JP2002366347A - 乱数発生装置および確率発生装置 - Google Patents
乱数発生装置および確率発生装置Info
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Abstract
載に適し、生産性に優れ安価に作製できると共に、一様
性を有し規則性や相関性や周期性を有しないより完全な
乱数発生装置および確率発生装置を提供する。 【解決手段】 フリップ・フロップに入力する二つの入
力信号の位相を自動調整してフリップ・フロップ出力の
1または0の出現率を一定に維持する乱数発生装置10
において、前記フリップ・フロップ1の入力信号ライン
に、ノイズ発生源と、当該ノイズを増幅する増幅回路
と、増幅ノイズ信号と前記入力信号を入力して入力信号
にジッタを生じさせるミキサー回路とから成るジッタ生
成回路4を付加した。本構により、入力信号にジッタが
発生し、フリップ・フロップ1の不確定動作範囲が拡が
る。これにより一様性を有し、規則性や相関性や周期性
を有しないより完全な自然乱数を容易に生成することが
できる。
Description
ーム機、或いは暗号化処理等に利用して好適な乱数発生
装置、およびこの乱数発生装置を使用して構成した確率
発生装置に関するものである。
暗号化処理等には乱数の使用が不可欠であり、近年、一
様性(乱数の確率値および出現率に差異が生じないこ
と)を有し、且つ、乱数出現の規則性、前後の相関性、
周期性等を有しない高性能な自然乱数(真性乱数)の発
生装置や確率発生装置の需要が益々増加してきている。
としては、例えば、微弱放射線、抵抗やダイオードの熱
雑音、或いは水晶発振器の揺らぎ等を利用して得られる
ランダムなパルスを利用したものが公知である。
然現象によるランダムパルスを利用した従来の乱数/確
率発生回路においては、前記ランダムパルスの発生源、
信号の増幅器、波形整形、一様性の適正化回路等のアナ
ログ的要素が多分に含まれることから回路規模も大き
く、且つ複雑となり、よって、これらを一体のロジック
LSIとして搭載することは難しく、今後需要増が期待
されるICカード等のような超小型、薄型ハイテク機器
への適用に対しても極めて不利であり、且つまた、LS
I化が困難であることから生産性が悪く、コスト的にも
高くなるという問題を有していた。
LSI搭載に適する小型、薄型化を実現し生産性に優れ
ると共に、性能においても、一様性や規則性、相関性、
周期性等の問題を生じない高性能な乱数発生装置および
確率発生装置を提供することを目的としている。
る信号の位相差に応じて出力の状態(1または0)が確
定するフリップ・フロップとしてDタイプフリップ・フ
ロップが公知である。このDタイプフリップ・フロップ
は、図34に示すように、入力部となるクロック端子C
LKとデータ端子Dを有し、CLK入力信号の立ち上が
り時のデータ端子Dの状態(0か1)によって出力Qと
/Q(/Q:Qの反転出力)の状態が確定する、所謂エッ
ジトリガ型のフリップ・フロップである。ここで、図3
5(a)、若しくは図35(b)の状態からCLK信号
の立ち上がり時間とD信号の立ち上がり時間の差(位相
差)Δtを0に近づけていくと、図35(c)に示すよ
うに、フリップ・フロップ出力Qn、/Qnが不確定とな
る位相差の範囲が存在する。そして、このフリップ・フ
ロップの不確定動作範囲は入力信号のジッタが大きくな
る程拡がり、乱数の生成をより容易にする。
し、その際のフリップ・フロップの不確定動作を積極的
に利用して自然乱数を生成するものである。
は、フリップ・フロップに入力する二つの入力信号の位
相差を自動調整してフリップ・フロップ出力の1または
0の出現率が一定になるようにした乱数発生装置におい
て、前記フリップ・フロップの入力ラインに、ノイズ発
生源と、当該ノイズを増幅する増幅回路と、当該増幅ノ
イズ信号により入力信号にジッタを生じさせるミキサー
回路とから構成されるジッタ生成回路を付加して構成さ
れる。
前記フリップ・フロップの双方の入力ラインに前記ジッ
タ生成回路を付加して構成される。
前記フリップ・フロップの何れか片方の入力ラインに前
記ジッタ生成回路を付加し、他方の入力ラインに遅延時
間補正用の積分回路を付加して構成される。
の構成では、フリップ・フロップに入力される入力信号
にジッタが発生し、フリップ・フロップの不確定動作範
囲が拡がる。これにより、一様性を有し、且つ規則性や
相関性や周期性を有しないより完全な自然乱数を容易に
生成することができるようになる。
前記ジッタ生成回路の出力を前記入力信号の繰り返し周
期毎にラッチするラッチ手段を付加して構成される。本
構成では、1回の乱数生成において1回の入力信号を得
ることができ、乱数の生成動作が安定する。
二つの入力信号の位相差を自動調整してフリップ・フロ
ップ出力の1または0の出現率が一定になるようにした
乱数発生装置において、前記フリップ・フロップのデー
タ入力ラインに、前記二つの入力信号の位相差を電圧に
変換する位相−電圧変換回路を付加して構成される。本
構成では、位相−電圧変換回路の出力には、これに接続
される半導体素子(例えば、図25ではバッファ)のス
レッシュホールド電圧にほぼ等しい電圧が発生し、フリ
ップ・フロップ出力の1または0の出現率が一定になる
ように二つの入力信号の位相差(即ち、位相−電圧変換
回路の出力)が自動調整される。
前記位相−電圧変換回路は、動作許容時のみ作動するイ
ネーブル手段を付加して構成される。本構成では、乱数
が必要な時にのみ動作許可信号を発行することにより、
回路の活性期間を自在に制限することができ、よって低
電力化が図れる。
前記位相−電圧変換回路の出力に、ノイズ発生源と、当
該ノイズを増幅する増幅回路と、当該増幅ノイズ信号に
より入力信号にジッタを生じさせるミキサー回路とから
構成されるジッタ生成回路を付加して構成される。本構
成では、フリップ・フロップ出力の1または0が出る確
率の不確定要素が積極的に増加される。これにより、一
様性を有し、且つ規則性や相関性や周期性を有しないよ
り完全な自然乱数を容易に生成することができるように
なる。
前記ジッタ生成回路は、動作許容時のみ作動するイネー
ブル手段を付加して構成される。本構成では、乱数が必
要な時にのみ動作許可信号を発行することにより、回路
の活性期間を自在に制限することができ、よって低電力
化が図れる。
前記ミキサー回路は、積分回路と、当該積分出力信号お
よび前記増幅ノイズ信号をそれぞれ入力とする直列Pチ
ャンネルトランジスタ回路と直列Nチャンネルトランジ
スタ回路の直列接続回路とで構成される。
は、前記ミキサー回路は、また、前記増幅ノイズ信号と
前記入力信号の合成信号を入力とするNチャンネルトラ
ンジスタとPチャンネルトランジスタの直列トランジス
タ回路で構成される。
は、R−Sフリップフロップに入力する二つの入力信号
の位相差を自動調整してフリップ・フロップ出力の1ま
たは0の出現率が一定になるようにした乱数発生装置に
おいて、前記R−Sフリップ・フロップを構成する内部
トランジスタ回路のR側ゲート回路、もしくはS側ゲー
ト回路の電源側にPチャンネルトランジスタを、またG
ND側にNチャンネルトランジスタを各々直列に接続す
ると共に、前記PチャンネルトランジスタとNチャンネ
ルトランジスタの入力にノイズ発生源と当該ノイズを増
幅する増幅回路を接続し、当該増幅ノイズ信号により一
方の前記ゲート回路のスレッシュホールド電圧を変化す
るように構成した。
は、R−Sフリップフロップに入力する二つの入力信号
の位相差を自動調整してフリップ・フロップ出力の1ま
たは0の出現率が一定になるようにした乱数発生装置に
おいて、前記R−Sフリップ・フロップを構成する内部
トランジスタ回路のR側ゲート回路、およびS側ゲート
回路の電源側にPチャンネルトランジスタを、またGN
D側にNチャンネルトランジスタを各々直列に接続する
と共に、前記PチャンネルトランジスタとNチャンネル
トランジスタの入力にノイズ発生源と、当該ノイズを増
幅する増幅回路を接続し、当該増幅ノイズ信号により双
方の前記ゲート回路のスレッシュホールド電圧を変化す
るように構成した。
入力信号とS側入力信号の立ち上がりの位相差を0に近
づけるとメタステーブル現象が発生する。この現象が発
生すると、フリップ・フロップ出力が確定するまでに時
間を要し、一定時間後の出力状態は、0か1、またはス
レッシュホールド電圧を保持、または発振状態の何れか
となる。ここで、請求項11および請求項12に記載の
構成では、R側および/またはS側ゲート回路のスレッ
シュホールド電圧を変化することにより、メタステーブ
ル状態より即時に1または0の安定した状態にすること
ができる。そして、このフリップ・フロップ出力の1ま
たは0の出現率が一定になるように二つの入力信号の位
相差が自動調整される。
は、前記増幅回路は、コンデンサと抵抗による直列入力
回路と、PチャンネルトランジスタとNチャンネルトラ
ンジスタの直列回路とを有し、且つ、当該トランジスタ
回路の入力−出力間に抵抗を介在して構成される。
は、前記増幅回路は、コンデンサと抵抗による直列入力
回路と、PチャンネルトランジスタとNチャンネルトラ
ンジスタの直列回路とを有し、且つ、当該トランジスタ
回路の入力−出力間に抵抗とコンデンサを並列に介在し
て構成される。
は、前記増幅回路を多段構成とした。ここで、前記請求
項13から請求項15に記載の構成では、後述のノイズ
発生源に応じてLow Pass Filter やHight Pass Filter
の周波数特性を適宜設定すれば好適な特性の増幅器を実
現できる。また、MOSトランジスタで構成すると、温
度や電源変動の影響を少なくでき、安定した動作が得ら
れる。
は、前記ノイズ発生源は、Pチャンネルトランジスタと
Nチャンネルトランジスタを直列に接続すると共に、入
力−出力間を短絡して構成される。
は、前記ノイズ発生源は、また、Pチャンネルトランジ
スタとNチャンネルトランジスタを直列に接続すると共
に、入力−出力間に抵抗を介在して構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Pチャンネルトランジスタと
Nチャンネルトランジスタを直列に接続し、入力−出力
間に抵抗を介在すると共に、入力−GND間に抵抗とコ
ンデンサによる直列回路を介在して構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Pチャンネルトランジスタと
Nチャンネルトランジスタを直列に接続し、入力−出力
間に抵抗を介在すると共に、入力−電源間に抵抗とコン
デンサによる直列回路を介在して構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Nチャンネルトランジスタの
入力−出力間を短絡し、出力−電源間に抵抗を介在して
構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Nチャンネルトランジスタの
入力−出力間と出力−電源間にそれぞれ抵抗を介在して
構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Pチャンネルトランジスタの
入力−出力間を短絡し、出力−GND間に抵抗を介在し
て構成される。
は、前記ノイズ発生源は、Pチャンネルトランジスタの
入力−出力間と出力−GND間にそれぞれ抵抗を介在し
て構成される。
記載の構成では、ノイズ発生源として活性状態にある回
路素子(トランジスタ、抵抗、コンデンサ、またはこれ
らの組み合わせ)より発生する微弱な熱雑音を利用して
いるため、簡単な回路構成によって極めて安価に実現で
きるものである。
は、請求項1から請求項23までの何れかに記載の乱数
発生装置を用いて構成される。本構成では、乱数発生装
置は一様性を有し、規則性、相関性、周期性を有しない
理想的な確率発生装置を実現できる。また、暗号通信等
に用いれば、セキュリティに優れた通信が行える。
発明に係る乱数発生装置および確率発生装置の実施形態
を説明する。
ば、図1に示すように、第1実施形態の乱数発生装置1
0は、1bitのシリアル乱数RNDを出力するフリッ
プ・フロップ1と、当該フリップ・フロップ入力(CL
K信号)間に位相差を与える2系統の遅延回路2,3
と、各遅延回路2,3に対応して付加したジッタ生成回
路4,4と、前記遅延回路3の遅延時間を調整する位相
制御回路5とで概略構成されている。
の繰り返し周期を計測すると共に、この所定周期内にお
けるフリップ・フロップ出力(乱数データRND)の1
または0の数を監視してその出現率が一定値(例えば、
50%)に維持されるよう前記遅延回路3の遅延時間を
自動調整するフィードバック制御を行い、結果的には、
図35(c)のようにフリップ・フロップ1に入力され
る二つの入力信号の位相差Δtを0に近づけていくよう
に動作する。尚、最終段に付加したフリップ・フロップ
6は、乱数データRNDの出力タイミングをCLK信号
に同期させるためのラッチ回路である。
は、入力信号の位相差によって出力の状態(1または
0)が確定するエッジトリガ型のフリップ・フロップが
使用可能であり、本実施形態では、CLK端子とD端子
を備えたDタイプフリップ・フロップを使用すると共
に、以下に細述するジッタ生成回路4により、入力信号
に位相ジッタを誘起して積極的に不確定動作を起こさせ
るようにした。
は、ノイズ発生源7と、発生した微弱なノイズを電力増
幅する増幅回路8と、増幅されたノイズ信号によって入
力信号にジッタを生じさせるミキサー回路9とで構成さ
れている。
サー回路9は、直列に接続したPチャンネルMOSトラ
ンジスタQ4,Q3の回路と直列に接続したNチャンネ
ルMOSトランジスタQ2,Q1の回路同士を直列接続
(カスケード接続)して構成されており、各直列トラン
ジスタ回路の内、トランジスタQ4とQ1のゲートには
前記増幅回路8の出力が接続されると共に、トランジス
タQ3とQ2のゲートには、抵抗RとコンデンサCによ
る積分回路12の出力が接続されている。尚、入力IN
には前記遅延回路2若しくは遅延回路3の出力が接続さ
れる。
幅されたノイズ信号をトランジスタQ4とQ1のゲート
に入力することにより、遅延CLK信号の積分出力波形
に対するトランジスタQ3,Q2のスレッシュホールド
電圧が変動し、出力OUTにジッタΔjが発生する。こ
のジッタΔjの大きさが後段のフリップ・フロップ1の
不確定動作範囲を大いに拡げることになる。
施形態の他、図4に示す構成も採用可能である。図4の
実施形態は、PチャンネルMOSトランジスタQ2とN
チャンネルMOSトランジスタQ1の直列回路で構成さ
れており、各ゲートには、増幅回路8の出力と入力IN
からの遅延CLK信号がそれぞれコンデンサCと抵抗R
を介して接続されている。従って、上記回路構成では、
増幅されたノイズ信号と遅延回路により位相調整された
CLK信号とがコンデンサCにて合成されてトランジス
タQ2,Q1のゲートに入力されることになり、図3の
場合と同様にジッタΔjを有する出力OUTが得られ
る。
る。図6〜図13はノイズ発生源7の具体的な回路例を
示している。図6は、PチャンネルMOSトランジスタ
Q2とNチャンネルMOSトランジスタQ1を直列に接
続し、ゲート−出力間を短絡して構成したものである。
また、図7は、図6においてゲート−出力間に抵抗R2
を介在したものである。また、図8は、PチャンネルM
OSトランジスタQ2とNチャンネルMOSトランジス
タQ1を直列に接続し、ゲート−出力間に抵抗R2を介
在すると共に、ゲート−GND間に抵抗R1とコンデン
サC1によるRC直列回路を介在して構成したものであ
る。また、図9は、図8において前記RC直列回路をゲ
ート−電源間に介在して構成したものである。また、図
10は、NチャンネルMOSトランジスタQ1のゲート
−出力間を短絡し、出力−電源間に抵抗R1を介在して
構成したものである。また、図11は、図10において
ゲート−出力間に抵抗R2を介在して構成したものであ
る。また、図12は、PチャンネルトランジスタQ1の
ゲート−出力間を短絡し、出力−GND間に抵抗R1を
介在して構成したものである。また、図13は、図12
においてゲート−出力間に抵抗R2を介在して構成した
ものである。
(トランジスタ、抵抗、コンデンサ、またはこれらの組
み合わせ)で発生する微弱な熱雑音を利用し、安価なノ
イズ源を実現している。また、外部ノイズや電源変動等
の影響も少なく、安定した動作が得られると共に、放射
線源を利用していないことから、環境に対する安全性に
優れ、使い捨て等による廃棄処分に対する問題も発生し
ない。
回路8の構成を説明する。図14に示す増幅回路8は、
コンデンサC1と抵抗R1による直列入力回路(Hight
Pass Filter)とPチャンネルMOSトランジスタQ2
とNチャンネルMOSトランジスタQ1の直列回路とで
構成されており、また、図15に示す増幅回路8は、図
14において、帰還抵抗R2にコンデンサC2を並列接
続してLowPass Filterを形成した構成である。図示しな
いが、これら増幅回路8の入力INには前記したノイズ
発生源7の出力が接続され、出力OUTは前記したミキ
サー回路9に接続される。上記構成の増幅回路8では、
既述したノイズ発生源7の各構成に応じて前記Hight Pa
ss FilterやLow Pass Filter の特性が設定され、好適
な特性の増幅器を実現している。
成回路4の具体的な回路構成を説明する。これらは、既
述したノイズ発生源7、増幅回路8、およびミキサー回
路9の組み合わせで構成されものであって、以下に示す
ものはその内の体表的な例を示すものである。従って、
本発明がこれらの回路例のみに限定されるものではない
ことは勿論である。
路4で、図6に示したノイズ発生源7と図14に示した
増幅回路8の組み合わせで構成されている。また、図1
7は、図16において増幅回路8を2段直列に接続して
構成した回路例である。また、図18は、図17におい
てノイズ発生源7と増幅回路8とミキサー回路9の各電
源側に、PチャンネルMOSトランジスタQ14、Q2
4,Q34,Q46より成るスイッチ回路14を、また
各グランド側に、NチャンネルMOSトランジスタQ1
1,Q21,Q31,Q41より成るスイッチ回路15
を接続し、外部からの動作許可信号ENABLEによ
り、これらスイッチ回路14,15をオン/オフ動作
し、具体的には、乱数が必要な時にのみ各回路に給電す
ることによってジッタ生成回路4を作動させるように構
成してある。
活性期間を自在に制限することで無駄な電力消費を無く
し、乱数発生装置の低電力化が実現できる。
づくジッタ生成回路4であり、各々ノイズ発生源7と増
幅回路8の組み合わせ形態は既述した図16〜図18の
場合と同じであるため、ここでは説明を省略する。
したが、本発明では、このジッタ生成回路4が前記フリ
ップ・フロップ1の双方の入力ライン(CLK端子とD
端子)に付加される図1の乱数発生装置10の構成の
他、このジッタ生成回路4をフリップ・フロップ1の何
れか片方の入力ライン(本実施形態では、D端子側)に
のみ付加する図2の構成としても良く、これにより、図
1の構成と同じ効果が得られるものである。尚、この場
合、入力端子双方の入力タイミングを合わせるため、他
方の入力ライン(本実施形態ではCLK端子)にはジッ
タ生成回路4による遅延時間を補正するためのRC積分
回路13(図3の積分回路12の時定数に相当する)が
付加される。
キサー回路9の出力には、積分波形入力によってチャタ
リングが発生し、フリップ・フロップ1の入力端子に1
回の乱数生成周期内に複数回の入力信号が入力されてし
まう不都合が生じる。
に示すように、ジッタ生成回路4の後段にCLK信号の
両縁(立ち上がり/立ち下がり)で動作(セット/リセ
ット)するR−Sフリップ・フロップ11を設け、ミキ
サー回路9の出力OUTをCKL信号でラッチするよう
にした。これにより、フリップ・フロップ1にはチャタ
リングのない信号を入力することができ、安定した乱数
の生成が行える。尚、図24の構成では、積分回路13
についても後段のバッファ出力にチャタリングが発生す
るため、R−Sフリップ・フロップ11を付加してあ
る。
フリップ・フロップ1として、Dタイプフリップ・フロ
ップ1を用いたが、本発明はこれにのみ限定されるもの
ではなく、これと同等の機能を有するフリップ・フロッ
プであれば良く、例えば、R−Sフリップ・フロップを
使用することもできる。
25に示すように、第2実施形態の乱数発生装置10
は、1bitのシリアル乱数RNDを出力するDタイプ
フリップ・フロップ18と、2系統の遅延回路2,3
と、位相−電圧変換回路17と、図示しない位相制御回
路5(図1,図2参照)とで構成されている。
遅延回路2,3の遅延出力信号の位相差を電圧に変換す
る回路で、図26の内部回路に示すように、入力IN
(CLK)と入力IN(D)の位相差を検出するゲート
回路と、各ゲート回路出力によりオン/オフするPチャ
ンネルMOSトランジスタQ2とNチャンネルMOSト
ランジスタQ1の直列回路と、その出力側に接続された
RC積分回路で構成されている。
27(a)のように、IN(D)の位相がIN(CL
K)より進んでいる場合は、その位相差分だけPチャン
ネルMOSトランジスタQ2をオン(この間、Nチャン
ネルMOSトランジスタQ1はオフ)にして抵抗Rを介
してコンデンサCを充電し、バッファの入力電圧v(t
h)を上昇させるように動作する。また、図27(b)
のように、IN(D)の位相がIN(CLK)より遅れ
ている場合は、その位相差分だけNチャンネルMOSト
ランジスタQ1をオン(この間、PチャンネルMOSト
ランジスタQ2はオフ)にして抵抗Rを介してコンデン
サCを放電し、バッファの入力電圧V(th)を降下さ
せるように動作する。
力には、これに接続されるバッファのスレッシュホール
ド電圧にほぼ等しい電圧V(th)が発生し、二つの入
力、IN(CLK)とIN(D)位相差で生じるこの出
力電圧の変動がバッファのスレッシュホールド電圧との
関係によりデジタル信号化されてフリップ・フロップ1
8のD端子に入力され、出力にCLK信号に同期した1
bitの乱数データRNDが得られる。そして、この乱
数データRNDが前記位相制御回路5によって監視さ
れ、フリップ・フロップ出力の1または0の出現率が一
定(例えば、50%)になるように二つの入力信号の位
相差(即ち、位相−電圧変換回路7の出力)が自動調整
される。
C積分回路の後に抵抗を直列に接続することにより、抵
抗の発する雑音がV(th)の変動による次段素子のス
レショルド動作をより効果的にする。
とフリップ・フロップ18の間にバッファを介在したが
バッファを介さずに直接フリップ・フロップ18のD端
子に接続しても良い。この場合は、位相−電圧変換回路
7の出力電圧V(th)がほぼD端子のスレッシュホー
ルド電圧に自動調整されることになる。また、前記バッ
ファの代わりにコンパレータを用い、この出力電圧V
(th)と基準電圧の比較によりデジタル信号を得るよ
うに構成しても良い。
換回路7の直列トランジスタ回路ににPチャンネルMO
SトランジスタQ4とNチャンネルトランジスタQ5を
付加し、外部からの動作許可信号ENABLEにより必
要時以外は回路動作を停止することにより、低電力化が
図れる。
側にジッタ生成回路4を接続した構成である。尚、この
ジッタ生成回路4は、ノイズ発生源7と増幅回路8とミ
キサー回路9とから構成される既述した図3,図4の構
成であり、ここではその説明は省略する。ジッタ生成回
路4を接続し、スレッシュホールド電圧V(th)にジ
ッタを生じさせることにより、フリップ・フロップ出力
の1または0が出る確率の不確定要素が積極的に増加さ
れ、これにより、一様性を有し、且つ規則性や相関性や
周期性を有しないより完全な自然乱数を容易に生成する
ことができるようになる。次に本発明の第3実施形態を
説明する。図30に示すように、第3実施形態の乱数発
生装置は、1bitのシリアル乱数RNDを出力するR
−Sフリップ・フロップ16と、このR−Sフリップ・
フロップ16のS端子とR端子に接続される遅延回路
2,3と、図示しない位相制御回路5(図1,図2参
照)とで構成されている。
ンジスタとPチャンネルMOSトランジスタで構成した
前記R−Sフリップ・フロップの内部回路を示してお
り、トランジスタQ1〜Q4によりS側のNANDゲー
ト回路が、またトランジスタQ5〜Q8によりR側のN
ANDゲート回路が構成されている。
なエッジトリガ型のフリップ・フロップでは、S側入力
信号とR側入力信号の立ち上がりの位相差を0に近づけ
るとメタステーブル現象が発生することが知られてお
り、この現象が発生するとフリップ・フロップ出力が確
定するまでに時間を要し、一定時間後の出力状態は、0
か1、またはスレッシュホールド電圧を保持、または発
振状態の何れかとなる。本実施形態は、このメタステー
ブル現象を積極的に利用して自然乱数を生成するもので
ある。
に、図31の回路構成において、S側のNANDゲート
回路の電源Vcc側にPチャンネルMOSトランジスタ
Q10を、またGND側にNチャンネルMOSトランジ
スタQ9を各々直列に接続すると共に、これらトランジ
スタQ9,Q10のゲートにノイズ発生源7と増幅回路
8を接続し、当該増幅ノイズ信号によりS側のNAND
ゲート回路のスレッシュホールド電圧を変化するように
構成した。尚、端子Sには遅延回路2の出力が、端子R
には遅延回路3の出力が接続される。また、図33は、
S側、R側双方のNANDゲート回路に上記回路を付加
し、それぞれに別々の増幅ノイズ信号を入力するように
構成したものである。
スレッシュホールド電圧を変化することにより、フリッ
プ・フロップ出力をメタステーブル状態より即時に1ま
たは0の安定した状態にすることができる。そして、乱
数データRNDが前記位相制御回路5によって監視さ
れ、フリップ・フロップ出力の1または0の出現率が一
定(例えば、50%)になるように二つの入力信号の位
相差が自動調整される。
用のフリップ・フロップ(メタステーブル現象を起こさ
せるフリップ・フロップ)としてR−Sフリップ・フロ
ップ16を用いたが、本発明はこれのみに限定されるも
のではなく、これ以外のフリップ・フロップ(例えば、
Dタイプフリップ・フロップ等)で同等の機能を実現す
ることも勿論可能である。
実施形態のシリアル型の乱数発生装置10をP個並列に
配置することにより、個々の乱数発生装置10間の相互
関係が一切存在しないPbit構成の並列型乱数発生装
置を構成することができる。
置や並列型乱数発生装置を用いて確率発生装置を構成す
れば、規則性、相関性、周期性を有さない理想的な確率
を生成することができる。
トランジスタを使用してデジタル構成したので、LSI
化への対応が容易で生産性に優れ、科学技術計算、ゲー
ム機、暗号処理等、ハイテク産業への用途に対して大量
の乱数および確率データを高速に、且つ、安価に供給す
ることができるものである。
乱数を生成するフリップ・フロップの入力ラインにジッ
タ生成回路を付加したので、入力信号のジッタにより、
フリップ・フロップの不確定動作範囲が拡がるため乱数
の生成を容易にし、その結果、一様性を有し、且つ規則
性や相関性や周期性を有しないより完全な自然乱数の発
生装置を実現することができる。また、別の構成とし
て、位相調整を電圧に変換し、その電圧変動を回路素子
のスレッシュホールド電圧を利用してデジタル化するこ
とにより乱数を発生するようにしたので、一様性を有
し、且つ規則性や相関性や周期性を有しないより完全な
自然乱数の発生装置を実現することができる。さらに、
別の構成として、フリップ・フロップのメタステーブル
現象を利用することにより乱数を発生するようにしたの
で、一様性を有し、且つ規則性や相関性や周期性を有し
ないより完全な自然乱数の発生装置を実現することがで
きる。
とにより、全域において一様な確率分布を有する理想的
な確率発生装置を実現でき、科学技術計算、ゲーム機、
或いは暗号化処理等セキュリティを有するハイテク産業
への参入に対し極めて有効となる。
す図である。
1とは別の構成を示す図である。
ある。
成を示す図である。
る。
る。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
成を示す図である。
構成を示す図である。
構成を示す図である。
構成を示す図である。
る。
を示す図である。
す図である。
の回路構成を示す図である。
の回路構成を示す図である。
の回路構成を示す図である。
の回路構成を示す図である。
の回路構成を示す図である。
の回路構成を示す図である。
装置の要部回路図である。
装置の図23とは別の要部回路図である。
示す図である。
ある。
である。
は別の構成を示す図である。
図25とは別の構成を示す図である。
示す図である。
図である。
・フロップの内部構成を示す図である。
R−Sフリップ・フロップの内部構成を示す図である。
る。
である。
Claims (24)
- 【請求項1】 フリップ・フロップに入力する二つの入
力信号の位相差を自動調整してフリップ・フロップ出力
の1または0の出現率が一定になるようにした乱数発生
装置において、 前記フリップ・フロップの入力ラインに、ノイズ発生源
と、当該ノイズを増幅する増幅回路と、当該増幅ノイズ
信号により入力信号にジッタを生じさせるミキサー回路
とから構成されるジッタ生成回路を付加したことを特徴
とする乱数発生装置。 - 【請求項2】 前記フリップ・フロップの双方の入力ラ
インに前記ジッタ生成回路を付加したことを特徴とする
請求項1に記載の乱数発生装置。 - 【請求項3】 前記フリップ・フロップの何れか片方の
入力ラインに前記ジッタ生成回路を付加し、他方の入力
ラインに遅延時間補正用の積分回路を付加したことを特
徴とする請求項1に記載の乱数発生装置。 - 【請求項4】 前記ジッタ生成回路の出力を前記入力信
号の繰り返し周期毎にラッチするラッチ手段を有するこ
とを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記
載の乱数発生装置。 - 【請求項5】 二つの入力信号の位相差を自動調整して
フリップ・フロップ出力の1または0の出現率が一定に
なるようにした乱数発生装置において、 前記フリップ・フロップのデータ入力ラインに、前記二
つの入力信号の位相差を電圧に変換する位相−電圧変換
回路を付加したことを特徴とする乱数発生装置。 - 【請求項6】 前記位相−電圧変換回路は、動作許容時
のみ作動するイネーブル手段を有することを特徴とする
請求項5に記載の乱数発生装置。 - 【請求項7】 前記位相−電圧変換回路の出力に、ノイ
ズ発生源と、当該ノイズを増幅する増幅回路と、当該増
幅ノイズ信号により入力信号にジッタを生じさせるミキ
サー回路とから構成されるジッタ生成回路を付加したこ
とを特徴とする請求項5または請求項6の何れかに記載
の乱数発生装置。 - 【請求項8】 前記ジッタ生成回路は、動作許容時のみ
作動するイネーブル手段を有することを特徴とする請求
項1から請求項4および請求項7の何れかに記載の乱数
発生装置。 - 【請求項9】 前記ミキサー回路は、積分回路と、当該
積分出力信号および前記増幅ノイズ信号をそれぞれ入力
とする直列Pチャンネルトランジスタ回路と直列Nチャ
ンネルトランジスタ回路の直列接続回路とで構成される
ことを特徴とする請求項1から請求項4および請求項7
の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項10】 前記ミキサー回路は、また、前記増幅
ノイズ信号と前記入力信号の合成信号を入力とするNチ
ャンネルトランジスタとPチャンネルトランジスタの直
列トランジスタ回路で構成されることを特徴とする請求
項1から請求項4よび請求項7の何れかに記載の乱数発
生装置。 - 【請求項11】 R−Sフリップフロップに入力する二
つの入力信号の位相差を自動調整してフリップ・フロッ
プ出力の1または0の出現率が一定になるようにした乱
数発生装置において、 前記R−Sフリップ・フロップを構成する内部トランジ
スタ回路のR側ゲート回路、もしくはS側ゲート回路の
電源側にPチャンネルトランジスタを、またGND側に
Nチャンネルトランジスタを各々直列に接続すると共
に、前記PチャンネルトランジスタとNチャンネルトラ
ンジスタの入力にノイズ発生源と当該ノイズを増幅する
増幅回路を接続し、当該増幅ノイズ信号により一方の前
記ゲート回路のスレッシュホールド電圧を変化すること
を特徴とする乱数発生装置。 - 【請求項12】 R−Sフリップフロップに入力する二
つの入力信号の位相差を自動調整してフリップ・フロッ
プ出力の1または0の出現率が一定になるようにした乱
数発生装置において、 前記R−Sフリップ・フロップを構成する内部トランジ
スタ回路のR側ゲート回路、およびS側ゲート回路の電
源側にPチャンネルトランジスタを、またGND側にN
チャンネルトランジスタを各々直列に接続すると共に、
前記PチャンネルトランジスタとNチャンネルトランジ
スタの入力にノイズ発生源と、当該ノイズを増幅する増
幅回路を接続し、当該増幅ノイズ信号により双方の前記
ゲート回路のスレッシュホールド電圧を変化することを
特徴とする乱数発生装置。 - 【請求項13】 前記増幅回路は、コンデンサと抵抗に
よる直列入力回路と、PチャンネルトランジスタとNチ
ャンネルトランジスタの直列回路とで構成され、且つ、
当該トランジスタ回路の入力−出力間に抵抗を介在した
ことを特徴とする請求項1から請求項4および請求項7
および請求項11および請求項12の何れかに記載の乱
数発生装置。 - 【請求項14】 前記増幅回路は、また、コンデンサと
抵抗による直列入力回路と、Pチャンネルトランジスタ
とNチャンネルトランジスタの直列回路とで構成され、
且つ、当該トランジスタ回路の入力−出力間に抵抗とコ
ンデンサを並列に介在したことを特徴とする請求項1か
ら請求項4および請求項7および請求項11および請求
項12の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項15】 前記増幅回路を多段直列に接続して成
る請求項13または請求項14の何れかに記載の乱数発
生装置。 - 【請求項16】 前記ノイズ発生源は、Pチャンネルト
ランジスタとNチャンネルトランジスタを直列に接続す
ると共に、入力−出力間を短絡して構成されることを特
徴とする請求項1から請求項4および請求項7および請
求項11および請求項12の何れかに記載の乱数発生装
置。 - 【請求項17】 前記ノイズ発生源は、また、Pチャン
ネルトランジスタとNチャンネルトランジスタを直列に
接続すると共に、入力−出力間に抵抗を介在して構成さ
れることを特徴とする請求項1から請求項4および請求
項7および請求項11および請求項12の何れかに記載
の乱数発生装置。 - 【請求項18】 前記ノイズ発生源は、また、Pチャン
ネルトランジスタとNチャンネルトランジスタを直列に
接続し、入力−出力間に抵抗を介在すると共に、入力−
GND間に抵抗とコンデンサによる直列回路を介在して
構成されることを特徴とする請求項1から請求項4およ
び請求項7および請求項11および請求項12の何れか
に記載の乱数発生装置。 - 【請求項19】 前記ノイズ発生源は、また、Pチャン
ネルトランジスタとNチャンネルトランジスタを直列に
接続し、入力−出力間に抵抗を介在すると共に、入力−
電源間に抵抗とコンデンサによる直列回路を介在して構
成されることを特徴とする請求項1から請求項4および
請求項7および請求項11および請求項12の何れかに
記載の乱数発生装置。 - 【請求項20】 前記ノイズ発生源は、また、Nチャン
ネルトランジスタの入力−出力間を短絡すると共に、出
力−電源間に抵抗を介在して構成されることを特徴とす
る請求項1から請求項4および請求項7および請求項1
1および請求項12の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項21】 前記ノイズ発生源は、また、Nチャン
ネルトランジスタの入力−出力間と出力−電源間にそれ
ぞれ抵抗を介在して構成されることを特徴とする請求項
1から請求項4および請求項7および請求項11および
請求項12の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項22】 前記ノイズ発生源は、また、Pチャン
ネルトランジスタの入力−出力間を短絡すると共に、出
力−GND間に抵抗を介在して構成されることを特徴と
する請求項1から請求項4および請求項7および請求項
11および請求項12の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項23】 前記ノイズ発生源は、また、Pチャン
ネルトランジスタの入力−出力間と出力−GND間にそ
れぞれ抵抗を介在して構成されることを特徴とする請求
項1から請求項4および請求項7および請求項11およ
び請求項12の何れかに記載の乱数発生装置。 - 【請求項24】 請求項1から請求項23までの何れか
に記載の乱数発生装置を用いて構成されることを特徴と
する確率発生装置。
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