワークを介して
登録し、前記各電力会社の端末装置のユーザインタフェ
ースには、CO排出削減量の販売を希望する前記電力
会社からの販売条件が販売希望CO排出削減量として
少なくとも1つ表示される販売希望CO 排出削減量表
示部と、CO排出削減量の購入を希望する前記電力会
社からの購入条件が購入希望CO排出削減量として少
なくとも1つ表示される購入希望CO排出削減量表示
部と、前記販売CO排出削減量表示部にリスト表示さ
れた販売希望CO排出削減量のうち何れかを選択し
て、当該販売希望CO排出削減量の購入注文ができた
り、前記販売CO排出削減量表示部に表示された購入
希望CO排出削減量のうち何れかを選択して、当該販
売希望CO排出削減量の販売注文ができるCO排出
削減量取引実行部とからなるCO排出削減量取引市場
画面が表示されるようにすることである。
【0013】また、本発明に係る電力資源取引管理サー
バは、前記各電力会社のCO排出量削減に関する情報
をデータベースに保有し、前記各電力会社の端末装置の
ユーザインタフェースには、前記データベースに保有さ
れた前記情報に基づく、CO 排出量削減にかかる解析
結果が表示されるサポート画面が表示されるように構成
する。
【0014】本発明の電力資源取引管理サーバは、ネッ
トワークを介して、電力の販売を希望する電力会社から
の販売希望電力量と、販売希望価格と、前記販売希望電
力量に付随する販売希望CO排出原単位とを含む販売
条件を、当該電力会社の端末装置から取得するととも
に、電力の購入を希望する電力会社からの、購入希望電
力量と、購入希望価格と、前記購入希望電力量に付随す
る購入希望CO排出原単位とを含む購入条件を、当該
電力会社の端末装置から取得し、前記各電力会社の端末
装置に、電力の販売を希望する前記電力会社からの販売
条件情報、及び電力の購入を希望する前記電力会社から
の購入条件情報を提供し、前記各電力会社の端末装置か
らの、販売希望電力の購入注文と販売注文の少なくとも
一方を受け取り、前記電力会社による前記電力の取引を
調停する機能を備えた。
【0015】本発明の電力資源取引管理サーバは、ネッ
トワークを介して、CO排出削減量の販売を希望する
電力会社からの、販売希望CO排出削減量と、販売希
望価格とを含む販売条件を、当該電力会社の端末装置か
ら取得するとともに、CO排出削減量の購入を希望す
る電力会社からの、購入希望CO排出削減量と、購入
希望価格とを含む購入条件を、当該電力会社の端末装置
から取得し、前記各電力会社の端末装置に、CO排出
削減量の販売を希望する前記電力会社からの販売条件情
報、及びCO排出削減量の購入を希望する前記電力会
社からの購入条件情報を提供し、前記各電力会社の端末
装置からの、販売希望CO排出削減量の購入注文や販
売注文を受け取り、前記電力会社による前記CO排出
削減量の取引を調停する機能を持たせるとよい。
【0016】また、本発明の電力資源取引管理サーバ
は、各電力会社のCO排出量削減に関する情報をデー
タベースに保有し、前記各電力会社の端末装置に、CO
排出量削減にかかる解析結果を提供することができ
る。
【0017】本発明によれば、電力の融通を行うに際
し、電力生産主体は、自己の端末装置を用い、ネットワ
ークを介して電力資源取引管理サーバに接続し、そのサ
ーバに、各電力生産主体が電力+CO排出量をセット
で販売したい販売条件や、逆に購入したい購入条件を登
録する。電力資源管理サーバは、それら各電力生産の端
末装置から収集した販売条件や購入条件を各端末に向け
て表示する。すると、各端末の画面上に、販売条件や購
入条件が表示されるので、それを見て最適な条件の電力
を見つけることが容易に行え、融通が可能となる。
【0018】このように、CO排出原単位を加味した
融通可能な電力の情報が、一括して集中・管理できるの
で、CO排出原単位の低い電力を、経済性に則り可能
な限り融通し合うことができ、各電力生産主体の電力需
要を満たしつつ、結果的に電力生産主体全体並びに各電
力生産主体のCO排出原単位の削減が図られる。
【0019】なお、本発明における「販売希望CO
出原単位」は、販売しようとする電力の生産の際に排出
したCO排出原単位をそのまま使用するようにしても
良いし、異ならせても良い。異ならせる場合には、実際
のものよりも少なくして、相手が購入しやすくするよう
にしてもよいし、実際のものよりも多くして自己のCO
排出量を削減し、削減目標の達成を図るようにしても
良い。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2により、本発明の電
力資源取引システムの概略を説明する。図1は、電力資
源取引システム1の全体を示す概略図である。図1に示
すように、電力資源取引管理サーバ11と、9つの電力
会社(第1電力会社A〜第9電力会社I)の端末装置1
2A〜12Iとは、インターネット100を介して接続
されている。電力資源取引管理サーバ11は、後述する
データベース111を備えている。
【0021】図2は、電力資源市場13での取引概念図
であり、電力バブル200を構成する各電力会社A〜I
間で、CO排出原単位付き電力の取引(本明細書で
は、「E&C取引」と言う)や、CO排出削減量の取
引(以下、「COクレジット取引」と言う)が、電力
資源市場13で行われている様子が示されている。図2
では、COクレジットについては、国内/国外のCO
排出削減量取引市場14とリンクした取引を行うこと
もできる。
【0022】図1に示す電力資源取引管理サーバ11に
は、CO排出原単位付き電力(以下、「E&C商品」
または単に「E&C」と言う)の販売を希望する電力会
社A〜Iからの「販売条件」が、各電力会社A〜Iの端
末装置12A〜12Iから、インターネット(ネットワ
ーク)100を介して登録される。この「販売条件」
は、販売希望電力量(GWh)と、販売希望価格(円/
kWh)と、販売希望電力量に付随する販売希望CO
排出原単位とを含んでいる。
【0023】また、電力資源取引管理サーバ11には、
E&C商品の購入を希望する電力会社(A〜I)からの
「購入条件」も、各電力会社A〜Fの端末装置12A〜
12Iから、ネットワーク100を介して登録される。
この「購入条件」は、購入希望電力量(GWh)と、購
入希望価格(円/kWh)と、購入希望電力量に付随す
る購入希望CO排出原単位(kg−CO/kWh)
とを含んでいる。
【0024】すなわち、電力資源取引管理サーバ11
は、E&C商品の「売注文」と「買注文」とを、各電力
会社の端末装置から取得し、この取引の調停を行う。こ
れにより、各電力会社A〜Iの電力需要を満たしつつ、
電力会社全体、または各電力会社のCO排出原単位の
削減,発電コストの低減等を図ることができる。このよ
うに、各電力会社A〜Iは、電力を販売する側になった
り、購入する側になったりする。
【0025】各電力会社A〜Iの端末装置12A〜12
Iのユーザインタフェースには、図3に示すE&C取引
市場画面21及び図4(a)に示すE&C注文操作画面
22を表示することができる。
【0026】図3のE&C取引市場画面21は、売注文
画面(本発明の、販売希望電力表示部)211,買注文
画面(本発明の、購入希望電力表示部)212,既約定
画面213,214に四分割されている。
【0027】売注文及び買注文は、随時出すことができ
る。そして、売注文画面211では、売注文が、価格
(円/kWh)の安い順にリスト表示される。また、買
注文画面212では、買注文が、価格の高い順にリスト
表示される。
【0028】図4(a)のE&C注文操作画面(本発明
の、電力取引実行部)22では、「操作内容」と、「商
品番号」とが、売注文画面211,買注文画面212上
でのカーソル移動に連動して表示される。また、E&C
注文操作画面22上には「取引実行」ボタンが表示され
ている。
【0029】「売注文」または「買注文」に応じる会社
が、リスト番号(商品番号)毎に、買操作、または売操
作を行うことでE&C取引が成立する。これと同時に、
CO 排出原単位は、電力の取引成立と同時に売手会社
から買手会社に移動する。なお、本実施の形態ではE&
C商品の取引は匿名で行われている。
【0030】また、電力会社A〜Iの端末装置12A〜
12Iのユーザインタフェースには、図4(b)に示す
COクレジット取引市場画面23及び図4(c)に示
すCOクレジット注文操作画面24を表示することが
できる。
【0031】図1に示す電力資源取引管理サーバ11に
は、COクレジットの販売を希望する電力会社(A〜
I)からの販売希望クレジット量(万t−CO)と、
販売希望価格(円t−CO)とを含む販売条件が、ネ
ットワーク100(円/t−CO)を介して登録され
る。
【0032】また、電力資源取引管理サーバ11には、
COクレジットの購入を希望する電力会社(A〜I)
からの購入希望クレジット量(万t−CO)を含む購
入条件が、ネットワーク100を介して登録される。
【0033】電力会社A〜Iの端末装置12A〜12I
のユーザインタフェースには、図4(b)に示すCO
クレジット取引市場画面23及び図4(c)に示すCO
クレジット注文操作画面24を表示することができ
る。
【0034】図4(b)のCOクレジット取引市場画
面23には、「売注文」欄(本発明の、販売希望CO
排出削減量表示部)と、「買注文」欄(購入希望CO
排出削減量表示部)が表示されている。COクレジッ
トの売注文及び買注文は、E&C商品と同様、随時出す
ことができる。図4(b)では、売注文及び買注文は、
それぞれ価格の高い順にリスト表示される。
【0035】図4(c)のCOクレジット注文操作画
面(本発明の、CO排出削減量取引実行部)24で
は、「注文」と「量」と「単価」とが、COクレジッ
ト取引市場画面23上での「売注文」欄のカーソル移動
に連動して表示される。また、COクレジット注文操
作画面24上には「取引実行」ボタンが表示されてい
る。
【0036】「売注文」または「買注文」に応じる会社
が、リスト毎に、買操作、または売操作を行うことでC
クレジットの取引が成立する。なお、本実施の形態
では、COクレジットの取引も、匿名で行われる。
【0037】E&C取引市場画面,COクレジット取
引市場画面や、各注文操作画面は、図3や、図4に示し
た構成に限定されない。たとえば、図5に示すように、
1つのブラウザ画面を2分割して、同時にE&C取引市
場画面,COクレジット取引市場画面を表示するよう
にもできる。
【0038】図5において、ブラウザ画面の左欄には、
COクレジット取引市場にかかるリストR1が表示さ
れており、右欄にはE&C取引市場にかかる売リストR
2及び買リストR3が表示されている。
【0039】図6〜図10は、本発明の電力資源取引シ
ステムを、より詳しく説明するための図である。図6と
図7は、電力資源取引管理サーバ11のE&C取引市場
の管理機能図、図8と図9は、端末装置12A〜12I
のユーザインタフェースの機能図、図10は、電力資源
取引管理サーバ11のCO取引市場の管理機能図であ
る。
【0040】まず、図8のB01において、オペレータ
がE&C商品の電力構成を入力すると、図6のA01に
おいて、データベース111を参照して第1〜第9の各
電力会社A〜Iについての「電源毎の原価,CO排出
係数」より商品の電力量,CO排出原単位,原価が算
出され、図8のB02において、E&C商品の電源毎の
発電電力量,CO排出原単位,原価を画面表示する。
【0041】次いで、図8のB03において売買価格を
決定し、E&C商品を市場に出し、図6のA02におい
て、E&C商品を「E&C取引市場データ」に登録す
る。この「E&C取引市場データ」は、データベース1
11に登録される。図6のA03では、「E&C取引市
場データ」の内容から「E&C取引市場画面」を更新
し、図8と図9に示すユーザインタフェース(USR
I)のE&C取引市場画面(図5参照)に表示する一
方、図6のA04に処理を渡す。A04では、データベ
ース111の各電力会社A〜I毎の電力量,CO排出
量を参照して、電源毎の発電電力量を、図8と図9のU
SRIのサポート画面に表示する。このサポート画面に
は、図6のA05において、データベース111を参照
して、現状の発電電力量と目標となる需要電力が表示さ
れるとともに、A06において電源毎の発電量と排出係
数から算出した各電力会社毎のCO排出量と目標値と
の差も表示される。
【0042】図9のB04においては、オペレータは
「E&C取引市場画面」,「COクレジット取引画
面」,「サポート画面」からE&C取引かCOクレジ
ット取引かを判断する。なお、図10のC01では、デ
ータベース111の「COクレジット取引市場デー
タ」内容から、「COクレジット取引市場画面」を適
宜更新している。B04において、E&C取引と判断し
た場合には、図9のB05において、E&C取引の商品
番号を選択し、約定操作をする。
【0043】この約定操作がなされると、図7のA07
において、「E&C取引市場データ」の更新がなされ、
A08において、各電力会社A〜I毎の「電力売買実
績,CO排出量」が更新される。ついで、図7のA0
9において、「E&C取引市場データ」,「電力売買実
績,CO排出量」の内容から、図8と図9に示すUS
RIの「E&C取引画面」,「サポート画面」を更新す
る。
【0044】一方、図9のB04において、COクレ
ジット取引と判断された場合には、図9のB05におい
て、COクレジットの売買価格売買量を決定し、注文
を出す。図10のC02では、COクレジット取引成
立の可否を調べ、約定分を「COクレジット取引市場
デ−タ」に登録し、C03において、取引未約定分をデ
ータベース111の「COクレジット取引市場デ−
タ」に登録する。そして、図10のC04において、各
電力会社毎のCO排出量を更新し、C05の「CO
クレジット取引市場データ」,「電力売買実績,CO
排出量」の内容から、図8と図9のUSRIに示す「C
クレジット取引画面」,「サポート画面」を更新す
る。
【0045】サポート画面のレイアウトについて、図1
1を用いて簡単に説明する。図11の領域R1は、自社
電源の操作画面であり、オペレータにより、適宜数値が
入力される。この数値は電力生産が減少するときは負の
値となる。領域R2は、E&C商品作成/約定画面であ
る。領域R3は、電力需給と平均CO削減原単位を示
している。領域R4は、電力需給と平均発電単位を示し
ている。また、領域R5は自社電源の状況を示してい
る。
【0046】以下、上記の電力資源取引システムをさら
に詳細に説明する。電力資源取引管理サーバ11が有し
ているデータベース111には、「電源毎の原価,排
出係数データ」,「各社毎の電力量,CO排出量デ
ータ」,「E&C取引市場データ」,「COクレ
ジット取引市場データ」が格納されている。
【0047】「電源毎の原価,排出係数データ」に
は、各電力会社12A〜12I毎に、以下のフィールド
が格納されている。
【0048】
【表1】
【0049】「各社毎の電力量、CO排出量デー
タ」には、各電力会社12A〜12I毎に以下のフィー
ルドが格納されている。ここで、E&C商品取引、CO
クレジット取引の結果により以下のデータが更新され
る。
【0050】
【表2】
【0051】の「E&C取引市場データ」は、E&C
商品取引履歴が格納されている。以下のフィールドから
構成され、注文時、及び取引成立時にレコードが追加さ
れる。
【0052】
【表3】
【0053】「COクレジット取引市場データ」に
は、クレジット取引履歴が格納されている。CSV形式
で以下のフィールドから構成され、売買注文時、及び取
引成立時にレコードが追加される。
【0054】
【表4】
【0055】図12に、自社発電電力が増減した時の処
理の流れを示す。まず、端末装置(12A〜12I)に
おいて、オペレータが、E&C取引市場画面21(図5
参照)から、電源種別毎の自社発電増減量を入力すると
(S1110)、電力資源取引管理サーバ11のデータ
ベース111から電源毎の原価及び排出係数が呼び出さ
れて画面に表示される。オペレータは、これらを参照し
て、「最大発電量」,「下限発電量」を入力すると(S
1120)、データベース111から各電力会社A〜I
ごとの電力量CO排出量が呼び出される。「発電量現
状(自社)」を入力すると(S1130)、変更後の発
電量が、下限、上限発電量の範囲内かが判断される(S
1140)。
【0056】変更後の発電量が、下限,上限発電量の範
囲外であるときは処理が中止され、範囲内であるときに
は、「発電量現状(自社)」並びに「余裕電力」が更新
される(S1150)。この更新が行われると、データ
ベース111の各電力会社毎の電力量,CO排出量が
更新される。
【0057】次いで、データベース111の電源毎の原
価,排出係数が、E&C取引市場画面21に呼び出さ
れ、サポート画面の更新処理がなされ(S1160)、
オペレータはサポート画面に移行することができる(S
1170)。
【0058】電力会社Cの原子力の発電量を、5000
0百万kWh減らした場合の「各社毎の電力量,CO
排出データ」の更新内容を以下に示し、また、自社発電
増減前後のサポート画面を、図13及び図14に示す。
【0059】
【表5】
【0060】次に、商品を作成する際の処理の流れを、
図15により説明する。同図に示すように、オペレータ
が、サポート画面から電源種別毎の電力量を入力すると
(S1210)、データベース111から電源毎の原
価,排出係数が呼び出される。これを参照して、オペレ
ータが「発電単価」,「CO原単位」を入力すると
(S1220)、電源種別毎の電力量から、商品の電力
量,単価,排出係数が計算され(S1230)、サポー
ト画面に、電力量,単価,排出係数が表示される(S1
240)。
【0061】第3電力会社Cで、「原子力=1000,
石炭=1000」の電力構成で、上記入力をした直後の
サポート画面を図16,図17に示す。また、売注文の
処理の流れを図18に基づいて説明する。
【0062】まず、オペレータが、商品の電源毎の電力
量と、合計電力量,単価,排出係数を入力し、SELL
投入を選択すると(S1310)、データベース111
から、電源毎の原価,排出係数が呼び出される。オペレ
ータが、「最大発電量」,「下限発電量」を入力すると
(S1320)、電源毎の電力量の合計と合計電力量が
一致するかが判断される(S1330)。電源毎の電力
量の合計と合計電力量が一致しない場合には、処理は中
断され、一致する場合には、商品を「E&C商品取引市
場データ」に売情報として登録する(S1340)。こ
れにより、データベース111のE&C商品取引市場デ
ータが更新されるとともに、E&C商品取引市場データ
画面が更新され(S1350)、操作者はE&C取引市
場画面に移行することができる(S1360)。
【0063】電力量=2000,単価=6.70,排出
係数=0.401の売注文画面を図19に示し、注文前
後のE&C取引市場画面を図20,図21に示す。ま
た、売情報は、E&C商品取引市場データに、1レコー
ドとして登録されるが、このレコードの内容を以下に示
す。
【0064】
【表6】
【0065】次に、買注文の処理の流れを、図22によ
り説明する。同図に示すように、買注文を行う場合、オ
ペレータは、商品の電力量,単価,排出係数を入力し、
BUY投入を選択する(S1410)と、商品が「E&
C商品取引データ」に買情報として登録される(S14
20)。これにより、データベース111のE&C取引
市場データが更新されるとともに、E&C取引市場デー
タ画面が更新され(S1430)、オペレータはE&C
取引市場画面に移行することができる(S1440)。
【0066】電力量=2000,単価=6.00円、排
出係数=0・50の買注文画面を、図23に示し、注文
前後のE&C取引市場画面を、図24及び図25に示
す。
【0067】
【表7】
【0068】次に、売情報約定の処理の流れを、図26
と図27により説明する。まず、オペレータは、売情報
の商品番号を入力し、SELLGrabを選択する(S
1510)。これにより、E&C商品取引市場データが
呼び出される。オペレータが、これを参照して、売情報
の商品番号を入力する(S1520)と、入力された商
品の番号が、売情報の商品番号に含まれているか否かが
が判断される(S1530)。入力された商品の番号
が、売情報の商品番号に含まれていないときは、処理は
中断され、含まれている場合には、E&C取引市場デー
タが呼び出され、オペレータは、これを参照して、商品
番号の電力量,価格,排出係数を入力する(S154
0)。
【0069】この入力があると、買会社側のデータのう
ち、約定した電力量,価格,排出係数から、「買電,発
電原価」,「買電,CO排出原単位」,「買電,購入
量」を更新する(S1550)。また、売会社側のデー
タのうち、約定した商品の電力量,価格,排出係数か
ら、「売電,発電原価」,「売電,CO排出原単
位」,「売電,購入量」を更新し(S1560)、約定
した商品の電力構成から、電源種別毎の「発電量現状
(売電確定)」,「余裕電力」を更新する(S157
0)。買会社及び売会社についての上記更新は、それそ
れデータベース111に登録される。これらの更新が行
われると、電源毎の原価,排出係数が参照されてサポー
ト画面の変更がなされる(S1580)、オペレータは
サポート画面に移行することができる(S1590)。
【0070】次に、約定情報がE&C商品取引市場デー
タに登録され(S1600)、E&C取引商品市場デー
タ画面の更新がなされ(S1610)、オペレータはE
&C取引市場画面に移行することができる(S162
0)。
【0071】電力会社Cが、売注文を出した商品番号=
1の商品に対して、電力会社Bが約定処理を行った際
の、「各社毎の電力量、CO排出データ」の更新内容
を以下に示す。
【0072】
【表8】
【0073】また、電力会社Cが、売注文を出した商品
番号=1の商品に対して、電力会社Bが約定処理を行っ
た際の、E&C商品取引市場データの更新内容を以下に
示す(太字部分が追加部分である)。
【0074】
【表9】
【0075】取引の前後の電力会社Bのサポート画面を
図28及び図29に、電力会社Cのサポート画面を図3
0及び図31に示す。また、取引後のE&C取引市場画
面を図32に示す。
【0076】買情報約定の処理の流れを、図33と図3
4により説明する。まず、オペレータは、売情報の商品
番号を入力し、BUYGrabを選択する(S171
0)。これにより、E&C商品取引市場データが呼び出
される。オペレータが、これを参照して、買情報の商品
番号を入力する(S1720)と、入力された商品の番
号が、買情報の商品番号に含まれているか否かが判断さ
れる(S1730)。入力された商品の番号が、買情報
の商品番号に含まれていないときは、処理は中断され、
含まれている場合には、E&C取引市場データが呼び出
され、オペレータは、これを参照して、商品番号の電力
量,価格,排出係数を入力する(S1740)。
【0077】次に、電源毎の電力量の合計値と商品の電
力量とが一致するか否かが判断され(S1750)、一
致しないときは処置が中止され、一致するときは、デー
タベース111の電源毎の原価,排出係数を参照して、
電源毎の電力量から計算されたCO排出係数が商品の
CO排出係数より小さいか否かが判断される(176
0)。電源毎の電力量から計算されたCO排出係数が
商品のCO排出係数より大きいときは、処理は中止さ
れる。
【0078】電源毎の電力量から計算されたCO排出
係数が商品のCO排出係数より小さいときは、買会社
側のデータのうち、約定した電力量,価格,排出係数か
ら、「買電,発電原価」,「買電,CO排出原単
位」,「買電,購入量」を更新する(S1770)。ま
た、売会社側のデータのうち、約定した商品の電力量,
価格,排出係数から、「売電,発電原価」,「売電,C
排出原単位」,「売電,購入量」を更新し(S17
80)、約定した商品の電力構成から、電源種別毎の
「発電量現状(売電確定)」,「余裕電力」を更新する
(S1790)。買会社及び売会社についての上記更新
は、それぞれデータベース111に登録される。これら
の更新が行われると、電源毎の原価、排出係数が参照さ
れてサポート画面の変更がなされる(S1800)、オ
ペレータはサポート画面に移行することができる(S1
810)。
【0079】次に、約定情報がE&C商品取引市場デー
タに登録され(S1820)、E&C取引商品市場デー
タ画面の更新がなされ(S1830)、オペレータはE
&C取引市場画面に移行することができる(S184
0)。
【0080】電力会社Cが、買注文を出した商品番号=
1の商品に対して、電力会社Bが約定処理を行った際の
「各社毎の電力量、CO排出データ」の更新内容を以
下に示す。
【0081】
【表10】
【0082】また、電力会社Cが、買注文を出した商品
番号=1の商品に対して、電力会社Bが約定処理を行っ
た際の、E&C商品取引市場データの更新内容を以下に
示す(太字部分が追加部分である)。
【0083】
【表11】
【0084】取引の前後の電力会社Bのサポート画面を
図35及び図36に、電力会社Cのサポート画面を図3
7及び図38に示す。また、取引後のE&C取引市場画
面を図39に示す。
【0085】《シミュレーション例》以上述べた電力資
源取引システムの、シミュレーション例を以下に示す。
シミュレーションの前提として、各電力会社A〜Iは、
自社電源の運用,E&C商品の取引,COクレジット
の取引を行うに際して、電力の安定供給(電力需給の一
致)を図るべく各電力会社の電力需要を設定し、CO
排出量の削減(CO排出原単位目標の達成)を図るべ
く各電力会社の目標値を設定した。また、可能な限りコ
スト低減を図る方向で、取引を行うこととした。
【0086】自社電源を5種類に区分して、設定コスト
(円/kWh),CO排出原単位(kg/kWh),
稼動率下限,稼動率上限の5項目を、下記の条件に設定
した。なお、各電源の発電電力量は、一定の制限のもと
で初期値(仮想供給計画値)をベースに変更可能とし
た。
【0087】
【表12】
【0088】また、CO排出原単位低減目標の設定
は、 ・全体目標:電力全体のCO排出原単位を2010年
で、1990年比20%削減するようにした。
【0089】・各社の目標:3ケースに分け、2010
年の各社目標を設定した。これらは、何れも電力全体で
1990年比20%削減に相当する。
【0090】ケース1:各電力会社(A〜I)一律に、
1990年の電力全体のCO排出原単位比20%削減
を目標にする。
【0091】ケース2:各電力会社(A〜I)毎に、1
990年の電力全体のCO排出原単位比20%削減を
目標にする。
【0092】ケース3:各電力会社(A〜I)毎の20
10年の仮想供給計画のCO排出原単位比約10%削
減を目標にする。
【0093】実施期間は、2005年〜2010年の6
年間とし、第1約束期間を2005年〜2007年と
し、第2約束期間を2008年〜2010年とし、シミ
ュレーションでは、1年分の取引を、1時間で行った。
【0094】図40に、上記のシミュレーションによ
る、原子力及び石炭を燃料とするE&C商品の市場価格
推移を示す。原子力を燃料とするE&C商品の価格は、
図40に示されるように、2008年当初は、売注文1
5円/kWh、買注文8円/kWhで始まり、2008
年半ばまで取引は成立せず、2008年後半に11円弱
に価格が寄り付き、売買が成立している。一方、石炭
は、2008年〜2009円に9円/kWh弱で取引さ
れ、2010年後半に8円まで下落した。
【0095】図41に、上記のシミュレーションによ
る、電力会社Cについての、電源構成の変化(仮想供給
計画と取引実施後の比較)を示す。図41に示されるよ
うに、自社電源の運用及び取引の結果、CO排出原単
位の低い原子力,LNGは増加し、コストの高い石油は
大幅に減少し、コストの高い石炭はCO排出原単位が
高いにもかかわらず微増した。
【0096】2010年時点で、CO排出原単位の削
減目標達成を評価したところ、当該目標は、電力全体及
びほぼ全社(A〜I)で達成できた。また、電力の安定
供給(電力需給の一致)も、全社とも達成できた。
【0097】図42(a)に、第2約束期間(2008
年〜2010年)の、ケース1〜ケース3それぞれにつ
いての、電力全体のCO排出原単位の低減割合を示
す。また、図42(b)に、第2約束期間(2008年
〜2010年)の、ケース3についての、各電力会社
(A〜I)のCO排出原単位の低減割合を示す。
【0098】図42(a)からわかるように、電力全体
のCO排出原単位は、全ケースとも、2008年〜2
010年平均で、ベースラインから9〜10%低減して
いる。また、図42(b)からわかるように、ケース3
では、各電力会社(A〜I)とも、CO排出原単位
は、各電力会社とも低減している。特に、電力会社C、
E及びHの低減率が大きく、11%、17%、14%、
それぞれ減少していることがわかる。
【0099】図43(a)に、2005年〜2010年
の、ケース1〜ケース3それぞれについての、電力全体
の発電費用の低減割合を示す。また、図43(b)に、
2005年〜2010年の、ケース3についての、各電
力会社A〜Iの発電費用の低減割合を示す。
【0100】図43(a)からわかるように、電力全体
の発電費用は、全ケースとも、2005年〜2010年
平均で、ベースラインから1.7〜1.9%程度低減し
ている。また、図43(b)からわかるように、ケース
3では、各電力会社A〜Iとも、発電費用は、電力会社
Hが増えているものの、特に、電力会社C及びGの低減
率が大きく、Cが2.5%、Gが5.1%と、それぞれ
減少していることがわかる。
【0101】以上のように、上記シミュレーションによ
り、各電力会社A〜Iが需要を満たしつつ、コスト効果
的にCO排出量を削減し、電力全体でCO排出原単
位の削減目標を達成するために本発明の電力資源取引シ
ステムが有効に機能することが示された。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、複数の電力会社間で、
CO排出原単位の低い電力を、経済性に則り可能な限
り融通し合うことにより、各電力会社の電力需要を満た
しつつ、結果的に電力会社全体あるいは各電力会社のC
排出原単位の削減、発電コストの低減等を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電力資源取引シス
テムの全体の概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す取引概念図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態におけるユーザインタフ
ェースにおけるE&C取引市場画面の一例を示す図であ
る。
【図4】(a)は、本発明の一実施の形態におけるユー
ザインタフェースにおけるE&C注文操作画面の一例を
示す図である。(b)は、COクレジット取引市場画
面の一例を示す図である。(c)は、COクレジット
注文操作画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態におけるユーザインタフ
ェースの他の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態における電力資源取引管
理サーバのE&C取引市場の管理機能図の一部である。
【図7】本発明の一実施の形態における電力資源取引管
理サーバのE&C取引市場の管理機能図の一部である。
【図8】本発明の一実施の形態における端末装置のユー
ザインタフェースの機能図の一部である。
【図9】本発明の一実施の形態における端末装置のユー
ザインタフェースの機能図の一部である。
【図10】本発明の一実施の形態における電力資源取引
管理サーバのCO取引市場の管理機能図である。
【図11】本発明の一実施の形態におけるサポート画面
の一例を示す図である。
【図12】本発明の一実施の形態において、自社発電電
力が増減したときの処理の流れを示す図である。
【図13】本発明の一実施の形態において、自社発電電
力が増減する前のサポート画面を示す図である。
【図14】本発明の一実施の形態において、自社発電電
力が増減した後のサポート画面を示す図である。
【図15】本発明の一実施の形態において、E&C商品
を作成する際の処理の流れを示す図である。
【図16】本発明の一実施の形態において、所定の電力
構成でE&C商品を作成する前のサポート画面を示す図
である。
【図17】本発明の一実施の形態において、所定の電力
構成でE&C商品を作成した後のサポート画面を示す図
である。
【図18】本発明の一実施の形態における売注文の処理
の流れを示す図である。
【図19】本発明の一実施の形態における売注文画面を
示す図である。
【図20】本発明の一実施の形態における売注文前のE
&C取引市場画面を示す図である。
【図21】本発明の一実施の形態における売注文後のE
&C取引市場画面を示す図である。
【図22】本発明の一実施の形態における買注文の処理
の流れを示す図である。
【図23】本発明の一実施の形態における買注文画面を
示す図である。
【図24】本発明の一実施の形態における買注文前のE
&C取引市場画面を示す図である
【図25】本発明の一実施の形態における買注文後のE
&C取引市場画面を示す図である。
【図26】本発明の一実施の形態における売情報約定の
処理の流れを示す図の一部である。
【図27】本発明の一実施の形態における売情報約定の
処理の流れを示す図の一部である。
【図28】本発明の一実施の形態における売情報約定前
の電力会社Bのサポート画面を示す図である。
【図29】本発明の一実施の形態における売情報約定後
の電力会社Bのサポート画面を示す図である。
【図30】本発明の一実施の形態における売情報約定前
の電力会社Cのサポート画面を示す図である。
【図31】本発明の一実施の形態における売情報約定後
の電力会社Cのサポート画面を示す図である。
【図32】本発明の一実施の形態における売情報約定後
のE&C取引市場画面を示す図である。
【図33】本発明の一実施の形態における買情報約定の
処理の流れを示す図の一部である。
【図34】本発明の一実施の形態における買情報約定の
処理の流れを示す図の一部である。
【図35】本発明の一実施の形態における買情報約定前
の電力会社Bのサポート画面を示す図である。
【図36】本発明の一実施の形態における買情報約定後
の電力会社Bのサポート画面を示す図である。
【図37】本発明の一実施の形態における買情報約定前
の電力会社Cのサポート画面を示す図である。
【図38】本発明の一実施の形態における買情報約定後
の電力会社Cのサポート画面を示す図である。
【図39】本発明の一実施の形態における買情報約定後
のE&C取引市場画面を示す図である。
【図40】本発明についてシミュレーションを行ったと
きの原子力及び石炭を燃料とするE&C商品の市場価格
推移を示す図である。
【図41】本発明についてシミュレーションを行ったと
きの第3電力会社Cの電源構成の変化を示す図である。
【図42】(a)は、所定期間における電力全体のCO
排出原単位の低減割合を示す図である。(b)は、各
電力会社のCO排出原単位の低減割合を示す図であ
る。
【図43】(a)は、所定期間における電力全体の発電
費用の低減割合を示す図である。(b)は、各電力会社
の発電費用の低減割合を示す図である。
【符号の説明】
1 電力資源取引システム 11 電力資源取引管理サーバ 12A〜12I 各電力会社の端末装置 13 電力資源市場 14 CO排出削減量取引市場 21 E&C取引市場画面 22 E&C注文操作画面 23 COクレジット取引市場画面 24 COクレジット注文操作画面 100 インターネット(ネットワーク) 111 データベース 200 電力バブル 211 売注文画面 212 買注文画面 213,214 既約定画面 A〜I 電力会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC (72)発明者 草苅 和彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 市岡 信也 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 佐々木 誠夫 東京都千代田区神田錦町2丁目3番地 株 式会社富士総合研究所内 (72)発明者 冨澤 昌雄 東京都千代田区神田錦町2丁目3番地 株 式会社富士総合研究所内 (72)発明者 鈴木 宜之 東京都千代田区神田錦町2丁目3番地 株 式会社富士総合研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力資源取引管理サーバと、複数の電力
    生産主体の端末装置とがネットワークを介して接続さ
    れ、前記電力生産主体間で相互に電力資源のオンライン
    取引を行うための電力資源取引システムであって、 前記電力資源取引管理サーバは、 電力の販売を希望する電力生産主体からの販売希望電力
    量と、販売希望価格と、前記販売希望電力量に付随する
    販売希望CO排出原単位とを含む販売条件を、当該電
    力生産主体の端末装置から前記ネットワークを介して登
    録するとともに、 電力の購入を希望する電力生産主体からの購入希望電力
    量と、購入希望価格と、前記購入希望電力量に付随する
    購入希望CO排出原単位とを含む購入条件を、当該電
    力生産主体の端末装置から前記ネットワークを介して登
    録し、 前記各電力生産主体の端末装置のユーザインタフェース
    には、 電力の販売を希望する前記電力生産主体からの販売条件
    が販売希望電力として少なくとも1つ表示される販売希
    望電力表示部と、 電力の購入を希望する前記電力生産主体からの購入条件
    が購入希望電力として少なくとも1つ表示される購入希
    望電力表示部と、 前記販売電力表示部に表示された販売希望電力のうち何
    れかを選択して、当該販売希望電力の購入注文と、前記
    購入電力表示部に表示された購入希望電力のうち何れか
    を選択して、当該販売希望電力の販売注文の少なくとも
    1方ができる電力取引実行部とからなる電力取引画面が
    表示可能としたことを特徴とする電力資源取引システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記販売希望電力表示部に表示される前
    記販売希望電力には、前記販売希望電力量と、前記販売
    希望価格と、前記販売希望CO排出原単位とが含ま
    れ、 前記購入希望電力表示部に表示される前記購入希望電力
    には、前記購入希望電力量と、前記購入希望価格と、前
    記購入希望CO排出原単位とが含まれることを特徴と
    する請求項1に記載の電力資源取引システム。
  3. 【請求項3】 前記電力資源取引管理サーバは、 CO排出削減量の販売を希望する電力生産主体から
    の、販売希望CO排出削減量と、当該販売希望CO
    排出削減量の希望価格を含む販売条件を、当該電力生産
    主体の端末装置から前記ネットワークを介して登録する
    とともに、 CO排出削減量の購入を希望する電力生産主体から
    の、購入希望CO排出削減量を含む購入条件を、当該
    電力生産主体の端末装置から前記ネットワークを介して
    登録し、 前記各電力生産主体の端末装置のユーザインタフェース
    には、 CO排出削減量の販売を希望する前記電力生産主体か
    らの販売条件が販売希望CO排出削減量として表示さ
    れる販売希望CO排出削減量表示部と、 CO排出削減量の購入を希望する前記電力生産主体か
    らの購入条件が購入希望CO排出削減量として表示さ
    れる購入希望CO排出削減量表示部と、 前記販売CO排出削減量表示部にリスト表示された販
    売希望CO排出削減量のうち何れかを選択して、当該
    販売希望CO排出削減量の購入注文する機能と、前記
    販売CO排出削減量表示部に表示された購入希望CO
    排出削減量のうち何れかを選択して、当該販売希望C
    排出削減量の販売注文する機能の少なくとも一つを
    備えたCO排出削減量取引実行部、からなるCO
    出削減量取引市場画面を表示可能としたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の電力資源取引システム。
  4. 【請求項4】 前記電力資源取引管理サーバは、前記各
    電力生産主体の、CO排出量削減に関する情報をデー
    タベースに保有し、 前記各電力生産主体の端末装置のユーザインタフェース
    には、前記データベースに保有された前記情報に基づ
    く、CO排出量削減にかかる解析結果が表示されるサ
    ポート画面が表示可能としたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1項に記載の電力資源取引システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して、 電力の販売を希望する電力生産主体からの、販売希望電
    力量と、販売希望価格と、前記販売希望電力量に付随す
    る販売希望CO排出原単位とを含む販売条件を、当該
    電力生産主体の端末装置から取得するとともに、 電力の購入を希望する電力生産主体からの、購入希望電
    力量と、購入希望価格と、前記購入希望電力量に付随す
    る購入希望CO排出原単位とを含む購入条件を、当該
    電力生産主体の端末装置から取得し、 前記各電力生産主体の端末装置に、電力の販売を希望す
    る前記電力生産主体からの販売条件情報、及び電力の購
    入を希望する前記電力生産主体からの購入条件情報を提
    供し、 前記各電力生産主体の端末装置からの販売希望電力の購
    入注文と販売注文の少なくとも一方を受け取り、前記電
    力生産主体による前記電力の取引を調停する機能を備え
    たことを特徴とする電力資源取引管理サーバ。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して、 CO排出削減量の販売を希望する電力生産主体から
    の、販売希望CO排出削減量と、販売希望価格とを含
    む販売条件を、当該電力生産主体の端末装置から取得す
    るとともに、 CO排出削減量の購入を希望する電力生産主体から
    の、購入希望CO排出削減量と、購入希望価格とを含
    む購入条件を、当該電力生産主体の端末装置から取得
    し、 前記各電力生産主体の端末装置に、CO排出削減量の
    販売を希望する前記電力生産主体からの販売条件情報、
    及びCO排出削減量の購入を希望する前記電力生産主
    体からの購入条件情報を提供し、 前記各電力生産主体の端末装置からの、販売希望CO
    排出削減量の購入注文と販売注文を受け取り、前記電力
    生産主体による前記CO排出削減量の取引を調停する
    機能を備えたことを特徴とする請求項5に記載の電力資
    源取引管理サーバ。
  7. 【請求項7】 前記各電力生産主体の、CO排出量削
    減に関する情報をデータベースに保有し、前記各電力生
    産主体の端末装置に、CO排出量削減にかかる解析結
    果を提供することを特徴とする請求項5または6に記載
    の電力資源取引管理サーバ。
JP2001175225A 2001-06-11 2001-06-11 電力資源取引システム及び電力資源取引サーバ Pending JP2002366615A (ja)

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