JP2002366116A - 液晶表示装置ならびにそれを備える携帯電話機および携帯情報端末機器 - Google Patents

液晶表示装置ならびにそれを備える携帯電話機および携帯情報端末機器

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JP2002366116A
JP2002366116A JP2001172214A JP2001172214A JP2002366116A JP 2002366116 A JP2002366116 A JP 2002366116A JP 2001172214 A JP2001172214 A JP 2001172214A JP 2001172214 A JP2001172214 A JP 2001172214A JP 2002366116 A JP2002366116 A JP 2002366116A
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potential
line
crystal display
lines
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JP2001172214A
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Hiroyuki Murai
博之 村井
Hidetada Tokioka
秀忠 時岡
Yoichi Hida
洋一 飛田
Masashi Agari
将史 上里
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速画像表示および低消費電力駆動を両立可
能な液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶駆動回路30は、デジタル走査線5
の活性化に応答してデータ線11からデジタル信号をデ
ータ保持ノードNmに取込むためのn型TFT31と、
リセット線7の活性化に応答して、第1の駆動電位供給
線8と画素電極Npxとを接続するn型TFT36と、
第2の駆動電位供給線10と画素電極Npxとの間に直
列に接続されるn型TFT33および34とを含む。n
型TFT33は、セット線6の活性化に応答してオンす
る。n型TFT34は、データ保持ノードNmの電位に
応じてオンまたはオフする。液晶駆動回路30は、さら
に、アナログ走査線11の活性化に応答してデータ線1
1からアナログ信号を画素電極Npxに書込むためのn
型TFT37を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速画像表示と
低消費電力駆動とを両立する液晶表示装置ならびにそれ
を備える携帯電話機および携帯情報端末機器に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、テレビジョン
受像機、携帯電話機および携帯情報端末機器などのディ
スプレイパネルとして、液晶表示装置が用いられるよう
になってきている。液晶表示装置は、従来のディスプレ
イ装置と比較して、低消費電力化や小型軽量化の面でメ
リットが大きい。
【0003】図12は、従来の液晶表示装置1000の
全体構成を説明する概略ブロック図である。
【0004】図12を参照して、従来の液晶表示装置1
000は、行列状に配置された複数の画素1001を有
する液晶表示部1002を備える。カラー液晶表示装置
においては、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3原
色のそれぞれを表示するためのR画素、G画素およびB
画素から1つの表示単位が構成される。したがって、液
晶表示部1002全体で見れば、複数の表示単位が行列
状に配置されていることになる。
【0005】液晶表示装置1000は、さらに、行ドラ
イバ回路1003を備える。行ドライバ回路1003
は、液晶表示部1002において、1つの画素行(ライ
ン)を選択するための回路であり、シフトレジスタ回路
1004およびバッファ回路1005を含む。
【0006】液晶表示装置1000は、さらに、列ドラ
イバ回路1006を備える。列ドライバ回路1006
は、シフトレジスタ回路1007と、バッファ回路10
08と、スイッチ1009とを有する。列ドライバ回路
1006は、液晶表示部の1つの列に画像を表示するた
めの信号を供給する。
【0007】液晶表示部1002において、画素の各ラ
インごとに走査線1010が配置され、画素の各列ごと
にデータ線1011が配置される。さらに、共通電位V
comを供給するための共通電位供給線1012が、た
とえば画素の各ラインごとに配置される。
【0008】液晶表示部1002における表示画素を示
すための画像データ信号は、画像信号線1013によっ
て伝達される。
【0009】図13は、各画素1001の構成を説明す
る回路図である。図13を参照して、各画素に対応し
て、TFT(Thin Film Transistor)1101と、液晶
表示素子1102と、コンデンサ1103とが配置され
る。
【0010】TFT1101は、走査線1010と結合
されるゲートを有し、データ線1011と液晶表示素子
1102との間に電気的に結合される。液晶表示素子1
102は、TFT1101と結合される画素電極と、対
向電極電位VLCCOMが印加される対向電極とを有し
ている。コンデンサ1103は、画素電極と共通電位供
給線1012との間に接続される。
【0011】再び図12を参照して、行ドライバ回路1
003は、所定の垂直走査周期に基づいて、走査線10
10を1本ずつ順に活性化することによって、ライン走
査を実行する。
【0012】列ドライバ回路1006は、スイッチ10
09のオン・オフを制御することにより、画像信号線1
013に伝達される画素データ信号を、水平走査の対象
となる画素列に対応するデータ線1011に供給する。
【0013】いわゆる点順次駆動の場合には、垂直走査
の対象となる1つのラインに属する各画素は、列ドライ
バ回路1006によって順次選択されて、データ線10
11を介して順次画像データ信号の供給を受ける。
【0014】垂直走査の対象となったラインにおいて
は、対応する走査線1010がHレベルに活性化される
ことによって、TFT1101がオンする。これによ
り、列ドライバ回路1006によってデータ線1011
に供給された画像データ信号は、液晶表示素子1102
の画素電極に書込まれる。
【0015】液晶表示素子1102においては、画素電
極と対向電極との間の電位差に応じて液晶の配向性が変
化することにより、液晶表示素子の輝度(反射率)が変
化する。したがって、画像データ信号に応じた輝度(反
射率)を液晶表示素子1102に表示することができ
る。
【0016】1つのラインに属するすべての画素に対し
て水平走査が行なわれた後に、行ドライバ回路1003
によって、これまで選択されていた走査線はLレベルに
非活性化されて、次の走査線が活性化される。これに応
じて、TFT1101はオフされるが、TFT1101
のオフ期間においても、コンデンサ1103が画素電極
の電位を保持する。
【0017】同様の水平走査が、次のラインに対しても
順次実行され、すべてのラインが走査(これを1フレー
ムとも称する)された後に、再び先頭の走査線が活性化
される。このように、すべての画素に対して、1フレー
ムごとに画素データ信号を液晶表示素子の画素電極に書
込むことによって、画像表示が実行される。
【0018】また、画像データ信号を、最大輝度および
最小輝度にそれぞれ対応する電位の中間電位を含むアナ
ログ信号で構成することによって、各画素における階調
表示を行なうことができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置は以上の
ように構成されるので、1つの液晶表示素子、すなわち
画素に画像データ信号が書込まれ、再び書込が実施され
るまでの間、すなわち1フレーム周期において、液晶表
示素子およびコンデンサの静電容量によって、画素電極
の電位を維持する必要がある。しかしながら、液晶表示
素子の両極板間に存在する有限の抵抗率や、TFTのリ
ーク等によって画素電極の電位が低下して、表示輝度の
変動によってフリッカが視認される等の表示品位の低下
が生じてしまう。
【0020】図14は、画素電極の電位変動による表示
品位の低下を説明するための概念図である。
【0021】図14(a)には、通常の60Hzのフレ
ーム周波数で、液晶表示素子に同一輝度を表示する場合
における液晶表示素子の反射率の推移を示している。
【0022】各液晶表示装置は、フレーム周期である1
/60秒に1度、同一電位の書込動作が実行されるた
め、画素電極電位の低下も僅かなものである。したがっ
て、各画素の反射率(輝度)は大きく変化せず、フリッ
カやコントラスト低下といった表示品位の低下は見られ
ない。
【0023】ところで、液晶表示装置の消費電力は、フ
レーム周波数×垂直走査線(図21における走査線10
10)数の周波数で動作する行ドライバ回路1003、
およびフレーム周波数×垂直走査線数×水平走査線(図
12におけるデータ線1011)数の周波数で動作する
列ドライバ回路1006において、高速で動作するシフ
トレジスタ回路1004,1007の電力が大部分を占
める。したがって、液晶表示装置の低消費電力化を図る
には、動作周波数の低減、あるいは行ドライバ回路およ
び列ドライバ回路の間欠的な動作を実行させることが有
効である。
【0024】図14(b)には、消費電力を低減するた
めに、行ドライバ回路および列ドライバ回路の動作周波
数を低下させて液晶表示素子に同一輝度を表示する場合
における液晶表示素子の反射率の推移を示している。
【0025】図14(b)を参照して、フレーム周期が
長くなると、各画素において液晶表示素子に対する書込
動作の実行間隔が長くなり、その間に画素電極で生じる
電位低下は大きくなってしまう。
【0026】したがって、画素電極の電位が大きく変化
するために、各画素における反射率(輝度)が大きく変
化して、フリッカとして観測される。また、フレーム期
間における平均電位も低下するために、十分なコントラ
ストが得られないなど、表示品位が低下するという問題
点が生じてしまう。
【0027】また、近年では、携帯電話機や携帯情報端
末機器に代表される携帯機器に液晶表示装置が搭載され
るケースが多くなっている。これらの携帯機器において
は、待機画面等において連続的に同一内容の文字や静止
画を表示するだけでなく、高速でその表示内容が変更さ
れる動画等の高速画像表示に対応することも要求されて
きている。一方で、これらの携帯機器は、バッテリー駆
動されるため低消費電力駆動が特に強く要求される。こ
のような背景から、低消費電力化のニーズを満足した上
で、動画等の高速画像表示にも対応可能な液晶表示装置
が必要とされている。
【0028】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、表示
画像の種類に応じて、低消費電力駆動と動画等の高速画
像表示との両方に対応可能な液晶表示装置ならびに、そ
れを備える携帯電話機および携帯情報端末機器を提供す
ることである。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶表示
装置は、マトリクス状に配置される複数の画素を有する
液晶表示部を備え、複数の画素の各々は、画素電極と対
向電極との間の電位差に応じて光学応答を示す液晶表示
素子を有し、最大輝度および最小輝度の一方に相当する
第1の液晶駆動電位を伝達するための第1の駆動電位供
給線と、最大輝度および最小輝度の他方に相当する第2
の液晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電位供給線
と、複数の画素の列にそれぞれ対応して設けられ、各々
が画像データ信号を伝達するための複数のデータ線と、
複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、画像デー
タ信号がデジタル信号である場合に順に活性化される、
複数の第1の走査線、複数の第1の制御線および複数の
第2の制御線と、複数の画素の行にそれぞれ対応して設
けられ、画像データ信号がアナログ信号である場合に順
に活性化される複数の第2の走査線と、複数の画素にそ
れぞれ対応して設けられ、各々が画像データ信号に応じ
て、対応する画素電極を駆動するための複数の液晶駆動
回路とをさらに備える。各液晶駆動回路は、第1の走査
線の活性化に応答して、対応するデータ線とデータ保持
ノードとの間を電気的に結合するためのメモリスイッチ
と、データ保持ノードの電位を保持するためのメモリ部
と、対応する第1の電位供給線と対応する画素電極との
間に電気的に結合され、対応する第1の制御線の活性化
に応答してオンする第1の駆動スイッチと、対応する第
2の電位供給線と対応する画素電極との間に電気的に結
合され、対応する第2の制御線の活性化に応答してオン
する第2の駆動スイッチと、第1および第2の電位供給
線の一方と画素電極との間に、第1および第2の駆動ス
イッチの一方と直列に接続され、データ保持ノードの電
位に応じてオン・オフする第3の駆動スイッチと、対応
する第2の走査線の活性化に応答して、対応するデータ
線とデータ保持ノードとの間を電気的に結合するための
アナログ駆動スイッチとを含む。
【0030】請求項2記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置であって、複数のデータ線に対して
デジタル信号を画像データ信号として供給するための第
1の水平走査回路と、複数のデータ線に対してアナログ
信号を画像データ信号として供給するための第2の水平
走査回路と、アナログ信号の供給時において、第1の水
平走査回路と複数のデータ線との間を電気的に切離すた
めの第1のスイッチ回路と、デジタル信号の供給時にお
いて、第2の水平走査回路と複数のデータ線との間を電
気的に切離すための第2のスイッチ回路とをさらに備え
る。
【0031】請求項3記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置であって、画像書込時において、第
1および第2の駆動スイッチの一方は、第1および第2
の駆動スイッチの他方が所定期間オンした後にオンする
ように、第1および第2の制御線の活性化期間は設定さ
れる。
【0032】請求項4記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置であって、第1の液晶駆動電位は、
第1の電位と第2の電位とを周期的に繰り返し、第1お
よび第2の電位の切換周期は、1行あたりの水平走査周
期に相当する。
【0033】請求項5記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置であって、第1の液晶駆動電位は、
第1の電位と第2の電位とを周期的に繰り返し、第1の
電位供給線は、第1および第2の電位を互いに相補に供
給するための、複数の第1および第2の駆動電位補助供
給線を含む。複数の第1および第2の駆動電位補助供給
線は、奇数行および偶数行にそれぞれ対応して配置さ
れ、第1および第2の電位の切換周期は、表示フレーム
周期に相当する。
【0034】請求項6記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置であって、画素は、並列に配置され
るL個(L:2以上の整数)の副画素に分割される。画
素電極は、副画素に対応して、最大輝度の表示時におけ
るそれぞれの表示輝度が、2 0:・・・:2(L-1)となるよ
うに分割される。行の各々において、第1の走査線は、
副画素にそれぞれ対応してL本ずつ設けられるととも
に、第1および第2の制御線と第2の走査線とは、副画
素に共通して設けられ、各画素において、液晶駆動回路
は、副画素の各々ごとに独立に設けられる。
【0035】請求項7記載の液晶表示装置は、請求項6
記載の液晶表示装置であって、行の各々に対応して設け
られる、補助走査線をさらに備える。各液晶駆動回路
は、対応するデータ線とデータ保持ノードとの間に、メ
モリスイッチと直列に接続され、対応する補助走査線の
活性化に応答してオンする第1のリーク防止スイッチを
さらに含む。
【0036】請求項8記載の液晶表示装置は、請求項7
記載の液晶表示装置であって、補助走査線の活性化期間
は、n個の副画素に対応するn本の第1の走査線の活性
化期間の全てを含むように設定される。
【0037】請求項9記載の液晶表示装置は、請求項6
記載の液晶表示装置であって、行の各々において、n本
の複数の第1の走査線のうちの少なくとも2つは同時に
活性化される。各液晶駆動回路は、対応するデータ線と
データ保持ノードとの間に、メモリスイッチと直列に接
続され、対応する第1の走査線と同時に活性化される、
同一の行に対応する他の第1の走査線の活性化に応答し
てオンする第2のリーク防止スイッチをさらに含む。
【0038】請求項10記載の液晶表示装置は、請求項
9記載の液晶表示装置であって、第1および第2の制御
線は、他の行に対応するL本の第1の走査線のうちの、
活性化期間が重なり合わない2本の走査線によってそれ
ぞれ構成される。
【0039】請求項11記載の液晶表示装置は、請求項
9または10記載の液晶表示装置であって、第2のリー
ク防止トランジスタおよびメモリスイッチは、複数個ず
つ設けられる。
【0040】請求項12記載の液晶表示装置は、請求項
1、6および11のいずれか1項に記載の液晶表示装置
であって、第1および第2の駆動スイッチは、複数個ず
つ配置される。
【0041】請求項13記載の携帯電話機は、画面表示
機能を備える携帯電話機であって、画面表示を実行する
ための液晶表示装置を備える。液晶表示装置は、マトリ
クス状に配置される複数の画素を有する液晶表示部を含
む。複数の画素の各々は、画素電極と対向電極との間の
電位差に応じて光学応答を示す液晶表示素子を有する。
液晶表示装置は、最大輝度および最小輝度の一方に相当
する、第1の電位と第2の電位とを周期的に繰り返す第
1の液晶駆動電位を伝達するための第1の駆動電位供給
線と、最大輝度および最小輝度の他方に相当する第2の
液晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電位供給線
と、複数の画素の列にそれぞれ対応して設けられ、各々
が画像データ信号を伝達するための複数のデータ線と、
複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、画像デー
タ信号がデジタルデータである場合に順に活性化され
る、複数の第1の走査線、複数の第1の制御線および複
数の第2の制御線と、複数の画素の行にそれぞれ対応し
て設けられ、画像データ信号がアナログデータである場
合に順に活性化される複数の第2の走査線と、複数の画
素にそれぞれ対応して設けられ、各々が画像データ信号
に応じて、対応する画素電極を駆動するための複数の液
晶駆動回路とをさらに含む。各液晶駆動回路は、対応す
る第1の走査線の活性化に応答して、対応するデータ線
とデータ保持ノードとの間を電気的に結合するためのメ
モリスイッチと、データ保持ノードの電位を保持するた
めのメモリ部と、対応する第1の電位供給線と対応する
画素電極との間に電気的に結合され、対応する第1の制
御線の活性化に応答してオンする第1の駆動スイッチ
と、対応する第2の電位供給線と対応する画素電極との
間に電気的に結合され、対応する第2の制御線の活性化
に応答してオンする第2の駆動スイッチと、第1および
第2の電位供給線の一方と画素電極との間に、第1およ
び第2の駆動スイッチの一方と直列に接続され、データ
保持ノードの電位に応じてオン・オフする第3の駆動ス
イッチと、対応する第2の走査線の活性化に応答して、
対応するデータ線とデータ保持ノードとの間を電気的に
結合するためのアナログ駆動スイッチとを有する。
【0042】請求項14記載の携帯情報端末機器は、画
面表示機能を備える携帯情報端末であって、画面表示を
実行するための液晶表示装置を備える。液晶表示装置
は、マトリクス状に配置される複数の画素を有する液晶
表示部を含む。複数の画素の各々は、画素電極と対向電
極との間の電位差に応じて光学応答を示す液晶表示素子
を有する。液晶表示装置は、最大輝度および最小輝度の
一方に相当する、第1の電位と第2の電位とを周期的に
繰り返す第1の液晶駆動電位を伝達するための第1の駆
動電位供給線と、最大輝度および最小輝度の他方に相当
する第2の液晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電
位供給線と、複数の画素の列にそれぞれ対応して設けら
れ、各々が画像データ信号を伝達するための複数のデー
タ線と、複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、
画像データ信号がデジタルデータである場合に順に活性
化される、複数の第1の走査線、複数の第1の制御線お
よび複数の第2の制御線と、複数の画素の行にそれぞれ
対応して設けられ、画像データ信号がアナログデータで
ある場合に順に活性化される複数の第2の走査線と、複
数の画素にそれぞれ対応して設けられ、各々が画像デー
タ信号に応じて、対応する画素電極を駆動するための複
数の液晶駆動回路とをさらに含む。各液晶駆動回路は、
対応する第1の走査線の活性化に応答して、対応するデ
ータ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結合するた
めのメモリスイッチと、データ保持ノードの電位を保持
するためのメモリ部と、対応する第1の電位供給線と対
応する画素電極との間に電気的に結合され、対応する第
1の制御線の活性化に応答してオンする第1の駆動スイ
ッチと、対応する第2の電位供給線と対応する画素電極
との間に電気的に結合され、対応する第2の制御線の活
性化に応答してオンする第2の駆動スイッチと、第1お
よび第2の電位供給線の一方と画素電極との間に、第1
および第2の駆動スイッチの一方と直列に接続され、デ
ータ保持ノードの電位に応じてオン・オフする第3の駆
動スイッチと、対応する第2の走査線の活性化に応答し
て、対応するデータ線とデータ保持ノードとの間を電気
的に結合するためのアナログ駆動スイッチとを有する。
【0043】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明
において、同一または相当部分については同一の参照符
号を付すものとする。
【0044】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に従う液晶表示装置1の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0045】図1を参照して、実施の形態1に従う液晶
表示装置1は、液晶表示部2を備える。液晶表示部2に
は、行列状に配置された複数の画素3が配置される。
【0046】詳細は後程説明するが、実施の形態1に従
う液晶表示装置1は、デジタル信号に基づいて画像表示
を実行するデジタル動作モードと、アナログ信号に基づ
いて画像表示を実行するアナログ動作モードとを有す
る。
【0047】画素の行(以下、「ライン」とも称する)
の各々に対応して、第1の走査線(以下、「デジタル走
査線」とも称する)5、第1の制御線(以下、「セット
線」とも称する)6、第2の制御線(以下、「リセット
線」とも称する)7、第1の液晶駆動電位VREFを伝
達する駆動電位供給線8o,8e、共通電位VCOM1
を伝達する共通電位供給線9、第2の液晶駆動電位VC
OM2を伝達する駆動電位供給線10および第2の走査
線(以下、「アナログ走査線」とも称する)11が配置
される。また、画素の列の各々に対応して、データ線1
2が配置される。
【0048】デジタル走査線5、セット線6およびリセ
ット線7は、デジタル動作モードにおいて、対応するラ
インが垂直走査対象に選択された場合に、所定のタイミ
ングでHレベルに活性化される、アドレス信号ADD、
セット信号STおよびリセット信号RSTをそれぞれ伝
達する。
【0049】一方、アナログ走査線11は、デジタル動
作モードにおいて、対応するラインが垂直走査対象に選
択された場合に、所定のタイミングでHレベルに活性化
される、アドレス信号AGを伝達する。
【0050】第1の液晶駆動電位VREFおよび第2の
液晶駆動電位VCOM2は、デジタル動作モードにおけ
る画像表示に用いられる。デジタル動作モードにおいて
は、各画素は、第1の液晶駆動電位VREFもしくは第
2の液晶駆動電位VCOM2を書込まれて、最大輝度も
しくは最小輝度の一方ずつを表示する。
【0051】これに対して、アナログ動作モードにおい
ては、データ線12を介して書込まれたアナログ電位に
応じて、最大輝度、最小輝度、およびこれらの中間輝度
を含む階調表示を実行する。
【0052】第1の液晶駆動電位VREFは、一定周期
ごとに+Vlcもしくは−Vlcに設定される。+Vl
cおよび−Vlcは、対向電極電位VLCCOMに対し
てそれぞれ異なる極性を有する。この結果、第1の液晶
駆動電位VREFの極性は一定周期ごとに反転されて、
液晶表示素子における焼き付きの発生が抑制される。
【0053】なお、図1に示されるように、第1の液晶
駆動電位VREF、共通電位VCOM1および第2の液
晶駆動電位VCOM2を、第1の駆動電位供給線8、共
通電位供給線9および第2の駆動電位供給線10のそれ
ぞれの両端側から供給する構成とすることにより、同一
の電位供給線上における電位変動を抑制することができ
る。
【0054】液晶表示装置1は、垂直走査回路15oお
よび15eと、デジタル水平走査回路20と、スイッチ
部22と、アナログ水平走査回路25と、スイッチ部2
7とをさらに備える。
【0055】垂直走査回路15oおよび15eは、同期
信号の供給を受けて動作する。デジタル水平走査回路2
0は、同期信号およびデジタル画像信号の供給を受けて
動作する。アナログ水平走査回路25は、同期信号およ
びアナログ画像信号の供給を受けて動作する。なお、同
期信号は、それぞれの画像信号の水平および垂直同期タ
イミングを示す水平同期信号および垂直同期信号、なら
びに画素信号の有効期間を表わす画素信号イネーブル信
号等を総称的に示している。
【0056】垂直走査回路15oは、デジタル動作モー
ドにおいて、垂直同期周期に基づいて、奇数ラインに対
応する、デジタル走査線5、セット線6およびリセット
線7の各々を順に活性化する。また、アナログ動作モー
ドにおいては、垂直走査回路15oは、垂直同期周期に
基づいて、奇数ラインに対応するアナログ走査線11の
各々を順に活性化する。
【0057】同様に、垂直走査回路15eは、デジタル
動作モードにおいて、垂直同期周期に基づいて、偶数ラ
インに対応する、デジタル走査線5、セット線6および
リセット線7の各々を順に活性化する。また、アナログ
動作モードにおいては、垂直走査回路15eは、垂直同
期周期に基づいて、偶数ラインに対応するアナログ走査
線11の各々を順に活性化する。
【0058】具体的には、垂直走査回路15oおよび1
5eは、各デジタル走査線5、各セット線6、各リセッ
ト線7および各アナログ走査線11によってそれぞれ伝
達される、アドレス信号ADD、セット信号ST、リセ
ット信号RSTおよびアドレス信号AGの活性化期間を
制御する。
【0059】奇数ラインに対応する垂直走査回路15o
および偶数ラインに対応する垂直走査回路15eを、液
晶表示部2を挟んで対向する領域に分割配置することに
よって、液晶表示部2における画素の列方向におけるピ
ッチ制約を緩和して、高精細表示化を図ることができ
る。
【0060】デジタル水平走査回路20は、デジタル動
作モードにおいて、供給されたデジタル画像信号を処理
して、所定タイミングにおける画像データ信号DATに
展開する。スイッチ部22は、デジタル水平走査回路2
0とデータ線12との間にそれぞれ配置される複数のス
イッチユニットによって構成される。
【0061】デジタル水平走査回路20は、デジタル動
作モードにおいて、水平走査周期に基づいて複数のスイ
ッチユニットをオンして、デジタル信号で構成される画
像データ信号DATをデータ線12に供給する。
【0062】いわゆる点順次駆動の場合には、デジタル
水平走査回路20は、スイッチ部22を構成する複数の
スイッチユニットを順にオンする。この結果、垂直走査
の対象となる1つのラインに属する各画素は、対応する
スイッチユニットの選択的なオンによって順次水平走査
の対象となり、画像データ信号(デジタル)の供給を受
ける。あるいは、ライン毎一括駆動する構成とすること
も可能であり、この場合には、データ線12の各々を用
いて、走査されたラインに属する各画素に対して画像デ
ータ信号(デジタル)が並列に供給される。
【0063】一方、アナログ動作モードにおいて、スイ
ッチ部22は、データ線12の各々とデジタル水平走査
回路20とを切離す。具体的には、スイッチ部22を構
成する複数のスイッチユニットの各々は、デジタル水平
走査回路20によってオフされる。
【0064】アナログ水平走査回路25は、アナログ動
作モードにおいて、供給されたアナログ画像信号を処理
して、所定タイミングにおける画像データ信号DATに
展開する。スイッチ部27は、アナログ水平走査回路2
5とデータ線12との間にそれぞれ配置される複数のス
イッチユニットによって構成される。
【0065】アナログ水平走査回路25は、アナログ動
作モードにおいて、水平走査周期に基づいて複数のスイ
ッチユニットをオンして、アナログ電位を有する画像デ
ータ信号DATをデータ線12に供給する。
【0066】アナログ水平走査回路25についても、ス
イッチ部27を構成する複数のスイッチユニットを、デ
ジタル水平走査回路20と同様に制御することによっ
て、点順次駆動およびライン毎駆動の両方に対応して、
画像データ信号(アナログ)を供給することができる。
【0067】一方、デジタル動作モードにおいて、スイ
ッチ部27は、データ線12の各々とアナログ水平走査
回路25とを切離す。具体的には、スイッチ部27を構
成する複数のスイッチユニットの各々は、アナログ水平
走査回路25によってオフされる。
【0068】このように、データ線12に伝達される画
像データ信号DATは、デジタル動作モードではデジタ
ル信号であり、アナログ動作モードではアナログ信号で
ある。
【0069】図2は、図1に示される各画素の構成を示
す回路図である。図2を参照して、画素3は、液晶表示
素子PXと、液晶駆動回路30とを含む。液晶表示素子
PXは、画素電極Npxと対向電極Ncmとを有する。
液晶表示素子PXには、メモリセルを有しないたとえば
TN(Twisted Nematic)液晶を用いる。
【0070】液晶表示素子PXは、画素電極Npxの電
位である画素電極電位Vpxと対向電極Ncmに印加さ
れる対向電極電位VLCCOMとの電位差に相当する液
晶印加電位に応じた光学応答を示す。したがって、液晶
表示素子PXが反射型の場合には、当該液晶印加電位に
応じて反射率(輝度)が変化する。また、液晶表示素子
PXが透過型の場合には、液晶印加電位に応じて透過率
(輝度)が変化する。
【0071】[デジタル動作モードにおける画像表示]
まず、デジタル動作モードで画像表示を実行する部分の
構成および動作について説明する。
【0072】液晶駆動回路30は、データ線12および
データ保持ノードNmの間に電気的に結合されるn型T
FT31と、第2の駆動電位供給線10およびデータ保
持ノードNmの間に接続されるコンデンサ32とを有す
る。n型TFT31のゲートはデジタル走査線5と結合
される。
【0073】デジタル走査線5が走査の対象となってH
レベル電位に活性化されると、n型TFT31はオンす
る。反対に、対応するデジタル走査線5は、走査の対象
でない場合にはLレベル電位に非活性化されるので、n
型TFT31はオフする。したがって、n型TFT31
は、デジタル走査線5の活性化に応答してオンするスイ
ッチ素子として動作する。
【0074】液晶駆動回路30は、第2の駆動電位供給
線10と画素電極Npxとの間に直列に結合されるn型
TFT33および34と、画素電極Npxおよび共通電
位供給線9との間に接続されるコンデンサ35と、第1
の駆動電位供給線8および画素電極電位の間に電気的に
結合されるn型TFT36とをさらに含む。
【0075】n型TFT33は、セット線6と結合され
たゲートを有し、セット線6の活性化に応答してオンす
るスイッチ素子として動作する。n型TFT34は、デ
ータ保持ノードNmと結合されたゲートを有し、データ
保持ノードNmの電位に応じてオン・オフするスイッチ
素子として動作する。n型TFT36は、リセット線7
と結合されたゲートを有し、リセット線7の活性化に応
答してオンするスイッチ素子として動作する。
【0076】デジタル走査線5の活性化(Hレベル)期
間中、すなわち対応するラインが走査対象となっている
場合においては、デジタル水平走査回路20によってデ
ータ線12に供給された画像データ信号DATは、n型
TFT31のオンによって、データ保持ノードNmに伝
達される。いわゆる点順次駆動の場合には、1つのライ
ンにおける全部の画素を走査した後に、垂直走査回路1
5o,15eによって、デジタル走査線5の電位がLレ
ベルに設定されるため、これに対応してn型TFT31
はオフ状態になると、コンデンサ32によってデータ保
持ノードNmの電位が保持される。
【0077】この結果、n型TFT31およびコンデン
サ32は、デジタル動作モード時において、データ線1
2によって供給される画像データ信号DAT(デジタ
ル)のレベルを保持する一種のDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)として動作する。
【0078】リセット線7を活性化することによって、
画素電極Npxは第1の駆動電位供給線8と結合され
て、画素電極電位Vpxは第1の液晶駆動電位VREF
にリセットされる。
【0079】さらに、リセット線7を非活性化した後
に、セット線6を活性化した場合には、データ保持ノー
ドNmに保持される電位に応じてn型TFT34がオン
するときには、画素電極Npxは第2の駆動電位供給線
10と結合されて、画素電極電位Vpxは、第2の液晶
駆動電位VCOM2に設定される。一方、データ保持ノ
ードNmに保持される電位に応じてn型TFT34がオ
フするときには、画素電極Npxは第2の駆動電位供給
線10と結合されないので、画素電極電位Vpxは、リ
セット時の第1の液晶駆動電位VREFを維持する。
【0080】ここで、消費電力の低減を図るために、垂
直走査回路15o,15eおよびデジタル水平走査回路
20の動作周波数を低下させ、データ保持ノードNmに
対する書込間隔を長くした場合には、データ保持ノード
Nmの電位は、n型TFT31のリーク等によって低下
する。
【0081】しかし、データ保持ノードNmの電位は、
n型TFT34のオン・オフを制御するための電位であ
るので、データ保持ノードNmの電位がこれらのTFT
のしきい値電位を超えて変化しない限り、n型TFT3
1の状態は維持される。したがって、セット線6および
リセット線7を定期的に活性化すれば、データ保持ノー
ドNmの電位、すなわちデータ線12によって一旦伝達
された画像データ信号DATのレベルに応じて、第1の
液晶駆動電位VREFもしくは第2の液晶駆動電位VC
OM2を画素電極Npxに印加して書込むことができ
る。
【0082】本実施の形態においては、液晶表示素子P
Xは、ノーマリ・ホワイト・モードの液晶表示を実行す
るものとする。また、表示コントラストが大きくなるよ
うに、画素電極Npxに第1の液晶駆動電位VREFが
印加されたとき(以下、「非点灯状態」とも称する)に
概ね最小輝度Lminを表示し、画素電極Npxに第2
の液晶駆動電位VCOM2が印加されたとき(以下、
「点灯状態」とも称する)に概ね最大輝度Lmaxが得
られるように各電位を設定するものとする。
【0083】このような構成とすることにより、デジタ
ル動作モードにおいて、液晶表示素子PXに液晶電極電
位を印加する、すなわち液晶電極電位の書込動作を実行
する場合において、各画面の表示フレームを2つのサブ
モードから構成することができる。
【0084】第1のサブモードは、デジタル走査線5の
活性化に応答して、データ線12に供給された画像デー
タ信号DATの取込みを伴う書込動作を行なって、液晶
表示素子PXの表示状態を更新するサブモード(以降、
「リフレッシュ・サブモード」とも称する)である。
【0085】第2のサブモードは、デジタル走査線5の
活性化を伴わず、セット線6およびリセット線7の活性
化に応答して、データ保持ノードNmに保持された画像
データ信号DAT基づいた再書込動作を行なって、リフ
レッシュ・サブモードで指定された液晶表示素子PXの
表示状態を更新することなく保持するサブモード(以
降、「ホールド・サブモード」とも称する)である。
【0086】図3は、デジタル動作モードにおける表示
フレーム期間の構成を示す概念図である。
【0087】図3を参照して、液晶表示装置1における
1つの表示フレームは、入力画像信号に応じて液晶表示
部2の表示をリフレッシュ(更新)するためのリフレッ
シュ・サブフレームと、液晶表示部2の表示をホールド
(保持)するためのホールド・サブフレームとから構成
される。
【0088】リフレッシュ・サブフレームにおいては、
各液晶駆動回路30が上述のリフレッシュ・サブモード
で動作し、またホールドサブフレームにおいては、上述
のホールド・サブモードで動作する。
【0089】すなわち、リフレッシュ・サブモードにお
いては、垂直走査回路15o,15eによって、デジタ
ル走査線5、セット線6およびリセット線7が走査され
るとともに、デジタル水平走査回路20によって、デー
タ線12へ画像データ信号DAT(デジタル)が伝達さ
れる。
【0090】一方、ホールド・サブモードにおいては、
垂直走査回路15o,15eによって、セット線6およ
びリセット線7を周期的に活性化することによって、デ
ータ保持ノードNmに保持された画像データ信号DAT
(デジタル)に応じて、画素電極電位の再書込を実行す
ることができる。この結果、デジタル水平走査回路20
におけるデータ線12に画像データ信号を供給する動作
を停止させることができる。したがって、デジタル水平
走査回路20をリフレッシュ・サブフレームのみ動作す
るような間欠駆動を行って、ホールド・サブフレームに
おいては、デジタル水平走査回路20の動的(交流的)
に電力を消費する部分の動作を停止させることができ
る。
【0091】すなわち、1つの表示フレームを、N個
(N:自然数)のサブフレームから構成する場合におい
て、水平走査回路の消費電力Warは、下式で示され
る。
【0092】 War=(1/N)×Wr+((N−1)/N)×Wh ここで、Wrは、リフレッシュ・サブフレーム期間にお
ける平均消費電力、すなわち動的(交流的)消費電力と
静的(直流的)消費電力の和の平均を示し、Whは、ホ
ールド・サブフレームにおける平均消費電力、すなわち
静的消費電力の平均値を示すものとする。
【0093】デジタル水平走査回路20をCMOS回路
で構成すれば、静的消費電力は極めて小さくすることが
できるので、War≒(1/N)×Wrとなる。すなわ
ち、間欠駆動を行なわない従来の液晶表示装置に比べ
て、デジタル水平走査回路20の消費電力を、ほぼ1/
Nに低減することができる。
【0094】デジタル水平走査回路20の駆動周波数
は、垂直走査回路15o,15eの駆動周波数に比べる
とはるかに高く、たとえば液晶表示部の水平画素数を1
00程度としても、前者が後者の約100倍に達する。
このため、デジタル水平走査回路20の消費電力も、垂
直走査回路15o,15eに比べてはるかに高くなる。
【0095】したがって、液晶表示装置1のように、デ
ジタル水平走査回路20を間欠駆動してその消費電力を
低減することは、液晶表示装置全体の低消費電力化に大
きな効果をもたらす。なお、実施の形態1においては、
各表示フレームを1つのリフレッシュ・サブフレームと
3つのホールド・サブフレームから構成して、合計4個
(N=4)のサブフレームから構成するようにしたが、
1つの表示フレームに含まれるホールド・サブフレーム
の個数は、各液晶駆動回路30において、データ保持ノ
ードNmに保持する電位が、n型TFT34のしきい値
電位を超えないように維持可能な範囲で任意に設定する
ことが可能である。
【0096】図4は、リフレッシュ・サブモード時での
実施の形態1に従う画素電極電位の書込動作を示すタイ
ミングチャートである。図4においては、第2n(2
n:偶数)ライン・第m列(m:自然数)の画素(以
下、画素3aと称する)、および第(2n−1)ライン
・第m列の画素(以下、画素3bと称する)に対する書
込動作が示される。
【0097】図4を参照して、期間T0、T1およびT
2において、第(2n−1)、2nおよび(2n+1)
ラインのそれぞれが垂直走査対象に選択される。
【0098】期間T0においては、画素3bにおける画
像データ信号の取込動作が実行される。期間T1におい
ては、画素3bにおける画素電極電位の書込動作およ
び、画素3aにおける画像データ信号DAT(m)の取
込動作が実行される。期間T2においては、画素3bに
おける画素電極電位の書込動作が実行される。このよう
に、各ラインに対する画素電極電位の書込動作は、次の
ラインに対する画像データ信号(デジタル)の取込動作
と並列に実行される。
【0099】第1の液晶駆動電位VREFは、期間T0
〜T2の各々において極性が反転し、+Vlcもしくは
−Vlcに設定される。+Vlcおよび−Vlcは、対
向電極電位VLCCOMに対してそれぞれ異なる極性を
有する。この結果、第1の液晶駆動電位VREFの極性
は一定周期ごとに反転されて、液晶表示素子における焼
き付きの発生が抑制される。+Vlcおよび−Vlcの
平均値、すなわち第1の液晶駆動電位VREFの振幅の
中間値は電位0で示される。
【0100】同一フレーム内において、各表示ラインご
とに第1の液晶駆動電位VREFの極性を反転する。た
とえば、図3に示されるように、連続するラインにそれ
ぞれ属する画素3bおよび3aに対する書込がそれぞれ
実行される期間T0およびT1において、第1の液晶駆
動電位VREFは、それぞれ−Vlcおよび+Vlcに
設定されており、その極性は反転されている。
【0101】この結果、ラインごとに画素電極電位の極
性を分散することができるので、表示輝度のリップル、
すなわちフリッカが低減される。
【0102】さらに、各ラインの極性を表示フレームご
とに反転することによって、表示フレームの各々におい
て、ラインごとに画素電極電位の極性を分散することが
できる。この結果、表示フレームの切替わりに起因する
表示輝度のリップル、すなわちフリッカがさらに低減さ
れる。
【0103】期間T0において、第(2n−1)ライン
に対応するデジタル走査線5によって伝達されるアドレ
ス信号ADD(2n−1)の活性化に応答して、画素3
bのn型TFT31がオンする。これにより、Hレベル
の画像データ信号DAT(m)が画素3bに取込まれ、
画素3bのデータ保持ノードNm(2n−1)の電位が
LレベルからHレベルに変化する。
【0104】期間T1においては、第2nラインに対応
するデジタル走査線5によって伝達されるアドレス信号
ADD(2n)の活性化に応答して、画素3aのn型T
FT31がオンする。これにより、Lレベルの画像デー
タ信号DAT(m)が画素3aに取込まれ、画素3aの
データ保持ノードNm(2n)の電位がHレベルからL
レベルに変化する。
【0105】画素3aにおける画像データ信号の取込動
作と並列に、画素3bにおいて、期間T0で取込まれた
デジタルの画像データ信号に基づく画素電極電位の書込
動作が実行される。
【0106】まず、画素3bに対応するリセット信号R
ST(2n−1)が所定期間活性化されて、画素3bの
画素電極Npxは第1の駆動電位供給線8と結合され
る。これに応じて、画素電極電位Vpx(2n−1)
は、第1の液晶駆動電位VREFで駆動されて、−Vl
cに向かって変化する。すなわち、画素3bは、リセッ
ト信号RST(2n−1)の活性化に応答して、データ
保持ノードNmに保持されるデータレベルにかかわら
ず、一旦非点灯状態に設定される。
【0107】対応するリセット信号RST(2n−1)
がHレベルからLレベルへ変化するタイミングにおい
て、リセット線7と画素電極Npxとの間の容量結合等
の影響によって生じるフィードスルーと呼ばれる電位変
動によって、画素電極電位Vpx(2n−1)は、Vf
−に変化する。
【0108】一方、第1の液晶駆動電位の極性が逆であ
る場合には、画素電極電位Vpx(2n−1)は、図中
に点線で示されるように逆の極性で変化し、フィードス
ルーの影響後には、Vf+に達する。
【0109】対応するリセット信号RST(2n−1)
が非活性された後に、セット信号ST(2n−1)が活
性化される。画素3bにおいては、データ保持ノードN
m(2n−1)にHレベルが保持されているので、セッ
ト信号ST(2n−1)の活性化に応答して、画素3b
の画素電極Npxは第2の駆動電位供給線10と結合さ
れる。これに応じて、画素電極電位Vpx(2n−1)
は、第2の液晶駆動電位VCOM2によって駆動され
る。これにより、画素3bは、点灯状態に設定されて、
最大輝度を表示する。
【0110】さらに、セット信号ST(2n−1)がH
レベルからLレベルへ変化するタイミングにおいて、セ
ット線6と画素電極Npxとの間の容量結合等の影響に
よって生じるフィードスルーによって、画素電極電位V
px(2n−1)は、第2の液晶駆動電位VCOM2か
らVf0に変化する。
【0111】期間T2においては、まず、画素3aに対
応するリセット信号RST(2n)が所定期間活性化さ
れて、画素3aは、期間T1における画素3bと同様
に、、データ保持ノードNmに保持されるデータレベル
にかかわらず、一旦非点灯状態に設定される。この結
果、フィードスルーの影響を受けた後、画素電極電位V
px(2n−1)は、Vf+に達する。
【0112】一方、第1の液晶駆動電位の極性が逆であ
る場合には、画素電極電位Vpx(2n−1)は、図中
に点線で示されるように逆の極性で変化し、フィードス
ルーの影響後には、Vf−に達する。
【0113】リセット信号RST(2n)が非活性され
た後に、セット信号ST(2n)が活性化される。画素
3aにおいては、データ保持ノードNm(2n)にLレ
ベルが保持されているので、セット信号ST(2n)が
活性化されても、画素3bの画素電極Npxは第2の駆
動電位供給線10と結合されない。したがって、画素電
極電位Vpx(2n−1)は、セット信号ST(2n)
の活性化および非活性化に伴うフィードスルーの影響を
受けた後に、リセット信号RST(2n)の活性化に伴
う第1の液晶駆動電位VREFの駆動後における電位V
f+に復帰する。これにより、画素3aは、非点灯状態
に設定されて最小輝度を表示する。
【0114】図示しないが、次のラインである第(2n
+1)ラインにおける画像データ信号の取込動作が、期
間T2において並列に実行される。
【0115】なお、対向電極電位VLCCOMを、第1
の液晶駆動電位VREFの駆動後における画素電極電位
Vf+およびVf−の平均値に、すなわち下記(1)式
に従って設定する。
【0116】 VLCCOM={(Vf−)+(Vf+)}/2 …(1) また、第2の液晶駆動電位VCOM2は、フィードスル
ー等による電位変動を考慮して、図4に示されるVf0
が対向電極電位VLCCOMと等しくなるように、第1
の液晶駆動電位の振幅の中心値(図4における電位0)
および対向電極電位VLCCOMとは異なるレベルに設
定される。
【0117】これにより、非点灯状態においては、第1
の液晶駆動電位VREFの極性にかかわらず、画素電極
Npxと対向電極Ncmとの間の電位差を一定にするこ
とができ、点灯状態においては、画素電極Npxと対向
電極Ncmとの間の電位差を0にすることができる。こ
の結果、点灯時および非点灯時のいずれにおいても、液
晶表示素子に焼付きを発生させることなく、フリッカ等
の発生を防止して高い表示品位を維持することができ
る。
【0118】図5は、ホールド・サブモード時での実施
の形態1に従う画素電極電位の書込動作を示すタイミン
グチャートである。
【0119】図5を参照して、期間T4においては、画
素3bにおいて、データ保持ノードNm(2n−1)の
電位に応じた画素電極電位の再書込動作が実行される。
期間T5においては、画素3aにおいて、データ保持ノ
ードNm(2n)の電位に応じた画素電極電位の再書込
動作が実行される。
【0120】すでに説明したように、ホールド・サブモ
ード時には、デジタル走査線5は非活性状態に維持され
て、画像データ信号DATの供給は実行されない。した
がって、データ線12の電位は、たとえばLレベルに固
定される。
【0121】期間T3においては、セット線6およびリ
セット線7はいずれも非活性化(Lレベル)されてお
り、画素3aおよび3bにおいて、画素電極電位は維持
される。
【0122】期間T4においては、まず、画素3bに対
応するリセット信号RST(2n−1)が所定期間活性
化されて、画素3bは、期間T1における画素3bと同
様に、データ保持ノードNmに保持されるデータレベル
にかかわらず、一旦非点灯状態に設定される。この結
果、画素電極電位Vpx(2n−1)は、−Vlcに設
定された第1の液晶駆動電位VREFによって駆動さ
れ、フィードスルーの影響を受けた後Vf−に達する。
【0123】リセット信号RST(2n−1)が非活性
された後に、セット信号ST(2n−1)が活性化され
る。画素3bにおいては、データ保持ノードNm(2n
−1)にHレベルが保持されているので、セット信号S
T(2n−1)の活性化に応答して、画素3bの画素電
極Npx(2n−1)は、第2の液晶駆動電位VCOM
2に駆動される。これにより、画素3bは、点灯状態に
再度設定されて、最大輝度の表示を保持する。
【0124】期間T5においては、まず、画素3aに対
応するリセット信号RST(2n)が所定期間活性化さ
れて、画素3aは、データ保持ノードNmに保持される
データレベルにかかわらず、画素電極Npx(2n)が
第1の液晶駆動電位VREFに駆動されて、一旦非点灯
状態に設定される。その後、リセット信号RST(2
n)の非活性化に伴うフィードスルーによって、画素電
極電位Vpx(2n)は、Vf+に達する。
【0125】リセット信号RST(2n)が非活性され
た後に、セット信号ST(2n)が活性化される。画素
3aにおいては、データ保持ノードNm(2n)にLレ
ベルが保持されているので、セット信号ST(2n)が
活性化されても、画素3bの画素電極Npxは第2の駆
動電位供給線10と結合されない。したがって、画素電
極電位Vpx(2n)には、第1の液晶駆動電位VRE
Fへの駆動後の電位(Vf+)が維持される。これによ
り、画素3aは、非点灯状態に再設定されて、最小輝度
の表示を保持する。
【0126】このような構成とすることにより、ホール
ド・サブフレームにおいて画像データ信号の供給動作を
停止した上で、各サブフレームにおいて、点灯状態およ
び非点灯状態に設定される画素のそれぞれについて、第
1の液晶駆動電位VREFおよび第2の液晶駆動電位V
COM2によって画素電極電位を駆動することができ
る。
【0127】この結果、デジタル動作モードにおいて、
同一画像を長期間表示する場合にも、画素電極電位の変
動に起因する焼付きの発生やコントラストの低下を防止
して、表示品位を損なうことなく低消費電力化を図るこ
とができる。したがって、デジタル動作モードを用いる
ことによって、待機画面等において、静止画や文字情報
等を低消費電力かつ高品位で表示できる。
【0128】なお、図2においては、データ保持ノード
Nmの電位に応じてオン・オフするn型TFT34を、
第2の駆動電位供給線10と画素電極Npxとの間にn
型TFT33と直列に接続する構成を例示したが、n型
TFT34は、第1の駆動電位供給線8と画素電極Np
xとの間にn型TFT36と直列に接続することもでき
る。この場合には、n型TFT33および36のオン順
序を入換えるために、n型TFT36のゲートをセット
線6と結合し、n型TFT33のゲートをリセット線7
と結合する必要がある。
【0129】[アナログ動作モードにおける画像表示]
次に、アナログ動作モードで画像表示を実行する部分の
構成および動作について説明する。
【0130】再び図2を参照して、液晶駆動回路30
は、データ線12および画素電極Npxの間に電気的に
結合されるn型TFT37をさらに有する。n型TFT
37のゲートはアナログ走査線11と結合される。
【0131】アナログ走査線11が走査の対象となって
Hレベル電位に活性化されると、n型TFT37はオン
する。すなわち、n型TFT37は、アナログ走査線1
1の活性化に応答してオンするスイッチ素子として動作
する。
【0132】アナログ動作モードにおいては、データ線
12によって伝達される画像データ信号DATは、階調
表示に対応したアナログ信号であるので、n型TFT3
7のオンによって、データ線12と画素電極Npxとを
電気的に結合することによって、画素電極Npxに画像
データ信号DAT(アナログ)を直接書込むことができ
る。
【0133】図6は、アナログ動作モードでの画素電極
電位の書込動作を示すタイミングチャートである。
【0134】図6を参照して、期間T6、T7およびT
8において、第(2n−1)、2nおよび(2n+1)
ラインのそれぞれが垂直走査対象に選択される。
【0135】アナログ動作モードにおいては、各ライン
に対応する、アドレス信号ADD、セット信号STおよ
びリセット信号RSTの各々は、非活性状態に維持され
る。したがって、デジタル走査線5、セット線6および
リセット線7は、Lレベルに設定される。
【0136】期間T6においては、画素3bにおける画
素電極電位の書込動作が実行され、期間T7において
は、画素3aにおける画素電極電位の書込動作が実行さ
れる。
【0137】期間T6において、第(2n−1)ライン
に対応するアナログ走査線11によって伝達されるアド
レス信号AG(2n−1)の活性化に応答して、画素3
bのn型TFT37がオンする。これにより、アナログ
電位を有する画像データ信号DAT(m)が画素電極N
pxに書込まれる。
【0138】さらに、アドレス信号AG(2n−1)が
HレベルからLレベルへ変化するタイミングにおいて、
アナログ走査線11と画素電極Npxとの間の容量結合
等の影響によって生じるフィードスルーによって、画素
電極電位Vpx(2n−1)は、Vfaに変化する。
【0139】期間T7においては、第2nラインに対応
するアナログ走査線11によって伝達されるアドレス信
号AG(2n)の活性化に応答して、画素3aのn型T
FT37がオンする。これにより、アナログ電位を有す
る画像データ信号DAT(m)が画素電極Npxに書込
まれる。
【0140】さらに、アドレス信号AG(2n)がHレ
ベルからLレベルへ変化するタイミングにおいて、アナ
ログ走査線11と画素電極Npxとの間の容量結合等の
影響によって生じるフィードスルーによって、画素電極
電位Vpx(2n)は、Vfbに変化する。
【0141】その他の各ラインも順次垂直走査対象、す
なわち画素電極電位の書込動作の対象となって、各画素
に対して、画像データ信号DATが有するアナログ電位
が書込まれる。
【0142】したがって、アナログ動作モードにおいて
は、各画素において、中間輝度を含む階調表示を実行す
るとともに、画素電極電位を所定の垂直走査周期で書換
えて、表示内容を逐次更新することができる。この結
果、アナログ動作モードにおいては、階調表示に対応し
た高速画像表示を実行することができる。したがって、
アナログ動作モードを用いることによって、通常動作画
面等において、動画像等を高品位で表示できる。
【0143】また、アナログ動作モードで階調表示を行
なう場合には、データ線12の電位は、デジタル動作モ
ードにおける画像データ信号のHレベルおよびLレベル
の中間電位に設定されるが、スイッチ部22によって、
各データ線12とデジタル水平走査回路20とを切り離
しているので、当該HレベルもしくはLレベルと、当該
中間電位との間に、データ線12を介して流れる無用の
リーク電流を抑制できるので、低消費電力化を図ること
ができる。
【0144】なお、図4に示されるように、アナログ動
作モードにおいては、第1の液晶駆動電位VREFは書
込動作に用いられないので、その生成を停止して消費電
力の削減を図ることも可能である。
【0145】このように、実施の形態1に従う液晶表示
装置1は、静止画像等を低消費電力で表示できるデジタ
ル動作モードと、動画像等を高速表示できるアナログ動
作モードとの両方に従って、画像表示を実行できる。し
たがって、液晶表示装置1においては、デジタル動作モ
ードおよびアナログ動作モードを、表示画像の種類に応
じて適切に設定することによって、低消費電力駆動と動
画等の高速画像表示との両方に対応することができる。
【0146】[実施の形態2]実施の形態2において
は、デジタル動作モードにおいても階調表示が可能な構
成について説明する。
【0147】図7は、実施の形態2に従う各画素の構成
を示す回路図である。図7を参照して、画素3は4個の
副画素4a〜4dに分割される。液晶表示素子PXは、
副画素4a〜4dにそれぞれ対応して、副液晶表示素子
SPXa〜SPXdに分割される。副液晶表示素子SP
Xa〜SPXdは、副画素電極Npxa〜Npxdをそ
れぞれ有する。副液晶表示素子SPXa〜SPXd各々
の対向電極には、共通電極電位VLCCOMが印加され
る。
【0148】副液晶表示素子SPXa〜SPXdは、最
大輝度表示時における表示輝度の比が、下式(2)とな
るように分割される。
【0149】 SPXa:SPXb:SPXc:SPXd=20:21:22:23 …(2) 副画素4a〜4dにおける点灯状態/非点灯状態をデジ
タル的に設定することによって、画素3の表示輝度を、
4ビットデータに基づいた24=16段階に設定して、
階調表示を実行できる。
【0150】なお、各画素における副画素の分割数を4
個としたのは例示にすぎず、分割数は、任意のL個
(L:2以上の整数)とすることができる。この場合に
は、最大輝度表示時における副画素4a〜4dの表示輝
度の比が、20:…:2(L-1)となるように液晶表示素子
を分割することによって、Lビットデータに基づいた2
L段階の階調表示を実行できる。
【0151】各ラインにおいて、デジタル走査線5は、
副画素4a〜4dにそれぞれ対応する独立のデジタル走
査線5a〜5dに分割される。デジタル走査線5a〜5
dは、各ラインの走査期間において、副画素4a〜4d
が選択される期間にそれぞれ活性化(Hレベル)される
アドレス信号ADDa〜ADDdをそれぞれ伝達する。
【0152】一方、セット線6、リセット線7、第1の
駆動電位供給線8、共通電位供給線9、第2の駆動電位
供給線10およびアナログ走査線11は、副画素4a〜
4dに共通に、各ラインごとに設けられる。
【0153】さらに、各ラインごとに、副画素4a〜4
dに共通してデジタル走査線5zが設けられる。
【0154】なお、実施の形態2に従う構成において
は、デジタル動作モードで用いられる第1の液晶駆動電
位VREFは、1ラインごとに互いに位相が反転するよ
うに供給される。以下においては、奇数ラインに供給さ
れる第1の液晶駆動電位をVREFoで示し、偶数ライ
ンに供給される第1の液晶駆動電位をVREFeで示
す。第1の液晶駆動電位VREFoおよびVREFe
は、互いに位相が180度ずれており、表示フレーム単
位でその極性は反転される。第1の液晶駆動電位VRE
FoおよびVREFeをそれぞれ伝達するための第1の
駆動電位供給線8oおよび8eは独立に配置される。
【0155】図7に示される画素は偶数ラインに属して
おり、第1の駆動電位供給線8eによって、第1の液晶
駆動電位VREFeが供給されるものとする。これに対
して、奇数ラインに属する画素においては、第1の駆動
電位供給線8eに代えて第1の駆動電位供給線8oが設
けられる。
【0156】このように、1ラインごとに極性が互いに
異なる第1の液晶駆動電位VREFo,VREfeを供
給する構成とすることによって、第1の液晶駆動電位の
周波数を表示フレーム周期相当の低周波数としても、実
施の形態1において水平走査周期に相当する周波数で第
1の液晶駆動電位VREFを生成した場合と同様の表示
品位を得ることができる。この結果、第1の液晶駆動電
位の生成に要する消費電力を低減できる。
【0157】副液晶表示素子SPXa〜SPXdにそれ
ぞれ対応して、液晶駆動回路40a〜40dがそれぞれ
配置される。液晶駆動回路40a〜40dの各々の構成
は同様であるので、液晶駆動回路40aの構成について
代表的に説明する。
【0158】液晶駆動回路40aは、図2に示した液晶
駆動回路30と同様に、n型TFT31,33,34,
36と、コンデンサ32,35とを有する。液晶駆動回
路40aは、さらに、副画素電極Npxaからのリーク
電流を抑制するためのn型TFT41,42と、データ
保持ノードNmaからのリーク電流を抑制するためのn
型TFT43,44,45,46とを有する。
【0159】n型TFT41は、第2の駆動電位供給線
10と副画素電極Npxaとの間にn型TFT33と直
列に結合されて、n型TFT33と同様に、セット線6
の活性化に応答してオンするスイッチ素子として動作す
る。n型TFT42は、第1の駆動電位供給線8eおよ
び画素電極電位の間にn型TFT36と直列に結合され
て、n型TFT36と同様に、リセット線7の活性化に
応答してオンするスイッチ素子として動作する。
【0160】n型TFT43は、データ保持ノードNm
aとデータ線12との間にn型TFT43と直列に結合
されて、デジタル走査線5zの活性化に応答してオンす
るスイッチ素子として動作する。
【0161】n型TFT44,45,46は、データ線
12とデータ保持ノードNmaとの間に、n型TFT3
1および43と直列に接続される。n型TFT44は、
n型TFT31と同様に、副画素4aに対応するデジタ
ル走査線5aの活性化に応答してオンするスイッチ素子
として動作する。
【0162】n型TFT45および46は、他の副画素
4b〜4cに対応するデジタル走査線5b〜5cのうち
のデジタル走査線5aと重なり合う活性化期間を有する
1本の活性化に応答してオンするスイッチ素子として動
作する。
【0163】後の説明で明らかになるように、アドレス
信号ADDa(2n)とADDb(2n)との活性化期
間は重なり合うので、n型TFT62および63は、デ
ジタル走査線5bの活性化に応答してオンするスイッチ
素子として動作する。
【0164】同一の走査線に対応する、n型TFT31
および61と、n型TFT62および63とのそれぞれ
は、往復電流パスを形成するように並列に配置される。
これにより、これらのn型TFTを効率的に配置でき
る。
【0165】次に、実施の形態2に従うデジタル動作モ
ードにおける画素電極電位の書込動作について説明す
る。
【0166】図8は、リフレッシュ・サブモード時での
実施の形態2に従う画素電極電位の書込動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0167】図8を参照して、第2nライン・第m列に
位置する画素が垂直走査対象となる期間T1において、
副画素4a〜4dにおける画像データ信号(デジタル)
の取込動作が実行される。
【0168】デジタル表示モードにおいて、第1の液晶
駆動電位VREFoおよびVREFeは、期間T0〜T
2において、−Vlcおよび+Vlcにそれぞれ維持さ
れる。次の表示フレーム期間において、第1の液晶駆動
電位VREFoおよびVREFeは、+Vlcおよび−
Vlcにそれぞれ維持される。
【0169】第2nラインに対応するアドレス信号AD
Da(2n)〜ADDd(2n)は、同時に2つずつが
順に活性化されるように、その信号レベルが設定され
る。
【0170】図8に示される例においては、第2nライ
ンが垂直走査対象に選択される期間T1において、ま
ず、アドレス信号ADDa(2n)およびADDb(2
n)が同時に活性化される。その後、アドレス信号AD
Db(2n)およびADDc(2n)が同時に活性化さ
れた後に、ADDc(2n)およびADDd(2n)が
同時に活性化され、最後にADDd(2n)およびAD
Da(2n)が同時に活性化される。
【0171】これにより、アドレス信号ADDb(2
n)およびADDd(2n)は、期間T1内において、
活性化期間が重なり合うことなく順に活性化される。し
たがって、アドレス信号ADDb(2n)およびADD
d(2n)は、期間T1において第2nラインに対する
画像データ信号の書込と並列に実行される、第(2n−
1)ラインに対する画素電極電位の書込動作において、
リセット信号RST(2n−1)およびセット信号ST
(2n−1)としてもそれぞれ共用することができる。
【0172】したがって、セット線6およびリセット線
7が各ラインごとに配置される専用の信号線ではなく、
他のラインに対応する走査線によって共用される構成と
することにより、各ラインごとに配置される信号線の本
数を2本ずつ削減することができる。この結果、垂直走
査回路15o,15eの構成をコンパクト化するととも
に、画素配置における列方向のレイアウト制約を緩和し
て、画素を高集積配置することができる。
【0173】デジタル走査線5zによって伝達されるア
ドレス信号ADDz(n)は、第2nラインが垂直走査
対象となる期間T1において、順に活性化されるアドレ
ス信号ADDa(2n)〜ADDd(2n)のそれぞれ
の活性化期間を全て含むように活性化される。
【0174】期間T1において、アドレス信号ADDa
(2n)〜ADDd(2n)をそれぞれ伝達するデジタ
ル走査線5a〜5dは、一定期間ずつ順に活性化され
る。データ線12は、アドレス信号ADDa(2n)〜
ADDd(2n)の活性化期間と同期しするように、副
画素4a〜4dに書込まれる画像データ信号DAT
(m)を伝達する。
【0175】データ線12とデータ保持ノードNma
(2n)〜Nmd(2n)との間に接続される複数のn
型TFTが全てオンするタイミングにおいて、図4の場
合と同様に、副画素4a〜4dに対するデジタルの画像
データ信号DAT(m)の書込が実行される。
【0176】図8においては、副画素4a〜4dに対し
て、“1”“0”“1”および“0”の画像データ信号
DAT(m)が書込まれる場合が例示される。すなわ
ち、デジタル走査線5a〜5dの活性化にそれぞれ応答
して、データ保持ノードNma(2n)〜Nmd(2
n)は、Hレベル、Lレベル、HレベルおよびLレベル
にそれぞれ設定される。
【0177】図4と同様に、第(2n+1)ラインが垂
直走査対象となる期間T2において、第2nラインに属
する画素において、画素電極電位の書込動作が実行され
る。
【0178】リセット線7およびセット線6にそれぞれ
相当する、他のラインに対応するデジタル走査線によっ
て、リセット信号RST(2n)およびセット信号ST
(2n)に相当する信号が所定期間ずつ順に活性化され
る。
【0179】副画素電極Npxa〜Npxdは、リセッ
ト信号RST(2n)に相当するアドレス信号ADDb
(2n+1)の活性化に応答して、第1の液晶駆動電位
VREFeと結合される。これに応じて、副画素電極電
位Vpxa〜Vpxdは、電位+Vlcに向かって変化
する。
【0180】一旦、第1の液晶駆動電位VREFeへの
書込が行なわれた後に、セット信号ST(2n)に相当
するアドレス信号ADDd(2n+1)の活性化に応答
して、副画素電極Npxa〜Npxdは、データ保持ノ
ードNma(2n)〜Nmd(2n)の電位に応じて、
第1の液晶駆動電位VREFeもしくは第2の液晶駆動
電位VCOM2の供給を受ける。
【0181】この結果、期間T2における副画素電極電
位の書込動作の終了時において、副画素電極Npxa〜
Npxdは、電位Vf0、Vf+、Vf0およびVf+
に設定される。
【0182】図9は、ホールド・サブモード時での実施
の形態2に従う画素電極電位の書込動作を示すタイミン
グチャートである。
【0183】図9を参照して、ホールド・モードにおい
ては、デジタル走査線5zは、デジタル走査線5a〜5
dと同様に非活性状態に維持される。この結果、データ
保持ノードNma(2n)〜Nmd(2n)の各々とデ
ータ線12との間には、オフされた複数のn型TFTが
直列に結合される。
【0184】第2nラインに属する画素が再書込動作の
対象となる期間T5における、副画素電極Npxa〜N
pxdに対する再書込動作は、他のラインに対応するデ
ジタル走査線によって伝達される、リセット信号RST
(2n)に相当するアドレス信号ADDb(2n+1)
の活性化に応答して、副画素電極Npxa〜Npxd
は、第1の液晶駆動電位VREFeと一旦結合される。
さらに、セット信号ST(2n)に相当するアドレス信
号ADDd(2n+1)の活性化に応答して、副画素電
極Npxa〜Npxdは、データ保持ノードNma(2
n)〜Nmd(2n)の電位に応じて、第1の液晶駆動
電位VREFeもしくは第2の液晶駆動電位VCOM2
の供給を受ける。
【0185】この結果、期間T5における副画素電極電
位の再書込動作の終了時において、副画素電極Npxa
〜Npxdは、リフレッシュ・モード時の期間T2終了
後と同様の電位Vf0、Vf+、Vf0およびVf+に
再設定される。
【0186】このような構成とすることにより、デジタ
ル動作モードにおいて、実施の形態1と同様の低消費電
力の書込動作によって各画素で階調表示を実行すること
ができる。
【0187】さらに、液晶駆動回路40a〜40dの各
々において、副画素電極Npxa〜Npxdからのリー
ク電流抑制のためのn型TFT41,42を設けている
ので、書込動作後および再書込動作後における副画素電
極電位の変動を抑制して、各画素における表示輝度の変
動を防止して、表示品位の向上を図ることができる。
【0188】また、液晶駆動回路40a〜40dの各々
において、データ保持ノードNma〜Nmdからのリー
ク電流抑制のためのn型TFT43,44,45,46
を設けているので、デジタル動作モードにおいて、図3
に示した表示フレーム期間を長くして画像データ信号
(デジタル)の書込周期を拡大することによって、さら
なる低消費電力化を図ることができる。
【0189】再び図7を参照して、液晶駆動回路40a
〜40dにおいて、n型TFT37は、ノードNsと副
画素電極Npxa〜Npxdの各々との間に接続され
る。さらに、副画素4a〜4dに共通に、リーク抑制の
ためのn型TFT47および48が、データ線12とノ
ードNsとの間に直列に接続される。
【0190】アナログ動作モードにおいては、アナログ
走査線11の活性化に応答して、液晶駆動回路40a〜
40dの各々においてn型TFT37がオンするととも
に、リーク抑制のためのn型TFT47および48がオ
ンする。この結果、副画素4a〜4dに対して並列に、
アナログ電位を有する画素データ信号DATが書込まれ
る。
【0191】すなわち、アナログ動作モードにおいて
は、副画素4a〜4dの各々において、同一の中間輝度
を表示することによって、階調表示が実行される。ま
た、アナログ走査線11の非活性化期間においては、デ
ータ線12と副画素電極Npxa〜Npxdの各々との
間に、複数のオフされたn型TFTが接続されるので、
各画素における表示輝度の変動を防止して、表示品位の
向上を図ることができる。
【0192】このような構成とすることにより、実施の
形態1に従う書込動作に加えて、デジタル動作モードに
おいても、各画素で階調表示を実行できる。また、各副
画素において、副画素電極およびデータ保持ノードから
のリーク電流を抑制するために、オフされたn型TFT
が複数個ずつ配置されているので、表示品位をさらに向
上することができる。
【0193】[実施の形態3]以上述べたように、実施
の形態1および2に従う液晶表示装置は、低消費電力駆
動を前提として、高速画像表示にも対応することができ
る。したがって、このような液晶表示装置は、携帯電話
機や携帯情報端末機器等のバッテリ駆動機器に適してい
る。
【0194】図10は、本発明の実施の形態3に従う携
帯電話機100の構成を示す概念図である。
【0195】図10を参照して、携帯電話機100は、
実施の形態1および2のいずれかに従う液晶表示装置1
の液晶表示部2を表示パネルとして備える。液晶表示装
置1の構成の詳細については既に説明したとおりである
ので繰返さない。この結果、携帯電話機に要求される高
品位表示化および低消費電力化にマッチした構成とする
ことができる。
【0196】図11は、本発明の実施の形態3に従う携
帯情報端末機器110の構成を示す概念図である。
【0197】図11を参照して、携帯情報端末機器11
0は、実施の形態1および2のいずれかにに従う液晶表
示装置1の液晶表示部2を表示パネルとして備える。こ
れにより、携帯情報端末機器110は、携帯電話機10
0と同様に、高品位表示化および低消費電力化を図るこ
とが可能となる。
【0198】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0199】
【発明の効果】請求項1および3に記載の液晶表示装置
は、画像データ信号がデジタル信号である場合には、各
画素において、表示品位を損なうことなく同一画像の表
示を低消費電力で保持できる。また、画像データ信号が
アナログ信号である場合には、各画素において、階調表
示に対応した高速画像表示を実行することができる。し
たがって、表示画像の種類に応じて画像データ信号をア
ナログもしくはデジタル信号とすることによって、低消
費電力駆動と動画等の高速画像表示との両方に対応する
ことができる。
【0200】請求項2記載の液晶表示装置は、デジタル
信号およびアナログ信号をそれぞれ供給する水平走査回
路と各データ線との間を切離すことができる。したがっ
て、請求項1が奏する効果に加えて、データ線に生じる
リーク電流を抑制して、さらなる低消費電力化を図るこ
とができる。
【0201】請求項4記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置が奏する効果に加えて、焼付きを防
止した上でラインごとに画素電極電位の極性を分散する
ことができるので、表示輝度のリップル、すなわちフリ
ッカが低減される。
【0202】請求項5記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置が奏する効果に加えて、第1の液晶
駆動電位の電位切換周波数を表示フレーム周期相当の低
周波数としても、焼付きを防止した上でラインごとに画
素電極電位の極性を分散できる。したがって、第1の液
晶駆動電位の生成に要する消費電力を低減した上で、表
示輝度のリップル、すなわちフリッカを抑制することが
できる。
【0203】請求項6記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置が奏する効果に加えて、画像データ
信号がLビットのデジタル信号である場合にも、各画素
において階調表示を実行できる。
【0204】請求項7、8、9および11記載の液晶表
示装置は、データ保持ノードからのリーク電流を抑制す
ることができる。この結果、請求項6記載の液晶表示装
置が奏する効果に加えて、画像データ信号がデジタル信
号である場合に、画像データ信号の書込周期を拡大する
ことによって、さらなる低消費電力化を図ることができ
る。
【0205】請求項10記載の液晶表示装置は、請求項
9記載の液晶表示装置が奏する効果に加えて、各ライン
ごとに配置される信号線の本数を削減することができ
る。この結果、画素配置におけるレイアウト制約を緩和
して、画素を高集積配置することができる。
【0206】請求項12記載の液晶表示装置は、画素電
極からのリーク電流を抑制することができる。この結
果、請求項1、6または11記載の液晶表示装置が奏す
る効果に加えて、表示輝度の変動を防止して高品位表示
化を図ることができる。
【0207】請求項13記載の携帯電話機は、画像デー
タ信号がデジタル信号である場合には、液晶表示部の各
画素において、表示品位を損なうことなく同一画像の表
示を低消費電力で保持できる。また、画像データ信号が
アナログ信号である場合には、液晶表示部の各画素にお
いて、階調表示に対応した高速画像表示を実行すること
ができる。したがって、表示画像の種類に応じて画像デ
ータ信号をアナログもしくはデジタル信号とすることに
よって、低消費電力駆動と動画等の高速画像表示との両
方に対応した画面表示を実行できる。
【0208】請求項14記載の携帯情報端末機器は、画
像データ信号がデジタル信号である場合には、液晶表示
部の各画素において、表示品位を損なうことなく同一画
像の表示を低消費電力で保持できる。また、画像データ
信号がアナログ信号である場合には、液晶表示部の各画
素において、階調表示に対応した高速画像表示を実行す
ることができる。したがって、表示画像の種類に応じて
画像データ信号をアナログもしくはデジタル信号とする
ことによって、低消費電力駆動と動画等の高速画像表示
との両方に対応した画面表示を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従う液晶表示装置1
の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示される各画素の構成を示す回路図で
ある。
【図3】 デジタル動作モードにおける表示フレーム期
間の構成を示す概念図である。
【図4】 リフレッシュ・サブモード時での実施の形態
1に従う画素電極電位の書込動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図5】 ホールド・サブモード時での実施の形態1に
従う画素電極電位の書込動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】 アナログ動作モードでの画素電極電位の書込
動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 実施の形態2に従う各画素の構成を示す回路
図である。
【図8】 リフレッシュ・サブモード時での実施の形態
2に従う画素電極電位の書込動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図9】 ホールド・サブモード時での実施の形態2に
従う画素電極電位の書込動作を示すタイミングチャート
である。
【図10】 本発明の実施の形態3に従う携帯電話機の
構成を示す概念図である。
【図11】 本発明の実施の形態3に従う携帯情報端末
機器の構成を示す概念図である。
【図12】 従来の液晶表示装置の全体構成を説明する
概略ブロック図である。
【図13】 図12に示される各画素の構成を説明する
回路図である。
【図14】 画素電極の電位変動による表示品位の低下
を説明するための概念図である。
【符号の説明】
2 液晶表示部、3,3a,3b 画素、4a〜4d
副画素、5,5a〜5d,5z デジタル走査線、6
セット線、7 リセット線、8,8o,8e第1の駆動
電位供給線、9 共通電位供給線、10 第2の駆動電
位供給線、11 アナログ走査線、12 データ線、1
5o,15e 垂直走査回路、20デジタル水平走査回
路、22,27 スイッチ部、25 アナログ水平走査
回路、30,30a,30b,40a〜40d,50a
〜50d,60a〜60d液晶駆動回路、31,33,
34,36,41,42,43,44,45,46,4
7,48 n型TFT、32,35 コンデンサ、10
0 携帯電話機、110 携帯情報端末機器、ADDa
〜ADDd,ADDz アドレス信号、DAT 画像デ
ータ信号、Ncm 対向電極、Nm,Nma〜Nmd
データ保持ノード、Npx 画素電極、Npxa〜Np
xd 副画素電極、PX,PXa,PXb 液晶表示素
子、RST リセット信号、ST セット信号、VCO
M2第2の液晶駆動電位、VLCCOM 対向電極電
位、VREF,VREFo,VREFe 第1の液晶駆
動電位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 5K067 9/35 9/35 G09G 3/20 611 G09G 3/20 611A 621 621K 621M 624 624B 641 641E 680 680S 680T H04Q 7/38 H04B 7/26 109T (72)発明者 飛田 洋一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上里 将史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA22 2H093 NA33 NC03 NC16 NC28 ND32 ND35 ND36 ND39 5C006 AA14 AC21 BB16 BC06 FA04 FA47 5C080 AA10 BB05 DD08 DD26 EE19 EE29 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 KK07 KK47 5C094 AA13 AA22 BA03 BA43 CA19 EA04 EA07 5K067 AA43 BB04 BB41 FF23 KK00 KK15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置される複数の画素を
    有する液晶表示部を備え、 前記複数の画素の各々は、画素電極と対向電極との間の
    電位差に応じて光学応答を示す液晶表示素子を有し、 前記最大輝度および最小輝度の一方に相当する第1の液
    晶駆動電位を伝達するための第1の駆動電位供給線と、 前記最大輝度および最小輝度の他方に相当する第2の液
    晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電位供給線と、 前記複数の画素の列にそれぞれ対応して設けられ、各々
    が画像データ信号を伝達するための複数のデータ線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がデジタル信号である場合に順に活性化
    される、複数の第1の走査線、複数の第1の制御線およ
    び複数の第2の制御線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がアナログ信号である場合に順に活性化
    される複数の第2の走査線と、 前記複数の画素にそれぞれ対応して設けられ、各々が前
    記画像データ信号に応じて、対応する前記画素電極を駆
    動するための複数の液晶駆動回路とをさらに備え、 各前記液晶駆動回路は、前記第1の走査線の活性化に応
    答して、対応する前記データ線とデータ保持ノードとの
    間を電気的に結合するためのメモリスイッチと、 前記データ保持ノードの電位を保持するためのメモリ部
    と、 対応する前記第1の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第1の制御線
    の活性化に応答してオンする第1の駆動スイッチと、 対応する前記第2の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第2の制御線
    の活性化に応答してオンする第2の駆動スイッチと、 前記第1および第2の電位供給線の一方と前記画素電極
    との間に、前記第1および第2の駆動スイッチの一方と
    直列に接続され、前記データ保持ノードの電位に応じて
    オン・オフする第3の駆動スイッチと、 対応する前記第2の走査線の活性化に応答して、対応す
    る前記データ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結
    合するためのアナログ駆動スイッチとを含む、液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のデータ線に対して前記デジタ
    ル信号を前記画像データ信号として供給するための第1
    の水平走査回路と、 前記複数のデータ線に対して前記アナログ信号を前記画
    像データ信号として供給するための第2の水平走査回路
    と、 前記アナログ信号の供給時において、前記第1の水平走
    査回路と前記複数のデータ線との間を電気的に切離すた
    めの第1のスイッチ回路と、 前記デジタル信号の供給時において、前記第2の水平走
    査回路と前記複数のデータ線との間を電気的に切離すた
    めの第2のスイッチ回路とをさらに備える、請求項1記
    載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 画像書込時において、前記第1および第
    2の駆動スイッチの前記一方は、前記第1および第2の
    駆動スイッチの他方が所定期間オンした後にオンするよ
    うに、前記第1および第2の制御線の活性化期間は設定
    される、請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の液晶駆動電位は、第1の電位
    と第2の電位とを周期的に繰り返し、 前記第1および前記第2の電位の切換周期は、1行あた
    りの水平走査周期に相当する、請求項1記載の液晶表示
    装置。
  5. 【請求項5】 第1の液晶駆動電位は、第1の電位と第
    2の電位とを周期的に繰り返し、 前記第1の電位供給線は、 前記第1および前記第2の電位を互いに相補に供給する
    ための、複数の第1および第2の駆動電位補助供給線を
    含み、 前記複数の第1および第2の駆動電位補助供給線は、奇
    数行および偶数行にそれぞれ対応して配置され、 前記第1および前記第2の電位の切換周期は、表示フレ
    ーム周期に相当する、請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画素は、並列に配置されるL個
    (L:2以上の整数)の副画素に分割され、 前記画素電極は、前記副画素に対応して、前記最大輝度
    の表示時におけるそれぞれの表示輝度が、20:・・・:2
    (L-1)となるように分割され、 前記行の各々において、前記第1の走査線は、前記副画
    素にそれぞれ対応してL本ずつ設けられるとともに、前
    記第1および第2の制御線と前記第2の走査線とは、前
    記副画素に共通して設けられ、 各前記画素において、前記液晶駆動回路は、前記副画素
    の各々ごとに独立に設けられる、請求項1記載の液晶表
    示装置。
  7. 【請求項7】 前記行の各々に対応して設けられる、補
    助走査線をさらに備え、 各前記液晶駆動回路は、 対応する前記データ線と前記データ保持ノードとの間
    に、前記メモリスイッチと直列に接続され、対応する前
    記補助走査線の活性化に応答してオンする第1のリーク
    防止スイッチをさらに含む、請求項6記載の液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記補助走査線の活性化期間は、前記n
    個の副画素に対応するn本の第1の走査線の活性化期間
    の全てを含むように設定される、請求項7記載の液晶表
    示装置。
  9. 【請求項9】 前記行の各々において、n本の前記複数
    の第1の走査線のうちの少なくとも2つは同時に活性化
    され、 各前記液晶駆動回路は、 前記対応する前記データ線と前記データ保持ノードとの
    間に、前記メモリスイッチと直列に接続され、対応する
    前記第1の走査線と同時に活性化される、同一の前記行
    に対応する他の第1の走査線の活性化に応答してオンす
    る第2のリーク防止スイッチをさらに含む、請求項6記
    載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の制御線は、他の
    前記行に対応するL本の第1の走査線のうちの、活性化
    期間が重なり合わない2本の走査線によってそれぞれ構
    成される、請求項9記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のリーク防止トランジスタお
    よび前記メモリスイッチは、複数個ずつ設けられる、請
    求項9または10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の駆動スイッチ
    は、複数個ずつ配置される、請求項1、6および11の
    いずれか1項に記載の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 画面表示機能を備える携帯電話機であ
    って、 画面表示を実行するための液晶表示装置を備え、 前記液晶表示装置は、 マトリクス状に配置される複数の画素を有する液晶表示
    部を含み、 前記複数の画素の各々は、画素電極と対向電極との間の
    電位差に応じて光学応答を示す液晶表示素子を有し、 前記液晶表示装置は、 前記最大輝度および最小輝度の一方に相当する、第1の
    電位と第2の電位とを周期的に繰り返す第1の液晶駆動
    電位を伝達するための第1の駆動電位供給線と、 前記最大輝度および最小輝度の他方に相当する第2の液
    晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電位供給線と、 前記複数の画素の列にそれぞれ対応して設けられ、各々
    が画像データ信号を伝達するための複数のデータ線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がデジタルデータである場合に順に活性
    化される、複数の第1の走査線、複数の第1の制御線お
    よび複数の第2の制御線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がアナログデータである場合に順に活性
    化される複数の第2の走査線と、 前記複数の画素にそれぞれ対応して設けられ、各々が前
    記画像データ信号に応じて、対応する前記画素電極を駆
    動するための複数の液晶駆動回路とをさらに含み、 各前記液晶駆動回路は、 対応する前記第1の走査線の活性化に応答して、対応す
    る前記データ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結
    合するためのメモリスイッチと、 前記データ保持ノードの電位を保持するためのメモリ部
    と、 対応する前記第1の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第1の制御線
    の活性化に応答してオンする第1の駆動スイッチと、 対応する前記第2の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第2の制御線
    の活性化に応答してオンする第2の駆動スイッチと、 前記第1および第2の電位供給線の一方と前記画素電極
    との間に、前記第1および第2の駆動スイッチの一方と
    直列に接続され、前記データ保持ノードの電位に応じて
    オン・オフする第3の駆動スイッチと、 対応する前記第2の走査線の活性化に応答して、対応す
    る前記データ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結
    合するためのアナログ駆動スイッチとを有する、携帯電
    話機。
  14. 【請求項14】 画面表示機能を備える携帯情報端末機
    器であって、 画面表示を実行するための液晶表示装置を備え、 前記液晶表示装置は、 マトリクス状に配置される複数の画素を有する液晶表示
    部を含み、 前記複数の画素の各々は、画素電極と対向電極との間の
    電位差に応じて光学応答を示す液晶表示素子を有し、 前記液晶表示装置は、 前記最大輝度および最小輝度の一方に相当する、第1の
    電位と第2の電位とを周期的に繰り返す第1の液晶駆動
    電位を伝達するための第1の駆動電位供給線と、 前記最大輝度および最小輝度の他方に相当する第2の液
    晶駆動電位を伝達するための第2の駆動電位供給線と、 前記複数の画素の列にそれぞれ対応して設けられ、各々
    が画像データ信号を伝達するための複数のデータ線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がデジタルデータである場合に順に活性
    化される、複数の第1の走査線、複数の第1の制御線お
    よび複数の第2の制御線と、 前記複数の画素の行にそれぞれ対応して設けられ、前記
    画像データ信号がアナログデータである場合に順に活性
    化される複数の第2の走査線と、 前記複数の画素にそれぞれ対応して設けられ、各々が前
    記画像データ信号に応じて、対応する前記画素電極を駆
    動するための複数の液晶駆動回路とをさらに含み、 各前記液晶駆動回路は、 対応する前記第1の走査線の活性化に応答して、対応す
    る前記データ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結
    合するためのメモリスイッチと、 前記データ保持ノードの電位を保持するためのメモリ部
    と、 対応する前記第1の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第1の制御線
    の活性化に応答してオンする第1の駆動スイッチと、 対応する前記第2の電位供給線と対応する前記画素電極
    との間に電気的に結合され、対応する前記第2の制御線
    の活性化に応答してオンする第2の駆動スイッチと、 前記第1および第2の電位供給線の一方と前記画素電極
    との間に、前記第1および第2の駆動スイッチの一方と
    直列に接続され、前記データ保持ノードの電位に応じて
    オン・オフする第3の駆動スイッチと、 対応する前記第2の走査線の活性化に応答して、対応す
    る前記データ線とデータ保持ノードとの間を電気的に結
    合するためのアナログ駆動スイッチとを有する、携帯情
    報端末機器。
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